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JP4356841B2 - 生体内部動作解析処理装置、生体内部動作解析処理プログラムおよび生体内部動作解析処理方法 - Google Patents

生体内部動作解析処理装置、生体内部動作解析処理プログラムおよび生体内部動作解析処理方法 Download PDF

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JP4356841B2 JP2005221430A JP2005221430A JP4356841B2 JP 4356841 B2 JP4356841 B2 JP 4356841B2 JP 2005221430 A JP2005221430 A JP 2005221430A JP 2005221430 A JP2005221430 A JP 2005221430A JP 4356841 B2 JP4356841 B2 JP 4356841B2
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Description

本発明は、断層像を用いて生体内部の動作を解析する生体内部動作解析処理装置、生体内部動作解析処理プログラムおよび生体内部動作解析処理方法に関する。
超音波診断装置は、観察の対象となる生体の表面上に置かれた探触子(プローブ)を視点として対象となる生体の内部を断層像により映像化するものである。例えば、心臓や血管等の循環器系およびその他の動きのある臓器の場合、それらを構成する生体組織の動きを断層像により観察して、それらの臓器の機能を診断する。
ところで、近年では、この超音波診断装置により心臓などの機能を定量的に評価できれば、診断の精度が一層向上することが期待されている。例えば、特許文献1には、被検体の断層像を撮像し、この断層像の追跡したい部位をマークにより指定し、マークで指定した部位に対応する断層像を抽出し、断層像の動きをマークにより追跡する画像診断装置が提案されている。
特開2004−121834号公報
ところで、生体局部の動きは、近接する生体局部の動きのみならず、遠隔にある生体局部の動きに影響を受けている。なぜなら、生体局部はそれぞれ連結し関係し合い、全体を構成しているからである。上記特許文献1の画像診断装置は、被検体の断層像全体の中での指定した部位の動きを追跡するだけであり、指定した部位について近接する部位や遠隔にある部位の動きの影響を排除した診断を行うことができない。
そこで、本発明においては、断層像を用いて生体内部の動作を解析するに際し、任意の場所に視点を移して相対的な生体内部の動作を解析することが可能な生体内部動作解析処理装置、生体内部動作解析処理プログラムおよび生体内部動作解析処理方法を提供することを目的とする。
本発明の生体内部動作解析処理装置は、被検体の断層像を撮像する断層撮像手段と、この断層撮像手段により得られた断層像上の任意の点を複数個指定する点指定手段と、この点指定手段により指定された複数個の点のうち観察点とする点の動きをこの観察点以外の点を視点とする動きに変換する視点変換手段と、この視点変換手段により得られたデータを出力するデータ出力手段とを有するものである。
また、本発明の生体内部動作解析処理プログラムは、被検体の断層像を撮像する断層撮像手段が接続されるコンピュータを、この断層撮像手段により得られた断層像上の任意の点を複数個指定する点指定手段と、この点指定手段により指定された複数個の点のうち観察点とする点の動きをこの観察点以外の点を視点とする動きに変換する視点変換手段と、この視点変換手段により得られたデータを出力するデータ出力手段として機能させるためのものである。
また、本発明の生体内部動作解析処理方法は、被検体の断層像を撮像する断層撮像ステップと、この断層撮像ステップにより得られた断層像上の任意の点を複数個指定する点指定ステップと、この点指定ステップにより指定された複数個の点のうち観察点とする点の動きをこの観察点以外の点を視点とする動きに変換する視点変換ステップと、この視点変換ステップにより得られたデータを出力するデータ出力ステップとを含むことを特徴とする。
これらの発明によれば、被検体の断層像上の任意の観察点が任意の視点を基準とする点の動きに変換され、データ出力される。これにより、任意の場所に視点を移した観察点の動きのデータが得られる。
ここで、データ出力は、変換後の観察点の動きの軌跡のデータを出力することが望ましい。これにより、被検体の断層像上の任意の観察点の動きが、任意の視点を基準とする点の動きの軌跡のデータとして得られる。
あるいは、データ出力は、変換後の複数の観察点を線分で連結して多節リンクを形成し、この多節リンクの動きのデータを出力するものとすることが望ましい。これにより、任意の場所に視点を移した各観察点の動きが、これらの各観察点を線分で連結した多節リンクの動きのデータとして得られる。
このとき、データ出力は、多節リンクの動きをこの多節リンクの1つを基準とした動きのデータとして出力することが望ましい。これにより、任意の場所に視点を移した各観察点を線分で連結した多節リンクの動きが、1つの多節リンクを基準とした動きのデータとして得られる。
(1)被検体の断層像を撮像し、得られた断層像上の任意の点を複数個指定し、指定された複数個の点のうち観察点とする点の動きをこの観察点以外の点を視点とする動きに変換し、得られたデータを出力する構成により、任意の場所に視点を移した観察点の動きのデータが得られ、この視点から相対的な生体内部の動作を解析することができるので、生体内部の指定した生体局部の部位について近接する生体局部や遠隔にある生体局部の動きの影響を排除した診断を行うことが可能となる。また、この視点変換によって、生体局部を動かす外力である近接する生体局部や遠隔にある生体局部の動き(他動)と、指定した生体局部の動き(自動)とに分けて比較し、診断を行うことができる。
(2)変換後の観察点の動きの軌跡のデータを出力する構成により、被検体の断層像上の任意の観察点の動きが、任意の視点を基準とする点の動きの軌跡のデータとして得られるので、この軌跡のデータから相対的な生体内部の動作を解析することが可能となる。
(3)変換後の複数の観察点を線分で連結して多節リンクを形成し、この多節リンクの動きのデータを出力する構成により、任意の場所に視点を移した各観察点の動きが、これらの各観察点を線分で連結した多節リンクの動きのデータとして得られるので、任意の場所に視点を移した各観察点の動きだけではなく、各観察点の相対位置(角度)の動き(例えば、角速度、角加速度、角ストレイン、角ストレインレート)を解析することが可能となる。
(4)多節リンクの動きをこの多節リンクの1つを基準とした動きのデータとして出力する構成により、任意の場所に視点を移した各観察点を線分で連結した多節リンクの動きが、1つの多節リンクを基準とした動きのデータとして得られるので、各観察点の基準位置に対する相対位置(角度)の動きを解析することが可能となる。また、視点変換を繰り返すことによって得られる多節リンクのそれぞれの面積、移動方向、移動速度の差を比較することによって多節リンク全体内での動きの中心と動きの軸を求めることができる。この動きの中心と軸のずれを検討することで動作の評価を行うことが可能となる。さらに、正常な動きの中心軸や中心点が明らかにされることによって、これら正常例をテンプレートとし装置内に保存し、異常例の診断に際して呼び出し、正常例の中心軸、中心点を基準とし、異常例と照合することで自動診断が可能となる。
図1は本発明の実施の形態における生体内部動作解析処理装置の構成を示すブロック図である。図1において、本発明の実施の形態における生体内部動作解析処理装置は、観察の対象となる被検体の断層像を撮像する断層撮像装置1と、断層撮像装置1が接続され、この断層撮像装置1により得られた断層像から動作解析処理を行う動作解析装置2と、動作解析装置2に接続され、この動作解析装置2により出力されたデータを表示する表示装置3とから構成される。
本実施形態における断層撮像装置1は、被検体の表面に密着させた探触子から超音波を発信し、反射した超音波を捉えて電気的に増幅、画像変換することにより被検体の断層像を得る公知の超音波断層撮像装置である。なお、断層撮像装置1としては、この超音波断層撮像装置の他、磁気共鳴画像(MRI)装置やX線コンピュータ断層映像(CT)装置等を用いることができる。
動作解析装置2は、断層撮像装置1により得られた断層像の画像を画像処理する画像処理手段4と、画像処理手段4による画像処理後の断層像上の任意の点を複数個指定する点指定手段5と、この点指定手段5により指定された複数個の点のうち観察点とする点の動きをこの観察点以外の点を視点とする動きに変換する視点変換手段6と、この視点変換手段6により得られたデータを出力するデータ出力手段7とを有する。なお、動作解析装置2は、生体内部動作解析処理プログラムをコンピュータ上で動作させることにより実現される。
画像処理手段4は、断層撮像装置1により得られた断層像の画像について、適宜リフォーム、フレーム分割、最適化、強調処理や背景処理等の画像処理を行う。断層撮像装置1から入力される画像がアナログデータの場合、画像処理手段4はこのアナログデータをデジタルデータに変換してから各種画像処理を行う。一方、デジタルデータの場合、画像処理手段4はそのまま画像処理を行う。
点指定手段5は、断層像上で観察点とする点および視点とする点を、この動作解析装置2に備えるキーボードやポインティングデバイス等(図示せず。)により任意に指定するものである。ここで、観察点とする点および視点とする点は、それぞれ別々に指定することも、まとめて指定して後に観察点または視点として選択することも可能である。図3Aは観察点として生体(心室中隔部心筋)上の12個の点11a,11b,11c,11d,11e,11f,11g,11h,11i、11j、11k、11lを指定した例を示している。
視点変換手段6は、点指定手段5により指定された複数個の点のうち、観察点とする点の動きをこの観察点以外の点を視点とする動きに変換する。例えば、図4Aに示す点11bを視点とし、この点11bに近接する点11a,11cを観察点とした場合、視点変換手段6は、点(観察点)11a,11cの動きを、点11bを視点とする動きに変換する(図4B参照。)。すなわち、視点変換手段6は、視点11bの動きを固定して、この視点11bに対する観察点11a,11cの相対的な動きを演算する。
ここで、視点変換手段6は、上記視点変換を行うに際し、点指定手段5により指定された各点11a〜11lの動きを追跡するが、この追跡は自動識別または手動識別により行う。図3Bは各点11a〜11lの追跡の様子を示している。自動識別の場合、視点変換手段6は、画像の色、濃淡、形や分布等に基づいて各フレームの画像の各点11a〜11lの一致度の高い点を追跡すること(一致法(マッチング法))により識別を行う。あるいは、視点変換手段6は、各点11a〜11lの直前の軌道から移動位置を予測し、この予測位置を中心に検索することにより各点11a〜11lの識別を行う。このとき、直前の動きが停止あるいは緩徐で予測位置に該当点が見つからない場合、急激な運動変化が起こっている可能性があるので範囲を拡大して検索する。なお、上記画像の色、濃淡、形や分布等に基づく識別と予測検索による識別とを組み合わせたり、組み合わせる際の識別方法の優先順位を選択したりすることも可能である。
また、自動識別した結果、確実性が高い場合は“○”、不確実な場合は“?”、検索不能の場合は“×”を表示し、利用者に目視確認させる。また、目視確認を容易とするために、画像の各フレームおよび軌跡を半透明化してレイヤ表示(半透明重畳画像表示)したり、残像などのアニメーション効果を利用して表示したりすることも可能である。これにより、利用者は、確認訂正を行うか、手動識別へ切り替えることができる。なお、検索不能が連続した場合には、自動識別を停止する。ここで使用する半透明重畳画像は、位相差を判別しやすくする表示手段であるとともに、撮影時に撮影条件を一定に保つ撮影手段でもある。例えば、手術前と手術後、投薬前と投薬後や、不整脈発作時と非発作時等を比較したい場合、新たに検査を行い撮影する画像に、前に撮影した画像を半透明画像として重畳し、撮影の際の基準とすることによって、前後の撮影条件を極力同一に保ち、比較をより正確に行うための画像を撮影することができる。
なお、3次元的に移動する観察点を2次元平面にて追跡する際、平面に対して垂直方向の動きにより、画面から観察点が消える場合がある。この場合、動画の単位時間(例えば、一秒)当たりのフレーム数を増やすだけでは対応することができない。これを解決する方法として、近接する新たな観察点を設定することで、追跡を続行するリレー式(乗り換え式)追跡法を採用する。図5に示すように、点A,Bのうち、点Aを観察点として指定しての追尾中、フレーム3で予測検索点(×)に点Aが出現せず、解析不能の場合、点Aと近接する点Bが点Aとの位置関係に変動がないことを確認したうえで、点Aに変わって点Bを指定し、追跡する。これによって、フレーム1から5までの点A,B領域の動作解析を完遂することが可能となる。
データ出力手段7は、視点変換手段6により得られたデータを出力するものである。データ出力手段7は、視点変換手段6により得られた生のデータを出力する他、このデータから生成した画像データや解析データ等を出力することが可能である。なお、データ出力手段7の出力先としては表示装置3の他、印刷装置やデータ記録媒体等が選択できる。
例えば、データ出力手段7は、前述のように、視点変換手段6によって点(観察点)11a,11cの動きが点11bを視点とする動きに変換されたものについて、図4Bの表示例に示すように視点となる点11bの位置を固定し、この点11bに対する観察点11a,11cの配置のみ変化するデータを出力する。
また、データ出力手段7は、視点変換手段6により得られた変換後の観察点の動きの軌跡のデータを出力することができる。例えば、点指定手段5により、図6に示すように生体(左室流出路20)の2点(心室中隔側大動脈弁輪部21・左心房側大動脈弁輪部22)を指定した場合、視点変換手段6によって視点変換を行わずにデータ出力手段7によって2点21,22の動きの軌跡のデータを出力すると、表示装置3には図7に示すように表示される(収縮期を白丸で、拡張期を黒丸で示している。)。図7の例では、2点21,22は時計回りに動いている。
しかし、視点変換手段6によって左心房側大動脈弁輪部の点22を視点とし、心室中隔側大動脈弁輪部の点21を観察点として視点変換手段6により視点変換を行い、データ出力手段7によってこの変換後の観察点21の動きの軌跡のデータを出力すると、表示装置3には図8に示すように表示される。なお、図8の例では、視点とした左心房側大動脈弁輪部の点22を原点としてX軸およびY軸を表示している。
このデータ出力手段7により出力された図8に基づいて動きを評価する場合、動きを2成分に分けて解析する必要がある。動きは自らの動き(自動)と外力による動き(他動)によって構成されている。あるいは、局所の動きと全体の動きや、局部の動きと周辺部の動きと言い換えることもできる。また、自動という動きを評価し、比較する指標として、次の自動能、他動能という概念で表すこともできる。
自動能=自動/(自動+他動)
他動能=他動/(自動+他動)
なお、自動、他動の程度は、移動領域の面積、距離や速度等の数値で表される。
図8において点22は自動能のない部位であると判断した場合、図7に示される点22の軌跡M22は、点22に対して外部から加えられた力のみによる動き、すなわち他動を表していることになる。一方、図8に示される点21の軌跡M21-22を点21の自動能による動きと判断した場合、図7に示される点21の軌跡M21から図8に示される点21の軌跡M21-22を差し引いた軌跡M21-(21-22)が点21に働く外力による他動を示すことになる。
これにより、点21における動きを自動と他動とに分けることができ、軌跡の比M21-22/M21(例えば、移動距離や移動面積の比)を求めることにより、自動能、他動能という概念で局所の動きを評価することができる(例えば、0%のときは自動能なし、50%のときは自動能と他動能とが1:1、100%のときは自動能のみ等)。また、各部位における自動能、他動能を比較することもできる。例えば、点21、点22における自動能の比較は、軌跡の比M22-21/M21対0で表され、他動能の比較では、軌跡の比M21-(21-22)/M21対M22/M22で表される。
また、データ出力手段7は、複数の観察点を線分で連結して多節リンクを形成し、この多節リンクの動きのデータを出力することができる(図3C参照。)。例えば、点指定手段5により、図11Aに示すように生体(左室流出路20)の3点(心室中隔側大動脈弁輪部21・左心房側大動脈弁輪部22・左室流出路前部23)を指定し、各観察点21,22,23を線分で連結して多節リンク24,25を形成し、この多節リンク24,25の動きのデータを出力する。これにより、表示装置3には、図11Bに示すように観察点21,22,23で構成される多節リンク24,25の動きが表示される。
また、データ出力手段7は、この形成した多節リンクの動きを、視点変換手段6により、多節リンクの1つを基準とした動きのデータとして出力することができる(図3D参照。)。例えば、図11Bの観察点21を視点21として視点変換手段6により視点変換し、この変換後の各観察点22,23と視点21とから構成される多節リンク24,25を、図12Aに示すように視点21を原点として、X軸、Y軸方向へ平行移動し、表示する。あるいは、視点21を原点とし、視点21と観察点22がX軸と平行となるように多節リンク24,25の動きのデータを回転する。これにより、表示装置3には、図12Bに示すように多節リンク24(大動脈弁輪部)を基準として、これと左室流出路前部の点23(多節リンク25)が作る角度が表示される。また、データ出力手段7は、この角度を図13に示すようなグラフのデータとして出力することも可能である。なお、図13において角度のデータは黒線で示されており、グレー線はその補間関数を示している。
動作には、動きの中心と軸が存在し、人体では四肢の関節や脊柱等が動きの中心や軸となることにより、歩行やスポーツ時の動きが成り立っている。動作の解析においては、これらの動作中心、動作軸を求め、これを基準として動作解析することが必要である。また、心臓の動きの中にも、動きの中心点と軸が存在しており、上記視点変換手段6による視点変換によって、これら中心点と軸を検出し、評価することが可能である。
図9Aは拡張末期と収縮末期において、心室中隔部心筋の一部における複数の観察点を線分で連結して多節リンクを形成し、この多節リンクの動きのデータを出力した例を示す図、図9Bは図9Aの位相差のある領域をグレー表示した例を示す図である。図10Aは図9Aの点11bを視点として視点変換した後の画像を示す図、図10Bは図10Aの位相差のある領域をグレー表示した例を示す図である。
これらの図から分かるように、視点変換を行うことによって、図9Bにおいてグレーで表示された位相差のある領域dが図10Bでは減少している。また、各点11a〜点11lをそれぞれ視点として順次視点変換を実施し、各々の領域dの面積を比較した結果、視点を点11bにおいた場合が領域dの面積が最小であり、次に小さいのが点11fの場合であれば、線分で囲まれた心筋の動作軸は点11b,11fを結ぶ線分11m上にあると判断され、動作中心はこの線分上の点11b寄りにあると考えられる。また、線11b,11fを結ぶ線分11mよりも右側の部分は上方に、左側の部分は下方に移動していることが分かる。このような方法により、動作中心、動作軸の判定が可能である。また、視点変換を行った場合の領域bの個々の面積の比較以外にも、領域sで示す拡張末期と収縮末期との重なりの面積の比較や、白抜き矢印で示す個々の点の移動ベクトルの総和の比較でも、動作中心、動作軸の決定は可能である。
さらに、データ出力手段7は、各点および多節リンクの移動方向と移動速度(距離)を色表示することも可能である。色表示を行う場合、色覚異常者が使用することを考慮して、赤および緑の使用を控えた配色を選択し、色覚に応じたバリヤーフリーカラーを使用する。例えば、図14Aに示すように、移動方向が0から180度までを橙色から黄色のグラデーション26で、180から360度までを青色から水色のグラデーション27で表示し、移動速度が低速であるほど色相を淡く、高速であるほど濃く表せば、色相の違いと濃淡で移動方向と速度を同時に色表示することができる。これにより、視覚的に簡単に動きの全体像を認識することが可能となる。図14Bは、観察点11aから11lで構成される線分で囲まれた心筋の点11bを視点としたときの動きを図14Aに示す色パレットで示す色によって、移動方向と移動速度を同時に表示した例を示している。
上記構成の生体内部動作解析処理装置による生体内部動作解析処理について、図2のフロー図に沿って説明する。
(S101)断層撮像装置1によって、被検体としての生体の内部の断層像を得る。
(S102)画像処理手段4によって、断層撮像装置1により得られた断層像の画像を必要に応じて画像処理する。
(S103)点指定手段5によって、画像処理後の断層像上で観察点および視点とする任意の点を複数個指定する(図11Aの心室中隔側大動脈弁輪部の点21、左心房側大動脈弁輪部の点22、左室流出路前部の点23参照。)。
(S104)視点変換手段6によって、点指定手段5により指定された複数個の点のうち観察点とする点の動きを、この観察点以外の点を視点とする動きに変換する(例えば、図11Aの左心房側大動脈弁輪部の点22および左室流出路前部の点23を観察点とし、これらの観察点の動きを心室中隔側大動脈弁輪部の点21を視点とする動きに変換する。)。
(S105)データ出力手段7によって、視点変換手段6により得られたデータを出力する。なお、データ出力手段7により出力されるデータを、再度視点変換手段6に入力し、別の点を視点とする各観察点の視点変換を行うことも可能である。
以上のように、本実施形態における生体内部動作解析処理装置では、被検体の断層像を撮像し、得られた断層像上の任意の点を複数個指定し、指定された複数個の点のうち観察点とする点の動きをこの観察点以外の点を視点とする動きに変換し、得られたデータを出力する構成により、任意の場所に視点を移した観察点の動きのデータが得られる。これにより、任意の視点から相対的な生体内部の動作を解析することが可能となるので、生体内部の指定した生体局部の部位について近接する生体局部や遠隔にある生体局部の動きの影響を排除した診断を行うことが可能となる。
また、本実施形態における生体内部動作解析処理装置では、変換後の観察点の動きの軌跡のデータを出力することが可能である。これにより、被検体の断層像上の任意の観察点の動きが、任意の視点を基準とする点の動きの軌跡のデータとして得られるので、この軌跡のデータから相対的な生体内部の動作を解析することが可能となる。
また、本実施形態における生体内部動作解析処理装置では、変換後の複数の観察点を線分で連結して多節リンクを形成し、この多節リンクの動きのデータを出力することが可能である。これにより、任意の場所に視点を移した各観察点の動きが、これらの各観察点を線分で連結した多節リンクの動きのデータとして得られるので、任意の場所に視点を移した各観察点の動きだけではなく、各観察点の相対位置(角度)の動きを解析することが可能となる。
また、本実施形態における生体内部動作解析処理装置では、多節リンクの動きをこの多節リンクの1つを基準とした動きのデータとして出力することが可能である。これにより、任意の場所に視点を移した各観察点を線分で連結した多節リンクの動きが、1つの多節リンクを基準とした動きのデータとして得られるので、各観察点の基準位置に対する相対位置(角度)の動きを解析することが可能となる。
また、本実施形態における生体内部動作解析処理装置は、カラードプラ法によって得られたカラー画像について適用することが可能である。この場合、大動脈弁逆流(拡張早期30から拡張末期33まで)の各フレームのカラー画像に対して、色識別を行い、大動脈弁逆流の逆流流域をフレームごとに同定する。同時に、心室中隔側大動脈弁輪部21、左心房側大動脈弁輪部22と逆流噴出口34を点指定し、その移動を重畳表示する(図15参照。)。そして、視点変換手段6によって心室中隔側大動脈弁輪部の点21を原点とし、2点21,22を結ぶ線分を軸とした逆流噴出口の点34の動きを表示する(図16参照。)。これにより、大動脈弁逆流流域の拡張期におけるその面積、方向、および大動脈弁輪部との位置関係の変化が明らかとなり、大動脈弁逆流のより詳細で正確な定量、定性的評価を行うことが可能となる。
また、本実施形態における生体内部動作解析処理装置では、前述のように視点変換を行うに際して各点の動きを一致法(マッチング法)により自動追跡するが、単位時間当たり(フレーム間)の動きが非常に大きい対象物を、この一致法を用いて最も一致度の高い点のみで追跡することは困難である。この場合は、逆に、最も一致度の低い点(不一致度)にて追跡する必要がある。あるいは、一致度(不一致度)の程度に応じた識別追跡(位相差追跡法)が必要である。例えば、弁の動きは心筋に比べて非常に速く、腱索の断裂、弁の逸脱による、弁の病的な動きを追跡することはさらに困難である。
この解決策として、フレーム画像を半透明重畳表示し、フレーム間での位相差を検出し、この位相の程度に応じて追跡したい領域を指定し、領域間の属性(グループ属性、順列、位置)情報を与えて追跡する。さらにフレーム数を上げ、追跡結果から予測される移動領域を中心に検索追跡を実施する。例えば、図17Aと図17Bは大動脈弁部40の連続するフレームを表しているが、これらの図に示すように、連続するフレームで大動脈弁41の閉鎖から開口までの瞬間が捉えられており、他の領域に比べて非常に動きが速い。したがって、このフレーム間においては、大動脈弁部40は、一致度法による一致度の高い領域を検索するだけでは追跡することが困難である。この場合、一致度とは逆の不一致度を用いて追跡する必要がある。
図17Cは図17Aと図17Bの半透明重畳画像であり、この図から明らかであるように大動脈弁部40は開口によって元の位置から大きく変位している。図17Dは図17Cの半透明重畳画面から位相差の大きい領域を識別したものである。図17Dでは位相差の大きい領域を濃いグレーの領域で表示している。図17Eは図17Cの半透明重畳画面よりも位相差の大きい領域(濃いグレーで示す領域)d1〜d8と、位相差のない(重なり合った)領域(薄いグレーで示す領域)s1,s2とに分割表示したものである。この図17Eにおいて、開口前の大動脈右冠尖部は領域d1,s1,d7、開口後の大動脈右冠尖部は領域d8,s1,d2に相当し、開口前の大動脈弁無冠尖部は領域d4,s2,d3、開口後の大動脈弁無冠尖部は領域d5,s2,d3に相当している。そこで、それぞれの領域が、連結された順列に変動のない対応する領域であるという領域間の属性情報を追加(関連付け処理)することにより、図17Aおよび図17Bで示された大動脈弁41の動きを追跡することが可能となる。
図17Fは関連付け処理を行った領域d1,s1,d7の大動脈右冠尖部と領域d8,s1,d2の半透明重畳画面である。この図において、領域d1,s1,d7の大動脈右冠尖先端部Aを指定すれば、領域間の関連性から領域d7は領域d2に対応し、領域d7の先端部Aは領域d2の右方の先端部B点に対応することが容易に識別される。これにより、大動脈弁41の開放に伴い、大動脈右冠尖先端部はA点から点Bへと移動することが判明する。なお、関連付け処理によって、領域d5,s2,d3の大動脈弁無冠尖部分の最右端Cを追跡することは決して無い。さらに、時間当たりのフレーム数を上げた場合の追跡であっても、軌跡ABの領域において移動していると予測されるので、軌跡AB領域に検索範囲を絞ることで大動脈右冠尖先端部は簡単に追跡することが可能である。
また、上記のように始点と終点とを決定した後、通過点を予測する後ろ向き検索法と、解析済みの連続するフレームから判定した動きから、次のフレーム上の移動位置を予測検索する前向き検索法との2つの予測検索法を利用することができる。
ところで、点指定を行いフレームごとに追跡を実施する場合、記録時の映像が低画質であったり、超音波の周波数に起因する分解能の問題があったり、心筋内部のように層状に錯綜する心筋線維によって超音波が散乱しノイズが生じたりして、斑紋状の紋様スペックルパターンがフレームごとに非連続的に出現すると追跡は非常に困難となる。このような困難な解析にあたっては、多段階多手段併用法が必要である。
例えば、図18に示すようにVHS方式のビデオテープから入力された動画は、一般に画質が劣化しており、この解析は非常に困難である。さらに、心筋内部に於いては不連続な斑紋状画像を追跡しなければならない。この劣悪な画質を改善、およびノイズを除去するために、各フレームを最適化する。一例として、図19に示すように、図18の心室中隔長軸断層像を2階調化画像に変換し、初段階追跡として、まず拡張末期(濃いグレー領域)と収縮末期(薄いグレー領域)の2階調化画像半透明重畳画面から位相差追跡法によって心室中隔左室側心内部のL1,L2,L3の3点について、矢印で示す方向の動きを確認する。
次に、後ろ向き予測検索法に、点L1,L2,L3の配置順列情報と、近接する3点は近似する動きをするという補足情報と、リレー式追跡法とを加えて、3点の追跡を適時、2階調化前の画像に戻って追跡する。追跡困難なフレームは間引きした後に、再々度、リレー式追跡法、後ろ向き予測検索法、前向き予測検索法にて追跡する。
図20は同様に心室中隔右室側心内膜部の点R1および心室中隔心筋内部の点I1を追跡した結果を示している。図21は心室中隔右室側、心室中隔心筋、心室中隔左室側のR1,I1,L2の3点についての軌跡を多節リンク表示したものである。図22は図21のR1を原点としR1−L2を軸として視点変換したときの軌跡を多節リンク表示したものである。
本発明の生体内部動作解析処理装置、生体内部動作解析処理プログラムおよび生体内部動作解析処理方法は、断層像を用いて生体内部の動作を解析する装置、プログラムおよび方法として有用である。特に、生体内部の指定した生体局部の部位について近接する生体局部や遠隔にある生体局部の動きの影響を排除した診断を行うことが可能な装置、プログラムおよび方法として好適である。
本発明の実施の形態における生体内部動作解析処理装置の構成を示すブロック図である。 生体内部動作解析処理のフロー図である。 観察点として生体(心室中隔部心筋)上の12個の点を指定した例を示す図である。 各点の追跡の様子を示す図である。 多節リンクの動きのデータの出力例を示す図である。 多節リンクの1つを基準とした動きのデータの出力例を示す図である。 視点変換の例を示す図である。 視点変換の例を示す図である。 リレー式(乗り換え式)追跡法の説明図である。 点指定手段による点指定の例を示す図である。 2点の動きの軌跡のデータの出力例を示す図である。 左心房側大動脈弁輪部の点を視点とし、心室中隔側大動脈弁輪部の点を観察点として視点変換を行った例を示す図である。 拡張末期と収縮末期において、心室中隔部心筋の一部における複数の観察点を線分で連結して多節リンクを形成し、この多節リンクの動きのデータを出力した例を示す図である。 図9Aの位相差のある領域をグレー表示した例を示す図である。 図9Aの点11bを視点として視点変換した後の画像を示す図である。 図10Aの位相差のある領域をグレー表示した例を示す図である。 生体の3点を指定した例を示す図である。 視点変換前の各観察点と視点とを線分で連結した多節リンクの動きのデータの出力例を示す図である。 視点を原点としてX軸、Y軸方向へ平行移動して出力した例を示す図である。 1つの多節リンクを基準として動きのデータを回転して出力した例を示す図である。 グラフによる出力例を示す図である。 各点および多節リンクの移動方向と移動速度(距離)を色表示する際の色パレットの例を示す図である。 図14Aの色パレットで示す色によって移動方向と移動速度を同時に表示した例を示す図である。 3点を指定してその移動を重畳表示した例を示す図である。 視点変換後の逆流噴出口の動きのデータの出力例を示す図である。 大動脈弁部の1フレーム画像を示す図である。 大動脈弁部の1フレーム画像を示す図である。 図17Aと図17Bの半透明重畳画像である。 図17Cの半透明重畳画面から位相差の大きい領域を識別したものである。位相差の大きい領域を濃いグレーの領域で表示している。 図17Cの半透明重畳画面を元に位相差の大きい領域(濃いグレーで示す領域)d1〜d8と、位相差のない(重なり合った)領域(薄いグレーで示す領域)s1,s2とに分割表示したものである。 関連付け処理を行った領域d1,s1,d7の大動脈右冠尖部と領域d8,s1,d2の半透明重畳画面である。 心室中隔長軸断層像の連続したフレームを示す図である。 心室中隔長軸断層像の2階調化画像を示す図である。 追跡結果を示す図である。 心室中隔右室側、心室中隔心筋内、心室中隔左室側3点の多節リンク表示画像を示す図である。 視点変換後の心室中隔右室側、心室中隔心筋内、心室中隔左室側3点の多節リンク表示画像を示す図である。
符号の説明
1 断層撮像装置
2 動作解析装置
3 表示装置
4 画像処理手段
5 点指定手段
6 視点変換手段
7 データ出力手段

Claims (6)

  1. 被検体の断層像を撮像する断層撮像手段と、
    この断層撮像手段により得られた断層像上の任意の点を複数個指定する点指定手段と、
    この点指定手段により指定された複数個の点のうち観察点とする任意の点の動きを、前記指定された複数個の点のうち前記観察点以外の任意の点を視点とする動きに変換する視点変換手段と、
    この視点変換手段により得られたデータを出力するデータ出力手段と
    を有する生体内部動作解析処理装置。
  2. 前記データ出力手段は、前記変換後の観察点の動きの軌跡のデータを出力するものである請求項1記載の生体内部動作解析処理装置。
  3. 前記データ出力手段は、前記変換後の複数の観察点を線分で連結して多節リンクを形成し、この多節リンクの動きのデータを出力するものである請求項1記載の生体内部動作解析処理装置。
  4. 前記データ出力手段は、前記多節リンクの動きをこの多節リンクの1つを基準とした動きのデータとして出力するものである請求項3記載の生体内部動作解析処理装置。
  5. 被検体の断層像を撮像する断層撮像手段が接続されるコンピュータを、
    この断層撮像手段により得られた断層像上の任意の点を複数個指定する点指定手段と、
    この点指定手段により指定された複数個の点のうち観察点とする任意の点の動きを、前記指定された複数個の点のうち前記観察点以外の任意の点を視点とする動きに変換する視点変換手段と、
    この視点変換手段により得られたデータを出力するデータ出力手段と
    して機能させるための生体内部動作解析処理プログラム。
  6. 被検体の断層撮像により得られた断層像上の任意の点を複数個指定する点指定ステップと、
    この点指定ステップにより指定された複数個の点のうち観察点とする任意の点の動きを、前記指定された複数個の点のうち前記観察点以外の任意の点を視点とする動きに変換する視点変換ステップと、
    この視点変換ステップにより得られたデータを出力するデータ出力ステップと
    を含む生体内部動作解析処理方法。
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