JP4599720B2

JP4599720B2 - Aqueous correction fluid

Info

Publication number: JP4599720B2
Application number: JP2001021215A
Authority: JP
Inventors: 雄一小林; 純森田
Original assignee: Pentel Co Ltd
Current assignee: Pentel Co Ltd
Priority date: 2001-01-30
Filing date: 2001-01-30
Publication date: 2010-12-15
Anticipated expiration: 2021-01-30
Also published as: JP2002226736A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水性修正液に関するものであり、隠蔽性に優れ、経時分離が少なく、経時再分散性に優れ、修正液の乾燥後の再溶解性に優れる水性修正液に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、筆記具の筆跡や、タイプライターの印刷跡、乾式乾燥機による複写像などを隠蔽修正するものとして修正液が用いられている。この修正液には、溶剤として有機溶剤を用いている油性修正液と水を用いている水性修正液とがある。近年、有機溶剤の臭気の問題などから、水性修正液に対する市場の要望が強くなりつつある。
【０００３】
水性修正液は、特に、油性インキの筆跡やタイプライター等の印刷跡、乾式複写機による複写像などを隠蔽修正するためのものであって、酸化チタン等の隠蔽材と水と水溶性有機溶剤と樹脂エマルションとを含むものが知られている。
【０００４】
修正液の容器としては、容器のキャップ内側にハケが装着された塗布軸が付いているマニキュアタイプのボトル方式と、塗布部がハケ方式やボール方式や芯体方式などのペン型の生インキ方式が汎用されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
隠蔽材は、修正液中に微粒子状態に分散されている。そのため、長期間保管しておくと沈降する傾向がある。特に、隠蔽材として好ましく使用される酸化チタンは、その比重が大きいために経時的に沈降し、経時分離を発生する。そこで、通常は、金属製棒状物、金属製ボール等といった撹拌体を修正液と一緒に容器内に充填し、容器を振って経時分離した隠蔽材を再分散して使用している。
【０００６】
又、経時分離を抑制するために、酸化チタンなどの隠蔽材を表面処理したり、高分子凝集剤や無機塩の電解質などを使用してフロキュレーション化を図ったり、粘土鉱物や水溶性の増粘剤などを使用して粘度を高くするといった方法が試みられている。
【０００７】
しかしながら、特に、酸化チタンを隠蔽材として使用した場合、比重が大きいため、上記経時分離を低減させる方法を採用しても、その効果は十分でなく、液の上部に分離液が発生する。このため、液が薄い状態で筆跡を修正することになり、なかなか隠蔽されないという問題が発生する。
【０００８】
又、経時再分散性向上については、上記経時分離を抑制する方法と同様な方法が試みられているが、修正液のフロキュレーション化や増粘は、撹拌体の動きを悪くし、その結果、液の再分散性が悪くなる傾向にある。
【０００９】
更に、修正液を容器に充填して用いる場合、キャップを外したままで、放置しておくと、水性修正液でも、塗布部及び前軸内部まで乾燥し、固まってしまい、再使用不能になってしまう。そこで、乾燥後の再溶解性を向上するために、一般的には、エチレングリコール、プロピレングリコール等のグリコール類や、ソルビトール、グリセリン等の多価アルコール類を使用するが、塗布面の隠蔽性が悪くなり、又塗膜の乾燥も遅くなってしまう。
即ち、本発明は、長期間保管しても液の分離が少なく、液の再分散性に優れ、使用時いつでも隠蔽性の高い状態で使用でき、更には、修正液の乾燥後の再溶解性に優れる水性修正液を提供することを課題とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
本発明は、隠蔽材と、アクリル樹脂エマルションと、水溶性高分子物質と、モルホリンと、水とを少なくとも含む水性修正液を要旨とするものである。
【００１１】
以下、本発明について説明する。
隠蔽材は、隠蔽性を付与するものであり、酸化チタンや酸化亜鉛などの隠蔽性の高い白色顔料を使用できるが、特に、酸化チタンが好適である。酸化チタンは、ルチル型とアナターゼ型のいずれも使用可能であり、市販品の一例を挙げると、堺化学工業（株）製のタイトーンＳＲ−１、同Ｒ−６５０、同Ｒ−３Ｌ、同Ｒ−７Ｅ、同Ｒ−５Ｎ、同Ａ−１１０、同Ａ−１５０、石原産業（株）製のタイペークＲ−５８０、同Ｒ−５６０、同Ｒ−９３０、同Ａ−１００、同Ａ−２２０、同ＣＲ−５８、チタン工業（株）製のクロノスＫＲ−３１０、同ＫＲ−３８０、同ＫＲ−４８０、同ＫＡ−１０、同ＫＡ−２０、同ＫＡ−３０、デュポンジャパンリミテッド製のタイピュアＲ−９００、同Ｒ−９３１、テイカ（株）製のチタニックスＪＲ−３００、同ＪＲ−６００Ａ、同ＪＲ−８００、同ＪＲ−８０１、独国、バイエル社製のバイエルチタンＲ−ＦＤ−１、同Ｒ−ＦＢ−３、同Ｒ−Ｄ等が挙げられる。
これらの酸化チタンは、１種又は２種以上混合して使用することができ、その使用量は、水性修正液全量に対して３０〜７０重量％が好ましい。
【００１２】
アクリル樹脂エマルションは、塗膜の定着性や強度を向上するため使用されるが、経時的な沈降層の安定剤としても使用される。その具体例として、日本合成ゴム（株）製のＪＳＲアクリルエマルションＡＥ３２２、同５１７、同５１３Ａ、同８１５、ヘキスト合成（株）製のモビニール７２７、同７４５、同７０５、同７６０、同８６０、同８６３、ローム・アンド・ハース・ジャパン（株）製のプライマルＡＣ−２２、同ＡＣ−６１、同ＡＣ−７３、同ＡＣ−３４４４、同ＡＣ−２２３５、日本カーバイト工業（株）製のニカゾールＲＸ−３８０、同ＲＸ−２８４Ａ、同５３３Ｋ、同ＲＸ−７４、同ＲＸ−３０１Ｃ、同ＲＸ−４１３Ａ、同ＲＸ−６３８Ａ等が挙げられる。
その使用量は、水性修正液全量に対して５〜１５重量％使用でき、好ましくは、７〜１０重量％である。
【００１３】
水溶性高分子物質は、顔料の定着剤、分散安定剤として使用されるが、本発明の修正液の乾燥後の再溶解性に寄与している。具体例を挙げると天然系樹脂では、アラビアガム、トラガントガム、グアーガム、ローカストビーンガム、アルギン酸、カラギーナン、ゼラチン、ポリペプタイド、カゼイン、キサンタンガム、デキストラン、ウエランガム、ラムザンガム等が、半合成系樹脂では、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、デンプン、グリコール酸ナトリウム、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル等が、合成系樹脂では、水溶性ポリエステル樹脂、水溶性アクリル樹脂、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリビニルメチルエーテル、カルボキシビニルポリマー、ポリエチレンオキサイド、酢酸ビニル−ビニルピロリドン共重合体、メチルビニルエーテル−無水マレイン酸共重合体などが、それぞれ挙げられる。
これらの水溶性樹脂は、単独で用いる他、二種以上を併用することも可能である。その使用量は、水性修正液全量に対して、２〜１０重量％が好ましい。
【００１４】
モルホリンは、水性修正液の状態調整剤、経時安定剤として使用するもので、即ち、経時的に沈降した沈降層の硬さをソフトにしたり、流動性を持たせたりする働きがある。その使用量は、水性修正液全量に対して、０．５〜１．５重量％使用でき、好ましくは、０．７〜１．０重量％である。
【００１５】
尚、上記した成分の他に、従来使用されている各種添加剤を用いることができる。例えば、紙などの被筆記面と色調を合わせるために着色顔料を併用したり、隠蔽力を向上させるためにシリカ粉、珪酸アルミニウム、炭酸カルシウムなどの体質顔料を併用しても良い。又、凍結安定性のため、グリコール類、グリコールエーテル類、多価アルコール類を併用しても良い。
更に、隠蔽材の分散安定性のために分散剤や沈降防止、粘度調整のために増粘剤、塗膜の硬さを調整するために可塑剤、塗布性能を良好にならしめるためにフロー向上剤やレベリング剤を適宜添加することができる。
【００１６】
本発明の水性修正液は、上記各成分をダイノーミル、ボールミル、アトライター、サンドグラインダー等の分散機を使用して分散混合することによって得られる。
【００１７】
【作用】
本発明の水性修正液が、経時的に分離が少なく、経時再分散性に優れ、更には、乾燥後の修正液の再溶解性に優れる理由は以下の通りである。
経時分離については、水溶性高分子物質の保護コロイド性とアクリル樹脂エマルションのゲル化能の相乗効果により、液全体がゲル状を形成し、顔料の経時沈降を抑制し、経時分離を抑えている。
経時再分散性については、上記のゲル状のものにモルホリンが作用し、ゲルの構造が崩れ、液の吐出を良くしたり、弱い力で崩れるような弱いゲルに変化することで、再分散性を向上している。
修正液の乾燥後の再溶解性については、アクリル樹脂エマルションの乾燥した皮膜は水に溶けにくいが、水溶性高分子物質を使用することにより、修正液が乾燥した場合、アクリル樹脂エマルションの乾燥した皮膜と皮膜の間に水と馴染みの良い水溶性高分子物質が入り込んだ形になり、水分が供給されたとき、水溶性高分子物質が溶解し水分が流れやすくなり、再溶解性が良くなっている。
【００１８】
【実施例】
実施例１
チタニックスＪＲ−８００（ルチル型酸化チタン、テイカ（株）製）５５重量部
プライマルＡＣ２２３５（アクリル樹脂エマルション、ローム・アンド・ハース・ジャパン（株
）製）８重量部
ポリペプタイドＰＡ−１０（２５重量％水溶液、（株）ニッピ製）１０重量部
ジュリマーＡＴ−４１０（水溶性アクリル樹脂、日本純薬（株）製）１．５重量部
ポイズ５３０（アニオン系界面活性剤、花王アトラス（株）製）０．３重量部
プロクセルＧＸＬ（１，２ベンゾチアゾリン３オン、防腐防黴剤：ゼネカ（株）製）
０．２重量部
モルホリン（有機アルカリ剤、日本乳化剤（株）製）０．８重量部
水２４．２重量部
上記各成分をボールミルにて２４時間分散処理して水性修正液を得た。
【００１９】
実施例２
チタニックスＪＲ８００（ルチル型酸化チタン、テイカ（株）製）１０重量部
タイトーンＲ５Ｎ（ルチル型酸化チタン、堺化学工業（株）製）５０重量部
プライマルＡＣ２２３５（アクリル樹脂エマルション、ローム・アンド・ハース・ジャパン（株
）製）９重量部
ディスコートＮ−１４（アニオン系界面活性剤、第一工業製薬（株）製）０．３重量部
プライマルＩ−１００（水溶性アクリル樹脂、ローム・アンド・ハース・ジャパン（株）製）
２重量部
モルホリン（有機アルカリ剤、日本乳化剤（株）製）０．７重量部
プロクセルＧＸＬ（前述）０．２重量部
水２７．８重量部
上記各成分を実施例１と同様になして水性修正液を得た。
【００２０】
比較例１
実施例１においてモルホリンの代わりに水を用いた他は実施例１と同様になして水性修正液を得た。
【００２１】
比較例２
タイピュアＲ９３１（ルチル型酸化チタン、デュポンジャパンリミテッド製）５３重量部
ＪＳＲアクリルエマルションＡＥ−３２２（アクリル樹脂エマルション、日本合成ゴム（株
）製）８重量部
ディスコートＮ−１４（アニオン系界面活性剤、第一工業製薬（株）製）０．３重量部
ジュリマーＥＴ−４１０（水溶性アクリル樹脂、日本純薬（株）製）３重量部
水酸化ナトリウム５％水溶液０．８重量部
プロクセルＧＸＬ（前述）０．２重量部
水３４．７重量部
上記各成分を実施例１と同様になして水性修正液を得た。
【００２２】
比較例３
タイピュアＲ９３１（ルチル型酸化チタン、デュポンジャパンリミテッド製）５３重量部
ＪＳＲアクリルエマルションＡＥ−３２２（アクリル樹脂エマルション、日本合成ゴム（株
）製）１１重量部
ディスコートＮ−１４（アニオン系界面活性剤、第一工業製薬（株）製）０．３重量部
アンモニア水（２８重量％）０．８重量部
プロクセルＧＸＬ（前述）０．２重量部
水３４．７重量部
上記各成分を実施例１と同様になして水性修正液を得た。
【００２３】
比較例４
タイトーンＲ５Ｎ（ルチル型酸化チタン、堺化学工業（株）製）６０重量部
ポイズ５３０（前述）０．３重量部
プライマルＩ−１００（水溶性アクリル樹脂、ローム・アンド・ハース・ジャパン（株）製
）１１重量部
ポリペプタイドＰＡ−１０（前述）９重量部
アミノメチルプロパノール（有機アルカリ剤、互応化学工業（株）製）１重量部
プロクセルＧＸＬ（前述）０．２重量部
水１８．５重量部
上記各成分を実施例１と同様になして水性修正液を得た。
【００２４】
以上、実施例１〜２、比較例１〜４で得られた水性修正液について、隠蔽性、経時分離再分散性、再溶解性について試験を行った。結果を表１に示す。
【００２５】
・隠蔽性試験：隠蔽率試験紙に上記水性修正液を５０μｍのアプリケーターを用いて塗布し、乾燥後、カラーコンピューターでＹ値を測定し、数１の数式に基づいて、隠蔽率を求める。
【００２６】
【数１】

【００２７】
・経時分離試験：上記修正液をスクリューバイアル瓶に入れ、液の表面の高さを瓶の底から測定する。常温で３ヶ月放置後、分離液の高さを測定し、数２の数式に基づいて経時分離率を求める。
【００２８】
【数２】

【００２９】
・再分散性試験：
（１）振り回数：上記修正液をスクリューバイアル瓶１０ｍｌとステンレスボールを入れ、常温３ヶ月放置後、キャップを下にして軽く振り、ボールが動いたときの振った回数を数える。
（２）再分散後の隠蔽率：更に、軽く１０回振り、上記隠蔽性試験で隠蔽率を測定する。
【００３０】
・再溶解性試験：上記修正液をぺんてる修正筆（ＺＬ９）〔後端ノック式ハケタイプ構造〕に４ｍｌ充填し、ノックして、液を出し、穂先に液をなじませ、キャップをしないで、横向けにして、常温で２４時間放置乾燥させる。乾燥後、ノックをしハケ部に水性修正液が滲んで出てきた時のノック回数を数える。
【００３１】
【表１】

【００３１】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明の水性修正液は隠蔽性に優れることは勿論、経時分離が少なく、再分散性に優れ、さらに乾燥後の修正液の再溶解性に優れる修正液である。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an aqueous correction liquid, and relates to an aqueous correction liquid that has excellent concealability, little segregation with time, excellent redispersibility with time, and excellent resolubility after drying of the correction liquid.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, correction fluids have been used to conceal and correct handwriting on writing instruments, printing marks on typewriters, and copy images from a dry dryer. This correction liquid includes an oily correction liquid using an organic solvent as a solvent and an aqueous correction liquid using water. In recent years, market demands for aqueous correction liquids are increasing due to the problem of odor of organic solvents.
[0003]
Aqueous correction liquid is used to conceal and correct printing marks such as handwriting of oil-based inks, typewriters, etc., and copy images by dry copying machines, and includes a concealing material such as titanium oxide, water, and a water-soluble organic solvent. And a resin emulsion are known.
[0004]
As a container of correction liquid, a bottle of nail polish type with a coating shaft with a brush attached inside the cap of the container and a pen-type raw ink method such as a brush method, a ball method, a core method, etc. Is widely used.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
The masking material is dispersed in a fine particle state in the correction liquid. Therefore, there is a tendency to settle if stored for a long time. In particular, titanium oxide, which is preferably used as a masking material, settles with time due to its large specific gravity and causes separation with time. Therefore, usually, a stirrer such as a metal rod or metal ball is filled in the container together with the correction liquid, and the concealing material separated with time by shaking the container is redispersed and used.
[0006]
In addition, in order to suppress segregation over time, surface treatment is performed on a shielding material such as titanium oxide, flocculation is performed using a polymer flocculant or an electrolyte of an inorganic salt, clay minerals and water-soluble Attempts have been made to increase the viscosity using a thickener or the like.
[0007]
However, in particular, when titanium oxide is used as a concealing material, the specific gravity is large. Therefore, even if the method for reducing the time-dependent separation is employed, the effect is not sufficient, and a separated liquid is generated above the liquid. For this reason, a handwriting will be corrected in the state with a thin liquid, and the problem that it is not concealed easily will generate | occur | produce.
[0008]
In addition, for improving the redispersibility with time, the same method as the method for suppressing the segregation with time has been attempted. However, the flocculation or thickening of the correction liquid deteriorates the movement of the stirring body, and as a result. The redispersibility of the liquid tends to deteriorate.
[0009]
Furthermore, when filling the container with the correction liquid and using it with the cap removed, the aqueous correction liquid dries up to the inside of the coating part and the front shaft and becomes solid, making it unusable. End up. Therefore, in order to improve the re-solubility after drying, generally, glycols such as ethylene glycol and propylene glycol and polyhydric alcohols such as sorbitol and glycerin are used. It becomes worse and the drying of the coating film becomes slow.
That is, the present invention has little liquid separation even when stored for a long period of time, has excellent liquid redispersibility, can be used in a state of high concealment at any time during use, and further has a resolubility after drying of the correction liquid. It is an object of the present invention to provide an aqueous correction liquid that is excellent in water resistance.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
The gist of the present invention is an aqueous correction liquid containing at least a masking material, an acrylic resin emulsion, a water-soluble polymer substance, morpholine, and water .
[0011]
The present invention will be described below.
The concealing material imparts concealing properties, and white pigments with high concealing properties such as titanium oxide and zinc oxide can be used, but titanium oxide is particularly preferable. Titanium oxide can be used in both rutile type and anatase type, and examples of commercially available products include TAITON SR-1, R-650, R-3L, and R manufactured by Sakai Chemical Industry Co., Ltd. -7E, R-5N, A-110, A-150, Ishihara Sangyo Co., Ltd. Type R-580, R-560, R-930, A-100, A-220, CR-58, Titan Kogyo Kronos KR-310, KR-380, KR-480, KA-10, KA-20, KA-30, DuPont Japan Limited Taipure R- 900, the same R-931, Titanics JR-300, the same JR-600A, the same JR-600, the same JR-800, the same JR-801, Bayer Titanium R-FD-1, made by Bayer, Germany, R-FB-3, RD, etc. It is.
These titanium oxides can be used alone or in combination of two or more, and the amount used is preferably 30 to 70% by weight based on the total amount of the aqueous correction liquid.
[0012]
The acrylic resin emulsion is used for improving the fixability and strength of the coating film, but is also used as a stabilizer for the sedimentation layer over time. Specific examples thereof include JSR Acrylic Emulsion AE322, 517, 513A, and 815 manufactured by Nippon Synthetic Rubber Co., Ltd., Movinyl 727, 745, 705, 760, 860, and 860 manufactured by Hoechst Synthetic Co., Ltd. 863, Rohm and Haas Japan Co., Ltd. Primal AC-22, AC-61, AC-73, AC-3444, AC-3444, Nicazole RX manufactured by Nihon Carbite Industries, Ltd. -380, RX-284A, 533K, RX-74, RX-301C, RX-413A, RX-638A, and the like.
The amount used can be 5 to 15% by weight, preferably 7 to 10% by weight, based on the total amount of the aqueous correction liquid.
[0013]
The water-soluble polymer substance is used as a pigment fixing agent and a dispersion stabilizer, and contributes to the re-solubility after drying of the correction liquid of the present invention. Specific examples include natural gums such as gum arabic, tragacanth gum, guar gum, locust bean gum, alginic acid, carrageenan, gelatin, polypeptide, casein, xanthan gum, dextran, welan gum, lambzan gum, and semisynthetic resins such as methylcellulose, Ethyl cellulose, hydroxymethyl cellulose, hydroxyethyl cellulose, hydroxypropyl cellulose, carboxymethyl cellulose, starch, sodium glycolate, sodium alginate, propylene glycol alginate, etc. are synthetic resins such as water-soluble polyester resin, water-soluble acrylic resin, polyvinyl alcohol, polyvinyl Pyrrolidone, polyvinyl methyl ether, carboxyvinyl polymer, polyethylene oxide Vinyl acetate - vinyl pyrrolidone copolymer, methyl vinyl ether - and maleic anhydride copolymers, and the like, respectively.
These water-soluble resins can be used alone or in combination of two or more. The amount used is preferably 2 to 10% by weight based on the total amount of the aqueous correction liquid.
[0014]
Morpholine is used as a condition modifier and an aging stabilizer for an aqueous correction liquid, that is, it has a function of softening the hardness of a sedimented layer that has settled with time or imparting fluidity. The amount used can be 0.5 to 1.5% by weight, preferably 0.7 to 1.0% by weight, based on the total amount of the aqueous correction fluid.
[0015]
In addition to the above-described components, various conventionally used additives can be used. For example, a color pigment may be used in combination with a writing surface such as paper to match the color tone, or an extender pigment such as silica powder, aluminum silicate, or calcium carbonate may be used in combination to improve the hiding power. For freezing stability, glycols, glycol ethers, and polyhydric alcohols may be used in combination.
In addition, dispersing agents and anti-settling agents for dispersion stability of the masking material, thickeners for adjusting the viscosity, plasticizers for adjusting the hardness of the coating film, and flow improvement to improve the coating performance Agents and leveling agents can be added as appropriate.
[0016]
The aqueous correction liquid of the present invention can be obtained by dispersing and mixing the above components using a dispersing machine such as a dyno mill, a ball mill, an attritor, and a sand grinder.
[0017]
[Action]
The reason why the aqueous correction liquid of the present invention has little separation with time, is excellent in redispersibility with time, and is excellent in re-dissolution property of the correction liquid after drying is as follows.
With regard to separation over time, the entire solution forms a gel due to the synergistic effect of the protective colloid properties of the water-soluble polymer substance and the gelation ability of the acrylic resin emulsion, which suppresses sedimentation of the pigment over time and suppresses separation over time. .
With regard to redispersibility over time, morpholine acts on the gel-like material described above, the gel structure collapses, the liquid discharge improves, or changes to a weak gel that collapses with a weak force. Has improved.
Regarding the re-solubility of the correction liquid after drying, the dried film of the acrylic resin emulsion is hardly soluble in water, but when the correction liquid is dried by using a water-soluble polymer substance, the acrylic resin emulsion is dried. Water and a familiar water-soluble polymer substance enter between the films, and when water is supplied, the water-soluble polymer substance dissolves and the water flows easily, and the re-solubility is improved. ing.
[0018]
【Example】
Example 1
Titanic JR-800 (rutile titanium oxide, manufactured by Teica Co., Ltd.) 55 parts by weight Primal AC2235 (acrylic resin emulsion, manufactured by Rohm and Haas Japan Co., Ltd.) 8 parts by weight Polypeptide PA-10 (25 weights) % Aqueous solution, manufactured by Nippi Co., Ltd.) 10 parts by weight Jurimer AT-410 (water-soluble acrylic resin, manufactured by Nippon Pure Chemicals Co., Ltd.) 1.5 parts by weight Poise 530 (anionic surfactant, manufactured by Kao Atlas Co., Ltd.) ) 0.3 parts by weight Proxel GXL (1,2 benzothiazoline 3-one, antiseptic / antifungal agent: manufactured by Zeneca Corporation)
0.2 part by weight morpholine (organic alkali agent, manufactured by Nippon Emulsifier Co., Ltd.) 0.8 part by weight water 24.2 parts by weight The above components were dispersed in a ball mill for 24 hours to obtain an aqueous correction liquid.
[0019]
Example 2
Titanic JR800 (rutile titanium oxide, manufactured by Teika) 10 parts by weight
Tytone R5N (rutile titanium oxide, manufactured by Sakai Chemical Industry Co., Ltd.) 50 parts by weight
Primal AC2235 (acrylic resin emulsion, Rohm and Haas Japan Co., Ltd.
9 parts by weight)
Discoat N-14 (anionic surfactant, manufactured by Daiichi Kogyo Seiyaku Co., Ltd.) 0.3 parts by weight
Primal I-100 (water-soluble acrylic resin, manufactured by Rohm and Haas Japan Co., Ltd.)
2 parts by weight
Morpholine (organic alkaline agent, manufactured by Nippon Emulsifier Co., Ltd.) 0.7 parts by weight
Proxel GXL (mentioned above) 0.2 parts by weight
27.8 parts by weight of water
The above components were made in the same manner as in Example 1 to obtain an aqueous correction liquid.
[0020]
Comparative Example 1
An aqueous correction fluid was obtained in the same manner as in Example 1 except that water was used instead of morpholine in Example 1.
[0021]
Comparative Example 2
Taipure R931 (rutile titanium oxide, manufactured by DuPont Japan Limited) 53 parts by weight
JSR acrylic emulsion AE-322 (acrylic resin emulsion, Nippon Synthetic Rubber Co., Ltd.
) Made) 8 parts by weight
Discoat N-14 (anionic surfactant, manufactured by Daiichi Kogyo Seiyaku Co., Ltd.) 0.3 parts by weight
Jurimer ET-410 (water-soluble acrylic resin, manufactured by Nippon Pure Chemical Co., Ltd.) 3 parts by weight
Sodium hydroxide 5% aqueous solution 0.8 parts by weight
Proxel GXL (mentioned above) 0.2 parts by weight
34.7 parts by weight of water
The above components were made in the same manner as in Example 1 to obtain an aqueous correction liquid.
[0022]
Comparative Example 3
Taipure R931 (rutile titanium oxide, manufactured by DuPont Japan Limited) 53 parts by weight
JSR acrylic emulsion AE-322 (acrylic resin emulsion, Nippon Synthetic Rubber Co., Ltd.
) Made) 11 parts by weight
Discoat N-14 (anionic surfactant, manufactured by Daiichi Kogyo Seiyaku Co., Ltd.) 0.3 parts by weight
Ammonia water (28 wt%) 0.8 parts by weight
Proxel GXL (mentioned above) 0.2 parts by weight
34.7 parts by weight of water
The above components were made in the same manner as in Example 1 to obtain an aqueous correction liquid.
[0023]
Comparative Example 4
Tighton R5N (rutile titanium oxide, manufactured by Sakai Chemical Industry Co., Ltd.) 60 parts by weight
Poise 530 (mentioned above) 0.3 parts by weight
Primal I-100 (water-soluble acrylic resin, manufactured by Rohm and Haas Japan Co., Ltd.)
11 parts by weight
Polypeptide PA-10 (mentioned above) 9 parts by weight
1 part by weight of aminomethylpropanol (organic alkali agent, manufactured by Kyoyo Chemical Industry Co., Ltd.)
Proxel GXL (mentioned above) 0.2 parts by weight
18.5 parts by weight of water
The above components were made in the same manner as in Example 1 to obtain an aqueous correction liquid.
[0024]
As described above, the aqueous correction liquids obtained in Examples 1 and 2 and Comparative Examples 1 to 4 were tested for concealability, segregation redispersibility with time, and resolubility. The results are shown in Table 1.
[0025]
Concealment test: The aqueous correction liquid is applied to a concealment rate test paper using a 50 μm applicator, dried, and then the Y value is measured with a color computer, and the concealment rate is determined based on the mathematical formula of Equation 1.
[0026]
[Expression 1]

[0027]
・ Separation test over time: The correction liquid is put into a screw vial, and the height of the liquid surface is measured from the bottom of the bottle. After standing at room temperature for 3 months, the height of the separation liquid is measured, and the segregation rate with time is determined based on the mathematical formula (2).
[0028]
[Expression 2]

[0029]
・ Redispersibility test:
(1) Number of swings: 10 ml of a screw vial and a stainless ball are placed in the above correction solution, and after standing at room temperature for 3 months, shake gently with the cap down, and count the number of swings when the ball moves.
(2) Concealment rate after re-dispersion: Further, lightly shake 10 times, and measure the concealment rate by the above concealment test.
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・ Re-solubility test: Fill 4ml of the correction pen (ZL9) [Rear end knock type brush type structure] with the above correction liquid, knock it out, let the liquid come out, let the liquid penetrate the tip, do not cap, And let it dry at room temperature for 24 hours. After drying, knocking is performed, and the number of knocks when the aqueous correction liquid oozes out in the brush portion is counted.
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[Table 1]

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【The invention's effect】
As described above in detail, the aqueous correction liquid of the present invention is not only excellent in concealment, but also has little segregation with time, excellent redispersibility, and is excellent in resolubility of the correction liquid after drying. is there.

Claims

An aqueous correction liquid comprising at least a masking material, an acrylic resin emulsion, a water-soluble polymer substance, morpholine, and water .