JP4651207B2 - 半導体用基板とその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、窒素−周期律表第3族元素化合物半導体膜を形成するための半導体用基板とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
発光ダイオードなどに使用される窒化ガリウム(以下GaNと表記)のエピタキシャル基板の構造は、サファイア基板の上に窒化アルミニウム(AlN)もしくはGaNのバッファ層の一層を設け、さらにその上にn型GaN層、p型GaN層を成長させた構造となっている。このGaN基板のGaN及びAlN層の成長には、有機金属化合物結晶成長(MO−CVD)法,分子線エピタキシー(MBE)法などが用いられる。
【0003】
GaN基板用のサファイア基板は、チョクラルスキー(CZ)法などの引き上げ法によって作成されたサファイア結晶を、切り出し加工後に主面の面方位が(0001)面または(11−20)面からの傾斜角が0〜0.5°、好ましくは0〜0.3°となるように調整加工したものを、化学研磨加工して用いられる。上記MBE法を用いてサファイア基板上にGaNを成長させる場合、使用するサファイア基板は燐酸及び硫酸の混合液によるエッチングを行ない、600℃での水素クリーニングを行うと、主面のRms(2乗平均面粗さ)が非常に小さくなりMBE法での結晶成長後のGaNの結晶性が向上するという報告がなされている(Jpn.J.Appl.Phys.Vol.37(1998)pp.L1109-1112参照)。
【0004】
また、MOCVD法による結晶成長においても主面のRa値,Rms値が大きい基板では、結晶成長後のGaN層表面は更に凹凸が大きくなる(例えば電子情報通信学会論文誌2000/4Vol.J83-Cno.4参照)ために、表面粗さの小さな基板が必要であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
一般に用いられるサファイア基板においては、主面の結晶方位がサファイアの(0001)面または(11−20)面から0〜0.3°の傾斜角にて作成されているため、熱処理の有無を問わず、MBE法でGaNを結晶成長させると図14に示すように表面の荒れた表面になることが非常に多く、平滑な表面を持ったGaN膜を安定して得ることは非常に困難であった。
【0006】
これは、サファイア基板の主面の結晶方位の変動範囲が傾斜角で0〜0.3°と大きいために、サファイア基板表面の状態が安定しないためである。
【0007】
また、熱処理や燐酸と硫酸の混合液による化学エッチングを行なわない場合においても、サファイア基板表面の状態が安定して再現できず同じくGaN膜の表面が荒れるという問題があった。また、燐酸や硫酸などの強酸によるサファイアのエッチングでは、酸の温度を150℃以上に加熱する必要があり危険である。
【0008】
本発明は上記問題に鑑みて、表面が平滑で結晶性の優れたGaN基板を得る事を目的とし、更にこの目的のために極めて平滑な表面を持ったサファイア基板を用いることが有効であることを確認し、極めて平滑な表面のサファイア基板を安定に作成することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、窒素−周期律表第3族元素化合物半導体の結晶成長に用いる基板であって、サファイアからなり、主面の結晶方位が(0001)面または(11−20)面から0〜0.03°傾いており、主面に400nm以上の幅のテラスと高さ2Å以下のステップを有し、主面の表面粗さがRms値で0.1nm以下、Ra値で0.06nm以下であることを特徴とし、この半導体用基板を用い、分子線エピタキシー(MBE)法によりGaN結晶を成長させる。
【0010】
このサファイアからなる半導体用基板を得るための製造方法として、サファイア基板の主面の結晶方位が(0001)面または(11−20)面から0〜0.03°の傾斜角となるように加工した後、800〜900℃で60時間以上の酸化雰囲気加熱を行なう事を特徴とする。
【0011】
【作用】
本発明の半導体用基板は、原子レベルで平滑なテラス面を400nm以上の広い幅で形成し、且つステップの段差も2Å以下に安定して小いため、表面粗さの非常に小さな表面を形成することが出来る。この半導体用基板を用いることで、MBE法においてもRHEEDのストリークが従来より明瞭で、且つ表面の起伏形状も大幅に平滑化されたGaN単結晶膜を得ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を説明する。
【0013】
本発明の半導体用基板はサファイアからなり、その主面の結晶面方位が(0001)面または(11−20)面から0〜0.03°の範囲で傾いた基板に、酸化雰囲気800〜900℃にて60時間以上加熱処理を行うことにより得られるものである。その結果、図1のように主面6には明瞭な400nm以上の幅の平坦面であるテラス1と2Å以下の高さの段差を持つステップ2を規則正しく有し、Rms値が0.1nm以下でRa(算術平均粗さ)値が0.06nm以下となり、原子レベルで平滑化された(atomic flat sapphire)主面6を持つ半導体用基板5としたものである。この半導体用基板は、図2に示すようにGaN若しくはAlNのバッファ層4を介して、GaN結晶層をMBE法によって形成するために用いる。
【0014】
なお、熱処理を行っていない半導体用基板の主面のAFM(原子間力顕微鏡)像を図3に、本発明の製造方法を用いて作成された半導体用基板5の主面6のAFM像を図5に示す。図5に示すように主面上にはテラス1、ステップ2の存在を確認することができる。
【0015】
主面6の結晶方位の傾斜角は、従来は(0001)面または(11−20)面から0〜0.3°の範囲に限定されていたが、温度及び時間を一律に設定した熱処理条件ではテラス1及びステップ2の形成は不安定であり且つ安定に表面粗さの小さな主面6を作成することができなかった。結晶方位の傾斜角が(0001)面または(11−20)面から0.03°以上のサファイア基板においては、熱処理を施した後のテラス幅は小さくなり、ステップの高さは2Å以下で安定に形成できず、起伏が大きくなるため主面6のRms値が0.1nmを安定して下回ることができない。このような主面のRms値が0.1nm以上の半導体用基板では、平滑な表面を持ったGaN膜を安定して得ることは困難であった。
【0016】
そこで、本発明は、安定して主面6のRms値が0.1nmを下回るサファイア基板を作成するために、主面6の(0001)面若しくは(11−20)面からの傾斜角を0.03°以下とし、熱処理によって主面6側の表面におけるステップ2の高さが2Å以下となるようにしたものである。この時テラス1の幅は400nm以上となり、主面6のRms値は0.1nmを下回るようになり、Ra値も0.06nmを下回る極めて平坦な半導体用基板を安定して形成できるようになる。
【0017】
この半導体用基板5を用いて図2の様にMBE法によりGaN結晶層3を結晶成長させた場合、AFM像は図4に示すように良好な平坦面を持ったGaN膜を安定に得ることができるようになる。
【0018】
本発明の半導体用基板5をなすサファイア基板は、CZ法(チョクラルスキー法)などの引き上げ法によってアルミナの融液から作成される。引き上げられた結晶は円柱状の形状をしており、この円柱状の結晶について結晶方位を測定して切断加工を行い円板形状となったものを研磨加工して基板として使用する。
【0019】
(0001)面若しくは(11−20)面からの主面の傾斜角が±0.03°の範囲になるよう研磨加工を終えた主面6はAFMにて観察すると、図3の様になっている。表面粗さはRa値で0.10nm,Rms値では0.14nmである。研磨終了時点での表面状態は、AFMで観察する限り(0001)面若しくは(11−20)面からの傾斜角には依存関係のない形状、粗さである。
【0020】
研磨を終えたサファイア基板に、850℃60時間の酸化雰囲気炉による熱処理を行なうと、図5の様に原子レベルで平滑化された表面が露出し、Ra値も0.06nmと研磨前に比べてほぼ半減した平坦な面を得ることが出来るようになる。
【0021】
主面が(0001)面若しくは(11−20)面から0.03°以下の傾斜角を持ったサファイア基板の熱処理における温度は、800℃未満では平滑化させるための時間が200時間以上は必要であり、実用的ではない。また、900℃を越える処理温度ではテラス1の面積は大きくなるが、同時にステップ2の段差が大きくなる傾向にあり2Åから20Å以上の段差を形成するようになり、表面粗さも悪くなる。ステップ2の段差が2Å以上になると、MBE法にてGaNを結晶成長させたGaN膜の表面の平坦性の改善は乏しい。
【0022】
以上のように、本発明においてはサファイア基板の結晶方位と熱処理条件を上述の範囲に限定することにより、図5に示すAFM像の主面6を持ち、400nm以上の幅のテラス1と2Å以下の高さのステップを有し、Rms値が0.1nm以下でRa値が0.06nm以下となり、原子レベルで平滑化された(atomic flat sapphire)主面6を持つ半導体用基板を安定に得ることが出来、この半導体用基板を用いてMBE法によりGaNを結晶成長させた場合に、図4に示す良好な表面と良好な結晶性を持ったGaN結晶層を安定に得ることが出来るようになる。
【0023】
また、本発明は半導体用基板5上にGaN結晶層を形成する場合、ガリウム(Ga)を金属ソースとし、窒素(N)をプラズマまたはアンモニアガスソースとしたMBE法において、窒化処理を行った半導体用基板5上にAlNまたはGaN層からなるバッファ層4を堆積し、更にGaN結晶層3をエピタキシャル成長する事により、平滑な表面を持ったGaN膜を安定して得るものである。上記GaN層は、AlXGaYIn(1-X-Y)N(X=0,Y=0,X=Y=0を含む)により表記されるこれら窒化物半導体を固溶したものにおいても同様の効果が期待できる。
【0024】
本発明によれば、良好な窒素−周期律表第3族元素化合物半導体膜を得ることが出来、発光ダイオード(LED)の他レーザーダイオード、MMIC等の半導体装置の特性の改善が期待できる。
【0025】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
【0026】
(実施例1)
サファイア基板の主面が(0001)面からの傾斜角が±0.03°の範囲になるように基板の切断及び研削加工を行い、化学研磨加工を行う。研磨加工を終えたサファイア基板の主面は原子間力顕微鏡(AFM)にて観察すると、図3の様になっている。表面粗さはRa値で0.10nm,Rms値では0.14nmである。研磨終了時点での表面状態は、AFMで観察する限り基板の(0001)面からの傾斜角には依存関係のない形状、粗さである。
【0027】
研磨を終えたサファイア基板に、850℃60時間の酸化雰囲気炉による熱処理を行なうと、図5の様に原子レベルで平滑化された表面が露出し、Ra値も0.06nmと研磨前に比べてほぼ半減した平坦な面を得ることが出来るようになる。表面粗さ(Ra)値について、従来のサファイア基板との比較を表1に示す。数値的にも従来より大幅にサファイア基板の表面粗さを改善することができる。
【0028】
【表1】
【0029】
この際、熱処理温度を900℃より高くすると、比較的短時間でテラスが現れる傾向があるが、同時に主面の原子層段差(ステップ)の複合が起こり、局所的に大きな起伏が現れるようになる。また、サファイア基板の主面の結晶方位が(0001)面から±0.03°よりも大きく傾斜している場合は、850℃50時間以下の熱処理でもテラスが現れるが、その幅が極端に小さくなり、表面粗さも熱処理前後で改善しない。サファイア基板の主面の結晶方位が(0001)面から±0.03°以下の範囲になっている場合は、図5の平坦面を得るために60時間以上の熱処理を施す必要があった。
【0030】
(実施例2)
上記実施例1の半導体用基板5を用いてGa金属とNプラズマを用いたMBE法によってGaNの結晶成長を行った。結晶成長の各段階でのRHEED(高速反射電子線回折)パターンについて、上記実施例1の半導体用基板5を用いた場合について図10〜図13に、従来の基板を用いた場合について図6〜9に示す。
【0031】
600℃でのサーマルクリーニング後の時点でのサファイア基板のRHEEDパターンは図6及び図10である。窒素プラズマを用いた窒化処理を行った状態でのRHEEDパターンは、従来の例(図7)、本発明の実施例のもの(図11)とも顕著な差は見られないが、低温バッファを堆積した後のRHEEDパターンは、従来の例(図8)に比べ、本発明の実施例(図12)では斑点SPOTが観察され多結晶化している様子が分かる。しかしながら、GaN1μm成長後のRHEEDパターンは、従来の例(図9)に比べて、本発明の実施例(図13)では、ストリークがシャープで明るく見える本数も多く、平坦性の高い良質な結晶が成長していることが解る。
【0032】
作成されたGaN基板の表面をAFMにて観察した結果、従来の例のGaN基板の表面(図14)に比べ、本発明の実施例によるGaN基板の表面(図4)は平滑性が大幅に改善している。
【0033】
(実施例3)
サファイア基板の主面が(11−20)面から±0.03°の範囲になるように基板の切断及び研削加工を行い、化学研磨加工を行う。研磨加工を終えたサファイア基板の表面は原子間力顕微鏡(AFM)にて観察すると、表面粗さはRa値で0.80nm,Rms値では0.11nmである。研磨終了時点での表面状態は、AFMで観察する限り基板の(11−20)面からの傾斜角には依存関係のない形状、粗さである。研磨を終えたサファイア基板に、800℃60時間の酸化雰囲気炉による熱処理を行なうと、テラスが明瞭に露出し、Ra値も0.04nmと研磨前に比べてほぼ半減した面を得ることが出来るようになり、従来より大幅にサファイア基板の表面粗さを改善することができる。
【0034】
この際、熱処理温度を850℃以上にすると、短時間で平坦面が現れる傾向があるが、局所的に大きな起伏が現れるようになり、サファイア基板の表面の結晶方位が(0001)面から±0.03°よりも大きく外れている場合は、テラス面の幅が極端に小さくなり、表面粗さは熱処理前後で改善しない。サファイア基板の表面の結晶方位が(11−20)面から±0.03°以下の範囲になっている場合は、図5の平坦面を得るために60時間以上の熱処理を施す必要があった。
【0035】
(実施例4)
上記実施例3のサファイア基板を用いてGa金属とNプラズマを用いたMBE法によってGaNの結晶成長を行った。結果、作成されたGaN基板の表面をAFMにて観察すると、(0001)面のサファイア基板の場合と同じく、従来のサファイア基板でのGaN基板の表面に比べ、本発明によるサファイア基板を用いたGaN基板の表面は平滑性が大幅に改善していた。
【0036】
【発明の効果】
本発明によれば、窒素−周期律表第3族元素化合物半導体の結晶成長に用いる基板であって、サファイアからなり、主面の結晶方位が(0001)面または(11−20)面から0〜0.03°傾いており、主面に400nm以上の幅のテラスと高さ2Å以下のステップを有し、主面の表面粗さがRms値で0.1nm以下、Ra値で0.06nm以下であることを特徴とする半導体用基板を用いれば、分子線エピタキシー(MBE)法においても良好なGaN膜が得られるようになる。本発明のGaN基板によって、特性の良好な半導体デバイスを作成することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体用基板の主面でのテラス・ステップの断面を示す概念図である。
【図2】本発明の半導体用基板に半導体膜を形成した状態の断面を示す概念図である。
【図3】結晶方位が(0001)面から±0.03°以下の範囲に傾斜したサファイア基板の研磨後の表面のAFM像である。
【図4】本発明の半導体用基板にGaN結晶層を成長した後の表面のAFM像である。
【図5】本発明による半導体用基板の主面のAFM像である。
【図6】本発明の半導体用基板の、製造工程における主面のRHEEDパターンを示す図である。
【図7】本発明の半導体用基板の、製造工程における主面のRHEEDパターンを示す図である。
【図8】本発明の半導体用基板の、製造工程における主面のRHEEDパターンを示す図である。
【図9】本発明の半導体用基板の、製造工程における主面のRHEEDパターンを示す図である。
【図10】従来の半導体用基板の、製造工程における主面のRHEEDパターンを示す図である。
【図11】従来の半導体用基板の、製造工程における主面のRHEEDパターンを示す図である。
【図12】従来の半導体用基板の、製造工程における主面のRHEEDパターンを示す図である。
【図13】従来の半導体用基板の、製造工程における主面のRHEEDパターンを示す図である。
【図14】従来のサファイア基板にGaN結晶層を成長した後の表面のAFM像である。
【符号の説明】
1:テラス
2:ステップ
3:GaN結晶層
4:バッファ層
5:半導体用基板
Claims (3)
- 窒素−周期律表第3族元素化合物半導体の結晶成長に用いる基板であって、サファイアからなり、主面が結晶方位(0001)面または(11−20)面から0〜0.03°傾いており、主面に高さ2Å以下であるステップを有し、主面の表面粗さがRms値で0.1nm以下、Ra値で0.06nm以下であることを特徴とする半導体用基板。
- 上記化合物半導体がAlXGaYIn(1−X−Y)N(X=0,Y=0,X=Y=0を含む)から成り、分子線エピタキシー(MBE)法により結晶成長させることを特徴とする請求項1に記載の半導体用基板。
- 基板状のサファイア結晶を研磨加工して、主面の傾斜角を、(0001)面または(11−20)面から0〜0.03°とした後、
前記基板状のサファイア結晶を800〜900℃で60時間以上の酸化雰囲気加熱を行うことにより製作されることを特徴とする請求項1に記載の半導体用基板。
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