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JP4701530B2 - Dc−dcコンバータおよびそれを用いた電子装置 - Google Patents

Dc−dcコンバータおよびそれを用いた電子装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、過電流保護手段を有するDC−DCコンバータおよびそれを用いた電子装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
DC−DCコンバータにおける過電流保護の手段としては、出力端子に直列に検出抵抗を接続し、検出抵抗に流れる電流による電圧降下によって検出抵抗の両端に現れる電位差を測定することによって過電流状態を検出するということが一般に行われている。検出抵抗を設ける構成は、例えば特開平5−211763号公報、特開平9−119949号公報、特開平10−126958号公報などに開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、検出抵抗を用いる構成においては、検出抵抗における損失の発生が不可避で、これがDC−DCコンバータの効率の低下を招いていた。また、この検出抵抗は、回路の中でも比較的大きな電流が流れる位置に配置されるために、他の抵抗に比べて高価格で、DC−DCコンバータの低価格化を妨げる原因にもなっていた。
【0004】
本発明は上記の問題点を解決することを目的とするもので、過電流保護手段における損失が少なく、低価格化を図ることのできるDC−DCコンバータおよびそれを用いた電子装置を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のDC−DCコンバータは、直流入力電圧をスイッチングしてパルス電圧に変換するスイッチング素子と、一端が前記スイッチング素子に接続されるとともに前記パルス電圧を平滑して前記直流入力電圧より低い出力電圧を他端に得るチョークコイルと、前記チョークコイルの他端と接地との間に接続された平滑用コンデンサと、前記スイッチング素子のオフ時に前記チョークコイルに電流を流すフライホイール用の整流素子と、を備えた降圧型のDC−DCコンバータであって、
前記チョークコイルの一端に接続され、前記チョークコイルの一端に生じるパルス電圧を平滑するとともに所定の割合で分圧する低域通過フィルタ回路と、該低域通過フィルタ回路の出力と前記チョークコイルの他端とにそれぞれ接続され、両者の電圧を比較して、前記低域通過フィルタ回路の出力電圧が前記チョークコイルの他端の電圧と一致する点もしくは前記チョークコイルの他端の電圧より大きくなる点を検知することによって過電流状態を検出してスイッチング動作を制御する比較回路と、を備えたことを特徴とする。
【0006】
また、本発明のDC−DCコンバータは、前記低域通過フィルタ回路が、一端が前記チョークコイルの一端に接続された第1の抵抗と、該第1の抵抗の他端と接地との間にそれぞれ接続された第2の抵抗およびコンデンサとを備えることを特徴とする。
【0007】
また、本発明のDC−DCコンバータは、前記比較回路が、それぞれのベースを入力とする第1および第2のトランジスタからなる差動回路と、前記第1および第2のトランジスタのコレクタの電圧を比較する第3のトランジスタとを備えたことを特徴とする。
【0008】
また、本発明のDC−DCコンバータは、前記第3のトランジスタの導通動作を継続させるラッチ回路を備えたことを特徴とする。
【0009】
また、本発明の電子装置は、上記のいずれかに記載のDC−DCコンバータを用いたことを特徴とする。
【0010】
このように構成することにより、本発明のDC−DCコンバータにおいては、低損失で低価格な過電流保護手段を実現することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1に、本発明のDC−DCコンバータの一実施例の回路図を示す。図1において、DC−DCコンバータ1は、直流電源Vin、コンデンサC1、トランジスタQ1、ダイオードD1、チョークコイルL1、コンデンサC2、制御回路2、低域通過フィルタ回路3、比較回路Q2、抵抗R1および抵抗R2から構成されている。ここで、直流電源Vinは一端がスイッチング素子であるトランジスタQ1のエミッタに接続され、他端が接地されている。コンデンサC1は直流電源Vinの一端と接地との間に接続されている。トランジスタQ1のコレクタはチョークコイルL1の一端に接続され、チョークコイルL1の他端は出力端子Poに接続されている。ダイオードD1はカソードがチョークコイルL1の一端に、アノードが接地にそれぞれ接続されている。チョークコイルL1の他端は平滑用コンデンサであるコンデンサC2を介して接地に接続されている。チョークコイルL1の一端は低域通過フィルタ回路3を介して比較回路Q2の第1の入力端子に接続されている。チョークコイルL1の他端は比較回路Q2の第2の入力端子に接続されている。比較回路Q2の出力端子は制御回路2に接続されている。チョークコイルL1の他端は抵抗R1と抵抗R2を直列に介して接地に接続されており、抵抗R1と抵抗R2の接続点は制御回路2に接続されている。そして、制御回路2はトランジスタQ1のベースに接続されている。
【0012】
DC−DCコンバータ1において、トランジスタQ1は制御回路2の制御でオンオフすることによって直流電源Vinからエミッタに入力される直流入力電圧をスイッチングしてパルス電圧に変換してコレクタから出力する。チョークコイルL1と平滑用のコンデンサC2はパルス電圧を平滑して、直流入力電圧より低い出力電圧をチョークコイルL1の他端に得て、出力端子Poから出力する。すなわち、DC−DCコンバータ1は降圧型のDC−DCコンバータである。なお、ダイオードD1は、トランジスタQ1のオフ時にチョークコイルL1に電流を流すフライホイール用の整流素子である。また、抵抗R1と抵抗R2は出力電圧を分圧して検出するための抵抗で、制御回路2は抵抗R1と抵抗R2で検出された出力電圧が一定になるようにトランジスタQ1のスイッチングの周波数やデューティ比を制御する。
【0013】
つぎに、図2を参照してDC−DCコンバータ1の過電流保護機能について説明する。なお、図2のA、B、Cは、図1に示すようにそれぞれチョークコイルL1の一端、低域通過フィルタ回路3の出力、チョークコイルL1の他端の電圧を示す。また、図2において、(a)と(b)は負荷電流がほとんどない時の電圧を、(c)、(d)は負荷電流が過電流になった時の電圧(ここでは保護動作はさせていない)を示している。
【0014】
まず、チョークコイルL1の一端の電圧(A)は、トランジスタQ1のスイッチングによってパルス電圧となっている。低域通過フィルタ回路3はこのパルス電圧を平滑して直流電圧にすると同時に所定の割合で分圧する。この電圧(B)が比較回路Q2の第1の入力端子に入力される。比較回路Q2の第2の入力端子にはチョークコイルL1の他端の電圧(C)がそのまま入力される。
【0015】
負荷電流、すなわちチョークコイルL1に流れる電流がほとんどない時には、チョークコイルL1の一端のパルス電圧を平滑した電圧はチョークコイルL1の他端の電圧(C)とほぼ一致する。そのため、図2の(a)、(b)に示すように、チョークコイルL1の一端のパルス電圧(A)を単に平滑するだけでなく、所定の割合で分圧する低域通過フィルタ回路3の出力電圧(B)は、チョークコイルL1の他端の電圧(C)より低くなる。その結果、比較回路Q2の出力はHレベルとなり、制御回路2はトランジスタQ1のスイッチング動作を継続する。
【0016】
なお、比較回路Q2の出力がHレベルの時にトランジスタQ1がスイッチング動作をするのは1つの例に過ぎず、比較回路Q2の出力がLレベルの時にトランジスタQ1がスイッチング動作をするように設定されていても構わないものである。
【0017】
チョークコイルL1には寄生の直列抵抗が存在する。そのため、チョークコイルL1に電流が流れると、その直列抵抗による電圧降下が生じ、チョークコイルL1の他端の電圧(C)はチョークコイルL1の一端のパルス電圧(A)を平滑した電圧より低くなる。この差はチョークコイルL1に流れる電流が大きくなるほど大きくなる。比較回路Q2の第1の入力端子に入力される電圧(B)は低域通過フィルタ回路3によって分圧されて比較回路Q2の第2の入力端子に入力されるチョークコイルL1の他端の電圧(C)より通常は低くなっているが、チョークコイルL1に流れる電流が大きくなるにしたがってチョークコイルL1の他端の電圧(C)が低下するために両者の差は小さくなり、チョークコイルL1に流れる電流が所定の値(通常状態と過電流状態との閾値)に達すると一致し、それを超えると図2(c)、(d)に示すように逆転する。比較回路Q2の出力は2つの入力端子の電圧が逆転した時点でLレベルとなり、制御回路2はそれに従ってトランジスタQ1のスイッチングを停止する。このようにして、DC−DCコンバータ1においては過電流保護を実現することができる。
【0018】
このように、DC−DCコンバータ1においては、検出抵抗を用いず、チョークコイルL1の両端の電圧を比較することによって過電流保護を実現しているため、損失の原因となる検出抵抗を用いる必要がなく、低損失化と効率の向上を図ることができる。また、高価な検出抵抗を用いる必要がないため低価格化を図ることもできる。
【0019】
また、チョークコイルL1の一端に生じるパルス電圧を平滑すると同時に所定の割合で分圧する低域通過フィルタ回路3を用いているため、平滑と分圧を別の回路で行う場合に比べて、回路の単純化と低コスト化を図ることができる。
【0020】
さらには、比較される2つの電圧の大小が、過電流状態を検出する点で逆転するように動作するため、比較回路は2つの電圧の一致状態あるいは逆転状態を検出できればよく、比較回路の構成を簡略化でき、回路の小型化と低コスト化を図ることもできる。
【0021】
なお、上記の説明においてはチョークコイルL1の他端の電圧が低下するとしたが、これはチョークコイルL1の一端のパルス電圧の平滑値に対する相対的なものである。チョークコイルL1の他端の電圧は抵抗R1、抵抗R2を介しての帰還回路によって負荷の大きさによらず一定になるように制御されているため、実際にはチョークコイルL1に流れる電流が増えるに従ってチョークコイルL1の一端のパルス電圧の平滑値の方が上昇することになる。
【0022】
図3に、本発明のDC−DCコンバータの別の実施例の回路図を示す。図3において、図1と同一もしくは同等の部分には同じ記号を付し、その説明を省略する。
【0023】
図3において、DC−DCコンバータ10は、低域通過フィルタ回路3に代えて低域通過フィルタ回路11を備えている点で、図1に示したDC−DCコンバータ1と異なる。また、チョークコイルL1の他端は抵抗R5とコンデンサC4を直列に介して接地されており、抵抗R5とコンデンサC4の接続点が比較回路Q2の第2の入力端子に接続されている。低域通過フィルタ回路11は、一端がチョークコイルL1の一端に接続された第1の抵抗である抵抗R3と、抵抗R3の他端と接地との間にそれぞれ接続された第2の抵抗である抵抗R4およびコンデンサC3から構成されている。そして、抵抗R3、抵抗R4およびコンデンサC4の接続点が低域通過フィルタ回路11の出力端子として比較回路Q2の第1の入力端子に接続されている。なお、抵抗R5とコンデンサC4はチョークコイルL1の他端の電圧に重畳されているノイズを除去するために設けられているが、フィルタ回路11の場合とは異なり必ずしも必要なものではない。
【0024】
このように構成された低域通過フィルタ回路11においては、抵抗R3とコンデンサC4によって、チョークコイルL1の一端のパルス電圧が平滑されると同時に、その平滑された直流電圧が、直列接続された抵抗R3と抵抗R4によって所定の割合で分圧される。すなわち、抵抗R3は平滑回路と分圧回路で共有されていることになる。そのため、平滑回路と分圧回路を単に接続しただけの場合に比べて低域通過フィルタ回路11の小型化が実現できており、DC−DCコンバータの小型化、低価格化を図ることができる。
【0025】
また、比較回路Q2の第1の入力端子の電圧を抵抗分割で決定しているため、抵抗値の設定値を変えるだけで過電流保護における電流の閾値を簡単かつ自由に設定することができる
図4に、本発明のDC−DCコンバータのさらに別の実施例の回路図を示す。図4において、図3と同一もしくは同等の部分には同じ記号を付し、その説明を省略する。
【0026】
図4において、DC−DCコンバータ20は、比較回路Q2に代えて比較回路21を備えている点で、図3に示したDC−DCコンバータ10と異なる。比較回路21は、4つの抵抗R6、R7、R8、R9と3つのトランジスタQ3、Q4、Q5から構成されている。ここで、第1のトランジスタであるトランジスタQ3と第2のトランジスタであるトランジスタQ4の各コレクタは、それぞれ抵抗R6、R7を介して直流電源Vinの一端に接続されている。なお、各コレクタの接続先は直流電源Vinの一端に限られるものではなく、過電流時にも電圧の発生しているところであればどこに接続されていても構わない。また、2つのトランジスタQ3、Q4のエミッタは互いに接続されるとともに抵抗R8を介して接地されている。その結果、抵抗R6、R7、R8とトランジスタQ3、Q4からなる回路は差動回路を構成していることになる。そして、トランジスタQ3のコレクタは抵抗R9を介して第3のトランジスタであるトランジスタQ5のベースに接続され、トランジスタQ4のコレクタはトランジスタQ5のエミッタに接続されている。トランジスタQ5のコレクタは制御回路2に接続されている。さらに、トランジスタQ3のベースは比較回路21の第1の入力端子となり、低域通過フィルタ回路11の出力端子である抵抗R3と抵抗R4の接続点に接続されており、トランジスタQ4のベースは比較回路21の第2の入力端子となり、抵抗R5とコンデンサC4の接続点に接続されている。
【0027】
このように構成された比較回路21においては、第1の入力端子の方が第2の入力端子より電圧が低いとき、すなわちトランジスタQ3のベースの方がトランジスタQ4のベースより電圧が低いときには、トランジスタQ3のコレクタの方がトランジスタQ4のコレクタより電圧が高くなるため、トランジスタQ5はオフしており、制御回路2はトランジスタQ1のスイッチング動作を継続する。
【0028】
逆に第1の入力端子の方が第2の入力端子より電圧が高いとき、すなわちトランジスタQ3のベースの方がトランジスタQ4のベースより電圧が高いときには、トランジスタQ3のコレクタの方がトランジスタQ4のコレクタより電圧が低くなるため、トランジスタQ5がオンし、制御回路2はそれに従ってトランジスタQ1のスイッチングを停止する。このようにして、DC−DCコンバータ20においては過電流保護を実現することができる。
【0029】
図5に、本発明のDC−DCコンバータのさらに別の実施例の回路図を示す。図5において、図4と同一もしくは同等の部分には同じ記号を付し、その説明を省略する。
【0030】
図5において、DC−DCコンバータ30は、比較回路21に代えて比較回路31を備えている点で、図4に示したDC−DCコンバータ20と異なる。そして、比較回路21と比較回路31の違いは、トランジスタQ6と抵抗R10をさらに備えていることである。ここで、トランジスタQ5のベースはトランジスタQ6のコレクタに接続され、トランジスタQ5のコレクタはトランジスタQ6のベースに接続されているとともに抵抗R10を介して接地されている。そして、トランジスタQ6のエミッタが制御回路2に接続されている。
【0031】
このように構成することによって、トランジスタQ5、Q6は一旦オンするとその状態でラッチされ、トランジスタQ3のベースの方がトランジスタQ4のベースより電圧が低くなっても、すなわち過電流状態が解消されてもオフしない。
【0032】
そのため、負荷電流が過電流状態との閾値の近辺で継続する場合に、トランジスタQ1のスイッチング動作が行われたり停止したりする間欠発振状態となるのを防止することができる。
【0033】
図6に、本発明の電子装置の一実施例の斜視図を示す。図6において、電子装置の1つであるプリンタ40は電源回路として本発明のDC−DCコンバータ1を使用している。
【0034】
プリンタ40においては、本発明のDC−DCコンバータ1を用いることによって、低損失および高効率、低価格を実現することができる。
【0035】
なお、図6に示したプリンタ40においては図1に示したDC−DCコンバータ1を用いたが、図3、4、5に示したDC−DCコンバータ10、20、30を用いても構わないもので、同様の作用効果を奏するものである。
【0036】
また、本発明の電子装置はプリンタに限られるものではなく、ノートパソコンや携帯情報機器など、DC−DCコンバータの必要なあらゆる電子装置を含むものである。
【0037】
【発明の効果】
本発明のDC−DCコンバータによれば、過電流保護手段としてチョークコイルの一端に生じるパルス電圧を平滑すると同時に所定の割合で分圧する低域通過フィルタ回路と、その出力とチョークコイルの他端とにそれぞれ接続され、両者の電圧を比較して、低域通過フィルタ回路の出力電圧がチョークコイルの他端の電圧と一致もしくはそれより大きくなる点を検知することによって過電流状態を検出してスイッチング素子のスイッチング動作を停止する比較回路とを備えることによって、低損失化と低価格化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のDC−DCコンバータの一実施例を示す回路図である。
【図2】図1のDC−DCコンバータにおける各部位の電圧の時間変化を示す特性図である。
【図3】本発明のDC−DCコンバータの別の実施例を示す回路図である。
【図4】本発明のDC−DCコンバータのさらに別の実施例を示す回路図である。
【図5】本発明のDC−DCコンバータのさらに別の実施例を示す回路図である。
【図6】本発明の電子装置の一実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1、10、20、30…DC−DCコンバータ
2…制御回路
3、11…低域通過フィルタ回路
21、31…比較回路
40…プリンタ
Vin…直流電源
Q1、Q3、Q4、Q5、Q6…トランジスタ
Q2…比較回路
D1…ダイオード
L1…チョークコイル
C1、C2、C3、C4…コンデンサ
R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10…抵抗
Po…出力端子

Claims (5)

  1. 直流入力電圧をスイッチングしてパルス電圧に変換するスイッチング素子と、一端が前記スイッチング素子に接続されるとともに前記パルス電圧を平滑して前記直流入力電圧より低い出力電圧を他端に得るチョークコイルと、前記チョークコイルの他端と接地との間に接続された平滑用コンデンサと、前記スイッチング素子のオフ時に前記チョークコイルに電流を流すフライホイール用の整流素子と、を備えた降圧型のDC−DCコンバータであって、
    前記チョークコイルの一端に接続され、前記チョークコイルの一端に生じるパルス電圧を平滑するとともに所定の割合で分圧する低域通過フィルタ回路と、
    該低域通過フィルタ回路の出力と前記チョークコイルの他端とにそれぞれ接続され、両者の電圧を比較して、前記低域通過フィルタ回路の出力電圧が前記チョークコイルの他端の電圧と一致する点もしくは前記チョークコイルの他端の電圧より大きくなる点を検知することによって過電流状態を検出してスイッチング動作を停止する比較回路と、を備えたことを特徴とするDC−DCコンバータ。
  2. 前記低域通過フィルタ回路が、一端が前記チョークコイルの一端に接続された第1の抵抗と、該第1の抵抗の他端と接地との間にそれぞれ接続された第2の抵抗およびコンデンサとを備えることを特徴とする、請求項1に記載のDC−DCコンバータ。
  3. 前記比較回路が、それぞれのベースを入力とする第1および第2のトランジスタからなる差動回路と、前記第1および第2のトランジスタのコレクタの電圧を比較する第3のトランジスタとを備えたことを特徴とする、請求項1または2に記載のDC−DCコンバータ。
  4. 前記第3のトランジスタの導通動作を継続させるラッチ回路を備えたことを特徴とする、請求項4に記載のDC−DCコンバータ。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載のDC−DCコンバータを用いたことを特徴とする電子装置。
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