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JP4728518B2 - プロジェクタ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、照明光学系を有するプロジェクタ装置に関するもので、特に映像表示装置に微小鏡面素子(例えばDMD)を使用したプロジェクタ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、プロジェクタや投影機等において、その照明光学系にDMD(デジタルマイクロミラーデバイス)を備えたプロジェクタ装置が一般に多く使用されるようになっている。このDMDを備えた従来のプロジェクタ装置について、図面を参照して説明する。図11は、従来のプロジェクタ装置の照明光学系を示す概略構成図である。図11に示すように、光源101より発した光は、楕円面鏡102によって反射され、ロッドインテグレータ103に集光される。集光された光はロッドインテグレータ103を出たのち、リレーレンズ104、反射ミラー105、反射プリズム106、カラープリズム108を通してDMD107に照射される。DMD107によって反射された光は、再び前述のカラープリズム108、反射プリズム106を通して投射レンズ109によって拡大されたのち、スクリーン110に投影される構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来のプロジェクタ装置では、投影画面全体に鮮明な映像を映し出すために、光源からの照明むらを少なくすること、また、光出力の高輝度化を図ることが大きな課題となっている。この課題を解決するために、上述の集光された光を均一化するためのロッドインテグレータと呼ばれる透明材料からなる角柱状部材が使用されている。
【0004】
このロッドインテグレータ103は、図12の斜視図に示すように、長さがLの耐熱石英ガラスを角柱状に加工したもので、その断面形状が投影画面形状と相似の矩形形状を有し、一端が入射面111となり、他端が出射面112となっている。そして、図13の説明図で示すように、楕円面鏡で集光されてロッドインテグレータ103の一端の入射面111から入射光の角度αで入射した入射光113は、ロッドインテグレータ103の内側面で全反射を繰り返し、他端の出射面112に到達する。到達した光は矩形形状にビーム成形され、出射面112から入射光と同じ角度αで出射光114として出射されるようになっている。
【0005】
このようなロッドインテグレータを使用することによって、入射光は全反射を繰り返しているうちに入射時に存在した照明むらがなくなり、均一性の高い出射照度が得られるようになる。しかし、ロッドインテグレータを使用しても高輝度の出射光が得られる訳ではない。高輝度の出射光を得るには光源の出力を高くするか、あるいは光源を複数にする(特開2000−75407号公報)等の手段があるが、いずれも消費電力が大きくなり、また、光源用の電源も大型のものが必要になるという問題がある。さらに、従来のロッドインテグレータでは、照度の均一性を保つためにロッドインテグレータ内部の全反射回数を増やす必要があり、そのためには、図13に示すように、ロッドインテグレータ103の全長Lをさらに伸ばさざるを得なくなり、照明光学系のコンパクト化につながらないという問題がある。
【0006】
そこで、本発明では、光源出力は従来のままの状態でロッドインテグレータからの出射光の高輝度化を可能とし、また、ロッドインテグレータの全長を短くすることで照明光学系のコンパクト化を可能とすることによって、プロジェクタ装置のコストダウンを図ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、光源からの光を断面が矩形状の透明角柱材で形成されたロッドインテグレータに集光し、ロッドインテグレータを通った光はリレーレンズ、反射ミラー、反射プリズム、カラープリズムを経てDMDに集光され、DMDで反射した光は、前記カラープリズム、前記反射プリズム、投射レンズを経てスクリーンへ投影される照明光学系を有するプロジェクタ装置において、前記ロッドインテグレータには、入射面近傍の側面と出射面近傍の側面に、それぞれ所定の角度を有する切欠き又は凸部が形成されている。
【0008】
また、本発明は、前記ロッドインテグレータにおいて、入射面近傍の側面と出射面近傍の側面に、それぞれ所定の角度を有する切欠きが形成されているプロジェクタ装置である。
【0009】
また、本発明は、前記ロッドインテグレータにおいて、入射面近傍の側面に所定の角度を有する切欠きが形成され、出射面近傍の側面に所定の角度を有する凸部が形成されているプロジェクタ装置である。
【0010】
また、本発明は、前記ロッドインテグレータにおいて、入射面近傍の側面に所定の角度を有する凸部が形成され、出射面近傍の側面に所定の角度を有する切欠きが形成されているプロジェクタ装置である。
【0011】
また、本発明は、前記ロッドインテグレータにおいて、入射面近傍の側面と出射面近傍の側面に、それぞれ所定の角度を有する凸部が形成されているプロジェクタ装置である。
【0012】
また、本発明は、前記ロッドインテグレータにおいて、ロッドインテグレータを通った光を出射面近傍の側面に設けた切欠き又は凸部の角度で全反射させ、出射光の角度を入射光の角度より小さくし、また、入射光の角度を大きくして全反射の回数を増やし、反射回数を増やした分、ロッドインテグレータの全長を短くしたプロジェクタ装置である。
【0013】
また、本発明は、前記ロッドインテグレータにおいて、入射側の切欠きを形成する一方の切欠き面の角度は入射光とほぼ平行であり、他方の切欠き面の角度は入射光とほぼ直角であり、また、入射側の凸部を形成する凸部面の角度は入射光とほぼ平行であるプロジェクタ装置である。
【0014】
また、本発明は、前記ロッドインテグレータにおいて、入射側に形成され入射光を取込む凸部の入射面は、角柱部の矩形断面形状より大きい矩形状に形成されているプロジェクタ装置である。
【0015】
また、本発明は、前記ロッドインテグレータにおいて、出射側の切欠きを形成する切欠き面の角度、又は出射側の凸部を形成する凸部面の角度は、ロッドインテグレータを出た光が所定の出射光角度でDMD上に効率よく集光できるように全反射させる角度に形成されたプロジェクタ装置である。
【0016】
また、本発明は、前記ロッドインテグレータにおいて、入射側に切欠きを設けたロッドインテグレータに入射する入射光のうち矩形状入射面からはみ出した入射光を前記入射光と直角となる切欠き面で集光し、入射光の取り込み量を増やすことによって出射光の輝度を上げるプロジェクタ装置であり、また、入射側に凸部を設けたロッドインテグレータに入射する入射光のうち角柱の矩形断面形状と同じ大きさの矩形状入射面からはみ出す入射光を、この矩形状入射面より大きく形成された凸部の入射面で集光し、入射光の取り込み量を増やすことによって出射光の輝度を上げるプロジェクタ装置である。
【0017】
【発明の実施の形態】
次に、本発明のプロジェクタ装置の実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態の照明光学系を示す概略構成図である。
【0018】
本発明のプロジェクタ装置は、まず図1に示すように、光源1に反射鏡である楕円面鏡2が備え付けられている。ここで光源1としてはキセノンランプを用いた。この他に、超高圧水銀灯、メタルハロイドランプ、ハロゲンランプ等の高輝度白色光源を使用することができる。光源1からの光は、ロッドインテグレータ3に集光される。ロッドインテグレータ3aは、石英等の耐熱ガラスを角柱状に加工したものであり、これを照明光学系に組み込むことによって照明光束の照度を均一に保つことができる。このロッドインテグレータ3aの入射面近傍および出射面近傍の側面には、それぞれ所定の角度を持った切欠きが設けられており、入射光の取り込み量を増やしたり、照度の均一性を保ちながらその全長を短くしたりすることができるように工夫されている。なお、本実施の形態にかかるロッドインテグレータ3aの詳細な構造及びその作用については、のち程、図面を用いて詳細に説明する。
【0019】
続いて、このロッドインテグレータ3aを通った光は、リレーレンズ4に入射する。リレーレンズ4は、光を効率よくDMD7に導く機能を持っている。また、反射ミラー5は、反射プリズム6に対して垂直に光を入射させるように、光軸に対して所定の角度を持って配置されている。そして、反射プリズム6は、入射した光を所定の角度を持ってDMD7へと導く機能を持っている。この反射プリズム6は、くさび型プリズムを2つ組み合わせたもので、接合面では、光の全反射が起きるように微小なエアギャップが設けられている。
【0020】
続くカラープリズム8では、赤、緑、青の色分離が行われ、それぞれの色に分離された光が赤、緑、青それぞれのDMDに照射される。なお、図1では、色分離されたうちの一色を図示している。このカラープリズム8は、くさび型プリズムを3つ組み合わせたもので、それぞれの接合面には、所定の色を透過または反射させるためのコーティングが施されている。
【0021】
DMD7では、所定の画像に必要な光だけをスクリーン10方向へ反射し、不要な光はカラープリズム8の紙面では下方向に反射し、スクリーン10には投影されないような機能を持っている。投射レンズ9は、DMD7によって反射された画像をスクリーン10に拡大投影するものであり、投射画像のピント調整を行うためのフォーカス調整機能がついている。また、画面の大きさを、投射距離を変えずに変化させるためのズーム機構を加えてもよい。
【0022】
次に、本発明に係るロッドインテグレータについて、本発明の動作とともに詳細に説明する。図12で示したように、従来、ロッドインテグレータ103の入射面111は矩形状をしているが、入射光の光束断面は軸方向に光の強度分布を持った円形をしている。よって、図14の側面図に示すように、入射面111の矩形からはみ出した入射光115(斜線部分)は、照明光としては使われずに捨てられていた。そこで、本発明では、この捨てられていた光を有効に利用することを特徴としている。
【0023】
また、従来のロッドインテグレータは、内部で全反射を繰り返すことによって照度の均一性を保っている。そして、反射回数を増せばより均一性を高めることができる。反射回数を増すには、ロッドインテグレータの全長Lをさらに長くするか、あるいは、図15に示すように、全長Lはそのままで光源からの入射光の角度θを大きくする(θ>α)必要がある。しかし、全長をさらに伸ばすことは、そのまま照明光学系の全長が伸びることにつながる。また、光源からの入射光の角度を大きくしても、実際にDMD上で有効に利用されるべきロッドインテグレータからの出射光の角度は一定であるため、逆に出射光が不必要に広がった分だけ照明光の輝度が落ちてしまう。そこで、本発明では、光源からの入射光の角度は大きくしながらも、ロッドインテグレータの全長を長くすることなく反射回数を増やし、かつ、出射光は輝度を落とすことなくDMD上に有効な照明光として変換されるように工夫されている。
【0024】
続いて、図1に戻り、ロッドインテグレータ3aを出た光は、リレーレンズ4により集光され、反射ミラー5によって反射され、反射プリズム6に対して垂直に入って行く。反射プリズム6に入った光は、全反射したのちカラープリズム8に入り、赤、緑、青の色分離が行われ、それぞれのDMD7を照射する。前述のリレーレンズ4は、ロッドインテグレータ3aの出射光をDMD7の表示エリアに効率よく集光するように設計されている。DMD7では、所定の画像に必要な光だけを光軸方向に反射する。DMD7により反射された光は、再度前述のカラープリズム8を通過する時に合成され、所定の映像となって前述の反射プリズム6を通過する。その後、光は投射レンズ9により拡大され、スクリーン10へと像を結ぶ。
【0025】
このような照明光学系のもとで、以下に、本発明に係るロッドインテグレータについて、図面を参照して説明する。図2は、ロッドインテグレータの第1の実施の形態を示す斜視図、図3はその説明図である。まず、図2に示すように、ロッドインテグレータ3aを形成するための断面形状が矩形状で長さl(l<L)の角柱材を準備する。そして、この角柱材の入射面11側の四側面にV溝状の切欠き16を形成し、同様に出射面12側の四側面にも切欠き17を形成する。
【0026】
このようにして形成されたロッドインテグレータ3aの構造について、図3を用いて具体的に説明すると、まず、入射側の切欠き16の角度Aは、入射光の角度θとほぼ平行となるような角度である。また、切欠き16のもう一方の角度Bは、入射光の角度θに対してほぼ直角となるような角度である。この角度Bの部分から、図5の側面図に示すように、従来捨てられていた矩形状の入射面11からはみ出した入射光15を取込むことができるようになり、出射光の輝度向上を図ることができる。また、出射側の切欠き17の角度Cは、角度θで入射した光がロッドインテグレータ3a内で全反射を繰り返した後に、角度θ´(θ´<θ)で出射するように全反射されるべき角度である。
【0027】
ここで、図4の説明図に示すように、入射側に切欠き16を設けただけで出射側に切欠きを設けない場合を想定すると、入射光の角度θを大きくして(θ>α)全反射の回数を増やすことはできても、また、せっかく入射側の切欠き16の角度Bの部分から入射光15(図5に斜線で示す)を取込んで光量を増やすことはできても、出射光の角度が入射光の角度θのまま出射されてしまうため輝度が低下してしまい、ロッドインテグレータとしての機能を果たさなくなる。そこで、図3に示したように、DMD上で有効に利用されるべき出射光の角度を、θからθ´に絞り込むためには出射側の切欠き17が必要となる。
【0028】
次に、本発明に係るロッドインテグレータの第2の実施の形態について、図面を用いて説明する。図6はその斜視図、図7はその説明図、図8はその側面図である。本実施の形態のロッドインテグレータ3bでは、図6に示すように、角柱材の入射側に角錐台状の凸部18を設け、出射側には切欠き17を設けている。また、図7に示すように、凸部18の角度Dは、入射光の角度θとほぼ平行となるような角度である。凸部18の入射面は矩形状に形成され、図8に示すように、はみ出した入射光15の部分を含む大きさの矩形状をなし、角柱材の断面形状より大きい入射面20となっている。この結果、従来、はみ出していた入射光を取込むことができるようになったので光量が増え、出射光の輝度を向上させることができる。また、第1の実施の形態で説明したのと同様に、入射光の角度θで入射した光が出射光の角度θ´で出射されるように、出射側には切欠き角度Cの切欠き17を設けている。
【0029】
次に、本発明に係るロッドインテグレータの第3の実施の形態について、図面を用いて説明する。図9はその説明図である。本実施の形態のロッドインテグレータ3cでは、図9に示すように、入射面の近傍に図3で説明したのと同様の切欠き16が設けられている。そして、出射面の近傍には、角錐台状の凸部19が形成されている。この出射側の凸部19の角度Cは、角度θで入射した光がロッドインテグレータ3c内で全反射を繰り返した後に、角度θ´で出射するように全反射されるべき角度である。
【0030】
次に、本発明に係るロッドインテグレータの第4の実施の形態について、図面を用いて説明する。図10はその説明図である。本実施の形態のロッドインテグレータ3dでは、図10に示すように、入射面の近傍に、図7で説明したのと同様の凸部18が設けられている。そして、出射面の近傍には、第3の実施の形態で説明したのと同様の角錐台状の凸部19が形成されている。凸部19の角度Cは、角度θで入射した光がロッドインテグレータ3d内で全反射を繰り返した後に、角度θ´で出射するように全反射されるべき角度である。
【0031】
【発明の効果】
以上述べてきたように、本発明はロッドインテグレータの入射面の近傍および出射面の近傍に切欠き又は凸部を設けたことによって、次のような効果が得られる。第1の効果は、従来、光源からロッドインテグレータに向けて出射された光のうち、ロッドインテグレータの矩形状の入射面からはみ出していた入射光をロッドインテグレータに取り込むことができるようになったため、この従来捨てられていた光を有効に使うことができるようになり、光源ランプの出力アップなしでプロジェクタ装置の輝度向上を図ることができる。
【0032】
また、第2の効果は、入射光の角度を大きくしたことによって全反射の回数が増え、ロッドインテグレータの全長を短くしても、従来と同等の照度の均一性が保たれ、また、入射光の角度を大きくしても出射光はDMD上に有効な角度で出射されるため、プロジェクタ装置における照明光学系のコンパクト化を図ることができる。そして、これらの効果により、プロジェクタ装置のコストダウンが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照明光学系を示す概略構成図である。
【図2】本発明に係るロッドインテグレータの第1の実施の形態を示す斜視図である。
【図3】本発明に係るロッドインテグレータの第1の実施の形態を説明する図である。
【図4】本発明に係るロッドインテグレータの第1の実施の形態を説明する図である。
【図5】図3の側面図である。
【図6】本発明に係るロッドインテグレータの第2の実施の形態を示す斜視図である。
【図7】本発明に係るロッドインテグレータの第2の実施の形態を説明する図である。
【図8】図7の側面図である。
【図9】本発明に係るロッドインテグレータの第3の実施の形態を説明する図である。
【図10】本発明に係るロッドインテグレータの第4の実施の形態を説明する図である。
【図11】従来の照明光学系を示す概略構成図である。
【図12】従来のロッドインテグレータを示す斜視図である。
【図13】従来のロッドインテグレータの説明図である。
【図14】図13の側面図である。
【図15】従来のロッドインテグレータの説明図である。
【符号の説明】
1、101 光源
2、102 楕円面鏡
3a、3b、3c、3d、103 ロッドインテグレータ
4、104 リレーレンズ
5、105 反射ミラー
6、106 反射プリズム
7、107 DMD
8、108 カラープリズム
9、109 投射レンズ
10、110 スクリーン
11、111 入射面
12、112 出射面
13、113 入射光
14、114 出射光
15、115 はみ出した入射光
16 入射側の切欠き
17 出射側の切欠き
18 入射側の凸部
19 出射側の凸部
20 大きい入射面

Claims (3)

  1. 光源からの光を断面が矩形状の透明角柱材で形成されたロッドインテグレータに集光させる照明光学系を有するプロジェクタ装置であって、
    前記ロッドインテグレータは、前記光が前記ロッドインテグレータに入射する面である入射面と、前記ロッドインテグレータに入射した光が前記ロッドインテグレータから出射する面である出射面と、4つの側面とを有し、
    4つの前記側面のそれぞれは前記入射面と前記出射面とに接し、
    4つの前記側面のそれぞれの前記入射面側に第一の切欠き面を有する第一の切欠きが配置され、
    前記ロッドインテグレータの光軸と前記第一の切欠き面との角度が、前記ロッドインテグレータに入射する光の集光角の半値とほぼ等しいことを特徴とするプロジェクタ装置。
  2. 前記第の切欠きは、前記第一の切欠き面とでなす角度が直角である第二の切欠き面をさらに有する請求項1に記載のプロジェクタ装置。
  3. 前記ロッドインテグレータは、4つの前記側面のそれぞれの前記出射面側に第三の切欠き面が配置され、
    前記ロッドインテグレータの光軸と前記第三の切欠き面との角度は、前記出射面から出射する光の集光角の半値が前記集光角の半値よりも小さくなる角度であることを特徴とする請求項1又は2に記載のプロジェクタ装置。
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