JP4957169B2 - 電気光学装置、走査線駆動回路および電子機器 - Google Patents
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Description
ところで、シフトレジスタは、pチャネル型のトランジスタとnチャネル型のトランジスタとを組み合わせた相補型の論理回路(インバータやクロックドインバータ)を有するが、pチャネル型とnチャネル型とで電気的特性が揃わないと、貫通電流が流れてしまうなどの不都合が発生する。
そこで、走査線を複数行(例えば3行)毎にブロック化するとともに、各走査線にスイッチとしてもトランジスタ(TFT)を設けて、これらのブロックを1つずつアドレス信号で選択するとともに、選択した1ブロックにおける複数行の走査線のスイッチを、セレクト信号により順番に1つずつオンさせて、走査線を順番にアクティブレベルとさせる、いわゆるデマルチプレクサ方式が提案されている(例えば特許文献1参照)。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、デマルチプレクサ方式を用いて走査線を駆動する場合に、アクティブレベルよりも、さらに高い電圧を生成する必要のない電気光学装置、走査線駆動回路および電子機器を提供することにある。
なお、本発明は、走査線駆動回路のほか、この走査線駆動回路で駆動される電気光学装置としても、さらには、この電気光学装置を有する電子機器としても概念することが可能である。ここで、電気光学装置として概念する場合、前記複数行の走査線にそれぞれに対応してスイッチが設けられ、前記スイッチの一端同士は、前記ノン・アクティブレベルに共通接地され、前記スイッチの他端は、自身に対応する走査線に接続され、前記複数行の走査線のいずれもが選択されない期間において一斉にオンする構成としても良い。この構成によれば、走査線が電気的に接続されない状態を短くすることが可能となる。
図1は、第1実施形態に係る走査線駆動回路を適用した電気光学装置の全体構成を示す図である。
この図に示されるように、この電気光学装置1は、表示パネル10と、制御回路20と、Yドライバ30と、データ線駆動回路50とに大別される。このうち、表示パネル10では、特に図示しないが、素子基板と対向基板とが、互いに電極形成面が対向するように、一定の間隙を保って貼り合わせられるとともに、この間隙に例えばTN(twisted nematic)型の液晶を封入した構成となっている。
表示パネル10の素子基板には、後述する画素のスイッチング素子とともに単位回路40の構成素子が共通プロセスによって形成されるとともに、半導体チップであるYドライバ30とデータ線駆動回路50とが、COG技術等により実装されている。なお、Yドライバ30や、単位回路40、データ線駆動回路50には、各種の制御信号がFPC(Flexible Printed Circuit)基板等を介して制御回路20から供給される。
便宜的に、表示領域における行(ブロック)を一般化して説明するために、1以上80以下の整数mを用いると、図1において上から数えて(3m−2)行目、(3m−1)行目および(3m)行目の走査線112はいずれもm番目の走査線ブロックに属することになる。
画素容量120の他端はコモン電極108である。このコモン電極108は、図1に示されるように全ての画素110にわたって共通であり、本実施形態では、時間的に一定の電圧LCcomに保たれている。
一方、蓄積容量130の他端は容量線132である。この容量線132は、図1において図示省略されているが、例えばコモン電極108と同じ電圧LCcomに保たれている。なお、容量線132は、電圧LCco m以外に保たれる構成であっても良い。
ここで、m番目の走査線ブロックに属する(3m−2)行目、(3m−1)行目および(3m)行目の走査線112に対応する3つの単位回路40の入力端には、当該走査線ブロックに対応して出力されたアドレス信号Ad-mが共通に供給される。例えば、80番目の走査線ブロックに属する238行目、239行目および240行目の走査線112に対応する3つの単位回路40の入力端には、アドレス信号Ad-80が共通に供給される。
セレクト信号Sel-1、Sel-2、Sel-3およびクロック信号Clkは、それぞれ制御回路20から出力される。
この図に示されるように、アドレス信号Ad-1、Ad-2、Ad-3、…、Ad-80は、それぞれパルス幅がHであるパルスが3ショット連続するパルス列であり、パルス列の始端から終端までが互いに重複しないように順番に出力される。
セレクト信号Sel-1は、アドレス信号Ad-1、Ad-2、Ad-3、…、Ad-80の各パルス列のそれぞれにおいて、最初の1ショット目が出力される直前であって、アドレス信号Ad-1、Ad-2、Ad-3、…、Ad-80がすべてLレベルである期間に出力されるパルスである。セレクト信号Sel-2は、アドレス信号Ad-1、Ad-2、Ad-3、…、Ad-80の各パルス列のそれぞれにおいて、1ショット目と2ショット目との間に出力されるパルスである。セレクト信号Sel-3は、アドレス信号Ad-1、Ad-2、Ad-3、…、Ad-80の各パルス列のそれぞれにおいて、2ショット目と3ショット目との間に出力されるパルスである。
本実施形態では、セレクト信号Sel-1の立ち下がりと、アドレス信号Ad-1、Ad-2、Ad-3、…、Ad-80における1ショット目のパルスの立ち上がりとは一致するように生成される。同様に、セレクト信号Sel-2の立ち下がりと、アドレス信号Ad-1、Ad-2、Ad-3、…、Ad-80における2ショット目のパルスの立ち上がりとは一致するように生成され、セレクト信号Sel-3の立ち下がりと、アドレス信号Ad-1、Ad-2、Ad-3、…、Ad-80における3ショット目のパルスの立ち上がりとは一致するように生成される。
クロック信号Clkは、セレクト信号Sel-1、Sel-2、Sel-3においていずれかのパルスが出力されるタイミングにおいて出力される。すなわち、クロック信号Clkは、セレクト信号Sel-1、Sel-2、Sel-3の論理和に相当する信号である。
ここで、データ線駆動回路50は、縦240行×横320列のマトリクス配列に対応した記憶領域(図示省略)を有し、各記憶領域には、それぞれに対応する画素110の階調値(明るさ)を指定する表示データDaが記憶される。各記憶領域に記憶される表示データDaは、表示内容に変更が生じた場合に、制御回路20によってアドレスとともに変更後の表示データDaが供給されて書き換えられる。
データ線駆動回路50は、Hレベルとなる走査線112に位置する画素110の表示データDaを記憶領域から読み出すとともに、当該階調値に応じた電圧のデータ信号に変換してデータ線114に供給する動作を、当該走査線112に位置する1〜320列のそれぞれについて実行する。
このため、データ線駆動回路50は、例えば制御回路20から制御内容の通知を受けることによって、どの行の表示データDaを読み出すべきなのか、また、どのタイミングでデータ信号d1、d2、d3、…、d320を出力すべきなのかを、知ることができる。
また、ここでいう階調値に応じた電圧とは、コモン電極108に印加される電圧LCcomよりも高位側である正極性と、低位側である負極性との2通りが存在し、データ線駆動回路50は、同一の画素について例えば1フレームの期間毎に正極性と負極性とで交互に切り替える。なお、書込極性については電圧LCcomを基準とするが、電圧については、特に説明のない限り、電源の接地電位Gndを基準とし、論理レベルのLレベルを当該接地電位Gndとし、論理レベルのHレベルを電圧Vddとする。
1〜240行目の走査線112に対応する単位回路40は、構成的には互いに同一であるが、供給されるアドレス信号とセレクト信号とは、対応する走査線112が何番目の走査線ブロックに属するのか、その走査線ブロックにおいて何行目であるかによって異なる。ここで、上述したように、mは、走査線ブロックの番目を示し、nは、各走査線ブロックに属する3行の走査線の行目を示すので、m番目の走査線ブロックに属する3行の走査線のうち、n行目の走査線112は、表示パネル10における1〜240行目のうち、{3(m−1)+n}行目となり、この走査線に対応する単位回路には、アドレス信号Ad-mおよびセレクト信号Sel-nが供給される、と言い表すことができる。
この図に示されるように、単位回路40は、2つのTFT42、44を含む。このうち、TFT42(第1トランジスタ)のソース電極は、アドレス信号Ad-mが供給される入力端Inに接続され、そのドレイン電極は、{3(m−1)+n}行目の走査線112の一端である出力端Outに接続されている。
TFT44(第2トランジスタ)のゲート電極には、クロック信号Clkが供給され、ソース電極には、セレクト信号Sel-nが供給され、そのドレイン電極は、TFT42のゲート電極に接続されている。
また、C1は、TFT42においてソース・ゲート電極間に寄生する容量であり、同様に、容量C2は、TFT44においてソース・ゲート電極間に寄生する容量である。補助容量Caは、TFT44においてソース・ゲート電極間に介挿された容量である。したがって、TFT44におけるソース・ゲート電極間には、容量C2、Caが並列接続された構成となっている。TFT42、44は、画素110におけるTFT116と共通プロセスによって形成され、また、補助容量は、例えばゲート絶縁膜を、TFTのゲート電極と配線層とで挟持することによって構成される。
一方、アドレス信号Ad-mは、Lレベルであるので、TFT42のゲート電極Vgは、容量C1を充電しながら、セレクト信号Sel-nのHレベルである電圧VddからTFT44のオン抵抗による電圧降下分を減じた電圧Vaに、上昇しながら達することになる。
この電圧VaによってTFT42もオンするので、出力端Outは入力端Inと導通状態になる。このため、アドレス信号Ad-mのLレベルが、そのまま走査信号G[3(m−1)+n]となる。
このため、TFT42は、引き続きオン状態になるので、アドレス信号Ad-mのHレベルが、そのまま走査信号G[3(m−1)+n]として現れる。
一方、アドレス信号Ad-mもLレベルであるので、容量C1の両端が同レベルになり、これにより、充電された電圧がゼロにリセットされる。このため、以降アドレス信号Ad-mのレベルが、{3(m−1)+n}行目に対応する単位回路40のTFT42のオンオフに直接影響を及ぼすことはないはずである(この点については後述する)。
ここで、アドレス信号Ad-mがLレベルである場合に、セレクト信号Sel-nおよびクロック信号ClkがHレベルになると、TFT42のゲート電極がHレベルになるので、出力端Outはアドレス信号Lレベルに確定する。このため、出力端Outは、ハイ・インピーダンス状態になった後、期間Uの周期で定期的にLレベルにリフレッシュされるので、ノイズ等や各種の寄生容量による電圧変化が抑制されることになる。
なお、アドレス信号Ad-mがLレベルである場合に、ゲート電極VgがHレベルになって当該TFT42がオンすると、容量C1に電圧Vaが充電される(TFT42がオンになる)ことになるが、クロック信号ClkだけがHレベルになることによって、当該充電電圧がゼロにリセットされる。
さらに、走査信号のLレベルに相当する期間では、一時的に出力端Outがハイ・インピーダンス状態になるため電圧不確定に陥りやすいが、本実施形態では、期間U毎に電位GndのLレベルに定期的にリフレッシュされるので、実際には、Lレベルでほぼ安定することになる。
図4において各走査信号のLレベルである期間のうち、細線は、ハイ・インピーダンス状態であるがために、走査線の寄生容量等により不安定ながらもLレベルを保持している期間を示し、太線は、リフレッシュによるLレベルに確定している期間を示している。
このため、デマルチプレクサを構成するTFT42のゲート電圧については、論理レベルであるHおよびLレベルを用いて自己生成するので、走査線をHレベルにするときにTFT42のゲート電極に印加すべきオン電圧としてHレベルよりもTFT42のしきい値電圧以上高くした電圧を別途生成する必要がなくなる。したがって、走査線を駆動するにあたって、Lレベルに相当する電位Gndのほかには、Hレベルに相当する電圧Vddのみを生成すれば良いので、電源回路の構成素子を高耐圧化する必要がなくなって、構成の簡易化を図ることが可能となる。
この半オン状態を防止するために、本実施形態では、アドレス信号Ad-mの立ち上がりタイミングにおいてクロック信号Clkが立ち下がるように設定するとともに、容量C2に加えて補助容量Caを並列化することによりTFT44のゲート・ドレイン電極間の容量を増やし、この増やした容量を介したクロック信号Clkの立ち下がりによって、TFT42のゲート電極の電圧上昇を打ち消すようにしている。
なお、補助容量Caについては、種々の条件によって一概にはいえないものの、300〜500fF(ファムト・ファラッド)程度が望ましい。
一方、走査信号G1がHレベルになると、1行1列〜1行320列の画素におけるTFT116がオンするので、これらの画素電極118には、データ信号d1、d2、d3、…、d320が印加される。このため、1行1列〜1行320列の画素容量120には、データ信号d1〜d320と電圧LCcomとの差電圧が書き込まれる。
走査信号G2がHレベルになる直前において、走査信号G1がLレベルになり、これにより、1行1列〜1行320列の画素におけるTFT116がオフするが、画素容量120に書き込まれた電圧は、その容量性とともに並列接続された蓄積容量130に保持されるので、1行1列〜1行320列の画素容量120は、書き込まれた電圧に応じた階調を維持することになる。
一方、走査信号G2がHレベルになると、2行1列〜2行320列の画素におけるTFT116がオンするので、これらの画素電極118には、データ信号d1、d2、d3、…、d320が印加される。このため、2行1列〜2行320列の画素容量120には、データ信号d1〜d320と電圧LCcomとの差電圧が書き込まれる。
なお、図6は、{3(m−1)+n}行における、ある列の画素電極118の電圧について、走査信号G[3(m−1)+n]との関係において示す図である。この図においては、走査信号G[3(m−1)+n]がHレベルになったときに、電圧LCcomに対して当該画素に対する階調値に応じた分だけ高位または低位の電圧(図において↑または↓で示されている)のデータ信号が当該列目のデータ線114に供給されて、当該画素電極118に書き込まれている様子を示している。また、走査信号G[3(m−1)+n]においては、Lレベルは安定化されているものとしている。
次に、本発明の第2実施形態に係る走査線駆動回路について説明する。図7は、この走査線駆動回路を適用した電気光学装置の全体構成を示す図である。
図7に示されるように、第2実施形態において、走査線駆動回路を構成する単位回路40に供給される信号は、第1実施形態(図1参照)におけるセレクト信号Sel-1、Sel-2、Sel-3およびクロック信号Clkが入れ替わった関係にある。各単位回路40は、構成的には図3と同一であるが、図3の括弧書で示されるように、m番目の走査線ブロックに属する3行の走査線のうち、n行目に対応する単位回路40にあっては、TFT44のゲート電極に、第1制御信号としてのセレクト信号Sel-nが供給され、TFT44のソース電極に、第2制御信号としてのクロック信号Clkが供給される。
ただし、セレクト信号Sel-1、Sel-2、Sel-3には、第1実施形態と相違している。すなわち、図8に示されるように、セレクト信号Sel-1は、アドレス信号Ad-1、Ad-2、Ad-3、…、Ad-80の各パルス列のそれぞれにおいて最初の1ショット目が出力される直前であって、アドレス信号Ad-1、Ad-2、Ad-3、…、Ad-80がすべてLレベルである期間に出力される第1パルスを含む点においては、第1実施形態と共通であるが、第2実施形態では、さらに、アドレス信号における最初の1ショット目が出力された後から次の2ショット目が出力されるまでであって、アドレス信号およびクロック信号ClkがLレベルである期間に出力される第2パルスを含む。
同様に、セレクト信号Sel-2は、第1実施形態のパルスに加えて、アドレス信号における2ショット目が出力された後から次の3ショット目が出力されるまでであって、アドレス信号およびクロック信号ClkがLレベルである期間に出力される第2パルスを含み、セレクト信号Sel-3は、第1実施形態のパルスに加えて、アドレス信号における3ショット目が出力された後から次のアドレス信号の1ショット目が出力されるまでであって、アドレス信号およびクロック信号ClkがLレベルである期間に出力される第2パルスを含む。
このため、第2実施形態において、クロック信号Clkは、第1実施形態と同じであるが、セレクト信号Sel-1、Sel-2、Sel-3の論理和ではない。
したがって、第2実施形態においても、第1実施形態と同様に、TFT42のゲート電圧については、論理レベルであるHおよびLレベルを用いて自己生成するので、電源回路の構成素子を高耐圧化する必要がなくなって、構成の簡易化を図ることが可能となる。
このため、例えば図10に示されるように、各走査線112にそれぞれTFT140(スイッチ)を設けた構成としても良い。ここで、各TFT140のソース電極は、Lレベルである電位Gndに共通接地され、ドレイン電極が走査線112にそれぞれ接続され、ゲート電極には、信号Setが共通に供給される。このため、信号SetがHレベルになったときに、全走査線112がLレベルに確定することになる。
ここで、信号Setとしては、いずれかのアドレス信号Ad-1、Ad-2、Ad-3、…、Ad-80がHレベルにならない期間、すなわち、すべてのアドレス信号がLレベルとなる期間においてHレベルとなる信号であれば良く、例えば上述したクロック信号Clkをそのまま用いることができる。
ハイ・インピーダンス状態における電圧変動により走査線112同士の電圧が相違してしまうと、行毎に、画素におけるTFT116のオフリークによる影響が異なり、行方向における表示のムラとなって現れるが、この構成によれば、図4と場合と比較して、Lレベルの確定周期が短く、かつ、全走査線112について共通なので、表示のムラが現れにくいのである。
さらに、画素容量120はノーマリーホワイトモードとしたが、電圧無印加状態において暗い状態となるノーマリーブラックモードとしても良い。また、R(赤)、G(緑)、B(青)の3画素で1ドットを構成して、カラー表示を行うとしても良いし、さらに、別の1色(例えばシアン(C))を追加し、これらの4色の画素で1ドットを構成して、色再現性を向上させる構成としても良い。
さらに、蓄積容量130の他端は一定ではなく、正極性書込時に低位側とし、その後、高位側に切り替え、極性書込時に高位側とし、その後、低位側に切り替えるような構成としても良い。
次に、上述した実施形態に係る電気光学装置1を表示装置として有する電子機器について説明する。図12は、実施形態に係る電気光学装置1を用いた携帯電話1200の構成を示す図である。
この図に示されるように、携帯電話1200は、複数の操作ボタン1202のほか、受話口1204、送話口1206とともに、上述した電気光学装置1を備えるものである。なお、電気光学装置1のうち、表示領域100に相当する部分以外の構成要素については外観としては現れない。
Claims (6)
- p(pは2以上の整数)行毎にブロック化された複数行の走査線と、
複数列のデータ線と、
前記複数行の走査線と前記複数列のデータ線との交差に対応して設けられ、前記走査線の論理レベルがアクティブレベルとなったときに、前記データ線に供給されたデータ信号に応じた階調となる画素と、
を有する電気光学装置に対し、
前記複数行の走査線を所定の順番で選択して、当該選択した走査線をアクティブレベルとする走査線駆動回路であって、
前記走査線駆動回路は、前記複数行の走査線のそれぞれに対応して単位回路を有し、
ブロック化されたp行の走査線に対応する単位回路のp個には、当該p行に対応する走査線のそれぞれの選択を示す期間においてアクティブレベルとなる論理信号が共通に供給され、
前記各単位回路は、それぞれ第1および第2トランジスタを含み、
前記第1トランジスタは、
ソース電極に、前記論理信号が供給され、ドレイン電極が、自身に対応する走査線に接続され、
前記第2トランジスタは、
ゲート電極に、前記論理信号がアクティブレベルとなる前後であって、かつ、当該論理信号がノン・アクティブレベルであるときに、アクティブレベルになり、当該論理信号がノン・アクティブレベルからアクティブレベルに変化するときに、アクティブレベルからノン・アクティブレベルになる第1制御信号が供給され、
ソース電極に、当該論理信号がアクティブレベルとなる前において、前記第1制御信号と重複するようにアクティブレベルになる第2制御信号が供給され、
ドレイン電極が、前記第1トランジスタのゲート電極に接続された
ことを特徴とする走査線駆動回路。 - 前記第2トランジスタのゲート電極およびドレイン電極間に補助容量を介挿した
ことを特徴とする請求項1に記載の走査線駆動回路。 - 前記ブロックが互いに異なる複数の走査線に対応して設けられた複数の前記単位回路に、前記第2制御信号が共通に供給される
ことを特徴とする請求項1に記載の走査線駆動回路。 - p(pは2以上の整数)行毎にブロック化された複数行の走査線と、
複数列のデータ線と、
前記複数行の走査線と前記複数列のデータ線との交差に対応して設けられ、前記走査線の論理レベルがアクティブレベルとなったときに、前記データ線に供給されたデータ信号に応じた階調となる画素と、
前記複数行の走査線を所定の順番で選択して、当該選択した走査線をアクティブレベルとする走査線駆動回路と、
前記アクティブレベルとされた走査線に対応する画素の階調に応じたデータ信号を、前記データ線を介して供給するデータ線駆動回路と、
を具備し、
前記走査線駆動回路は、
前記複数行の走査線のそれぞれに対応して単位回路を有し、
ブロック化されたp行の走査線に対応する単位回路のp個には、当該p行に対応する走査線のそれぞれの選択を示す期間においてアクティブレベルとなる論理信号が共通に供給されて、
前記各単位回路は、それぞれ第1および第2トランジスタを含み、
前記第1トランジスタは、
ソース電極に、前記論理信号が供給され、
ドレイン電極が、自身に対応する走査線に接続され、
前記第2トランジスタは、
ゲート電極に、前記論理信号がアクティブレベルとなる前後であって、かつ、当該論理信号がノン・アクティブレベルであるときに、アクティブレベルになり、当該論理信号がノン・アクティブレベルからアクティブレベルに変化するときに、アクティブレベルからノン・アクティブレベルになる第1制御信号が供給され、
ソース電極に、当該論理信号がアクティブレベルとなる前において、前記第1制御信号と重複するようにアクティブレベルになる第2制御信号が供給され、
ドレイン電極が、前記第1トランジスタのゲート電極に接続された
ことを特徴とする電気光学装置。 - 前記複数行の走査線のそれぞれに対応してスイッチが設けられ、
前記スイッチの一端同士は、前記ノン・アクティブレベルに共通接地され、
前記スイッチの他端は、自身に対応する走査線に接続され、
前記複数行の走査線のいずれもが選択されない期間において一斉にオンする
ことを特徴とする請求項4に記載の電気光学装置。 - 請求項4または5に記載の電気光学装置を備える
ことを特徴とする電子機器。
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