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JP4975756B2 - 棘突起固定移植片 - Google Patents

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Description

本発明は、移植片による脊柱安定化のシステムおよび方法に関し、特に一つ以上の椎骨に沿った棘突起に対する移植片の付属部品を介する脊柱安定化、に関する。
(関連する同時係属中の出願の相互参照)
本願は２００５年１２月１４日に出願され「棘突起固定移植片」と題された、米国仮特許出願第６０／７５０，５２０号の出願日の利益を主張するものであり、その内容は参照によって本願明細書に引用したものとする。
人間の脊椎は、互いに結合されて図１に示された脊柱２９を形成する、別々の椎骨３０（分節）からなる。図１Ｂと図１Ｃを参照して、各椎骨３０は、円筒型骨本体（椎骨本体）３２、３つの翼状突出部（２つの横突起３３、３５および１つの棘突起３４）、左右関節突起間関節４６、板４７、左右の茎４８および骨弓（神経アーチ）３６、を有する。椎骨の本体３２は、別の椎骨の上に積重ねられて強固であるが柔軟な脊柱を形成する。神経アーチ３６は、それらが囲む空間が管状、すなわち脊柱管３７、を形成するように位置づけされる。脊柱管３７は、脊髄および他の神経要素を収容し、保護する。防護膜、すなわち硬膜３８を満たした液体は脊椎管の内容物を含む。脊柱は、身体が捻られ、屈曲されることを許容するべく十分に柔軟であるが、脊髄および他の神経要素を支え、かつ保護するべく十分に強靭である。椎骨３０は、椎間板４０として知られる強くて弾力の有る繊維質の薄いパッドによって仕切られ、緩衝されている。一つ以上の椎骨３０および／または椎間板４０が病変または事故のどちらかの結果として異常をきたすと、脊椎障害が発生する。これらの病理的環境では、隣接した椎骨片の癒合により、脊椎の機能を正常化し、安定化を達成し、神経構造を保護し、または患者の不快感を除去しようと試みられる。
いくつかの脊椎固定システムは、脊椎を安定化させて、骨癒合が達成されるようにするために存在する。これらの癒合システムの大多数は図１Ｃに示されるように、椎骨本体または茎４８にねじの切られたねじボルトで取付けるロッドを利用する。場合によっては２つの隣り合った椎骨片を癒合させるべく板固定システムも使用される。この構造は通常、癒合させるべき片の２つの隣り合った茎を結合するために、それぞれが横方向に置かれた２つの縦板から構成される。このシステムは、一度に２つの隣り合った茎を自転車チェーンの考え方に類似して結合することにより脊椎の側部に沿って延伸させることが可能である。現在の板固定システムは、複数片に亘って長いロッドを形状に合わせる必要無しに、片相互間の固定を可能にする有利な要因によってロッドの代わりの機能をするべく、基本的に設計される。板システムおよびロッドシステムの両者とも、皮膜剥離および骨移植片の配置のための対および横突起へのアクセスが制限される脊椎の横側面に沿って、嵩張るものを追加する。多くの外科医はこの制限を避けるためにロッドを設置する前に皮膜剥離を行い、それによって血液の損失量が増え、かつ明瞭な手術場の維持がより困難になる。ロッドまたは板を脊椎の横方向に設置することは、硬膜、脊髄、および神経を収容する脊椎管中央部を完全に表出させる。追加の癒合が必要とされる癒合片の下または上の結合部で問題が発生している状態では、ロッド固定システムは、癒合される必要のある上方または下方レベルへの延長は困難である。固定を長くするためのコネクタおよび技法は存在するが、使用が困難であり、かつ時間の浪費となる傾向がある。
従って、脊椎の横側面への嵩張るものの追加を要せず、かつ皮膜剥離および骨移植片の設置のための対および横突起へのアクセスが制限されない脊椎安定化装置に対する必要性が存在する。
一般的に、一態様において本発明は、第一プレート部品と、上部回転プレートおよび底部回転プレートを含む棘突起安定化のための移植可能組立体を特色とする。第一プレート部品は細長いプレート、およびこの細長いプレートの表、裏に対してそれぞれ直角に伸びる表、裏のクロスプレートを備える。上部および底部回転プレートは、表、裏クロスプレートに垂直な軸の周りに回転するべく構成され、細長いプレートは、上部回転プレートの内側表面および底部回転プレートの内側表面に対面する内側表面を備える。
本発明の本態様による移植は、以下の特質の１つ以上を含んで良い。上部および底部回転プレートは、表および裏クロスプレートの間に形成された隙間内に受入れられるべく構成される。本組立体は、表クロスプレート、上部回転プレート、底部回転プレートおよび裏クロスプレートに形成され、同芯に整列された貫通孔開口を通り抜けるべく構成された支柱部材をさらに含む。上部および底部回転プレートは、この支柱部材周りに回転し、細長いプレートに対し第一および第二回転角度を設定するべく構成され、これにより細長いプレートと上部および底部回転プレートの間にそれぞれ第一および第二隙間を画定する。支柱部材は細長いプレートに対して上部および底部回転プレートをしっかり動かないようにして回転を防止するための、ロック要素を含む。支柱部材は細長いボルトであって良く、ロック要素はボルトの部分に形成され、裏クロスプレート貫通孔の内径ねじに係合するべく寸法決めされた、ねじであって良い。支柱部材は細長いボルトであって良く、ロック要素はボルトの部分に形成され、ボルトが裏クロスプレート貫通孔を出た後にナットに係合するべく寸法決めされた、ねじであって良い。細長いプレート、上部および底部回転プレートの内側表面は、細長いプレートと上部回転プレートとの間の第一隙間、および細長いプレートと底部回転プレートとの間の第二隙間にそれぞれ位置づけされる、第一および第二棘突起に、複数のプレートを係合し摩擦によってロックするべく構成された、突出物を含む。表および裏クロスプレートは、第一および第二棘突起間に嵌るべく寸法決めされ、棘突起の形状に適合するべく形状決めされたエッジを備える。第一および第二回転角度は、零度から１８０度の間の値を含む。この組立体を第一および第二棘突起間に側方挿入するために、上部および底部回転プレートは、細長いプレートに対して９０度の第一および第二回転角度まで回転させられる。組立体は第一および第二棘突起の間に移植される前、または移植された後で組立てられて良い。上部回転プレートを細長いプレートに対してしっかり動かないようにするための、追加のロック部材をさらに含んで良い。追加のロック部材は、表クロスプレートに形成された第二貫通孔の内側表面に形成されたねじを通り抜けて係合して、上部回転プレートと摩擦力で係合するべく、寸法決めされた止めねじであって良い。
本組立体は、細長いプレートの上部端および上部回転プレートの上部端をロックするべく構成された、上部ロック部材をさらに含んで良い。上部ロック部材は、上部回転プレート端、第一棘突起および細長いプレートの上部端を貫通して形成されたボルト孔、を通して差し込まれるべく構成された長いボルトであって良い。上部ロック部材は、ステープル、より合せケーブル、縫合線、ピンまたは止めねじであって良い。組立体は、細長いプレートの底部端および底部回転プレートの底部端をロックするべく構成された、底部ロック部材をさらに含んで良い。底部ロック部材は、底部回転プレート底部端、第二棘突起および細長いプレートの底部端を貫通して形成されたボルト孔、を通して差し込まれるべく構成された長いボルトであって良い。底部ロック部材は、ステープル、より合せケーブル、縫合線、ピンまたは止めねじであって良い。突出物は、歯、スパイク、セレーション、粗い被覆または隆起であって良い。第一プレート部品、上部および底部回転プレートは、ステンレススチール、チタン、金、銀、それらの合金、または吸収性材料から作られて良い。第一プレート部品、上部および底部回転プレートは、調整可能な長さを有して良い。上部および底部プレートのおのおのは、主本体および延伸するアームを含んで良い。延伸するアームは、本体から分離可能であって良く、本体にヒンジを介して取付けられて良い。
一般的に、別の態様においては、本発明は脊柱の棘突起を安定化するための方法に特色を有し、第一プレート部品、上部回転プレートおよび底部回転プレートを供給する工程を含む。第一のプレート部品は、細長いプレート、および細長いプレートの表と裏に対してそれぞれ直角に伸びる表ならびに裏クロスプレート、を含み、かつ前記細長いプレートの内側表面を第一棘突起の第一横方向面および第二棘突起の第一横方向面に係合させる。上部回転プレートは、細長いプレートの方向に回転し、上部回転プレートの内側表面を第一棘突起の第二横方向面と係合させる。第一棘突起の第二横方向面は、第一棘突起の第一横方向面に対して反対側である。底部回転プレートは、細長いプレートの方向に回転し、底部回転プレートの内側表面を第二棘突起の第二横方向面と係合させる。第二棘突起の第二横方向面は、第二棘突起の第一横方向面に対して反対側である。上部および底部回転プレートは表および裏クロスプレートに対して垂直な軸の周りに回転するべく構成される。
一般的に別の態様においては、本発明は、棘突起安定化のための移植可能組立体に特色を有し、その組立体は、第一棘突起の第一横方向面と係合するべく構成された第一表面、および第二棘突起の第二横方向面と係合するべく構成された第二表面、を有する第一Ｓ字型プレート、および第一棘突起の第二横方向面と係合するべく構成された第一表面、および第二棘突起の第一横方向面と係合するべく構成された第二表面、を有する第二Ｓ字型プレート、を含む。第一および第二Ｓ字型プレートは、第一および第二Ｓ字型プレートの中央部に垂直な軸周りに回転するべく構成される。
一般的に別の態様においては、本発明は、棘突起安定化のための移植可能組立体に特色を有し、その組立体は、細長いプレートおよび細長いプレートの第一表面から第一および第二角度でそれぞれ延伸する上部ならびに底部変形可能プレートを備え、それにより細長いプレートおよび上部ならびに底部変形可能プレートの間の第一および第二隙間を画定し、かつ第一および第二変形可能プレートを加圧して細長いプレートの方向に移動させ、第一および第二角度をそれぞれ変化させるべく構成された加圧要素、を備えたＫ字型部品を含む。第一および第二隙間は、第一および第二棘突起をそれぞれ受け入れるべく構成される。第一および第二変形可能プレートを細長いプレートの方向に移動することが、細長いプレートの第一表面および上部ならびに底部変形可能プレートの第一表面を、第一および第二棘突起の横方向面とそれぞれ係合することを結果としてもたらす。
この発明の利点の中には、以下の事柄の一つ以上が含まれて良い。本組立体は椎骨の棘突起にプレートをあてがうことによって椎骨を安定化する。この安定化装置は脊椎の横方向側面に嵩張ったものを付加することは無く、また皮質剥離術および骨移植片の配置のための部分および横突起へのアクセスを制限されることが無い。
本発明の１つ以上の実施形態の詳細は添付の図面と以下の説明において示される。本発明の他の特質、目的および利点は、好ましい実施形態の以下の説明、図面および請求項から明らかになるであろう。
本発明は棘突起固定移植片のためのシステムおよび方法に関する。
図２、図３、および図４を参照して、棘突起固定組立体１００は人間の脊椎の２つの隣り合う椎骨９２、９４を、それらの棘突起９０ａおよび９０ｂと係合して、かつロックすることによって安定化する。棘突起固定組立体１００は、細長いプレート１１０およびプレート１１０の反対側に位置され、プレート１１０と共にＫ字型構造を形成するべく構成された、上部および底部回転プレート１２０、１３０を含む。上部および底部回転プレート１２０、１３０は、軸１４０（図６参照）の周りに互いに独立して回転し、プレート１１０に対してそれぞれ角度１６２、１６４を形成する。プレート１２０、１３０の、方向１４４ａ、１４４ｂおよび１４６ａ、１４６ｂに沿った回転運動は、図４に示されているように細長いプレート１１０へ近づく、またはそれから遠ざかるように行われる。細長いプレート１１０は、図１０、図１１、図１２に示されているように本体１１２およびこの本体１１２の表、および裏に対して直角に伸びる表、および裏クロスプレート１１４、１１６を有する。本体１１２は、上部端１１３ａ、底部端１１３ｂ、外側表面１１８、および内側表面１１７を有する。軸１４０は、図１１および図１２に示されているように、クロスプレート１１４、１１６の中央にそれぞれ形成された開口１５２、１５４を貫通する。クロスプレート１１４、１１６は、隣り合う棘突起９０ａ、９０ｂのそれぞれ下面および上面の間に延伸し、丸みを帯び、かつ一たび移植されるとその周囲に取り付く棘突起９０ａ、９０ｂならびに板の幾何図形的配列に呼応するべく形状決めされた、エッジ１１５を有する。クロスプレート１１４、１１６は、実質的には平面で互いに平行であり、両者間の隙間は図７に示すように上部および底部回転プレート１２０、１３０の部分を保持する大きさに形成される。
図１０、図１３および図１４を参照して、上部回転プレート１２０は、それぞれ１２３ａ、１２３ｂの上端および下端ならびにそれぞれ１２７、１２８の内側表面、外側表面を伴う主本体１２２を有する。アーム１２４は本体１２２の下端１２３ｂから下方に延伸し、側部プレート１２８は本体１２２の裏に対して直角に延伸する。アーム１２４は、下部左隅に位置しアーム１２４の表側から裏側へ伸びる開口１２６を有する。同様に、底部回転プレート１３０は、それぞれ１３３ａ、１３３ｂの上部端および底部端ならびにそれぞれ１３７、１３８の内側、外側表面を伴う主本体１３２を有する。アーム１３４は、図１０および図１４に示されているように、上端１３３ａから上方に延伸し、上部左隅に位置しアーム１３４の表側から裏側へ伸びる開口１３６を有する。側部プレート１３８は本体１３２の裏に対して直角に延伸する。プレート１１０、１２０、１３０の全てのエッジは丸くされ、移植中または脊椎運動中の隣接する組織への損傷を防止する。プレート１１０、１２０、１３０は、ステンレススチール；チタン；金；銀；それらの合金；吸収性材料；人工靱帯材料、ポリエチレン、伸展性材料を含む非金属材料；およびそれらの組み合わせ；で作られる。プレート１１０、１２０、１３０は、長さが調整可能であって良い。例えば、プレート１１０、１２０、１３０はそれぞれ３０ｍｍ、１５ｍｍ、１５ｍｍの長さを有し、組立体の幅は３ｍｍから１０ｍｍの間で良い。
図７を参照して、長いボルト１８０は、細長いプレート１１０のクロスプレート１１４、１１６にある開口１５２、１５４を通して、また上部および底部回転プレート１２０、１３０にそれぞれ形成された開口１２６、１３６を通して、貫通する。ボルト１８０は、頭部１８１、軸１８３、および軸１８３の端部に形成されたねじ１８４を有する。ねじ１８４は、組立体１００の３部品、１１０、１２０、１３０を一緒に保持し、動かないようにするために裏クロスプレート１１６の開口１５４にあるねじに係合する。他の実施形態においては、ナット（図示せず）がねじ１８０の端部に取付けられ、組立体１００の３部品、１１０、１２０、１３０を一緒に保持し、動かないようにする。他の実施形態では、ボルト１８０は、２つの椎骨の間の軟骨に差し込まれ、３部品、１１０、１２０、１３０を動かないようにして組立体１００を脊椎に取付ける。プレート１１０、１２０、１３０のそれぞれの内面１１７、１２７、１３７は、図３、図１１、図１３および図１４に示されているように棘突起９０ａ、９０ｂの側面を掴み摩擦係合する突出部１１１を有する。突出部１１１は、歯、セレーション、隆起、他の粗い面の形態、または粗い表面を生成する被覆、であって良い。回転プレート１２０、１３０の相互に対する、ならびにプレート１１０に対する相対位置は、表クロスプレート１１４の上右隅に形成された開口１５６を貫通する留めねじ１８２によってロックされる。留めねじ１８２を締めることによって表、および裏クロスプレート１１４、１１６を回転プレート１２０および１３０に対してロックされる。棘突起固定組立体１００を棘突起９０ａ、９０ｂ上に係合し、ロックすることで部品１１０、１２０および１３０の側方移動および上下移動または脊椎移動の間の相互接近または離反を防止する。
組立てられた棘突起固定組立体１００は、器械（図示せず）を使用して、図２に示されているように２つの隣接した棘突起９０ａ、９０ｂの間で患者に移植される。クロスプレート１１４、１１６は棘突起９０ａ、９０ｂの間に設置され、上部および底部回転プレート１２０、１３０が棘突起９０ａ、９０ｂの横側に当るようにする。一つの棘突起９０ａは、図３に示されるように、本体１１２の上部部分と上部回転プレート１２０の間に位置し、もう一つの棘突起９０ｂは、本体１１２の底部と底部回転プレート１３０の間に位置し、それらの内側表面１１７、１２７、１３７は、棘突起９０ａ、９０ｂの横面に対面する。プレート１１０、１２０、１３０のそれぞれ内側表面１１７、１２７、１３７のおのおの上では、突出部１１１が隣接する棘突起の横表面の方向に向く。この点において、上部および底部回転プレート１２０、１３０は必要に応じて回転し、棘突起に対してプレートを望ましいように適合させる。ボルト１８０を開口１５４のねじに係合して締めることによって、突出部１１１を棘突起の表面に押し付けて固定し、３つのプレートをそれぞれに対してロックする。突出部１１１および裏クロスプレート１１６の開口１５４へのボルトの差し込みによって棘突起固定組立体１００が棘突起９０ａ、９０ｂに対して摩擦力によってしっかりと動かないようにされ、装置が動いたりずれたりすることを防止する。
図１５、図１６、図１７、図１８を参照して、棘突起固定組立体２００の第二の実施形態では、上部および底部回転プレート２２０、２３０はそれぞれを互いに通過して回転して、細長いプレート２１０に対して０度から１８０度の間で任意の角度を形成するべく設計される。特に、プレート２２０、２３０はプレート２１０に対して９０度回転して、図１６および図１８に示されているように側面側に方向付けされたＴ型を形成する。図１６の組立体２００は、回転プレート２２０、２３０をプレート１１０に対して９０度にして棘突起９０ａ、９０ｂの上部および底部の間に側方挿入される。この組立体が挿入されると、プレート２２０および２３０は上方および下方にそれぞれ回転されて、棘突起に対して望ましく適合するのに必要なプレート２１０に対しての角度に位置づけされる。
組立体２００の横向き移植は、棘突起間の領域における傷害を減じる効果がある。
この実施形態においては、上部回転プレート２２０は、図１９および図２０に示されているように、それぞれ２２３ａ、２２３ｂの上部端、底部端、およびそれぞれ２２７、２２８の内部および外部表面を有する主本体２２２を有する。主本体２２２は、プレート２２０がプレート２１０の２つのクロスプレート２１４、２１６間の隙間２１９内に置かれた時に、プレート２３０を通り越して回転することを可能にするべく寸法決めされた幅２２９を有する。アーム２２４は、本体２２２の底部端２２３ｂから下方に延伸する。アーム２２４はアームの底部端中央に位置する開口２２６を有し、アーム２２４の表側から裏側へ伸びている。突出した環形２２５は開口２２６を囲み、アーム２２４の裏側から外側へ飛び出している。環形２２５は裏側クロスプレート２１６の開口２５４内に嵌るべく寸法決めされている。開口２２６は、アーム２２４の表側から裏側へ伸びる内径ねじ（図示せず）を含む。同様にして、底部回転プレート２３０は、図１９および図２０Ｃに示されているように、それぞれ２３３ａ、２３３ｂの上部端、底部端、およびそれぞれ２３７、２３８の内部および外部表面、を有する主本体２３２を有す。主本体２３２は、プレート２３０がプレート２１０の２つのクロスプレート２１４、２１６間の隙間２１９内に置かれた時に、プレート２２０を通り越して回転することを可能にするべく寸法決めされた、幅２３９を有する。図１９および図２０Ｃに示されたように、アーム２３４は上部端２３３ａから上方に延伸し、アームの上部端中央に位置する開口２３６を有し、アーム２３４の表側から裏側へ伸びている。
図１８に示されているように、細長いプレート２１０、上部回転プレート２２０および底部回転プレート２３０は一体に組立てられる。環形２２５は裏クロスプレート２１６の開口２５４内に挿入され、表クロスプレート２１４、底部回転プレート２３０および上部回転プレート、それぞれの開口２５２、２３６、２２６は一列に並ぶ。長いボルト２８０は、一列になった開口を通して挿入され、開口２２６の内径ねじにねじ止めされる。回転プレート２２０、２３０相互に対する、またプレート２１０に対する位置は、表クロスプレート２１４の上左隅部に形成された開口２５６を通り抜けて、止めねじ２８２によってロックされる。止めねじ２８２の締付によって、表および裏クロスプレート２１４、２１６を回転プレート２２０、２３０にロックする。組立体２００が一たび患者の隣接する棘突起９０ａ、９０ｂの間に移植されると、その組立体は上述のプロセスに従って正しい位置にしっかりと動かないようにされ、ロックされる。
図２１を参照して、第三の実施形態において棘突起固定組立体３００は、表Ｓ字型プレート３１０、および鏡面対称の裏Ｓ字型プレート３２０を含み、これらはその中央部でボルト３８０を介して結合され、Ｘ字型構造を形成する。表Ｓ字型プレート３１０は、裏Ｓ字型プレート３２０に対して回転中心点３４０の周りに回転し、上部椎骨９２の棘突起９０ａはＳ字プレート３１０および３２０の上部アーム間に摩擦力で係合され、一方下部椎骨４２の棘突起９０ｂは、Ｓ字プレート３１０および３２０の下部アーム間に摩擦力で係合される。ボルト３８０は、図２１に示されているように、表および裏Ｓ字プレートの中央に形成された開口を通して差し込まれる。Ｓ字プレートの上部および下部アームの内側表面は棘突起の形状に合うように形状決めされ、摩擦力で棘突起の側面に係合する突出部を有し、ボルト３８０によって組立体３００を棘突起９０ａ、９０ｂ間にしっかり動かないようにロックする。
図２２Ａに示されているように、組立てられかつ水平に方向付けされたＳ字プレート３１０、３２０を有する組立体３００は、上部および底部棘突起９０ａ、９０ｂ間に側方挿入される。一たび組立体が挿入されると、プレート３１０および３２０はそれぞれ上方へ、および下方へ図２２Ｂに示されているように回転され、それらは垂直方向に方向付けされたような形態を呈し、それらの対応する内側表面は棘突起９０ａ、９０ｂを取り囲む。組立体３００の横方向移植は棘突起間の領域における損傷を減じる利点がある。
長いボルト３７０がこの実施形態にさらに追加されて、組立体３００を棘突起にさらにしっかりと固定しても良い。それらが追加される場合は、装置の取付け前に棘突起を水平方向に貫通して適切な大きさの孔をドリルで開ける必要がある。上述のように装置が適切な位置に設置されると、一本の長いボルト３７０がプレート３１０の上端部のボルト孔を通して、棘突起９０ａにドリルで開けられた孔を通して、さらにプレート３２０の上端部のボルト孔を外に通り抜けてねじ止めされる。第二の長いボルト３７０もまた、プレート３１０の下端部のボルト孔を通して、棘突起９０ｂにドリルで開けられた孔を通して、さらにプレート３２０の下端部のボルト孔を外に通り抜けてねじ止めされる。ボルト３８０および３７０を締めることによって組立体３００は、棘突起９０ａ、９０ｂの周りにしっかり動かないようにロックされる。
棘突起固定組立体４００のもうひとつの実施形態は、図２４に示されているように、表Ｓ字プレートが、図２５Ａに示されるように上部回転部４１０を、および図２５Ｂに示されるように底部回転部４２０を含み、Ｓ字曲線の上部および底部をそれぞれ形成する。裏Ｓ字プレート４３０は、単一部品として形成されたＳ字型プレートであり、図２５Ｃに示されるように、曲がった上部４３２と底部の曲がった部分４３４、およびそのセンター４３６に形成された開口を有する円形中央部４３８を伴う。上部回転部４１０は、上方に伸びる曲線部４１２およびその中央に形成された開口４１６を有する下方円形端部４１４
を含む。底部回転部品は、下方に伸びる曲線部４２２およびその中央に形成された開口４２６を有する上方円形端部４２４を含む。円形端部４２４の表および裏表面、円形端部４１４の裏表面および円形センター４３８の表表面は、図２５Ｂおよび図２５Ｃに示された
半径方向に伸びる溝４２５を有する。溝４２５は１度円弧を画成し、従ってプレート４１０、４２０、４３０が１度ずつそれぞれに対して相対的に回転することが可能である。組立体４００は、大きさが隣接する棘突起９０ａ、９０ｂの間に合い、かつ棘突起９０ａ、９０ｂおよび板の幾何的形状に対応するべく構成され、移植されたときにそれらの周りにぴったり合う上部および底部エッジを有する、ブロック４４０をさらに含む。隣接する棘突起９０ａ、９０ｂ間の異なった空間距離に適合するためには、異なった大きさのブロックが使用される。ブロック４４０の表および裏表面はまた、ブロックの中央に形成された開口４４６の周りに溝４２５が設けられる。上部回転プレート４１０、底部回転プレート４２０、ブロック４４０および裏プレート４３０は、それらの対応する開口４１６、４２６、４４６、４３６が一列になり、ボルト４８０がこれらの開口を貫通して差し込まれるように配列される。一たび組立体４００が挿入されると、プレート４１０および４２０はそれぞれ上方および下方に回転され、棘突起を囲うように配置される。Ｓ字型プレートの上方および下方アームの内側表面は、棘突起の形状に合うように形状決めされ、棘突起の側部と摩擦力により係合する突出部を有し、ボルト４８０によって組立体４００を棘突起９０ａ、９０ｂの間にしっかり動かないようにロックする。
また長いボルト３７０が、上述されたように組立体４００を棘突起にさらにしっかりと止めるために、この実施形態に追加されても良い。あるいは、図２７に示されるようにプレート４１０、４２０および４３０の上部および底部開放端に、ステープル４５０を取付けても良い。他の実施形態では、留めひも、より合せケーブルまたは縫合線がプレート４１０、４２０および４３０の端部を棘突起に取付けるために使用されてよい。プレート４１０、４２０および４３０の外側表面は、図２４に示されるように丸みを帯びていても良く、または図２７の実施形態５００に示されるように直線でも良い。
図２８、図２９および図３０を参照して、２つの隣接する椎骨の間に棘突起固定組立体を移植するプロセスは、以下のステップを含む。第一に患者の背中を切開して、骨性平面９５に沿って、および隣接する棘突起９０ａ、９０ｂ間の靱帯９６を通って、パスＡおよびＢを開く。パスＢは、中央に位置する矢状方向平面９８に関してパスＡの鏡面対象である。次に、図２７の組立体の裏部品５１０が、図２９に示されたようにパスＡに沿って挿入され、端部５１３ａおよび５１３ｂはそれぞれ棘突起９０ａ、９０ｂに取付けられる。次に、表部品５２０がパスＢに沿って挿入され、ボルト５８０が裏部品および表部品５１０、５２０の中央に形成された開口５１２、５２２をそれぞれ通して差し込まれる。裏部品および表部品はそれらの中央開口５１２．５２２を通る軸周りに回転し、それらの端部５１３ａ、５２３ａ、５１３ｂ、５２３ｂが棘突起９０ａ、９０ｂの周りを囲み、閉鎖する。端部５１３ａ、５２３ａ、および５１３ｂ、５２３ｂはその後、図３０に示されるようにそれぞれ棘突起９０ａ、９０ｂに取付けされる。端部は上述のいずれかの方法によって取付けされ、その方法は突出物の摩擦力、長いボルト、ステープル、より合せケーブルまたは縫合線を含む。椎弓切除または脊椎関節突起切除後に、組立てされた組立体５００は脊髄を覆い、保護するような幅５３５を有するようにプレート５１０、５２０の寸法決めがされる。
図３１に示される第六実施形態では、棘突起固定組立体６００は、細長いプレート６１０、およびその細長いプレートの中心６１５からそれぞれ上方および下方に伸びる２つの変形可能プレート６２０、６３０を有する１つのＫ字型部品を含む。上部隙間６１２は、細長いプレート６１０の上部部分および上方に伸びるプレート６２０との間に形成される。底部隙間６１４は、細長いプレート６１０の底部部分および下方に伸びるプレート６３０との間に形成される。Ｋ字型の組立体は、図３１に示されるように隣接した棘突起９０ａ、９０ｂ間に設置され、プレート６４０は組立体６００の中央に、変形可能プレート６２０、６３０の最上部に設置される。ボルト６８０は、図３１に示されるように、プレート６４０、およびＫ字型部品の中央６１５に形成された開口、を貫通して差し込まれる。ボルト６８０を締め付けることによってプレート６４０に圧力が与えられ、この圧力は上部および底部変形可能プレート６２０、６３０に伝達される。プレート６２０、６３０はプレート６１０に近づいて、上部および底部の隙間６１２、６１４は狭くなり、結果としてプレート６１０、６２０および６３０の内側表面に形成された突出部１１１が棘突起９０ａ、９０ｂと係合し、プレート６２０、６３０および６１０を棘突起９０ａ、９０ｂの周りに固定する。プレート６２０、６３０の端部は、長いボルト、ステイプル、より合せケーブル、留めひもまたは縫合線のいずれかによって棘突起にさらに接合される。
他の実施形態は引続く請求項の範囲内にある。例えば、椎骨９２および９４は、腰椎Ｌ１からＬ５、胸部Ｔ１からＴ１２、頚部Ｃ１からＣ７を含むいずれかの２つの椎骨であって良い。固定組立体１００は、複数の椎骨に沿って延伸して良い。Ｋ字型構造はまた、回転プレート１２０、１３０が図２の左側に位置され、細長いプレート１１０が図２の右側に位置される、図２における構造の鏡面対称として構成されても良い。図４および図１５の実施形態それぞれにおける、細長いプレート１１０、２２０および上部および底部プレート１２０、２２０および１３０、２３０は、長さ調整式であって良い。同様に、図２１の実施形態のＳ字型プレート３１０、３２０、および図２４の実施形態のプレート４１０、４２０、４３０は、長さ調整式であって良い。同様に、図３１の実施形態の細長いプレート６１０および変形可能プレート６２０、６３０は、長さ調整式であって良い。回転プレート１２０、１３０の主本体１２２、１３２は、対応した延伸するアーム１２４、１３４
から分離されて良い。本体１２２、１３２は、延伸するアーム１２４、１３４にヒンジ（図示せず）を介して取付けられて良く、対応する棘突起９０ａ、９０ｂの周りにより良く位置づけされるように、開閉スイングを可能にしている。
本発明によるいくつかの実施形態が説明された。しかしながら、本発明の精神および範囲を逸脱することなく、様々な変更がされ得ることは理解されるであろう。従って他の実施形態は、引続く請求項の範囲内である。
図を参照して、同じ番号はいくつかの図を通して同じ部品を表わす。
人体脊柱を横から見た図である。 図１Ａの領域Ａを拡大した図である。 腰椎骨の軸方向断面図である。 本発明による棘突起固定移植片の第一の実施形態を取付けた脊椎部分を後ろから見た図である。 図２の棘突起固定移植片を取付けた脊椎の上面図である。 図２の棘突起固定移植片の正面図である。 図２の棘突起固定移植片の裏面図である。 図２の棘突起固定移植片の右側面斜視図である。 図２の棘突起固定移植片、右側面斜視図の部分分解図である。 図２の棘突起固定移植片の左側面斜視図である。 図２の棘突起固定移植片の上方斜視図である。 図２の棘突起固定移植片、右側面斜視図の分解図である。 図２の細長い部品１１０の正面図である。 図２の細長い部品の裏面図である。 図２の上部回転部品の正面図である。 図２の底部回転部品の正面図である。 本発明による棘突起固定移植片の第二の実施形態の正面図であって、上部および底部回転部品が閉じた位置で示されている。 図１５の棘突起固定移植片の正面図であって、上部および底部回転部品が開いた位置で示されている。 図１５の棘突起固定移植片の左側斜視図であって、上部および底部回転部品が閉じた位置で示されている。 図１５の棘突起固定移植片の左側斜視図であって、上部および底部回転部品が開いた位置で示されている。 図１５の棘突起固定移植片の左側分解図である。 図１５の細長いプレート部品２１０の右側面図である。 図１５の上部回転部品２２０の右側面図である。 図１５の底部回転部品２３０の右側面図である。 本発明による棘突起固定移植片の第三の実施形態の正面図であって、表および裏回転部品が棘突起の周囲で閉じた位置で示されている。 表および裏回転部品が開いた位置にある側からの、図２１の棘突起固定移植片の挿入を示した図である。 図２１の表、および裏回転部品を、棘突起の周囲で閉じるために回転させることを示した図である。 図２１による棘突起固定移植片の実施形態の正面図であって、表および裏回転部品が棘突起周囲で閉じた位置でかつロックされた位置で示されている。 本発明による棘突起固定移植片の第四の実施形態の正面図であって、表上部、表底部および裏回転部品が棘突起の周囲で閉じた位置で示されている。 図２４の棘突起固定移植片の表上部回転部品の正面図である。 図２４の棘突起固定移植片の表底部回転部品の正面図である。 図２４の棘突起固定移植片の裏回転部品の正面図である。 図２４の棘突起固定移植片のロック部品の正面図である。 本発明による棘突起固定移植片の第五の実施形態の正面図であって、表および裏回転部品が棘突起の周囲で閉じた位置で、かつロックされた位置で示されている。 上方および下方の隣り合う棘突起周囲でパスＡおよびＢを切開して開くところを示している。 図２７の棘突起固定移植片の裏回転部品を図２８のパスＡに沿って挿入するところを示している。 図２７の棘突起固定移植片の表回転部品を図２８のパスＢに沿って挿入するところを示している。 本発明による棘突起固定移植片の第六の実施形態の正面図であって、単純Ｋ型部品本体を示している。
符号の説明
４２：下部椎骨
９０ａ：棘突起
９０ｂ：棘突起
９２および９４：椎骨
９２：椎骨
９２：上部椎骨
９４：椎骨
９６：靱帯
９８：矢状方向平面
１００：棘突起固定組立体
１１０：プレート
１１０：組立体１００の３部品
１１０、１２０および１３０：部品
１１１：突出部
１１２：本体
１１３ａ：上部端
１１３ｂ：底部端
１１４：表クロスプレート
１１５：エッジ
１１６：裏クロスプレート
１１７：内側表面
１１７：プレート１１０の内面
１１７、１２７、１３７：内側表面
１１８：外側表面
１２０、１３０：回転プレート
１２０：上部回転プレート
１２０：組立体１００の３部品
１２２：主本体
１２３ａ：上端
１２３ｂ：下端
１２４：アーム
１２６：開口
１２７：内側表面
１２７：プレート１２０の内面
１２８：側部プレート
１２８：外側表面
１３０：底部回転プレート
１３０：組立体１００の３部品
１３２：主本体
１３３ａ：上部端
１３３ｂ：底部端
１３４：アーム
１３６：開口
１３７：内側表面
１３７：プレート１３０の内面
１３８：外側表面
１３８：側部プレート
１４０：軸
１４４ａ：方向
１４４ｂ：方向
１４６ａ：方向
１４６ｂ：方向
１５２：開口
１５４：開口
１５６：開口
１６２：角度
１６４：角度
１８０：長いボルト
１８０：ボルト
１８１：頭部
１８２：留めねじ
１８３：軸
１８４：ねじ
２００：棘突起固定組立体
２１０：細長いプレート
２１４、２１６：クロスプレート
２１４：表クロスプレート
２１６：裏クロスプレート
２１９：隙間
２２０、２３０：上部および底部回転プレート
２２２：主本体
２２３ａ、２２３ｂ：上部端、底部端
２２４：アーム
２２５：環形
２２６：開口
２２７、２２８：内部および外部表面
２２９：寸法決めされた幅
２３０：プレート
２３０：底部回転プレート
２３２：主本体
２３３ａ、２３３ｂ：上部端、底部端
２３４：アーム
２３６：開口
２３７、２３８：内部および外部表面
２３９：幅
２５２：開口
２５４：開口
２５６：開口
２８０：長いボルト
２８２：止めねじ
３００：棘突起固定組立体
３１０：表Ｓ字型プレート
３１０、３２０：Ｓ字型プレート
３２０：鏡面対称の裏Ｓ字型プレート
３４０：回転中心点
３７０：長いボルト
３８０：ボルト
４００：棘突起固定組立体
４１０：上部回転部
４１０、４２０、４３０：プレート
４１０：上部回転プレート
４１２：曲線部
４１４：下方円形端部
４１４：表および裏表面、円形端部
４１６、４２６、４４６、４３６：開口
４２０：底部回転部
４２０：底部回転プレート
４２２：曲線部
４２４：上方円形端部
４２５：溝
４２６：開口
４３０：裏Ｓ字プレート
４３０：裏プレート
４３２：曲がった上部
４３４：底部の曲がった部分
４３６：センター
４３８：円形中央部
４３８：円形センター
４４０：ブロック
４４６：開口
４５０：ステープル
４８０：ボルト
５１０、５２０：裏部品および表部品
５１０、５２０：プレート
５１２、５２２：中央開口
５１３ａ、５２３ａ、５１３ｂ、５２３ｂ：端部
５３５：保護するような幅
５８０：ボルト
６００：棘突起固定組立体
６１０：細長いプレート
６１２：上部隙間
６１４：底部隙間
６１５：中心
６２０、６３０：変形可能プレート
６４０：プレート
６８０：ボルト
Ｌ１からＬ５：腰椎
Ｔ１からＴ１２：胸部
Ｃ１からＣ７：頚部

Claims (15)

  1. 棘突起安定化のための移植可能組立体であって、
    細長いプレート部品と、前記細長いプレートの表と裏にそれぞれ直角に延伸する表および裏クロスプレートとからなる第一プレートと、
    上部回転プレートと、
    底部回転プレート、を備え、
    前記上部および底部回転プレートは、前記表および裏クロスプレートに垂直な軸の周りに回転するべく構成され、
    前記細長いプレートは、前記上部回転プレートの内側表面および前記底部回転プレートの内側表面に対面する内側表面を備えた、移植可能組立体。
  2. 前記上部および底部回転プレートは、前記表および裏クロスプレートの間に形成された隙間に受け入れられるべく構成された、請求項１に記載の組立体。
  3. 請求項２に記載の組立体であって、前記表クロスプレート、前記上部回転プレート、前記底部回転プレートおよび前記裏クロスプレートに形成され、同芯上に整列された貫通孔開口を通して通り抜けるべく構成された支柱部材をさらに備え、かつ前記上部および底部回転プレートは、前記支柱部材の周りに回転するべく、かつ前記細長いプレートによって第一および第二回転角度を設定するべく構成され、それによって前記細長いプレートと前記上部および底部回転プレートそれぞれとの間の第一および第二間隔を画定する、組立体。
  4. 請求項３に記載の組立体であって、前記支柱部材は、前記上部および底部回転プレートを前記細長いプレートに対してしっかり動かないようにして回転を防止するためのロック要素を備え、かつ前記支柱部材は細長いボルトを備え、前記ロック要素は前記ボルトの部分に形成され、前記裏クロスプレート貫通孔の内径ねじに係合するべく寸法決めされたねじを備える、組立体。
  5. 請求項３に記載の組立体であって、前記支柱部材は、前記上部および底部回転プレートを前記細長いプレートに対してしっかり動かないようにして回転を防止するためのロック要素を備え、かつ前記支柱部材は細長いボルトを備え、前記ロック要素は、前記ボルト部分に形成され、前記裏クロスプレート貫通孔を該ボルトが通り抜けた後にナットに係合するべく寸法決めされたねじを備える、組立体。
  6. 請求項３に記載の組立体であって、前記細長いプレート、前記上部および底部回転プレートの前記内側表面は、前記プレートを前記細長いプレートと前記上部回転プレート間の前記第一隙間、および前記細長いプレートと前記上部回転プレート間の前記第二隙間、にそれぞれ位置する第一および第二棘突起に対して係合し、かつ摩擦力により動かなくするべく構成された突出物を含む、組立体。
  7. 請求項６に記載の組立体であって、前記表および裏クロスプレートは、前記第一および第二棘突起の間に嵌るべく寸法決めされ、前記棘突起の形状に適合するように形状決めされたエッジを備える、組立体。
  8. 請求項７に記載の組立体であって、前記上部および底部回転プレートは、前記第一および第二棘突起間に前記組立体を側方挿入するために、前記細長いプレートに対して９０度の第一および第二回転角度まで回転される、組立体。
  9. 請求項８に記載の組立体であって、前記上部回転プレートを前記細長いプレートに対してしっかり動かないようにするためにさらに追加のロック部材を備え、前記追加のロック部材は、前記表クロスプレートに形成された第二の貫通孔の内部表面に形成されたねじを通りかつ係合するように、および前記上部回転プレートに摩擦力で係合するように寸法決めされた止めねじを備える、組立体。
  10. 請求項９に記載の組立体であって、前記細長いプレートの上部端と前記上部回転プレートの上部端をロックするべく構成された上部ロック部材をさらに備え、前記上部ロック部材は前記上部回転プレート端部、前記第一棘突起、および前記細長いプレートの上部端、を貫通して形成されたボルト孔を通して差し込まれるべく構成された長いボルトを備える、組立体。
  11. 請求項１０に記載の組立体であって、前記細長いプレートの底部端と前記底部回転プレートの底部端をロックするべく構成された底部ロック部材をさらに備え、前記底部ロック部材は前記底部回転プレート底部端、前記第二棘突起、および前記細長いプレートの底部端、を貫通して形成されたボルト孔を通して差し込まれるべく構成された長いボルトを備える、組立体。
  12. 前記上部および底部ロック部材は、ステープル、より合わせケーブル、縫合線、ピンおよび止めねじ、の一つを含む請求項１１に記載の組立体。
  13. 前記突出物は、歯、スパイク、セレーション、粗い被覆および隆起から構成されるグループから選択される、請求項６に記載の組立体。
  14. 前記第一プレート部品、前記上部および底部回転プレートは、長さが調整可能である、請求項１に記載の組立体。
  15. 前記上部および底部回転プレートのおのおのは主本体および延伸アームを備え、前記延伸アームは前記主本体から分離可能である、請求項１に記載の組立体。
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