[go: up one dir, main page]

JP4904108B2 - 撮影装置及び画像表示制御方法 - Google Patents

撮影装置及び画像表示制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4904108B2
JP4904108B2 JP2006202594A JP2006202594A JP4904108B2 JP 4904108 B2 JP4904108 B2 JP 4904108B2 JP 2006202594 A JP2006202594 A JP 2006202594A JP 2006202594 A JP2006202594 A JP 2006202594A JP 4904108 B2 JP4904108 B2 JP 4904108B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
face
image
display
face detection
area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006202594A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008028959A (ja
Inventor
保則 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2006202594A priority Critical patent/JP4904108B2/ja
Priority to US11/878,507 priority patent/US7924340B2/en
Priority to CN2007101367408A priority patent/CN101115148B/zh
Publication of JP2008028959A publication Critical patent/JP2008028959A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4904108B2 publication Critical patent/JP4904108B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V40/00Recognition of biometric, human-related or animal-related patterns in image or video data
    • G06V40/10Human or animal bodies, e.g. vehicle occupants or pedestrians; Body parts, e.g. hands
    • G06V40/16Human faces, e.g. facial parts, sketches or expressions
    • G06V40/161Detection; Localisation; Normalisation
    • G06V40/166Detection; Localisation; Normalisation using acquisition arrangements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/61Control of cameras or camera modules based on recognised objects
    • H04N23/611Control of cameras or camera modules based on recognised objects where the recognised objects include parts of the human body

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Description

本発明は撮影装置及び画像表示制御方法に係り、特に被写体の人物の顔を検出する技術に関する。
従来、撮影した画像の中から被写体の人物の顔を検出し、拡大表示する技術が提案されている。例えば、特許文献1には、画面に表示される画像の中から、人の顔などの注目被写体を検出し、検出された注目被写体の位置や大きさ等に従って、この注目被写体を拡大表示するための表示画面や拡大率を決定し、決定された表示画面や拡大率に従って画面に拡大表示を行う拡大表示装置について開示されている。また、特許文献2には、画像に顔の画像が含まれている場合に、顔の画像部分を拡大できるディジタル・スチル・カメラについて開示されている。
特開2005−311888号公報 特開2005−318515号公報
ところで、従来の技術では、撮影した画像から顔を検出して拡大表示させて確認した後に、再び撮影に移行するのは操作が煩雑であり、連続して画像を撮影しているときに、顔の写り具合を確認するのには適していなかった。また、電子カメラや携帯電話のように、マウスのようなポインティングデバイスを有しない端末では、画像から複数の顔が検出された場合、検出された複数の顔の中から特定の顔を選択する操作が煩雑であった。例えば、十字ボタンを用いて顔を選択する場合に、画像中の顔の並びが不揃いであると、所望の顔にカーソルを移動させるために十字ボタンのどのボタンを押せばよいのかわかりにくいという問題があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、撮影した画像から顔を検出して確認する操作が容易な撮影装置及び画像表示制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様に係る撮影装置は、被写体の画像を撮影する撮影手段と、前記撮影手段により撮影された撮影画像を表示する表示手段と、前記撮影画像から被写体の人物の顔を検出する顔検出手段と、前記顔検出手段による顔検出処理のオン/オフを設定するための指令を与える顔検出制御用操作部材と、顔検出処理がオンに設定されているときに撮影された撮影画像に対して前記顔検出手段を制御して顔検出処理を実行し、前記撮影画像から検出された顔領域を含む顔画像を切り出して前記表示手段に表示させる表示制御手段とを備え、前記顔検出手段は、前記顔画像の高さ及び幅方向の画素数がそれぞれ前記表示手段の顔画像を表示する領域の高さ及び幅方向の画素数以上になるように、前記切り出される顔画像の高さ及び幅を調整することを特徴とする。
上記第1の態様によれば、顔の検出処理のオン/オフの切り替えのための専用の操作部材を設けることにより、顔検出処理に係る操作を簡略化することができる。また、上記第1の態様によれば、顔画像の高さ及び幅方向の画素数がそれぞれ顔を表示する領域の高さ及び幅方向の画素数以上になるようにすることにより、表示手段の解像度を最大限に活用することができる。例えば、顔領域が表示手段に比べて小さい場合に、画素の補間等を行って拡大表示すると、拡大表示がぼけてしまい、フォーカス等の確認が困難になるおそれがあるが、これを回避できる。これにより、検出画像の確認をより容易に行うことができる。
本発明の第2の態様に係る撮影装置は、被写体の画像を撮影する撮影手段と、前記撮影手段により撮影された撮影画像を表示する表示手段と、前記撮影画像から被写体の人物の顔を検出する顔検出手段と、前記撮影手段により画像を撮影するときの撮影モードを設定するための撮影モード設定手段と、前記顔検出手段による顔検出処理のオン/オフを設定するための指令を与える顔検出制御用操作部材と、顔検出処理が有効な撮影モードに設定されており、且つ、顔検出処理がオンに設定されているときに撮影された撮影画像に対して前記顔検出手段を制御して顔検出処理を実行し、前記撮影画像から検出された顔領域を含む顔画像を切り出して前記表示手段に表示させる表示制御手段とを備え、前記顔検出手段は、前記顔画像の高さ及び幅方向の画素数がそれぞれ前記表示手段の顔画像を表示する領域の高さ及び幅方向の画素数以上になるように、前記切り出される顔画像の高さ及び幅を調整することを特徴とする。
上記第2の態様によれば、顔の検出処理のオン/オフの切り替えのための専用の操作部材を設けることにより、顔検出処理に係る操作を簡略化することができる。また、顔検出処理が有効な撮影モード時にのみ顔検出処理を行い、顔検出処理が無効な撮影モード時には行わないことにより、顔検出処理の操作を簡略化できる。
本発明の第3の態様に係る撮影装置は、上記第1又は第2の態様において、前記顔画像の高さ方向の画素数が前記表示手段の顔画像を表示する領域の高さ方向の画素数未満の場合に、前記顔の上下の向きを検出し、前記切り出される顔画像の高さを前記顔の下方に向けて拡大することを特徴とする。本発明の第4の態様に係る撮影装置は、上記第1から第3の態様において、前記表示制御手段は、前記撮影画像の撮影後のプレビュー表示時に前記顔画像を前記表示手段に表示させ、前記顔検出制御用操作部材からの指令に応じて前記プレビュー表示を終了する表示切替手段を更に備えることを特徴とする。
上記第4の態様によれば、顔検出制御用操作部材を顔画像の表示を終了させるための操作部材とすることにより操作をより簡略化できる。
本発明の第5の態様に係る撮影装置は、上記第1から第4の態様において、前記撮影画像から複数の顔領域が検出された場合に、前記顔検出制御用操作部材からの指令に応じて、前記顔画像を他の顔画像に切り替える顔画像切替手段を更に備えることを特徴とする。
上記第5の態様によれば、顔画像の切り替え操作も顔検出制御用操作部材により行えるので顔検出操作をより簡略化できる。
本発明の第6の態様に係る撮影装置は、上記第1から第5の態様において、前記表示制御手段は、前記顔画像と前記撮影画像とを前記表示手段に同時に表示することを特徴とする。
上記第6の態様によれば、撮影画像と顔画像とを同時に表示させることにより、フォーカスや露出の具合、被写体の人物の表情を確認した上で次の撮影に移行する操作が容易になる。
本発明の第7の態様に係る撮影装置は、上記第1から第6の態様において、前記顔検出制御用操作部材が前記顔画像の表示時には使用しない他の操作部材と兼用されることを特徴とする。
上記第7の態様によれば、顔検出制御用操作部材を、他の操作部材と兼用することにより、撮影装置を構成する操作部材の個数を減らして操作部材の構成を簡略化できるので、顔検出の操作をより容易にすることができる。
本発明の第8の態様に係る撮影装置は、上記第1から第7の態様において、前記表示制御手段は、前記顔検出手段により検出された被写体の顔領域を含む所定のサイズの領域を前記撮影画像から切り出して前記表示手段に表示し、前記顔領域を含む領域が前記撮影画像の端部にかかる場合には、前記顔領域を含む領域を前記撮影画像の端部に合わせて縮小することを特徴とする。
上記第8の態様によれば、撮影画像のサイズに合わせて、切り出す顔画像のサイズを調整する処理を自動化できるので、検出画像の確認をより容易に行うことができる。
本発明の第9の態様に係る画像表示制御方法は、被写体の画像を撮影する撮影工程と、顔検出処理のオン/オフを設定するための指令を与える顔検出制御用操作部材により、顔検出処理のオン/オフを設定する工程と、前記顔検出処理がオンに設定されているときに撮影された撮影画像に対して、前記被写体の顔領域を検出する顔検出処理を実行し、前記撮影画像から検出された顔領域を含む顔画像を切り出して表示手段に表示する表示制御工程とを備え、前記表示制御工程において、前記顔画像の高さ及び幅方向の画素数がそれぞれ前記表示手段の顔画像を表示する領域の高さ及び幅方向の画素数以上になるように、前記切り出される顔画像の高さ及び幅を調整することを特徴とする。
本発明の第10の態様に係る画像表示制御方法は、被写体の画像を撮影する撮影工程と、前記画像を撮影するときの撮影モードを設定するための撮影モード設定工程と、顔検出処理のオン/オフを設定するための指令を与える顔検出制御用操作部材により、顔検出処理のオン/オフを設定する工程と、前記顔検出処理が有効な撮影モードに設定されており、且つ、顔検出処理がオンに設定されているときに撮影された撮影画像に対して、前記被写体の顔領域を検出する顔検出処理を実行し、前記撮影画像から検出された顔領域を含む顔画像を切り出して表示手段に表示する表示制御工程とを備え、前記表示制御工程において、前記顔画像の高さ及び幅方向の画素数がそれぞれ前記表示手段の顔画像を表示する領域の高さ及び幅方向の画素数以上になるように、前記切り出される顔画像の高さ及び幅を調整することを特徴とする。
本発明の第11の態様に係る画像表示制御方法は、上記第9又は第10の態様の表示制御工程において、前記顔画像の高さ方向の画素数が前記表示手段の顔画像を表示する領域の高さ方向の画素数未満の場合に、前記顔領域に含まれる顔の上下の向きを検出し、前記切り出される顔画像の高さを前記顔の下方に向けて拡大することを特徴とする。本発明の第12の態様に係る画像表示制御方法は、上記第9から第11の態様において、前記表示制御工程では、前記撮影画像の撮影後のプレビュー表示時に前記顔画像を表示し、前記顔検出制御用操作部材からの指令に応じて前記プレビュー表示を終了する表示切替工程を更に備えることを特徴とする。
本発明の第13の態様に係る画像表示制御方法は、上記第9から第12の態様において、前記撮影画像から複数の顔領域が検出された場合に、前記顔検出制御用操作部材からの指令に応じて、前記顔画像を他の顔画像に切り替える顔画像切替工程を更に備えることを特徴とする。
本発明の第14の態様に係る画像表示制御方法は、上記第9から第13の態様において、前記表示制御工程では、前記顔画像と前記撮影画像とを同時に前記表示手段に表示することを特徴とする。
本発明の第15の態様に係る画像表示制御方法は、上記第9から第14の態様において、前記表示制御工程は、前記顔検出処理により検出された被写体の顔領域を含む所定のサイズの領域を前記撮影画像から切り出して前記表示手段に表示する工程と、前記顔領域を含む領域が前記撮影画像の端部にかかる場合には、前記顔領域を含む領域を前記撮影画像の端部に合わせて縮小する工程とを含むことを特徴とする。
本発明によれば、顔の検出処理のオン/オフの切り替え操作、顔画像の切り替え操作、次の撮影に移行するための専用の操作部材を設けることにより、顔検出処理に係る操作を簡略化することができる。また、撮影画像と顔画像とを同時に表示させることにより、フォーカスや露出の具合、被写体の人物の表情を確認した上で次の撮影に移行する操作が容易に行える。
[第1の実施形態]
以下、添付図面に従って本発明に係る撮影装置及び画像表示制御方法の好ましい実施の形態について説明する。図1(a)は本発明の第1の実施形態に係る撮影装置の正面の外観を示す図であり、図1(b)はその背面の外観を示す図である。撮影装置10は、静止画や動画の記録及び再生機能を備えた電子カメラである。撮影装置10のカメラボディ12は、扁平状の四角い箱型に形成されている。図1(a)に示すように、カメラボディ12の正面には、撮影レンズ14、ストロボ16、AF補助光ランプ18、セルフタイマーランプ20及びスピーカ22が設けられており、上面には、レリーズボタン24、モードダイアル26及び電源ボタン28が設けられている。図1(b)に示すように、カメラボディ12の背面には、液晶モニタ30、ズームレバー32、インジケータランプ34、再生ボタン36、ファンクションボタン38、OK/MENUボタン40、十字ボタン42、DISP/BACKボタン44及び顔検出制御ボタン46が設けられている。
電源ボタン28は、撮影装置10の電源をオン/オフするためのボタンとして機能する。
撮影レンズ14は、沈胴式のズームレンズで構成されており、撮影装置10の電源をオンにすることにより、カメラボディ12の正面から繰り出される。そして、撮影装置10の電源をオフにすることにより、カメラボディ12内に沈胴する。
レリーズボタン24は、いわゆる「半押し」と「全押し」とからなる2段ストロークタイプのボタンで構成されており、「半押し」でAF(Auto Focus:自動焦点合わせ)、AE(Auto Exposure:自動露出)が機能し、「全押し」で撮影が実行される。
カメラボディ12の背面に設けられた液晶モニタ30は、撮影した画像の再生用モニタとして使用されるとともに、撮影時には電子ビューファインダとして使用される。DISP/BACKボタン44は、この電子ビューファインダのオン/オフを切り替えるボタンとして機能する。また、液晶モニタ30は、ユーザインターフェース用表示画面としても利用され、必要に応じてメニュー情報や選択項目、設定内容等の情報が表示される。なお、液晶モニタ30に代えて、有機EL(electro-luminescence)等の他の方式の表示装置を用いることも可能である。
撮影装置10は、画像を撮影するための撮影モードと、画像を再生するための再生モードの2つの動作モードを有している。再生ボタン36は、撮影モードから再生モードに切り替えるためのボタンとして機能し、撮影モード時に再生ボタン36を押圧操作することにより、動作モードが撮影モードから再生モードに切り替わる。なお、再生モードから撮影モードへの切替は、再生モード時にレリーズボタン24を半押しすることにより行われる。
インジケータランプ34は、カメラの動作状態(例えば、AFロック中、画像記録中、充電中)を表示するためのランプとして機能する。
モードダイアル26は、撮影装置10の撮影モードを切り替えるスイッチとして機能し、その設定位置によってシーンポジション(例えば、ナチュラルフォト、人物、風景、スポーツ、夜景、水中撮影、接写(花等)又はテキスト文章撮影)に応じてフォーカスや露出を最適化して撮影するためのシーンポジションモード、フォーカスや露出を自動的に設定するオート撮影モード、フォーカスや露出をマニュアルで設定可能なマニュアル撮影モード又は動画撮影モードに切り替えられる。
ズームレバー32は、左右方向に揺動自在なシーソーボタンで構成されており、ズーム操作時の操作ボタンとして機能する。即ち、撮影モードの下、このズームレバー32を右方向に操作することにより、ズームがテレ方向に操作され、左方向に操作することにより、ズームがワイド方向に操作される。また、ズームレバー32は、再生モードの下、ズームレバー32を右方向に操作することにより、再生画像が拡大表示され、左方向に操作することにより、再生画像が縮小表示される。
OK/MENUボタン40は、メニュー画面の表示を指示するボタンとして機能し、このOK/MENUボタン40が押されることにより、液晶モニタ30にメニュー画面が表示される。また、このOK/MENUボタン40は、メニュー画面から選択した項目の確定や動作の実行を指示するボタンとして機能し、DISP/BACKボタン44は、メニュー画面で選んだ項目の取消や1つ前の状態に戻すことを指示するボタンとして機能する。
十字ボタン42は、図1(b)に示すように、上下左右に揺動可能なシーソーボタンであり、OK/MENUボタン40を囲むように形成されている。十字ボタン42は、上ボタン42U、下ボタン42B、左ボタン42L及び右ボタン42Rにより構成され、再生モード時に再生スルームービー画像を選択したり、メニュー画面において項目の選択状態を示すカーソルを移動するカーソルシフトキーとして機能する。即ち、再生モードの下、左ボタン42Lは、コマ戻しボタン(1コマ前の画像が表示されるように指示するボタン)として機能し、右ボタン42Rは、コマ送りボタン(1コマ後の画像が表示されるように指示するボタン)として機能する。
また、左ボタン42Lは、静止画又は動画撮影モードの下、マクロ機能(接写機能)のオン/オフを切り替えるマクロモードボタンとして機能し、左ボタン42Lを押圧操作することにより、マクロ機能がオン又はオフされる。
また、右ボタン42Rは、静止画又は動画撮影モードの下、フラッシュモードを切り替えるボタンとして機能し、右ボタン42Rを押圧操作することにより、フラッシュモードがフラッシュ発光/発光禁止の各モードに設定される。
また、上ボタン42Uは、再生モードの下、画像を1コマ消去するための1コマ消去ボタンとして機能する。
また、下ボタン42Bは、撮影モードの下、セルフタイマー撮影の条件を設定するためのボタンとして機能し、撮影モード時に下ボタン42Bが押下されるごとに、セルフタイマーのオン/オフが切り替えられる。
ファンクションボタン38は、撮影モード時には記録画素数や撮影感度、色調を設定するためのボタンとして機能し、再生モード時にはプリント予約を設定するためのボタンとして機能する。
顔検出制御ボタン46は、撮影モード時には顔検出のオン/オフを設定するためのボタンとして機能し、撮影画像のプレビュー時及び再生モード時には画像中の顔を選択するためのボタンとして機能する。更に、顔検出制御ボタン46は、撮影画像及び撮影画像から検出された顔画像のプレビューを終了するためのボタンとして機能する。なお、撮影モード時には、顔検出のオン/オフを示すアイコン等を液晶モニタ30に表示するようにしてもよい。
[撮影装置10の内部構成]
図2は、撮影装置10の内部構成を示すブロック図である。図2に示すように、撮影装置10は、中央処理装置(CPU)50を備えており、撮影装置10全体の動作はCPU50によって統括制御される。CPU50は、所定のプログラムに従って本カメラシステムを制御する制御手段として機能するとともに、自動露出(AE)演算、自動焦点調節(AF)演算、ホワイトバランス(WB)調整演算等、各種演算を実施する演算手段として機能する。
CPU50には、バス(BUS)52を介してフラッシュROM(flash Read オンly Memory)54が接続されている。フラッシュROM54には、CPU50が実行するプログラム及び制御に必要な各種データ等が格納されるとともに、CCD画素欠陥情報、カメラ動作に関する各種定数/情報等が格納される。
また、RAM(Random Access Memory)56は、プログラムの展開領域及びCPU50の演算作業用領域として利用されるとともに、画像データや音声データの一時記憶領域として利用される。また、RAM56は、画像データ専用の一時記憶メモリであるVRAM(Video Random Access Memory)としても利用され、A領域とB領域を含んでいる。
操作部58は、上記したレリーズボタン24、モードダイアル26、電源ボタン28、ズームレバー32、インジケータランプ34、再生ボタン36、ファンクションボタン38、OK/MENUボタン40、十字ボタン42、DISP/BACKボタン44及び顔検出制御ボタン46等の各種の操作スイッチを含んでいる。なお、図2では、レリーズボタン24、マクロモードボタン42L、電源ボタン28及び顔検出制御ボタン46以外の操作スイッチは省略されている。これら各種の操作スイッチからの信号はCPU50に入力される。CPU50は、この入力信号に基づいて撮影装置10の各回路を制御し、例えば、レンズ駆動制御、撮影動作制御、画像処理制御、画像データの記録/再生制御、液晶モニタ30の表示制御等を行う。
撮影装置10は、図示せぬメディアソケット(メディア装着部)を有し、メディアソケットには記録メディア60を装着することができる。記録メディア60の形態は特に限定されず、xDピクチャカード(登録商標)、スマートメディア(登録商標)に代表される半導体メモリカード、可搬型小型ハードディスク、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク等、種々の媒体を用いることができる。メディア制御回路62は、記録メディア60に適した入出力信号の受渡しを行うために所要の信号変換を行う。
また、撮影装置10は、パーソナルコンピュータその他の外部機器と接続するための通信手段として外部接続インターフェース部を備えている。撮影装置10は、図示せぬUSBケーブル等を用いて撮影装置10と外部機器を接続することにより、外部機器との間でデータの受渡しが可能となる。もちろん、通信方式はUSBに限らず、IEEE1394やBluetooth(登録商標)、その他の通信方式を適用してもよい。
[撮影モード]
次に、撮影装置10の撮影機能について説明する。撮影モード時には、光学系64、光学系駆動部64A及びカラーCCD固体撮像素子74(以下の説明では、CCD74と記載する)を含む撮像信号処理部66に電源が供給され、撮影可能な状態になる。
光学系64は、ズームレンズ68及びフォーカスレンズ70を含む撮影レンズと、絞り兼用メカシャッタ72とを含む光学ユニットである。撮影レンズのズーミングはズームレンズ68をズーム制御部68Aにより移動させることにより行われ、フォーカシングはフォーカスレンズ70をフォーカス制御部70Aにより移動させることにより行われる。CPU50は、上記ズーム制御部68Aとフォーカス制御部70Aに制御信号を出力して制御する。
絞り72は、いわゆるターレット型絞りにより構成されており、F2.8からF8の絞り孔が穿孔されたターレット板を回転させて絞り値(F値)を変化させる。この絞り72の駆動は絞り制御部72Aによって行われる。CPU50は、この絞り制御部72Aに制御信号を出力して制御する。
また、光学系駆動部64Aは、光学系64又はCCD74を駆動して手振れ補正を行う手段を有している。
光学系64を通過した光は、撮像信号処理部66のCCD74の受光面に結像される。CCD74の受光面には多数のフォトダイオード(受光素子)が2次元的に配列されており、各フォトダイオードに対応して赤(R)、緑(G)、青(B)の原色カラーフィルタが所定の配列構造で配置されている。CCD74は、各フォトダイオードの電荷蓄積時間(シャッタースピード)を制御する電子シャッター機能を有している。CPU50は、図示せぬタイミングジェネレータ(TG)を介してCCD74における電荷蓄積時間を制御する。また、CPU50は、CCD74に対して、OFD(Overflow Drain)の電位を制御して、CCD74を構成するフォトダイオードに蓄積される信号電荷の上限値を調整する。
CCD74の受光面に結像された被写体像は、各フォトダイオードによって入射光量に応じた量の信号電荷に変換される。各フォトダイオードに蓄積された信号電荷は、CPU50の指令に従いTGから与えられる駆動パルス(読み出しパルス、垂直転送クロック、水平転送クロック)に基づいて信号電荷に応じた電圧信号(画像信号)として順次読み出される。
CCD74から出力された信号は、アナログ信号処理部(CDS/AMP)76に送られる。そして、画素ごとのR、G、B信号は、アナログ信号処理部76においてサンプリングホールド(相関2重サンプリング処理)されて増幅された後、A/D変換器(ADC)78に加えられる。A/D変換器78によりデジタル信号に変換された点順次のR、G、B信号はデジタル信号処理部80に加えられる。
デジタル信号処理部80は、同時化回路(単板CCDのカラーフィルタ配列に伴う色信号の空間的なズレを補間して色信号を同時式に変換する処理回路)、ホワイトバランス調整回路、ガンマ補正回路、輪郭補正回路、輝度・色差信号生成回路等を含む画像処理手段として機能し、CPU50からのコマンドに従ってRAM56を活用しながら所定の信号処理を行う。即ち、デジタル信号処理部80に入力されたRGBの画像データは、輝度信号(Y信号)及び色差信号(Cr、Cb信号)に変換されるとともに、ガンマ補正等の所定の処理が施される。デジタル信号処理部80で処理された画像データはRAM56に格納される。
撮影画像を液晶モニタ30にモニタ出力する場合、RAM56から画像データが読み出され、バス52を介してビデオエンコーダ82に送られる。ビデオエンコーダ82は、入力された画像データを表示用の所定方式のビデオ信号(例えば、NTSC方式のカラー複合画像信号)に変換して液晶モニタ30に出力する。
CCD74から出力される画像信号によって、1コマ分の画像を表す画像データがRAM56のA領域とB領域とで交互に書き換えられる。RAM56のA領域及びB領域のうち、画像データが書き換えられている方の領域以外の領域から、書き込まれている画像データが読み出される。このようにしてRAM56内の画像データが定期的に書き換えられ、その画像データから生成される画像信号が液晶モニタ30に供給されることにより、撮影中の映像がリアルタイムに液晶モニタ30に表示される。撮影者は、液晶モニタ30に表示される映像(スルームービー画)によって撮影画角を確認できる。
撮影スイッチが半押しされ、S1がオンすると、撮影装置10はAE及びAF処理を開始する。即ち、CCD74から出力された画像信号はA/D変換後にバス52を介してAF検出回路84並びにAE・AWB検出回路86に入力される。
AE・AWB検出回路86は、1画面を複数の分割エリア(例えば、8×8又は16×16)に分割し、この分割エリアごとにRGB信号を積算する回路を含み、その積算値をCPU50に提供する。CPU50は、AE・AWB検出回路86から得た積算値に基づいて被写体の明るさ(被写体輝度)を検出し、撮影に適した露出値(撮影EV値)を算出する。CPU50は、求めた露出値と所定のプログラム線図に従って、絞り値とシャッタースピードを決定し、これに従いCCD74の電子シャッター及びアイリスを制御して適正な露光量を得る。
更に、CPU50は、必要に応じてストロボ制御回路88にコマンドを送る。ストロボ制御回路88は、図示しないメインコンデンサの充電制御や、ストロボ発光部(キセノン管、発光ダイオード等)16への放電(発光)タイミングの制御等を行う。
また、AE・AWB検出回路86は、自動ホワイトバランス調整時に、分割エリアごとにRGB信号の色別の平均積算値を算出し、その算出結果をCPU50に提供する。CPU50は、Rの積算値、Bの積算値、Gの積算値を得て、分割エリアごとにR/G及びB/Gの比を求め、これらR/G、B/Gの値のR/G、B/G軸座標の色空間における分布等に基づいて光源種判別を行い、判別された光源種に応じてホワイトバランス調整回路のR、G、B信号に対するゲイン値(ホワイトバランスゲイン)を制御し、各色チャンネルの信号に補正をかける。
撮影装置10におけるAF制御は、例えば、画像信号のG信号の高周波成分が極大になるようにフォーカスレンズ70を移動させるコントラストAFが適用される。即ち、AF検出回路84は、G信号の高周波成分のみを通過させるハイパスフィルタ、絶対値化処理部、画面内(例えば、画面中央部)にあらかじめ設定されているフォーカス対象エリア内の信号を切り出すAFエリア抽出部及びAFエリア内の絶対値データを積算する積算部から構成される。
AF検出回路84により求められた積算値のデータはCPU50に通知される。CPU50は、フォーカス制御部70Aを制御してフォーカスレンズ70を移動させながら、複数のAF検出ポイントで焦点評価値(AF評価値)を演算し、評価値が極大となるレンズ位置を合焦位置として決定する。そして、CPU50は、求めた合焦位置にフォーカスレンズ70を移動させるようにフォーカス制御部70Aを制御する。なお、AF評価値の演算はG信号を利用する態様に限らず、輝度信号(Y信号)を利用してもよい。
なお、AF制御時には、CCD74により測光が行われ、測光値が所定値以下の場合には、AF補助光ランプ18が点灯する。
撮影スイッチが半押しされ、S1オンによってAE/AF処理が行われ、撮影スイッチが全押しされ、S2オンによって記録用の撮影動作がスタートする。S2オンに応動して取得された画像データはデジタル信号処理部80において輝度/色差信号(Y/C信号)に変換され、ガンマ補正等の所定の処理が施された後、RAM56に格納される。
RAM56に格納されたY/C信号は、圧縮伸張処理回路90により所定のフォーマットに従って圧縮された後、メディア制御回路62を介して記録メディア60に記録される。例えば、静止画についてはJPEG(Joint Photographic Experts Group)形式の画像ファイルとして記録される。
セルフタイマーランプ制御回路94は、セルフタイマー撮影時に、セルフタイマーランプ20を点灯、点滅又は消灯させることにより、撮影者に撮影の実行、終了等を報知する。
顔検出回路92は、撮影された画像から被写体の人物の顔を検出する。顔検出処理の方式としては、例えば、原画像から肌色に指定した色と近い色を持つ画素を取り出し、取り出した領域を顔領域として検出するものがある。この顔検出処理は、例えば、肌色を他の色と区別するための色空間上で、あらかじめサンプリングした肌色の情報から色空間上の肌色の範囲を定め、各画素の色が定めた範囲に入っているか否かを判定することにより行われる。即ち、顔検出回路92は、画像中から検出された肌色領域ごとに、顔らしさの評価値(顔らしさスコア)を算出して、この顔らしさスコアをCPU50に出力する。ここで、顔らしさスコアは、顔検出回路92により検出された領域が顔領域であるかどうかを示すパラメータであり、例えば、肌色の度合等により算出される。CPU50は、顔検出がオンの場合に、この顔らしさスコアが所定値以上の肌色領域を顔領域と判断し、液晶モニタ30を制御して画像の顔領域の表示を行う。なお、顔領域の表示方法については後述する。
[再生モード]
再生モード時には、記録メディア60に記録されている最終の画像ファイル(最後に記録された画像ファイル)の圧縮データが読み出される。最後の記録に係る画像ファイルが静止画ファイルの場合、この読み出された画像圧縮データは、圧縮伸張処理回路90を介して非圧縮のYC信号に伸張され、デジタル信号処理部80及びビデオエンコーダ82を介して表示用の信号に変換された後、液晶モニタ30に出力される。これにより、当該画像ファイルの画像内容が液晶モニタ30の画面上に表示される。
静止画の1コマ再生中(動画の先頭フレーム再生中も含む)に、十字ボタン42の右ボタン又は左ボタンを操作することによって、再生対象の画像ファイルを切り換えること(順コマ送り/逆コマ送り)ができる。コマ送りされた位置の画像ファイルは記録メディア60から読み出され、上記と同様にして静止画像や動画が液晶モニタ30に再生表示される。
また、再生モード時に、パーソナルコンピュータやテレビ等の外部ディスプレイが外部接続インターフェース部を介して撮影装置10に接続されている場合には、記録メディア60に記録されている画像ファイルはビデオエンコーダ82により処理されて、この外部ディスプレイに再生表示される。
音声処理回路96は、音声ファイルや音声付き画像の再生時にスピーカ22に音声信号を出力する。
[顔検出処理]
次に、撮影した画像から顔を検出してプレビュー表示を行う処理について、図3のフローチャートを参照して説明する。まず、撮影モードの下、顔検出制御ボタン46により顔検出がオンに設定されて画像が撮影されると、撮影された画像に対して顔検出処理が実行される(ステップS10)。即ち、顔検出回路92により撮影画像PICから肌色領域が検出され、その肌色の度合等に基づいて顔らしさスコアが検出されてCPU50に出力される。CPU50は、上記顔らしさのスコアに基づいてこの肌色領域が顔領域かどうかを判断する。
次に、撮影された画像から顔領域が検出されなかった場合には(ステップS12のNo)、撮影画像PICが所定時間(例えば、1秒から数秒)プレビュー表示された後(通常プレビュー、ステップS14)、液晶モニタ30がスルームービー画表示に移行し、次の画像の撮影が可能になる。
一方、撮影された画像から顔領域が検出された場合には(ステップS12のYes)、拡大表示する顔画像が選択されて(ステップS16)、液晶モニタ30に顔プレビュー画面が表示される(ステップS18)。
図4は、顔プレビュー画面の構成例を示す図である。図4に示すように、顔プレビュー画面では、撮影画像PICを表示するための撮影画像表示画面A10と、撮影画像PICから検出された顔領域を含む顔画像を拡大表示するための顔拡大表示画面A12が同一の画面上に設けられている。また、図4に示すように、顔プレビュー画面の左下には、顔検出制御ボタン46を押下すれば次の撮影に移行する旨のガイド表示が表示されている。なお、撮影画像表示画面A10と顔拡大表示画面A12との位置関係やサイズは、図4に限定されるものではなく、例えば、図5(a)から図5(c)に示すように、表示されるようにしてもよい。なお、顔プレビュー画面における撮影画像表示画面A10と顔拡大表示画面A12との位置関係やサイズは、ユーザが選択可能になっていてもよい。
図4に示すように、撮影画像PICからは3つの顔領域が検出されている。CPU50は、撮影画像PICから複数の顔領域が検出された場合には、顔検出回路92により算出された顔らしさスコア、顔領域のサイズ、位置に基づいて拡大表示すべき顔領域を自動的に選択する(ステップS16)。顔領域の自動選択は、例えば、次の手順で行われる。まず、サイズが最大の顔領域が選択され、サイズが略同じ顔領域が複数ある場合には、撮影画像PICの中心に近い位置にある顔領域が選択される。そして、サイズも撮影画像PICの中心からの距離も略同じ場合には、顔らしさスコアが高い顔領域が選択される。
次に、図4に示すように、撮影画像PICが撮影画像表示画面A10に表示されるとともに、ステップS16で選択された顔領域を含む顔画像が撮影画像PICから切り出されて顔拡大表示画面A12に拡大表示される。なお、顔画像を切り出す手順については後述する。撮影画像表示画面A10中の顔領域には枠が付されている。ステップS16で選択された顔領域には、色付きの太い実線の枠F10(例えば、赤(red))が付され、選択されていない顔領域には、例えば、白色(white)の細い実線又は点線の枠F20が付されている。顔拡大表示画面A12の枠は枠F10と同一の色になっている。
なお、顔拡大表示画面A12に表示された顔画像は、ズームレバー32により拡大、縮小表示が可能である。
次に、顔プレビュー画面の表示中に顔検出制御ボタン46が押下されると(ステップS20のYes)、撮影画像が記録メディア60に保存されるとともに、液晶モニタ30がスルームービー画表示に移行し、次の画像の撮影が可能になる。
本実施形態によれば、撮影モード時において顔の検出処理のオン/オフの切り替えと、次の撮影に移行するための専用の操作部材を設けることにより、顔検出処理に係る操作を簡略化することができる。また、顔プレビュー画面に撮影画像と顔領域の拡大画像とを同時に表示させることにより、フォーカスや露出の具合、被写体の人物の表情を確認した上で次の撮影に移行する操作が容易に行える。
なお、ステップS12以降の処理において、顔検出オン時に撮影画像から顔領域が検出されなかった場合には、顔が検出されなかったことを示す表示を行ってもよいし、画像の特定の部分(例えば、中央部)を表示するようにしてもよい。
また、撮影された検出された顔領域の情報(例えば、位置、中心座標、高さ及び幅、向き)を画像の付加情報(例えば、EXIFタグ)に保存するようにしてもよいし、顔領域の情報を、画像ファイルとは別の管理ファイル(メタファイル)に保存して一括して管理するようにしてもよい。更に、顔プレビュー画面を終了してスルームービー画表示に移行する際に、上記顔領域の画像を撮影画像とは別のファイルに保存するようにしてもよい。また、上記の顔領域の情報が保存された画像を再生する場合は、顔が検出された画像であることを示すアイコンを画像と一緒に表示するようにしてもよい。そして、画像の再生時には、顔検出処理を再度行わずに、上記顔領域の情報や顔画像のファイルを用いて、図4と同様の顔画像の拡大表示を行うことができる。
なお、本実施形態では、ステップS18の顔プレビュー画面では撮影画像と顔画像を別々に表示するようにしてもよい。即ち、最初に撮影画像PICをプレビュー表示し、顔検出制御ボタン46が押下されると、選択された顔領域を含む顔画像を液晶モニタ30に拡大表示する。ここで、撮影画像PICの拡大表示時には、検出された顔領域に図4等と同様の枠が付される。これにより、顔画像を液晶モニタ30全体に拡大表示させることができる。また、顔プレビュー画面では、顔画像をスーパーインポーズ表示するようにしてもよい。
[顔検出処理の別の実施形態]
次に、顔検出処理及び顔プレビュー表示処理の別の実施形態について、図6のフローチャートを参照して説明する。まず、撮影モードの下、顔検出制御ボタン46により顔検出がオンに設定されて画像が撮影されると、撮影された画像に対して顔検出処理が実行される(ステップS30)。即ち、顔検出回路92により撮影画像から肌色領域が検出され、その肌色の度合等に基づいて顔らしさスコアが検出されてCPU50に出力される。CPU50は、上記顔らしさのスコアに基づいてこの肌色領域が顔領域かどうかを判断する。
次に、撮影された画像から顔領域が検出されなかった場合には(ステップS32のNo)、撮影画像が所定時間(例えば、1秒から数秒)プレビュー表示された後(通常プレビュー、ステップS34)、液晶モニタ30がスルームービー画表示に移行し、次の画像の撮影が可能になる。
一方、撮影された画像から顔領域がk個検出された場合には(ステップS32のYes)、顔領域の順位付け処理が実行され、顔領域の情報が順位の高い順にソートされRAM56に記憶される(ステップS36)。以下の説明では、顔領域を順位の高い順にface(1), face(2), …, face(k)と記載する。ここで、顔領域の順位付け処理は、例えば、次の手順で行われる。まず、顔領域のサイズが大きい順に顔領域が順位付けされる。次に、サイズが略同じ顔領域が複数ある場合には、撮影画像の中心に近い順に顔領域が順位付けされる。そして、サイズも撮影画像の中心からの距離も略同じ顔領域がある場合には、顔らしさスコアが高い順に順位付けされる。
次に、拡大表示する顔領域を指定するパラメータiが1にセットされ、順位が1位の顔領域face(1)が選択される(ステップS38)。そして、液晶モニタ30に顔プレビュー画面が表示され、選択された顔領域face(1)を含む顔画像が撮影画像PICから切り出されて拡大表示される(ステップS40)。
図7は、本実施形態に係る顔プレビュー画面の構成例を示す図である。図7(a)に示すように、顔プレビュー画面において、撮影画像表示画面A10には撮影画像が表示され、顔拡大表示画面A12には顔領域face(1)を含む顔画像が撮影画像PICから切り出されて拡大表示される。なお、顔画像を切り出す手順については後述する。撮影画像表示画面A10の顔領域face(1)〜face(3)には枠が付されており、顔拡大表示画面A12には撮影画像表示画面A10の顔領域face(1)と同一の色の枠が付されている。なお、拡大表示されていない顔領域face(2)及びface(3)には、例えば、白色(white)の細い実線又は点線の枠が付されている。
次に、顔検出制御ボタン46が押下されると(ステップS42のYes)、パラメータiに1が加算されてi=2となる(ステップS44)。そして、パラメータi(=2)が検出された顔の個数k以下の場合には(ステップS46のNo)、図7(b)に示すように、顔領域face(2)が選択されて顔拡大表示画面A12に拡大表示される(ステップS40)。
上記ステップS40からS46の処理を繰り返して、顔領域face(i)の拡大表示が順次行われ、パラメータiがkより大きくなった場合には(ステップS46のYes)、パラメータiが1に設定され(ステップS38)、顔領域face(1)が顔拡大表示画面A12に拡大表示される(ステップS40)。
そして、顔プレビュー画面の表示中に(ステップS40)、OK/MENUボタン40が押下されると(ステップS42のNo、ステップS48のYes)、撮影画像が記録メディア60に保存されるとともに、液晶モニタ30がスルームービー画表示に移行し、次の画像の撮影が可能になる。
本実施形態によれば、撮影モード時において顔の検出処理のオン/オフの切り替えと、顔プレビュー画面からスルームービー画への切り替えを行うための専用の操作部材を設けることにより、顔検出処理に係る操作を簡略化できる。また、顔プレビュー画面に撮影画像と顔領域の拡大表示とを同時に表示させることにより、フォーカスや露出の具合、被写体の人物の表情を確認した上で次の撮影に移行する操作が容易に行える。
なお、本実施形態では、ステップS40の顔プレビュー画面では撮影画像と顔画像を別々に表示するようにしてもよい。即ち、最初に撮影画像PICをプレビュー表示し、顔検出制御ボタン46が押下されると、顔画像face(i)(i=1)を液晶モニタ30に拡大表示する。ここで、撮影画像PICの拡大表示時には、顔画像face(1)、…に図7と同様の枠が付される。そして、顔検出制御ボタン46が押下されるごとに、パラメータiに1を加算して、顔領域face(2)、face(3)、…を順次拡大表示し、最後の顔画像face(k)の表示時に顔検出制御ボタン46が押下されると、液晶モニタ30を制御してスルームービー画表示に移行し、次の画像の撮影を可能にする。これにより、顔領域を液晶モニタ30全体に拡大表示させることができる。また、顔プレビュー画面では、顔画像をスーパーインポーズ表示するようにしてもよい。
[顔領域の拡大表示処理]
次に、顔領域を拡大表示する手順について説明する。図8から図11は、撮影画像PICから顔領域を切り出す方法を示す説明図である。図8(a)及び図8(b)に示すように、
kH:顔領域faceの高さ(画素数)、
kW:顔領域faceの幅(画素数)、
cH:撮影画像PICから切り出して拡大表示する矩形領域P10の高さの計算値(CH=kH×mag;magは拡大表示する領域の範囲を示すパラメータで、本実施形態ではmag=3)、
cW:撮影画像PICから切り出して拡大表示する矩形領域P10の幅の計算値(CW=kW×mag;本実施形態ではmag=3)、
rh:顔拡大表示画面A12の高さ(画素数)、
rw:顔拡大表示画面A12の幅(画素数)、
(x,y):顔領域の中心Cの座標(画素数)、
液晶モニタ30の幅方向の画素数:dw、
液晶モニタ30の高さ方向の画素数:dh、
撮影画像PICの幅方向の画素数:pW、
撮影画像PICの高さ方向の画素数:pH、
とする。
図8(a)に示すように、下記の条件1(式(1−1)及び(1−2))及び条件2(式(2−1)及び(2−2))を同時に満たす場合、即ち、点C(x,y)を中心とする高さcH、幅cWの矩形領域P10が撮影画像PIC内に収まっており、矩形領域P10の高さcH及び幅cW(画素数)がそれぞれ顔拡大表示画面A12の高さrh及び幅rw以上の場合には、図8(b)に示すように、撮影画像PICから矩形領域P10が顔拡大表示画面A12に表示すべき顔画像として切り出されて、顔プレビュー画面の顔拡大表示画面A12に拡大表示される。
[条件1]
rh≦cH<pH ・・・(1−1)
rw≦cW<pW ・・・(1−2)
[条件2]
0.5×cW<x<pW−0.5×cW ・・・(2−1)
0.5×cH<y<pH−0.5×cH ・・・(2−2)
上記条件2を満たさない場合、cH>pH又はcW>pWのいずれかの場合には、図9(a)に示すように、矩形領域P10が撮影画像PICからはみ出してしまうため切り出す領域を調整する。まず、図9(b−1)に示すように、矩形領域P10が点C(x,y)を中心として撮影画像PICに収まるように縮小される。そして、この縮小された矩形領域P10’の高さcH’及び幅cW’がcH’≧rh及びcW’≧rwを満たす場合には、図9(b−2)に示すように、撮影画像PICから縮小された矩形領域P10’が拡大表示画面A12に表示すべき顔画像として切り出されて、顔プレビュー画面の顔拡大表示画面A12に拡大表示される。
一方、cH’<rh又はcW’<rwの場合には、図9(c−1)に示すように、撮影画像PICに収まり、且つ、矩形領域P10’がcH’≧rh及びcW’≧rwを満たすように拡大される。そして、図9(c−2)に示すように、この拡大された矩形領域P10”が拡大表示画面A12に表示すべき顔画像として撮影画像PICから切り出されて、顔プレビュー画面の顔拡大表示画面A12に拡大表示される。なお、図9(c−1)及び図9(c−2)に示す例では、この拡大された矩形領域P10”の中心C1は顔領域faceの中心Cとは必ずしも一致しない。
また、図10に示すように、cH>pH又はcW>pWの場合、即ち、顔領域faceが撮影画像PICに対して非常に大きい場合には、顔領域faceが拡大表示画面A12に表示すべき顔画像として撮影画像PICから切り出されて、顔プレビュー画面の顔拡大表示画面A12に拡大表示される。
また、図11に示すように、cH<rh又はcW<rwの場合、即ち、矩形領域P10のサイズ(画素数)が顔拡大表示画面A12に対して小さい場合には、cH≧rh及びcW≧rwを満たすように矩形領域P10が顔領域faceの下方に向けて拡大され、拡大された矩形領域P10’が拡大表示画面A12に表示すべき顔画像として撮影画像PICから切り出されて、顔プレビュー画面の顔拡大表示画面A12に拡大表示される。なお、顔の上下の向きは、例えば、顔領域face内の目(黒色)や眉、鼻、口の位置により判断される。また、矩形領域P10を拡大する際に、矩形領域P10が撮影画像PICの端部に到達した場合には、当該端部とは逆方向に矩形領域P10が拡大される。
即ち、顔領域faceが十分大きい場合には顔の中央部に当たる顔領域faceが切り出され、顔領域faceが小さい場合には顔の下側を含む領域(例えば、バストショット(胸から上)又はニーショット(膝から上))が切り出されて、顔プレビュー画面の顔拡大表示画面A12に拡大表示される。
図12は、顔領域の拡大表示処理を示すフローチャートである。まず、拡大表示用に選択された顔領域faceの顔情報(中心Cの座標(x,y)、kH、kW)が取得され(ステップS60)、パラメータmagがデフォルトの値3.0に設定される(ステップS62)。そして、CH(=kH×mag)及びCW(=kW×mag)の値が算出される(ステップS64)。
次に、条件2を満たし(ステップS66のYes)、且つ、条件1を満たす場合(ステップS70のYes)、即ち、図8に示したように、点C(x,y)を中心とする高さcH、幅cWの矩形領域P10が撮影画像PIC内に収まっており、矩形領域P10の高さcH及び幅cW(画素数)がそれぞれ顔拡大表示画面A12の高さrh及び幅rw以上の場合には、点C(x,y)を中心とする高さcH、幅cWの矩形領域P10が撮影画像PICから切り出されて、顔プレビュー画面の顔拡大表示画面A12に拡大表示される(ステップS74)。
一方、条件2を満たさない場合(ステップS66のNo)、即ち、矩形領域P10が撮影画像PICからはみ出してしまう場合には、パラメータmagの値を小さくすることにより、矩形領域P10が点C(x,y)を中心として撮影画像PICに収まるように縮小される(ステップS68)。そして、条件2を満たさず(ステップS66のNo)、条件1を満たす場合には(ステップS70のYes)、縮小された矩形領域P10’が撮影画像PICから切り出されて、顔プレビュー画面の顔拡大表示画面A12に拡大表示される(ステップS74、図9(b−1)及び図9(b−2)参照)。
一方、条件2と条件1をともに満たさない場合には(ステップS66のNo、ステップS70のYes)、矩形領域P10’の高さcH’及び幅cW’がcH’≧rh、cW’≧rwを満たすようにmagの値が変更されて、矩形領域P10’が拡大される(ステップS72)。そして、この拡大された矩形領域P10”が撮影画像PICから切り出されて、顔プレビュー画面の顔拡大表示画面A12に拡大表示される(ステップS74、図9(c−1)、図9(c−2)又は図10参照)。この場合、拡大された矩形領域P10”の中心C1は顔領域faceの中心Cとは必ずしも一致しない。
一方、条件2を満たし(ステップS66のYes)、且つ、条件1を満たさない場合(ステップS70のNo)、条件1を満たすようにパラメータmagが変更されて矩形領域P10のサイズ、中心座標が変更される(ステップS72)。そして、変更された矩形領域P10’が撮影画像PICから切り出されて、顔プレビュー画面の顔拡大表示画面A12に拡大表示される(ステップS74、例えば、図11参照)。
本実施形態によれば、拡大表示する領域の高さ及び幅方向の画素数がそれぞれ顔拡大表示画面A12の高さ及び幅方向の画素数以上になるようにすることにより(条件1)、顔領域の拡大表示でフォーカスや露出の具合、被写体の人物の表情を確認する際に、液晶モニタ30の解像度を最大限に活用することができる。例えば、撮影画像PIC内の顔領域faceが顔拡大表示画面A12と比べて小さい場合に、画素の補間等を行って拡大表示すると、拡大表示がぼけてしまい、フォーカス等の確認が困難になるおそれがある。本実施形態によればこれを回避できる。
なお、矩形領域をズームレバー32により拡大表示するときに、顔拡大表示画面A12のサイズに応じてズーム倍率の上限値を設定し、顔画像画素の補間を行わないようにしてもよい。
また、本実施形態では、例えば、条件1をrh/n≦cH<pH,rw/n≦cW<pWのようにして、顔領域を顔拡大表示画面A12に合わせて拡大表示するときに画素の補間の許容範囲を設定可能にしてもよい。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図13は本発明の第2の実施形態に係る撮影装置の背面の外観を示す図であり、図14はその内部構成を示すブロック図である。なお、以下の説明において、上記第1の実施形態と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図13及び図14に示すように、本実施形態の撮影装置10は、顔検出制御ボタン46に代えて露出補正/顔検出制御ボタン100を備えている。露出補正/顔検出制御ボタン100は、撮影モード時に露出補正を行うためのボタンとして機能し、また、顔検出のオン/オフを設定するためのボタンとしても機能する。即ち、撮影モード時に露出補正/顔検出制御ボタン100を押圧操作すると、露出補正用の目盛が液晶モニタ30に表示され、左ボタン42L及び右ボタン42Rにより露出の補正が可能になる。また、撮影モード時に露出補正/顔検出制御ボタン100を複数回押下することにより、顔検出のオン/オフの設定が可能になる。撮影モード時において、顔検出がオンに設定されると、液晶モニタ30に顔検出がオンに設定されていることを示すアイコン(以下の説明では、顔アイコンと記載する)が表示される。なお、この顔アイコンは、液晶モニタ30の左上等の画角の確認等の邪魔にならない位置に配置されるのが好ましい。露出補正/顔検出制御ボタン100は、画像の撮影直後のプレビュー表示時及び再生モード時には、画像中の顔を選択したり、顔プレビュー表示画面を終了して次の画像撮影に移行するためのボタンとして機能する。なお、プレビュー表示時には、露出の補正機能は無効化される。
[撮影モードの変更処理]
次に、本実施形態の撮影装置において、撮影モードの変更時に顔検出のオン/オフを設定する処理について、図15のフローチャートを参照して説明する。まず、撮影モード時において、モードダイアル26が操作されて撮影モードが変更されると、CPU50によりモードダイアル26の設定位置が検出され、顔検出が有効なモードであるかどうかが判断される(ステップS80)。ステップS80では、例えば、モードダイアル26によりシーンポジションモードに設定されており、水中撮影モードのように顔検出が困難な撮影モード、花等を接写するための接写モード、又はテキストをOCRで認識するためのテキスト文章撮影モードに設定されている場合には顔検出が無効な撮影モードであると判断されて(ステップS80のNo)、顔検出のオン/オフの設定に関わらず撮影後の顔検出処理及び顔プレビュー画面の表示が無効化され、液晶モニタ30上の顔アイコンが消去される(ステップS82)。
ステップS80において、顔検出が有効な撮影モード(例えば、オート撮影モード、マニュアル撮影モード又は動画撮影モード)と判断された場合には(ステップS80のYes)、次に顔検出の設定のオン/オフが判断される(ステップS84)。そして、露出補正/顔検出制御ボタン100により顔検出がオンに設定された場合には(ステップS84のYes)、図16(a)に示すように、顔検出がオンに設定されていることを示す顔アイコンMオンが液晶モニタ30に表示される(ステップS86)。顔アイコンMオンが表示されているときに画像が撮影されると、上記第1の実施形態と同様、撮影画像から被写体の人物の顔が検出されて顔プレビュー画面が表示され、顔の拡大表示を閲覧可能になる。
一方、顔検出がオフに設定された場合には(ステップS84のNo)、図16(b)に示すように、顔検出がオフに設定されていることを示す顔アイコンMオフが液晶モニタ30に表示される(ステップS88)。顔アイコンMオフが表示されているときに画像が撮影されると、通常のプレビュー表示が行われる。
なお、本実施形態では、露出補正ボタンと顔検出制御ボタンとを兼用するようにしたが、例えば、ISO感度を調整するための感度調整ボタンや、手振れ軽減モードに遷移するための手振れ軽減モード遷移ボタン等の他のボタンと顔検出制御ボタンとを兼用するようにしてもよい。また、顔検出が有効な撮影モード時又はプレビュー表示時に無効化されるボタンを顔検出制御ボタンと兼用するようにしてもよい。
本実施形態によれば、撮影モード時において顔の検出処理のオン/オフの切り替えや、顔プレビュー画面からスルームービー画への切り替えを行うための専用の操作部材を他の操作部材と兼用することにより、撮影装置10を構成する操作部材の個数を減らして操作部材の構成を簡略化できるので、顔検出の操作を容易にすることができる。
また、本実施形態によれば、顔検出処理が有効な撮影モード時にのみ顔検出処理を行うようにすることができる。更に、本実施形態によれば、顔検出のオン/オフを示す顔アイコンを設け、顔検出が無効な撮影モードの場合には、顔アイコンが液晶モニタ30に表示されないようにすることにより、顔検出が有効な撮影モードかどうかを確認することができる。これにより、顔検出処理の確認が容易になる。
なお、本発明の撮影装置は、例えば、携帯電話や携帯情報端末(PDA)、携帯フォトプレーヤ、パーソナルコンピュータ等の画像を撮影して再生表示する機能を有する装置に適用することができる。
本発明の第1の実施形態に係る撮影装置の外観を示す図 本発明の第1の実施形態に係る撮影装置の内部構成を示すブロック図 撮影した画像から顔を検出してプレビュー表示を行う処理を示すフローチャート 顔プレビュー画面の構成例を示す図 顔プレビュー画面の別の構成例を示す図 顔検出処理及び顔プレビュー表示処理の別の実施形態を示すフローチャート 顔プレビュー画面の構成例を示す図 撮影画像PICから顔領域を切り出す方法を示す説明図 撮影画像PICから顔領域を切り出す方法を示す説明図 撮影画像PICから顔領域を切り出す方法を示す説明図 撮影画像PICから顔領域を切り出す方法を示す説明図 顔領域の拡大表示処理を示すフローチャート 本発明の第2の実施形態に係る撮影装置の背面の外観を示す図 本発明の第2の実施形態に係る撮影装置の内部構成を示すブロック図 撮影モードの変更時に顔検出のオン/オフを設定する処理を示すフローチャート 顔アイコンの構成例を示す図
符号の説明
10…撮影装置、12…カメラボディ、14…撮影レンズ、16…ストロボ、18…AF補助光ランプ、20…セルフタイマーランプ、22…スピーカ、24…レリーズボタン、26…モードダイアル、28…電源ボタン、30…液晶モニタ、32…ズームレバー、34…インジケータランプ、36…再生ボタン、38…ファンクションボタン、40…OK/MENUボタン、42…十字ボタン、44…DISP/BACKボタン、46…顔検出制御ボタン、50…中央処理装置(CPU)、52…バス(BUS)、54…フラッシュROM、56…RAM、58…操作部、60…記録メディア、62…メディア制御回路、64…光学系、64A…光学系駆動部、66…撮像信号処理部、68…ズームレンズ、68A…ズーム制御部、70…フォーカスレンズ、70A…フォーカス制御部、72…絞り兼用メカシャッタ、72A…絞り制御部、74…CCD、76…アナログ信号処理部、78…A/D変換器(ADC)、80…デジタル信号処理部、82…ビデオエンコーダ、84…AF検出回路、86…AE・AWB検出回路、88…ストロボ制御回路、90…圧縮伸張処理回路、92…顔検出回路、94…セルフタイマーランプ制御回路、100…露出補正/顔検出制御ボタン

Claims (13)

  1. 被写体の画像を撮影する撮影手段と、
    前記撮影手段により撮影された撮影画像を表示する表示手段と、
    前記撮影画像から被写体の人物の顔を検出する顔検出手段と、
    前記顔検出手段による顔検出処理のオン/オフを設定するための指令を与える顔検出制御用操作部材と、
    顔検出処理がオンに設定されているときに撮影された撮影画像に対して前記顔検出手段を制御して顔検出処理を実行し、前記撮影画像から検出された顔領域を含む顔画像を切り出して前記表示手段に表示させる表示制御手段とを備え、
    前記顔検出手段は、前記顔画像の高さ及び幅方向の画素数がそれぞれ前記表示手段の顔画像を表示する領域の高さ及び幅方向の画素数以上になるように、前記切り出される顔画像の高さ及び幅を調整し、
    前記顔画像の高さ方向の画素数が前記表示手段の顔画像を表示する領域の高さ方向の画素数未満の場合に、前記顔の上下の向きを検出し、前記切り出される顔画像の高さを前記顔の下方に向けて拡大することを特徴とする撮影装置。
  2. 被写体の画像を撮影する撮影手段と、
    前記撮影手段により撮影された撮影画像を表示する表示手段と、
    前記撮影画像から被写体の人物の顔を検出する顔検出手段と、
    前記撮影手段により画像を撮影するときの撮影モードを設定するための撮影モード設定手段と、
    前記顔検出手段による顔検出処理のオン/オフを設定するための指令を与える顔検出制御用操作部材と、
    顔検出処理が有効な撮影モードに設定されており、且つ、顔検出処理がオンに設定されているときに撮影された撮影画像に対して前記顔検出手段を制御して顔検出処理を実行し、前記撮影画像から検出された顔領域を含む顔画像を切り出して前記表示手段に表示させる表示制御手段とを備え、
    前記顔検出手段は、前記顔画像の高さ及び幅方向の画素数がそれぞれ前記表示手段の顔画像を表示する領域の高さ及び幅方向の画素数以上になるように、前記切り出される顔画像の高さ及び幅を調整し、
    前記顔画像の高さ方向の画素数が前記表示手段の顔画像を表示する領域の高さ方向の画素数未満の場合に、前記顔の上下の向きを検出し、前記切り出される顔画像の高さを前記顔の下方に向けて拡大することを特徴とする撮影装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記撮影画像の撮影後のプレビュー表示時に前記顔画像を前記表示手段に表示させ、
    前記顔検出制御用操作部材からの指令に応じて前記プレビュー表示を終了する表示切替手段を更に備えることを特徴とする請求項1又は2記載の撮影装置。
  4. 前記撮影画像から複数の顔領域が検出された場合に、前記顔検出制御用操作部材からの指令に応じて、前記顔画像を他の顔画像に切り替える顔画像切替手段を更に備えることを特徴とする請求項1からのいずれか1項記載の撮影装置。
  5. 前記表示制御手段は、前記顔画像と前記撮影画像とを前記表示手段に同時に表示することを特徴とする請求項1からのいずれか1項記載の撮影装置。
  6. 前記顔検出制御用操作部材は、前記顔画像の表示時には使用しない他の操作部材と兼用されることを特徴とする請求項1からのいずれか1項記載の撮影装置。
  7. 前記表示制御手段は、前記顔検出手段により検出された被写体の顔領域を含む所定のサイズの領域を前記撮影画像から切り出して前記表示手段に表示し、前記顔領域を含む領域が前記撮影画像の端部にかかる場合には、前記顔領域を含む領域を前記撮影画像の端部に合わせて縮小することを特徴とする請求項1からのいずれか1項記載の撮影装置。
  8. 被写体の画像を撮影する撮影工程と、
    顔検出処理のオン/オフを設定するための指令を与える顔検出制御用操作部材により、顔検出処理のオン/オフを設定する工程と、
    前記顔検出処理がオンに設定されているときに撮影された撮影画像に対して、前記被写体の顔領域を検出する顔検出処理を実行し、前記撮影画像から検出された顔領域を含む顔画像を切り出して表示手段に表示する表示制御工程とを備え、
    前記表示制御工程において、前記顔画像の高さ及び幅方向の画素数がそれぞれ前記表示手段の顔画像を表示する領域の高さ及び幅方向の画素数以上になるように、前記切り出される顔画像の高さ及び幅を調整し、
    前記表示制御工程において、前記顔画像の高さ方向の画素数が前記表示手段の顔画像を表示する領域の高さ方向の画素数未満の場合に、前記顔領域に含まれる顔の上下の向きを検出し、前記切り出される顔画像の高さを前記顔の下方に向けて拡大することを特徴とする画像表示制御方法。
  9. 被写体の画像を撮影する撮影工程と、
    前記画像を撮影するときの撮影モードを設定するための撮影モード設定工程と、
    顔検出処理のオン/オフを設定するための指令を与える顔検出制御用操作部材により、顔検出処理のオン/オフを設定する工程と、
    前記顔検出処理が有効な撮影モードに設定されており、且つ、顔検出処理がオンに設定されているときに撮影された撮影画像に対して、前記被写体の顔領域を検出する顔検出処理を実行し、前記撮影画像から検出された顔領域を含む顔画像を切り出して表示手段に表示する表示制御工程とを備え、
    前記表示制御工程において、前記顔画像の高さ及び幅方向の画素数がそれぞれ前記表示手段の顔画像を表示する領域の高さ及び幅方向の画素数以上になるように、前記切り出される顔画像の高さ及び幅を調整し、
    前記表示制御工程において、前記顔画像の高さ方向の画素数が前記表示手段の顔画像を表示する領域の高さ方向の画素数未満の場合に、前記顔領域に含まれる顔の上下の向きを検出し、前記切り出される顔画像の高さを前記顔の下方に向けて拡大することを特徴とする画像表示制御方法。
  10. 前記表示制御工程では、前記撮影画像の撮影後のプレビュー表示時に前記顔画像を表示し、
    前記顔検出制御用操作部材からの指令に応じて前記プレビュー表示を終了する表示切替工程を更に備えることを特徴とする請求項8又は9記載の画像表示制御方法。
  11. 前記撮影画像から複数の顔領域が検出された場合に、前記顔検出制御用操作部材からの指令に応じて、前記顔画像を他の顔画像に切り替える顔画像切替工程を更に備えることを特徴とする請求項から10のいずれか1項記載の画像表示制御方法。
  12. 前記表示制御工程では、前記顔画像と前記撮影画像とを同時に前記表示手段に表示することを特徴とする請求項から11のいずれか1項記載の画像表示制御方法。
  13. 前記表示制御工程は、
    前記顔検出処理により検出された被写体の顔領域を含む所定のサイズの領域を前記撮影画像から切り出して前記表示手段に表示する工程と、
    前記顔領域を含む領域が前記撮影画像の端部にかかる場合には、前記顔領域を含む領域を前記撮影画像の端部に合わせて縮小する工程と、
    を含むことを特徴とする請求項から12のいずれか1項記載の画像表示制御方法。
JP2006202594A 2006-07-25 2006-07-25 撮影装置及び画像表示制御方法 Expired - Fee Related JP4904108B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006202594A JP4904108B2 (ja) 2006-07-25 2006-07-25 撮影装置及び画像表示制御方法
US11/878,507 US7924340B2 (en) 2006-07-25 2007-07-25 Image-taking apparatus and image display control method
CN2007101367408A CN101115148B (zh) 2006-07-25 2007-07-25 摄像装置和图像显示控制方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006202594A JP4904108B2 (ja) 2006-07-25 2006-07-25 撮影装置及び画像表示制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008028959A JP2008028959A (ja) 2008-02-07
JP4904108B2 true JP4904108B2 (ja) 2012-03-28

Family

ID=38985806

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006202594A Expired - Fee Related JP4904108B2 (ja) 2006-07-25 2006-07-25 撮影装置及び画像表示制御方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7924340B2 (ja)
JP (1) JP4904108B2 (ja)
CN (1) CN101115148B (ja)

Families Citing this family (64)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8615112B2 (en) * 2007-03-30 2013-12-24 Casio Computer Co., Ltd. Image pickup apparatus equipped with face-recognition function
JP4961282B2 (ja) * 2007-07-03 2012-06-27 キヤノン株式会社 表示制御装置及びその制御方法
JP5046788B2 (ja) * 2007-08-10 2012-10-10 キヤノン株式会社 撮像装置及びその制御方法
JP5144422B2 (ja) * 2007-09-28 2013-02-13 富士フイルム株式会社 撮影装置及び撮影方法
CN101409817B (zh) * 2007-10-11 2012-08-29 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 视频处理方法、视频处理系统及视频设备
JP4960849B2 (ja) * 2007-12-17 2012-06-27 ペンタックスリコーイメージング株式会社 デジタルカメラ
US8194156B2 (en) * 2008-01-07 2012-06-05 Sony Ericsson Mobile Communications Ab EXIF object coordinates
JP4958805B2 (ja) * 2008-01-22 2012-06-20 キヤノン株式会社 撮像装置及びその表示制御方法
JP5116514B2 (ja) * 2008-03-11 2013-01-09 キヤノン株式会社 撮像装置および表示制御方法
JP5036612B2 (ja) * 2008-03-28 2012-09-26 三洋電機株式会社 撮像装置
JP5016541B2 (ja) * 2008-04-01 2012-09-05 富士フイルム株式会社 画像処理装置および方法並びにプログラム
JP5429445B2 (ja) * 2008-04-08 2014-02-26 富士フイルム株式会社 画像処理システム、画像処理方法、およびプログラム
RU2008113632A (ru) * 2008-04-10 2009-11-20 Владимир Витальевич Мирошниченко (RU) Система удержания объекта
JP5111255B2 (ja) * 2008-06-20 2013-01-09 キヤノン株式会社 画像処理装置及び画像処理方法、コンピュータプログラム及び記録媒体
JP4966260B2 (ja) * 2008-06-25 2012-07-04 キヤノン株式会社 画像処理方法および画像処理装置、プログラム並びに、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP5398182B2 (ja) * 2008-07-04 2014-01-29 キヤノン株式会社 撮像装置、自動焦点検出方法及びプログラム
CN101626458A (zh) * 2008-07-08 2010-01-13 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 摄影装置及其摄影方法
JP5067884B2 (ja) 2008-08-07 2012-11-07 キヤノン株式会社 撮像装置、その制御方法及びプログラム
JP2010056622A (ja) * 2008-08-26 2010-03-11 Nikon Corp 電子カメラ
JP5187139B2 (ja) * 2008-10-30 2013-04-24 セイコーエプソン株式会社 画像処理装置およびプログラム
KR101539043B1 (ko) * 2008-10-31 2015-07-24 삼성전자주식회사 인물 구도 제안 영상 촬영 장치 및 방법
JP5223644B2 (ja) * 2008-12-15 2013-06-26 パナソニック株式会社 撮像装置
EP2207342B1 (en) * 2009-01-07 2017-12-06 LG Electronics Inc. Mobile terminal and camera image control method thereof
JP2010183500A (ja) * 2009-02-09 2010-08-19 Sony Corp 情報処理装置および方法、並びにプログラム
JP5101544B2 (ja) * 2009-02-13 2012-12-19 富士通株式会社 撮影装置、撮影方法、撮影プログラム及び携帯端末装置
US20100214445A1 (en) * 2009-02-20 2010-08-26 Sony Ericsson Mobile Communications Ab Image capturing method, image capturing apparatus, and computer program
JP5294922B2 (ja) 2009-02-26 2013-09-18 キヤノン株式会社 再生装置および再生方法
US8498486B2 (en) * 2009-03-12 2013-07-30 Qualcomm Incorporated Response to detection of blur in an image
CN101877764B (zh) * 2009-04-29 2012-05-30 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 拍摄系统及使用该拍摄系统进行辅助构图的方法
CN101635029A (zh) * 2009-06-01 2010-01-27 北京中星微电子有限公司 一种人脸识别方法与移动终端
JP5402409B2 (ja) * 2009-08-31 2014-01-29 ソニー株式会社 撮影条件設定装置、撮影条件設定方法及び撮影条件設定プログラム
TWI487370B (zh) * 2010-02-24 2015-06-01 Ability Entpr Co Ltd 數位放大影像的方法及圖形使用者介面的操作方法
US8692907B2 (en) * 2010-09-13 2014-04-08 Sony Corporation Image capturing apparatus and image capturing method
JP5594282B2 (ja) * 2011-03-31 2014-09-24 カシオ計算機株式会社 画像処理装置
JP5867894B2 (ja) * 2011-05-23 2016-02-24 カシオ計算機株式会社 撮像装置、プログラム及び表示方法
CN102821240B (zh) * 2011-06-10 2016-07-06 宏达国际电子股份有限公司 以物件检测技术为基础的影像撷取方法及系统
JP5861395B2 (ja) * 2011-11-02 2016-02-16 リコーイメージング株式会社 携帯機器
KR20130056747A (ko) * 2011-11-22 2013-05-30 삼성전자주식회사 영상 촬영 방법 및 이를 적용한 영상 촬영 장치
JP5970937B2 (ja) 2012-04-25 2016-08-17 ソニー株式会社 表示制御装置および表示制御方法
US8854481B2 (en) * 2012-05-17 2014-10-07 Honeywell International Inc. Image stabilization devices, methods, and systems
US20130314558A1 (en) * 2012-05-24 2013-11-28 Mediatek Inc. Image capture device for starting specific action in advance when determining that specific action is about to be triggered and related image capture method thereof
KR101900097B1 (ko) * 2012-07-30 2018-09-20 삼성전자주식회사 이미지 캡처 방법 및 이미지 캡처 장치
US9489564B2 (en) * 2013-07-11 2016-11-08 Google Technology Holdings LLC Method and apparatus for prioritizing image quality of a particular subject within an image
JP6375607B2 (ja) 2013-09-30 2018-08-22 株式会社ニコン 電子機器、電子機器の制御方法、及び制御プログラム
CN105872349A (zh) * 2015-01-23 2016-08-17 中兴通讯股份有限公司 拍摄方法、拍摄装置及移动终端
US9467608B2 (en) 2015-01-27 2016-10-11 Moment Inc Auxiliary lens for mobile photography
KR101654458B1 (ko) * 2015-02-04 2016-09-05 박혜정 얼굴자동검색기능이 구비된 휴대기기의 사진촬영 시스템 및 그 시스템을 이용한 얼굴자동검색방법
KR102474244B1 (ko) * 2015-11-20 2022-12-06 삼성전자주식회사 영상 표시 장치 및 그 동작방법
CN105491284B (zh) 2015-11-30 2018-12-18 小米科技有限责任公司 预览图像的显示方法和装置
CN105872375A (zh) * 2016-04-12 2016-08-17 乐视控股(北京)有限公司 一种摇杆式手机相机拍照系统及方法
US10136049B2 (en) * 2017-01-09 2018-11-20 International Business Machines Corporation System, method and computer program product for contextual focus/zoom of event celebrities
CN106937045B (zh) 2017-02-23 2020-08-14 华为机器有限公司 一种预览图像的显示方法、终端设备及计算机存储介质
CN108875470B (zh) * 2017-06-19 2021-06-22 北京旷视科技有限公司 对访客进行登记的方法、装置及计算机存储介质
KR102438201B1 (ko) * 2017-12-01 2022-08-30 삼성전자주식회사 사진 촬영과 관련된 추천 정보를 제공하는 방법 및 시스템
JP2019120983A (ja) * 2017-12-28 2019-07-22 トッパン・フォームズ株式会社 撮像制御装置および撮像制御方法
WO2021066148A1 (en) * 2019-10-04 2021-04-08 Nec Corporation Information processing apparatus, information processing method, and storage medium
CN114205522B (zh) 2020-01-23 2023-07-18 华为技术有限公司 一种长焦拍摄的方法及电子设备
CN113572945A (zh) * 2020-04-29 2021-10-29 摩托罗拉移动有限责任公司 远摄相机取景器
JP7305060B2 (ja) * 2020-09-30 2023-07-07 富士フイルム株式会社 撮像装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
CN113409205B (zh) * 2021-06-10 2023-11-24 Oppo广东移动通信有限公司 图像处理方法、图像处理装置、存储介质与电子设备
JP2023089743A (ja) * 2021-12-16 2023-06-28 キヤノン株式会社 画像処置装置とその制御方法、撮像装置、及び、プログラム
CN114827468B (zh) * 2022-04-25 2024-11-26 Oppo广东移动通信有限公司 控制方法、控制装置、计算机可读存储介质和移动终端
CN117201924A (zh) * 2022-05-25 2023-12-08 荣耀终端有限公司 录像方法和相关装置
CN115657893A (zh) * 2022-11-11 2023-01-31 杭州联吉技术有限公司 一种显示控制方法、显示控制装置及智能设备

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7298412B2 (en) * 2001-09-18 2007-11-20 Ricoh Company, Limited Image pickup device, automatic focusing method, automatic exposure method, electronic flash control method and computer program
JP4141800B2 (ja) * 2002-11-01 2008-08-27 株式会社リコー デジタルカメラ
JP4746295B2 (ja) * 2003-08-25 2011-08-10 富士フイルム株式会社 デジタルカメラおよび撮影方法
JP4290100B2 (ja) 2003-09-29 2009-07-01 キヤノン株式会社 撮像装置及びその制御方法
JP4489608B2 (ja) * 2004-03-31 2010-06-23 富士フイルム株式会社 ディジタル・スチル・カメラ,画像再生装置および顔画像表示装置ならびにそれらの制御方法
JP4352980B2 (ja) 2004-04-23 2009-10-28 オムロン株式会社 拡大表示装置及び拡大画像制御装置
JP2006303896A (ja) * 2005-04-20 2006-11-02 Toshiba Corp 画像拡大再生時に縮小ガイド画像の表示を切り替え可能なカメラ装置、および画像表示方法

Also Published As

Publication number Publication date
US7924340B2 (en) 2011-04-12
CN101115148B (zh) 2010-08-04
JP2008028959A (ja) 2008-02-07
CN101115148A (zh) 2008-01-30
US20080024643A1 (en) 2008-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4904108B2 (ja) 撮影装置及び画像表示制御方法
JP4730667B2 (ja) 自動再生方法及び装置
JP4730553B2 (ja) 撮影装置及び露出制御方法
JP4135100B2 (ja) 撮影装置
JP4697606B2 (ja) 撮影装置及び合焦制御方法
JP4787180B2 (ja) 撮影装置及び撮影方法
JP2005128437A (ja) 撮影装置
JP2007232793A (ja) 撮像装置
JP2009065577A (ja) 撮像装置および撮像方法
JP3395770B2 (ja) デジタルスチルカメラ
JP2009267831A (ja) 画像記録装置及び方法
JP2009048136A (ja) 焦点調節装置及び焦点調節方法
JP2008109485A (ja) 撮像装置及び撮像制御方法
JP4683337B2 (ja) 画像表示装置及び画像表示方法
JP2005323162A (ja) 撮像装置及び画像記録方法
JP2010141609A (ja) 撮像装置
JP4887840B2 (ja) 撮影装置及びプログラム
JP2019029778A (ja) 撮像装置、および画像処理装置、画像処理方法
JP2004221650A (ja) 電子カメラ
JP3727841B2 (ja) デジタルスチルカメラ
JP2001281533A (ja) デジタルカメラ
JP4761039B2 (ja) 撮像装置
JP5054209B2 (ja) 撮影装置及び合焦制御方法
JP2011142666A (ja) 撮影装置及び露出制御方法
JP2019068342A (ja) 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、プログラム、および、記憶媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090224

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100928

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101025

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110608

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110727

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111222

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120106

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4904108

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150113

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees