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JP5090100B2 - インフレーター - Google Patents

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JP5090100B2 JP2007208256A JP2007208256A JP5090100B2 JP 5090100 B2 JP5090100 B2 JP 5090100B2 JP 2007208256 A JP2007208256 A JP 2007208256A JP 2007208256 A JP2007208256 A JP 2007208256A JP 5090100 B2 JP5090100 B2 JP 5090100B2
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Description

本発明は、燃焼室内部に充填させたガス発生剤を燃焼させて、膨張用ガスを発生させるパイロタイプのインフレーターに関する。
パイロタイプのインフレーターでは、ガス発生剤を燃焼させて発生した膨張用ガスは、高温で残渣を含んでいることから、従来では、膨張用ガスを冷却するとともに、残渣を除去するために、燃焼室の外周側に、略円筒形のメッシュ状のフィルタを配設させていた。しかしながら、このフィルタは、金属製とされており、重量が大きくて嵩張るため、金属製インフレーターの軽量化や小容積化の見地から、フィルタの容積を低減させることが好ましい。そこで、従来では、インフレーターとして、内部にガス発生剤を充填させた燃焼室の外周側に、軸回り方向に沿った全周にわたって多数のガス流出穴を配設させるとともに、このガス流出穴から流出された膨張用ガスを迂回させるような略円筒状の隔壁を燃焼室の外周側に配置させて、隔壁の軸方向に沿った両端側に、略ドーナツ板状のフィルタを配設させる構成として、ガス流出穴から流出された膨張用ガスを、隔壁により迂回させつつ、フィルタを介して冷却させて、隔壁の外周側に配置されるガス吐出口から外部に吐出させる構成のものがあった(例えば、特許文献1参照)。
また、更なるインフレーターの軽量化や小容積化を図るためには、フィルタを配置させない構成とすることが望ましく、フィルタレスのインフレーターとして、内部にガス発生剤を充填させたインナケースにおける軸回り方向の外周面側に、インフレーターの軸方向に沿った断面形状をジグザグ状として、インナケースから離れた外周端側に外部へ膨張用ガスを吐出させるガス吐出口を有したガス案内部を設けたアウタケースを、配置させ、インナケースのガス流出穴から流出させた高温の膨張用ガスを、ガス案内部における内周面側の案内面に当てて偏向させることにより、冷却しつつ残渣を捕捉して、ガス吐出口から、外部に吐出させる構成のものがあった(例えば、特許文献2又は3参照)。
特開2007−131254公報 実用新案登録第3122258号公報 実用新案登録第3122259号公報
しかし、特許文献2及び3に記載のインフレーターでは、ガス案内部が、アウタケースを構成する複数の板金素材を略直角状に屈曲させつつ、インナケースの外周側において互い違いに配置させるようにして、断面形状をジグザグ状に構成されていることから、インナケースの軸回り方向の外周面に設けられたガス流出穴から膨張用ガスが流出される際に、ガス案内部におけるガス流出穴と対向して配置される案内面に、膨張用ガスが、高速で当たり、この案内面の部位を構成するアウタケースを、ガス案内部におけるガス吐出口側の部位を狭めるように変形させて、ガス吐出口から迅速に膨張用ガスを吐出できない場合が考えられる。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、確実に残渣を捕捉して膨張用ガスを冷却できるとともに、円滑かつ迅速に膨張用ガスを吐出可能なインフレーターを提供することを目的とする。
本発明に係るインフレーターは、インナケースと、インナケースの外周側を覆うように配設されるアウタケースと、から構成されるとともに、
インナケース内部に配設されて、点火装置の点火時に燃焼して膨張用ガスを発生するガス発生剤を充填させて構成される燃焼室と、
アウタケース側に配置されて、燃焼室内において発生した膨張用ガスを外部に吐出可能なガス吐出口と、
インナケースの外表面側に開口されて、燃焼室内において発生した膨張用ガスを流出させるガス流出穴と、
燃焼室内で発生してガス流出穴から流出された膨張用ガスを、ガス吐出口側に案内するガス案内部と、
を備える構成のインフレーターであって、
ガス案内部が、アウタケースとインナケースとの間において、膨張用ガスと接触して案内する案内面を有した案内壁部を配設させて構成され、
案内面が、ガス流出穴から流出された膨張用ガスを、渦巻状若しくは螺旋状に旋回させつつ、ガス吐出口側へ案内可能として、残渣を捕捉可能な弧面状として構成されていることを特徴とする。
本発明のインフレーターでは、ガス案内部において、膨張用ガスと接触して残渣を捕捉する案内壁部の案内面が、ガス流出穴から流出された膨張用ガスを、渦巻状若しくは螺旋状に旋回させるようにして、ガス吐出口側へ案内する構成であることから、ガス案内部の案内壁部が、膨張用ガスの押圧力を受けて膨張用ガスを流す流路の断面積を狭めるように変形され難く、膨張用ガスの流速の低下や、流量の減少も招かない。その結果、本発明のインフレーターでは、ガス流出穴から流出した膨張用ガスは、円滑かつ迅速にガス吐出口から外部へ吐出されることとなる。
また、本発明のインフレーターでは、燃焼室内において発生した膨張用ガスは、ガス流出穴を経てガス案内部に流入すると、案内面に接触して、渦巻状若しくは螺旋状に旋回されつつ、ガス吐出口側へ案内されることとなる。このとき、本発明のインフレーターでは、旋回時に発生する遠心力等を利用して、膨張用ガスより比重の大きな残渣を、的確に、ガス案内部における案内面の表面に捕捉することができる。また、ガス流出穴を経てガス案内部に流入した膨張用ガスは、ガス案内部内において、渦巻状若しくは螺旋状に旋回されつつ、ガス吐出口側へ到達し、ガス吐出口から吐出されることとなることから、従来のインフレーターと比較して、ガス案内部の実質的な長さが長くなり、膨張用ガスを円滑に冷却することができる。その結果、本発明のインフレーターでは、確実に残渣を捕捉して膨張用ガスを冷却することができる。
したがって、本発明のインフレーターでは、確実に残渣を捕捉して膨張用ガスを冷却できるとともに、円滑かつ迅速に膨張用ガスを吐出させることができる。
具体的には、インフレーターとして、アウタケース及びインナケースを、ともに、円筒形状として、
ガス流出穴を、インナケースにおける軸方向側の端面に、形成し、
案内面を、ガス流出穴を設けたインナケースの端面側におけるインナケースとアウタケースとの間に配設させて、インナケースの端面の中心側から外周側にかけて、膨張用ガスを渦巻状に案内するように、構成することが好ましい。
上記構成のインフレーターでは、ガス案内部が、インナケースの端面に沿うような渦巻状として、インナケースとアウタケースとの間に形成されていることから、ガス案内部が嵩張らず、インフレーターを、体積増加を抑えて極力コンパクトにすることができる。また、上記構成のインフレーターでは、ガス案内部を、インナケースとアウタケースとの間となるインフレーターの外表面側となる位置に配置できることから、膨張用ガスを、効果的に冷却することができる。
そして、インフレーターをこのような構成とする場合、ガス流出穴を、インナケースにおける軸方向側の両端面に、形成し、案内面を、インナケースの両端面側に、配設させる構成とすれば、多量の膨張用ガスを、ガス吐出口から吐出させることができる。また、インフレーターをこのような構成とする場合、インナケースの内部で、燃焼室を上下で2分割して、各燃焼室の燃焼開始時間を異ならせて膨張用ガスを2段階で発生させるタイプのインフレーターにも容易に適用可能となる。
また、インフレーターとして、アウタケース及びインナケースを、ともに、円筒形状として、
案内面を、アウタケースとインナケースとにおける軸回り方向に沿った内周面と外周面との間に配設させて、ガス流出穴から流出された膨張用ガスを、アウタケースにおける軸方向の一端側から他端側にかけて、アウタケースの軸回り方向に沿った螺旋状に案内するように、構成してもよい。
このような構成のインフレーターにおいても、ガス案内部が、アウタケースとインナケースとにおける軸回り方向に沿った内周面と外周面との間に螺旋状に配設されていることから、ガス案内部が嵩張らず、インフレーターを、体積増加を抑えて極力コンパクトにすることができる。また、上記構成のインフレーターにおいても、ガス案内部を、インフレーターの外表面側となる位置に配置できることから、膨張用ガスを、効果的に冷却することができる。
そして、インフレーターをこのような構成とする場合、ガス流出穴を、インナケースにおける軸方向側の端面に、形成し、ガス吐出口を、アウタケースにおける外周面に、形成させた構成とすれば、ガス案内部が、ガス流出穴から離れた位置に配置されることとなって、ガス流出穴から流出される膨張用ガスの影響を一層受け難く、また、ガス案内部の実質的な長さを一層長くすることができて、好ましい。
さらにまた、上記構成のインフレーターにおいて、ガス流出穴を、インナケースにおける軸方向側の両端面に、形成する構成とすれば、多量の膨張用ガスを、ガス吐出口から吐出させることができる。また、インフレーターをこのような構成とする場合、インナケースの内部で、燃焼室を上下で2分割して、各燃焼室の燃焼開始時間を異ならせて膨張用ガスを2段階で発生させるタイプのインフレーターにも容易に適用可能となる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。第1実施形態のインフレーター1は、車両に搭載されるエアバッグ装置に用いられるもので、実施形態の場合、図1に示すように、略円柱状の本体部1aと、本体部1aの外周面から突設されるフランジ部1bと、を備えたディスクタイプとされている。フランジ部1bは、実施形態の場合、本体部1aの軸方向に沿った長さ方向(上下方向)の中央より下端側となる位置に、形成されている。また、フランジ部1bには、車両搭載時に、インフレーター1を、エアバッグを折り畳んで収納させるケース等に固定させるための固定手段を挿通させる挿通孔1cが、軸回り方向に沿った複数個所に、形成されている(図2参照)。
なお、実施形態の場合、上下の方向は、特に断らない限り、インフレーター1の中心軸Cに沿った方向を上下方向として、後述する点火装置3における伝火薬5が収納される側(図1における上側)を上側、イニシエータ6が保持される側(図1における下側)を下側とするものである。
インフレーター1の本体部1aは、図1,2に示すように、点火装置3と、点火装置3の点火時に燃焼して膨張用ガスG1を発生するガス発生剤9を内部に充填させて構成される燃焼室8と、軸回り方向に沿った複数箇所に配置されて燃焼室8内において発生した膨張用ガスG1を流出させるガス流出穴11と、燃焼室8の外周側に配置されてガス流出穴11から流出された膨張用ガスG1を案内するガス案内部12と、本体部1aの外周側における軸回り方向に沿った複数箇所に配置されてガス案内部12に案内される膨張用ガスG1を外部に吐出可能なガス吐出口16と、を備えている。また、第1実施形態のインフレーター1は、図1,2に示すように、略円筒形状のインナケース19と、インナケース19の外周側を全面にわたって覆うとともにインナケース19との間に略全域にわたって隙間を設けて構成される略円筒形状のアウタケース28と、から構成されている。そして、第1実施形態のインフレーター1では、インナケース19内部が燃焼室8とされて、インナケース19の外表面に、ガス流出穴11が、配設されている。ガス吐出口16は、アウタケース28側に形成されるもので、ガス流出穴11から流出された膨張用ガスG1は、インナケース19とアウタケース28との間に形成されるガス案内部12を経て、ガス吐出口16から吐出されることとなる。
点火装置3は、実施形態の場合、図1に示すように、インフレーター1の本体部1aの中央において、本体部1aの中心軸Cに沿って、インナケース19を貫通するように構成されるもので、先端(上端)側を閉塞させた略円筒形のケース4と、ケース4の先端(上端)側に充填される伝火薬5と、ケース4の元部(下端)側に保持されて伝火薬5を着火させるように作動可能なイニシエータ6と、を備える構成とされている。伝火薬5は、イニシエータ6の作動により着火されて燃焼して火炎を発生させるもので、この火炎を、ケース4における軸回り方向の外周面に形成される多数の貫通孔4aを介して燃焼室8内に伝播させることにより、燃焼室8内に充填されたガス発生剤9を着火させて燃焼させることとなる。なお、実施形態の場合、点火装置3のケース4の先端面(上端面)は、インナケース19における後述する端側壁部21の外周面から突出して、アウタケース28の後述する上壁部30の内周面に当接するように、構成されている(図1参照)。
燃焼室8は、図1に示すように、インナケース19と点火装置3とに囲まれて、内部に、燃焼時に膨張用ガスを発生するガス発生剤9を充填させた構成とされている。インナケース19は、略円筒形とされるもので、実施形態の場合、上端側を閉塞させるとともに下端側を開口させた略円筒形状の本体部20と、本体部20の開口を塞ぐように下端側に配置される略円板状の蓋部25と、を備える構成とされている。本体部20は、上端側に配設される略円板状の端側壁部21と、端側壁部21の外周縁から下方に延びるように構成される略円筒状の周壁部23と、を備えている。また、端側壁部21と蓋部25とには、点火装置3のケース4を挿通可能な貫通孔21a,25aが形成され、各貫通孔21a,25aの内周面には、点火装置3におけるケース4の外周面と当接するような突出壁21b,25bが、全周にわたって燃焼室8内部に向かって突出するように、形成されている。
さらに、インナケース19における軸方向側の端面側となる端側壁部21と蓋部25とには、図1〜6に示すように、アウタケース28側に向かって突出するように、断面略逆U字形状とされ、突出端を、それぞれ、アウタケース28における後述する上壁部30及び下壁部35の内周面に当接させるように構成される複数の区画部22,26が、形成されている。各区画部22,26は、実施形態の場合、端側壁部21と蓋部25とにおいて、インフレーター1の中心軸C(貫通孔21a,25aの中央)を中心として軸回り方向で略等間隔となる6箇所に、形成されるもので、図3,5に示すように、軸方向側から見て渦巻状となるように、それぞれ、貫通孔21a,25a周縁から外周縁にかけて拡開しつつ略円弧状に湾曲するようにして、形成されている。アウタケース28の軸方向側の両端側に形成されるこれらの区画部22,26は、ガス案内部12の後述する上流側部位13における案内壁部13aを構成するものである。そして、この各区画部22,26において、突出方向と逆方向側となる内側に位置する内側面22a,26aが、膨張用ガスG1と接触して案内するとともに、遠心力を利用して残渣を捕捉可能な弧面状の案内面13bを構成することとなる(図3,5参照)。そして、実施形態の場合、端側壁部21側に配設される区画部22は、軸方向に沿った外周側(上面側)から見て時計回り方向に渦を巻くように、形成され、蓋部25側に配設される区画部26は、軸方向に沿った外周側(下面側)から見て反時計回り方向に渦を巻くように、形成されている(図3,5参照)。また、端側壁部21と蓋部25とにおいて、区画部22,26に囲まれる部位の貫通孔21a,25a周縁には、略円形の開口21c,25cが、3個ずつ、形成されている。これらの開口21c,25cは、燃焼室8内において発生した膨張用ガスを流出させるガス流出穴11を構成することとなる。
アウタケース28は、図1,2に示すように、上端側を閉塞されて下端側を開口させた略円筒形状の上側部材29と、下端側を閉塞されて上端側を開口させた略円筒形状の下側部材34と、から構成されている。上側部材29は、インナケース19の上面側を覆う略円板状の上壁部30と、上壁部30の外周縁から下方に延びるように構成される略円筒状の周壁部31と、周壁部31の下端から軸直交方向に沿った外方に延びるように構成されるフランジ部32と、を備えている。実施形態の場合、この上側部材29のフランジ部32が、インフレーター1のフランジ部1bを構成することとなる。周壁部31には、軸回り方向に沿った全域にわたって多数の略円形の開口31aが貫通して形成されている。この開口31aは、膨張用ガスを外部に吐出させるガス吐出口16を構成することとなる。下側部材34は、インナケース19の下面側を覆う略円板状の下壁部35と、下壁部35の外周縁から上方に伸びるように構成される略円筒状の周壁部36と、周壁部36の上端から軸直交方向に沿った外方に延びるように構成されるフランジ部37と、を備えている。下壁部35の中央には、点火装置3のイニシエータ6を露出可能に円形に開口した開口35aが、形成されている。下側部材34のフランジ部37は、下側部材34を上側部材29に固着させるためのもので、このフランジ部37の上面側を、上側部材29におけるフランジ部32の下面側に対して、溶接等により固着させることにより、アウタケース28は一体化されている。また、アウタケース28は、インナケース19との間に略全周にわたって隙間を設けるような大きさに設定されている。なお、実施形態の場合、上側部材29におけるフランジ部32は、上下の中央よりやや下方となる位置に、形成されている。
なお、第1実施形態のインフレーター1では、点火装置3のケース4や、インナケース19及びアウタケース28は、それぞれ、ステンレス鋼等の鋼板を用いて形成されている。
第1実施形態のインフレーター1では、各区画部22,26と、インナケース19における端側壁部21若しくは蓋部25の外表面21d,25dと、アウタケース28における上壁部30若しくは下壁部35の内周面と、により囲まれる部位が、ガス流出穴11から流出された膨張用ガスG1を案内するガス案内部12の上流側部位13を構成し、インナケース19における周壁部23と、アウタケース28における周壁部31,36と、の間の隙間が、ガス案内部12の下流側部位14を構成することとなる。そして、ガス流出穴11から流出されてガス案内部12内に流入した膨張用ガスG1は、図3,5に示すように、各区画部22,26(案内壁部13a)における内側面22a,26aにより構成される案内面13bに接触しつつ、渦巻状に旋回されて、ガス案内部12の上流側部位13内を流れ、その後、図7に示すように、ガス案内部12の下流側部位14内を流れて、ガス吐出口16から吐出されることとなる。そして、第1実施形態のインフレーター1では、ガス案内部12の上流側部位13を構成する区画部22,26(案内壁部13a)が、渦巻状に湾曲して形成されていることから、ガス流出穴11から流出された膨張用ガスG1は、案内壁部13aの案内面13b(区画部22,26における内側面22a,26a)に沿って、渦巻状に旋回しつつ、上流側部位13内を流れることとなり、下流側部位14内においても、図7に示すように、上流側部位13内における流れの影響を受けて、略螺旋状に旋回しつつ流れて、ガス吐出口16から吐出されることとなる。このとき、第1実施形態のインフレーター1では、下流側部位14においては、アウタケース28における周壁部31,36の内周面31b,36aが、膨張用ガスG1と接触して案内するとともに、遠心力を利用して残渣を捕捉可能な弧面状の案内面14aを構成することとなる(図3,5,7参照)。
そして、第1実施形態のインフレーター1では、ガス案内部12において、膨張用ガスG1と接触して残渣を捕捉する案内壁部13aの案内面13b(区画部22,26における内側面22a,26a)が、ガス流出穴11から流出された膨張用ガスG1を、渦巻状に旋回させるようにして、ガス吐出口16側へ案内することから、ガス案内部12の案内壁部13aが、膨張用ガスG1の押圧力を受けて膨張用ガスG1を流す流路の断面積を狭めるように変形され難く、膨張用ガスの流速の低下や、流量の減少も招かない。具体的には、第1実施形態のインフレーター1では、案内壁部13aの案内面13bは区画部22,26における内側面22a,26aから構成され、この区画部22,26の内側面22a,26aは、ガス流出穴11から流出される膨張用ガスG1の流出方向と沿うように構成されるもので、ガス流出穴11と対向するように配設されていないことから、膨張用ガスG1の押圧力を受け難く、案内壁部13aが、膨張用ガスG1を流す流路の断面積を狭めるように変形することを抑えることができる。その結果、第1実施形態のインフレーター1では、ガス流出穴11から流出した膨張用ガスG1は、円滑かつ迅速にガス吐出口16から外部へ吐出されることとなる。
また、第1実施形態のインフレーター1では、燃焼室8内において発生した膨張用ガスG1は、ガス流出穴11を経てガス案内部12に流入すると、ガス案内部12の上流側部位13に形成される案内面13b(区画部22,26における内側面22a,26a)に接触して、図3,5に示すように、渦巻状に旋回されつつ、ガス吐出口16側へ案内されることとなる。このとき、第1実施形態のインフレーター1では、旋回時に発生する遠心力を利用して、膨張用ガスG1より比重の大きな残渣を、的確に、ガス案内部12における上流側部位13の案内面13b(区画部22,26における内側面22a,26a)の表面に捕捉することができる。また、ガス流出穴11を経てガス案内部12に流入した膨張用ガスは、ガス案内部12の上流側部位13内において、渦巻状に旋回されつつ、下流側部位14を経て、ガス吐出口16側へ到達し、ガス吐出口16から吐出されることとなることから、従来のインフレーターと比較して、ガス案内部12の実質的な長さが長くなり、膨張用ガスG1を円滑に冷却することができる。特に、第1実施形態のインフレーター1では、膨張用ガスG1は、上流側部位13内を流れた後、下流側部位14を経て、ガス吐出口16から吐出されることとなるが、膨張用ガスG1は、下流側部位14内においても、上流側部位13内における流れの影響を受けて、図7に示すように、ガス吐出口16側に向かって略螺旋状に旋回しつつ流れて、ガス吐出口16から吐出されることとなる。このとき、アウタケース28における周壁部31,36の内周面31b,36aが、案内面14aとして作用して、膨張用ガスG1と接触して案内しつつ、遠心力を利用して表面側に残渣を捕捉することとなる。そのため、一層残渣を捕捉することができるとともに、下流側部位14内を単に軸方向に沿って流れる場合と比較して、実質的な流路の長さを長くした状態で、下流側部位14内を流れることとなり、下流側部位14内を流れる際にも、膨張用ガスG1を一層冷却させることができる。その結果、第1実施形態のインフレーター1では、確実に残渣を捕捉して膨張用ガスG1を冷却することができる。
したがって、第1実施形態のインフレーター1では、確実に残渣を捕捉して膨張用ガスG1を冷却できるとともに、円滑かつ迅速に膨張用ガスG1を吐出させることができる。
また、第1実施形態のインフレーター1では、ガス案内部12の上流側部位13が、インナケース19の軸方向の端面に沿うようにして、インナケース19とアウタケース28との間に渦巻状に形成され、ガス案内部12の下流側部位14が、アウタケース28とインナケース19とにおける軸回り方向に沿った周壁部31,36の内周面31b,36aと周壁部23の外周面23aとの間に配設されていることから、ガス案内部12が嵩張らず、インフレーター1を、体積増加を抑えて極力コンパクトにすることができる。また、第1実施形態のインフレーター1では、ガス案内部12を、インナケース19とアウタケース28との間となるインフレーター1の外表面側となる位置に配置できることから、膨張用ガスG1を、効果的に冷却することができる。
さらに、第1実施形態のインフレーター1では、ガス流出穴11を、インナケース19における軸方向側の両端面側となる端側壁部21と蓋部25とに、形成し、ガス案内部12の上流側部位13の案内面13bを、アウタケース28における軸方向側の両端面側となる上壁部30側と下壁部35側とに、配設させていることから、多量の膨張用ガスG1をガス吐出口16から吐出させることができる。勿論、このような点を考慮しなければ、ガス流出穴と、ガス案内部と、を、インナケースにおける軸方向側の一方の端面側のみに形成してもよい。
そして、第1実施形態のインフレーター1では、端側壁部21側(上側)に形成されるガス流出穴11Uから流出する膨張用ガスGU1が、時計回り方向に沿って渦を巻くように上流側部位13U内を流れるのに対し、蓋部25側(下側)に形成されるガス流出穴11Dから流出する膨張用ガスGD1は、反時計回り方向に沿って渦を巻くように上流側部位13D内を流れることとなる(図3,5参照)。そのため、第1実施形態のインフレーター1では、ガス流出穴11Uから流出された膨張用ガスGU1が、ガス案内部12における下流側部位14内において、アウタケース28の上端28a側から下端28b側に向かって時計回り方向に沿った螺旋状に旋回するように流れるのに対し、ガス流出穴11Dから流出された膨張用ガスGD1は、ガス案内部12における下流側部位14内において、アウタケース28の下端28b側から上端28a側に向かって、膨張用ガスGU1とは逆向きの反時計回り方向に沿った螺旋状に旋回するように、流れることとなる(図7参照)。その後、膨張用ガスGU1,GD1は、下流側部位14内における上下の中央付近(ガス吐出口16付近)において、相互にぶつかり合って、軸回り方向に沿った全域にわたって配設されるガス吐出口16から、放射状に円滑に吐出されることとなる。
次に、第2実施形態のインフレーター40について説明をする。第2実施形態のインフレーター40は、図8,9に示すごとく、第1実施形態のインフレーター1と同様に、略円柱状の本体部40aと、本体部40aの外周面から突設されるフランジ部40bと、を備えたディスクタイプとされるもので、ガス案内部44、インナケース19A、そして、インナケース19Aの周壁部23Aとアウタケース28の周壁部31,36との間に配置される螺旋状に湾曲した線状材42以外は、前述のインフレーター1と同様の構成であり、同一の部材には、同一の図符号を付して説明を省略する。インナケース19Aは、端側壁部21A及び蓋部25Aが、区画部を備えない平板状とされている以外は、前述のインフレーター1におけるインナケース19と同様の構成であり、同一の部材には、同一の図符号の末尾にAを付して、説明を省略する。
インナケース19Aとアウタケース28との間に配置される螺旋状に湾曲した線状材42は、鉄等の金属製とされるもので、インナケース19Aの周壁部23Aとアウタケース28の周壁部31,36との間において、上下の略全域にわたって、配設されている。具体的には、線状材42は、周壁部23A,周壁部31,36間の隙間を略塞ぎ可能な外径寸法に設定された断面略円形の線状素材を、略一定間隔の隙間を設けるように、螺旋状に湾曲させて構成される。そして、周壁部23A,周壁部31,36間の隙間において、この線状材42間に形成される隙間が、ガス案内部44における後述する下流側部位46を構成し、線状材42自体が、ガス案内部44の案内壁部46aを構成することとなる。
第2実施形態のインフレーター40では、ガス流出穴11近傍であって、インナケース19Aの端側壁部21Aとアウタケース28の上壁部30とに囲まれるエリア、及び、インナケース19Aの蓋部25Aとアウタケース28の下壁部35とに囲まれるエリアが、ガス案内部44における上流側部位45を構成することとなる。そして、既述したように、アウタケース28における軸回り方向の内周面側であって、周壁部23A,周壁部31,36間における線状材42間の空間の部位が、ガス案内部44における下流側部位46を構成し、アウタケース28における周壁部31,36の内周面31b,36aが、膨張用ガスG2と接触して案内するとともに、遠心力を利用して残渣を捕捉可能な弧面状の案内面46bを構成することとなる(図10参照)。
第2実施形態のインフレーター40では、ガス流出穴11から流出されてガス案内部44内に流入した膨張用ガスG2は、まず、上流側部位45内を、中心軸C側に設けられたガス流出穴11から、外周縁側に向かって放射状に流出されるように流れ、その後、下流側部位46内に流入して、アウタケース28における周壁部31,36の内周面31b,36aにより構成される案内面46bに接触しつつ、螺旋状に旋回されて、インフレーター40における軸方向の端部側から中央側にかけて流れ、ガス吐出口16から吐出されることとなる。
そして、第2実施形態のインフレーター40においても、ガス案内部44において、膨張用ガスG2と接触して残渣を捕捉する案内壁部46aの案内面46bが、ガス流出穴11から流出された膨張用ガスG2を、螺旋状に旋回させるようにして、ガス吐出口16側へ案内することから、ガス案内部44の案内壁部46が、膨張用ガスG2の押圧力を受けて膨張用ガスG2を流す流路の断面積を狭めるように変形され難く、膨張用ガスG2の流速の低下や、流量の減少も招かない。具体的には、第2実施形態のインフレーター40では、案内壁部46aは線状材42から構成され、案内面46bはアウタケース28における周壁部31,36の内周面31b,36aから構成されており、ガス流出穴11から離れて形成されていることから、ガス流出穴11から流出される膨張用ガスG2の押圧力を受け難く、膨張用ガスG2を流す流路の断面積を狭めるように変形することを抑えることができる。その結果、第2実施形態のインフレーター40においても、ガス流出穴11から流出した膨張用ガスG2は、円滑かつ迅速にガス吐出口16から外部へ吐出されることとなる。
また、第2実施形態のインフレーター40においても、燃焼室8内において発生した膨張用ガスG2は、ガス流出穴11を経てガス案内部44に流入すると、ガス案内部44の下流側部位46に形成される案内面46b(アウタケース28の周壁部31,36における内周面31b,36a)に接触して、螺旋状に旋回されつつ、ガス吐出口16側へ案内されることとなる。このとき、第2実施形態のインフレーター40では、旋回時に発生する遠心力を利用して、膨張用ガスG2より比重の大きな残渣を、ガス案内部44における下流側部位46の案内面46b(周壁部31,36における内周面31b,36a)の表面に的確に捕捉することができる。また、ガス流出穴11を経てガス案内部44に流入した膨張用ガスは、ガス案内部44の下流側部位46内において、螺旋状に旋回されつつ、ガス吐出口16側へ到達し、ガス吐出口16から吐出されることとなることから、従来のインフレーターと比較して、ガス案内部44の実質的な長さが長くなり、膨張用ガスG2を円滑に冷却することができる。その結果、第2実施形態のインフレーター40においても、確実に残渣を捕捉して膨張用ガスG2を冷却することができる。
したがって、第2実施形態のインフレーター40においても、確実に残渣を捕捉して膨張用ガスG2を冷却できるとともに、円滑かつ迅速に膨張用ガスG2を吐出させることができる。
また、第2実施形態のインフレーター40においても、ガス案内部44の上流側部位45が、インナケース19Aの軸方向の端面に沿うようにして、インナケース19Aとアウタケース28との間に形成され、ガス案内部44の下流側部位46が、アウタケース28とインナケース19Aとにおける軸回り方向に沿った周壁部31,36の内周面31b,36aと周壁部23の外周面23aとの間に、螺旋状に配設されていることから、ガス案内部44が嵩張らず、インフレーター40を、体積増加を抑えて極力コンパクトにすることができる。また、第2実施形態のインフレーター40においても、ガス案内部44を、インナケース19Aとアウタケース28との間となるインフレーター40の外表面側となる位置に配置できることから、膨張用ガスG2を、効果的に冷却することができる。
そして、第2実施形態のインフレーター40においても、ガス流出穴11Uから流出された膨張用ガスGU2は、ガス案内部44における下流側部位46内において、アウタケース28の上端28a側から下端28b側に向かって、線状材42に沿うように時計回り方向に沿った螺旋状に旋回するように流れるのに対し、ガス流出穴11Dから流出された膨張用ガスGD2は、ガス案内部44における下流側部位46内において、アウタケース28の下端28b側から上端28a側に向かって、線状材42に沿いつつ、膨張用ガスGU2とは逆向きの反時計回り方向に沿った螺旋状に旋回するように、流れることとなる(図10参照)。その後、膨張用ガスGU2,GD2は、下流側部位46内における上下の中央付近(ガス吐出口16付近)において、相互にぶつかり合って、軸回り方向に沿った全域にわたって配設されるガス吐出口16から、放射状に円滑に吐出されることとなる。
また、第2実施形態のインフレーター40では、ガス流出穴11を、インナケース19Aにおける軸方向側の端面側となる端側壁部21Aと蓋部25Aとに形成していることから、ガス流出穴11から離れたアウタケース28における軸回り方向に沿った内周面側に配設されるガス案内部44の下流側部位46が、ガス流出穴11から流出される膨張用ガスG2の影響を受け難く、また、ガス吐出口16が、アウタケース28における外周面側となる周壁部31に形成されていることから、ガス案内部44の実質的な距離をさらに大きくすることができる。
さらに、第2実施形態のインフレーター40では、ガス流出穴11を、インナケース19Aにおける軸方向側の両端面となる端側壁部21Aと蓋部25Aとに形成していることから、多量の膨張用ガスG2をガス吐出口16から吐出させることができる。勿論、このような点を考慮しなければ、ガス流出穴を、インナケースにおける軸方向側の一方の端面側のみに形成してもよい。
さらにまた、第3実施形態のインフレーター48として、図11に示すように、第1実施形態のインフレーター1におけるインナケース19の周壁部23とアウタケース28の周壁部31,36との間に、第2実施形態のインフレーター40に使用される線状材42を配設させる構成のものを使用してもよい。このような構成のインフレーター48では、ガス流出穴11から流出された膨張用ガスを、ガス案内部49の上流側部位50を構成するインナケース19の区画部22,26に沿って渦巻状に旋回させ、その後、ガス案内部49の下流側部位51を構成する線状材42に沿って螺旋状に旋回させて、ガス吐出口16から吐出させる構成であることから、残渣を確実に除去し、かつ、冷却して、ガス吐出口から吐出させることができる。
なお、第1実施形態及び第2実施形態のインフレーター1,40では、インナケース19,19Aにおける軸方向側の両端面となる端側壁部21,21Aと蓋部25,25Aとに、ガス流出穴11を配設させていることから、インナケースの内部で、燃焼室を上下で2分割して、各燃焼室の燃焼開始時間を異ならせて膨張用ガスを2段階で発生させるタイプのインフレーターにも容易に適用可能となる。
また、第1実施形態及び第2実施形態のインフレーター1,40では、ガス流出穴11を、インナケース19,19Aにおける軸方向側の両端側に形成し、ガス吐出口16を、アウタケース28における軸回り方向の外周側に形成しているが、ガス流出穴及びガス吐出口の位置はこれに限られるものではなく、膨張用ガスの冷却及び残渣捕捉が充分であれば、例えば、第1実施形態のタイプのインフレーターにおいて、ガス流出穴をインナケースの軸方向の端面における中央側に配設させ、ガス吐出口をアウタケースにおける軸方向の端面における外周縁付近に配設させる構成としてもよい。また、第2実施形態のタイプのインフレーターにおいて、ガス流出穴をインナケースの周壁部における軸方向の一端側に配設させ、ガス吐出口をアウタケースの周壁部における軸方向の他端側に配設させる構成としてもよい。
さらに、第1実施形態のインフレーター1では、インナケース19側から区画部22,26を突出させてガス案内部12を構成し、第2実施形態のインフレーター40では、インナケース19Aとアウタケース28との間に別部材からなる線状材42を配置させてガス案内部44を構成しているが、第1実施形態のタイプのインフレーターにおいて、区画部を、別部材、あるいは、アウタケース側から突出させるように構成してもよく、また、第2実施形態のタイプのインフレーターにおいて、螺旋状の突起物を、インナケース側、あるいは、アウタケース側から突出させるように構成してもよい。
本発明の第1実施形態であるインフレーターの概略断面図である。 第1実施形態のインフレーターの概略分解斜視図である。 第1実施形態のインフレーターにおいて、インナケースの本体部の平面図である。 図3のIV−IV部位の概略断面図である。 第1実施形態のインフレーターにおいて、インナケースの蓋部の底面図である。 図5のVI−VI部位の概略断面図である。 第1実施形態のインフレーターの作動時において、ガス案内部の下流側部位内における膨張用ガスの流れを示す概略断面図である。 本発明の第2実施形態であるインフレーターの概略断面図である。 第2実施形態のインフレーターの概略分解斜視図である。 第2実施形態のインフレーターの作動時において、ガス案内部の下流側部位内における膨張用ガスの流れを示す概略断面図である。 本発明の第3実施形態であるインフレーターの概略分解斜視図である。
符号の説明
1,40,48…インフレーター、
3…点火装置、
8…燃焼室、
9…ガス発生剤、
11(11U,11D)…ガス流出穴、
12,41,49…ガス案内部、
13a,46a…案内壁部、
13b,46b…案内面、
16…ガス吐出口、
19,19A…インナケース、
28…アウタケース、
42…線状材、
G1,G2…膨張用ガス。

Claims (2)

  1. インナケースと、該インナケースの外周側を覆うように配設されるアウタケースと、から構成されるとともに、
    前記インナケース内部に配設されて、点火装置の点火時に燃焼して膨張用ガスを発生するガス発生剤を充填させて構成される燃焼室と、
    前記アウタケース側に配置されて、前記燃焼室内において発生した前記膨張用ガスを外部に吐出可能なガス吐出口と、
    前記インナケースの外表面側に開口されて、前記燃焼室内において発生した前記膨張用ガスを流出させるガス流出穴と、
    前記燃焼室内で発生して前記ガス流出穴から流出された前記膨張用ガスを、前記ガス吐出口側に案内するガス案内部と、
    を備える構成のインフレーターであって、
    前記ガス案内部が、前記アウタケースと前記インナケースとの間において、前記膨張用ガスと接触して案内する案内面を有した案内壁部を配設させて構成され、
    前記アウタケース及び前記インナケースが、ともに、円筒形状とされ、
    前記ガス流出穴が、前記インナケースにおける軸方向側の両端面に、形成され、
    前記案内面が、前記ガス流出穴を設けた前記インナケースの両端面側において、それぞれ、前記インナケースと前記アウタケースとの間に配設されて、前記ガス流出穴から流出された前記膨張用ガスを、前記インナケースの端面の中心側から外周側にかけて、渦巻状に旋回させつつ、前記ガス吐出口側へ案内可能として、残渣を捕捉可能な弧面状として構成されていることを特徴とするインフレーター。
  2. インナケースと、該インナケースの外周側を覆うように配設されるアウタケースと、から構成されるとともに、
    前記インナケース内部に配設されて、点火装置の点火時に燃焼して膨張用ガスを発生するガス発生剤を充填させて構成される燃焼室と、
    前記アウタケース側に配置されて、前記燃焼室内において発生した前記膨張用ガスを外部に吐出可能なガス吐出口と、
    前記インナケースの外表面側に開口されて、前記燃焼室内において発生した前記膨張用ガスを流出させるガス流出穴と、
    前記燃焼室内で発生して前記ガス流出穴から流出された前記膨張用ガスを、前記ガス吐出口側に案内するガス案内部と、
    を備える構成のインフレーターであって、
    前記ガス案内部が、前記アウタケースと前記インナケースとの間において、前記膨張用ガスと接触して案内する案内面を有した案内壁部を配設させて構成され、
    前記アウタケース及び前記インナケースが、ともに、円筒形状とされ、
    前記ガス流出穴が、前記インナケースにおける軸方向側の両端面に、形成され、
    前記ガス吐出口が、前記アウタケースにおける外周面に、形成されて、
    前記案内面が、前記アウタケースと前記インナケースとにおける軸回り方向に沿った内周面と外周面との間に配設されて、前記ガス流出穴から流出された前記膨張用ガスを、前記アウタケースにおける軸方向の一端側から他端側にかけて、前記アウタケースの軸回り方向に沿った螺旋状に旋回させつつ、前記ガス吐出口側へ案内可能として、残渣を捕捉可能な弧面状として構成されていることを特徴とするインフレーター。
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