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JP5440004B2 - 情報配信システム、情報配信システムのサービス実現方法およびそのプログラム - Google Patents

情報配信システム、情報配信システムのサービス実現方法およびそのプログラム Download PDF

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JP5440004B2 JP2009172860A JP2009172860A JP5440004B2 JP 5440004 B2 JP5440004 B2 JP 5440004B2 JP 2009172860 A JP2009172860 A JP 2009172860A JP 2009172860 A JP2009172860 A JP 2009172860A JP 5440004 B2 JP5440004 B2 JP 5440004B2
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Description

本発明は、送信者および受信者の間で相互に情報を配信する情報配信システム、情報配信システムのサービス実現方法およびそのプログラムに関するものである。
従来、コンピュータに接続されたプリンタ、ディスプレイ、カードリーダ等の複数種類のデバイス(受信者)に情報を配信する場合、コンピュータにアプリケーション・プログラム(送信者,以下、単に「アプリケーション」と称する。)をインストールし、当該アプリケーションから指令を出す。この場合、例えばこれら複数種類のデバイスに、一連の処理を実行させようとすると、第1のデバイスに動作を指令してそれに対するイベント情報を受け取り、次に第2のデバイスに動作を指令してそれに対するイベント情報を受け取る、といったデバイス毎の処理をアプリケーションに書き込む必要があり、アプリケーションの作成に手間がかかる。そこで、アプリケーションと複数のデバイスとの間に管理モジュールを介在させ、アプリケーションからは、デバイス名と処理内容(処理識別子)を管理モジュールに通知し、管理モジュールは当該通知内容をテーブルに書き込んで、各デバイスに対し、一連の処理を実行させるようにしたシステムが知られている(例えば、特許文献1)。この構成によれば、アプリケーションに、一連の処理を実行させるための処理内容を書き込む必要が無くなるため、作成が容易となる。また、デバイスの増減があった場合でも、アプリケーションの変更を最小限に留めることができる、などの利点がある。
特開2000−242594号公報
ところが、上記特許文献1に記載のシステムでは、プリンタに印刷する印刷内容、レイアウトまたは書式などの修正が必要となった場合、アプリケーションの変更が必要となる。また、デバイスの入れ替えによって機種が変更となった場合も、送信する制御情報(コマンド)を変更しなければならないため、アプリケーションの変更が必要となる。このように、上記特許文献1に記載のシステムは、処理内容の変更や機種の違いを、管理モジュールによって吸収できる構成とはなっていない。
また、上記のシステムにおいて、第1のデバイスに情報を配信(動作を指令)し、正常に情報が配信できた場合は、次に第2のデバイスに別の情報を配信する、といった連携処理(逐次処理)を行うことも考えられるが、正常に情報が配信できたか否かの判別処理をアプリケーション側で行う必要があるため、結果的にデバイス毎の処理をアプリケーションに書き込む必要がある。したがって、連携処理を行う場合は、上記のシステムを適用しても、その効果が得られなかった。
そこで、処理内容の変更、並びに受信者の種類や仕様の変更に伴うアプリケーション変更の手間を軽減することができ、アプリケーションを介することなく複数の受信者による連携処理を実現可能とする情報配信システム、あるいは情報配信システムのサービス実現方法とそのプログラムが望まれていた。
本発明は、少なくとも上述の課題の一つを解決するように、下記の適用例または形態として実現され得る。
〔適用例1〕
本適用例の情報配信システムは、情報変換規則を示すスタイルシートを記憶する記憶部と、送信者から出力データを取得する出力データ取得部と、受信者の1つである第1の受信者に対応する第1の受信者情報は、前記第1の受信者の宛先と前記第1の受信者に対応した情報変換規則である第1のスタイルシートとを指定する第1の情報と、前記第1の受信者に対する配信の後に配信を受ける第2の受信者に対応する第2の受信者情報を指定する第2の情報とを含み、前記第1の受信者情報と前記第2の受信者情報とを含む配信情報を取得する配信情報取得部と、前記出力データを前記第1の受信者情報または前記第2の受信者情報が指定する前記スタイルシートによって変換した変換データを、前記第1の受信者または前記第2の受信者に配信する配信部と、前記配信部による前記変換データの配信が正常に行われたか否かを判別する配信判別部と、を備えた情報配信システムであって、前記配信部が、前記配信判別部による前記第1のスタイルシートにより変換された第1の変換データの前記第1の受信者への配信の成否判別の結果に従って、前記出力データを前記第2の受信者情報に基づき前記第2の受信者に配信することを特徴とする。
本適用例によれば、スタイルシートによって、送信者の出力データを変換データ(第1の変換データまたは第2の変換データ)に変換するため、処理内容が変更となった場合や、受信者の入れ替えがあった場合(種類や仕様の異なるデバイスに入れ替えられた場合など)でも、スタイルシートの書換えによって対応することができる。つまり、スタイルシートによって、処理内容の変更、並びにデバイスの種類や仕様の違いを吸収できるため、送信者のアプリケーションの作成が容易になると共に、処理内容の変更や受信者の入れ替えに伴う手間を軽減できる。
また、「配信情報」は、複数取得が可能とすることが好ましい。これにより、一つの「配信情報」に基づく処理を実行している最中であっても、次の「配信情報」を受理でき、効率の良い情報配信システムが実現できる。
また、「配信情報」を複数取得する場合は、「出力データ」に、その情報変換に利用する「配信情報」を指定する情報が付加されていることが好ましい。さらに、「配信情報」は、「出力データ」の送信者から取得しても良い。この場合、「配信情報」および「出力データ」は、同時に取得しても良い。このことにより、複数の「配信情報」から「出力データ」に対応する「配信情報」を特定することができる。
また、この場合、「配信情報」および「出力データ」は、別のタイミングで取得しても良い。このことにより、以前使用した配信情報の再利用が可能となるので複数の「配信情報」を都度個々に配信する必要がなく、配信データの量を削減できる。その結果、送信時間の短縮もできる。
さらに、「配信情報」は出力データの配信前に送信しておくことも可能である。これにより、同じ「配信情報」が使用できる場合は、同じ「配信情報」を都度個々に配信する必要がなく、配信データの量を削減できる。その結果、送信時間の短縮もできる。
〔適用例2〕
上述の適用例において、前記第2の受信者は、少なくとも、前記配信判別部により、前記第1の変換データの配信が正常に行なわれたと判別された場合に、前記配信部が第2の変換データを配信する前記第1の受信者に対する連携受信者であって、前記配信情報は、少なくとも、前記連携受信者の宛先と前記連携受信者に対応した情報変換規則である連携スタイルシートとを指定する受信者情報である連携受信者情報を含み、前記第2の変換データは、前記連携受信者情報に基づく前記連携スタイルシートによって前記出力データが変換された連携変換データであることを特徴とする。
本適用例によれば、情報配信システムは、第1の受信者情報に基づく情報配信が正常に行われた場合、第2の受信者としての連携受信者の連携受信者情報に基づく情報配信を行うことで、実体的に第2の受信者は第1の受信者としての機能を有することとなり、アプリケーション側は、出力データを1回出力するだけで、次々と複数の受信者を逐次的に動作させることができる。つまり、アプリケーションを介することなく、複数の受信者による連携処理を実現することができる。
〔適用例3〕
上述の適用例において、前記第2の受信者は、少なくとも、前記配信判別部により、前記第1の変換データの配信が正常に行なわれなかったと判別された場合に、前記配信部が第2の変換データを配信する前記第1の受信者に対する代替受信者であって、前記配信情報は、少なくとも、前記代替受信者の宛先と前記代替受信者に対応した情報変換規則である代替スタイルシートとを指定する受信者情報である代替受信者情報を含み、前記第2の変換データは、前記代替受信者情報に基づく前記代替スタイルシートによって前記出力データが変換された代替変換データである、ことを特徴とする。
本適用例によれば、第1の変換データの配信が正常に行われなかった場合は、第1の受信者に代わる代替受信者に対して、当該受信者に対応した第2のスタイルシートによって変換した第2の変換データを配信するため、第1の受信者と代替受信者の種類や仕様が異なる場合でも、アプリケーションを介することなく、第1の受信者に代わる代替受信者に出力データを配信することができる。
〔適用例4〕
上述の適用例において、前記配信情報は、前記第1の受信者情報と前記連携受信者情報と前記代替受信者情報とに続き、優先順位を有する1以上の連携受信者情報と優先順位を有する1以上の代替受信者情報の両方もしくは一方を含んでおり、前記配信部が、前記配信判別部により前記連携受信者情報もしくは前記代替受信者情報に基づく配信が正常に行われたと判別された場合、さらに優先順位の低い前記連携受信者情報に基づいて配信を行い、前記配信判別部により前記連携受信者情報もしくは前記代替受信者情報に基づく配信が正常に行われなかったと判別された場合、さらに優先順位の低い前記代替受信者情報に基づいて配信を行う、ことを特徴とする。
本適用例によれば、代替受信者によって代替受信が可能なため、出力データの連携配信を確実に達成できる。特に連携受信者情報に優先順を有する複数情報を持つことは、多数の受信者による連携処理を実現する。また代替受信者情報に優先順を有する複数情報を持つことは、未配信を確実に排除できる。
〔適用例5〕
上述の適用例において、前前記受信者情報は、配信エラーの判定基準となる制限時間を指定し、前記配信判別部は、前記制限時間到達時点において、前記第1の受信者、または前記連携受信者および前記代替受信者を含む前記第2の受信者への配信が終了していない場合、配信が正常に行われなかったと判別する、ことを特徴とする。
本適用例によれば、送信者が、配信エラーの判定基準となる制限時間を、受信者毎および出力データ毎に指定することができる。
〔適用例6〕
上述の適用例において、前記第1の受信者情報と、前記連携受信者情報または前記代替受信者情報を含む前記第2の受信者情報とは、前記送信者に対応した情報変換規則である入力用スタイルシートを含んでおり、前記受信者からの入力データを、前記入力用スタイルシートによって変換した入力変換データを、前記送信者に入力する応答部をさらに備えた、ことを特徴とする。
〔適用例7〕
上述の適用例において、前記出力データ取得部は、複数の前記送信者から前記出力データを取得可能であり、前記記憶部は、前記複数の送信者に対応した複数種類の前記入力用スタイルシートを記憶している、ことを特徴とする。
本適用例によれば、送信者は、受信者から入力された入力データを取得することができる。また、情報配信システムが、複数の送信者と提携している場合でも、送信者毎に入力用スタイルシートを指定できるため、各送信者に応じた入力変換データを入力することができる。
〔適用例8〕
上述の適用例において、前記送信者は、アプリケーションに相当すると共に、前記受信者は、デバイスまたは1のデバイスに複数の論理的構成が含まれる場合、そのいずれかの論理的構成に相当し、前記出力データ、前記第1の変換データ、前記第2の変換データ、前記入力データおよび前記入力変換データは、いずれもマークアップ文書である、ことを特徴とする。
本適用例によれば、アプリケーションから取得した情報をデバイスに配信する情報配信システムに、本発明を適用することができる。また、デバイスに代えて、1のデバイスに含まれる論理的構成(例えば、プリンタ複合機の場合、プリンタ、スキャナ、ブザーなど)を受信者とした情報配信システムに、本発明を適用することができる。また、マークアップ文書の記述言語として、XML(Extensible Markup Language)が知られているが、これを用いることで、記述内容が機能を表すと共に特定の言語や文化に依存しないため設計が容易である、文書構造の曖昧さを排除できる、などの利点がある。
〔適用例9〕
上述の適用例において、前記記憶部は、前記出力データを、記述言語の異なる前記第1の変換データまたは前記第2の変換データに変換するための複数種類のスタイルシートを記憶しており、前記受信者は、解釈可能な記述言語が異なる複数種類のデバイスまたは複数種類の論理的構成を含む、ことを特徴とする。
本適用例によれば、一つの情報配信システムで、解釈可能な記述言語が異なる複数種類のデバイスまたは複数種類の論理的構成に対応することができる。これにより、例えばプリンタの処理をディスプレイに処理させる(印刷出力により情報提供していたが、これを画面表示によって実現できるようにした場合など)といったことも、アプリケーションの変更を必要とすることなくスタイルシートの書き換えだけで可能となる。従って、使用環境に応じて、デバイスの入れ替えを柔軟に行うことができる。
〔適用例10〕
上述の適用例において、前記配信情報に、同一の優先順位を持った複数の受信者情報が含まれる、ことを特徴とする。
本適用例によれば、同一優先順位の受信者に同時に送信(同送)が可能となり、配信の確実性を高めることが可能となる。
〔適用例11〕
本適用例の情報配信システムのサービス実現方法は、情報変換規則を示す複数のスタイルシートを記憶するデータベースを管理すると共に、少なくとも送信者から取得した情報を受信者に配信する情報配信システムのサービス実現方法であって、前記情報配信システムが、前記送信者から、出力データを取得するステップと、受信者の1つである第1の受信者に対応する第1の受信者情報は、前記第1の受信者の宛先と前記第1の受信者に対応した情報変換規則である第1のスタイルシートとを指定する第1の情報と、前記第1の受信者に対する配信の後に配信を受ける第2の受信者に対応する第2の受信者情報を指定する第2の情報とを含み、前記第1の受信者情報と前記第2の受信者情報を含む配信情報を取得するステップと、前記出力データを前記第1の受信者情報または前記第2の受信者情報が指定する前記スタイルシートによって変換した変換データを、前記第1の受信者または前記第2の受信者に配信するステップと、配信部による前記変換データの配信が正常に行われたか否かを判別するステップと、前記配信判別ステップによる前記第1のスタイルシートにより変換された第1の変換データの前記第1の受信者への配信の成否判別の結果に従って、前記出力データを前記第2の受信者情報に基づき第2のスタイルシートによって変換した第2の変換データを、前記第2の受信者に配信するステップと、を実行することを特徴とする。
上述の適用例によれば、スタイルシートによって、送信者の出力データを変換データ(第1の変換データまたは第2の変換データ)に変換するため、処理内容が変更となった場合や、受信者の入れ替えがあった場合(種類や仕様の異なるデバイスに入れ替えられた場合など)でも、スタイルシートの書換えによって対応することができる。つまり、スタイルシートによって、処理内容の変更、並びにデバイスの種類や仕様の違いを吸収できるため、送信者のアプリケーションの作成が容易になると共に、処理内容の変更や受信者の入れ替えに伴う手間を軽減できる。
〔適用例12〕
上述の適用例において、前記第2の受信者は、少なくとも、前記配信判別ステップにより、前記第1の変換データの配信が正常に行われたと判別された場合に、前記配信ステップにより第2の変換データを配信する前記第1の受信者に対する連携受信者であって、前記配信情報は、少なくとも、前記連携受信者の宛先と前記連携受信者に対応した情報変換規則である連携スタイルシートとを指定する受信者情報である連携受信者情報を含み、前記第2の変換データは、前記連携受信者情報に基づく前記連携スタイルシートによって前記出力データが変換された連携変換データであることを特徴とする。
本適用例によれば、情報配信システムは、第1の受信者情報に基づく情報配信が正常に行われた場合、第2の受信者としての連携受信者の連携受信者情報に基づく情報配信を行うことで、実体的に第2の受信者は第1の受信者としての機能を有することとなり、アプリケーション側は、出力データを1回出力するだけで、次々と複数の受信者を逐次的に動作させることができる。つまり、アプリケーションを介することなく、複数の受信者による連携処理を実現することができる。
〔適用例13〕
上述の適用例において、前記第2の受信者は、少なくとも、前記配信判別ステップにより、前記第1の変換データの配信が正常に行なわれなかったと判別された場合に、前記配信ステップにより第2の変換データを配信する前記第1の受信者に対する代替受信者であって、前記配信情報は、少なくとも、前記代替受信者の宛先と前記代替受信者に対応した情報変換規則である代替スタイルシートとを指定する受信者情報である代替受信者情報を含み、前記第2の変換データは、前記代替受信者情報に基づく前記代替スタイルシートによって前記出力データが変換された代替変換データである、ことを特徴とする。
本適用例によれば、第1の変換データの配信が正常に行われなかった場合は、第1の受信者に代わる代替受信者に対して、当該受信者に対応した第2のスタイルシートによって変換した第2の変換データを配信するため、第1の受信者と代替受信者の種類や仕様が異なる場合でも、アプリケーションを介することなく、第1の受信者に代わる代替受信者に出力データを配信することができる。
〔適用例14〕
本適用例のプログラムは、コンピュータに、上述の適用例による情報配信システムのサービス実現方法における各ステップを実行させるためのものである。
本適用例によれば、処理内容の変更、並びに受信者の種類や仕様の変更に伴うアプリケーション変更の手間を軽減することができると共に、アプリケーションを介することなく複数の受信者による連携処理を実現可能な情報配信システムのサービスを実現することができる。
店内管理システムのシステム構成図である。 サーバーの機能ブロック図である。 「配信情報」および「配信結果」を示す問題領域モデル(Domain Model)である。 店内管理システムの情報配信処理を示すフローチャートである。 店内管理システムの応答処理を示すフローチャートである。 XML文書1(出力データ)の具体例を示す図である。 XML文書1(配信情報)の具体例を示す図である。 出力スタイルシート(ドリンク部門用)およびXML文書2の具体例を示す図である。 出力スタイルシート(グリル部門用)およびXML文書2の具体例を示す図である。 出力スタイルシート(サラダ部門用)およびXML文書2の具体例を示す図である。 XML文書4(配信結果)の具体例を示す図である。 サーバーの代替処理を示すフローチャートである。 代替出力スタイルシートおよびXML文書2の具体例を示す図である。 出力スタイルシートおよびXML文書2の具体例を示す図である。 代替出力スタイルシートおよびXML文書2の具体例を示す図である。 連携処理を含む逐次処理を実現する場合の「配信情報」を示す問題領域モデル(Domain Model)および処理の流れを示すブロック図である。 連携処理を含む逐次処理を示すフローチャートである。 連携処理を含む逐次処理を実現する場合のXML文書1(配信情報)の具体例を示す図である。 連携処理を含む逐次処理を実現する場合のXML文書4(配信結果)の具体例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態に係る情報配信システム、情報配信システムのサービス実現方法およびそのプログラムについて、添付図面を参照しながら詳細に説明する。本発明は、送信者(アプリケーション)から取得した情報を、個々の受信者(デバイス)に好適な情報に変換して配信することにより、各受信者を統合的に制御することを特徴とするものである。そこで、本発明の情報配信システム等を、レストラン等の飲食店における店内管理システム(オーダリング端末から取得した注文情報に基づいて、キッチンプリンタや厨房機器等の各種デバイスを制御するシステム)に適用した場合を例示する。
図1は、本実施形態に係る店内管理システムSYのシステム構成図である。店内管理システムSYは、顧客からの注文を入力するオーダリング端末10と、オーダーターミナルとして機能するコンピュータ20(以下、「PC」と称する。)と、統合デバイス制御サービス44が組み込まれたサーバー30(情報配信システム)と、キッチンプリンタ61や厨房機器62等のデバイス50と、を含む。また、PC20、サーバー30およびデバイス50は、イントラネット等のネットワークNTを介して接続されている。
PC20は、CPU(Central Processing Unit)21、ROM(Read Only Memory)22、RAM(Random Access Memory)23、入力デバイス24、通信インターフェース25、ディスプレイ26およびHDD(Hard Disk Drive)27を備えている。通信インターフェース25は、オーダリング端末10と無線通信を行うためのものであり、本実施形態では主に注文情報の受信に用いられる。
また、HDD27には、アプリケーション・プログラム41(以下、単に「アプリケーション」と称する。)と、スタイルシート生成プログラム42と、が記憶されている。アプリケーション41は、情報配信対象となるデバイス50(受信者)に対し、「送信者」として機能する。また、スタイルシート生成プログラム42は、サーバー30において、デバイス50の各デバイスに対応した情報変換を行うための情報変換規則であるスタイルシートを生成するためのプログラムである。
一方、サーバー30は、PC20と同様に、一般的なコンピュータの構成を有しており、CPU31、ROM32、RAM33、入力デバイス34、ディスプレイ35および記憶装置36とを備えている。記憶装置36には、統合デバイス制御サービス44と、デバイスサービス登録プログラム46と、が記憶されていると共に、データベース45を有している。データベース45には、上記のスタイルシートや、デバイス50に対応するデバイス制御サービス73,75(図2参照)に関する情報が登録される。
統合デバイス制御サービス44は、本実施形態の骨子を成す構成要素である。統合デバイス制御サービス44は、PC20(アプリケーション41)から取得した情報を、データベース45から読み出したスタイルシートを用いて、デバイス50に好適な情報に変換し、デバイス50に対応したデバイス制御サービス73,75に出力する。また、デバイスサービス登録プログラム46は、ネットワークNT上に存在するデバイス制御サービス73,75の存在を統合デバイス制御サービス44が認識できるように、予めデータベース45に登録しておくためのプログラムである。
一方、デバイス50としては、POSターミナル51、およびPOSターミナル51に接続されたキッチンプリンタ61、厨房機器用のプロトコルコンバータ52、およびプロトコルコンバータ52に接続された厨房機器62の他、ネットワークNTへの接続機能を有する各種デバイス(キッチンディスプレイ63、照明機器64、空調機器65、映像・音響機器66、テーブルディスプレイ67、クーポン発券機68)などを有している。なお、POSターミナル51に接続されたキッチンプリンタ61や、プロトコルコンバータ52に接続された厨房機器62など、直接ネットワーク接続できないローカルデバイスの制御においては、POSターミナル51やプロトコルコンバータ52が、アプリケーション41から配信された情報を受信する「受信者」として機能する。
このように、店内管理システムSYは、オーダリング端末10から出力された注文情報に応じて、上記のデバイス50を統合的に制御する。具体的には、店内管理システムSYは、注文情報にグリル部門のオーダーが含まれる場合、厨房のグリル部門に設置されたキッチンプリンタ61に、調理指示伝票を発行させる。また、店内管理システムSYは、注文情報にドリンク部門のオーダーが含まれる場合、ドリンク部門に設置された別のキッチンプリンタ61に、調理指示伝票を発行させる。また、店内管理システムSYは、キッチンディスプレイ63に、注文された料理のレシピ情報を表示させ、照明機器64から、注文情報に応じた機器(間接照明、スポットライトなど)を選択して、注文情報に応じた照度で点灯させる。また、店内管理システムSYは、空調機器65に、注文情報に応じた温度や湿度に調整するための指令を出し、映像・音響機器66に、注文情報に応じた映像・音楽を注文情報に応じた画質・音質で映像・音声出力させる。さらに、店内管理システムSYは、オーダーした顧客が着席するテーブルのテーブルディスプレイ67に、注文内容、オーダーされた料理の原材料情報、カロリー、アレルギー情報等を表示させ、クーポン発券機68に、注文情報に応じたクーポン券を発行させる。このように、店内管理システムSYは、顧客の1回の注文に応じて、店内に配置された複数種類のデバイス50の各ローカルデバイスを制御可能である。以下、その実現方法について、詳細に説明する。
図2は、サーバー30の具体的な機能を示すブロック図である。サーバー30は、上記の統合デバイス制御サービス44およびデータベース45を備えている。また、サーバー30は、スタイルシート管理部71、デバイス制御サービス管理部72および既存デバイス50a用のデバイス制御サービス73を備えている。
スタイルシート管理部71は、スタイルシートの管理(登録、削除、更新など)を行う。また、スタイルシート管理部71は、スタイルシートを簡単に生成するためのスタイルシート生成ツール(図示省略)を、PC20に提供する。スタイルシート生成ツールとしては、例えばキッチンプリンタ61でレシート印刷を行うために、XMLPOS形式に変換するためのスタイルシートを対象にし、予め用意された項目を変更するだけで、フォーマットを変更できるようなツールを提供する。
デバイス制御サービス管理部72は、デバイスサービス登録プログラム46(図1参照)が実行されることによって機能するものであり、ネットワークNT上に存在するデバイス制御サービス73,75の管理(登録、削除、更新など)を行う。なお、デバイス制御サービス管理部72は、プライベートUDDI(Universal Description,Discovery and Integration)を利用して、デバイス制御サービス73,75の検索や照会を行う。
デバイス制御サービス73は、既存デバイス50aを制御するためのサービスである。なお、既存デバイスドライバを利用する場合は、既存デバイスドライバ用コマンド変換モジュールおよび既存ドライバAPI(いずれも図示省略)が更に必要となる。なお、デバイス50の各ローカルデバイスによっては、デバイス制御サービス75を内蔵しているものなど、サーバー30内のデバイス制御サービス73を必要としないものも存在する。そのようなデバイス50(以下、「新デバイス50b」と称する。)については、統合デバイス制御サービス44と、直接情報の入出力を行う。また、デバイス制御サービス75は、WSDL(Web Services Description Language)によりサービスが定義されていれば、デバイス50内およびサーバー30内のいずれに存在していても良い。
一方、データベース45は、スタイルシートを記憶するスタイルシートデータベース81(記憶部)と、デバイス制御サービス73,75に関する情報(以下、「デバイス別サービス情報」と称する。)を記憶するデバイス別サービス情報データベース82と、を有している。
スタイルシートデータベース81は、PC20から取得したスタイルシート(スタイルシート管理部71によって登録されたスタイルシート)を記憶する。ここで、スタイルシートは、XSL(Extensible Stylesheet Language)で記述される。また、デバイス別サービス情報データベース82は、デバイス制御サービス管理部72によって登録されたデバイス別サービス情報を記憶する。ここで、デバイス別サービス情報は、WSDLで記述される。
統合デバイス制御サービス44は、通信インターフェース84、XML(Extensible Markup Language)文書変換部85、およびデバイス別XML文書入出力部86を有している。なお、請求項における「出力データ取得部」、「配信情報取得部」、「配信部」、「配信判別部」および「応答部」は、統合デバイス制御サービス44に相当する。統合デバイス制御サービス44は、主に、PC20から情報を配信する情報配信処理、並びにデバイス50(既存デバイス50aおよび新デバイス50b)からの応答処理を実現する。なお、情報配信処理に際して、アプリケーション41またはその他の送信者から提供される情報を、以下「配信情報」と称する。当該「配信情報」は、アプリケーション41から提供される場合、アプリケーション41の出力データと同時に(出力データに添付されて)取得可能である。また、応答処理に際して、デバイス50から入力される情報を、以下「配信結果」と称する。
例えば、情報配信処理を行う場合、通信インターフェース84は、アプリケーション41の出力データ(注文情報)と、その出力対象(情報配信対象)となる対象デバイスや出力用のスタイルシート(以下、「出力スタイルシート」と称する。)に関する情報を含む配信情報と、を取得する。これらはいずれもXMLで記述されており、以下、「XML文書1」と総称する。また、XML文書変換部85は、通信インターフェース84から取得したXML文書1を、スタイルシートデータベース81から読み出した出力スタイルシートに基づいて、対象デバイスのデバイス制御コマンド(デバイス制御情報)を含むXML文書(以下、「XML文書2(第1の変換データ,第2の変換データ)」と称する。)に変換する。なお、XML文書変換部85は、XSLT(XSL Transformation)を利用して、XML文書を変換する。さらに、デバイス別XML文書入出力部86は、XML文書変換部85から取得したXML文書2を、対象デバイスに対応するデバイス制御サービス73,75に出力する。
また、応答処理を行う場合、デバイス別XML文書入出力部86は、デバイス50からの配信結果(入力データ)を含むXML文書(以下、「XML文書3」と称する。)を、XML文書変換部85に入力する。XML文書変換部85は、入力された当該XML文書3を、スタイルシートデータベース81から読み出した入力用のスタイルシート(以下、「入力スタイルシート」と称する。)に基づいて、アプリケーション41用のXML文書(以下、「XML文書4(入力変換データ)」と称する。)に変換する。さらに、通信インターフェース84は、XML文書変換部85から取得したXML文書4を、アプリケーション41に入力する。
次に、図3の問題領域モデル(Domain Model)を参照し、情報配信処理に用いられる「配信情報」要素(class)、および応答処理に用いられる「配信結果」要素の詳細について説明する。なお、各情報要素に付加された大括弧は多重度を表すものである。多重度(Multiplicity)とは、統一モデルリング言語(UML)の用語の一つで、配信情報などの要素情報を構成する各属性情報の個数を示している。多重度の一例として、
[1] その属性(attribute)の個数は1個
[1..*] その属性の個数は1個以上
[0..1] その属性の個数は0個以上1個以内
[0..*] その属性の個数は0個以上
のように表記される。
図3(a)に示すように、「配信情報」要素は、1以上の「受信者情報(以下、「第1の受信者情報」と称する。)」属性を有している。ここで、複数の「受信者情報」属性を設定しておくことにより、アプリケーション41による1回の出力データを、複数の受信者に対して同送することが可能となる(同送処理)。つまり、図3(a)において、同送受信者情報は、多重度の指定に基づいて、「配信情報」要素を構成する2個以上の「受信者情報」属性として表現されている。また、「受信者情報」要素は、受信者となる対象デバイス(デバイス制御サービス73,75)を特定するための「宛先情報」属性と、当該対象デバイスに好適な情報に変換するための出力スタイルシートを指定する「出力スタイルシート情報」属性と、送信者となるアプリケーション41に好適な情報に変換するための入力スタイルシートを指定する「入力スタイルシート情報」属性と、配信エラーの判定基準となる「制限時間」属性と、正常に情報配信が行われなかった場合、代わりに情報を配信する受信者(以下、「代替受信者」と称する。)に関する「受信者情報(以下、「代替受信者情報」と称する。)」属性と、を有している。なお、当該「代替受信者情報」属性も、上記の「配信情報」要素が有する「受信者情報」属性と同じ構成要素を含んでいる。つまり、「受信者情報」属性は階層構造となっており、その階層に従って優先順位が決定されている。したがって、「代替受信者情報」属性に基づく配信が正常に行われなかった場合、次に優先順位の低い「代替受信者情報」属性に基づいて配信を行う・・・といった代替処理が繰り返されることとなる。
なお、以下では、記載内容を見易くするため、「要素」および「属性」の記載を省略する。
続いて、「配信結果」について説明する。図3(b)に示すように、「配信結果」は、配信を試行した1以上の受信者に関する「受信者情報(第1の受信者情報)」を有している。また、当該「受信者情報」は、受信者となる対象デバイスを特定するための「宛先情報」と、当該対象デバイスへの「送信結果」と、正常に情報配信が行われなかった場合、代わりに情報を配信する受信者(代替受信者)に関する「受信者情報(代替受信者情報)」と、を有している。また、「送信結果」は、送信の成否を示す「成否情報」と、対象デバイスの状態(ステータス)などを示す「補足情報」と、対象デバイスからの入力データである「応答情報」と、を有している。
なお、「配信情報」と「配信結果」は、図3(c)に示すように、統合することが可能である。つまり、「配信情報」のデータ構造の中に「配信結果」を追加し、要求メッセージ(図7参照)のスキーマと応答メッセージ(図11参照)のスキーマとを、一つにまとめることが可能である。
次に、図4および図5を参照し、情報配信処理および応答処理について説明する。図4は、店内管理システムSYの情報配信処理を示すフローチャートである。同図に示すように、まずPC20(アプリケーション41)は、情報配信処理の開始前に、出力スタイルシートおよび入力スタイルシートを生成し、サーバー30に送信しておく(S01)。サーバー30(スタイルシート管理部71)は、これらのスタイルシートを、スタイルシートデータベース81に登録する(S02)。
一方、PC20は、オーダリング端末10からの注文情報の取得に伴い、出力データを生成し、配信情報と共に、XML文書1として、サーバー30(統合デバイス制御サービス44)に配信する(S03)。なお、配信情報は、出力データの配信前に、予め送信しておくことも可能である。サーバー30は、PC20からXML文書1を取得し(S04,通信インターフェース84)、予め登録されていた出力スタイルシートに基づいて、XML文書1をXML文書2に変換する(S05,XML文書変換部85)。
なお、S05において、出力スタイルシートは、配信情報の受信者情報に含まれる「出力スタイルシート情報」によって指定されたものを用いる。これにより、受信者(デバイス50)毎に異なる出力スタイルシートを適用可能となっている。したがって、受信者がキッチンプリンタ61の場合は、XMLPOS(POSデバイスの制御情報を表現する業界標準のXML)で表されるXML文書2に変換し、受信者がキッチンディスプレイ63の場合は、XHTML等の表示用言語で表されるXML文書2に変換する、といった処理も可能である。また、詳細については後述するが、各出力スタイルシートには、「条件式」を含めることができる。出力スタイルシートに「条件式」が含まれる場合は、XML文書1内の出力データがこの「条件式」を満たす場合のみXML文書2への変換を行う。言い換えれば、XML文書1内の出力データが、出力スタイルシートに含まれる「条件式」を満たさない場合、XML文書2への変換およびその配信を実行しない。但し、出力シートによって異なる「条件式」を設定可能であるため、受信者として2つのキッチンプリンタ61を指定し、出力データがある条件を満たす場合は、第1のキッチンプリンタ61に配信し、出力データがある条件を満たさない場合は、第2のキッチンプリンタ61に配信する、といった条件付きの同送処理を行うことも可能である。
また、サーバー30は、変換後のXML文書2を、デバイス50のデバイス制御サービス73,75に出力する(S06,デバイス別XML文書入出力部86)。なお、出力先(対象デバイス)は、配信情報の受信者情報に含まれる「宛先情報」によって特定される。デバイス50(デバイス制御サービス73,75)は、サーバー30から出力されたXML文書2を取得する(S07)。
続いて、図5のフローチャートを参照し、店内管理システムSYの応答処理について説明する。デバイス50は、S07で取得したXML文書2に対する配信結果として、成否情報、補足情報および応答情報を含むXML文書3を生成し、サーバー30に送信する(S11)。サーバー30は、当該XML文書3を取得し(S12,デバイス別XML文書入出力部86)、予め登録されていた入力スタイルシートに基づいて、XML文書3をXML文書4に変換する(S13,XML文書変換部85)。なお、入力スタイルシートは、配信情報の受信者情報に含まれる「入力スタイルシート情報」によって指定されたものを、スタイルシートデータベース81から読み出して用いる。これにより、サーバー30が複数のPC20(アプリケーション41)と提携している場合でも、送信者であるアプリケーション41毎に異なる入力スタイルシートを利用して、好適な情報に変換することができる。なお、サーバー30は、トランスポートプロトコル(例えば、TCP/IPプロトコル群)を利用することで、受信者であるデバイス50に対する送信者のPC20を特定することができる。
また、サーバー30は、XML文書2を複数のデバイス50に対して送信した場合、当該複数のデバイス50からの配信結果(XML文書3)を統合して、XML文書4に変換する。サーバー30は、変換後のXML文書4を、XML文書1(出力データを)送信したPC20に入力する(S14)。また、送信者となるPC20(アプリケーション41)は、サーバー30から入力された当該XML文書4を取得する(S15)。
次に、図6ないし図11を参照し、「出力データ」、「配信情報」、「出力スタイルシート」および「配信結果」の具体例について説明する。図6は、XML文書1に相当する「出力データ」の一例を示す図である。ここでは、オーダリング端末10から、注文情報「生ビールを1つ,ヒレステーキを1つ,シーザーサラダを1つ」を取得した場合に生成される出力データを示している。符号101に示すように、「出力データ」には、シーケンス番号、アイテムID、アイテム名(料理名)を示す情報が含まれている。なお、ドリンク部門のアイテムIDは100番台であり、グリル部門のアイテムIDは200番台であり、サラダ部門のアイテムIDは300番台と規定されているものとする。この他、「出力データ」には、レストラン名、注文日時、オーダリング端末10のID、オーダリング端末10の操作者コード、価格(単価、合計)、顧客データ(性別、年代)などの情報を含めても良い。
図7は、XML文書1に相当する「配信情報」の一例を示す図である。同図の例では、5台のキッチンプリンタ61についての「受信者情報」が記述されている。符号111に示すように、第1のデバイス要素では、「キッチンプリンタ1」が第1の受信者であり、その代替受信者(<Device Rejected>)が「キッチンプリンタ2」であり、さらにその代替受信者が「キッチンプリンタ3」となっている。したがって、最初に「キッチンプリンタ1」に送信を試み、配信エラーとなった場合は、「キッチンプリンタ2」に送信を試み、さらに配信エラーとなった場合は、「キッチンプリンタ3」に送信を試みる(代替処理)。一方、符号112に示すように、第2のデバイス要素では、「キッチンプリンタ4」が第1の受信者であり、その代替受信者が「キッチンプリンタ5」となっている。したがって、最初に「キッチンプリンタ4」に送信を試み、配信エラーとなった場合は、「キッチンプリンタ5」に送信を試みる(代替処理)。また、第3のデバイス要素は、符号113に示すように、第2のデバイス要素と同様の構成となっている。したがって、最初に「キッチンプリンタ6」に送信を試み、配信エラーとなった場合は、「キッチンプリンタ7」に送信を試みる(代替処理)。
なお、第1のデバイス要素は、グリル部門のキッチンプリンタ61、第2のデバイス要素は、サラダ部門のキッチンプリンタ61、第3のデバイス要素は、ドリンク部門のキッチンプリンタ61に関するものであり、デバイス50(各部門)に対応した出力スタイルシートが指定されている。また、上記のとおり「配信情報」の中には、受信者毎に、「出力スタイルシート情報」および「制限時間」が記述されている。なお、同図の例では、「配信情報」に含めることが可能な「入力スタイルシート情報」についての記述は、省略している。
図8(a)は、ドリンク部門のキッチンプリンタ61用に生成された「出力スタイルシート」の一例を示す図である。同図は、符号121に示すように、アイテムID(メニューID)が100番台のアイテムについて、注文内容(注文があった旨、並びにアイテム名および注文数)を印刷するためのスタイルシートを例示している。なお、波線で示す<xsl:if test>要素が、本スタイルシートの「条件式」となる。したがって、本スタイルシートは、出力データに含まれる「アイテムIDが100番台のアイテム」について適用される。また、同図のスタイルシートにより、XML文書2は、キッチンプリンタ61に接続されたPOSターミナル51が解釈可能な印刷言語(XMLPOS)で記述される。
図8(b)は、XML文書2の一例を示す図である。同図の例は、図8(a)の出力スタイルシートに基づいて情報変換が行われた場合のXML文書2を例示している。すなわち、符号122に示すように、ドリンク部門のキッチンプリンタ61(「キッチンプリンタ6」および「キッチンプリンタ7」,図7参照)に対し、注文内容の印刷指令を行う内容となっている。
また、図9(a)は、グリル部門のキッチンプリンタ61用に生成された「出力スタイルシート」の一例を示す図である。同図は、符号123に示すように、アイテムID(メニューID)が200番台のアイテムについて、注文内容を印刷するためのスタイルシートを例示している。なお、下線部は、図8(a)に示した「出力スタイルシート」の記述と異なる部分を示しており、図9(a)の「出力スタイルシート」では「条件式」に相当する。本スタイルシートは、出力データに含まれる「アイテムIDが200番台のアイテム」について適用される。図9(b)は、図9(a)の出力スタイルシートに基づいて情報変換が行われた場合のXML文書2を例示している。すなわち、符号124に示すように、グリル部門のキッチンプリンタ61(「キッチンプリンタ1」、「キッチンプリンタ2」および「キッチンプリンタ3」,図7参照)に対し、注文内容の印刷指令を行う内容となっている。なお、下線部は、図8(b)に示した「XML文書2」の記述と異なる部分を示している。
同様に、図10(a)は、サラダ部門のキッチンプリンタ61用に生成された「出力スタイルシート」の一例を示す図である。同図は、符号125に示すように、アイテムID(メニューID)が300番台のアイテムについて、注文内容を印刷するためのスタイルシートを例示している。なお、下線部の「条件式」に示すとおり、本スタイルシートは、出力データに含まれる「アイテムIDが300番台のアイテム」について適用される。図10(b)は、図10(a)の出力スタイルシートに基づいて情報変換が行われた場合のXML文書2を例示している。すなわち、符号126に示すように、サラダ部門のキッチンプリンタ61(「キッチンプリンタ4」および「キッチンプリンタ5」,図7参照)に対し、注文内容の印刷指令を行う内容となっている。
図11は、XML文書4に相当する「配信結果」の一例を示す図である。同図の例は、図7に示した「配信情報」に対応するものである。すなわち、符号131ないし符号133に示すように、以下の内容が記述されている。“第1の受信者「キッチンプリンタ1」および「キッチンプリンタ4」に対して送信を試み、「キッチンプリンタ1」はデバイス50が見つからずに動作が失敗し、その代替受信者である「キッチンプリンタ2」に送信を試みた。しかし、「キッチンプリンタ2」もタイムアウトとなり動作が失敗した。そこで、さらに優先順位の低い代替受信者である「キッチンプリンタ3」に送信を試み、正常に動作した。一方、「キッチンプリンタ4」および「キッチンプリンタ6」については、代替受信者(「キッチンプリンタ5」および「キッチンプリンタ7」)に送信を試みることなく、正常に動作した。”
なお、図3に示す「配信結果」に関連する「送信結果」は、図11の<Device>と</Device>で囲まれる情報に相当する。また、図3に示す「送信結果」を構成する「成否情報」は、図11の<Response>と</Response>で囲まれる情報に相当し、図3に示す「補足情報」および「応答情報」は、図11の<Business Error>と</Business Error>で囲まれる情報に相当する。
次に、図12ないし図19を参照し、サーバー30の逐次処理について説明する。逐次処理には、情報配信が失敗した場合に実行される代替処理と、情報配信が成功した場合に実行される連携処理と、がある(図16(b)参照)。まず、図12ないし図15を参照し、サーバー30の代替処理について具体的に説明する。上記のとおりサーバー30は、第1の受信者に対して正常に配信できなかった場合、代替受信者に対して情報配信を試みるものとしたが、同一の情報を送信すると、所望する目的が達成できなかったり、第1の受信者と代替受信者とが異なる種類のデバイス50である場合など、正常に動作させることができなかったりする場合がある。そこで、このような問題を解決するための具体的な処理内容について、以下説明する。
図12は、サーバー30の代替処理を示すフローチャートである。サーバー30(統合デバイス制御サービス44)は、図5に示した応答処理によって、XML文書3を取得すると(S21,図5のS12に相当)、情報配信が成功したか否かを判別する(S22)。ここで、情報配信が正常に行われなかったと判別した場合は(S22:No)、「配信情報」に「代替受信者情報」が含まれているか否かを判別する(S23)。「配信情報」に「代替受信者情報」が含まれている場合は(S23:Yes)、代替受信者用の出力スタイルシート(以下、「代替出力スタイルシート」と称する。)に基づいて、XML文書1をXML文書2に変換し(S24,XML文書変換部85)、当該XML文書2を代替受信者となる対象デバイスのデバイス制御サービス73,75に出力する(S25,デバイス別XML文書入出力部86)。なお、代替受信者への配信を行った場合は、さらにその情報配信に対して取得したXML文書3に基づいて、情報配信が成功したか否かを判別し(S22)、情報配信が正常に行われなかったと判別した場合は(S22:No)、さらに優先順位の低い「代替受信者情報」が存在するか否かを判別し(S23)、S24以降の処理を行う。
一方、情報配信が正常に行われたと判別した場合(S22:Yes)、並びに「配信情報」に「代替受信者情報」が含まれていない場合は(S23:No)、代替受信者への配信を行うことなく、入力スタイルシートに基づいて、「配信結果」を示すXML文書3をXML文書4に変換し(S26,図5のS13に相当)、当該XML文書4を送信者であるアプリケーション41に入力する(S27,図5のS14に相当)。
続いて、図13ないし図15を参照し、「代替出力スタイルシート」の具体例について説明する。図13(a)は、ドリンク部門から他部門(グリル部門またはサラダ部門)のキッチンプリンタ61へ出力するための出力スタイルシートを示したものであり、図8に示した「出力スタイルシート」を第1の受信者用の出力スタイルシート(以下、「第1の出力スタイルシート」と称する。)とした場合の「代替出力スタイルシート」となる。なお、図13ないし図15において、下線部は、図8に示した「出力スタイルシート」および「XML文書2」の記述と異なる部分を示している。したがって、下線部分の書換えのみで(アプリケーション41の変更を必要とすることなく)、「代替出力スタイルシート」の生成が可能であり、ひいては、本実施形態における代替処理が実現可能である。
符号141に示すように、図13(a)の「代替出力スタイルシート」は、アイテムIDが100番台のアイテムについて(「条件式」)、注文内容と共に、ドリンク部門(本来の配信先)に転送して欲しい旨を印刷するためのスタイルシートとなっている。つまり、ドリンク部門のキッチンプリンタ61がレシート切れ等で正常に動作できない場合、他部門のキッチンプリンタ61で、図13(b)に示すXML文書2(符号142参照)に基づく印刷を実行可能となっている。これにより、他部門のスタッフが、ドリンク部門に調理指令の印刷物を回すことができ、調理業務を支障なく遂行することができる。
なお、図13(a)に示した「代替出力スタイルシート」は、他部門(グリル部門またはサラダ部門)のキッチンプリンタ61で共用することができる。つまり、出力スタイルシートは、必ずしもデバイス50毎に異なるものを用意しておく必要は無い。また、「代替出力スタイルシート」としては、上記のとおり「ドリンク部門に転送して欲しい旨」の追加情報を調理指示伝票の中に挿入するのではなく、用紙のヘッダ余白部や、送付状として付加した用紙に印刷するような内容を記述しても良い。
一方、図14(a)は、ドリンク部門の厨房機器62(ドリンクベンダー)に対する動作を指令するための出力スタイルシートを示したものである。また、図15(a)は、ドリンク部門のキッチンディスプレイ63に対する動作を指令するための出力スタイルシートを示したものである。なお、図15の出力スタイルシートは、図14に示した「出力スタイルシート」を「第1の出力スタイルシート」とした場合の「代替出力スタイルシート」となる。
符号151に示すように、図14(a)の出力スタイルシートは、ドリンクベンダーに対し、アイテムIDが100番台のアイテム(ドリンク類)を(「条件式」)、グラス等に注ぐ動作を指令するためのスタイルシートとなっている。また、当該出力スタイルシートに基づいて、図14(b)に示すXML文書2(符号152参照)を生成可能となっている。なお、当該XML文書2は、プロトコルコンバータ52(図1参照)が解釈可能な言語で記述されている。
また、符号161に示すように、図15(a)の出力スタイルシートは、ドリンク部門のキッチンディスプレイ63に対し、アイテムIDが100番台のアイテム(ドリンク類)の注文内容を(「条件式」)、キッチンディスプレイ63に表示させるためのスタイルシートとなっている。また、当該スタイルシートに基づいて、図15(b)に示すXML文書2(符号162参照)を生成可能となっている。なお、当該XML文書2は、キッチンディスプレイ63が解釈可能な言語(XHTML)で記述されている。
このように(図14および図15に例示したように)、ドリンクベンダーが故障等により正常に動作できない場合、キッチンディスプレイ63を用いて、同じ目的を実現する(ドリンクの注文に対応する)ことができる。つまり、アプリケーション41の変更を全く必要とすることなく、「配信情報」に「受信者情報」を追加し、さらに下線部を書き換えた代替用のスタイルシートを生成するだけで、種類の異なるデバイス50で、同じ目的を実現することが可能となる。
次に、図16ないし図19を参照し、連携処理を含む逐次処理について説明する。図16(a)は、当該連携処理を含む逐次処理を実現する場合の「配信情報・配信結果」の構成を示す図である。この場合、図3(c)に示した「配信情報・配信結果」に対し、「受信者情報」に「連携受信者情報」が含まれる点で異なる。この「連携受信者情報」とは、正常に情報配信が行われた場合、次に情報を配信する受信者(以下、「連携受信者」と称する。)に関する情報を指す。なお、図16(a)に示す「代替受信者情報」とは、上記のとおり、正常に情報配信が行われなかった場合、代わりに情報を配信する代替受信者に関する情報を指すものであり、図3(c)では、「受信者情報」内の「受信者情報」に相当する。
また、図16(b)に示すように、これら「連携受信者情報」および「代替受信者情報」は、それぞれ階層構造となっている。つまり、同図の階層構造の場合、「配信情報」には、「デバイス1」、「デバイス2」および「デバイス3」に関する「受信者情報(第1の受信者情報)」が含まれ、「デバイス1」の「受信者情報」には、「デバイス11」を連携受信者とした「連携受信者情報(第2の受信者情報)」と「デバイス10」を代替受信者とした「代替受信者情報」とが含まれている。さらに「デバイス11」の「受信者情報」には、「デバイス111」を連携受信者とした「連携受信者情報(第3の受信者情報)」と「デバイス110」を代替受信者とした「代替受信者情報」とが含まれている。したがって、例えば「デバイス1」、「デバイス2」および「デバイス3」に対して同送処理を行ったところ、「デバイス1」への配信が成功した場合、「デバイス11」に対して情報配信が行われる(連携処理)。また、「デバイス1」への配信が失敗した場合は、「デバイス10」に対して情報配信が行われる(代替処理)。さらに、「デバイス11」への配信が成功した場合は、「デバイス111」に対して情報配信が行われ(連携処理)、失敗した場合は、「デバイス110」に対して情報配信が行われる(代替処理)。
図17は、サーバー30の逐次処理を示すフローチャートである。サーバー30は、図5に示した応答処理によって、XML文書3を取得すると(S31)、情報配信が成功したか否かを判別する(S32)。ここで、情報配信が正常に行われたと判別した場合は(S32:Yes)、「配信情報」に「連携受信者情報(第2の受信者情報)」が含まれているか否かを判別する(S33)。「配信情報」に「連携受信者情報」が含まれている場合は(S33:Yes)、連携受信者用の出力スタイルシート(以下、「連携出力スタイルシート(第2の出力スタイルシート)」と称する。)に基づいて、XML文書1をXML文書2に変換し(S34)、当該XML文書2(第2の変換データ)を連携受信者となる対象デバイスのデバイス制御サービス73,75に出力する(S35)。なお、連携受信者への配信を行った場合は、さらにその情報配信に対して取得したXML文書3に基づいて、情報配信が成功したか否かを判別し(S32)、情報配信が正常に行われたと判別した場合は(S32:Yes)、さらに優先順位の低い「連携受信者情報」が存在するか否かを判別し(S33)、S34以降の処理を行う。
一方、「配信情報」に「連携受信者情報」が含まれていない場合は(S33:No)、連携受信者への配信を行うことなく、入力スタイルシートに基づいて、「配信結果」を示すXML文書3をXML文書4に変換し(S39)、当該XML文書4を送信者であるアプリケーション41に入力する(S40)。また、S32において、情報配信が正常に行われなかったと判別した場合は(S32:No)、図12に示したS23ないしS27と同様の処理を行う(S36ないしS40)。
なお、連携処理のみのフローチャート(代替処理を含まない逐次処理)については、図12のフローチャートにおいて、S22の「配信成功?」を「配信失敗?」に、S23の「代替受信者情報」を「連携受信者情報」に、またS24の「代替出力スタイルシート」を「連携出力スタイルシート」に、それぞれ読み替えるだけであるため、図示および説明を省略する。
続いて、図18および図19を参照し、連携処理を含む逐次処理を実現する場合の「配信情報」および「配信結果」の具体例について説明する。なお、以下の説明において、「受信者」とは、1のデバイス50に含まれる論理的構成を指すものとする。ここでは、図1に示したキッチンプリンタ61に、「プリンタ」と「ブザー」といった2つの論理的構成(機能)が含まれており、第1のキッチンプリンタ61に、受信者「キッチンプリンタ1」および「ブザー1」が含まれ、第2のキッチンプリンタ61に、受信者「キッチンプリンタ2」および「ブザー2」が含まれているものとする。
図18は、XML文書1に相当する「配信情報」の一例を示す図である。ここでは、2台のキッチンプリンタ61に含まれる4つの論理的構成について「受信者情報」が記述されている。符号171に示すように、同図の例では、「キッチンプリンタ1」が第1の受信者であり、その連携受信者(第2の受信者)(<Device OK>)が「ブザー1」となっている。また、第1の受信者である「キッチンプリンタ1」の代替受信者(<Device Rejected>)が「キッチンプリンタ2」であり、さらにその連携受信者が「ブザー2」となっている。したがって、最初に「キッチンプリンタ1」に送信を試み、配信が成功した場合は「ブザー1」に送信を試みる。また、「キッチンプリンタ1」への配信が失敗した場合は「キッチンプリンタ2」に送信を試み、当該「キッチンプリンタ2」への配信が成功した場合は「ブザー2」に送信を試みる。
図19は、図18に示した「配信情報」に対応する「配信結果」を示す図である。符号181は、図18に示した「配信情報」に基づく一連の逐次処理の成否情報を示している。ここでは、「配信成功」と記述されている。また、符号182には、各受信者に対する送信結果が記述されている。つまり、ここでは“第1の受信者「キッチンプリンタ1」に対して送信を試みたが、動作が失敗したので、その代替受信者である「キッチンプリンタ2」に送信を試みた。その結果、「キッチンプリンタ2」では正常に動作したので、その連携受信者である「ブザー2」に送信を試みたところ、「ブザー2」は正常に動作した。”旨が記述されている。これは、「キッチンプリンタ2」により注文伝票が発行され、その伝票発行を報知するブザーが鳴らされたことを意味する。なお、符号181に示した一連の逐次処理の成否情報は、最後に動作させた受信者「ブザー2」の成否情報と一致する。
このように(図16ないし図19に例示したように)、連携処理と代替処理とを組み合わせることにより、複雑な逐次処理を実現することが可能である。また、逐次処理は、物理的構成が異なる複数のデバイス50によって実現できるだけでなく、1のデバイス50に含まれる複数の論理的構成によっても実現可能である。
以上、説明したとおり、本実施形態の店内管理システムSYによれば、スタイルシートによって、処理内容の変更、並びにデバイス50の種類や仕様の違いを吸収可能なため、アプリケーション41による直接的なデバイス制御を不要とできる。これにより、アプリケーション41の作成が容易になると共に、処理内容の変更やデバイス50の入れ替えに伴うアプリケーション41の変更を不要とできる。
また、デバイス別XML文書入出力部86により、既存デバイス50aおよび新デバイス50bに対応した2種類のデバイス制御サービス73,75を呼び出すことが可能なため、例えば既存デバイス50aが新デバイス50bに入れ替えられたような場合にも、アプリケーション41の変更を不要とできる。
また、「出力データ」、「配信情報」および「配信結果」をXMLで記述することにより、テキストエディタ等で簡単に編集ができると共に、XSL以外の情報変換規則を新たに生み出す必要が無いなどの利点がある。また、デバイス別サービス情報(デバイス制御サービス73,75に関する情報)をWSDLで記述することにより、Webサービスの実装が容易となる。また、印刷言語としてXMLPOSを用いることで、メーカーを問わず、30種類以上のPOSデバイスを制御することが可能となる。
また、送信者であるアプリケーション41毎に入力スタイルシートを指定できるため、統合デバイス制御サービス44が、複数のアプリケーション41と提携している場合でも、各アプリケーション41に応じたXML文書4(配信結果)を取得可能である。
また、「出力スタイルシート」に「条件式」を含めることができるため、出力データの配信を制限することができる。これにより、出力データの配信を、該当する部門のアイテムIDが出力データに含まれる場合のみに制限可能である。また、「条件式」は、出力スタイルシート毎(デバイス毎)に指定できるため、複数のデバイス50を受信者として設定しておくことで、条件付きの同送処理が可能である。
また、代替処理により、第1の受信者情報に基づく情報配信が正常に行われなかった場合は、代替受信者情報に基づいて情報配信を行うため、第1の受信者と代替受信者の仕様が異なる場合でも、正常に動作させることができる。また、連携処理により、第1の受信者情報に基づく情報配信が正常に行われた場合は、連携受信者情報に基づいて情報配信を行うため、アプリケーション41による1回のデータ出力によって、複数の受信者を逐次的に動作させることができる。言い換えれば、複数の受信者による連携処理を、アプリケーション41を介することなく実現できる。さらに、出力スタイルシートでは、XML文書2の記述言語を指定できるため、解釈可能な記述言語が異なる複数種類のデバイス50に対応可能である。これにより、各店舗のデバイス環境に応じて、デバイス50の入れ替えを柔軟に行える。
なお、上記の実施形態では、店内管理システムSYを例示したが、他の環境でも、本実施形態のサーバー30(統合デバイス制御サービス44)を適用可能である。例えば、デバイス50として、電子メール送信装置、ページプリンタ、大判プリンタ、電子棚札、POSコンピュータを有する販促管理システム(いずれも図示省略)に、本実施形態のサーバー30を適用した場合、クリアランスセール情報の取得をトリガとして、顧客データベースからクリアランス商品に興味のある顧客を抽出して、セール情報を電子メール送信装置に送信させる。この場合、上得意客には、クーポン情報を添付し、第1のメールアドレスへの配信が失敗した場合は第2のメールアドレスへの配信を行う(代替処理)。また、ページプリンタには、メールアドレスが登録されていない顧客用に、郵送用のダイレクトメールを印刷させ、大判プリンタには、セール情報のPOPを印刷させる。さらに、電子棚札には、価格情報をセール価格に変更する指令を出し、POSコンピュータには、商品マスタに登録された商品価格の変更を指令する。
また、上記の実施形態では、「条件式」の例として、「出力データに該当する部門のアイテムIDが含まれること」を挙げたが、「出力データに『男性』を示す顧客情報が含まれること」、「出力データに『深夜帯』を示す日時情報が含まれること」など、他の条件を設定しても良い。また、出力データに含まれる内容に関するものではなく、「出力データの容量が所定サイズ以上であること」、「出力データの出力日時が所定の日時条件を満たすこと」など出力データに関する種々の事項について、「条件式」を設定しても良い。
また、上記の実施形態では、「条件式」の記述として、<xsl:if test>要素を例示したが(図8(a)等参照)、これ以外にも、<xsl:choose>要素や<xsl:template>要素など、他の記述で「条件式」を表しても良い。
また、上記の実施形態で示した同一デバイス間における代替処理を、POSターミナル51間の転送に用いても良い。例えば、POSターミナル51が複数設置されているスーパー等の売場において、任意のPOSターミナル51(第1の受信者)が故障した場合、代替受信者として指定された隣のPOSターミナル51のプリンタから、発行元として隣のPOSターミナル51のIDが付記されたレシートを発行することが可能である。
また、上記の実施形態で示した異なる種類のデバイス間における代替処理を、クーポン発行に用いても良い。例えば、電子バリューリーダライタやポイントカードリーダライタ(電子クーポンを発行する装置,第1の受信者)が故障した場合、代替受信者として指定されたクーポンプリンタ(紙のクーポンを発行する装置)でクーポンを発行することが可能である。その他、種々の環境で、統合デバイス制御サービス44を用いたサービスを実現可能である。
また、上記の実施形態に示した、サーバー30やPC20の各構成要素をプログラムとして提供することが可能である。また、そのプログラムを各種記録媒体(CD−ROM、フラッシュメモリ等)に格納して提供することも可能である。すなわち、コンピュータを、サーバー30やPC20の各構成要素として機能させるためのプログラム、およびそれを記録した記録媒体も、本発明の権利範囲に含まれるものである。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更が可能である。
10…オーダリング端末、20…PC、30…サーバー、41…アプリケーション、44…統合デバイス制御サービス、50…デバイス、73…デバイス制御サービス(既存デバイス用)、75…デバイス制御サービス(新デバイス用)、81…スタイルシートデータベース、84…通信インターフェース、85…XML文書変換部、86…デバイス別XML文書入出力部、SY…店内管理システム。

Claims (9)

  1. 情報変換規則を示すスタイルシートを記憶する記憶部と、
    端末から出力データを取得する出力データ取得部と、
    1のデバイスの宛先を有して前記第1のデバイスに対応した情報変換規則である第1のスタイルシートを指定する第1の受信者情報及び前記第1のデバイスに対する配信の後に配信を受ける前記第1のデバイスと異なる第2のデバイスの宛先を有して前記第2のデバイスに対応した情報変換規則である第2のスタイルシートを指定する第2の受信者情報を含む配信情報を取得する配信情報取得部と、
    前記出力データを前記第1の受信者情報または前記第2の受信者情報が指定する前記スタイルシートによって変換し、前記第1のデバイスまたは前記第2のデバイスに配信する配信部と、
    前記配信部による配信が正常に行われたか否かを判別する配信判別部と、を備え、
    前記配信部
    前記第1のスタイルシートにより変換された変換データを前記第1のデバイスの宛先に配信し、前記配信判別部により、前記第1のスタイルシートにより変換された変換データの配信が正常に行なわれなかったと判別された場合に、前記第2の受信者情報が有する前記第2のデバイスの宛先に対して、前記第2のスタイルシートにより変換された変換データを配信する
    ことを特徴とする情報配信装置
  2. 前記端末は、オーダリング端末であり、
    前記第1のデバイスは、印刷を行なう第1のプリンターであり、
    前記第2のデバイスは、前記第1のプリンターと異なる第2のプリンターであり、
    前記出力データは、前記オーダリング端末で取得された注文情報を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報配信装置。
  3. 前記配信情報は、前記第1の受信者情報と前記第2の受信者情報とに続き、優先順位が低い受信者情報を含んでおり、
    前記配信部が
    前記配信判別部により前記第2の受信者情報に基づく配信が正常に行われなかったと判別された場合、さらに前記優先順位の低い受信者情報に基づいて配信を行う、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報配信装置
  4. 前記受信者情報は、配信エラーの判定基準となる制限時間を含み、
    前記配信判別部は、前記制限時間到達時点において、前記第1のデバイスへの配信が終了していない場合、前記第1のデバイスへの配信が正常に行われなかったと判別する、
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の情報配信装置
  5. 前記配信情報は、前記端末に対応した情報変換規則である入力用スタイルシートを含んでおり、
    前記第1のデバイスからの入力データを、前記入力用スタイルシートによって変換する応答部をさらに備えた、
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の情報配信装置
  6. 前記出力データ取得部は、複数の端末から前記出力データを取得可能であり、
    前記記憶部は、前記複数の端末に対応した複数種類の前記入力用スタイルシートを記憶している、
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の情報配信装置
  7. 記出力データ、前記第1のスタイルシートにより変換された変換データ、前記第2のスタイルシートにより変換された変換データ、前記入力データおよび前記入力変換データは、いずれもマークアップ文書である、
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の情報配信装置
  8. 情報変換規則を示す複数のスタイルシートを記憶するデータベースを管理すると共に、少なくとも端末から取得した情報をデバイスに配信する情報配信装置のサービス実現方法であって、
    前記情報配信装置が、
    前記端末から、出力データを取得するステップと、
    1のデバイスの宛先を有して前記第1のデバイスに対応した情報変換規則である第1のスタイルシートを指定する第1の受信者情報及び前記第1のデバイスに対する配信の後に配信を受けるデバイスである前記第1のデバイスとは異なる第2のデバイスの宛先を有して前記第2のデバイスに対応した情報変換規則である第2のスタイルシートを指定する第2の受信者情報を含む配信情報を取得するステップと、
    前記出力データを前記第1の受信者情報または前記第2の受信者情報が指定する前記スタイルシートによって変換し、前記第1のデバイスまたは前記第2のデバイスに配信する配信ステップと、
    配信部による前記変換データの配信が正常に行われたか否かを判別するステップと、を実行し、
    前記配信ステップは、
    前記第1のスタイルシートにより変換された変換データを前記第1のデバイスの宛先に配信し、前記第1のデバイスの宛先への配信が正常に行なわれなかったと判別された場合に、前記第2の受信者情報が有する前記第2のデバイスの宛先に対して、前記第2のスタイルシートにより変換された変換データを配信する
    ことを特徴とする情報配信装置のサービス実現方法。
  9. コンピュータに、請求項に記載の情報配信装置のサービス実現方法における各ステップを実行させるためのプログラム。
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