[go: up one dir, main page]

JP5445737B2 - 固体電解コンデンサ - Google Patents

固体電解コンデンサ Download PDF

Info

Publication number
JP5445737B2
JP5445737B2 JP2009051387A JP2009051387A JP5445737B2 JP 5445737 B2 JP5445737 B2 JP 5445737B2 JP 2009051387 A JP2009051387 A JP 2009051387A JP 2009051387 A JP2009051387 A JP 2009051387A JP 5445737 B2 JP5445737 B2 JP 5445737B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cathode
anode
terminal portion
capacitor element
cathode terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009051387A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010206030A (ja
Inventor
秀範 末永
幸 氏家
勝憲 野上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Chemi Con Corp
Original Assignee
Nippon Chemi Con Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Chemi Con Corp filed Critical Nippon Chemi Con Corp
Priority to JP2009051387A priority Critical patent/JP5445737B2/ja
Publication of JP2010206030A publication Critical patent/JP2010206030A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5445737B2 publication Critical patent/JP5445737B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Description

本発明は、固体電解コンデンサに関するものであり、より詳細には、電気的特性として等価直列インダクタンスが低く、また過渡応答特性が良好な固体電解コンデンサに関するものである。
電子機器の高周波化に伴って電子部品の一つであるコンデンサにも従来よりも高周波領域でのインピーダンス特性に優れたコンデンサが求められてきており、このような要求に応えるために電気伝導度の高い導電性高分子を固体電解質に用いた固体電解コンデンサが種々検討されている。
また、近年、パーソナルコンピュータのCPU周り等に使用される固体電解コンデンサには小型大容量化が強く望まれており、更に高周波化に対応して低ESR(等価直列抵抗)化のみならず、ノイズ除去や過渡応答性に優れた低ESL(等価直列インダクタンス)化が強く要求されており、このような要求に応えるために種々の検討がなされている。
一般に、低ESL化を図る方法としては、第1に、電流経路の長さを極力短くする方法、第2に、電流経路によって形成される磁場を別の電流経路によって形成される磁場により相殺する方法、第3に、電流経路をn個に分割して実効的なESLを1/nにする方法が知られている。
例えば、特開2000−311832号公報に開示された発明は、第1および第3の方法を採用するものであり、また特開平06−267802号公報に開示された発明は、第2および第3の方法を採用するものであり、また特開平06−267801号公報、および特開平11−288846号公報、特許4208831号に開示された発明は、第3の方法を採用するものである。
特開2000−311832号 特開平06−267802号 特開平06−267801号 特開平11−288846号 特許4208831号
上述した文献の中では、特許文献1で開示されたコンデンサでは、薄膜コンデンサによって高周波対応を行うことはできるが、静電容量の大容量化のためには、誘電体層の領域を大きくするか、誘電体層を積層することが必要になる。そして、誘電体層として利用しているのは、Ba、Tiを含むペロブスカイト型複合酸化物結晶であり、実現できる静電容量はナノファラド(nF)オーダーの静電容量であり、マイクロファラド(μF)オーダーの静電容量が要求される場合には採用が困難であるという欠点がある。
また、特許文献2、特許文献4で開示された固体電解コンデンサでは、固体電解コンデンサを4端子化することで電流経路を分割して、従来の2端子型の固体電解コンデンサよりも、固体電解コンデンサの低ESL化を図っている。しかしながら、特許文献2では、コンデンサ素子に外部陽極端子部、外部陰極端子部を取付けた構造となっており、固体電解コンデンサ内部での電流経路が必ず短いものとはなっていない。
また、特許文献4で開示された固体電解コンデンサでは、陽極と陰極の各端子は固体電解コンデンサの4つの側面に配置され、外部電極同士は離間した形態となってしまい、誘導磁界の相殺という効果を期待することはできない。
特許文献3に記載された固体電解コンデンサでは、コンデンサ部とコンデンサ部の間に位置する複数の金属基板部を互いに反対方向にジグザク状に折り曲げてコンデンサ部を互いに接合して積層するか、又は積層した固体コンデンサ単位板のコンデンサ部の両端に位置する金属基板を全金属基板が直列接続になるように接合するので、折り曲げた金属基板部又は互いに接合された金属基板部がコイルとして作用し、積層形の固体電解コンデンサは一種のフィルタ回路として構成される。そして、折り曲げた金属基板部又は互いに接合された金属基板部の縁周を磁性体で覆うことにより、この積層形の固体電解コンデンサはコンデンサとコイルを組み合わせることにより効果的なフィルターディバイスとして構成することができ、高周波数領域において、ノイズ吸収装置として利用できることが示されているが、固体電解コンデンサ内部でのコンデンサ素子から、外部電極にいたるまでの電流経路としてリードフレームを用いているために、固体電解コンデンサ内部での電流経路が冗長になり、ESL低減効果が充分でないという問題を抱えている。
特許文献5に開示された固体電解コンデンサでは、擬似5端子型の固体電解コンデンサを採用し、陽極の電流経路を4個に分割して実効的なESLを低減している。しかし、固体電解コンデンサ内部でのコンデンサ素子から、外部電極にいたるまでの電流経路としてリードフレームを用いているために、固体電解コンデンサ内部での電流経路が冗長になり、ESL低減効果が充分でないという問題を抱えている。
以上のように、前述に文献に記載された固体電解コンデンサは、従来より知られる2端子型のコンデンサよりも、ESLの低減効果はあるものの、近年求められる低ESLの要請に対しては、必ずしも充分な効果を得るものではなかった。
本発明では、静電容量の大容量化が容易な固体電解コンデンサを利用して、固体電解コンデンサのさらなるESLの低減を図る構造を提供するものである。
そこで、この出願の請求項1に係る発明は、陽極引出部を備えた陽極体上に、誘電体層、固体電解質層、陰極引出部が順次形成されたコンデンサ素子を備える固体電解コンデンサにおいて、配線基板に面する実装面の中央に第1の陰極端子部を配し、第1の陰極端子部の周囲に陽極端子部を配するとともに、前記陽極端子部と隣接する位置に第2の陰極端子部を配したことを特徴とする固体電解コンデンサとした。
また、この出願の請求項2に係る発明は、陽極引出部を備えた陽極体上に、誘電体層、固体電解質層、陰極引出部が順次形成されたコンデンサ素子と、前記コンデンサ素子を搭載する面と配線基板に面する実装面とを備え、コンデンサ素子を搭載する面には、前記コンデンサ素子の陽極引出部、陰極引出部とそれぞれ対応する導体が形成され、配線基板に面する実装面には、陽極端子部および陰極端子部が形成されるとともに、前記導体が、内部を貫通して陽極端子および陰極端子とそれぞれ電気的に接続された搭載基板とからなり、前記搭載基板の実装面には、搭載基板の中央に、第1の陰極端子部を配し、搭載基板の四辺に、第1の陰極端子部の外周を取り囲むように陽極端子部を配するとともに、搭載基板の四隅であって前記陽極端子部と隣接する位置に、第2の陰極を配したことを特徴とする固体電解コンデンサとした。
さらに、請求項3に係る発明では、請求項1または2のいずれかに記載の固体電解コンデンサにおいて、実装面の中央に配された第1の陰極端子部は、コンデンサ素子の陰極引出部の大きさとほぼ同等の領域で形成され、陽極端子部および第2の陰極端子部よりも大きな領域としたことを特徴とする。
そして、この出願の請求項4に係る発明では、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の固体電解コンデンサにおいて、第1の陰極端子部は、前記実装面の中央部であってそれぞれの陽極端子部に近接する領域に配置され、中心部は絶縁領域としたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、陽極引出部を備えた陽極体上に、誘電体層、固体電解質層、陰極引出部が順次形成されたコンデンサ素子を備える固体電解コンデンサにおいて、配線基板に面する実装面の中央に第1の陰極端子部を配し、第1の陰極端子部の周囲に陽極端子部を配するとともに、前記陽極端子部と隣接する位置に第2の陰極端子部を配したことで、第一に、コンデンサ素子の陽極引出部、陰極引出部から、電流の出口である搭載基板の陽極端子部、陰極端子部までの距離が、搭載基板の厚さだけの距離で達成することができ、電流経路の短縮化を図ることができる。第二に、搭載基板の陽極端子部は3方向が陰極端子部に囲まれる配置となっているため、陽極及び陰極の誘導磁界の相殺効果が大きく、固体電解コンデンサのESLを低減することができる。
請求項2の発明によれば、固体電解コンデンサの搭載基板として、コンデンサ素子を搭載する面には、コンデンサ素子の陽極引出部、陰極引出部と対応する陽極導体、陰極導体がそれぞれ形成され、搭載基板の実装面には、搭載基板の中央に第1の陰極端子部、そして搭載基板の4辺に第1の陰極端子部の外周を取り囲むように4つの陽極端子部を有するとともに、搭載基板の四隅にコンデンサ素子の陰極引出部と電気的に接続した第2の陰極端子部を有している。この第2の陰極端子部は、陽極端子部と隣接して配置されているために、陽極端子部は、第1の陰極端子部と第2の陰極端子部によって、それぞれ3方向が囲まれた配置となる。そして、陽極導体と陽極端子部、および陰極導体と陰極端子部がそれぞれ搭載基板を貫通する導体で電気的に接続された構成により、第一に、コンデンサ素子の陽極引出部、陰極引出部から、電流の出口である搭載基板の陽極端子部、陰極端子部までの距離が、搭載基板の厚さだけの距離で達成することができ、電流経路の短縮化を図ることができる。第二に、搭載基板の陽極端子部は3方向が陰極端子部に囲まれる配置となっているため、陽極及び陰極の誘導磁界の相殺効果が大きい。第三に、陽極端子部を4箇所に形成することで、電流経路を4分割することができ、実質的なESLを1/4にすることができる。
すなわち、本発明の固体電解コンデンサでは、低ESL化のための第一の要素技術である電流経路の長さを極力短くする方法、第2の要素技術である電流経路によって形成される磁場を別の電流経路によって形成される磁場により相殺する方法、第3の要素技術である電流経路をn個に分割して実効的なESLを1/nにする方法を全て利用して、総合的にESLの低減の効果を高めた固体電解コンデンサを実現することができる。
請求項3の発明によれば、実装面の中央に配された第1の陰極端子部は、コンデンサ素子の陰極引出部の大きさとほぼ同等の領域で形成され、陽極端子部および第2の陰極端子部よりも大きな領域でとしたことで、コンデンサ素子の陰極引出部から、第1の陰極端子部までの距離を最も短く形成することができ、ESLの低減を図ることができるとともに、コンデンサ素子の陰極引出部から出力される電流容量を大きなものとすることができ、過渡応答時に大電流を供給できる陰極端子部となる。
請求項4の発明によれば、第1の陰極端子部は、前記実装面の中央部であってそれぞれの陽極端子部に近接する領域に配置され、中心部は絶縁領域としたことで、第1の陰極端子部の電流経路が狭まることで電流が集中するとともに、陽極端子部に近接させたことで、より誘導磁界の相殺効果を高めることができる。すなわち、総合的なESLの低減の効果をさらに高めた固体電解コンデンサを実現することができる。
この発明の固体電解コンデンサに用いるコンデンサ素子個片の第一の形状を示す図面で、(a)、(b)は断面図、(c)は上面図である。 この発明の固体電解コンデンサに用いる第一のコンデンサ素子個片とコンデンサ素子の形状示す斜視図で、(a))はコンデンサ素子個片、(b)はコンデンサ素子を示す。 この発明の固体電解コンデンサに用いるコンデンサ素子個片の第二の形状を示す図面で、(a)、(b)は断面図、(c)は上面図である。 この発明の固体電解コンデンサに用いる第二のコンデンサ素子個片とコンデンサ素子の形状を示す斜視図で、(a)はコンデンサ素子個片、(b)はコンデンサ素子を示す。 この発明の固体電解コンデンサに用いるコンデンサ素子の第三の形状を示す図面で、(a)、(b)は断面図、(c)は上面図である。 この発明の固体電解コンデンサに用いる搭載基板の形状を示す図面で、(a)はコンデンサ素子の搭載面、(b)は実装面を示す図面である。 この発明の固体電解コンデンサに用いる搭載基板の断面図である。 この発明の固体電解コンデンサを示す図面で、(a)は上面図、(b)は断面図である。 この発明の固体電解コンデンサに用いる搭載基板の別の実施例を示す図面であり、(a)はコンデンサ素子を搭載する面、(b)は実装面を示す図面である。
次にこの発明を実施するための形態について詳細に説明する。本発明の固体電解コンデンサは、コンデンサ素子とこのコンデンサ素子を搭載する搭載基板により構成される。
コンデンサ素子の形状としては特に限定はないが、中央部に陰極引出部を有し、この陰極引出部から放射状の4方向に陽極引出部が配置され、上面視形状が十字型のコンデンサ素子が好適である。その理由としては、コンデンサ素子は容量形成部となる誘電体層の表面積が大きいほど、より多くの静電容量を得ることができる。そのため、搭載基板の面積に対し、容量形成部の面積の比率を大きくすることが好ましい。そして陽極引出部は、この静電容量の増加には寄与しないため、陽極引出部の領域は小さいことが好ましい。一方で、陽極引出部は電流経路となるために、過渡応答に対応するための大電流を流すためには、陽極引出部の断面積は大きいことが望ましい。このような観点では、容量形成部と同等の幅で陽極引出部を形成することで、陽極引出部の断面積を大きくすることができる。一方で、陽極端子部を複数箇所に形成し、電流経路を分割することでのESL低減を図るためには、多端子構造のコンデンサ素子とすることが好適であり、容量形成部から放射状の4方向に陽極端子部を配置することで、陽極端子部を四箇所に有するコンデンサ素子を実現できる。このため、中央部に容量形成部を有し、この容量形成部とほぼ同等の幅で、容量形成部から放射状の4方向に陽極端子部を配置する形状が好適であり、この形状は上面視形状が十字型のコンデンサ素子となる。そして、上面視形状では、陰極引出部が4箇所に形成された陽極引出部のそれぞれよりも大きな領域を占めることが、静電容量を増大させた固体電解コンデンサを作成するために有効な手段となる。
まず、この発明の固体電解コンデンサに用いるコンデンサ素子について説明する。コンデンサ素子としては、次のような3つの形態が好適である。
(1)一端部を陽極引出部、他端部を陰極引出部とした矩形状のコンデンサ素子個片を、陽極引出部の向きが直角の回転角度の向きとなるようにコンデンサ素子個片を重ね合わせ、中央部が陰極引出部となり、陰極引出部から4方向に陽極引出部を形成した形態。
(2)両端が陽極引出部、陽極引出部の間の中央部を陰極引出部とした矩形状のコンデンサ素子個片を、陰極引出部が重なりあい、かつ相互の陽極引出部が直角の回転角度の向きとなるようにコンデンサ素子個片を重ね合わせ、中央部が陰極引出部となり、陰極引出部から4方向に陽極引出部を形成した形態。
(3)十字形に形成した陽極体の中央部に陰極引出部を形成し、端部を陽極引出部とした形態。
まず、前述の(1)に記載した第一の形態のコンデンサ素子について以下に説明する。図1に示すように、コンデンサ素子個片11は、略長方形状のアルミニウム等の弁金属板又は弁金属箔(以下、陽極体という)を出発材料とし、陽極体の一端部をエッチング処理により拡面化処理し(図1(a))、陽極体の両面に多孔質のエッチング層15を形成する。そして、陽極体の他端の未エッチング部はコンデンサ素子個片11の陽極引出部12となる。エッチング処理の際、陽極体の内部はエッチングされることなくアルミニウムの地金が残されており、このアルミニウム地金が残芯層となる。次に、エッチング層15の表面には陽極酸化処理により誘電体層となる誘電体酸化皮膜を形成する。
より詳細には、エッチング処理は、陽極体の両面を、塩酸等により溶解し、多孔質のエッチング層を形成する工程である。例えば、断面サイズが7.5mm×5mm、厚さが120μmの高純度のアルミニウム箔よりなる陽極体を用い、陽極体の一端から6mmまでの位置まで、両面よりそれぞれ40μmの深さでエッチング層を形成する。この場合、残芯層の厚さは40μmとなる。そして、このエッチングした陽極体を陽極酸化による化成処理を行い、酸化アルミニウムからなる誘電体酸化皮膜層を形成する。陽極酸化は、エッチング箔をホウ酸、アジピン酸等の水溶液に浸漬した状態で所定の電圧を印加して、誘電体酸化皮膜を形成するものである。
このコンデンサ素子個片には分離層14が形成されており、コンデンサ素子個片11の陽極引出部12と陰極引出部13を区分してある。分離層14は、エッチング処理が終了した後に、絶縁性の樹脂を塗布してエッチング層15に浸透させ、陽極引出部12とエッチング層15の絶縁を図っている。例えば、この分離層14は未エッチング部から0.5mmの位置まで形成することができる。
さらに誘電体酸化皮膜の上に固体電解質層(図示せず)を形成する。固体電解質層は重合して導電性高分子となる重合性モノマーを含有する溶液と酸化剤溶液に順次浸漬し、各液より引き上げて重合反応を進める。これらの固体電解質層の形成は、重合性モノマーを含有する溶液と酸化剤溶液を塗布または吐出する方法によって形成してもよい。また、重合性モノマー溶液と酸化剤を混合した混合溶液に浸漬、塗布する方法であってもよい。
また、固体電解コンデンサの分野で用いられる電解重合による方法や、導電性高分子溶液を塗布・乾燥する方法によっても固体電解質層を形成することができる。さらに、これらの固体電解質層の形成方法を組み合わせて固体電解質層を形成することも可能である。
以上のように固体電解質層の形成に用いる重合性モノマーとしてはチオフェン、ピロールまたはそれら誘導体を好適に使用することができる。特にモノマーがチオフェン又はその誘導体であると好適である。
チオフェンの誘導体としては次に掲げる構造のものを例示できる、チオフェン又はその誘導体は、ポリピロール又はポリアニリンと比較して、導電率が高いとともに熱安定性が特に優れているため、低ESRで耐熱特性に優れた固体電解コンデンサを得ることができる。

XはOまたはS
XがOのとき、Aはアルキレン、又はポリオキシアルキレン
Xの少なくとも一方がSのとき、
Aはアルキレン、ポリオキシアルキレン、置換アルキレン、置換ポリオキシアルキレン:ここで、置換基はアルキル基、アルケニル基、アルコキシ基
チオフェンの誘導体の中でも、3,4−エチレンジオキシチオフェンを用いると好適である。
重合性モノマーの重合に用いる酸化剤としては、エタノールに溶解したパラトルエンスルホン酸第二鉄、過ヨウ素酸もしくはヨウ素酸の水溶液を用いることができる。
さらに、図1(b)に示すように、コンデンサ素子個片の固体電解質層の上には、グラファイト層および銀ペースト層を順次形成し、陰極引出部13とする。
以上のように形成したコンデンサ素子個片11(図1(c)、図2(a))を4枚用意し、陰極引出部13が重なりあい、かつ陽極引出部12が直角(90度)の角度ずつずれるように積層することで、中央部が陰極引出部13となり、この陰極引出部13から放射状の4方向に陽極引出部11が配置された上面視形状が十字型のコンデンサ素子10を作成する(図2(b))。この際のコンデンサ素子個片11の陰極引出部13同士の接合には、銀ペースト等の導電性接着材によって接合することができる。なお、コンデンサ素子個片11の積層は、順次、直角の角度でずらす必要は無く、1枚目のコンデンサ素子個片11の上に180度の回転角度で、2枚目のコンデンサ素子個片11を積層し、3枚目のコンデンサ素子を直角(90度)の回転角度で積層し、4枚目のコンデンサ素子個片11を270度の回転角度で積層することも可能であり、コンデンサ個片11を積層する順番は任意である。
このようなコンデンサ素子10は、先に示した断面サイズの陽極体を用いた場合、陰極引出部13が5mm×5mm、この陰極引出部13から放射状の4方向に配置された陽極引出部12の長さがそれぞれ1.5mmのコンデンサ素子10となる。
次に、(2)に記載した第二のコンデンサ素子の形態について説明する。
図3、図4に示すようにコンデンサ素子個片21は、略長方形状のアルミニウム等の弁金属板または弁金属箔(以下、陽極体という)を用い、陽極体の中央部をエッチング処理により拡面化処理し、陽極体の両面に多孔質のエッチング層を形成する(図3(a))。そして、陽極体の両端部の未エッチング部は、コンデンサ素子個片21の陽極引出部22となる。この際、陽極体の内部はエッチングされることなくアルミニウムの地金が残されており、このアルミニウム地金が残芯層となる。そして、第一のコンデンサ素子の形態と同様に、エッチング層25には誘電体層となる誘電体酸化皮膜を形成し、固体電解質層、グラファイト層、銀ペースト層からなる陰極引出部23を順次形成する(図3(b)、図4(a))。以上のように形成したコンデンサ素子個片21を、陰極引出部23が重なりあい、かつ陽極引出部22、22が互いに直角の角度をなすように積層することで、中央部が陰極引出部23を有し、陰極引出部23から放射状の4方向に陽極引出部22が配置された上面視形状が十字型のコンデンサ素子20を作成する(図4(b))。
最後に、(3)に記載した第三のコンデンサ素子の形態について説明する。
コンデンサ素子30は、図5(c)に示すように、アルミニウム等からなる弁金属箔または弁金属板を予め十字型に形成して陽極体とし、4方向に突出した端部を陽極引出部32とし、その中央部を陰極引出部33として形成したものである。図5(a)、(b)に示すように、陰極引出部33を形成するまでのエッチング層35の形成から陰極引出し部33の形成までの製造方法は、前述した方法と同様である。
次にこの発明で用いるコンデンサ素子の搭載基板について図6および図7とともに説明する。搭載基板41は矩形状のガラスエポキシ基板等の絶縁基板をベースとし、固体電解コンデンサを実装する配線基板に面するようになる実装面に陽極端子部42及び第1の陰極端子部43を備え、コンデンサ素子を搭載する面にはコンデンサ素子の陽極引出部、陰極引出部とそれぞれに接続される陽極導体44,陰極導体45を備えると共に、それぞれの面の陽極導体46と陽極端子部44、陰極導体45と第1の陰極端子部43をそれぞれ導通させたものである。
より詳細には、図6(a)に示すように、搭載基板41のコンデンサ素子を搭載する面の中央部にはコンデンサ素子の陰極引出部と接合する陰極導体45が正方形状に形成されており、搭載基板41の四辺には陰極導体45の外周を取り囲むように、四つの陽極導体44が配置されている。そして、搭載基板41の四隅には、陰極導体45と電気的に連続した補助導体47が配置されている。一方、図6(b)に示すように、搭載基板41の実装面には、中央部には陽極導体44とほぼ同じ大きさの第1の陰極端子部43が形成され、搭載基板41の四辺には第1の陰極端子部43の外周を取り囲むように、四つの陽極端子部42が配置されている。そして搭載基板41の実装面の四隅には、第2の陰極端子部46が陽極端子部42と隣接するように配置されている。図7に示すように、この搭載基板41の両面に形成された陽極導体44と陽極端子部42、陰極導体45と第1の陰極端子部43、補助導体47と第2の陰極端子部46は、搭載基板41の基板面に対してほぼ垂直に形成されたビアホールまたはスルーホール等の表裏を貫通する導体48を介してそれぞれが電気的に接合されている。
この搭載基板41のコンデンサ素子を搭載する面に配置された陽極導体44、陰極導体45は、コンデンサ素子の陽極引出部、陰極引出部とそれぞれ対応する導体であり、コンデンサ素子の形状に合致して搭載可能な大きさ及び配置となる。前述してきたようなコンデンサ素子の形状として好適な上面視形状が十字型のコンデンサ素子を用いる場合には、コンデンサ素子の陰極引出部に対応させた陰極導体45は、搭載基板41に形成される導体の中で、最も大きな領域を占めるようになる。また、陰極導体45とスルーホール等を介して接続される第1の陰極端子部43も、陰極導体45と同等の領域を占めるように形成すると、コンデンサ素子の陰極引出部から、陰極導体45、スルーホールを介して、最も短い距離で第1の陰極端子部43が配置されるようになり、ESL低減の要素である電流経路を短くすることが達成される。従って、搭載基板41の実装面においても、第1の陰極端子部43の占める領域が、陽極端子部42、第2の陰極端子部46に比べて最も大きなものとなる。そして、また、第1の陰極端子部43の占める面積を大きくすることは、電流容量を大きくすることでもあり、コンデンサ素子によって蓄積された電荷を出力する際に大電流を流すことが可能となり、過渡応答時に必要とされる電荷を大電流で供給することで、瞬時の電圧低下状態の回復を速やかに行うことが可能となる。
このような搭載基板のベースとなる絶縁基板は、200μm程度の厚さのものを用いることが強度の面で好適であるが、80μm程度の厚さのものも使用することが可能である。そして、絶縁基板の上に形成する陽極端子部、第1の陰極端子部、第2の陰極端子部、導体はそれぞれ電気抵抗が小さいことと半田付けが可能であればよく、銅や、ニッケルに金をメッキした導体を用いることが好ましい。この電極、導体の厚さは片面で3〜5μmの厚さで形成することが可能である。また、搭載基板41の陽極端子部、陰極端子部と導体、およびそれらを電気的に接合するスルーホール等の形成は、プリント配線基板で多用されている両面配線基板の作成方法によって形成することができる。この際のスルーホールの配置、内径等は、任意に設定することができる。
なお、搭載基板41の実装面では第1の陰極端子部43と第2の陰極端子部46はレジスト層によって絶縁されていることが好ましい。搭載基板41の実装面で第1の陰極端子部43と第2の陰極端子部46を接続する導電パターンが露出している場合には、第1の陰極端子部43と第2の陰極端子部46を接続する導電パターンと陽極端子部42の距離が近くなり、実装面にて半田付けする際に半田ブリッジを発生し、ショートとなるおそれが出てくる。従って、搭載基板41の実装面で第1の陰極端子部43と第2の陰極端子部46を接続する導電パターンを形成した場合には、少なくとも導電パターンはレジスト層によって被覆しておくことが好ましい。
さらに、第1の陰極端子部43と第2の陰極端子部46を電気的に接続しておくためには、搭載基板41のコンデンサ素子を搭載する面で陰極導体45と補助導体47を導電パターンで接続し、補助導体47と第2の陰極端子部46をスルーホール等で接続しておくことが最も好ましい。コンデンサ素子を搭載する面と実装面のどちらに導電パターンを形成しても、固体電解コンデンサの特性に大きな影響を及ぼすことがないが、実装面に導電パターンが形成された場合には、この固体電解コンデンサが実装される配線基板等に形成された導電パターンと電磁結合し、ノイズを発生する可能性があるためである。
また、搭載基板41の陽極端子部42と第2の陰極端子部46は、搭載基板41の実装面の端部まで形成されていることが好ましい。搭載基板41の実装面の端部まで陽極端子部42と第2の陰極端子部46が形成されていれば、固体電解コンデンサを配線基板等に半田付けにて実装した際に、配線基板等の導電パターンと陽極端子部42と第2の陰極端子部46との間で半田フィレットが形成されるようになり、確実に半田付け接続されているかの視認性が向上する。さらに、陽極端子部42と第2の陰極端子部46は搭載基板41の実装面から側面にかけて形成されている場合には、半田フィレットが大きく形成されるようになり、好適である。
このような搭載基板では、第一に、コンデンサ素子の陽極引出部、陰極引出部から、電流の出口である搭載基板の陽極端子部、第1の陰極端子部までの距離は、搭載基板の厚さだけの距離で達成することができ、電流経路の短縮化を図ることができる。特に搭載基板の厚さは、200μm程度の厚さが好適であるが、80μm程度の厚さのものも製造可能であることから、コンデンサ素子をリードフレームに取付けて樹脂モールドした場合に比べ、コンデンサ素子の陰極引出部から第1の陰極端子部までの距離を極めて短くすることができる。第二に、搭載基板の陽極端子部は第1の陰極端子部と第2の陰極端子部により3方向が取り囲まれる配置となっているため、陽極及び陰極の誘導磁界の相殺効果が大きい。第三に、陽極端子部を4箇所に形成することで、電流経路を4分割することができ、実質的なESLを1/4にすることができる。
すなわち、本発明の固体電解コンデンサでは、低ESL化のための第一の要素技術である電流経路の長さを極力短くする方法、第2の要素技術である電流経路によって形成される磁場を別の電流経路によって形成される磁場により相殺する方法、第3の要素技術である電流経路をn個に分割して実効的なESLを1/nにする方法を全て利用して、総合的にESLの低減の効果を高めるものである。
さらに、搭載基板41の実装面の四隅に第1の陰極端子部と電位的に等価な第2の陰極端子部が形成されることで、実装する配線基板等のGNDラインとの導通の自由度を高めることもできる。また、従来の5端子構造の固体電解コンデンサでは第1の陰極端子部が確実に半田付けされているかの視認が困難であったが、第2の陰極端子部46を四隅に形成するとともに、この第2の陰極端子部46を搭載基板41の端部まで形成することで、実装する配線基板の導電パターン等と第2の陰極端子部46との間で半田フィレットが形成されるようになり、確実に半田付け接続されているかの視認性が向上する。
また、図9に示すように、搭載基板41に形成した第1の陰極端子部を、その全面が露出したパターンではなく、正方形に形成した第1の陰極端子部43の中心部には導電パターンを形成せずに中心部を絶縁領域とし、いわゆる口の字形状に構成しても良い。このように口の字状に第1の陰極端子部43を形成したならば、第1の陰極端子部43の電流経路が狭まり、電流が集中する。しかも、この電流が集中した第1の陰極端子部は陽極端子部42に近接するように配置されているため、より誘導磁界の相殺効果を高めることができ、総合的なESLの低減の効果をさらに高めた固体電解コンデンサを実現することができる。このような第1の陰極端子部43とするには、予め導電パターンを形成しないほか、第1の陰極端子部43は全面に導電パターンを形成しておき、レジスト層で中央部を被覆することで、中心部を絶縁領域とすることができる。
このようないわゆる口の字状に第1の陰極端子部43を形成した場合でも、第1の陰極端子部43の外周領域は、コンデンサ素子の陰極引出部の大きさとほぼ同等の領域に形成することで、陽極と陰極が最も近接した配置となり、誘導磁界を相殺する効果が大きく好適である。
なお、固体電解コンデンサ単体としての特性では、第1の陰極端子部の形状を上記のように口の字の形状にすることが好適であるが、この固体電解コンデンサが実装される基板のパターン配置や、この固体電解コンデンサによって電源供給されるICの端子配置、あるいは必要とされる電力量によって、第1の陰極端子部の形状を任意に変更することができる。例えば、図7では、第1の陰極端子部43の形状は、完全な正方形ではなく、正方形の角部を切断した8角形の形状としている。
次にコンデンサ素子を搭載基板に搭載する工程について説明する。ここではコンデンサ素子は先に説明した第二の形態のコンデンサ素子20を用いた例について示す。
図8に示すように、コンデンサ素子20を搭載基板41に搭載し、コンデンサ素子20の陰極引出部22と搭載基板の陰極導体45を導電性接着材によって接合する。また、コンデンサ素子20の陽極引出部21と陽極導体44を接続する。この際、コンデンサ素子20の陽極引出部21はアルミニウムであり、銀ペースト等との濡れ性が良好ではなく、銀ペーストでの接着が困難な場合がある。このような場合には、コンデンサ素子20の陽極引出部21には、銅材等の接続部材27をレーザー溶接、超音波溶接等により接続しておき、この接続部材27を銀ペースト等の導電性接着材で搭載基板41の陽極導体44に接合することが好ましい。
また、搭載基板41に搭載するコンデンサ素子は1個とは限るものではない。大きな静電容量が求められる場合には、コンデンサ素子をさらに積層し、求められる静電容量を達成することも可能である。
そして、搭載基板に搭載したコンデンサ素子の機械的保護や、外気との遮断を目的として、外装樹脂によってモールド成形して外装を施す。なお、外装は、樹脂製のケースを用い基板に貼り付けることで外装しても良い。
10 コンデンサ素子
11 コンデンサ素子個片
12 陽極引出部
13 陰極引出部
14 分離部
15 エッチング層
20 コンデンサ素子
21 コンデンサ素子個片
22 陽極引出部
23 陰極引出部
24 分離部
25 エッチング層
27 接続部材
30 コンデンサ素子
32 陽極引出部
33 陰極引出部
34 分離部
35 エッチング層
41 搭載基板
42 陽極端子部
43 第1の陰極端子部
44 陽極導体
45 陰極導体
46 第2の陰極端子部
47 補助導体
48 スルーホール(導体)

Claims (3)

  1. 陽極引出部を備えた陽極体上に、誘電体層、固体電解質層、陰極引出部が順次形成されたコンデンサ素子を備える固体電解コンデンサにおいて、
    配線基板に面する実装面の中央に第1の陰極端子部を配し、
    第1の陰極端子部の周囲に陽極端子部を配するとともに、
    前記陽極端子部と隣接する位置に第2の陰極端子部を配した
    固体電解コンデンサであって、
    実装面の中央に配された前記第1の陰極端子部は、コンデンサ素子の前記陰極引出部の大きさとほぼ同等の領域で形成され、前記陽極端子部および前記第2の陰極端子部よりも大きな領域とした固体電解コンデンサ。
  2. 陽極引出部を備えた陽極体上に、誘電体層、固体電解質層、陰極引出部が順次形成されたコンデンサ素子と、
    前記コンデンサ素子を搭載する面と配線基板に面する実装面とを備え、コンデンサ素子を搭載する面には、前記コンデンサ素子の陽極引出部、陰極引出部とそれぞれ対応する導体が形成され、配線基板に面する実装面には、陽極端子および陰極端子が形成されるとともに、前記導体が、内部を貫通して陽極端子および陰極端子とそれぞれ電気的に接続された搭載基板とからなり、
    前記搭載基板の実装面には、搭載基板の中央に、第1の陰極端子部を配し、
    搭載基板の四辺に、第1の陰極端子部の外周を取り囲むように陽極端子部を配するとともに、
    搭載基板の四隅であって前記陽極端子部と隣接する位置に、第2の陰極端子部を配した
    固体電解コンデンサであって、
    実装面の中央に配された前記第1の陰極端子部は、コンデンサ素子の前記陰極引出部の大きさとほぼ同等の領域で形成され、前記陽極端子部および前記第2の陰極端子部よりも大きな領域とした固体電解コンデンサ。
  3. 第1の陰極端子部は、前記実装面の中央部であってそれぞれの陽極端子部に近接する領域に配置され、中心部は絶縁領域とした請求項1または2のいずれか記載の固体電解コンデンサ。
JP2009051387A 2009-03-04 2009-03-04 固体電解コンデンサ Active JP5445737B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009051387A JP5445737B2 (ja) 2009-03-04 2009-03-04 固体電解コンデンサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009051387A JP5445737B2 (ja) 2009-03-04 2009-03-04 固体電解コンデンサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010206030A JP2010206030A (ja) 2010-09-16
JP5445737B2 true JP5445737B2 (ja) 2014-03-19

Family

ID=42967214

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009051387A Active JP5445737B2 (ja) 2009-03-04 2009-03-04 固体電解コンデンサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5445737B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003107365A1 (ja) * 2002-06-18 2003-12-24 ティーディーケイ株式会社 固体電解コンデンサおよびその製造方法
US7184257B2 (en) * 2003-02-26 2007-02-27 Tdk Corporation Solid electrolytic capacitor
JP2006073791A (ja) * 2004-09-02 2006-03-16 Nec Tokin Corp 表面実装薄型コンデンサ
JP4757698B2 (ja) * 2005-05-11 2011-08-24 Necトーキン株式会社 固体電解コンデンサ
JP2008098394A (ja) * 2006-10-12 2008-04-24 Nec Tokin Corp 固体電解コンデンサ
JP4803744B2 (ja) * 2007-05-22 2011-10-26 Necトーキン株式会社 薄型固体電解コンデンサ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010206030A (ja) 2010-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101320627B (zh) 固体电解电容器
US6836401B2 (en) Capacitor, laminated capacitor, and capacitor built-in-board
JP2011071559A (ja) 固体電解コンデンサ
TW200937469A (en) Stacked solid electrolytic capacitor
US20120018206A1 (en) Solid electrolytic capacitor
JP2006237520A (ja) 薄型多端子コンデンサおよびその製造方法
JP2010272591A (ja) 表面実装用のデバイス
JP2009164168A (ja) コンデンサ用インターポーザ
JP4688675B2 (ja) 積層型固体電解コンデンサ
JP2002237431A (ja) 固体電解コンデンサ及びその製造方法
JP2008270464A (ja) 固体電解コンデンサ
JP5445737B2 (ja) 固体電解コンデンサ
JP2002353073A (ja) 回路モジュール
JPH08273983A (ja) アルミ固体コンデンサ
WO2019058535A1 (ja) 固体電解コンデンサおよびその製造方法
JP2007258456A (ja) 積層型固体電解コンデンサ
WO2010113978A1 (ja) 固体電解コンデンサ
JP2005158903A (ja) 固体電解コンデンサ
JP5346847B2 (ja) 固体電解コンデンサ
US8724295B2 (en) Solid electrolytic capacitor
JP5279019B2 (ja) 固体電解コンデンサ
JP2010182706A (ja) 積層固体電解コンデンサ
JP5411047B2 (ja) 積層固体電解コンデンサ及びその製造方法
JP2010239089A (ja) 固体電解コンデンサ
JP2010239090A (ja) 固体電解コンデンサ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120301

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130425

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130830

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130911

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131101

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131127

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131210

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5445737

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150