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JP5479777B2 - パンツ型使い捨ておむつ - Google Patents

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Description

本発明は、着用感や防漏性に優れたパンツ型使い捨ておむつに関する。
従来より、ウエスト開口部や一対のレッグ開口部に、ギャザーを形成させるように複数本の弾性部材が配されたパンツ型使い捨ておむつが知られている。例えば、特許文献1には、レッグ開口部の周縁に沿ってレッグ弾性領域が形成されており、該レッグ弾性領域は、腹側部から股下部に亘って配された複数本の第1弾性部材と、背側部から股下部に亘って配された複数本の第2弾性部材とを備え、股下部において、複数本の第1及び第2弾性部材が互いに重なっているパンツ型使い捨ておむつが開示されている。
しかし、特許文献1に記載のパンツ型使い捨ておむつは、股下部において、複数本の第1及び第2弾性部材が互いに重なっている構成を有しているため、この互いに重なる部分の収縮力が一層高くなっており、吸収体折れが助長される可能性がある。このように吸収体に折れが生じると、パンツ型使い捨ておむつの着用感が劣り、折れにより漏れが生じてしまう場合がある。
また、特許文献2には、レッグギャザーを形成するための弾性部材が、トップシートを構成する2層のシート状材料に取り付けられた状態で、主としてレッグホール周辺のみに存在しており、 弾性部材を必要としない股下区域には、わずかなテール部分が残存するに過ぎないパンツ型使い捨ておむつが開示されている。
しかし、特許文献2に記載のパンツ型使い捨ておむつは、レッグホールの周縁に2組の弾性部材を伸張状態で配し、股下部で2組の弾性部材をクロスオーバーさせ、このクロスオーバー部分を含むように、熱圧着により不織布と弾性部材を結合させてレッグギャザーを形成している。このように、クロスオーバー部分を含んで不織布と弾性部材を結合させると、クロスオーバー部分の弾性部材の収縮力により、股下部に皺が発生し易く、皺の発生により、パンツ型使い捨ておむつの着用感が劣り、皺により漏れが生じてしまう場合がある。
特開2003−102779号公報 特開平6−327716号公報
したがって、本発明の課題は、弾性部材の収縮力により、吸収体に折れが生じ難く、股下部にも皺が発生し難く、着用感や防漏性に優れたパンツ型使い捨ておむつを提供することにある。
本発明は、腹側部の両側部と背側部の両側部とが互いに接合されて、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部が形成され、一対の該レッグ開口部それぞれに沿って配された複数本の第1弾性部材及び複数本の第2弾性部材により形成された一対のレッグギャザーを有するパンツ型の使い捨ておむつであって、前記第1弾性部材は、前記腹側部の一方の前記レッグ開口部から、股下部を通り該腹側部の他方の前記レッグ開口部に亘って伸張状態で配され、前記第2弾性部材は、前記背側部の一方の前記レッグ開口部から、前記股下部を通り該背側部の他方の前記レッグ開口部に亘って伸張状態で配され、前記股下部には、前記第1及び第2弾性部材を固着する第1股下接着領域及び第2股下接着領域が形成され、該第1股下接着領域と該第2股下接着領域との間には非接着領域が形成されており、前記第1及び第2弾性部材は、前記第1及び第2股下接着領域において固着され、前記非接着領域の中央部においてカットされており、複数本の前記第1及び第2弾性部材は、前記股下部においては、少なくとも1本ずつが互いに交差しており、該第1及び第2弾性部材の交差する交差点が、前記第1及び第2股下接着領域それぞれの前記レッグ開口部側の外方に配されているパンツ型使い捨ておむつを提供するものである。
本発明のパンツ型使い捨ておむつによれば、弾性部材の収縮力により、吸収体に折れが生じ難く、股下部にも皺が発生し難いので、着用感や防漏性が向上する。
図1は、本発明の第1実施形態であるパンツ型使い捨ておむつを示す斜視図である。 図2は、図1に示すパンツ型使い捨ておむつを展開して伸張した状態を示す展開平面図である。 図3は、図2に示すパンツ型使い捨ておむつの股下部の拡大平面図である。 図4は、図2に示すパンツ型使い捨ておむつの複数本の第1弾性部材及び複数本の第2弾性部材と、第1股下接着領域及び第2股下接着領域との位置関係を示す要部拡大平面図である。 図5は、本発明の第2実施形態であるパンツ型使い捨ておむつの複数本の第1弾性部材及び複数本の第2弾性部材と、第1股下接着領域及び第2股下接着領域との位置関係を示す要部拡大平面図である。
以下、本発明のパンツ型使い捨ておむつの好ましい第1実施形態について、図1〜図4に基づいて説明する。
第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1A(以下、「おむつ1A」ともいう。)は、図1〜図2に示すように、腹側部Aの両側部6a,6aと背側部Bの両側部6b,6bとが互いに接合されて、ウエスト開口部D及び一対のレッグ開口部E,Eが形成され、一対のレッグ開口部E,Eそれぞれに沿って配された複数本の第1弾性部材71及び複数本の第2弾性部材72により形成された一対のレッグギャザー70,70を有している。
おむつ1Aは、図2,図3に示すように、おむつ1Aの長手方向に延びる中心線CLに対して左右対称に形成されている。従って以下の説明では、左右対称な部分については、主に、左側について説明する。
おむつ1Aについて、詳述すると、おむつ1Aは、図2に示すように、液透過性の表面シート2、液不透過性(撥水性も含む)の裏面シート3及び両シート2,3間に介在された吸収体4を有する実質的に縦長の吸収性本体5と、該吸収性本体5の裏面シート3側に配され吸収性本体5の外方全域に亘って延出する外層体6とを備えている。吸収性本体5は、外層体6に接合固定されている。おむつ1Aは、図1,図2に示すように、延出した外層体6の腹側部Aの両側縁部6a,6a及び背側部Bの両側縁部6b,6bを互いに重ね合わせて融着し、ウエスト開口部D及び一対のレッグ開口部E,Eを形成している。おむつ1Aは、図1,図2に示すように、装着者の腹側に位置する腹側部A、装着時に装着者の背側に位置する背側部B、及び腹側部Aと背側部Bとの間に配置される股下部Cを有している。
おむつ1Aにおいて、吸収体4は、中央部分が括れた砂時計状(図1,図3参照)であり、表面シート2及び裏面シート3は、それぞれ長方形状であり、表面シート2及び裏面シート3は、図2に示すように、吸収体4の長手方向(以下「Y方向」という。Y方向:中心線CLに平行な方向をいう。)の両端縁から延出した部分において互いに接合され、幅方向(以下「X方向」という。X方向:使い捨ておむつ1Aの長手方向に延びる中心線CLに垂直な方向をいう。)の両端縁から延出した部分において互いに接合されている。このように接合することにより、縦長の長方形状の吸収性本体5が形成されている。
外層体6は、図2に示すように、その長手方向(Y方向)に、腹側部A、股下部C及び背側部Bを有している。外層体6は、図2に示すように、吸収性本体5の外方全域に亘って延出しており、その両側縁に、長手方向(Y方向)中央部において内方に括れた括れ部6d,6dを有している。これら括れ部6d,6dは、外層体6の腹側部Aの両側縁部6a,6a及び背側部Bの両側縁部6b,6bを互いに重ね合わせて融着した際に、一対のレッグ開口部E,Eとなる部分である。第1実施形態における外層体6は、図2に示すように、パンツ型吸収性物品の最外表面となる外層シート61及び外層シート61の内面側に配されている内層シート62から形成されている。
外層体6を構成する外層シート61及び内層シート62の間には、図1,図2に示すように、第1弾性部材71及び第2弾性部材72、ウエスト弾性部材8及び胴廻り弾性部材9が配されて、環状の一対のレッグ弾性領域(レッグギャザー)70,70、ウエスト弾性領域(ウエストギャザー)80及び胴回り弾性領域(胴回りギャザー)90が形成されている。ウエスト弾性領域(ウエストギャザー)80は、複数本のウエスト弾性部材8を、図1,図2に示すように、吸収性本体5より長手方向(Y方向)外方であって、外層体6の腹側部Aにおける両側縁部6a,6b及び背側部Bにおける両側縁部6b,6b間に亘ってそれぞれ伸張状態で配することにより形成されている。胴回り弾性領域(胴回りギャザー)90は、複数本の胴廻り弾性部材9を、図1,図2に示すように、ウエスト弾性部材8と外層体6の括れ部6dとの間であって、外層体6の腹側部Aにおける両側縁部6a,6b及び背側部Bにおける両側縁部6b,6b間に亘って伸張状態で配することにより形成されている。
おむつ1Aの外層体6を構成する外層シート61及び内層シート62の間には、図2,図3に示すように、腹側部Aの全域において接着剤が塗布された腹側接着領域G3と、背側部Bの全域において接着剤が塗布された背側接着領域G4と、股下部Cにおいて接着剤が塗布された第1股下接着領域G1及び第2股下接着領域G2とが形成されている。おむつ1Aの股下部Cには、図3に示すように、複数本の第1弾性部材71及び複数本の第2弾性部材72を固着する第1股下接着領域G1及び第2股下接着領域G2が形成され、第1股下接着領域G1と第2股下接着領域G2との間には非接着領域Nが形成されており、複数本の第1弾性部材71及び複数本の第2弾性部材72は、第1股下接着領域G1及び第2股下接着領域G2において固着され、非接着領域Nの中央部N1においてカットされている。おむつ1Aの股下部Cについて、以下、図2〜図4を参照しながら具体的に説明する。
複数本の第1弾性部材71は、図2に示すように、腹側部Aの一方(本実施形態においては、図2の左側)のレッグ開口部E(括れ部6d)から、股下部Cを通り腹側部Aの他方(本実施形態においては、図2の右側)のレッグ開口部E(括れ部6d)に亘って伸張状態で配され、後述する股下部Cの非接着領域Nの中央部N1でカットされている。詳述すると、複数本の第1弾性部材71は、図2,図3に示すように、腹側部Aの一方(図2の左側)の側縁部6aから腹側部Aの一方(図2の左側)のレッグ開口部E(括れ部6d)に沿って配され、股下部Cを通り、腹側部Aの他方(図2の右側)のレッグ開口部E(括れ部6d)沿って腹側部Aの他方(図2の右側)の側縁部6aに至るまで伸張状態で配され、股下部Cにおいて、接着剤の塗布されていない後述する非接着領域Nの中央部(中心線CLを含む部位)N1でそれぞれカットされている。
複数本の第2弾性部材72は、図2に示すように、背側部Bの一方(図2の左側)のレッグ開口部E(括れ部6d)から、股下部Cを通り背側部Bの他方(図2の右側)のレッグ開口部E(括れ部6d)に亘って伸張状態で配され、股下部Cの非接着領域Nの中央部N1でカットされている。詳述すると、複数本の第2弾性部材71は、図2,図3に示すように、第1弾性部材71と同様に、背側部Bの一方(図2の左側)の側縁部6aから背側部Bの一方(図2の左側)のレッグ開口部E(括れ部6d)に沿って配され、股下部Cを通り、背側部Bの他方(図2の右側)のレッグ開口部E(括れ部6d)沿って背側部Bの他方(図2の右側)の側縁部6aに至るまで伸張状態で配され、股下部Cにおいて、接着剤の塗布されていない非接着領域Nの中央部N1でそれぞれカットされている。
おむつ1Aの外層体6の第1股下接着領域G1及び第2股下接着領域G2では、複数本の第1弾性部材71及び複数本の第2弾性部材72が固着されている。第1股下接着領域G1及び第2股下接着領域G2は、図3に示すように、おむつ1Aの長手方向(Y方向)において、腹側接着領域G3及び背側接着領域G4と離間して形成されており、おむつ1Aの幅方向(X方向)において、レッグ開口部E(括れ部6d)の開口縁よりも内側に配されている。第1股下接着領域G1と第2股下接着領域G2との間には、図3に示すように、接着剤の塗布されていない非接着領域Nが形成されている。
第1股下接着領域G1及び第2股下接着領域G2は、図2,図3に示すように、それぞれ四角形状である。図2,図3に示すように、第1股下接着領域G1と第2股下接着領域G2とは、おむつ1Aの中心線CLに対して左右対称的に形成されており、同じ形状であるため、以下、第1股下接着領域G1について説明する。
第1股下接着領域G1は、図2に示すように、その長手方向(Y方向)の長さL1が、おむつ1Aの股下部Cにおいて、複数本の第1弾性部材71及び複数本の第2弾性部材72の配置領域よりも広いことが好ましく、具体的には、10mm〜50mmであることが好ましく、長手方向(Y方向)の長さL1とおむつ1Aの長手方向(Y方向)の最大距離L2との比(L1/L2)が、1/54〜5/49であることが好ましく、3/54〜3/49であることが更に好ましい。また、図2に示すように、第1股下接着領域G1の幅方向(X方向)の幅W1は、25mm〜75mmであることが好ましく、幅方向(X方向)の幅W1とおむつ1Aの股下部Cにおける幅方向(X方向)の最小距離W2との比(W1/W2)が、1/16〜5/22であることが好ましく、1/8〜5/33であることが更に好ましい。
第1股下接着領域G1は、図3に示すように、そのレッグ開口部E(括れ部6d)側の外縁g1が、吸収体4のレッグ開口部E(括れ部6d)側の外縁41に沿って配されている。第1股下接着領域G1の外縁g1の形状は、図3に示すように、吸収体4の外縁41の形状に対応している。第1股下接着領域G1の外縁g1と吸収体4の外縁41との間隔は、弾性体に吸収体の持ち上げ効果を付与させる観点から、0mm〜50mmであることが好ましく、0mm〜20mmであることが更に好ましい。
第1股下接着領域G1と第2股下接着領域G2との間の非接着領域Nについて具体的に説明すると、図3に示すように、接着剤の塗布されていない非接着領域Nの幅方向(X方向)の幅W3は、10mm〜70mmであることが好ましく、幅方向(X方向)の幅W3とおむつ1Aの股下部Cにおける幅方向(X方向)の最小距離W2との比(W3/W2)が、1/18〜7/18であることが好ましく、2/9〜1/3であることが更に好ましい。
おむつ1Aは、図2,図3に示すように、腹側接着領域G3において、腹側部Aの外層シート61及び腹側部Aの内層シート62が固着されており、腹側部Aの外層シート61と腹側部Aの内層シート62との間には、腹側部Aのウエスト弾性部材8、腹側部Aの胴廻り弾性部材9、第1弾性部材71の一部分が固着されている。また、おむつ1Aは、図2,図3に示すように、背側接着領域G4において、背側部Bの外層シート61及び背側部Bの内層シート62が固着されており、背側部Bの外層シート61と背側部Bの内層シート62との間には、背側部Bのウエスト弾性部材8、背側部Bの胴廻り弾性部材9、第2弾性部材72の一部分が固着されている。また、おむつ1Aは、図2,図3に示すように、第1股下接着領域G1及び第2股下接着領域G2において、股下部Cの外層シート61及び股下部Cの内層シート62が固着されており、股下部Cの外層シート61と股下部Cの内層シート62との間には、股下部Cに配された第1弾性部材71の一部分及び第2弾性部材72の一部分が固着されており、股下部Cに配された第1弾性部材71及び第2弾性部材72は、図2,図3に示すように、非接着領域Nの中央部N1においてカットされている。
複数本の第1弾性部材71をカットすることにより、複数本の第1弾性部材71は、図2〜図4に示すように、腹側部Aの一方(図2の左側)のレッグ開口部E(括れ部6d)においては、レッグ開口部E(括れ部6d)に沿って配されたギャザー形成部71aと、このギャザー形成部71aから中心線CLに向かって延出するギャザー形成延長部71bとなる。腹側部Aの他方(図2の右側)のレッグ開口部E(括れ部6d)においても、同様に、複数本の第1弾性部材71は、図2〜図4に示すように、レッグ開口部E(括れ部6d)に沿って配されたギャザー形成部71aと、このギャザー形成部71aから中心線CLに向かって延出するギャザー形成延長部71bとなる。
複数本の第2弾性部材72をカットすることにより、第1弾性部材71と同様に、複数本の第2弾性部材72は、図2〜図4に示すように、背側部Bの一方(図2の左側)のレッグ開口部E(括れ部6d)においては、レッグ開口部E(括れ部6d)に沿って配されたギャザー形成部72aと、このギャザー形成部72aから中心線CLに向かって延出するギャザー形成延長部72bとなる。背側部Bの他方(図2の右側)のレッグ開口部E(括れ部6d)においても、同様に、複数本の第2弾性部材72は、図2〜図4に示すように、レッグ開口部E(括れ部6d)に沿って配されたギャザー形成部72aと、このギャザー形成部72aから中心線CLに向かって延出するギャザー形成延長部72bとなる。
おむつ1Aには、腹側部A及び背側部Bの一方(図2の左側)のレッグ開口部E(括れ部6d)に沿って配されたギャザー形成部71a及びギャザー形成部72aによりレッグ開口部Eの周縁に沿って環状に閉じ、さらにギャザー形成延長部71b,72bによりギャザー形成部71a及びギャザー形成部72aそれぞれから中心線CLに向かって延出したレッグ弾性領域(レッグギャザー)70が形成されている。同様に、おむつ1Aには、腹側部A及び背側部Bの他方(図2の右側)のレッグ開口部E(括れ部6d)に沿って配されたギャザー形成部71a及びギャザー形成部72aによりレッグ開口部Eの周縁に沿って環状に閉じ、さらにギャザー形成延長部71b,72bによりギャザー形成部71a及びギャザー形成部72aそれぞれから中心線CLに向かって延出したレッグ弾性領域(レッグギャザー)70が形成されている。
第1弾性部材71のギャザー形成延長部71b及び第2弾性部材72のギャザー形成延長部72bは、伸張状態の第1弾性部材71又は伸張状態の第2弾性部材72をカットすることにより形成されているため、第1股下接着領域G1及び第2股下接着領域G2においては、伸張状態で固着されており、第1股下接着領域G1及び第2股下接着領域G2より中心線CL側に延在する部分(第1股下接着領域G1と第2股下接着領域G2との間の非接着領域Nの部分)においては、スナップバックにより自然状態に戻った部分を含んでいる。
複数本の第1弾性部材71及び複数本の第2弾性部材72は、図3,図4に示すように、股下部Cにおいては、少なくとも1本ずつが互いに交差しており、第1弾性部材71及び第2弾性部材72の交差する交差点73が、第1股下接着領域G1及び第2股下接着領域G2それぞれのレッグ開口部E(括れ部6d)側の外方に配されている。
複数本の第1弾性部材71及び複数本の第2弾性部材72と、第1股下接着領域G1及び第2股下接着領域G2との位置関係について更に具体的に説明する。尚、第2股下接着領域G2は、中心線CLに対して対称的である以外は、第1股下接着領域G1と同様の構成であるため、第1股下接着領域G1について、複数本の第1弾性部材71及び複数本の第2弾性部材72との関係を説明する。
第1弾性部材71は、1本〜5本配されていることが好ましく、第1実施形態の第1弾性部材71は、図2〜図4に示すように、3本の弾性部材から形成されている。3本の第1弾性部材71は、図2〜図4に示すように、互いに重ならないように略等間隔に配されている。第1実施形態の3本の第1弾性部材71は、図3,図4に示すように、腹側部Aの一方(図2の左側)のレッグ開口部E(括れ部6d)及び腹側部Aの他方(図2の右側)のレッグ開口部E(括れ部6d)に対して最も近くに配されている第1弾性部材71Aと、最も離れて配されている第1弾性部材71Cと、第1弾性部材71A及び第1弾性部材71Cの間に配されている第1弾性部材71Bとから形成されている。
第2弾性部材72は、1本〜5本配されていることが好ましく、第1実施形態の第2弾性部材72は、図2〜図4に示すように、第1弾性部材71と同様に、3本の弾性部材から形成されている。3本の第2弾性部材72は、図2〜図4に示すように、第1弾性部材71と同様に、互いに重ならないように略等間隔に配されている。第1実施形態の3本の第2弾性部材72は、図3,図4に示すように、背側部Bの一方(図2の左側)のレッグ開口部E(括れ部6d)及び背側部Bの他方(図2の右側)のレッグ開口部E(括れ部6d)に対して最も近くに配されている第2弾性部材72Aと、最も離れて配されている第2弾性部材72Cと、第2弾性部材72A及び第2弾性部材72Cの間に配されている第2弾性部材72Bとから形成されている。
第1実施形態のおむつ1Aにおいては、図3,図4に示すように、第1弾性部材71Aと第2弾性部材72Aとが互いに1箇所で交差しており、第1弾性部材71A及び第2弾性部材72Aの交差する交差点73AA(交差点73AAの前側のAは第1弾性部材71AのAを意味し、後側のAは第2弾性部材72AのAを意味する。)が、第1股下接着領域G1のレッグ開口部E(括れ部6d)側(中心線CLから離れている側)の外方に配されている。第1弾性部材71A,71B,71Cと第2弾性部材72A,72B,72Cとは、交差点73AAで交わる以外では、重なっておらず、交差もしていない。図4に示すように、3本の第1弾性部材71A,71B,71C及び3本の第2弾性部材72A,72B,72Cそれぞれは、第1股下接着領域G1において、レッグ開口部E(括れ部6d)側から中心線CLに向かって配されており、互いに間隔を開けて、略並行に配されている。
第1実施形態のおむつ1Aの形成材料について説明する。
表面シート2、裏面シート3及び吸収体4としては、それぞれ、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられるものであれば、特に制限なく用いることができる。例えば、表面シート2としては、親水性且つ液透過性の不織布等を用いることができ、裏面シート3としては、液不透過性又は撥水性の樹脂フィルムや樹脂フィルムと不織布の積層体等を用いることができる。吸収体4としては、吸収性ポリマーの粒子及び繊維材料から構成され、ティッシュペーパ(図示せず)によって被覆されているものを用いることができる。
外層体6を構成する外層シート61と背側部Bの内層シート62としては、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられるものであれば、特に制限なく用いることができる。例えば、外層シート51及び内層シート52としては、撥水性の不織布等を用いることができる。
ウエスト弾性部材8、胴廻り弾性部材9、第1弾性部材71及び第2弾性部材72としては、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられるものであれば、特に制限なく用いることができる。例えば、天然ゴム、ポリウレタン、ポリスチレン−ポリイソプレン共重合体、ポリスチレン−ポリブタジエン共重合体、アクリル酸エチル−エチレン等のポリエチレン−αオレフィン共重合体等からなる伸縮性の材料等を用いることができる。
カット前の第1弾性部材71及び第2弾性部材72の伸張倍率は、肌に弾性体跡などのトラブルを起こさないことと、脚周りに隙間を生じさせないことを両立するという観点から、160%〜250%であることが好ましく、200%〜240%であることがさらに好ましい。ここでいう伸張倍率とは、未伸張時の長さをA(mm)、伸張時の長さをB(mm)とした際、次式から求められる値である。
伸張倍率(%)=(B/A)×100
第1股下接着領域G1、第2股下接着領域G2、腹側接着領域G3及び背側接着領域G4それぞれに塗布された接着剤としては、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられるものであれば、特に制限なく用いることができる。例えば、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(SIS)、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体(SBS)、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレン共重合体(SEBS)等のホットメルト粘着剤等やハップ剤等で使用するゲル状粘着剤等を用いることができる。接着剤の塗布パターンとしては、ストライプ状、スパイラル状、ベタ塗り、ドット状等が挙げられる。
第1股下接着領域G1及び第2股下接着領域G2における接着剤の塗布量それぞれは、弾性体の端部をしっかりと固定しながらレッグホールに沿って弾性体を保持させることで、脚周り全周に弾性体の影響を及ぼすという観点から、腹側接着領域G3における接着剤の塗布量又は背側接着領域G4における接着剤の塗布量よりも多いことが好ましい。第1股下接着領域G1及び第2股下接着領域G2における接着剤の塗布量は、2.5g/m2〜20g/m2であることが好ましく、10g/m2〜16g/m2であることが更に好ましい。一方、腹側接着領域G3における接着剤の塗布量又は背側接着領域G4における接着剤の塗布量は、1.0g/m2〜5.0g/m2であることが好ましく、2.0g/m2〜4.0g/m2であることが更に好ましい。
第1弾性部材71及び第2弾性部材72の非接着領域Nの中央部N1におけるカットには、各種公知の切断手段を用いることができる。例えばピンチカッター、ロータリーダイカッター、ヒートシールカッター、超音波カッター、ウォータージェットカッター等を用いることができる。
上述した本発明の第1実施形態のおむつ1Aを使用した際の作用効果について説明する。
おむつ1Aは、図3,図4に示すように、3本の第1弾性部材71の中の第1弾性部材71Aと3本の第2弾性部材72の中の第2弾性部材72Aが、股下部Cにおいて、互いに1箇所で交差しており、第1弾性部材71A及び第2弾性部材72Aの交差する交差点73AAが、第1股下接着領域G1のレッグ開口部E(括れ部6d)側の外方に配されている。第2股下接着領域G2と、第1弾性部材71及び複数本の第2弾性部材72との関係も同様である。このように、第1股下接着領域G1及び第2股下接着領域G2においては、図3,図4に示すように、3本の第1弾性部材71A,71B,71Cと3本の第2弾性部材72a,72B,72Cとは、何れも交差しておらず、弾性部材が広範囲に配されている。従って、使用時のおむつ1Aは、第1股下接着領域G1及び第2股下接着領域G2においては、弾性部材同士が重なりあうことによる弾性力の向上等がなく、吸収体4に折れが生じ難く、股下部Cにも皺が発生し難いので、着用感が向上する。また、使用時のおむつ1Aは、股下部Cにおいて、吸収性本体5の吸収体4を、広範囲に配された第1弾性部材71A,71B,71C及び第2弾性部材72a,72B,72Cにより股間に引き上げることができるので、防漏性が向上する。
また、おむつ1Aは、図1〜図4に示すように、第1股下接着領域G1と第2股下接着領域G2との間に非接着領域Nが形成されているので、股下部Cの通気性が向上し、おむつかぶれ等を防止することができる。
また、おむつ1Aは、図3に示すように、第1股下接着領域G1及び第2股下接着領域G2が、おむつ1Aの長手方向(Y方向)において、腹側接着領域G3及び背側接着領域Gと離間しており、おむつ1Aの幅方向(X方向)において、レッグ開口部E(括れ部6d)の開口縁よりも内側に配されている。また、おむつ1Aは、図3に示すように、第1股下接着領域G1と第2股下接着領域G2との間に非接着領域Nが形成されている。このように、おむつ1Aは、接着剤が塗布されていない領域を有しているのでコストダウンすることができる。
次に、本発明の第2実施形態の使い捨ておむつについて、図5に基づいて説明する。
第2実施形態の使い捨ておむつ1Bについては、第1実施形態の使い捨ておむつ1Aと異なる点について説明する。特に説明しない点は、第1実施形態の使い捨ておむつ1Aと同様であり、第1実施形態の使い捨ておむつ1Aの説明が適宜適用される。
第2実施形態の使い捨ておむつ1B(以下、「おむつ1B」ともいう。)は、複数本の第1弾性部材71及び複数本の第2弾性部材72が、股下部Cにおいては、互いに複数箇所で交差しており、第1弾性部材71と第2弾性部材72とが交差する複数個の交差点73の中で最も股下部Cの中央部N1側に位置する交差点73が、第1股下接着領域G1及び第2股下接着領域G2それぞれのレッグ開口部E(括れ部6d)側の外方に配されている。
複数本の第1弾性部材71及び複数本の第2弾性部材72と、第1股下接着領域G1及び第2股下接着領域G2との位置関係については、第1股下接着領域G1と第2股下接着領域G2とが中心線CLに対して対称的であるため、おむつ1Aと同様に、複数本の第1弾性部材71及び複数本の第2弾性部材72と、第1股下接着領域G1について説明する。
おむつ1Bは、図5に示すように、股下部Cにおいて、3本の第1弾性部材71の中の第1弾性部材71Aが、3本の第2弾性部材72A,72B,72Cそれぞれと交差しており、3個の交差点73AA(交差点73AAの前側のAは第1弾性部材71AのAを意味し、後側のAは第2弾性部材72AのAを意味する。),73AB,73ACを有している。また、おむつ1Bは、図5に示すように、股下部Cにおいて、3本の第1弾性部材71の中の第1弾性部材71Bが、2本の第2弾性部材72A,72Bそれぞれと交差しており、2個の交差点73BA,73BBを有している。おむつ1Bは、図5に示すように、股下部Cにおいて、3本の第1弾性部材71の中の第1弾性部材71Cが、1本の第2弾性部材72Aと交差しており、1個の交差点73CAを有している。
3本の第1弾性部材71A,71B,71Cと3本の第2弾性部材72A,72B,72Cとが交差する5個の交差点73AA,73AB,73AC,73BA,73BB,73,73CAの中で最も股下部Cの中央部N1側に位置する交差点73CAが、図5に示すように、第1股下接着領域G1のレッグ開口部E(括れ部6d)側の外方に配されている。
3本の第1弾性部材71A,71B,71C及び3本の第2弾性部材72A,72B,72Cは、互いに交差する6個の交差点73AA,73AB,73AC,73BA,73BB,73,73CAで交わる以外、図5に示すように、重なっておらず、交差もしていない。図5に示すように、3本の第1弾性部材71A,71B,71C及び3本の第2弾性部材72A,72B,72Cそれぞれは、第1股下接着領域G1において、レッグ開口部E(括れ部6d)側から中心線CLに向かって配されており、互いに略間隔を開けて、略並行に広範囲に配されている。
上述した本発明の第2実施形態の使い捨ておむつ1Bを使用した際の作用効果について説明する。
第2実施形態の使い捨ておむつ1Bは、第1実施形態の使い捨ておむつ1Aと同様の効果が得られる。以下、第1実施形態の展開型使い捨ておむつ1Aと異なる効果について説明する。
第2実施形態の使い捨ておむつ1Bは、第1股下接着領域G1における長手方向(Y方向)の長さL1の長さが短くても弾性体の端部を固定できるため、コスト的なメリットも大きい。
本発明の使い捨ておむつは、上述の第1実施形態の使い捨ておむつ1A及び第2実施形態の使い捨ておむつ1Bに何ら制限されるものではなく、適宜変更可能である。
例えば、上述のおむつ1A及びおむつ1Bにおいては、図4,図5に示すように、第1股下接着領域G1と第2股下接着領域G2との間に接着剤の塗布されていない非接着領域Nが形成されているが、伸張状態の第1弾性部材71又は伸張状態の第2弾性部材72を固着できない程度の少量の接着剤が塗布されていてもよい。
また、上述のおむつ1Aは、図3に示すように、第1股下接着領域G1及び第2股下接着領域G2が、おむつ1Aの長手方向(Y方向)において、腹側接着領域G3及び背側接着領域Gと離間しており、離間している部分には接着剤が塗布されていないが、第1股下接着領域G1及び第2股下接着領域G2の接着剤の塗布量よりも少量の接着剤が塗布されていてもよい。同様に、上述のおむつ1Aは、図3に示すように、第1股下接着領域G1及び第2股下接着領域G2が、おむつ1Aの幅方向(X方向)において、レッグ開口部E(括れ部6d)の開口縁よりも内側に配されており、第1股下接着領域G1及び第2股下接着領域G2よりレッグ開口部E(括れ部6d)側には接着剤が塗布されていないが、第1股下接着領域G1及び第2股下接着領域G2の接着剤の塗布量よりも少量の接着剤が塗布されていてもよい。
また、上述のおむつ1A及びおむつ1Bにおいては、外層シート61と内層シート62との2枚のシートからなる外層体6を備えているが、外層体6を有していないパンツ型使い捨ておむつであってもよく、外層体6を有していてもその外層体6が2枚のシートから形成されていなくてもよい。
1A,1B パンツ型使い捨ておむつ
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
41 レッグ開口部E(括れ部6d)側の外縁
5 吸収性本体
6 外層体
61 内層シート
62 外層シート
6d 括れ部
70 レッグ弾性領域(レッグギャザー)
71(71A,71B,71C) 第1弾性部材
72(72A,72B,72C) 第2弾性部材
71a,72a ギャザー形成部
71b,72b ギャザー形成延長部
73(73AA,73AB,73AC,73BA,73BB,73CA) 交差点
8 ウエスト弾性部材
80 ウエスト弾性領域(ウエストギャザー)
9 胴廻り弾性部材
90 胴回り弾性領域(胴回りギャザー)
A 背側部,B 腹側部,C 股下部,D ウエスト開口部,E レッグ開口部
G1 第1股下接着領域
g1 レッグ開口部E(括れ部6d)側の外縁
G2 第2股下接着領域,G3 腹側接着領域,G4 背側接着領域
N 非接着領域
N1 中央部

Claims (1)

  1. 腹側部の両側部と背側部の両側部とが互いに接合されて、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部が形成され、一対の該レッグ開口部それぞれに沿って配された複数本の第1弾性部材及び複数本の第2弾性部材により形成された一対のレッグギャザーを有するパンツ型の使い捨ておむつであって、
    前記第1弾性部材は、前記腹側部の一方の前記レッグ開口部から、股下部を通り該腹側部の他方の前記レッグ開口部に亘って伸張状態で配され、
    前記第2弾性部材は、前記背側部の一方の前記レッグ開口部から、前記股下部を通り該背側部の他方の前記レッグ開口部に亘って伸張状態で配され、
    前記股下部には、前記第1及び第2弾性部材を固着する第1股下接着領域及び第2股下接着領域が形成され、該第1股下接着領域と該第2股下接着領域との間には非接着領域が形成されており、前記第1及び第2弾性部材は、前記第1及び第2股下接着領域において固着され、前記非接着領域の中央部においてカットされており、
    複数本の前記第1及び第2弾性部材は、前記股下部においては、少なくとも1本ずつが互いに交差しており、該第1及び第2弾性部材の交差する交差点が、前記第1及び第2股下接着領域それぞれの前記レッグ開口部側の外方に配されており、
    複数本の前記第1弾性部材及び複数本の前記第2弾性部材は、前記股下部においては、互いに複数箇所で交差しており、
    前記第1弾性部材と前記第2弾性部材とが交差する複数個の交差点の中で最も前記股下部の前記中央部側に位置する交差点が、前記第1及び第2股下接着領域それぞれの前記レッグ開口部側の外方に配されており、
    前記第1及び第2股下接着領域における接着剤の塗布量それぞれは、複数本の前記第1弾性部材を前記腹側部で固着する接着剤の塗布量又は複数本の前記第2弾性部材を前記背側部で固着する接着剤の塗布量よりも多く、
    前記第1及び第2股下接着領域それぞれの前記レッグ開口部側の外縁は、前記パンツ型使い捨ておむつに備えられる吸収体の前記レッグ開口部側の外縁に沿って配されており、
    前記パンツ型使い捨ておむつは、表面シート、裏面シート及び両シート間に介在された吸収体を有する吸収性本体と、該吸収性本体の前記裏面シート側に配され該吸収性本体の外方全域に亘って延出する外層体とを備えており、
    前記外層体は、前記パンツ型の使い捨ておむつの最外表面となる外層シートと、該外層シートの内面側に配された内層シートとから形成され、
    複数本の前記第1及び第2弾性部材それぞれは、前記外層シート及び前記内層シートの間に配されており、
    前記第1弾性部材を前記腹側部で固着する前記接着剤は、前記外層シート及び前記内層シートの間に該腹側部の全域において塗布されて、腹側接着領域を形成し、
    前記第2弾性部材を前記背側部で固着する前記接着剤は、前記外層シート及び前記内層シートの間に該背側部の全域において塗布されて、背側接着領域を形成しており、
    前記第1股下接着領域及び前記第2股下接着領域は、前記使い捨ておむつの長手方向において、前記腹側接着領域及び前記背側接着領域と離間しており、離間している部分には接着剤が塗布されていないパンツ型使い捨ておむつ。
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