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JP5801887B2 - 無線ネットワークのノード間で通信するためのシステムおよび方法 - Google Patents

無線ネットワークのノード間で通信するためのシステムおよび方法 Download PDF

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、参照により本明細書に組み込まれている、「Systems and Methods for Communicating Among Nodes of a Wireless Network」という名称の、2010年6月29日に出願した米国仮特許出願第61/359,458号の優先権を主張するものである。
無線センサ・ネットワークは典型的には、システム内のデバイスの動作を監視するために使用されるセンサを有する、複数のノードを有する。センサ・データをノード間で交換し、所期の応用に適切なものとなりうるように、デバイスの動作制御を提供することができる。しかし、そのような無線センサ・ネットワークは、製造工場など、雑音環境内で実装され、ノード間の無線通信の信頼性に影響を及ぼすことがある。場合によっては、特定のノードがネットワークのいずれかの他のノードと通信できず、そのようなネットワークの実装が問題になることがある。
加えて、無線センサ・ネットワークのノードは、到達することが困難かつ/または不都合である位置に存在することがある。したがって、所与のノードの動作に影響を及ぼすか、または、その構成を変更するために、そのノードに物理的にアクセスすることは、煩わしい、または、問題のあることがある。
また、これまで取り組まれていない、無線センサ・ネットワークのノード間で信頼性のある通信を可能にする通信システムの必要性が存在する。そのようなシステムが、ユーザがそれらのノードのうち少なくともいくつかに直接アクセスする必要なしに、ユーザがそのようなノードを容易に管理できるようにすることが、望ましいであろう。
同一出願人による「Systems and Methods for Communicating Messages in Wireless Networks」という名称の、2009年5月8日に出願した米国特許出願第12/463,050号
本開示を、以下の図面を参照して、よりよく理解することができる。図面の要素は、必ずしも互いに一定の縮尺であるとは限らず、それよりも、本開示の原理を明らかに示すことに重きが置かれている。さらに、同様の参照番号は、いくつかの図の全体を通して、対応する部分を示す。
無線ネットワークのノード間の通信を可能にするためのシステムの例示的実施形態を示すブロック図である。 図1によって示されるものなど、無線ネットワークのノードの例示的実施形態を示すブロック図である。 図1によって示されるものなど、ネットワーク・ルーティング・サーバ(NRS)の例示的実施形態を示すブロック図である。 図1によって示されるものなど、通信装置の例示的実施形態を示すブロック図である。 図1によって示されるものなど、ウェブ・サーバの例示的実施形態を示すブロック図である。
本開示は一般に、無線ネットワークのノード間で通信するためのシステムに関する。1つの例示的実施形態では、無線ネットワークは、無線ネットワークの通信プロトコルに従って互いに通信するように構成される、複数のノードを有する。これらのノードのうち少なくとも1つは、他のノードの範囲外である。範囲外ノードは、無線ネットワークのものとは異なる通信プロトコルを有する、インターネットなど、ネットワークを介して、範囲外ノードおよび少なくとも1つの他のノードに結合される、ネットワーク・ルーティング・サーバ(NRS)を通して、他のノードと通信するように構成される。加えて、必要な場合、ユーザは、無線ネットワークのノードのいずれかと通信するために、ユーザがいかなるそのようなノードへの物理的アクセスも有していないとき、ウェブ・ブラウザを利用することができる。
図1は、通信システム20の例示的実施形態を示す。図1によって示すように、システム20は、無線パケット・ネットワーク28を形成する複数のノード21〜25を有する。この点について、各ノード21〜25は、ネットワーク28のメンバであり、メッセージが、ネットワーク28のために定義されたプロトコルに従って、ノード21〜25のいずれかの間で通信可能となっている。ネットワーク28は、他のネットワークから識別され、他のネットワークは、以下で「ネットワーク識別子」と呼ばれる識別子を介して、ネットワーク28と同じネットワークプロトコルを採用してもよい。ノード21〜25の各々は、ネットワーク28のためのネットワーク識別子を認識しており、ネットワーク28上で送信されるパケットのオーバーヘッドに、そのようなネットワーク識別子を含める。参照により本明細書に組み込まれている、同一出願人による、「Systems and Methods for Communicating Messages in Wireless Networks」という名称の、2009年5月8日に出願した米国特許出願第12/463,050号は、ネットワーク28を実装するために使用されうる例示的ノードについて記載している。ネットワーク28は、任意の数のノードを有してもよいことに留意されたい。1つの例示的実施形態では、ネットワーク28は、メッシュ・ネットワークとして実装される無線センサ・ネットワーク(WSN)である。しかし、ネットワーク28は、他の実施形態では別のタイプのものであってもよい。
説明の目的で、ノード21〜24は互いの無線通信範囲内であり、メッセージがノード21〜24の間で無線で通信可能になっていると仮定する。したがって、各ノード21〜24は、ネットワーク30を使用することなく、他のノード21〜24のいずれとも通信可能であり、これについては以下でより詳細に説明する。必要な場合、ノード21〜24のいずれも、無線接続ではなく、光ファイバーまたは導電接続など、物理媒体を介して、他のノード21〜24のいずれとも通信することができる。実際には、ネットワーク28が無線または完全に無線である必要はない。説明の目的で、ノード25はノード21〜24から遠隔に位置し、直接無線通信ではノード21〜24の範囲外になると仮定する。
メッセージは、宛先に到達するために、ネットワーク28内でノードからノードへとホップしてもよい。例えば、図1によって示す例示的実施形態では、ノード21〜23は互いの無線通信範囲内であり、ノード21〜23のいずれも、他のノード21〜23のいずれとも直接通信できるようになっていると仮定する。しかし、ノード24は、ノード23の無線通信範囲内でしかないと仮定する。他のノード21および22は、ノード23を使用して、メッセージをノード24へルーティングすることができる。この点について、ノード21〜24はそれぞれ、メッセージのためのルートを示す、ルーティング・テーブル31〜34を有する。当技術分野で知られているように、ルーティング・テーブルを、様々な技術によって作成かつ更新することができる。一般に、ノードは互いの間で通信して、様々な宛先のためのデータ・パスを知る。特定の宛先へのパスが発見されると、ルーティング・テーブル、または、そのパスに沿ったノードのテーブルが更新され、後に、メッセージをその宛先へルーティングするために使用されてもよい。
また、ネットワーク28のノード21がメッセージをノード24へ送信できるようにするために、ノード21は、そのようなメッセージがノード23を通してホップすることになることを示す、ルーティング・テーブル31を有してもよい。したがって、ノード21は、メッセージのヘッダに、メッセージの、ネクスト・ホップ、すなわち、メッセージを受信するべき最も近いノード(すなわち、この例では、ノード23)の「ホップ・アドレス」と呼ばれるノード識別子、ならびに、最終的にメッセージを受信かつ処理するべきノード(すなわち、この例では、ノード24)の「宛先アドレス」と呼ばれるノード識別子を挿入する。ホップ・アドレスに基づいて、ルーティング・ノード23は、メッセージを受信し、そのルーティング・テーブル33を調べて、メッセージをどこへルーティングするかを決定する。本例では、ルーティング・テーブル33は、ノード24を宛先とするメッセージをノード24へ直接送信できることを示す。したがって、ルーティング・ノード23は、ノード24のノード識別子を、メッセージのための宛先アドレスおよびホップ・アドレスの両方として使用して、メッセージを再送信する。ノード24は、メッセージを受信し、適宜処理する。このようにして、ノード21がノード24と直接通信できないとしても、ノード21は、メッセージを、ネットワーク28を通してノード24へルーティングされるようにすることができる。ルーティング・テーブルを使用して、メッシュ・ネットワークを通してメッセージをルーティングする概念は、一般に周知である。
一般に、ネットワーク28によって通信される、少なくとも2つのタイプのメッセージ、ユニキャスト・メッセージおよびマルチキャスト・メッセージがある。「ユニキャスト」メッセージは、「宛先」または「宛先ノード」と呼ばれる特定のノードを宛先とするメッセージを指す。そのようなメッセージは、宛先ノードを識別する宛先アドレスを含む。一般に、ネットワーク28内のノードは、そのノードがメッセージ内の宛先アドレスまたはホップ・アドレスによって識別されない限り、ユニキャスト・メッセージに応答しない。したがって、あるノードがユニキャスト・メッセージのための宛先ノードでないか、または、そのメッセージをその宛先へルーティングするためのデータ・パス内にない場合、そのノードは、ユニキャスト・メッセージに応答せず、それどころか、そのメッセージを受信すると廃棄する。一般に、ユニキャスト・メッセージはまた、そのメッセージを発信したノードを識別する送信元アドレス、および、そのメッセージを受信するべき最も近いノードを識別するホップ・アドレスをも含む。
1つの例示的実施形態では、データ通信の信頼性は、肯定応答の使用を通して高められる。すなわち、あるノード(「受信側ノード」)が別のノード(「送信側ノード」)から送信されたユニキャスト・メッセージを受信するとき、受信側ノードは、肯定応答によって送信側ノードに返答する。したがって、肯定応答を受信すると、送信側ノードは、ユニキャスト・メッセージが受信側ノードによって受信されたことを認識する。送信側ノードが、送信後のあらかじめ定義された期間内に肯定応答を受信しない場合、送信側ノードは、ユニキャスト・メッセージが受信側ノードに到達できなかったと仮定し、ユニキャスト・メッセージを再送信する。各メッセージは、送信側ノードのノード識別子を含むことに留意されたい。加えて、肯定応答は、データ・パスに沿った各ホップに対して送信される。したがって、データ・パスに沿った各ノードは、ネクスト・ホップがユニキャスト・メッセージを受信していることを確実にすることができる。
「マルチキャスト」メッセージは、一方、複数のノードを宛先とするメッセージである。多くの場合、マルチキャスト・メッセージが、ネットワーク28内のあらゆるノードによって受信かつ処理されることが意図される。マルチキャスト・メッセージは、ネットワーク・ノードのルーティング・テーブルによって示された、あらかじめ定義されたデータ・パスに沿って通信されず、肯定応答は、マルチキャスト・メッセージについては返されない。その代わりに、マルチキャスト・メッセージは一般に、そのメッセージを受信するノードによって、そのようなノードがそのメッセージによって識別されるかどうかにかかわらず、再ブロードキャストされる。一般に、マルチキャスト・メッセージは、送信元アドレスを含むが、宛先またはホップ・アドレスを含まない。
1つの例示的実施形態では、各マルチキャスト・メッセージは、そのメッセージが再送信されることになる回数を示す、「有効期間値」と呼ばれる値を含む。マルチキャスト・メッセージを受信する各ノードは、有効期間値がゼロなどの閾値を上回る限り、メッセージを再送信するように構成される。しかし、マルチキャスト・メッセージを再送信する前に、ノードは、有効期間値をデクリメントする。したがって、最終的に、あるノードは、有効期間値が閾値未満にデクリメントされた後、マルチキャスト・メッセージを受信し、したがって、メッセージを再送信しない。したがって、有効期間値に応じて、マルチキャスト・メッセージは、限定された時間にわたってネットワーク28を通して再ブロードキャストされる。同じマルチキャスト・メッセージが複数のノードによって受信され、そのような各ノードによって再送信されうることに留意されたい。このようにして、マルチキャスト・メッセージの送信後、そのメッセージは、有限期間にわたってネットワーク28を通して、他のノードによって繰り返し送信される。1つの例示的実施形態では、肯定応答は、マルチキャスト・メッセージについては通信されないが、肯定応答の通信は、必要な場合、可能である。その代わりに、ネットワーク28の各ノードがマルチキャスト・メッセージを受信したと仮定される。
パケット・ルーティングの態様をよりよく例示するため、ルーティング・テーブル31〜34を定義するための例示的技術を、以下でより詳細に説明する。しかし、様々な他の技術を使用して、ルーティング・テーブル31〜34を定義してもよいことは、強調されるべきである。
図1を参照すると、ノード22は、ノード24へのデータ・パスを既に発見していると仮定する。この点について、ルーティング・テーブル32は、ノード24を宛先とするメッセージがノード23を通してホップすることになることを示すと仮定する。この点について、テーブル32によって定義された各ルートのためのエントリがある。ノード24へのデータ・パスのためのエントリは、宛先としてのノード24のノード識別子、および、そのような宛先に到達するために、ネクスト・ホップとしてのノード23のノード識別子を含む。指示されたデータ・パスに沿った他のホップがもしある場合でも、テーブル32が他のホップのアドレスを含む必要はないことに留意されたい。
ノード22がメッセージをノード24へ送信することになる場合、ノード22は、少なくとも1つのデータ・パケットを介して、メッセージを送信する。データ・パケットは、ノード24を識別する宛先アドレスと、ノード23を識別するホップ・アドレスとを含む、ヘッダを有する。加えて、ノード23のルーティング・テーブル33は、ノード24を宛先とするメッセージをノード24へ直接通信してもよいことを示す。したがって、ノード23が、ノード24を宛先とする上記のデータ・パケットを受信するとき、ノード23は、ノード24を識別するようにホップ・アドレスを変更し、次いで、パケットを再送信することによって、パケットをノード24へ転送する。そのような例では、ノード22は送信元ノードであり、ノード24は宛先ノードであり、ノード23はルーティング・ノードであり、その理由は、送信元から宛先へのパケットがノード23を通してルーティングされるからである。他の例では、2つ以上のルーティング・ノードがあってもよいことに留意されたい。
ここで、ノード21は、依然としてノード24へのルートを発見しなければならないが、このノード24と通信することを望むと仮定する。また、ノード21は、ノード24の無線通信範囲内にないとも仮定する。したがって、ノード21および24の間の直接通信は、可能ではない。ノード24へのルートを発見するために、ノード21は、以下で「ルート発見メッセージ」と呼ばれるメッセージをブロードキャストする。1つの例示的実施形態では、ルート発見メッセージは、マルチキャスト・メッセージのように再ブロードキャストされ、メッセージを最初にブロードキャストしたノード21のノード識別子を含む。ルート発見メッセージはまた、そのためのルートが探索されている、「宛先ノード」と呼ばれる、ノード24のノード識別子をも含む。
「受信側ノード」と呼ばれるノードがルート発見メッセージを受信するとき、受信側ノードは、それが宛先ノードであるかどうかを判定する。それが宛先ノードでない場合、受信側ノードは、メッセージを再ブロードキャストする。しかし、多数の他のマルチキャスト・メッセージとは異なり、受信側ノードは、再ブロードキャストされるメッセージ内にそれ自体の識別子を含める。したがって、ルート発見メッセージは、宛先ノードで最終的に受信されるとき、メッセージを最初にブロードキャストしたノード21のノード識別子、および、そのようなノード21から宛先ノード24までのホップのすべてのノード識別子を含むようになる。したがって、このメッセージは、ノード21から宛先ノード24までの完全なルートを示す。ルート発見メッセージに含まれたホップ・アドレスが使用されて、ルート発見メッセージの二重フィルタリングが可能になる。この点について、メッセージ内で識別されたホップ・ノードのいずれかが、ネットワーク28の別のノードからメッセージを受信する場合、このホップ・ノードは、メッセージ内のそれ自体の識別子に応答して、メッセージの再ブロードキャストを控える。したがって、宛先ノード24が同じホップ・ノードから同じルート発見メッセージの複数の「ピング」を受信することは、防止される。
ルート発見メッセージを受信するノードは、そのようなメッセージに基づいて、それ自体のルーティング・テーブルを更新するように構成されてもよい。この点について、1つの例示的実施形態では、受信側ノードのルーティング・テーブルが、ルート発見メッセージを最初に送信したノード21のためのルートを示さない場合、受信側ノードは、最初の送信側ノード21のためのエントリを含むように、そのルーティング・テーブルを更新する。受信側ノードはまた、ルート発見メッセージ内のアドレスに基づいて、最初の送信側ノード21へのルートのためのネクスト・ホップのノード識別子を含むように、そのようなエントリの更新も行う。この点について、そのルーティング・テーブル・エントリ内に含まれるネクスト・ホップのノード識別子は、そこからルート発見メッセージが直接受信されたアドレス(すなわち、ルート発見メッセージのための最後のホップのアドレス)である。その後、そのエントリが後に使用されて、ルート発見メッセージを最初に送信したノード21へ、メッセージが送信されてもよい。
ルート発見メッセージを受信するノードが、それがメッセージ内で識別された宛先ノードであると判定する場合、そのノードは、ルート発見メッセージを最初にブロードキャストしたノード21へのユニキャスト・メッセージにより、ルート発見メッセージに応答する。この点について、ユニキャスト・メッセージは、最初の送信側ノード21(すなわち、ルート発見メッセージの送信元)、および、ネクスト・ホップのアドレスを識別し、ネクスト・ホップは、そこからルート発見メッセージが宛先ノード24によって直接受信されたものと同じノードである。したがって、このメッセージは、受信されたルート発見メッセージ内のアドレスによって定義されたパスを通して、ルート発見メッセージを最初にブロードキャストしたノード21へルーティングされる。このノード21は次いで、宛先ノード24へのルートを適切に示すように、そのルーティング・テーブル31を更新する。この点について、ノード21は、そのルーティング・テーブル31内にエントリを作成し、宛先ノード24のノード識別子を含める。ノード21はまた、ネクスト・ホップのノード識別子をも含め、ネクスト・ホップは、そこからユニキャスト・メッセージが直接受信されたノード(すなわち、ノード21によって受信される前の、ユニキャスト・メッセージのための最後のホップ・ノードのアドレス)である。ネットワーク28内で通信される各ユニキャスト・メッセージは、送信側ノードのアドレス(すなわち、そこからメッセージが送信されているノード)、および、したがって、メッセージの最後のホップのアドレスを含むことが好ましいことに留意されたい。
本例では、ノード21のルーティング・テーブル31は、ノード24を宛先とするメッセージがノード23を通してルーティングされることになることを示し、ノード23は、そのようなメッセージをノード24へ直接ルーティングするように構成されると仮定する。したがって、あるメッセージがノード24へ送信されることになる場合、ノード21は、ルーティング・テーブル31に基づいて、ノード24を宛先として、および、ノード23をネクスト・ホップとして識別する少なくとも1つのパケットを送信する。パケットを受信すると、ノード23は、そのルーティング・テーブル33に基づいて、ネクスト・ホップ・アドレスをノード24のアドレスに変更することによって、パケットをノード24へ転送する。
図1によって示すように、ノード22および25は、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、または、他のタイプの知られている、もしくは将来開発されるネットワークなど、ネットワーク30に結合される。1つの例示的実施形態では、ネットワーク30はインターネットを備えるが、他の実施形態では、他のタイプのネットワークが使用されてもよい。説明の目的で、以下で、ネットワーク30はインターネットであると仮定する。
ネットワーク30もまた、ネットワーク・ルーティング・サーバ(NRS)36に結合される。NRS36は、無線ネットワーク28のためのメッセージをルーティングするためのルーティング情報(例えば、ルーティング・テーブル82)を格納する。この点について、以下でより詳細に説明するように、ネットワーク30にアクセスできるネットワーク28の各ノードは、NRS36と通信して、NRS36がネットワーク28のメッセージをルーティングするためにそのようなノードを使用できるようにする。
図2は、ネットワーク30を通してNRS36と通信することができる、ノード22の例示的実施形態を示す。図2によって示すように、ノード22は、ノード22の動作を制御するように構成される、ノード・ロジック51を備える。ノード・ロジック51を、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、または、それらの任意の組み合わせで実装することができる。図2に示す例示的実施形態では、ノード・ロジック51は、ソフトウェアで実装され、メモリ53に格納され、メモリ53はまた、そのノードのルーティング・テーブル32をも格納する。
ノード・ロジック51は、ソフトウェアで実装されるとき、命令をフェッチかつ実行することができる命令実行装置によって、または、命令実行装置に関連して使用するために、任意のコンピュータ可読媒体で格納かつトランスポートされうることに留意されたい。本明細書に関しては、「コンピュータ可読媒体」は、命令実行装置によって、または、命令実行装置に関連して使用するためのプログラムを含むか、または格納することができる、任意の手段でありうる。
図2によって示すノード22の例示的実施形態は、少なくとも1つのバスを含みうる、ローカル・インタフェース56を介して、ノード22内の他の要素に通信し、他の要素を駆動する、デジタル信号プロセッサ(DSP)または中央処理装置(CPU)など、少なくとも1つの従来の処理要素54を備える。さらに、ノード22は、ノード22の範囲内のもう1つのノード21、23または24と、無線信号(例えば、無線周波数信号)を通信するために使用されうる、無線ネットワーク・インタフェース58を備える。他の実施形態では、ノード22は、光ファイバーまたは導電接続など、物理媒体を介して、1つまたは複数の他のノード21、23または23と通信するように構成されうる。
ノード22はまた、ノード22がネットワーク30と通信できるようにするための、モデムなど、ネットワーク・インタフェース59をも備える。他のノード21および23〜25は、図2によって示す例示的ノード22と同様に構成されてもよいことに留意されたい。しかし、説明の目的で、ノード21、23および24は、ネットワーク30のためのネットワーク・インタフェース59を有していないと仮定する。1つの例示的実施形態では、ノード22のネットワーク・インタフェース59は、導電または光ファイバー接続など、物理媒体を介してネットワーク30に接続される。しかし、ノード22は、必要な場合、無線接続を介してネットワーク30に結合されてもよい。
上記のように、ネットワーク28は、ネットワーク28のノード21〜25がセンサを監視し、監視されたセンサに基づいてデバイスを制御する、無線センサ・ネットワークであってもよい。センサ・データは、あるノードによって読み取られ、制御決定を行うために、別のノードへ渡されてもよい。また、あるノードがセンサ・データに基づいて決定を行い、メッセージを別のノードへ送信して、そのセンサ・データに基づいて所望の方法で、そのノードに結合されたデバイスを制御するように、そのノードに命令してもよい。図2によって示すように、ノード22は、それに関して制御決定が行われうるセンサ・データを提供する、少なくとも1つのセンサ60を有してもよい。
図3は、NRS36の例示的実施形態を示す。図3によって示すように、NRS36は、NRS36の動作を制御するように構成される、NRSロジック71を備える。NRSロジック71を、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、または、それらの任意の組み合わせで実装することができる。図3に示す例示的実施形態では、NRSロジック71は、ソフトウェアで実装され、メモリ73に格納され、メモリ73はまた、NRS36のためのルーティング・テーブル82をも格納する。NRSロジック71は、ソフトウェアで実装されるとき、命令をフェッチかつ実行することができる命令実行装置によって、または、命令実行装置に関連して使用するために、任意のコンピュータ可読媒体で格納かつトランスポートされうることに留意されたい。
図3によって示すNRS36の例示的実施形態は、少なくとも1つのバスを含みうる、ローカル・インタフェース76を介して、NRS36内の他の要素に通信し、他の要素を駆動する、デジタル信号プロセッサ(DSP)または中央処理装置(CPU)など、少なくとも1つの従来の処理要素75を備える。さらに、NRS36は、NRS36がネットワーク30と通信できるようにするための、モデムなど、ネットワーク・インタフェース77を備える。1つの例示的実施形態では、ネットワーク・インタフェース77は、導電または光ファイバー接続など、物理媒体を介してネットワーク30に接続される。しかし、NRS36は、必要な場合、無線接続を介してネットワーク30に結合されてもよい。
上記のように、ネットワーク28の1つまたは複数のノード21〜24は、NRS36を使用して、ノード25など、ネットワーク28の範囲外ノードのためのメッセージをルーティングしてもよい。NRS36をそのような方法で使用するための例示的技術を、以下で説明する。
ネットワーク30との接続性に応じて、ノード25は、「登録メッセージ」と呼ばれるメッセージを、ネットワーク30を介してNRS36へ送信するように構成される。登録メッセージは、ネットワーク28上のノード25を識別するために使用されるノード識別子を含み、登録メッセージは、それに対してノード25がメンバであるネットワーク28を識別するネットワーク識別子を含む。登録メッセージは、伝送制御プロトコル/インターネット・プロトコル(TCP/IP)によって通信され、したがって、ノード25のIPアドレスを含む。登録メッセージに応答して、NRS36は、ルーティング・テーブル82に、ノード25のノード識別子およびIPアドレス、ならびに、それに対してノード25がメンバであるネットワーク28のネットワーク識別子を格納するように構成される。
ノード22は、ネットワーク30との接続性に応じて、登録メッセージをNRS36へ送信するように、同様に構成される。そのような登録メッセージは、ノード22のノード識別子、ノード22のIPアドレス、および、それに対してノード22がメンバであるネットワーク28のネットワーク識別子を含み、NRS36は、そのような情報を格納する。したがって、NRS36は、ネットワーク28上の少なくともノード22および25の存在を認識しており、ネットワーク28のものとは異なる通信プロトコルを実装するネットワーク30を介して、ノード22および25と通信するための十分な情報(例えば、IPアドレス)を有する。
ノード24は、ユニキャスト・メッセージを、ネットワーク28を介してノード25へ送信することを望むと仮定する。ノード24および25の間のいかなる通信よりも前に、ノード24は、ユニキャスト・メッセージをノード25へ通信するためのパスを認識していないことがある。そのような場合、ノード24は、ノード25へのルートを発見するためのルート発見処理を開始してもよい。1つの例示的実施形態では、ノード24は、ノード25のノード識別子を含む、ルート発見メッセージをブロードキャストする。上記のように、ルート発見メッセージは、マルチキャスト・メッセージであることが好ましいが、他の実施形態では、他のタイプのメッセージングがそのようなメッセージのために使用されてもよい。
ルート発見メッセージを受信する各ノードは、そのルーティング・テーブルをチェックして、そのようなメッセージによって識別されたノード25へのルートを認識しているかどうかを確かめる。そうである場合、そのノードは、ユニキャスト・メッセージを、ルート発見メッセージが生じた元のノード24へ返信する。そうでない場合、そのノードは、ルート発見メッセージを再ブロードキャストして、他のノードがメッセージを受信し、かつ、所望の宛先へのルートを潜在的に発見することができるようにする。
本例では、ノード22および23は、ルート発見メッセージを受信するが、ノード25へのルートを認識していないと仮定する。そのような場合、ノード22および23は共に、ルート発見メッセージを再ブロードキャストする。
ノード22は、ノード22とネットワーク30の間の接続を、ネットワーク28の接続であると見なす。具体的には、そのような接続は、ノード22をNRS36へ接続し、NRS36は、ノード22にとって、ネットワーク28の別のノードであるように見える。ノード22は、ネットワーク30への接続を、ネットワーク28の別のパスであると見なすので、ノード22は、ルート発見メッセージを、ネットワーク30を通してNRS36へ送信する。この点について、ノード22は、そのようなメッセージを1つまたは複数のTCP/IPパケット内にカプセル化し、その1つまたは複数のTCP/IPパケットをNRS36へ送信する。
ルート発見メッセージを受信すると、NRS36は、そのルーティング・テーブル82をチェックして、それがノード25へのルートを認識しているかどうかを判定する。ノード25はNRS36にあらかじめ登録したので、上記のように、NRS36のルーティング・テーブル82は、ノード25のノード識別子を含む。したがって、NRS36は、ルート発見メッセージに対する応答をノード22へ返信する。1つの例示的実施形態では、この応答は、ルート発見メッセージが生じた元のノード24を宛先とする、ネットワーク28のユニキャスト・メッセージである。NRS36は、そのようなメッセージを、ノード22を宛先とする1つまたは複数のTCP/IPパケット内にカプセル化する。したがって、ネットワーク30は、その1つまたは複数のTCP/IPパケットをノード22へ送信し、ノード22は、受信された1つまたは複数のパケットをカプセル化解除して、ユニキャスト応答メッセージを回復する。ノード22は次いで、そのユニキャスト応答メッセージをノード24へ転送する。上記の技術によれば、ノード22はまた、ノード25を宛先とするメッセージがNRS36へ送信されることになることを示すように、そのルーティング・テーブル32の更新も行う。
ユニキャスト応答メッセージを受信すると、ノード24は、ノード22が、ノード25を宛先とするメッセージのためのネクスト・ホップであることを示すように、そのルーティング・テーブル34を更新する。このようにして、ノード24はここで、ノード22およびNRS36を通してトラバースするノード25へのパスを認識している。したがって、ノード24は、ノード25を宛先とするユニキャスト・メッセージを送信し、そのようなメッセージは、ノード22をネクスト・ホップとして識別する。ノード22は、そのメッセージを受信し、そのルーティング・テーブル32に基づいて、そのメッセージをNRS36へ転送する。この点について、ノード22は、そのメッセージを、NRS36を宛先とする1つまたは複数のTCP/IPパケット内にカプセル化する。
1つまたは複数のTCP/IPパケットを受信すると、NRS36は、その1つまたは複数のパケットをカプセル化解除して、メッセージを回復する。そのルーティング・テーブル82を使用して、NRS36は、ノード25のIPアドレスを決定し、そのメッセージを、ノード25を宛先とする1つまたは複数のTCP/IPパケットにカプセル化する。このようにして、ノード25は、ユニキャスト・メッセージをネットワーク30から受信する。したがって、ノード25がノード21〜24のいずれとも直接無線通信していないとしても、ノード24は、ネットワーク30(例えば、インターネット)およびNRS36を使用して、ノード22へのルートを発見し、ノード22と通信することができる。
同様の処理が、ノード25によって、ノード21〜24のいずれかのためのルートを発見するために使用されてもよいことに留意されたい。例えば、ノード25がメッセージをノード24へ、そのようなノード24へのルートを知る前に送信することを望むと仮定する。そのような場合、ノード25は、ノード24を識別するルート発見メッセージをNRS36へ送信してもよい。NRS36がノード24のノード識別子を格納中でない場合、NRS36は、ルート発見メッセージを、NRS36のルーティング・テーブル82によって識別されたネットワーク28のノードへブロードキャストする。このようにして、ノード22は、ルート発見メッセージを受信し、NRS36を通してノード25へ返答し、その理由は、ノード22が、識別されたノード24へのルートを認識しているからである。そのような返答に応答して、NRS36は、ノード24のためのエントリを含めるように、そのルーティング・テーブル82を更新し、そのようなエントリは、ノード22が、ノード24を宛先とするメッセージのためのネクスト・ホップであることを示す。したがって、NRS36が後に、ノード24を宛先とするユニキャスト・メッセージを受信する場合、NRS36は、TCP/IPを使用して、そのようなメッセージをノード22へ転送する。その後、ノード25は、NRS36へ、ノード24を宛先とするユニキャスト・メッセージを送信してもよく、NRS36は、そのメッセージをノード22へ転送し、ノード22は、そのメッセージをノード24へ転送する。
ユーザは、任意のノード21〜25またはNRS36を介して、ネットワーク28にアクセスしてもよい。しかし、ユーザは、任意のノード21〜25またはNRS36に物理的にアクセスできないが、ユーザは、ウェブ・ブラウザ48を有する通信装置44にはアクセスできると仮定する。単なる一例として、通信装置44は、例えば、携帯データ端末(PDA)、コンピュータまたは携帯電話など、デスクトップ、ラップトップまたはハンドヘルドなどのコンピュータであってもよい。他の実施形態では、様々な他のタイプの装置がウェブ・ブラウザ48を有してもよい。説明の目的で、装置44は、メッセージを通信するために、ネットワーク28によって使用されるプロトコルをサポートするように構成されないと仮定する。
図4は、通信装置44の例示的実施形態を示す。図4によって示すように、装置44は、装置44の動作を制御するように構成される、制御ロジック91を備える。制御ロジック91を、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、または、それらの任意の組み合わせで実装することができる。図4に示す例示的実施形態では、制御ロジック91は、ソフトウェアで実装され、メモリ93に格納され、メモリ93はまた、ウェブ・ブラウザ48をも格納する。制御ロジック91は、ソフトウェアで実装されるとき、命令をフェッチかつ実行することができる命令実行装置によって、または、命令実行装置に関連して使用するために、任意のコンピュータ可読媒体で格納かつトランスポートされうることに留意されたい。
図4によって示す通信装置44の例示的実施形態は、少なくとも1つのバスを含みうる、ローカル・インタフェース96を介して、装置44内の他の要素に通信し、他の要素を駆動する、デジタル信号プロセッサ(DSP)または中央処理装置(CPU)など、少なくとも1つの従来の処理要素95を備える。さらに、通信装置44は、通信装置44がネットワーク30と通信できるようにするための、モデムなど、ネットワーク・インタフェース97を備える。1つの例示的実施形態では、ネットワーク・インタフェース97は、導電または光ファイバー接続など、物理媒体を介してネットワーク30に接続される。しかし、通信装置44は、必要な場合、無線接続を介してネットワーク30に結合されてもよい。
通信装置44はまた、ユーザが入力を装置44に提供できるようにする、キーボード、キーパッド、マイクロフォン、または、タッチスクリーンなど、入力インタフェース98をも備える。通信装置44は、液晶ディスプレイ(LCD)、他のタイプの表示画面、または、プリンタなど、出力インタフェース99をさらに備える。
入力インタフェース98を使用して、ユーザは、ウェブ・ブラウザ48にアクセスして、TCP/IPメッセージングによって、ネットワーク30を通してウェブ・サーバ52との接続を確立してもよい。図1によって示すように、ウェブ・サーバ52は、ネットワーク28のプロトコルに適合するノード55を有する。ノード55はまた、あらかじめ定義されたノード識別子をも有する。1つの例示的実施形態では、ネットワーク28の各ノードは、そのMACアドレスの一部(例えば、最後の3バイト)を、ネットワーク28におけるそのノード識別子として使用するが、他の実施形態では、ノード識別子を決定するための他の技術が可能である。
図5は、ウェブ・サーバ52の例示的実施形態を示す。図5によって示すように、ウェブ・サーバ52は、ウェブ・サーバ52の動作を制御するように構成される、ウェブ・サーバ・ロジック111を備える。ウェブ・サーバ・ロジック111を、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、または、それらの任意の組み合わせで実装することができる。図5に示す例示的実施形態では、ウェブ・サーバ・ロジック111は、ソフトウェアで実装され、メモリ113に格納される。ウェブ・サーバ・ロジック111は、ソフトウェアで実装されるとき、命令をフェッチかつ実行することができる命令実行装置によって、または、命令実行装置に関連して使用するために、任意のコンピュータ可読媒体で格納かつトランスポートされうることに留意されたい。
図5によって示すウェブ・サーバ52の例示的実施形態は、少なくとも1つのバスを含みうる、ローカル・インタフェース116を介して、ウェブ・サーバ52内の他の要素に通信し、他の要素を駆動する、デジタル信号プロセッサ(DSP)または中央処理装置(CPU)など、少なくとも1つの従来の処理要素115を備える。さらに、ウェブ・サーバ52は、ウェブ・サーバ52がネットワーク30と通信できるようにするための、モデムなど、ネットワーク・インタフェース117を備える。1つの例示的実施形態では、ネットワーク・インタフェース117は、導電または光ファイバー接続など、物理媒体を介してネットワーク30に接続される。しかし、ウェブ・サーバ52は、必要な場合、無線接続を介してネットワーク30に結合されてもよい。
ウェブ・サーバ52との接続を確立した後、通信装置44のユーザは、ネットワーク28のためのネットワーク識別子を入力し、通信装置44は、そのようなネットワーク識別子をウェブ・サーバ52へ送信する。そのネットワーク識別子を受信すると、ウェブ・サーバ52は、そのネットワーク識別子をノード55に割り当て、ノード55が事実上、ネットワーク28のメンバになるようにする。
ノード55は、ネットワーク28の他のノード21〜25と同様に構成されてもよく、図5によって示すように、ノード55は、ルーティング・テーブル122を有する。そのようなルーティング・テーブル122は、NRS36に関連付けられたエントリを有する。そのようなエントリは、NRS36のIPアドレスを含む。そのようなエントリは、通信装置44がウェブ・サーバ52との接続を確立するより前に、定義されてもよい。しかし、1つの例示的実施形態では、NRS36のIPアドレスおよびノード識別子は、通信装置44によって提供される。例えば、NRS36のIPアドレスは、ノード55のノード識別子と共に、装置44のユーザによって入力され、ウェブ・サーバ52へ送信されてもよく、ウェブ・サーバ52は、そのような情報を使用して、NRS36のためのルーティング・テーブル・エントリを作成し、適切なノード識別子をノード55に割り当てる。そのような実施形態では、ネットワーク28の存在は、装置44との通信より前に、ウェブ・サーバ52に知られないことがある。
ウェブ・サーバ52がノード識別子をノード55に割り当て、NRS36のためにルーティング・テーブル122にエントリを作成すると、ノード55は、ノード22および25について上述したように、登録メッセージをNRS36へ送信することによって、NRS36に登録する。したがって、NRS36は、そのルーティング・テーブル82にノード55のためのエントリを追加する。そのようなエントリは、ノード55のノード識別子およびIPアドレスを示し、そのような情報をネットワーク28のネットワーク識別子と相関させる。ノード55はここで、範囲外ノード25について上述した技術を使用して、ネットワーク28の他のノード21〜25と通信してもよい。
例えば、ネットワーク発見処理が行われて、ノード55がネットワーク28の構成、および、ネットワーク28上の他のノード21〜25の存在を知るようにしてもよい。この点について、ノード55は、「ネットワーク発見メッセージ」と呼ばれるマルチキャスト・メッセージを送信してもよい。そのようなメッセージは、ノード55からNRS36へ送信され、NRS36は、そのメッセージをノード22および25へ再ブロードキャストする。さらに、ノード22は、ネットワーク発見メッセージを再ブロードキャストして、そのメッセージがノード21、23および24によって受信されるようにする。ネットワーク発見メッセージを受信する各ノード21〜25は、ノード55を宛先とするユニキャスト返答メッセージにより応答する。そのような返答を受信すると、ノード55は、ネットワーク28の各ノード21〜25のためのエントリを含むように、そのルーティング・テーブル122を構築する。他のノード21〜25のいずれも、ネットワーク発見メッセージを同様に発信して、ネットワーク28のトポロジを知り、そのそれぞれのルーティング・テーブルを構築するようにしてもよいことに留意されたい。
加えて、通信装置44のユーザは、ブラウザ48を通して、ノード21〜25のいずれかを制御してもよい。この点について、ウェブ・サーバ52は、ウェブ・ブラウザ48に対して、ユーザが見て、コマンドまたは他のメッセージを任意のノード21〜25へ送信したいという希望を示す入力など、入力を提供するために使用することができる、ウェブ・ページを提供する。そのようなウェブ・ページは、上記のルート発見処理によってノード55へ返された情報に基づいて、ネットワーク28のトポロジを表示してもよい。一例として、各ノード21〜25は、ウェブ・ページによって表示されるか、または、他の方法で示されてもよい。
説明の目的で、ユーザは、そのようなウェブ・ページを通して、コマンドをノード22へ送信するための入力を提出すると仮定する。ウェブ・サーバ52は、そのコマンドを受信し、ルーティング・テーブル122に基づいて、TCP/IPを使用して、そのコマンドを示すメッセージをNRS36へ送信することを、ノード55に行わせる。そのようなメッセージは、メッセージの送信元アドレスとして、ノード55のノード識別子を含むことに留意されたい。したがって、ネットワーク28の他のノード21〜25にとって、実際にはそのメッセージが通信装置44からのコマンドに応答したものであるとき、そのメッセージがノード55から生じたように見える。
NRS36は、そのコマンドを示すメッセージを、ルーティング・テーブル82に基づいて、TCP/IPおよびノード22のIPアドレスを使用して、ノード22へ転送する。それに応答して、ノード22は、通信装置44から送信された最初のコマンドによって命じられた動作を行う。
同様に、メッセージは、反対方向に通信されてもよい。例えば、ノード22がそのコマンドに対する返答を送信する場合、そのような返答は、TCP/IPおよびNRS36のIPアドレスによって、ネットワーク30を通してNRS36へ送信される。NRS36は、そのようなメッセージを、ルーティング・テーブル82に基づいて、TCP/IPおよびノード55のIPアドレスを使用して、ネットワーク30を通してノード55へ転送する。その返答からの情報は次いで、ウェブ・サーバ52によってホストされ、かつ、ブラウザ48を介してアクセスされる、ウェブ・ページを介して、ユーザに表示されてもよい。このように、ユーザが、ネットワーク28のプロトコルに適合するいかなる装置にも物理的にアクセスできない場合でも、ユーザは、それにもかかわらず、ネットワーク30に適合するデバイス(例えば、装置44)を使用して、ウェブ・サーバ52を通して、ネットワーク28にアクセスすることができる。
NRS36は、多数の無線ネットワークのためのルーティング・サービスを提供してもよく、その各々は、一意のネットワーク識別子によって識別されることに留意されたい。NRS36の各ルーティング・エントリは、そのエントリが関係するネットワークを識別するネットワーク識別子を含んでもよく、多数のメッセージに対して、NRS36は、それぞれのメッセージによって識別されたネットワークに関係するエントリのみを使用する。一例として、NRS36がルート発見メッセージをネットワーク28のノード21〜25から受信する場合、NRS36は、そのルート発見メッセージを、ルーティング・テーブル82によって示されるように、同じネットワーク28の他のノードへのみブロードキャストする。
しかし、あるネットワークのノードが、NRS36を通して、別のネットワークのノードと通信することは可能である。例えば、いくつかのメッセージ・タイプは、送信側ノードが別のネットワーク上のノードのためのノード・アドレスおよびネットワーク・アドレスを指定できるようにすることがある。そのようなメッセージを受信すると、NRS36は、そのメッセージが2つ以上のネットワークにわたってトラバースするように、そのメッセージを識別されたノードへ転送するように構成されてもよい。また、NRS36は、NRS36に登録された少なくとも1つのノードを有する、任意のネットワークのためのアクセス・ポイントの働きをしてもよい。
ネットワーク30が、それを通して通信されたメッセージに遅延を加えるか、または、通信を中断する可能性のある複雑性を導入することが、起こりうることに留意されたい。実際に、インターネットへの多数のゲートウェイは、いくつかの状況下でパケットの通過を妨げるか、または、追加の遅延を加えることがある、ファイアウォールを採用する。1つの例示的実施形態では、そのような遅延および中断は、NRS36およびウェブ・サーバ52との永続的接続を維持することによって軽減される。
この点について、上記のように、ノード22は、NRS36に登録するように構成される。登録後、ノード22は、NRS36との永続的接続を開始する。1つの例示的実施形態では、上記は、http「get」要求など、ダウンロード要求をNRS36へ送信することによって達成される。ダウンロード要求は、要求への返答においてノード22へダウンロードされるべきいくつかのバイトを指定することが好ましい。しかし、NRS36は、不完全な返答(すなわち、要求された量未満のいくつかのバイト)を送信するように構成される。したがって、接続は閉じられない。場合によっては、NRS36は、少量のデータを定期的に送信して、接続が開いたままであることを保証するように構成されてもよい。この点について、いくつかのファイアウォール、または、インターネット接続性を制御するための他のソフトウェアは、タイム・アウトに基づいて接続を閉じてもよい。NRS36からその接続を介して少量のデータを送信することは、そのようなタイム・アウトを再開する効果を有する。
NRS36が、ノード22を宛先とするか、または、ノード22を通過することになるメッセージを受信する場合、NRS36は、永続的接続を介して、そのメッセージを転送してもよい。そのような場合、そのメッセージは、ごくわずかな遅延と共にノード22に到達するはずである。この点について、ノード22とNRS36の間のいかなるファイアウォールも、NRS36が永続的接続を介してデータを提供することを期待し、したがって、送信されたメッセージを中断または遅延させない。したがって、NRS36とノード22の間で永続的接続を維持することによって、NRS36は、別のノードからのメッセージなど、データを、ごくわずかな遅延と共にノード22へ通信することができる。他の実施形態では、永続的接続を維持するための他の技術が可能である。
ネットワーク30を通して通信するデバイスのいずれも、遅延を低減しようとする取り組みにおいて、永続的接続を同様に維持してもよい。例えば、ウェブ・ブラウザ48は、ウェブ・サーバ52への永続的接続を維持してもよく、ウェブ・サーバ52は、NRS36への永続的接続を維持してもよい。加えて、ノード22および25の各々は、NRS36へのそれぞれの永続的接続を維持してもよい。したがって、メッセージは、いかなるノード21〜25および55から他のいかなるノードへも、NRS36を通して、ごくわずかな遅延と共に通信されうる。
各ノードが他方のノードのIPアドレスを認識していると仮定すると、ネットワーク30は、NRS36を使用することなく、任意の2つのノード間の通信のために使用されうることにも留意されたい。一例として、ノード25がノード22のIPアドレスを認識している場合、ノード25は、メッセージをノード22へ、ネットワーク30を通して、NRS36を使用せずに送信するように構成されてもよい。
加えて、上記の様々な実施形態では、ネットワーク30は、インターネットを備えるものとして説明される。しかし、インターネットの使用は不必要であり、ネットワーク30は、必要な場合、別のタイプまたは他のタイプのネットワークによって実装されてもよい。そのような他のネットワークは、TCP/IP以外のプロトコルを採用してもよい。様々な他の修正および変更は、本開示を読むことで、当業者には明らかになるであろう。

Claims (12)

  1. 第1のネットワーク(30)と、
    少なくとも第1のノード(22)、第2のノード(21、23、24)、および、第3のノード(25、55)を含む、無線ネットワーク(28)の複数のノードであって、前記第1のノードは、前記第2のノードと無線で通信するように構成され、前記第3のノードは、前記第1および第2のノードの無線通信範囲外であり、前記第1および第3のノードは、前記第1のネットワークの通信プロトコルによって、前記第1のネットワークと通信するように構成され、前記第1のネットワークの前記通信プロトコルは、前記無線ネットワークのための通信プロトコルとは異なる、無線ネットワーク(28)の複数のノードと、
    前記第1のネットワークの前記通信プロトコルによって、前記第1のネットワークと通信するように構成されたネットワーク・ルーティング・サーバ(NRS)(36)であって、前記NRSは、前記無線ネットワークのためのルーティング・テーブル(82)を有し、前記NRSは、前記第3のノードから、前記第1および第2のノードのうち1つを宛先とするメッセージを受信するように、かつ、前記メッセージを、前記NRSの前記ルーティング・テーブルに基づいて、前記第1のネットワークを介して前記第1のノードへ送信するように構成され、前記メッセージは、前記無線ネットワークの前記通信プロトコルに適合し、前記第3のノードは、前記NRSへの前記メッセージの送信のために前記第1のネットワークの前記通信プロトコルに従って前記メッセージをカプセル化するように構成され、前記NRSは、前記第1のノードへの前記メッセージの送信のために前記第1のネットワークの前記通信プロトコルに従って前記メッセージをカプセル化するように構成され、前記第1のノードは、前記第1のネットワークとの前記第1のノードの接続性に応じて前記NRSへ登録メッセージを送信するように構成され、前記NRSは、前記登録メッセージに応じて前記ルーティング・テーブルに前記第1のノードのアドレスを格納するように構成される、ネットワーク・ルーティング・サーバ(NRS)(36)と
    を備える、通信システム(20)。
  2. 前記第1のノードは、前記第1のネットワークを通して、前記NRSとの永続的接続を維持するように構成され、前記NRSは、前記メッセージを、前記永続的接続を介して前記第1のノードへ送信するように構成される、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記第1のネットワークは、インターネットを備え、前記NRSは、伝送制御プロトコル/インターネット・プロトコル(TCP/IP)によって、前記メッセージをカプセル化するように構成される、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記第3のノードへ、前記第1のネットワークを介して、前記第1および第2のノードのうちの前記1つのノードを制御するためのコマンドを送信するように構成される通信装置(44)をさらに備え、前記第3のノードは、前記コマンドに応答して、前記メッセージを前記NRSへ送信するように構成され、前記メッセージは、前記第3のノードのノード識別子を送信元アドレスとして含む、請求項1に記載のシステム。
  5. 前記第1のネットワークは、インターネットを備える、請求項4に記載のシステム。
  6. 前記通信装置は、ウェブ・ブラウザ(48)を備え、前記ウェブ・ブラウザは、前記コマンドを、前記第3のノードを備えるウェブ・サーバ(52)へ送信するように構成される、請求項5に記載のシステム。
  7. 第1のネットワーク(30)とネットワーク・ルーティング・サーバ(NRS)(36)の間で通信を確立すること、
    メッセージを、無線ネットワーク(28)の第1のノード(22)と第2のノード(21、23、24)の間で、無線信号によって通信することであって、前記メッセージは、前記無線ネットワークの通信プロトコルに従ったものであること、
    メッセージを、前記無線ネットワークの前記通信プロトコルに従って、前記無線ネットワークの第3のノード(25、55)から前記NRSへ、前記第1のネットワークを介して送信することであって、前記第1のネットワークは、前記無線ネットワークの前記通信プロトコルとは異なる通信プロトコルを有し、前記第3のノードは、前記第1および第2のノードの無線通信範囲外であり、前記メッセージは、前記第1および第2のノードのうち1つを宛先とし、前記メッセージを前記第3のノードから前記送信することは、前記第1のネットワークの前記通信プロトコルに従って前記メッセージをカプセル化することを含むものであること、
    前記無線ネットワークのための前記NRSのルーティング・テーブル(82)に基づいて、前記メッセージを、前記NRSから前記第1のノードへ、前記第1のネットワークを介して送信することであって、前記メッセージを前記NRSから前記送信することは、前記第1のネットワークの前記通信プロトコルに従って前記メッセージをカプセル化することを含むものであること、
    前記第1のネットワークとの前記第1のノードの接続性に応じて前記第1のネットワークを介して前記第1のノードから前記NRSへ登録メッセージを送信すること、および
    前記登録メッセージに応じて前記第1のノードのアドレスを前記ルーティング・テーブルに格納することであって、
    前記メッセージを前記NRSから前記第1のノードへ前記送信することは、前記アドレスに基づくものであること
    を備える通信方法。
  8. 前記第1のネットワークを通して、前記第1のノードと前記NRSの間で永続的接続を維持することをさらに備え、前記メッセージは、前記永続的接続を介して、前記NRSから前記第1のノードへ送信される、請求項7に記載の方法。
  9. 前記第1のネットワークは、インターネットを備え、前記方法は、伝送制御プロトコル/インターネット・プロトコル(TCP/IP)によって、前記メッセージをカプセル化することをさらに備える、請求項7に記載の方法。
  10. 通信装置から前記第3のノードへ、前記第1のネットワークを介して、前記第1および第2のノードのうちの前記1つのノードを制御するためのコマンドを送信することをさらに備え、前記メッセージは、前記コマンドに応答して、前記第3のノードによって前記NRSへ送信され、前記メッセージは、前記第3のノードのノード識別子を送信元アドレスとして含む、請求項7に記載の方法。
  11. 前記第1のネットワークは、インターネットを備える、請求項10に記載の方法。
  12. 前記通信装置は、ウェブ・ブラウザ(48)を備え、前記コマンドは、前記ウェブ・ブラウザによって送信される、請求項11に記載の方法。
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