JP6074128B2 - 光学体およびその製造方法、日射遮蔽部材、窓材、内装部材ならびに建具 - Google Patents
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Description
第1の光学層と、
光が入射する入射面を有する第2の光学層と、
第1および第2の光学層で挟まれた反射層と
を備え、
第1の光学層および第2の光学層の少なくとも一方がリン酸化合物を含む樹脂からなり、かつ、反射層における、リン酸化合物を含む第1の光学層または第2の光学層と接する面に、酸化物もしくは窒化物、酸窒化物を含む層を有し、
第1の光学層が、反射層が設けられる表面に、凸形状または凹形状とされた複数の構造体を有し、
複数の構造体が、ほぼ周期的な配置ピッチを有しており、
凸形状とされた構造体、または相隣り合う凹形状とされた構造体間の稜線部が、入射面の側に突出した先端部を有し、
先端部が、理想形状からの崩れを有しており、
理想形状からの崩れは、構造体の先端部の断面形状を当該断面内において描かれる円の半径によって表すもので、当該円は、設計通りに形成されたとしたら得られたであろう当該構造先端の輪郭線に内接し、かつ、実際に得られた当該構造先端の形状において光の入射側に最も突出した点を通る円のうち、半径が大きい方の円であって、当該円の半径が、理想形状からの崩れの大きさであり、
先端部における理想形状からの崩れの大きさを表す円の半径が、10.0μm以下であり、
第2の光学層は、透明かつその屈折率が波長帯域780nm〜2100nmの近赤外線に対して1.49以上1.6以下であり、
入射角(θ、φ)(但し、θ:入射面に対する垂線と、入射面に入射する入射光または入射面から出射される反射光とのなす角、φ:入射面内の特定の直線と、入射光または反射光を入射面に射影した成分とのなす角)で入射面に入射した光のうち、少なくとも波長帯域780nm〜2100nmの近赤外線を(−θ、φ+180°)以外の方向に選択的に指向反射する光学体である。
先端部における理想形状からの崩れの大きさが、構造体の配置ピッチの7%以下であることが好ましい。
または、第2の光学層の屈折率が、1.49以上1.55以下であることが好ましい。
金型の凹凸形状を第1の樹脂材料に転写し、一主面上に凸形状または凹形状とされた複数の構造体を有する第1の光学層を形成する工程と、
第1の光学層に転写された凹凸形状面上に反射層を形成する工程と、
反射層を第2の樹脂材料により包埋することにより、光が入射する入射面を有するとともに、透明かつその屈折率が波長帯域780nm〜2100nmの近赤外線に対して1.49以上1.6以下とされる第2の光学層を形成する工程と
を備え、
第1の光学層および第2の光学層の少なくとも一方がリン酸化合物を含む樹脂からなり、かつ、反射層における、リン酸化合物を含む第1の光学層または第2の光学層と接する面に、酸化物もしくは窒化物、酸窒化物を含む層を有し、
複数の構造体が、ほぼ周期的な配置ピッチを有しており、
凸形状とされた構造体、または相隣り合う凹形状とされた構造体間の稜線部が、入射面の側に突出した先端部を有し、
先端部が、理想形状からの崩れを有しており、
理想形状からの崩れは、構造体の先端部の断面形状を当該断面内において描かれる円の半径によって表すもので、当該円は、設計通りに形成されたとしたら得られたであろう当該構造先端の輪郭線に内接し、かつ、実際に得られた当該構造先端の形状において光の入射側に最も突出した点を通る円のうち、半径が大きい方の円であって、当該円の半径が、理想形状からの崩れの大きさであり、
先端部における理想形状からの崩れの大きさを表す円の半径が、10.0μm以下であり、
入射角(θ、φ)(但し、θ:入射面に対する垂線と、入射面に入射する入射光または入射面から出射される反射光とのなす角、φ:入射面内の特定の直線と、入射光または反射光を入射面に射影した成分とのなす角)で入射面に入射した光のうち、少なくとも波長帯域780nm〜2100nmの近赤外線を(−θ、φ+180°)以外の方向に選択的に指向反射するようにされた光学体の製造方法である。
1.第1の実施形態(コーナーキューブパターンに反射層が形成された光学体の例)
2.第2の実施形態(光学体を備える日射遮蔽装置の例)
3.第3の実施形態(光学体をロールスクリーン装置に適用した例)
4.第4の実施形態(採光部に光学体を備える建具の例)
[光学体の構成]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る光学体の概観を示す斜視図である。図2Aは、本発明の第1の実施形態に係る光学体の一構成例を示す断面図である。図2Bは、本発明の第1の実施形態に係る光学体を被着体に貼り合わせた例を示す断面図である。指向反射体としての光学体1は、例えば指向反射性能を有する光学フィルムである。図1に示すように、光学体1は、帯状の形状を有し、例えばロール状に巻回されて、いわゆる原反とされる。
測定装置:全自動微細形状測定機 サーフコーダーET4000A(株式会社小坂研究所)
λc=0.8mm、評価長さ4mm、カットオフ×5倍
データサンプリング間隔0.5μm
第1の光学層4は、例えば、反射層3を支持し、かつ保護するためのものである。第1の光学層4は、光学体1に可撓性を付与する観点から、例えば、樹脂を主成分とする層からなる。第1の光学層4の両主面のうち、例えば、一方の面は平滑面であり、他方の面は凹凸面(第1の面)である。反射層3は該凹凸面上に形成される。
第1の基材4a、および第2の基材5aは、例えば、透明性を有している。基材の形状としては、光学体1に可撓性を付与する観点から、フィルム状を有することが好ましいが、特にこの形状に限定されるものではない。第1の基材4a、および第2の基材5aの材料としては、例えば、公知の高分子材料を用いることができる。公知の高分子材料としては、例えば、トリアセチルセルロース(TAC)、ポリエステル(TPEE)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリイミド(PI)、ポリアミド(PA)、アラミド、ポリエチレン(PE)、ポリアクリレート、ポリエーテルスルフォン、ポリスルフォン、ポリプロピレン(PP)、ジアセチルセルロース、ポリ塩化ビニル、アクリル樹脂(PMMA)、ポリカーボネート(PC)、エポキシ樹脂、尿素樹脂、ウレタン樹脂、メラミン樹脂などが挙げられるが、特にこれらの材料に限定されるものではない。第1の基材4a、および第2の基材5aの厚さは、生産性の観点から38〜100μmであることが好ましいが、この範囲に特に限定されるものではない。第1の基材4a、および第2の基材5aは、エネルギー線透過性を有することが好ましい。これにより、後述するように、第1の基材4a、または第2の基材5aと反射層3との間に介在させたエネルギー線硬化型樹脂に対して、第1の基材4a、または第2の基材5a側からエネルギー線を照射し、エネルギー線硬化型樹脂を硬化させることができるからである。
第1の光学層4、および第2の光学層5は、例えば、透明性を有する。第1の光学層4、および第2の光学層5は、例えば、樹脂組成物を硬化することにより得られる。樹脂組成物としては、製造の容易性の観点からすると、光または電子線などにより硬化するエネルギー線硬化型樹脂、または熱により硬化する熱硬化型樹脂を用いることが好ましい。エネルギー線硬化型樹脂としては、光により硬化する感光性樹脂組成物が好ましく、紫外線により硬化する紫外線硬化型樹脂組成物が最も好ましい。樹脂組成物は、第1の光学層4、または第2の光学層5と反射層3との密着性を向上させる観点から、リン酸を含有する化合物、コハク酸を含有する化合物、ブチロラクトンを含有する化合物をさらに含有することが好ましい。リン酸を含有する化合物としては、例えばリン酸を含有する(メタ)アクリレート、好ましくはリン酸を官能基に有する(メタ)アクリルモノマーまたはオリゴマーを用いることができる。コハク酸を含有する化合物としては、例えば、コハク酸を含有する(メタ)アクリレート、好ましくはコハク酸を官能基に有する(メタ)アクリルモノマーまたはオリゴマーを用いることができる。ブチロラクトンを含有する化合物としては、例えば、ブチロラクトンを含有する(メタ)アクリレート、好ましくはブチロラクトンを官能基に有する(メタ)アクリルモノマーまたはオリゴマーを用いることができる。
上述したように、第2の光学層5は、反射層3が形成された第1の光学層4の第1の面(凹凸面)を包埋することにより、反射層3を保護するためのものである。第2の光学層の屈折率を所定の範囲とすることにより、光学体1に入射する光を入射面において屈折させ、反射層3に対する実質的な入射角度を緩和させることができる。また、入射光が空気/樹脂の界面で反射することによる指向性反射成分の減少を抑えることができる。したがって、反射層が形成される構造先端、例えば構造体がコーナーキューブ形状であった場合にはその稜線部に形状の崩れを有する場合においても、全体としての指向性反射成分を高く保持することができる。
Γp:エネルギー反射率(P波)
n0:空気の屈折率(n0=1.0)
n1:第2の光学層の屈折率
反射層は、例えば、入射角(θ、φ)で入射面に入射した光のうち、特定波長帯の光を指向反射するのに対して、特定波長帯以外の光を透過する波長選択反射層、入射角(θ、φ)で入射面に入射した光を指向反射する反射層、または散乱が少なく反対側を視認できる透明性を有する半透過層である。波長選択反射層は、例えば、積層膜、透明導電層、または機能層である。また、積層膜、透明導電層、および機能層を2以上組み合わせて波長選択層としてもよい。反射層3の平均層厚は、好ましくは20μm、より好ましくは5μm以下、さらに好ましくは1μm以下である。反射層3の平均層厚が20μmを超えると、透過光が屈折する光路が長くなり、透過像が歪んで見える傾向がある。反射層の形成方法としては、例えば、スパッタ法、蒸着法、ディップコーティング法、ダイコーティング法などを用いることができる。
(積層膜)
積層膜は、例えば、屈折率の異なる低屈折率層および高屈折率層を交互に積層してなる積層膜である。または、赤外領域において反射率の高い金属層、反射層の劣化を防止する酸化金属保護層、可視領域において屈折率が高く反射防止層として機能する高屈折率層を積層したものである。高屈折率層としては、光学透明層、または透明導電層を用いることができる。積層膜の構成は、金属層の上に酸化金属層、その上に高屈折率層と積層する事により、繰り返し積層しても良い。
透明導電層は、可視領域において透明性を有する導電性材料を主成分とする透明導電層である。透明導電層は、例えば、酸化錫、酸化亜鉛、カーボンナノチューブ含有体、インジウムドープ酸化錫、インジウムドープ酸化亜鉛、アンチモンドープ酸化錫などの透明導電物質を主成分とする。もしくはこれらのナノ粒子や金属などの導電性を持つ材料のナノ粒子、ナノロッド、ナノワイヤーを樹脂中に高濃度に分散させた層を用いても良い。
機能層は、外部刺激により反射性能などが可逆的に変化するクロミック材料を主成分とする。クロミック材料は、例えば、熱、光、侵入分子などの外部刺激により構造を可逆的に変化させる材料である。クロミック材料としては、例えば、フォトクロミック材料、サーモクロミック材料、ガスクロミック材料、エレクトロクロミック材料を用いることができる。
半透過層は、半透過性の反射層である。半透過性の反射層としては、例えば、半導体性物質を含む薄い金属層、金属窒化層などが挙げられ、反射防止、色調調整、化学的濡れ性向上、または環境劣化に対する信頼性向上などの観点からすると、上記反射層を酸化層、窒化層、または酸窒化層などと積層した積層構造とすることが好ましい。
図8A、図8Bは、光学体の機能の一例を説明するための断面図である。ここでは、例として、構造体の断面形状が傾斜角45°のプリズム形状である場合を例として説明する。図8Aに示すように、この光学体1に入射した太陽光のうち近赤外線L1の一部は、入射した方向と同程度の上空方向に指向反射するのに対して、可視光L2は光学体1を透過する。
Ru=(sin(45−θ1)+cos(45−θ1)/tan(45+θ1))/(sin(45−θ1)+cos(45−θ1))×R2 ・・・(6)
但し、θ1=sin-1(sinθ0/n1)
図11A、図11Bは、本発明の第1の実施形態に係る光学体の貼り合わせ方法の一例を説明するための略線図である。ビルディングなどの近年の高層建築物に設けられた窓材10は、横幅に比べて縦幅の方が大きい矩形状のものが一般的である。したがって、以下では、このような形状を有する窓材10に対して光学体1を貼り合わせる例について説明する。
図12は、本発明の第1の実施形態に係る光学体を製造するための製造装置の一構成例を示す概略図である。図12に示すように、この製造装置は、基材供給ロール51、光学層供給ロール52、巻き取りロール53、ラミネートロール54、55、ガイドロール56〜60、塗布装置61、および照射装置62を備える。
以下、図12および図14〜図16を参照して、本発明の第1の実施形態に係る光学体の製造方法の一例について説明する。なお、以下に示す製造プロセスの一部または全部は、生産性を考慮して、ロール・ツー・ロールにより行われることが好ましい。但し、金型の作製工程は除くものとする。
図17Aは、ロール状原盤の概観を示す斜視図である。図17Bは、図17Aに示した領域Rを拡大して示す拡大平面図である。ロール状原盤43は円柱面を有し、その円柱面には凹凸面が形成されている。この凹凸面をフィルムなどに転写することにより、第1の光学層4の凹凸面が成形される。ロール状原盤43の凹凸面は、コーナーキューブ形状を有する凸部である構造体43aを多数配列することにより形成されている。ロール状原盤43の構造体43aの形状は、第1の光学層4の構造体4cの凹形状を反転して凸形状としたものである。
金型製作時におけるバイトの摩耗による構造先端のなまり
金型の凹凸形状をフィルム状の樹脂材料に転写する際の不完全な転写
ロールに巻きつけることによる巻きしまり
これら工程上の問題から発生する、構造先端の理想形状からの崩れの発生および理想形状からの崩れの大きさの増加を防止することは実際上困難である。
図18Aおよび図18Bは、試験例1のシミュレーション条件を説明するための略線図である。
ORA(Optical Research Associates)社製照明設計解析ソフトウェアLight Toolsを用いて、以下のシミュレーションを行い、上方反射率を求めた。
以下に、指向反射面SCCPの設定条件を示す。
コーナーキューブのピッチ:100μm
コーナーキューブの頂角の角度:90°
上方反射率Ru=[(上方向の反射光パワーの総計)/(入射光パワーの総計)]×100 ・・・(7)
但し、入射光のパワー=(上方向の反射光のパワー)+(下方向の反射光のパワー)
上方向:反射角(θ,φ)=(θ、270°)〜(θ、90°)
下方向:反射角(θ,φ)=(θ、90°)〜(θ、270°)
但し、φ=90°、270°の方向は、上方向に含むものとする。入射角θ0は、0°≦θ0≦90°の範囲である。
反射層が屈折率n1=1.53の樹脂により包埋されているとの設定をする以外は、試験例1とすべて同様にして、上方反射率を求めた。
理想形状からの崩れCrおよび包埋樹脂の屈折率n1を変化させたときの上方反射率Ruに対する影響を調べるため、サンプル1〜サンプル9を準備した。
以下に、指向反射面SCCPの設定条件を示す。
コーナーキューブのピッチ:100μm
コーナーキューブの頂角の角度:90°
光学体の上方反射率Ruとしては、70%以上を確保することが好ましい。また、本発明の発明者らの経験上、製造工程に起因する理想形状からの崩れCrは、大きくともおよそ6.5μmの程度である。これらのことから、反射層を包埋する樹脂の屈折率として、1.1以上1.9以下とすることが好ましい。このときの理想形状からの崩れCrは、コーナーキューブのピッチPの6.5%となっている。
以下、上記実施形態の変形例について説明する。
図23は、本発明の第1の実施形態の第1の変形例を示す斜視図である。なお、この図においては、第2の光学層を除いて図示してある。図23に示すように、本例では第1の光学層4に形成される構造体4cとして、四角錐形状の凹部を一単位とするほぼ周期的な構造が設けられている。このように、コーナーキューブ以外の形状を採用してもよい。
図24Aは、本発明の本発明の第1の実施形態の第2の変形例を示す断面図である。図24Aに示すように、第1の光学層4は、樹脂と微粒子81とを含んでいる。微粒子81は、第1の光学層4の主構成材料である樹脂とは異なる屈折率を有している。微粒子81としては、例えば、例えば有機微粒子および無機微粒子の少なくとも1種を用いることができる。また、微粒子81としては、中空微粒子を用いてもよい。微粒子11としては、例えば、シリカ、アルミナなどの無機微粒子、スチレン、アクリル、やそれらの共重合体などの有機微粒子が挙げられるが、シリカ微粒子が特に好ましい。
図24Bは、本発明の第1の実施形態の第3の変形例を示す断面図である。図24Bに示すように、光学体1は、第1の光学層4の表面に光拡散層82をさらに備えている。光拡散層82は、例えば、樹脂と微粒子とを含んでいる。微粒子としては、図24Aの例と同様のものを用いることができる。
図24Cは、本発明の第1の実施形態の第4の変形例を示す断面図である。図24Cに示すように、光学体1は、反射層3と第1の光学層4との間に光拡散層82をさらに備えている。光拡散層82は、例えば、樹脂と微粒子とを含んでいる。微粒子としては、図24Aの例と同様のものを用いることができる。
図25は、本発明の第1の実施形態の第5の変形例を示す断面図である。第5の変形例は、光学体1の入射面S1および出射面S2のうち、被着体に貼り合わされる面とは反対側の露出面上に、洗浄効果を発現する自己洗浄効果層83を備えている。自己洗浄効果層83は、例えば、光触媒を含んでいる。光触媒としては、例えば、TiO2を用いることができる。
図26Aおよび図26Bは、第1の光学層に形成された構造体の形状例を示す斜視図である。なお、これらの図においては、第2の光学層を除いて図示してある。構造体4cは、一方向に延在された柱状の凸部または凹部であり、この柱状の構造体4cが一方向に向かって一次元配列されている。反射層3はこの構造体4c上に成膜させるため、反射層3の形状は、構造体4cの表面形状と同様の形状を有することになる。
また、図27Aに示すように、構造体4cの形状を、光学フィルム1の入射面S1または出射面S2に垂直な垂線l1に対して非対称な形状としてもよい。この場合、構造体4cの主軸lmが、垂線l1を基準にして構造体4cの配列方向aに傾くことになる。ここで、構造体4cの主軸lmとは、構造体断面の底辺の中点と構造体の頂点とを通る直線を意味する。地面に対して略垂直に配置された窓材10に光学フィルム1を貼る場合には、図27Bに示すように、構造体4cの主軸lmが、垂線l1を基準にして窓材10の下方(地面側)に傾いていることが好ましい。一般に窓を介した熱の流入が多いのは昼過ぎ頃の時間帯であり、太陽の高度が45°より高いことが多いため、上記形状を採用することで、これら高角度から入射する光を効率的に上方に反射できるからである。図27Aおよび図27Bでは、プリズム形状の構造体4cを垂線l1に対して非対称な形状とした例が示されている。なお、プリズム形状以外の構造体4cを垂線l1に対して非対称な形状としてもよい。例えば、コーナーキューブ体を垂線l1に対して非対称な形状としてもよい。
上述の第1の実施形態では、本発明を窓材などに適用する場合を例として説明したが、本発明はこの例に限定されるものではなく、窓材以外の内装部材や外装部材などに適用することが可能である。また、本発明は壁や屋根などのように固定された不動の内装部材および外装部材のみならず、季節や時間変動などに起因する太陽光の光量変化に応じて、太陽光の透過量および/または反射量を内装部材または外装部材を動かして調整し、屋内などの空間に取り入れ可能な装置にも適用可能である。第2の実施の形態では、このような装置の一例として、複数の日射遮蔽部材からなる日射遮蔽部材群の角度を変更することにより、日射遮蔽部材群による入射光線の遮蔽量を調整可能な日射遮蔽装置(ブラインド装置)について説明する。
第3の実施の形態では、日射遮蔽部材を巻き取る、または巻き出すことで、日射遮蔽部材による入射光線の遮蔽量を調整可能な日射遮蔽装置の一例であるロールスクリーン装置について説明する。
第4の実施の形態では、指向反射性能を有する光学体に採光部を備える建具(内装部材または外装部材)に対して本発明を適用した例について説明する。
2 光学層
3 反射層
4 第1の光学層
4a 第1の基材
4b 第1の樹脂層
4c 構造体
5 第2の光学層
5a 第2の基材
5b 第2の樹脂層
5c 構造体
6 貼合層
7 剥離層
8 ハードコート層
10 窓材
81 微粒子
82 光拡散層
S1 入射面
S2 出射面
Claims (15)
- 第1の光学層と、
光が入射する入射面を有する第2の光学層と、
上記第1および第2の光学層で挟まれた反射層と
を備え、
上記第1の光学層および上記第2の光学層の少なくとも一方がリン酸化合物を含む樹脂からなり、かつ、上記反射層における、上記リン酸化合物を含む上記第1の光学層または上記第2の光学層と接する面に、酸化物もしくは窒化物、酸窒化物を含む層を有し、
上記第1の光学層が、上記反射層が設けられる表面に、凸形状または凹形状とされた複数の構造体を有し、
上記複数の構造体が、ほぼ周期的な配置ピッチを有しており、
上記凸形状とされた構造体、または相隣り合う上記凹形状とされた構造体間の稜線部が、上記入射面の側に突出した先端部を有し、
上記先端部が、理想形状からの崩れを有しており、
上記理想形状からの崩れは、上記構造体の先端部の断面形状を当該断面内において描かれる円の半径によって表すもので、当該円は、設計通りに形成されたとしたら得られたであろう当該構造先端の輪郭線に内接し、かつ、実際に得られた当該構造先端の形状において光の入射側に最も突出した点を通る円のうち、半径が大きい方の円であって、当該円の半径が、上記理想形状からの崩れの大きさであり、
上記先端部における上記理想形状からの崩れの大きさを表す円の半径が、10.0μm以下であり、
上記第2の光学層は、透明かつその屈折率が波長帯域780nm〜2100nmの近赤外線に対して1.49以上1.6以下であり、
入射角(θ、φ)(但し、θ:上記入射面に対する垂線と、上記入射面に入射する入射光または上記入射面から出射される反射光とのなす角、φ:上記入射面内の特定の直線と、上記入射光または上記反射光を上記入射面に射影した成分とのなす角)で上記入射面に入射した光のうち、少なくとも波長帯域780nm〜2100nmの近赤外線を(−θ、φ+180°)以外の方向に選択的に指向反射する光学体。 - 上記第2の光学層の屈折率が、1.49以上1.55以下である請求項1に記載の光学体。
- 上記反射層が、半透過層または波長選択反射層である請求項1に記載の光学体。
- 上記構造体は、その断面形状が略三角形状のコーナーキューブ形状である請求項1に記載の光学体。
- 上記構造体は、上記第1の光学層の表面に1次元配列され、
上記構造体の主軸が、上記入射面の垂線を基準にして上記構造体の配列方向に傾いている請求項1に記載の光学体。 - 上記光学層が、可視領域における特定の波長帯の光を吸収する請求項1に記載の光学体。
- 上記第1の光学層と上記第2の光学層とにより光学層が形成され、
上記光学層の表面、上記光学層の内部、および上記反射層と上記光学層との間のうち、少なくとも1箇所に光散乱体をさらに備える請求項1に記載の光学体。 - 上記光学体の上記入射面上に、撥水性または親水性を有する層を備える請求項1に記載の光学体。
- 前記酸化物もしくは窒化物、酸窒化物を含む層が、酸化亜鉛または酸化ニオブを含む層である請求項1に記載の光学体。
- 前記反射層がAgを含む請求項1に記載の光学体。
- 請求項1〜10のいずれか1項に記載の光学体を備える日射遮蔽部材。
- 請求項1〜10のいずれか1項に記載の光学体を備える窓材。
- 請求項1〜10のいずれか1項に記載の光学体を備える内装部材。
- 採光部を有し、上記採光部に請求項1〜10のいずれか1項に記載の光学体を備える建具。
- 金型の凹凸形状を第1の樹脂材料に転写し、一主面上に凸形状または凹形状とされた複数の構造体を有する第1の光学層を形成する工程と、
上記第1の光学層に転写された凹凸形状面上に反射層を形成する工程と、
上記反射層を第2の樹脂材料により包埋することにより、光が入射する入射面を有するとともに、透明かつその屈折率が波長帯域780nm〜2100nmの近赤外線に対して1.49以上1.6以下とされる第2の光学層を形成する工程と
を備え、
上記第1の光学層および上記第2の光学層の少なくとも一方がリン酸化合物を含む樹脂からなり、かつ、上記反射層における、上記リン酸化合物を含む上記第1の光学層または上記第2の光学層と接する面に、酸化物もしくは窒化物、酸窒化物を含む層を有し、
上記複数の構造体が、ほぼ周期的な配置ピッチを有しており、
上記凸形状とされた構造体、または相隣り合う上記凹形状とされた構造体間の稜線部が、上記入射面の側に突出した先端部を有し、
上記先端部が、理想形状からの崩れを有しており、
上記理想形状からの崩れは、上記構造体の先端部の断面形状を当該断面内において描かれる円の半径によって表すもので、当該円は、設計通りに形成されたとしたら得られたであろう当該構造先端の輪郭線に内接し、かつ、実際に得られた当該構造先端の形状において光の入射側に最も突出した点を通る円のうち、半径が大きい方の円であって、当該円の半径が、上記理想形状からの崩れの大きさであり、
上記先端部における上記理想形状からの崩れの大きさを表す円の半径が、10.0μm以下であり、
入射角(θ、φ)(但し、θ:上記入射面に対する垂線と、上記入射面に入射する入射光または上記入射面から出射される反射光とのなす角、φ:上記入射面内の特定の直線と、上記入射光または上記反射光を上記入射面に射影した成分とのなす角)で上記入射面に入射した光のうち、少なくとも波長帯域780nm〜2100nmの近赤外線を(−θ、φ+180°)以外の方向に選択的に指向反射するようにされた光学体の製造方法。
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