JP6202304B2 - アーク発生防止装置 - Google Patents
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Description
また、電力網の一部が故障した場合等には、複数の遮断機や、遮断機を組み合わせた切替器(以下、こうした遮断器、切替器、開閉器を含め「遮断器」と総称する。)を作動させて、故障箇所をバイパスする電力網を形成し、送電を確保することが必要となる。
そこで、本発明では、ダイヤモンドPN接合ダイオード電子源(PIN接合ダイオード電子源を含む。)を用いることで、消費電力を低減するとともに、低コスト、小型で、必要なバイパス電流を確保することを可能としたアーク発生防止装置を提供することを目的とする。
しかも、ダイヤモンドPN接合ダイオードあるいはPIN接合ダイオードを用いた真空パワースイッチは、コンパクトでありながら、耐電圧性、電力伝達効率がきわめて高い素子自体の特質を備えているので、例えば、超高電圧の電力系統に配置される遮断器、切替器のコンパクト化、低コスト化を実現するとともに、耐久性、信頼性を高めることができる。
ただし、ダイヤモンドの誘電率は他の半導体材料に比べ小さいため、室温で動き回れる電子の量が少なく室温動作で流れる電流はわずかである。一方、ダイヤモンド中では、電子と正孔は室温では自由励起子として結合した状態で安定であり、不純物の少ない結晶品質の高いi層で長寿命となり、高密度になりやすい。そして、水素終端ダイヤモンド表面からは、この自由励起子に起因した電子放出が高効率で得られる。このため、ホウ素を添加したp層とリンを高濃度に添加したn+層との間に、不純物の混入を極力低くした真性形の層(i層)を入れたPIN接合形のダイヤモンドPN接合ダイオードを電子放出源とした。ただし、「PN接合」には、「PIN接合」が含まれているとする。
真空室を備える真空パワースイッチ1の内部では、ダイヤモンドPN接合ダイオード2の真上から約100μm離したところに、陽極3が配置されている。
また、ダイオード電源4のプラス側が、ダイヤモンドPN接合ダイオード2のp層側端子に、マイナス側がn+層側端子に接続されている。ダイオード電源4のプラス側と、ダイヤモンドPN接合ダイオード2のp層側との間には、スイッチ5が設けられている。ここで、p層側端子がスイッチ5を介してアースに接続されているが、n+層側端子がアースに接続されても動作する。
この結果から分かるように、スイッチ5をオフからオンに切り替えた瞬間に、ダイヤモンドPN接合ダイオード2のp層側端子とn+層側端子の間に、ダイオード電源4が印加され、負荷6を介して、電子放出電流IAが発生し、ダイヤモンドPN接合ダイオード2−陽極3間の電圧VAが、IA=48μAの動作点に従って9.8kVから160Vまで低下する。
このように、ダイヤモンドPN接合ダイオード2は、陽極3に対向する面積が1.9×10-3平方センチメートル程度の微小な素子でも、スイッチ5がオフしているときは、陽極4に印加される10kVに対し、ほぼ電気的に絶縁した状態を維持することができる。
なお、0.3秒の時定数は、回路の時定数で決まっており、PN接合ダイオードによる電子放出電流のオン・オフの速さは1ms未満であることが観測されている。
さらに、真空中の電子は、固体中と比較してほぼ10倍の速度、すなわち、光速に近い速度まで追随可能であるから、固体素子よりも急激な電圧変動に瞬時に追随することができる。
そこで、本発明では、この特性を活かし、ダイヤモンドPN接合ダイオードを、特に高電圧の遮断、切り替えを行う真空遮断器などの機械式スイッチをバイパスするスイッチング素子として利用する。
これにより、小型、低コスト、低消費電力で、高電圧遮断器として用いる機械式スイッチのオン・オフ時に発生するアークを確実に防止することができる。
アーク放電は直流、交流を問わず、接点を持つあらゆる機械式開閉器や遮断器でオン時にもオフ時にも生じる。そのメカニズムは、依然詳細まで解明されていないが、図4に示すように、アーク放電が持続するのは、最小アーク電圧以上の電圧が接点間に生じ、かつ最小アーク電流以上の電流が流れる場合である。
したがって、いずれか一方の条件を回避できれば、アークは持続しないから、保守すべき機械式開閉器や遮断器に並列に、これらの機械式開閉器や遮断器に流れる電流を能動的にバイパスさせ、しかも、遮断器の接点間の接触が、不十分あるいは接触していない場合でも、それによって、遮断器が高電圧電力線のスイッチング等を行う際に接点間に生じる電位差(電圧)を最小アーク電圧以下にすることによって、アーク発生を防止できる。
接点オフ開始により、接点間は徐々に接触面積が少なくなり、I0は小さい領域に集中するため、接触抵抗が増大する。供給電源から高圧電圧の供給が継続している場合、接触抵抗の増大によりVが上昇する一方、I0が回路の慣性のために維持される。これが正帰還的に時間発展すると、残存する接触部分ではジュール熱が集中し、ついには電極金属材料の蒸発に発展する。この瞬間に、大量の電子と正イオンが発生し、高いVと微小な接触間距離で発生する高電界によって加速され、電極材料のさらなる蒸発とイオン化が放電持続条件を満たしながら雪崩的に進行するため、最終的にアーク点弧に至る。
[実施例1]
図5に示すように、直流の電力供給源と負荷側との間には、2個の接点を備えた真空遮断器など、高電圧電源のオン・オフを行う機械式スイッチ8が設けられている。この機械式スイッチ8をバイパスする回路中に、ダイヤモンドPN接合ダイオードを利用した真空パワースイッチ1からなるアーク発生防止装置が設けられている。
最初に電力供給源と負荷を遮断するため、機械式スイッチ8をオフする場合について述べる。
まず、機械式スイッチ8の接点をオフする前に、ダイヤ真空パワースイッチ1内に設けられたスイッチ5をオンすることにより、ダイヤモンドPN接合ダイオード2にダイオード電源4からの電圧を印加してダイオード電流IGを流す。
一方、スイッチ5がオンとなり、ダイヤモンドPN接合ダイオード2に順方向のダイオード電流IGが流れたときは、接点間電圧Vの上昇と同時に低い電圧から放出電流が増大する。この放出電流特性は、ダイヤモンドPN接合ダイオード2に順方向に印加するダイオード電源4の電圧(その結果決まるダイオード電流IG)に依存する。
この実施例では、図6に示される接点間電圧がVarcよりも十分小さいVXのとき、電子放出電流値IAがI0となるよう選定されている。
もちろん、必ずしもIをほぼ0Aまで低下させる必要はなく、最小アーク電流Iarc未満として、アーク発生の条件を解消するよう選定すればよい。
これに対し、図4で示したように、バイパス回路がないと、機械式スイッチ8の両接点間の電圧Vは急激に増加し、最小アーク電圧でアーク点弧条件に到達する。
バイパス回路に、ダイヤモンドPN接合ダイオード2を備えた真空パワースイッチ1を設け、機械式スイッチ8がオフするのに先だってダイオード電源4の出力を印加することにより、電子放出電流IAにより、両接点間を流れる全電流I0に相当する電流を担うのに十分なだけの電子が準備できる。しかも、ダイヤモンドPN接合ダイオード2は、電子放出応答性が極めて高いため、機械式スイッチ8がオフする全過程において、
全電流(I0)=機械スイッチ8を流れる電流(I)+バイパス電流(IA)
を満たしながら、Iを急激に減少させることができる。
このため、機械スイッチ8のオフ動作による接触抵抗の急激な増大が発生しても、Vの上昇を確実に抑制することができる。
その後、スイッチ5を再びオフすれば、以後、真空パワースイッチ1による電力消費を0にできる。オン・オフ動作時の一連の手順に沿った機械式スイッチ8の接点間電圧V、接点間電流Iの時間発展の概要を図7にまとめる。
一方、対比のため、真空パワースイッチを用いない従来の場合のオン・オフ動作時の一連の手順に沿った機械式スイッチ8の接点間電圧V、接点間電流Iの時間発展の概要を図8に示す。
ここで、VXはVEに比べて十分小さく、許容されるVEの変動内であるよう選定できる。
従来であれば、時間t1で機械式スイッチ8をオンすると、図8に示すように、時間t1からt2にかけて接点の接続に伴い、接点間電圧、電流ともにアーク点弧条件を満たしてしまう危険なタイミングがあり、アーク点弧が避けられない。
一方、本発明では図7に示すように、時間t1からt2にかけて接点の接続が進行するタイミングで、接点を流れる電流Iは増大して、最大アーク電流Iarcを超えるタイミングがあったとしても、接点間電圧はすでに最小アーク(点弧)電圧Varcよりも十分小さいVXまで下がっているため、アーク点弧は確実に回避できる。これにより、溶着を生じる強力なアークの発生を確実に防止できる。
その後、機械式スイッチ8のオン動作が完全に終了した時間t2以降の時間t3の段階で、真空パワースイッチ1内のスイッチ5をオフすることにより、ダイオード電源4から電力供給を停止することで、機械式スイッチ8のオン工程が完了する。
この状態で、機械式スイッチ8をオフすると、接点の解離に伴い接点間の接触面積が減少して接触抵抗が急激に増大するが、真空パワースイッチはすでにオンしており、図6の動作点(0,0)から(VX,I0)まで円滑に素早く移行できる。つまり、これに伴い電子放出電流IAが急激に増大し、機械スイッチ8を流れる全電流値Iは、I0=I+IAの関係を満たしながら急激に減少する。つまり、機械式スイッチ8の接点間の接触抵抗が急激に増大しても、機械式スイッチ8の接点間電圧は、真空パワースイッチの陽極電圧VXを維持する。
従来であれば、時間t1 ’で機械式スイッチ8をオフすると、図8に示すように、時間t1 ’からt2 ’にかけて機械式スイッチ8の接点の開放に伴い、接点間電圧、電流ともにアーク点弧条件を満たしてしまう危険なタイミングがあり、アーク点弧が避けられない。
一方、本発明では図7に示すように、時間t1 ’からt2 ’にかけて機械式スイッチ8の接点の開放が進行するタイミングで、接点を流れる電流Iは減少しつつも、最大アーク電流Iarcを超えるタイミングがあるが、接点間電圧は最小アーク(点弧)電圧Varcよりも十分小さいVXまで下がったままであるため、アーク点弧は確実に回避できる。これにより、遮断器の遮断動作に逆らう強力なアークの発生を確実に防止できる。
その後、機械式スイッチ8のオフ動作が完全に終了した時間t2 ’以降の時間t3 ’の段階で、真空パワースイッチ1内のスイッチ5をオフすることにより、ダイオード電源4から電力供給を停止することで、機械式スイッチ8のオフ工程が完了する。
なお、真空パワースイッチ1内のオン・オフでは、機械的接点がもともとないため、アークが点弧することはない。
その際、スイッチ5に対するオン・オフ指令遅延回路を設けることにより、ダイオード電流IGの上昇特性、下降特性を変更することで、例えば、ダイヤモンドPN接合ダイオード2による電子放出電流の立ち上がり速度、立ち下がり速度を低下させ、負荷に対する電圧変動を抑制し、負荷に与える衝撃を一層低減することも可能である。
以上の動作は、既存の真空遮断器と同様、マイコンや電力系統網内の異常検知器等を用いた自動シーケンス動作が可能である。
実施例1は、直流の電力供給源を前提としたが、実施例2は、交流の電力供給源を前提とする。図9において、電力供給源は交流式発電機であり、本実施例では、真空パワースイッチ1A、1Bを逆向きに取り付ける。
真空パワースイッチ1A、1Bは、ともに、順方向にのみ電子放出電流IAを出力することから、位相に応じて、それぞれ実施例1の真空パワースイッチ1と同様の作用を奏する。
2 ダイヤモンドPN接合ダイオード
3 陽極
4 ダイオード電源
5 スイッチ
6 負荷
7 高圧直流電源
8 機械式スイッチ(高電圧遮断器)
Claims (3)
- 高電圧遮断器を介して高電圧電源と負荷を接続する電力線に設けられ、前記高電圧遮断器をバイパスするバイパス回路と、
前記バイパス回路に設けられ、ダイヤモンドPN接合ダイオードを電子放出源として用いた真空パワースイッチと、
前記真空パワースイッチ内に設けられ、前記ダイヤモンドPN接合ダイオードに順方向に印加するダイオード電源のオン・オフスイッチとからなり、
前記高電圧遮断器のオン・オフに先立って、前記オン・オフスイッチをオンとし、前記バイパス回路に、前記ダイヤモンドPN接合ダイオードからの電子放出に伴う電子放出電流を流すことで、前記高電圧遮断器の接点間電圧が最小アーク電圧より低下した段階で、前記高電圧遮断器のオン・オフを行えるようにすることにより、前記高電圧遮断器のオン・オフに伴って発生するアークを防止するようにしたことを特徴とする高電圧遮断器用アーク発生防止装置。 - 前記電子放出電流の電流値が、前記高電圧遮断器がオンしているときに前記高電圧電源から前記負荷に流れる電流値となるよう、前記ダイヤモンドPN接合ダイオードの電流容量を定めたことを特徴とする請求項1に記載の高電圧遮断器用アーク発生防止装置。
- 前記高電圧遮断器を作動させるアクチュエータを設け、前記真空パワースイッチの操作により、前記アクチュエータ及び前記オン・オフスイッチを、シーケンス制御によりオン・オフ制御する制御装置を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の高電圧遮断器用アーク発生防止装置。
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