JP6932407B1 - 袋詰め補助装置 - Google Patents
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Abstract
Description
この包装袋に袋詰めされる被包装物は、(1)長ねぎやゴボウのような長尺の被包装物、(2)にんじん、ジャガイモ、小松菜、菓子類のような非長尺の被包装物に大別することができる。
しかしながら、小規模の農業団体やパッケージセンターでは、作業場の広さの関係から、複数種類の袋詰め補助装置を設けることは困難である。
前記シューターの緩衝部材が、前記ガイドバーと前記送風機のハウジングとの間に配置されていることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
すなわち、請求項1に係る発明は、ベースフレームが、送風ユニット全体を支持する底板と送風機を取り付けるベース板と底板に対してベース板を袋詰め方向に向かって傾斜自在に軸支する軸支部材とを有し、送風機が、ベースフレームのベース板の上面に固定したハウジングと該ハウジングに固定した送風ファンとを有し、スタッキング台が、送風ファンの送風口の前方側で送風機のハウジングに取り付けられて底板に対して多種多様な被包装物に応じた袋詰め角度に傾斜自在となっていることにより、スタッキング台を載置面に対して傾けたとしても、スタッキング台が送風ファンとの位置関係を保って送風ファンと一体になったまま送風ユニットからの送風により包装袋が膨らむため、スタッキング台を載置面に対して様々な角度に傾斜させたとしても、被包装物を確実に包装袋に袋詰め可能となり、多種多様な被包装物を包装袋に挿入自在とすることができる。
また、包装袋の形状については、一方のみが開口した袋であれば、平面視における形状は、いかなるものであってもよい。
なお、本発明における「袋詰め角度」とは、ベースフレームの底板に対するスタッキング台の傾斜角度のことである。
図2Aおよび図2Bに基づいて、送風ユニット100の装置構成について説明する。
図2Aは、図1に示す送風ユニットの左側面図であり、図2Bは、図1に示す送風ユニットの平面図である。
ベースフレーム110は、載置面(袋詰め作業エリア)Fに設置する底板111と、送風機120が取り付けられるベース板112と、底板111とベース板112とを連結する回動部材(軸支部材)113と、後述する傾斜固定手段130のガイドバー131に懸架自在なフック114とを有している。
また、この底板111には、傾斜固定手段130の左右方向の位置決めを行う半球状のガイド111aが4カ所に載置されている。
さらに、この底板111には、T字状のバーガイド111bが載置されている。
バーガイド111bは、左右方向に延びる基部111b1と、この基部111b1から前方に向かって延びる突出部111b2とから形成されている。
また、ベース板112の長手方向は、送風ユニット100の長手方向と一致し、ベース板112の短手方向は送風ユニット100の短手方向と一致している。
そして、ベース板112の前後方向の中央付近にはネジ孔112aが形成されている。
また、ベース板112のネジ孔112aの前方には、貫通孔112bが形成されている。
この貫通孔112bは、バーガイド111bの突出部111b2に形成されたネジ孔と平面視で同心に形成されている。
すなわち、ベース板112は、底板111に対して上下方向に回動自在になっている。
このフック114をガイドバー131に引っかけることにより、ベースフレーム110の底板112に対するベース板111の傾きを固定することができる。
送風機120は、ベースフレーム110のベース板112に固定されるハウジング121と、包装袋Bを膨らませる送風ファン122と、この送風ファン122をハウジング121に固定する止めネジ123とを有している。
さらに送風機120は、スタッキング台200に載置された最上位の包装袋Bに向けて被包装物を誘導するシューターを着脱自在とするシューター接続部材124と、ハウジング121をベースフレーム110のベース板112に固定するハウジング固定手段125と、スタッキング台200およびこのスタッキング台200に平積みされた最上位の包装袋Bのリップ部Bpと当接する押さえ板126と、スタッキング台200に平積みされた最上位の包装袋Bの表面を押さえる袋形状保持部材127とを有している。
ハウジング121は、図2Aに示すように、ベースフレーム110のベース板112と当接する平坦な底部121aと、この底部121aの後端から立ち上がって送風ファン122を内包する右側面視D字状の送風ファン収容部121bと、この送風ファン収容部121bの前方下端から前方に伸びる平坦な水平部121cと、この水平部121cの前端から斜め後方に上昇する傾斜部121dと、この傾斜部121dの後端から下方に伸びる右側面視L字状のハウジング変形部121eとから形成されている。
ハウジング変形部121eが押し下げられると、ハウジング121は自身の弾性により変形し、ハウジング121の傾斜部121dが下がり、押さえ板126との間隔dが大きくなる。
また送風ファン122は、前方に送風口(不図示)を有しており、スタッキング台200に保持された最上位の包装袋Bの開口部に向けて送風する。
面ファスナー124aの左右方向の幅は、図2Bに示すように、送風ユニット100のハウジング121間の距離Dhとほぼ等しくなっている。
したがって、固定ネジ125aを固定ナット125bに螺合させると、ハウジング固定手段125がベースフレーム110のベース板112とハウジング121とを挟圧し、ハウジング121がベースフレーム110のベース板112に固定される。
また、ハウジング121の水平部121cが固定されるが、水平部121cから斜め後方に上昇する傾斜部121dは上下方向に変形自在であるため、傾斜部121dは板バネのように機能する。
台押さえ板126aは、その後端がハウジング121の送風ファン収容部121bの前方側に取り付けられている。
袋押さえ板126bは、その後端がハウジング121の送風ファン収容部121bの前方側かつ台押さえ板126aよりも上方に取り付けられている。
また、袋押さえ板126bの先端の左右方向の幅は、図2Bに示すように、台押さえ板126aの先端の左右方向の幅より幅狭となっている。
また、平面視において、左側に配置された袋形状保持部材127と右側に配置された袋形状保持部材127とは、図2Bに示すように、それぞれ押さえ板126よりも外側に配置されている。
傾斜固定手段130は、ベースフレーム110の底板111に対するベースフレーム110のベース板112の傾きを固定し、図2Aに示すように、送風ユニット100に設けられている。
傾斜固定手段130は、底板111のガイド111aに沿って前後方向に移動自在なガイドバー131と、このガイドバー131の平面視における位置を固定するガイドバー固定ネジ132と、ベースフレーム110のベース板112とガイドバー131とを結合させる結合ボルト(結合部材)133とを有している。
このガイドバー131は、図2Aに示すように、底板111に載置され水平方向に伸びる水平部131aと、この水平部131aの後端から斜め上方に傾斜する傾斜部131bと、この傾斜部131bの上端に接続され上方に向かって伸びる背面視U字状の連結部131cとから形成されている。
水平部131aの左右方向の間隔は、図2Bに示すように、バーガイド111bの基部111b1の左右方向の幅より僅かに大きくなっている。
連結部131cには、左右方向に架橋する帯状の架橋部分131c1があり、この架橋部分c1には、ガイドバー固定ネジ132を挿通自在な貫通孔131c2が形成されている。
したがって、ガイドバー131は、バーガイド111bの基部111b1の左端面または右端面とガイドバー固定ネジ132のネジ軸132aとにより、左右方向の位置が規制されている。
また、ガイドバー固定ネジ132を底板111のネジ孔111cに螺合させると、ガイドバー固定ネジ132が上下動自在となるため、ガイドバー131の水平部131aは、ガイドバー固定ネジ132と底板111とにより上下方向から挟持自在となっている。
したがって、結合ボルト133は、ガイドバー131とベースフレーム110のベース板112とを結合自在であると共に、ベースフレーム110の床板111とベース板112とを結合自在である。
次に、スタッキング台200について、図1、図3Aおよび図3Bに基づいて説明する。
図3Aは図1に示すスタッキング台の平面図であり、図3Bは図3AのIIIB−IIIB断面図である。
立ち上がり部212は、平坦部211の左右端から、互いに遠ざかる方向に斜め上方に延びている。
スタッキング台本体210がこのような形状となっているため、包装袋Bをスタッキング台本体210に載置すると、包装袋Bを長手方向(前後方向)から見ると、包装袋Bの形状はV字状になり、包装袋Bを膨らました際に開口の高さを稼ぐことができる。
また、この係合突起220の外法Dは、送風ユニット100のハウジング121間の距離Dh(図2B参照)より僅かに小さくなっている。
2つの袋変形用突起230は、前後方向の位置が揃っている。
次に、図4A乃至図5Cに基づいて、スタッキング台200に平積みされる包装袋Bにおよび袋係止具Lによる包装袋Bの集積体である袋束体BGについて説明する。
まず、図4および図4Bに基づいて、包装袋の構造について説明する。
図4Aは図1の袋詰め補助装置で用いる包装袋の平面図であり、図4Bは図4AのIVB−IVB断面図である。
また、この包装袋Bは、後方側の一辺以外は封止されており、開口部Boが1つ形成されている。
したがって、包装袋Bには表面Bfに対して突出するリップ部Bpが形成されている。
また、表面Bfの後方側には、左右方向に2つの通し孔Bhが形成されている。
次に、図5A乃至図5Cに基づいて、袋束体BGについて説明する。
図5Aは図1の袋詰め補助装置で用いる袋係止具の平面図であり、図5Bは図4Aの包装袋を図5Aの袋係止具で集積させた状態の平面図であり、図5Cは図5BのVC−VC断面図である。
頭部分Lhの平面視中央付近には、厚み方向に折り曲げ自在なフラップLfが形成されており、このフラップLfを厚み方向に折り曲げることで、係止孔Loが形成される。
<4.袋詰め補助装置の使用方法>
図6はベース板を載置面に対して傾斜させた状態の袋詰め補助装置の左側面図であり、図7はベース板を載置面に対して直立させた状態の袋詰め補助装置の左側面図である。
すなわち、袋詰め補助装置10は、ベース板112を載置面Fに対してほぼ水平にした状態(水平状態;図1参照)、ベース板112を載置面Fに対して傾斜させた状態(傾斜状態;図6)、ベース板112を載置面Fに対して直立させた状態(直立状態;図7)の3つの状態で袋詰め可能となっている。
袋詰め補助装置10の使用者は、被包装物の形状や特性に応じて最適な姿勢を選択して、被包装物を袋詰めする。
図1のような水平状態において、送風ユニット100のベースフレーム110の床板111とベース板112とは、結合ボルト133をベース板112の貫通孔112bから床板111のバーガイド111bの突出部112b2に形成されたネジ孔に螺合させて、一体になっている。
床板111とベース板112とを結合ボルト133により結合させることでベース板112が床板111に対して回動しなくなり、ベース板112を載置面Fと水平状態にして袋詰め作業を行う場合にベース板112が床板111に対して跳ね上がることを防ぐことができる。
水平状態にある袋詰め補助装置10に対して、結合ボルト133と床板111との螺合を解除して、ベース板112が床板111に対して回動自在とする。
この状態で、ベース板112が床板111に対して上方に回動させつつ、ガイドバー固定ネジ132を緩めてガイドバー131を前後に進退自在として、送風ユニット100のフック114をガイドバー131の連結部131cに係止可能な位置まで、ベース板112のバーガイド111bの突出部111b2とガイドバー固定ネジ132のネジ軸132aとを前後方向のガイドとして、前進させる。
この状態で、フック114をガイドバー131の連結部131cに係止して、ガイドバー固定ネジ132によりガイドバー131を固定すると、図6に示す傾斜状態が形成される。
また、水平状態にある袋詰め補助装置10に対して、結合ボルト133と床板111との螺合を解除して、ベース板112が床板111に対して回動自在する。
この状態で、ベース板112が床板111に対して上方に回動させつつ、ガイドバー固定ネジ132を緩めてガイドバー131を前後に進退自在として、ガイドバー131の連結部131cが前方に位置するようにガイドバー131の向きを入れ替える。
そして、結合ボルト133をガイドバー131の連結部131cの貫通孔132c2から挿入して、ベース板112のネジ孔112aに螺合できる位置までガイドバー131を前進させる。
この状態で、結合ボルト133をガイドバー131の連結部131cの貫通孔132c2から挿入して、ベース板112のネジ孔112aに螺合させつつ、ガイドバー固定ネジ132によりガイドバー131を固定すると、図7に示す直立状態が形成される。
したがって、本発明の第1実施例である袋詰め補助装置10によれば、底板111とベース板112とが回動自在になっていることにより、スタッキング台200が、送風ファン122に対して所定の配置間隔で送風機120のハウジング121に取り付けられて底板111に対して多種多様な被包装物に応じた袋詰め角度に傾斜自在となっている。
したがって、スタッキング台200を袋詰め作業エリアである載置面Fに対して傾けたとしても、送風ユニット100からの送風により包装袋Bが膨らむため、スタッキング台200を載置面Fに対して様々な角度に傾斜させたとしても、被包装物を確実に包装袋Bに袋詰め可能となり、多種多様な被包装物を包装袋Bに挿入自在とすることができる。
以上、本発明の第1実施例である袋詰め補助装置10について説明したが、本発明の袋詰め補助装置は、上述した実施例の袋詰め補助装置10に限定されるものではない。
そして、被包装物の包装袋への挿入をより容易に行うためには、被包装物を包装袋へ誘導するシューターを送風ユニット100に設置することが好ましい。
そこで、以下の実施例で、被包装物に応じた袋詰め補助装置の姿勢およびシューターについて説明する。
図8Aは本発明の第2実施例である袋詰め補助装置の平面図であり、図8Bは本発明の第2実施例である袋詰め補助装置の左側面図である。
なお、第2実施例の袋詰め補助装置10Aは、第1実施例の袋詰め補助装置10のスタッキング台200に平積み保持された最上位の包装袋Bに向けて被包装物を誘導するシューター300を載置したものであり、上述の水平状態または傾斜状態で使用することを想定した袋詰め補助装置である。
そして、第2実施例の袋詰め補助装置10Aの多くの要素は、第1実施例の袋詰め補助装置10と共通するので、共通する事項については詳しい説明を省略する。
水平部311の前端側は、送風ファン122からの送風と干渉しないようにするため、図8Aに示すように、後端側に向かってU字状の切り欠き311aが形成されている。
立ち上がり部312は、水平部311の左右端から、互いに遠ざかる方向に斜め上方に延びている。
図9Aは本発明の第3実施例である袋詰め補助装置に用いるシューターの平面図であり、図9Bは本発明の第3実施例である袋詰め補助装置の左側面図である。
なお、第3実施例の袋詰め補助装置10Bは、第1実施例の袋詰め補助装置10のスタッキング台200に平積み保持された最上位の包装袋Bに向けて大根や長ネギ、バケットなどの被包装物を誘導するシューター400を載置したものであり、上述の直立状態で使用することを想定した袋詰め補助装置である。
そして、第3実施例の袋詰め補助装置10Bの多くの要素も、第1実施例の袋詰め補助装置10と共通するので、共通する事項については詳しい説明を省略する。
また、形状固定用面ファスナー430に対する帯状面ファスナー420の位置を変えることで、シューター本体410の直径を調整することができる。
図10は本発明の第4実施例である袋詰め補助装置の左側面図であり、図11A乃至図11Cは本発明の第4実施例である袋詰め補助装置の使用方法を示す図である。
なお、第4実施例の袋詰め補助装置10Cは、第1実施例の袋詰め補助装置10のスタッキング台200に平積み保持された最上位の包装袋Bに向けて葉物野菜などの被包装物を誘導するシューター500を載置したものであり、上述の水平状態または傾斜状態で使用することを想定した袋詰め補助装置である。
そして、第4実施例の袋詰め補助装置10Cの多くの要素も、第1実施例の袋詰め補助装置10と共通するので、共通する事項については詳しい説明を省略する。
シューター500は、送風機120のハウジング121に設置されたガイド部材128の上を滑動自在なシューター本体510と、このシューター本体510の後端と送風機120のハウジング121とを接続する弾性変形自在な緩衝部材520とを有している。
なお、ガイド部材128の下面には面ファスナーが貼付されているため、ガイド部材128は送風ユニット100の面ファスナー124aに対して着脱自在となっている。
緩衝部材520は、後端がシューター本体150と接続され、先端には送風ユニット100の送風ファン収容部121bの下端近傍に形成された係合孔121b2に係合自在な係合突起521が形成されている。
したがって、シューター500の係合突起521を送風ユニット100の係合孔121b2に挿入して係合させることでシューター500が送風ユニット100に固定される。
また、緩衝部材520がハウジング121とガイドバー131との間に位置していることにより、緩衝部材520は送風機120のハウジング121とガイドバー131の傾斜部131bとの間を揺動自在となっている。
次に、図11A乃至図11Cに基づいて、第4実施例である袋詰め補助装置10Cの使用方法について説明する。
この状態で、袋詰めを行う作業者が手Hにより被包装物Cを下流側(前方側)に押し込むと、図11Bに示すように、シューター本体510がガイド部材128を前方に向かって滑動し、シューター本体510が包装袋Bの内部に挿入される。
このとき、被包装物Cのシューター500への押し込みにより、シューター本体510が拡径し、被包装物Cが包装袋B側に押し込まれる。
包装袋Bがスタッキング台200から離れるまで被包装物Cを前方に向けて押し込むと、図11Cに示すように、手Hおよび被包装物Cがシューター500から完全に離れている。
この状態に達すると、緩衝部材520の弾性によりシューター本体510が自動的に後方に向かって引き戻される。
図12は本発明の第5実施例である袋詰め補助装置の左側面図であり、図13Aは本発明の第5実施例である袋詰め補助装置に用いるシューターの導入壁が拡開された状態の斜視図であり、図13Bは図13Aに示すシューターの導入壁が閉じ合わさった状態の斜視図である。
なお、第5実施例の袋詰め補助装置10Dは、図12に示すように、第1実施例の袋詰め補助装置10のスタッキング台200に平積み保持された最上位の包装袋Bに向けて被包装物を収容した包装容器を誘導するシューターを誘導するシューター600を載置したものであり、上述の水平状態または傾斜状態で使用することを想定した袋詰め補助装置である。
そして、第5実施例の袋詰め補助装置10Dの多くの要素も、第1実施例の袋詰め補助装置10と共通するので、共通する事項については詳しい説明を省略する。
包装容器誘導部610は、平板状の底壁部分611と、この底壁部分611の両側部から斜め上方に向かって伸びる側壁部分612と、底壁部分611の後端中央からたち下がっている舌片状の係止部分613とから形成されている。
これにより、シューター600は、送風ユニット100のハウジング121に着脱自在となっている。
したがって、被包装物の形状に応じたシューター600を送風ユニット100のハウジング121に対して装着可能となっている。
側壁部分612の間の距離は、上方に向かうにつれ広がっており、側壁部分612の上端間の距離は、包装容器の頂部の左右方向の幅よりも大きくなっている。
底壁部分611、側壁部分612の幅が、包装容器Pに対して設定されていることにより、包装容器がシューター600の包装容器誘導部610を滑降する間に、包装容器の姿勢が、開閉式ゲート部620で受け入れ易い挿入姿勢に調整される。
シューター600を送風ユニット100に固定するには、シューター600の係合突起613を送風ユニット100の係合孔121b2に挿入すると共に、シューター600の面ファスナー614を送風ユニット100の面ファスナー124に係合させる。
開閉式ゲート部620は、図13Aおよび図13Bに示すように開閉自在となっており、包装容器誘導部610の側壁部分612の前端と連続する左右一対の導入壁621と、この左右一対の導入壁621を係止して閉じ合わせる導入壁係止手段622と、導入壁621の上辺と連接する左右一対の上方フラップ片623とを有している。
また、導入壁621の高さは、包装容器誘導部610の側壁部分612の高さとほぼ等しくなっている。
したがって、左右一対の導入壁621に対して包装容器を包装袋Bに挿入する方向に力を加えて図13Aのような状態に拡開させた状態にすると、自身の折り癖および弾性により、互いに重なり合う方向に(すなわち、図13Bのような状態に戻るように)弾性変形する。
したがって、図13Bのように、左右一対の導入壁621が重なり合っている状態では磁石622aと磁性体622bとにより、左右一対の導入壁621が磁着されている。
100 ・・・ 送風ユニット
110 ・・・ ベースフレーム
111 ・・・ 底板
111a ・・・ ガイド
111b ・・・ バーガイド
111c ・・・ ネジ孔
112 ・・・ ベース板
113 ・・・ 回動部材(軸支部材)
114 ・・・ フック
120 ・・・ 送風機
121 ・・・ ハウジング
121a ・・・ 底部
121b ・・・ 送風ファン収容部
121c ・・・ 水平部
121d ・・・ 傾斜部
121e ・・・ ハウジング変形部
121f ・・・ 隙間
122 ・・・ 送風ファン
122a ・・・ 電源スイッチ
122b ・・・ 電源コード
123 ・・・ 止めネジ
124 ・・・ シューター接続部材
124a ・・・ 面ファスナー
124b ・・・ 基材
125 ・・・ ハウジング固定手段
126 ・・・ 押さえ板
126a ・・・ 台押さえ板
126b ・・・ 袋押さえ板
127 ・・・ 袋形状保持部材
128 ・・・ ガイド部材
130 ・・・ 傾斜固定手段
131 ・・・ ガイドバー
131a ・・・ 水平部
131b ・・・ 傾斜部
131c ・・・ 連結部
131c1 ・・・ 架橋部分
131c2 ・・・ 貫通孔
132 ・・・ ガイドバー固定ネジ
132a ・・・ ネジ軸
133 ・・・ 結合ボルト(結合部材)
200 ・・・ スタッキング台
300、400、500、600 ・・・ シューター
F ・・・ 載置面(袋詰め作業エリア)
B ・・・ 包装袋
BG ・・・ 袋束体
L ・・・ 袋係止具
C ・・・ 被包装物
H ・・・ 手
Claims (5)
- 包装袋を膨らませる送風ユニットと前記包装袋を多数平積み保持するスタッキング台とを備えて前記包装袋に対する被包装物の袋詰め作業を順次袋詰め可能に補助する袋詰め補助装置であって、
前記送風ユニットが、袋詰め作業エリアに設置するベースフレームと前記包装袋に向けて送風する送風機とを備え、
前記ベースフレームが、前記送風ユニット全体を支持する底板と前記送風機を取り付けるベース板と前記底板に対してベース板を袋詰め方向に向かって傾斜自在に軸支する軸支部材とを有し、
前記送風機が、前記ベースフレームのベース板の上面に固定したハウジングと該ハウジングに固定した送風ファンとを有し、
前記スタッキング台が、前記送風ファンの送風口の前方側で前記送風機のハウジングに取り付けられて前記底板に対して多種多様な被包装物に応じた袋詰め角度に傾斜自在となっていることを特徴とする袋詰め補助装置。 - 前記ベースフレームの底板に対する前記ベースフレームのベース板の傾きを固定する傾斜固定手段が、前記送風ユニットに設けられていることを特徴とする請求項1に記載の袋詰め補助装置。
- 前記傾斜固定手段が、前記底板に着脱自在に固定される水平部と該水平部から斜め上方に延びる傾斜部とを有するガイドバーと、該ガイドバーと前記ベースフレームのベース板とを結合させる結合部材とを有し、
前記ベースフレームが、前記ガイドバーに懸架自在なフックを有していることを特徴とする請求項2に記載の袋詰め補助装置。 - 前記結合部材が、前記ベースフレームの床板とベース板とを結合自在であることを特徴とする請求項3に記載の袋詰め補助装置。
- 前記スタッキング台に平積み保持された最上位の包装袋に向けて前記被包装物を誘導するシューターが、前記送風機のハウジングに設置されたガイド部材の上を滑動自在なシューター本体と、該シューター本体の後端と前記送風機のハウジングとを接続する弾性変形自在な緩衝部材とを有し、
前記シューターの緩衝部材が、前記ガイドバーと前記送風機のハウジングとの間に配置されていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の袋詰め補助装置。
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