JP7004134B2 - 発色シート、転写箔、成形体、および、転写箔の製造方法 - Google Patents
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ここで、特許文献1に記載の発色体においては、基材として石英ガラス基板が用いられ、ドライエッチングによって基材の表面の凹凸が形成される。石英ガラス基板の可撓性は低いため、こうした発色体の構造を発色シートに適用すると、発色シートの柔軟性が低くならざるを得ない。発色シートの柔軟性が低いと、物品の曲面に発色シートを貼り付ける場合に、曲面に発色シートを沿わせるために大きな圧力や熱を要したり、曲面と発色シートとの密着性が低くなって発色シートが剥がれやすくなったりする。
上記構成によれば、多層膜層の凹凸構造を保護する層として好適な保護層が実現される。
上記構成によれば、多層膜層を透過した光の少なくとも一部は吸収層によって吸収され、透過光が第1面側に返ってくることが抑えられる。したがって、第1面側から発色シートを観察した場合に、多層膜層からの反射光とは異なる波長域の光が視認されることが抑えられるため、反射光による色の視認性が低下することが抑えられる。
上記構成によれば、吸収層が可視領域において広い波長域の光を吸収可能であるため、入射光が可視領域の光である構成において、多層膜層の構成に応じた透過光の波長域の差異に関わらず、透過光を好適に吸収する吸収層が実現できる。そして、アンカー層によって、顔料を含む吸収層を多層膜層の上に好適に固定することができる。
上記構成によれば、多層膜層を透過した光の少なくとも一部は接着層によって吸収され、透過光が第1面側に返ってくることが抑えられる。したがって、第1面側から発色シートを観察した場合に、多層膜層からの反射光とは異なる波長域の光が視認されることが抑えられるため、反射光による色の視認性が低下することが抑えられる。
上記構成において、前記第1面と対向する方向から見て、前記凹部が構成するパターンは、前記複数の図形要素の集合からなる第1パターンと、前記第2方向に沿って延び、前記第1方向に沿って並ぶ複数の帯状領域からなる第2パターンとが重ね合わされたパターンであり、前記第1方向に沿った前記帯状領域の配列間隔は、前記複数の帯状領域において一定ではなく、その平均値が前記入射光に含まれる波長域における最小波長の1/2以上であり、前記凹部は、前記第1面と対向する方向への投影像が前記第1パターンを構成する要素であって所定の深さを有する凹部要素と、前記第1面と対向する方向への投影像が前記第2パターンを構成する要素であって所定の深さを有する凹部要素とが深さ方向に並んだ多段形状を有してもよい。
上記構成によれば、発色シートの柔軟性が高められているため、被着体における発色シートの固定される面の形状の自由度が高まり、また、発色シートが被着体から剥がれにくい成形体が実現される。
上記構成によれば、多層膜層に対して剥離可能な剥離層が好適に実現される。また、凹凸構造が樹脂層に形成されているため、剥離層の凹凸構造の形成に、ナノインプリント法等の、微細な凹凸を好適にかつ簡便に形成可能な製造方法を用いることが可能である。
上記構成によれば、多層膜層に対して剥離可能な剥離層が好適に実現される。
上記構成によれば、外部刺激の有無や外部刺激を与えるタイミングによって、剥離層の剥離を制御することができる。
図1~図6を参照して、発色シート、転写箔、成形体、および、転写箔の製造方法の第1実施形態を説明する。なお、発色シートに対する入射光および反射光の波長域は特に限定されないが、以下の実施形態においては、一例として、可視領域の光を対象とした発色シートについて説明する。以下の説明において、可視領域の光とは、360nm以上830nm以下の波長域の光を指す。
まず、転写箔の構成を説明する。転写箔は、物品等の被着体に発色シートを貼り付けるために用いられるシートである。詳細には、転写箔は、転写箔が備える発色シートを被着体に転写するために用いられる。
アンカー層17は、多層膜層16の第2面16Sを覆い、多層膜層16と吸収層18とに挟まれている。アンカー層17は、吸収層18における下層に対する接着性を高める機能を有する。換言すれば、アンカー層17は、多層膜層16に対する吸収層18の固定の強度を高めている。アンカー層17を構成する材料としては、例えば、ビニル樹脂等が用いられる。アンカー層17の膜厚は、例えば、1μm以上10μm以下である。
[凹凸構造の構成]
図2を参照して、剥離層15が有する凹凸構造の詳細について説明する。図2(a)は、樹脂層13をその表面と対向する方向から見た平面図であり、図2(b)は、図2(a)のII-II線に沿った樹脂層13の断面構造を示す断面図である。図2(a)においては、凹凸構造を構成する凸部15aにドットを付して示している。
一方、複数の矩形Rにおいて、第2方向Dyの長さd2は不規則であって、各矩形Rにおける長さd2は、所定の標準偏差を有する母集団から選択された値である。この母集団は、正規分布に従うことが好ましい。複数の矩形Rからなるパターンは、例えば、所定の標準偏差で分布する長さd2を有する複数の矩形Rを所定の領域内に仮に敷き詰め、各矩形Rの実際の配置の有無を一定の確率に従って決定することにより、矩形Rの配置される領域と矩形Rの配置されない領域とを設定することによって形成される。多層膜層16からの反射光を効率よく散乱させるためには、長さd2は、平均値が4.15μm以下、かつ、標準偏差が1μm以下の分布を有することが好ましい。
上記転写箔10の製造方法を説明する。
まず、剥離層15が形成される。樹脂層13の凹凸構造の形成方法としては、例えば、ナノインプリント法が用いられる。例えば、光ナノインプリント法によって樹脂層13の凹凸構造を形成する場合、まず、形成対象の凹凸の反転された凹凸を有する凹版であるモールドの凹凸が形成された面に、樹脂層13の材料である光硬化性樹脂を含む塗布液が塗布される。塗布液には離型剤も含まれる。塗布液の塗布方法は特に限定されず、インクジェット法、スプレー法、バーコート法、ロールコート法、スリットコート法、グラビアコート法等の公知の塗布法が用いられればよい。
また、光ナノインプリント法に代えて、熱ナノインプリント法が用いられてもよく、この場合、樹脂層13を構成する樹脂としては、熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂等の、製造方法に応じた樹脂が用いられる。
[発色シートおよび成形体]
上記転写箔10から被着体への発色シート11の転写方法を説明しつつ、発色シート11および成形体の構成について説明する。なお、発色シート11は、例えば、被着体である物品の意匠性を高める目的で用いられてもよいし、物品の偽造の困難性を高める目的で用いられてもよいし、これらの目的を兼ねて用いられてもよい。
本実施形態の作用について説明する。上述のように、発色シート11の製造時に、多層膜層16の凹凸構造を形成するために用いられた基材12および樹脂層13からなる層は、多層膜層16に対して剥離可能に構成されており、発色シート11が被着体61に貼り付けられた後に、剥離される。このように、発色シート11は製造時の基材を有さないため、発色シート11の柔軟性が高められる。
発色シート11の変形例について説明する。
図6が示すように、発色シート11は、多層膜層16の第1面16Fを覆う保護層20を備えていてもよい。この場合、保護層20が、発色シート11の最外面を構成する。保護層20は、樹脂を含む塗布層であり、可視領域の光に対して光透過性を有する材料、すなわち、可視領域の光に対して透明な材料から構成される。保護層20を構成する材料としては、例えば、アクリル系樹脂等が用いられる。例えば、保護層20が、フッ素を含む樹脂から構成される形態であれば、発色シート11の表面に皮脂などの汚れが付着することが抑えられる。保護層20の膜厚は、例えば、1μm以上100μm以下である。
(1)発色シート11が、多層膜層16の凹凸構造の形成に用いられた基材を備えていないため、発色シート11の柔軟性が高められる。したがって、被着体61の表面に発色シート11が沿いやすくなるため、発色シート11を被着体61に固定する際に発色シート11にかかる加熱や加圧等の負荷の低減が可能である。また、発色シート11と被着体61との密着性が高められるため、発色シート11が被着体61から剥がれにくくなる。
(5)上記発色シート11を備える成形体60によれば、発色シート11の柔軟性が高められているため、被着体61における発色シート11の固定される面の形状の自由度が高まり、また、発色シート11が被着体61から剥がれにくい成形体60が実現される。
(第2実施形態)
図7~図10を参照して、発色シート、転写箔、成形体、および、転写箔の製造方法の第2実施形態を説明する。以下では、第2実施形態と第1実施形態との相違点を中心に説明し、第1実施形態と同様の構成については同じ符号を付してその説明を省略する。
以上のように、第2実施形態の発色シート31によれば、凹部31aにおける第1凹部要素が構成する部分に起因した光の拡散現象と、第2凹部要素が構成する部分に起因した光の回折現象との相乗によって、特定の波長域の反射光が広い観察角度で観察可能であるとともに、この反射光の強度が高められることにより光沢感のある鮮やかな色が視認される。
(9)多層膜層16の凹凸構造によって反射光の拡散効果と回折効果とが得られ、多層膜層16からの反射光として特定の波長域の光が広い観察角度で観察可能であるとともに、この反射光の強度が高められることにより光沢感のある鮮やかな色が視認される。
上記各実施形態は、以下のように変更して実施することが可能である。
・上記実施形態では、剥離層15の樹脂層13が離型剤を含むことにより、剥離層15が多層膜層16から剥離可能に構成されている。これに代えて、転写箔10は、剥離層15と多層膜層16との間に、剥離層15の凹凸構造に沿った層であって、離型剤を含む層である離型層を備えていてもよい。離型層は、例えば、多層膜層16の形成前に、樹脂層13に離型剤が塗布されることによって形成される。そして、剥離層15と離型層との界面、もしくは、離型層と多層膜層16との界面にて剥離が生じることにより、剥離層15が多層膜層16から剥離される。剥離層15と離型層との界面にて剥離が生じる場合には、発色シート11,31は、離型層を保護層20として備える。例えば、離型層がフッ素を含む樹脂から構成される形態であれば、離型層によって剥離層15が多層膜層16から剥離可能とされるとともに、剥離層15の剥離後には、離型層は、保護層20として発色シート11,31の表面に皮脂などの汚れが付着することを抑える効果を発揮する。
・第1実施形態において、剥離層15の凸部15aが構成するパターン、すなわち、多層膜層16の凹部11aが構成するパターンを構成する図形は、矩形に限られない。換言すれば、第2実施形態において、第1凸部要素または第1凹部要素が構成するパターンを構成する図形は、矩形に限られない。これらのパターンを構成する図形は、長円等であってもよく、要は、第2方向Dyに沿った長さが第1方向Dxに沿った長さ以上である形状を有する図形要素であればよい。そして、図形要素における第1方向Dxの長さd1と第2方向Dyの長さd2とが、第1実施形態で説明した条件を満たしていればよい。
Claims (14)
- 多層膜層と接着層とを備える発色シートであって、
前記多層膜層は、第1面と、前記第1面とは反対側の面である第2面とを有し、前記多層膜層において相互に隣接する層の屈折率は互いに異なり、前記多層膜層への入射光のうちの特定の波長域での光の反射率が他の波長域での光の反射率よりも高く、
前記第1面は前記多層膜層で構成された凹凸構造を有して前記発色シートの最外面を構成し、前記凹凸構造を構成する凹部は前記凹部の開口する平面から1段以上に窪み、前記第1面と対向する方向から見て、前記凹部が構成するパターンは、第1方向に沿った長さがサブ波長以下であって、前記第1方向と直交する第2方向に沿った長さが前記第1方向に沿った長さ以上である複数の図形要素の集合からなるパターンを含み、前記複数の図形要素において、前記第2方向に沿った長さの標準偏差は、前記第1方向に沿った長さの標準偏差よりも大きく、
前記凹部における前記第1方向の幅は、前記凹部の底部から開口部に向かって徐々に大きくなり、前記凹部の傾斜した側面に対応する位置に積層されている部分において前記多層膜層を構成する層の傾斜が前記第1面から前記第2面に向かって急になり、
前記接着層は、前記多層膜層に対して前記第2面と対向する側に位置して前記発色シートの最外面を構成する
発色シート。 - 多層膜層と接着層と保護層とを備える発色シートであって、
前記多層膜層は、第1面と、前記第1面とは反対側の面である第2面とを有し、前記多層膜層において相互に隣接する層の屈折率は互いに異なり、前記多層膜層への入射光のうちの特定の波長域での光の反射率が他の波長域での光の反射率よりも高く、
前記第1面は前記多層膜層で構成された凹凸構造を有し、前記凹凸構造を構成する凹部は前記凹部の開口する平面から1段以上に窪み、前記第1面と対向する方向から見て、前記凹部が構成するパターンは、第1方向に沿った長さがサブ波長以下であって、前記第1方向と直交する第2方向に沿った長さが前記第1方向に沿った長さ以上である複数の図形要素の集合からなるパターンを含み、前記複数の図形要素において、前記第2方向に沿った長さの標準偏差は、前記第1方向に沿った長さの標準偏差よりも大きく、
前記凹部における前記第1方向の幅は、前記凹部の底部から開口部に向かって徐々に大きくなり、前記凹部の傾斜した側面に対応する位置に積層されている部分において前記多層膜層を構成する層の傾斜が前記第1面から前記第2面に向かって急になり、
前記接着層は、前記多層膜層に対して前記第2面と対向する側に位置して前記発色シートの最外面を構成し、
前記保護層は樹脂を含む層であって前記第1面を覆い、前記接着層とは反対側で前記発色シートの最外面を構成する
発色シート。 - 前記保護層は、塗布層である
請求項2に記載の発色シート。 - 前記第2面と前記接着層との間に、前記入射光のうち前記多層膜層を透過する光の少なくとも一部を吸収する光吸収性を有する吸収層を備える
請求項1~3のいずれか一項に記載の発色シート。 - 前記吸収層は、黒色顔料を含み、
前記第2面と前記吸収層との間に、前記吸収層の接着性を高めるアンカー層を備える
請求項4に記載の発色シート。 - 前記接着層は、前記入射光のうち前記多層膜層を透過する光の少なくとも一部を吸収する光吸収性を有する
請求項1~3のいずれか一項に記載の発色シート。 - 前記第1面と対向する方向から見て、前記凹部が構成するパターンは、前記複数の図形要素の集合からなるパターンであり、前記凹部の深さは一定である
請求項1~6のいずれか一項に記載の発色シート。 - 前記第1面と対向する方向から見て、前記凹部が構成するパターンは、前記複数の図形要素の集合からなる第1パターンと、前記第2方向に沿って延び、前記第1方向に沿って並ぶ複数の帯状領域からなる第2パターンとが重ね合わされたパターンであり、
前記第1方向に沿った前記帯状領域の配列間隔は、前記複数の帯状領域において一定ではなく、その平均値が前記入射光に含まれる波長域における最小波長の1/2以上であり、
前記凹部は、前記第1面と対向する方向への投影像が前記第1パターンを構成する要素であって所定の深さを有する凹部要素と、前記第1面と対向する方向への投影像が前記第2パターンを構成する要素であって所定の深さを有する凹部要素とが深さ方向に並んだ多段形状を有する
請求項1~7のいずれか一項に記載の発色シート。 - 請求項1~8のいずれか一項に記載の発色シートと、
前記発色シートが固定された被着体と、を備える
成形体。 - 表面に凹凸構造を有する剥離層と、
前記凹凸構造に追従した表面形状を有する多層膜層であって、当該多層膜層において相互に隣接する層の屈折率が互いに異なり、当該多層膜層への入射光のうちの特定の波長域での光の反射率が他の波長域での光の反射率よりも高い前記多層膜層と、
前記多層膜層に対して前記剥離層と反対側に位置する接着層と、を備え、
前記凹凸構造を構成する凸部は、前記凸部の位置する平面から1段以上の段差形状を有し、前記剥離層の表面と対向する方向から見て、前記凸部が構成するパターンは、第1方向に沿った長さがサブ波長以下であって、前記第1方向と直交する第2方向に沿った長さが前記第1方向に沿った長さ以上である複数の図形要素の集合からなるパターンを含み、前記複数の図形要素において、前記第2方向に沿った長さの標準偏差は、前記第1方向に沿った長さの標準偏差よりも大きく、
前記凸部における前記第1方向の幅は、前記凸部の基部から頂部に向かって徐々に小さくなり、前記凸部の傾斜した側面上に積層されている部分において前記多層膜層を構成する層の傾斜が前記接着層に向かって急になり、
前記剥離層は、前記多層膜層に対して剥離可能に構成されている
転写箔。 - 前記剥離層は、基材と、基材の表面に位置して前記凹凸構造を有する樹脂層とを備え、
前記樹脂層は、離型剤を含む
請求項10に記載の転写箔。 - 前記剥離層と前記多層膜層との間に、離型剤を含む層を備える
請求項10に記載の転写箔。 - 前記剥離層は、物理的な外部刺激を受けることに基づいて前記多層膜層に対する剥離性を発現する
請求項10~12のいずれか一項に記載の転写箔。 - 凹版の有する凹凸をナノインプリント法を用いて樹脂を含む層に転写することにより、表面に凹凸構造を有する剥離層を形成する第1工程と、
前記凹凸構造に沿って、多層膜層を、当該多層膜層において相互に隣接する層の屈折率が互いに異なり、当該多層膜層への入射光のうちの特定の波長域での光の反射率が他の波長域での光の反射率よりも高くなるように形成する第2工程と、
前記多層膜層に対して前記剥離層とは反対側に接着層を形成する第3工程と、を含み、
前記第1工程では、前記剥離層の表面と対向する方向から見て、前記凹凸構造を構成する1段以上の凸部の構成するパターンが、第1方向に沿った長さがサブ波長以下であって、前記第1方向と直交する第2方向に沿った長さが前記第1方向に沿った長さ以上である複数の図形要素の集合からなるパターンを含み、前記複数の図形要素において、前記第2方向に沿った長さの標準偏差が、前記第1方向に沿った長さの標準偏差よりも大きくなるように前記凹凸構造を形成し、かつ、前記剥離層を前記多層膜層に対して剥離可能に形成する
転写箔の製造方法。
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