JP7480652B2 - 電解液中のニカワの分析方法 - Google Patents
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Description
サイズ排除クロマトグラフィー(SEC)分析とは、多孔質充填剤を詰めたカラム中において、充填剤表面の細孔と高分子量体とのサイズ排除機構によって物質を分離する手法である。SECでは、分子サイズの大きい高分子量体は多孔質充填剤の深部へは到達できないため結果的に短い流路を通って早く溶出され、一方、分子サイズの小さい低分子量体は深部へ到達できるため流路が長くなり遅く溶出される。このように、SECでは、分子サイズ(分子量)の違いによって分子を分離することができる。なお、本発明に係る分析方法では、上述した高分子量体がニカワであり、低分子量体がニカワ以外の成分である。
全有機炭素(TOC)分析とは、有機物含有試料を酸化分解した際に発生する二酸化炭素の量が酸化分解された試料中に含まれる有機物の炭素量に比例することを利用して、発生した二酸化炭素の量を測定することで、試料中の有機物の総量を定量する分析方法である。なお、本発明に係る分析方法では、後述する限外濾過による濃縮後の溶液中における高分子量体の有機物がニカワであり、低分子量体がニカワ以外の成分である。
さて、上述したように、例えば銅電解液等の電解液中には、硫酸銅等の金属化合物のほか、チオ尿素やアビトン等の添加剤の化合物が含まれており、それらの化合物は、電解液中に微量の割合(ppmオーダー)で含まれるニカワに比べて高濃度に含まれている。そのため、従来のSEC分析では、ニカワより高濃度に含まれる他の化合物成分の影響もあり、高い精度でニカワの定量分析を行うことは困難であった。
限外濾過膜は、一般に分子の大きさに基づいて分離を行う圧力式の濾過に用いる膜であり、その性能指標は分画分子量により表現される。限外濾過膜は、一次側(流入側)から溶液(電解液)を流入させ、二次側(流出側)として濾過した溶液を流出させるものである。この操作により、限外濾過膜より上に残留した膜上液と、限外濾過膜を通って膜下に移行した膜下液とが得られる。
上述したように、本発明に係る分析方法では、SEC分析又はTOC分析の前処理として限外濾過膜を用いた処理を行ってニカワを濃縮した溶液を得る。限外濾過膜を用いる処理であれば、その具体的な濃縮の手段は特に限定されないが、例えば、限外濾過膜を備えた遠心分離用の定容容器を使用して、分析対象である電解液を遠心分離処理する方法が挙げられる。
本発明に係る分析方法において、その分析対象は電解液であり、一般的にpH≦0.5である強い酸性を示す溶液である。そのため、電解液に対する前処理に用いる限外濾過膜の劣化を抑制する観点から、その前処理を行うにあたって、電解液を少なくとも2倍程度以上に希釈することが好ましい。
限外濾過膜を用いた前処理により、膜上液としてニカワを濃縮させたニカワ濃縮液を得ることができるが、そのニカワの濃縮率としては10倍程度とすることが好ましい。
上述したように、SECやTOCを用いた電解液中のニカワの濃度分析においては、検量線法を用いることができる。
具体的には、分析対象の電解液に対してSEC分析によりニカワ濃度を測定するにあたっては、予め、ニカワ濃度が既知の水溶液を用いたSEC分析を行うことで検量線を作製しておく。そして、限外濾過膜を用いた処理により得られたニカワの濃縮液に対するSECによる分析値(SEC分析による、保持時間とUV透過計での溶出量とから求められる溶出曲線から算出されるプラス側のピーク面積値)と、作製した検量線とを比較して、その検量線に基づいて電解液に含まれるニカワの濃度を測定する。
分析対象の電解液に対してTOC分析によりニカワ濃度を測定するにあたっては、予め、濃度既知のフタル酸水素カリウムを含有する水溶液に対して同様のTOC測定を行って得られる検量線を作製する。そして、限外濾過膜を用いた処理により得られたニカワの濃縮液に対するTOCによる分析値(TOC分析による、非分散形赤外線ガス検出器での測定時間と二酸化炭素検出量とから求められる曲線から算出されるプラス側のピーク面積値)と、作製した検量線とを比較して、その検量線に基づいて電解液に含まれるニカワに由来するTOCを測定して濃度を算出する。
本発明に係るニカワの分析方法を適用して、銅電解液に含まれるニカワの濃度をサイズ排除クロマトグラフィー(SEC)分析により測定した。
具体的には、先ず、分析対象である電解液(pH≦0.5)15mlに対して超純水15mlを添加し、電解液を2倍に希釈した。
次に、希釈後電解液を15mlの2つ([a]、[b]とする)に分け、限外濾過膜を備えた定容容器(膜上の容量17ml)に希釈後電解液[a]15mlを装入して、回転数4000rpmの条件で遠心分離処理を施した。ここで、限外濾過膜としては、分画分子量3000のPES(ポリエーテルサルフォン)からなるもの(「Vivaspin Turbo 15」,Sartorius社製)を用いた。また、遠心分離処理は、膜上の電解液(膜上液)が1.5ml(膜下液が13.5ml)となるまで行った(なお、処理時間は約30分であった。)。
次に、得られた濃縮液1.5mlに対して超純水13.5mlを添加し、限外濾過膜を備えた定容容器に装入して、回転数4000rpmの条件での遠心分離による洗浄処理を施した。さらに、遠心分離による洗浄処理で得られた膜上液1.5mlに対して超純水13.5mlを添加し、再度、限外濾過膜を備えた定容容器に装入して、回転数4000rpmの条件での遠心分離による洗浄処理を施した。これにより、膜上液として洗浄処理後の濃縮液(1.5ml)を得た。
次に、得られた濃縮液を用いてSEC分析を行った。
先ず、ニカワ濃度が0mg/L、1mg/L、5mg/L、及び10mg/Lの水溶液をそれぞれ調整し、サイズ排除カラムを用いた高速液体クロマクトグラフ(東ソー社製,HLC-8020)によりSEC分析を行った。この分析に基づき、保持時間(単位:min)と、UV透過計により測定した溶出量(単位:mV)とから溶出曲線(図2参照)を求め、基準(0mV)よりもプラス側のピーク面積(図2中の斜線部の面積)を算出し、ニカワ濃度に対する面積の関係を示すグラフにプロットし、近似線から検量線を作製した。なお、図2は、ニカワ濃度が10mg/Lの電解液に対するSEC分析の結果を示す溶出曲線のグラフ図である。
次に、上述した前処理を経て得られた濃縮液に対するSEC分析を行って、ニカワ濃度を測定した。具体的に、サイズ排除クラムを用いた高速液体クロマクトグラフ(東ソー社製,HLC-8020)によりSEC分析を行った。この分析に基づき、保持時間(単位:min)と、UV透過計により測定した溶出量(単位:mV)とから溶出曲線を求め、基準(0mV)よりもプラス側のピーク面積を算出した。
実施例1と同様の銅電解液を分析対象として、その銅電解液に含まれるニカワの濃度をSEC分析により測定した。ただし、比較例1では、限外濾過膜を用いた前処理を行わず、すなわち電解液を濃縮させることなく、そのままSEC分析を行った。
実施例1で示した検量線の作製例とは異なり、ニカワ濃度が既知の電解液(検量線作製用の電解液)を用いて検量線を作製した例を示す。
本発明に係るニカワの分析方法を適用して、銅電解液に含まれるニカワの濃度を全有機炭素(TOC)分析により測定した。
具体的には、先ず、分析対象である電解液(pH≦0.5)15mlに対して超純水15mlを添加し、電解液を2倍に希釈した。
次に、希釈後電解液を15mlの2つ([c]、[d]とする)に分け、限外濾過膜を備えた定容容器(膜上の容量17ml)に希釈後電解液[c]15mlを装入して、回転数4000rpmの条件で遠心分離処理を施した。ここで、限外濾過膜としては、分画分子量3000のPES(ポリエーテルサルフォン)からなるもの(「Vivaspin Turbo 15」,Sartorius社製)を用いた。また、遠心分離処理は、膜上の電解液(膜上液)が1.5ml(膜下液が13.5ml)となるまで行った(なお、処理時間は約30分であった。)。
次に、得られた濃縮液1.5mlに対して超純水13.5mlを添加し、限外濾過膜を備えた定容容器に装入して、回転数4000rpmの条件での遠心分離による洗浄処理を施した。さらに、遠心分離による洗浄処理で得られた膜上液1.5mlに対して超純水13.5mlを添加し、再度、限外濾過膜を備えた定容容器に装入して、回転数4000rpmの条件での遠心分離による洗浄処理を施した。これにより、膜上液として洗浄処理後の濃縮液(1.5ml)を得た。
次に、得られた濃縮液を用いてTOC分析を行った。
先ず、フタル酸水素カリウム濃度が0mg/L、2.125mg/L、10.625mg/L、21.25mg/L、42.5mg/L、及び106.25mg/L(TOCに換算すると0mg/L、1mg/L、5mg/L、10mg/L、20mg/L、及び50mg/L)の水溶液をそれぞれ調整し、全有機体炭素計(島津製作所製,TOC-V CPH)によりTOC分析を行った。この分析に基づき、非分散形赤外線ガス検出器により測定した測定時間(単位:分)と二酸化炭素検出量(単位:mV)とを、TOCに対する面積の関係を示すグラフにプロットし、近似線から検量線を作製した。
次に、上述した前処理を経て得られた濃縮液に対するTOC分析を行って、ニカワ濃度を測定した。具体的に、全有機体炭素計(島津製作所製,TOC-V CPH)によりTOC分析を行った。この分析に基づき、非分散形赤外線ガス検出器により測定した測定時間(単位:分)と二酸化炭素検出量(単位:mV)とから、二酸化炭素検出量の基準(0mV)よりもプラス側のピーク面積値を算出した。なお、図8は、実施例2における電解液のTOC分析の結果を示すグラフ図である。
実施例2と同様の銅電解液を分析対象として、その銅電解液に含まれるニカワの濃度をTOC分析により測定した。ただし、比較例2では、限外濾過膜を用いた前処理を行わず、すなわち電解液を濃縮させることなく、純水で10倍希釈してTOC分析を行った。なお、図9は、比較例2における電解液のTOC分析の結果を示すグラフ図である。
Claims (9)
- 電解液に含まれるニカワの濃度をサイズ排除クロマトグラフィー(SEC)により分析する方法であって、
前記SECによる分析に先立ち、前記電解液に対して限外濾過膜を用いた処理を行うことによって、該電解液中のニカワを濃縮し、
前記限外濾過膜を用いた処理により得られたニカワの濃縮液に対して、さらに洗浄処理を行う、
電解液中のニカワの分析方法。 - 電解液に含まれるニカワの濃度を全有機炭素(TOC)により分析する方法であって、
前記TOCによる分析に先立ち、前記電解液に対して限外濾過膜を用いた処理を行うことによって、該電解液中のニカワを濃縮し、
前記限外濾過膜を用いた処理により得られたニカワの濃縮液に対して、さらに洗浄処理を行う、
電解液中のニカワの分析方法。 - 前記電解液のpHは0.5以下である、
請求項1又は2に記載の電解液中のニカワの分析方法。 - 前記限外濾過膜を備えた定容容器を使用して、前記電解液を遠心分離処理する、
請求項1乃至3のいずれかに記載の電解液中のニカワの分析方法。 - ニカワ濃度が既知の水溶液を用いたSECによる分析を行うことで検量線を作製し、
前記限外濾過膜を用いた処理により得られたニカワの濃縮液に対する前記SECによる分析値から、前記検量線に基づいて、前記電解液に含まれるニカワの濃度を測定する、
請求項1に記載の電解液中のニカワの分析方法。 - 前記ニカワ濃度が既知の水溶液は、ニカワ濃度が既知の検量線作製用の電解液であり、
前記検量線を作製するに際しては、
前記検量線作製用の電解液に対して限外濾過膜を用いた処理を行うことによって該電解液中のニカワを濃縮し、得られたニカワの濃縮液に対して洗浄処理を行い、
前記洗浄処理後の濃縮液を用いたSECによる分析を行うことで検量線を作製する、
請求項5に記載の電解液中のニカワの分析方法。 - 濃度既知のフタル酸水素カリウム水溶液を用いたTOCによる分析を行うことで検量線を作製し、
前記限外濾過膜を用いた処理により得られたニカワの濃縮液に対する前記TOCによる分析値から、前記検量線に基づいて、前記電解液に含まれるニカワの濃度を測定する、
請求項2に記載の電解液中のニカワの分析方法。 - ニカワ濃度が既知の水溶液を用いたTOCによる分析を行うことで検量線を作製し、
前記限外濾過膜を用いた処理により得られたニカワの濃縮液に対する前記TOCによる分析値から、前記検量線に基づいて、前記電解液に含まれるニカワの濃度を測定する、
請求項2に記載の電解液中のニカワの分析方法。 - 前記ニカワ濃度が既知の水溶液は、ニカワ濃度が既知の検量線作製用の電解液であり、
前記検量線を作製するに際しては、
前記検量線作製用の電解液に対して限外濾過膜を用いた処理を行うことによって該電解液中のニカワを濃縮し、得られたニカワの濃縮液に対して洗浄処理を行い、
前記洗浄処理後の濃縮液を用いたTOCによる分析を行うことで検量線を作製する、
請求項8に記載の電解液中のニカワの分析方法。
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