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JP7700728B2 - 光学部材 - Google Patents

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JP7700728B2 JP2022077697A JP2022077697A JP7700728B2 JP 7700728 B2 JP7700728 B2 JP 7700728B2 JP 2022077697 A JP2022077697 A JP 2022077697A JP 2022077697 A JP2022077697 A JP 2022077697A JP 7700728 B2 JP7700728 B2 JP 7700728B2
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Description

本開示は、光学部材に関するものである。
従来、特許文献1に記載されているように、半透過ミラーと、ミラーと、透光性部材と、プリズムと、を備える死角補助装置が知られている。半透過ミラーは、視認者側に設けられる。ミラーは、光を半透過ミラーへ反射する。透光性部材は、半透過ミラーおよびミラーの間に設けられる。プリズムは、半透過ミラーおよび視認者の間に設けられる。さらに、プリズムは、上下方向に延びているとともに、左右方向に複数配列されている。また、それぞれのプリズムは、透光性部材の光の入射面と対向しない面に遮光層を備えている。この遮光層によって視認者側から入射する光が遮られる。
特許第6372305号公報
発明者等の検討によれば、特許文献1に記載された死角補助装置では、プリズムが上下方向に延びているとともに左右方向に複数配列されていることから、遮光層も上下方向に延びているとともに左右方向に複数配列されている。このため、遮光層が、例えば、黒色の樹脂で形成されており、視認者が死角補助装置を見ると、遮光層は、上下方向に延びているとともに左右方向に複数配列された黒い筋に見える。
ここで、視認者が景色を見るとき、視認者の両眼は左右にあるため、上下方向の周期的な筋が景色と異なる距離に存在すると、人の視覚処理で、その筋に融像してしまうため、視認者による筋に対する認識しやすさである誘目性が上昇する。このことから、景色を左右視で融像することが阻害される。また、視認者の両眼の左右の動きにより、周期構造の縦筋で生じるモアレが移動することで、誘目性が上昇する。したがって、死角補助装置に映る死角領域の光景に対する認識が低下するため、死角領域の光景の視認性が低下する。
また、ここで、発明者等の検討によれば、特許文献1に記載された死角補助装置では、半透過ミラーが備えられているところ、半透過ミラーは、誘電体多層膜等を有するため、死角補助装置の部品点数が多くなる。このため、死角補助装置のコストが高くなることから、死角補助装置のコスト削減のために死角補助装置が半透過ミラーを備えないことが望まれる。
死角補助装置が半透過ミラーを備えないようにするため、半透過ミラーに代えて、プリズムの間に形成された導光体の面にて光を反射させることが考えられる。しかし、この場合、プリズムが上下方向に延びているとともに左右方向に複数配列されていることから、この反射面も上下方向に延びているとともに左右方向に複数配列される。このとき、反射面は、上下方向に延びているとともに左右方向に複数配列された筋に見える。したがって、反射面により、上記と同様に、視認者による筋に対する認識しやすさである誘目性が上昇する。これにより、死角補助装置に映る死角領域の光景に対する認識が低下するため、死角領域の光景の視認性が低下する。
本開示は、死角領域の光景に対する認識の低下を抑制する光学部材を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、取付部材(5)に取り付けられる光学部材であって、死角領域からの外景光(Lo)が入射する入射面(25)と、入射面からの光を反射する第1反射面(31、311)と、第1反射面で反射された光を反射する第2反射面(32)と、入射面からの光および第2反射面で反射された光を外部に射出する射出部(40)と、入射面、第1反射面および第2反射面と交差して接続されている第1粗面(201)と、第1粗面とは反対側に配置されているとともに入射面、第1反射面および第2反射面と交差して接続されている第2粗面(202)と、を有する導光体(20)を備え、第1粗面から第2粗面に向かう方向であって、第1反射面の法線方向(Dn)と直交する方向を第1方向(Da1)とし、法線方向および第1方向と直交する方向を第2方向(Da2)とすると、射出部は、第2方向に所定の間隔を空けて複数配列されており、第1反射面は、互いに隣り合う射出部同士の間に形成されていることにより第2方向に所定の間隔を空けて複数配列されており、法線方向に延びる軸周りの回転方向において、第1方向に対する第1反射面の傾斜角度をγrとし、第1方向と直交する方向の断面において視認者および導光体を結んだ線分をLbとし、第1方向に延びる軸周りの回転方向において、第2方向に対するLbの傾斜角度をβとすると、
第1反射面は、
Figure 0007700728000001
の関係式(1)を満たすように形成されている光学部材である。
また、請求項3に記載の発明は、取付部材(5)に取り付けられる光学部材であって、死角領域からの外景光(Lo)が入射する入射面(25)と、入射面からの光を反射する第1反射面(31、311)と、第1反射面で反射された光を反射する第2反射面(32)と、入射面からの光および第2反射面で反射された光を外部に射出する射出面(42)ならびに射出面と接続されている非射出面(45)を含む射出部(40)と、入射面、第1反射面および第2反射面と交差して接続されている第1粗面(201)と、第1粗面とは反対側に配置されているとともに入射面、第1反射面および第2反射面と交差して接続されている第2粗面(202)と、を有する導光体(20)と、非射出面を覆うことにより、導光体の外部から射出部に向かう光を遮光する遮光部(60)と、を備え、第1粗面から第2粗面に向かう方向であって、第1反射面の法線方向(Dn)と直交する方向を第1方向(Da1)とし、法線方向および第1方向と直交する方向である第2方向(Da2)とすると、射出部は、第2方向に複数配列されており、遮光部は、非射出面を覆うことにより、第2方向に複数配列されており、法線方向に延びる軸周りの回転方向において、第1方向に対する非射出面および遮光部の傾斜角度をγとし、第1方向と直交する方向の断面において視認者および導光体を結んだ線分をLbとし、第1方向に延びる軸周りの回転方向において、第2方向に対するLbの傾斜角度をβとすると、
非射出面および遮光部は、
Figure 0007700728000002
の関係式(2)を満たすように形成されている光学部材である。
さらに、請求項6に記載の発明は、取付部材(5)に取り付けられる光学部材であって、死角領域からの外景光(Lo)が入射する入射面(25)と、入射面からの光を反射する第1反射面(31、311)と、第1反射面で反射された光を反射する第2反射面(32)と、入射面からの光および第2反射面で反射された光を外部に射出する射出部(40)と、入射面、第1反射面および第2反射面と交差して接続されている第1粗面(201)と、第1粗面とは反対側に配置されているとともに入射面、第1反射面および第2反射面と交差して接続されている第2粗面(202)と、を有する導光体(20)を備え、第1粗面から第2粗面に向かう方向であって、第1反射面の法線方向(Dn)と直交する方向を第1方向(Da1)とし、法線方向および第1方向と直交する方向を第2方向(Da2)とすると、射出部は、第2方向に所定の間隔を空けて複数配列されており、第1反射面は、互いに隣り合う射出部同士の間に形成されていることにより第2方向に所定の間隔を空けて複数配列されており、視認者の前後方向に延びる軸周りの回転方向において、天地方向に対する第1反射面の傾斜角度をωrとし、視認者の左右方向に延びる軸周りの回転方向において、天地方向に対する第1反射面の傾斜角度をγrとし、天地方向と直交する方向の断面において視認者および導光体を結んだ線分をLbとし、天地方向に延びる軸周りの回転方向において、前後方向に対するLbの傾斜角度をβとすると、
第1反射面は、
Figure 0007700728000003
の関係式(3-1)~(3-3)を満たすように形成されている光学部材である。
また、請求項8に記載の発明は、取付部材(5)に取り付けられる光学部材であって、死角領域からの外景光(Lo)が入射する入射面(25)と、入射面からの光を反射する第1反射面(31、311)と、第1反射面で反射された光を反射する第2反射面(32)と、入射面からの光および第2反射面で反射された光を外部に射出する射出面(42)ならびに射出面と接続されている非射出面(45)を含む射出部(40)と、入射面、第1反射面および第2反射面と交差して接続されている第1粗面(201)と、第1粗面とは反対側に配置されているとともに入射面、第1反射面および第2反射面と交差して接続されている第2粗面(202)と、を有する導光体(20)と、非射出面を覆うことにより、導光体の外部から射出部に向かう光を遮光する遮光部(60)と、を備え、第1粗面から第2粗面に向かう方向であって、第1反射面の法線方向(Dn)と直交する方向を第1方向(Da1)とし、法線方向および第1方向と直交する方向である第2方向(Da2)とすると、射出部は、第2方向に複数配列されており、遮光部は、非射出面を覆うことにより、第2方向に複数配列されており、視認者の前後方向に延びる軸周りの回転方向において、天地方向に対する非射出面および遮光部の傾斜角度をωとし、視認者の左右方向に延びる軸周りの回転方向において、天地方向に対する非射出面および遮光部の傾斜角度をγとし、天地方向と直交する方向の断面において視認者および導光体を結んだ線分をLbとし、天地方向に延びる軸周りの回転方向において、前後方向に対するLbの傾斜角度をβとすると、
非射出面および遮光部は、
Figure 0007700728000004
の関係式(4-1)~(4-3)を満たすように形成されている光学部材である。
これにより、視認者が導光体を見るときに、光学部材に生じる筋が傾いて見える。このため、その筋の強調が抑制されることから、誘目性が低下する。したがって、光学部材に映る死角領域の光景に対する認識の低下が抑制される。
なお、各構成要素等に付された括弧付きの参照符号は、その構成要素等と後述する実施形態に記載の具体的な構成要素等との対応関係の一例を示すものである。
第1実施形態の光学部材が用いられる車両の構成図。 光学部材の断面図。 図2のIIIから見た矢視図。 図2のVI部拡大図。 光学部材、ピラーおよびアイポイントの断面図。 視認者が光学部材を見るときのずれ量を示す図。 光学部材の入射面に外景光が入射したときを示す模式断面図。 比較用光学部材の模式図。 比較用光学部材の模式図。 第2実施形態の光学部材の側面図。 視認者が光学部材を見るときのずれ量を示す図。 第3実施形態の光学部材の側面図。 第4実施形態の光学部材の断面図。
以下、実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付し、その説明を省略する。
(第1実施形態)
本実施形態の光学部材10は、例えば、車両1に用いられる。この車両1は、図1に示すように、ステアリングホイール2、フロントウィンドウ3、サイドウィンドウ4、ピラー5および光学部材10等を備えている。そして、光学部材10は、例えば、ピラー5に取り付けられており、ピラー5により死角となる領域からの外景光Loを車両1の乗員に導光することにより、死角領域の光景を車両1の乗員に視認させる。なお、車両1の乗員は、視認者に対応する。また、ピラー5は、取付部材に対応する。
具体的には、光学部材10は、図2~図6に示すように、導光体20および遮光層60を備えている。なお、図2および後述の断面図において、理解がされやすい図とするために光学部材10の断面ハッチングが省略されている。
導光体20は、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリエチレンおよびアクリル等の樹脂材料やガラスなどの透光性材料で形成されている。また、導光体20は、入射面25、第1反射面31、第2反射面32、接続面33、複数のプリズム40、第1粗面201および第2粗面202を有する。
入射面25は、外景光Loが入射する面である。第1反射面31は、車両1の乗員側に配置されているとともに、入射面25と交差している。また、第1反射面31では、入射面25からの光が反射される。第2反射面32は、入射面25のうち第1反射面31とは反対側に接続されているとともに、第1反射面31と平行になっている。さらに、第2反射面32では、第1反射面31で反射された光が反射される。接続面33は、入射面25とは反対側に位置しているとともに、第1反射面31および第2反射面32と交差して接続されている。
ここで、第1反射面31を通る法線の方向を法線方向Dnとする。なお、ここでは、法線方向Dnは、視認者の左右方向と一致する。
そして、入射面25は、図2に示すように、法線方向Dnに対して傾いている。さらに、法線方向Dnに対する入射面25の傾斜角度である入射面角度Asiは、鋭角になっている。また、導光体20の屈折率をn1とする。また、導光体20の外部媒質の屈折率をn2とする。さらに、入射面25からの光が第1反射面31で反射されるときの入射角度および第1反射面31で反射された光が第2反射面32で反射されるときの入射角度をθiとする。このとき、導光体20は、下記関係式(1-1)を満たすように形成されている。これにより、導光体20が半透過ミラーを有さなくても、入射面25からの光が第1反射面31および第2反射面32で全反射される。
Figure 0007700728000005
次に、プリズム40は、導光体20の形成の際において成形加工、切削加工、ブラスト加工等およびこれらの組み合わせにより形成されている。また、プリズム40は、第1反射面31から突出しており、三角柱形状に形成されている。さらに、プリズム40は、所定の間隔を空けて複数配列されている。これにより、第1反射面31が、互いに隣り合うプリズム40同士の間に形成されているとともにプリズム40の配列方向に所定の間隔を空けて複数配列されている。また、プリズム40は、射出部に対応しており、プリズム射出面42およびプリズム遮光面45を含む。
プリズム射出面42は、第1反射面31に接続されている。また、プリズム射出面42は、入射面25と平行になっている。このため、プリズム射出面42は、法線方向Dnに対して入射面角度Asiで傾いている。
プリズム遮光面45は、非射出面に対応しており、プリズム射出面42と交差して接続されている。また、プリズム遮光面45は、法線方向Dnに対して遮光面角度Assで傾いている。
第1粗面201は、図3に示すように、入射面25、第1反射面31および第2反射面32と交差して接続されている。第2粗面202は、第1粗面201とは反対側に配置され第1粗面201と対向しているとともに入射面25、第1反射面31および第2反射面32と交差して接続されている。また、第1粗面201および第2粗面202の表面粗さは、入射面25、第1反射面31および第2反射面32の表面粗さよりも大きくなっている。これにより、第1粗面201および第2粗面202にて光が反射されにくくなっている。なお、表面粗さは、例えば、2乗平均平方根高さ、最大山高さ、最大谷高さ、最大高さおよび算出平均高さ等であって、ISO25178およびJISB0601に準拠した測定法によって測定される。
遮光層60は、遮光部に対応しており、光を99%以上吸収する光吸収膜である。また、遮光層60は、例えば、黒色の樹脂で塗装、印刷および蒸着等により形成されている。さらに、遮光層60は、図4に示すように、それぞれのプリズム遮光面45の全面を覆っている。これにより、遮光層60は、車両1の乗員側からプリズム遮光面45に向かって入射する光を遮る。また、遮光層60は、導光体20の内部を伝搬する光がプリズム遮光面45に入射した際の界面反射も低減する。なお、遮光層60は、黒色の樹脂で形成されているところ、黒色の樹脂に限定されないで、例えば、金属で形成されてもよい。
ここで、第1粗面201から第2粗面202に向かう方向または第2粗面202から第1粗面201に向かう方向であって、法線方向Dnと直交する方向を第1方向Da1とする。なお、ここでは、第1方向Da1は、天地方向と一致する。また、天地方向は、視認者の前後方向および左右方向と直交している。
そして、プリズム射出面42およびプリズム遮光面45は、法線方向Dnに延びる軸周りの回転方向の角度で第1方向Da1に対して傾斜している。このため、第1反射面31および遮光層60は、法線方向Dnに延びる軸周りの回転方向の角度で第1方向Da1に対して傾斜している。また、法線方向Dnに延びる軸周りの回転方向において第1方向Da1に対するプリズム射出面42およびプリズム遮光面45の傾斜角度をプリズム角度γとする。さらに、法線方向Dnに延びる軸周りの回転方向の第1反射面31の傾斜角度を反射面角度γrとする。また、ピラー5の外縁は、法線方向Dnに延びる軸周りの回転方向の角度で、第1方向Da1に対して傾斜している。さらに、法線方向Dnに延びる軸周りの回転方向のピラー5の第1方向Da1に対する傾斜角度をピラー角度Γとする。なお、ここでは、プリズム角度γ、反射面角度γrおよびピラー角度Γは、法線方向Dnに延びる軸周りの回転方向のうち時計回り方向の角度であるところ、これに限定されない。プリズム角度γ、反射面角度γrおよびピラー角度Γは、法線方向Dnに延びる軸周りの回転方向のうち反時計回り方向の角度であってもよい。
また、法線方向Dnおよび第1方向Da1と直交する方向を第2方向Da2とする。なお、ここでは、第2方向Da2は、視認者の前後方向と一致する。さらに、第2方向Da2は、プリズム40の配列方向と一致する。
また、図5に示すように、第2方向Da2における導光体20の中心を導光体中心Obとする。さらに、第1方向Da1と直交する方向の導光体20の断面において、視認者のアイポイントPeおよび導光体中心Obを結んだ線分を導光線分Lbとする。また、ここでは、第1方向Da1が天地方向と一致していることから、導光線分Lbは、天地方向と直交する方向の導光体20の断面において、視認者のアイポイントPeおよび導光体中心Obを結んだ線分に対応する。さらに、第1方向Da1に延びる軸周りの回転方向において、第2方向Da2に対する導光線分Lbの傾斜角度を相対角度βとする。なお、ここでは、導光線分Lbは、視認者のアイポイントPeおよび導光体中心Obを結んだ線分であるところ、これに限定されないで、視認者のアイポイントPeを含む所定の範囲であるアイボックスおよび導光体中心Obを結んだ線分であってもよい。
そして、プリズム角度γは、ピラー角度Γ以下、すなわち、γ≦Γになっている。さらに、プリズム角度γが反射面角度γrと同じであることから、反射面角度γrは、ピラー角度Γ以下、すなわち、γr≦Γになっている。また、プリズム射出面42およびプリズム遮光面45が法線方向Dnに延びる軸周りの回転方向の角度で第1方向Da1に対して傾斜している。これにより、図6に示すように、視認者が導光体中心Obを見ると、法線方向Dnおよび第2方向Da2をデカルト座標系とした空間において、幾何学的に、tanγ×sinβの値分ずれて、プリズム射出面42およびプリズム遮光面45が見える。すなわち、視認者が導光体中心Obを見ると、視認者の前後方向および左右方向をデカルト座標系とした空間において、幾何学的に、tanγ×sinβの値分ずれて、プリズム射出面42およびプリズム遮光面45が見える。
このため、視認者が導光体20を見ると、法線方向Dnに延びる軸周りの回転方向において、arctan(tanγ×sinβ)の角度で、プリズム射出面42およびプリズム遮光面45が第1方向Da1に対して傾斜しているように見える。そして、プリズム射出面42およびプリズム遮光面45は、下記関係式(1-2)を満たすように形成されている。これにより、プリズム遮光面45を覆う遮光層60は、下記関係式(1-2)を満たすように形成されている。また、プリズム角度γと反射面角度γrとが同じであることから、第1反射面31は、下記関係式(1-3)を満たすように形成されている。
Figure 0007700728000006
以上のように、第1実施形態の光学部材10は、構成されている。本実施形態の光学部材10では、ピラー5による死角領域の光景が車両1の乗員に視認されるとともに、死角領域の光景に対する認識の低下が抑制される。次に、図7を参照して、死角領域の光景の視認について説明する。
例えば、外景光Loが入射角θoで入射面25に入射すると、導光体20内で屈折することにより、入射光Liとなる。なお、入射角θoは、外景光Loの進行方向と法線方向Dnとのなす角度である。
さらに、入射光Liの一部は、入射角θiで第1反射面31に向かって進行して、第1反射面31に到達する。その到達した入射光Liは、第1反射面31で全反射し、第1反射光Lr1となる。また、第1反射光Lr1は、入射角θiで第2反射面32に向かって進行して、第2反射面32に到達する。その到達した第1反射光Lr1は、第2反射面32で全反射し、第2反射光Lr2となる。さらに、第2反射光Lr2は、プリズム射出面42に向かって進行して、プリズム射出面42に到達する。その到達した第2反射光Lr2は、プリズム射出面42から、入射角θoと同じとなる射出角θuで射出されて、射出光Luとなる。そして、射出光Luが車両1の乗員に向かって進行して到達することにより、ピラー5による死角領域の光景が視認される。なお、入射角θiは、入射光Liの進行方向と法線方向Dnとのなす角度である。射出角θuは、射出光Luの進行方向と法線方向Dnとのなす角度である。また、Asi<π/2-θiが満たされていることから、入射角θiは、入射角θoよりも大きくなっている。これにより、入射光Liは、第1反射面31の広範囲に向かって進行する。さらに、法線方向Dnに対するプリズム遮光面45の傾斜角度は、入射角θo以上となっている。このため、射出光Luがプリズム遮光面45に遮られることなく外部に射出されることから、射出における光量のロスが低減されている。
また、入射光Liの一部は、プリズム射出面42に向かって進行して、プリズム射出面42に到達する。その到達した入射光Liは、プリズム射出面42から、入射角θoと同じとなる射出角θuで射出されて、射出光Luとなる。そして、射出光Luが車両1の乗員に向かって進行して到達することにより、ピラー5による死角領域の光景が視認される。
以上のように、ピラー5による死角領域の光景が車両1の乗員に視認される。次に、死角領域の光景に対する認識の低下の抑制について説明する。
ここで、比較用第1光学部材91を用いて死角領域の光景に対する認識の低下について説明する。比較用第1光学部材91は、図8に示すように、比較用第1プリズム911および比較用第1反射面912を備える。比較用第1プリズム911は、比較用第1反射面912から、比較用第1反射面912の法線が延びる方向に向かって突出している。また、比較用第1プリズム911は、紙面上下方向に延びているとともに紙面左右方向に複数配列されている。比較用第1反射面912は、互いに隣り合う比較用第1プリズム911同士の間に形成されていることにより、紙面上下方向に延びているとともに紙面左右方向に複数配列されている。さらに、比較用第1光学部材91に入射した光は、比較用第1光学部材91の内部を通過して比較用第1反射面912にて反射する。比較用第1反射面912にて反射した光は、比較用第1反射面912とは反対側の面で反射して比較用第1プリズム911に入射し、比較用第1プリズム911から射出される。これにより、比較用第1光学部材91では死角領域の光景が視認されるところ、このとき、視認者が比較用第1光学部材91を見ると、比較用第1反射面912は、紙面上下方向に延びているとともに紙面左右方向に複数配列された筋に見える。なお、図8において、比較用第1反射面912の所在を明確にするため、比較用第1反射面912がドット柄で示されている。
さらに、ここで、視認者が景色を見るとき、視認者の両眼は左右にあるため、上下方向の周期的な筋が景色と異なる距離に存在すると、人の視覚処理で、その筋に融像してしまうため、視認者による筋に対する認識しやすさである誘目性が上昇する。このことから、景色を左右視で融像することが阻害される。また、視認者の両眼の左右の動きにより、周期構造の縦筋で生じるモアレが移動することで、誘目性が上昇する。したがって、比較用第1光学部材91に映る死角領域の光景に対する認識が低下する。
これに対して、第1実施形態の光学部材10では、第1反射面31は、上記関係式(1-3)を満たすように形成されている。これにより、視認者が導光体20を見るときに、第1反射面31による筋が第1方向Da1に対して10~90°傾いて見える。このため、第1反射面31による筋が第1方向Da1に対して傾いていないときや10°未満で傾いているときと比較して、その筋の強調が抑制されることから、誘目性が低下する。したがって、光学部材10に映る死角領域の光景に対する認識の低下が抑制される。また、視認者が見る位置によって視認者に見える傾きが変化するところ、上記関係式(1-3)から上記誘目性を低下させるための最適な反射面角度γrの設定がしやすくなる。
また、第1実施形態では、以下に記載する効果も奏する。
[1-1]ここで、特許文献1に記載されたような比較用第2光学部材92を用いて死角領域の光景に対する認識の低下について説明する。比較用第2光学部材92は、図9に示すように、比較用第2プリズム921および比較用遮光層922を備える。比較用第2プリズム921は、紙面上下方向に延びているとともに紙面左右方向に複数配列されている。比較用遮光層922は、比較用第2プリズム921の一面を覆っている。また、比較用第2光学部材92に入射した光は、比較用第2光学部材92の内部を通過して比較用第2プリズム921に入射して比較用第2プリズム921から射出される。これにより、比較用第2光学部材92では死角領域の光景が視認されるところ、このとき、視認者が比較用第2光学部材92を見ると、比較用遮光層922は、紙面上下方向に延びているとともに紙面左右方向に複数配列された筋に見える。この筋により、上記と同様に、視認者による筋に対する認識しやすさである誘目性が上昇することから、比較用第1光学部材91に映る死角領域の光景に対する認識が低下する。なお、図9において、比較用遮光層922の所在を明確にするため、比較用遮光層922がドット柄で示されている。
これに対して、第1実施形態の光学部材10では、プリズム遮光面45および遮光層60は、上記関係式(1-2)を満たすように形成されている。これにより、例えば、視認者が導光体20を見るときに、プリズム遮光面45を覆う遮光層60による筋が、第1方向Da1に対して10~90°傾いて見える。このため、遮光層60による筋が第1方向Da1に対して傾いていないときや10°未満で傾いているときと比較して、その筋の強調が抑制されるため、誘目性が低下する。よって、光学部材10に映る死角領域の光景に対する認識の低下が抑制される。また、視認者が見る位置によって視認者に見える傾きが変化するところ、上記関係式(1-2)から上記誘目性を低下させるための最適なプリズム角度γの設定がしやすくなる。
[1-2]プリズム角度γは、ピラー角度Γ以下、すなわち、γ≦Γになっている。また、反射面角度γrは、ピラー角度Γ以下、すなわち、γr≦Γになっている。これらにより、第2方向Da2において、導光体20がピラー5から突き出にくくなる。このため、導光体20がフロントウィンドウ3等のピラー5の外部と接触しにくくなる。
(第2実施形態)
第2実施形態では、導光体20の形態が第1実施形態と異なる。これ以外は、第1実施形態と同様である。
具体的には、図10に示すように、プリズム射出面42およびプリズム遮光面45が、第2方向Da2に延びる軸周りの回転方向の角度で天地方向に対して傾斜している。このため、導光体20自体が、第2方向Da2に延びる軸周りの回転方向の角度で天地方向に対して傾斜している。また、法線方向Dnおよび第1方向Da1は、天地方向および左右方向と交差する。
ここで、視認者の左右方向に延びる軸周りの回転方向において、天地方向に対するプリズム射出面42およびプリズム遮光面45の傾斜角度を第1プリズム角度γとする。さらに、第2方向Da2に延びる軸周りの回転方向において、天地方向に対するプリズム射出面42およびプリズム遮光面45の傾斜角度を第2プリズム角度ωとする。また、視認者の左右方向に延びる軸周りの回転方向において、天地方向に対する第1反射面31の傾斜角度を第1反射面角度γrとする。第2方向Da2に延びる軸周りの回転方向において、天地方向に対する第1反射面31の傾斜角度を第2反射面角度ωrとする。なお、第1プリズム角度γは、上記プリズム角度γに対応しており、第1反射面角度γrと同じである。第2プリズム角度ωは、第2反射面角度ωrと同じである。さらに、第1反射面角度γrは、上記反射面角度γrに対応している。また、第2方向Da2は、視認者の前後方向に一致する。さらに、第1プリズム角度γおよび第1反射面角度γrは、視認者の左右方向に延びる軸周りの回転方向のうち時計回り方向の角度であるところ、これに限定されないで、視認者の左右方向に延びる軸周りの回転方向のうち反時計回り方向の角度であってもよい。また、第2プリズム角度ωおよび第2反射面角度ωrは、第2方向Da2に延びる軸周りの回転方向のうち反時計回り方向の角度であるところ、これに限定されないで、第2方向Da2に延びる軸周りの回転方向のうち時計回り方向の角度であってもよい。また、ここでは、ピラー角度Γは、視認者の左右方向に延びる軸周りの回転方向のうち時計回り方向の角度であるところ、これに限定されないで、視認者の左右方向に延びる軸周りの回転方向のうち反時計回り方向の角度であってもよい。
さらに、第2方向Da2における導光体20の中心を導光体中心Obとする。また、図11に示すように、天地方向と直交する方向の導光体20の断面において、視認者のアイポイントPeおよび導光体中心Obを結んだ線分を導光線分Lbとする。さらに、天地方向に延びる軸周りの回転方向において、第2方向Da2に対する導光線分Lbの傾斜角度を相対角度βとする。
そして、プリズム射出面42およびプリズム遮光面45が第2方向Da2に延びる軸周りの回転方向の角度で傾斜している。これにより、視認者が導光体中心Obを見ると、視認者の前後方向および左右方向をデカルト座標系とした空間において、幾何学的に、S×sinΔの値分ずれて、プリズム射出面42およびプリズム遮光面45が見える。なお、Sは、導光体中心Obに関しての第1プリズム角度γおよび第2プリズム角度ωに対応する距離であって、第1プリズム角度γおよび第2プリズム角度ωを用いて、下記関係式(2-1)のように表される。また、Δは、視認者が導光体中心Obを見るときにおいて天地方向に延びる軸周りの回転方向の角度であって、相対角度β、第1プリズム角度γおよび第2プリズム角度ωを用いて、下記関係式(2-2)のように表される。さらに、Δの単位は、°である。
このため、視認者が導光体20を見ると、視認者の左右方向に延びる軸周りの回転方向においてarctan(S×sinΔ)の角度で、プリズム射出面42およびプリズム遮光面45が天地方向に対して傾斜しているように見える。そして、プリズム射出面42およびプリズム遮光面45は、下記関係式(2-3)を満たすように形成されている。これにより、遮光層60は、下記関係式(2-3)を満たすように形成されている。
また、第1プリズム角度γと第1反射面角度γrとが同じであることから、視認者が導光体中心Obを見ると、視認者の前後方向および左右方向をデカルト座標系とした空間において、幾何学的に、Sr×sinΔrの値分ずれて、第1反射面31が見える。なお、Srは、導光体中心Obに関しての第1反射面角度γrおよび第2反射面角度ωrに対応する距離であって、第1反射面角度γrおよび第2反射面角度ωrを用いて、下記関係式(2-4)のように表される。また、Δrは、視認者が導光体中心Obを見るときにおいて天地方向に延びる軸周りの回転方向の角度であって、相対角度β、第1反射面角度γrおよび第2反射面角度ωrを用いて、下記関係式(2-5)のように表される。さらに、Δrの単位は、°である。
このため、視認者が導光体20を見ると、視認者の左右方向に延びる軸周りの回転方向においてarctan(Sr×sinΔr)の角度で、第1反射面31が天地方向に対して傾斜しているように見える。そして、第1反射面31は、下記関係式(2-6)を満たすように形成されている。
Figure 0007700728000007
以上のように、第2実施形態の光学部材10は、構成されている。第2実施形態においても、第1実施形態と同様の効果を奏する。
(第3実施形態)
第3実施形態では、図12に示すように、第1粗面201および第2粗面202が天地方向と直交している。これ以外は、第2実施形態と同様である。この第3実施形態においても、第2実施形態と同様の効果を奏する。また、第3実施形態では、下記に記載する効果も奏する。
[2]第1粗面201および第2粗面202が天地方向と直交している。これにより、第1粗面201および第2粗面202が天地方向と直交していない場合と比較して、天地方向における導光体20の長さが小さくなる。このため、導光体20の大型化が抑制される。
(第4実施形態)
第4実施形態では、導光体20は、第1反射面31および第2反射面32を有しないで、ハーフミラー311および反射面321を有する。また、プリズム40の形態が第1実施形態と異なる。これ以外は、第1実施形態と同様である。
ハーフミラー311は、誘電体多層膜等を含み、ハーフミラー311に入射した光の一部を反射させるとともに、ハーフミラー311に入射した光の一部を透過させる。ハーフミラー311にて光が反射される面は、第1反射面31に対応しており、法線方向Dnは、ハーフミラー311にて光が反射される面の法線が延びる方向に対応する。また、ハーフミラー311は、図13に示すように、入射面25と交差しているとともに、法線方向Dnにおいてプリズム40および後述の反射面321の間に配置されている。
反射面321は、第2反射面32に対応しており、入射面25のうち第1反射面31とは反対側に接続されているとともに、ハーフミラー311と平行になっている。さらに、第2反射面32では、ハーフミラー311で反射された光が反射される。
プリズム40は、導光体20が第1反射面31を有していないでハーフミラー311を有していることにより、第2方向Da2に連なって複数配列されている。また、プリズム射出面42およびプリズム遮光面45は、上記関係式(1-2)を満たすように形成されている。これにより、遮光層60は、上記関係式(1-2)を満たすように形成されている。
以上のように、第4実施形態の光学部材10は、構成されている。第4実施形態においても、第1実施形態と同様の効果を奏する。
(他の実施形態)
本開示は、上記実施形態に限定されるものではなく、上記実施形態に対して、適宜変更が可能である。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。
上記各実施形態では、プリズム40は、三角柱形状であるところ、三角柱形状であることに限定されないで、例えば、台形柱形状であってもよい。
上記各実施形態では、遮光層60は、光吸収膜で形成されているところ、光吸収膜で形成されていることに限定されないで、光拡散材および再帰性反射材等で形成されてもよい。
上記各実施形態は、導光体20は、プリズム40を有するところ、これに限定されないで、プリズム40に代えて、回折格子やホログラムを有してもよい。また、導光体20は、入射面25を有するところ、入射面25に、入射用プリズム、回折格子やホログラムが形成されてもよい。
上記第1~第3実施形態では、第2反射面32は、第1反射面31と平行になっている。これに対して、第2反射面32は、第1反射面31と平行になっていることに限定されないで、光学部材10から視認者までの距離に応じて、第1反射面31と平行にならない形態であってもよい。また、上記第4実施形態では、反射面321は、ハーフミラー311と平行になっている。これに対して、反射面321は、ハーフミラー311と平行になっていることに限定されないで、光学部材10から視認者までの距離に応じて、ハーフミラー311と平行にならない形態であってもよい。
上記各実施形態は、適宜組み合わされてもよい。
(本発明の特徴)
[請求項1]取付部材(5)に取り付けられる光学部材であって、死角領域からの外景光(Lo)が入射する入射面(25)と、前記入射面からの光を反射する第1反射面(31、311)と、前記第1反射面で反射された光を反射する第2反射面(32)と、前記入射面からの光および前記第2反射面で反射された光を外部に射出する射出部(40)と、前記入射面、前記第1反射面および前記第2反射面と交差して接続されている第1粗面(201)と、前記第1粗面とは反対側に配置されているとともに前記入射面、前記第1反射面および前記第2反射面と交差して接続されている第2粗面(202)と、を有する導光体(20)を備え、前記第1粗面から前記第2粗面に向かう方向であって、前記第1反射面の法線方向(Dn)と直交する方向を第1方向(Da1)とし、前記法線方向および前記第1方向と直交する方向を第2方向(Da2)とすると、前記射出部は、前記第2方向に所定の間隔を空けて複数配列されており、前記第1反射面は、互いに隣り合う前記射出部同士の間に形成されていることにより前記第2方向に所定の間隔を空けて複数配列されており、前記法線方向に延びる軸周りの回転方向において、前記第1方向に対する前記第1反射面の傾斜角度をγrとし、前記第1方向と直交する方向の断面において視認者および前記導光体を結んだ線分をLbとし、前記第1方向に延びる軸周りの回転方向において、前記第2方向に対する前記Lbの傾斜角度をβとすると、
前記第1反射面は、
Figure 0007700728000008
の関係式(1)を満たすように形成されている光学部材。
[請求項2]前記法線方向に延びる軸周りの回転方向において、前記第1方向に対する前記取付部材の傾斜角度をΓとすると、前記導光体は、γr≦Γを満たすように形成されている請求項1に記載の光学部材。
[請求項3]取付部材(5)に取り付けられる光学部材であって、死角領域からの外景光(Lo)が入射する入射面(25)と、前記入射面からの光を反射する第1反射面(31、311)と、前記第1反射面で反射された光を反射する第2反射面(32)と、前記入射面からの光および前記第2反射面で反射された光を外部に射出する射出面(42)ならびに前記射出面と接続されている非射出面(45)を含む射出部(40)と、前記入射面、前記第1反射面および前記第2反射面と交差して接続されている第1粗面(201)と、前記第1粗面とは反対側に配置されているとともに前記入射面、前記第1反射面および前記第2反射面と交差して接続されている第2粗面(202)と、を有する導光体(20)と、前記非射出面を覆うことにより、前記導光体の外部から前記射出部に向かう光を遮光する遮光部(60)と、を備え、前記第1粗面から前記第2粗面に向かう方向であって、前記第1反射面の法線方向(Dn)と直交する方向を第1方向(Da1)とし、前記法線方向および前記第1方向と直交する方向である第2方向(Da2)とすると、前記射出部は、前記第2方向に複数配列されており、前記遮光部は、前記非射出面を覆うことにより、前記第2方向に複数配列されており、前記法線方向に延びる軸周りの回転方向において、前記第1方向に対する前記非射出面および前記遮光部の傾斜角度をγとし、前記第1方向と直交する方向の断面において視認者および前記導光体を結んだ線分をLbとし、前記第1方向に延びる軸周りの回転方向において、前記第2方向に対する前記Lbの傾斜角度をβとすると、
前記非射出面および前記遮光部は、
Figure 0007700728000009
の関係式(2)を満たすように形成されている光学部材。
[請求項4]前記法線方向に延びる軸周りの回転方向において、前記第1方向に対する前記取付部材の傾斜角度をΓとすると、前記導光体は、γ≦Γを満たすように形成されている請求項3に記載の光学部材。
[請求項5]前記第1方向は、天地方向と一致し、前記第2方向は、前記視認者の前後方向と一致し、前記法線方向は、前記視認者の左右方向と一致する請求項1ないし4のいずれか1つに記載の光学部材。
[請求項6]取付部材(5)に取り付けられる光学部材であって、死角領域からの外景光(Lo)が入射する入射面(25)と、前記入射面からの光を反射する第1反射面(31、311)と、前記第1反射面で反射された光を反射する第2反射面(32)と、前記入射面からの光および前記第2反射面で反射された光を外部に射出する射出部(40)と、前記入射面、前記第1反射面および前記第2反射面と交差して接続されている第1粗面(201)と、前記第1粗面とは反対側に配置されているとともに前記入射面、前記第1反射面および前記第2反射面と交差して接続されている第2粗面(202)と、を有する導光体(20)を備え、前記第1粗面から前記第2粗面に向かう方向であって、前記第1反射面の法線方向(Dn)と直交する方向を第1方向(Da1)とし、前記法線方向および前記第1方向と直交する方向を第2方向(Da2)とすると、前記射出部は、前記第2方向に所定の間隔を空けて複数配列されており、前記第1反射面は、互いに隣り合う前記射出部同士の間に形成されていることにより前記第2方向に所定の間隔を空けて複数配列されており、視認者の前後方向に延びる軸周りの回転方向において、天地方向に対する前記第1反射面の傾斜角度をωrとし、前記視認者の左右方向に延びる軸周りの回転方向において、天地方向に対する前記第1反射面の傾斜角度をγrとし、天地方向と直交する方向の断面において前記視認者および前記導光体を結んだ線分をLbとし、天地方向に延びる軸周りの回転方向において、前記前後方向に対する前記Lbの傾斜角度をβとすると、
前記第1反射面は、
Figure 0007700728000010
の関係式(3-1)~(3-3)を満たすように形成されている光学部材。
[請求項7]前記左右方向に延びる軸周りの回転方向において、天地方向に対する前記取付部材の傾斜角度をΓとすると、前記導光体は、γr≦Γを満たすように形成されている請求項6に記載の光学部材。
[請求項8]取付部材(5)に取り付けられる光学部材であって、死角領域からの外景光(Lo)が入射する入射面(25)と、前記入射面からの光を反射する第1反射面(31、311)と、前記第1反射面で反射された光を反射する第2反射面(32)と、前記入射面からの光および前記第2反射面で反射された光を外部に射出する射出面(42)ならびに前記射出面と接続されている非射出面(45)を含む射出部(40)と、前記入射面、前記第1反射面および前記第2反射面と交差して接続されている第1粗面(201)と、前記第1粗面とは反対側に配置されているとともに前記入射面、前記第1反射面および前記第2反射面と交差して接続されている第2粗面(202)と、を有する導光体(20)と、前記非射出面を覆うことにより、前記導光体の外部から前記射出部に向かう光を遮光する遮光部(60)と、を備え、前記第1粗面から前記第2粗面に向かう方向であって、前記第1反射面の法線方向(Dn)と直交する方向を第1方向(Da1)とし、前記法線方向および前記第1方向と直交する方向である第2方向(Da2)とすると、前記射出部は、前記第2方向に複数配列されており、前記遮光部は、前記非射出面を覆うことにより、前記第2方向に複数配列されており、視認者の前後方向に延びる軸周りの回転方向において、天地方向に対する前記非射出面および前記遮光部の傾斜角度をωとし、前記視認者の左右方向に延びる軸周りの回転方向において、天地方向に対する前記非射出面および前記遮光部の傾斜角度をγとし、天地方向と直交する方向の断面において前記視認者および前記導光体を結んだ線分をLbとし、天地方向に延びる軸周りの回転方向において、前記前後方向に対する前記Lbの傾斜角度をβとすると、
前記非射出面および前記遮光部は、
Figure 0007700728000011
の関係式(4-1)~(4-3)を満たすように形成されている光学部材。
[請求項9]前記左右方向に延びる軸周りの回転方向において、天地方向に対する前記取付部材の傾斜角度をΓとすると、前記導光体は、γ≦Γを満たすように形成されている請求項8に記載の光学部材。
[請求項10]前記第1粗面および前記第2粗面は、天地方向と直交する請求項6ないし9のいずれか1つに記載の光学部材。
[請求項11]前記第2方向は、前記前後方向と一致する請求項6ないし10のいずれか1つに記載の光学部材。
5 ピラー
10 光学部材
20 導光体
25 入射面
31 第1反射面
32 第2反射面
40 プリズム
201 第1粗面
202 第2粗面
311 ハーフミラー

Claims (11)

  1. 取付部材(5)に取り付けられる光学部材であって、
    死角領域からの外景光(Lo)が入射する入射面(25)と、前記入射面からの光を反射する第1反射面(31、311)と、前記第1反射面で反射された光を反射する第2反射面(32)と、前記入射面からの光および前記第2反射面で反射された光を外部に射出する射出部(40)と、前記入射面、前記第1反射面および前記第2反射面と交差して接続されている第1粗面(201)と、前記第1粗面とは反対側に配置されているとともに前記入射面、前記第1反射面および前記第2反射面と交差して接続されている第2粗面(202)と、を有する導光体(20)を備え、
    前記第1粗面から前記第2粗面に向かう方向であって、前記第1反射面の法線方向(Dn)と直交する方向を第1方向(Da1)とし、
    前記法線方向および前記第1方向と直交する方向を第2方向(Da2)とすると、
    前記射出部は、前記第2方向に所定の間隔を空けて複数配列されており、
    前記第1反射面は、互いに隣り合う前記射出部同士の間に形成されていることにより前記第2方向に所定の間隔を空けて複数配列されており、
    前記法線方向に延びる軸周りの回転方向において、前記第1方向に対する前記第1反射面の傾斜角度をγrとし、
    前記第1方向と直交する方向の断面において視認者および前記導光体を結んだ線分をLbとし、
    前記第1方向に延びる軸周りの回転方向において、前記第2方向に対する前記Lbの傾斜角度をβとすると、
    前記第1反射面は、
    Figure 0007700728000012
    の関係式(1)を満たすように形成されている光学部材。
  2. 前記法線方向に延びる軸周りの回転方向において、前記第1方向に対する前記取付部材の傾斜角度をΓとすると、
    前記導光体は、γr≦Γを満たすように形成されている請求項1に記載の光学部材。
  3. 取付部材(5)に取り付けられる光学部材であって、
    死角領域からの外景光(Lo)が入射する入射面(25)と、前記入射面からの光を反射する第1反射面(31、311)と、前記第1反射面で反射された光を反射する第2反射面(32)と、前記入射面からの光および前記第2反射面で反射された光を外部に射出する射出面(42)ならびに前記射出面と接続されている非射出面(45)を含む射出部(40)と、前記入射面、前記第1反射面および前記第2反射面と交差して接続されている第1粗面(201)と、前記第1粗面とは反対側に配置されているとともに前記入射面、前記第1反射面および前記第2反射面と交差して接続されている第2粗面(202)と、を有する導光体(20)と、
    前記非射出面を覆うことにより、前記導光体の外部から前記射出部に向かう光を遮光する遮光部(60)と、
    を備え、
    前記第1粗面から前記第2粗面に向かう方向であって、前記第1反射面の法線方向(Dn)と直交する方向を第1方向(Da1)とし、
    前記法線方向および前記第1方向と直交する方向である第2方向(Da2)とすると、
    前記射出部は、前記第2方向に複数配列されており、
    前記遮光部は、前記非射出面を覆うことにより、前記第2方向に複数配列されており、
    前記法線方向に延びる軸周りの回転方向において、前記第1方向に対する前記非射出面および前記遮光部の傾斜角度をγとし、
    前記第1方向と直交する方向の断面において視認者および前記導光体を結んだ線分をLbとし、
    前記第1方向に延びる軸周りの回転方向において、前記第2方向に対する前記Lbの傾斜角度をβとすると、
    前記非射出面および前記遮光部は、
    Figure 0007700728000013
    の関係式(2)を満たすように形成されている光学部材。
  4. 前記法線方向に延びる軸周りの回転方向において、前記第1方向に対する前記取付部材の傾斜角度をΓとすると、
    前記導光体は、γ≦Γを満たすように形成されている請求項3に記載の光学部材。
  5. 前記第1方向は、天地方向と一致し、
    前記第2方向は、前記視認者の前後方向と一致し、
    前記法線方向は、前記視認者の左右方向と一致する請求項1ないし4のいずれか1つに記載の光学部材。
  6. 取付部材(5)に取り付けられる光学部材であって、
    死角領域からの外景光(Lo)が入射する入射面(25)と、前記入射面からの光を反射する第1反射面(31、311)と、前記第1反射面で反射された光を反射する第2反射面(32)と、前記入射面からの光および前記第2反射面で反射された光を外部に射出する射出部(40)と、前記入射面、前記第1反射面および前記第2反射面と交差して接続されている第1粗面(201)と、前記第1粗面とは反対側に配置されているとともに前記入射面、前記第1反射面および前記第2反射面と交差して接続されている第2粗面(202)と、を有する導光体(20)を備え、
    前記第1粗面から前記第2粗面に向かう方向であって、前記第1反射面の法線方向(Dn)と直交する方向を第1方向(Da1)とし、
    前記法線方向および前記第1方向と直交する方向を第2方向(Da2)とすると、
    前記射出部は、前記第2方向に所定の間隔を空けて複数配列されており、
    前記第1反射面は、互いに隣り合う前記射出部同士の間に形成されていることにより前記第2方向に所定の間隔を空けて複数配列されており、
    視認者の前後方向に延びる軸周りの回転方向において、天地方向に対する前記第1反射面の傾斜角度をωrとし、
    前記視認者の左右方向に延びる軸周りの回転方向において、天地方向に対する前記第1反射面の傾斜角度をγrとし、
    天地方向と直交する方向の断面において前記視認者および前記導光体を結んだ線分をLbとし、
    天地方向に延びる軸周りの回転方向において、前記前後方向に対する前記Lbの傾斜角度をβとすると、
    前記第1反射面は、
    Figure 0007700728000014
    の関係式(3-1)~(3-3)を満たすように形成されている光学部材。
  7. 前記左右方向に延びる軸周りの回転方向において、天地方向に対する前記取付部材の傾斜角度をΓとすると、
    前記導光体は、γr≦Γを満たすように形成されている請求項6に記載の光学部材。
  8. 取付部材(5)に取り付けられる光学部材であって、
    死角領域からの外景光(Lo)が入射する入射面(25)と、前記入射面からの光を反射する第1反射面(31、311)と、前記第1反射面で反射された光を反射する第2反射面(32)と、前記入射面からの光および前記第2反射面で反射された光を外部に射出する射出面(42)ならびに前記射出面と接続されている非射出面(45)を含む射出部(40)と、前記入射面、前記第1反射面および前記第2反射面と交差して接続されている第1粗面(201)と、前記第1粗面とは反対側に配置されているとともに前記入射面、前記第1反射面および前記第2反射面と交差して接続されている第2粗面(202)と、を有する導光体(20)と、
    前記非射出面を覆うことにより、前記導光体の外部から前記射出部に向かう光を遮光する遮光部(60)と、
    を備え、
    前記第1粗面から前記第2粗面に向かう方向であって、前記第1反射面の法線方向(Dn)と直交する方向を第1方向(Da1)とし、
    前記法線方向および前記第1方向と直交する方向である第2方向(Da2)とすると、
    前記射出部は、前記第2方向に複数配列されており、
    前記遮光部は、前記非射出面を覆うことにより、前記第2方向に複数配列されており、
    視認者の前後方向に延びる軸周りの回転方向において、天地方向に対する前記非射出面および前記遮光部の傾斜角度をωとし、
    前記視認者の左右方向に延びる軸周りの回転方向において、天地方向に対する前記非射出面および前記遮光部の傾斜角度をγとし、
    天地方向と直交する方向の断面において前記視認者および前記導光体を結んだ線分をLbとし、
    天地方向に延びる軸周りの回転方向において、前記前後方向に対する前記Lbの傾斜角度をβとすると、
    前記非射出面および前記遮光部は、
    Figure 0007700728000015
    の関係式(4-1)~(4-3)を満たすように形成されている光学部材。
  9. 前記左右方向に延びる軸周りの回転方向において、天地方向に対する前記取付部材の傾斜角度をΓとすると、
    前記導光体は、γ≦Γを満たすように形成されている請求項8に記載の光学部材。
  10. 前記第1粗面および前記第2粗面は、天地方向と直交する請求項6ないし9のいずれか1つに記載の光学部材。
  11. 前記第2方向は、前記前後方向と一致する請求項6または8に記載の光学部材。
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