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JP7709188B2 - 無線通信システムの設定方法、無線通信システムおよびプログラム - Google Patents

無線通信システムの設定方法、無線通信システムおよびプログラム

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JP7709188B2 JP2021065144A JP2021065144A JP7709188B2 JP 7709188 B2 JP7709188 B2 JP 7709188B2 JP 2021065144 A JP2021065144 A JP 2021065144A JP 2021065144 A JP2021065144 A JP 2021065144A JP 7709188 B2 JP7709188 B2 JP 7709188B2
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Description

本発明は、無線通信システムの設定方法、無線通信システムおよびプログラムに関する。
無線通信を用いて各種の信号を送受する無線通信システムが広く用いられている。特許文献1には、従来の無線通信システムの設定方法の一例が開示されている。同文献に開示された無線通信システムの設定方法は、複数の無線アダプタと無線器具とを含む無線通信システムの設定方法である。この設定方法では、設定器を用いて無線アダプタと無線器具とのペアリングを行う。設定器は、無線機器と無線アダプタとの間の受信電波強度に基づいて、ペアリングすべき無線機器を選択し、ペアリング処理を行う。
特開2020-005209号公報
上述の無線通信システムでは、複数の無線アダプタが、コントローラとともに有線通信ネットワークに接続されている。このため、無線通信を実現するためのペアリングに先立って、複数の無線アダプタを含む有線通信ネットワークを構築しておく必要がある。
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、有線通信ネットワークを介することなく複数の中継ユニットの設定をより適切に行うことが可能な無線通信システムの設定方法、無線通信システムおよびプログラムを提供することをその課題とする。
本発明の第1の側面によって提供される無線通信システムの設定方法は、表示部および捕捉部を有する設定装置を利用し、複数の中継ユニットに識別アドレスを設定する、無線通信システムの設定方法であって、前記複数の中継ユニットはそれぞれ、光源部を有しており、前記光源部を点灯し且つ各ユニットの固有情報を含む固有信号を送信する、初期設定モードに、前記複数の中継ユニットを設定する、第1ステップと、設定対象とする前記中継ユニットに前記捕捉部を接近させ、前記複数の中継ユニットからの前記固有信号を前記捕捉部によって受信し、前記固有信号の受信信号強度に基づいた前記複数の中継ユニットの順列情報を、前記表示部に表示する、第2ステップと、前記順列情報に基づいて設定対象とする前記中継ユニットを推定し、推定された前記中継ユニットに識別アドレスを含む識別信号を送信する第3ステップと、を備える。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記第2ステップにおいて、前記表示部の順列表示領域に表示された前記順列情報に基づいて設定対象と推定される前記中継ユニットを選択し、前記表示部の設定表示領域に選択された前記中継ユニットの情報を表示し、前記第3ステップにおいて、前記設定表示領域に表示された設定対象と推定される前記中継ユニットを選択し、当該中継ユニットに付与されるべき識別アドレスを決定し、設定ボタンを操作することによって、前記捕捉部から設定対象と推定される前記中継ユニットに、前記識別信号を送信する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記第2ステップの後、前記第3ステップの前に、前記設定表示領域に表示されている設定対象と推定される前記中継ユニットを選択し、点滅ボタンを操作することにより、前記捕捉部から設定対象と推定される前記中継ユニットに、前記光源部を点滅点灯させる点滅信号を送信し、点滅点灯状態である前記中継ユニットが、設定対象とする前記中継ユニットと一致する場合、前記第3ステップを実行し、点滅点灯状態である前記中継ユニットが、設定対象とする前記中継ユニットと一致しない場合、前記第2ステップを実行する。
本発明の第2の側面によって提供される無線通信システムは、光源部、電源部、制御部および無線通信部をそれぞれが有する複数の中継ユニットと、前記複数の中継ユニットの前記光源部の点灯状態を制御する制御装置と、を備える無線通信システムであって、表示部および無線通信を行う捕捉部を有し、前記複数の中継ユニットの識別アドレスを設定する処理を行う設定装置をさらに備え、前記中継ユニットは、前記制御装置から点灯制御信号を前記無線通信部が受信し、前記制御部が前記点灯制御信号に応じて前記光源部の点灯状態を制御する、通常モードと、前記制御部が前記光源部を点灯させ、前記無線通信部から各ユニットの固有情報を含む固有信号を送信し、識別アドレスの変更を許容する、初期設定モードと、を前記設定装置からの切替信号によって切り替え、前記通常モードにおいては、前記識別アドレスの変更が禁止されている。
本発明の第3の側面によって提供されるプログラムは、表示部および捕捉部を有し、複数の中継ユニットを対象とした識別アドレスの設定に用いられる設定装置に、前記表示部に、順列表示領域、設定表示領域およびコマンド指定領域を設定する処理と、前記順列表示領域に、前記複数の中継ユニットからの固有信号を前記捕捉部が受信した受信信号強度に基づいた前記複数の中継ユニットの順列情報を表示する処理と、前記設定表示領域に、前記順列表示領域に表示された前記順列情報に基づいて選択された前記中継ユニットの情報を表示する処理と、前記コマンド指定領域に、捕捉ボタン、点滅ボタンおよび設定ボタンを表示する処理と、前記捕捉ボタンが操作された場合に、前記捕捉部によって前記複数の中継ユニットからの固有信号を受信する処理と、前記点滅ボタンが操作された場合に、前記順列情報に基づいて設定対象であると推定される前記中継ユニットに前記捕捉部から点滅信号を送信する処理と、前記設定ボタンが操作された場合に、設定対象であると推定される前記中継ユニットに前記捕捉部から識別アドレスを含む識別信号を送信する処理と、を実行させる。
本発明によれば、有線通信ネットワークを介することなく複数の中継ユニットの設定をより適切に行うことができる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明の第1実施形態に係る無線通信システムを示すシステム構成図である。 本発明の第1実施形態に係る無線通信システムの中継ユニットを示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る無線通信システムの設定装置を示すブロック図である。 発明の第1実施形態に係る無線通信システムの制御装置を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る無線通信システムの設定方法の一例を示すシーケンスダイアグラムである。 本発明の第1実施形態に係る無線通信システムの設定方法の一例を示すシステム構成図である。 本発明の第1実施形態に係る無線通信システムの設定方法の一例の表示部を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る無線通信システムの設定方法の一例の表示部を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る無線通信システムの設定方法の一例の表示部を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る無線通信システムの設定方法の一例の表示部を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る無線通信システムの設定方法の一例の表示部を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る無線通信システムの設定方法の一例の表示部を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る無線通信システムの設定方法の一例を示すシステム構成図である。 本発明の第1実施形態に係る無線通信システムの設定方法の一例を示すシステム構成図である。 本発明の第1実施形態に係る無線通信システムの設定方法の他の例を示すシーケンスダイアグラムである。 本発明の第1実施形態に係る無線通信システムの設定方法の他の例の表示部を示す図である。 (a)~(c)は、本発明の第1実施形態に係る無線通信システムの設定方法のさらに他の例の表示部を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る無線通信システムの設定方法のさらに他の例の表示部を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る無線通信システムの設定方法のさらに他の例の表示部を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る無線通信システムを示すシステム構成図である。 本発明の第2実施形態に係る無線通信システムの設定装置を示すブロック図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
<第1実施形態>
図1~図14は、本発明の第1実施形態に係る無線通信システム、無線通信システムの設定方法およびプログラムを示している。図1に示すように、本実施形態の無線通信システムA1は、複数の照明器具L、設定装置Sdおよび制御装置Ctを備えている。無線通信システムA1は、複数の中継ユニットとしての複数の照明器具Lを介した無線通信を実現するシステムである。
〔照明器具L〕
照明器具Lは、本発明における中継ユニットの具体例である。中継ユニットは、無線通信を中継することにより、無線通信システムA1における無線通信を実現するためのユニットである。中継ユニットの具体的構成は何ら限定されず、無線通信の中継機能を備えていればよく、専用の無線中継ユニット、無線通信機能を具備する照明器具、センサ等の各種機器が挙げられる。本実施形態においては、中継ユニットが照明器具Lである場合を例に説明する。
複数の照明器具Lは、たとえば屋内の照明に用いられ、天井、壁面、床面等の種々の箇所に設置される。また、照明器具Lは、屋外の照明に用いられる構成であってもよい。照明器具Lの具体的な形態は何ら限定されず、直管形照明や高天井照明、シーリングライト、ダウンライト、ベースライト、スポットライト等の種々の形態を適宜採用可能である。以降の説明においては、照明器具Lの一般的な構成を述べる場合に照明器具Lと称するとともに、複数の照明器具Lを区別する場合に照明器具L1、・・・照明器具Ln等の符号を適宜用いる場合がある。図1における複数の照明器具L1~Lnは、それぞれの構成が同一であってもよいし、互いの一部が共通していてもよいし、互いに異なる構成、異なる形態であってもよい。以降の説明においては、特段の記載がない限り、複数の照明器具L1~Lnが同一の構成である場合を例に説明する。
図2は、照明器具Lのブロック図である。照明器具Lは、光源部11、制御部12、記憶部13、無線通信部14および電源部15を備える。
光源部11は、照明器具L1において発光機能を果たす部位であり、周囲を照らす照明用途を満足する光量を有する。光源部11の具体的構成は何ら限定されず、たとえば、基板と当該基板に列をなして搭載された複数のLEDとからなる。また、照明器具L1は、光源部11からの光を透過させる透明または半透明のカバー(図示略)を適宜有する。なお、中継ユニットとして、専用の無線中継ユニットが用いられた場合、光源部11は、周囲を照らす照明機能を発揮可能な光量を有するものではなく、たとえば動作状況を報知するインジケータとして機能する。
制御部12は、制御装置Ctからの点灯制御信号等に基づいて、照明器具Lの各部を制御するためのものである。制御部12の具体的構成は特に限定されず、たとえばCPUからなる。記憶部13は、制御部12の制御に必要な情報を記憶するためのものであり、たとえば半導体メモリからなる。なお、記憶部13は、照明器具Lの筐体(図示略)に内蔵されるものに限定されず、照明器具Lの筐体に対して着脱可能に設けられるドングルに内蔵されてもよい。
制御部12は、照明器具Lを通常モードと初期設定モードとに切り替える。通常モードは、制御装置Ctからの点灯制御信号に応じて、点灯/消灯、調光/調色など光源部11の点灯状態を制御するモードである。通常モードでは、各ユニットの識別アドレスの変更が禁止されている。初期設定モードは、光源部11を点灯させ、無線通信部14から各ユニットの固有情報を含む固有信号を送信し、識別アドレスの変更を許容する。
無線通信部14は、制御装置Ct、通信ネットワークを構成する他の照明器具Lおよび設定装置Sdと無線通信を行うための通信部であり、無線信号を送信および受信する。無線通信部14は、たとえば、UART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)通信によって制御部12と接続されているが、これに限定されない。
無線通信部14の機能を例示すると、後述する設定装置Sdからの識別信号や制御装置Ctからの切替信号等を受信し、受信したデータに含まれる信号を制御部12に送信する。また、後述の固有信号や受信したことを示すアクノリッジ信号を設定装置Sdおよび制御装置Ct等に送信する。また、照明器具Lの動作状況を示すステータス信号を制御装置Ctに送信してもよい。
本実施形態においては、複数の照明器具Lの各々が有する固有情報が、無線通信部14に記憶されている。固有情報の具体例は特に限定されず、たとえばMAC(Media Access Control)アドレスや位置情報である。なお、固有情報は、無線通信部14の構成要素に記憶されていてもよいし、たとえば記憶部13に記憶されていてもよい。無線通信部14は、受信した信号のうち、自装置の固有情報に対する信号であると認識した場合、またはいわゆるブロードキャスト通信として全ユニットを対象に送信された場合に、当該信号を制御部12に伝達する。
無線通信部14は、設定装置Sd、制御装置Ctおよび他の照明器具Lと所定のプロトコルを用いた無線通信を行う。所定のプロトコルを用いた無線通信の通信周波数は何ら限定されず、たとえ920MHz帯、2.4GHz帯、5GHz帯等が例示される。また、所定のプロトコルの具体例は特に限定されず、たとえば、BLE(Bluetooth Low Energy)を含むBluetooth(登録商標)、ZigBee(登録商標)、Wi-Fi(登録商標)などが例示される。所定のプロトコルに従った無線通信を行うために、無線通信部14には識別アドレスが設定される。識別アドレスは、初期設定モードにおいて適宜変更および設定され、通常モードでは変更が禁止される。
本実施形態においては、後述の設定方法が完了すると、図14に示すように、無線通信部14を有する複数の照明器具Lと制御装置Ctとによって、メッシュネットワークである無線通信ネットワークCn1が構築される。所定のプロトコルは、たとえば複数の照明器具L間で各種データの転送に用いられるため、それらのデータ転送に必要となる転送速度や、信頼性を確保した上で、メッシュネットワークを構築できるプロトコルが選択される。無線通信ネットワークCn1が構築された後は、たとえば制御装置Ctからの制御信号が無線通信ネットワークCn1を介して各照明器具Lに送信される。
電源部15は、光源部11、制御部12および無線通信部14等の動作に必要な電力を供給するためのものである。電源部15は、たとえば商用の交流100Vまたは200V電力を直流電力に変換するAC/DCコンバータとしての機能や、変圧機能等を有する。
〔設定装置Sd〕
設定装置Sdは、無線通信システムA1における複数の照明器具Lの設定を行うための装置である。設定装置Sdの具体的構成は何ら限定されない。設定装置Sdは、後述の設定方法を行う際に、ユーザが持ち運びしやすい構成が好ましい。本実施形態の設定装置Sdは、操作端末Teおよび捕捉部Cpを備える。ただし、設定装置Sdは、操作端末Teおよび捕捉部Cpを備える構成に限定されず、以下に説明する構成要素が1つの筐体に収容された機器(たとえば、スマートフォン、タブレット端末)として構成されていてもよい。本実施形態の操作端末Teとしては、ノートPCが挙げられる。このような構成の操作端末Teは、ユーザの操作性を向上させるのに適している。また本実施形態の場合、後述の無線通信システムA1の設定方法を実行するためのプログラムが、操作端末Teを構成するノートPCにインストールされている。
図3に示すように、本実施形態の操作端末Teは、表示部51、制御部52、記憶部53、入出力部54、電源部55および操作部58を備える。
表示部51は、操作端末Te(設定装置Sd)の操作等に必要な情報や画像を表示するためのものである。表示部51は、たとえば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイである。
入出力部54は、捕捉部Cpとの電気的な信号の入出力を行うものである。入出力部54には、たとえば、ケーブルの一端が接続される。このケーブルの他端は、捕捉部Cpに接続される。当該ケーブルとしては、たとえばUSBケーブルが例示される。
制御部52は、操作端末Te(設定装置Sd)の各部を制御するためのものである。制御部52の具体的構成は特に限定されず、たとえばCPUからなる。制御部52は、たとえば照明器具Lからの固有信号の受信信号強度であるRSSI値を捕捉部Cpから取得する。また、制御部52は、後述の設定方法において表示部51に所定の画像および情報を表示させる処理を行う。
記憶部53は、制御部52の制御に必要なプログラムや設定条件等の情報を記憶するためのものであり、たとえば半導体メモリ等からなる。
電源部55は、表示部51、制御部52、入出力部54および捕捉部Cp等に動作に必要な電力を供給するためのものである。電源部55は、たとえば商用の交流100Vまたは200V電力を直流電力に変換するAC/DCコンバータとしての機能や、変圧機能等を有するもの、あるいは充電可能なバッテリーである。バッテリーの充電方式は、接触式の充電器を利用するものでも、非接触式の充電器を利用するものでもよい。
操作部58は、ユーザが操作端末Te(設定装置Sd)を操作するためのものである。操作部58は、たとえばキーボードおよびマウス等である。なお、表示部51がタッチパネルとして機能する場合、操作端末Teは、操作部58を備えていなくてもよい。
捕捉部Cpは、複数の照明器具Lからの固有信号を受信することにより捕捉するためのものである。捕捉部Cpの具体的構成は何ら限定されず、本実施形態においては、ケーブルを介して操作端末Teに接続されている。捕捉部Cpは、入出力部56および無線通信部57を備える。捕捉部Cpは、後述の設定方法において、設定対象とする照明器具Lからの固有信号を受信するためのアンテナ(無線通信部57の一構成要素)を有する。捕捉部Cpは、設定対象とする照明器具Lにアンテナを近づけやすいように、たとえば伸縮可能な構成とされる。
無線通信部57は、複数の照明器具Lからの固有信号を受信する機能を果たす。無線通信部57は、所定のプロトコルを用いた無線通信を行うためのものである。所定のプロトコルを用いた無線通信の通信周波数は何ら限定されず、たとえ920MHz帯、2.4GHz帯、5GHz帯等が例示される。また、所定のプロトコルの具体例は特に限定されず、たとえば、BLE(Bluetooth Low Energy)を含むBluetooth(登録商標)、ZigBee(登録商標)、Wi-Fi(登録商標)などが例示される。なお、無線通信部57が複数の照明器具Lから固有信号を受信する際に用いるプロトコルは、無線通信システムA1が構築された後の無線通信ネットワークCn1で用いられるプロトコルと同じであってもよいし、異なるプロトコルであってもよい。また、操作端末Teは、無線通信部57とは別に、複数の照明器具Lおよび制御装置Ctあるいは公衆ネットワークと無線通信を行うための無線通信部(図示略)を有していてもよい。
無線通信部57は、受信した固有信号の受信信号強度を出力する。受信信号強度の具体例としては、たとえばRSSI値が挙げられるが、これに限定されない。無線通信部57は、受信信号強度を制御部52へと出力する。
入出力部56は、捕捉部Cpと操作端末Teを接続し、相互に信号等を送受するためのものである。本実施形態においては、上述のケーブルの他端が、入出力部56に接続される。なお、当該ケーブルを用いることにより、ノートPCである操作端末Teから、捕捉部Cpを当該ケーブル長の範囲で離すことが可能である。これは、後述の無線通信システムA1の設定方法において、設定対象とする照明器具Lに捕捉部Cpをより近づけるのに適している。
〔制御装置Ct〕
制御装置Ctは、複数の照明器具Lの点灯制御を行うものである。制御装置Ctは、本実施形態の場合には、複数の照明器具Lが設置されている部屋と同じ部屋に設置されていてもよいし、同じ建物の別の部屋や別のフロアに設置されていてもよいし、別の建物に設置されていてもよい。制御装置Ctと複数の照明器具Lとがある程度離れている場合、制御装置Ctと複数の照明器具Lとは、無線通信だけでなく、有線通信と無線通信とを利用して互いに通信する構成であってもよい。なお、無線通信システムA1は、少なくとも1つの制御装置Ctを備えていればよく、他の構成において複数の制御装置Ctを備えていてもよい。
図4は、制御装置Ctのブロック図である。本実施形態においては、制御装置Ctは、表示部21、制御部22、記憶部23、無線通信部24および電源部25を備える。
表示部21は、後述する無線通信システムA1の設定方法においては、必ずしも必要ではないが、制御装置Ctの初期設定やメンテナンス等に用いられる。表示部21は、たとえば液晶ディスプレイ等であり、さらにタッチパネル機能を有してもよい。また、表示部21がタッチパネルとして機能することに代えて、制御装置Ctは、たとえばキーボードやマウス等の操作デバイスを別途備えていてもよい。さらに、表示部21として、あるいは表示部21に加えて、HDMI接続された外部のデジタルサイネージを備えてもよい。
制御部22は、複数の照明器具Lの点灯制御を行う主要な構成要素であり、制御装置Ctの各部を制御するためのものである。たとえば、制御部22は、対象とする照明器具Lへ制御データを送信するように、無線通信部24に制御信号を伝達する。制御部22の具体的構成は特に限定されず、たとえばCPUからなる。記憶部23は、制御部22の制御に必要なプログラムや設定条件等の情報を記憶するためのものであり、たとえば半導体メモリやハードディスクドライブ等からなる。
無線通信部24は、複数の照明器具Lの無線通信部14および設定装置Sdの無線通信部57と無線通信を行うためのものである。無線通信部24の周波数帯や準拠する無線通信の規格は、上述のプロトコルを用いた無線通信である。後述の設定方法が完了すると、制御装置Ctは、図14に示すように、複数の照明器具Lとともに無線通信ネットワークCn1を構成する。無線通信部24は、たとえば、制御部22から複数の照明器具Lへの制御データを無線通信ネットワークCn1を介して送信する。なお、制御装置Ctは、無線通信部24に加えて、インターネットに接続する有線または無線の通信回路を有していてもよい。
電源部25は、表示部21、制御部22および無線通信部24等に動作に必要な電力を供給するためのものである。電源部25は、たとえば商用の交流100Vまたは200V電力を直流電力に変換するAC/DCコンバータとしての機能や、変圧機能等を有する。
制御装置Ctは、複数の照明器具Lの照明器具ID等の固有情報を保有しており、これらがたとえば記憶部23に記憶されている。制御装置Ctが保有する固有情報は、たとえば照明器具Lが保有する照明器具IDとしてのMACアドレスであってもよい。
次に、無線通信システムA1の設定方法および上述のプログラムについて説明する。
本実施形態の無線通信システムA1の設定方法を実現するにあたり、設定装置Sd(操作端末Te)には、プログラムがインストールされている。当該プログラムは、以下の処理を設定装置Sdに実行させる。各々の処理については、後述の第1ステップS1~第3ステップS3として説明する。すなわち、当該プログラムは、表示部51に、順列表示領域Ar1、設定表示領域Ar2およびコマンド指定領域Ar3を設定する処理と、順列表示領域Ar1に、複数の中継ユニット(照明器具L)からの固有信号を捕捉部Cpが受信した受信信号強度に基づいた複数の中継ユニット(照明器具L)の順列情報を表示する処理と、設定表示領域Ar2に、順列表示領域Ar1に表示された順列情報に基づいて選択された中継ユニット(照明器具L)の情報を表示する処理と、コマンド指定領域Ar3に、捕捉ボタンBt1、点滅ボタンBt2および設定ボタンBt3を表示する処理と、捕捉ボタンBt1が操作された場合に、捕捉部Cp1によって複数の中継ユニット(照明器具L)からの固有信号を受信する処理と、点滅ボタンBt2が操作された場合に、順列情報に基づいて設定対象であると推定される中継ユニット(照明器具L)に捕捉部Cpから点滅信号を送信する処理と、設定ボタンBt3が操作された場合に、設定対象であると推定される中継ユニット(照明器具L)に捕捉部Cpから識別アドレスを含む識別信号を送信する処理と、を実行させる。なお、当該プログラムは、無線通信システムA1の設定方法を実現するために用いられるプログラムの一例であり、他の構成のプログラムが用いられてもよい。また、当該ブログラムの処理の一部が、たとえば制御装置Ctにインストールされ、制御装置Ctによって実行される構成であってもよい。
〔第1ステップS1〕
まず、図5に示す第1ステップS1を実行する。第1ステップS1は、図1に示す複数の照明器具Lを初期設定モードに設定するステップである。制御装置Ct(または設定装置Sd)からすべての照明器具Lに、切替信号を送信する。この切替信号は、各照明器具Lを初期設定モードに設定することを指示する信号である。切替信号の送信は、たとえば、ブロードキャスト通信によって、すべての照明器具Lに向けて送信する。この際、電波干渉による信号の欠落を抑えるために、複数の周波数による送信を行うことが好ましい。たとえば、2.40GHz、2.44GHz、2.48GHzの3種類の周波数で送信する。全ての周波数を送信したら切替信号の送信を終了する。
切替信号を受信した照明器具Lは、制御部12が初期設定モードに切り替える制御を行う。すなわち、光源部11を点灯させ、無線通信部14から自ユニットの固有情報(たとえばMACアドレス)を含む固有信号を定期的に出力する。制御部12は、たとえば、20秒に1回、無線通信部14から固有信号を出力するように設定する。なお、設置した照明器具Lが既に初期設定モードとなっている場合は、変更せずにそのままのモードを維持する。これにより、図6に示すように、複数の照明器具Lが初期設定モードに切り替えられる。
〔第2ステップS2〕
次に、図5に示す第2ステップS2を実行する。たとえば、ユーザが設定装置Sdを携帯し、図6に示すように、捕捉部Cpを設定対象とする照明器具Lに接近させる。図示された例においては、照明器具L1が設定対象とされている。
図7に示すように、設定装置Sdの表示部51には、順列表示領域Ar1、設定表示領域Ar2およびコマンド指定領域Ar3が表示されている。順列表示領域Ar1は、複数の照明器具Lの信号受信強度に基づく順列情報を表示する領域である。設定表示領域Ar2は、順列表示領域Ar1の順列情報に基づいて設定対象の照明器具Lであると推定された照明器具Lの情報を表示する領域である。コマンド指定領域Ar3は、本実施形態の設定方法においてユーザが操作入力するための領域であり、捕捉ボタンBt1、点滅ボタンBt2および設定ボタンBt3が表示されている。
ユーザは、捕捉部Cpを照明器具L1に近づけた状態で、図8に示すように、操作端末Teの表示部51のコマンド指定領域Ar3に表示された捕捉ボタンBt1を操作する。捕捉ボタンBt1の操作形態は何ら限定されず、マウスによるクリック操作、キーボードを用いた押下操作や、表示部51がタッチパネルである場合には、設定ボタンBt3にタッチする操作等が挙げられ、何ら限定されない。この点は、点滅ボタンBt2および設定ボタンBt3についても同様である。
捕捉ボタンBt1が操作されると、図5に示すように、操作端末Te(設定装置Sd)の制御部52は、捕捉部Cpから各照明器具Lからの固有信号の受信信号強度として、たとえばRSSI値を取得する。そして、図9に示すように、複数の照明器具LのRSSI値に基づいた順列情報を、順列表示領域Ar1に表示する。順列情報の具体的な構成は何ら限定されず、複数の照明器具LのRSSI値を相互に比較する等によって得られた情報であればよい。図示された例においては、複数の照明器具LのRSSI値が大きいものから順に、No.1~Nが付与され、この順で並べられている。すなわち、図6に示すように、捕捉部Cpからの距離は、照明器具L1が最も近く、照明器具L2・・・照明器具Lnの順に遠くなっている。このため、図9の順列表示領域Ar1には、照明器具L1~Lnの順で並んで表示されている。また、順列情報に含まれる情報項目は何ら限定されない。図示された例においては、順列を示すNo.(番号)、各照明器具Lの固有信号に含まれているMACアドレス、本設定方法によって設定されるグループおよび識別アドレス、さらにRSSI値、が表示されている。なお、捕捉ボタンBt1の操作によって複数の照明器具Lの順列情報が表示された時点では、グループおよび識別アドレスは未設定であるため、ブランクまたは0が表示される。ここで、グループは、無線通信ネットワークCn1がメッシュネットワークである場合に、複数のクラスタ毎に設定されたグループ番号であり、識別アドレスは、無線通信ネットワークCn1で採用されたプロトコルで定められたネットワークアドレスである。
〔第3ステップS3〕
次に、図5に示す第3ステップS3を実行する。第3ステップS3では、順列情報に基づいて設定対象である照明器具Lを推定する。設定対象である照明器具Lを推定する手法は、何ら限定されない。図10に示す例においては、ユーザが順列情報において、No.1として表示された照明器具L1、すなわちRSSI値が最も大きな照明器具L1を、設定対象の照明器具Lであると推定し、順列表示領域Ar1の照明器具L1が表示された行にタッチする。これに対応して、推定された照明器具Lの情報が、設定表示領域Ar2に転送され、表示される。設定表示領域Ar2に表示される照明器具Lの情報は何ら限定されない。図示された例においては、順列表示領域Ar1に表示された情報項目と同じ情報項目が表示されているが、順列表示領域Ar1と設定表示領域Ar2とに表示される情報項目は、互いに一致していてもよいし、異なっていてもよい。
次に、図11に示すように、設定表示領域Ar2に表示された照明器具L(照明器具L1)に対して、識別アドレス等を設定する。図示された例においては、設定表示領域Ar2のグループおよび識別アドレスにプルダウン形式の入力メニューが設定されている。ユーザは、各々の入力メニューから、設定対象として推定した照明器具Lに付与するグループおよび識別アドレスを選択し、入力する。なお、アドレスおよび識別アドレスの入力は、プルダウン形式の入力メニューを用いたものに限定されない。たとえば、キーボード、マウスあるいはタッチパネル式の表示部51から、ユーザが数値等を入力する方式であってもよい。あるいは、設定装置Sd(操作端末Te)にインストールされたプログラムが、所定の設定ルールにしたがって、グループおよび識別アドレスを自動設定する構成であってもよい。図示された例においては、図12に示すように、推定された照明器具Lに対してグループ「A」、識別アドレス「01」が入力されている。
次いで、図5に示すように、識別アドレスを含む識別信号を送信する。この処理は、たとえば、図12に示すように、設定表示領域Ar2に表示された照明器具Lに該当する行を選択し、コマンド指定領域Ar3の設定ボタンBt3を操作することにより行う。なお、設定表示領域Ar2に表示された照明器具Lに対応する行の選択は、ユーザのタッチ等によって実行されてもよいし、設定装置Sd(操作端末Te)にインストールされたプログラムによって自動的に選択されてもよい。
ユーザが設定ボタンBt3を操作すると、図5に示すように、制御部52は、推定された照明器具L(L1)の固有情報(MACアドレス)と、入力されたグループおよび識別アドレスとを含む識別信号を、無線通信部57から推定された照明器具L(照明器具L1)に送信する。識別信号の具体例としては、一般にアクノレッジ信号(ACK信号)と称される信号が挙げられる。
〔第4ステップS4〕
次いで、図5に示すように、複数の照明器具Lは、受信した識別信号に含まれる固有情報(MACアドレス)が、自ユニットの固有信号と一致した場合、制御部12が、記憶部13にグループ「A」、識別アドレス「01」を保存する。そして、制御部12は、識別アドレス等の設定が完了した旨を知らせる設定完了信号を無線通信部14から設定装置Sdに送信させる。設定装置Sdは、設定が完了した照明器具L1を初期設定モードから通常モードに切り替える切替信号を、無線通信部57から照明器具L1へと送信する。切替信号を受信した照明器具L1では、制御部12が初期設定モードから通常モードに切り替える処理を行う。通常モードとなった照明器具L1は、図13に示すように、光源部11の点灯が停止された消灯状態となる。また、照明器具L1においては、グループおよび識別アドレスの変更が禁止される。なお、図5に二点鎖線で示すように、照明器具L1への切替信号は、設定装置Sdに代えて制御装置Ctから送信されてもよい。
〔第5ステップS5〕
照明器具L1を設定対象とした第2ステップS2~第4ステップS4が終了すると、ユーザは、照明器具L2~Lnを順次設定対象として、第2ステップS2~第4ステップS4を繰り返す。これにより、照明器具L2~Lnについて、グループおよび識別設定が順次完了する。設定すべきすべての照明器具Lの処理が完了すると、設定装置Sdは、制御装置Ctに設定情報信号を送信する。設定情報信号は、複数の照明器具Lの各々のグループおよび識別アドレスが含まれている。この結果、図14に示すように、複数の照明器具Lと制御装置Ctとによって、無線通信ネットワークCn1が構築される。無線通信ネットワークCn1を構成する複数の照明器具Lは、いずれも通常モードである。このため、第5ステップS5が完了した時点では、複数の照明器具Lは、いずれも消灯状態である。そして、制御装置Ctから点灯制御信号が所定の照明器具Lに適宜送信される等の点灯制御処理により、複数の照明器具Lの点灯制御が可能となる。
なお、本実施形態においては、制御装置Ctは、無線通信ネットワークCn1のルートノード(root node)である。複数の照明器具Lのいずれかは、GM(ゲートモジュール)として機能してもよい。ゲートモジュールは、クラスタのルートノードであり、制御装置Ctに接続する。このとき、ゲートモジュールは、他のゲートモジュールとともにメッシュネットワークを構築し、制御装置Ctに通信接続する。ゲートモジュールは、他のゲートモジュールや制御装置Ctとの通信品質を常に評価しており、通信品質が最も良い相手に自動的に接続する。同様に、照明器具Lも他の照明器具Lまたはゲートモジュールとの通信品質を常に評価しており、通信品質が最も良い相手に自動的に接続する。通常の照明器具Lもゲートモジュールとして機能する照明器具Lも、ハードウェア構成は同じである。照明器具Lが搭載するソフトウェアを異なるようにするか、モード切替によって通常の照明器具Lとして動作するか、ゲートモジュールとして動作するかを切り替えてもよい。
また、無線通信システムA1は、無線通信ネットワークCn1と通信可能な時計ユニット(図示略)を備えていてもよい。時計ユニットは、時刻情報を出力するユニットであり、たとえばFMラジオの周波数帯で提供される標準時電波を受信することにより、時刻情報を調整し、時刻情報として出力してもよい。各中継ユニットは、時計ユニットからの時刻情報に基づいて、互いの自ユニット内の時刻情報が同期される。たとえば、各中継ユニットから送信される固有信号に時刻情報を含めることにより、誤ったタイミングで送信された固有信号を設定装置Sdにおいて除外する等の処理が可能となる。
図15および図16は、本実施形態の無線通信システムの設定方法の他の例を示している。本例においては、図5~図14を参照して説明した設定方法に加えて、第6ステップS6~第8ステップS8を実行する。
〔第6ステップS6〕
上述した第2ステップS2を完了した後、第3ステップS3を実行する前に、図16に示すように、設定表示領域Ar2に表示された照明器具Lの行を選択し、コマンド指定領域Ar3の点滅ボタンBt2を操作する。制御部52は、設定対象であると推定された照明器具L1に、光源部11を点滅点灯させる点滅信号を捕捉部Cpの無線通信部57から送信する。この送信は、照明器具L1のたとえばMACアドレスを指定することによる、ダイレクト通信によって行う。
〔第7ステップS7〕
点滅信号を受信した照明器具Lは、自ユニットのMACアドレスが点滅信号に含まれると認識した場合、制御部12が光源部11を点滅点灯させる制御を行う。一方、自ユニットのMACアドレスが点滅信号に含まれていない場合、初期設定モードでの点灯を維持する。
〔第8ステップS8〕
ユーザは、複数の照明器具Lを目視可能な位置から、いずれかの照明器具Lが点滅点灯しているかを確認する。第1ステップS1で設定対象とした照明器具L(照明器具L1)が点滅点灯している場合、上述した第3ステップS3に進む。一方、設定対象とした照明器具L(照明器具L1)が点滅点灯していない場合、上述した第2ステップS2を再び実行する。すなわち、設定対象とする照明器具L(照明器具L1)に捕捉部Cpを接近させ、捕捉ボタンBt1を操作する等の上述の処理を実行する。
次に、無線通信システムA1、無線通信システムA1の設定方法およびプログラムの作用について説明する。
本実施形態によれば、複数の中継ユニット(照明器具L)によって無線通信システムA1の無線通信ネットワークCn1を構成するための設定を、捕捉部Cpを有する設定装置Sdを手段として用い、固有信号の受信信号強度を利用して順次実行する。この設定方法では、複数の中継ユニットとしての複数の照明器具Lをそれぞれに適した場所に配置した後に、設定対象とする照明器具Lに設定装置Sdの捕捉部Cpを接近させ、上述の第1ステップS1~第3ステップS3を含む設定方法を行う。特に、照明器具Lに設定装置Sdの捕捉部Cpを接近させて上述の第1ステップS1および第2ステップS2を実行することにより、設定対象とする中継ユニット(照明器具L)を受信信号強度によってより確実に特定可能である。したがって、有線通信ネットワークを介することなく、複数の中継ユニットを順次特定しつつ無線通信ネットワークCn1の構築に必要な設定処理を効率よく確実に行うことができる。また、設定装置Sdまたは捕捉部Cpを設定する中継ユニット(照明器具L)に近接することによって設定対象とする中継ユニットの特定を行うことができるため、設定装置Sdから無線通信を出力することなく作業を進めることができる。
また、図6および図13に示すように、照明器具Lは、初期設定モードにおいて点灯状態に制御され、通常モードに切り替えられると消灯状態に制御される。これにより、設定装置Sd等を操作するユーザが、複数の照明器具Lのうちいずれの照明器具Lが、点灯となっている初期設定モードであり、いずれの照明器具Lが、初期設定を終えて消灯となっている通常モードであるのかを、目視によって容易に確認することができる。一つのフロアに設置された数百台の照明器具Lの設定を行う場合、作業の進捗具合も点灯/消灯により目視で確認することができるのである。
図15および図16に示すように、点滅ボタンBt2によって第6ステップS6~第8ステップS8を実行することにより、複数の照明器具Lのうちいずれの照明器具Lが設定処理の対象と推定されているかを、目視によって容易に確認することが可能である。これは、ユーザの意図とは異なる照明器具Lが設定対象となってしまった場合に、設定処理が完了する前に、誤った推定であることを把握可能であり、処理効率の向上に好ましい。
複数の中継ユニット(照明器具L)は、初期設定モードにおいて識別アドレスの設定および変更が可能であり、通常モードにおいては識別アドレスの変更が禁止されている。これにより、複数の中継ユニット(照明器具L)が通常の照明用途等に使用されている際に、識別アドレスが誤って書き換えられること等を防止することができる。
上述の設定方法における設定装置Sdの処理は、上述のプログラムをインストールすることにより実現可能である。このため、設定装置Sdとして専用の機器を用意する必要がなく、汎用のノートPC、スマートフォンおよびタブレット端末等を用いて設定装置Sdを構成することが可能である。汎用のノートPC、スマートフォンおよびタブレット端末等は、ユーザが携帯するのに適しており、識別アドレスの設定を行いやすいという利点がある。
図17~図21は、本発明のさらに他の例および他の実施形態を示している。なお、これらの図において、上記実施形態と同一または類似の要素には、上記実施形態と同一の符号を付している。
<第1実施形態 第1変形例>
図17および図18は、無線通信システムA1の設定方法の第1変形例を示している。本変形例は、識別アドレスの付与に関して上述した例と異なっている。
図17(a)は、複数の中継ユニットが配置される室内等の配置図面Lt1を示している。配置図面Lt1は、CAD図やそのキャプチャ画像等である。たとえば、操作端末Teの表示部51に、画像処理ソフト等によって配置図面Lt1を表示させる。次いで、図17(b)に示すように、配置図面Lt1上に配置領域Lt11を設定する。配置領域Lt11は、無線通信システムA1を構成する複数の中継ユニットが配置される領域である。配置領域Lt11の設定においては、室内の広さおよび形状や電源の配置状況等を考慮する。図示された例においては、図中太線破線で囲まれた領域が、配置領域Lt11として選択されている。次いで、図17(c)に示すように、配置領域Lt11の環境や構成を表す配置画像Lt2を作成する。配置画像Lt2は、配置領域Lt11において、複数の中継ユニットの配置に関係する壁、出入り口、家具什器等を選択的に示すものである。配置画像Lt2の作成は、画像処理ソフト上で行ってもよいし、他の表計算ソフト等で行ってもよい。
次いで、図18に示すように、複数の中継ユニットを画面上にて配置する。図示された例においては、複数の中継ユニットとして、複数の照明器具Lと複数のセンサDとが含まれている。照明器具Lは、上述した例における構成と同様である。センサDは、上述した照明器具Lの構成に加えて、検出部(図示略)を有する。検出部は、様々な諸量を検出するものであり、たとえば、温度センサ、湿度センサ、人感センサ、二酸化炭素濃度センサ等が適宜選択される。また、センサDにおいては、光源部11は、センサDの動作状態を報知するインジケータとして機能すればよい。
図中の複数の照明器具L1~L15と複数のセンサD1~D3に付与されたアルファベットおよび数字は、上述のグループおよび識別アドレスである。複数の照明器具L1~L15と複数のセンサD1~D3の配置に応じて、グループおよび識別アドレスを各中継ユニットに付与する。グループA,B,Cは、それぞれ無線通信ネットワークCn1のクラスタを構成している。また、識別アドレスが「01」である中継ユニットは、各グループ(各クラスタ)においてゲートウェイモジュール(GM)として設定される。この設定情報は、上述の第3ステップS3で用いればよい。
なお、上述の順列表示領域Ar1および設定表示領域Ar2においては、複数の照明器具L1~L15と複数のセンサD1~D3の属性を示す表示項目を追加してもよい。この表示項目としては、中継ユニットの属性として、「照明器具」や「センサ」等の語句が表示される。
本変形例によっても、有線通信ネットワークを介することなく、複数の中継ユニットを順次特定しつつ無線通信ネットワークCn1の構築に必要な設定処理を効率よく確実に行うことができる。また、実際の複数の中継ユニット(複数の照明器具Lおよび複数のセンサD)の配置に基づいて、グループや識別アドレスを設定することが可能である。これにより、複数の中継ユニットの個数が増えた場合であっても、グループや識別アドレスを適切に設定することができる。
<第1実施形態 第2変形例>
図19は、無線通信システムA1の設定方法の第2変形例を示している。本変形例は、識別アドレスの付与に関して上述した例と異っている。
本変形例においては、表示部51上に自動設定画面As1が表示されている。自動設定画面As1は、たとえばX方向に複数の列が並んでおり、Y方向に複数の行が並んでいる。それぞれの列と行との交差領域は、矩形状のセルとして構成されている。また、自動設定画面As1の背景には、上述の例における配置画像Lt2が表示されている。
たとえば、X方向における第1列とYにおける第1行の交差部分を原点Oとして設定する。そして、各列の幅と各行の高さとを、実際の室内における所定の長さに対応させる。次いで、原点Oに対する中継ユニットの位置と中継ユニットの形状、大きさおよび向き等から、各中継ユニットを自動設定画面As1上に生成する。この生成は、個々の中継ユニットについて、順次生成作業を行ってもよいし、予め用意された複数の中継ユニットの配置情報を自動設定画面As1によって取り込むことにより、一括して自動生成してもよい。
次いで、複数の中継ユニットの各々に、グループおよび識別アドレスを設定する。たとえば、所定の範囲(半径15m以内の範囲等)に1つのゲートウェイモジュール(GM)を設定するというルールを定めることにより、複数の中継ユニットから、ゲートウェイモジュール(GM)が自動的に設定される。図中においてハッチングを付した中継ユニット(照明器具L)は、ゲートウェイモジュール(GM)として設定されている。
次いで、ゲートウェイモジュール(GM)とともに、同じグループ(クラスタ)を構成する複数の中継ユニットに、同じグループと、固有の識別アドレスとを付与する。識別アドレスの付与は、たとえばゲートウェイモジュール(GM)からの距離等に基づいたルールにしたがって、自動的に付与すればよい。
以上の処理を繰り返すことにより、自動設定画面As1上に配置された複数の中継ユニットについて、グループおよび識別アドレスを自動的に設定することができる。この設定情報は、上述の第3ステップS3で用いればよい。
本変形例によっても、有線通信ネットワークを介することなく、複数の中継ユニットを順次特定しつつ無線通信ネットワークCn1の構築に必要な設定処理を効率よく確実に行うことができる。また、複数の中継ユニット(照明器具L)の配置に基づいて、自動的に、あるいは半自動的に、複数の中継ユニット(照明器具L)のグループおよび識別アドレスを設定することが可能である。これにより、ユーザの負担を軽減することができる。
<第2実施形態>
図20は、本発明の第2実施形態にかかる無線通信システムおよびその設定方法を示している。本実施形態の無線通信システムA2は、設定装置Sdの構成が上述した実施形態と異っている。
無線通信システムA1における設定装置Sdは、操作端末Teと捕捉部CpとがUSBケーブル等によって接続されていたが、本実施形態の設定装置Sdは、捕捉部Cpを構成する無線通信部57が、表示部51、制御部52、記憶部53および電源部55等とともに、同一の筐体に収容されている。このような設定装置Sdとしては、たとえばスマートフォンやタブレット端末が挙げられる。
本実施形態の設定装置Sdは、検出部591をさらに備えていてもよい。検出部591は、地磁気等を利用して、設定装置Sdの向きを検出する。たとえば、図20に示すように、ユーザが設定装置Sdを把持し、把持した手を設定対象とする照明器具L1に向けて伸ばした場合、検出部591の検出情報(位置および角度等)から、いずれかの照明器具Lに設定装置Sdが向けられた状態であるかを判定することができる。この判定を用いて、たとえば上述の第2ステップS2における固有信号の受信を開始するか否かを判断してもよい。すなわち、上述の捕捉ボタンBt1が操作された場合であっても、検出部591の検出情報から、設定装置Sdがいずれかの照明器具Lに近づけられていると判定されない場合、固有信号の受信を開始しない処理としてもよい。この状態から、設定装置Sdが適切に動かされる等の状況が、検出部591の検出信号から認められる場合、固有信号の受信を開始する処理としてもよい。
また、点滅ボタンBt2および設定ボタンBt3が操作された場合に、検出部591からの検出信号を、それぞれの操作に対応する処理を開始するための条件に組み込んでもよい。
また、設定装置Sdは、報知部592を有する構成であってもよい。報知部592は、たとえばスマートフォンにおけるスピーカやインジケータランプ、バイブレーション機構等である。たとえば、第2ステップS2における固有信号の受信を開始した場合に、受信の開始を報知するように制御部52が報知部592を制御してもよい。
本実施形態によっても、有線通信ネットワークを介することなく、複数の中継ユニットを順次特定しつつ無線通信ネットワークCn1の構築に必要な設定処理を効率よく確実に行うことができる。また、検出部591の検出情報を固有信号の受信の可否条件に採用することにより、意図しない固有信号の受信等を防止することができる。また、報知部592を用いて特定の処理の実行を報知することにより、ユーザが設定方法の進捗をより感覚的に把握することができる。
本発明に係る無線通信システムの設定方法、無線通信システムおよびプログラムは、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係る無線通信システムの設定方法、無線通信システムおよびプログラムの具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
A1,A2:無線通信システム
11 :光源部
12 :制御部
13 :記憶部
14 :無線通信部
15 :電源部
21 :表示部
22 :制御部
23 :記憶部
24 :無線通信部
25 :電源部
51 :表示部
52 :制御部
53 :記憶部
54 :入出力部
55 :電源部
56 :入出力部
57 :無線通信部
58 :操作部
591 :検出部
592 :報知部
A :グループ
Ar1 :順列表示領域
Ar2 :設定表示領域
Ar3 :コマンド指定領域
As1 :自動設定画面
B :グループ
Bt1 :捕捉ボタン
Bt2 :点滅ボタン
Bt3 :設定ボタン
C :グループ
Cn1 :無線通信ネットワーク
Cp :捕捉部
Cp1 :捕捉部
Ct :制御装置
D,D1,D2,D3:センサ
L,L1,L2,Ln:照明器具
Lt1 :配置図面
Lt11 :配置領域
Lt2 :配置画像
O :原点
S1 :第1ステップ
S2 :第2ステップ
S3 :第3ステップ
S4 :第4ステップ
S5 :第5ステップ
S6 :第6ステップ
S7 :第7ステップ
S8 :第8ステップ
Sd :設定装置
Te :操作端末

Claims (2)

  1. 表示部および捕捉部を有する設定装置を利用し、複数の中継ユニットに識別アドレスを設定する、無線通信システムの設定方法であって、
    前記複数の中継ユニットはそれぞれ、光源部、制御部および無線通信部を有しており、
    前記無線通信システムは、前記複数の中継ユニットの前記光源部の点灯状態を制御する制御装置を含み、
    前記制御装置が、全ての前記複数の中継ユニットに切替信号を送信し、前記切替信号を受信した前記中継ユニットが、前記光源部を点灯し且つ前記各中継ユニットの固有情報を含む固有信号を送信する、初期設定モードに設定する、第1ステップと、
    設定対象とする前記中継ユニットに前記捕捉部を接近させ、前記複数の中継ユニットからの前記固有信号を前記捕捉部によって受信し、前記固有信号の受信信号強度に基づいた前記複数の中継ユニットの順列情報を、前記表示部に表示する、第2ステップと、
    前記順列情報に基づいて選択された設定対象とする前記中継ユニットに識別アドレスを含む識別信号を送信する第3ステップと、
    受信した前記識別信号に含まれる前記固有情報が、自ユニットの前記固有情報と一致した前記中継ユニットは、前記制御装置から点灯制御信号を前記無線通信部が受信し、前記制御部が前記点灯制御信号に応じて前記光源部の点灯状態を制御する、通常モードに、前記初期設定モードから切り替わり、消灯状態となる、第4ステップと、
    を備え
    前記第3ステップにおいて、前記表示部の設定表示領域に選択された前記中継ユニットの情報を表示し、前記設定表示領域に表示された設定対象の前記中継ユニットに付与されるべき識別アドレスを決定し、設定ボタンを操作することによって、前記捕捉部から設定対象の前記中継ユニットに、前記識別信号を送信し、
    前記第2ステップの後、前記第3ステップの前に、
    前記設定表示領域に表示されている設定対象の前記中継ユニットを選択し、点滅ボタンを操作することにより、前記捕捉部から設定対象の前記中継ユニットに、前記光源部を点滅点灯させる点滅信号を送信し、
    点滅点灯状態である前記中継ユニットが、設定対象とする前記中継ユニットと一致する場合、前記第3ステップを実行し、
    点滅点灯状態である前記中継ユニットが、設定対象とする前記中継ユニットと一致しない場合、前記第2ステップを実行する、無線通信システムの設定方法。
  2. 表示部および捕捉部を有する設定装置を利用し、複数の中継ユニットに識別アドレスを設定する、無線通信システムの設定方法であって、
    前記複数の中継ユニットはそれぞれ、光源部を有しており、
    前記光源部を点灯し且つ前記各中継ユニットの固有情報を含む固有信号を送信する、初期設定モードに、前記複数の中継ユニットを設定する、第1ステップと、
    設定対象とする前記中継ユニットに前記捕捉部を接近させ、前記複数の中継ユニットからの前記固有信号を前記捕捉部によって受信し、前記固有信号の受信信号強度に基づいた前記複数の中継ユニットの順列情報を、前記表示部に表示する、第2ステップと、
    前記順列情報に基づいて選択された設定対象とする前記中継ユニットに識別アドレスを含む識別信号を送信する第3ステップと、
    を備え、
    前記第3ステップにおいて、前記表示部の設定表示領域に選択された前記中継ユニットの情報を表示し、前記設定表示領域に表示された設定対象の前記中継ユニットに付与されるべき識別アドレスを決定し、設定ボタンを操作することによって、前記捕捉部から設定対象の前記中継ユニットに、前記識別信号を送信し、
    前記第2ステップの後、前記第3ステップの前に、
    前記設定表示領域に表示されている設定対象の前記中継ユニットを選択し、点滅ボタンを操作することにより、前記捕捉部から設定対象の前記中継ユニットに、前記光源部を点滅点灯させる点滅信号を送信し、
    点滅点灯状態である前記中継ユニットが、設定対象とする前記中継ユニットと一致する場合、前記第3ステップを実行し、
    点滅点灯状態である前記中継ユニットが、設定対象とする前記中継ユニットと一致しない場合、前記第2ステップを実行する、無線通信システムの設定方法。
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