JPH04154729A - 磁気共鳴造影剤 - Google Patents
磁気共鳴造影剤Info
- Publication number
- JPH04154729A JPH04154729A JP2278661A JP27866190A JPH04154729A JP H04154729 A JPH04154729 A JP H04154729A JP 2278661 A JP2278661 A JP 2278661A JP 27866190 A JP27866190 A JP 27866190A JP H04154729 A JPH04154729 A JP H04154729A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dotma
- salt
- complex
- complex salt
- alpha
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K49/00—Preparations for testing in vivo
- A61K49/06—Nuclear magnetic resonance [NMR] contrast preparations; Magnetic resonance imaging [MRI] contrast preparations
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Radiology & Medical Imaging (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
- Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、磁気共鳴造影剤、特に核磁気共鳴(NMR)
診断で使用されるガドリニウム(Gd)錯塩含有造影剤
に関する。
診断で使用されるガドリニウム(Gd)錯塩含有造影剤
に関する。
[従来の技術]
Gdイオンは、常磁性イオンの中でも特に強力な緩和効
果を有するので、磁気共鳴造影(MHI)のために有利
に使用され得る。しかしながら、他方、GdイオンはM
HIにおける使用に必要とされる濃度においてしばしば
毒性を発揮するため、その生体内への導入に際しては極
めて慎重な配慮を必要とする。一般的には、Gdイオン
をキレート剤に配位させて用いる方法がとられており、
これまでに種々のGd##体が報告されているが、現在
市販されているものは、ジエチレントリアミンペンタ酢
酸のGd錯体(C;d−D T P A)のジメグルミ
ン塩が唯一のものである( H,J、Ieitvann
ら:Am、J、Roent、genology、 14
2.619〜624頁及び625〜630頁(1984
年)〕。しかしながら、このGd−DTPAは、生理的
pHにおける錯体安定度定数が1017であって(C,
F、Mearesら: Can、Res、(Suppl
、)、50、7898〜793s(1990年)〕、生
体における許容性としては十分といえない。
果を有するので、磁気共鳴造影(MHI)のために有利
に使用され得る。しかしながら、他方、GdイオンはM
HIにおける使用に必要とされる濃度においてしばしば
毒性を発揮するため、その生体内への導入に際しては極
めて慎重な配慮を必要とする。一般的には、Gdイオン
をキレート剤に配位させて用いる方法がとられており、
これまでに種々のGd##体が報告されているが、現在
市販されているものは、ジエチレントリアミンペンタ酢
酸のGd錯体(C;d−D T P A)のジメグルミ
ン塩が唯一のものである( H,J、Ieitvann
ら:Am、J、Roent、genology、 14
2.619〜624頁及び625〜630頁(1984
年)〕。しかしながら、このGd−DTPAは、生理的
pHにおける錯体安定度定数が1017であって(C,
F、Mearesら: Can、Res、(Suppl
、)、50、7898〜793s(1990年)〕、生
体における許容性としては十分といえない。
[発明が解決しようとする課題]
本発明は、生理的pHにおいて、遊離のGdイオンの生
成を最小限に抑制することが出来る、化学的に安定なG
d含宵錯塩を探索し、その発見を通じて生体に対し安全
性の高いMHIを提供することを目的とする。
成を最小限に抑制することが出来る、化学的に安定なG
d含宵錯塩を探索し、その発見を通じて生体に対し安全
性の高いMHIを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明者らは、上記の目的を達成するため種々の研究を
重ねた結果、1.4,7.10−テトラアザシクロドデ
カン−1,4,7,10−α、α゛、α”、α°゛°−
テトラキスメチル酢酸(DOTMA)またはその塩とG
dイオンによって構成されるGd−D。
重ねた結果、1.4,7.10−テトラアザシクロドデ
カン−1,4,7,10−α、α゛、α”、α°゛°−
テトラキスメチル酢酸(DOTMA)またはその塩とG
dイオンによって構成されるGd−D。
TMAまたはその塩が既知化合物、特にGd−DTPA
またはその塩よりも高い錯体安定度定数を有する事実を
見出だした。また、Gd−DOTMAまたはその塩は比
較的強い造影効果を有するので、MHIとして有利に使
用され得る事実も見出だした。本発明はこれらの知見に
基づいて完成されたものであって、イン・ビトロにおい
て極めて安定であり、錯塩がらのGdイオンの遊離に起
因する生体内毒性の発現を極力抑制された1viRI剤
である。すなわち、本発明のGd−DOTMA錯塩含有
MRI剤は、診断時におけるMHI撮影の間、生体内に
おいて化学的に安定であり、生理的に許容され得る血管
的投与造影剤である。なお、以下、rGd−DOTMA
錯塩」というときは、Gdとり。
またはその塩よりも高い錯体安定度定数を有する事実を
見出だした。また、Gd−DOTMAまたはその塩は比
較的強い造影効果を有するので、MHIとして有利に使
用され得る事実も見出だした。本発明はこれらの知見に
基づいて完成されたものであって、イン・ビトロにおい
て極めて安定であり、錯塩がらのGdイオンの遊離に起
因する生体内毒性の発現を極力抑制された1viRI剤
である。すなわち、本発明のGd−DOTMA錯塩含有
MRI剤は、診断時におけるMHI撮影の間、生体内に
おいて化学的に安定であり、生理的に許容され得る血管
的投与造影剤である。なお、以下、rGd−DOTMA
錯塩」というときは、Gdとり。
TMA自体の間の錯塩のみならず、GdとDOTMAの
塩の間の錯塩を包括するものとする。
塩の間の錯塩を包括するものとする。
[発明の詳細な
説明造影剤の必須成分であるGd錯塩は、GdとDOT
MAまたはその塩がらなる。DOTMAの錯化に使用す
るGdは、Gd自体またはその化合物、たとえば塩化物
あるいは酸化物であってもよい。
MAまたはその塩がらなる。DOTMAの錯化に使用す
るGdは、Gd自体またはその化合物、たとえば塩化物
あるいは酸化物であってもよい。
DOTMAは、公知の方法によって合成することができ
CJ、F、DESI’1EUXら: Inorg、Ch
em、、 23.4459〜4466頁(1984年)
〕、例えば以下の反応式に従い、1.4.7.10−テ
トラアザシクロドデカンと2−ハロプロピオン酸を反応
させればよい:(式中、Xは、塩素や臭素のような)1
0ゲンを表わす。) 上記の2−ハロプロピオン酸は、光学活性または不活性
のいずれであってもよく、エステル体として使用しても
よい。ただし、エステル体を用いる場合には、さらにケ
ン化を必要とする。
CJ、F、DESI’1EUXら: Inorg、Ch
em、、 23.4459〜4466頁(1984年)
〕、例えば以下の反応式に従い、1.4.7.10−テ
トラアザシクロドデカンと2−ハロプロピオン酸を反応
させればよい:(式中、Xは、塩素や臭素のような)1
0ゲンを表わす。) 上記の2−ハロプロピオン酸は、光学活性または不活性
のいずれであってもよく、エステル体として使用しても
よい。ただし、エステル体を用いる場合には、さらにケ
ン化を必要とする。
Gd錯塩の製造は、常法により、GdまたはGd化合物
とDOTMAを反応させればよい。たとえば、Gd化合
物として塩化物を使用する場合、以下の反応式のとおり
に処理する: 本発明のGd錯塩には、無機あるいは有機の生理学的に
危険のないカチオンをカウンターイオンとして含有する
中性の塩が包含される。Gd−DOTMAは、−個の遊
離酸基を含むため、カウンターイオンで中和することに
より、その溶解性向上および浸透圧低下を図ることがで
き、これにより、生体内における適用が特に有利となる
。カウンターイオンの代表例として、ナトリウム、カリ
ウム、リチウム、リジン、アルギニン、オルニチン、メ
グルミン、ジェタノールアミンなどに由来するものが挙
げられる。
とDOTMAを反応させればよい。たとえば、Gd化合
物として塩化物を使用する場合、以下の反応式のとおり
に処理する: 本発明のGd錯塩には、無機あるいは有機の生理学的に
危険のないカチオンをカウンターイオンとして含有する
中性の塩が包含される。Gd−DOTMAは、−個の遊
離酸基を含むため、カウンターイオンで中和することに
より、その溶解性向上および浸透圧低下を図ることがで
き、これにより、生体内における適用が特に有利となる
。カウンターイオンの代表例として、ナトリウム、カリ
ウム、リチウム、リジン、アルギニン、オルニチン、メ
グルミン、ジェタノールアミンなどに由来するものが挙
げられる。
かくして、本発明の造影剤に用いられる代表的な錯塩は
、次式によって示される: COOCH3 (式中、Ciはカウンターイオンである無機または有機
のカチオンを表す。) 容易に理解されるように、本発明は、DOTMAの4つ
の不斉炭素の偏光性を自由に選択でき、また、それらの
Gd錯体並びに錯塩の立体構造をも含有するものである
。
、次式によって示される: COOCH3 (式中、Ciはカウンターイオンである無機または有機
のカチオンを表す。) 容易に理解されるように、本発明は、DOTMAの4つ
の不斉炭素の偏光性を自由に選択でき、また、それらの
Gd錯体並びに錯塩の立体構造をも含有するものである
。
本発明の造影剤は、常法により、Gd錯塩と医薬上許容
される任意の添加成分とを混合し、任意の形態を取るこ
とができるが、好ましくは生理学的に許容できる水性溶
剤に溶解した溶液の形態とする。また、本発明の造影剤
を投与するには、代表的には、静脈内投与による。
される任意の添加成分とを混合し、任意の形態を取るこ
とができるが、好ましくは生理学的に許容できる水性溶
剤に溶解した溶液の形態とする。また、本発明の造影剤
を投与するには、代表的には、静脈内投与による。
前記したように、本発明の造影剤の必須成分であるGd
−DOTMAは、生理的p)(においてこれまて最も安
定なGd錯体と認められてシ)にGd−1゜4.7.t
o−テトラアザノクロトデカンーN、N’。
−DOTMAは、生理的p)(においてこれまて最も安
定なGd錯体と認められてシ)にGd−1゜4.7.t
o−テトラアザノクロトデカンーN、N’。
N ” 、N ” ’−テトラ酢酸(D OT A)〔
c、F、MearesらCan、Res、(Suppl
、)、 50.789s−793s(1990年)〕よ
りも、遥かに高い錯体安定度定数を有する。このことは
、イン・ビホにおける高い安定性を保証し、従ってGd
の遊離に起因する生体内毒性が著しく低下することにな
る。事実、Gd−DOTMA錯塩のマウス最小死亡量は
、これまで臨床的に使用されているGd−D T P
A錯塩のLD、。値をも上回るものである。
c、F、MearesらCan、Res、(Suppl
、)、 50.789s−793s(1990年)〕よ
りも、遥かに高い錯体安定度定数を有する。このことは
、イン・ビホにおける高い安定性を保証し、従ってGd
の遊離に起因する生体内毒性が著しく低下することにな
る。事実、Gd−DOTMA錯塩のマウス最小死亡量は
、これまで臨床的に使用されているGd−D T P
A錯塩のLD、。値をも上回るものである。
また、臨床的に汎用される磁場強度(0,5〜2T)の
MHI装置内において、Gd−DOTMA錯塩はGd−
DTPA錯塩よりも強度な造影効果を存する。従って、
同一の造影効果を得たい場合には、Gd−DOTMA錯
塩のほうがGd−DTPA錯塩よりも低用量で済み、毒
性発現の危険性が更に低下することになる。逆に、同一
投与量であればCd−DOTMA錯塩の方がより多くの
情報を提供することになり、臨床的な有用性が向上する
。
MHI装置内において、Gd−DOTMA錯塩はGd−
DTPA錯塩よりも強度な造影効果を存する。従って、
同一の造影効果を得たい場合には、Gd−DOTMA錯
塩のほうがGd−DTPA錯塩よりも低用量で済み、毒
性発現の危険性が更に低下することになる。逆に、同一
投与量であればCd−DOTMA錯塩の方がより多くの
情報を提供することになり、臨床的な有用性が向上する
。
事実、後記の試験例に示すように、Gd−DOTMA錯
塩はGd−DPTA錯塩よりも造影効果か優れている。
塩はGd−DPTA錯塩よりも造影効果か優れている。
更に、”’C;d−D OTMAは速やかに尿中に排泄
されることがらCLC,Eckelmanら:第8回S
MRM抄録、801頁(1989年)〕、Gd−DOT
MAの分布パターンはX線診断領域で使用されている尿
路・血管造影剤と同一と考えられる。なお、上記抄録で
は、”’Gd−DOTMAはマウス体内分布の比較化合
物として検討したに過ぎず、MRI剤としての用途につ
いては、開示も示唆もしていない。
されることがらCLC,Eckelmanら:第8回S
MRM抄録、801頁(1989年)〕、Gd−DOT
MAの分布パターンはX線診断領域で使用されている尿
路・血管造影剤と同一と考えられる。なお、上記抄録で
は、”’Gd−DOTMAはマウス体内分布の比較化合
物として検討したに過ぎず、MRI剤としての用途につ
いては、開示も示唆もしていない。
本発明は、Gd−DOTMAが低毒性であり、かつ強い
造影効果を有する事実を見出だし、これらに基づいて、
MRI剤としての用途を開拓したものである。
造影効果を有する事実を見出だし、これらに基づいて、
MRI剤としての用途を開拓したものである。
[実施例コ
つぎに、参考例、実施例および試験例を挙げて本発明を
さらに詳しく説明するが、本発明の技術的範囲がこれら
に限定されるものではない。
さらに詳しく説明するが、本発明の技術的範囲がこれら
に限定されるものではない。
参考例1
DOTMAの製造
1.4,7.to−テトラアザンクロドデカン・4塩酸
塩(2,639g、8 、29 mmol)を中和した
後、水冷下で中和した(S)−2−クロロプロピオン酸
(8,655g、79 、0 mmol)をゆっくり加
え、50℃の水浴中で18時間撹拌反応させた。次いで
、この反応液に(S)−2−クロロプロピオン酸(3,
946g、 36.4mmol)を加え、50℃の水浴
中でさらに30時間撹拌反応させた。なお反応中はpH
を9〜10に維持した。この反応液を室温まで冷却させ
た後、水酸化ナトリウム溶液を用いてp)(を11とし
、析出した結晶を濾取した。
塩(2,639g、8 、29 mmol)を中和した
後、水冷下で中和した(S)−2−クロロプロピオン酸
(8,655g、79 、0 mmol)をゆっくり加
え、50℃の水浴中で18時間撹拌反応させた。次いで
、この反応液に(S)−2−クロロプロピオン酸(3,
946g、 36.4mmol)を加え、50℃の水浴
中でさらに30時間撹拌反応させた。なお反応中はpH
を9〜10に維持した。この反応液を室温まで冷却させ
た後、水酸化ナトリウム溶液を用いてp)(を11とし
、析出した結晶を濾取した。
得られた結晶を水に溶解させた後、塩酸を用いてp)(
を2とし、濃縮した。この粗結晶をエタノール−水(1
:1)で再結晶し、D OT M Aの塩酸塩を得た(
2.9.82g、収率63%)。
を2とし、濃縮した。この粗結晶をエタノール−水(1
:1)で再結晶し、D OT M Aの塩酸塩を得た(
2.9.82g、収率63%)。
IH−核磁気共鳴スベクトル:(Dt○、ppm対TM
S )、1.3(d、 12H)、2.8(bs 、
8H)、3.1(bs 、8F+)、3.6(q。
S )、1.3(d、 12H)、2.8(bs 、
8H)、3.1(bs 、8F+)、3.6(q。
4H)
FAB−マススペクトル、(負イオン、m/ z)、4
59C(M−H)旨 元素分析(C,。845 N 40 + 2CIとして
)(%)HNCI 理論値:4.2.2 8.0 9.8 6.2実測値、
41.6 8.9 9.8 7.1実施例I Gd−DOTMAの製造 DOTMA・塩酸塩(1,60g、3 、2 mmol
)を適量の水に溶解し、塩化ガドリニウム・6水和物(
1,43g、3 、8 mmol)を加え、混和した。
59C(M−H)旨 元素分析(C,。845 N 40 + 2CIとして
)(%)HNCI 理論値:4.2.2 8.0 9.8 6.2実測値、
41.6 8.9 9.8 7.1実施例I Gd−DOTMAの製造 DOTMA・塩酸塩(1,60g、3 、2 mmol
)を適量の水に溶解し、塩化ガドリニウム・6水和物(
1,43g、3 、8 mmol)を加え、混和した。
これを80℃の水浴中に移した後、溶液のpHを6とし
、3時間撹拌反応させた。反応液を室温まで冷却した後
、濃縮した。残さに適量の水を加え、析出した不溶物を
濾去した。濾液を陽イオン交換クロマトグラフィー(樹
脂:AG50W−X4、溶離液:水)にて精製し、Gd
−DOTMAを得た(2゜06g、収率30%)。
、3時間撹拌反応させた。反応液を室温まで冷却した後
、濃縮した。残さに適量の水を加え、析出した不溶物を
濾去した。濾液を陽イオン交換クロマトグラフィー(樹
脂:AG50W−X4、溶離液:水)にて精製し、Gd
−DOTMAを得た(2゜06g、収率30%)。
FAB−マススペクトル=(負イオン、m/z)、61
4 [(M−H)−]。
4 [(M−H)−]。
元素分析(Ct。H,、N、O,、Gdとして)(%)
CHP; Gd 理論値、35.0 6.0 8.2 22.9実測値、
34.7 6.5 8,1 22.8実施例2 Gd−DOTMA・ジメグルミン塩の製造実施例1のG
d−DOTMA(0,247g10.35mmol)を
水(0,7m1)に溶解し、メグルミン(0137g、
0.70mmol)を添加してGd−DOTMA・ノ
メグルミン塩の淡黄色溶液を得た(a度:0゜5mol
/L pH:約7)。
CHP; Gd 理論値、35.0 6.0 8.2 22.9実測値、
34.7 6.5 8,1 22.8実施例2 Gd−DOTMA・ジメグルミン塩の製造実施例1のG
d−DOTMA(0,247g10.35mmol)を
水(0,7m1)に溶解し、メグルミン(0137g、
0.70mmol)を添加してGd−DOTMA・ノ
メグルミン塩の淡黄色溶液を得た(a度:0゜5mol
/L pH:約7)。
Gd濃度(I CP発光分析X1m1あたり)理論値;
39.25mg 実測値;37.50mg 試験例1 Gd−DOTMAの錯体安定度定数の測定DOTMA−
塩酸塩(31,:2+g、 0.06mmol)を水(
0,5m1)に溶解し、ここに153GdC1,溶液(
0,2ml、2.2MBq)および水(0,5m1)に
溶解せしめた塩化ガドリニウム・6水和物(27,3m
g、0.073mmol)を加えた。これにIN水酸化
ナトリウムの適量を加えて、pHを6とし、80℃で3
時間、反応させた。反応液を陽イオン交換クロマトグラ
フィー(樹脂:AG50W−X4、溶離液:水)にて精
製し、濃縮した。残さにエタノールを加エテ溶解シタ&
l!a、濃縮し、”3Gd−DOTMA含有Gd−DO
TMAを得た(13.93mg、収率38t)。
39.25mg 実測値;37.50mg 試験例1 Gd−DOTMAの錯体安定度定数の測定DOTMA−
塩酸塩(31,:2+g、 0.06mmol)を水(
0,5m1)に溶解し、ここに153GdC1,溶液(
0,2ml、2.2MBq)および水(0,5m1)に
溶解せしめた塩化ガドリニウム・6水和物(27,3m
g、0.073mmol)を加えた。これにIN水酸化
ナトリウムの適量を加えて、pHを6とし、80℃で3
時間、反応させた。反応液を陽イオン交換クロマトグラ
フィー(樹脂:AG50W−X4、溶離液:水)にて精
製し、濃縮した。残さにエタノールを加エテ溶解シタ&
l!a、濃縮し、”3Gd−DOTMA含有Gd−DO
TMAを得た(13.93mg、収率38t)。
得られた”3Gd−DOTMA含有Cd−DOTMA(
6,43mg50.01mmoυにO,1M硝酸カリウ
ム(2,0ff11)を加えて溶解させ、0.1M硝酸
カリウム(1,0m1)に溶解せしめたD OT A
(4,19mg、0 、 Ol mmol)を加えた。
6,43mg50.01mmoυにO,1M硝酸カリウ
ム(2,0ff11)を加えて溶解させ、0.1M硝酸
カリウム(1,0m1)に溶解せしめたD OT A
(4,19mg、0 、 Ol mmol)を加えた。
これにIN水酸化ナトリウムの適量を加えて中性とし、
80℃で910時間、インキュベーションした。反応液
を薄層クロマトグラフィー(薄層板ニジリカゲル60、
展開溶媒:酢酸エチル:メタノール:アンモニア水=2
:2:l)にて、放射能濃度を指標に分析し、反応液中
のGd−DOTMAおよびGd−DOTAの割合を測定
した。
80℃で910時間、インキュベーションした。反応液
を薄層クロマトグラフィー(薄層板ニジリカゲル60、
展開溶媒:酢酸エチル:メタノール:アンモニア水=2
:2:l)にて、放射能濃度を指標に分析し、反応液中
のGd−DOTMAおよびGd−DOTAの割合を測定
した。
反応液中のGd−DOTMAおよびGd−DOTAの割
合は、それぞれ、98.8%および1.2%であった。
合は、それぞれ、98.8%および1.2%であった。
これより算出されたGd−DOTMAの錯体安定度定数
を第1表に示した。
を第1表に示した。
第1表
(:* :C,F、Mearesら Can、Res、
(Suppl、)、50.789s〜793s(199
0年)] 試験例2 Gd−DOTMA・ジメグルミン塩の急性毒性試験 体重30.8±1.4gのICR系雌性マウス(8週齢
)を1群5匹用い、実施例2の化合物(0,5M)を静
脈内に単回投与(6mmol/ kg) した。投与後
14日間の死亡状況を観察し、MLD(最小死亡り値を
求めた。また、同様の方法によりジエチレントリアミン
ペンタ酢酸のGd錯体(Gd−DTPA)のジメグルミ
ン塩のMLD値も求めた。
(Suppl、)、50.789s〜793s(199
0年)] 試験例2 Gd−DOTMA・ジメグルミン塩の急性毒性試験 体重30.8±1.4gのICR系雌性マウス(8週齢
)を1群5匹用い、実施例2の化合物(0,5M)を静
脈内に単回投与(6mmol/ kg) した。投与後
14日間の死亡状況を観察し、MLD(最小死亡り値を
求めた。また、同様の方法によりジエチレントリアミン
ペンタ酢酸のGd錯体(Gd−DTPA)のジメグルミ
ン塩のMLD値も求めた。
その結果を第2表に示す。
第2表
1Gd−DOTM八° へグミ′::
6以上
試験例3
Gd−DOTMAの緩和塵
実施例1のGd−DOTMAを脱イオン水に溶解させた
。その錯体に露呈された水プロトンとの関係を、NMR
,6,35T(日本電子社製)により、39°Cにおけ
る緩和時間(T、およびT7、m5ec)として数種の
濃度のGd−DOTMAについて測定した。結果を第3
表に示す。
。その錯体に露呈された水プロトンとの関係を、NMR
,6,35T(日本電子社製)により、39°Cにおけ
る緩和時間(T、およびT7、m5ec)として数種の
濃度のGd−DOTMAについて測定した。結果を第3
表に示す。
第3表
4 、7 mMのGd−DOTMAは、水のTI値を約
58倍短縮し、T、値を約24倍短縮した。
58倍短縮し、T、値を約24倍短縮した。
第3表の数値をもとに、T1およびT、における緩和塵
(それぞれR3およびR7、(mM−5)−’)を算出
し、第4表に示した。
(それぞれR3およびR7、(mM−5)−’)を算出
し、第4表に示した。
第4表
Gd−DOTMAはイン・ビトロにおいて良好な緩和効
果を宵し、同様の手法で測定したGd−DTPAの緩和
塵(第4表中に併記)とほぼ同等で、その有効性が明ら
かとなった。
果を宵し、同様の手法で測定したGd−DTPAの緩和
塵(第4表中に併記)とほぼ同等で、その有効性が明ら
かとなった。
試験例4
ファントムによる見かけの緩和塵の測定ファントムは円
筒型のプラスチック製のボトル内にNMR管を固定し水
で満たしたものを用いた。
筒型のプラスチック製のボトル内にNMR管を固定し水
で満たしたものを用いた。
濃度0.05.0.■、0.2.0.5.1.0.2゜
5および5 、0 mMのGd−DOTMA−メグルミ
ン塩水溶液をNMR管に封入し、スピンエコー法を用い
て繰り返し時間(TR)を600、l000.1500
.2000.2400 m5ec、エコー時間(TE)
を30.100m5ecと変えて撮像を行い、信号強度
から見かけの緩和塵を算出した。また、同様の手法によ
りジエチレントリアミンペンタ酢酸のGd錯体(Gd−
DTPA)のノメグルミン塩についても撮像を行った。
5および5 、0 mMのGd−DOTMA−メグルミ
ン塩水溶液をNMR管に封入し、スピンエコー法を用い
て繰り返し時間(TR)を600、l000.1500
.2000.2400 m5ec、エコー時間(TE)
を30.100m5ecと変えて撮像を行い、信号強度
から見かけの緩和塵を算出した。また、同様の手法によ
りジエチレントリアミンペンタ酢酸のGd錯体(Gd−
DTPA)のノメグルミン塩についても撮像を行った。
装置はCSI Omega(GE社)で、磁場強度は
2T、またイメージングコイルとして6cm径ハードケ
ージ型コイルを使用した。撮影条件は、スピンエコー法
でスライス厚4mm、解像度256X128にて行った
。
2T、またイメージングコイルとして6cm径ハードケ
ージ型コイルを使用した。撮影条件は、スピンエコー法
でスライス厚4mm、解像度256X128にて行った
。
信号強度をもとに算出した見かけの緩和塵(それぞれR
IoおよびRt’、(mM−9)−’)を第5表に示す
。
IoおよびRt’、(mM−9)−’)を第5表に示す
。
Gd−DOTMAはスピンエコー法を用いたイメージン
グにおいて良好な緩和効果を有し、Gd−DTPAの見
かけの緩和塵(第5表中に併記)の約1.8倍となり、
Gd−DOTMA錯塩は予想に反してCod−DTPA
錯塩よりも強度な造影効果を有することが見いだされた
。
グにおいて良好な緩和効果を有し、Gd−DTPAの見
かけの緩和塵(第5表中に併記)の約1.8倍となり、
Gd−DOTMA錯塩は予想に反してCod−DTPA
錯塩よりも強度な造影効果を有することが見いだされた
。
第5表
試験例5
チオベンタール麻酔を施したSD系系外性ラット197
gおよび202g、111週齢にGd−D。
gおよび202g、111週齢にGd−D。
TMA・メグルミン塩溶液(0、5M)を尾静脈より投
与(0、1mmol/ kg) した。約5分後に脱血
列せしめ、血液、心臓、腎臓、肝臓の室温における緩和
時間(T、および’]’ tSmsec)を測定した。
与(0、1mmol/ kg) した。約5分後に脱血
列せしめ、血液、心臓、腎臓、肝臓の室温における緩和
時間(T、および’]’ tSmsec)を測定した。
装置は、NMR,6,35T(日本電子社製)を使用し
た。
た。
また、対照実験としてチオベンタール麻酔を施したSD
系系外性ラット200g、111週齢についても脱血列
せしめ、同様に測定した。結果を第6表および第7表に
示す。
系系外性ラット200g、111週齢についても脱血列
せしめ、同様に測定した。結果を第6表および第7表に
示す。
対照ラットの血液および各臓器の緩和時間に比較して血
液において約25倍、腎臓において約4倍の緩和効果が
みられ、本化合物が血液および各臓器の緩和時間を有効
に短縮することを見いだした。
液において約25倍、腎臓において約4倍の緩和効果が
みられ、本化合物が血液および各臓器の緩和時間を有効
に短縮することを見いだした。
第6表
第7表
試験例6
Gd−DOTMA・メグルミン塩のラット心臓チオペン
クール麻酔を施したSD系系外性ラット198g、9週
齢)をMHI装置の磁場内に、伏臥位固定した後、Gd
−DOTMA・メグルミン塩溶液(0、5M)を大腿静
脈に固定したカニユーレより投与(0、2mmol/
kg)L、た。約0.5分後に1lT11のベンドパル
ビタール溶液を大腿静脈に固定したカニユーレより投与
して致死させた後、心臓を含む胸部域のMHI測定(横
断像)を行った。また対照としてSD系系外性ラット1
86g、9週齢)に1mlのベンドパルビタール溶液を
大腿静脈に固定したカニユーレより投与して致死させた
個体についても同様にMHI測定(横断像)を行った。
クール麻酔を施したSD系系外性ラット198g、9週
齢)をMHI装置の磁場内に、伏臥位固定した後、Gd
−DOTMA・メグルミン塩溶液(0、5M)を大腿静
脈に固定したカニユーレより投与(0、2mmol/
kg)L、た。約0.5分後に1lT11のベンドパル
ビタール溶液を大腿静脈に固定したカニユーレより投与
して致死させた後、心臓を含む胸部域のMHI測定(横
断像)を行った。また対照としてSD系系外性ラット1
86g、9週齢)に1mlのベンドパルビタール溶液を
大腿静脈に固定したカニユーレより投与して致死させた
個体についても同様にMHI測定(横断像)を行った。
装置はCS I Omega(G E社製)で磁場強
度は2T、またイメージングコイルとして6cm径バー
ドケージ型コイルを使用した。撮影条件は、スピンエコ
ー法でスライス厚4mm、解像度256X256のT1
強E(TR/TE 600/30m5ec)にて行っ
た。
度は2T、またイメージングコイルとして6cm径バー
ドケージ型コイルを使用した。撮影条件は、スピンエコ
ー法でスライス厚4mm、解像度256X256のT1
強E(TR/TE 600/30m5ec)にて行っ
た。
第1図は致死せしめた正常ラットの心臓を含む胸部断層
を示す生物の形態写真である。
を示す生物の形態写真である。
第2図はGd−DOTMA・メグルミン塩溶液を投与し
致死せしめたラットの心臓を含む胸部断層を示す生物の
形態写真である。化合物投与により心プール、肺および
その血管系の信号強度が明らかに増強され、心筋とのコ
ントラストも明瞭となった。従って、本化合物は血管循
環系内に分配され、しかもその領域で非常に高輝度の信
号を与えることが示唆された。
致死せしめたラットの心臓を含む胸部断層を示す生物の
形態写真である。化合物投与により心プール、肺および
その血管系の信号強度が明らかに増強され、心筋とのコ
ントラストも明瞭となった。従って、本化合物は血管循
環系内に分配され、しかもその領域で非常に高輝度の信
号を与えることが示唆された。
試験例7
チオベンタール麻酔を施したSD系系外性ラット184
g、9週齢)をMHI装置の磁場内に伏臥位固定した後
、Gd−DOTMA・メグルミン塩溶液(0,5M)を
大腿静脈に固定したカニユーレより投与(0,511I
IIIO1/kg)シた。投与30分後に腎臓を含む腹
部域のMHIの測定(横断像)を行った。なお対照とし
て、本化合物投与前に同一個体の同一領域の空位撮影を
行った。
g、9週齢)をMHI装置の磁場内に伏臥位固定した後
、Gd−DOTMA・メグルミン塩溶液(0,5M)を
大腿静脈に固定したカニユーレより投与(0,511I
IIIO1/kg)シた。投与30分後に腎臓を含む腹
部域のMHIの測定(横断像)を行った。なお対照とし
て、本化合物投与前に同一個体の同一領域の空位撮影を
行った。
装置、イメージングコイル、および撮影条件は試験例6
と同一とした。
と同一とした。
第3図は化合物投与前の腎臓を含む腹部断層を示す生物
の形態写真である。腎臓は高輝度の脂肪組織に包囲され
た低信号域として僅かに描出された。
の形態写真である。腎臓は高輝度の脂肪組織に包囲され
た低信号域として僅かに描出された。
第4図はGd−DOTMA・メグルミン塩溶液投与30
分後の腎臓を含む腹部断層を示す生物の形態写真である
。本化合物は血液循環系から腎臓を経て速やかに尿中へ
排泄される。本化合物により腎臓の信号強度は増強され
、周囲の脂肪組織とほぼ同調となった。この場合、腎臓
の同一部位(左腎腎う付近)における信号強度は投与前
に比較して2倍に増加した。また、腎臓内の微細構造も
比較的良く描出された。
分後の腎臓を含む腹部断層を示す生物の形態写真である
。本化合物は血液循環系から腎臓を経て速やかに尿中へ
排泄される。本化合物により腎臓の信号強度は増強され
、周囲の脂肪組織とほぼ同調となった。この場合、腎臓
の同一部位(左腎腎う付近)における信号強度は投与前
に比較して2倍に増加した。また、腎臓内の微細構造も
比較的良く描出された。
試験例8
チオベンタール麻酔を施したSD系雌性ラット(195
g、13通齢)をMHI装置の磁場内に伏臥位固定した
後、Gd−DOTMA・メグルミン塩溶液(0,5M)
を大腿静脈に固定したカニユーレより投与(0、1mm
ol/ kg) した。投与125分後に膀胱を含む下
腹部域のMHI測定(横断像)を行った。なお対照とし
て、本化合物投与前に同一個体の同一領域の空位撮影を
行った。
g、13通齢)をMHI装置の磁場内に伏臥位固定した
後、Gd−DOTMA・メグルミン塩溶液(0,5M)
を大腿静脈に固定したカニユーレより投与(0、1mm
ol/ kg) した。投与125分後に膀胱を含む下
腹部域のMHI測定(横断像)を行った。なお対照とし
て、本化合物投与前に同一個体の同一領域の空位撮影を
行った。
装置、イメージングコイル、および撮影条件は試験例6
と同一とした。
と同一とした。
第5図は化合物投与前の膀胱を含む下腹部断層を示す生
物の形態写真である。
物の形態写真である。
第6図はGd−DOTMA・メグルミン塩溶液投与12
5分後の膀胱を含む下腹部断層を示す生物の形態写真で
ある。本化合物の主排泄組織である膀胱中の尿が明瞭に
造影された。
5分後の膀胱を含む下腹部断層を示す生物の形態写真で
ある。本化合物の主排泄組織である膀胱中の尿が明瞭に
造影された。
[発明の効果]
本発明のGd−DOTMA錯塩含有造影剤は、生理的p
Hにおいて錯塩がらのGdの遊離に起因した生体内毒性
の発現が極めて低く、かつMRIで使用される磁場強度
においてその造影効果が強く、本発明の有効性は明らか
である。
Hにおいて錯塩がらのGdの遊離に起因した生体内毒性
の発現が極めて低く、かつMRIで使用される磁場強度
においてその造影効果が強く、本発明の有効性は明らか
である。
第1図は致死せしめた正常ラットの心臓を含む胸部断層
を示す生物の形態写真、第2図はGd−DOTMA・メ
グルミン塩溶液を投与して致死せしめたラットの心臓を
含む胸部断層を示す生物の形態写真、第3図は化合物投
与前のラットの腎臓を含む腹部断層を示す生物の形態写
真、第4図はGd−DOTMA・メグルミン塩溶液投与
30分後のラットの腎臓を含む腹部断層を示す生物の形
態写真、第5図は化合物投与前のラットの膀胱を含む下
腹部断層を示す生物の形態写真、第6図はGd−DOT
MA・メグルミン塩溶液投与125分後のラットの膀胱
を含む下腹部断層を示す生物の形態写真である。 特許出願人 日本メジフィジックス株式会社代 理 人
弁理士 青白 葆ほか1名笛5図 第らθ
を示す生物の形態写真、第2図はGd−DOTMA・メ
グルミン塩溶液を投与して致死せしめたラットの心臓を
含む胸部断層を示す生物の形態写真、第3図は化合物投
与前のラットの腎臓を含む腹部断層を示す生物の形態写
真、第4図はGd−DOTMA・メグルミン塩溶液投与
30分後のラットの腎臓を含む腹部断層を示す生物の形
態写真、第5図は化合物投与前のラットの膀胱を含む下
腹部断層を示す生物の形態写真、第6図はGd−DOT
MA・メグルミン塩溶液投与125分後のラットの膀胱
を含む下腹部断層を示す生物の形態写真である。 特許出願人 日本メジフィジックス株式会社代 理 人
弁理士 青白 葆ほか1名笛5図 第らθ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、1,4,7,10−テトラアザシクロドデカン−1
,4,7,10−α,α’、α”、α’”−テトラキス
メチル酢酸またはその塩とガドリニウムから成る錯塩を
必須成分とする磁気共鳴造影剤。 2、塩がナトリウム、カリウム、リチウム、リジン、ア
ルギニン、オルニチン、メグルミンまたはジエタノール
アミンとの塩である請求項1記載の造影剤。 3、錯塩が生理学的に許容できる水性溶剤に溶解された
状態にある請求項1記載の造影剤。 4、錯塩の濃度が1×10^−^5〜1×10モル/l
である請求項1記載の造影剤。 5、核磁気共鳴診断に使用される請求項1記載の造影剤
。
Priority Applications (10)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2278661A JPH04154729A (ja) | 1990-10-16 | 1990-10-16 | 磁気共鳴造影剤 |
| ES91117558T ES2085396T3 (es) | 1990-10-16 | 1991-10-15 | Agente de formacion de imagenes por resonancia magnetica. |
| DE69116637T DE69116637T2 (de) | 1990-10-16 | 1991-10-15 | Mittel zur magnetischen Resonanzabbildung |
| EP91117558A EP0481420B1 (en) | 1990-10-16 | 1991-10-15 | Magnetic resonance imaging agent |
| CA002053478A CA2053478C (en) | 1990-10-16 | 1991-10-15 | Magnetic resonance imaging agent |
| AT91117558T ATE133339T1 (de) | 1990-10-16 | 1991-10-15 | Mittel zur magnetischen resonanzabbildung |
| DK91117558.6T DK0481420T3 (da) | 1990-10-16 | 1991-10-15 | Middel til billeddannelse ved magnetisk resonans |
| AU85912/91A AU647188B2 (en) | 1990-10-16 | 1991-10-16 | Magnetic resonance imaging agent |
| KR1019910018183A KR0165682B1 (en) | 1990-10-16 | 1991-10-16 | Magnetic resonance imaging agent |
| US08/768,613 US5811077A (en) | 1990-10-16 | 1996-12-18 | Method of NMR imaging |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2278661A JPH04154729A (ja) | 1990-10-16 | 1990-10-16 | 磁気共鳴造影剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04154729A true JPH04154729A (ja) | 1992-05-27 |
Family
ID=17600396
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2278661A Pending JPH04154729A (ja) | 1990-10-16 | 1990-10-16 | 磁気共鳴造影剤 |
Country Status (10)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5811077A (ja) |
| EP (1) | EP0481420B1 (ja) |
| JP (1) | JPH04154729A (ja) |
| KR (1) | KR0165682B1 (ja) |
| AT (1) | ATE133339T1 (ja) |
| AU (1) | AU647188B2 (ja) |
| CA (1) | CA2053478C (ja) |
| DE (1) | DE69116637T2 (ja) |
| DK (1) | DK0481420T3 (ja) |
| ES (1) | ES2085396T3 (ja) |
Families Citing this family (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2901787B2 (ja) * | 1991-07-15 | 1999-06-07 | 日本メジフィジックス株式会社 | 核磁気共鳴造影剤 |
| JP2894879B2 (ja) * | 1991-10-04 | 1999-05-24 | 日本メジフィジックス株式会社 | 診断用造影剤 |
| JPH0797340A (ja) * | 1993-06-03 | 1995-04-11 | Terumo Corp | Mri造影剤組成物 |
| US6693190B1 (en) | 1994-05-11 | 2004-02-17 | Bracco International B.V. | Enhanced relaxivity monomeric and multimeric compounds |
| US6333021B1 (en) * | 1994-11-22 | 2001-12-25 | Bracco Research S.A. | Microcapsules, method of making and their use |
| IT1297035B1 (it) | 1997-12-30 | 1999-08-03 | Bracco Spa | Derivati dell'acido 1,4,7,10-tetraazaciclododecan-1,4-diacetico |
| DE10135356C1 (de) * | 2001-07-20 | 2003-04-17 | Schering Ag | Makrocyclische Metallkomplexe und deren Verwendung zur Herstellung von Konjugaten mit Biomolekülen |
| DE10135355C1 (de) * | 2001-07-20 | 2003-04-17 | Schering Ag | Konjugate makrocyclischer Metallkomplexe mit Biomolekülen und deren Verwendung zur Herstellung von Mitteln für die NMR- und Radiodiagnostik sowie die Radiotherapie |
| DE10334353A1 (de) * | 2003-07-25 | 2005-02-17 | Forschungszentrum Jülich GmbH | Verfahren zur Herstellung eines Kontaktes und elektronisches Bauelement, umfassend derartige Kontakte |
| ES2253125B1 (es) * | 2004-11-08 | 2007-07-01 | Universidad Nacional De Educacion A Distancia | Acidos 1-pirazoliletil-1,4,7,10-tetraazaciclododecano-4,7,10-triaceticos. aplicacion de sus complejos de gadolinio (iii) en el diagnostico clinico. |
| WO2006051142A1 (es) * | 2004-11-08 | 2006-05-18 | Universidad Nacional De Educación A Distancia (U.N.E.D.) | Ácidos 1-pirazoliletil-1,4,7,10-tetraazaciclododecano-4,7,10-triacéticos. aplicación de sus complejos de gadolinio (iii) en el diagnóstico clínico |
| US9316645B2 (en) | 2011-10-07 | 2016-04-19 | Brown University | Methods, compositions and kits for imaging cells and tissues using nanoparticles and spatial frequency heterodyne imaging |
| US11370804B2 (en) | 2019-01-17 | 2022-06-28 | Guerbet | Complex of gadolinium and a chelating ligand derived from a diastereoisomerically enriched PCTA and preparation and purification process |
| US11426470B2 (en) | 2019-01-17 | 2022-08-30 | Guerbet | Complex of gadolinium and a chelating ligand derived of a diastereoisomerically enriched PCTA and synthesis method |
| FR3091873B1 (fr) | 2019-01-17 | 2020-12-25 | Guerbet Sa | Complexe de gadolinium et d’un ligand chelateur derive de pcta diastereoisomeriquement enrichi et procede de preparation et de purification |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62501070A (ja) * | 1984-10-18 | 1987-04-30 | ボ−ド オブ リ−ジエンツ,ザ ユニバ−シテイ− オブ テキサス システム | Nmr造影剤としてのガドリニウムキレ−ト類 |
| JPS62503034A (ja) * | 1985-05-08 | 1987-12-03 | ザ・ゼネラル・ホスピタル・コ−ポレ−ション | 肝臓胆管のnmrコントラスト剤 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4957939A (en) * | 1981-07-24 | 1990-09-18 | Schering Aktiengesellschaft | Sterile pharmaceutical compositions of gadolinium chelates useful enhancing NMR imaging |
| CA1317937C (en) * | 1984-10-18 | 1993-05-18 | A. Dean Sherry | Gadolinium chelates with carboxymethyl derivatives of polyazamacrocycles as nmr contrast agents |
| US4880008A (en) * | 1985-05-08 | 1989-11-14 | The General Hospital Corporation | Vivo enhancement of NMR relaxivity |
| ATE134999T1 (de) * | 1988-05-25 | 1996-03-15 | Us Commerce | Makrocyclische chelate und verwendungsverfahren |
-
1990
- 1990-10-16 JP JP2278661A patent/JPH04154729A/ja active Pending
-
1991
- 1991-10-15 EP EP91117558A patent/EP0481420B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-10-15 ES ES91117558T patent/ES2085396T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1991-10-15 CA CA002053478A patent/CA2053478C/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-10-15 DE DE69116637T patent/DE69116637T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-10-15 DK DK91117558.6T patent/DK0481420T3/da active
- 1991-10-15 AT AT91117558T patent/ATE133339T1/de not_active IP Right Cessation
- 1991-10-16 KR KR1019910018183A patent/KR0165682B1/ko not_active Expired - Fee Related
- 1991-10-16 AU AU85912/91A patent/AU647188B2/en not_active Ceased
-
1996
- 1996-12-18 US US08/768,613 patent/US5811077A/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62501070A (ja) * | 1984-10-18 | 1987-04-30 | ボ−ド オブ リ−ジエンツ,ザ ユニバ−シテイ− オブ テキサス システム | Nmr造影剤としてのガドリニウムキレ−ト類 |
| JPS62503034A (ja) * | 1985-05-08 | 1987-12-03 | ザ・ゼネラル・ホスピタル・コ−ポレ−ション | 肝臓胆管のnmrコントラスト剤 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| AU647188B2 (en) | 1994-03-17 |
| ATE133339T1 (de) | 1996-02-15 |
| EP0481420B1 (en) | 1996-01-24 |
| CA2053478C (en) | 2002-04-30 |
| ES2085396T3 (es) | 1996-06-01 |
| KR920008056A (ko) | 1992-05-27 |
| EP0481420A1 (en) | 1992-04-22 |
| DE69116637D1 (de) | 1996-03-07 |
| CA2053478A1 (en) | 1992-04-17 |
| KR0165682B1 (en) | 1999-03-20 |
| DK0481420T3 (da) | 1996-02-12 |
| US5811077A (en) | 1998-09-22 |
| DE69116637T2 (de) | 1996-05-30 |
| AU8591291A (en) | 1992-04-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2548436B2 (ja) | Nmr−診断剤 | |
| TW319763B (ja) | ||
| JP2815556B2 (ja) | 非イオン性常磁性イオン錯体およびこれを形成するための錯化剤 | |
| US10918743B2 (en) | Contrast medium formulation and related preparation method | |
| EP0436579B1 (en) | Chelate compositions | |
| JP2894879B2 (ja) | 診断用造影剤 | |
| JPH04154729A (ja) | 磁気共鳴造影剤 | |
| JPS63502834A (ja) | 核磁気共鳴画像増強剤およびその使用 | |
| JPS63145239A (ja) | Nmr診断剤およびその製法 | |
| US5162109A (en) | Magnetic resonance imaging agents | |
| EP0603403B2 (en) | Novel chelating agent, complex compound composed of said agent and metallic atom, and diagnostic agent containing said compound | |
| US5562894A (en) | Amino-acyl-type and catecholamine-type contrast agents for MRI | |
| US5716598A (en) | Contrast medium for magnetic resonance imaging using physiologically tolerable manganese compound | |
| JP2002521384A (ja) | 3−,8−置換された常磁性ジューテロポルフィリン誘導体、該誘導体を含有する医薬調剤、その製造法及び壊死及び梗塞の核磁気共鳴映像法のための使用 | |
| JPH06502858A (ja) | 磁気共鳴イメージング用錯体および組成物,並びにこれらの使用法 | |
| CA1335819C (en) | Metal chelate containing diagnostic imaging contrast media | |
| JPH03284629A (ja) | Mri用造影剤 | |
| JPH09268131A (ja) | 高濃度核磁気共鳴造影剤 | |
| JPH0656802A (ja) | テトラアザシクロドデカン誘導体およびその用途 |