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JPH04179485A - 新規ベクターおよび該ベクターを用いて高発現形質転換細胞を選択する方法 - Google Patents

新規ベクターおよび該ベクターを用いて高発現形質転換細胞を選択する方法

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Publication number
JPH04179485A
JPH04179485A JP2305655A JP30565590A JPH04179485A JP H04179485 A JPH04179485 A JP H04179485A JP 2305655 A JP2305655 A JP 2305655A JP 30565590 A JP30565590 A JP 30565590A JP H04179485 A JPH04179485 A JP H04179485A
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JP
Japan
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gene
vector
cells
expression vector
foreign gene
Prior art date
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Pending
Application number
JP2305655A
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English (en)
Inventor
Junichi Miyazaki
純一 宮崎
Kenichi Yamamura
研一 山村
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Original Assignee
Individual
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、新規な発現ベクターおよび該ベクターを用い
て、任意の外来遺伝子を高発現する形質転換細胞を効率
良く選択する方法に関する。
(従来の技術および発明が解決しようとする課題)遺伝
子組み換え技術の進歩に伴って、遺伝子組み換えを利用
した有用物質の生産は近年急速に進歩して来ている。遺
伝子組み換え技術を利用して外来遺伝子を発現させる場
合には、適当な宿主細胞と、これに応じた外来遺伝子発
現用プロモーターを有する発現ベクターが用いられる。
とれまでは、大腸菌や酵母など、取り扱いが容易な微生
物が発現宿主細胞として広く研究されてきたが、このよ
うな微生物では外来遺伝子の発現において一部に限界が
あることが確認されており、近年では高等動物培養細胞
などを発現宿主細胞とした発現系が盛んに研究されてい
る。これまで、動物細胞を宿主として、外来遺伝子を高
発現させる方法として強いプロモーターを持つ発現ベク
ターを用いること、および細胞に導入され維持される発
現ベクターDNAのコピー数を出来るだけ増加させるこ
とが考慮されて来た。後者の例として、ジヒドロ葉酸レ
ダクターゼ遺伝子(dhfr)を欠損したチャイニーズ
・・ムスター卵巣細胞に9選択マーカーとしてdhfr
遺伝子を持つ発現ベクターを導入し。
次第に高い濃度のメントレキセートで選択することによ
り2発現ベクターDNAのコピー数の増加した。外来遺
伝子を高発現する形質転換細胞を得る方法がある。しか
しながら、この方法はdhf r欠損細胞でしか効果的
に使えない点と2選択とクローニングに長期間を要する
点が問題である。別の方法として、ウシパピローマウィ
ルス由来の自己複製配列を導入した発現ベクターを用い
る方法がある。この方法では、細胞に導入されたベクタ
ーはエピゾーム、!:して維持されるが、実際は染色体
に組み込まれることも多く、高発現の形質転換細胞株を
頻回にクローニングする必要がある。
このように遺伝子組み換え技術を応用した有用物質の製
造を実用化するためには、様々の細胞株において、外来
遺伝子を高発現する形質転換細胞のみを効率良く選択す
る技術の開発が強く望まれている。
(発明を解決するための手段) このような状況において1本発明者らは、従来より選択
マーカーとして一般に用(・られるG418耐性遺伝子
(ネオマイシンフォスフォトランスフェラーゼ■遺伝子
)を用いて、高濃度の0418で選択することにより、
高いコピー数で発現ベクターが組み込まれた形質転換細
胞を効果的に選択する方法を考案し、それが実際に応用
可能であることを確認し1本発明を完成させるに至った
。この方法は、非常に弱い活性を示すように改造した0
418耐性遺伝子を発現ベクターに組み込み、これで形
質転換細胞を作る。
さらに高濃度6418で選択することにより、多コピー
の発現ベクターを組み込んだ細胞のみを効果的に残すと
いうものである。選択マーカーとして+  pSV2−
neoが知られている( JoMol、Appl。
Genet、、 1.327 341.1982)が、
これが非常に強いG418耐性を形質転換細胞に与える
ので木目的ニ適サナい。ネオマイシンフォスフォトラン
スフェラーゼ■遺伝子で、変異のために活性が非常に低
い酵素を作るものが報告されている( Proc、Na
tl、Acad、 Set、USA、、 87 ; 3
435−3439+1990)。この変異を持つ遺伝子
を組み込んだプラスミドとしてp MCl neoが報
告されている( Ce1l 。
51、503−512.1987 )。このプラスミド
においてネオマイシンフォスフォトランスフェラーゼ■
遺伝子はポリオーマ由来のエンハンサ−に結合した単純
ヘルペスウィルスのチミジンキナーゼプロモーターの下
流に組み込まれ、またその3′側にはSV 40ウイル
ス由来のポIJ Aシグナルが結合されている。本発明
ではプロモーター活性が弱いことが必要なのでポリオー
マ由来のフタ−に組み込むためのNeoカセットとして
用いている(第1図)。なお、  Neoカセットに用
いるプロモーターは活性の弱いものであれば他のもので
よい。例として、  SV40ウィルス初期遺伝子プロ
モーターからエンハンサ−を除いたものなどが挙げられ
る。また、ネオマイシンフォスフォトランスフェラーゼ
■遺伝子につ(・ても活性が野生型の遺伝子より弱くな
るような変異を持つものであれば他のものでもよい。
本発明の外来遺伝子発現用ベクターの基本的な構造とし
ては、既に報告されている強力な発現ベクター、例えば
pAGS−3(Gene、 79.269−277、1
989)に上述のNeoカセットを組み込んだものであ
る。実施例1に示すpAGneo 3− IL 2プラ
スミドはこれにさらにI L −2cDNAを組み込ん
だものである(第2図)。
また、このような本発明の発現ベクターは。
大腸菌でのクローニングを行い易くするために大腸菌プ
ラスミド由来の遺伝子を有する。そのような大腸菌プラ
スミド由来の遺伝子としては。
大腸菌体内で複製するためのori 、並びにクローニ
ングの際に選択マーカーとなりうる適当な遺伝子9例え
ばアンピシリンや、テトラサイクリン等に対する薬剤耐
性遺伝子が挙げられる。また、このような遺伝子として
プラスミドpBR322由来の遺伝子がよく用いられる
が、この場合には、  pBR322複製開始点(or
i )の近くにある。宿主細胞での複製を阻害する毒性
配例(Nature +293、79−81.1981
)を除去することが望ましく・。後述の実施例に用℃・
た発現ベクターは、この配列を除去している。
さらに、上記の発現ベクターにウシパピローマウィルス
由来の自己複製配列を組み込むことにより、高濃度04
18選択後に高発現形質転換細胞をさらに効率良く得る
ことを可能にする。
上記のようなりNA配列から構成される本発明の好まし
い発現ベクターの一例として、  pABneo3が挙
げられる。これは実施例に示すpABne。
3− IL 2プラスミド(第3図)から、IL−2c
DNAを除いたものに相当する。
このような発現ベクターを用いて、それの持つ外来遺伝
子発現用プロモーターの下流に外来遺伝子を導入したも
のを構築する。このような発現させたい外来遺伝子を組
み込んだ発現ベクターを導入する宿主細胞は、外来遺伝
子発現用プロモーターがよく働くものであれば何でもよ
い。例として、マウスL細胞、チャイニーズノ゛ムスタ
ー卵巣細胞、ヒトHe1a細胞などが挙げられる。
発現ベクター宿主細胞への導入は既知の方法。
例えばリン酸カルシウム法(Proc、 Natl、 
Acad、 Sci。
USA、、 76、1373 1376、1979)、
 DEAE−Dextran法(DNA clonin
g vol、n、 IRL press、 0xfor
d、 143−190.1985)、  エレクトロポ
レーション法(Proc。
Natl、 Acad、Sci、USA、、 81.7
161−7165.1984 )。
リポフェクション法(Proc、 Natl、Acad
、Sci、 USA、。
84、7413−7417.1987)等により行うこ
とが出来る。その後、  C418を20011g/m
7(力価)含む培地中で培養を続け、  G418耐性
形質転換細胞を得る。これらの細胞を高濃度の0418
(800μg / mZ )を含む培地中で、さらに約
1カ月間培養を続ける。この過程で発現ベクターを多コ
ピー安定に導入された形質転換細胞のみが残る。これは
9発現ベクターに組み込まれたNe。
カセットの活性が著しく弱いため、多コピーのベクター
DNAを持つ形質転換細胞のみが、高濃度0418下で
増殖しうるためと考えられた。実際、  G418を2
00μg/rnlとして培養を続けた場合に比べ、80
0μg/mlで培養を続けた場合、形質転換細胞歯たり
の発現ベクターのコピー数が5倍以上増加し、200〜
300コピーに達することが、サザーンプロノト法によ
り確認されている。また、この解析により、導入された
発現ベクターは、同方向に多数が連なって染色体に組み
込まれていることが確認された。導入された発現ベクタ
ーの大幅なりNA構造の変化は起こっていない。パピロ
ーマウィルス由来の自己複製配列を持つベクターでは細
胞に導入された発現ベクターはエピゾームとして細胞の
核内で維持されると考えられるが、1力月以上の041
8選択の後では多コピーが連なった形で最終的には染色
体に組み込まれていることが、サザーン法による解析で
示された。
なお、ポリオーマエンノ・ンサーを含み、活性の強いN
eo力セントを持つ発現ベクターを用も・て上述と同様
の操作を行った場合には高濃度0418下での培養によ
る。多コピーの発現ベクターを組み込んだ形質転換細胞
の選択は認められない。
(発明の効果) 本発明のNeoカセットを持つ新規な動物細胞用の外来
遺伝子発現ベクター及びそれを用(・た高発現形質転換
細胞の効率的選択法により、工業的レベルの生産におい
ても十分利用可能な形質転換細胞が長期間にわたる細胞
のクローニングなしに任意の細胞株を用いて容易に得る
ことが可能となった。また2本発明を用いて得られた形
質転換細胞は長期にわたり安定に外来遺伝子の高発現を
維持する。このような発現系は本発明により初めて確立
されたので9本発明が産業界にもたらす技術的利益は非
常に大きなものであると評価される。
(実施例) 本発明により効率的に、多コピーの発現ベクターを組み
込んだ形質転換細胞が得られるが、実際に得られた形質
転換細胞で外来遺伝子が高(・発現を示すことが、外来
遺伝子として、ヒ)IL−2cDNAをいて確認されて
いる。これらを実施例として本発明の詳細な説明する。
実施例中のプラスミド、DNA、種々の酵素、大腸菌、
培養細胞などを扱う諸操作は以下にあげる雑誌、放置を
参考とした。
(1)遺伝子操作実験法、高木東歌1編者(1980)
講談社 (2)遺伝子操作マニーアル、高木東歌1編者(198
2)、講談社 +3)  MOLECULARCLONING A L
ABORATORYMANUAL、 TlMANIAT
ISら編、 (1982)、 C0LDSPRING 
HARBORLABORATORY。
(4)  METHODS IN ENZYMOLOG
Y、  65巻、L。
GRO8SMANら編、 (1980)、 ACADE
MICPRESSなお、実施中には次の略号を用いた。
neo : ネオマイシンフォスフォトランスフェラー
ゼ■遺伝子 tk:単Mヘルペスウィルスチミジンキナーゼ遺伝子B
PV :ウシパピローマウィルス kb  : 1000塩基対 CHO:チャイニーズハムスター卵巣細胞実施例1:発
現ベクターpABneo3−IL2の構築プラスミドp
Mc1neo (Cell、 51.503512゜1
987)を制限酵素EcoRI(NEB#101)、 
BamHI(NEB#136)で消化しDNAポリメラ
ーゼKlenowフラグメント(NEB#210)で末
端を修復したのち。
tkプロモーター、neo、SV40ポリAシグナルよ
り成る約1kbのNeoカセッ)DNA断片をアガロー
スゲル電気泳動により分離した。この断片をGENEC
LEAN(BIO101Inc、)によりゲルから回収
、精製した。このNeoカセットの構造を第1図に示す
ニワトリβ−アクチンプロモーターを用いた強力な発現
ベクターであるpAGS−3(Gene、 79.26
9−277、1989)を制限酵素Ndel (NEB
#111 )で消化し、仔牛小腸由来のアルカリフォス
ファターゼの作用により脱リン酸化し、さらにDNAポ
リメラーゼKlenowフラグメントにより末端を修復
した。
これを前述のNeoカ七ノ)DNA断片と74DNAリ
ガーゼを用いて、連結環状化することにより。
発現ベクターpAGneo 3を作製した。大阪大学細
胞工学センター・谷口維紹教授より供与されたpZip
SVIL2プラスミドを制限酵素BamHI (NEB
#136)で消化し、アガロースゲル電気泳動し、ゲル
から約0.5kbのヒトIL−2cDNAを含むDNA
断片を得た。このDNA断片はヒ)IL−2cDNA(
Nature、 302.305−310.1983)
の第41塩基対から第542塩基対を含む。このDNA
断片をDNAポリメラーゼKlenowフラグメントで
処理し、 これにBitXIアダプター(Invitr
ogenN408−18)をT4DNAリガーゼで結合
させた。
前述のpAGneo 3プラスミドをBstXI (N
EB#113)で消化し、仔牛小腸由来アルカリフォス
ファターゼで脱リン酸化した後、前述のヒ)IL−2c
DNA断片とT4DNAIJガーゼにより連結環状化し
た。
このようにして、ヒトIL−2発現プラスミドpAGn
eo3−IL2を作製した。この構造を第2図に示す。
実施例2 : pABneo3−IL2の作製pdBP
V−1プラスミド(Proc、Natl、Acad、 
Sci。
USA、、 79.7147−7151.1982)を
制限酵素Hindm(NEB#]04)で消化し、これ
をDNAポリメラーゼKlenowフラグメントで処理
し、T4DNAリガーゼを用いてBamHIリンカ−(
NEB#1021)を結合した。
これをBam旧で消化し、アガロースゲル電気泳動法に
より、長さ5.4kbのBPVのいわゆる69%断片を
回収した。
実施例1で構築したpAGneo 3−I L 2をB
amHI で消化し、仔牛小腸由来アルカリフォスファ
ターゼで処理し、これと前述のBPV 69%断片とT
4DNA・ノガーゼで連結環状化した。このようにして
pABneo 3−I L2を構築した。この構造を第
3図に示す。
実施例3:マウスL細胞におけるヒ)IL−2の産生 ファルコン6cmデイツシュにI X 10’のマウス
L細胞を撤き、翌日リボフエクチン試薬(BRL)を用
い添付のプロトコールに従い、5μgのIL−2発現プ
ラスミドpAGneo3−IL2.  pABneo3
−IL2をトランスフェクトした。2日後より、力価2
00μg/anlのG418を含む培地で18日間培養
を続けた。
その結果、  pAGneo 3−I L2. pAB
neo 3−I L2をトランスフェクトしたデインタ
ーでともに約200個のコロニーが認められた。これら
のコロニーをトリプシンEDTA液でデ1ソシュより剥
がし+25cm”フラスコ4本に分割し、各々のフラス
コを200゜400、600.8004g/mZ (力
価)の0418を含む培地中で1力月間継代培養を続げ
た。各濃度で維持されたL細胞をファルコン細胞培養用
6穴プレートにlXIO3細胞/穴ずつ撤き、 G41
8を含まない培地中で培養した。48時間後、培養上清
を分取し。
ヒトIL−2測定キットQuantikin@(R&D
 Systems。
#D2000)を用いてIL−2活性を測定した。その
結果、第4図に示すようにpABneo3−IL2で形
質転換したし細胞は600.800μg/mtで選択す
ることにより、400μg/mlで選択した場合に比し
、各々6倍。
8倍の高いIL−2の発現を示した。このような高濃度
0418選択による効果は、BPV由来の配列を含まな
い場合にも明らかに認められるが、効果は少なかった。
なお、エンノ・ンサーを含む活性の強(・Neoカセッ
トを用いて、同様の選択を行った場合には、高濃度G4
18選択の効果はほとんど認められなかった。
実施例4:チャイニーズハムスター卵巣(CHO)細胞
におけるヒトl−2の産生 ファルコン6cmデインシュに2X105のCHO細胞
を撤き、その後実施例3と同じようにトランスフェクシ
ョンとG418による選択を行い、さらに。
実施例3と同様に産生されるヒ)IL−2の活性を測定
した。pABneo  IL2で形質転換したCHO細
胞はやはりL細胞の場合と同様、800μg/m!のG
418選択により、200μg/rnlの選択による場
合に比し。
約6倍のIL−2の産生が得られた。この高い産生は、
さらに3力月間800μg/rnlのG418の存在下
で培養した後も全く変わらなかった。pAGneo3−
IL2で形質転換したCHO細胞の場合も、やはり80
0μg/ff1tで選択した形質転換細胞の方が200
μg/mlで選択したものより高℃・IL−2の発現を
示したが、その効果はpABneo 3− I L 2
の場合より少なかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例1で構築したNeoカセットの構造を
示す。変異のため185番目のアミノ酸残基が野生型の
GluからAspに変わっている。 第2図は、実施例1で構築した発現ベクターpAGne
o3−IL2の構造を示す。 第3図は、実施例2で構築した発現ベクターpABne
o 3−I L2の構造を示す。 第4図は、  pAGneo3−IL2およびpABn
eo 3−IL2をマウスL細胞にトランスフェクトし
、200μg/m、1のG418で18日間、形質転換
細胞を選択後、さらに200.400.600; 80
0/jg/m117)G418存在下で1力面選択を禮
けて得られた形質転換細胞10’個当たり、348・時
間に培養液中に分泌されるヒトIL−2活性を”:m1
rviした結果を示す。−4−、pABneo3−LL
2; −■−,pAGneo3−IL2第5図は、  
pAGneo3−IL2およびpABneo3−IL2
をチャイニーズハムスター卵巣(CHO)細胞にトラン
スフェクトし、  200μg/mtの0418で20
日間。 形質転換細胞を選択後、さらに200.400.800
μg/mlのG418存在下で1力月間選択を続けて得
られた形質転換細胞106個当たり、48時間に培養液
中に分lされるヒ)IL−2活性を測定した結果を示す
。−・−、pABneo3−IL2 ニー■−,pAG
neo3−L2

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)活性の弱いプロモーターの下流に、変異を持つネ
    オマイシンフォスフォトランスフェラーゼ遺伝子を結合
    したものを選択マーカーとして持つ外来遺伝子発現用ベ
    クター。
  2. (2)活性の弱いプロモーターが単純ヘルペスウィルス
    由来のチミジンキナーゼプロモーターである請求項(1
    )記載の外来遺伝子発現用ベクター。
  3. (3)動物細胞で働く自己複製配列を有する請求項(1
    )記載の外来遺伝子発現用ベクター。
  4. (4)自己複製配列が、パピローマウィルス由来の遺伝
    子配列である請求項(3)記載の外来遺伝子発現用ベク
    ター。
  5. (5)請求項(1)、(2)、(3)または(4)項の
    いずれかに記載の発現ベクターに外来遺伝子を組み込み
    、これにより形質転換された細胞を、400μg/ml
    以上の濃度のG418を含む培養液中で選択することに
    より、外来遺伝子を高発現する形質転換細胞を選択する
    方法。
JP2305655A 1990-11-09 1990-11-09 新規ベクターおよび該ベクターを用いて高発現形質転換細胞を選択する方法 Pending JPH04179485A (ja)

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