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JPH041990A - 磁気記憶素子とそのアクセス方法 - Google Patents

磁気記憶素子とそのアクセス方法

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Publication number
JPH041990A
JPH041990A JP2102438A JP10243890A JPH041990A JP H041990 A JPH041990 A JP H041990A JP 2102438 A JP2102438 A JP 2102438A JP 10243890 A JP10243890 A JP 10243890A JP H041990 A JPH041990 A JP H041990A
Authority
JP
Japan
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magnetic
magnetization
conductor wire
magnetic field
thin film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2102438A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Inoue
隆 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2102438A priority Critical patent/JPH041990A/ja
Priority to US07/687,006 priority patent/US5276639A/en
Publication of JPH041990A publication Critical patent/JPH041990A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/02Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using magnetic elements
    • G11C11/14Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using magnetic elements using thin-film elements
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/44Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using super-conductive elements, e.g. cryotron
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S505/00Superconductor technology: apparatus, material, process
    • Y10S505/70High TC, above 30 k, superconducting device, article, or structured stock
    • Y10S505/701Coated or thin film device, i.e. active or passive
    • Y10S505/702Josephson junction present

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Superconductor Devices And Manufacturing Methods Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、随時読み出しl書き込み可能な情報不揮発性
のランダム・アクセス型メモリとそのアクセス方法に関
する。
(従来の技術) かつて、二枚の磁性薄膜を用いた情報非破壊型のメモリ
が試作されたことがあった。保磁力が互いに異なる二枚
の磁性薄膜の間に非磁性絶縁膜をはさんで重ねあわせ、
保磁力Hcの大きい方の膜を情報保持用とし、保磁力H
eの小さい方の膜を情報読み出し専用として構成したも
ので、磁性薄膜は相互に静磁的に結合するので、情報保
持用磁性薄膜の磁界によって情報読み出し専用磁性薄膜
の磁化が制御される。第12図は、両磁性薄膜の磁気的
結合の状態を模式的断面図で示したもので、磁化の方向
によって“0゛メモリ状態(a)及び“1′′メモリ状
態(b)として示しである。図では非磁性絶縁膜は省略
しである。読み出し磁界を図の左がら右へがけるものと
すると、10″メモリ状態からの読み出し電圧は0であ
るが、“1′′メモリ状態から読み出す場合には、読み
出し専用膜8の磁化反転による出力電圧が検出される。
読み出し磁界が消失すると、読み出し専用膜の磁化は元
の状態に戻り、記憶情報を保持することになる。情報の
書き込みの場合には、情報保持用磁性薄膜9のHeより
大きい磁界を印加してメモリ状態を変えることができる
。(参考文献:飯田信組 磁気工学講座5磁性薄膜工学
 丸首(株)(発明が解決しようとする課題) 上記の方式に基づくメモリは、情報不揮発性で情報非破
壊型のメモリではあるが、その高密度・高集積化のため
のセル・サイズの微小化にともなって、磁気記憶情報の
センス感度が低下する、制御電流によるパワー消費が増
大する、などの問題点があり、1メガ・ビット1cm2
あたりまでしか高密度化できなかった。また、磁性体の
磁化の回転の機構が磁壁移動に基づいていたので、情報
アクセス速度がアイクロ秒からミリ秒のオーダで半導体
ICメモリより二相以上遅かった。
(課題を解決するための手段) 本発明の磁気記憶素子は、二種類の磁性体薄膜を非磁性
薄膜を介して重ねた“三層構造体″を情報記憶ユニット
とし、その上・下に、X−導体線、Y−導体線を三層構
造体の位置で互いに交差するように配置し、センス線を
X−導体線に関してY−導体線とは反対側に絶縁層を介
してX、導体線に重なるように配置した磁気記憶素子で
あり、二種類の該磁性体は互いに飽和磁束量が等しく、
それぞれは膜面内に一軸磁気異方性をもつが、磁気異方
性または保磁力の少なくともいずれかが互いに異なり、
X−導体線、Y−導体線、及びセンス線は超伝導体で形
成され、センス線はセンス部として、三層構造体の位置
にジョセフソン接合(超伝導弱結合部)を有しているこ
とを特徴とする。
本発明の磁気記憶素子においては、磁性薄膜からの記憶
情報の読み出しあるいは書き込みの際の磁性薄膜に対す
る制御磁界の印加方法として、磁化容易方向の磁界と磁
化困難方向の磁界の両方を使用し、磁界印加時には、磁
化容易方向に磁界を印加するある一定時間まえから磁化
困難方向に磁界を印加し、磁界消去時には、磁化容易方
向の磁界を消去してからも磁化困難方向の磁界をある一
定時間の間印加しつづける。さらに該磁性薄膜を、その
磁壁の厚み(通常数1000オングストロ一ム程度)と
同じかそれ以下の形状寸法をもった微小な磁性体の配列
集合体で置き換えて構成する。
本発明の磁気記憶素子では、磁性体の磁化を反転させる
際、そのメカニズムが磁化のスピン−前回転モードにな
る動作領域を使用する。そこで、磁化の回転が磁壁移動
である場合の用語との類似性から、ここでは上記の二種
類の磁性薄膜のうち、磁化のスピン−前回転が容易な方
を“′ソフ) −前回転磁性体″、困難な方を“ハード
−前回転磁性体″と呼ぶことにする。
(作用) 1、それぞれ膜面内に一軸磁気異方性をもち、かつ互い
に飽和磁束量が等しいソフト−前回転磁性体とハード−
前回転磁性体を薄い非磁性膜を介して重ね合わせること
により、記憶情報の保持時においては前記二種類の磁性
体間に強い静磁結合が存在し、素子から空間への漏洩磁
界がないため、前記二種類の磁性体が擬似閉磁路構造を
とることになり、反磁界効果や磁壁のクリープ現象など
を防ぐことができるだけでなく、セル間の磁気的干渉効
果を小さくすることができる。
2、磁界に敏感なジョセフソン接合(超伝導弱結合部)
で磁気記憶情報を感度よくセンスできるため、磁気記憶
部ひいては素子のセル構造を微小化することができる。
次にこのことを実例で示す。
日常的に通常用いられている磁石の磁化の強さ、すなわ
ち飽和磁束密度MsはMs〜0.5[T]=0.5[W
/bm21程度である。これを集積回路でよく現れる微
細薄膜構造体の寸法2pmX2μm X 0.2pmに
加工し、その2pmX0.2pmの断面を磁極としてそ
こから磁束が発せられるとすると、この磁束の量は、0
.5[Wb/m2]X2X10−6[m1X0.2X1
0−6[m1=2.0xlO−13[Wbl     
     (1)となる。単位磁束量子−個Φ。はΦ。
〜2.0X10−15[Wblであるから、この磁性体
から発せられる磁束の量は、約100Φ0である。
−個のジョセフソン接合は、その電流(I)−磁束(Φ
)のフラウンホーファ回折パターンかられかるとおり、
磁束量子−個Φ。でスイッチするから、本磁気記憶素子
の構造においては、ジョセフソン接合は磁性体からの磁
界を十分にセンスできる。
ジョセフソン侵入長λJより寸法の小さな接合では、接
合に磁界が侵入しにくいことが懸念されるかもしれない
が、通常の微細加工によって形成された寸法の接合には
十分に磁界は侵入できる。2pm角の接合でも磁束の侵
入長λ〜数1000オングストロームを考慮すると、接
合のエツジ部において磁束の侵入する面積SはS=2p
mX0.2pmと見積れる。
ここに磁束量子−個Φ。が貫通するのに必要な磁束密度
Bは、Φo=BSから、B 〜5.0X10−3[Wb
/m21= 50[Gaussl程度の小さな値でよい
3、X−配線、Y−配線、センス線を超伝導体で形成す
るため、素子を微小化してもこれらの配線抵抗は小さく
、しかもスタンバイ状態のとき電源のバックアップを必
要とせず(情報不揮発性メモリ)、そのうえ前述のよう
に記憶情報を感度よくセンスできることから、消費電力
を大幅に低減できる。
4、本発明の磁気記憶素子の情報アクセス方法において
は、磁性薄膜からの記憶情報の読み出しあるいは書き込
みの際の磁性薄膜に対する制御磁界の印加方法として、
磁化容易方向の磁界と磁化困難方向の磁界の両方を使用
し、磁界印加時には、磁化容易方向に磁界を印加するあ
る一定時間まえからすでに磁化困難方向に磁界を印加し
、磁界消去時には、磁化容易方向の磁界を消去してから
も磁化困難方向の磁界をある一定時間の間印加しつづけ
る。その結果、磁性体の磁化の回転の機構がスピン−斉
回転モードとなる動作領域が拡張される。
本磁気記憶素子においては、このスピン−斉回転の動作
領域を用いることにより、情報アクセス速度は従来より
も大幅に向上し、数十ナノ秒のオーダとなる。
5、磁気センス部はジョセフソン 5IS(Superconductor/ In5ul
ator/ 5uperconductor) )ンネ
ル接合構造でなく超伝導近接効果を利用するジ ョ セ
 フ ソ ン5NS(Superconductor/
Normalconductor/5upercond
uctor)接合構造を利用すればよいため、電子波の
コヒーレンス長が極めて短い酸化物高温超電導体も超伝
導体として適用できる。
すなわち素子の高温(液体窒素温度77K)動作が可能
となる。
以上の1〜5の特長から、従来の磁性薄膜メモリの性能
が大幅に改善・向上することになる。
6、なお本発明の磁気記憶素子において、磁性薄膜をそ
の磁壁の厚み(通常数1000オングストロ一ム程度)
と同じかそれ以下の形状寸法をもった微小な磁性体の配
列集合体で置き換えて構成してもよい。具体的には、通
常の磁性薄膜(第3図(a))を1000人角以下の寸
法の微小な磁性体に均等に分割して構成する(第3図(
b))。磁壁の厚みと同じかそれ以下の形状寸法をもっ
た微小な磁性体においては、そのサイズ・形状効果から
磁性体の磁化は単磁区構造をとりやすく、磁化の回転の
機構もスピン−斉回転が主となる。その結果、磁性体の
磁化の回転の機構がスピン−斉回転モードとなる動作領
域がさらに広がる。
(実施例) 〈素子の構造と材料〉 本磁気記憶素子の素子構造を第1図に示す。まず、基板
上に超伝導接地層(図示せず)を形成したうえで、その
上に5i02などの絶縁層を介して超伝導体層を形成し
、これをY一方向に延びた線状に加工し、Y−導体線1
を形成する。線幅は2pm、厚さは2000〜3000
人である。その上に第一の磁性体薄膜2、非磁性薄膜3
、第二の磁性体薄膜4を順に積層して三層構造を形成し
、これを図に示すように所定の形状に加工する。第一、
第二の磁性体薄膜2.4の厚さは500人と薄くする。
非磁性薄膜3は、上下の磁性膜の間で交換相互作用によ
る磁気的間接結合が生じないように、100OAとやや
厚くする。ここで−旦つエバー上の素子構造の凹凸をエ
ッチ・バック平坦化法などのプロセスで平坦化する。そ
の上に再び超伝導体層を形成し、これをX一方向に延び
た線状に加工し、X−導体線5を形成する。線幅、厚さ
Y−導体線1と同じである。その上に8i02などの絶
縁層を介して再び超伝導体層を形成し、これをX−導体
線5に重なるような所定の線状に加工し、超伝導センス
線6aとする。その後その上に金(Au)などの金属7
(原理的には電子のフェルミ速度が大きい金属はど望ま
しい)の層を形成し、これを図に示すように所定の形状
に加工する。その上に再び超伝導体層を形成し、これを
X−導体線5に重なるような所定の形状に加工し、超伝
導センス線6bとする。この三層構造体の位置にできた
センス線6a、6bのギャップ構造部分にジョセフソン
接合(超伝導弱結合部)10を形成する。第2図は素子
をX−軸方向からみた断面図である。ただし、第5図以
降の断面図では、簡単のためセンス線6及びジョセフソ
ン接合部10を斜め斜線部10に示すように模式的に表
すことにする。
前記の超伝導接地層の膜厚は、そこに磁束がトラップさ
れるのを防ぐため、通常のジョセフソン。
デバイスの場合よりも厚めにし、1.0μmから1.2
pmとする。また、上記の第一、第二の二種類の磁性体
薄膜2.4は、製造工程において互いに異なる磁界を印
加して成膜する、あるいは、互いに異なる基板温度で成
膜する等の方法で、互いに異なる強さの誘導磁気異方性
をつけ、第一の磁性体2は一斉回転臨界磁界が高いハー
ド−前回転磁性体、第二の磁性体4は一斉回転臨界磁界
が低いソフト−前回転磁性体とする。尚、磁化容易方向
はY−軸方向とする(第1図中ではRMl?で示した)
。また、この二種類の磁性体の飽和磁束量は互いに等し
くしておき、両者が完全に静磁的に結合した磁化安定時
において空間への磁性体からの磁束のもれが最小限に抑
えられるようにする。
デバイス全体は、以上で規定した素子構造を1つの記憶
ユニット・セルとして、記憶ユニット・セルが第4図の
ようにマトリックス状に配置された情報記憶部と、その
周辺に配置された記憶情報の書き込みl読み出しを制御
するデコーダやドライバなどの周辺制御回路部からなる
超伝導材料に関しては、超伝導材料であるならば原理的
にはあらゆる超伝導材料がX−導体線5、Y−導体線1
、センス線6、周辺制御回路部の超伝導材料として適用
可能であるが、やはり素子が高温(液体窒素温度77K
)動作できることが望ましいので、最近量に登場して脚
光を浴びているYBGOなどの(銅酸化物系の)高温超
伝導体を用いる。
通常、超伝導体で磁気センス部やロジック回路を構成す
るときには、ジョセフソンSISトンネル型接合を用い
る。しかし、現在までに登場した酸化物系の高温超伝導
体はどれも皆電子波のコヒーレンス長が短く、これを用
いて特性の良いトンネル型接合を形成することは、たい
へん困難である。
というのは、極めて微細(オングストローム・オーダ)
な構造を精度よく加工して形成しなければならないこと
や接合界面近傍の構造・物性の制御が難しいからである
そこで本実施例では、゛ジョセフソンSIS )ンネル
型接合の代わりに超伝導近接効果を利用したSNSタイ
プのジョセフソン接合(超伝導弱結合部)を適用する。
この構造では弱結合部を形成する常伝導金属や半導体な
どの常伝導体に超電導体から近接効果によってクーパー
電子対がしみだすが、SIS )ンネル接合での絶縁体
トンネル障壁部に相当する超伝導弱結合部のクーパ一対
電子波のコヒーレンス長は、超伝導体によらす、弱結合
部を形成する“常伝導体中のクーパ一対電子波のコヒー
レンス長″で決まり、これは低温では数100〜数10
0OAにも及ぶ。
従って、SNSタイプのジョセフソン接合は、その素子
構造の形成に際して微細加工プロセスからの厳しい制約
がなく、比較的容易に形成できるメリットがある。
ジョセフソンSNS接合の代わりに、超伝導薄膜にイオ
ン注入などの手段で人工的に形成した粒界ジョセフソン
接合を用いる方法も考えられる。具体的には、X、Y−
超伝導線5.1と同様に超伝導センス線6を一本の超伝
導配線で形成し、超伝導弱結合部を作製したい部分にだ
けイオン注入する。この方法のメリットは、構造が簡単
であるため微細加工を要しないこと、電子波のコヒーレ
ンス長がきわめて短い酸化物高温超電導体でも磁場に弱
い部分を簡単に形成できることである。
磁性材料に要求される特性は、ハード−前回転磁性体及
びソフト−前回転磁性体ともに、−軸異方性をもってい
ること、保磁力が比較的低いこと、そして飽和磁束密度
を比較的低いところから高いところまで幅広くされるこ
とである。具体的には例えば、絶縁性をもち、飽和磁束
密度を制御しゃすいYIG(イツトリウム、鉄、ガーネ
ット)系のガーネット型フェライトを用いる。また、誘
導磁気異方性をもったアモルファス金属CoZrの薄膜
を用いることもできる。
く情報アクセスの方法〉 記憶情報のく0〉、〈1〉に対応させたハード−前回転
磁性体2の安定磁化の向きを、X−導体線5、Y−導体
線1、センス線6に電流を印加することによって制御す
る。(第5図は記憶情報“0″に対応する磁性体の磁化
状態を、第6図は記憶情報“1゛′に対応する磁性体の
磁化状態を示す。)X−導体線5、Y−導体線1に対す
る各制御電流の印加のタイミングや印加電流の大きさを
適当に設定することによって、セル選択と選択されたセ
ルの記憶情報のアクセスを行う訳であるが、その具体的
な値の設定は、磁化の一斉回転モデルを用いたストーナ
ー&ウオール77−ス(Stoner & Wohlf
arth)の磁性薄膜の静磁化スイッチ過程に関するア
ステロイド曲線の方法(金属、藤原著:応用物理学選書
3 ′′薄膜パ 裳華房 昭和54年)を用いて電流一
致方式にて行うことができる。本磁気記憶素子において
は、磁性体の磁化を反転させる際、そのメカニズムが磁
化のスピン−前回転モードである動作領域を使用する。
特定セルをアクセスする基本機構を述べる。X−ライン
に並んだ半選択されたセルには、Y−導体ffJAlに
よって磁化困難方向の磁界が印加されず、X−導体線5
による磁化容易方向の磁界のみが印加される。その場合
の磁化反転に関するスピン系ダイナミックスはスピン−
前回転ではなく磁壁移動に基づく。従って、半選択され
たセルの磁化回転速度は選択されたセルの磁化回転速度
より100倍以上遅くなり、半選択されたセルの磁化は
実際のアクセス動作時間内ではほとんど回転しない。
記憶セルに対するアクセス動作の順序は次のようになる
く書き込み〉 まず、第7図にタイミング波形を示すように、Y−導体
線1に電流Iwyを印加、その電流磁界Hwyによって
ハード−前回転磁性体2の磁化を困難方向に傾ける。そ
れに加えて、書き込む情報の種類〈0.1〉に応じてX
−導体線5に(+)方向からが(−)方向からかパイポ
ーラスに電流Iwyを印加する。例えば第8図(a)〜
(C)は書き込みの手順を示すが、ここでは記憶情報′
0パを保持したセルに記憶情報((Illをオーバー、
ライトする場合を示している(第8図(a))。電流磁
界Hwxによってハード−前回転磁性体2の磁化を反転
させる(第8図(b))。情報の<Q>、〈1〉如何に
よってはハード−前回転磁性体2の磁化の向きが保持さ
れ、代わりにソフト−前回転磁性体4の磁化の向きが反
転することになる。電流Iwyを残し、Iwxだけを切
ると、一定時間経過の後、第7図でいえばIwxを切っ
てからIwyを切るまでの20nsの内に、ソフト−前
回転磁性体4とハード−前回転磁性体2の間の強い静磁
的結合力により、ソフト−前回転磁性体4の磁化の向き
がハード−前回転磁性体2の磁化の向きと逆になり、両
者を貫く磁束が循環閉ループ状態(擬似閉磁路状態)に
なって落ち着く(第8図(C))。従って、反磁界効果
や磁壁のクリープのよ、うなデバイスの正常動作を妨げ
る現象を防ぐことができ、記憶情報はたいへん安定に保
持されることになる。すなわち、記憶情報はハード−前
回転磁性体2によって保持さ°れ、その保持時において
は、ソフト−前回転磁性体4はハード−前回転磁性体2
のフラックス・キーパの役割を果たしているといえる。
第7図では、サイクル・タイム(Tcyc)は80ns
としている。しかし、Iwyを切ったあとの20nsは
ほとんど動作余裕(マージン)なので、Tcycをもう
少し短縮することもできる。
〈読み出し〉 原理的には、センス線6に比較的小さなパルス・バイア
ス電流Ibを印加し、その両端に電位差が発生するかど
うかで記憶情報のくO〉、〈1〉を読み取る。第9図に
タイミング波形を示すように、Y−導体線1に制御電流
Iryを印加、その電流磁界Hryによってソフト−前
回転磁性体4の磁化を困難方向に傾ける。それに加えて
、一方向からユニポーラスにX−導体線5に制御電流I
rxを印加するが、その電流磁界Hrxの値を、“ソフ
ト−前回転磁性体4の磁化を反転させるが、ハード−前
回転磁性体2の磁化を反転させない大きさ″、に設定し
ておく。書き込まれていた記憶情報の種類く0〉、く1
〉によって、電流磁界Hrxの印加によってソフト−前
回転磁性体4の磁化の向きは反転されるかl保持される
かの2通りに分かれる。いま仮に、記憶情報が1のとき
磁化方向反転(次のAの場合。第10図(a))、0の
とき磁化方向保持(次のBの場合。第11図(a))と
しよう。
A、記憶情報が1のとき(ソフト−前回転磁性体4の磁
化方向が反転) ソフト−前回転磁性体4の磁化の反転が完了すると、ソ
フト−前回転磁性体4とハード−前回転磁性体2の磁化
の向きが同じ向きに揃うので、両者から発生する磁束が
超伝導弱結合部10に漏洩している(第10図(b))
。この11時点Trot”で制御電流をIrX、 Ir
yの順で切り、Irxの立ち下がりをトリガーとして直
後からセンス線6に比較的小さなパルス・バイアス電流
Ibを印加する。制御電流Irxの印加を切るとソフト
−前回転磁性体4の磁化の向きは元の向きにもどってゆ
くが、磁性体の磁化の反転には数ns程度かかるため、
電流Irxの印加を切った直後では、磁性体からの磁界
Hm(弱結合部での値)が超伝導弱結合部10の臨界電
流値Icを低下させていることになる。このときの臨界
電流値をIc(Hm)と表すとする。ここで、超伝導弱
結合部10の臨界電流値とバイアス電流値Ibが Ib > Ic (Hm)             
  (2)の関係を満たすようにデバイス設計しておけ
ば、選択されたセルの超伝導弱結合部10は常伝導状態
(有限抵抗状態)に転移しており、センス線6の両端に
電位差が観測(磁気センス)される(第10図(C))
。磁気センス動作の終了後、パルス、バイアス電流Ib
の印加を切る。一定時間経過の後、第9図でいえばIr
xを切ってからIryを切るまでの20nsの内に、ソ
フト−前回転磁性体4の磁化はハード−前回転磁性体2
の磁化との強い静磁的結合によって循環閉ループ磁束状
態をとるように元の向きに戻ってゆく。第9図では、サ
イクル・タイム(Tcyc)は80nsとしている。
しかし、lryを切った後の20nsはほとんど動作余
裕(マージン)なので、Tcycをもう少し短縮するこ
ともできる。このことは、次に示す記憶情報が0のとき
も同様である。
B、記憶情報がOのとき(ソフト−前回転磁性体4の磁
化方向が保持) このときにはソフト−前回転磁性体4の磁化の向きは元
の向きに保持されたままであるので、ソフト及びハード
−前回転磁性体4.2の両者から発生する磁束は、循環
閉ループ状態を形成しており、超伝導弱結合部10には
ほとんど達していない(第11図(b))。前述と同じ
“時点Trot”で制御電流をIrX、Iryの順で切
り、Irxの立ち下がりをトリガーとして直後からセン
ス線6に比較的小さなパルス・バイアス電流Ibを印加
する。ゼロ磁場状態下での超伝導弱結合部10の磁場無
変調な臨界電流値をIc(0)と表すとする(この素子
の構造とマイスナー効果から、磁化困難方向の臨界Hr
yは接合には影響をほとんど与えない)。ここで、超伝
導弱結合部10の臨界電流値とバイアス電流値Ibが Ib < Ic (0)              
 (3)の関係を満たすようにデバイス設計しておけば
、選択されたセルの超伝導弱結合部10は超伝導状態の
ままであり、センス線6の両端に電位差は観測されない
(第11図(d))。磁気センス動作の終了後、パルス
・バイアス電流Ibの印加を切る。
かくして以上のA、 Bより、ソフト−斉回転磁性体4
のスピン・フリップが記憶情報のセンスに使われ、ハー
ド−斉回転磁性体2の磁化の向きは記憶情報の読み出し
動作のあいだ保持されたままであり、非破壊情報読み出
しが可能であることがわかる。
なお、以上で説明した実施例では、第一、第二の磁性体
薄膜2.4として第3図(a)に示すような通常の磁性
薄膜を用いたが、第3図(b)で示すような1oooA
角以下の寸法の微小な磁性薄膜の集合体で構成すると、
磁性体の磁化の回転の機構がスピン−斉回転である領域
が広がり、素子動作の性能の向上につながる。
(発明の効果) 本発明の磁気記憶素子とは、従来の磁性薄膜メモリの性
能を大幅に向上させる。本発明の磁気記憶素子の特長を
列挙すると、次のようである。
(1)情報アクセス速度(書き込みl読み出しとも)は
、磁性体の磁化の回転速度に制約されるが、数10[n
s]にまで高速化でき、主記憶装置に迫る速度である。
(2)このデバイスは、縦方向に積み上げられた素子構
造をもっており、かつ比例縮小側が適用できるため、情
報記憶密度は〜100メガ・ピッ) /cmまで可能と
期待され、半導体DRAMを凌駕する。
(3)読み出しl書き込み可能な“′情報不揮発性゛の
ランダム・アクセス・メモリであり、情報の非破壊読み
出しが可能である。
(4)情報アクセス動作時においても極めて低いパワー
消費。
(5)半導体ICメモリのようなソフトエラーはなく、
長年にわたる高い信頼性を期待できる。
(6)超伝導体と磁性体を組み合せていることや、ジョ
セフソンSIS )ンネル型接合の代わりにジョセフソ
ンSNS接合(超伝導弱結合部)を用いればよいことな
どから、酸化物高温超伝導体のHigh−Tc(高転移
温度)や短いコヒーレンス長などの特異な特性をフルに
生かすことができるデバイス構成である。
以上の特性から本発明の磁気記憶素子は、メイン・フレ
ーム(汎用大型計算機)のメモリ階層構造におけるメモ
1月アクセス・ギャップを埋めるメモリとして適してい
る。この他に、ライタプル、コントロール・スト−リッ
ジ(Writable Control Storag
e)等の装置にも適用できる。
それだけではなく、もしも価格や77に動作という問題
が解決されるかあるいは問題でなくなれば、情報不揮発
性という特長から、本発明の磁気記憶素子は、その周辺
装置に位置する半導体ディスクや磁気ハード・ディスク
などの、MSS(MassStorage Syste
m)以外の2次記憶装置を不要のものとし、メモリ・シ
ステムの階層構成を一挙に簡素化する。そして、データ
・ベース・マシンへと進化しつつあるメイン・フレーム
にデータ・ベース・マシンとしての本格的な機能を付与
することになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の素子の構造を示す斜視概
略図。第2図は、本発明の素子をX−軸方向からみた断
面図。第3図(a)、(b)はそれぞれ、通常の磁性薄
膜と、1oooA角以下の微小な寸法の磁性薄膜の集合
体(b)の斜視概略図である。第4図は、情報記憶部の
記憶セルのマトリックス状レイアウト図。、第5図、第
6図はそれぞれ、記憶情報“θ″、“Il+に対応する
磁化状態を示す図。第7図は、情報書き込みの際の各制
御電流のタイミング波形図。第8図(a)〜(C)は、
情報書き込みの順序を示す図。第9図は、情報読み出し
の際の各制御電流とバイアス電流のタイミング波形図。 第10図(a)〜(C)は、情報読み出しの順序(記憶
情報″1”′の場合)を示す図。第11図(a)〜(C
)は、情報読み出しの順序(記憶情報“0”′の場合)
を示す図。第12図は、2枚の磁性薄膜を用いた情報非
破壊型メモリの原理図。 図において、1.Y−超伝導体線、2.ハード−斉回転
磁性体薄膜、3.非磁性体薄膜、4.ソフト−斉回転磁
性体薄膜、5.X−超伝導体線、6(a)、6(b)、
超伝導センス線(配線部)、7.金属、8.情報読み出
し用薄膜、9.情報保持用薄膜、10.ジョセフソン接
合(超伝導弱結合部)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)X−導体線とY−導体線が互いに交差するように
    配され、このX−導体線及びY−導体線は、交差した場
    所において、第一の磁性薄膜と第二の磁性薄膜を非磁性
    層を介して重ねた三層構造体を挟み、X−導体線に関し
    て三層構造体と反対側に、絶縁層を介してX−導体線と
    重なるようにセンス線が配されている磁気記憶素子であ
    って、X−導体線、Y−導体線、センス線は超伝導体で
    形成され、センス線は、X、Y−導体線が交差した場所
    にジョセフソン接合(超伝導弱結合部)を有しており、
    第一及び第二の磁性薄膜は互いに飽和磁束量が等しく、
    いずれも膜面内に一軸磁気異方性を有し、かつそれぞれ
    は磁気異方性または保磁力のいずれかが互いに異なって
    いることを特徴とする磁気記憶素子。
  2. (2)前記の磁性薄膜を、その磁壁の厚みと同じかそれ
    以下の形状寸法をもった微小な磁性体の配列集合体で置
    き換えて構成したことを特徴とする、請求項1に記載の
    磁気記憶素子。
  3. (3)前記の磁気記憶素子において、磁性薄膜からの記
    憶情報の読み出しあるいは書き込みの際の磁性薄膜に対
    する制御磁界の印加方法として、磁化容易方向の磁界と
    磁化困難方向の磁界の両方を使用し、磁界印加時には、
    磁化容易方向に磁界を印加する前から磁化困難方向に磁
    界を印加しておき、磁界消去時には、磁化容易方向の磁
    界を消去してからも磁化困難方向の磁界をある一定時間
    の間印加しつづけることを特徴とする情報アクセス方法
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