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JPH0424750A - データベース管理処理方式 - Google Patents

データベース管理処理方式

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JPH0424750A
JPH0424750A JP2124627A JP12462790A JPH0424750A JP H0424750 A JPH0424750 A JP H0424750A JP 2124627 A JP2124627 A JP 2124627A JP 12462790 A JP12462790 A JP 12462790A JP H0424750 A JPH0424750 A JP H0424750A
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JP
Japan
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record
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JP2124627A
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Yutaka Sekine
裕 関根
Katsumi Hayashi
克己 林
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 トランザクションによる追加レコードをデータベースに
格納するヒストリカルなデータ蓄積処理に適したデータ
ベース管理処理方式に関し。
データ収集トランザクションのコンカレンシーを向上さ
せ、かつ蓄積データの一括処理や処理済みデータの削除
を円滑に行うことができるようにすることを目的とし。
追加レコードのログが格納されるセーフログ域と、コミ
ットされたレコードが格納されるバッファ域と、二次記
憶上に設けられるデータベース格納域と、レコードの追
加時に、セーフログ域にそのレコードのログデータを採
取するデータベースアクセス部と、コミット済みのログ
データをセーフログ域から取り出し、バッファ域に格納
するコミットレコード収集部と、バッファ域の内容をト
ランザクションの処理とは非同期にデータベース格納域
に書き出すバッファ制御部とを備え、追加レコードのデ
ィスクロージャを、前記バッファ域への転送で行うよう
に構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、トランザクションによる追加レコードをデー
タベースに格納するヒストリカルなデータ蓄積処理に適
したデータベース管理処理方式に関する。
現在、計算機システムの著しい進歩により5例えば(a
)多品種少量生産化、Φ)商品のタイムリーな納入、(
C)在庫や生産設備の無駄の削減、というようなデータ
蓄積処理のユーザニーズを計算機システムで実現する要
求が高まっている。
このようなニーズに応えるためには、データの蓄積/参
照をリアルタイムに行うことが計算機システムに要求さ
れる。
〔従来の技術〕
第9図は従来技術の例を示す。
第9図(イ)は、一般的なデータベース管理システムの
構成を示しており、10は応用処理部。
16はバッファプール、18はデータベース格納域、3
0はデータベース管理部、31はログ管理部、32はロ
グ格納域を表す。
応用処理部10は、ユーザからの一つのまとまった処理
要求を、トランザクションとして処理する。特にデータ
蓄積処理の場合、応用処理部10は、データペース管理
部30に対して収集データの格納を要求し、バッファプ
ール16を介して収集データを、二次記憶上のデータベ
ース格納域18に格納する。
また、収集データについてのログを、ダウンリカバリの
ために、ログ管理部31によってログ格納域32に採取
する。
従来、このようなシステムにおいて、第9図(ロ)に示
すように複数のトランザクションTIT2が走行すると
き、一般にデータが発生したときからトランザクション
処理が終了するまでの間。
データベース格納域18のファイルに対するロック制御
を行い、データ間の不整合が発生しないようにしていた
例えばトランザクションT1は、レコードR1の追加を
行ってからトランザクション終了時にそれを有効化する
コミットを行うまでの間、その格納媒体に対するロック
を保持する。したがって他のトランザクションT2がレ
コードR2を追加しようとしても、ロックの解除待ちと
なり、トランザクションT1の処理の終了を待たなけれ
ばならなかった。
なお、コミットとは、トランザクション内で行った更新
、追加、削除などのデータを確定させ。
有効化させる処理のことである。
なお、トランザクションや格納、ログ、ロックなど、デ
ータベース管理についての一般的な技術は、 DATA
BASE DESIGN、  GIOWIEDERHO
LD 著(ISBN 0−07−Y66638−5)に
詳しい。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来技術では、第9図(ロ)に示すように、データ間の
不整合が発生しないようにするために。
データ蓄積処理の並列性が犠牲となっていた。
これは、従来のデータベースの格納機構には。
いわゆるB’  )リーやハツシュ、ヒープなどがある
が、エントリデータの収集を主として扱う場合に適した
格納機構がないことに起因している。
すなわち、従来の格納機構を、エントリデータの収集を
目的としたシステムに適用すると、データ収集トランザ
クションの高度な同時並行動作ができないという問題が
あった。
また、インデックスによる収集データのアトホックな収
集が難しかったり、蓄積データの一括処理や処理済みデ
ータの削除を行っている時間帯では、データ収集処理が
止まってしまうという問題があった。
そこで、従来はアプリケーションレベルで個別に解決す
ることを試み、データ収集専門の処理と収集データの加
工処理とを分け、またデータベースも分けて、それぞれ
処理する時間帯を決め、この間のバッチ的な転送を行う
などしていた。しかし、このようにアプリケーションレ
ベルで対処するのは、アプリケージジンの開発が難しく
なり。
またシステムの運用も難しいものになるという問題があ
った。
本発明は上記問題点の解決を図り、データ収集トランザ
クションのコンカレンシーを向上させ。
かつ蓄積データの一括処理や処理済みデータの削除を円
滑に行うことができるようにすることを目的としている
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理説明図である。
応用処理部10は、トランザクションに関するデータ収
集・蓄積処理を行うものである。データベースアクセス
部11は、応用処理部10からの要求により、データベ
ースのレコードの追加・更新・検索・削除などの処理を
行う。
セーフログ域12は、追加レコードのログが格納される
記憶領域である。なお1通常の更新後イメージ・ログや
コミット・ログなどの他のログが混在して格納されても
よい0例えば、高速の不揮発性メモリ内に設けられる。
コミットレコード収集部13は、コミシト済みのログデ
ータをセーフログ域12から取り出し。
ボラタイルバッファ域14に格納する処理を行うもので
ある。ボラタイルバッファ域14上に格納されたデータ
は、直接または後述するサロゲートマップ19を介して
アクセス可能であり、アクセス要求元からは2実際のデ
ータベースに格納されたデータと同様に取り扱うことが
できる。
バッファ制御部15は、従来と同様なバッファ制御を行
うとともに、ボラタイルバッファ域14の内容をトラン
ザクションの処理とは非同期に。
データベース格納域18−1または18−2に書き出す
処理を行う。バッファブール16は、従来から用いられ
ている一般のデータベースのバッファである。
データベース格納域は、第1のデータベース格納域18
−1と第2のデータベース格納域182とからなり、ヒ
ストリカルな蓄積データが格納される二次記憶上の記憶
領域である。
再構成処理部17は、データベース格納域18−1.1
8−2の一方からレコードを読み出し。
削除レコードを廃棄して、他方に有効レコードを詰めて
転記する処理を行うものである。
サロゲートマップ19は、各レコードを識別する情報と
そのレコードの物理的な格納位置との対応情報を記憶し
、管理するものである。ここでのレコードを識別する情
報は1例えばサロゲートマップ19のエントリ番号であ
る。
インデックス部20は9通常のデータベースにおけるイ
ンデックスと同様なものであるが、各しコードをサロゲ
ートマンブ19のエントリ番号で管理する。したがって
、レコードの物理的な格納位置を変更した場合に、サロ
ゲートマップ19におけるエントリの格納位置情報を変
更するだけで9インデックス部20等の変更は不要とな
っている。
これにより、レコードは、ボラタイルバッファ域14に
存在していても、データベース格納域18−1または1
8−2に存在しても、インデックス部20からは同等に
扱うことができるようになっている。
〔作用〕
本発明の基本的なアイデアは、他のトランザクションへ
の収集データ(レコード)のアンロックを意味するディ
スクロージャが、コミット時点以降の適当なタイミング
で行えばよいことに基づいている。すなわち、一般のデ
ータ蓄積処理では。
参照処理のリアルタイム性やデータの読み込みの順序性
を、必ずしもコミット時点を基準として厳密に保証する
必要がないことが多く、それよりも参照処理と追加処理
間および追加処理と追加処理間の並列性に対する要求が
大きいことに着目している。
エントリデータの収集を行うトランザクションの収集デ
ータ以外のアンロックについては、従来と同等の方式で
行ってかまわない。
収集データに関しては、データ追加指示の時点で、従来
の意味の二次記憶に対する直接のデータ追加処理は行わ
ず、セーフログ域12に蓄えておく、コミット時点また
はコミット後の適当なタイミングで、コミット対象のレ
コードをセーフログ域12から収集し、ボラタイルバッ
ファ域14に設定する。コミット処理そのものは、コミ
ット対象レコードの収集で終わってよいが、コミットか
らディスクロージャまでの期間におけるシステムファイ
ルからの回復を行うためのチエツクポイントを取得する
ボラタイルバッファ域14への転送が、これらのレコー
ドの他のトランザクションへのディスクロージャに相当
し、当該レコードに対する格納域の裏付けをとると同時
に、インデックス部20へのアップグレードを行う。
ボラタイルバッファ域14の内容は、バッファ制御部1
5により2適当な機会にデータベース格納域」8−1ま
たは18−2に転送する。システムダウン時において、
ボラタイルバッファ域14のデータが失われた場合には
、セーフログ域12からのデータ復旧が可能である。
収集データの一括削除やインデックス部20を用いた削
除による虫食い状態のデータベース格納域を再利用する
ために、それをデータベース格納域18−1.18−2
の2つに分け、再構成処理部17によって、一方から他
方へのコンプレスを行う、また、サロゲートマップ19
によって、レコードの物理的な格納位置を浮動状態にし
た管理を可能とする。
本発明は、特にレコード追加要求時の処理に関係してい
るが、更新要求が、レコードの削除処理と追加処理に?
実現されるオプションでも有効であ〔実施例〕 第2図は本発明の一実施例による動作例、第3図および
第4図は本発明の一実施例に係るデータベースアクセス
部の処理フロー、第5図は本発明の一実施例によるコミ
ントレコード収集部の処理フロー、第6図は本発明の一
実施例によるバッファ制御部の処理フロー、第7図は本
発明の一実施例に係る再構成処理部の処理フロー、第8
図は本発明の一実施例による再構成処理説明図を示す。
第2図において、TI、T2はレコード追加を主たる目
的としたトランザクションであり、それぞれ応用処理部
10−1.10−2で実行される。
本発明では、このようなトランザクションTI。
T2が同時に動作するとき、トランザクションへの入力
データであるエントリデータのレコードR1、R2の追
加では、直接、二次記憶上のデータベース格納域に書き
込むことはしないで、第2図(イ)に示すように、セー
フログ域12に、更新後イメージのログとして、追加レ
コードR1,R2の内容を収集する。なお、このような
エントリデータ以外のデータベースの更新データについ
てもセーフログ域12上にログを採る。なお、ここでは
説明を簡単化するため、その他のデータベースアクセス
で衝突はしていないものとする。
レコードR1,R2の追加については、セーフログ域1
2にログを採るだけであるので、単にセーフログ域12
への格納のシリアライズのための簡単な制御表ロックを
行うだけでよく、トランザクション間の排他のためのト
ランザクションロックは不要である。したがって、複数
の応用処理部10−1.10−2が並行して処理を続け
ることができる。
トランザクションT1とT2とが、並行に動作する様子
を、第2図(ロ)に示している。
トランザクションTIが、レコードR1を追加すると、
そのレコードのログがセーフログ域12に格納される。
トランザクションT1の終了処理で、それまでのデータ
操作を有効化するコミットの指示があると、そのコミッ
トログについてもセーフログ域12に格納される。
トランザクションT2が、レコードR2を追加しコミッ
トする場合も同様である。トランザクシヨンT1のコミ
ット終了まで、トランザクションT2の処理が待たされ
ることはない。
コミットされた場合、セーフログ域12からコミット対
象のレコードのログが収集され、ボラタイルバッファ域
14に書き出される。ボラタイルバッファ域14の内容
は、各トランザクションが参照可能である。ボラタイル
バッファ域14は。
適宜、必要な時点で二次記憶上のデータベース格納域1
8に書き出される。
次に第1図に示すデータベースアクセス部11の処理に
ついて説明する。
(a)  レコード追加 データベースアクセス部11によるレコード追加では、
第3図(イ)に示すように、対象レコードをセーフログ
域12に転送する処理を行う、なお、トランザクション
単位にローカルログバッファを持つようにし、コミット
時にセーフログ域12に一括転送するようにしてもよい
(b)  レコード更新 データベースアクセス部11によるレコード更新では、
第3図(ロ)に示すように、更新対象のレコードがボラ
タイルバッファ域14上にあるか否かを調べ、ボラタイ
ルバッファ域14上にあれば、そのレコードを更新する
。ボラタイルバッファ域14上になければ5通常のデー
タベースアクセスにより、データベースバッファ(第1
図に示すバッファプール16)上でのレコードの更新を
行う。
(C)  レコード検索 データベースアクセス部1工によるレコード検索では、
第3図(ハ)に示すように、従来と同様にデータベース
バッファ経由のレコード検索処理を行う、検索対象が見
つかったならば、それを提示する。検索対象が見つから
なかった場合、さらにボラタイルバッファ域14上のレ
コードを検索する。
同 レコード削除 データベースアクセス部11によるレコード削除では、
第4図(イ)に示tように、ボラタイルバッファ域14
上に対象レコードがあるか否かを調べ、ボラタイルバッ
ファ域14上にあれば、そのレコードを削除する。そう
でなければ1通常の格納構造の場合と同様にデータベー
スバッファ上でのレコードの削除を行う。
(e)  コミシト コミット処理は、それまでのトランザクションによるデ
ータ操作をすべて有効化する処理である。
この処理では、第4図(ロ)に示すように、セーフログ
域12に採取したログの安定化処理を行う。
具体的には、コミットログを出力し、それ以前のコミッ
ト対象のログを明確化する0本実施例では。
セーフログ域12は不揮発メモリで構成されているが、
セーフログ域12が揮発性の場合、この安定化処理で、
不揮発化の処理を行う、その後、トランザクション終了
処理を行う、この終了処理では、必要に応して1本処理
方式によらない通常の方式でアクセスしたデータベース
レコードに対するアンロック処理等を行う。
(f)  ロールバック ロールバック処理は、それまでのトランザクションによ
るデータ掻作をすべて無効化する処理である。この処理
では、第4図(ハ)に示すように。
セーフログ域12に採取したログの無効化処理を行う、
具体的には、ロールバックログを出力し。
それ以前の更新後イメージのログが無効であることを明
確化する。または更新後イメージのログを削除する。さ
らに2本処理方式によらない通常のデータベースに対す
る更新などを行っていた場合には、それらのデータベー
スバッファ更新の無効化処理を行い、必要に応じてその
アンロック処理を行う。
第1図に示すコミットレコード収集部13はコミット済
みレコードの収集を行う、セーフログ域12には1本処
理方式による追加レコード以外のためのログも含まれて
いる。また、ロールバックによって無効化されたログが
含まれていることもある。そこで、それらのログの中か
ら、コミット済みになっている本処理方式による追加レ
コードのみを収集する。
その処理のため、コミットレコード収集部13は、第5
図に示す処理■〜■を行う。
■ まず、セーフログ域12から、それまでのログレコ
ードを取り出す。
■ 取り出した各ログレコードについて、それが本処理
方式による追加レコードであって、コミット済みになっ
ているものかどうかを判定する。
そうでない場合には、処理を終了する。
■ 本処理方式による追加レコードであって、コミット
済みになっているものを、ボラタイルバッファ域14に
詰めて格納する。
■ サロゲートマップ19から空きエントリを確保し、
その番号をレコードの識別情報とするとともに、ボラタ
イルバッファ域14の格納アドレスをサロゲートマンブ
19に設定する。
■ コミット済みになっているレコードが、インデック
ス部20で扱う対象になっている場合には、インデック
ス部20を更新し、インデックス部20にレコードの識
別情報を設定する。これらを対象となっている全ログに
ついて行ったならば、処理を終了する。
第1図に示すバッファ制御部15は2通常のデータベー
スアクセスにおけるバッファブール16を利用したデー
タベースページの読み込み、書き出し以外に、第6図に
示す処理を行う。
すなわち、バッファ制御部15は、トランザクションの
処理とは非同期に、レコードの詰まったボラタイルバッ
ファ域14を、データベース格納域18−1または18
−2に書き出す、そしてサロゲートマップ19における
該当するレコードの物理的な格納位置情報を書き換える
。レコード識別情報の変更はないので、ボラタイルバッ
ファ域14の書き出しによるインデックス部20の更新
は不要である。
再構成処理部17は、システムの負荷が低下したとき2
またはシステム管理者によって任意のときに起動され、
第7図■〜■に示すデータベースの再構成を行う。
■ カレントとなっているデータベース格納域18−1
,18−2の一方から、レコードを順に取り出す。
■ 取り出したレコードが削除レコードであれば。
それを廃棄し、有効なレコードについて、他方のデータ
ベース格納域18−2または18−1上の格納位置を決
定し、レコードを格納する。
■ レコードの物理的な格納位置が変わるのでサロゲー
トマップ19の該当するエントリの内容を書き換える。
第8図は、この再構成処理の具体例を示している。
データベースの格納域は2例えば第8図に示すように、
データベース格納域18−1とデータベース格納域18
−2の2つの領域からなる。サロゲートマップ19は、
データベース格納域18−1または18−2上のレコー
ドの物理的な格納位置およびボラタイルバッファ域14
上の格納アドレスを指している。
インデックス部20は、レコードの物理的な格納位置の
情報を持つのではなく、サロゲートマップ19における
エントリ番号を、レコード識別情報として持つ。すなわ
ち、インデックスとなる各キーkeyl、key2.・
・・に対応して、サロゲートマップ19上のエントリ番
号15.Ill、・・・を保持する。
再構成処理部17による再構成は、第8図に示すように
、データベース格納域18−1から順番にレコードを取
り出し、有効なレコードR1,R2、・・・だけをデー
タベース格納域18−2に設定する処理である。データ
ベース格納域18−1からデータベース格納域18−2
へレコードを移したならば、サロゲートマップ19の内
容を1点線の矢印で示すように更新する。
データベース格納域18−1からのレコードの転記が終
了したならば2次はデータベース格納域18−2からデ
ータベース格納域18−1に対するレコードの転記を行
う。
以上のようにエントリデータの収集を専門的に扱うデー
タ構造を想定することにより2次のような処理に適した
構造とすることができる。
(a)  ヒストリカルにオーダエントリのような伝票
の収集を行う。
(b)  必要に応じて、収集データをインデックス等
でアクセスができるようにカテゴリ分けする。
(C)  時系列に沿った集信データの一括処理を行う
(ロ)処理済みデータは、原則的には削除される。
なお1以上の実施例では、ボラタイルバッファ域14に
収集されたコミット済みのレコードを。
他のトランザクションから参照可能としたが、ボラタイ
ルバッファ域14を単なるI10バッファ的な扱いとし
、データベース格納域18−1,18−2に反映された
レコードのみをディスクロージャするようにしてもよい
、実際のオーダエントリ型の適用業務を考えた場合、コ
ミット済みレコードは、必ずすぐに参照できなければな
らないといった要請は少ないからである。
コミット順保証が必要であれば、コミット済みレコード
の収集時にコミットログを参照しながら並べ換えを行う
ことなどにより、保証することが可能である。
また、ユニークなキーを扱わなく、かつ参照整合性を必
ずしも保証しなくてもよい適用業務では。
サロゲートマップ19を持たなくてもよい。この場合、
データベース格納域18−1,18−2におけるある位
置から全レコードをアクセスし、必要なレコードのみを
処理(参照/更新/削除)するような格納構造として使
用する。
〔発明の効果〕
以上説明したように2本発明によれば、オーダエントリ
型のデータ蓄積処理に適したデータベースの格納構造を
実現することができ、データ収集トランザクションの高
度な同時並行動作が可能になる。また、インデックスに
よる収集データのアトホックな訂正、蓄積データの一括
処理、処理済みデータの削除などを、データ収集トラン
ザクションと並行して処理することができるようになる
この結果、アプリケーションの開発負担が大幅に削減さ
れ、システムの運用も不必要な制限がなくなるので、容
易に行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図。 第2図は本発明の一実施例による動作例、第3図および
第4図は本発明の一実施例に係るデータベースアクセス
部の処理フロー 第5図は本発明の一実施例によるコミットレコード収集
部の処理フロー 第6図は本発明の一実施例によるバッファ制御部の処理
フロー 第7図は本発明の一実施例に係る再構成処理部の処理フ
ロー 第8図は本発明の一実施例による再構成処理説明図。 第9図は従来技術の例を示す。 図中、10は応用処理部、11はデータベースアクセス
部、12はセーフログ域、13はコミットレコード収集
部、14はボラタイルバッファ域。 15はバッファ制御部、16はバッファプール。 17は再構成処理部、18−,1,18−2はデータベ
ース格納域、19はサロゲートマ・ンプ、20はインデ
ックス部を表す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、トランザクションによるデータベースに対するアク
    セス処理であって、追加要求によるレコードの追加処理
    または更新要求に伴うレコードの追加処理を扱うデータ
    ベース管理処理方式において、 追加レコードのログが格納されるセーフログ域(12)
    と、 コミットされたレコードが格納されるバッファ域(14
    )と、 二次記憶上に設けられるデータベース格納域(18−1
    、18−2)と、 レコードの追加時に、セーフログ域にそのレコードのロ
    グデータを採取するデータベースアクセス部(11)と
    、 コミット済みのログデータをセーフログ域から取り出し
    、バッファ域に格納するコミットレコード収集部(13
    )と、 バッファ域の内容をトランザクションの処理とは非同期
    にデータベース格納域に書き出すバッファ制御部(15
    )とを備え、 追加レコードのアンロックに相当する他のトランザクシ
    ョンに対するディスクロージャを、前記バッファ域への
    転送または前記データベース格納域への書き出しで行う
    ようにしたことを特徴とするデータベース管理処理方式
    。 2、請求項1記載のデータベース管理処理方式において
    、 データベース格納域は、第1のデータベース格納域(1
    8−1)と第2のデータベース格納域(18−2)とか
    らなり、 第1または第2の一方のデータベース格納域からレコー
    ドを読み出し、削除レコードを廃棄して、他方のデータ
    ベース格納域に有効レコードを詰めて転記する再構成処
    理部(17)を備えたことを特徴とするデータベース管
    理処理方式。 3、請求項2記載のデータベース管理処理方式において
    、 各レコードを識別する情報とそのレコードの物理的な格
    納位置との対応情報を管理するサロゲートマップ(19
    )を備えたことを特徴とするデータベース管理処理方式
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