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JPH05105883A - 原油蒸留残渣の連続脱歴及び脱金属化法 - Google Patents

原油蒸留残渣の連続脱歴及び脱金属化法

Info

Publication number
JPH05105883A
JPH05105883A JP4092369A JP9236992A JPH05105883A JP H05105883 A JPH05105883 A JP H05105883A JP 4092369 A JP4092369 A JP 4092369A JP 9236992 A JP9236992 A JP 9236992A JP H05105883 A JPH05105883 A JP H05105883A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stream
dimethyl carbonate
oil
crude oil
asphaltene
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4092369A
Other languages
English (en)
Inventor
Cesar Savastano
チエザール・サバスターノ
Roberto Cimino
ロベルト・チミーノ
Salvatore Meli
サルバトーレ・メリ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eni Tecnologie SpA
Original Assignee
Eniricerche SpA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eniricerche SpA filed Critical Eniricerche SpA
Publication of JPH05105883A publication Critical patent/JPH05105883A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G21/00Refining of hydrocarbon oils, in the absence of hydrogen, by extraction with selective solvents
    • C10G21/06Refining of hydrocarbon oils, in the absence of hydrogen, by extraction with selective solvents characterised by the solvent used
    • C10G21/12Organic compounds only
    • C10G21/16Oxygen-containing compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G21/00Refining of hydrocarbon oils, in the absence of hydrogen, by extraction with selective solvents
    • C10G21/003Solvent de-asphalting

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Working-Up Tar And Pitch (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 原油蒸留残渣の脱歴及び脱金属化を簡単かつ
有利に実施できる連続法を提供する。 【構成】 抽出溶媒としてジメチルカーボネートを使用
して、原油蒸留残渣の脱歴及び脱金属化を連続的に行う
に当たり、原油蒸留残渣を油及びジメチルカーボネート
を含有する再循環液流と混合して均質な溶液を生成さ
せ;この均質な溶液を冷却して、精製軽質液相、抽出中
質液相及びアスファルテン含有重質相に分離させ;軽質
液相から一次脱歴/脱金属化油を回収し;中質液相を、
一部は前記混合工程に再循環させると共に、残部を処理
して二次脱歴油を回収し;重質相からアスファルテンを
回収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、原油蒸留残渣からアスファルテ
ン、金属及びヘテロ原子化合物を除去するための連続法
に係る。
【0002】原子蒸留残渣の脱歴は、2種類の物質(す
なわち、潤滑剤製造用の基油及び大気圧蒸留残渣の減圧
分別によって生成された軽油とブレンドされる接触クラ
ッキング用の付加原料)を生成するために当分野で利用
される処理法である。脱歴法では、炭化水素溶媒(特
に、炭素数3ないし7の直鎖状パラフィン又はイソパラ
フィン系炭化水素)の使用が知られている。最も広範に
使用されている方法は、「プロパン脱歴法(PDA)」、「溶
媒脱歴法(SDA)」及び「残留油溶媒抽出法(ROSE)」と
称されるものである。当分野で公知のこれらの方法で
は、残渣(代表的には、減圧蒸留残渣)を効率約80重量
%で脱歴でき、効率60ないし90%で脱金属化できるが、
脱歴油(DAO)の収率は通常70%を越えない。当分野で
は、脱金属化及び/又は脱歴特性を有するいくつかの非
炭化水素系溶媒[たとえばアルコール、アルデヒド、エ
ステル、ケトン及び環状カーボネート(原油処理工業か
らの残渣と一部混合可能なもの)]の使用が開示されて
いる。特に、米国特許第4,618,413号及び第4,643,821号
には、脱金属化溶媒としてアルキレンカーボネートの使
用が開示されている。米国特許第3,003,945号には、ア
セトンを使用する原油処理残渣のアスファルテンフラク
ション及び油フラクションへの分離が開示されている。
米国特許第4,125,458号には、フェノール又はN−メチ
ル−2−ピロリドン及び少量の水を含有する炭化水素溶
媒を使用する原油処理残渣の脱歴法が開示されている。
米国特許第4,324,651号には、高温のメタノールを使用
する原油の脱金属化及び脱歴法が開示されている。さら
に、米国特許第4,452,691号には、アルコール又はエー
テルを使用する重質油の脱歴法が開示されている。
【0003】残念なことには、従来技術から公知のこれ
らの方法は、これら方法の実施がしばしば煩雑であり、
特に、ポルフィリン系及びアスファルテン系金属の良好
な同時分離と共に、原油処理残渣の良好な脱歴を達成す
ることが一般的には可能でないため、いずれも完全には
満足できるものではない。同一出願人に係るヨーロッパ
特許公開第0 461 694号には、原油又はアスファルテン
及び金属を含有する原油フラクションの脱歴及び脱金属
化法であって、上述の従来技術の欠点を少なくとも一部
解消できる方法が開示されている。さらに、詳述すれ
ば、このヨーロッパ特許公開第0 461 694号に開示され
た方法によれば、操作を均質な液相で行いながら、アス
ファルテン及びアスファルテン系金属を富有する固状残
渣の沈殿が生ずるまで原油又はそのフラクションを有機
カーボネート(特にジアルキルカーボネート)と接触さ
せ、この固状残渣を均質な液相から分離する。該固状物
質の分離後、均質な液相を冷却して、精製された油富有
液相を、抽出された有機カーボネート富有液相から分離
させている。抽出及び精製液相の分離は、前記カーボネ
ートよりも極性の強い液状溶媒を添加すること(冷却し
又は冷却することなく)によっても達成される。
【0004】発明者らは、本発明により、アスファルテ
ンの沈殿及び抽出液相及び精製液相の分離を、原油蒸留
残渣のジメチルカーボネートへの溶解によって同時に達
成できるとの知見を得た。かかる特徴は、連続操作を容
易にさせる。さらに本発明によれば、発明者らは、抽出
溶媒としてジメチルカーボネートの油溶媒溶液が有利に
使用できるとの知見を得た。この特徴は、原油残留残渣
の処理の間に生成した抽出液相のフラクションを再循環
することを可能にし、これにより、該方法を簡略化さ
せ、経済性を改善する。
【0005】これに基づき、本発明は、抽出溶媒として
ジメチルカーボネートを使用して原油蒸留残渣を連続的
に脱歴及び脱金属化する簡単かつ有利な方法において、
(a)原油蒸留残渣の液状流及び油及びジメチルカーボ
ネートを含有する再循環液状流を、均質な溶液を得るこ
とを可能にする温度以上の温度で作動する混合手段に供
給し、(b)前記工程(a)からの均質な溶液でなる流
れを均質化温度範囲よりも低い温度に冷却し、デカンタ
ー手段に供給して、精製された軽質液相、抽出された中
質液相及びアスファルテンを含有する重質相に分離さ
せ、(c)前記工程(b)からの軽質液相でなる流れを
処理して、一次脱歴及び脱金属化油からジメチルカーボ
ネートを分離し、(d)前記工程(b)からの中質液相
でなる流れを、一部は前記工程(a)に再循環すると共
に、残りを処理して二次脱歴油からジメチルカーボネー
トを分離し、(e)前記工程(b)からの重質相でなる
流れを処理してアスファルテンを分離し、及び(f)前
記各工程で分離されたジメチルカーボネートの流れを前
記工程(a)に再循環すると共に、前記アスファルテン
及び前記一次及び二次油でなる各流れを回収することを
特徴とする原油蒸留残渣の連続脱歴及び脱金属化法に係
る。本発明の好適な1具体例によれば、該方法は、
(a)原油蒸留残渣でなる液状流及び油及びジメチルカ
ーボネートを含有する再循環液状流を、約60℃より高い
温度で作動する混合手段に供給して均質な溶液を得る工
程、(b)前記工程(a)からの均質な溶液でなる流れ
を、60℃より低い温度に冷却し、デカンター手段に供給
して、精製された軽質液相、抽出された中質液相及びア
スファルテン含有重質相に分離させる工程、(c)前記
工程(b)からの軽質液相でなる流れを処理して、一次
脱歴及び脱金属化油からジメチルカーボネートを分離す
る工程、(d)前記工程(b)からの中質液相でなる流
れを、一部は前記工程(a)に再循環すると共に、残り
を工程(e)からの油−ジメチルカーボネート流と混合
し、合せた流れを処理して、二次脱歴油からジメチルカ
ーボネートを分離する工程、(e)前記工程(b)から
の重質相でなる流れを処理して、油−ジメチルカーボネ
ート流からアスファルテンを分離すると共に、該油−ジ
メチルカーボネート流を工程(d)に再循環する工程、
及び(f)前記工程(c)、(d)及び(e)で分離され
たジメチルカーボネート流を前記工程(a)に再循環す
ると共に、前記アスファルテン及び前記一次及び二次油
を回収する工程を介して実施される。本発明の方法の好
適な1具体例を、添付図面に示すスキームを参照して詳
述する。この図において、M1は混合手段を示す。この混
合手段に、原油蒸留残渣でなる液状流(1)を供給す
る。特に、本発明による方法では、大気圧蒸留又は減圧
蒸留によって得られた比重一般に約5ないし約35°API
及びアスファルテン含量約20重量%以下のリデュースド
原油(reduced crude oils)を処理できる。この混合手
段M1には、本質的に油含量約3ないし約10重量%を有す
るジメチルカーボネートの油溶液でなる液状流(2)も
供給する。該液状流(2)は、主として再循環流(4)
及び新たな補充ジメチルカーボネートでなる少量の流れ
(3)でなる。さらに、混合手段M1への流れ(1)及び
(2)の流量は、ジメチルカーボネート:原油蒸留残渣
の重量比が0.5:1ないし4:1、好ましくは2:1な
いし4:1となるように調節される。混合手段M1内で
は、混合工程は約45℃よりも高い温度、好ましくは60な
いし90℃の範囲内の温度(最適値:約80℃)で行われ
る。これらの条件下において混合手段M1の内容物を好適
に撹拌することによって、滞留時間1ないし10分、代表
的には2ないし5分後に均質な溶液が形成される。得ら
れた均質溶液を液状流(5)として混合手段M1から取出
し、これを熱交換器E1において45℃より低い温度、好適
には20ないし40℃の範囲内の温度(最適温度:約35℃)
に冷却する。該熱交換器は、実際には、直列で作動しか
つ処理流体及び冷却水が供給される熱交換器のカスケー
ドで構成される。これらの条件下で操作することによっ
て、溶液中に含有されるアスファルテンは極めて速い速
度で凝集する(いずれにしても沈殿効率は接触時間には
左右されない)。このようにして熱交換器E1内で冷却し
た流れを静置タンクS1に送給する。このタンク内におい
て、3つの相、すなわち精製軽質液相、抽出中質液相及
びアスファルテンを含有する重質相に分離する。軽質液
相は、精製油及びジメチルカーボネート(代表的には、
ジメチルカーボネート約30〜40重量%)を含有し、実質
的にアスファルテンを含有しなし。中質液相は、ジメチ
ルカーボネート及び抽出油(代表的には、抽出油約8〜
20重量%)を含有し、実質的にアスファルテンを含有し
ない。アスファルテンを富有する重質相は、代表的に
は、アスファルテン15〜25重量%、油45〜55重量%及び
ジメチルカーボネート25〜35重量%を含有する。この相
分離は非常に迅速であり、通常、静置タンクS1において
数分程度の時間で生ずる。
【0006】ついで、軽質相を静置タンクS1から流れ
(6)として回収し、熱交換器E2で加熱し、大気圧下、
塔頂温度約90℃で作動する塔C1においてストリッピング
処理に供する。この塔C1の塔頂からジメチルカーボネー
ト蒸気が塔頂流(7)として発生し、これを熱交換器E3
で凝縮させ、ライン4を介して混合手段M1に再循環させ
る。溶媒と油との間の揮発度の差が非常に大きいため、
塔C1(ハーフタワーとして、すなわちストリッピング領
域のみ有し、精留領域を有しないものとして作動する)
内での液の還流は必要ではない。一方、塔C1の塔底から
は、脱歴/脱金属化油(一次DAO)の流れ(8)が回収
される。この一次DAOは極めて低いアスファルテン含量
(代表的には約2重量%より小)を示し、いずれの場合
にも、脱歴効率は90%より大である。得られた一次DAO
についてさらに処理を行い、イオウ及び窒素含有成分と
共に、バナジウム及びニッケルの如き金属を低減させる
(約60%の低減)。この結果、かかる一次DAOは、減圧
分別からの軽油との混合物としてFCC接触クラッキング
操作用の付加原料として使用される。静置タンクS1から
流れ(9)として得られる中質液相を、一部は流れ(1
0)として混合手段M1に再循環させ、残部は流れ(11)
として供給して蒸留に供する。流れ(9)を流れ(10)
及び(11)に分割する比率は、塔C2の経済性(流れ(1
1)を最小値まで低減させる)及び流れ(4)の脱歴効
率(流れ(10)を最小値まで低減させる)の間のバラン
スに基づいて選択される。再循環されるフラクション
[流れ(10)]は、流れ(9)の全体に対して一般に10
ないし90重量%であり、好適には40ないし60重量%であ
り、最適値は50重量%である。実際のところ、発明者ら
は、再循環流(4)における油濃度が約3ないし約10重
量%である場合に良好な結果が得られるとの知見を得て
いる。非循環流を、流れ(11)として、熱交換器E4で予
備的に加熱した後、蒸留塔C2に送給する。この塔C2に
は、後にさらに説明するように、油及びジメチルカーボ
ネートでなる静置タンクS2からの液状流(17)も供給さ
れる。大気圧下、塔頂温度約90℃で作動する塔C2からジ
メチルカーボネート蒸気が流れ(12)として発生し、こ
れを熱交換器E5で凝縮させる。凝縮させた流れを、一部
(代表的には、50〜80%)は流れ(14)として混合手段
M1に再循環させ、残りを流れ(15)としてアスファルテ
ン洗浄装置S2(その機能については後述する)に供給す
る。塔C2の底部で脱歴油(二次DAO)の流れ(代表的に
は、一次DAOよりも低い平均分子量を示す)を回収す
る。二次DAO/一次DAOの比率は約0.75〜0.80である。
【0007】重質相を静置タンクS1から流れ(16)とし
て回収し、前記装置S2(通常フィルター又は遠心装置で
構成される)に送給する。好適な具体例では、遠心装置
を使用し、その第1セクションにおいて、流れ(16)を
遠心分離に供して大部分の油及びジメチルカーボネート
を分離し;第2セクションにおいて、アスファルテンを
流れ(15)からのジメチルカーボネートによる洗浄に供
してアスファルテンに含有される残留油を分離すると共
に、遠心分離及び洗浄から得られた液状流を流れ(17)
として塔C2に再循環し;及び第3セクションでは、アス
ファルテンを乾燥させ、発生したジメチルカーボネート
の蒸気を流れ(18)として回収し、熱交換器E6で予備的
に冷却し、凝縮した後、該遠心装置S2の第1領域に再循
環させる。これら条件下で操作することにより、遠心装
置S2の第3領域から流れ(19)(粉末状の固形アスファル
テンでなる)が回収される。このように、かなり多くの
量のアスファルテン流(パラフィン系溶媒を使用する従
来技術から公知の方法において形成される)に代わり少
量のアスファルテンの生成は、本発明による方法の実質
的に有利な特徴を構成する。沈殿物中に保有される油
が、上述の如く遠心装置内での洗浄によって満足できる
程度まで除去されない場合には、沈殿物を高温のジメチ
ルカーボネートに分散させ、ついで分散液を冷却させ、
分散液を静置させることもできる。明らかな如く、所望
の特性を有するアスファルテン生成物が得られるまで、
かかる洗浄を複数回繰返し行うことができる。本発明に
よる方法は簡単かつ有利である。特に、過剰圧力をかけ
る必要なく、処理に供するジメチルカーボネート:原油
蒸留残渣の低い比率において、温和な温度条件で実施さ
れる。さらに、当該方法は、連続法の代表的な利点を発
揮する以外にも、高脱歴効率(90%より大)及び脱歴油
の高収率(80%より大)を達成できる。
【0008】本発明をさらに良好に説明するため、下記
の実施例を例示する。 実施例 処理に供した原料は、Egyptian Belaym原油(原油の比
重27.9°API)の370℃における大気圧蒸留から得られた
下記特性を有する残渣(RA 370+)である。 −比重(30℃) :0.9865 Kg/dm3 −動粘度(50℃) :2968 cS (100℃) :117.5 cS −原油に対する百分率 :60.09重量% −コンラッドソン法残留炭素:13.6重量% −ニッケル含量 :58ppm −バナジウム含量 :108ppm −イオウ含量 :3.31重量% −窒素含量 :0.26重量% −アスファルテン含量(n−C7に不溶性のもの;IP 143
による):12.0重量% −化合物の種類による内訳(ASTM D−2007) n−C5に不溶性のもの :14.1重量% 飽和成分 :31.1重量% 芳香族成分 :27.9重量% 極性成分 :26.9重量% −平均分子量(GPC) :1210 アスファルテンの含量については、IP−143に従って変
更を加えたASTM基準D−2007による重量分析により、n
−ヘプタン10部:試料1部の比率(重量)で操作し、還
流条件下、2時間でアスファルテンを沈殿させることに
よって測定した。バナジウム及びニッケルの含量は、予
備的に酸性処理した試料について原子吸光分析によって
評価した。さらに、バナジウム含量については、電子バ
ナジウム(IV)スピン共鳴スペクトル分析法によって確
認した。イオウ含量については、X線蛍光分析によって
評価した。また、窒素含量については、通常のケルダー
ル法で評価した。添付図面を参照して、混合手段M1(容
積50リットル)に、RA 370+ 187リットル/時間の液状流
(1)、及び新たなジメチルカーボネート(0.06kg/時
間)の流れ(3)及びジメチルカーボネート90〜95重量
%及び油5〜10重量%を含有する再循環液状流(4)で
なる液状流(2)852リットル/重量%を供給した。撹拌下
におきかつ約80℃で恒温制御した混合手段M1内におい
て、滞留時間約3分で均質な溶液が形成された。この溶
液を流れ(5)として回収し、熱交換器E1で約35℃に冷
却させ、静置タンクS1に供給し、ここで精製軽質液油、
抽出中質液相及びアスファルテン含有重質相に分離させ
た。
【0009】軽質液相(本質的に油及びジメチルカーボ
ネートでなる;ジメチルカーボネート約34%)を静置タ
ンクS1から流れ(6)として流量約119リットル/時間で取
出し、熱交換器E2で加熱し、大気圧下、塔頂温度約90℃
で作動する塔C1におけるストリッピングに供した。塔C1
の頂部から、ジメチルカーボネートの蒸気が流れ(7)
として発生した。この蒸気を熱交換器E3で凝縮させ、流
れを混合手段M1に再循環させた。一方、塔C1の底部から
一次脱歴/脱金属化油(一次DAO)78リットル/時間の流れ
(8)を回収した。この一次DAOはアスファルテン含量
1.14%を示し、従って脱歴効率は91%である。その平均
分子量は原料の分子量に匹敵するものである。さらに、
該一次DAOは、ニッケル22ppm、バナジウム44ppm、イオ
ウ1.75%及び窒素0.11%を含有する。従って(ニッケル
+バナジウム)の除去効率は60%となり、(イオウ+窒
素)の除去効率は52%である。中質液相(本質的にジメ
チルカーボネート及び油でなる;油約9.8%)を静置タ
ンクS1から流れ(9)として流量約818リットル/時間で集
めた。その一部(約50重量%)を流れ(10)として混合
手段M1に再循環させ、残部を熱交換器E4で予備的に加熱
した後、塔C2における蒸留に供した。塔C2には、アスフ
ァルテン沈殿処理領域S2からの油及びジメチルカーボネ
ートでなる液状流(17)も供給した。大気圧下、塔頂温
度約90℃で作動する塔C2から、ジメチルカーボネートの
蒸気が流れ(12)として発生し、これを熱交換器E5で凝
縮させた。凝縮物の流れを、一部(約70%)は流れ(1
4)として混合手段M1に再循環させ、残部はアスファル
テン沈殿処理装置S2の洗浄領域に流れ(15)として供給
した。一方、塔C2の底部から二次脱歴油(二次DAO)の
流れ(13)を流量約87リットル/時間で回収した。この二次
DAOは、平均分子量約610、ニッケル含量5ppm及びバナ
ジウム含量11ppmを有し、従って(ニッケル+バナジウ
ム)の除去効率は90%である。この結果、(ニッケル+
バナジウム)の全体の除去効率は76.5%である。
【0010】最後に、重質油(平均して油48%、ジメチ
ルカーボネート30%及びアスファルテン系固形物22%を
含有する)を静置タンクS1から流れ(16)として流量約
102リットル/時間で取出し、遠心装置S2に送給した。遠心
送給S2の第1領域では、流れ(16)を遠心分離して、油
及びジメチルカーボネートの流れに分離させた。遠心装
置S2の第2領域では、アスファルテンを、流れ(15)か
ら留去されたジメチルカーボネート(流れ(18)から回
収されたジメチルカーボネートと合わされたもの)によ
る高温洗浄に供し、すべての残留油を分離した。遠心分
離及び洗浄から得られた液状流を流れ(17)として塔C2
に再循環した。遠心装置S2の第3領域において、アスフ
ァルテンを乾燥させると共に、発生したジメチルカーボ
ネートの蒸気を流れ(18)として回収し、これを熱交換
器E6で予備的に冷却、凝縮させた後、遠心装置S2の第2
領域に再循環させた。遠心装置S2の第3領域では、沈殿
したアスファルテンでなる固形物流(19)が流量約22Kg
/時間で回収された。これら固形物は、n−C7に不溶性
のものに匹敵する発熱量を有すると共に、下記組成(酸
素流下における元素分析によって評価)を有していた。 分 析 ジメチルカーボネートに n−C7に不溶性の 不溶性の物質 物質 C(重量%) 82.67 84.70 H( 〃 ) 9.97 7.72 S( 〃 ) 5.32 4.98 N( 〃 ) 1.52 2.13 灰分( 〃 ) 0.2 0.2 O( 〃 ) 0.31 0.42 発熱量(Kcal/Kg) 高発熱量 9733 9648 ネットの発熱量 9219 9250 C/Hの比 8.29/l 10.97/l
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法の実施に好適な1具体例を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
M1 混合手段 S1 静置タンク S2 遠心装置(又はアスファルテン沈殿処理装置) C1,C2 塔 E1,E2,E3,E4,E5,E6 熱交換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 サルバトーレ・メリ イタリー国パウロ市ビア・マツザレーロ2

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】抽出溶媒としてジメチルカーボネートを使
    用して原油蒸留残渣を連続的に脱歴及び脱金属化する方
    法において、(a)原油蒸留残渣の液状流及び油及びジ
    メチルカーボネートを含有する再循環液状流を、均質な
    溶液を得ることを可能にする温度以上の温度で作動する
    混合手段に供給し、(b)前記工程(a)からの均質な
    溶液でなる流れを均質化温度範囲よりも低い温度に冷却
    し、デカンター手段に供給して、精製された軽質液相、
    抽出された中質液相及びアスファルテンを含有する重質
    相に分離させ、(c)前記工程(b)からの軽質液相で
    なる流れを処理して、一次脱歴及び脱金属化油からジメ
    チルカーボネートを分離し、(d)前記工程(b)から
    の中質液相でなる流れを、一部は前記工程(a)に再循
    環すると共に、残りを処理して二次脱歴油からジメチル
    カーボネートを分離し、(e)前記工程(b)からの重
    質相でなる流れを処理してアスファルテンを分離し、及
    び(f)前記各工程で分離されたジメチルカーボネート
    の流れを前記工程(a)に再循環すると共に、前記アス
    ファルテン及び前記一次及び二次油でなる各流れを回収
    することを特徴とする、原油蒸留残渣の連続脱歴及び脱
    金属化法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の方法において、(a)原油
    蒸留残渣でなる液状流及び油及びジメチルカーボネート
    を含有する再循環液状流を、約60℃より高い温度で作動
    する混合手段に供給して均質な溶液を得る工程、(b)
    前記工程(a)からの均質な溶液でなる流れを、60℃よ
    り低い温度に冷却し、デカンター手段に供給して、精製
    された軽質液相、抽出された中質液相及びアスファルテ
    ン含有重質相に分離させる工程、(c)前記工程(b)
    からの軽質液相でなる流れを処理して、一次脱歴及び脱
    金属化油からジメチルカーボネートを分離する工程、
    (d)前記工程(b)からの中質液相でなる流れを、一
    部は前記工程(a)に再循環すると共に、残りを工程
    (e)からの油−ジメチルカーボネート流と混合し、合
    せた流れを処理して、二次脱歴油からジメチルカーボネ
    ートを分離する工程、(e)前記工程(b)からの重質
    相でなる流れを処理して、油−ジメチルカーボネート流
    からアスファルテンを分離すると共に、該油−ジメチル
    カーボネート流を工程(d)に再循環する工程、及び
    (f)前記工程(c)、(d)及び(e)で分離されたジ
    メチルカーボネート流を前記工程(a)に再循環すると
    共に、前記アスファルテン及び前記一次及び二次油を回
    収する工程を包含してなる、原油蒸留残渣の連続脱歴及
    び脱金属化法。
  3. 【請求項3】請求項1記載の方法において、前記原油蒸
    留残渣が、大気圧蒸留又は減圧蒸留によって得られた比
    重約5〜35°API及びアスファルテン含量20重量%以下
    のリデュースド原油である、原油蒸留残渣の連続脱歴及
    び脱金属化法。
  4. 【請求項4】請求項1又は2記載の方法において、工程
    (a)に再循環される液状流が、油含量3ないし約10重
    量%のジメチルカーボネートの油溶液である、原油蒸留
    残渣の連続脱歴及び脱金属化法。
  5. 【請求項5】請求項1又は2記載の方法において、工程
    (a)における操作を、撹拌しながら、ジメチルカーボ
    ネート:原油蒸留残渣の重量比0.5:1ないし4:1、
    好ましくは2:1ないし4:1で行う、原油蒸留残渣の
    連続脱歴及び脱金属化法。
  6. 【請求項6】請求項1又は2記載の方法において、工程
    (b)に当たり、工程(a)からの均質な溶液を温度20
    ないし40℃、好ましくは約35℃に冷却し、静置タンクに
    送給して、滞留時間数分間で相分離を生じさせる、原油
    蒸留残渣の連続脱歴及び脱金属化法。
  7. 【請求項7】請求項1又は2記載の方法において、工程
    (c)に当たり、ジメチルカーボネートのストリッピン
    グによって一次脱歴及び脱金属化油を軽質液相から分離
    する、原油蒸留残渣の連続脱歴及び脱金属化法。
  8. 【請求項8】請求項1又は2記載の方法において、工程
    (d)に当たり、中質液相の10ないし90重量%、好ま
    しくは40ないし60重量%、最も好適には約50重量%を工
    程(a)に再循環する、原油蒸留残渣の連続脱歴及び脱
    金属化法。
  9. 【請求項9】請求項2記載の方法において、前記工程
    (e)を遠心装置において実施し、その第1セクション
    では、前記工程(b)からの重質相を遠心分離して、ほ
    とんどの油及びジメチルカーボネートを分離し、第2セ
    クションでは、アスファルテンをジメチルカーボネート
    で洗浄し、第3セクションでは、アスファルテンを乾燥
    させる、原油蒸留残渣の連続脱歴及び脱金属化法。
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