JPH05128273A - 3次元画像生成方法 - Google Patents
3次元画像生成方法Info
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- JPH05128273A JPH05128273A JP3317519A JP31751991A JPH05128273A JP H05128273 A JPH05128273 A JP H05128273A JP 3317519 A JP3317519 A JP 3317519A JP 31751991 A JP31751991 A JP 31751991A JP H05128273 A JPH05128273 A JP H05128273A
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- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims abstract description 4
- 238000012545 processing Methods 0.000 abstract description 34
- 230000015654 memory Effects 0.000 description 91
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 27
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 230000002457 bidirectional effect Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
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- 238000013507 mapping Methods 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Image Generation (AREA)
- Digital Computer Display Output (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 3次元画像の隠面消去処理を行う場合、先
ず、全画素の奥行値の初期化を行う。ここで、奥行値の
初期化は、実際の奥行値を一定値にするのではなく、例
えば1ビット等の制御ビットの値を一定値とし、これに
よって、奥行値の初期化状態とする。その後、奥行値の
比較演算を行う場合は、制御ビットの値を参照し、その
値が奥行値の初期化状態を示すものであった場合は、奥
行値を読出すことなく、無条件で奥行値の更新を行う。 【効果】 奥行値の初期化が高速に行え、メモリデバイ
スの使用が少なくて済むと共に、画像表示を高速に行う
ことができる。
ず、全画素の奥行値の初期化を行う。ここで、奥行値の
初期化は、実際の奥行値を一定値にするのではなく、例
えば1ビット等の制御ビットの値を一定値とし、これに
よって、奥行値の初期化状態とする。その後、奥行値の
比較演算を行う場合は、制御ビットの値を参照し、その
値が奥行値の初期化状態を示すものであった場合は、奥
行値を読出すことなく、無条件で奥行値の更新を行う。 【効果】 奥行値の初期化が高速に行え、メモリデバイ
スの使用が少なくて済むと共に、画像表示を高速に行う
ことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ等で画像
を生成し、これを表示する際に行う画面変更を高速に行
うことができる3次元画像生成方法に関する。
を生成し、これを表示する際に行う画面変更を高速に行
うことができる3次元画像生成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ等で画像を生成するいわゆ
るコンピュータグラフィックスにおいて、3次元画像を
表示する方法として、大きく分けると、光線追跡法(レ
イトレーシング)と物体変換法がある。光線追跡法は、
「並列図形処理 鷺島他著 コロナ社 1991年8月15日
初版第1刷発行」の42〜45ページに記載されている
ように、光学モデルを忠実に計算する方法で、光源から
の光が物体に反射または透過して人間の目に入るまでの
軌跡を逆方向に追跡する方法である。また、物体変換法
は、表示したい物体をポリゴン(多角形)で近似し、上
記同書の25〜27ページ「ポリゴンのスキャンコンバ
ージョン」に記載されているように、ポリゴン単位で座
標変換、クリッピング等を施し、画像メモリに書き込む
方法である。この場合の隠面消去方法としては、同書の
38〜39ページに記載されているように、座標変換後
の3次元のポリゴンデータの頂点列からポリゴンの内部
を補間し、面を形成し、画像メモリ内の奥行情報のz値
と現在生成したポリゴンの持つ奥行情報を比較して、現
ポリゴンのz値が小さい(視点から見て手前にある)
時、ピクセル(画素)データを更新する方法(zバッフ
ァ法)が一般的である。
るコンピュータグラフィックスにおいて、3次元画像を
表示する方法として、大きく分けると、光線追跡法(レ
イトレーシング)と物体変換法がある。光線追跡法は、
「並列図形処理 鷺島他著 コロナ社 1991年8月15日
初版第1刷発行」の42〜45ページに記載されている
ように、光学モデルを忠実に計算する方法で、光源から
の光が物体に反射または透過して人間の目に入るまでの
軌跡を逆方向に追跡する方法である。また、物体変換法
は、表示したい物体をポリゴン(多角形)で近似し、上
記同書の25〜27ページ「ポリゴンのスキャンコンバ
ージョン」に記載されているように、ポリゴン単位で座
標変換、クリッピング等を施し、画像メモリに書き込む
方法である。この場合の隠面消去方法としては、同書の
38〜39ページに記載されているように、座標変換後
の3次元のポリゴンデータの頂点列からポリゴンの内部
を補間し、面を形成し、画像メモリ内の奥行情報のz値
と現在生成したポリゴンの持つ奥行情報を比較して、現
ポリゴンのz値が小さい(視点から見て手前にある)
時、ピクセル(画素)データを更新する方法(zバッフ
ァ法)が一般的である。
【0003】上述したアルゴリズムにおいて、光線追跡
法は、光学的モデルを忠実に計算することから、より現
実に近い画像が得られるが、膨大な計算量が必要なこと
から1画面生成に時間がかかる。一方、物体変換法は、
ポリゴン単位で処理することから生成された画質は良好
とはいえないが、処理時間がかなり短くて済む利点を有
している。従って、その目的に応じて上記のアルゴリズ
ムの選択が行われているのが現状であるが、ワークステ
ーション等においては、アルゴリズムが単純で、高速に
処理できるという理由から物体変換法をハードウェアで
サポートしている場合が多い。
法は、光学的モデルを忠実に計算することから、より現
実に近い画像が得られるが、膨大な計算量が必要なこと
から1画面生成に時間がかかる。一方、物体変換法は、
ポリゴン単位で処理することから生成された画質は良好
とはいえないが、処理時間がかなり短くて済む利点を有
している。従って、その目的に応じて上記のアルゴリズ
ムの選択が行われているのが現状であるが、ワークステ
ーション等においては、アルゴリズムが単純で、高速に
処理できるという理由から物体変換法をハードウェアで
サポートしている場合が多い。
【0004】図7に、物体変換法のシステム構成図を示
す。図のシステムは、中央処理装置(CPU)1、主記
憶装置(MM)2、zフィールドメモリ(zバッファ)
3、rフィールドメモリ4、gフィールドメモリ5、b
フィールドメモリ6、DA変換器(DAC)7、表示装
置(CRT:陰極線管)8、システムバス9とからな
る。中央処理装置1は、座標変換やクリッピング等の各
処理を実行するデバイスであり、主記憶装置2は、中央
処理装置1の実行するためのプログラムや各データ等を
格納するメモリである。また、zフィールドメモリ3
は、奥行情報を格納するためのメモリ、rフィールドメ
モリ4は赤色情報、gフィールドメモリ5は緑色情報、
bフィールドメモリ6は青色情報を格納するための画像
メモリであり、これら中央処理装置1〜bフィールドメ
モリ6は、システムバス9を介してそれぞれ接続されて
いる。rフィールドメモリ4、gフィールドメモリ5、
bフィールドメモリ6は、それぞれディジタル/アナロ
グ変換を行うDA変換器7を介して表示装置8に接続さ
れており、表示装置8によって物体の表示が行われるよ
うになっている。
す。図のシステムは、中央処理装置(CPU)1、主記
憶装置(MM)2、zフィールドメモリ(zバッファ)
3、rフィールドメモリ4、gフィールドメモリ5、b
フィールドメモリ6、DA変換器(DAC)7、表示装
置(CRT:陰極線管)8、システムバス9とからな
る。中央処理装置1は、座標変換やクリッピング等の各
処理を実行するデバイスであり、主記憶装置2は、中央
処理装置1の実行するためのプログラムや各データ等を
格納するメモリである。また、zフィールドメモリ3
は、奥行情報を格納するためのメモリ、rフィールドメ
モリ4は赤色情報、gフィールドメモリ5は緑色情報、
bフィールドメモリ6は青色情報を格納するための画像
メモリであり、これら中央処理装置1〜bフィールドメ
モリ6は、システムバス9を介してそれぞれ接続されて
いる。rフィールドメモリ4、gフィールドメモリ5、
bフィールドメモリ6は、それぞれディジタル/アナロ
グ変換を行うDA変換器7を介して表示装置8に接続さ
れており、表示装置8によって物体の表示が行われるよ
うになっている。
【0005】次に、物体変換法の処理を説明する。物体
変換法は、モデリング等で定義されたポリゴンを、表示
装置8の画面上に表示するために、座標変換、クリッピ
ング等を経て画像メモリへのピクセルの更新操作を行
う。ピクセルの更新操作には、スキャンコンバージョン
(走査変換)と呼ばれるポリゴン内部の塗りつぶし処理
(発生ピクセルのアドレス生成)、ポリゴン内部のピク
セルの値を求める操作と隠面消去のためのz比較があ
る。図8は、物体変換法において、1ポリゴンを処理す
る場合の概略処理フローチャートである。尚、ここで
は、説明を簡潔に行うため、ポリゴンは凸ポリゴンとす
る。
変換法は、モデリング等で定義されたポリゴンを、表示
装置8の画面上に表示するために、座標変換、クリッピ
ング等を経て画像メモリへのピクセルの更新操作を行
う。ピクセルの更新操作には、スキャンコンバージョン
(走査変換)と呼ばれるポリゴン内部の塗りつぶし処理
(発生ピクセルのアドレス生成)、ポリゴン内部のピク
セルの値を求める操作と隠面消去のためのz比較があ
る。図8は、物体変換法において、1ポリゴンを処理す
る場合の概略処理フローチャートである。尚、ここで
は、説明を簡潔に行うため、ポリゴンは凸ポリゴンとす
る。
【0006】先ず、ステップS1において全画面の初期
化を行う。この初期化とは、r(赤色)、g(緑色)、
b(青色)の値を背景色にセットすると共に、z値を最
大にセットすることである。次いで、ポリゴンの頂点デ
ータを座標変換し(ステップS2)、更に、この頂点デ
ータをy座標の大きい順に並べ、走査変換の準備をする
(ステップS3)。そして、頂点データより、ポリゴン
の輪郭(エッジ)データを生成する(ステップS4)。
また、この時、各データ(x,y,z,r,g,b)の
補間のための増分値を計算する。
化を行う。この初期化とは、r(赤色)、g(緑色)、
b(青色)の値を背景色にセットすると共に、z値を最
大にセットすることである。次いで、ポリゴンの頂点デ
ータを座標変換し(ステップS2)、更に、この頂点デ
ータをy座標の大きい順に並べ、走査変換の準備をする
(ステップS3)。そして、頂点データより、ポリゴン
の輪郭(エッジ)データを生成する(ステップS4)。
また、この時、各データ(x,y,z,r,g,b)の
補間のための増分値を計算する。
【0007】その後、y座標の大きい頂点よりエッジの
ペアを取出し、エッジのピクセルデータを基にエッジ間
のピクセルを補間する(ステップS5)。即ち、ここで
ZNEW が生成される。次いで、生成されたピクセルデー
タのx,yより該当アドレスを計算し、z値(ZOLD )
を読出す(ステップS6)。更に、生成されたピクセル
のz値(ZNEW )と読み出したピクセルのz値(ZOLD
)を比較し(ステップS7)、画像メモリ上のピクセ
ルのz値が大きければ、生成されたピクセルの色情報お
よびz値を更新する(ステップS8)。ステップS8の
後、ペアのエッジ間の処理が終了したか否かを判定し
(ステップS9)、終了していない場合、およびステッ
プS7において、画像メモリ上のピクセルが小さい場合
は、ステップS5に戻り、ピクセル補間処理を行う。そ
の後、ステップS10において1ポリゴンが終了したか
否かを判定し、終了していない場合は、ステップS4に
戻り、1ポリゴンが終了するまで、上記の処理を繰り返
す。
ペアを取出し、エッジのピクセルデータを基にエッジ間
のピクセルを補間する(ステップS5)。即ち、ここで
ZNEW が生成される。次いで、生成されたピクセルデー
タのx,yより該当アドレスを計算し、z値(ZOLD )
を読出す(ステップS6)。更に、生成されたピクセル
のz値(ZNEW )と読み出したピクセルのz値(ZOLD
)を比較し(ステップS7)、画像メモリ上のピクセ
ルのz値が大きければ、生成されたピクセルの色情報お
よびz値を更新する(ステップS8)。ステップS8の
後、ペアのエッジ間の処理が終了したか否かを判定し
(ステップS9)、終了していない場合、およびステッ
プS7において、画像メモリ上のピクセルが小さい場合
は、ステップS5に戻り、ピクセル補間処理を行う。そ
の後、ステップS10において1ポリゴンが終了したか
否かを判定し、終了していない場合は、ステップS4に
戻り、1ポリゴンが終了するまで、上記の処理を繰り返
す。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の3次元画像生成方法において、その1画面を生成す
る際の最初の処理(背景色の初期化およびz値の初期
化)は画面サイズの増加と比例して処理時間が増加する
という問題があった。また、ほとんどのポリゴンが重な
りを持たない場合でも、隠面消去処理のためのz値比較
を必ず行う必要があり、無駄な処理時間を必要とし、処
理時間の短縮化を妨げる原因となっていた。本発明は、
上記従来の問題点を解決するためになされたもので、ポ
リゴンの処理の高速化を図ることのできる3次元画像生
成方法を提供することを目的とする。
来の3次元画像生成方法において、その1画面を生成す
る際の最初の処理(背景色の初期化およびz値の初期
化)は画面サイズの増加と比例して処理時間が増加する
という問題があった。また、ほとんどのポリゴンが重な
りを持たない場合でも、隠面消去処理のためのz値比較
を必ず行う必要があり、無駄な処理時間を必要とし、処
理時間の短縮化を妨げる原因となっていた。本発明は、
上記従来の問題点を解決するためになされたもので、ポ
リゴンの処理の高速化を図ることのできる3次元画像生
成方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の3次元画像生成
方法は、3次元画像における全画素の奥行値の初期化を
行い、その後、奥行方向の各画素の奥行値の比較演算に
よって該奥行値を更新し、隠面消去を行う3次元画像生
成方法において、前記奥行値の初期化状態を示す制御ビ
ットを有し、前記各画素の奥行値の比較演算を行う場
合、前記制御ビットの値が、前記奥行値の初期化状態で
あった場合は、無条件で奥行値の更新を行うことを特徴
とするものである。
方法は、3次元画像における全画素の奥行値の初期化を
行い、その後、奥行方向の各画素の奥行値の比較演算に
よって該奥行値を更新し、隠面消去を行う3次元画像生
成方法において、前記奥行値の初期化状態を示す制御ビ
ットを有し、前記各画素の奥行値の比較演算を行う場
合、前記制御ビットの値が、前記奥行値の初期化状態で
あった場合は、無条件で奥行値の更新を行うことを特徴
とするものである。
【0010】
【作用】本発明の3次元画像生成方法においては、3次
元画像の隠面消去処理を行う場合、先ず、全画素の奥行
値の初期化を行う。ここで、奥行値の初期化は、実際の
奥行値を一定値にするのではなく、例えば1ビット等の
制御ビットの値を一定値とし、これによって、奥行値の
初期化状態とする。その後、奥行値の比較演算を行う場
合は、制御ビットの値を参照し、その値が奥行値の初期
化状態を示すものであった場合は、奥行値を読出すこと
なく、無条件で奥行値の更新を行う。従って、奥行値の
初期化が高速に行え、メモリデバイスの使用が少なくて
済むと共に、画像表示を高速に行うことができる。
元画像の隠面消去処理を行う場合、先ず、全画素の奥行
値の初期化を行う。ここで、奥行値の初期化は、実際の
奥行値を一定値にするのではなく、例えば1ビット等の
制御ビットの値を一定値とし、これによって、奥行値の
初期化状態とする。その後、奥行値の比較演算を行う場
合は、制御ビットの値を参照し、その値が奥行値の初期
化状態を示すものであった場合は、奥行値を読出すこと
なく、無条件で奥行値の更新を行う。従って、奥行値の
初期化が高速に行え、メモリデバイスの使用が少なくて
済むと共に、画像表示を高速に行うことができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図2は本発明の3次元画像生成方法を実施す
るための物体変換法のシステム構成を示すブロック図で
ある。図のシステムは、中央処理装置(CPU)11、
主記憶装置(MM)12、zフィールドメモリ13、r
フィールドメモリ14、gフィールドメモリ15、bフ
ィールドメモリ16、DA変換器(DAC)17、表示
装置(CRT:陰極線管)18、システムバス19およ
びzcフィールドメモリ20とからなる。ここで、従来
とのハードウェア上の相違点は、zc値(奥行値の初期
化状態を示す制御ビットの値)を格納するためのzcフ
ィールドメモリ20が備えられている点であり、これ以
外の構成は、従来の、中央処理装置1、主記憶装置2、
zフィールドメモリ3、rフィールドメモリ4、gフィ
ールドメモリ5、bフィールドメモリ6、DA変換器
7、表示装置8、システムバス9と同様であるため、そ
の説明は省略する。また、zcフィールドメモリ20は
ソフトウェア的な概念であって、独立したメモリあるい
は主記憶装置12の一部を用いて構成してもよい。
説明する。図2は本発明の3次元画像生成方法を実施す
るための物体変換法のシステム構成を示すブロック図で
ある。図のシステムは、中央処理装置(CPU)11、
主記憶装置(MM)12、zフィールドメモリ13、r
フィールドメモリ14、gフィールドメモリ15、bフ
ィールドメモリ16、DA変換器(DAC)17、表示
装置(CRT:陰極線管)18、システムバス19およ
びzcフィールドメモリ20とからなる。ここで、従来
とのハードウェア上の相違点は、zc値(奥行値の初期
化状態を示す制御ビットの値)を格納するためのzcフ
ィールドメモリ20が備えられている点であり、これ以
外の構成は、従来の、中央処理装置1、主記憶装置2、
zフィールドメモリ3、rフィールドメモリ4、gフィ
ールドメモリ5、bフィールドメモリ6、DA変換器
7、表示装置8、システムバス9と同様であるため、そ
の説明は省略する。また、zcフィールドメモリ20は
ソフトウェア的な概念であって、独立したメモリあるい
は主記憶装置12の一部を用いて構成してもよい。
【0012】図3に、ピクセルデータフォーマットを示
す。尚、図の(a)は、画像メモリバス幅が61ビット
の場合、(b)は、画像メモリ幅が32ビットの場合で
ある。図3に示したように、zc制御フィールドは、1
ビット設けられている。そして、このzc制御フィール
ドの値が、zcフィールドメモリ20に入力され、その
値によって、隠面処理等が行われる。
す。尚、図の(a)は、画像メモリバス幅が61ビット
の場合、(b)は、画像メモリ幅が32ビットの場合で
ある。図3に示したように、zc制御フィールドは、1
ビット設けられている。そして、このzc制御フィール
ドの値が、zcフィールドメモリ20に入力され、その
値によって、隠面処理等が行われる。
【0013】次に、本実施例による1ポリゴンの処理を
説明する。図1は、そのフローチャートである。図示し
たフローチャートは、従来の図8のフローチャートに対
応するもので、先ず、ステップS1において全画面の初
期化を行う。ここで、r,g,bの値は、従来通り背景
色にセットされるが、z値の初期化は行わず、制御ビッ
トフィールドのzc値を1または0で埋める。ここでは
初期化の場合、「1」で埋めると定義して説明する。次
いで、従来と同様に、ポリゴンの頂点データを座標変換
し(ステップS2)、更に、この頂点データをy座標の
大きい順に並べ、走査変換の準備をする(ステップS
3)。そして、頂点データより、ポリゴンの輪郭(エッ
ジ)データを生成すると共に、各データの補間のための
増分値を計算する(ステップS4)。その後、y座標の
大きい頂点よりエッジのペアを取出し、エッジのピクセ
ルデータを基にエッジ間のピクセルを補間し、ZNEW を
生成する(ステップS5)。
説明する。図1は、そのフローチャートである。図示し
たフローチャートは、従来の図8のフローチャートに対
応するもので、先ず、ステップS1において全画面の初
期化を行う。ここで、r,g,bの値は、従来通り背景
色にセットされるが、z値の初期化は行わず、制御ビッ
トフィールドのzc値を1または0で埋める。ここでは
初期化の場合、「1」で埋めると定義して説明する。次
いで、従来と同様に、ポリゴンの頂点データを座標変換
し(ステップS2)、更に、この頂点データをy座標の
大きい順に並べ、走査変換の準備をする(ステップS
3)。そして、頂点データより、ポリゴンの輪郭(エッ
ジ)データを生成すると共に、各データの補間のための
増分値を計算する(ステップS4)。その後、y座標の
大きい頂点よりエッジのペアを取出し、エッジのピクセ
ルデータを基にエッジ間のピクセルを補間し、ZNEW を
生成する(ステップS5)。
【0014】次いで、制御ビットフィールドのzc値を
判定する(ステップS6)。ここで、zc値が「1」、
即ちz値の初期化状態を示すものであった場合は、従来
とは異なり、z値を読出すことなく、無条件でピクセル
の色情報およびz値を更新すると共に、zc値を「0」
に書き換える(ステップS7)。また、ステップS6に
おいて、zc値が0であった場合は、従来と同様に、z
値(ZOLD )を読出し(ステップS8)、更に、生成さ
れたピクセルのz値(ZNEW )と読み出したピクセルの
z値(ZOLD )を比較し(ステップS9)、画像メモリ
上のピクセルが大きければ、生成されたピクセルの色情
報およびz値を更新する(ステップS10)。このステ
ップS10およびステップS7の後は、ペアのエッジ間
の処理が終了したか否かを判定し(ステップS11)、
終了していない場合、およびステップS9において、画
像メモリ上のピクセルが小さい場合は、ステップS5に
戻り、ピクセル補間処理を行う。その後、ステップS1
2において1ポリゴンが終了したか否かを判定し、終了
していない場合は、ステップS4に戻り、1ポリゴンが
終了するまで、上記の処理を繰り返す。
判定する(ステップS6)。ここで、zc値が「1」、
即ちz値の初期化状態を示すものであった場合は、従来
とは異なり、z値を読出すことなく、無条件でピクセル
の色情報およびz値を更新すると共に、zc値を「0」
に書き換える(ステップS7)。また、ステップS6に
おいて、zc値が0であった場合は、従来と同様に、z
値(ZOLD )を読出し(ステップS8)、更に、生成さ
れたピクセルのz値(ZNEW )と読み出したピクセルの
z値(ZOLD )を比較し(ステップS9)、画像メモリ
上のピクセルが大きければ、生成されたピクセルの色情
報およびz値を更新する(ステップS10)。このステ
ップS10およびステップS7の後は、ペアのエッジ間
の処理が終了したか否かを判定し(ステップS11)、
終了していない場合、およびステップS9において、画
像メモリ上のピクセルが小さい場合は、ステップS5に
戻り、ピクセル補間処理を行う。その後、ステップS1
2において1ポリゴンが終了したか否かを判定し、終了
していない場合は、ステップS4に戻り、1ポリゴンが
終了するまで、上記の処理を繰り返す。
【0015】次に、1ポリゴンの処理において、本方法
により高速化される部分について説明する。 初期化 初期化の内容は、上述したように、色情報の初期化(画
面全体を同一の色情報で塗りつぶす)と、z値を最大に
すること(色情報同様に、画面全体をzの最大値で埋め
る)である。ここで、色情報に関しては、従来と同様の
処理となるが、z値の初期化では、1ビットのzc制御
フィールドを1または0で埋めることでz値の初期化状
態としている。zフィールドをz値の最大値で埋める場
合は、各ピクセル毎にzフィールド(一般に16ビッ
ト)の該当アドレスへのz最大値の書き込みが必要であ
るのに対し、本実施例のように1ビットの制御フィール
ドは、1ビット1ピクセルでかつシステムバス幅分(3
2ビットまたは16ビット)が一度に書き込めることか
ら、書き込み回数が1/32(または1/16)とな
り、初期化を高速に行うことができる。
により高速化される部分について説明する。 初期化 初期化の内容は、上述したように、色情報の初期化(画
面全体を同一の色情報で塗りつぶす)と、z値を最大に
すること(色情報同様に、画面全体をzの最大値で埋め
る)である。ここで、色情報に関しては、従来と同様の
処理となるが、z値の初期化では、1ビットのzc制御
フィールドを1または0で埋めることでz値の初期化状
態としている。zフィールドをz値の最大値で埋める場
合は、各ピクセル毎にzフィールド(一般に16ビッ
ト)の該当アドレスへのz最大値の書き込みが必要であ
るのに対し、本実施例のように1ビットの制御フィール
ドは、1ビット1ピクセルでかつシステムバス幅分(3
2ビットまたは16ビット)が一度に書き込めることか
ら、書き込み回数が1/32(または1/16)とな
り、初期化を高速に行うことができる。
【0016】隠面処理の高速処理 走査変換により生成されたポリゴンを構成するピクセル
のアドレスで該当制御ビットを含む32ビット分の制御
ビットを読み出す。各制御ビットはz値が最大かどうか
を示しているので、該当ピクセルの制御ビットをチェッ
クしてz比較を行うかどうかを決定する。ここで、該当
制御ビットが1の場合は、上述したように、z値は初期
化されていると見なされるため、zフィールドのz値を
わざわざ読み出す必要はなく、強制的にピクセルデータ
(r,g,b,z値および制御ビットzc)を書き込
む。そして、ピクセルデータを書き込んだ後は、制御ビ
ットzcの値は0とする。一方、制御ビットが0の場合
は通常のz比較による隠面消去処理を行う。即ち、z値
は初期化後、書換えが行われているため、その書換え後
のz値と新たなz値の比較を行う。このように、ポリゴ
ンの走査変換時にx方向へ発生ピクセル数分zc制御ビ
ットフィールドのチェックが可能である点と、余分なz
値比較が削減される分、ポリゴンの処理を高速に行うこ
とができる。
のアドレスで該当制御ビットを含む32ビット分の制御
ビットを読み出す。各制御ビットはz値が最大かどうか
を示しているので、該当ピクセルの制御ビットをチェッ
クしてz比較を行うかどうかを決定する。ここで、該当
制御ビットが1の場合は、上述したように、z値は初期
化されていると見なされるため、zフィールドのz値を
わざわざ読み出す必要はなく、強制的にピクセルデータ
(r,g,b,z値および制御ビットzc)を書き込
む。そして、ピクセルデータを書き込んだ後は、制御ビ
ットzcの値は0とする。一方、制御ビットが0の場合
は通常のz比較による隠面消去処理を行う。即ち、z値
は初期化後、書換えが行われているため、その書換え後
のz値と新たなz値の比較を行う。このように、ポリゴ
ンの走査変換時にx方向へ発生ピクセル数分zc制御ビ
ットフィールドのチェックが可能である点と、余分なz
値比較が削減される分、ポリゴンの処理を高速に行うこ
とができる。
【0017】図4は、本発明の3次元画像生成方法に係
わる物体変換法のシステムをハードウェアで構成した場
合の実施例である。図のシステムは、中央処理装置(C
PU)21、主記憶装置(MM)22、zフィールドメ
モリ23、rフィールドメモリ24、gフィールドメモ
リ25、bフィールドメモリ26、DA変換器(DA
C)27、表示装置(CRT)28、システムバス2
9、zcフィールドメモリ30、先入れ先出しメモリ
(FIFO)31、メモリコントローラ(MC)32、
比較器(COMP)33、アドレスレジスタ(ADR)
{またはマルチプレクサ}34、画像メモリバス35と
からなる。即ち、ハードウェアで処理する部分は、各ピ
クセルデータに制御ビットの情報とアドレスを付加し、
そのデータを実行する部分である。また、zcフィール
ドメモリ30は、上記実施例と同様に主記憶装置22上
にとっても構わない。
わる物体変換法のシステムをハードウェアで構成した場
合の実施例である。図のシステムは、中央処理装置(C
PU)21、主記憶装置(MM)22、zフィールドメ
モリ23、rフィールドメモリ24、gフィールドメモ
リ25、bフィールドメモリ26、DA変換器(DA
C)27、表示装置(CRT)28、システムバス2
9、zcフィールドメモリ30、先入れ先出しメモリ
(FIFO)31、メモリコントローラ(MC)32、
比較器(COMP)33、アドレスレジスタ(ADR)
{またはマルチプレクサ}34、画像メモリバス35と
からなる。即ち、ハードウェアで処理する部分は、各ピ
クセルデータに制御ビットの情報とアドレスを付加し、
そのデータを実行する部分である。また、zcフィール
ドメモリ30は、上記実施例と同様に主記憶装置22上
にとっても構わない。
【0018】先入れ先出しメモリ31は、システムバス
29に接続され、その出力を画像メモリバス35に送出
するメモリである。メモリコントローラ32は、先入れ
先出しメモリ31にピクセルデータが有るか無いかを監
視し、ピクセルデータが有ると、その内容を画像メモリ
(r,g,bフィールドメモリ24、25、26)に読
み出す機能を有している。また、先入れ先出しメモリ3
1を介して入力されたzc制御ビットより該当メモリサ
イクルを開始させるよう制御を行う。
29に接続され、その出力を画像メモリバス35に送出
するメモリである。メモリコントローラ32は、先入れ
先出しメモリ31にピクセルデータが有るか無いかを監
視し、ピクセルデータが有ると、その内容を画像メモリ
(r,g,bフィールドメモリ24、25、26)に読
み出す機能を有している。また、先入れ先出しメモリ3
1を介して入力されたzc制御ビットより該当メモリサ
イクルを開始させるよう制御を行う。
【0019】図5に、メモリコントローラ32の端子構
成を示す。図において、zcは、画像メモリバス35か
らのzc制御フィールドの内容、比較結果は、比較器3
3からのZOLD とZNEW の比較結果、FIFOステイタ
スは、先入れ先出しメモリ31中のデータの有無、クロ
ックはクロック信号がそれぞれ入力される。また、アド
レスセレクトは画像メモリの行と列のアドレス選択制御
用信号出力、リードFIFOは、先入れ先出しメモリ3
1の読出し制御用信号出力、RASは画像メモリの列ア
ドレスストローブ信号出力、CASは画像メモリの行ア
ドレスストローブ信号、OEは画像メモリのアウトプッ
トイネーブル信号出力、WEは画像メモリのライトイネ
ーブル信号出力である。
成を示す。図において、zcは、画像メモリバス35か
らのzc制御フィールドの内容、比較結果は、比較器3
3からのZOLD とZNEW の比較結果、FIFOステイタ
スは、先入れ先出しメモリ31中のデータの有無、クロ
ックはクロック信号がそれぞれ入力される。また、アド
レスセレクトは画像メモリの行と列のアドレス選択制御
用信号出力、リードFIFOは、先入れ先出しメモリ3
1の読出し制御用信号出力、RASは画像メモリの列ア
ドレスストローブ信号出力、CASは画像メモリの行ア
ドレスストローブ信号、OEは画像メモリのアウトプッ
トイネーブル信号出力、WEは画像メモリのライトイネ
ーブル信号出力である。
【0020】また、図6に、比較器33のブロック図を
示す。即ち、比較部331には、画像メモリバス35か
らのZNEW と、zフィールドメモリ23からのZOLD が
入力され、比較結果が1ビットで出力されるよう構成さ
れている。また、画像メモリバス35からzフィールド
メモリ23との間には双方向バッファ332が設けられ
ている。尚、図4において、アドレスレジスタ34は、
zフィールドメモリ23のアドレスを指定するレジスタ
であり、その他の構成は、従来および上記実施例と同様
であるため、詳細な説明は省略する。
示す。即ち、比較部331には、画像メモリバス35か
らのZNEW と、zフィールドメモリ23からのZOLD が
入力され、比較結果が1ビットで出力されるよう構成さ
れている。また、画像メモリバス35からzフィールド
メモリ23との間には双方向バッファ332が設けられ
ている。尚、図4において、アドレスレジスタ34は、
zフィールドメモリ23のアドレスを指定するレジスタ
であり、その他の構成は、従来および上記実施例と同様
であるため、詳細な説明は省略する。
【0021】このように構成されたシステムは、先ず、
走査変換で生成されたピクセルデータに、該当する制御
ビットの内容(1か0)を付加し、ピクセルデータを生
成する。尚、この時のピクセルデータのフォーマットは
図3に示した通りである。中央処理装置21で生成され
たピクセルデータは、先入れ先出しメモリ31に順次出
力される。メモリコントローラ32は、先入れ先出しメ
モリ31にピクセルデータが有るか無いかを監視してお
り、ピクセルデータが有る場合は、その内容を画像メモ
リバス上に読み出す。制御ビットは、メモリコントロー
ラ32に入力され、強制書き込みか、z比較付きの書き
込みかを判断し、その判断結果に基づいたメモリサイク
ルを開始する。強制書き込みの場合は、上述したよう
に、画像メモリバス35上のアドレス位置にr,g,
b,zの各値を書き込む。
走査変換で生成されたピクセルデータに、該当する制御
ビットの内容(1か0)を付加し、ピクセルデータを生
成する。尚、この時のピクセルデータのフォーマットは
図3に示した通りである。中央処理装置21で生成され
たピクセルデータは、先入れ先出しメモリ31に順次出
力される。メモリコントローラ32は、先入れ先出しメ
モリ31にピクセルデータが有るか無いかを監視してお
り、ピクセルデータが有る場合は、その内容を画像メモ
リバス上に読み出す。制御ビットは、メモリコントロー
ラ32に入力され、強制書き込みか、z比較付きの書き
込みかを判断し、その判断結果に基づいたメモリサイク
ルを開始する。強制書き込みの場合は、上述したよう
に、画像メモリバス35上のアドレス位置にr,g,
b,zの各値を書き込む。
【0022】また、z比較付き書き込みサイクルでは、
先ず、zフィールドに有るz値の内容を読出し、比較器
33で画像メモリバス35上のz値と比較し、その結果
の大小関係(1ビット)をピクセルの更新条件としてメ
モリコントローラ32に渡す。メモリコントローラ32
は、そのビットが1(更新)の場合、強制書き込み同様
r,g,b,zの各値を書き込む。一方、0の場合は、
メモリサイクルを終了させ、次のピクセルデータを待
つ。以上の処理を繰り返すことにより、1ポリゴンの処
理を行う。また、システムバス29と画像メモリ間にあ
る先入れ先出しメモリ31を無くし、中央処理装置21
のメモリ空間に、ピクセルデータのレジスタをマッピン
グすることでも同様に処理を行うことができる。
先ず、zフィールドに有るz値の内容を読出し、比較器
33で画像メモリバス35上のz値と比較し、その結果
の大小関係(1ビット)をピクセルの更新条件としてメ
モリコントローラ32に渡す。メモリコントローラ32
は、そのビットが1(更新)の場合、強制書き込み同様
r,g,b,zの各値を書き込む。一方、0の場合は、
メモリサイクルを終了させ、次のピクセルデータを待
つ。以上の処理を繰り返すことにより、1ポリゴンの処
理を行う。また、システムバス29と画像メモリ間にあ
る先入れ先出しメモリ31を無くし、中央処理装置21
のメモリ空間に、ピクセルデータのレジスタをマッピン
グすることでも同様に処理を行うことができる。
【0023】尚、上記実施例では、z値の初期化とし
て、z値を最大とし、これを手前方向に更新するように
したが、これとは逆に、z値を最小とし、z値を奥側方
向に更新するようにした場合でも、上記実施例と同様の
効果を奏することができる。
て、z値を最大とし、これを手前方向に更新するように
したが、これとは逆に、z値を最小とし、z値を奥側方
向に更新するようにした場合でも、上記実施例と同様の
効果を奏することができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の3次元画
像生成方法によれば、各画素の奥行値の初期化状態を示
す制御ビットフィールドを設け、この制御ビットフィー
ルドの値が、初期化状態であった場合は、奥行値の更新
を無条件で行うよう構成したので、奥行値の初期化が、
実際の奥行値を初期化することなく、制御ビットフィー
ルドの値を初期化するだけで済むため、高価なメモリデ
バイスの使用が少なくて済むと共に、初期化処理を高速
に行うことができる。また、奥行値の比較演算が少なく
て済むと共に、走査変換等も高速に処理できることから
描画の高速化を図ることができる。
像生成方法によれば、各画素の奥行値の初期化状態を示
す制御ビットフィールドを設け、この制御ビットフィー
ルドの値が、初期化状態であった場合は、奥行値の更新
を無条件で行うよう構成したので、奥行値の初期化が、
実際の奥行値を初期化することなく、制御ビットフィー
ルドの値を初期化するだけで済むため、高価なメモリデ
バイスの使用が少なくて済むと共に、初期化処理を高速
に行うことができる。また、奥行値の比較演算が少なく
て済むと共に、走査変換等も高速に処理できることから
描画の高速化を図ることができる。
【図1】本発明の3次元画像生成方法のフローチャート
である。
である。
【図2】本発明の3次元画像生成方法における第1実施
例のシステム構成図である。
例のシステム構成図である。
【図3】ピクセルデータフォーマットの説明図である。
【図4】本発明の3次元画像生成方法における第2実施
例のシステム構成図である。
例のシステム構成図である。
【図5】第2実施例におけるメモリコントローラの端子
構成図である。
構成図である。
【図6】第2実施例における比較器の構成図である。
【図7】従来の方法に係わるシステム構成図である。
【図8】従来の3次元画像生成方法のフローチャートで
ある。
ある。
11,21 中央処理装置(CPU) 13,23 zフィールドメモリ 20,30 zcフィールドメモリ 33 比較器
Claims (1)
- 【請求項1】 3次元画像における全画素の奥行値の初
期化を行い、その後、奥行方向の各画素の奥行値の比較
演算によって該奥行値を更新し、隠面消去を行う3次元
画像生成方法において、 前記奥行値の初期化状態を示す制御ビットを有し、 前記各画素の奥行値の比較演算を行う場合、前記制御ビ
ットの値が、前記奥行値の初期化状態であった場合は、
無条件で奥行値の更新を行うことを特徴とする3次元画
像生成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3317519A JPH05128273A (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | 3次元画像生成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3317519A JPH05128273A (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | 3次元画像生成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05128273A true JPH05128273A (ja) | 1993-05-25 |
Family
ID=18089147
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3317519A Pending JPH05128273A (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | 3次元画像生成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05128273A (ja) |
-
1991
- 1991-11-05 JP JP3317519A patent/JPH05128273A/ja active Pending
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