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JPH05156661A - フロントローダ及びこの装着方法 - Google Patents

フロントローダ及びこの装着方法

Info

Publication number
JPH05156661A
JPH05156661A JP32613391A JP32613391A JPH05156661A JP H05156661 A JPH05156661 A JP H05156661A JP 32613391 A JP32613391 A JP 32613391A JP 32613391 A JP32613391 A JP 32613391A JP H05156661 A JPH05156661 A JP H05156661A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mast
brace
fulcrum pin
boom
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32613391A
Other languages
English (en)
Inventor
Kentaro Nakamura
中村  健太郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP32613391A priority Critical patent/JPH05156661A/ja
Publication of JPH05156661A publication Critical patent/JPH05156661A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブレイスの耐久性を向上し、スタンドを使用
せずにローダを脱着し得る。 【構成】 開示のフロントローダは、左右一対のブレイ
ス16の車体先端下部との連結部における車体10側に脱着
時の支点ピン18を左右方向外方に突出して設け、左右一
対のブレイス16の先端部に、前記支点ピン18が嵌合する
嵌合部26を設け、ブレイス16の基端部に、前記支点ピン
18の離脱部27を設け、更に、前記支点ピン18を相対摺動
して案内する案内部28を前記嵌合部26と離脱部27とにわ
たってブレイス16の長手方向に備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フロントローダ及びこ
の装着方法に関する。
【0002】
【従来の技術】土砂、堆肥等の積降し運搬等を行なうフ
ロントローダは、作業具の突込みと昇降を繰返すため、
そのローダ作業時の負荷を左右一対のブレイスにより車
両の前後に分散させて負荷の軽減を図っている。一方、
ローダの装着方法としては、特公平2−60810〜6
0811号公報の技術がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述公報を含む従来の
技術は、ブレイスは平板状とされており、マストと車体
先端下部に剛結されていたため、ローダ作業時の負荷を
受けたとき、該ブレイスが撓み、耐久性の点で問題があ
った。また、ローダの装着においては、該ローダを安置
するために、スタンド部材を別途用意するか左右マスト
を連結している連結杆を取外してこれをスタンド代用品
として利用する等しており、装着作業が面倒であった。
【0004】そこで本発明は、ブレイスはこれをローダ
に装着したままで、ブームシリンダを利用して脱着可能
としたフロントローダとこの装着方法を提供するのが目
的である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、作業具7 を有
するブーム5 を左右一対のマスト3 に上下動自在に備
え、該マスト3 とブーム5 とにブーム5 を上下動にする
ブームシリンダ8 を連結しているとともに、前記マスト
3 と車体先端下部とを連結した前傾状の左右一対のブレ
イス16を備え、前記左右一対のマスト3 を着脱自在に固
定するマスト取付台14を車体10の左右両側に備えている
フロントローダにおいて、前述の目的を達成するために
次の技術的手段を講じている。
【0006】すなわち、請求項1に係る本発明のフロン
トローダは、左右一対のブレイス16の車体先端下部との
連結部における車体10側に脱着時の支点ピン18を左右方
向外方に突出して設け、左右一対のブレイス16の先端部
に、前記支点ピン18が嵌合する嵌合部26を設け、ブレイ
ス16の基端部に、前記支点ピン18の離脱部27を設け、更
に、前記支点ピン18を相対摺動して案内する案内部28を
前記嵌合部26と離脱部27とにわたってブレイス16の長手
方向に備えていることを特徴とするものである。
【0007】また、請求項2に係る本発明のフロントロ
ーダ装着方法は、離脱においては、作業具7 を接地して
マスト3 とマスト取付台14との連結を解除した後ブーム
シリンダ8 を伸長することでマスト3 をマスト取付台14
より浮上させ、その後、ブームシリンダ8 を伸長するこ
とで支点ピン18を案内部28に相対摺動させつつブレイス
16の先端部を作業具7 の後方にて接地してローダ1 を安
置させ、その後、支点ピン18を離脱部27より離反すべく
車両2 を後退し、一方、装着においては、作業具7 とブ
レイス16の先端部とで安置しているローダ1 に対して車
両2 を進出して支点ピン18を離脱部27を介して案内部28
に係合させ、その後、ブームシリンダ8 を縮小すること
で支点ピン18と案内部28の相対摺動を介してブレイス16
を持上げ、支点ピン18を嵌合部26に係合した状態でマス
ト3 をマスト取付台14に固定することを特徴とするもの
である。
【0008】
【作用】本発明のフロントローダを用いてローダ作業を
実施するとき、ローダ作業時の負荷はブレイス16を介し
て車体10の前後で分散して受けもつ。ブレイス16は、支
点ピン18の案内部28を有することから、該案内部28によ
ってブレイス16の断面係数は大きくなる。
【0009】一方、ローダ1 と車両2 との装着は、ブー
ムシリンダ8 の伸縮で行なわれるが、このとき、支点ピ
ン18をブレイス16の案内部28上で相対摺動して行ない、
スタンド又は代用品は使用しない。
【0010】
【実施例】以下、図を参照して本発明の実施例を説明す
る。ローダ1 と車両2 とを分離した状態を示す図1およ
び装着状態を示す図2において、ローダ1 は左右一対の
マスト3 と、このマスト3 の上部にピン4 等で回動自在
に基端が連結されている左右一対のブーム5 と、該ブー
ム5 の先端側間にピン6 で回動自在に連結した図ではバ
ケットで示す作業具7 と、マスト3 の下部とブーム長手
方向中途に連結されているブーム5 をピン4 を支点に上
下動自在にする油圧によるブームシリンダ8 と、作業具
シリンダ9 等を備えて成る。
【0011】車両2 は、車体10の前後に設けた前輪11と
後輪12を有する図では2軸4車輪形のトラクタであり、
車体10の前後方向中間部でかつ乗降口13の前側には左右
一対のマスト取付台14が車体両側に立設され、対の取付
台14の下部は車体10に取付けられている横架部材15によ
って互いに連結されている。更に、マスト取付台14の上
部と車体先端下部とは前傾状の左右ブレイス16によって
連結されていて、ローダ作業時の引張、圧縮等の負荷は
該ブレイス16によって車体10の前後で分散支持するよう
にされている。
【0012】すなわち、左右ブレイス16の基端はマスト
3 の上部に固着されており、先端は、車体10の前部に固
着したブラケット17に、左右方向外方に突出して設けた
支点ピン18に係合してなり、該支点ピン18の突出端は所
謂小判形状とされている。ブレイス16は、エンジン等を
覆っているボンネット19の左右両側に配置されていて、
該ブレイス16とボンネット19の立側面間にブーム5 が配
置されており、前記マスト3 を対応するマスト取付台14
の上部に形成した凹部14A にマスト下部を嵌合して両者
に設けた図外のボルト挿通孔にボルトを挿通することで
ローダと車両は着脱自在であり、ボルト挿通孔、ボルト
等は固定手段20となる。
【0013】なお、マスト3 と取付台14との固定手段20
は、既述公報で開示のテーパ嵌合等による固定手段を初
め任意である。車両2 は、操縦ハンドル21、座席22等に
よる運転装置を備えているとともに、日除け乃至ロプス
23を備え、操縦ハンドル21の近傍には制御レバー24を有
する油圧制御部25を備え、この制御部25とシリンダ8,9
はカプラー等を有する配管部材で接続されている。
【0014】更に、左右ブレイス16はその先端に支点ピ
ン18が嵌合する嵌合部26を備え、基端には支点ピン18を
離脱する離脱部27を備え、両者26,27 はブレイス長手方
向に形成したガイド(案内)部28によって連結されてい
る。なお、案内部28は支点ピン18の上下を案内する溝形
状であってもよいが、図7で示す如く下方開口部28A と
されたものでもよい。
【0015】次に、ローダ1 と車両2 との装着方法につ
いて説明する。まず、ローダ1 と車両2 との離脱は、図
1に示す如く作業具7 を接地した状態で固定手段20を解
除し、その後、ブームシリンダ8 を伸長するとマスト3
がマスト取付台14より浮上される(図2参照)。さら
に、ブームシリンダ8 を伸長すると、図3で示す如く支
点ピン18と嵌合部26は相対移動し、支点ピン18の上下扁
平部18A が案内部28に嵌合する姿勢となり、ローダ1 は
その後部の重量によって図4で示す如く支点ピン18に支
持されながら降下し、ついには図5で示す如く支点ピン
18が離脱部27に対応するとブレイス16の先端は作業具7
の後方にて接地し、ここに、ローダ1 は作業具7 とブレ
イス16で安置される。
【0016】そこで、配管部材等を切離してから、車両
2 を後退させると、図6で示す如く両者1,2 は離脱され
る。次に、装着については、図6に示す体勢から車両2
を進出させ、支点ピン18を離脱部27を介して案内部28に
係合させ、車両2 を少こし前進するとブレイス16の先端
が浮上される。次いで、ブームシリンダ8 を縮小する
と、案内部28上を支点ピン18が摺動するのでローダ1 の
マスト3 側が持上げられ、嵌合部26に枢支ピン18が相対
すると、ローダ1 のマスト3 はピン18を支点に降下し、
マスト3 の下部を取付台14の凹部14A に嵌合させた後、
固定手段20で固定する。
【0017】なお、図9及び図10は、作業具シリンダ
9 の取付ブラケット9Aを、ブーム5の屈折部に連結した
連結ブラケット9Bを利用して枢支したものであり、ブラ
ケット9Aの上部を上拡状に形成して、シリンダ9 を嵌合
してピン9Cで枢支し、ここに、シリンダ9 のフライス加
工等を省略できる。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上の通りであり、ローダの脱
着に際して別途スタンドを必要としないので脱着が簡単
にできる。また、ブレイスの断面係数が大となってロー
ダ作業時の負荷に充分耐えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】離脱開始(装着完了)時の全体側面図と拡大図
である。
【図2】離脱中途時の全体側面図である。
【図3】離脱途中時の全体側面図と拡大図である。
【図4】離脱途中時の全体側面図である。
【図5】離脱途中時の全体側面図と拡大図である。
【図6】離脱終了時の全体側面図である。
【図7】第2実施例の要部拡大図である。
【図8】同じく要部平面図である。
【図9】シリンダ取付部の拡大図である。
【図10】図9のA−A断面図である。
【符号の説明】
1 ローダ 2 車両 3 マスト 5 ブーム 7 作業具 8 ブームシリンダ 14 マスト取付台 16 ブレイス 18 支点ピン 26 嵌合部 27 離脱部 28 案内部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業具(7) を有するブーム(5) を左右一
    対のマスト(3) に上下動自在に備え、該マスト(3) とブ
    ーム(5)とにブーム(5) を上下動にするブームシリンダ
    (8) を連結しているとともに、前記マスト(3) と車体先
    端下部とを連結した前傾状の左右一対のブレイス(16)を
    備え、前記左右一対のマスト(3) を着脱自在に固定する
    マスト取付台(14)を車体(10)の左右両側に備えているフ
    ロントローダにおいて、 左右一対のブレイス(16)の車体先端下部との連結部にお
    ける車体(10)側に脱着時の支点ピン(18)を左右方向外方
    に突出して設け、左右一対のブレイス(16)の先端部に、
    前記支点ピン(18)が嵌合する嵌合部(26)を設け、ブレイ
    ス(16)の基端部に、前記支点ピン(18)の離脱部(27)を設
    け、更に、前記支点ピン(18)を相対摺動して案内する案
    内部(28)を前記嵌合部(26)と離脱部(27)とにわたってブ
    レイス(16)の長手方向に備えていることを特徴とするフ
    ロントローダ。
  2. 【請求項2】 作業具(7) を有するブーム(5) を左右一
    対のマスト(3) に上下動自在に備え、該マスト(3) とブ
    ーム(5)とにブーム(5) を上下動にするブームシリンダ
    (8) を連結しているとともに、前記マスト(3) と車体先
    端下部とを連結した前傾状の左右一対のブレイス(16)を
    備え、前記左右一対のマスト(3) を着脱自在に固定する
    マスト取付台(14)を車体(10)の左右両側に備えているフ
    ロントローダの装着方法において、 離脱においては、作業具(7) を接地してマスト(3) とマ
    スト取付台(14)との連結を解除した後ブームシリンダ
    (8) を伸長することでマスト(3) をマスト取付台(14)よ
    り浮上させ、その後、ブームシリンダ(8) を伸長するこ
    とで支点ピン(18)を案内部(28)に相対摺動させつつブレ
    イス(16)の先端部を作業具(7) の後方にて接地してロー
    ダ(1) を安置させ、その後、支点ピン(18)を離脱部(27)
    より離反すべく車両(2) を後退し、 一方、装着においては、作業具(7) とブレイス(16)の先
    端部とで安置しているローダ(1) に対して車両(2) を進
    出して支点ピン(18)を離脱部(27)を介して案内部(28)に
    係合させ、その後、ブームシリンダ(8) を縮小すること
    で支点ピン(18)と案内部(28)の相対摺動を介してブレイ
    ス(16)を持上げ、支点ピン(18)を嵌合部(26)に係合した
    状態でマスト(3) をマスト取付台(14)に固定することを
    特徴とするフロントローダの装着方法。
JP32613391A 1991-12-10 1991-12-10 フロントローダ及びこの装着方法 Pending JPH05156661A (ja)

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