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JPH05196335A - 冷蔵温度制御システム - Google Patents

冷蔵温度制御システム

Info

Publication number
JPH05196335A
JPH05196335A JP516392A JP516392A JPH05196335A JP H05196335 A JPH05196335 A JP H05196335A JP 516392 A JP516392 A JP 516392A JP 516392 A JP516392 A JP 516392A JP H05196335 A JPH05196335 A JP H05196335A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
parameter
sensor
mode
refrigeration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP516392A
Other languages
English (en)
Inventor
Greg Truckenbrod
トラッケンブロード グレッグ
Paul C Wacker
シー ウェッカー ポール
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honeywell Inc
Thermo King Corp
Original Assignee
Honeywell Inc
Thermo King Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honeywell Inc, Thermo King Corp filed Critical Honeywell Inc
Publication of JPH05196335A publication Critical patent/JPH05196335A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D29/00Arrangement or mounting of control or safety devices
    • F25D29/003Arrangement or mounting of control or safety devices for movable devices
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D23/00Control of temperature
    • G05D23/19Control of temperature characterised by the use of electric means
    • G05D23/1927Control of temperature characterised by the use of electric means using a plurality of sensors
    • G05D23/193Control of temperature characterised by the use of electric means using a plurality of sensors sensing the temperaure in different places in thermal relationship with one or more spaces
    • G05D23/1935Control of temperature characterised by the use of electric means using a plurality of sensors sensing the temperaure in different places in thermal relationship with one or more spaces using sequential control

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Control Of Temperature (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 多数のセンサを有する冷蔵温度制御システム
であって、これらセンサの出力の相互関係に基づいて一
度に1つのセンサを用いて冷却/加熱を制御するシステ
ムを提供する。 【構成】 冷蔵トラックの荷物コンパートメントのよう
な冷蔵スペース内の温度を長時間制御する装置及び方法
が提供される。放出空気及び返送空気の両方を監視する
センサが使用される。制御アルゴリズムは多数のセンサ
を使用して、冷却又は加熱空気を供給できる冷蔵ユニッ
トのモードを制御する。これにより、冷蔵スペース内の
温度は目標温度に対して狭い範囲内に維持される。目標
温度は、荷物に対して最大の安全性を与えるように選択
される。目標温度が高過ぎると、荷物は不必要に損傷に
曝される。又、目標温度が低過ぎると、荷物は冷凍化に
よる損傷の危険に曝される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に、冷蔵スペース
内の温度を制御するシステムに係り、より詳細には、多
数のセンサを用いた冷蔵温度制御システムに係る。
【0002】
【従来の技術】食料品のような腐敗し易い物質を保管又
は搬送するのに使用されるスペースでは、その温度を制
御することが知られている。このようなスペース内の温
度を制御する場合に、最も困難なのは、そのスペースが
例えば冷蔵トラックで腐敗し易い物質を搬送するのに使
用されるときである。
【0003】その困難の多くは、1日のうちの時刻や、
地理的な位置や、天候条件に応じて周囲温度が大巾に変
化することにより熱負荷が変化するために生じる。冷蔵
スペース内の温度があまりに高くなり過ぎると、荷物が
高い損傷の危険に曝される。一方、冷蔵スペース内の温
度が低くなり過ぎると、荷物の一部分が冷凍によって破
壊されることがある。
【0004】米国特許第4,715,190号には、基
本的な温度制御システムが開示されている。又、参考と
してここに取り上げるトラッケンブロッド氏等の米国特
許第4,663,725号には、更に進んだマイクロプ
ロセッサをベースとする温度制御システムが開示されて
いる。このトラッケンブロッド氏等のシステムは空気の
返送及び放出用に温度センサを使用している。欠陥復帰
アルゴリズムにより、システムはこれらセンサ間の切り
換えを行うことができる。又、ジンスマイヤ氏の米国特
許第4,589,060号には、マイクロプロセッサを
ベースとする温度制御システムが開示されている。
【0005】更に、ロウズ氏の米国特許第4,742,
689号及び第4,934,155号には、冷蔵プロセ
スを制御する技術が開示されている。これらの特許に
は、コンプレッサの高温ガスのバイパスを使用すること
によって温度を制御してコンプレッサの速度をより一定
に維持しようとする試みが述べられている。
【0006】又、参考としてここに取り上げるガスタフ
ソン氏等の米国特許第4,918,932号には、温度
制御のための非常に精巧なシステムが教示されている。
このシステムは、放出センサ及び返送センサの出力の積
分平均を使用して冷蔵装置を制御するものである。
【0007】
【発明の構成】本発明は、多数のセンサを有する冷蔵温
度制御システムであって、これら多数のセンサの出力の
相互関係に基づいて一度に1つのセンサを用いて冷却/
加熱装置を制御するようなシステムを提供することによ
り、公知の欠点を解消するものである。このように、制
御システムは、周囲温度や、冷蔵スペース内の温度ヒス
テリシスや、冷蔵容量のような可変の条件に、冷蔵需要
に基づいて、適応できるようになる。
【0008】本発明の好ましい態様では、冷却又は加熱
された空気を供給することのできる冷蔵システムが使用
される。本発明を限定するものではないが、例えば、放
出及び返送空気の温度を監視するのにセンサが使用され
る。プルダウンモードの終わりに最初のセンサが選択さ
れる。冷蔵システムを制御するセンサは、返送温度が設
定点より低くなるか又は放出温度がフロア温度より低く
なることによって切り換えられる。
【0009】冷蔵システムの冷却/加熱モードは、種々
のセンサ出力に応答して切り換えられる。それにより、
制御システムは、冷蔵スペース内の温度を、所望の運転
温度のまわりの狭い裕度内に維持する。
【0010】
【実施例】本発明の他の目的及び本発明の付随的な効果
は、同様の部分を全体にわたって同じ参照番号で示した
添付図面を参照とした以下の詳細な説明より容易に理解
されよう。
【0011】図1は、本発明による冷蔵システム10の
概略図である。本発明を限定するものではないが、好ま
しい態様において、冷蔵システム10は、冷蔵トラック
(図示せず)に組み込まれるものとする。スターボード
壁15及びポート壁21は、冷蔵スペース92を取り巻
いて部分的に示されている。図示の冷蔵要素に機械的に
アクセスするために冷蔵スペースの前壁には穴12が配
置されている。説明の便宜上、冷蔵スペース92内にデ
ジタル制御システム76が示されている。実際の運転に
おいては、デジタル制御システム76は、冷蔵スペース
92の外部に配置される。
【0012】ハウジング13は、冷蔵スペース92の外
部に収容される冷蔵システムの要素を取り囲む。コンプ
レッサ14を作動する機械運動のソースである原動機1
1がハウジング内に含まれる。この原動機11は多数の
技術を用いてもよいが、好ましくは、ジーゼルエンジン
か電動機かのいずれかである。原動機11の速度は、以
下で詳細に述べるように、ケーブル75及びインターフ
ェイス98を介してデジタル制御システム76によって
制御される。
【0013】コンプレッサ14の動作により3方弁18
を経て供給がなされる凝縮コイル24は、ハウジング1
3に示された開口を介して環境と熱交換を行うように働
く。この熱交換は、冷却モードにおいては過剰な熱を放
出し、又は加熱モードにおいては熱を捕獲する。貯留器
26は、過剰な液体冷媒を収集し、必要に応じてそれを
チューブ32及び出口バルブ28を経て放出する。チュ
ーブ32は乾燥機19を含んでいる。バルブ20及び5
2は、コンプレッサ41への入力及びそこからの出力を
行うものである。貯留器44は図示されたように吸入ラ
インに配置されている。
【0014】冷蔵スペース92からの返送空気は、通気
口90及びハウジングの底にある対応する通気口(図示
せず)を介して蒸発コイルハウジングへ入る。蒸発コイ
ル42及び58は、放出ポート93へ向かう途中の返送
空気を冷却又は加熱する。温度センサ91は返送空気の
温度を監視し、そして温度センサ94は放出空気の温度
を監視する。熱交換器30は、蒸発コイル42及び58
を吸引ラインへ接続する。変調(調整)バルブ54は、
ケーブル79を介して接続されたデジタル制御システム
76に応答して吸引ラインの流れを制御する。変調バル
ブ54の制御により運転中の冷蔵システムの容量を調整
することができる。
【0015】デジタル制御システム76は、以下で詳細
に述べるようにファームウェア/ソフトウェアによって
作動されるマイクロプロセッサコントローラである。中
央処理ユニット77は制御ファームウェア/ソフトウェ
アを動作させる。リードオンリメモリ80は、ファーム
ウェア/ソフトウェア及び種々の定数を記憶するのに適
したものである。ランダムアクセスメモリ82は、変数
の記憶と、入力及び出力のバッファ動作とに使用され
る。出力ポート86は、原動機11を制御するためにケ
ーブル75を経てインターフェイス98に接続され、ケ
ーブル73を経て加熱/冷却3方弁18を制御する加熱
/冷却パイロットソレノイドに接続され、ケーブル67
を経て高温ガスバイパスバルブに接続され、そしてケー
ブル79を経て変調バルブ54に接続される。入力ポー
ト84は、ケーブル69を経て返送空気温度センサ91
に接続されると共に、ケーブル71を経て放出空気温度
センサ94に接続される。
【0016】図2は、本発明の好ましい実施例によるプ
ルダウンモードの動作を示すフローチャートである。プ
ルダウンモードにはエレメント100で入る。エレメン
ト102では、冷蔵システム10の高冷却モードが始め
られる(図1も参照)。プルダウンモードにおいては、
冷蔵システム10は、変調バルブ54が完全に開いた状
態で最大冷却容量の運転を行う。
【0017】エレメント104では、放出空気温度セン
サ94によって放出空気の温度が読み取られる。放出空
気の温度が設定点より10度以上低い場合には、エレメ
ント106において制御がエレメント108に移され、
冷蔵システム10の高冷却モードを終わらせて低冷却モ
ードを開始させる。低冷却モードにおいては、変調バル
ブ54を用いて冷却容量が制御される。エレメント11
0では、放出モニタがセットされ、その後に、エレメン
ト112においてプルダウンモードが終わりとなる。こ
れは、放出空気温度センサの読みによってプルダウンモ
ードが終了したことを指示する。このような指示は、冷
蔵システム10の容量を、特定の荷物、冷蔵スペースの
容積、周囲条件、等の熱負荷に暗に関係付けるものであ
る。
【0018】エレメント106ないし112による放出
空気温度センサの読みによってプルダウンモードが終了
しない場合には、測定した放出空気の温度が設定点マイ
ナス10度よりも高いためである。制御はエレメント1
14へ移され、返送空気温度センサ91の出力が読み取
られる。返送空気の温度が設定点プラス1より低い場合
には、エレメント116から制御がエレメント118に
移り、高冷却モードが終了して低冷却モードが開始され
る。戻りモニタを設定することにより、エレメント12
0では、戻り空気温度センサの読みによってプルダウン
モードが終了したことが指示される。この場合は、エレ
メント122によって終了する。
【0019】通常の終了条件によってプルダウンモード
が終了しない場合には、エレメント124により放出空
気の温度がフロア温度よりも低いかどうか決定される。
もしそうでなければ、制御がエレメント104へ復帰さ
れ、プルダウンモード終了条件の各々が再び探索され
る。
【0020】エレメント124により放出温度がフロア
温度よりも低いと決定された場合には、エレメント12
6において、放出温度とフロア温度との差に時間が掛け
られる。エレメント128において積分が行われる。エ
レメント130では、積分された和が150度マイナス
より高いかどうか決定される。もしそうでなければ、制
御がエレメント104へ復帰し、3つの終了条件の各々
が再び考慮される。
【0021】エレメント130により、積分和が150
度マイナスより大きいことが決定されると、安全手段と
してプルダウンモードが終了される。エレメント132
では高冷却モードが終わりとなり、低冷却モードが開始
される。エレメント134では放出モニタがセットされ
そしてエレメント136を経て終了となる。
【0022】図3ないし7は、本発明の好ましい実施例
による冷蔵制御システムの動作を示すフローチャートで
ある。プロセスはエレメント140で始まる。プルダウ
ンはエレメント142で行われる。本発明を限定するも
のではないが、好ましい実施例では、プルダウンが図2
のフローチャートに従って行われる。
【0023】プルダウンに続いて、エレメント146で
放出空気温度センサ94(図1も参照)が読み取られ
る。同様に、エレメント148では戻り空気温度センサ
91が読み取られる。エレメント150では、システム
が放出モードにあるかどうか決定される。システムがプ
ルダウンを丁度終了した場合には、図2のエレメント1
10によって放出モードが開始されている。又、以下で
詳細に述べるように、エレメント164によっても放出
モードがセットされる。いずれの場合にも、放出モード
は、放出空気温度センサ94が主たる制御センサとなる
ことを意味している。このモードは、以下で述べるよう
にモード切り換えが行われるまで続けられる。
【0024】放出モードにおいては、エレメント152
により、戻り空気温度センサ91によって測定した戻り
空気の温度が設定点よりも低いかどうか決定される。も
しそうであれば、制御はエレメント158へ達し、シス
テムを戻りモードに変える。戻り空気の温度が設定点以
上であれば、熱交換システムが加熱モードにあることが
エレメント154により決定された場合に、エレメント
158によって戻りモードがセットされる。これは、冷
蔵スペース92から熱が除去されるのではなくて加えら
れることを意味する。
【0025】エレメント156では、比例エラー(P)
が、放出空気の温度からフロア温度の値を引いたものに
等しくなるようにセットされる。もし加熱モードにない
場合には、戻り空気の温度は設定点以上であり、システ
ムは放出モードにある。以下に述べるように、Pの値を
用いて、変調バルブ54が制御される。
【0026】エレメント160により戻りモードが決定
された場合には、主たる制御素子が戻り空気温度センサ
91となる。このモードにおいては、エレメント162
において、放出温度がフロア温度より低いかどうか決定
される。もしそうであれば、エレメント164でシステ
ムが放出モードに切り換えられる。放出空気の温度がフ
ロア温度以上であれば、エレメント162によりエレメ
ント166へ制御が移され、P(比例エラー変数)が、
戻り空気の温度から設定点を引いたものにセットされ
る。
【0027】放出モードの処理と戻りモードの処理が終
わると、エレメント141はPの大きさを決め始める。
Pが0と1との間にある場合には、制御がエレメント1
43へ移り、Pが0にセットされる。これは、比例エラ
ーが正の分数である場合に、エラーが全くないものと処
理されるようにする。エレメント144は単に論理の流
れのコネクタに過ぎない。
【0028】エレメント145は、Pが1に等しいかそ
れより大きいかを決定する。もしそうであれば、エレメ
ント147においてPから1が引かれる。エレメント1
49によりPが5より大きいと決定された場合には、P
が5にセットされる。これは有効な正の比例範囲を6に
限定する。同様に、エレメント153により、Pが負の
5より小さいと分かった場合には、エレメント155が
それを負の5にセットする。それ故、Pは負の5と正の
5との間の数値として大きさが決められる。
【0029】比例エラーの積分はエレメント168にお
いて開始され、Pの絶対値が2.5より大きいかどうか
が決定される。もしそうであれば、エレメント170は
50/時間で積分する。さもなくば、エレメント172
が10/時間のレートで積分する。エレメント164は
単なるコネクタである。
【0030】Iが5より大きいことがエレメント165
によって決定された場合には、エレメント167がIを
5に等しくセットする。同様に、エレメント169によ
りIが負の5より小さいことが分かると、エレメント1
71がIを負の5にセットする。それ故、積分された比
例エラー(即ち、I)は、負の5と正の5との間の数と
なるように大きさが決められる。エレメント174はP
とIを加え、負の10と正の10との間に大きさが決め
られた単一の数を発生する。
【0031】エレメント173は、PとIの和が6より
大きいかどうか決定する。もしそうであれば、エレメン
ト175はその和を6にセットし、その和が6以下の数
となるように大きさ決めする。同様に、エレメント17
7はPとIの和が負の6より小さいかどうかを決定す
る。もしそうであれば、エレメント179はその和を負
の6にセットする。それ故、PとIの和は負の6と正の
6との間の数に大きさ決めされる。
【0032】システムが高冷却モードにある場合には、
エレメント176が制御をエレメント178へ移し、こ
れは、Pが2より小さいかどうか決定する。もしそうで
あれば、エレメント180はシステムを低冷却モードに
切り換える。さもなくば、コネクタエレメント181に
よりエレメント182に制御が移される。システムが低
冷却モードにあることがエレメント182によって決定
された場合には、エレメント184が、PとIの和が
2.5より大きいかどうか決定する。もしそうであれ
ば、エラーは現在最大範囲内にあり、エレメント186
は適当な遅延を要求することにより指示を「デバウン
ス」する。もし時間がまだ経過しなければ、エレメント
188が遅延を更に増加する。その遅延が満足されれ
ば、エレメント194が高冷却モードを開始する。
【0033】PとIの和が5.5以下であることがエレ
メント184によって分かると、エレメント190はそ
の和が0.5より小さいかどうか決定する。もしそうで
あれば、エラーは、エレメント196により、ホットガ
スバイパスモードでの低冷却をセットするに充分な程小
さなものである。PとIの和が0.5と5.5との間に
ある場合にはエレメント192によって変調バルブがセ
ットされる。エラーのレベルが低ければ、変調バルブの
設定に変化は生じない。
【0034】バイパスモード動作での低冷却に関連した
決定がエレメント198によって行われる。これが現在
モードである場合は、エレメント200はPとIの和が
5.5より大きいかどうか決定する。もし大きい場合に
は、エラーはこのモードによって受け入れられない程大
きなものであり、エレメント202はシステムを低冷却
モードに入れる。エラーの和が5.5より小さいことが
エレメント200により分かると、エレメント204は
PとIの和が0より小さいかどうか決定する。これは、
冷蔵スペース92が必要以上に冷たいことを意味する。
【0035】エラーが負である場合には、エレメント2
06は、戻り空気の温度から所定の設定点を差し引いた
ものが1より小さいかどうか決定する。もしそうであれ
ば、エレメント208によって低加熱モードを開始する
ことにより冷蔵スペースの温度を上昇しなければならな
い。変調バルブの位置はエレメント210によってリセ
ットされる。
【0036】エレメント212は、冷蔵システムが低加
熱モードにあるかどうか決定する。もしそうであれば、
エレメント214はエラーの和が0.5より大きいかど
うか確かめる。もしそうであれば、ホットガスバイパス
モードでの低冷却がエレメント216によってセットさ
れ、変調バルブがエレメント218によってセットされ
る。エラーの和が0.5に等しいか又はそれより小さい
ことがエレメント214によって分かると、エレメント
220は、PとIの和が負の5より小さいかどうかチェ
ックする。もしそうでなければ、エレメント226は単
に変調バルブを位置設定し直す。もしエラーの和が5よ
り更に負であれば、冷蔵スペースは要求よりもかなり低
温であり、遅延エレメント222による「デバウンス」
に続いて、エレメント228により高い加熱モードがセ
ットされる。遅延がまだ満足されない場合には、エレメ
ント224は単に遅延を増加する。エレメント229は
単なるコネクタである。
【0037】高い加熱モードはエレメント230によっ
てチェックされる。これが現在モードである場合には、
制御がエレメント232へ移され、エラーの和が0より
大きいかどうか決定される。もしそうであれば、冷蔵ス
ペースはまだ要求より低温であるが、甚だしい低温では
ない。エレメント234はシステムを低い加熱モードに
入れる。変調バルブはエレメント236によって位置設
定し直される。エレメント238は、適当な時間が経過
した後に、論理ループの開始へ復帰するように働く。こ
の復帰は、コネクタエレメント144によって示されて
いる。
【0038】図8は、変調バルブ54を位置設定し直す
別の手段の動作を示すフローチャートである。これは、
エラーが0.5度より大きいときだけのバルブの再位置
設定を概略的に示している。入力はエレメント240に
より行われる。正の大きさ決めはエレメント242によ
って行われ、制御がエレメント244へ移されて、Pが
正の5を越えないように確保される。同様に、負の大き
さ決めがエレメント246及び248によって行われ
る。
【0039】比例エラーPが負の5と正の5との間に大
きさ決めされた後、エレメント250は、Pの絶対値が
0.5より大きいかどうか決定する。このように、別の
実施例では、比例エラーが0.5度を越えるときだけ変
調バルブ54が位置設定し直される。エレメント254
により終了となる。
【0040】図9は、種々の動作モード258と、欄2
60に示された変調バルブ54の対応する動作とを示す
テーブルである。変調バルブ54は、高速冷却及び高速
加熱の両方のモードにおいて開いていることに注意され
たい。他のモードである低速冷却、ホットガスバイパス
による低速冷却、及び低速加熱は、全て、変調バルブ5
4の位置設定し直しを伴う。しかしながら、これら3つ
のモードにおいては、比例エラーPの絶対値が0.5度
より大きいときしかシステムが変調バルブ54を位置設
定し直さないことに注意されたい。
【0041】図10は、プルダウンモードが終了する2
つの通常状態のグラフ表示262である。このグラフ
は、時間270の関数として温度268を示している。
この特定の状態において、本発明を限定するものではな
いが、設定点34は34度に確立される。
【0042】第1の終了条件は、プルダウンモード中に
示された放出温度に関するものである。プルダウンモー
ドの終了は、放出空気の温度264が点276で示され
たように設定点34よりも10度以上低いときに行われ
る。これにより、放出モニタのセッティングが行われる
(図2のエレメント106も参照)。
【0043】第2の通常の終了条件は、返送空気の温度
266が点278で表されたように設定点274よりも
1度未満の量で大きくなったときに生じる。この第2の
終了条件により、返送モニタのセッティングが行われる
(図2のエレメント166も参照)。
【0044】図11は、システムがセンサを切り換える
点282及び284のグラフ表示280である。示され
た温度の値は一例に過ぎず、本発明を何ら限定するもの
ではない。点282は、戻り空気温度センサによる測定
から放出空気温度センサによる測定へのシステムの制御
の切り換えを示している。これは、放出空気の温度の測
定値がフロア温度より低かったときに行われる。これ
は、放出ポート93の最も付近で荷物が凍り着くのを防
止するようにシステムを制御しようとするものである。
【0045】同様に、点284において戻り空気温度セ
ンサによって制御するように切り換えられる。これは、
戻り空気の温度の設定点に対応する。これは、通常所望
される動作点である。
【0046】図12は、時間304の間の動作モードの
切り換えに対応するエラー条件値302のグラフ表示3
00である。ほぼ全ての場合に、このエラーは、比例エ
ラーPと、積分された比例エラーIとの和になる。しか
しながら、常にこのようになるのではない。というの
は、モードは、高速冷却から低速冷却への移行がなされ
るときしかPの関数として切り換わらないからである
(図5のエレメント178も参照されたい)。
【0047】曲線306は、正のエラー1において高速
冷却から低速冷却へ移行する。これは時間310に対応
する。ホットガスバイパスでの低速冷却への切り換え
は、時間314において正のエラー312で行われる。
エラー値が0に交差することにより点315において低
速加熱モードに入る。
【0048】システムは、曲線306が点322におい
て負の4度のエラーに交差するとき時間320から時間
326への遅延周期を開始してから高速加熱モードに切
り換わる。この高速加熱モードは、実際には、点324
に入る。システムは、曲線306が0エラー点に交差す
るときに低速加熱モードに復帰する。エラーが正の0.
5度まで増加すると、システムは、点328及び時間3
30においてホットガスバイパスでの低速冷却モードへ
と切り換わる。これは、冷蔵スペース92の内部温度が
要求値よりも若干高くなる周期(即ち、時間326から
330まで)に対応する。
【0049】エラーが正の5.5まで増加すると(即
ち、温度が上昇すると)、システムは時間334に対応
する点332において低速冷却モードに入る。時間33
6ないし340は、システムが低速冷却モードに保たれ
る遅延時間である。正のエラーは、点338において
5.5まで増加する。336から340への遅延に続い
て点342において高速冷却モードに入る。この場合に
も、エラー値は、一般に、比例エラーPと、積分された
比例エラーIとの和であることに注意されたい。しかし
ながら、点308における高速冷却モードから低速冷却
モードへの移行は、Pのみの値によって制御される(図
5のエレメント178も参照されたい)。
【0050】本発明の好ましい実施例を詳細に説明した
が、特許請求の範囲内で更に別の実施例が考えられるこ
とが当業者に明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による冷蔵システムの概略図である。
【図2】プルダウンモードに対するアルゴリズムのフロ
ーチャートである。
【図3】温度制御を行うアルゴリズムのフローチャート
である。
【図4】温度制御を行うアルゴリズムのフローチャート
である。
【図5】温度制御を行うアルゴリズムのフローチャート
である。
【図6】温度制御を行うアルゴリズムのフローチャート
である。
【図7】温度制御を行うアルゴリズムのフローチャート
である。
【図8】変調バルブの動作を取り扱う別のやり方を示す
フローチャートである。
【図9】本発明の好ましい態様の動作モードを示すテー
ブルである。
【図10】プルダウンモードの動作を示すグラフであ
る。
【図11】センサの切り換えを促す条件を示すグラフで
ある。
【図12】冷蔵システムのモードの切り換えを示すグラ
フである。
【符号の説明】
10 冷蔵システム 11 原動機 12 穴 13 ハウジング 14 コンプレッサ 15 スターボード壁 18 3方弁 20、52 バルブ 21 ポート壁 24 凝縮コイル 26、44 貯留器 28 出口バルブ 30 熱交換器 42 蒸発コイル 54 変調バルブ 76 デジタル制御システム 77 中央処理ユニット 80 リードオンリメモリ 82 ランダムアクセスメモリ 90 通気口 91、94 温度センサ 92 冷蔵スペース 93 放出ポート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 グレッグ トラッケンブロード アメリカ合衆国 ミネソタ州 55421 フ リードリー フィフティセカンド アベニ ュー ノースイースト 1300 (72)発明者 ポール シー ウェッカー アメリカ合衆国 ミネソタ州 55442 プ リマス ゴールデンロッド レーン 4335

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スペース内温度を調整する系統を制御す
    る装置において、 a.上記系統の第1パラメータを測定するための第1セ
    ンサと、 b.上記系統の第2パラメータを測定するための第2セ
    ンサと、 c.上記第1センサ及び第2センサに接続されていて、
    上記第1センサ及び第2センサの1つに応答して上記ス
    ペース内の温度を調整するための手段と、 d.上記調整手段に接続され、上記測定された第1パラ
    メータ及び上記測定された第2パラメータに基づいて上
    記調整手段を上記第1センサに応答する状態から上記第
    2センサに応答する状態へと切り換えるための手段とを
    具備することを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 上記第1センサは、更に、温度センサを
    含む請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 上記第2センサは、更に、温度センサを
    含む請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 上記第1センサは、上記系統からの放出
    空気の温度を測定する請求項3に記載の装置。
  5. 【請求項5】 上記第2センサは、上記スペースからの
    戻り空気の温度を測定する請求項3又は4に記載の装
    置。
  6. 【請求項6】 温度調整系統を制御する方法において、 a.上記系統の第1パラメータを測定し、 b.上記系統の第2パラメータを測定し、 c.上記第1パラメータ及び第2パラメータの測定値か
    ら、上記系統を上記第1パラメータによって制御すべき
    か上記第2パラメータによって制御すべきかを判断し、 d.上記判断段階によって判断された上記第1パラメー
    タ又は第2パラメータに基づいて上記系統を制御すると
    いう段階を具備することを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 上記第1パラメータは、上記スペースか
    らの戻り空気の温度である請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 上記第2パラメータは、上記系統からの
    放出空気の温度である請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 上記判断段階は、上記第1パラメータが
    所定の設定点よりも小さい場合に上記第1パラメータを
    選択する請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 上記判断段階は、上記第2パラメータ
    が所定のフロア温度より低い場合に上記第2パラメータ
    を選択する請求項8及び9に記載の方法。
JP516392A 1991-01-15 1992-01-14 冷蔵温度制御システム Pending JPH05196335A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US64129291A 1991-01-15 1991-01-15
US07/641292 1991-01-15

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05196335A true JPH05196335A (ja) 1993-08-06

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ID=24571761

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JP516392A Pending JPH05196335A (ja) 1991-01-15 1992-01-14 冷蔵温度制御システム

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EP (1) EP0495464B1 (ja)
JP (1) JPH05196335A (ja)
AU (1) AU1021992A (ja)
CA (1) CA2059325A1 (ja)
DE (1) DE69210633T2 (ja)

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Also Published As

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EP0495464B1 (en) 1996-05-15
DE69210633D1 (de) 1996-06-20
AU1021992A (en) 1992-07-23
CA2059325A1 (en) 1992-07-16
EP0495464A3 (en) 1993-05-05
DE69210633T2 (de) 1996-11-21
EP0495464A2 (en) 1992-07-22

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