JPH05211909A - シートクッション用の面ファスナー片連結体 - Google Patents
シートクッション用の面ファスナー片連結体Info
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- JPH05211909A JPH05211909A JP2407592A JP2407592A JPH05211909A JP H05211909 A JPH05211909 A JP H05211909A JP 2407592 A JP2407592 A JP 2407592A JP 2407592 A JP2407592 A JP 2407592A JP H05211909 A JPH05211909 A JP H05211909A
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C33/00—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
- B29C33/12—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor with incorporated means for positioning inserts, e.g. labels
- B29C33/14—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor with incorporated means for positioning inserts, e.g. labels against the mould wall
- B29C33/16—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor with incorporated means for positioning inserts, e.g. labels against the mould wall using magnetic means
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 面ファスナー片連結体は、発泡形成型にセッ
トされたとき、発泡成形時に発泡財が係止部内に浸透し
ないよう、また発泡材の収縮に追随して収縮し発泡材に
埋装固定する。 【構成】 基板1は、表面にフック状の係止部4が設け
られた基布2、すなわち面ファスナー片と、裏面に発泡
材に埋装される固定脚部6を備えた固定板3とを、間に
磁性金属箔を巻いた連結糸8を介在させて接着し、数個
の面ファスナー片を連結し、かつ係止部4を被覆し、発
泡材の浸入を防ぐ膜状の封止部11を基板1の上面に設
けた面ファスナー片連結体であって、クッションの発泡
成形時に成形型の内壁に封止部11を対面させると、成
形型に内蔵してある磁石に連結糸8が吸引され、面ファ
スナー片連結体はセットされ、その後発泡材が注入され
固定脚部6が発泡材に埋装され、膜状の封止部11は熱
処理等されて除去される。
トされたとき、発泡成形時に発泡財が係止部内に浸透し
ないよう、また発泡材の収縮に追随して収縮し発泡材に
埋装固定する。 【構成】 基板1は、表面にフック状の係止部4が設け
られた基布2、すなわち面ファスナー片と、裏面に発泡
材に埋装される固定脚部6を備えた固定板3とを、間に
磁性金属箔を巻いた連結糸8を介在させて接着し、数個
の面ファスナー片を連結し、かつ係止部4を被覆し、発
泡材の浸入を防ぐ膜状の封止部11を基板1の上面に設
けた面ファスナー片連結体であって、クッションの発泡
成形時に成形型の内壁に封止部11を対面させると、成
形型に内蔵してある磁石に連結糸8が吸引され、面ファ
スナー片連結体はセットされ、その後発泡材が注入され
固定脚部6が発泡材に埋装され、膜状の封止部11は熱
処理等されて除去される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車などの車両の
シートにおける、クッション材の表面へ表皮材を被着す
るのに用いる止具であって、止具はクッション材を発泡
成形する際、クッション材に埋装固定される面ファスナ
ー片の連結体から構成された止具に関する。
シートにおける、クッション材の表面へ表皮材を被着す
るのに用いる止具であって、止具はクッション材を発泡
成形する際、クッション材に埋装固定される面ファスナ
ー片の連結体から構成された止具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のシートクッション用の止
具は、面ファスナータイプであって、基布の表面に両側
縁を除いて、一定間隔でファスナー面を形成し、各ファ
スナー面間に伸縮部を設けて連結して面ファスナー帯を
形成し、そしてファスナー面を被覆する密閉フィルムを
各ファスナー面の周縁部の基布の表面に接着して、ファ
スナー面を密閉し、各ファスナー面には磁性体を介在さ
せ、かつ伸縮部は基布に複数の空隙部を設け、またはタ
ックを設けて伸縮自在に形成したシートなどのクッショ
ン材用の面ファスナー帯が知られている。(特開平3−
146003号公報参照)さらに基布表面にフック状の
係止要素を備え、そして裏面には拡張ヘッドをもった固
定要素を備えた面ファスナーを形成し、この面ファスナ
ーをシートクッション材の発泡成形時にクッション材に
埋装固定して、シートクッション材と表皮材とを装着す
る止具が知られている。(特公平3−18816号公
報、特公平3−60291号公報参照)
具は、面ファスナータイプであって、基布の表面に両側
縁を除いて、一定間隔でファスナー面を形成し、各ファ
スナー面間に伸縮部を設けて連結して面ファスナー帯を
形成し、そしてファスナー面を被覆する密閉フィルムを
各ファスナー面の周縁部の基布の表面に接着して、ファ
スナー面を密閉し、各ファスナー面には磁性体を介在さ
せ、かつ伸縮部は基布に複数の空隙部を設け、またはタ
ックを設けて伸縮自在に形成したシートなどのクッショ
ン材用の面ファスナー帯が知られている。(特開平3−
146003号公報参照)さらに基布表面にフック状の
係止要素を備え、そして裏面には拡張ヘッドをもった固
定要素を備えた面ファスナーを形成し、この面ファスナ
ーをシートクッション材の発泡成形時にクッション材に
埋装固定して、シートクッション材と表皮材とを装着す
る止具が知られている。(特公平3−18816号公
報、特公平3−60291号公報参照)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前項で述べた第一の公
知例は、シートクッション材用の面ファスナー帯は、面
ファスナー帯のファスナー面に発泡合成樹脂が浸透する
のを密閉フィルムによって、ファスナー面を被覆するこ
とで封止し、さらに発泡成形時に面ファスナー帯が発泡
合成樹脂の収縮に追随するよう、面ファスナー帯の基布
に伸縮部を設けて吸収することは良策である。
知例は、シートクッション材用の面ファスナー帯は、面
ファスナー帯のファスナー面に発泡合成樹脂が浸透する
のを密閉フィルムによって、ファスナー面を被覆するこ
とで封止し、さらに発泡成形時に面ファスナー帯が発泡
合成樹脂の収縮に追随するよう、面ファスナー帯の基布
に伸縮部を設けて吸収することは良策である。
【0004】しかしながら、面ファスナー帯に伸縮部を
設けるためには、面ファスナー帯における伸縮部の設置
個所の基布に、フックなどの係止部が存在してはならな
いから、係止部を排除する手段が必要であり、また伸縮
部を作製するためには、基布を適当な形状に切抜いて空
隙部分を作製しなければならないから、作製に手数を要
し、材料も無駄にする結果となる。さらに、この面ファ
スナー帯は発泡材に確実に埋装固定できる手段が施され
ていないから、面ファスナー帯の固定が不確実である。
設けるためには、面ファスナー帯における伸縮部の設置
個所の基布に、フックなどの係止部が存在してはならな
いから、係止部を排除する手段が必要であり、また伸縮
部を作製するためには、基布を適当な形状に切抜いて空
隙部分を作製しなければならないから、作製に手数を要
し、材料も無駄にする結果となる。さらに、この面ファ
スナー帯は発泡材に確実に埋装固定できる手段が施され
ていないから、面ファスナー帯の固定が不確実である。
【0005】次に第二の公知例は、面ファスナーの裏面
に拡張ヘッドのある固定要素を備えた面ファスナーを発
泡成形時に発泡材に埋装固定するには都合がよいが、開
示された面ファスナーは単体を対象としたものであっ
て、面ファスナー片を数個連結した連結体を対象とした
ものではないので、面ファスナー片を数個連結した連結
体が具有している利点は期待できない。
に拡張ヘッドのある固定要素を備えた面ファスナーを発
泡成形時に発泡材に埋装固定するには都合がよいが、開
示された面ファスナーは単体を対象としたものであっ
て、面ファスナー片を数個連結した連結体を対象とした
ものではないので、面ファスナー片を数個連結した連結
体が具有している利点は期待できない。
【0006】この発明のシートクッション用の面ファス
ナー片連結体は、上述の問題点を解消し、面ファスナー
片を簡易な手段で確実に発泡材に埋装固定し、しかもフ
ァスナー面には発泡材が浸透しないよう封止手段を施す
とともに、発泡成形時に発泡材の収縮に追随し、収縮力
を吸収して面ファスナー片に波打ち現象が生じない、体
裁のよい面ファスナー片連結体を提供することが目的で
ある。
ナー片連結体は、上述の問題点を解消し、面ファスナー
片を簡易な手段で確実に発泡材に埋装固定し、しかもフ
ァスナー面には発泡材が浸透しないよう封止手段を施す
とともに、発泡成形時に発泡材の収縮に追随し、収縮力
を吸収して面ファスナー片に波打ち現象が生じない、体
裁のよい面ファスナー片連結体を提供することが目的で
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、この発明のシートクッション用の面ファスナー片連
結体は、基板の表面に多数の係止部が配設され、係止部
内への発泡合成樹脂の浸透を防止するための封止部を基
板の上面に設け、基板の裏面には埋装固定用の固定脚部
を数個配設した面ファスナー片を数個配列し、この面フ
ァスナー片を連結糸によって連結し、かつ面ファスナー
片または連結糸に磁性を具備させたシートクッション用
の面ファスナー片連結体を主な構成としている。
め、この発明のシートクッション用の面ファスナー片連
結体は、基板の表面に多数の係止部が配設され、係止部
内への発泡合成樹脂の浸透を防止するための封止部を基
板の上面に設け、基板の裏面には埋装固定用の固定脚部
を数個配設した面ファスナー片を数個配列し、この面フ
ァスナー片を連結糸によって連結し、かつ面ファスナー
片または連結糸に磁性を具備させたシートクッション用
の面ファスナー片連結体を主な構成としている。
【0008】そして、芯糸の外表面に磁性金属箔を巻回
して連結糸を形成し、この連結糸によって数個の面ファ
スナー片を連結したシートクッション用の面ファスナー
片連結体である。
して連結糸を形成し、この連結糸によって数個の面ファ
スナー片を連結したシートクッション用の面ファスナー
片連結体である。
【0009】また、基布に配設された係止部の頂面を掩
覆する膜状の封止部を基板の上面に設けた面ファスナー
片と、片面に埋装固定用の固定脚部を設けた合成樹脂製
の固定板とを、その間に連結糸が介在する状態で接着し
たシートクッション用の面ファスナー片連結体である。
覆する膜状の封止部を基板の上面に設けた面ファスナー
片と、片面に埋装固定用の固定脚部を設けた合成樹脂製
の固定板とを、その間に連結糸が介在する状態で接着し
たシートクッション用の面ファスナー片連結体である。
【0010】さらに、基板の表面に配設された係止部の
周側縁に外斜向のヒレ状の封止部を周設し、かつ連結糸
が基板内を貫通する状態で合成樹脂を射出成形すること
によって形成したシートクッション用の面ファスナー片
連結体である。
周側縁に外斜向のヒレ状の封止部を周設し、かつ連結糸
が基板内を貫通する状態で合成樹脂を射出成形すること
によって形成したシートクッション用の面ファスナー片
連結体である。
【0011】
【作用】この発明のシートクッション用の面ファスナー
片連結体は、上述のとおりであり、面ファスナー片の表
面に存在する係止部内へ、発泡成形時に発泡合成樹脂が
浸透しないよう防止するための封止部を基板の上面に設
け、基板の裏面には発泡材に埋装固定するための脚部を
設けた面ファスナー片を数個連結糸によって連結し、面
ファスナー片、または連結糸に磁性を具備させた面ファ
スナー片連結体であるから、図8に示すとおり、面ファ
スナー片連結体を発泡成形型内にセットすると、成形型
に内装されているマグネットに面ファスナー片連結体は
吸引され固定される。
片連結体は、上述のとおりであり、面ファスナー片の表
面に存在する係止部内へ、発泡成形時に発泡合成樹脂が
浸透しないよう防止するための封止部を基板の上面に設
け、基板の裏面には発泡材に埋装固定するための脚部を
設けた面ファスナー片を数個連結糸によって連結し、面
ファスナー片、または連結糸に磁性を具備させた面ファ
スナー片連結体であるから、図8に示すとおり、面ファ
スナー片連結体を発泡成形型内にセットすると、成形型
に内装されているマグネットに面ファスナー片連結体は
吸引され固定される。
【0012】その後、成形型内へ発泡合成樹脂を注入し
て発泡成形すると図9のようなシートクッションが完成
する。そしてこのクッションに固着し表面に露呈してい
る面ファスナーにシートカバー、すなわちシート表皮材
に取付けられている面ファスナーを係合させて、クッシ
ョンと表皮材とを装着する。
て発泡成形すると図9のようなシートクッションが完成
する。そしてこのクッションに固着し表面に露呈してい
る面ファスナーにシートカバー、すなわちシート表皮材
に取付けられている面ファスナーを係合させて、クッシ
ョンと表皮材とを装着する。
【0013】
【実施例】以下、この発明のシートクッション用の面フ
ァスナー片連結体の実施例について、図面を参照しなが
ら具体的に説明する。
ァスナー片連結体の実施例について、図面を参照しなが
ら具体的に説明する。
【0014】図面は、この発明の実施例を示したもの
で、図1から図3に示した第一の実施例は、基板1は小
片状の基布2と固定板3とが接着されたものから形成さ
れ、基布2はポリアミド、ポリエステルなどの合成繊維
の織布からなり、表面にフック状の係止部4が多数起立
するよう織込まれた、いわゆる面ファスナーの雄体から
形成されている。そして基布2に接着される固定板3
は、ポリアミド、ポリエステルなどの合成樹脂の射出成
形体から形成され、裏面にはシートのクッションとなる
ポリウレタンフォームなどの発泡合成樹脂の発泡材5に
埋装固定される固定脚部6が立設されており、固定脚部
6の先端には膨大状の頭部7が形成されている。
で、図1から図3に示した第一の実施例は、基板1は小
片状の基布2と固定板3とが接着されたものから形成さ
れ、基布2はポリアミド、ポリエステルなどの合成繊維
の織布からなり、表面にフック状の係止部4が多数起立
するよう織込まれた、いわゆる面ファスナーの雄体から
形成されている。そして基布2に接着される固定板3
は、ポリアミド、ポリエステルなどの合成樹脂の射出成
形体から形成され、裏面にはシートのクッションとなる
ポリウレタンフォームなどの発泡合成樹脂の発泡材5に
埋装固定される固定脚部6が立設されており、固定脚部
6の先端には膨大状の頭部7が形成されている。
【0015】この基布2と固定板3とは、その間に連結
糸8が介在する状態で接着され、連結糸8はポリアミ
ド、ポリエステルなどの合成繊維または綿糸などを芯材
として用い、その外表面に磁性金属箔9を巻回したもの
である。なお、合成樹脂フィラメント内に磁性金属粉末
を混入した糸を用いてもよく、また合成樹脂製の固定板
3に磁性金属粉末を混入してもよい。
糸8が介在する状態で接着され、連結糸8はポリアミ
ド、ポリエステルなどの合成繊維または綿糸などを芯材
として用い、その外表面に磁性金属箔9を巻回したもの
である。なお、合成樹脂フィラメント内に磁性金属粉末
を混入した糸を用いてもよく、また合成樹脂製の固定板
3に磁性金属粉末を混入してもよい。
【0016】さらに基布2に立設されたフック状の係止
部4の周辺部には係止部のない非係止部10を設け、こ
の非係止部10に薄い膜状、たとえばポリエチレンフィ
ルムなどの合成樹脂フィルムを面ファスナーのフック状
係止部4の頂面を掩覆するように周縁部を非係止部10
に接着し、基板1の上面に発泡材5の浸透を防ぐ封止部
11を形成したものである。
部4の周辺部には係止部のない非係止部10を設け、こ
の非係止部10に薄い膜状、たとえばポリエチレンフィ
ルムなどの合成樹脂フィルムを面ファスナーのフック状
係止部4の頂面を掩覆するように周縁部を非係止部10
に接着し、基板1の上面に発泡材5の浸透を防ぐ封止部
11を形成したものである。
【0017】次に図4、5に示す実施例は、小片状の基
板12の表面にフック状の係止部13が突設され、いわ
ゆる面ファスナーの雄部が形成され、また基板12の周
辺部には外斜向のヒレ状の封止部14が、フック状の係
止部13の頂面よりもやや突出する状態で周設されてい
る。さらに基板12の裏面には発泡材5に埋装固定する
ための固定脚部15が突設され、この固定脚部15の先
端には膨大状の頭部16が設けられている。そして基板
12内を連結糸17が貫装し、面ファスナー片連結体が
形成されている。
板12の表面にフック状の係止部13が突設され、いわ
ゆる面ファスナーの雄部が形成され、また基板12の周
辺部には外斜向のヒレ状の封止部14が、フック状の係
止部13の頂面よりもやや突出する状態で周設されてい
る。さらに基板12の裏面には発泡材5に埋装固定する
ための固定脚部15が突設され、この固定脚部15の先
端には膨大状の頭部16が設けられている。そして基板
12内を連結糸17が貫装し、面ファスナー片連結体が
形成されている。
【0018】基板12内には磁性金属粉末が混入される
か、または連結糸17の外表面に磁性金属箔が巻回さ
れ、面ファスナー片連結体には磁性が具備されており、
係止部13を含む基板12、すなわち面ファスナー片
は、ポリアミド、ポリエステルなどの合成樹脂の射出成
形手段によって形成されている。
か、または連結糸17の外表面に磁性金属箔が巻回さ
れ、面ファスナー片連結体には磁性が具備されており、
係止部13を含む基板12、すなわち面ファスナー片
は、ポリアミド、ポリエステルなどの合成樹脂の射出成
形手段によって形成されている。
【0019】最後に図6に示す実施例は、前記第二の実
施例と同様に基板18の表面にはフック状の係止部を備
え、基板18の周辺部には外斜向の薄いヒレ状の封止部
19が周設され、基板18の裏面にはシートクッション
用の発泡材に埋装固定される固定脚部20が突設されて
いる。この固定脚部20は平板状の頭部21が2枚の支
板22によって下駄状に支えられ、頭部21には透孔2
3が穿設され、発泡材の流通を良好にしている。また基
板18などは磁性金属粉末が混入された合成樹脂の射出
成形によって形成され、基板18は連結糸24が貫装さ
れ、各基板18は連結されて面ファスナー片連結体を形
成している。
施例と同様に基板18の表面にはフック状の係止部を備
え、基板18の周辺部には外斜向の薄いヒレ状の封止部
19が周設され、基板18の裏面にはシートクッション
用の発泡材に埋装固定される固定脚部20が突設されて
いる。この固定脚部20は平板状の頭部21が2枚の支
板22によって下駄状に支えられ、頭部21には透孔2
3が穿設され、発泡材の流通を良好にしている。また基
板18などは磁性金属粉末が混入された合成樹脂の射出
成形によって形成され、基板18は連結糸24が貫装さ
れ、各基板18は連結されて面ファスナー片連結体を形
成している。
【0020】この発明の面ファスナー片連結体は、以上
説明したとおりの構成であり、この面ファスナー片連結
体の使用態様について説明すると、たとえば図4、5に
示した面ファスナー片連結体で説明すれば、シートのク
ッション材5に面ファスナー片連結体を装着するには、
図7に示すとおり、発泡成形型25に内装されているマ
グネット26に、面ファスナー片連結体を固定脚部15
が外方を向くように沿わせると、面ファスナー片連結体
が具備している磁性体、この場合は連結体17に磁性金
属箔が巻回してあるので、連結糸17がマグネット26
に吸引され、同時に基板12の周辺部に周設されている
封止部14が型25の表面へ圧接され、図8(1)のと
おり型25にセットされる。
説明したとおりの構成であり、この面ファスナー片連結
体の使用態様について説明すると、たとえば図4、5に
示した面ファスナー片連結体で説明すれば、シートのク
ッション材5に面ファスナー片連結体を装着するには、
図7に示すとおり、発泡成形型25に内装されているマ
グネット26に、面ファスナー片連結体を固定脚部15
が外方を向くように沿わせると、面ファスナー片連結体
が具備している磁性体、この場合は連結体17に磁性金
属箔が巻回してあるので、連結糸17がマグネット26
に吸引され、同時に基板12の周辺部に周設されている
封止部14が型25の表面へ圧接され、図8(1)のと
おり型25にセットされる。
【0021】次に発泡合成樹脂5が図8(2)のとお
り、成形型25内に注入されると、基板12に周設され
た封止部14が型25面へ圧接されているので、発泡合
成樹脂5は基板12の上面に立設された係止部13内に
浸入しない。そして図8(3)のごとくフック状の係止
部13が表面に露呈した状態で発泡成形され、図9のと
おりシートクッションが完成する。その後、面ファスナ
ー片連結体はシートカバー27に取付けられている面フ
ァスナーの雌体28と係合し、シートクッションとシー
トカバーとが装着されるのである。
り、成形型25内に注入されると、基板12に周設され
た封止部14が型25面へ圧接されているので、発泡合
成樹脂5は基板12の上面に立設された係止部13内に
浸入しない。そして図8(3)のごとくフック状の係止
部13が表面に露呈した状態で発泡成形され、図9のと
おりシートクッションが完成する。その後、面ファスナ
ー片連結体はシートカバー27に取付けられている面フ
ァスナーの雌体28と係合し、シートクッションとシー
トカバーとが装着されるのである。
【0022】
【発明の効果】この発明のシートクッション用の面ファ
スナー片連結体は、以上説明したとおりの構成であり、
この構成によって下記の効果を奏する。
スナー片連結体は、以上説明したとおりの構成であり、
この構成によって下記の効果を奏する。
【0023】基板の表面に係止部が配設され、基板の上
面に発泡合成樹脂の浸透を防ぐ封止部が設けられ、裏面
には埋装固定用の固定脚部が設けられた面ファスナー片
を連結糸で連結し、かつ面ファスナー片または連結糸に
磁性を具備させたので、シートクッションに面ファスナ
ー片連結体を装着するとき、面ファスナー片または連結
糸が磁性を具備しているから、型に密接させることがで
き、発泡材の係止部内への浸透を完全に防ぎ、しかも固
定脚部によって確実にクッション材に装着することがで
きる。
面に発泡合成樹脂の浸透を防ぐ封止部が設けられ、裏面
には埋装固定用の固定脚部が設けられた面ファスナー片
を連結糸で連結し、かつ面ファスナー片または連結糸に
磁性を具備させたので、シートクッションに面ファスナ
ー片連結体を装着するとき、面ファスナー片または連結
糸が磁性を具備しているから、型に密接させることがで
き、発泡材の係止部内への浸透を完全に防ぎ、しかも固
定脚部によって確実にクッション材に装着することがで
きる。
【0024】さらに面ファスナー片は連結糸によって連
結されているので、面ファスナー片連結体は自由に配置
を変化させることができる。たとえば図11のように面
ファスナー片連結体をシートの形状に合わせて、平面的
に蛇行させることも自由にでき、また連結糸であるた
め、あらゆる方向に変形でき自由に配設することができ
るから、その利用範囲は増大するばかりである。しかも
素材を切抜くなどの手段によって面ファスナー帯に伸縮
性を付与するものと異なり、材料を無駄にすることがな
く、発泡材が成形時に収縮しても収縮に追随して連結糸
がたわみ、収縮力を吸収して面ファスナー片に波打ち現
象が発生しない、従って結果的には体裁のよいシートを
作製することができるなど効果は計り知れない。
結されているので、面ファスナー片連結体は自由に配置
を変化させることができる。たとえば図11のように面
ファスナー片連結体をシートの形状に合わせて、平面的
に蛇行させることも自由にでき、また連結糸であるた
め、あらゆる方向に変形でき自由に配設することができ
るから、その利用範囲は増大するばかりである。しかも
素材を切抜くなどの手段によって面ファスナー帯に伸縮
性を付与するものと異なり、材料を無駄にすることがな
く、発泡材が成形時に収縮しても収縮に追随して連結糸
がたわみ、収縮力を吸収して面ファスナー片に波打ち現
象が発生しない、従って結果的には体裁のよいシートを
作製することができるなど効果は計り知れない。
【0025】次に連結糸は芯糸の外表面に単に磁性金属
箔を巻回すればよいので、磁性を具備した連結糸を簡便
に作製することができ、また基布に配設した係止部の頂
面を掩覆する膜状の封止部を基板の上面に設けた面ファ
スナー片と、片面に埋装用の固定脚部を設けた固定板と
を連結糸を介在させて接着する場合は、市販の面ファス
ナーを容易に利用することができるから、安価にしかも
材料を無駄にすることなく面ファスナー片連結体を得る
ことができる。さらに基板の周側縁にヒレ状の封止部を
周設した製品については、簡単な構造で発泡材の浸入を
完全に防ぐことができるので、安価でしかも利用価値の
大きい製品が得られる。
箔を巻回すればよいので、磁性を具備した連結糸を簡便
に作製することができ、また基布に配設した係止部の頂
面を掩覆する膜状の封止部を基板の上面に設けた面ファ
スナー片と、片面に埋装用の固定脚部を設けた固定板と
を連結糸を介在させて接着する場合は、市販の面ファス
ナーを容易に利用することができるから、安価にしかも
材料を無駄にすることなく面ファスナー片連結体を得る
ことができる。さらに基板の周側縁にヒレ状の封止部を
周設した製品については、簡単な構造で発泡材の浸入を
完全に防ぐことができるので、安価でしかも利用価値の
大きい製品が得られる。
【図1】膜状の封止部を基板上に設けた面ファスナー片
連結体の斜視図である。
連結体の斜視図である。
【図2】同上の縦断面図である。
【図3】磁性金属箔を巻回した連結糸の斜視図である。
【図4】基板の周側縁にヒレ状の封止部を周設した面フ
ァスナー片連結体の斜視図である。
ァスナー片連結体の斜視図である。
【図5】同上の平面斜視図である。
【図6】下駄状の固定脚部を備えた面ファスナー片連結
体の背面斜視図である。
体の背面斜視図である。
【図7】図4、5に示した面ファスナー片連結体が型に
吸引固定された状態を示す断面図である。
吸引固定された状態を示す断面図である。
【図8(1)、(2)、(3)】同上の面ファスナー片
連結体が型にセットされ、発泡材が注入され、発泡成形
される状態を示した断面図である。
連結体が型にセットされ、発泡材が注入され、発泡成形
される状態を示した断面図である。
【図9】同上の発泡成形後のシートクッションとシート
カバーとの関係を示した斜視図である。
カバーとの関係を示した斜視図である。
【図10】同上の一部を示す拡大断面図である。
【図11】面ファスナー片連結体の使用態様を示した平
面図である。
面図である。
1、12、18 基板 2 基布 3 固定板 4、13 係止部 5 発泡合成樹脂 6、15、20 固定脚部 8、17、24 連結糸 9 磁性金属箔 11、14、19 封止部
Claims (4)
- 【請求項1】 基板1、12、18の表面には多数の係
止部4、13が配設され、係止部4、13内への発泡合
成樹脂の浸透を防止するための封止部11、14、19
を基板1、12、18の上面に設け、基板の裏面には埋
装固定用の固定脚部6、15、20を数個配設した面フ
ァスナー片を数個配列し、これらを連結糸8、17、2
4によって連結し、かつ面ファスナー片または連結糸
8、17、24に磁性を具備させたことを特徴とするシ
ートクッション用の面ファスナー片連結体。 - 【請求項2】 芯糸の外表面に磁性金属箔9を巻回して
連結糸8、17、24を形成し、この連結糸8、17、
24によって数個の面ファスナー片を連結した請求項1
記載のシートクッション用の面ファスナー片連結体。 - 【請求項3】 基布2に配設された係止部4の頂面を掩
覆する膜状の封止部11を基板1の上面に設けた面ファ
スナー片と、片面に埋装用の固定脚部6を設けた合成樹
脂製の固定板3とを、その間に連結糸8が介在する状態
で接着した請求項1または2記載のシートクッション用
の面ファスナー片連結体。 - 【請求項4】 基板12、18の表面に配設された係止
部13の周側縁に外斜向のヒレ状の封止部14、19を
周設し、かつ連結糸17、24が基板12、18内を貫
通する状態で合成樹脂を射出成形することによって形成
した請求項1または2記載のシートクッション用の面フ
ァスナー片連結体。
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|---|---|---|---|
| JP4024075A JP2788564B2 (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | シートクッション用の面ファスナー片連結体 |
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