JPH05231190A - スロットルアクチュエータ - Google Patents
スロットルアクチュエータInfo
- Publication number
- JPH05231190A JPH05231190A JP3178192A JP3178192A JPH05231190A JP H05231190 A JPH05231190 A JP H05231190A JP 3178192 A JP3178192 A JP 3178192A JP 3178192 A JP3178192 A JP 3178192A JP H05231190 A JPH05231190 A JP H05231190A
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- cylinder
- port
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- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は内燃機関の吸入空気量制御の電子制御
化に関するもので、従来と同等の信頼性を確保しつつ、
構成の簡素化及び適応範囲の拡大、さらに経済性の向上
を目指している。 【構成】メインシリンダ1の内部にシリンダ小径部1a
とシリンダ大径部1bを設け、小ピストン2と大ピスト
ン6を内装し油圧伝達機構を構成する。さらに、シリン
ダ小径部1a壁面に前記油圧伝達機構内の油液量を一定
に補正するためのポートA10を設けるとともに、ポー
トB12を設けモータによる油圧装置13と接続し、電
子制御により、本油圧伝達装置の駆動を行なう。 【効果】本発明によれば、比較的容易な工作技術により
電子制御スロットルアクチュエータが得られるので、経
済的効果がある。
化に関するもので、従来と同等の信頼性を確保しつつ、
構成の簡素化及び適応範囲の拡大、さらに経済性の向上
を目指している。 【構成】メインシリンダ1の内部にシリンダ小径部1a
とシリンダ大径部1bを設け、小ピストン2と大ピスト
ン6を内装し油圧伝達機構を構成する。さらに、シリン
ダ小径部1a壁面に前記油圧伝達機構内の油液量を一定
に補正するためのポートA10を設けるとともに、ポー
トB12を設けモータによる油圧装置13と接続し、電
子制御により、本油圧伝達装置の駆動を行なう。 【効果】本発明によれば、比較的容易な工作技術により
電子制御スロットルアクチュエータが得られるので、経
済的効果がある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関用吸入空気量
制御機構に関し、制御精度や、制御に柔軟性を持たせる
ために用いられる電子制御方式の特に、制御機構又は制
御素子の故障時のフェイルセーフ機能に関する。
制御機構に関し、制御精度や、制御に柔軟性を持たせる
ために用いられる電子制御方式の特に、制御機構又は制
御素子の故障時のフェイルセーフ機能に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術は、例えば、特開平2−14043
6 号の様に数種のギアと数ケ所の軸受を用い、差動機構
を応用して、アクセルペダルとモータの両方の駆動系で
エンジンへの吸入空気量を制御できる様にしたものや、
同目的を達成するために、特開平2−27123号の様にギア
とリンクを並用した機構のものがあった。
6 号の様に数種のギアと数ケ所の軸受を用い、差動機構
を応用して、アクセルペダルとモータの両方の駆動系で
エンジンへの吸入空気量を制御できる様にしたものや、
同目的を達成するために、特開平2−27123号の様にギア
とリンクを並用した機構のものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術では、
使用部品点数の多さや、形状の複雑さから加工や組立に
多くの工数を要した、さらに、スロットルボディへのモ
ータ直付構成であるため、スロットルボディ部の外形が
著しく大きくなる傾向にあった。本発明は、スロットル
ボディへの部品の集中を無くすことにより、スロットル
ボディ外形の大型化を防ぐと同時に、複雑化していた、
加工,組立作業を平易なものとすることを目的の1つと
している。
使用部品点数の多さや、形状の複雑さから加工や組立に
多くの工数を要した、さらに、スロットルボディへのモ
ータ直付構成であるため、スロットルボディ部の外形が
著しく大きくなる傾向にあった。本発明は、スロットル
ボディへの部品の集中を無くすことにより、スロットル
ボディ外形の大型化を防ぐと同時に、複雑化していた、
加工,組立作業を平易なものとすることを目的の1つと
している。
【0004】これとは別に、スロットルアクチュエータ
を制御,駆動している電子部品や、モータ等が万が一、
故障を起した場合でも、安全に車両を運行できる様なフ
ェイルセーフ機能を持たせることを目的としている。
を制御,駆動している電子部品や、モータ等が万が一、
故障を起した場合でも、安全に車両を運行できる様なフ
ェイルセーフ機能を持たせることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明においては、部品
点数や組立工数を減らすために、複雑やギアやリンクを
用いず、極めて単純な構成の油圧機構を用いた。またス
ロットルボディへの部品の集中を防ぐために、油圧機構
の構成の柔軟さを生かして対応した、例えば、モータ駆
動の圧力発生部と、絞り弁駆動用のピストン部とを分割
して設け、両者を油圧配管で結合する等である。さらに
フェイルセーフ機能については、油圧を介した、モータ
を用いた電子制御系と従来通りのアクセスペダルを用い
た運転者が操作する系統との2重化を行うことにより達
成している。
点数や組立工数を減らすために、複雑やギアやリンクを
用いず、極めて単純な構成の油圧機構を用いた。またス
ロットルボディへの部品の集中を防ぐために、油圧機構
の構成の柔軟さを生かして対応した、例えば、モータ駆
動の圧力発生部と、絞り弁駆動用のピストン部とを分割
して設け、両者を油圧配管で結合する等である。さらに
フェイルセーフ機能については、油圧を介した、モータ
を用いた電子制御系と従来通りのアクセスペダルを用い
た運転者が操作する系統との2重化を行うことにより達
成している。
【0006】
【作用】本発明での油圧系統に直線運動する機構を用い
ているので製造時基本的に円筒加工で事足りる。また、
本発明品は、前述の様に構成の自由度が大きいので従来
のアクセルペダルとスロットルボディのワイヤラインの
中間位置に設置することもでき、スロットルアクチュエ
ータを構成する際に従来のアクセル機構やスロットルボ
ディをそのまま使用することが可能である。さらにフェ
イルセーフ機能については、アクセルペダルにより動作
するピストン用シリンダと、電子制御による油圧出力を
パイプで結合することにより達成している。
ているので製造時基本的に円筒加工で事足りる。また、
本発明品は、前述の様に構成の自由度が大きいので従来
のアクセルペダルとスロットルボディのワイヤラインの
中間位置に設置することもでき、スロットルアクチュエ
ータを構成する際に従来のアクセル機構やスロットルボ
ディをそのまま使用することが可能である。さらにフェ
イルセーフ機能については、アクセルペダルにより動作
するピストン用シリンダと、電子制御による油圧出力を
パイプで結合することにより達成している。
【0007】
【実施例】以下、本発明の1実施例を図面を用いて説明
する。
する。
【0008】図1は本発明の請求項1の断面を示してい
る。メインシリンダ1の内部には、前記メインシリンダ
軸方向に可動なる様に、入力ピストン2がはめ込まれて
いる。入力ピストン2には、Oリング2aが取付けられ
て気密を確保している。また入力ピストン2には、図示
されないアクセルペダルの動作を入力ピストン2に伝達
する入力ロッド4が取付けられており、図示されないア
クセルペダルを踏み込むと、入力ピストン2が図中の右
側に移動する構成とされている。入力ロッド4には、ス
プリングウケ4aが固定されており、スプリングウケ4
aとメインシリンダ1の外壁との間に、圧縮バネ3が設
けられており、入力ピストン2を図中の左方向に位置づ
ける様にバネ力を布勢している。
る。メインシリンダ1の内部には、前記メインシリンダ
軸方向に可動なる様に、入力ピストン2がはめ込まれて
いる。入力ピストン2には、Oリング2aが取付けられ
て気密を確保している。また入力ピストン2には、図示
されないアクセルペダルの動作を入力ピストン2に伝達
する入力ロッド4が取付けられており、図示されないア
クセルペダルを踏み込むと、入力ピストン2が図中の右
側に移動する構成とされている。入力ロッド4には、ス
プリングウケ4aが固定されており、スプリングウケ4
aとメインシリンダ1の外壁との間に、圧縮バネ3が設
けられており、入力ピストン2を図中の左方向に位置づ
ける様にバネ力を布勢している。
【0009】さらに、前記メインシリンダ1の内部に
は、前記入力ピストン2と対向して、出力ピストン6
が、前記メインシリンダ1の軸方向に可動なる様にはめ
込まれている。出力ピストン6には、Oリング6bが取
付けられ気密を確保している。出力ピストン6には、図
示されない、エンジンの吸入空気量を制御するスロット
ルバルブの軸に固定されたレバーに、出力ピストン6の
動作を伝達する出力ロッド8が取付けられている。出力
ピストン6が図中の右方向に動いた場合、図示されない
エンジンの吸入空気量を制御するスロットルバルブが閉
じる動作を行う様に構成されている。出力ロッド8に
は、スプリングウケ8aが固定されており、スプリング
ウケ8aとメインシリンダ1の端部に固定されたキャッ
プ9との間には、圧縮バネ7が出力ピストン6を図中の
左方向に位置づける様にバネ力を布勢している。
は、前記入力ピストン2と対向して、出力ピストン6
が、前記メインシリンダ1の軸方向に可動なる様にはめ
込まれている。出力ピストン6には、Oリング6bが取
付けられ気密を確保している。出力ピストン6には、図
示されない、エンジンの吸入空気量を制御するスロット
ルバルブの軸に固定されたレバーに、出力ピストン6の
動作を伝達する出力ロッド8が取付けられている。出力
ピストン6が図中の右方向に動いた場合、図示されない
エンジンの吸入空気量を制御するスロットルバルブが閉
じる動作を行う様に構成されている。出力ロッド8に
は、スプリングウケ8aが固定されており、スプリング
ウケ8aとメインシリンダ1の端部に固定されたキャッ
プ9との間には、圧縮バネ7が出力ピストン6を図中の
左方向に位置づける様にバネ力を布勢している。
【0010】メインシリンダ1の入力ピストン2側壁面
には、入力ピストン2と出力ピストン6間の油量を一定
に保つべく油溜11がポートA10を介して取付けられ
ている。ポートA10は入力ピストン2がメインシリン
ダ1中で、図中の左端に移動した場合にのみメインシリ
ンダ1と油溜11が継る様な位置に開口しており、入力
ピストン2が前記の位置以外の場所にある場合には、入
力ピストン2の側面にて、メインシリンダ1と油溜11
とを結ぶポートA10を遮断する様に動作する。一方ポ
ートB12は、メインシリンダ1の壁面でかつ、入力ピ
ストン2及び出力ピストン6が動作しても開口部が塞が
れない位置に開口しており、ポートA10の様に、入力ピ
ストン2や出力ピストン6の動作により開閉されること
はない。ポートBには圧力パイプ5を介して油圧装置1
3と結合している。油圧装置13はサブシリンダ14、
及びサブシリンダ14内に、軸方向に移動可なる様にピ
ストン15が差し込まれている。ピストン15にはOリ
ング15aが取付けられ気密を確保している。さらにピ
ストン15にはメネジ部15bが設けられており、モー
タ16のモータ軸16aに設けられているメネジ部16
bとかみ合い、モータ軸16aの回転に伴いサブシリン
ダ14中をピストン15が軸方向に移動動作する。
には、入力ピストン2と出力ピストン6間の油量を一定
に保つべく油溜11がポートA10を介して取付けられ
ている。ポートA10は入力ピストン2がメインシリン
ダ1中で、図中の左端に移動した場合にのみメインシリ
ンダ1と油溜11が継る様な位置に開口しており、入力
ピストン2が前記の位置以外の場所にある場合には、入
力ピストン2の側面にて、メインシリンダ1と油溜11
とを結ぶポートA10を遮断する様に動作する。一方ポ
ートB12は、メインシリンダ1の壁面でかつ、入力ピ
ストン2及び出力ピストン6が動作しても開口部が塞が
れない位置に開口しており、ポートA10の様に、入力ピ
ストン2や出力ピストン6の動作により開閉されること
はない。ポートBには圧力パイプ5を介して油圧装置1
3と結合している。油圧装置13はサブシリンダ14、
及びサブシリンダ14内に、軸方向に移動可なる様にピ
ストン15が差し込まれている。ピストン15にはOリ
ング15aが取付けられ気密を確保している。さらにピ
ストン15にはメネジ部15bが設けられており、モー
タ16のモータ軸16aに設けられているメネジ部16
bとかみ合い、モータ軸16aの回転に伴いサブシリン
ダ14中をピストン15が軸方向に移動動作する。
【0011】つぎに本発明の動作を説明する。
【0012】油圧装置13が動作していない場合、図示
されないアクセスルペダルを踏み込むと、入力ロッド4
を介して入力ピストン2が図の右方向に移動し入力ピス
トン2と出力ピストン6との間に満たされている油液に
圧力を伝え出力ピストン6を図の右方向に向って押す。
出力ピストン6に取付けられた出力ロッド8は図の右方
向に移動するので、図示されないエンジンの吸入空気量
を制御するスロットルバルブが開く。一方、図示されな
いアクセルペダルを、一旦踏み込んだ後、足を外した場
合圧縮バネ3と圧縮バネ7のバネ力により入力ピストン
2及び出力ピストン6は図の左方向に移動するので、図
示されないエンジンの吸入空気量を制御するスロットル
バルブが閉じる様動作する。
されないアクセスルペダルを踏み込むと、入力ロッド4
を介して入力ピストン2が図の右方向に移動し入力ピス
トン2と出力ピストン6との間に満たされている油液に
圧力を伝え出力ピストン6を図の右方向に向って押す。
出力ピストン6に取付けられた出力ロッド8は図の右方
向に移動するので、図示されないエンジンの吸入空気量
を制御するスロットルバルブが開く。一方、図示されな
いアクセルペダルを、一旦踏み込んだ後、足を外した場
合圧縮バネ3と圧縮バネ7のバネ力により入力ピストン
2及び出力ピストン6は図の左方向に移動するので、図
示されないエンジンの吸入空気量を制御するスロットル
バルブが閉じる様動作する。
【0013】つぎに、図示されないエンジンのコントロ
ールユニットからの指令をモータ16が受け取り油圧装
置13が動作した場合、図示されないアクセルペダルを
一定量踏み込んだ状態で、モータ16が動作すると、サ
ブシリンダ14内のピストン15が軸方向に移動し、圧
力パイプ18を介して入力ピストン2と出力ピストン6
に圧力を伝える。このとき入力ピストン2には図示され
ないアクセルペダルからの力が加わっているので、出力
ピストンのみが移動する。
ールユニットからの指令をモータ16が受け取り油圧装
置13が動作した場合、図示されないアクセルペダルを
一定量踏み込んだ状態で、モータ16が動作すると、サ
ブシリンダ14内のピストン15が軸方向に移動し、圧
力パイプ18を介して入力ピストン2と出力ピストン6
に圧力を伝える。このとき入力ピストン2には図示され
ないアクセルペダルからの力が加わっているので、出力
ピストンのみが移動する。
【0014】この様にして、図示されないエンジンのコ
ントロールユニットからの指令により、図示されないエ
ンジンの吸入空気量を制御するスロットルバルブが、電
気信号に対応して動作する。
ントロールユニットからの指令により、図示されないエ
ンジンの吸入空気量を制御するスロットルバルブが、電
気信号に対応して動作する。
【0015】つぎに万が一モータ16が動作不能になっ
た場合、図示されないアクセルペダルから足を外すと、
圧縮バネ3及び圧縮バネ7のバネ力により、入力ピスト
ン2がシリンダ小径部1aの図面左端に移動するのでポ
ート10が開状態となり、油溜11とシリンダ小径部1
aが継がり、油圧装置13の動作により、シリンダ小径
部1aとシリンダ大径部1bに追加または削減された油
液量が、ポート10を通して油溜11に排出または油溜
11から補給され、油液及びピストンの関係がモータ1
6を動作する前、つまり油圧装置13が作動していない
状態と同じになる。
た場合、図示されないアクセルペダルから足を外すと、
圧縮バネ3及び圧縮バネ7のバネ力により、入力ピスト
ン2がシリンダ小径部1aの図面左端に移動するのでポ
ート10が開状態となり、油溜11とシリンダ小径部1
aが継がり、油圧装置13の動作により、シリンダ小径
部1aとシリンダ大径部1bに追加または削減された油
液量が、ポート10を通して油溜11に排出または油溜
11から補給され、油液及びピストンの関係がモータ1
6を動作する前、つまり油圧装置13が作動していない
状態と同じになる。
【0016】つぎに図2を用いて本発明の請求項2を説
明する。尚、図2において図1と同一番号の部分は同一
名称同一機能を有する。
明する。尚、図2において図1と同一番号の部分は同一
名称同一機能を有する。
【0017】請求項2は同1項に対し、入力ピストン2
と出力ピストン6との径が異なる構成としている。他は
同一である。
と出力ピストン6との径が異なる構成としている。他は
同一である。
【0018】入力ピストン2の径に対し出力ピストン6
の径を大きくすることにより油圧装置13より発生した
圧力が、メインシリンダ1に加わった場合出力ピストン
6に加わる力の方が入力ピストン2に加わる力より大き
くなる。つまり油圧装置13が動作した場合の、入力ピ
ストンへの返力を小さくできる。
の径を大きくすることにより油圧装置13より発生した
圧力が、メインシリンダ1に加わった場合出力ピストン
6に加わる力の方が入力ピストン2に加わる力より大き
くなる。つまり油圧装置13が動作した場合の、入力ピ
ストンへの返力を小さくできる。
【0019】この様に本実施例によれば加工組立上比較
的容易に、かつ従来の機構を流用することができ、さら
に、信頼性も確保した電子制御スロットルアクチュエー
タを実現することができる。
的容易に、かつ従来の機構を流用することができ、さら
に、信頼性も確保した電子制御スロットルアクチュエー
タを実現することができる。
【0020】
【発明の効果】この様に本発明によれば、同一機能を目
指した場合、ギアやリンク類を使用したものに対し、加
工,組立性を良好にできる、また、機構を分散できるの
で、エンジンへの搭載性も良好となる。さらに従来の電
子制御スロットルアクチュエータを搭載していない形の
ものにも後付けという形で搭載可となる。従って、組立
性及び経済性の向上に大きな効果がある。
指した場合、ギアやリンク類を使用したものに対し、加
工,組立性を良好にできる、また、機構を分散できるの
で、エンジンへの搭載性も良好となる。さらに従来の電
子制御スロットルアクチュエータを搭載していない形の
ものにも後付けという形で搭載可となる。従って、組立
性及び経済性の向上に大きな効果がある。
【図1】本発明の第1実施例の断面図を示す。
【図2】本発明の第2実施例の断面図を示す。
【符号の説明】1 …メインシリンダ、1a…シリンダ小径部、1b…シ
リンダ大径部、2…入力ピストン、3…圧縮バネ、4…
入力ロッド、5…圧力パイプ、6…出力ピストン、7…
圧縮バネ、8…出力ロッド、10…ポートA、11…油
溜、12…ポートB、13…油圧装置、14…サブシリ
ンダ、15…ピストン、16…モータ。
リンダ大径部、2…入力ピストン、3…圧縮バネ、4…
入力ロッド、5…圧力パイプ、6…出力ピストン、7…
圧縮バネ、8…出力ロッド、10…ポートA、11…油
溜、12…ポートB、13…油圧装置、14…サブシリ
ンダ、15…ピストン、16…モータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 直行 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 佐藤 英治 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 門向 裕三 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内
Claims (2)
- 【請求項1】耐圧シリンダと、前記耐圧シリンダ内に一
対のピストンが対向してなり、該一対のピストンの片方
に伝達索を用いて、アクセルペダルの出力を接続し、他
方に伝達索を用いて、エンジンの吸気筒内に内装された
スロットルバルブ駆動用リンクを接続するとともに、前
記アクセルペダルの出力を接続したピストンが、前記耐
圧シリンダ内を軸方向に移動するにつれピストン側面で
開または、閉状態となるポートと、前記一対のピストン
の、前記耐圧シリンダ内での移動にかかわらず常時開口
しているポートとを配し、前記ピストンの移動により開
閉するポートに油溜め容器を接続し、常時開口している
ポートに、エンジンのコントロールユニットからの信号
により正または負の油圧を発生するモータ駆動の油圧量
の出力を接続したことを特徴とするスロットルアクチュ
エータ。 - 【請求項2】請求項1記載のスロットルアクチュエータ
において、前記アクセルペダルを接続したピストン径に
比較し、前記エンジンの吸気筒内に内装されたスロット
ルバルブ駆動用リンクに接続したピストンが大径である
ことを特徴とするスロットルアクチュエータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3178192A JPH05231190A (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | スロットルアクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3178192A JPH05231190A (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | スロットルアクチュエータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05231190A true JPH05231190A (ja) | 1993-09-07 |
Family
ID=12340604
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3178192A Pending JPH05231190A (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | スロットルアクチュエータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05231190A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1989003066A1 (en) * | 1987-10-02 | 1989-04-06 | Toyo Seikan Kaisha, Ltd. | Multi-color printing method for container |
-
1992
- 1992-02-19 JP JP3178192A patent/JPH05231190A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1989003066A1 (en) * | 1987-10-02 | 1989-04-06 | Toyo Seikan Kaisha, Ltd. | Multi-color printing method for container |
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