JPH0523336A - 超音波探触子 - Google Patents
超音波探触子Info
- Publication number
- JPH0523336A JPH0523336A JP3179717A JP17971791A JPH0523336A JP H0523336 A JPH0523336 A JP H0523336A JP 3179717 A JP3179717 A JP 3179717A JP 17971791 A JP17971791 A JP 17971791A JP H0523336 A JPH0523336 A JP H0523336A
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- JP
- Japan
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- case
- ultrasonic
- fluid
- piezoelectric vibrator
- flow path
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は超音波探触子に関し、ノイズの発生を
なくし、チューブの可撓性を確保することを目的とす
る。 【構成】フレキシブルなチューブ1の一端に接続された
ケース2の内壁面に固定された圧電振動子3と、該圧電
振動子3の背面に前記ケース2の長手方向に沿う軸4回
りに回転自在に保持される超音波反射体5と、装置外部
から送出される流体6を前記超音波反射体5の後方に位
置する噴出口7に導く流路8と、前記超音波反射体5の
後方に固定され、前記流路8の噴出口7から噴出される
流体6により前記超音波反射体5を前記軸4を介して回
転駆動させるための回転体9と、前記噴出口7から噴出
された流体6をケース2外方に排出するためにケース2
に開設される排出口10とを有して構成する。
なくし、チューブの可撓性を確保することを目的とす
る。 【構成】フレキシブルなチューブ1の一端に接続された
ケース2の内壁面に固定された圧電振動子3と、該圧電
振動子3の背面に前記ケース2の長手方向に沿う軸4回
りに回転自在に保持される超音波反射体5と、装置外部
から送出される流体6を前記超音波反射体5の後方に位
置する噴出口7に導く流路8と、前記超音波反射体5の
後方に固定され、前記流路8の噴出口7から噴出される
流体6により前記超音波反射体5を前記軸4を介して回
転駆動させるための回転体9と、前記噴出口7から噴出
された流体6をケース2外方に排出するためにケース2
に開設される排出口10とを有して構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は超音波探触子、特に血管
内等の超音波探傷に用いられる超音波探触子に関するも
のである。
内等の超音波探傷に用いられる超音波探触子に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】血管内を探傷する際に使用される従来の
超音波探触子を図3に示す。図示しないガイドワイヤに
より血管内に挿入される探触子は柔軟材から形成される
チューブ1の先端に設けられたケース2内に圧電振動子
3を収納して形成される。上記圧電振動子3はケース2
の長手方向に沿って設けられる軸(図示せず)回りに回
転自在なロータ13に保持されており、圧電振動子3は
ロータ13の前方に配置されるロータリートランス1
4、あるいはスリップリング、および信号線15を介し
て外部の電気信号処理回路16に接続されている。
超音波探触子を図3に示す。図示しないガイドワイヤに
より血管内に挿入される探触子は柔軟材から形成される
チューブ1の先端に設けられたケース2内に圧電振動子
3を収納して形成される。上記圧電振動子3はケース2
の長手方向に沿って設けられる軸(図示せず)回りに回
転自在なロータ13に保持されており、圧電振動子3は
ロータ13の前方に配置されるロータリートランス1
4、あるいはスリップリング、および信号線15を介し
て外部の電気信号処理回路16に接続されている。
【0003】また、上記ロータ13の基端部にはタービ
ン17が設けられるとともに、該タービン17の背面側
には外周近傍に噴出口7を対向させてパイプ18が配置
され、該パイプ18からポンプ19により生理食塩水等
の流体6を噴出させることによりタービン17、および
ロータ13上の圧電振動子3が回転駆動される。
ン17が設けられるとともに、該タービン17の背面側
には外周近傍に噴出口7を対向させてパイプ18が配置
され、該パイプ18からポンプ19により生理食塩水等
の流体6を噴出させることによりタービン17、および
ロータ13上の圧電振動子3が回転駆動される。
【0004】なお、パイプ18から噴出された流体6
は、ケース2前方に穿孔された排出口10から血管中に
排出される。
は、ケース2前方に穿孔された排出口10から血管中に
排出される。
【0005】しかして、この超音波探触子において、パ
イプ18から流体6を噴出させて圧電振動子3を回転さ
せるとともに、電気信号処理回路16から駆動電圧を印
加すると、血管内に放射状に超音波ビームが放出され、
この反射波を再び圧電振動子3により受波して電気信号
処理回路16にて処理することにより血管の断層像が得
られる。
イプ18から流体6を噴出させて圧電振動子3を回転さ
せるとともに、電気信号処理回路16から駆動電圧を印
加すると、血管内に放射状に超音波ビームが放出され、
この反射波を再び圧電振動子3により受波して電気信号
処理回路16にて処理することにより血管の断層像が得
られる。
【0006】図4はさらに他の従来例を示すもので、圧
電振動子3を保持するロータ13はフレキシブルシャフ
ト20を介して外部のモータ21等の駆動源に連結さ
れ、駆動源21により圧電振動子3を回転させた状態で
該圧電振動子3を駆動して血管の断層像を得る。
電振動子3を保持するロータ13はフレキシブルシャフ
ト20を介して外部のモータ21等の駆動源に連結さ
れ、駆動源21により圧電振動子3を回転させた状態で
該圧電振動子3を駆動して血管の断層像を得る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
例においては、回転する圧電振動子3と外部の電気信号
処理回路16とを接続するためにロータリートランス1
4、あるいはスリップリングが使用されるが、ロータリ
ートランス14を使用して血管内に挿入できるような微
小な超音波探触子を構成する際には、トランス・ギャッ
プのアライメント、コイルの線巻き等の作業が難しいた
め実現が困難であり、さらに、スリップリングを使用す
る場合には、血管内の探傷に使用するような送受信効率
が小さな微小な圧電振動子3では、ブラシとの接触で発
生するノイズが大きくなってしまいS/Nが低下すると
いう欠点を有するものであった。
例においては、回転する圧電振動子3と外部の電気信号
処理回路16とを接続するためにロータリートランス1
4、あるいはスリップリングが使用されるが、ロータリ
ートランス14を使用して血管内に挿入できるような微
小な超音波探触子を構成する際には、トランス・ギャッ
プのアライメント、コイルの線巻き等の作業が難しいた
め実現が困難であり、さらに、スリップリングを使用す
る場合には、血管内の探傷に使用するような送受信効率
が小さな微小な圧電振動子3では、ブラシとの接触で発
生するノイズが大きくなってしまいS/Nが低下すると
いう欠点を有するものであった。
【0008】また、図4に示すように、圧電振動子3を
フレキシブルシャフト20により回転駆動させる場合に
は、全体の可撓性が損なわれ、曲りくねった血管内には
挿入しにくいという欠点を有するものであった。
フレキシブルシャフト20により回転駆動させる場合に
は、全体の可撓性が損なわれ、曲りくねった血管内には
挿入しにくいという欠点を有するものであった。
【0009】本発明は、以上の欠点を解消すべくなされ
たものであって、ノイズがなく、かつ、可撓性の失われ
ることのない超音波探触子を提供することを目的とす
る。
たものであって、ノイズがなく、かつ、可撓性の失われ
ることのない超音波探触子を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば上記目的
は、実施例に対応する図1に示すように、フレキシブル
なチューブ1の一端に接続されたケース2の内壁面に固
定された圧電振動子3と、該圧電振動子3の背面に前記
ケース2の長手方向に沿う軸4回りに回転自在に保持さ
れる超音波反射体5と、装置外部から送出される流体6
を前記超音波反射体5の後方に位置する噴出口7に導く
流路8と、前記超音波反射体5の後方に固定され、前記
流路8の噴出口7から噴出される流体6により前記超音
波反射体5を前記軸4を介して回転駆動させるための回
転体9と、前記噴出口7から噴出された流体6をケース
2外方に排出するためにケース2に開設される排出口1
0とを有してなる超音波探触子を提供することにより達
成される。
は、実施例に対応する図1に示すように、フレキシブル
なチューブ1の一端に接続されたケース2の内壁面に固
定された圧電振動子3と、該圧電振動子3の背面に前記
ケース2の長手方向に沿う軸4回りに回転自在に保持さ
れる超音波反射体5と、装置外部から送出される流体6
を前記超音波反射体5の後方に位置する噴出口7に導く
流路8と、前記超音波反射体5の後方に固定され、前記
流路8の噴出口7から噴出される流体6により前記超音
波反射体5を前記軸4を介して回転駆動させるための回
転体9と、前記噴出口7から噴出された流体6をケース
2外方に排出するためにケース2に開設される排出口1
0とを有してなる超音波探触子を提供することにより達
成される。
【0011】また、前記超音波反射体5を円柱を斜めに
カットした形状に形成するとともに、その斜辺壁面をケ
ース2前方に向けて超音波反射面11とすることもで
き、さらに、前記噴出口7から噴出した流体6を前記ケ
ース2、およびチューブ1内に構成される循環路12に
より回収するように構成することもできる。
カットした形状に形成するとともに、その斜辺壁面をケ
ース2前方に向けて超音波反射面11とすることもで
き、さらに、前記噴出口7から噴出した流体6を前記ケ
ース2、およびチューブ1内に構成される循環路12に
より回収するように構成することもできる。
【0012】
【作用】本発明において、超音波ビームの走査は超音波
反射体5を回転させることによりなされ、圧電振動子3
はケース2内壁に固定される。この結果、圧電振動子3
に対してロータリートランス14等を介することなく直
接に結線することができるために、製造上、あるいはノ
イズ発生等の不具合が防止される。
反射体5を回転させることによりなされ、圧電振動子3
はケース2内壁に固定される。この結果、圧電振動子3
に対してロータリートランス14等を介することなく直
接に結線することができるために、製造上、あるいはノ
イズ発生等の不具合が防止される。
【0013】また、上記超音波反射体5を円柱を斜めに
カットした形状に形成する場合には、ケース2前方への
超音波走査が可能となる。さらに、噴出口7からの流体
6を回収する循環路12を構成する場合には、回転体9
の駆動流体6として生理食塩水以外のものが使用でき
る。
カットした形状に形成する場合には、ケース2前方への
超音波走査が可能となる。さらに、噴出口7からの流体
6を回収する循環路12を構成する場合には、回転体9
の駆動流体6として生理食塩水以外のものが使用でき
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の望ましい実施例を添付図面に
基づいて詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施例
を示すもので、図中2は図示しないガイドワイヤにガイ
ドされて血管内に挿入されるフレキシブルなチューブ1
の一端に装着されるケース2であり、その先端は体内器
官を傷つけないように、半球状に形成されている。ま
た、このケースの先端部内壁には圧電振動子3が固定さ
れ、その電極には信号線15、およびアース線22が接
合され、図示しない電気信号処理回路16に接続され
る。
基づいて詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施例
を示すもので、図中2は図示しないガイドワイヤにガイ
ドされて血管内に挿入されるフレキシブルなチューブ1
の一端に装着されるケース2であり、その先端は体内器
官を傷つけないように、半球状に形成されている。ま
た、このケースの先端部内壁には圧電振動子3が固定さ
れ、その電極には信号線15、およびアース線22が接
合され、図示しない電気信号処理回路16に接続され
る。
【0015】また、上記圧電振動子3は主面をケース2
の中心軸4に直交させて配置されるとともに、該圧電振
動子3とケース2壁面の間には必要なバッキング材が配
置され、駆動時に超音波をケース2の後方、すなわち図
1において右方向に送波する。
の中心軸4に直交させて配置されるとともに、該圧電振
動子3とケース2壁面の間には必要なバッキング材が配
置され、駆動時に超音波をケース2の後方、すなわち図
1において右方向に送波する。
【0016】5は上記圧電振動子3の後方に配置される
超音波反射体であり、ケース2の中心軸4回りに回転自
在とされている。この圧電振動子3はステンレス等の超
音波の反射効率の高い材料により円柱を斜めにカットし
た形状に形成されており、その斜辺壁面がケース2の中
心軸4に対して45゜をなすように配置されている。
超音波反射体であり、ケース2の中心軸4回りに回転自
在とされている。この圧電振動子3はステンレス等の超
音波の反射効率の高い材料により円柱を斜めにカットし
た形状に形成されており、その斜辺壁面がケース2の中
心軸4に対して45゜をなすように配置されている。
【0017】9は上記超音波反射体5の後方に一体的に
設けられる羽根車(回転体)であり、後方から流体6を
衝突させることにより回転力が生じるように設計された
複数の回転羽根を放射状に設けて形成されている。
設けられる羽根車(回転体)であり、後方から流体6を
衝突させることにより回転力が生じるように設計された
複数の回転羽根を放射状に設けて形成されている。
【0018】8は上記ケース2、およびチューブ1内に
形成される流路8であり、フレキシブルなパイプ18を
ケース2、チューブ1内に挿通させることにより形成さ
れている。この流路8にはポンプ19が接続されてお
り、該ポンプ19から所定圧力の生理食塩水(流体6)
が流路8内に供給される。
形成される流路8であり、フレキシブルなパイプ18を
ケース2、チューブ1内に挿通させることにより形成さ
れている。この流路8にはポンプ19が接続されてお
り、該ポンプ19から所定圧力の生理食塩水(流体6)
が流路8内に供給される。
【0019】また、上記流路8の他端、すなわち流体6
の噴出口7は羽根車9の後方で、かつ該羽根車9の回転
羽根外周部近傍に位置しており、該噴出口7から噴出す
る生理食塩水の水圧により羽根車9、および超音波反射
体5を回転駆動する。
の噴出口7は羽根車9の後方で、かつ該羽根車9の回転
羽根外周部近傍に位置しており、該噴出口7から噴出す
る生理食塩水の水圧により羽根車9、および超音波反射
体5を回転駆動する。
【0020】さらに、ケース2の少なくとも羽根車9よ
り前方の部位には排出口10が開設されており、流路8
から流出する動力用の生理食塩水6をケース2外、すな
わち、血管内に排出する。
り前方の部位には排出口10が開設されており、流路8
から流出する動力用の生理食塩水6をケース2外、すな
わち、血管内に排出する。
【0021】したがってこの実施例において、流路8内
に流体6を供給して噴出口7から噴出させると、圧電振
動子3は、所定の角速度で回転する。同時にこの圧電振
動子3に電気信号処理回路16を介して駆動電圧を印加
すると、該圧電振動子3から発生した超音波はケース2
の中心軸4に沿って超音波反射体5方に進行した後、該
超音波反射体5の斜辺壁面を反射面11としてケース2
の壁面に対して垂直方向に反射して超音波ビーム23を
形成する。
に流体6を供給して噴出口7から噴出させると、圧電振
動子3は、所定の角速度で回転する。同時にこの圧電振
動子3に電気信号処理回路16を介して駆動電圧を印加
すると、該圧電振動子3から発生した超音波はケース2
の中心軸4に沿って超音波反射体5方に進行した後、該
超音波反射体5の斜辺壁面を反射面11としてケース2
の壁面に対して垂直方向に反射して超音波ビーム23を
形成する。
【0022】このビーム23は、圧電振動子3が所定角
速度で回転していることから、圧電振動子3を中心とし
て放射状に走査されることとなり、血管壁面等の音響イ
ンピーダンスの異なる部位において反射した走査ビーム
を圧電振動子3により電気音響変換した後、電気信号処
理回路16により処理されて探傷対象を輪切りにした断
層像が得られる。なお、圧電振動子3の回転角速度は図
示しないセンサにより検知されており、送信タイミング
と受信タイミングの同期化が図られる。
速度で回転していることから、圧電振動子3を中心とし
て放射状に走査されることとなり、血管壁面等の音響イ
ンピーダンスの異なる部位において反射した走査ビーム
を圧電振動子3により電気音響変換した後、電気信号処
理回路16により処理されて探傷対象を輪切りにした断
層像が得られる。なお、圧電振動子3の回転角速度は図
示しないセンサにより検知されており、送信タイミング
と受信タイミングの同期化が図られる。
【0023】なお、以上においては、流体6として生理
食塩水を使用する場合を示したが、この他に、例えば液
状の薬品を使用すると、患部への直接投与が可能にな
る。図2に本発明の第2の実施例が示されている。な
お、この実施例の説明において、上述した実施例を同一
の構成は、図面に同一の符合を付して説明を省略する。
食塩水を使用する場合を示したが、この他に、例えば液
状の薬品を使用すると、患部への直接投与が可能にな
る。図2に本発明の第2の実施例が示されている。な
お、この実施例の説明において、上述した実施例を同一
の構成は、図面に同一の符合を付して説明を省略する。
【0024】この実施例は羽根車9の駆動用流体6をケ
ース2外、すなわち体内に放出することなく、回収する
もので、ケース2、およびチューブ1内にパイプ24を
挿通させて循環路12が構成される。なお、この循環路
12の先端はケース2先端に配置されており、流体6の
水圧を低下させることなく効率的に循環経路が構成され
るように配慮されている。
ース2外、すなわち体内に放出することなく、回収する
もので、ケース2、およびチューブ1内にパイプ24を
挿通させて循環路12が構成される。なお、この循環路
12の先端はケース2先端に配置されており、流体6の
水圧を低下させることなく効率的に循環経路が構成され
るように配慮されている。
【0025】このように、流体6を体内に排出すること
なく、循環路12により回収するように構成することに
より、人体への影響を考慮することなく、種々の流体6
を採用することができる。
なく、循環路12により回収するように構成することに
より、人体への影響を考慮することなく、種々の流体6
を採用することができる。
【0026】なお、以上の説明においては、超音波反射
体5の反射面11を中心軸4に対して45゜(図1にお
いてθ1で示す)傾斜させるように配置した場合を示し
たが、この他に破線で示すように、45゜以上(θ2)
とすることも可能であり、このように構成した場合に
は、ケース2の進入部位より前方の断層像を得ることが
できる。
体5の反射面11を中心軸4に対して45゜(図1にお
いてθ1で示す)傾斜させるように配置した場合を示し
たが、この他に破線で示すように、45゜以上(θ2)
とすることも可能であり、このように構成した場合に
は、ケース2の進入部位より前方の断層像を得ることが
できる。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、超音波反射体を回転させることにより超音波
ビームの走査を行なうので、圧電振動子に直接信号線を
接続することができる。この結果、微小な超音波探触子
を構成する際、ロータリートランスを使用する必要がな
く、トランス・ギャップのアライメントやコイルの線巻
き等の作業が不要で、実現が容易である。
によれば、超音波反射体を回転させることにより超音波
ビームの走査を行なうので、圧電振動子に直接信号線を
接続することができる。この結果、微小な超音波探触子
を構成する際、ロータリートランスを使用する必要がな
く、トランス・ギャップのアライメントやコイルの線巻
き等の作業が不要で、実現が容易である。
【0028】また、圧電振動子から直接信号線を引き出
すために、ブラシの接触で発生するノイズを除去するこ
とができる。さらに、超音波反射体の駆動に流体を使用
しているので、全体の可撓性が損なわれることがなく、
曲りくねった血管等への挿入が容易になる。
すために、ブラシの接触で発生するノイズを除去するこ
とができる。さらに、超音波反射体の駆動に流体を使用
しているので、全体の可撓性が損なわれることがなく、
曲りくねった血管等への挿入が容易になる。
【図1】本発明の実施例を示す図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す図である。
【図3】従来例を示す図である。
【図4】他の従来例を示す図である。
1 チューブ
2 ケース
3 圧電振動子
4 軸
5 超音波反射体
6 流体
7 噴出口
8 流路
9 回転体
10 排出口
11 超音波反射面
12 循環路
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 原 靖
神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地
富士通株式会社内
(72)発明者 松井 清人
神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地
富士通株式会社内
(72)発明者 川辺 憲二
神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地
富士通株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】フレキシブルなチューブ(1)の一端に接続
されたケース(2)の内壁面に固定された圧電振動子(3)
と、 該圧電振動子(3)の背面に前記ケース(2)の長手方向に
沿う軸(4)回りに回転自在に保持される超音波反射体
(5)と、 装置外部から送出される流体(6)を前記超音波反射体
(5)の後方に位置する噴出口(7)に導く流路(8)と、 前記超音波反射体(5)の後方に固定され、前記流路(8)
の噴出口(7)から噴出される流体(6)により前記超音波
反射体(5)を前記軸(4)を介して回転駆動させるための
回転体(9)と、 前記噴出口(7)から噴出された流体(6)をケース(2)外
方に排出するためにケース(2)に開設される排出口(1
0)とを有してなる超音波探触子。 - 【請求項2】前記超音波反射体(5)を円柱を斜めにカッ
トした形状に形成するとともに、その斜辺壁面をケース
(2)前方に向けて超音波反射面(11)としたことを特徴
とする超音波探触子。 - 【請求項3】前記噴出口(7)から噴出した流体(6)は、
前記ケース(2)、およびチューブ(1)内に構成される循
環路(12)により回収される請求項1または2記載の超
音波探触子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3179717A JPH0523336A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 超音波探触子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3179717A JPH0523336A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 超音波探触子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0523336A true JPH0523336A (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=16070643
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3179717A Withdrawn JPH0523336A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 超音波探触子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0523336A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5651366A (en) * | 1994-09-19 | 1997-07-29 | Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University | Forward viewing ultrasonic imaging catheter |
| US8052604B2 (en) * | 2007-07-31 | 2011-11-08 | Mirabilis Medica Inc. | Methods and apparatus for engagement and coupling of an intracavitory imaging and high intensity focused ultrasound probe |
| US8401610B2 (en) | 2003-04-28 | 2013-03-19 | Board Of Regents, The University Of Texas System | Rotating catheter probe using a light-drive apparatus |
| US8845559B2 (en) | 2008-10-03 | 2014-09-30 | Mirabilis Medica Inc. | Method and apparatus for treating tissues with HIFU |
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