JPH05507457A - 相互錠止パレット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発　明　の　名　称 相互錠止パレット 発明の背景 本発明は、相互に結合することのできる少なくとも２つの部分からなる新しい相 互錠止パレットに関する。

複数の部分で形成される相互錠止パレットは知られている。これらのパレットは 、特に積荷の一部のみを成る場所から別の場所まで輸送しようとするときに、リ フトトラックで移動すべき積荷を支えるのに有用である。このようなパレットは 米国特許第３．６５０．２２４号において開示されている。パレットの様々な部 分が解放自在の相互錠止関係で結合され得るが、確実な錠止手段がまったく設け られておらず、パレットを持ち上げ、移動させる際に、部分が分離する可能性が ある。

発明の概要 本発明によれば、少なくとも２つのパレット部分からなり、これらのパレット部 分を相互に確実に結合する解放自在の相互錠止手段を有するパレットを得ること ができる。錠止手段は、パレットの左右、上下の、両方向の移動中にパレット部 分の分離を効果的に防止する。

各パレット部分は、各角隅に設置された脚部材を有する頂部積荷支持デツキを有 する。錠止手段は、各パレット部分上に設けたナックルを包含し、これらのナッ クルは、合わせ状態に持って行（ことができる。第１のパレット部分のナックル は、デツキの少なくとも１つの側部の周縁に沿って隔たって設けてあり、且つデ ツキの隣接した側部にある基底部材に沿って隔たって設けである。

同様に構成したパレット部分が合わせ位置にあるとき、２つのパレット部分は、 合わせ態のナックルにある開口を通して錠上部材を挿入することによって、相互 に錠止され得る。

本発明のパレットの他の実施例においては、第１パレット部分に設けたナックル は、デツキの少なくとも１つの側部の表面の周縁に沿って隔たって設けてあり、 且つデツキの隣接側部の基底部材に沿って隔たりて設けである。第２パレット部 分に設けたナックルも、上記と同様に隔たって設けてあり、第１パレット部分上 のナックルと係合し得るようになっている。２つのパレット部分のナックルが係 合位置にあるとき、パレット部分は、合わさった状態のナックルにある開口を通 して錠上部材を挿入することによって相互に錠止され得る。

図面の簡単な説明 第１図は、４つの相互錠止されたパレット部分を示す、本発明のパレットの斜視 図である。

第２図は、第１図のパレットの１つのパレット部分ヲ示す図である。

第３図は、第１図に示すパレットを部分的に破断した状態で示す図である。

第４図は、２つの相互錠止されたパレット部分を示す、本発明の他の実施Ｈｃｉ ｖ図である。

第５図は、第４図のパレットの１つのパレット部分を示す図である。

好ましい実施例の詳細な説明 第１図を参照して、パレット１０は、４つのパレット部分１２．１４．１６およ び１８を包含する。４つのパレット部分は実質的に同一であり、各々、頂部積荷 支持デツキ２０．２２．２４．２６と、各パレット部分の角隅に設けた脚部材２ １．２３．２５．２８．３０．３２および３４とを有する。

パレット部分１２が、第２図により詳細に示しである。

ナックル３６．３６′および３６′がデツキ２０の表面の周縁に沿って隔たって 設けである。同様のす・ツクル３８．３８′および３８′が縦材４０に沿って隔 たって設けである。ナックルは、錠上部材を受け入れるためのアイ４２．４２′ 、４２′、４４．４４′および４４′を有する。パレット部分１４．１６および １８も同様に、隔たったナックルおよびアイを包含する。

第１図に示すように、パレット部分は開口４６．４８．５０．５２を有し、これ らの開口は、フォークリフト・トラックまたはパレット・トラックのフォークの 浸入を許すに充分な幅となっている。縦材５４．５６．５８および５９は、傾斜 した外面、内面（好ましくは４５度の傾斜）を有し、パレット・トラックの車輪 へのアクセスおよび引き抜きを容易にしである。

図示した実施例は、大型のフィルム・ロールを輸送するように構成しである。第 １図に示すように、節部６０．６１．６２および６４がパレット部分の表面から 突出している。ロールの芯の開口端が、直立位置で節部を覆って位置し、パレッ ト上にロールを保持するのを支援するようになっている。節部およびパレット部 分の表面は、重い積荷を支え得るように適当に補強してなければならない。異な った形状の積荷を収容するのに他の形態を用いてもよい。

第２図に最も良く示しであるように、パレット部分１２の表面２０は、角隅ポス トを受け入れるための孔６６．６８および７０を包含する。三角形のポスト７２ （一部が示しである）または池の形態のものを使用することができる。ポストは 、カバープレート（図示せず）を支えることができる。カバープレートは、パレ ット上に直立しているロールの芯の開口端を受け入れるための節部を包含する。

カバープレートは、輸送および積み重ね時に、パレット上のロールを保護するの に必要である。パレット、ロールおよびカバープレートを収容するための伸縮包 装材を、適当な重合体フィルムを用いて設けてもよい。

次に第３図を参照して、ここにはパレット１２が部分的に破断した状態で示しで ある。錠止ロッド７４が、隣接するパレット部分１６および１８のナックルを通 して部分的に挿入された状態で示しである。第２の錠止ロッド７６も、パレット 部分１４．１８上のナックルを通して部分的に挿入した状態で示しである。ロッ ド７４が十分に挿入されたとき、屈曲端７８がパレット部分１６．１８の間に形 成された溝８０に嵌合する。同様の溝がロンドア６の端を収容している。

第４図に示す本発明のパレットの他の実施例において、パレット部分８２および ８４は、デツキ９０．９２の周縁に沿って隔たって設けたナックル８６．８６′ 、８６′、８８．８８′、８８″を有する。ロッド９４は、パレット部分を相互 に固着する錠止位置で示しである。

パレット部分８２が、第５図により詳細に示しである。第２セントのナックル９ ８．９８′、９８′が基底縦材１００上に示しである。２つのパレット部分が合 わされたとき、錠止ロッドは上下のセットのナックルに挿入することができる。

パレット部分８２のデツキ１０２の表面は、節部１０４．１０６．１０８．１１ ０．１１２を備え、フィルム・ロールの芯の中空端を受け入れるようになってい る。

本発明のパレットは種々の材料から作ることができる。

パレットは、ＡＢＳ樹脂、高密度ポリエチレンおよびポリエステル類のような高 分子材料で成形し得る。この目的のためには、リサイクル可能な材料が特に適し ている。

パレットを成形する際、デツキ部分および縦材、脚部材を含む下方部分を、それ ぞれ別々に成形し、適当な留め部材によって相互に結合してもよい。好ましくは 、脚部材および縦材は、隣接部材として同時に成形する。しかしながら、パレッ ト部分は、一体のユニットとして成形するとよい。種々の公知の成形技術を使用 できる。

本発明の特別な実施例を図示し、説明してきたが、発明の範囲から逸脱すること なく種々の変更および修正を行えることは当業者には明らかであろう。

ＦＩＧ、４ 要　約　書 少なくとも２つの部分（１２，１４，１６，１８）を有するパレット（１０）は 、これらパレット部分を相互に結合するための相互錠止手段（３６，３８）を有 し、この相互錠止手段は、パレット部分上に設けたナックル（３６，３８）を包 含し、これらのナックルが係合して開放自在の錠止部材（７４）を受け入れるよ うになっている。

補正書の翻訳文提出書 （特許法第１８４条の７第１項） 平成５年１月１８日

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. １．少なくとも２つのパレット部分からなり、これらのパレット部分を相互に結 合するための解放自在の相互錠止手段を有し、各パレット部分が、基底支持部材 を存する頂部積荷支持デッキを有し、前記デッキの少なくとも１つの側部の周縁 に沿って隔たって複数のナックルが設けてあり、また、前記デッキの隣接する側 部にある基底部材に沿って隔たって複数のナックルが設けてあり、前記第１のパ レット部分にあるナックルが、第２のパレット部分上の対応するナックルと係合 できるように隔たって設けてあり、前記ナックルが、係合状態に置かれたときに 、解放自在の錠止部材を受け入れるようになっていることを特徴とするパレット 。
2. ２．請求項１記載のパレットにおいて、各パレット部分が、前記デッキの表面の 中央に位置し且つそこから突出する節部を有し、この節部が、ロールが前記デッ キ上に直立状態で置かれたときに、このロールの中空芯を受け入れるようになっ ていることを特徴とするパレット。
3. ３．請求項１記載のパレットにおいて、各パレット部分が、前記基底部材に隣接 して脚部材を有し、これらの脚部材が、前記パレット部分の各角隅に設けてある ことを特徴とするパレット。
4. ４．請求項１記載のパレットにおいて、前記ナックルが、前記パレット部分を相 互錠止状態に固着するための細長いロッドを受け入れるようになっているアイを 有することを特徴とするパレット。
5. ５．少なくとも２つのパレット部分からなり、これらのパレット部分を相互に結 合するための解放自在の相互錠止手段を有し、各パレット部分が、その各角隅に 設けた脚部材を備える頂部積荷支持デッキを有し、各パレット部分が、前記デッ キの少なくとも１つの側部の表面の周縁に沿って設けた第１セットのナックルと 、これら第１セットのナックルの下方にある部材に沿って設けた第２セットのナ ックルとを有し、これら第１、第２のセットのナックルが、第２のパレット部分 にあるナックルと係合できるように隔たって設けてあり、前記ナックルカ、係合 状態に置かれたときに、開放自在の錠止部材を受け入れるようになっていること を特徴とするパレット。
6. ６．請求項５記載のパレットにおいて、各パレット部分が、前記デッキの表面か ら突出する少なくとも１つの節部を有し、この節部が、ロールが前記デッキ上に 直立状態で置かれたときに、ロールの中空芯を受け入れるようになっていること を特徴とするパレット。
7. ７．請求項５記載のパレットにおいて、前記脚部材が、前記支持デッキの下方に ある部材と隣接していることを特徴とするパレット。
8. ８．請求項５記載のパレットにおいて、前記ナックルが、前記パレット部分を相 互錠止状態に固着する細長いロッドを受け入れるようになっているアイを有する ことを特徴とするパレット。