[go: up one dir, main page]

JPH05507500A - 骨成長刺激物質 - Google Patents

骨成長刺激物質

Info

Publication number
JPH05507500A
JPH05507500A JP91514428A JP51442891A JPH05507500A JP H05507500 A JPH05507500 A JP H05507500A JP 91514428 A JP91514428 A JP 91514428A JP 51442891 A JP51442891 A JP 51442891A JP H05507500 A JPH05507500 A JP H05507500A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
beads
pore size
tissue
average pore
bone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP91514428A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0794376B2 (ja
Inventor
バオ,キービン
ダンブレトン,ジョン エイチ
ハイアム,ポール エイ
Original Assignee
ハウメディカ インク
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ハウメディカ インク filed Critical ハウメディカ インク
Publication of JPH05507500A publication Critical patent/JPH05507500A/ja
Publication of JPH0794376B2 publication Critical patent/JPH0794376B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L27/00Materials for grafts or prostheses or for coating grafts or prostheses
    • A61L27/28Materials for coating prostheses
    • A61L27/34Macromolecular materials
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S623/00Prosthesis, i.e. artificial body members, parts thereof, or aids and accessories therefor
    • Y10S623/92Method or apparatus for preparing or treating prosthetic
    • Y10S623/923Bone

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Transplantation (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Dermatology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Prostheses (AREA)
  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 骨成長刺激物質 発明の背景 成長を刺激するための一定のポアサイズを有するデキストランビーズの使用方法 に関するものである。
的な研究が行なわれている。いろいろな研究努力がなされているなかでも、整形 関心を持つようになったため、興なってはいるが互いに関連している2つのアプ ローチ方法が注目を浴びてきている。箪−のアブクーチ方法は、電気的効果によ り新しい骨の形成を誘導するという臨床学的研究からなる方法である。そして、 第二のアプローチ方法は、骨の成長、力1ブリング、骨形成因子および骨形5発 されている、は骨形成を刺激し、そして調整するため、電場をかけるものである 。また今日に至るまでの40年間は、多くのレポートが動物試験と臨床試験とに おいて、陰極が骨誘導活性化を刺激すると報告している。さらに、いくつかの体 当に絹み合わせたもの、もしくはほかの同定されていない材料が骨の再生に重要 た骨誘導タンパク貢である。さらに上記タンパク質を移植すること(こより、新 しい骨の形成を促進させることができるということが、研究により明らかにされ てより最近になって、研究者たちは新しい骨の形成を促すために、電荷を帯びた デキストランビーズを用いる実験を行なった。この電荷を帯びたデキストランビ ーズの特徴は、多孔性、大きい表面積、翼なる荷電した基、および異なるタンパ ク質へのそれらのlls:J性であり、これらの特徴は幾つかの有益な結果をも たらす。そのような有益な結果は、1988年2月1日〜4日まで開催された箪 24回整形外科学会の年金において報告され、また論文“荷電ビーズ:4#の発 生と巨大細胞+ (骨および鉱物研究雑誌、1988年) (−CharalB ed Reads: GanarationofBone and Giant  Ce1ls−、J、 Bone & Mineral Res、、 1988 )として刊行された。
従来の研究では、ファルマンア社(Pharmaef、 Inc、)製の3種類 の異なるセファデックスデキストランビーズを同等前処理せずに用いた。これら のビーズは、エビクロロヒドリンにより架橋されたポリグルコースデキストラン から形成されている。負または正の電荷を生じさせる荷電を帯びた基は、安定な エステル結合によってマトリックス内のグルコース単位に結合する。これらのビ ーズは、タイロードの平衡塩類溶液(plf−7,3で緩衝)に懸濁されており 、紫外11fi園されている。このようζこして調製されたビーズの物理および 化学的特性は、表1にまとめられている。1分画範囲”は、明示された分子量( 1ml)を持つタンパク質を分けるためのビーズの能力を示すものである。
以下、余白。
分画範囲(Mf) 竺二工 竺二工!亙 11工息二1 江1エヱヱ 1久ム乙二二1G−25なし  中性 なし !000−5000吐^−A−25正 弱塩基 C1−<300 flOCM−C−25負 弱酸 Na+ <30000この研究実験では、負に 荷電したCM−C−25ビーズのみが骨誘導効果を示した。そしてこの実験によ り、負電荷が骨の成長を刺激すると結論された。
新しい骨の形成を誘導するために荷電ビーズを用いることは、効果を誘発する電 場および骨誘導因子効果の両方、またはいずれか一つに由来するのであろう。
かなり小数ではあるが、生物活性に関する生体材料の表面電荷の効果を調べる研 究はあるが、骨誘導過程における生体材料の多孔性効果に関しては殆ど研究がな 費誘導活性を有する生体材料は、欠損または破壊された骨をいやすためにのみ用 いられるのみならず、生物活性を有する材料によって被覆された移植体が存在す る場合、周辺組織と移植体との適合性を改善するためにも用いられる。後者のよ うに用いる場合、生体材料と隣接する組織との接触面の結合は、移植を成功させ るた4の重要なカギとなるであろう。
骨形成を誘発する生体材料の機構を理解するためには、骨構造の詳細にわたる理 解が必要である。骨は、細胞および細胞外マトリックス(ECM)からなる分化 された結合jamである。細胞のひとつのタイプである骨芽細胞は、ECM形成 の原因である。このECMは、有機化合物および無機化合物から形成されている 。
全重量の約35%を占める有機化合物は、はとんどI型コラーゲン(95%)か らなる化合物である。残りの部分(5%)は非コラーゲン性タンパク賀と他の高 分子とからなる複合混合物である。このようなタンパク質のなかの、例えば骨形 1発生タンパク質(BllIP)、ヒト骨格成長因子(hsGF) 、および他 の成長因子のようないくつかは、細胞の増殖を促進させることが知られており、 また分化した細胞機能に対して重要な効果を有している。しかし、このような高 分子の正確な作用amはほとんど理解されていない。骨ECMの無機成分はカル シウムヒドロ牟/アパタイト複合体であり、ヒトクキ/アパタイトの理論的な式 よりも複雑で、その式はCa、@(Poa)@(Of()’tであろうと推測さ れる。
骨芽細胞およびいくつかの骨誘導因子が骨形成過程で果たす重要な役割によれば 、用いられる生体材料が骨形成誘導高分子をコクニー化および濃縮化させる能力 、またはこれらの生体材料の表面に向かって骨芽細胞を移動させる能力のどちら かを有すると期待される。デキストランビーズの独特な特性により、デキストラ ンビーズは骨誘導物質のすぐれた候補となる。
系−に、移植された*、 ビーズを帯電させることにより体内の電気的環境を作 ることができ、これにより電極が作り出すのと同様の効果が与えられる。第二に 、ビーズの翼なる荷電された基およびビーズの異なる多孔性により、特定の分子 量と電荷とを持つある種のタンパク質へ選択的に結合することが可能となる。荷 電されたビーズは、タンパク質の分子量の違いとビーズへの親和性の違いとに基 づいて、タンパク質の分離に利用される。この特徴により、もし正しいビーズの 選択がなされた場合、ビーズがビーズに近いある骨誘導因子へ結合したり、それ らの因子を濃縮することが可能となる。
生体材料によって誘導された実際の骨形成は複雑でかつ調節されているプロセス であり、その正確なメカニズムは充分理解されていない。立体電荷、多孔性、粒 子サイズ、材料の特性などの生−銭料の特性と、生体内および生体外での結果と のつじつまを合わせるべくいくつかの仮説が出されている。これらの仮説のなか のひとつは、生体材料と骨誘導因子との間の相互作用に関して多くの説明を割い ており、それは骨誘導因子形成タンパク賞(BMP)、ヒト骨格成長因子(hS GF)、およびいくつかの他の成長因子にまで及んでいる。この相互作用は、実 際には骨誘導因子のコロニー化、濃縮化、そして最後に活性化を起こす可能性が ある。いくつかの生物学的分子、特にBMPは、新しい骨の形成を誘発するのに 関与するということは周知である。他の仮説は、生体材料と骨細胞、特にECM の形成に関与する骨芽細胞との相互作用についてより強調している。骨芽細胞は 、興なる速度で翼なる生体材料に向けて移動し、生体材料の表面電荷に依存して 、興なる形態形成をともなって結合するということが生体内では知られている。
しかし、骨細胞の形態形成と骨誘導活性との関係は、いまだ明らかにされていな い。翼なる細胞形態形成が表面電荷の直接的な効果であるのか、あるいはそうで ないのかもまた理解されていない。生体材料に向かう細胞の移動速度が、生理的 環境下での高分子、他の有機化学物質、または無機化学物質と、生体材料との間 の化学的または立体的な電荷相互作用の速度よりもかなり遅いという事実から、 細胞の移動および細胞の生体材料への付着よりも荊に、生体材料の表面電荷が変 化するにちがいない。
従来、研究は電荷効果にのみ着目していた。実際、骨芽細胞移動形管形成および 細胞外マトリックス合成が、コロニー化された生体材料の電荷に対して敏感に影 響を受けることが発見された。移植体そのものとして、または金属移植体の被覆 材として使用される生体材料の多孔性の効果に関しては、はとんど注目されてい なかった。生体材料をコロニー化する骨芽細胞は、大多孔性の、生物活性基質の 表面上の孔開口部に架かることができることが知られており、また骨芽細胞の大 きさは、この従来技術において研究された多孔性のそれよりもたいへん大きいと いう事実から、この従来技術で調べられたビーズの多孔性は、骨芽細胞移動形態 形成にわずかながら直接的な効果を示すであろう。しかし、いろいろな高分子が 、興なるポアサイズのビーズに対して異なる結合能力を持つという事実によって 引き起こされる骨芽細胞移動形態形成に対して間接的な効果を示す可能性もあろ う。はとんどの骨形成誘導性高分子の分子量範囲は、ts、oooから30.0 00の範囲であることから、移植体に用いられる生体材料の多孔性は、このよう な骨形成誘導性高分子の結合能力に対して顕著な効果を示すであろう。
デキストランビーズの多孔性は、架橋形成の度合いと、それに結合する荷電され た基の集中の度合とに依存する。セファデックスA型およびC型のビーズは、マ トリックスへ荷電された基を導入することによって、C型ビーズから誘導される 。A盟およびC型ビーズの数は、C型ビーズ(A−25およびC−25はG−2 5から作られ、A−50およびC−50はG−50から作られる)と同じである が、荷電基の導入による膨潤能力の増加にしたがって、1濁ビーズ電荷の多孔性 の帯電が充分なされる。それぞれのセファデックスビーズは、翼なる分子量範囲 を有し、この範囲内で分子がふるい分けされる。この範囲よりも大きい分子量、 排除される限界にある分子は、すべてゲルから排除される。表2は、異なるセフ ァデブクスデ亭ストランビーズの分画範囲を示すものである。
表2 セファデックスの特性 分11iil囲(MW) セファデクス ペプチドおよび 乾燥セフ!テ′プタスIg当りのタイプ uム ヱニU デキストラ/ ユ五圭旦1−匡■G−251000−5000100− 50004−6(i−501500−30000500−100009−11G −)S 3000−80000 1000−50000 12−15G−1o0  400G−15+1000 1000−100000 15−20^−25, C−25<300007−10A−50,C−5030000−1,50000 pHによりて変化デキストランビーズが議論される一方で、上記と同様な特性を 育するポリマーを用いることができる。例えば、そのようなポリマーく上記特性 を持つ)からなる完全な整形外材用移植体を作ることが可能であるし、またはそ の上に骨誘導表面を形成するために、そのようなポリマーで整形外科用移植体を 被覆することもできる。
本発明の概要 本発明の目的は、骨の成長を促進させる移植可能な材料を提供することであるさ らなる本発明の目的は、骨形成誘導タンパク質からなる分子をその内部に保持す ることが可能なポアサイズをもつ有孔性構造を有する移植可能な材料を提供する ことである。
さらに池の本発明の目的は、骨形成誘導因子のための担体としてII用可能な移 植可能な材料を提供することである。
これらの目的および他の目的は、平均ポアサイズがすくなくとも30オングスト ロームを示す有孔性表面を有する移植可能な生体材料によって達成される。この ポアサイズは、少なくとも15,000からsoo、oooまでの分子量を持つ 分子を保持することが可能なサイズである。この分子量範囲の上限では、平均ポ アサイズは約500オノグストクームである。デキストランビーズは、この有孔 性を示すもので、生体材料として用いられる。同様なポアサイズを有し、かつ前 記範囲内の分子を保持することが可能な他のポリマーもまた明らかに利用できる 。
この有孔性表面を宵する生体材料は、骨形成誘導高分子に結合する材料の能力に 関連して、材料の骨形Ii!誘導特性を決定するのにもちいられる。また、材料 は非荷電、負に1R11K、または正に荷電されたものである。
このような生体材料は、すでに述べたように、セファデックスビーズである。分 子量が5000以上の高分子に対する結合を可能とするポアサイズを有するすべ てのビーズが、骨形成誘導能力を示した。このことは、荷電に係わらず真実であ る。
生体材料は、移植前に骨誘導因子を含むm液またはスラリーに浸されることによ って、骨形成誘導因子が取り込まれ、それによってこの生体材料は骨形成誘導因 子を運ぶようになる。あるいは、生体材料は直接的に骨の部位に移植されて、そ こで有孔性生体材料と結合し、骨形成誘導因子を集積させるように働く。
骨の成長を促進させるように作用する有孔性生体材料は、移植可能なデノ〈イス として形成され、そして使用される。また、生体材料は、もとのデ/(イスの大 まかな特性を変丸ることのない、移植可能なデバイスを移植するための被覆材料 としても用いることができる。有孔性生体材料の骨誘導特性は、欠損または損傷 を受けた骨の回復を促進させるのみならず、被覆材として使用することにより移 植された移植体の固定具合いを改善することができる。
好ましい実施9様の記載 下記の実施例を参照して本発明をより詳細に説明する。なお、実施例は本発明を 説明するためのものであって、本発明の意図および範囲を定義または限定するも のではない。
実施例 ファルマノア(Pharmaeii )社から入手した具なるポアサイズからな る2種類の中性のデキストランビーズ(G−25およびG−75)が用いられた 。ビーズを0. 1規定の水酸化ナトリウムで洗浄することによって不純物を除 去し、その後pHp衝液でPHの平衡を保った。ビーズの滅菌は、これらのビー ズをオートクレーブ(120℃、30分間)することによって行なった。これら のビーズの化学的および物理的特性を荷電ビーズの特性とともに表3に示した。
表3 分11[i囲(MW) 竺二五 竺二工玉亙 IuLi 笠を至ヱエヱ 1区ム乙二UG−25なし 中 性 なし 100G−5000G−75すL 中性すL 3000−40000 DEAE−A−25正 弱塩基 CI−< 30000ノ゛エチkTzノエチル CM−C−25負 弱酸 Na+ < 30000宜ル本゛今ノlf& ドリルを用いて18匹のウサギの大腿骨端部末端に6.0mmの孔を開けた。
孔は中央表面から側方表面に向けて、後方表面まで達することなく形成された。
それぞれのウサギの有枝(rfgbt l imb)を対照用として用い、欠損 部を中性荷電デキストランビーズ(G−25)で満たした。左側ドリル孔は、よ り大きなボアを有するビーズG−75で満たした。
これらの材料を移植された状諒で4週間放置し、その時点でウサギは犠牲となっ た。それぞれの肢の顆を、中央部分と側方部分とに切断した。それぞれの大腿骨 の前記中央部分と側方画分とを脱灰化して、メチルメタクリレートに埋め込んだ 。組織学的試験を実施し、その結果を114に示した。
表4 4IlIIi学的試験結果 り人旦二工 LL!L!L! 駁1辺五監G−25,非荷ll6 G−75、荷電、ポアサイズ大 + 2ψ −1柔Mi磁にのみ増殖 +、顕著な骨増殖に好適 既知のデータから、骨形成誘導にとって、ビーズ内に荷電された基が存在するこ とが必要であると容易に結論される。しかし、異なるビーズの物理的特性が4G −25ビーズがA〜25およびC−25ビーズ七同じポアサイズを有すると容易 に仮定することができる。なぜなら、すべての^−2SおよびC−25ビーズは 、G−25ビーズに荷電された基を結合させることによって誘導されるからであ り、また同様の架橋形成vrRを有するからである。しかし、71iNJQ−2 5ビーズの実際のポアサイズは、表2を見れば明らかなように、^−25および C−25ビーズのポアサイズと比較してかなり興なるものである。なぜなら、ポ リマーへの荷電基の結合は、ビーズの膨張能力を増大させるからである。G−2 5の分mNMは、1000から5oooまでに過ぎず、一方^−25とC−25 との分画範囲は30000までである。したがって、帯電効果について、^−2 5およびC−25とそれらを比較するため、対照としてG−25使用することは 不jl切である。なぜなら、これらのビーズ間で非常に異なる電荷以外のなにか (有孔性)があるからである6従来の知見でG−25が骨誘導活性を有しないと いうことは、決して驚くべきことではない。なぜなら、全部ではないとしてもほ とんどの骨誘導性を有するタンパク質は、分子量が5ooo以上であるからであ る。
これらの荷電および非荷電−25ビ一ズ間の有孔性の顕著な違いによって、G− 75ビーズが、これはA−25ビーズ、C−45ビーズと同じ大きさのポアアイ ズを有するものだが、骨誘導プロセスに有孔性がいかに貢献するかについて調べ るために選択された。この場合、電気的荷電効果とポアサイズ効果とを区別する ことができる。なぜなら、 G−25およびG−75ビーズは同じポリマーから できているからであり、骨誘導活性において認められる差異は、ポアサイズ効果 によるものであるはずであるからである。同時にG−75ビーズの結果もまた、 従来用いられてきたビーズと比較して、いかに翼なる荷電ビーズが骨誘導に影響 を及ぼすかどうかを調べるために使用される。
本研究は、非荷電Gー75ビーズを用いた場合、顕著なビーズに関連した新しい 骨の形成が観察され、一方で荷電G−25ビーズではビーズに関連した新しい骨 の形成が認められなかった。このことは、微細な孔の存在が生体材料による骨形 成過程にとって重要な役割を演じることを示している。しかし、本発明は微細な 孔の存在が生体材料の骨誘導活性にとって唯一必要とされるものであるというこ とを示すものではない。生体材料および分子と、生きている細胞との間の相互作 用能力も大変重要である。中性または陽性に荷電されたデキストランビーズと、 荷電された骨誘導因子との間の結合を説明するために立体配置の変化による効果 を用いることは大変難しいことである。しかし、双極子力、水素結合、および疎 水結合のような他の分子間に働(力は、生体材料と、骨誘導因子および生きてい る細胞との相互作用に有効である。本発明は、単独で、または被覆部材として使 用される生体材料に存在する適切な微細な孔は、材料の骨誘導活性を促進するこ とができるということを示すものである。
分子量が約80. GooであるhSGFを除いて、ECMにおいて生物学的活 性を示す高分子のほとんどは分子量がIs,000からso.oooの間である ことから、最小平均微細孔はこれらの高分子に充分適応できる大きさであるべき であるということが予期される。微細孔の上限は、これらの高分子との結合にお いて、下限よりも制限され少ない。ひとつの大きい有孔性デキストランビーr  (G−75)のみを渭いたにもかかわらず、基本的な生化学および生物学の知見 にもとづくと、骨誘導に適応される生物学的活性物質の適当なポアサイズは、分 子分画範囲がMW15.OOOがらso,aooであり、これはお彰よそ30オ ングストロームから500オングストロームの大きさに該当すると外挿される。
本発明のいくつかの実施例および諒様が記載されたが、本発明の意図および範囲 から蝋れることなく、斐更および修飾することが可能であることは明らかである 。
要釣書 骨成長を促進させるための移植可能な材料は、少なくとも30オングストローム の平均ポアサイズを示す微細孔構造を有する。またこの孔を有する材料は、少な くとも15,000から500,000までの分子量を有する分子を保持するこ とが可能である。
国際調を報告 国際調査報告

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.少なくとも30オンダストロームの平均ポアサイズを示す多孔性構造を有し 、少4(とも15,000から500,000の分子量を有する分子をこのポア 中に保持できる生体材料からなる骨成長を促進させるための移植可能な材料。
  2. 2.前記生体材料が湿潤デキストランビーズである請求項1記載の移植可能な材 料。
  3. 3.前記平均ポアサイズが500オングストローム以下である請求項1記載の移 植可能な材料。
  4. 4.前記分子が骨誘導因子を含有している請求項1記載の移植可能な材料。
  5. 5.湿潤状態で、少なくとも30オングストロームの平均ポアサイズを示す多孔 性構造を有し、15,000から500,000の間の分子量を有する分子をポ ア中に保持できる、多数の電荷を帯びていないデキストランビーズからなる骨成 長を促進および刺激するための移植可能な材料。
  6. 6.前足分子が骨誘導因子を含有している請求項5記載の移植可能な材料。
  7. 7.少なくとも30オングストロームの平均ポアサイズを示す多孔性構造を有し 、少なくとも15,000から500,000の間の分子量を有する分子をポア 中に保持できる生体材料で置換移植された組織を被覆し、生体内の組織付近に上 記置換移植された組織を移植することからなる置換移植された組織の回りを組織 成長を促進させるための方法。
  8. 8.前記生体材料が湿潤デキストランピーズである請求項7記載の方法。
  9. 9.前記平均ポアサイズが500オングストローム以下である請求項7記載の方 法。
  10. 10.前記分子が骨誘導因子を含有している請求項7記載の方法。
  11. 11.湿潤状態で、少なくとも30オングストロームの平均ポアサイズを示す多 孔性構造を有し、15,000から500,000の間の分子量を有する分子を ポア中に保持できる多数の帯電されていないデキストランピーズから置換移植さ れろ組織を形成し、生体内の組織付近に上記置換移植される組織を移植すること からなる組織成長を促進させるための方法。
JP3514428A 1990-08-14 1991-06-19 骨成長刺激物質 Expired - Lifetime JPH0794376B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US56742490A 1990-08-14 1990-08-14
US567,424 1990-08-14
PCT/US1991/004147 WO1992003125A1 (en) 1990-08-14 1991-06-19 Bone growth stimulator

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05507500A true JPH05507500A (ja) 1993-10-28
JPH0794376B2 JPH0794376B2 (ja) 1995-10-11

Family

ID=24267095

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3514428A Expired - Lifetime JPH0794376B2 (ja) 1990-08-14 1991-06-19 骨成長刺激物質

Country Status (15)

Country Link
EP (1) EP0550458B1 (ja)
JP (1) JPH0794376B2 (ja)
KR (1) KR100195551B1 (ja)
AT (1) ATE124863T1 (ja)
AU (1) AU650673B2 (ja)
CA (1) CA2087341C (ja)
DE (1) DE69111245T2 (ja)
DK (1) DK0550458T3 (ja)
ES (1) ES2074724T3 (ja)
GR (1) GR3017124T3 (ja)
IE (1) IE69125B1 (ja)
IL (1) IL99131A (ja)
PT (1) PT98637B (ja)
WO (1) WO1992003125A1 (ja)
ZA (1) ZA916378B (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5306305A (en) * 1992-01-31 1994-04-26 Etex Corporation Methods of coating implants with bony structure
ITPD940011A1 (it) * 1994-01-28 1995-07-28 Fidia Advanced Biopolymers Srl Rivestimento di oggetti biomedicali mediante microsfere ottenute da polimeri biocompatibili
US6008208A (en) * 1995-10-23 1999-12-28 Osteoscreen, Inc. Compositions and methods for treating bone deficit conditions
US6649631B1 (en) 1997-10-23 2003-11-18 The Board Of Regents Of The University Of Texas System Compositions and methods for treating bone deficit conditions
US6224630B1 (en) * 1998-05-29 2001-05-01 Advanced Bio Surfaces, Inc. Implantable tissue repair device
US6838436B1 (en) 1998-07-10 2005-01-04 Osteoscreen Inc. Inhibitors of proteasomal activity for stimulating bone growth
US6462019B1 (en) 1998-07-10 2002-10-08 Osteoscreen, Inc. Inhibitors of proteasomal activity and production for stimulating bone growth
US6902721B1 (en) 1998-07-10 2005-06-07 Osteoscreen, Inc. Inhibitors of proteasomal activity for stimulating bone growth
US7491691B2 (en) 2002-05-03 2009-02-17 Sindrey Dennis R Connective tissue stimulating peptides
KR100757241B1 (ko) * 2006-09-13 2007-09-10 재단법인서울대학교산학협력재단 골조직 형성 증진 펩타이드가 함유된 골이식재
US9216181B2 (en) 2011-06-08 2015-12-22 Southwest Research Institute BMP-2 upregulating compounds for healing bone tissue and screening methods for selecting such compounds

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DK154260C (da) * 1981-02-20 1989-05-22 Mundipharma Gmbh Fremgangsmaade til fremstilling af et knogleimplantat af braendt tricalciumphosphat, specielt til udfyldning af hulrum eller til sammensaetning af knogledele efter fraktur.
GB8819755D0 (en) * 1988-08-19 1988-09-21 Geistlich Soehne Ag Chemical compound
US4988358A (en) * 1988-12-28 1991-01-29 Eppley Barry L Method for promoting hard tissue growth and repair in mammals

Also Published As

Publication number Publication date
PT98637A (pt) 1992-06-30
IE69125B1 (en) 1996-08-07
IL99131A0 (en) 1992-07-15
ZA916378B (en) 1993-03-31
PT98637B (pt) 1999-01-29
ES2074724T3 (es) 1995-09-16
EP0550458B1 (en) 1995-07-12
GR3017124T3 (en) 1995-11-30
EP0550458A1 (en) 1993-07-14
KR100195551B1 (en) 1999-06-15
CA2087341C (en) 2000-08-08
KR930701151A (ko) 1993-06-11
ATE124863T1 (de) 1995-07-15
WO1992003125A1 (en) 1992-03-05
DE69111245D1 (de) 1995-08-17
DE69111245T2 (de) 1995-11-23
JPH0794376B2 (ja) 1995-10-11
AU8430091A (en) 1992-03-17
DK0550458T3 (da) 1995-11-27
IE912869A1 (en) 1992-02-26
IL99131A (en) 1995-12-31
AU650673B2 (en) 1994-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5263985A (en) Bone growth stimulator
ES2278435T3 (es) Protesis con factores de crecimiento asociados.
CA2082946C (en) Synthetic bone matrix
US4609551A (en) Process of and material for stimulating growth of cartilage and bony tissue at anatomical sites
US4975526A (en) Bone collagen matrix for zenogenic implants
US6005161A (en) Method and device for reconstruction of articular cartilage
ES2209107T3 (es) Matriz colageno-polisacarida para la reparacion de huesos y cartilago.
US20020106793A1 (en) Tissue engineering scaffolds promoting matrix protein production
JP2665385B2 (ja) 精製粒子状骨鉱質生成物
AU2008320842B2 (en) Process for producing particles loaded with growth factors, and the particles obtained in this way
US20090238874A1 (en) Biomimetic composition reinforced by a polyelectrolytic complex of hyaluronic acid and chitosan
Sipehia et al. Enhanced attachment and growth of human endothelial cells derived from umbilical veins on ammonia plasma modified surfaces of PTFE and ePTFE synthetic vascular graft biomaterials
JPH05507500A (ja) 骨成長刺激物質
CN108066816B (zh) 一种聚阴离子改性纤维内仿生矿化材料、制备方法及应用
JP2006514655A (ja) インビボおよびインビトロトランスフェクション用のリン酸カルシウムセラミックおよび粒子
CN110478528A (zh) 一种新型的促组织修复材料的制备方法及其应用
CN1255479C (zh) 复合骨组织工程支架材料及其制备方法
WO2001082773A2 (en) Structures useful for bone engineering and methods
Clokie Collagen and a thermally reversible poloxamer deliver demineralized bone matrix (DBM) and biologically active proteins to sites of bone regeneration
US20030077825A1 (en) Structures useful for bone engineering and methods
KR100231279B1 (ko) 치주조직을 복원하기 위한 골아세포 이식용 조직성장인자를 함유한 생분해성 폴리사카라이드 스폰지제제
KR20030006787A (ko) 트리칼슘포스페이트를 함유한 골대체제용 키토산 비드
JP2003502082A (ja) リン酸カルシウムセラミックおよび骨組織からなる骨移植片材料