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JPH06186743A - カラープルーフィング構造物におけるアルカリ溶解性ホトポリマーの使用 - Google Patents

カラープルーフィング構造物におけるアルカリ溶解性ホトポリマーの使用

Info

Publication number
JPH06186743A
JPH06186743A JP5202209A JP20220993A JPH06186743A JP H06186743 A JPH06186743 A JP H06186743A JP 5202209 A JP5202209 A JP 5202209A JP 20220993 A JP20220993 A JP 20220993A JP H06186743 A JPH06186743 A JP H06186743A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
carbon atoms
color
layer
photopolymer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5202209A
Other languages
English (en)
Inventor
Gary L Holmes
ゲイリー・リー・ホームズ
Mahfuza B Ali
マーファザ・ベガム・アリ
M Zaki Ali
モハマッド・ザキ・アリ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
3M Co
Original Assignee
Minnesota Mining and Manufacturing Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minnesota Mining and Manufacturing Co filed Critical Minnesota Mining and Manufacturing Co
Publication of JPH06186743A publication Critical patent/JPH06186743A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/038Macromolecular compounds which are rendered insoluble or differentially wettable
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F3/00Colour separation; Correction of tonal value
    • G03F3/10Checking the colour or tonal value of separation negatives or positives

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 プルーフィング構造物は柔軟な支持ベースフ
ィルムと、その上に被覆形成された着色層を有し、ここ
で着色層は着色剤とアルカリ溶解性ホトポリマーを含有
している。 【効果】多くのカラープルーフィング構造物は、粘着性
でかつ着色層を保護するための酸素バリヤーを必要とす
るホトオリゴマーを用い、貯蔵安定性が悪い。カラープ
ルーフィング構造物の着色層にアルカリ溶解性ホトポリ
マーを使用することによって、より簡単にプルーフィン
グ構造物を加工することができ、酸素バリヤーの必要性
を排除し、ホトポリマーの貯蔵安定性を改善する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラープルーフィング構
造物(color proofing constru
ction)、特に2−アルケニルアズラクトンから誘
導されたアルカリ溶解性ホトポリマーを使用したカラー
プルーフィング構造物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明の解決しようとする課題】グラフ
ィクスアートの分野では、画像データを用いてカラープ
レートを生成したり、また、印刷工程中で得られた色質
を再現する前に、画像データから4又はそれ以上のカラ
ープルーフを生成し、カラー印刷の設定を修正してプリ
ンターを補助することがしばしば求められる。プルーフ
は、印刷工程からのハーフトーン画像の忠実な複写でな
ければならず、印刷された画像と比較したときに、色を
ゲインもロスもあってはならない。カラープルーフの視
覚試験は以下の特徴を示さねばならない: 1.ネガの欠陥 2.材料の印刷をする印刷機から予測される最良の色へ
の翻訳 3.全ての全くの正しい階調及びグレイが中間色かどう
か、 4.必要であれば、印刷版の作成前に色の1つの抑制、
及び/又はネガフィルムの変更のための指示の付与。プ
レプレスカラープルーフを用いない複数色の印刷のカラ
ープルーフィングは、印刷機を用いることによって、又
は実際の複数色印刷に必要な工程をすべて行うプルーフ
印刷機によって行われている。このような従来のカラー
プルーフィングはコスト的にも時間的にも浪費である。
【0003】写真工程では、ホトポリマーを使用するこ
とが知られている。写真カラープルーフィング法には多
種類あり、例えば、サープリント(surprint)
型((ラミネートされた単一シート)及びオーバーレイ
(overlay)型がある。
【0004】カラープルーフィング法のオーバーレイ型
では、別々の透明な可塑性支持体を用い、それぞれの色
の感光性溶液を用いることによって、それぞれの色分解
フィルムの印刷物を形成する。次に、それぞれの色の印
刷物を担持したこのような複数の支持体を、お互いに白
色のシート上に積層し、カラープルーフを作成する。カ
ラープルーフィングのオーバーレイ型の第1の効果は、
早くかつ、レジスター(register)中に少なく
とも色を加えることによってオーバーレイプルーフとし
て提供できることである。
【0005】カラープルーフィング法のサープリント
(粘着的にラミネートされた単一シート構造物)型で
は、連続的に不透明な支持体上にそれぞれの色の感光性
溶液又はホトポリマー被膜を設けることにより、それぞ
れの異なった色分解フィルムから異なった色の印刷物を
連続的に作成することによって、カラープルーフィング
を作成する。場合によっては、それぞれの色分解は、そ
れぞれの色の感光性溶液又はホトポリマー塗液をストリ
ップ状の支持ベースフィルムに塗布することによって調
製してもよく、次いで粘着的にこの色分解の印刷物を見
当合わせにおいてお互いにラミネートして、フルカラー
プルーフを調製する。幾つかの例が米国特許第3,67
1,236号及び3,136,637号に記載されてい
る。カラープルーフのサープリント型の利点は、色の飽
和状態が可塑性支持体の影響をうけないことである。こ
の方法はオーバーレイ系に比べて実際の印刷工程により
類似しており、本来の色の歪みを除去することができ
る。
【0006】カラープルーフィングのオーバーレイ又は
サープリント型だけでなく、光重合や熱転写技術を用い
て画像の複製物を作成する他の方法が知られている。幾
つかの例が米国特許第3,060,023、3,06
0,024、3,060,025、3,481,73
6、及び3,607,264号に記載されている。一般
的にこれらの方法では、好適な支持体上に被覆形成され
た光重合性層を露光し、透明化する方法で潜像形成す
る。次に、露光された層の表面を、成分別の画像受容表
面に接触させて圧着する。このとき、この成分の少なく
とも1つは、層の非露光部分の熱転写温度以上の温度に
加熱する。そして、2つの成分を分離し、これによっ
て、組成物の熱的に転写可能な非露光画像領域を画像受
容成分に転写する。この成分が予め着色していない場合
には、粘着性非露光画像を所望のトナーを用いて新たに
選択的に着色してもよい。着色した物質は、透明な非重
合性材料で粘着するのが好ましい。ラミネート、露光及
び現像は色ごとにその操作を行うので、これらの方法は
一般に時間を浪費するものである。
【0007】典型的に、プルーフィング構造物には支持
ベースフィルムと着色層との間に酸素バリヤーを付加し
ている。しかしながら、このようなバリヤーは透明シー
トのエッジ周辺又はピール・フロント(peel fr
ont)周辺で割れるため、酸素の侵入を許してしま
う。酸素は光重合を妨げる。更に、種々のバリヤーは水
によるダメージに敏感で、構造物の効果と機能性を喪失
させる。
【0008】
【課題を解決するための手段】要するに、本発明の第1
の特徴としては、ネガ型プルーフィングフィルム構造物
が: (a) 柔軟な支持ベースフィルム;と(b) 着色剤
とアルカリ溶解性ホトポリマーを含有する着色層を備え
ている。
【0009】本発明の他の特徴としては、透明な粘着層
をこの構成物に付加してもよく、着色層と粘着層との間
にバリヤー層を有してもよい。酸素バリヤー層は本発明
に必要ではないが、粘着層の有無に拘わらず、このよう
な層を着色層上に被覆形成して使用してもよい。
【0010】本発明は、2−アルケニルアズラクトンか
ら誘導されたアルカリ溶解性ホトポリマーをカラープル
ーフィング構造物用に使用する。このホトポリマーは2
0,000〜2,000,000ドルトン(Dalto
ns)の数平均分子量を有する。更に、カラープルーフ
ィング構造物は優れた貯蔵安定性と酸素非感応性を有す
る。本発明に有用なホトポリマーには、顔料分散体や結
合剤に使用するポリマーを包含した広い範囲のポリマー
を適用できる。
【0011】本発明は、アルカリ溶解性ホトポリマーを
カラープルーフィング構造物に使用する。本発明の用途
としてはまず、水性現像可能なカラープルーフィング系
がある。本発明はオーバーレイ、単一シートオーバーレ
イ構造物又は、熱転写複写物のいずれにも使用すること
ができる。
【0012】本発明のカラープルーフィング構造物は、
柔軟な支持ベースフィルムと、この上に被覆形成され、
アルカリ溶解性ホトポリマー(以下「ホトポリマー」と
記載する)と着色剤を含有した着色層とを含有してい
る。ここで着色層は水性現像可能な画像形成層である。
【0013】本発明の範囲内で、種々のカラープルーフ
ィング構造物の形状が考えられる。種々の形状の中から
非限定的な例を以下に示す: (1) 順に(a)柔軟な支持ベースフィルム、(b)
その上に被覆形成した着色層、及び(c)着色層の表面
上に被覆形成した酸素バリヤー層、(ここで着色層の表
面はベースフィルムと接していない); (2) 順に(a)柔軟な支持ベースフィルム、(b)
ベースフィルムと着色層の間に配置された酸素バリヤー
層、(c)着色層、(ここでベースフィルムは剥離面を
有している); (3) 順に(a)柔軟な支持ベースフィルム、(b)
その上に被覆形成した着色層、(c)バリヤー層、
(d)粘着層(ここでバリヤー層は粘着層や欠陥から着
色層を保護している); (4) 順に(a)柔軟な支持ベースフィルム、(b)
ベースフィルムと着色層の間に配置された酸素バリヤー
層、(c)着色層、(d)粘着層から着色層を保護する
バリヤー層、(e)粘着層、(ここでベースフィルムは
剥離面を有している); (5) 順に(a)柔軟な支持ベースフィルム、(b)
着色層、(c)粘着層;及び (6) 順に(a)柔軟な支持ベースフィルム、(b)
ベースフィルムと着色層の間に配置された酸素バリヤー
層、(c)着色層、(d)粘着層。
【0014】本発明で使用するアルカリ溶解性ホトポリ
マーは線形のヒドロカルビル骨格を有し、フリーラジカ
ル重合性の官能基をこれに付加したペンダントペプチド
基と、更に、少なくとも1つの有機オキソ酸基又はその
塩を有するエネルギー感応性ポリマーである。これらの
官能基は水溶性と重合性を与える。ホトポリマーについ
ては1991年2月21日に出願された米国特許出願0
7/658,983号に記載されており、その記載をこ
こに挿入する。
【0015】本発明に有用なアルカリ溶解性ホトポリマ
ーはホモポリマーであってもコポリマーであってもよ
い。ここでコポリマーはブロック型であってもランダム
型であってもよく、好ましくはランダム型で以下の構造
式で記載される:
【0016】
【化5】
【0017】ここで、Rは水素又はメチルであり;R
は以下の式で表される
【0018】
【化6】
【0019】ここでmは−R−Rに対しては0、−
−R、及び−R−Rに対しては1であり;n
は0又は1;
【0020】R、R、R及びRは独立して1〜
12個の炭素原子を有するアルキル基又は5〜12個の
炭素原子を有するシクロアルキル基、6〜12個の炭素
原子を有するアリール又はアラルキル基で、又はR
、RとRの組のうち少なくとも1組は、炭素が
結合して5または6員環を形成してもよく、又はnが1
の場合にはR、R、R及びRはいずれもHでも
よく;好ましくはRとRはメチルでnは0である;
【0021】Wは−NH−、−NR13、−S−、又は
−O−で、ここでR13は炭素原子数1〜12のアルキ
ルであり;好ましくは、Wは−O−又は−NH−で;最
も好ましくは、Wは−O−である;R(mは1)は、
(a)
【0022】
【化7】
【0023】ここで、R10は1〜12個の炭素原子を
有するアルキレン基、6〜10個の炭素原子を有するア
リーレン基、アルキレン基が2〜4個の炭素原子を有
し、かつ酸素原子数が4以下の正の整数であるオキシア
ルキレン基、又はポリ(オキシアルキレン)であり、最
も好ましくは、R10は1〜4個の炭素原子を有する;
11は水素、シアノ、カルボキシル基、又は−C(=
O)NH基;及びR12は水素、1〜12個の炭素原
子を有するアルキル基、又は任意に置換基(例えばハロ
ゲン、1〜4個の炭素原子数のアルキル又はアルコキシ
基)を有するフェニル基又はナフチル基、又は(b)−
10−W−T、ここでR10は(a)で定義したも
の、Wは先に定義したもの、Tはアクリロイル、メタク
リロイル、シンナモイル、マレオイル、フマロイル、イ
タコノイル、クロトノイルからなる群から選択されるエ
チレン性不飽和基で、好ましくはアクリロイル又はメタ
クリロイルである;から選択される重合性エチレン性不
飽和基であり、
【0024】R(mは1)は水素、又は溶解性陽イオ
ン(例えば、ナトリウム、カリウム、4級アンモニウム
又は−E−A、ここでEはC、N、S、及び非過酸化性
O原子の総原子の個数が18までの2価の有機結合基
で、Aはカルボキシル基、スルホ基、ホスホ基から選択
される酸の基及びその塩である。Rは単一基のAより
も多くの官能基を有する多官能性であってもよい。非限
定的なEの例としては、アルキレン及びアリーレン基
(例えば、プロパン−1,3−ジイル、メチレン、ドデ
カン−1,12−ジイル、p−フェニレン)、オキサ−
置換アルキレン基(例えば、2−オキサプロパン−1,
3−ジイル、3−オキサペンタン−1,5−ジイル)、
アザ−置換アルキレン基(例えば、2−アザプロパン−
1,3−ジイル、3−メチル−3−アザペンタン−1,
5−ジイル)等がある。Aの例としては、これに限定さ
れないが、カルボキシ基(−COOH)、ホスホ基(−
PO)、スルホ基(−SOH)及びアルカリ金
属(例えば、ナトリウム、リチウム、カリウム)との
塩、モノ−、ジ−、トリ−及びテトラ置換アンモニウム
塩(例えば、アンモニウム、テトラブチルアンモニウ
ム、フェニルジプロピルアンモニウム)がある。好まし
くはAはカルボキシ基、スルホ基、ホスホ基又はそれら
のアルカリ金属又はテトラ置換アンモニウムの塩であ
る。
【0025】4級アンモニウム塩基を、形成されたポリ
マーとカップリング反応経由で反応させる(例えば、ア
ズラクトン基を求核置換4級アンモニウム塩とカップリ
ングさせる)ことによって、又はポリマーに結合した3
級アミンの4級化によって、ポリマーに取り入れること
ができる。また、ホトポリマーを、4級アンモニウム塩
含有モノマーと共重合させることもできる。また、4級
アンモニウム塩を、加水分解後にポリマーを中性化す
る、即ち、カルボキシル基(Rが−COHの時)を
水酸化テトラブチルアンモニウム又は、水酸化テトラメ
チルアンモニウムに置き換えて、ポリマーに取り入れる
こともできる。
【0026】R(mは0)は−COH及びその塩、
2〜40個の炭素原子を有するカルボアルコキシ基、又
は2〜40個の炭素原子を有するモノ−又はジアルキル
アミド基を表す。好ましくはRは−COH及びその
塩である。
【0027】a、b、c、及びdは独立して、モノマー
単位の総量に対する個々のモノマー単位の割合を表し、
a+b+c+dの合計は1、また、モノマー単位の総量
に対する個々のモノマー単位(a、b、c、及びdで表
される)のそれぞれのパーセントの和は100%であ
り;好ましくはaは0.4〜0.6、bは0.1〜0.
4、cは0.2〜0.5、dは0〜0.4、より好まし
くはaは0.5〜0.6、bは0.1〜0.2、cは
0.4〜0.5、dは0〜0.2である。
【0028】ホトポリマーがコポリマーの場合には、ホ
トポリマーは0以上0.4以下の範囲、より好ましくは
0以上0.2以下の範囲の「d」モノマー単位を有す
る。R5はフリーラジカル重合性モノマーのフリーラジ
カル重合から誘導されたポリマーの単位である。このよ
うなモノマーにはアクリル酸、メタクリル酸、単官能ア
クリレート類及びメタクリレート類、アクリルアミド及
びメタクリルアミド、アクリロニトリル及びメタクリロ
ニトリル、スチレン、及びN−ビニルピロリドンがあ
る。好ましくは、コモノマーにはジメチルアミノエチル
メタクリレート及びアクリレート、メチルメタクリレー
ト、エチルアクリレート、エチレンオキサイドアクリレ
ート、イタコン酸、イソオクチルメタクリレート、ラウ
リルメタクリレート、又はその塩、好ましくは、4〜2
5個の炭素原子、より好ましくは10〜25個の炭素原
子を有する4級アンモニウム塩がある。好ましい4級ア
ンモニウム陽イオンの例としては、これに限定されない
が、エチルトリメチルアンモニウム、テトラブチルアン
モニウム、ヘキシルトリブチルアンモニウム、テトラヘ
キシルアンモニウム、メチルトリベンジルアンモニウ
ム、ベンジルトリメチルアンモニウム、等がある。陰イ
オンはいかなる水溶性陰イオンでもよい。
【0029】ホトポリマーは2−アルケニルアズラクト
ンを重合性モノマーとして使用して調製する。2−アル
ケニルアズラクトン類は公知でその合成、物理的及び化
学的性質、単重合及び共重合の動向、及び調製及び用途
はラスミューセン(Rasmussen)ら(エンシク
ロペディア・オブ・ポリマー・サアイエンス・アンド・
エンジニアリング(Encyclopedia of
Polymer Science and Engin
eering)「ポリアズラクトン類(Polyazl
actones)」2nd ed,;1988;Vo
l.11,pp558−571.)による最近の論文で
議論されている。本発明で有用な2−アルケニルアズラ
クトン類には、2−ビニル−4,4−ジメチル−2−オ
キサゾリン−5−オン、2−イソプロペニル−4,4−
ジメチル−2−オキサゾリン−5−オン、2−ビニル−
4−エチル−4−メチル−2−オキサゾリン−5−オ
ン、2−ビニル−4,4−ジエチル−2−オキサゾリン
−5−オン、2−ビニル−4−メチル−4−フェニル−
2−オキサゾリン−5−オン、2−イソプロペニル−
4,4−テトラメチレン−2−オキサゾリン−5−オ
ン、2−ビニル−4,4−ペンタメチレン−2−オキサ
ゾリン−5−オン、2−ビニル−4,4−ジメチル−2
−オキサゾリン−6−オンがある。
【0030】ホモポリマー又はコポリマーを得るための
モノマーの重合は、この分野で公知の熱的手段(例え
ば、過酸化アクリル類、過炭酸ジアルキル類、アゾアル
カン類等の分解)又は、光化学的手段(例えば、ビスイ
ミダゾール類、ベンゾインエーテル類、芳香族ケトン
類、又はハロメチル−s−トリアジン類の光分解)によ
って達成してもよい。
【0031】重合した2−アルケニルアズラクトンを、
次に、求核的にに置換して水溶性ホトポリマーを得る。
残った2−アルケニルアズラクトン成分は、酸又は塩基
の触媒を用いた種々の求核試薬を用いて簡単に官能化さ
れる。得られたホトポリマーの光走査技術で測定された
数平均分子量は、20,000〜2,000,000ド
ルトンの範囲である。
【0032】効果的には、市販のホトポリマーは粘着性
で、加工困難であるのに対して、得られたホトポリマー
は架橋性、非粘着性でかつ簡単に加工される。他の効果
は、ホトポリマーが比較的、酸素非感応性であることで
ある。多くの市販のホトオリゴマーは酸素の抑制効果に
感応であるが、本発明で使用するホトポリマーは酸素の
影響を受けず、酸素バリヤー被膜を付加する必要がない
(そのような酸素バリヤー層の使用は本発明の範囲外で
はない)。
【0033】ホトポリマーは種々の溶媒に溶解し、その
ような溶媒には、非塩素化溶媒(例えば、MEK)や水
ベースの溶媒(例えば、水、水混和性有機溶媒)があ
る。これによって、カラープルーフィング構造物用のホ
トポリマー含有配合物の被膜を、より環境的に好ましい
溶媒から形成することができる。このホトポリマーは、
グラフィックアートに用いられる広範囲のポリマーや、
特に、典型的に顔料の分散体を使用するポリマー(例え
ば、酢酸ビニル−ビニルアルコールのコポリマー)に適
合する。本発明のホトポリマーを使用する他の効果は、
市販入手できるある種のホトオリゴマー以上の貯蔵安定
性を有していることである。例えば、長期保存によって
幾つかのホトオリゴマーはゲル化し、長くても3カ月の
貯蔵安定性しか有さないことが知られているのに対し
て、アルカリ溶解性ホトポリマーの貯蔵安定性は少なく
とも1年である。
【0034】以下の構造式を用いて特に有用なホトポリ
マーを説明する。ここでR及びRは前述したもので
ある。以下に示すように、ポリマーを塩基触媒(ジアザ
ビシクロウンデカン)と求核試薬(2−ヒドロキシエチ
ルメチルアクリレート、アスパラギン酸モノ−テトラブ
チルアンモニウム塩、及び水)を用いて官能化する。こ
の求核試薬は、ポリマーを官能化して重合性、他のポリ
マーや顔料との適合性及び溶解性、及び着色層の現像性
を与える。
【0035】
【化8】
【0036】着色層の配合は、ホトポリマーとの着色剤
との混合物中に種々の添加剤を含有している。このよう
な添加剤は、可塑剤、光開始剤、被膜助剤、多官能モノ
マー又はオリゴマー(架橋促進剤)、抗酸化剤(例え
ば、アスコルビン酸、ヒンダードフェノール類、フェニ
ドン等)を、早期の架橋を抑制するのに充分でかつ化学
線の付与時にはホトポリマーの架橋を抑制しない量含有
する。均染剤、界面活性剤(米国特許第3,787,3
51号及び4,668,406号に記載されているよう
なものであり、その記載をここに挿入する)帯電防止
剤、ワックス、紫外線吸収剤、温和な酸化剤、蛍光剤を
本発明の実施に悪影響を与えないように使用してもよ
い。これらの添加剤は材料の公知の機能に対して効果的
な量添加してもよく、一般に着色層配合物(100%固
体)の重量の0.01〜10.0%の範囲である。
【0037】着色層配合はホトポリマーを好適な溶媒
に、約5〜70重量%、好ましくは約10〜50重量%
の濃度で溶解することによって調製する。ホトポリマー
を溶媒中で調製した場合には、更に溶媒を添加して所望
の濃度にするだけでよい。使用できる溶媒の例として
は、アセトン、メチルエチルケトン、メタノール、エタ
ノール、n−プロパノール、イソプロパノール、酢酸エ
チル、ベンゼン、トルエン、トリクロロエチレン等があ
る。好ましい溶媒は水性アルコール類やケトン類であ
る。着色層配合物の被膜重量は典型的には0.3〜5g
/m、好ましくは0.5〜4g/m、最も好ましく
は、0.5〜2.5g/mである。
【0038】有用な着色剤は顔料や染料で、イエロー、
マゼンダ、シアン及びブラックの色調を有する必要があ
る。更に金属の粉末、白色顔料、蛍光顔料等を使用して
もよい。着色剤は一般に、顔料又は染料の分散体として
使用し、分散する樹脂に対する顔料の割合は、樹脂に依
存して1:6〜6:1の範囲にする。顔料又は染料分散
体の量は一般に、選択される個々の色に依存して10〜
35重量%の範囲である。顔料又は染料分散体は市販入
手する。この分野で公知の有用な顔料及び染料の幾つか
の非限定的な例を以下に例示する。(C.I.は色指数
を意味する)
【0039】
【表1】
【0040】着色層配合物はまた、光開始剤を含有し、
これは化学線又は電子ビームで露光するとラジカルを発
生する単一の化合物又は2以上のこのような化合物の混
合物であってよい。光開始は直接的であっても感応型で
あってもよい。好ましい光開始剤は、感応型又は非感応
型ハロメチルトリアジン類(例えば、米国特許第3,7
75,113号に記載されているような)、及び感応型
ジアリールヨードニウム塩類(例えば、米国特許第3,
729,313号、4,058,400号、4,05
8,401号、4,921,827号に記載されている
ような)であり、ここにこの記載を挿入する。効果的な
量の開始剤を有する好ましい光開始剤用の好適な増感剤
は前記特許中に記載されている。開始剤の効果的な量は
典型的には、重合性組成物総量の0.01〜10重量%
の範囲である。
【0041】本発明の実施で光開始剤として有用な好ま
しいジアリールヨードニウム塩類は一般的に米国特許第
4,460,154号に記載されているような構造式で
記載される:即ち
【0042】
【化9】
【0043】ここで、R15及びR16は独立して、所
望の反応を妨げないような本質的にあらゆる置換基を有
する4〜20個の炭素原子の芳香族基(例えば、置換又
は非置換フェニル、ナフチル、チエニル、及びフラニ
ル)から選択してもよい;Jは炭素−炭素結合、酸素、
硫黄、
【0044】
【化10】
【0045】から選択され、ここで、R17はアリール
(例えば、炭素原子数6〜20)またはアシル(例え
ば、炭素原子数2〜20)でよく、R18及びR19
独立して、水素、炭素原子数1〜4のアルキル基、及び
炭素原子数2〜4のアルケニル基から選択してもよい;
はいかなる陰イオンであってもよく、好ましくはハ
ロゲン化金属錯体、例えばヘキサフルオロホスフェイ
ト、ヘキサフルオロアルセネート、ヘキサフルオロアン
チモネート等である。
【0046】好ましいジアリールヨードニウム陽イオン
の例としては、ジフェニルヨードニウム、ジ(4−クロ
ロフェニル)ヨードニウム、4−トリフルオロメチルフ
ェニルフェニルヨードニウム、4−エチルフェニルフェ
ニルヨードニウム、ジ(4−アセチルフェニル)ヨード
ニウム、トリルフェニルヨードニウム、アニシルフェニ
ルヨードニウム、4−ブトキシフェニルフェニルヨード
ニウム、ジ(4−フェニルフェニル)ヨードニウム、ジ
(カルボメトキシフェニル)ヨードニウム等がある。他
のヨードニウム陽イオンの例は米国特許第3,729,
313号、4,076,705号、及び4,386,1
54号に記載されている。
【0047】光開始剤として有用な置換ハロメチルトリ
アジン類の例としては、2,4−ビス(トリクロロメチ
ル)−6−メチル−s−トリアジン、2,4,6−トリ
ス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、及びスチリ
ル置換トリアジン類(例えば、2,4−ビス(トリクロ
ロメチル)−6−(4’−メトキシスチリル)−s−ト
リアジン、2,4−ビス(トリクロロメチル)−6−
(p−ジメチルアミノスチリル)−s−トリアジン、
2,4−ビス(トリクロロメチル)−6−(2’4’−
ジエトキシスチリル)−s−トリアジン等がある。これ
らの化合物は米国特許第3,515,552号、3,5
36,489号、3,617,288号、3,640,
718号、3,779,778号、4,386,154
号、3,954,475号及び3,987,037号に
上記したように記載されている。
【0048】ここで「基」という用語は光開始剤の置換
基を記載するのに用いており、置換には重合反応を妨げ
ないことが期待される。例えば、「アルキル基」という
用語は、エーテル基(例えば、−CHCHCH
CH−)、ハロアルキル類、ニトロアルキル類、カル
ボキシアルキル類、ヒドロキシアルキル類、スルホアル
キル類等(ここで「アルキル」という用語は炭素原子数
1〜20の炭化水素を包含する。)を含んでいる。活性
化成分、例えば、強い還元性または酸化性置換基と反応
する置換基は、感光測定的に不活性又は無害でないの
で、除外される。
【0049】また、着色層配合に、重合組成物中のホト
ポリマーの重量部に対して0〜2.0部の共重合性エチ
レン性不飽和多官能モノマーまたはオリゴマーを、架橋
促進剤として含有することも本発明の範囲である。モノ
マーの非限定的な例にはアクリル酸(メタクリル酸)エ
ステル類(例えば、エチルアクリレート、ブチルアクリ
レート、n−オクチルアクリレート、アリルアクリレー
ト、シクロヘキシルアクリレート、N−メチルカルバモ
イルオキシエチルアクリレート)、及び多官能アクリレ
ート類及びメタクリレート類(例えば、ネオペンチルグ
リコールジアクリレート、1,6ーヘキサンジオールジ
アクリレート、ペンタエリトリトールトリアクリレー
ト、及びテトラアクリレート、1,3,5−トリ(2−
アクリロイルオキシエチル)イソシアヌレート、及び相
当するメタクリレート類)がある。好ましい多官能オリ
ゴマーには、米国特許第4,316,949号に記載さ
れているような6官能アクリレートがあり、この記載を
ここに挿入する。
【0050】透明な結合剤が任意に着色層配合内に存在
してもよい。いかなる天然、又は合成の水性溶媒に溶解
可能な(又は非水性溶媒に溶解可能な)ポリマー状結合
剤を本発明に実施に使用してもよい。有機ポリマー状樹
脂を使用してもよい。熱可塑性樹脂が一般に好ましい。
好適な結合剤の例には、スルホン化されたポリスチレ
ン、ポリビニルアルコール、澱粉、ポリメチルメタクリ
レート、ポリビニルアセテート等がある。この最小限必
要な透明度以上であれば、結合剤の選択に制限はない。
一般的に有用な結合剤の範囲は、30重量%以下、好ま
しくは2〜15重量%である。
【0051】本発明に用いる支持ベースフィルムは水性
の現像液で現像可能な着色層を支持し、よって、それぞ
れの層を取り付け、それぞれの層がそれぞれの機能を発
揮できるようにしている。支持ベースフィルムはまた、
約0℃〜約200℃の温度範囲で、機械的な強度と寸法
安定性を有する着色層を備えている。本明細書中で使用
する「透明な」支持体という用語は、約50マイクロメ
ートル〜約2ミリメートル、より好ましくは、80マイ
クロメートル〜約1.5ミリメートルの厚さを有し、約
290ナノメートル〜約700ナノメートルの波長の入
射光の約65%以上を透過することのできる支持体を意
味する。カラープルーフィング構造物をサープリント用
または転写リトグラフ用に用いる場合には、支持ベース
材料は透明でなくてもよいが、剥離表面を備える必要が
あり、この表面は滑らかな表面であっても、表面被膜が
施されていてもよい。
【0052】好適な支持ベースフィルムには、樹脂を被
覆した紙、種々の透明又は不透明な可塑性シート又はフ
ィルムがある。好適な透明又は不透明可塑性シート又は
フィルムには、セルロースニトレート、セルロースアセ
テート、セルロースアセテートブチレート、セルロース
アセテートプロピオネート、ポリスチレン、ポリエステ
ル、例えば、ポリ(エチレンテレフタレート)、ポリ
(ビニリデンクロライド)、ポリ(ビニルクロライ
ド)、ポリプロピレン、ポリ(ビニルアセテート)、ポ
リイソブチレンポリマー類及びコポリマー類、ポリカー
ボネート等の合成又は高分子ポリマーを形成するフィル
ムや、前記材料のラミネートされた種々のフィルムがあ
る。これらの中で好ましい支持体材料は柔軟なポリ(テ
レフタレートエチレン)フィルムである。
【0053】粘着層はバイヤー層又は着色層の表面上に
被覆形成し、熱的に活性化する粘着剤を含有している。
この層の被膜の厚さは一般に5〜10g/mである。
熱的に活性化する粘着層は圧力感応性粘着剤の上にある
のが好ましく、何故なら、熱的に活性化する粘着層を、
(ラミネートの前に)受容体表面を変更したり圧力感応
性粘着層と共に生じる混入物を取り除くことなく配置又
は再配置することができるからである。滑らかで、透明
かつ光学的にクリヤーな、熱的にラミネート可能な粘着
層の物理的特性は、圧力感応性粘着層よりも良好な光学
的品質を提供する。
【0054】熱的に活性化する粘着層は以下の特性を有
するのが好ましい。 (1)200℃以下の温度、好ましくは100℃〜16
0℃の温度で、かつ1.6lb/in(0.29kg
/cm)の圧力での熱ラミネート性 (2)室温で非粘着性であるか、好ましくは、少なくと
も1週間、45℃〜60℃、2g/cmで紙にラミネ
ートしない又は自己ラミネートしない (3)15,000cmのある領域を、350〜45
0nmの範囲に分布する放射線の大部分を有する5kW
の紫外線源で、1メートルの距離から2分間露光したと
きに、脱色せず又は0.05光学強度単位以上に光学強
度が変化しない (4)それ自身によって又は粘着層の溶媒と混合するこ
とによって、バリヤー層を横断して移動して、着色層を
不感応化させたり、顔料の色や色調を変化させ、又はバ
リヤー層又は着色層の光学的品質を変化させる成分を有
さない。
【0055】有用な熱粘着剤系の非限定的な例として
は、5〜10秒間、1.6lb/in(0.29kg
/cm)の圧力で100℃〜160℃のラミネート温
度を有するアクリレートポリマー及びコポリマーの熱粘
着剤があり、n−ブチルアクリレート、エチルアクリレ
ート、イソプロピルアクリレート、及びエチレン性の不
飽和モノマー(例えば、他のアクリレート類、無水アク
リル酸、アクリル酸、メタクリル酸、スチレン、ビニル
アセテート等)とこれらのコポリマーを包括的に含にで
いる。約417nm、5kWの紫外線で、1メートルの
距離から2分間露光したときに、黄色化又は脱色するモ
ノマーはいずれも排除する。
【0056】単一シートのプルーフィング構造物を調製
する場合には、任意にバリヤー層をカラープルーフィン
グ構造物に付加する。着色層から粘着層に着色剤が移動
するため、一般に物理的にこの2つの層を分離する必要
がある。これはバリヤー層を着色層と粘着層の間に付加
することによってなすことができ、ここでバリヤー層は
着色層よりも支持ベースフィルムから遠いところにあ
る。バリヤー層には光学的に透明でかつ、100℃〜1
60℃の間で顔料の移動に対する抵抗力が要求される。
これらの最低限の要求を満たせば、バリヤー層組成物の
選択に制限はない。本発明に用いることができる好適な
例には、水性現像可能な機能性材料又は非水溶性非機能
性材料又はその混合物がある。バリヤー層の厚さは一般
に約0.1g/m〜約0.3g/mの範囲がよい。
【0057】フリーラジカル重合を用いる多くのホトポ
リマー化可能な構造物は酸素の影響を受けるので、酸素
バリヤーを用いて、ホトポリマーを含有する着色層を保
護する。好ましくは、本発明に使用するホトポリマーは
比較的酸素に非感応性であるので、酸素バリヤーの必要
はない。しかしながら、任意の酸素バリヤー層は本発明
の範囲に含まれる。そのような酸素バリヤー層はポリビ
ニルアルコール又はポリビニルピロリドンを有する。酸
素バリヤー層は典型的に着色層の主表面の少なくとも1
つに隣接して配置され、即ち、支持ベース層が取り外し
可能であれば、酸素バリヤー層は支持ベースフィルムと
着色層との間にあってもよく、又は酸素バリヤー層が着
色層の支持ベースフィルムと接していない表面上を覆う
ようにしてもよい。酸素バリヤー層には20℃〜50℃
で、透明かつ充分に酸素を透過させない特性が求められ
る。これらの最低限の要求を満たしていれば、酸素バリ
ヤー層組成物の選択に制限はなく、この分野で公知の層
が本発明の範囲に含まれる。
【0058】オーバーレイプルーフを調製するには、透
明なカラープルーフィング構造物をそれぞれの色に対し
て用意し、印刷する。それぞれの色の構造物をそれぞれ
の色分解ネガを通して露光する。水性の工程で、非画像
領域中の色を除去し、画像領域内に所望の色パターンを
有するシートを得、一方非画像領域内は無色透明とす
る。別々の着色画像を形成した後、これらを見当合わせ
において、白色、又は印刷物を形成する表面に合致した
好適な色の背景上に一体に合成する。
【0059】サープリントを調製するには、色を独立し
て連続的に加工する。プルーフされる第1のネガによっ
て表される色、例えばイエローのシートを、支持体シー
トに色シートをラミネート加工して調製する。加熱ロー
ラーを有する常套のラミネート装置によって印加される
圧力で、熱的にラミネート可能な粘着剤によりラミネー
トは充分に達成される。ラミネートにつづいて、支持ベ
ースフィルムを取り除く。そして支持体シート上に接着
した着色層を、対応する色分解ネガを通して露光する。
【0060】光画像形成された支持体シートを、次に、
水性現像溶液で物理的に現像し、ブラッシングし、柔ら
かい布パッドで拭き取って、顔料含有樹脂や、非露光の
着色層を非画像(非露光)領域から取り除き、非画像領
域をクリヤーで無色にする。従って、完全なプレートの
形成や印刷操作(よく合致したインクを用いて)を色分
解ネガを通して行えば、画像を忠実にフルカラー再生す
ることができる。
【0061】プルーフ用の第2の色、例えば、マゼンダ
のシートは、同様にしてイエロー画像が形成された支持
体シートにラミネートすることによって調製される。対
応する色分解ネガを、イエロー画像と精密に見当合わせ
する必要がある。これは、見当合わせのマークやパンチ
のシステムにより、すべての別々のネガと支持体シート
との重ね合わせのたびになされる。イエロー画像が形成
された支持体シート上の着色層(マゼンダ)は露光さ
れ、第1の色(イエロー)と同様に加工される。残りの
シアンとブラック画像を更に付加し、このようにして、
印刷で生じる4色の再現に、同じ色分解ネガから調製し
た印刷プレートを用いることができる。
【0062】ある関係がここに記載したカラープルーフ
ィング構造物の成分の間に存在する。接着剤の関係は、
支持体シートに粘着剤ラミネート後、粘着剤の接着を壊
すことなく、剥離表面で支持ベースフィルムを取り除く
ことができるような関係でなければならない。剥離は粘
着層−支持体シート間または粘着層−バリヤー層間の接
着で生じてはならない。剥離表面が支持ベースフィルム
上に被覆形成された表面を有する場合には、剥離が支持
ベースフィルム−剥離層間に生じても、剥離層−着色層
間に生じても特に制限はない。しかしながら、剥離は一
般に共に形成された2層の間で行うのは効果的でなく、
支持ベースフィルムと剥離層間で行うと幾分より好まし
い剥離が得られる。この場合、剥離層は透明で水性現像
溶液に溶解できることが重要である。
【0063】本発明のカラープルーフィング構造物は化
学線光で露光して潜像形成する。好ましくは、化学線光
の波長は着色層の最大感応波長を用いる。潜像形成する
ための露光は光感応性材料に対する公知の方法を用いて
行うことができる。使用できる好適な光源の例としては
高圧水銀アークランプ、超高圧水銀アークランプ、炭素
アーク、キセノンアークランプ、レーザー、タングステ
ンフィラメント白熱ランプ、蛍光放電管、陰極線管、太
陽光等がある。化学線光の強度は、露光時間が約0.1
秒〜約1分、より好ましくは、約0.5〜約15秒の範
囲となるように選択する。
【0064】潜像形成するための露光の後、カラープル
ーフィング構造物を、水性現像溶液を用いて加工し、こ
こで、着色層の非露光部分を水性現像溶液に溶解する。
残った領域、即ち着色層の露光領域と(存在すれば)粘
着層が画像を形成する。
【0065】本発明の記載中に使用する「水性現像溶
液」という用語は、水、水と水混和性有機溶媒との混合
物、アルカリ性化合物を含有した水、水と水混和性有機
溶媒とアルカリ性化合物の混合物を意味する。有用な水
混和性有機溶媒は、水と、混合物の総体積に対して特に
約50体積%以下、好ましくは、約25体積%以下、よ
り好ましくは、約5体積%以下の割合の有機溶媒とを混
合したときに、単一相を形成する。このような好適な水
混和性有機溶媒には、6個以下の炭素原子を有する脂肪
族アルコール類、例えば、メタノール、エタノール、プ
ロパノール、ブタノール、2−プロパノール、t−ブチ
ルアルコール、イソアミルアルコール、及び1−ヘキサ
ノールがある。使用できる好適なアルカリ性化合物には
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム、
リン酸ナトリウム、リン酸カリウム、炭酸ナトリウム、
重炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、重炭酸カリウム、ケ
イ酸ナトリウム、ケイ酸カリウムがある。好ましくは、
水性現像溶液は、界面活性剤(例えば、スルホニル(S
urfonyl)(ユニオン・カーバイド(Union
Carbide)社製))と、水、重炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウムを混合したものである。
【0066】水混和性有機溶媒の存在によらず、水性現
像溶液中のアルカリ性化合物の量は水性現像溶液の総量
に対して、約20重量%を越えず、より好ましくは、約
0.5〜10重量%である。pHは約7〜約13.5の
範囲で、水混和性有機溶媒が存在する場合には、約7〜
約12、又は7〜11の範囲のpHに移行する。
【0067】現像溶液は界面活性剤(例えば、ニューヨ
ーク、マックグロウ−ヒル・ブック(McGraw−H
ill Book)社のジェイ.グラント,エド.ホッ
クス・ケミカル・ディクショナリー(J.Grant,
Ed.Hackh’s Chemical Dicti
onary)第4版(1969)に記載されているよう
なもの)を含有してもよい。
【0068】本発明の目的及び効果は、以下の実施例で
更に例示するが、これらの実施例で述べる特別な材料及
びその量は、他の条件や細部同様、本発明を不当に限定
して解釈するものではない。すべての材料は市販入手で
き、そうでなければ明らかに当業者に公知である。M
は平均分子量である。
【0069】
【実施例】ホトポリマーは2−アルケニルアズラクトン
をMEK中でモノマーとして使用し、開始剤を用いて調
製した。モノマーと開始剤の混合物を加熱し、モノマー
の分子量を変化させてアルケニルアズラクトンポリマー
を生成した。実施例1〜28では、開始剤はアゾビスイ
ソブチロニトリルである。次に熱的に重合したポリマー
を、置換剤を表2に略記した量用いて官能化した。求核
置換剤の調製は1991年2月21日出願の米国特許出
願第07/658,983号に記載されており、この記
載をここに挿入する。
【0070】熱的に重合したポリマーの溶液に、求核置
換剤、熱安定化剤(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒド
ロキシトルエン)、塩基触媒(1,8−ジアザビシクロ
[5.4.0]ウンデク−7−エン)及びMEKを添加
した。溶液を4時間加熱した。この溶液を室温に冷却
し、アスパラギン酸化物(MEKに溶解したアスパラギ
ン酸モノ−テトラブチルアンモニウム塩)を添加した。
この溶液を室温で約4時間撹拌し、表2に略記した置換
基を有するポリマーを得た。残った未反応のVDMを水
と塩基触媒で加水分解した。場合によっては、加水分解
工程で得られた炭酸化物を、水酸化テトラブチルアンモ
ニウム[HON(Bu)4]又は水酸化テトラメイルア
ンモニウム[HON(Me)4]で中性化した。
【0071】
【表2】
【0072】(実施例 29)オバーレイプルーフィン
グ用のホトポリマーに用いる典型的な着色剤の配合を以
下に示す。
【0073】
【表3】
【0074】多官能オリゴマー、6官能アクリレートを
TDI(トルエンジイソシアネート)から誘導し、米国
特許第4,316,949号に記載されているように調
製した(この記載をここに挿入する)。MEK(メチル
エチルケトン)は非塩素化炭化水素溶媒である。湿潤剤
(3M社から「フルオリネート(Fluoriner
t)FC430」の商品名で市販入手できる)を添加
し、塗布工程での配合のヌレ性を改善した。着色剤は顔
料(ここでの顔料は、ビニルコポリマー(ユニオン・カ
ーバイド(Union Carbide)社から「VA
GH」の商品名で市販入手できる)に分散したフタロシ
アニン(サン・ケミカル(Sun Chemical)
社製))の10%MEK溶液である。この分散体は顔料
とビニルコポリマーの比が1:1であった。使用した光
開始剤は2,4−ビス(トリクロロメチル)−6−
(3’−ヒドロキシスチリル)−s−トリアジンであ
る。
【0075】この着色剤配合を、3milPET(IC
Iから商品名「505」で市販入手できる)上に#6メ
ヤ・バー(Meyer bar)を用いて塗布し、2分
間、常套のオーブン内で200°Fで乾燥し、ほぼ1.
2g/m2の乾燥被膜重量を得た。塗布した構造物を次
に、プレート・コントロール・ウェッジ(PlateC
ontrol Wedge)(スイスのセント・ガル
(St.Gall)のウグラ(Ugra)社製の「ウグ
ラ・ターゲット(UGRA target)」)を通し
て、化学線(バーケイ−アスカー(Berkey−As
cor)5kW真空フレーム露光ユニットを10から5
0ユニットへ10ユニットずつ増加させて使用した)で
露光し潜像形成した。露光して潜像形成された構造物
を、1%のKHCO3、1%のK2CO3、及び0.1%
スルフィノール(Surfynol)465(ユニオン
・カーバイド(Union Carbide)社製)を
含有した水性現像溶液を用いて現像した。
【0076】現像された構造物の画像を顕微鏡上で10
倍の接眼レンズを用いて評価した。40ユニット(20
秒)で最良の画像が得られ、√2段階のグレイスケール
においてソリッド4を与えた。2%と98%ハードドッ
トとスクリーンを有し、ポジ型6マイクロラインであっ
た。
【0077】(実施例 30)単一シートプルーフィン
グ用途用の緑味シアン塗布溶液の配合を以下に示す。
【0078】
【表4】
【0079】この着色剤配合を、実施例29に記載した
多官能オリゴマー、湿潤剤、着色剤、及び光開始剤を用
いて調製した。ホトポリマー配合を、PVA剥離被膜を
有するポリエステルの支持ベースフィルム上に、#6メ
ヤ・バーを用いて塗布し、2分間、常套のオーブン内で
200°Fで乾燥し、ほぼ1.2g/m2の乾燥被膜重
量を得た。MEK中に5%のホトポリマー(実施例
6)、1%の光開始剤(実施例29)を含有したバリヤ
ー溶液を着色層上に#6メヤ・バーを用いて塗布し、2
分間、常套のオーブン内で200°Fで乾燥し、ほぼ
0.5g/m2の乾燥被膜重量を得た。
【0080】次に塗布した構造物に、アクリル酸熱粘着
剤(レイコールド・ケミカル(Reichold Ch
emical)社製)を、#6メヤ・バーを用いて塗布
し、2分間、常套のオーブン内で200°Fで乾燥し、
ほぼ1.5g/m2の乾燥被膜重量を得た。この構造物
を次に、(両面をポリエチレンで被覆した)紙ベース
に、熱ロールラミネート装置を用いて、これを上側ロー
ルを280°F、下側ロール180°F、移動速度4に
操作してラミネートした。
【0081】支持ベースフィルムを取り除き、着色した
構造物を化学線(バーケイ−アスカー5kW真空フレー
ム露光ユニットをウグラ・ターゲットを通して、20か
ら80ユニットへ20ユニットずつ増加させて使用し
た)で露光した。露光して潜像形成された構造物を、実
施例29に記載した水性現像溶液を用いて現像した。
【0082】60ユニットの露光が、10倍の接眼レン
ズを用いた目視による評価で最良の画像を与えた。画像
は、2及び98ドット、スクリーン、完全な8ポジ型及
びネガ型マイクロラインを表現した。
【0083】(実施例 31)オバーレイカラープルー
フィング用途用のマゼンダ着色剤の配合を以下に示す。
【0084】
【表5】
【0085】この着色剤配合を、実施例29に記載した
多官能オリゴマー、湿潤剤、着色剤、及び光開始剤を用
いて調製した。着色剤はキナクリドン(ビニルコポリマ
ー(ユニオン・カーバイド社から「VAGH」の商品名
で市販入手できる)に分散した青味マゼンダ(サン・ケ
ミカル(Sun Chemical)社製))のMEK
10%溶液である。この分散体は顔料とビニルコポリマ
ーの比が1:1であった。この配合を粘着性促進ポリエ
ステル上に、#13メヤ・バーを用いて塗布し、2分
間、常套のオーブン内で200°Fで乾燥し、ほぼ1.
5g/m2の乾燥被膜重量を得た。次に塗布した構造物
をウグラ・ターゲットを通して、化学線(バーケイ−ア
スカー5kW真空フレーム露光ユニットを20から80
ユニットで使用した)で露光潜像形成した。露光して潜
像形成された構造物を、実施例29に記載した水性現像
溶液を用いて現像した。
【0086】40ユニットの露光が、10倍の接眼レン
ズを用いた目視による評価で最良の画像を与えた。画像
は、2及び98ドット、スクリーン、完全な6ポジ型及
びネガ型マイクロラインを表現した。
【0087】(実施例 32)単一シートカラープルー
フィング用途用のマゼンダ着色剤の配合を以下に示す。
【0088】
【表6】
【0089】この着色剤配合を、実施例29に記載した
多官能オリゴマー、湿潤剤、着色剤、及び光開始剤と実
施例31に記載したマゼンダ着色剤を用いて調製した。
この配合をPVAを先に被覆したポリエステル(ICI
アメリカ)の支持ベースフィルム上に、#6メヤ・バ
ーを用いて塗布し、2分間、常套のオーブン内で200
°Fで乾燥し、ほぼ1.2g/m2の乾燥被膜重量を得
た。MEK中に5%のホトポリマー(実施例6)、1%
の光開始剤(実施例29)を含有したバリヤー溶液を着
色層上に#6メヤ・バーを用いて塗布し、2分間、常套
のオーブン内で200°Fで乾燥し、ほぼ0.5g/m
2の乾燥被膜重量を得た。
【0090】次に積層構造物に、アクリル酸熱粘着剤
(レイコールド・ケミカル社製)を、#6メヤ・バーを
用いて塗布し、2分間、常套のオーブン内で200°F
で乾燥し、ほぼ1.5g/m2の乾燥被膜重量を得た。
この積層構造物を次に、(両面をポリエチレンで被覆し
た)紙ベースに、熱ロールラミネート装置を用いて、こ
れを上側ロールを280°F、下側ロール180°F、
移動速度4に操作してラミネートした。
【0091】支持ベースフィルムを取り除き、着色した
構造物を化学線(バーケイ−アスカー5kW真空フレー
ム露光ユニットをウグラ・ターゲットを通して、20か
ら80ユニットへ20ユニットずつ増加させて使用し
た)で露光した。露光して潜像形成された構造物を、実
施例29に記載した水性現像溶液を用いて現像した。6
0ユニットの露光が、10倍の接眼レンズを用いた評価
で最良の画像を与えた。画像は、2及び98ドット、ス
クリーン、完全な8ポジ型及びネガ型マイクロラインを
表現した。
【0092】(実施例 33)オーバーレイカラープル
ーフィング用途用のブラック着色剤の配合を以下に示
す。
【0093】
【表7】
【0094】この着色剤配合を、実施例29に記載した
多官能オリゴマー、湿潤剤、着色剤、及び光開始剤を用
いて調製した。着色剤は、ビニルコポリマー(ユニオン
カーバイド社から「VAGH」の商品名で市販入手でき
る)に分散したカーボンブラック(サン・ケミカル社
製)のMEK10%溶液である。この分散体は顔料とビ
ニルコポリマーの比が1:1であった。この配合を粘着
性促進ポリエステル上に、#13メヤ・バーを用いて塗
布し、2分間、常套のオーブン内で200°Fで乾燥
し、ほぼ1.5g/m2の乾燥被膜重量を得た。次にこ
の塗布した構造物をウグラ・ターゲットを通して、化学
線(バーケイ−アスカー5kW真空フレーム露光ユニッ
トを20から80ユニットで使用した)で露光潜像形成
した。露光して潜像形成された構造物を、実施例29に
記載した水性現像溶液を用いて現像した。
【0095】40ユニットの露光が、10倍の接眼レン
ズを用いた評価で最良の画像を与えた。画像は、2及び
98ドット、スクリーン、完全な6ポジ型及びネガ型マ
イクロラインを表現した。
【0096】(実施例 34)単一シートカラープルー
フィング用途用のブラック着色剤の配合を以下に示す。
【0097】
【表8】
【0098】この着色剤配合を、実施例29に記載した
多官能オリゴマー、湿潤剤、着色剤、及び光開始剤と実
施例33に記載したブラック着色剤を用いて調製した。
この配合をPVAを先に被覆したポリエステル(ICI
アメリカ)の支持ベースフィルム上に、#6メヤ・バ
ーを用いて塗布し、2分間、常套のオーブン内で200
°Fで乾燥し、ほぼ1.2g/m2の乾燥被膜重量を得
た。MEK中に5%のホトポリマー(実施例6)、1%
の光開始剤(実施例29)を含有したバリヤー溶液を着
色層上に#6メヤ・バーを用いて塗布し、2分間、常套
のオーブン内で200°Fで乾燥し、ほぼ0.5g/m
2の乾燥被膜重量を得た。次に積層した構造物に、アク
リル酸熱粘着剤(レイコールド・ケミカル社製)を、#
6メヤ・バーを用いて塗布し、2分間、常套のオーブン
内で200°Fで乾燥し、ほぼ1.5g/m2の乾燥被
膜重量を得た。この積層構造物を次に、(両面をポリエ
チレンで被覆した)紙ベースに、熱ロールラミネート装
置を用いて、これを上側ロールを280°F、下側ロー
ル180°F、移動速度4に操作してラミネートした。
【0099】支持ベースフィルムを取り除き、着色した
構造物を化学線(バーケイ−アスカー5kW真空フレー
ム露光ユニットをウグラ・ターゲットを通して、20か
ら80ユニットへ20ユニットずつ増加させて使用し
た)で露光した。露光して潜像形成された構造物を、実
施例29に記載した水性現像溶液を用いて現像した。6
0ユニットの露光が、10倍の接眼レンズを用いた評価
で最良の画像を与えた。画像は、2及び98ドット、ス
クリーン、完全な8ポジ型及びネガ型マイクロラインを
表現した。
【0100】(実施例 35)オーバーレイカラープル
ーフィング用途用のイエロー着色剤の配合を以下に示
す。
【0101】
【表9】
【0102】この着色剤配合を、実施例29に記載した
多官能オリゴマー、湿潤剤、着色剤、及び光開始剤を用
いて調製した。着色剤は、ビニルコポリマー(ユニオン
カーバイド社から「VAGH」の商品名で市販入手でき
る)に分散したジ−アリーライド(緑味黄色)のMEK
10%溶液である。この分散体は顔料とビニルコポリマ
ーの比が1:1であった。この配合を粘着性促進ポリエ
ステル(ICIアメリカズ社製、#505)上に、#1
3メヤ・バーを用いて塗布し、2分間、常套のオーブン
内で200°Fで乾燥し、ほぼ1.5g/m2の乾燥被
膜重量を得た。次にこの塗布した構造物をウグラ・ター
ゲットを通して、化学線(バーケイ−アスカー5kW真
空フレーム露光ユニットを20から80ユニットで使用
した)で露光潜像形成した。露光して潜像形成された構
造物を、実施例29に記載した水性現像溶液を用いて現
像した。
【0103】40ユニットの露光が、10倍の接眼レン
ズを用いた評価で最良の画像を与えた。画像は、2及び
98ドット、スクリーン、完全な6ポジ型及びネガ型マ
イクロラインを表現した。
【0104】(実施例 36)単一シートカラープルー
フィング用途用のイエロー着色剤の配合を以下に示す。
【0105】
【表10】
【0106】この着色剤配合を、実施例29に記載した
多官能オリゴマー、湿潤剤、着色剤、及び光開始剤と実
施例35に記載したイエロー着色剤を用いて調製した。
この配合をPVAを先に被覆したポリエステル(ICI
アメリカズ)の支持ベースフィルム上に、#6メヤ・
バーを用いて塗布し、2分間、常套のオーブン内で20
0°Fで乾燥し、ほぼ1.2g/m2の乾燥被膜重量を
得た。MEK中に5%のホトポリマー(実施例6)、1
%の光開始剤(実施例29)を含有したバリヤー溶液を
着色層上に#6メヤ・バーを用いて塗布し、2分間、常
套のオーブン内で200°Fで乾燥し、ほぼ0.5g/
2の乾燥被膜重量を得た。次に積層した構造物に、ア
クリル酸熱粘着剤(レイコールド・ケミカル社製)を、
#6メヤ・バーを用いて塗布し、2分間、常套のオーブ
ン内で200°Fで乾燥し、ほぼ1.5g/m2の乾燥
被膜重量を得た。この積層構造物を次に、(両面をポリ
エチレンで被覆した)紙ベースに、熱ロールラミネート
装置を用いて、これを上側ロールを280°F、下側ロ
ール180°F、移動速度4に操作してラミネートし
た。
【0107】支持ベースフィルムを取り除き、着色した
構造物を化学線(バーケイ−アスカー5kW真空フレー
ム露光ユニットをウグラ・ターゲットを通して、20か
ら80ユニットへ20ユニットずつ増加させて使用し
た)で露光した。露光して潜像形成された構造物を、実
施例29に記載した水性現像溶液を用いて現像した。6
0ユニットの露光が、10倍の接眼レンズを用いた評価
で最良の画像を与えた。画像は、2及び98ドット、ス
クリーン、完全な8ポジ型及びネガ型マイクロラインを
表現した。
【0108】(実施例 37)単一シートカラープルー
フィング用途用のシアン着色剤の配合を以下に示す。
【0109】
【表11】
【0110】この着色剤配合を、架橋剤、湿潤剤、シア
ン着色剤、及び実施例29に記載した光開始剤を用いて
調製した。この配合を2軸性ポリプロピレン(BOP
P)(東レ(Toray)社製)の支持ベースフィルム
上に、#8メヤ・バーを用いて塗布し、2分間、常套の
オーブン内で200°Fで乾燥し、ほぼ0.7g/m2
の乾燥被膜重量を得た。
【0111】着色した構造物を化学線(バーケイ−アス
カー5kW真空フレーム露光ユニットをウグラ・ターゲ
ットを通して、20から80ユニットへ20ユニットず
つ増加させて使用した)で露光した。画像形成された層
を、両面をポリエチレン被覆した紙片(受容体)に、熱
ロールラミネート装置を用いて、これを上側ロールを2
80°F、下側ロール180°F、移動速度4に操作し
てラミネートした。
【0112】冷却後、2層構造物を剥離し、受容体上に
ポジ画像(転写画像)を、BOPP上にネガ画像を得
た。
【0113】(実施例 38)1991年7月8日出願
の米国特許出願第07/728,311号に記載されて
いるような転写リトグラフィックプルーフィング構造物
をアルカリ溶解性ホトポリマーを用いて構成してもよ
い。転写リトグラフィックプルーフィング合成構造物の
場合には、中間転写シートと中間受容シートを用いる。
実施例35と同様にして調製したイエロー構造物を中間
受容シート(ルーサブル(reusable)な剥離層
を被覆形成した支持ベースフィルム)に、熱ロールラミ
ネート装置を用いて、これを上側ロールを280°F、
下側ロール180°F、移動速度4に操作してラミネー
トする。次に、イエロー構造物を化学線(バーケイ−ア
スカー5kW真空フレーム露光ユニット使用した)で色
分解して露光する。露光して潜像形成された構造物を、
実施例29に記載した水性現像溶液を用いて現像する。
露光時間は中間受容シートに使用した柔軟な支持ベース
フィルムの反射特性に依存する。
【0114】プルーフィング合成構造物は、実施例3
0、32、及び34にそれぞれ記載したシアン、マゼン
ダ、ブラックのカラー構造物をラミネート、露光、現像
することによって完成する。実施例30、32、及び3
4に記載した構造物は熱的に転写可能な粘着層が被覆形
成されているので、中間受容シートを付加する必要はな
い。しかし、実施例29、31、及び33の(カラー)
オーバーレイ構造物を、始めに、中間転写シート(熱的
に転写可能な粘着層を被覆形成したPET担持フィル
ム)にラミネートして使用することもできる。PETフ
ィルムを取り除き、次に、単一のカラー構造物を、合成
構造物にラミネートし、露光し、現像する。これを繰り
返して最終的に完成した画像を得る。
【0115】最終的な合成画像が形成すれば、中間受容
シートのベースフィルムを取り除く。次に、最終的な合
成画像を転写シートにラミネートする。次いで、PET
フィルムを取り除き、粘着層を有する最終的な合成画像
を、紙、プラスチック、金属、からなる支持体にラミネ
ートし、ラミネート工程を経て最終的な合成画像の転写
を完成する。
【0116】本発明の範囲及び主義を逸脱する事なく本
発明の種々の改良や変更ができることは当業者にとって
明白であり、本発明は、明細書で例示した実施態様例で
不当に限定されないと理解されるべきである。全ての公
報及び特許の記載は、個々の公報及び特許を特別に個別
にここに挿入して示すのと同程度ここに挿入される。
フロントページの続き (72)発明者 マーファザ・ベガム・アリ アメリカ合衆国55133−3427ミネソタ州セ ント・ポール、スリーエム・センター(番 地の表示なし) (72)発明者 モハマッド・ザキ・アリ アメリカ合衆国55133−3427ミネソタ州セ ント・ポール、スリーエム・センター(番 地の表示なし)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a) 柔軟な支持ベースフィルム;と
    (b) 着色剤とアルカリ溶解性ホトポリマーを含有す
    る着色層を含有し、アルカリ溶解性ホトポリマーが以下
    の構造式で表される: 【化1】 (ここで、Rは水素又はメチルであり;R1は以下の式
    で表される 【化2】 ここでmは−R1−R4に対しては0、−R1−R2、及び
    −R1−R3に対しては1であり;nは0又は1;R6
    7、R8及びR9は独立して1〜12個の炭素原子を有
    するアルキル基又は5〜12個の炭素原子を有するシク
    ロアルキル基、6〜12個の炭素原子を有するアリール
    又はアラルキル基で、又はR6とR7、R8とR9の組のう
    ち少なくとも1組は、炭素が結合して5または6員環を
    形成し、又はnが1の場合にはR6、R7、R8及びR9
    いずれもHでもよい;Wは−NH−、−NR20、−S
    −、又は−O−で、ここでR20は炭素原子数1〜12の
    アルキルであり;R2(mは1)は、(1) 【化3】 ここで、R10は1〜12個の炭素原子を有するアルキレ
    ン基、6〜10個の炭素原子を有するアリーレン基、ア
    ルキレン基が2〜4個の炭素原子を有し、かつ酸素原子
    数が4以下の正の整数であるオキシアルキレン基、又は
    ポリ(オキシアルキレン)であり;R11は水素、シア
    ノ、カルボキシル基、又は−C(=O)NH2基であ
    り;及びR12は水素、1〜12個の炭素原子を有するア
    ルキル基、又は任意に置換基(例えばハロゲン、1〜4
    個の炭素原子数のアルキル又はアルコキシ基)を有する
    フェニル基又はナフチル基、又は(2)−R10−W−
    T、ここでR10は(1)で定義したもの、Wは先に定義
    したもの、Tはアクリロイル、メタクリロイル、シンナ
    モイル、マレオイル、フマロイル、イタコノイル、クロ
    トノイルからなる群から選択されるエチレン性不飽和
    基;から選択される重合性エチレン性不飽和基であり、 R3(mは1)は水素、又は溶解性陽イオン(例えば、
    ナトリウム、カリウム、4級アンモニウム又は−E−
    A、ここでEはC、N、S、及び非過酸化性O原子の総
    原子の個数が18までの2価の有機結合基で、Aはカル
    ボキシル基、スルホ基、ホスホ基から選択される酸の基
    及びその塩である;更にR3は単一基のAよりも多くの
    官能基を有する多官能性であってもよい;R4(mは
    0)は6〜30の炭素原子を有するアリール基、シア
    ノ、−CO2H及び、2〜40個の炭素原子を有するカ
    ルボアルコキシ基、又は2〜40個の炭素原子を有する
    モノ−又はジアルキルアミド基を表し;R5は重合後の
    コ−モノマー状単位を表し、コ−モノマーはアクリル
    酸、メタクリル酸、単官能アクリレート類及びメタクリ
    レート類、アクリルアミド類及びメタクリルアミド類、
    アクリロニトリル及びメタクリロニトリル、スチレン、
    及びN−ビニルピロリドンを含有し、 a、b、c、及びdは独立して、モノマー単位の総量に
    対する個々のモノマー単位の割合を表し、ここでaは
    0.4〜0.6、bは0.1〜0.4、cは0.2〜
    0.5、dは0〜0.4、a+b+c+dの合計は1)
    ことを特徴とするプルーフィング構造物。
  2. 【請求項2】R6及びR7がメチル基でかつnが0である
    ことを特徴とする請求項1記載のフルーフィング構造
    物。
  3. 【請求項3】Wが−O−又は−NH−であることを特徴
    とする請求項1記載のフルーフィング構造物。
  4. 【請求項4】R3が4級アンモニウムであることを特徴
    とする請求項1記載のフルーフィング構造物。
  5. 【請求項5】R4が−CO2Hであることを特徴とする請
    求項1記載のフルーフィング構造物。
  6. 【請求項6】透明バリヤー層と透明粘着層とを更に有
    し、前記バリヤー層が着色層と粘着層の間にあることを
    特徴とする請求項1記載のフルーフィング構造物。
  7. 【請求項7】柔軟な支持ベースフィルムに隣接しない着
    色層表面に被覆形成された透明酸素バリヤー層を更に有
    することを特徴とする請求項1記載のフルーフィング構
    造物。
  8. 【請求項8】 アルカリ溶解性ホトポリマーが以下の構
    造式で記載される: 【化4】 (ここで、R6及びR7は独立して、水素、1〜12個の
    炭素原子を有するアルキル基又は5〜12個の炭素原子
    を有するシクロアルキル基、6〜12個の炭素原子を有
    するアリール又はアラルキル基で、又はR6とR7は、炭
    素が結合して5または6員環を形成する)ことを特徴と
    する請求項1記載のフルーフィング構造物。
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JP2009098588A (ja) * 2007-09-28 2009-05-07 Fujifilm Corp 感光性組成物、それを用いて得られる積層体、金属含有膜材料、その製造方法及び遮光材料

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