JPH06183330A - 電動アシスト式ブレーキ装置 - Google Patents
電動アシスト式ブレーキ装置Info
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- JPH06183330A JPH06183330A JP4354753A JP35475392A JPH06183330A JP H06183330 A JPH06183330 A JP H06183330A JP 4354753 A JP4354753 A JP 4354753A JP 35475392 A JP35475392 A JP 35475392A JP H06183330 A JPH06183330 A JP H06183330A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】例えばエンジンを有しない電気自動車等であっ
ても容易に制動アシスト力を発生させて軽快なブレーキ
操作を実現でき、しかも、基本的なメカニズムを変更す
ることなく種々の用途に適用できるようにする。 【構成】マスタシリンダ2のピストンに直動力を付与可
能な電動モータ11を設けるとともに、ブレーキペダル
3の踏力を検出する踏力センサ8を設け、その踏力セン
サ8の検出結果に応じて、コントローラ10が電動モー
タ11を駆動する構成とする。そして、マスタシリンダ
2及びブレーキペダル3間は、機械的には切り離された
状態とする。
ても容易に制動アシスト力を発生させて軽快なブレーキ
操作を実現でき、しかも、基本的なメカニズムを変更す
ることなく種々の用途に適用できるようにする。 【構成】マスタシリンダ2のピストンに直動力を付与可
能な電動モータ11を設けるとともに、ブレーキペダル
3の踏力を検出する踏力センサ8を設け、その踏力セン
サ8の検出結果に応じて、コントローラ10が電動モー
タ11を駆動する構成とする。そして、マスタシリンダ
2及びブレーキペダル3間は、機械的には切り離された
状態とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、マスタシリンダが発
生する作動液圧によって制動力を得る液圧式ブレーキ装
置に関し、特に、エンジンの吸入負圧を利用しなくても
アシスト力を得ることができ、メカニズムの大幅な変更
や追加を必要とすることなく例えばアンチロックブレー
キシステム等の機能を容易に導入することができ、さら
に、ブレーキを操作する位置とブレーキが作動する位置
とが度々切り離されるような車両であっても大きな制約
を受けることがないようにしたものである。
生する作動液圧によって制動力を得る液圧式ブレーキ装
置に関し、特に、エンジンの吸入負圧を利用しなくても
アシスト力を得ることができ、メカニズムの大幅な変更
や追加を必要とすることなく例えばアンチロックブレー
キシステム等の機能を容易に導入することができ、さら
に、ブレーキを操作する位置とブレーキが作動する位置
とが度々切り離されるような車両であっても大きな制約
を受けることがないようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来の液圧式ブレーキ装置は、エンジン
を有する通常の車両に対応して開発されており、ブレー
キのアシスト力は、エンジンの吸入負圧を利用して発生
させるものが主であった。また、このような従来のアシ
スト力を発生させる構成では、それだけで独立した装置
であったため、例えばアンチロックブレーキシステム等
を導入するには、それに応じた別系統の装置を付加する
必要があった。
を有する通常の車両に対応して開発されており、ブレー
キのアシスト力は、エンジンの吸入負圧を利用して発生
させるものが主であった。また、このような従来のアシ
スト力を発生させる構成では、それだけで独立した装置
であったため、例えばアンチロックブレーキシステム等
を導入するには、それに応じた別系統の装置を付加する
必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】確かにエンジンを有す
る通常の車両であればエンジンの吸入負圧を利用して容
易にブレーキのアシスト力を得ることができるが、エン
ジンを有しない電気自動車には容易に応用することがで
きなかった。即ち、負圧によってブレーキのアシスト力
を得る構成を電気自動車に適用するには、例えば電気モ
ータでバキュームポンプを駆動させて負圧を蓄積するな
どしなければならず、装置の大型化を招いてしまう。
る通常の車両であればエンジンの吸入負圧を利用して容
易にブレーキのアシスト力を得ることができるが、エン
ジンを有しない電気自動車には容易に応用することがで
きなかった。即ち、負圧によってブレーキのアシスト力
を得る構成を電気自動車に適用するには、例えば電気モ
ータでバキュームポンプを駆動させて負圧を蓄積するな
どしなければならず、装置の大型化を招いてしまう。
【0004】また、上述したように、従来のアシスト力
を発生させる構成では、他の機能を追加するためには、
それに応じた別系統の装置を付加しなければならず、装
置が複雑且つ高価になるという不具合もある。さらに、
従来の液圧式ブレーキ装置は、ブレーキペダルに直結さ
れたマスタシリンダによって発生した液圧を各制動輪に
分配する構成であるため、その用途は作動液圧を伝達す
る配管等によって制約を受けるという問題点もある。
を発生させる構成では、他の機能を追加するためには、
それに応じた別系統の装置を付加しなければならず、装
置が複雑且つ高価になるという不具合もある。さらに、
従来の液圧式ブレーキ装置は、ブレーキペダルに直結さ
れたマスタシリンダによって発生した液圧を各制動輪に
分配する構成であるため、その用途は作動液圧を伝達す
る配管等によって制約を受けるという問題点もある。
【0005】本発明は、このような従来の技術が有する
未解決の課題に着目してなされたものであって、エンジ
ンを有しない車両であっても容易にブレーキのアシスト
力を得ることができ、他の機能を容易に導入することが
可能で、しかも広い用途に容易に対応できる液圧式ブレ
ーキ装置を提供することを目的としている。
未解決の課題に着目してなされたものであって、エンジ
ンを有しない車両であっても容易にブレーキのアシスト
力を得ることができ、他の機能を容易に導入することが
可能で、しかも広い用途に容易に対応できる液圧式ブレ
ーキ装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ブレーキの作動液圧を発生するマスタシ
リンダと、制動アシスト力を発生する電動モータと、こ
の電動モータの回転力を前記マスタシリンダのピストン
の直動力に変換する回転力変換手段と、ブレーキ操作部
のブレーキ操作状況を検出する操作状況検出手段と、こ
の操作状況検出手段の検出結果に応じて前記電動モータ
を駆動させるコントローラと、を備え、前記マスタシリ
ンダを前記ブレーキ操作部から機械的には切り離した。
に、本発明は、ブレーキの作動液圧を発生するマスタシ
リンダと、制動アシスト力を発生する電動モータと、こ
の電動モータの回転力を前記マスタシリンダのピストン
の直動力に変換する回転力変換手段と、ブレーキ操作部
のブレーキ操作状況を検出する操作状況検出手段と、こ
の操作状況検出手段の検出結果に応じて前記電動モータ
を駆動させるコントローラと、を備え、前記マスタシリ
ンダを前記ブレーキ操作部から機械的には切り離した。
【0007】
【作用】操作状況検出手段が、ブレーキ操作部(例え
ば、ブレーキペダル)の操作状況(例えば、ブレーキペ
ダルの踏力)を検出すると、その検出された操作状況に
応じて、コントローラが電動モータを駆動させるため、
電動モータにはブレーキ操作部の操作状況に応じた回転
力が発生する。
ば、ブレーキペダル)の操作状況(例えば、ブレーキペ
ダルの踏力)を検出すると、その検出された操作状況に
応じて、コントローラが電動モータを駆動させるため、
電動モータにはブレーキ操作部の操作状況に応じた回転
力が発生する。
【0008】そして、その回転力が回転力変換手段によ
ってマスタシリンダのピストンの直動力に変換されるか
ら、マスタシリンダによってブレーキの作動液圧が発生
し、ここに制動力が発生する。さらに、マスタシリンダ
がブレーキ操作部から機械的には切り離されているた
め、例えば牽引車両においてブレーキを操作して被牽引
車両の車輪に制動力を付与するような用途に適用した場
合、牽引車両と被牽引車両とを繋ぐ際及び切り離す際に
は、電気的コネクタの接続又は切り離しによりブレーキ
系統に対する処置が完了する。
ってマスタシリンダのピストンの直動力に変換されるか
ら、マスタシリンダによってブレーキの作動液圧が発生
し、ここに制動力が発生する。さらに、マスタシリンダ
がブレーキ操作部から機械的には切り離されているた
め、例えば牽引車両においてブレーキを操作して被牽引
車両の車輪に制動力を付与するような用途に適用した場
合、牽引車両と被牽引車両とを繋ぐ際及び切り離す際に
は、電気的コネクタの接続又は切り離しによりブレーキ
系統に対する処置が完了する。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1及び図2は本発明の一実施例を示す図であ
って、図1は電動アシスト式ブレーキ装置1の全体を表
す図、図2はマスタシリンダ2の構造を示す縦断面図で
ある。
明する。図1及び図2は本発明の一実施例を示す図であ
って、図1は電動アシスト式ブレーキ装置1の全体を表
す図、図2はマスタシリンダ2の構造を示す縦断面図で
ある。
【0010】先ず構成を説明すると、マスタシリンダ2
は、ブレーキ操作部としてのブレーキペダル3の踏力
を、ブレーキディスク4を締め付けるブレーキパッド,
ホイールシリンダ等を含んで構成されたブレーキユニッ
ト5の作動液圧に変換する装置であり、マスタシリンダ
2及びブレーキユニット5間は配管6によって液圧が伝
達される。
は、ブレーキ操作部としてのブレーキペダル3の踏力
を、ブレーキディスク4を締め付けるブレーキパッド,
ホイールシリンダ等を含んで構成されたブレーキユニッ
ト5の作動液圧に変換する装置であり、マスタシリンダ
2及びブレーキユニット5間は配管6によって液圧が伝
達される。
【0011】また、ブレーキペダル3を車体に支持する
腕部分の中途には軸方向に進退自在なシャフト7の一端
が結合され、このシャフト7の他端は車体に揺動可能に
連結されている。ここで、ブレーキペダル3の踏力をマ
スタシリンダ2に直接伝達する例えばリンクや油圧配管
等の機械的な手段は本実施例には存在しない。シャフト
7の中途部分には、ブレーキペダル3の操作状況として
の踏力を検出する操作状況検出手段としての踏力センサ
8が設けられている。この踏力センサ8は、例えばシャ
フト7に生じる軸方向の応力に基づいてブレーキペダル
3の踏力を検出する。
腕部分の中途には軸方向に進退自在なシャフト7の一端
が結合され、このシャフト7の他端は車体に揺動可能に
連結されている。ここで、ブレーキペダル3の踏力をマ
スタシリンダ2に直接伝達する例えばリンクや油圧配管
等の機械的な手段は本実施例には存在しない。シャフト
7の中途部分には、ブレーキペダル3の操作状況として
の踏力を検出する操作状況検出手段としての踏力センサ
8が設けられている。この踏力センサ8は、例えばシャ
フト7に生じる軸方向の応力に基づいてブレーキペダル
3の踏力を検出する。
【0012】そして、踏力センサ8が検出したブレーキ
ペダル3の踏力は、マイクロコンピュータ,インタフェ
ース回路,駆動回路等を含んで構成されるコントローラ
10に供給される。一方、マスタシリンダ2と平行に電
動モータ11が配設されていて、かかる電動モータ11
は、コントローラ10によって制御され、後述のように
制動アシスト力を発生する。
ペダル3の踏力は、マイクロコンピュータ,インタフェ
ース回路,駆動回路等を含んで構成されるコントローラ
10に供給される。一方、マスタシリンダ2と平行に電
動モータ11が配設されていて、かかる電動モータ11
は、コントローラ10によって制御され、後述のように
制動アシスト力を発生する。
【0013】マスタシリンダ2は、図2に示すように、
図中左右方向に進退するピストン12を有していて、そ
のピストン12の先端に形成されたプライマリカップ1
2aとハウジング2aとで画成される液圧室2bが、配
管6を介して、ブレーキユニット5に通じている。液圧
室2b内には、ピストン12を元の位置に復帰させるた
めのリターンスプリング13が配設されている。
図中左右方向に進退するピストン12を有していて、そ
のピストン12の先端に形成されたプライマリカップ1
2aとハウジング2aとで画成される液圧室2bが、配
管6を介して、ブレーキユニット5に通じている。液圧
室2b内には、ピストン12を元の位置に復帰させるた
めのリターンスプリング13が配設されている。
【0014】ピストン12の他端側にはセカンダリカッ
プ12bが形成されていて、このセカンダリカップ12
bの図中右方には、右端側が開口した中空の円筒部12
cが一体に形成されている。さらに、ハウジング2a内
には、ベアリング16a,16bにより、回転は自在で
あるが軸方向への移動が防止されたボールねじのねじ軸
15が配設されていて、そのねじ軸15の先端は、円筒
部12c内に入り込んでいる。
プ12bが形成されていて、このセカンダリカップ12
bの図中右方には、右端側が開口した中空の円筒部12
cが一体に形成されている。さらに、ハウジング2a内
には、ベアリング16a,16bにより、回転は自在で
あるが軸方向への移動が防止されたボールねじのねじ軸
15が配設されていて、そのねじ軸15の先端は、円筒
部12c内に入り込んでいる。
【0015】そして、円筒部12cの端部には、ねじ軸
15に螺合するボールねじのナット17が同軸に固定さ
れている。このナット17の外周面には、径方向に突出
する凸部17aが形成され、この凸部17aがハウジン
グ2a内に形成され且つ軸方向に長い案内溝2cに嵌ま
り込んでいて、これにより、ナット17の軸方向への移
動を規制することなく回転のみを防止している。
15に螺合するボールねじのナット17が同軸に固定さ
れている。このナット17の外周面には、径方向に突出
する凸部17aが形成され、この凸部17aがハウジン
グ2a内に形成され且つ軸方向に長い案内溝2cに嵌ま
り込んでいて、これにより、ナット17の軸方向への移
動を規制することなく回転のみを防止している。
【0016】また、ねじ軸15には大歯車18Aが外嵌
しており、この大歯車18Aには、ハウジング2a内に
回転自在に支持された小歯車18B及び電動モータ11
の出力軸11aに固定された小歯車18Cを介して、電
動モータ11の回転力が伝達されるようになっている。
また、ピストン12が内在する部分の直上部には、ハウ
ジング2aと一体にリザーバタンク19が配設されてい
て、かかるリザーバタンク19内には、ブレーキオイル
が封入されている。
しており、この大歯車18Aには、ハウジング2a内に
回転自在に支持された小歯車18B及び電動モータ11
の出力軸11aに固定された小歯車18Cを介して、電
動モータ11の回転力が伝達されるようになっている。
また、ピストン12が内在する部分の直上部には、ハウ
ジング2aと一体にリザーバタンク19が配設されてい
て、かかるリザーバタンク19内には、ブレーキオイル
が封入されている。
【0017】そして、このリザーバタンク19と液圧室
2bとの間が、リリーフポート20を介して連通可能に
なっている。なお、プライマリカップ12a及びセカン
ダリカップ12bによって画成される空間も通路21を
介してリザーバタンク19内に連通している。次に、本
実施例の動作を説明する。
2bとの間が、リリーフポート20を介して連通可能に
なっている。なお、プライマリカップ12a及びセカン
ダリカップ12bによって画成される空間も通路21を
介してリザーバタンク19内に連通している。次に、本
実施例の動作を説明する。
【0018】操縦者がブレーキペダル3を踏むと、その
踏力に応じてシャフト7が軸方向に撓むため、ブレーキ
ペダル3の踏力が踏力センサ8によって検出され、コン
トローラ10がその踏力に応じて電動モータ11を回転
駆動するから、電動モータ11に回転力が発生するが、
その回転力は、小歯車18C,18B及び大歯車18A
を介して減速されつつ、ねじ軸15に伝達される。
踏力に応じてシャフト7が軸方向に撓むため、ブレーキ
ペダル3の踏力が踏力センサ8によって検出され、コン
トローラ10がその踏力に応じて電動モータ11を回転
駆動するから、電動モータ11に回転力が発生するが、
その回転力は、小歯車18C,18B及び大歯車18A
を介して減速されつつ、ねじ軸15に伝達される。
【0019】そして、ねじ軸15は回転は自在であるが
軸方向への移動が不可能であり、ナット17は軸方向へ
の移動は可能であるが回転は規制されているため、ねじ
軸15が回転すると、これに螺合したナット17が軸方
向に進退することになる。つまり、電動モータ11の回
転力は、小歯車18C,18B,大歯車18A,ねじ軸
15及びナット17を介して、ピストン12の直動力に
変換される。ここで、本実施例にあっては、案内溝2
c,ねじ軸15,ベアリング16a,16b,ナット1
7,凸部17a,大歯車18A及び小歯車18B,18
Cによって、回転力変換手段が構成される。
軸方向への移動が不可能であり、ナット17は軸方向へ
の移動は可能であるが回転は規制されているため、ねじ
軸15が回転すると、これに螺合したナット17が軸方
向に進退することになる。つまり、電動モータ11の回
転力は、小歯車18C,18B,大歯車18A,ねじ軸
15及びナット17を介して、ピストン12の直動力に
変換される。ここで、本実施例にあっては、案内溝2
c,ねじ軸15,ベアリング16a,16b,ナット1
7,凸部17a,大歯車18A及び小歯車18B,18
Cによって、回転力変換手段が構成される。
【0020】すると、ナット17と一体のピストン12
も左方に移動し、プライマリカップ12aがリリーフポ
ート20よりも図2左方に移動した時点で液圧室2bが
リザーバタンク19から切り離されて密封状態となり、
それ以降はピストン12の押力に応じた液圧が液圧室2
b内に生じる。液圧室2b内の液圧は、配管6を通じて
ブレーキユニット5に伝達されるから、ホイールシリン
ダが作動してブレーキパッドがブレーキディスク4に押
し付けられ、ここに制動力が発生する。
も左方に移動し、プライマリカップ12aがリリーフポ
ート20よりも図2左方に移動した時点で液圧室2bが
リザーバタンク19から切り離されて密封状態となり、
それ以降はピストン12の押力に応じた液圧が液圧室2
b内に生じる。液圧室2b内の液圧は、配管6を通じて
ブレーキユニット5に伝達されるから、ホイールシリン
ダが作動してブレーキパッドがブレーキディスク4に押
し付けられ、ここに制動力が発生する。
【0021】このように、結果的には操縦者がブレーキ
ペダル3を踏むことにより制動力が発生するのである
が、ブレーキペダル3の踏力を踏力センサ8により電気
的な信号に変換し、その信号に応じてコントローラ10
が電動モータ11を駆動させ、その電動モータ11の回
転力をピストン12の直動力に変換して制動力が発生す
るのであるから、電動モータ11によって発生する力が
ブレーキペダル3の踏力よりも大きくなるようにコント
ローラ10の制御内容及び大歯車18A,小歯車18
B,18Cの歯数比を決定すれば、電動モータ11によ
って制動アシスト力が発生したことになり、操縦者の負
担が軽減され、軽快なブレーキ操作で充分な制動力を得
ることができる。
ペダル3を踏むことにより制動力が発生するのである
が、ブレーキペダル3の踏力を踏力センサ8により電気
的な信号に変換し、その信号に応じてコントローラ10
が電動モータ11を駆動させ、その電動モータ11の回
転力をピストン12の直動力に変換して制動力が発生す
るのであるから、電動モータ11によって発生する力が
ブレーキペダル3の踏力よりも大きくなるようにコント
ローラ10の制御内容及び大歯車18A,小歯車18
B,18Cの歯数比を決定すれば、電動モータ11によ
って制動アシスト力が発生したことになり、操縦者の負
担が軽減され、軽快なブレーキ操作で充分な制動力を得
ることができる。
【0022】なお、操縦者によるブレーキペダル3の踏
力が解除されれば、液圧室2b内の液圧及びリターンス
プリング13の付勢力によってピストン12が押し戻さ
れ、プライマリカップ12aがリリーフポート20より
も図2右方に移動した時点で液圧室2bが開放状態とな
り制動力がなくなる。このように、本実施例の構成であ
れば、電動モータ11によって、液圧式ブレーキ装置に
制動アシスト力を付与することができるから、例えばエ
ンジンを有しない電気自動車であっても容易に適用する
ことができる。
力が解除されれば、液圧室2b内の液圧及びリターンス
プリング13の付勢力によってピストン12が押し戻さ
れ、プライマリカップ12aがリリーフポート20より
も図2右方に移動した時点で液圧室2bが開放状態とな
り制動力がなくなる。このように、本実施例の構成であ
れば、電動モータ11によって、液圧式ブレーキ装置に
制動アシスト力を付与することができるから、例えばエ
ンジンを有しない電気自動車であっても容易に適用する
ことができる。
【0023】そして、例えば制動輪の回転を検出するセ
ンサと、そのセンサの検出結果に応じて制動時の車輪の
ロック状態を判断し一時的にブレーキを緩めるような制
御をコントローラ10において実行させれば、他の構造
を変更することなく、いわゆるアンチロックブレーキシ
ステムを導入することができる。つまり、本実施例の構
成であれば、必要なセンサを設けるとともに、その検出
結果に応じて適宜コントローラ10において制御を実行
するように例えばコントローラ10内に記憶されるプロ
グラムを変更するだけで、種々の機能を追加することが
できる。
ンサと、そのセンサの検出結果に応じて制動時の車輪の
ロック状態を判断し一時的にブレーキを緩めるような制
御をコントローラ10において実行させれば、他の構造
を変更することなく、いわゆるアンチロックブレーキシ
ステムを導入することができる。つまり、本実施例の構
成であれば、必要なセンサを設けるとともに、その検出
結果に応じて適宜コントローラ10において制御を実行
するように例えばコントローラ10内に記憶されるプロ
グラムを変更するだけで、種々の機能を追加することが
できる。
【0024】例えば、一つの終減速装置により駆動され
る二輪各々に対応してマスタシリンダ2を設けるととも
に、各車輪の回転数を検出して一方の車輪がスリップ状
態にあるか否かを判定し、スリップ状態にある一方の車
輪に対してのみブレーキをかけるようにコントローラ1
0内のプログラムを変更すれば、スリップ状態にない他
方の車輪に大きなトルクを発生させることができるいわ
ゆるノンスリップデフ装置を構成することができる。
る二輪各々に対応してマスタシリンダ2を設けるととも
に、各車輪の回転数を検出して一方の車輪がスリップ状
態にあるか否かを判定し、スリップ状態にある一方の車
輪に対してのみブレーキをかけるようにコントローラ1
0内のプログラムを変更すれば、スリップ状態にない他
方の車輪に大きなトルクを発生させることができるいわ
ゆるノンスリップデフ装置を構成することができる。
【0025】さらに、外部からの制御信号によりブレー
キを操作する機能をコントローラ10に与えれば、例え
ば前車との距離を均等に保って自律走行するシステム等
にも容易に応用することができる。この場合には、外部
で制御信号を発する装置及び車両においてその信号を受
信する装置によって、ブレーキペダル3に代わるブレー
キ操作部が構成されることになる。
キを操作する機能をコントローラ10に与えれば、例え
ば前車との距離を均等に保って自律走行するシステム等
にも容易に応用することができる。この場合には、外部
で制御信号を発する装置及び車両においてその信号を受
信する装置によって、ブレーキペダル3に代わるブレー
キ操作部が構成されることになる。
【0026】そして、本実施例にあっては、実際に操縦
者が操作するブレーキペダル3とブレーキの作動液圧を
発生するマスタシリンダ2との間が機械的には切り離さ
れた構造であるため、例えば、トレーラのように牽引車
両及び被牽引車両を常時繋いだり切り離したりする車両
のその被牽引車両のブレーキ装置に好適に利用すること
ができる。即ち、コントローラ10側を牽引車側に搭載
し、マスタシリンダ2側を被牽引車側に搭載する構成と
すれば、牽引車両及び被牽引車両を繋ぐ場合並びに切り
離す場合には、コントローラ10及び電動モータ11間
を繋ぐケーブルを電気的コネクタによって接続又は切り
離すことによって、ブレーキ系統に対する処置が完了す
るからである。
者が操作するブレーキペダル3とブレーキの作動液圧を
発生するマスタシリンダ2との間が機械的には切り離さ
れた構造であるため、例えば、トレーラのように牽引車
両及び被牽引車両を常時繋いだり切り離したりする車両
のその被牽引車両のブレーキ装置に好適に利用すること
ができる。即ち、コントローラ10側を牽引車側に搭載
し、マスタシリンダ2側を被牽引車側に搭載する構成と
すれば、牽引車両及び被牽引車両を繋ぐ場合並びに切り
離す場合には、コントローラ10及び電動モータ11間
を繋ぐケーブルを電気的コネクタによって接続又は切り
離すことによって、ブレーキ系統に対する処置が完了す
るからである。
【0027】因みに、従来の液圧式ブレーキ装置である
と、ブレーキペダル3及びマスタシリンダ2間を機械的
に接続する必要があるため、配管6の制約を受けてしま
いトレーラのような車両には好適に利用できないのであ
る。なお、トレーラのような車両に本実施例の電動アシ
スト式ブレーキ装置1を適用した場合、牽引車側のブレ
ーキ装置の形式は特に限定されるものではなく、本実施
例と同様の構成であってもよいし、従来の構造であって
もよい。ただし、牽引車側のブレーキ装置を従来の構造
とする場合には、その牽引車側のブレーキ装置に踏力セ
ンサ8を設ける必要がある。
と、ブレーキペダル3及びマスタシリンダ2間を機械的
に接続する必要があるため、配管6の制約を受けてしま
いトレーラのような車両には好適に利用できないのであ
る。なお、トレーラのような車両に本実施例の電動アシ
スト式ブレーキ装置1を適用した場合、牽引車側のブレ
ーキ装置の形式は特に限定されるものではなく、本実施
例と同様の構成であってもよいし、従来の構造であって
もよい。ただし、牽引車側のブレーキ装置を従来の構造
とする場合には、その牽引車側のブレーキ装置に踏力セ
ンサ8を設ける必要がある。
【0028】このように、本実施例の構成であれば、エ
ンジンを有しない電気自動車のブレーキ装置として好適
に利用できるばかりでなく、基本的なメカニズムを何等
変更することなく種々の用途に容易に利用することが可
能となる。なお、図1には制動輪を一つしか示していな
いが、本発明の適用対象は当然に2輪車,4輪車或いは
それ以上の車輪を有する車両であってもよい。
ンジンを有しない電気自動車のブレーキ装置として好適
に利用できるばかりでなく、基本的なメカニズムを何等
変更することなく種々の用途に容易に利用することが可
能となる。なお、図1には制動輪を一つしか示していな
いが、本発明の適用対象は当然に2輪車,4輪車或いは
それ以上の車輪を有する車両であってもよい。
【0029】また、上記実施例では、ブレーキ操作部と
して踏み込み式のブレーキペダル3を用いた場合を説明
しているが、コントローラ10の制御内容及び大歯車1
8A,小歯車18B,18Cの歯数比を適宜設定すれ
ば、ブレーキ操作部を手で操作する例えばレバーのよう
なものとすることも可能である。
して踏み込み式のブレーキペダル3を用いた場合を説明
しているが、コントローラ10の制御内容及び大歯車1
8A,小歯車18B,18Cの歯数比を適宜設定すれ
ば、ブレーキ操作部を手で操作する例えばレバーのよう
なものとすることも可能である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ブレーキ操作部の操作状況に応じて電動モータを駆動さ
せて制動アシスト力を発生させるとともに、ブレーキ操
作部とマスタシリンダとの間を機械的には切り離した構
成としたため、例えばエンジンを有しない電気自動車で
あっても容易に制動アシスト力を発生させて軽快なブレ
ーキ操作を実現することができ、しかも、基本的なメカ
ニズムを変更することなく種々の機能を追加したり多く
の用途に適用することができるという効果が得られる。
ブレーキ操作部の操作状況に応じて電動モータを駆動さ
せて制動アシスト力を発生させるとともに、ブレーキ操
作部とマスタシリンダとの間を機械的には切り離した構
成としたため、例えばエンジンを有しない電気自動車で
あっても容易に制動アシスト力を発生させて軽快なブレ
ーキ操作を実現することができ、しかも、基本的なメカ
ニズムを変更することなく種々の機能を追加したり多く
の用途に適用することができるという効果が得られる。
【図1】本発明の一実施例のシステム全体を示す図であ
る。
る。
【図2】マスタシリンダの縦断面図である。
1 電動アシスト式ブレーキ装置 2 マスタシリンダ 3 ブレーキペダル(ブレーキ操作部) 5 ブレーキユニット 8 踏力センサ(操作状況検出手段) 10 コントローラ 11 電動モータ 12 ピストン 15 ねじ軸 16a,16b ベアリング 17 ナット 18A 大歯車 18B,18C 小歯車 20 リリーフポート
Claims (1)
- 【請求項1】 ブレーキの作動液圧を発生するマスタシ
リンダと、制動アシスト力を発生する電動モータと、こ
の電動モータの回転力を前記マスタシリンダのピストン
の直動力に変換する回転力変換手段と、ブレーキ操作部
のブレーキ操作状況を検出する操作状況検出手段と、こ
の操作状況検出手段の検出結果に応じて前記電動モータ
を駆動させるコントローラと、を備え、前記マスタシリ
ンダを前記ブレーキ操作部から機械的には切り離したこ
とを特徴とする電動アシスト式ブレーキ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4354753A JPH06183330A (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 電動アシスト式ブレーキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4354753A JPH06183330A (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 電動アシスト式ブレーキ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06183330A true JPH06183330A (ja) | 1994-07-05 |
Family
ID=18439678
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4354753A Pending JPH06183330A (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 電動アシスト式ブレーキ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06183330A (ja) |
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- 1992-12-17 JP JP4354753A patent/JPH06183330A/ja active Pending
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