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JPH06198156A - 噴霧積層混合器 - Google Patents

噴霧積層混合器

Info

Publication number
JPH06198156A
JPH06198156A JP1594593A JP1594593A JPH06198156A JP H06198156 A JPH06198156 A JP H06198156A JP 1594593 A JP1594593 A JP 1594593A JP 1594593 A JP1594593 A JP 1594593A JP H06198156 A JPH06198156 A JP H06198156A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
materials
salt water
mixing
conveyor
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1594593A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Morita
英毅 森田
Minoru Tanaka
稔 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nagasaki Prefectural Government
Original Assignee
Nagasaki Prefectural Government
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nagasaki Prefectural Government filed Critical Nagasaki Prefectural Government
Priority to JP1594593A priority Critical patent/JPH06198156A/ja
Publication of JPH06198156A publication Critical patent/JPH06198156A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)
  • Special Spraying Apparatus (AREA)
  • Accessories For Mixers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 粒径、粒形、比重及び状態などの性質の異な
る数種類の材料を均一に混合する。 【構成】 材料3.9ごとに、1.2.3.4.17.
あるいは、8.9.10.11.18より構成された装
置により、材料を適切な早さで霧化させ、自然沈降する
現象を利用して散布し、散布装置を適切に配置すること
によって材料別に積層し、各層の厚さ、7.13、繰り
返し頻度により混合比を調節し、混合物を回収する装置
14.15.16よりなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は例えば、素麺などを製
造する際には、小麦粉、塩水、わかめ粉末等数種の異種
材料を混合する際に利用する。又、焼結セラミックの場
合であれば、原材料である二酸化ケイ素、二酸化鉄など
の原料を均一に混合する際に利用する。
【0002】
【従来の技術】化学プラントなど粉体を取り扱う産業で
は粉体混合器が使用されている。代表的な混合器の一つ
に回転型混合器がある。これは容器自体が回転するもの
であり、構造が比較的単純であるため広く用いられてい
る。回転型混合器は、回転容器、数種の粉体、投入口、
取り出し口等から構成され容器の回転に伴い、粉体が内
壁に沿って上昇する。容器頂部に到達した粉体は傾斜面
に沿って流下しながら混合される。この時、粉体の粒
形、粒径、比重の違いにより、流下の程度が異なり材料
が均一に混合されない欠点がある。また、混合過程にお
いて、粒子は互いに接触するとともに容器とも接触す
る。同種の物体との接触と異種の物体との接触により符
号の異なる静電気が発生する。静電気の発生量は粒子の
接触頻度に比例する。静電気が蓄積されると粒子間に擬
集が生じる。擬集した粒子はブロックを形成し、これの
付着力は大きいため、混合過程においても粒子は分散し
ない。したがって、ミクロ的にみると粉体濃度は不均一
となり、混合特性が低下する。粉体の粒径が小さい場合
にはこの傾向が顕著である。これは粒子の単位充填層当
たりの表面積は粒径に逆比例して増大するため、静電気
量が大きくなり、粒子の擬集が顕著になるためである。
次に、回転翼型混合器がある。これは、容器、回転翼、
数種の粉体、又は液体の投入口及びその取り出し口等か
ら構成され、回転翼の回転により、容器の中の数種の材
料が撹拌混合される。その時材料の擬集力の偏りや材料
の大きさ、形状、比重等の違いにより翼回りの流れが不
均一となり、均一に混合されないという欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来の方
法では、粒径、比重、液体、固体など、材料の諸性質の
異なる材料を必要な混合比で均一に混合出来ないという
欠点があった。この発明は、上記のような課題を解決す
るために創案されたものであって、性質の異なる材料を
均一に混合する方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、この発明は混合しようとする材料を材料別に交互
に薄く散布することによって、層状に積層し、各材料の
単位時間当たりの散布量あるいは層の繰り返し頻度等を
調節することによって混合比を調節しながら逐次連続的
に混合する混合装置である。
【0005】
【作用】この発明を二種類の材料で説明すると次のよう
に作用する。まず第1の材料を面積Acm2の広さに単位
時間当たりBg/分を均一に分散するように超音波振動
子等を用いて霧化して散布する。この時ほぼ(B/A)
g/分cm2に材料Aは分散して散布されたと考える。次
に、第2の材料を散布された第1の材料の上に面積Acm
2の広さに単位時間当たりCg/分を均一に散布する。
これを第1の材料と第2材料とで交互に数多く繰り返す
と第1の材料と第2の材料が層状に積層される。この
時、B/A及びC/Aを非常に小さく調節して散布する
と材料ごとの層の厚さは非常に薄くなるので、積層され
た材料の厚さ方向に巨視的に見ると、第1及び第2の材
料が重量比でB:Cに混合されたと考えることができ
る。材料の種類が多い場合は、材料ごとの積層数を増や
すことによって、混合することができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて素麺製造過程
における塩水と小麦粉の混合例を詳細に説明する。第1
図に本発明の実施例を示す。1は超音波振動子、2は塩
水容器、3は塩水、4はフード、5はコンベア、6は霧
状になった塩水、7はコンベア上に散布された塩水、8
は小麦粉用超音波振動子、9は小麦粉、10は小麦粉容
器、11はフード、12は霧状になった小麦粉、13は
塩水の散布されたコンベア上に散布された小麦粉、14
はコンベア上の塩水と小麦粉をはぎ取る板、15は振分
け装置、16は混合物容器、17、18は噴霧された材
料の密度の違いの大きい部分を回収する受け口である。
この配置において塩水1を超音波振動子の出力及び周波
数を調整して、霧状に飛散させ、開口面積Aのフード4
によりコンベア上に誘導し、単位時間、単位面積当たり
B/Aを散布する。塩水が散布された同じコンベア上の
適切な距離だけ離れた位置に、小麦粉を単位時間、単位
面積当たりC/Aを同じように超音波振動子等を用いて
開口面積Aのフード11により誘導し散布する。このよ
うにすると塩水の薄い層の上に小麦粉が散布され2層が
形成される。これを回収することによって小麦粉と塩水
の混合比B:Cの混合物が得られる。また、コンベアの
替わりに円板を用いてフード4、11を円周上に配置し
ても同様の効果が得られる。また、混合する材料の種類
に合わせて噴霧装置を増やすと多種類の材料を混合でき
る。また、混合比を調整する場合、単位時間、単位面積
当たり散布量を調整する方法と、同じ材料の噴霧装置の
設定台数を増やして調整することもできる。たとえば、
先の実施例で小麦粉の噴霧装置を2台にすると混合比は
B:2Cとなる。
【0007】
【発明の効果】この発明は、以下のような効果がある。
数種の材料を撹拌して混合する過程がなく、一種類の材
料ごとに層状に積層することによって混合するので、材
料の性質例えば比重、粒度、液体、固体などの違いによ
る混合むらが少ない。また、液体と顆粒あるいは粉末を
混合する場合に、液体の擬集力の違いによる混合むらを
少なく混合することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示し小麦粉と塩水を混合す
るためにコンベアの上に噴霧層量を配置した状態の側面
図である。
【図2】この発明の他の実施例を示し、3種類の材料が
3層に積層された状態を示す。
【符号の説明】
1.超音波振動子 2.塩水容器 3.塩水 4.フード 5.コンベア 6.霧状になった塩水 7.コンベア上に散布された塩水 8.小麦粉用超音波振動子 9.小麦粉 10.小麦粉容器 11.フード 12.霧状になった小麦粉 13.塩水の散布されたコンベア上に散布された小麦粉 14.コンベア上の塩水と小麦粉をはぎ取る板 15.振分け装置 16.混合物容器 17.18.噴霧された材料の容器の側壁近傍霧化密度
の不均一な部分を回収する受け口 19.材料1 20.材料2 21.材料3

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体、又は顆粒、又は粉末状の材料を霧
    化装置を用いてコンベア、又は回転円板上に交互に散布
    し、異種の材料を交互に積層させ、層の厚さ、又は材料
    ごとの層の繰り返し頻度を調節して混合比を調節する材
    料混合装置
JP1594593A 1993-01-06 1993-01-06 噴霧積層混合器 Pending JPH06198156A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1594593A JPH06198156A (ja) 1993-01-06 1993-01-06 噴霧積層混合器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1594593A JPH06198156A (ja) 1993-01-06 1993-01-06 噴霧積層混合器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06198156A true JPH06198156A (ja) 1994-07-19

Family

ID=11902906

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1594593A Pending JPH06198156A (ja) 1993-01-06 1993-01-06 噴霧積層混合器

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JP (1) JPH06198156A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009197025A (ja) * 2000-10-12 2009-09-03 Boehringer Ingelheim Pharma Gmbh & Co Kg 粉末製剤の調製方法
KR20210010176A (ko) * 2019-07-19 2021-01-27 서울과학기술대학교 산학협력단 다중 파우더 이송장치

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60150823A (ja) * 1984-01-17 1985-08-08 Satake Eng Co Ltd 穀物混合装置

Patent Citations (1)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19950110