JPH06201237A - 自動製氷装置 - Google Patents
自動製氷装置Info
- Publication number
- JPH06201237A JPH06201237A JP34908692A JP34908692A JPH06201237A JP H06201237 A JPH06201237 A JP H06201237A JP 34908692 A JP34908692 A JP 34908692A JP 34908692 A JP34908692 A JP 34908692A JP H06201237 A JPH06201237 A JP H06201237A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ice
- tray
- ice tray
- heater
- ice making
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 製氷皿からの離氷時に氷が割れることを防止
する。 【構成】 製氷皿14の底部に引掛部24を設け、ワイ
ヤ状のヒータ25を引掛部24に掛け渡す。製氷が完了
すると、ヒータ25に通電し、氷を製氷皿14との接触
面において加熱する。これにより、氷が解け、或いは解
けないまでも温度が上昇して製氷皿14への固着力が低
くなる。この後、製氷皿14を上下反転させ且つ捻る
と、氷は容易に離氷して貯氷ケース15内に落下貯留さ
れる。また、ヒータ25は引っ掛け保持されているの
で、接着するものとは異なり、製氷皿14が捻られて
も、剥がれ落ちることはない。
する。 【構成】 製氷皿14の底部に引掛部24を設け、ワイ
ヤ状のヒータ25を引掛部24に掛け渡す。製氷が完了
すると、ヒータ25に通電し、氷を製氷皿14との接触
面において加熱する。これにより、氷が解け、或いは解
けないまでも温度が上昇して製氷皿14への固着力が低
くなる。この後、製氷皿14を上下反転させ且つ捻る
と、氷は容易に離氷して貯氷ケース15内に落下貯留さ
れる。また、ヒータ25は引っ掛け保持されているの
で、接着するものとは異なり、製氷皿14が捻られて
も、剥がれ落ちることはない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製氷皿からの離氷を確
実に行い得るようにした自動製氷装置に関する。
実に行い得るようにした自動製氷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば家庭用冷蔵庫に設けられる自動製
氷装置においては、給水装置から供給される水を製氷皿
に貯留して製氷し、製氷皿に設けられた温度センサが製
氷完了判定温度を検知すると、駆動機構により製氷皿を
上下反転させ且つ捻ることにより、氷を製氷皿から離し
てアイスボックスに貯留し、この後、再び製氷皿に給水
して製氷する、という動作を繰り返すように構成されて
いる。
氷装置においては、給水装置から供給される水を製氷皿
に貯留して製氷し、製氷皿に設けられた温度センサが製
氷完了判定温度を検知すると、駆動機構により製氷皿を
上下反転させ且つ捻ることにより、氷を製氷皿から離し
てアイスボックスに貯留し、この後、再び製氷皿に給水
して製氷する、という動作を繰り返すように構成されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】自動製氷装置では、制
御構成の関係上、冷気に晒される時間が長くなるという
事情があり、このため氷が極低温になり勝ちで製氷皿と
の固着力が強くなるという事情がある。このため、製氷
皿の捻りにより離氷させる際、氷が割れてしまうおそれ
がある。そこで、本発明は離氷時に氷が割れるおそれの
ない自動製氷装置を提供するにある。
御構成の関係上、冷気に晒される時間が長くなるという
事情があり、このため氷が極低温になり勝ちで製氷皿と
の固着力が強くなるという事情がある。このため、製氷
皿の捻りにより離氷させる際、氷が割れてしまうおそれ
がある。そこで、本発明は離氷時に氷が割れるおそれの
ない自動製氷装置を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の自動製氷装置
は、製氷完了後、製氷皿を上下反転させ且つ捻ることに
より離氷させるようにしたものにおいて、前記製氷皿の
底部にヒータを設け、製氷完了後の上下反転動作前にこ
のヒータに通電することを特徴とする。この場合、ヒー
タをワイヤ状にして、製氷皿に設けられた引掛部に掛け
渡すようにすることが好ましい。
は、製氷完了後、製氷皿を上下反転させ且つ捻ることに
より離氷させるようにしたものにおいて、前記製氷皿の
底部にヒータを設け、製氷完了後の上下反転動作前にこ
のヒータに通電することを特徴とする。この場合、ヒー
タをワイヤ状にして、製氷皿に設けられた引掛部に掛け
渡すようにすることが好ましい。
【0005】
【作用】製氷が完了すると、製氷皿の上下反転前にヒー
タが通電される。すると、氷が製氷皿との接触部分で解
ける。このため、製氷皿が上下反転され且つ捻られる
と、氷は割れることなく製氷皿から離れ落ちる。この場
合、ヒータが製氷皿に接着によらず、引掛けにより取り
付けられているから、製氷皿が捻られても、ヒータが製
氷皿から剥がれ落ちることがない。
タが通電される。すると、氷が製氷皿との接触部分で解
ける。このため、製氷皿が上下反転され且つ捻られる
と、氷は割れることなく製氷皿から離れ落ちる。この場
合、ヒータが製氷皿に接着によらず、引掛けにより取り
付けられているから、製氷皿が捻られても、ヒータが製
氷皿から剥がれ落ちることがない。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を家庭用冷蔵庫に組
み込まれた自動製氷装置に適用して図1ないし図5を参
照しながら説明する。まず、図1は冷蔵庫本体に形成さ
れた製氷室を示すもので、この製氷室11の上部には機
枠12が設けられている。この機枠12内には図示はし
ないが、モータを駆動源とする歯車減速機構および電磁
石を駆動源とする振動付与機構が設けられている。
み込まれた自動製氷装置に適用して図1ないし図5を参
照しながら説明する。まず、図1は冷蔵庫本体に形成さ
れた製氷室を示すもので、この製氷室11の上部には機
枠12が設けられている。この機枠12内には図示はし
ないが、モータを駆動源とする歯車減速機構および電磁
石を駆動源とする振動付与機構が設けられている。
【0007】機枠12の後側には支持枠13が設けられ
ており、この支持枠13の内側には図2および図3にも
示す製氷皿14が配設されている。この製氷皿14は、
後側の中央部が軸14aを介して支持枠13に支持さ
れ、前側の中央部が中空の軸14bを介して前記歯車減
速機構の出力軸および振動付与機構の出力子に連結され
ている。そして、歯車減速機構の駆動モータが正方向或
いは逆方向に回転すると、製氷皿14が上下逆となるよ
うに反転し或いは反転した位置から元の水平位置に戻る
ようになっている。また、振動付与機構の電磁石が駆動
されると、その可動鉄心が往復動して製氷皿14に前後
方向の振動を付与するように構成されている。なお、1
5は貯氷ケース、16はこの貯氷ケース15内の氷の量
を検出するためのレバーである。
ており、この支持枠13の内側には図2および図3にも
示す製氷皿14が配設されている。この製氷皿14は、
後側の中央部が軸14aを介して支持枠13に支持さ
れ、前側の中央部が中空の軸14bを介して前記歯車減
速機構の出力軸および振動付与機構の出力子に連結され
ている。そして、歯車減速機構の駆動モータが正方向或
いは逆方向に回転すると、製氷皿14が上下逆となるよ
うに反転し或いは反転した位置から元の水平位置に戻る
ようになっている。また、振動付与機構の電磁石が駆動
されると、その可動鉄心が往復動して製氷皿14に前後
方向の振動を付与するように構成されている。なお、1
5は貯氷ケース、16はこの貯氷ケース15内の氷の量
を検出するためのレバーである。
【0008】上記製氷皿14内には、図示しない冷蔵室
に設けられた給水装置から給水パイプ17を介して水が
供給される。また、製氷室11の後壁内には冷気ダクト
18が設けられ、図示しないファンにより冷却器から送
られてくる冷気がこの冷気ダクト18から製氷室11内
に供給される。この場合、冷気ダクト18の出口18a
は斜め上を向いており、その出口18aから吐出される
冷気は製氷皿14の底面部に吹き当てられるようになっ
ている。また、冷気ダクト18から吹き出された冷気が
製氷皿14内に貯留された水の上面側に回り込まないよ
うにするために、製氷皿14にはその上面を覆う断熱材
製のカバー19が回動可能に設けられている。そして、
このカバー19には、製氷時に製氷皿14を上面側から
加熱するためのヒータ20が設けられている。
に設けられた給水装置から給水パイプ17を介して水が
供給される。また、製氷室11の後壁内には冷気ダクト
18が設けられ、図示しないファンにより冷却器から送
られてくる冷気がこの冷気ダクト18から製氷室11内
に供給される。この場合、冷気ダクト18の出口18a
は斜め上を向いており、その出口18aから吐出される
冷気は製氷皿14の底面部に吹き当てられるようになっ
ている。また、冷気ダクト18から吹き出された冷気が
製氷皿14内に貯留された水の上面側に回り込まないよ
うにするために、製氷皿14にはその上面を覆う断熱材
製のカバー19が回動可能に設けられている。そして、
このカバー19には、製氷時に製氷皿14を上面側から
加熱するためのヒータ20が設けられている。
【0009】さて、製氷皿14はプラスチック製のもの
で、内部は角氷を作るために複数の凹部14cに区画さ
れている。これら凹部14cの側部の相互間は断面略V
字形の溝22によって隔絶されている。そして、これら
溝22のうち、製氷皿14の底部中央部に位置する部分
には、製氷皿14の温度を検出するための温度センサ2
3が設けられている。また、製氷皿14の後部には突片
14dが設けられていて、製氷皿14の反転動作の終了
間際にその突片14dが支持枠13に当接するようにな
っている。そして、この突片14dが支持枠13に当接
した後も、歯車減速機構が前側の軸14bを回転駆動す
るように構成されており、これにより、製氷皿14が捻
られ、この捻りにより氷が凹部14cから剥離されて下
方の貯氷ケース15内に落下貯留されるようになってい
る。なお、カバー19は製氷皿14の反転時には図2に
二点鎖線で示すように支え棒Aに支えられ、氷の落下の
邪魔にならないようになされる。
で、内部は角氷を作るために複数の凹部14cに区画さ
れている。これら凹部14cの側部の相互間は断面略V
字形の溝22によって隔絶されている。そして、これら
溝22のうち、製氷皿14の底部中央部に位置する部分
には、製氷皿14の温度を検出するための温度センサ2
3が設けられている。また、製氷皿14の後部には突片
14dが設けられていて、製氷皿14の反転動作の終了
間際にその突片14dが支持枠13に当接するようにな
っている。そして、この突片14dが支持枠13に当接
した後も、歯車減速機構が前側の軸14bを回転駆動す
るように構成されており、これにより、製氷皿14が捻
られ、この捻りにより氷が凹部14cから剥離されて下
方の貯氷ケース15内に落下貯留されるようになってい
る。なお、カバー19は製氷皿14の反転時には図2に
二点鎖線で示すように支え棒Aに支えられ、氷の落下の
邪魔にならないようになされる。
【0010】しかして、製氷皿14の凹部14cの外底
部には、図4および図5にも示すように、一対のL形フ
ック24a,24bからなる引掛部24が突設されてい
る。そして、この引掛部24にヒータ25が掛け渡され
ている。このヒータ25は抵抗発熱線を断熱性および耐
熱性を有する被覆材で覆って構成されており、凹部14
cをその外底部から加熱するようになっている。なお、
ヒータ25の両端部は製氷皿14の中空をなす軸14b
から機枠12内に導入され、電源に接続されている。
部には、図4および図5にも示すように、一対のL形フ
ック24a,24bからなる引掛部24が突設されてい
る。そして、この引掛部24にヒータ25が掛け渡され
ている。このヒータ25は抵抗発熱線を断熱性および耐
熱性を有する被覆材で覆って構成されており、凹部14
cをその外底部から加熱するようになっている。なお、
ヒータ25の両端部は製氷皿14の中空をなす軸14b
から機枠12内に導入され、電源に接続されている。
【0011】次に上記構成の作用を説明する。今、製氷
皿14が水平位置にあるものとする。製氷はこの水平位
置にある製氷皿14に給水することから行われる。給水
が終了すると、カバー19のヒータ20が通電され、こ
れにより製氷皿14内に貯留された水が水面側から加熱
されるようになる。なお、ヒータ20は製氷時におい
て、例えばカバー19の下面の温度を検出する図示しな
い温度センサが+5℃を検出すると、断電されるように
なっている。
皿14が水平位置にあるものとする。製氷はこの水平位
置にある製氷皿14に給水することから行われる。給水
が終了すると、カバー19のヒータ20が通電され、こ
れにより製氷皿14内に貯留された水が水面側から加熱
されるようになる。なお、ヒータ20は製氷時におい
て、例えばカバー19の下面の温度を検出する図示しな
い温度センサが+5℃を検出すると、断電されるように
なっている。
【0012】一方、冷気ダクト18から吹き出た冷気
は、製氷皿14の底部に沿って流れ、製氷皿14内の水
を下側から冷却する。このため、製氷皿14の各凹部1
4c内の水は、下側から冷却されることに加え、特に本
実施例では水面側がヒータ20により加熱されることか
ら、下側から上側に向かって順次凍るようになり、水面
側は最後に凍ることとなる。従って、水に含まれた気泡
は未凍結の水面から自由に逃げ出るようになり、透明な
氷となる。
は、製氷皿14の底部に沿って流れ、製氷皿14内の水
を下側から冷却する。このため、製氷皿14の各凹部1
4c内の水は、下側から冷却されることに加え、特に本
実施例では水面側がヒータ20により加熱されることか
ら、下側から上側に向かって順次凍るようになり、水面
側は最後に凍ることとなる。従って、水に含まれた気泡
は未凍結の水面から自由に逃げ出るようになり、透明な
氷となる。
【0013】さて、製氷皿14内の水が完全に凍ると、
製氷皿14の温度が急速に低下し、温度センサ23の検
出温度が製氷完了判定温度(例えば−13.5℃)以下
になると、製氷皿14底部のヒータ25が通電される。
すると、凹部14cの底部が加熱され、これにより氷が
凹部14c内面との接触面において解け、或いは解けな
いまでも温度が上昇するようになる。そして、温度セン
サ23の検出温度が上記製氷完了判定温度よりも高い例
えば−10℃以上になると、図示しない歯車減速機構の
モータが起動し、これにより製氷皿14が上下反転す
る。
製氷皿14の温度が急速に低下し、温度センサ23の検
出温度が製氷完了判定温度(例えば−13.5℃)以下
になると、製氷皿14底部のヒータ25が通電される。
すると、凹部14cの底部が加熱され、これにより氷が
凹部14c内面との接触面において解け、或いは解けな
いまでも温度が上昇するようになる。そして、温度セン
サ23の検出温度が上記製氷完了判定温度よりも高い例
えば−10℃以上になると、図示しない歯車減速機構の
モータが起動し、これにより製氷皿14が上下反転す
る。
【0014】この上下反転の終了間際に突片14dが支
持枠13に当接するが、その後も歯車減速機構のモータ
は暫く回転し続けるため、製氷皿14の後側は回転停止
するも、前側は回転し続けることとなり、この結果、製
氷皿14が捻られる。ここで、氷は凹部14c内面との
接触面において解け、或いは接触面の温度がやや高まっ
て固着力が低下した状態にあるため、製氷皿14の捻り
により凹部14cから容易に剥離して貯氷ケース15内
に落下貯留される。しかも、ヒータ25は製氷皿14に
接着されているものではなく、引掛部24aに引っ掛け
保持されているので、製氷皿14との相対移動の自由度
は大きく、製氷皿14の捻りによりヒータ25が剥がれ
落ちるおそれはない。
持枠13に当接するが、その後も歯車減速機構のモータ
は暫く回転し続けるため、製氷皿14の後側は回転停止
するも、前側は回転し続けることとなり、この結果、製
氷皿14が捻られる。ここで、氷は凹部14c内面との
接触面において解け、或いは接触面の温度がやや高まっ
て固着力が低下した状態にあるため、製氷皿14の捻り
により凹部14cから容易に剥離して貯氷ケース15内
に落下貯留される。しかも、ヒータ25は製氷皿14に
接着されているものではなく、引掛部24aに引っ掛け
保持されているので、製氷皿14との相対移動の自由度
は大きく、製氷皿14の捻りによりヒータ25が剥がれ
落ちるおそれはない。
【0015】製氷皿14の捻りによる離氷が完了する
と、歯車減速機構のモータが逆転し、製氷皿14が元の
水平位置に戻される。そして、図示しない給水装置によ
り製氷皿14への給水が行われ、以後、上述したような
製氷、離氷、給水が繰り返し行われる。
と、歯車減速機構のモータが逆転し、製氷皿14が元の
水平位置に戻される。そして、図示しない給水装置によ
り製氷皿14への給水が行われ、以後、上述したような
製氷、離氷、給水が繰り返し行われる。
【0016】図6および図7は本発明のそれぞれ異なる
他の実施例を示すもので、上記一実施例との相違はヒー
タ25の引っ掛け構成にある。すなわち、図6に示す実
施例では、製氷皿14の外底部の対角位置に引掛部とし
てのフック26,26を設け、ヒータ25をこのフック
26,26に略Z字形となるように掛け渡したものであ
る。このように構成すれば、ヒータ25と凹部14cと
の接触長さが長くなるので、ヒータ25から凹部14c
への伝熱量が多くなる。
他の実施例を示すもので、上記一実施例との相違はヒー
タ25の引っ掛け構成にある。すなわち、図6に示す実
施例では、製氷皿14の外底部の対角位置に引掛部とし
てのフック26,26を設け、ヒータ25をこのフック
26,26に略Z字形となるように掛け渡したものであ
る。このように構成すれば、ヒータ25と凹部14cと
の接触長さが長くなるので、ヒータ25から凹部14c
への伝熱量が多くなる。
【0017】また、図7に示す実施例では、溝22を挟
んで対向する2個の凹部14cの側部外面間に突起27
aを有する引掛部としての橋架片27を設け、このヒー
タ25をこの橋架片27の突起27aに掛け渡すように
したものである。このようにすれば、ヒータ25により
凹部14cの側部をも直接加熱できるので、氷が凹部1
4cの側面からも一層離れ易くなる。
んで対向する2個の凹部14cの側部外面間に突起27
aを有する引掛部としての橋架片27を設け、このヒー
タ25をこの橋架片27の突起27aに掛け渡すように
したものである。このようにすれば、ヒータ25により
凹部14cの側部をも直接加熱できるので、氷が凹部1
4cの側面からも一層離れ易くなる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような効果を得ることができる。請求項1記載の自動
製氷装置では、製氷皿の底部にヒータを設け、製氷完了
後の上下反転動作前にこのヒータに通電する構成とした
ことにより、氷が製氷皿との接触部分で解け、或いは解
けないまでも温度が高くなって固着力が小さくなるの
で、製氷皿が上下反転され且つ捻られると、氷は割れる
ことなく、製氷皿から容易に離れ落ちる。
のような効果を得ることができる。請求項1記載の自動
製氷装置では、製氷皿の底部にヒータを設け、製氷完了
後の上下反転動作前にこのヒータに通電する構成とした
ことにより、氷が製氷皿との接触部分で解け、或いは解
けないまでも温度が高くなって固着力が小さくなるの
で、製氷皿が上下反転され且つ捻られると、氷は割れる
ことなく、製氷皿から容易に離れ落ちる。
【0019】請求項2記載の自動製氷装置では、ヒータ
をワイヤ状にし、製氷皿の外底部に設けられた引掛部に
掛け渡す構成としたことにより、製氷皿が捻られても、
ヒータが製氷皿から剥がれ落ちることがない。
をワイヤ状にし、製氷皿の外底部に設けられた引掛部に
掛け渡す構成としたことにより、製氷皿が捻られても、
ヒータが製氷皿から剥がれ落ちることがない。
【0020】請求項3記載の自動製氷装置では、ワイヤ
状のヒータを、製氷皿が有する複数の凹部の側部外面の
相互間に存する溝内に設けられた引掛部に掛け渡す構成
としたことにより、氷を凹部の側部からも加熱すること
ができ、離氷性が一層高くなる。
状のヒータを、製氷皿が有する複数の凹部の側部外面の
相互間に存する溝内に設けられた引掛部に掛け渡す構成
としたことにより、氷を凹部の側部からも加熱すること
ができ、離氷性が一層高くなる。
【図1】本発明の一実施例を示す冷蔵庫の製氷室の部分
縦断側面図
縦断側面図
【図2】製氷皿部分の縦断正面図
【図3】自動製氷装置の底面図
【図4】ヒータの引っ掛け構成を示す部分縦断側面図
【図5】同底面図
【図6】本発明の他の実施例を示す斜視図
【図7】本発明の更に異なる他の実施例を示す側面図
11は製氷室、14は製氷皿、14cは凹部、15は貯
氷ケース、18は冷気ダクト、23は温度センサ、24
は引掛部、25はヒータ、26はフック(引掛部)、2
7は橋架片(引掛部)である。
氷ケース、18は冷気ダクト、23は温度センサ、24
は引掛部、25はヒータ、26はフック(引掛部)、2
7は橋架片(引掛部)である。
Claims (3)
- 【請求項1】 製氷完了後、製氷皿を上下反転させ且つ
捻ることにより離氷させるようにしたものにおいて、前
記製氷皿の底部にヒータを設け、製氷完了後の上下反転
動作前にこのヒータに通電することを特徴とする自動製
氷装置。 - 【請求項2】 ヒータはワイヤ状で、製氷皿の外底部に
設けられた引掛部に掛け渡されていることを特徴とする
請求項1記載の自動製氷装置。 - 【請求項3】 製氷皿は複数の凹部を有し、ワイヤ状の
ヒータが凹部の側部外面の相互間に存する溝内に設けら
れた引掛部に掛け渡されていることを特徴とする請求項
1記載の自動製氷装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34908692A JPH06201237A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 自動製氷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34908692A JPH06201237A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 自動製氷装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06201237A true JPH06201237A (ja) | 1994-07-19 |
Family
ID=18401401
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34908692A Pending JPH06201237A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 自動製氷装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06201237A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6725685B2 (en) * | 2002-05-14 | 2004-04-27 | Lg Electronics Inc. | Ice maker of refrigerator |
| JP2004245484A (ja) * | 2003-02-13 | 2004-09-02 | Mitsubishi Electric Corp | 冷蔵庫 |
| WO2018193563A1 (ja) * | 2017-04-19 | 2018-10-25 | 三菱電機株式会社 | 製氷機 |
| KR20200144239A (ko) * | 2019-06-18 | 2020-12-29 | 주식회사 대창 | 제빙기 |
-
1992
- 1992-12-28 JP JP34908692A patent/JPH06201237A/ja active Pending
Cited By (8)
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|---|---|---|---|---|
| US6725685B2 (en) * | 2002-05-14 | 2004-04-27 | Lg Electronics Inc. | Ice maker of refrigerator |
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