[go: up one dir, main page]

JPH06303604A - 携帯型情報機器 - Google Patents

携帯型情報機器

Info

Publication number
JPH06303604A
JPH06303604A JP5110039A JP11003993A JPH06303604A JP H06303604 A JPH06303604 A JP H06303604A JP 5110039 A JP5110039 A JP 5110039A JP 11003993 A JP11003993 A JP 11003993A JP H06303604 A JPH06303604 A JP H06303604A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image data
data
portable information
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5110039A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Kobayashi
圭一 小林
Akihiro Tsukamoto
明弘 塚本
Nobuo Saotome
伸夫 早乙女
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP5110039A priority Critical patent/JPH06303604A/ja
Publication of JPH06303604A publication Critical patent/JPH06303604A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Calculators And Similar Devices (AREA)
  • Image Input (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は音声や画像データを取り扱え、テレ
ビ電話としても利用できる携帯型情報機器を提供するこ
とを目的としている。 【構成】 カメラから取り込んだ2値の画像データを液
晶表示部7に表示出力するとともに、そのまま又は画像
圧縮・伸長回路51で圧縮してデータRAM37に記憶
する。また電話回線から取り込んだ画像データと音声デ
ータを分離して、画像データを画像圧縮・伸長回路51
で伸長した後、2値化回路46で2値化して液晶表示部
7に表示するとともに、データRAM48に記憶し、音
声データを音声圧縮・伸長回路52で伸長した後、電話
機102に出力する。また、カメラから取り込んだ画像
データと電話機102からの音声データとを圧縮した
後、合成して電話回線を介して送信し、また、データR
AM49内の画像データを読み出して、圧縮した後、電
話回線を介して送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯型情報機器に係
り、詳細には、電話回線を介して画像と音声を送・受信
し、また画像を表示できる携帯型情報機器に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、高度情報化社会にあって電子手帳
に代表される携帯型情報機器が普及している。
【0003】電子手帳は、初期においては、入力部から
入力された住所録データやスケジュールデータをメモリ
に保存するとともに、液晶表示部にこれらデータを表示
している。
【0004】ところが、電子手帳も、その普及に伴っ
て、種々の機能が追加されている。
【0005】例えば、従来、住所録データやメモデータ
等のテキストデータのみを取り扱っていたが、近時、ペ
ン入力された地図等の絵のデータを取り扱うことができ
るようになってきている。また、赤外線により、電子手
帳同士でデータの送受信を行なったり、パーソナルコン
ピュータとRS−232Cで接続することにより、パー
ソナルコンピュータとの間で、データの送受信を行うこ
とも可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の電子手帳に代表される携帯型情報機器にあっ
ては、画像データを自在に取り扱うことができなかっ
た。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、テレビ電話として利用したり、電話回線
と電話機との間に接続して、電話回線との間で画像デー
タや音声データを伝送できるようにし、携帯型情報機器
の利用性を向上させることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の携帯型情報機器
は次の通りである。
【0009】請求項1記載の発明は、キー入力部から入
力されたデータを記憶手段に記憶し、該キー入力部のキ
ー操作に基づいて該記憶手段に記憶されたデータを検索
して、表示部に表示する携帯型情報機器において、電話
回線と接続する回線接続手段と、撮像部を接続する撮像
部接続手段と、音声入力手段と、音声出力手段と、前記
撮像部により撮像した画像データと前記音声入力手段か
ら入力した音声を合成処理して前記回線接続手段を介し
て電話回線に送出し、前記回線接続手段を介して電話回
線から取り込んだ画像データと音声データを分離処理し
て、画像データを前記表示部に表示させるとともに、音
声を前記音声出力手段から出力させる画像・音声制御手
段と、を備えることにより、上記目的を達成している。
【0010】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記画像・音声制御手段が、前記撮像部接続手段
を介して前記撮像部から取り込んだ多値の画像データを
2値化する2値化手段を備え、前記表示部が、2値表示
の液晶表示装置であってもよく、また、請求項3に記載
するように、前記画像・音声制御手段が、前記回線接続
手段を介して電話回線から取り込んだ多値の画像データ
を2値化する2値化手段を備え、前記表示部が、2値表
示の液晶表示装置であってもよい。
【0011】また、前記撮像部は、例えば、請求項4に
記載するように、撮像した画像データを2値化して出力
するものであってもよい。
【0012】さらに、前記画像・音声制御手段は、例え
ば、請求項5に記載するように、前記撮像接続手段を介
して取り込んだ画像データを圧縮するとともに、前記回
線接続手段を介して取り込んだ画像データを伸張する圧
縮伸張手段を備えていてもよい。
【0013】また、前記回線接続手段は、例えば、請求
項6に記載するように、モデムを含むものであってもよ
い。
【0014】さらに、前記音声入力手段または前記音声
出力手段は、例えば、請求項7に記載するように、該携
帯型情報機器本体とは別体構成となっていてもよく、ま
た、請求項8に記載するように、携帯型情報機器本体と
一体構成となっていてもよい。
【0015】また、前記撮像部は、例えば、請求項9に
記載するように、該携帯型情報機器本体と別体構成とさ
れていてもよく、また、請求項10に記載するように、
携帯型情報機器本体と一体構成とされていてもよい。
【0016】本発明の携帯型情報機器は、請求項11に
記載するように、キー入力部から入力されたデータを記
憶手段に記憶し、該キー入力部のキー操作に基づいて該
記憶手段に記憶されたデータを検索し、表示部に表示す
る携帯型情報機器において、電話回線と接続する回線接
続端子と、電話機と接続する電話接続端子と、を備える
ことにより、上記目的を達成している。
【0017】この場合、例えば、請求項12に記載する
ように、撮像手段を設け、前記撮像手段により撮像した
画像データと前記電話機の送話器から入力した音声を合
成処理して前記回線接続端子を介して電話回線に送出
し、前記回線接続端子を介して電話回線から取り込んだ
画像データと音声データを分離処理して画像データを前
記表示部に表示させるとともに、音声を前記電話接続端
子を介して前記電話機の受話器から出力させる画像・音
声制御手段を備えていてもよい。
【0018】また、例えば、請求項13に記載するよう
に、前記画像・音声制御手段が、前記回線接続端子を介
して電話回線から取り込んだ多値の画像データを2値化
する2値化手段を備え、前記表示部が、2値表示の液晶
表示装置であってもよい。
【0019】さらに、例えば、請求項14に記載するよ
うに、前記画像・音声制御手段が、前記撮像手段から取
り込んだ多値の画像データを2値化する2値化手段を備
え、前記表示部が、2値表示の液晶表示装置であっても
よい。
【0020】また、例えば、請求項15に記載するよう
に、前記画像・音声制御手段が、前記撮像手段から取り
込んだ画像データを圧縮するとともに、前記回線接続端
子を介して電話回線から取り込んだ画像データを伸張す
る圧縮伸張手段を備えていてもよい。
【0021】
【作用】請求項1記載の発明の携帯型情報機器によれ
ば、携帯型情報機器を回線接続手段により電話回線に接
続し、撮像部で撮像して撮像部接続手段を介して取り込
んだ画像データと、音声入力手段から入力した音声を合
成して、電話回線に送出するとともに、電話回線から取
り込んだ画像データと音声データを分離して、画像デー
タを表示部に表示させるとともに、音声を音声出力手段
から出力させているので、携帯型情報機器を電話回線を
利用して、画像データや音声データを有効に利用するこ
とのできるテレビ電話として利用することができ、携帯
型情報機器の利用性を向上させることができる。
【0022】また、請求項2から請求項4に記載する発
明によれば、撮像部から取り込んだり、電話回線から取
り込んだ多値の画像データを2値化して、液晶表示装置
に表示させたり、また、撮像部が画像データを2値化し
て出力しているので、多値画像をも取り扱うことができ
るとともに、安価な2値表示の液晶表示装置を表示部と
して用いることができ、テレビ電話として利用できる携
帯型情報機器の利用性を向上させることができるととも
に、携帯型情報機器を安価なものとすることができる。
【0023】さらに、前記画像・音声制御手段は、請求
項5に記載するように、画像データや音声データを圧縮
して、同時に伝送するようにすると、高速に高画質の画
像データの伝送を行うことができる。
【0024】また、前記回線接続手段が、例えば、請求
項6に記載するように、モデムを含むものとすると、携
帯型情報機器を簡単に電話回線に接続することができ、
携帯型情報機器を利用した画像や音声の送・受信をより
簡単に行うことができる。
【0025】さらに、前記音声入力手段や音声出力手
段、また前記撮像部が、例えば、請求項7や請求項9に
記載するように、携帯型情報機器本体と別体構成となる
ようにすると、携帯型情報機器本体をより一層小型化す
ることができ、携帯型情報機器の携帯性をより一層向上
させることができ、また、例えば、請求項8に記載する
ように、携帯型情報機器本体と一体構成となるようにす
ると、音声の入力や出力、また画像の取り込みを簡単に
行うことができ、携帯型情報機器の利用性をより一層向
上させることができる。
【0026】また、請求項11に記載するように、電話
回線と接続する回線接続端子と電話機と接続する電話接
続端子を携帯型情報機器に備えると、携帯型情報機器を
簡単に電話回線や電話機に接続することができ、携帯型
情報機器の利用性をさらに向上させることができる。
【0027】この場合、撮像手段を設け、撮像手段から
取り込んだ画像データと電話機から入力した音声を合成
して電話回線に送出し、また電話回線から取り込んだ画
像データと音声データを分離処理して、画像データを表
示部に表示させ、音声を電話機から出力させると、携帯
型情報機器を電話回線と電話機との間に接続して、音声
と画像を適切に合成したり分離して取り扱うことがで
き、携帯型情報機器の利用性を向上させることができ
る。
【0028】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の携帯型情報機
器の実施例を説明する。
【0029】〈第1実施例〉本発明を電子手帳に適用し
た場合の第1実施例。
【0030】図1〜図12は本発明に係る携帯型情報機
器の第1実施例を示す図であり、本実施例は、電子手帳
に適用したものである。
【0031】まず、構成を説明する。
【0032】図1は、電子手帳1の外観図であり、本実
施例は、電話回線と電話機との間に電子手帳1を接続す
るタイプのものである。
【0033】なお、以下、電話回線としてアナログ電話
一般加入者回線を使用する場合について説明する。
【0034】図1において、電子手帳1は、電話回線に
接続されたモジュラージャック式コンセント101と電
話機102との間に着脱可能に接続され、後述するよう
に、画像データや音声データの入出力を行う。
【0035】電子手帳1は、その外観が下ケース2と蓋
3とで構成される本体ケース4により形成されており、
電子手帳1には、カメラ5がコード6を介して接続され
ている。
【0036】蓋3は、下ケース2に開閉可能に取り付け
られており、蓋3には、その内側表面に、液晶表示部7
やモードキー8等が設けられている。モードキー8は、
例えば、入力モード、検索モード、撮影モード及び通信
モード等の各種処理モードを切り換えるものである。ま
た、液晶表示部7は、所定の大きさの表示領域に2値画
像を表示するものであり、上記各種モードに対応するデ
ータの表示を行う。
【0037】前記本体ケース2には、その内側表面に、
文字入力キー9、数字キー10、カーソル移動/画面移
動キー11及び検索キー12等の各種キーが設けられて
おり、電子手帳1に各種処理を行わせるのに必要な命令
等を入力する。特に、検索キー12は、携帯型情報機器
のメモリ内に記憶されている各種データを検索する際に
使用する。
【0038】また、下ケース2の側面には、図2に示す
ように、回線接続端子13と電話機接続端子14が取り
付けられており、この回線接続端子13及び電話機接続
端子14には、モジュラープラグ103を有するモジュ
ラーケーブル104がそれぞれ着脱可能に接続される。
この回線接続端子13に接続されるモジュラープラグ1
03のモジュラーケーブル104の他端には、図1に示
すように、電話回線に接続されたモジュラージャック式
コンセント101に着脱可能に接続されるモジュラープ
ラグ103が接続されており、電子手帳1は、この回線
接続端子13にモジュラージャック式コンセント101
に接続されたモジュラーケーブル104のモジュラープ
ラグ103が挿入されることにより、電話回線に接続さ
れる。また、電話機接続端子14に接続されるモジュラ
ープラグ103のモジュラーケーブル104の他端に
は、図1に示すように、電話機102のモジュラージャ
ック式コンセントに挿入されるモジュラープラグ103
が接続されており、電子手帳1は、電話機102に接続
されたモジュラーケーブル104のモジュラープラグ1
03が電話機接続端子14に挿入されることにより、電
話機102に接続される。
【0039】再び、図1において、電子手帳1には、図
示しないが、下ケース2の側面に画像入力端子が設けら
れており、この画像入力端子に、カメラ5に接続された
コード6のコネクタが着脱可能に装着される。
【0040】カメラ5は、図3に示すように、その筐体
20に、レリーズボタン21、カメラモードスイッチ2
2及び動作モードスイッチ23等が設けられている。カ
メラモードスイッチ22は、ポートレイト(PORTRATE)
モードとマクロ(MACRO )モードを切り換えるのに使用
し、動作モードスイッチ23は、スタンバイ(STANDB
Y)モードとロック(LOCK)モードを切り換えるのに使
用される。また、カメラ5は、電池駆動され、この駆動
用の電池の収納部のカバー20aが筐体20の側部に設
けられている。
【0041】カメラ5は、図4に示すように、CCD2
4、ドライバ25、S/H(サンプルホールド回路)2
6、A/D(A/D変換器)27、メモリ28、CPU
(Central Processing Unit)29、I/O30及び電源
回路31等を内蔵しており、電源回路31は、上記内蔵
電池の電圧を調整してカメラ5の各部に供給する。カメ
ラ5は、ドライバ25によりCCD24を駆動し、CC
D24に入力される光によりCCD24に蓄積される電
荷を順次1フレーム毎にS/H26に出力する。S/H
26にサンプルホールドされた電荷は、A/D27に出
力されて、A/D27でディジタルの画像データに変換
され、メモリ28に一時蓄えられる。CPU29は、メ
モリ28に記憶された多値の画像データを後述する誤差
拡散法により2値化し、I/O30を介して電子手帳1
に出力する。
【0042】電子手帳1は、図5に示すように回路構成
されている。
【0043】すなわち、電子手帳1は、図5に示すよう
に、キー入力部41、CPU(Central Processing Uni
t)42、制御ROM(Read Only Memory)43、辞書R
OM44、表示バッファ45、2値化回路46、液晶ド
ライバ47、液晶表示部7、データRAM48、ワーク
RAM49、インターフェイス(I/F)50、画像圧
縮・伸長回路51、音声圧縮・伸長回路52、ADC
(A/D変換器)53、DAC(D/A変換器)54、
NCU(Network Control Unit)55、モデム(MODE
M:MOdulation and DEModulation)56、タイミング回
路57及び電源回路58等を備えており、上記各部は、
バス59により接続されている。
【0044】制御ROM43には、制御プログラムやシ
ステムデータ等が格納されており、CPU42は、制御
ROM43内のプログラムに従って電子手帳1の各部を
制御して、電子手帳1としての処理や画像制御処理及び
音声制御処理等の各処理を行う。
【0045】キー入力部41は、上記モードキー8、文
字入力キー9、数字キー10、カーソル移動/画面移動
キー11及び検索キー12等の携帯型情報機器に設けら
れた各種キーを総称したものであり、CPU42は、こ
のキー入力部41を走査して、キー入力部41のキー操
作に応じた処理を行う。
【0046】辞書ROM44には、かな漢字変換用等の
辞書データが格納されており、CPU42は、キー入力
部41のキー、特に、文字入力キー7や数字キー8の操
作に応じて辞書ROM44を検索して、キー入力に対応
する文字を読み出したり、漢字やひらがな等に変換す
る。
【0047】表示バッファ45は、液晶表示部7に表示
する画像データを一時蓄積するメモリであり、この表示
バッファ45に蓄積された画像データが順次液晶ドライ
バ47に転送されて、液晶表示部7に表示出力される。
【0048】2値化回路46は、多値画像データを2値
化するものであり、例えば、誤差拡散法により多値画像
データを2値化して、液晶ドライバ47やデータRAM
48に出力する。そして、データRAM48には、2値
化回路61で2値化した画像データを記憶する。但し、
データRAM48に記憶する画像データは、2値化した
画像データに限るものではなく、多値画像データを記憶
し、液晶表示部7に表示する際に、2値化回路61で2
値化した後、表示するようにしてもよい。
【0049】データRAM48は、カメラ5や電話回線
から取り込んだ画像データ及びキー入力部41から入力
されたメモデータや住所録データ等の各種データを格納
するためのものであり、図6に示すように、入力バッフ
ァエリア48a、住所録エリア48b、メモエリア48
c及び画像エリア48dに領域区分されている。
【0050】このデータRAM48は、その入力バッフ
ァエリア48aに、キー入力されたデータが一時蓄積さ
れ、確定キーが投入されると、この入力バッファエリア
48aからデータRAM48の該当するエリアに当該デ
ータが書き込まれる。
【0051】また、データRAM48は、その住所録エ
リア48bに、キー入力部41から入力された住所録デ
ータ、例えば、氏名、電話番号、住所、会社名、備考等
のデータを記憶し、メモエリア48cに、キー入力部4
1から入力されたランダムなメモデータ、例えば、時刻
表、銀行の口座番号、買い物リスト等の自由に書き込ま
れたデータを複数ページ分記憶する。
【0052】また、データRAM48は、その画像エリ
ア48dが、複数のインデックスエリア48eと画像デ
ータエリア48fに区分されており、各画像データエリ
ア48fに1つづつインデックスエリア48eが割り振
られている。すなわち、各画像データエリア48fに記
憶される画像データ毎にインデックスIXを付与するこ
とができ、CPU42は、キー入力部41から入力され
たインデックスデータIXあるいはあらかじめ設定され
たインデックスデータIXを画像データエリア48fに
記憶する画像データ毎に付与し、インデックスエリア4
8eに記憶する。このインデックスIXとしては、例え
ば、日付、キーワード、撮影場所等がある。また、各デ
ータエリア48fには、画像圧縮・伸張回路40で圧縮
された画像データを記憶してもよいし、圧縮されていな
い画像データを記憶してもよい。但し、圧縮した画像デ
ータを記憶することにより、データRAM48の有効利
用を図ることができる。
【0053】このデータRAM48に記憶された各デー
タは、後述するように、検索モードにおいて、検索する
ことができ、特に、メモデータは、先頭文字や入力日
付、また、オペレータにより付与されたキーワードによ
りソート(並べ替え)を行うことができる。なお、メモ
データには、入力日付が自動的に付与される。すなわ
ち、電子手帳1は、図示しないが時計回路を内蔵してお
り、入力日付を各データ、特に、メモデータに付与す
る。
【0054】ワークRAM49は、CPU42がその処
理に際して、必要なデータを一時記憶するのに使用され
る。
【0055】I/F50には、上記カメラ5等の撮像部
や撮像手段が接続され、I/F50は、このカメラ5か
ら入力される2値画像データを電子手帳1内に取り込
む。なお、このI/F50に接続する画像部や撮像手段
としては、電子手帳1本体内に2値化回路46を備えて
いるため、上記2値化した画像を出力するカメラ5に限
るものではなく、通常の多値画像を出力するカメラ等で
あってもよい。
【0056】画像圧縮・伸張回路(圧縮伸張手段)40
は、I/F50を介してカメラ5から取り込んだ圧縮さ
れていない画像データを所定の符号化方式、すなわち、
取り扱う画像の種類(この場合、静止画)に応じた、例
えば、JPEG(Joint Photographic (Coding) Expert
s Group )アルゴリズムにより所定画素ブロック毎にD
CT(離散コサイン変換)、量子化、ハフマン符号化に
より圧縮処理(符号化)を実行し、データRAM48や
モデム56に出力する。また、画像圧縮・伸張回路40
は、NCU55及びモデム56を介して電話回線から取
り込んだ圧縮された画像データやデータRAM48に記
憶されている圧縮された画像データの伸張(復号化)処
理を実行し、その伸張した画像データを表示バッファ4
5に出力する。
【0057】なお、画像データの圧縮方式としては、本
実施例におけるJPEGアルゴリズムに限らず、例え
ば、ブロック符号化方式、予測符号化方式、直交変換符
号化方式等であってもよく、また、音声データの圧縮方
式としては、本実施例におけるCELPアルゴリズムに
限らず、例えば、AD−PCM(Adaptive Differentia
l Palse Code Modulation)方式、VSELP(Vector
Sum Excited Linear Prediction)方式等であっても構わ
ない。
【0058】音声圧縮・伸張回路52には、ADC53
からディジタルの音声データが入力され、音声圧縮・伸
張回路52は、このデジタル音声データに圧縮処理ある
いは伸長処理を施してDAC54やデータRAM48に
出力する。
【0059】すなわち、音声圧縮・伸長回路52は、例
えば、CELP(Code Excited Linear Predivtion)ア
ルゴリズムにより、一定時間の入力データに対して分析
する手段、分析されたパラメータにより波形合成する手
段、入力波形及び合成波形の誤差算出手段等を備え、A
DC53から入力される圧縮されていないディジタル音
声データに所定の符号化方式によって圧縮(符号化)処
理を実行して、その圧縮音声データをDAC54やデー
タRAM48に出力したり、また、圧縮されたディジタ
ル音声データに所定の復号化方式によって伸張(復号
化)処理を実行し、その処理信号データをDAC54に
出力する。なお、音声圧縮処理におけるデータ圧縮率
は、伸張後の音声品位との関係から5/100程度(約
50/1000)となっている。
【0060】ADC53は、NCU55を介して電話機
102や電話回線から入力されるアナログ音声信号(ア
ナログ信号)をディジタル音声信号に変換し、音声圧縮
・伸長回路52に出力する。
【0061】DAC54は、音声圧縮・伸長回路52か
ら入力されるディジタル音声信号をアナログ音声信号に
変換し、NCU55に出力する。
【0062】NCU55には、上記回線接続端子13及
び電話機接続端子14を介して電話回線と電話機102
が接続され、電話回線を利用した通信のネゴシエーショ
ンを行うとともに、電話機102との呼の設定処理を行
う。
【0063】モデム56は、変調器や復調器及びA/D
変換器やD/A変換器、そしてバッファメモリ等を備
え、電子手帳1内のディジタル信号を電話回線や電話機
で通信可能な伝送信号(アナログ信号)に変換する変調
処理や、逆に、電話回線を介して送られてきた伝送信号
(アナログ信号)を再び電子手帳1内で処理可能なディ
ジタル信号に戻す復調処理を行う。
【0064】すなわち、モデム56は、電話回線から送
られてきたアナログ変調信号を復調してA/D変換した
後、バッファメモリに一旦蓄え、また、バッファメモリ
に転送されてきたディジタル信号をアナログ信号に変換
した後、変調して、NCU55に出力する。このモデム
56のバッファメモリに蓄えられたディジタル変換され
た復調信号は、CPU42により読み出され、画像デー
タと音声データとに分離されて、画像データは、画像圧
縮・伸長回路51へ、音声データは、音声圧縮・伸長回
路20へ、それぞれ転送される。
【0065】タイミング発生器57は、発振器や分周器
等を備え、電子手帳1の各部の動作タイミングを制御す
るためのタイミング信号を生成して、各部に出力する。
【0066】電源回路58は、充電式電池や電圧調整回
路等を備え、充電式電池の電源を電圧調整回路等で電圧
調整して、電子手帳1の各部に電源を供給する。この電
源回路58には、下ケース2に設けられた差込端子(図
示略)に接続される電源アダプター(図示略)から直流
電源が供給される。電源回路58は、この差込端子を介
して入力される直流電源により内部充電式電池の充電を
行い、また、この直流電源を電圧調整して、電子手帳1
の各部に電源を供給する。なお、電源回路58は、本実
施例では、充電式電池を使用しているが、乾電池等の非
充電式の電池を使用してもよい。
【0067】また、本実施例においては、例えば、モデ
ム56及びNCU55を介して接続されるアナログ公衆
回線で利用できる最大の伝送速度14400bpsによ
る信号伝送が可能であり、処理単位となる1フレーム中
に映像符号と音声符号とを組み込むことにより画像デー
タと音声データとを同時に伝送して、例えば、1画面分
の画像データを3秒に1コマの割合で間欠画像として伝
送する。
【0068】この場合、多重化符号の1フレームは、図
7に示すように構成されており、この1フレームのタイ
ミングは、送信と受信とで交互に切り換えられる。
【0069】図7に示す多重化符号は、その映像符号と
音声符号とがエラー訂正符号を含んでおり、かつ、映像
符号と音声符号との前には、それぞれ映像ヘッダと音声
ヘッダとが付加される。そのため、実際の映像符号に含
まれる画像データと音声符号に含まれる音声データとの
伝送デー多量は、合計9600bpsとなり、画像用に
4800bps、また、音声データ用に4800bps
を使用する。
【0070】具体的には、1フレームのデータ長は、映
像データに約256バイト、音声データに約256バイ
トの合計512バイト(約4098ビット)であり、1
4400bpsの伝送速度においては、1フレームのデ
ータ伝送時間は、約280ms(映像データに約140
ms、音声データに約140ms)となる。
【0071】つまり、1秒間に約3.57フレームのデ
ータが伝送されることになり、1秒間に伝送される映像
データは、約7300ビット(256×8.57=73
11)となる。したがって、本実施例では、1秒間に伝
送される約7300ビットのデータから実際の画像デー
タ(4800bps)を差し引いた約2500ビットの
データに、画面サイズに関する情報、画像データ伝送に
関するコマンド、エラー訂正符号等が含まれる。
【0072】また、伝送する画像データは、1画面分の
画像データを一括して圧縮処理し、圧縮された画像デー
タを伝送するものであってもよく、また、伝送する画像
データを伝送する時間に基づいて予め分割して、分割し
た画像データ単位に圧縮処理を施したものであってもよ
い。
【0073】一方、音声データは、12ビット・8kH
zでサンプリングしたディジタルデータとして扱い、こ
の12×8000=96000ビットの音声データを約
50/1000に圧縮して、4800ビットの音声デー
タを含む音声符号としている。
【0074】次に、本実施例の動作を説明する。
【0075】電子手帳1は、キー入力部41のモードキ
ー8により選択された各種モードに対応した処理を行
う。
【0076】すなわち、電子手帳1は、基本モードとし
て、入力モード、検索モード、撮影モード及び通信モー
ドを備えており、また、入力モードと検索モードにおい
ては、後述するように、複数のモードを備えている。
【0077】そこで、電子手帳1は、図8に示すよう
に、電源が投入されると、まず、キーサンプリング処理
(ステップS1)を行う。このキーサンプリング処理
は、キー入力部41を走査して、キーサンプリングを行
うとともに、予め設定された基本画面を液晶表示部7に
表示出力し、キーサンプリングの結果、何等かのキー入
力があると、そのとき入力されたキーデータを表示バッ
ファ45に転送して、液晶表示部7に表示出力する。す
なわち、キーサンプリングの結果、投入されたキーが、
数字キーやカーソルキー等の表示状態の変化を伴うキー
であるときには、当該キー入力に対応したキーデータや
表示データを表示バッファ45に転送し、当該キー入力
に伴う画面表示を行う。
【0078】次に、キー入力があると、当該投入された
キーがモードキー8であるかどうかチェックし(ステッ
プS2)、モードキー8でないときには、ステップS1
に戻って、上記キーサンプリング処理を行う。
【0079】ステップS2で、投入されたキーがモード
キー8のときには、投入されたモードキー8が入力モー
ドキー、検索モードキー、撮影モードキー及び通信モー
ドキーのいずれのキーであるかをチェックして、当該投
入されたモードキー8に対応するモードに移行する。な
お、このモードの選択は、モードキー8を投入するもの
に限るものではなく、例えば、基本画面として、上記4
つのモードを表示し、カーソル移動/画面移動キー11
でカーソルを移動させて選択して、確定キーを投入する
ことにより、モード選択してもよい。
【0080】以下、各モード毎に、順次説明する。
【0081】<入力モード>ステップS2で、入力モー
ドが選択されたと判断すると、入力モードに移行し、ま
ず、モードがメモモードであるか、住所録モードである
かをチェックする(ステップS3)。すなわち、入力モ
ードには、メモ入力モードと住所録入力モードがあり、
ステップS3において、この2つのモードのいずれであ
るかをチェックしている。メモモードのときには、予め
設定されたメモ入力画面を液晶表示部7に表示出力し
て、文字入力キー9や数字キー10によるキー入力、す
なわちデータ入力を待ち(ステップS4)、キー入力さ
れると、入力されたキーに対応するメモデータをデータ
RAM37の入力バッファ48aに転送するとともに、
表示バッファ45に転送して、液晶表示部7に表示出力
する(ステップS5)。
【0082】そして、入力が完了したかどうかを、キー
入力部41の確定キーが投入されたかどうかにより判断
し(ステップS6)、キー入力が完了していないときに
は、ステップS4に戻って同様にデータ入力処理と表示
処理を行って、キー入力が完了するまで繰り返す。
【0083】確定キーが投入されてキー入力が完了する
と、入力されたメモデータを入力バッファ48aからデ
ータRAM48のメモエリア48cに記憶し(ステップ
S7)、ステップS1に戻って、キーサンプリング処理
から同様に処理する。このとき、上述のように、メモデ
ータを入力した日付データが当該メモデータに自動的に
付与され、また、キーワードが入力されたときには、入
力されたキーワードが当該メモデータに付与される。
【0084】このようにメモ入力モードにおいては、キ
ー入力部41から入力されたメモデータを取り込んで、
データRAM48のメモエリア48cに格納する。
【0085】また、入力モードのステップS3におい
て、住所録モードのときには、予め設定された住所録入
力画面を液晶表示部7に表示出力して、文字入力キー9
や数字キー10によるキー入力、すなわちデータ入力を
待ち(ステップS8)、キー入力されると、入力された
キーに対応する住所録データを入力バッファ48aに転
送するとともに、表示バッファ45に転送して、液晶表
示部7に表示出力する(ステップS9)。
【0086】そして、入力が完了したかどうか判断し
(ステップS10)、キー入力が完了していないときに
は、ステップS8に戻って同様にデータ入力処理と表示
処理を行って、キー入力が完了したかどうかチェックす
る。
【0087】キー入力が完了すると、データRAM48
の入力バッファ48aの住所録データを住所録エリア4
8bに記憶し(ステップS11)、ステップS1に戻っ
て、キーサンプリング処理から同様に処理する。
【0088】このように住所録入力モードにおいては、
キー入力部41から入力された住所録データを取り込ん
で、データRAM48の住所録エリア48bに格納す
る。
【0089】〈検索モード〉ステップS2で、検索モー
ドが選択さたと判断すると、検索モードに移行し、ま
ず、データ検索モードであるか、画像検索モードである
かをチェックする(ステップS12)。すなわち、検索
モードには、データ検索モードと画像検索モードがあ
り、また、データ検索モードには、後述するように、メ
モ検索モードと住所録検索モードがある。そこで、ステ
ップS12では、まず、データ検索モードか画像検索モ
ードかを判断している。
【0090】ステップS12で、データ検索モードのと
きには、住所録検索モードであるかメモ検索モードであ
るかをチェックし(ステップS13)、メモ検索モード
のときには、検索条件入力画面を表示し、検索条件が入
力されて指定されるのを待つ(ステップS14)。この
検索条件としては、上述のように、例えば、日付検索や
キーワード検索等があり、検索条件としてこれらの検索
条件と検索データが入力される。検索条件が指定される
と、指定された検索条件に基づいてデータRAM48の
メモエリア48cを検索し(ステップS15)、検索結
果を液晶表示部7に表示出力する(ステップS16)。
検索結果の液晶表示部7への表示が完了すると、ステッ
プS1に戻って、キーサンプリング処理から上記同様に
処理する。
【0091】また、ステップS13で、住所録検索モー
ドの場合には、検索条件入力画面を表示し、検索条件が
入力されて指定されるのを待つ(ステップS17)。こ
の検索条件としては、例えば、氏名検索や電話番号検索
等があり、検索条件としてこれらの検索条件と検索デー
タが入力される。検索条件が指定されると、指定された
検索条件に基づいてデータRAM48の住所録エリア4
8bを検索し(ステップS18)、検索結果を液晶表示
部7に表示出力する(ステップS19)。検索結果の液
晶表示部7への表示が完了すると、ステップS1に戻っ
て、キーサンプリング処理から上記同様に処理する。
【0092】このように、検索モードにおいては、デー
タ検索の場合、検索対象がメモデータであるか、住所録
データであるかにより、対応する検索条件入力画面を表
示して、指定された検索条件により、データRAM48
の該当するエリアを検索して、その検索結果を液晶表示
部7に表示出力することができる。
【0093】また、ステップS12で、選択された検索
モードが画像検索モードのときには、検索条件入力画面
を表示し、検索条件が入力されて指定されるのを待つ
(ステップS20)。検索条件としては、上記インデッ
クスIX検索とデータRAM48内に記憶されている画
像データを先頭アドレスのものから順次カーソル移動/
画面移動キー11で表示させるカーソル検索とがあり、
検索条件としてこれらインデックスIXの入力操作やカ
ーソル移動/画面移動キー11のキー操作が行われる。
【0094】検索条件が指定されると、指定された検索
条件に基づいてデータRAM48の画像エリア48dを
検索し(ステップS21)、検索結果を液晶表示部7に
表示出力する(ステップS22)。検索結果の液晶表示
部7への表示が完了すると、ステップS1に戻って、キ
ーサンプリング処理から上記同様に処理する。
【0095】また、この画像の表示においては、画像デ
ータがデータRAM48に圧縮されて記憶されている場
合には、CPU42は、検索された画像データをデータ
RAM48から画像圧縮・伸張回路40に転送し、画像
圧縮・伸張回路40で伸張した後、表示バッファ45に
転送して液晶表示部7に当該画像を表示出力する。
【0096】〈撮影モード〉ステップS2で、撮影モー
ドが選択されたと判断したときには、撮影モードに移行
し、カメラ5からの画像データの取り込みを行う(ステ
ップS23)。
【0097】このとき、カメラ5は、上述のように、2
値化した画像データを電子手帳1に出力する。
【0098】すなわち、カメラ5のCPU29は、図9
に示すように、まず、メモリ28の画像データの最大値
及び最小値の検出を行う(ステップP1)。次に、自動
利得制御値(AGC値)を決定し(ステップP2)、画
像データ(画素データ)の読み込みを行う(ステップP
3)。そして、読み込んだ画像データを閾値と比較する
ことにより、2値化し(ステップP4)、多値の画像デ
ータ(元の値)から2値×a(出力値)を引いて、誤差
(誤差=多値−2値×a)を求める(ステップP5)。
ここで、aは、多値画像データの取り得る最大値であ
り、例えば、4ビットの場合は、0〜7の「7」が最大
値となる。次に、誤差拡散フィルタによる誤差拡散を行
う(ステップP6)。
【0099】この誤差拡散フィルタは、図10にその一
例を示すように、「●」部の誤差を隣接場所に数値(正
確には、これらの数値の1/16の値)で示す割合で拡
散させるものである。言い換えれば、「●」部の誤差を
周囲に振り分けるものである。
【0100】この誤差拡散処理を行うと、次の画像デー
タ(画素データ)を読み込み(ステップP7)、誤差を
収集した後、ステップP4に戻って、ステップP4から
ステップP8の処理を上記同様に行う。
【0101】CPU29は、上記2値化処理を行った画
像データをI/O30及びコード6を介して、電子手帳
1に出力する。
【0102】なお、I/F50から入力する画像データ
としては、カメラ5から入力するような2値化された画
像データに限るものではなく、通常のカメラで撮影した
多値画像データであってもよい。
【0103】再び、図8に戻って、電子手帳1は、I/
F50を介して画像データを取り込み(ステップS2
3)、取り込んだ画像データが多値画像データであると
きには、上記図9及び図10と同様の処理を2値化回路
46で施すことにより、多値画像データを2値化する
(ステップS24)。なお、画像データをカメラ5から
取り込んだときには、上述のように、画像データは、既
に2値化されているため、ステップS24の2値化処理
を行う必要はない。
【0104】次に、この2値の画像データを表示バッフ
ァ45を介して液晶ドライバ47に転送し、液晶表示部
7に表示出力する(ステップS25)。このように、電
子手帳1は、カメラ5が2値化された画像データを出力
し、また取り込んだ画像データが多値画像データのとき
には、2値化回路46で2値化するので、液晶表示部7
として2値表示のものを使用することができ、液晶表示
部7として安価なものを使用することができ、電子手帳
1自体を安価なものとすることができる。
【0105】そして、取り込んだ画像データの液晶表示
部7への表示が完了すると、確定キーが投入されたかど
うかチェックし(ステップS26)、確定キーが投入さ
れていないときには、表示されている画像が選択されな
かったと判断して、ステップS23に戻って、次の画像
データの取込及び表示を同様に行う。すなわち、カメラ
5を接続して、撮影モードにすると、カメラ5で撮影し
た画像が順次液晶表示部7に表示される。
【0106】ステップS26で、確定キーが投入される
と、液晶表示部7に表示されている画像が選択されたと
判断して、当該画像データをワークRAM49に取り込
んだ後、画像圧縮・伸張回路40に転送し(ステップS
27)、画像圧縮・伸張回路40で圧縮処理を行う(ス
テップS28)。圧縮した画像データをデータRAM4
8に一旦転送し、データRAM48の空きの画像エリア
48dに記憶する(ステップS29)。なお、ステップ
S28の圧縮処理は、必ずしも行う必要はない。
【0107】この場合、取り込んだ画像データを圧縮し
てデータRAM48に記憶すると、上記画像データ検索
処理において、検索した画像データを表示するに際し
て、画像圧縮・伸長回路40で伸長する必要がある。た
だ、データRAM48の容量に余裕があるときには、取
り込んだ画像データを画像圧縮・伸張回路40で圧縮す
るものに限るものではなく、圧縮しない2値画像データ
をそのままデータRAM48に記憶するようにしてもよ
い。この場合には、上記画像検索処理で、検索した画像
データを液晶表示部7に表示させる場合に、画像圧縮・
伸張回路40で伸長し直す必要がない。
【0108】そして、このデータRAM48に記憶した
画像データに対して、インデックスIXを入力するため
の入力画面を液晶表示部7に表示出力し、インデックス
IXが入力されると、当該データRAM48に記憶した
画像データのインデックスエリア48eに入力されたイ
ンデックスIXを書き込んでステップS1に戻る(ステ
ップS30)。
【0109】そして、このようにデータRAM48に記
憶された画像データは、上記検索モード処理で指定され
た画像データが検索されて、液晶表示部7に表示出力さ
れる。
【0110】このように、撮影モードにおいては、カメ
ラ5から2値画像データを取り込んで、常時液晶表示部
7に表示出力し、この表示された画像に対して、オペレ
ータが確定キーで選択した画像を、データRAM48に
インデックスIXとともに記憶することができる。
【0111】〈通信モード〉ステップS2で、通信モー
ドが選択されたと判断したときには、図11に示す通信
モードに移行し、電話がかかってきたかどうかチェック
する(ステップS31)。電話がかかってきていないと
きには、電話をかけたかどうかをチェックし(ステップ
S32)、電話をかけていないときには、ステップS3
1に戻って、同様に、処理する。
【0112】ステップS32で、電話をかけたときに
は、通話状態かどうかチェックし(ステップS33)、
通話状態が確立されるのを待って、送信キーが投入され
たかどうかチェックする(ステップS34)。送信キー
が投入されないときには、通話状態が確立されているの
を確認して(ステップS35)、送信キーが投入される
のを待つ(ステップS34、S35)。この間に、通話
状態が解消されると、ステップS1に戻って、キーサン
プリング処理から同様に処理する。
【0113】ステップS34で、送信キーが投入される
と、画像データ送信のためのネゴシエーションを行い
(ステップS36)、送信準備が完了すると、選択され
た画像データの圧縮処理を画像圧縮・伸長回路51で行
う(ステップS37)。画像圧縮処理が完了すると、次
に、音声データの圧縮処理を音声圧縮・伸長回路52で
行う(ステップS38)。
【0114】画像データの圧縮処理と音声データの圧縮
処理が完了すると、これらの圧縮された画像データと音
声データをモデム56に転送し、画像データと音声デー
タを上述のように多重化して同時に送信する(ステップ
S39)。画像データの送信が完了すると、図12に示
すキー処理を行い(ステップS40)、キー処理が完了
すると、通話中かどうかチェックする(ステップS4
1)。通話中のときには、ステップS37に戻って、画
像圧縮処理から同様に処理を行い、通話中でないときに
は、ステップS1に戻って、キーサンプリング処理から
同様に処理する。
【0115】また、ステップS31で、電話がかかって
きたときには、通話状態かどうかチェックし(ステップ
S42)、通話状態が確立されるのを待って、相手先か
らの送信があるかどうかチェックする(ステップS4
3)。相手先からの送信があるときには、ステップS3
6に移行して、ネゴシエーションから上記同様に通信処
理を行う(ステップS37〜ステップS41)。この場
合、ステップS37の画像圧縮・伸長処理では、相手先
から送信されてきた画像データを画像圧縮・伸長回路5
1で伸長し、液晶表示部7に表示出力する。また、ステ
ップS38の音声圧縮・伸長処理では、相手先から送信
されてきた音声データを音声圧縮・伸長回路52で伸長
し、NCU55を介して電話機102に出力して、電話
機102の受話器から音声を出力する。
【0116】そして、ステップS43で、相手先からの
送信がないときには、通話状態かどうかチェックし(ス
テップS44)、通話状態のときには、ステップS43
に戻って相手先からの送信があるかどうかチェックす
る。ステップS44において、通話状態が解除される
と、ステップS1に戻って、キーサンプリング処理から
同様に処理する。
【0117】このように、通信処理においては、電子手
帳1を電話回線と電話機102との間に接続してテレビ
電話として使用することができ、カメラ5で撮影した映
像と、電話機102から入力した音声を圧縮するととも
に、合成して送信し、また、相手先から送信されてきた
圧縮された画像データと音声データを受信して、音声と
画像を分離した後、音声と画像を伸長して、画像を液晶
表示部7に表示出力するとともに、音声を電話機102
から出力することができる。したがって、電子手帳1で
画像を取り扱うことができるだけでなく、テレビ電話と
しても利用することができ、電子手帳1の利用性を向上
させることができる。
【0118】上記ステップS40のキー処理は、通話中
に電子手帳1内のデータ、すなわち、データRAM48
内に記憶されているデータを検索し、送信するための処
理であり、図12に示すように処理される。
【0119】すなわち、キー処理は、図12に示すよう
に、まず、キー入力部41を走査して、キーが投入され
たかどうかチェックし(ステップQ1)、キーの投入が
ないときには、図11のステップS41に移行する。
【0120】ステップQ1でキーが投入されているとき
には、キーの種類が検索キー、入力キー、あるいはこれ
ら以外の他のキーであるかどうかを判別し(ステップQ
2)、他のキーのときには、当該投入されたキーに対応
する他の処理を行って(ステップQ3)、図11のステ
ップS41に移行する。
【0121】また、ステップQ2で、投入されたキーが
検索キーのときには、上記図8に示した検索モード処理
(ステップS12〜ステップS22)と同様の検索処理
を行い(ステップQ4)、液晶表示部7の表示内容をそ
れまでの表示内容、すなわち、図11の通信処理により
液晶表示部7に表示している表示内容、例えば、カメラ
5で映し出していた自分の顔や通信相手から送信されて
きている相手の顔等から検索したデータに切り換える
(ステップQ5)。なお、このとき、表示を切り換える
のではなく、表示画面を分割したり、ウインドウ表示す
ることにより、検索データを表示するようにしてもよ
い。
【0122】次に、送信キーと切替キーのいずれが投入
されたかを判別し(ステップQ6)、送信キーが投入さ
れたときには、テレビ電話としての処理中にデータRA
M48内のデータの送信処理が選択されたと判断して、
表示された、すなわち検索されたデータを送信する送信
処理を行う(ステップQ7)。
【0123】この送信処理においては、上記テレビ電話
として送信している通常の画像・音声処理において、上
記検索処理(ステップQ4)及び表示切替処理(ステッ
プQ5)を経て送信キーが投入されることにより選択さ
れた画像データを、カメラ5から取り込んだ画像の代わ
りに合成して送信する。
【0124】送信処理が完了すると、表示画面を元の画
面に戻し、図11のステップS41に移行する。
【0125】また、ステップQ6で、切替キーが投入さ
れたときには、送信処理を行うことなく、表示の切り換
えを行い、図11のステップS41に移行する。
【0126】そして、ステップQ2で、投入されたキー
が入力キーのときには、液晶表示部7の表示画面を入力
画面に切り換え(ステップQ9)、上記図8に示した入
力モード処理(ステップS3〜ステップS11)と同様
の入力処理を行う(ステップQ10)。
【0127】入力処理を完了すると、ステップQ8に移
行して、表示画面を元の表示画面に切り換えて、図11
のステップS41に移行する。
【0128】このように、キー処理においては、電子手
帳1をテレビ電話として利用しているときに、キーを投
入することにより、カメラ5で撮影している画像から既
にデータRAM48に記憶されている画像データに切り
換えて、送信することができ、電子手帳1の利用性をよ
り一層向上させることができる。
【0129】また、本実施例の電子手帳1においては、
画像データを、データRAM48に記憶するに際して、
必要に応じて、画像圧縮・伸長回路40で圧縮して記憶
することができ、データRAM48を有効に利用するこ
とができる。
【0130】さらに、画像データや音声データを、送信
するに際して、必要に応じて、画像圧縮・伸長回路51
や音声圧縮・伸長回路52で圧縮して送信することがで
き、また、圧縮された画像データや音声データを受信し
て、データRAM48に記憶したり、画像圧縮・伸長回
路51で伸長して液晶表示部7に表示するとともに、音
声圧縮・伸長回路52で伸長して出力することができ、
高品質の画像データや音声データを高速に送受信するこ
とができるとともに、高品質の画像データや音声データ
を電子手帳1で取り扱うことができる。
【0131】また、2値化回路46により多値画像デー
タを2値化し、液晶表示部7に表示しているので、液晶
表示部7として2値表示するものを使用することがで
き、電子手帳1を安価なものとすることができる。
【0132】〈第2実施例〉図13は、本発明の携帯型
情報処理装置の第2実施例を示す図であり、本実施例
も、電子手帳に適用したものである。
【0133】本実施例は、撮像部(撮像手段)と音声入
出力部とを、電子手帳に一体構成としたものであり、本
実施例の説明において、上記第1実施例と同一の構成部
分には、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0134】図13において、電子手帳60は、その外
観が下ケース2と蓋61とで構成される本体ケース62
により形成されており、下ケース2は、第1実施例の電
子手帳1の下ケース2と同様のものである。
【0135】下ケース2内には、第1実施例と同様の回
路を備えており、以下の説明において、図5に示した回
路図で用いた符号をそのまま用いて説明する。
【0136】蓋61は、下ケース2に開閉可能に取り付
けられており、蓋61には、その内側表面に、上記第1
実施例と同様のモードキー8の他に、液晶表示部63、
カメラ64、マイク65及びスピーカ66等が設けられ
ている。この液晶表示部63は、基本的には、第1実施
例の液晶表示部7と同様の構成であるが、カメラ64や
スピーカ66を蓋61に設けているため、その表示領域
が多少小さく形成されている。
【0137】カメラ64は、CCDやそのドライバ等で
構成され、カメラ64で撮影した画像を電子手帳60本
体内のデータRAM48に記憶するとともに、2値化処
理して液晶表示部63に表示出力する。
【0138】マイク65は、電子手帳60の使用者が発
生した音声をアナログの電気信号に変換し、電子手帳6
0は、この電気信号をディジタル信号に変換するD/A
変換器を内蔵している。
【0139】スピーカ66は、NCU55を介して受信
した相手先からの音声を拡声出力し、電子手帳60は、
この相手先から受信した音声データを一旦ADC53で
ディジタル信号に変換して音声圧縮・伸長回路52で伸
長した後、アナログ信号に変換してスピーカ66から拡
声出力する。そのため、電子手帳60は、このディジタ
ルの音声信号をスピーカ66から出力するためのD/A
変換器を内蔵している。
【0140】電子手帳60は、それ自体が、マイク65
やスピーカ66を備えているため、電話機に接続するこ
となく、音声の入・出力を行うことができ、そのNCU
55は、電話機への接続機能や電話機への接続端子を有
している必要はない。また、電子手帳60は、カメラ6
4を備えているため、第1実施例のように、カメラ等の
撮像部を接続するためのI/F50を備えている必要は
ないが、画像データの入出力端子として、I/F50を
設けると、カメラ64以外のカメラからの画像を取り込
んだり、電子手帳60のデータRAM48に記憶してい
る画像データを外部機器に出力することができる。
【0141】このように、電子手帳60は、電子手帳6
0自体に、カメラ64を備えているため、外部にカメラ
等の撮像部を接続することなく、映像を取り込み、表示
させたり、電話回線を介して送信することができ、電子
手帳60の利用性を向上させることができる。また、電
子手帳60は、マイク65及びスピーカ66を備えてい
るため、電話機に接続することなく、音声の入出力を行
うことができ、電話回線を介して画像とともに、音声の
送受信を行うことができる。その結果、電子手帳60を
電話機に接続することなく、テレビ電話として利用する
ことができ、電子手帳の利用性をさらに向上させること
ができる。
【0142】なお、本実施例においては、電子手帳に適
用した場合について説明したが、電子手帳に限るもので
はなく、携帯型の情報機器一般に適用することができ
る。
【0143】
【発明の効果】請求項1記載の発明の携帯型情報機器に
よれば、携帯型情報機器を回線接続手段により電話回線
に接続し、撮像部で撮像して撮像部接続手段を介して取
り込んだ画像データと、音声入力手段から入力した音声
を合成して、電話回線に送出するとともに、電話回線か
ら取り込んだ画像データと音声データを分離して、画像
データを表示部に表示させるとともに、音声を音声出力
手段から出力させているので、携帯型情報機器を電話回
線を利用して、画像データや音声データを有効に利用す
ることのできるテレビ電話として利用することができ、
携帯型情報機器の利用性を向上させることができる。
【0144】また、請求項2から請求項4に記載する発
明によれば、撮像部から取り込んだり、電話回線から取
り込んだ多値の画像データを2値化して、液晶表示装置
に表示させたり、また、撮像部が画像データを2値化し
て出力しているので、多値画像をも取り扱うことができ
るとともに、安価な2値表示の液晶表示装置を表示部と
して用いることができ、テレビ電話として利用できる携
帯型情報機器の利用性を向上させることができるととも
に、携帯型情報機器を安価なものとすることができる。
【0145】さらに、前記画像・音声制御手段は、請求
項5に記載するように、画像データや音声データを圧縮
して、同時に伝送するようにすると、高速に高画質の画
像データの伝送を行うことができる。
【0146】また、前記回線接続手段が、例えば、請求
項6に記載するように、モデムを含むものとすると、携
帯型情報機器を簡単に電話回線に接続することができ、
携帯型情報機器を利用した画像や音声の送・受信をより
簡単に行うことができる。
【0147】さらに、前記音声入力手段や音声出力手
段、また前記撮像部が、例えば、請求項7や請求項9に
記載するように、携帯型情報機器本体と別体構成となる
ようにすると、携帯型情報機器本体をより一層小型化す
ることができ、携帯型情報機器の携帯性をより一層向上
させることができ、また、例えば、請求項8に記載する
ように、携帯型情報機器本体と一体構成となるようにす
ると、音声の入力や出力、また画像の取り込みを簡単に
行うことができ、携帯型情報機器の利用性をより一層向
上させることができる。
【0148】また、請求項11に記載するように、電話
回線と接続する回線接続端子と電話機と接続する電話接
続端子を携帯型情報機器に備えると、携帯型情報機器を
簡単に電話回線や電話機に接続することができ、携帯型
情報機器の利用性をさらに向上させることができる。
【0149】この場合、撮像手段を設け、撮像手段から
取り込んだ画像データと電話機から入力した音声を合成
して電話回線に送出し、また電話回線から取り込んだ画
像データと音声データを分離処理して、画像データを表
示部に表示させ、音声を電話機から出力させると、携帯
型情報機器を電話回線と電話機との間に接続して、音声
と画像を適切に合成したり分離して取り扱うことがで
き、携帯型情報機器の利用性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯型情報機器の第1実施例のシステ
ム構成図。
【図2】図1の電子手帳の裏面の要部拡大図。
【図3】図1のカメラの拡大図。
【図4】カメラの回路ブロック図。
【図5】図1の電子手帳の全体構成を示すブロック図。
【図6】データRAMの構成図。
【図7】多重化符号の1フレームの構成を示す図。
【図8】電子手帳の各モード処理を示すフローチャー
ト。
【図9】カメラの2値化処理を示すフローチャート。
【図10】図9の2値化処理におけるフィルタによる誤
差拡散処理の説明図。
【図11】図8の通信モードの処理を示すフローチャー
ト。
【図12】図11のキー処理の詳細な処理を示すフロー
チャート。
【図13】本発明の携帯型情報機器の第2実施例の外観
図。
【符号の説明】
1、60 電子手帳 2 下ケース 3、61 蓋 4、62 本体ケース 5 カメラ 6 コード 7、63 液晶表示部 8 モードキー 9 文字入力キー 10 数字キー 11 カーソル移動/画面移動キー 12 検索キー 13 回線接続端子 14 電話機接続端子 41 キー入力部 42 CPU 43 制御ROM 44 辞書ROM 45 表示バッファ 46 2値化回路 47 液晶ドライバ 48 データRAM 49 ワークRAM 50 I/F 51 画像圧縮・伸長回路 52 音声圧縮・伸長回路 53 ADC 54 DAC 55 NCU 56 モデム 57 タイミング回路 58 電源回路 59 バス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/18 U

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キー入力部から入力されたデータを記憶手
    段に記憶し、該キー入力部のキー操作に基づいて該記憶
    手段に記憶されたデータを検索して、表示部に表示する
    携帯型情報機器において、 電話回線と接続する回線接続手段と、 撮像部を接続する撮像部接続手段と、 音声入力手段と、 音声出力手段と、 前記撮像部により撮像した画像データと前記音声入力手
    段から入力した音声を合成処理して前記回線接続手段を
    介して電話回線に送出し、前記回線接続手段を介して電
    話回線から取り込んだ画像データと音声データを分離処
    理して、画像データを前記表示部に表示させるととも
    に、音声を前記音声出力手段から出力させる画像・音声
    制御手段と、 を備えたことを特徴とする携帯型情報機器。
  2. 【請求項2】前記画像・音声制御手段は、前記撮像部接
    続手段を介して前記撮像部から取り込んだ多値の画像デ
    ータを2値化する2値化手段を備え、 前記表示部は、2値表示の液晶表示装置であることを特
    徴とする請求項1記載の携帯型情報機器。
  3. 【請求項3】前記画像・音声制御手段は、前記回線接続
    手段を介して電話回線から取り込んだ多値の画像データ
    を2値化する2値化手段を備え、 前記表示部は、2値表示の液晶表示装置であることを特
    徴とする請求項1記載の携帯型情報機器。
  4. 【請求項4】前記撮像部は、撮像した画像データを2値
    化して出力することを特徴とする請求項1または請求項
    3記載の携帯型情報機器。
  5. 【請求項5】前記画像・音声制御手段は、前記撮像部接
    続手段を介して取り込んだ画像データを圧縮するととも
    に、前記回線接続手段を介して取り込んだ画像データを
    伸張する圧縮伸張手段を備えていることを特徴とする請
    求項1から請求項4のいずれかに記載の携帯型情報機
    器。
  6. 【請求項6】前記回線接続手段は、モデムを含むことを
    特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の携
    帯型情報機器。
  7. 【請求項7】前記音声入力手段または前記音声出力手段
    は、該携帯型情報機器本体とは別体構成とされているこ
    とを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載
    の携帯型情報機器。
  8. 【請求項8】前記音声入力手段または前記音声出力手段
    は、該携帯型情報機器本体と一体構成とされていること
    を特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の
    携帯型情報機器。
  9. 【請求項9】前記撮像部は、該携帯型情報機器本体とは
    別体構成とされていることを特徴とする請求項1から請
    求項8のいずれかに記載の携帯型情報機器。
  10. 【請求項10】前記撮像部は、該携帯型情報機器本体と
    は一体構成とされていることを特徴とする請求項1から
    請求項8のいずれかに記載の携帯型情報機器。
  11. 【請求項11】キー入力部から入力されたデータを記憶
    手段に記憶し、該キー入力部のキー操作に基づいて該記
    憶手段に記憶されたデータを検索し、表示部に表示する
    携帯型情報機器において、 電話回線と接続する回線接続端子と、 電話機と接続する電話接続端子と、 を備えたことを特徴とする携帯型情報機器。
  12. 【請求項12】撮像手段を設け、 前記撮像手段により撮像した画像データと前記電話機の
    送話器から入力した音声を合成処理して前記回線接続端
    子を介して電話回線に送出し、前記回線接続端子を介し
    て電話回線から取り込んだ画像データと音声データを分
    離処理して画像データを前記表示部に表示させるととも
    に、音声を前記電話接続端子を介して前記電話機の受話
    器から出力させる画像・音声制御手段を備えたことを特
    徴とする請求項11記載の携帯型情報機器。
  13. 【請求項13】前記画像・音声制御手段は、前記回線接
    続端子を介して電話回線から取り込んだ多値の画像デー
    タを2値化する2値化手段を備え、 前記表示部は、2値表示の液晶表示装置であることを特
    徴とする請求項12記載の携帯型情報機器。
  14. 【請求項14】前記画像・音声制御手段は、前記撮像手
    段から取り込んだ多値の画像データを2値化する2値化
    手段を備え、 前記表示部は、2値表示の液晶表示装置であることを特
    徴とする請求項12記載の携帯型情報機器。
  15. 【請求項15】前記画像・音声制御手段は、前記撮像手
    段から取り込んだ画像データを圧縮するとともに、前記
    回線接続端子を介して電話回線から取り込んだ画像デー
    タを伸張する圧縮伸張手段を備えたことを特徴とする請
    求項12から請求項14のいずれかに記載の携帯型情報
    機器。
JP5110039A 1993-04-12 1993-04-12 携帯型情報機器 Pending JPH06303604A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5110039A JPH06303604A (ja) 1993-04-12 1993-04-12 携帯型情報機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5110039A JPH06303604A (ja) 1993-04-12 1993-04-12 携帯型情報機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06303604A true JPH06303604A (ja) 1994-10-28

Family

ID=14525567

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5110039A Pending JPH06303604A (ja) 1993-04-12 1993-04-12 携帯型情報機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06303604A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997011435A3 (en) * 1995-09-04 1997-07-03 British Telecomm Transaction support apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997011435A3 (en) * 1995-09-04 1997-07-03 British Telecomm Transaction support apparatus
EP1515530A3 (en) * 1995-09-04 2005-04-27 BRITISH TELECOMMUNICATIONS public limited company Telephone handset for transaction support apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6642959B1 (en) Electronic camera having picture data output function
KR100566253B1 (ko) 휴대단말기의 영상표시 장치 및 방법
US8619114B2 (en) Method and apparatus for taking images during a video call on a mobile communication terminal
US7711255B2 (en) Camera-equipped portable terminal and photograph transmission method using the same
CA2323742A1 (en) Method and apparatus for image capture, compression and transmission over a telephonic or radio transmission system
JPH08195944A (ja) テレビ電話装置
EP1662776A1 (en) Camera having transmission function, mobile telephone device, and image data acquiring/transmitting program
JP2001127847A (ja) 電話機及び電話機のデータ伝送方法
EP1758354A2 (en) Method of operating a portable terminal in a calculator mode and portable terminal adapted to operate in the calculator mode
JPH07322228A (ja) テレビ電話にデータメッセージを表示する方法
US20120008001A1 (en) Method for displaying image data in portable terminal
KR100796340B1 (ko) 듀얼 카메라를 갖는 휴대용 단말기 및 이를 이용한 촬영방법
JP2001024925A (ja) データ通信システム
KR100678209B1 (ko) 휴대단말기의 이미지 제어방법
EP2293558A2 (en) Image communication device and method for communication terminal
KR100308311B1 (ko) 화상 전화기의 화상 저장방법
KR100575984B1 (ko) 휴대용 단말기의 섬네일 영상 데이터 서비스 방법
JPH06303604A (ja) 携帯型情報機器
JPH06303330A (ja) 情報管理装置
JPH06296206A (ja) 携帯型情報機器
JP2002077701A (ja) デジタルカメラおよび携帯電話
US20050265578A1 (en) Method for searching for a phone number in a wireless terminal
JP2001197298A (ja) 画像データの送信方法および通信端末装置
JP2001197460A (ja) 画像データの中継方法および通信管理センタ
JP2005182629A (ja) 情報送受信システムおよび方法、送信装置および送信方法、受信装置および受信方法、並びにプログラム