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JPH0633425B2 - 安定化水中油クリ−ニングミクロエマルジヨン - Google Patents

安定化水中油クリ−ニングミクロエマルジヨン

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Publication number
JPH0633425B2
JPH0633425B2 JP59168722A JP16872284A JPH0633425B2 JP H0633425 B2 JPH0633425 B2 JP H0633425B2 JP 59168722 A JP59168722 A JP 59168722A JP 16872284 A JP16872284 A JP 16872284A JP H0633425 B2 JPH0633425 B2 JP H0633425B2
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JP
Japan
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composition according
solvent
composition
detergent
water
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Application number
JP59168722A
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JPS60212499A (ja
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ジエームズ、パイオツト、ジヨンストン
ジヨン、リチヤード、ウオーカー
イバン、ハーボツ
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Procter and Gamble Co
Original Assignee
Procter and Gamble Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Procter and Gamble Co filed Critical Procter and Gamble Co
Publication of JPS60212499A publication Critical patent/JPS60212499A/ja
Publication of JPH0633425B2 publication Critical patent/JPH0633425B2/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/16Organic compounds
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D1/00Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
    • C11D1/38Cationic compounds
    • C11D1/62Quaternary ammonium compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
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    • C11D1/00Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
    • C11D1/66Non-ionic compounds
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    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D17/00Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties
    • C11D17/0008Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties aqueous liquid non soap compositions
    • C11D17/0017Multi-phase liquid compositions
    • C11D17/0021Aqueous microemulsions
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
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    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/43Solvents

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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、各種の窒素官能成分、例えばアミン、第四級
アンモニウム塩およびアミンオキシドを使用してカルボ
ン酸含有水中油ミクロエマルジヨンのpHをアルカリ性範
囲に調整する方法に関する。それによつて、液体洗濯洗
剤組成物、液体硬質表面クリーナー等が、提供される。
背 景 各種の有機溶剤、例えばテルペンおよびテルペン様化合
物は、それらのグリース除去能のために硬質表面クリー
ナーにおいて使用することがむしろ周知である。このよ
うなクリーナーは、しばしば、それらのグリース除去性
能のためにも周知である界面活性剤、特に非イオン界面
活性剤と一緒に、溶剤、例えばd−リモネン10%以上を
含有する。このような組成物は、カーペツトをクリーニ
ングすることも示唆されている。英国特許第1,603,047
号明細書。EPO出願第81200540.3号明細書は、ベンジル
アルコール、テルペン、界面活性剤および他の洗剤成分
の混合物からなる硬質表面クリーナーを開示している。
欧州特許出願第0072488号明細書は、テルペン、例えば
d−リモネンが不均一乳濁液としての布帛前処理組成物
に配合できることを示唆している。このような乳濁液
は、明らかに比較的小容量の容器に入れられるように設
計される。この容器は、使用直前に振とうされてわずか
の均一性を戻し、次いで噴霧によつて布帛上に直接分与
できる。
水、界面活性剤および各種の他の溶剤からなる透明な乳
濁液は、ダビドゾーンによつて表面活性の第3回国際会
議、ケルン(1960)で開示されている。
例えばパイン油からのテルピネオールは、布類の湿式磨
きにおいて使用することが開示されている。特に、1937
年に、米国特許第2,073,464号明細書は、パイン油テル
ピネオール、例えばα−テルピネオールおよび脂肪酸セ
ツケンまたはその場でアルカリ性pHに中和される遊離酸
から調製できる透明な組成物を開示した。
更に最近、Soap Perfumery Cosmeticsにおける文献、19
83年4月、第174頁、第175頁は、少量のみのテルペン
(3%)がヘビーデユーテイー液体洗剤に配合できるこ
とを示唆している。
比較的少量のテルペンを含有する柑橘類のジユースは、
ハンドセツケンおよび皿洗い液体において使用すること
が示唆されている。米国特許第3,650,968号明細書、M
e′moire descriptif第873,051号(Brevet Anglais第53
472/77号明細書に関連)。
比較的高濃度の溶剤をヘビーデユーテイー液体洗濯洗剤
内に使用することは、多くの利点を与える。このような
製品の液体形態は、それらを前処理剤として使用するの
を可能とする。スルー・ザ・ウオツシユ(through-the-
wash)で使用されるとき、溶剤、例えばテルペン、或る
種のアルキル芳香族炭化水素および或る種のオレフイン
炭化水素溶剤は、洗剤界面活性剤によつて与えられるク
リーニング上の利益よりも高い追加のクリーニング上の
利益を与えることが今や見出されている。不都合なこと
に、大部分のヘビーデユーテイー液体洗剤は、使用者が
完全に振とうしにくい比較的大きな容器に入れられるの
で、EPO第0072488号明細書に開示のもののような組成物
の不均一性は、一般目的の洗濯洗剤として使用するのに
不便にさせる。
本発明は、硬質表面クリーナー等として布帛前処理法お
よびスルー・ザ・ウオツシユ洗濯法の両方において使用
するのに全く好適である均一な脂肪酸ビルダー入り液体
の形態の、20重量%程度の多い量およびそれよりも多い
量の本質上水不溶性の溶剤を含有する十分に処方された
ヘビーデユーテイー液体洗剤組成物を提供する。
重要なことに、このような処方物を「そのまま」の処方
物pH約6.5よりも高いpHの安定なミクロエマルジヨン
として処方させる手段が、開示される。
発明の概要 本発明は、典型的には水(10%〜70%)、グリース除去
溶剤または溶剤混合物(5%〜20%)、脂肪酸または脂
肪酸/セツケン混合物(5%〜35%)および洗剤界面活
性剤(1%〜40%)の混合物からなる水中油ミクロエマ
ルジヨンのpHを、それらと窒素官能物質、例えばアミ
ン、第四級アンモニウム塩、またはアミンオキシドとを
混合することによつて調整し、それによつて前記ミクロ
エマルジヨンの「そのまま」のpHは約6.5の元のpHか
ら中性またはアルカリ性のpHに調整され、それによつて
前記ミクロエマルジヨンのクリーニング性能、特に酵素
クリーニング作用が改善される手段を包含する。
本発明は、前記方法で調製された組成物、並びに前記組
成物を使用して布帛および硬質表面をクリーニングする
方法も包含する。
発明の具体的説明 本発明の実施で使用される必須の溶剤/脂肪酸(または
セツケン)/水の乳化系、洗剤界面活性剤成分、処方物
を6.5よりも高いpHで安定化する手段および場合によ
つて配合される各種の他の成分が、以下に更に詳細に記
載される。本明細書に記載のすべての%および比率は、
特にことわらない限り、重量表示である。
溶 剤 本発明で使用される溶剤は、例えば商業的洗濯およびド
ライクリーニング工業、硬質表面クリーナー工業および
金属加工工業において使用することが通常既知の周知の
「脱脂」溶剤の如何なるものであることもできる。典型
的には、このような溶剤は、アルキル型またはシクロア
ルキル型の炭化水素部分またはハロゲン化炭化水素部分
からなり、そして室温よりもかなり高い沸点を有する。
本発明の組成物の処方業者は、部分的に良好なグリース
切れ性を与える必要により、そして部分的には美的考慮
により溶剤を選択するであろう。例えば、燈油炭化水素
は、本組成物において全く良く機能するが、悪臭がある
ことがある。燈油は、商業的洗濯において使用され得
る。家庭用途の場合には、悪臭が許容されない場合に
は、処方業者は、香料使用によつて合理的に修正できる
比較的心地良いにおいを有する溶剤を選択するらしい。
このような溶剤は、例えば柑橘類の果物から得られるテ
ルペンおよびテルペノイド溶剤、特にオレンジテルペン
およびd−リモネンである。ベンジルアルコールは、本
発明で使用するのに比較的心地良いにおいの別の溶剤で
ある。オレンジテルペンとベンジルアルコールとの混合
物は、或る種のしみ、例えばマーカーインク、靴墨、お
よび汚れたモーター油を除去するのに特に好適である。
従つて、本発明で使用される1つの好ましい種類の溶剤
は、流動パラフイン、特に「イソ」C10パラフインおよ
び単環式モノテルペンおよび二環式モノテルペン、即ち
炭化水素型のもの、例えばテルピネン、リモネンおよび
ピネン、およびそれらの混合物である。この後者の型の
高度に好ましい物質は、d−リモネン、およびオレンジ
のエツセンスから得られたテルペン炭化水素の混合物
(例えば、果汁からの冷間プレスオレンジテルペンおよ
びオレンジテルペン油相)である。例えば、レモンおよ
びグレープフルーツから絞り出されたテルペン、例えば
ジペンテン、α−ピネン、β−ピネンおよびテルペン炭
化水素の混合物も、有用である。
別の好ましい種類の溶剤は、C6〜C9アルキル芳香族炭
化水素、特にC6〜C9アルキルベンゼン、特にオクチル
ベンゼンである。短鎖アルキルベンゼン(例えば、トル
エン)は、毒性およびにおいの問題のため本発明では好
ましくなく、そしてより長鎖のアルキルベンゼンは、特
に布帛を洗濯するのに使用されたときに望ましくない汚
れ再付着問題を有する。
なお別の好ましい種類の溶剤は、沸点少なくとも約100
℃を有するオレフインである。α−オレフインは、優秀
なクリーニング性および低いむしろ心地良いにおいを有
することが今や見出されている。化合物1−デセンおよ
び1−ドデセンは、洗濯洗剤用途用に特に好ましいオレ
フイン溶剤である。
高度に好ましい方法においては、前記の比較的非極性の
溶剤、例えばパラフイン、オレフイン、テルペンまたは
アルキルベンゼン溶剤は、更に極性の溶剤、例えばベン
ジルアルコール、n−ヘキサノール、フタル酸エステ
ル、例えばフタル酸ジメチル、フタル酸ジエチル(好ま
しい)、フタル酸ジプロピルまたはフタル酸ジブチル、
または「カルビトール(Carbitol)」溶剤、例えばブチ
ルカルビトール(Butyl Carbitol)(2−(2−ブトキ
シエトキシ)エタノールの商標)との組み合わせで使用
されて、各種の極性汚れおよび非極性汚れの広スペクト
ルクリーニングを与える。このような混合物は、非極性
溶剤対極性溶剤の比率10:1から1:10、好ましくは
5:1から1:5を有し、最も好ましくは特に布帛洗濯
の場合には非極性溶剤が極性溶剤よりもわずかに高い比
率、一般に5:1から5:4の比率を有する。
後述の例は、本組成物において使用できる各種の他の溶
剤を記載する。
以下の開示からわかるように、各種の通常の洗剤成分
は、本発明において通常の量および濃度において使用さ
れる。
重要なことに、液体洗剤の処方物においては、本発明の
溶剤は、重要な洗浄力ビルダー機能を与える比較的多量
(溶剤に応じて15〜25%およびそれよりも多い量)の脂
肪酸/セツケンとの組み合わせで使用され得る。
洗剤界面活性剤 本発明の組成物は、典型的には有機表面活性剤(「界面
活性剤」)を含有して、このような物質の使用に関連す
る通常のクリーニング上の利益を与えるであろう。
本発明で有用な洗剤界面活性剤は、例えば周知の合成陰
イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、両性界面活性
剤および双性界面活性剤である。これらの典型例は、洗
浄技術から周知であるアルキルベンゼンスルホネート、
アルキルサルフエートおよびアルキルエーテルサルフエ
ート、パラフインスルホネート、オレフインスルホネー
ト、アルコキシ化(特にエトキシ化)アルコールおよび
アルキルフエノール、アミンオキシド、脂肪酸のα−ス
ルホネートおよび脂肪酸エステルのα−スルホネート等
である。一般に、このような洗剤界面活性剤は、C9
18範囲内のアルキル基を含有する。陰イオン洗剤界面
活性剤は、それらのナトリウム塩、カリウム塩またはト
リエタノールアンモニウム塩の形態で使用され得るが、
組成物中のマグネシウム陽イオンの存在は、通常陰イオ
ン界面活性剤の少なくとも若干部分がマグネシウム塩の
形態であるであろうことを意味することが理解されるべ
きである。非イオン界面活性剤は、一般に約5〜約17個
のエチレンオキシド基を含有する。
米国特許第4,111,855号明細書および第3,995,669号明細
書は、このような典型的洗剤界面活性剤の詳細な列挙を
包む。C11〜C16アルキルベンゼンスルホネート、C12
〜C18パラフインスルホネートおよびアルキルサルフエ
ート、およびエトキシ化アルコールおよびエトキシ化ア
ルキルフエノールは、本発明の組成物において特に好ま
しい。
界面活性剤成分は、本組成物の1%程度であることがで
きるが、好ましくは、本組成物は、界面活性剤1%〜40
%、好ましくは10%〜40%を含有するであろう。エトキ
シ化非イオン界面活性剤と陰イオン界面活性剤(例え
ば、アルキルベンゼンスルホネート、アルキルサルフエ
ートおよびパラフインスルホネート)との混合物は、布
帛からの広いスペクトルの汚れおよびしみのスルー・ザ
・ウオツシユクリーニング用に好ましい。このような界
面活性剤および混合物は、典型的にはHLB20以上を有す
る。
ポリアミン ポリアミン物質は、溶剤と協同作用して多くのグリース
状しみ中に存在する固体物質(例えば、モーター油しみ
中のカーボンブラツク、化粧品しみ中の粘土および着色
体)を除去する能力によつて本組成物に場合によつて配
合される成分である。本明細書で使用する「ポリアミ
ン」なる用語は、一般に、それらのアミン形およびそれ
らの第四級化形の両方のアルコキシ化ポリアミンを意味
することが理解されるべきである。このような物質は、
反復単位を有する実験構造の分子 (式中、Rは通常炭素数2〜6のヒドロカルビル基であ
り;R′はC〜C20炭化水素であることができ;アル
コキシ基はポリエトキシ、ポリプロポキシ等であり、ポ
リエトキシは重合度2〜30、最も好ましくは10〜20を有
し;xは少なくとも2、好ましくは2〜20、最も好まし
くは3〜5の整数であり、そしてX は第四級化反応か
ら生ずる陰イオン、例えばハライドまたはメチルサルフ
エートである) として好都合に表わすことができる。陰イオンX は、
本発明でポリアミンの性能に特に重要ではなく、そして
前記式の完成のためにだけ記載される。
本発明で使用するのに最も高度に好ましいポリアミン
は、所謂エトキシ化ポリエチレンイミン、 即ち一般式 (式中、xは3〜5の整数であり、そしてyは10〜20の
整数である) を有するエチレンオキシドとエチレンイミンとの重合反
応生成物である。
ポリアミンは、典型的には本発明の好ましい組成物の少
なくとも約0.2%、一般に0.5%〜5%を構成する
であろう。
場合によつて配合する他の成分 本組成物は、それらのクリーニング性能を助長する他成
分を含有できる。例えば、スルー・ザ・ウオツシユ洗剤
組成物は、洗剤ビルダーおよび(または)金属イオン封
鎖剤を含有することが高度に好ましい。洗剤ビルダーと
分類できかつ技術上周知である化合物は、例えばニトリ
ロトリアセテート、ポリカルボキシレート、クエン酸
塩、水溶性ホスフエート、例えばトリポリホスフエート
およびオルトリン酸ナトリウムおよびピロリン酸ナトリ
ウム、ケイ酸塩、およびそれらの混合物である。金属イ
オン封鎖剤は、例えば前記のすべてのもの、およびエチ
レンジアミンテトラアセテートのような物質、アミノポ
リホスホネートおよびホスフエート(DEQUEST)および
各種の他の多官能有機酸および塩(余りに多いので本明
細書には詳述しない)である。各種のクリーニング組成
物におけるこのような物質の使用の典型例については米
国特許第3,579,454号明細書参照。一般に、ビルダー/
金属イオン封鎖剤は、組成物の約0.5%〜15%を構成
するであろう。クエン酸塩は、ヘビーデユーテイー液体
洗剤組成物の水相に易溶であるので、最も好ましいビル
ダーの1つである。このような成分は、硬質表面クリー
ナーにおいても有用である。
マグネシウムイオン源は、グリース除去を助長するため
に組成物中に使用され得る。水酸化マグネシウムのほか
に、塩化マグネシウム、酢酸マグネシウム、硫酸マグネ
シウム等の水溶性塩が、使用され得る。
本発明の洗濯組成物は、好ましくは酵素も含有して、各
種の汚れおよびしみに対するスルー・ザ・ウオツシユク
リーニング性能を高める。洗剤中に使用するのに好適な
アミラーゼ酵素およびプロテアーゼ酵素は、技術上、そ
して商業上入手可能な液体洗剤および粒状洗剤において
周知である。商業的洗剤酵素(好ましくはアミラーゼと
プロテアーゼとの混合物)は、典型的には約7よりも高
いpHで最良に機能し、そして本組成物において0.001%
〜2%およびそれよりも多い量で典型的には使用され
る。プロパンジオールおよび(または)ギ酸塩およびカ
ルシウムのような成分は、処方業者の所望に応じて周知
の方法で添加されて酵素を安定化させることができる。
更に、本組成物は、既述の成分に加えて、商業的製品に
典型的に場合によつて使用される各種の他の成分を含有
して、美的または追加の製品性能上の利益を与えること
ができる。典型的成分は、例えばpH調整剤、香料、染
料、光学増白剤、汚れ懸濁剤、ヒドロトロープおよびゲ
ル制御剤、凍解安定剤、殺細菌剤、防腐剤、制御剤等で
ある。このような成分は、典型的には処方物の0.1%
〜10%を構成する。
水または水/アルコール(例えば、エタノール、イソプ
ロパノール等)混合物は、キヤリヤ−ビヒクルとして使
用され、そしてアルキル化多糖類は、組成物の安定性お
よび性能特性を高めるために使用され得る。
産業上の利用可能性 以下の例は、本発明の方法で調製できる各種の処方物を
記載する。例は、説明として与えられたもので、本発明
の範囲を限定するものではない。以下のポリアミン含有
処方物において、「x」および「y」なる記号は、ポリ
アミンの重合度およびアルコキシ化度を表わすようにカ
ツコ内で記載される。若干のポリアミンの場合には、表
示R′も包含され、それによつて第四級化ポリアミンを
示す。このような第四級化物質の場合には、生ずるX
陰イオンは、クリーニング性能に重要ではなく、そして
表示されない。
ヘビーデユーテイー液体洗剤 特殊な注意が、典型的家庭洗濯操作においてすべての布
帛を洗濯するのに好適なヘビーデユーテイー液体洗剤と
して特に有用である高度に好ましい処方物に向けられ
る。後述のヘビーデユーテイー液体洗剤は、各種の洗剤
成分を使用して処方されて各種の汚れおよびしみの優秀
なクリーニングを与え、特に顕著な利益が化粧品および
汚れたモーター油のしみに関してである。
以下の処方物は、水中油乳濁液(溶剤は「油」相である
と考えられる)の形態であり、そして実質上透明な均一
の安定なミクロエマルジヨンであることが理解されるべ
きである。驚異的なことに、前処理法で使用されると
き、本発明の水中油ミクロエマルジヨンは、かなり高濃
度の溶剤を有する油中水乳濁液にグリース切り性能にお
いて匹敵する。組成物は、明らかに溶剤が布帛表面上の
脂肪酸セツケンの蓄積を減少するので、綿布上に優秀な
白色度維持も示し、そして組成物のpHは、酵素クリーニ
ング性能を示す。これらの性能利点は、多サイクル洗浄
後に特に著しい。
それらの好ましい水中油ミクロエマルジヨン形態の安定
なヘビーデユーテイー液体洗剤の調製は、注意を水キヤ
リヤー液体、洗浄力ビルダー/乳濁液安定剤としての脂
肪酸/セツケンの使用に払い、かつ適当な注意をpH調製
に払つて実施される。
脂肪酸およびセツケン 脂肪酸、例えばラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン
酸、ステアリン酸およびオレイン酸、およびポリ不飽和
脂肪酸、並びにそれらの水溶性塩(即ち、セツケン)
は、溶剤および水を含有する透明な均一処方物を与える
ために本組成物で使用される。C12〜C18炭素鎖長の脂
肪酸類(セツケン類)の混合物、例えばパーム油酸類、
やし油酸類等は、使用され得る。一般に、脂肪酸(また
はセツケン)の濃度は、5%〜50%、好ましくは5%〜
35%、最も好ましくは10%〜30%であり、そして脂肪酸
(または)セツケン対溶剤の重量比は、一般に4:1か
ら1:4の範囲内、好ましくは3:1から1:2であ
る。脂肪セツケンを使用するとき、カリウム塩およびナ
トリウム塩の形態が好ましいが、如何なる好都合な水溶
性塩も、使用できる。
ミクロエマルジヨン安定剤としての機能は別として、こ
れらの脂肪酸/セツケン物質は、本組成物において重要
な洗浄力ビルダー機能を与える。しかしながら、約6.
5よりも高いpHの水中油ミクロエマルジヨン組成物を処
方するとき、脂肪酸/セツケンの存在は、系を実際に不
安定化することがあることが今や発見されている。ビル
ダー量の脂肪酸/セツケンを含有するミクロエマルジヨ
ンにおいてpH6.5以上を維持しながら、この不安定化
を克服する手段が、以下に詳細に開示される。
水 本発明の液体組成物は、技術上既知の有機溶剤をベース
とするクリーナーと対照的に、「水をベースとする」と
適当に特徴づけられ得る。
驚異的なことに、水は、布帛からグリース状しみを除去
する溶剤の能力を妨害することがある。例えば、モータ
ー油で汚され、かつテルペン溶剤での処理前に水でぬれ
た布帛は、あつたとしても、余り良くは脱脂されない。
対照的に、溶剤が水中に微小乳化されている本組成物
は、乾燥またはぬれた布帛上に直接使用されたときに優
秀なグリース状しみ抜き剤である。
有機溶剤と対照しての水の自明の環境上の利点および安
全上の利点および低コストは別として、水をベースとす
るヘビーデユーテイー液体洗剤は、通常水溶性である成
分、例えば大部分の洗浄力ビルダー、消毒剤、キレート
化剤、汚れ懸濁化剤、pH制御剤等に関して処方を容易と
するという利点を与える。
従つて、本組成物は、溶剤をベースとする組成物の優れ
たグリース除去性と一緒に、水をベースとする処方物の
融通性の利点を示す。
以下に更に詳細に記載されるように、本組成物は、一般
に水10%〜70%、好ましくは20%〜50%を含有する。水
対溶剤の重量比は、一般に10:1から1:1、好ましく
は5:1から2:1である。
pH安定剤 洗浄技術上周知のように、洗剤組成物が中性付近からア
ルカリ性のpHまでの範囲内、即ちpH6.5以上で使用さ
れることが好ましい。これは、各種の理由のためであ
る。例えば、多くの汚れは、アルカリ性それ自体によつ
て部分的に解膠または乳化される。そして、多くの商業
上入手可能な洗剤酵素(例えば、「アルカリ性プロテア
ーゼ」)は、アルカリ性洗濯液中において最適に機能す
る。
ビルダー量の脂肪酸/セツケンを含有する安定な水中油
ミクロエマルジヨン洗剤組成物は、それらの「そのま
ま」のpHが約6.5以上に調整されるときに不安定化さ
れることが今や発見されている(不安定性が認められる
pHは、ミクロエマルジヨン中に使用される実際のグリー
ス切り溶剤、その量、および脂肪酸の鎖長および不飽和
度に応じて若干変化できる。)この問題は、実質上非極
性の炭化水素グリース切り溶剤、例えばアルキルベンゼ
ンおよびα−オレフイン、および流動パラフイン溶剤の
場合に特に激しい。
安定性の問題は、非常に狭いpH範囲、大体6.5〜6.
9にわたつてHLB約20のセツケンにほとんど全く転化さ
れるHLB約2の脂肪酸によつて生ずるらしい。このよう
に、脂肪酸が実質量(約5%以上)で存在するので、HL
Bの主要移行は、乳化系のHLBを混乱させ、そして不安定
化を生ずる。
処方物の安定性は、低いHLBを有する界面活性剤(後
述)の適当な選択によつて理論的には達成できることが
理解されるべきである。例えば、非イオン界面活性剤、
例えば低いエトキシレート数(1〜3)を有するC14
15アルコールが、使用できた。しかしながら、このよう
な低いHLBの界面活性剤は、洗剤界面活性剤として良く
機能せず、そして本発明の目的は、安定なミクロエマル
ジヨンを与えるだけではなく、良好な前処理およびスル
ー・ザ・ウオツシユ洗浄力を与えることである。
水相のイオン強度を増大することにより、または溶剤極
性を増大する低いHLBの溶剤可溶性成分を溶剤相に添加
することにより、または両手段を同時に使用することに
より、ミクロエマルジヨンは、安定化されることが今や
見出されている。
特に、水溶性の高イオン強度成分、例えばギ酸塩、硫酸
塩、クエン酸塩等を添加することは、安定性を増大す
る。対照的に、水溶性の低イオン強度物質、例えばエタ
ノールを添加することは、安定化効果を有していない。
また、若干極性であるが溶剤可溶性である低いHLBの成
分、例えばn−ヘキサノール、ベンジルアルコール、フ
タル酸ジエチル等を添加することは、安定性を増大す
る。
イオン強度成分および溶剤可溶性成分を併用すること
は、更に安定性を高める。勿論、処方業者は、ミクロエ
マルジヨンの安定性を増大するだけではなく最適のクリ
ーニング上の利益を与える目的で成分を選択できる。例
えば、処方業者は、洗浄力ビルダー性も有するイオン強
度付与剤としてのクエン酸塩、洗剤酵素も安定化するイ
オン強度付与剤としてのギ酸塩、および有用な補助溶剤
クリーニング機能にも役立つ低HLB成分としてのn−ヘ
キサノールまたはベンジルアルコールまたはフタル酸ジ
エチルを選択できる。
組成物中で使用されるイオン強度成分または低(例えば
2〜5)HLB溶剤可溶性成分、または両者の量は、所望p
H、脂肪酸の濃度、グリース切り溶剤の量、洗剤界面活
性剤系の組成等に若干依存するであろう。真のミクロエ
マルジヨンは透明であるが、曇りかつ不均一になり、不
安定性の点で最後に相分離するので、ミクロエマルジヨ
ンの安定性は、むしろ簡単に監視され得る。更に、真の
水中油ミクロエマルジヨンは、水で希釈されたときに曇
り、一方油中水乳濁液は、ゲル化する傾向があり、そし
てミセル油+水系は、透明のままである。
pH約6.5〜6.6までの組成物のpH調整に関しては、
周知の塩基物質の如何なるものも、例えばトリエタノー
ルアミン、アルカリ金属水酸化物等が、使用され得る。
水酸化カリウムは、安定な系の処方の容易さがカリウム
陽イオンによつて実質上増大されるので、水酸化ナトリ
ウムよりも好ましい。
窒素官能安定剤/pH調整剤 各種のアルキルアミンおよびシクロアルキルアミン、第
四級アンモニウム化合物およびアミンオキシドは、本発
明の水中油ミクロエマルジヨン洗剤組成物において高度
に好ましい種類のpH調整剤および安定剤を構成すること
が今や発見されている。明らかに、このような物質は、
脂肪酸または陰イオン界面活性剤と若干会合して、微小
乳化された油(溶剤)を安定化するコンプレツクス(cm
plex)を生成する。窒素官能化合物は、pHをアルカリ性
範囲に向けて余り高めないが(「そのまま」処方された
製品で測定して10分の4、5程度のpH単位のみ)、得ら
れる洗浄性能の増進は、実質的である。
ジオクチルジメチルアンモニウムクロリドは、pH調整剤
として本発明で使用するのに高度に好ましい第四級化合
物であるが、使用の好ましさの高い順序で以下の第四級
化合物、即ちココナツツトリメチルアンモニウムクロリ
ド(6.66)、ジ−ココナツツジメチルアンモニウム
クロリド(6.84)、ココナツツベンジルジメチルア
ンモニウムクロリド(6.84)、およびジヘキシルジ
メチルアンモニウムクロリド(6.89)も記載でき
る。カツコ内の数は、それぞれの第四級化合物を、脂肪
酸を含有しかつ「そのまま」のpH6.5で処方された液
状の水中油ミクロエマルジヨンに添加することによつて
達成できるpHを示す。好ましいジオクチルジメチルアン
モニウムクロリドの場合には、pHの数字は、6.94で
ある。
本発明で有用な好適なアルキルアミンおよびシクロアル
キルアミン(付随のpH)は、例えばココナツツアルキル
ジエタノールアミン(6.65)、ココナツツアルキル
ジメチルアミン(6.75)、トリオクチルアミド
(7.0)およびシクロヘキシルアミン(7.5)であ
る。
本発明で好適なアミンオキシドには、例えばココナツツ
アルキルジメチルアミンオキシド(6.7)、およびジ
オクチルメチルアミンオキシド(概算>7)である。
前記窒素化合物は、所望のpHが得られるまで組成物に添
加されることが理解されるべきである。表示のpHを達成
するために、化合物0.5%〜5%が、典型的には組成
物において使用される。シクロヘキシルアミン(1〜5
%)は、本発明で使用するのに最も好ましい。
高度に好ましい十分に処方された組成物は、液体形態で
あり、それは水性キヤリヤー中で必須成分および場合に
よつて配合する成分を単にブレンドすることによつて調
製され得る。ミクロエマルジヨンの安定性は、相分離を
見守ることによつて視覚的に評価でき、または標準濁り
測定技術によつて更に定量的に監視できる。
1プロセスの面においては、組成物は、組成物少量(m
l)を汚れた領域上または領域中に直接すり込むことに
よつて汚れた布帛を前処理するのに使用でき、その後標
準法で洗濯される。スルー・ザ・ウォツシユ法において
は、組成物は、布帛を洗濯するためにpH6.5以上の水
性洗濯浴において典型的には少なくとも500ppm、好まし
くは0.1〜1.5%の濃度で使用される。洗濯は、5
℃から沸騰までの範囲にわたつて実施でき、優秀な結果
が得られる。
ラグクリーナーとして、そして一般目的のクリーナーと
しての硬質表面上での用途の場合には、このような組成
物は、通常、水で希釈される。
以下の例は、本発明の実施を説明するが、限定を意図し
ない。
例 I 例Iの組成物は、洗濯洗剤として使用するのに好適な安
定な水中油ミクロエマルジヨンである。
例 II 例Iの組成物は、n−オクチルベンゼンの代わりに同量
(全処方物の9.1%)の1−デセンを使用することに
よつて修正される。「そのまま」の製品pHは6.6であ
る。pHは、ジオクチルジメチルアンモニウムクロリドで
6.94に調整される。
例 III 例Iの組成物は、n−オクチルベンゼンの代わりに以下
の溶剤混合物のいずれか(全処方物に対する%はカツコ
内に明記されている)、即ち1−デセン(6.1%)/
フタル酸ジエチル(3.0%)、1−ドデセン(7.3
%)/ベンジルアルコール(1.8%)、n−オクチル
ベンゼン(6.2%)/フタル酸ジエチル(2.9
%)、オクチルベンゼン(6.0%)/ブチルカルビト
ール(3.1%)を使用することによつて修正される。
そのままの製品pHは6.6である。各々の場合に、製品
pHは、ジオクチルジメチルアンモニウムクロリドで6.
9に調整される。
例 IV 溶剤混合物を含有する例IIIの組成物は、それぞれトリ
オクチルアミンでpH7.0、ジオクチルメチルアミンオ
キシドでpH7.1に調整され、そして安定なミクロエマ
ルジヨンが得られる。
前記のことからわかるように、本発明は、モノ−および
ジ−C6〜C18トリおよびジメチルアンモニウム塩;ま
たはC4〜Cアルキルアミンまたはシクロアルキルア
ミン;またはモノ−およびジ−C6〜C18アルキルジメ
チルアミンオキシドおよびモノメチルアミンオキシドを
使用して多量の脂肪酸/セツケンを含有するミクロエマ
ルジヨンが好ましいpH範囲6.65〜7.3に調整できる有
効手段を提供する。
本組成物の更に他の例は、次の通りである。
例 V 例Iの組成物は、前記エトキシ化ポリアミンの代わりに
前記一般式を有する以下のアルコキシ化ポリアミンA、
BまたはCのいずれかを使用することによつて修正され
る。
ポリアミンA:x=2、y=2、R=エチレン、アルコ
キシ=エトキシ ポリアミンB:x=20、y=30、R=プロピレン、アル
コキシ=プロポキシ ポリアミンC:x=3、y=15、R=エチレン、アルコ
キシ=エトキシ、R′=ブチル アルコキシ化ポリアミンは、本発明の粘土汚れ除去性能
に寄与する。
例 VI 例Vの組成物のpHは、シクロヘキシルアミン5部(組成
物の重量に対して)の添加によつて7.3に調整され
る。
例 VII 例IIの組成物は、1−デセンの代わりにフタル酸ジエチ
ル6%/流動イソパラフイン2%/オレンジテルペン2
%の混合物を使用することによつて修正される。製品
は、ジオクチルジメチルアンモニウムクロリドが約2.
5%の量で存在するときにpH6.94で安定である。
その比較的低いにおいによつて本発明で好ましい別のオ
レフイン溶剤は、多数の石油化学会社から分枝アルキル
ベンゼン用の原料として洗剤工業に入手できる所謂「P
−4」重合体である。P−4は、4モルのプロピレンの
縮合物の異性体混合物、即ちC12分枝オレフインであ
る。P−4は、非極性であり、そして好ましくは極性溶
剤、例えばベンジルアルコール、フタル酸ジエチル、ブ
チルカルビトール等との組み合わせで使用される。
本発明で有用な他の極性溶剤は、例えば「セロソル
プ」、例えばアルコキシルアルカノール、例えば2−ブ
トキシエタノール;C6〜C12アルカノール(ベンジル
アルコールを包含)、例えばドデカノール、フエネチル
アルコール、およびジグリコールエーテルアセテート等
である。
例 VIII 本発明で有用な他の溶剤混合物は、次の通りである。
好ましい使用法の面においては、本組成物は、布帛を洗
濯するために好ましくは液pH6.5〜8.0(水中の組
成物1%として測定)の水性洗濯液において使用され
る。優秀なクリーニングは、布帛を特にこの好ましい使
用中のpH範囲の洗濯液中で撹拌することによつて達成さ
れる。
例 IX そのグリース除去溶剤系の低いにおい特性、ミクロエマ
ルジヨン形態での安定性、およびその酵素クリーニング
活性(そのpHによつて)によつて高度に好ましい液体洗
濯洗剤は、次の通りである。
例IXの組成物は、100ml/10の濃度で水性洗濯浴にお
いて使用され、そして使用中のpH約7.2を与える(水
硬度で変化する)。
前記のことからわかるように、第一級アミンは、本発明
で好ましいpH調整剤である。一般に、低分子量アミンは
過度に悪臭である傾向があるので、C4〜C18アルキル
アミンが使用される。本発明で有用なアミンの他の例
は、ジブチルアミンおよびジイソブチルアミンである。
家庭用途用を意図する洗剤組成物での典型的使用の場合
には、100℃よりも高い沸点を有するアミンが、好まし
い。
製品そのままのpHは、商業的pH計を使用して常温(23
℃)で測定される。電極は、製品内に浸漬され、そして
pH計は、読む前に安定化させられる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−106898(JP,A) 特開 昭60−212498(JP,A)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液状の水中油ミクロエマルジョンの形態の
    洗剤組成物であって、前記油は1以上の非極性または極
    性のグリース除去溶剤からなり、前記組成物が、水10
    %〜70%、グリース除去溶剤または溶剤混合物5%〜
    20%、脂肪酸または脂肪酸/セッケン混合物5%〜3
    5%、洗剤界面活性剤1%〜40%を含有し、6.65
    以上の組成物(非希釈)のpHを与えるのに十分な量
    の、少なくとも炭素数4のアルキル基を有するアミン、
    および少なくとも炭素数6の第四級アンモニウム塩また
    はアミンオキシドから選択される成分を含有してなるこ
    とを特徴とする洗剤組成物。
  2. 【請求項2】アミンが、アルキルアミンまたはシクロア
    ルキルアミンから選択され、そしてpHが、6.65〜
    7.5の範囲内である、特許請求の範囲第1項に記載の
    組成物。
  3. 【請求項3】アミンが、ココナッツジエタノールアミ
    ン、ココナッツアルキルジメチルアミン、トリオクチル
    アミン、ジブチルアミン、ジイソブチルアミンおよびシ
    クロヘキシルアミンから選択される、 特許請求の範囲第2項に記載の組成物。
  4. 【請求項4】第四級アンモニウム塩が、モノ−およびジ
    −C〜C18トリ−およびジ−メチルアンモニウム塩か
    ら選択される、特許請求の範囲第1項に記載の組成物。
  5. 【請求項5】第四級アンモニウム塩が、ココナッツアル
    キルトリメチルアンモニウムクロリド、ジココナッツア
    ルキルジメチルアンモニウムクロリド、ジヘキシルジメ
    チルアンモニウムクロリドおよびジオクチルジメチルア
    ンモニウムクロリドから選択される、特許請求の範囲第
    4項に記載の組成物。
  6. 【請求項6】アミンオキシドが、モノ−およびジ−C
    〜C18アルキルジメチルおよびモノメチルアミンオキシ
    ドから選択される、特許請求の範囲第1項に記載の組成
    物。
  7. 【請求項7】アミンオキシドが、ココナッツアルキルジ
    メチルアミンオキシドおよびジオクチルメチルアミンオ
    キシドから選択される、特許請求の範囲第6項に記載の
    組成物。
  8. 【請求項8】洗剤界面活性剤が、アルキルベンゼンスル
    ホネート、パラフインスルホネート、アルキルサルフエ
    ート、エトキシ化アルコールまたはエトキシ化アルキル
    フエノール、またはそれらの混合物から選択される、特
    許請求の範囲第1項〜第7項のいずれか1項に記載の組
    成物。
  9. 【請求項9】溶剤が、C〜Cアルキルベンゼン、沸
    点少なくとも100℃を有する流動オレフイン、テルペ
    ン炭化水素、C〜C12アルコール、パラフイン、およ
    びそれらの混合物から選択される、 特許請求の範囲第1項〜第8項のいずれか1項に記載の
    組成物。
  10. 【請求項10】溶剤が、 (a) n−オクチルベンゼン、1−デセン、−ドデセ
    ン、流動C10イソパラフインまたはテルペンと (b) ベンジルアルコール、フタル酸ジエチル、フタル
    酸ジブチル、または2−(2−ブトキシエトキシ)エタ
    ノール との混合物((a) 対(b) の重量比10:1から1:1
    0)から選択される、特許請求の範囲第1項〜第9項の
    いずれか1項に記載の組成物。
  11. 【請求項11】シクロヘキシルアミン0.5%〜5%を
    含有する、特許請求の範囲第10項に記載の組成物。
  12. 【請求項12】洗剤酵素を更に含有してなる、特許請求
    の範囲第1項〜第11項のいずれか1項に記載の組成
    物。
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