[go: up one dir, main page]

JPH06504665A - 卵黄からの高められたコレステロール抽出 - Google Patents

卵黄からの高められたコレステロール抽出

Info

Publication number
JPH06504665A
JPH06504665A JP3517911A JP51791191A JPH06504665A JP H06504665 A JPH06504665 A JP H06504665A JP 3517911 A JP3517911 A JP 3517911A JP 51791191 A JP51791191 A JP 51791191A JP H06504665 A JPH06504665 A JP H06504665A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
mixture
cholesterol
shear force
egg yolk
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3517911A
Other languages
English (en)
Inventor
キージヨウスキー,マーク
ロンバードウ,ステイーブン・ピー
Original Assignee
クラフト・ジエネラル・フーズ・インコーポレイテツド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by クラフト・ジエネラル・フーズ・インコーポレイテツド filed Critical クラフト・ジエネラル・フーズ・インコーポレイテツド
Publication of JPH06504665A publication Critical patent/JPH06504665A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; PREPARATION OR TREATMENT THEREOF
    • A23L15/00Egg products; Preparation or treatment thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; PREPARATION OR TREATMENT THEREOF
    • A23L5/00Preparation or treatment of foods or foodstuffs, in general; Food or foodstuffs obtained thereby; Materials therefor
    • A23L5/20Removal of unwanted matter, e.g. deodorisation or detoxification
    • A23L5/23Removal of unwanted matter, e.g. deodorisation or detoxification by extraction with solvents
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23VINDEXING SCHEME RELATING TO FOODS, FOODSTUFFS OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES AND LACTIC OR PROPIONIC ACID BACTERIA USED IN FOODSTUFFS OR FOOD PREPARATION
    • A23V2002/00Food compositions, function of food ingredients or processes for food or foodstuffs

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Nutrition Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
  • Fats And Perfumes (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 卵黄からの高められたコレステロール抽出発明の背景 本発明は、卵及び卵黄製品中のコレステロールを除去してコレステロールが低い そして高度不飽和脂肪含量が高い製品を製造するための方法に関する。
卵は、最も栄養になりそして人気のある食品の一つとして常に認識されてきた。
不幸なことに、卵黄は、コレステロール含量が非常に高く、卵黄の重量の約14 %を含む。更にまた、卵黄の重量の約三分の−が脂肪である。
脂肪酸分析は、平均的な卵黄の脂肪含量は35.4%の飽和脂肪(主にパルミチ ン酸及びステアリン酸)、49.1%のモノ不飽和脂肪(オレイン酸)及び15 .5%のポリ不飽和脂肪(リノール酸)であることを示す。かくして、ポリ不飽 和脂肪対飽和脂肪の比は1〜2未満であり望ましくないバランスである。
卵黄並びに成分としてこれらの材料を含む食物製品からのコレステロールの除去 にかなりの研究努力が向けられてきた。卵黄からコレステロールを除去するため の種々の手法が試みられてきた。一つの手法は酵素的にコレステロールを酸化し そして分解するために微生物を利用する(日本特許公報第60−18375号) が、この方法は望ましくないかも知れなl、Xコレステロール酸化生成物を製造 する。コレステロールを抽出するために有機溶媒もまた使用されてきた(JP4 8/ 44458、米国特許第4.104.286号、第3.881.034号 、第3.563.765号、第4.234.619号及びTokarskaら、 Can、In5t、Food Sci、Tech、J、、18: 256〜25 8(1985)]が、このような方法はトリグリセリド油のかなりの部分を除去 し、そして溶媒を除去するためにかなりの処理工程を伴うことになる。これらの 溶媒は、卵黄からコレステロールを抽出するために使用される。
溶媒として超臨界二酸化炭素をもってしても、トリグリセリドに対するコレステ ロールの選択性は限定されてしまう可能性がある(Prepared Food s、 157 : 186(1988)、 JP 59/135847)。米国 特許第3.717.414号、第4、103.040号及び第4.333.95 9号中に記述されたように、食用植物油もまた卵黄からコレステロールを抽出す るために使用されてきた。しかしながら、卵黄からコレステロールを除去するた めに植物大豆油を使用するこのような抽出は、消費された大豆油の廃棄物流を生 み出す。従って、この消費された油を処分するよりはむしろ再生する経済的なプ ロセスが望ましいであろう。
米国特許第4.804.555号は、魚油の同時の脱臭及びコレステロールレベ ル低減のためのプロセスを開示している。魚油を、脱気し、スチームと混合し、 加熱し、急速蒸発し、向流流れによって薄層ストリップし、そして冷却する。米 国特許第2.234.619号は、卵を脱水し、無水条件下で液状ジメチルエー テルによってコレステロールを抽出し、そして低温で減圧下での処理によってジ メチルエーテルを除去することにより卵からコレステロールを除去する方法を開 示している。米国特許第4.104.286号は、エタノールによる抽出、水性 エタノール性アルカリ金属水酸化物中での鹸化、及び濃縮、並びに炭化水素溶媒 及びメタノールによる精製による卵からのコレステロールの単離を記述している 。米国特許第4.393.044号は、化粧品または軟膏のための油相材料また はベース材料として使用するためのステロイドエステルの生成を記述している。
かくして、卵黄製品の望ましい機能的な特性(例えば蛋白質及びリン脂質)を有 し、一方コレスチロールレベルを減らしそしてポリ不飽和脂肪対飽和脂肪の比を 増大した卵製品を提供することが望ましい。調理されたときに良好な感触を生み 出す天然の卵の機能、外観及び味覚を保ち、かくして乾燥卵製品及び類似物を回 避しながらこのことを行うことができれば更に望ましい。
発明の概要 それ故、本発明の目的は、普通の卵よりもコレステロールが十分低い乾いていな い(wet)卵黄及び卵製品を卵から製造することである。本発明の別の目的は 、1以上のポリ不飽和脂肪対飽和脂肪の比を有する、即ち、ポリ不飽和脂肪含量 が飽和脂肪含量と等しいかまたはより大きい乾いていない卵黄及び卵製品を卵か ら製造することである。上の目的の達成において、本発明の総合的な目的は、天 然の卵の機能を有する卵製品を得ることである。本発明は、食用トリグリセリド 脂肪及び油、例えば動物脂肪、海洋油及び植物油からコレステロールを除去する ための方法に関する。更に特別には、本発明は、コレステロールが減少された脂 肪及び油、例えば乳脂肪、牛脂、ラード及びコレステロール含有植物油、例えば 卵黄のようなコレステロール含有食物製品からのコレステロールの抽出に使用さ れるものを製造するための方法に関する。
一般には、本発明は、水希釈された卵黄を、好ましくはポリ不飽和脂肪に富んだ 食用油と、高エネルギー高剪断ミキサーを使用して合体させることによってこれ らの及びその他の結果を達成するものである。
混合の間に、コレステロールは卵黄から油中に抽出される。同時に、ポリ不飽和 脂肪を使用する場合には、卵黄のポリ不飽和脂肪含量が増加し、P/S比を上げ る。次に卵黄を重力で油から分離しそしてかくして回収する。
卵黄はなお湿っていて、その元のままの水含量を有する。
図面の簡単な説明 図1は、油:卵黄:水の混合物を剪断するバッチ方法の特定の実施態様を例示す る図式的な線図である。
図2は、2つの剪断ミキサーが使用される場合の、油:卵黄:水の混合物を剪断 するバッチ方法の特定の実施態様を例示する図式的な線図である。
図3は、剪断の間の出口温度を制御するために熱交換器が使用される場合の、油 :卵黄:水の混合物を剪断するバッチ方法の特定の実施態様を例示する図式的な 線図である。
図4は、剪断の間の入口温度を制御するために熱交換器が使用される場合の、油 :卵黄:水の混合物を剪断するバッチ方法の特定の実施態様を例示する図式的な 線図である。
図5は、約17.900/!9の最大剪断力で累積剪断力履歴の関数としてのコ レステロール除去率に対する油:卵黄:水の比を変えることの効果を例示する。
図6は、希釈比が2.8: 1 : 0.4 (油:卵黄:水)である場合で、 約29.900/Sの最大剪断力で累積剪断力履歴の関数としてのコレステロー ル除去率に対する温度の効果を例示する。
図7は、卵黄からのコレステロールの除去のための連続的なプロセスのフロー線 図である。
詳細な説明 卵黄からコレステロールを除去するために、卵黄を水と混合して薄いプレミック スを生成させる。このプレミックスを大豆油に添加して混合物を生成させこれを 剪断する。剪断された混合物を遠心分離によって分離する。
生成する生成物は、減少したコレステロール値を有しそして全卵(whole  eggs)のように、即ち焼いた品物、プディング、デザート例えばアイスクリ ーム中で、パスタ、卵料理、例えばオムレッ、マヨネーズ等のような粘性の製品 中で使用することができる。卵製品は薄い黄色になる傾向があるが、調理の後で β−カロチンを添加することによって、明るい黄色に戻る。
卵は、好ましくは、卵黄だけが処理されるように分離されるが、もし所望ならば 全卵を処理しても良い。処理の後で分離された卵黄を卵白と合体しモして全卵を 使用するのと同様に使用しても良い。卵の卵白と合体させたまたは合体されない 処理された卵黄は、生包装または冷凍包装することができる。
卵黄は、好ましくはまず卵白から分離されそして次に冷水で希釈されてプレミッ クスを生成させる。次にプレミックスを、油好ましくは植物油と合わせて混合物 を生成させる。この混合物は、必要に応じて使用される水及び卵黄の重量%を基 にして0〜約14%の塩を含んで良い。
塩は微生物の成長を制御するために必要に応じて添加される。好ましくは、混合 物は約12%の塩を含む。
成分、油:卵黄:水の比は、典型的には約3=1=0.8〜約1.5:1:0. 4またはこれらの範囲内の任意の組み合わせ、さらに好ましくは約2.8: 1  : 0.4〜約3=に0.6である。成分の比を調整する際の限定要因は、水 を多く添加すればするほど、コレステロールの除去率はそれだけ大きいが、水を 添加しすぎると、水中油滴型エマルションが形成されるということである。水中 油滴型エマルションが形成される時には、油及び卵黄相を分離することは、不可 能ではないにしても極端に困難である。
任意の油例えば綿実油、ラード、牛脂、乳脂肪及びココナツ油等を使用すること ができるけれども、特に興味のある油は植物油である。ポリ不飽和脂肪に富んだ 植物油が最も興味あるものである。典型的な植物油は以下のものを含むであろう :サフラワー油、トウモロコシ油、ひまわり油、大豆油、カノーラ(canol a)油、オリーブ油及びピーナツ油等。加えて、これらの油のブレンドも使用す ることができるであろう。もっとも好ましくは、本発明においてはサフラワーま たは大豆油が使用される。
卵黄は塩を添加されてもまたはされなくても良(、どちらでも究極の最終用途に 適用できる。
好ましくは植物油を約110〜約125°F1さらに好ましくは約115〜約1 20’Fの温度に加熱した後でプレミックスを植物油に添加する。油を予備加熱 しなかった場合には、混合物を上で記述したような温度に加熱して良い。
典型的には、累積剪断力値が達成される限り、任意の剪断装置を使用することが できる。一般的には、剪断装置として任意のミキサーを使用することができ、そ してこれは高剪断ミキサー−分散機及びインラインミキサーホモジナイザー等を 含むがこれらに限定されない。本発明の方法は、図1〜図4中に例示された装置 によって達成することができるが、このようなデザインに限定されるべきではな い。剪断の間の温度は、好ましくは約124〜約148°F1さらに好ましくは 約136〜約139°Fであり、そしてもっとも好ましくは約145〜148° Fである。この温度は、好ましくは剪断に先立って入口温度で制御される。
剪断の後で、コレステロールを含む油は、遠心分離によって混合物から容易に分 離される。卵黄からコレステロールを含む油を分離するためには任意の手段を使 用して良いが、典型的には遠心分離が一般的に使用されまたはサイクロンが使用 され得る。卵黄希釈液から油を分離した後で、油中に含まれるコレステロールは スチームストリッピングによって除去することができ、そして次にこの油はリサ イクルすることができる。
図6から分かるように、例えば65%のコレステロール除去に達するために約1 47〜約148°Fで必要とされる処理時間(II!bの油/卵黄/水の混合物 あたり)は、約124〜約128’Fのもっと低い温度でそのレベルの抽出に達 するために必要とされる時間の60%未満である。温度が高ければ高いほどコレ ステロールのそれだけ大きな割合が抽出されるが、これらの比較的高い温度では 蛋白質変性にかかわる問題がある。
油:卵黄:水の混合物を17.900/Sの最大剪断力で処理する時には、希釈 プロセスは、120.0OOs/s未満の推定累積剪断力履歴で剪断する時には 、元々の水分レベルを基にして、少なくとも70%のコレステロール抽出を達成 した。これは、卵黄の希釈無しで達成されるコレステロール抽出のレベルにおけ る30%増加の過剰に相当する。
17.900/sの最大剪断力で処理すると、希釈プロセスは、200、0OO s/s未満の推定累積剪断力履歴で剪断する時には、元々の水分レベルを基にし て少な(とも80%のコレステロール抽出を達成した。これは、卵黄の希釈無し で達成されるコレステロール抽出のレベルにおける20%増加の過剰に相当する 。29,000/sの最大剪断力で処理する時には、希釈プロセスは、78.0 OOs/ s未満の推定累積剪断力履歴で剪断する場合の元々の水分レベルを基 にして、少なくとも80%のコレステロール抽出を達成した。
最大剪断力が増加するにつれて、同じ量のコレステロールは、もっと低い最大剪 断力値が使用される場合よりもそれだけ低い累積剪断力履歴で除去することがで きる。
一般的には、釜が熱水101.205.15及び610で覆われている場合には 、油は、掻きとり表面撹拌機100.201.10及び607を備えた混合釜中 で予備加温される。水及び卵黄をこの加熱された油に添加しそして混合する。こ の混合物を、ポンプ109.207.20及び618を経由して高剪断ミキサー /ホモジナイザー114.210.22及び630に移す。ミキサー中の混合物 の温度は、ミキサーの外側の冷水ジャケット112.212によって制御される 。混合物は、117.223.28及び660を経由して釜100.201.1 0及び607にリサイクルされ、この釜でもう一つサイクルが始まる。
温度は、熱電対105.116.222.224.230.30.32.34. 36.659.657及び655によって監視される。これらのサイクルは、所 望の剪断力履歴が達成されるまで繰り返される。
プロセスは更に改変することができ、図2を参照すると、ここでは、ミキサー2 10中での剪断の後でリサイクルする代わりに、混合物は第二冷水ジャケット2 16で冷却されている第二ミキサー214中に循環される。このプロセスのもう 一つの改変は、更にミキサーを加えることまたはポンプを必要としないミキサー を使用することであろう。温度を制御するために水ジャケットを使用する代わり に、図3を参照すると、剪断の後で混合物の温度を制御するためにミキサーの出 口で熱交換器25が使用され、または図4におけるように、剪断に先立って混合 物の温度を制御するためにミキサーの入口で熱交換器620を使用しても良い。
ユーザーの所望のニーズに依存して、これらの図式的な線図の多くの変形例を使 用することができるであろう。
以下の実施例は、本明細書中の発明の範囲を限定するまたは狭めることを意味し ない。
実施例 実施例 1 釜201の中で3:1:0.5の比の大豆油封塩を入れた卵黄対水の混合物を製 造した。13.31bの溶かした10%の塩を入れた卵黄を6.7/bの水と混 合しそして次に40. OJbの120’Fの大豆油に添加した。次にこの混合 物を、図2中に示されたプロセスシステムによって1OA’b/分で循環した。
混合物が120°Fに加温された後でミキサーを始動した。第一ミキサ−210 を3514RPMで運転しそして第二ミキサー214を3282RPIIで運転 した。最大剪断力は17,915/sであった。処理の間、混合物を124〜1 33’Fに留めた。油:卵黄:水の混合物のサンプルを、5及び10当量通過の 後で取った(それぞれ30及び60分)。5当量通過(11,710S/Sの累 積剪断力履歴)の後では、75.0%のコレステロールが卵黄から抽出された。
これは、水希釈は無いが同じ条件下で処理された塩が入った卵黄に関して得られ た54%の抽出レベルを凌ぐ39%の増加に相当する。10当量通過(234, 200s/sの累積剪断力履歴)の後では、83.3%のコレステロールが卵黄 から抽出された。これは、水希釈は無いが同じ条件下で処理された塩が入った卵 黄に関して得られた68%の抽出レベルを凌ぐ23%の増加に相当する。
実施例 2 釜201の中で3+1:0.6の比の大豆油封塩を入れた卵黄対水の混合物を製 造した。13.01bの溶かした10%の塩を入れた卵黄を7.8/bの水と混 合しそして次に39.11bの120°Fの大豆油に添加した。次にこの混合物 を、図2中に示されたプロセスシステムによって104b/分で循環した。混合 物が120’Fに加温された後でミキサー装置を始動した。第一ミキサ−210 を352ORPMで運転しそして第二ミキサー214を3282RPMで運転し た。最大剪断力は17.946/Sであった。処理の間、混合物を122〜13 0°Fに留めた。
油:卵黄:水の混合物のサンプルを、5及び10当量通過の後で取った(それぞ れ30及び60分)。5当量通過(117,200s/ sの累積剪断力履歴) の後では、71.6%のコレステロールが卵黄から抽出された。これは、水希釈 は無いが同じ条件下で処理された塩が入った卵黄に関して得られた54%の抽出 レベルを凌ぐ33%の増加に相当する。10当量通過(234,400s/sの 累積剪断力履歴)の後では、82.0%のコレステロールが卵黄から抽出された 。
これは、水希釈は無いが同じ条件下で処理された塩が入った卵黄に関して得られ た68%の抽出レベルを凌ぐ21%の増加に相当する。
実施例 3 釜201の中で3:1:0.4の比の大豆油封塩を入れた卵黄対水の混合物を製 造した。13.6/bの溶かした10%の塩を入れた卵黄を5.!Wbの水と混 合しそして次に40.91bの120°Fの大豆油に添加した。次にこの混合物 を、図2中に示されたプロセスシステムによって1OA’b/分で循環させた。
混合物が120’Fに加温された後でミキサー装置を始動した。第一ミキサ−2 10を3500RIlで運転しそして第二ミキサー214を3282RPMで運 転した。最大剪断力は17.844/sであった。処理の間、混合物を122〜 132°Fに留めた。油:卵黄:水の混合物のサンプルを、5及び10当量通過 の後で取った(それぞれ30及び60分)。5当量通過(116,750s/  sの累積剪断力履歴)の後では、70.4%のコレステロールが卵黄から抽出さ れた。これは、水希釈は無いが同じ条件下で処理された塩が入った卵黄に関して 得られた54%の抽出レベルを凌ぐ30%の増加に相当する。10当量通過(2 33,500s / sの累積剪断力履歴)の後では、78.7%のコレステロ ールが卵黄から抽出された。これは、水希釈は無いが同じ条件下で処理された塩 が入った卵黄に関して得られた68%の抽出レベルを凌ぐ16%の増加に相当す る。
実施例 4 釜201の中で2:1:0.5の比の大豆油封塩を入れた卵黄対水の混合物を製 造した。35. OA’bの溶かした10%の塩を入れた卵黄を17.51bの 水と混合しそして次に70. Olbの120°Fの大豆油に添加した。次にこ の混合物を、図2中に示されたプロセスシステムによって10Jb/分で循環さ せた。混合物が120°Fに加温された後でミキサー装置を始動した。第一ミキ サ−210を3498RPMで運転しそして第二ミキサー214を3146RP Mで運転した。最大剪断力は17、830/Sであった。処理の間、混合物を1 22〜130’Fに留めた。このプロセスを6当量通過の後で停止した(73. 5分)。この時点(138,240s/ sの累積剪断力履歴)で68,4%の コレステロールが卵黄から抽出された。これは、水希釈は無いが同じ条件下で処 理された塩が入った卵黄に関して得られた58%の抽出レベルを凌ぐ19%の増 加に相当する。
30、01bの卵黄/水相を、セミパッチ遠心分離を使用して大豆油から分離し そして401bの新鮮な125°Fの大豆油に添加した。この混合物を、図2中 に示されたプロセスシステムによって101b/分で再び循環した。混合物が1 22°Fに加温された後でミキサー装置を始動した。第一ミキサ−210を35 18RPMで運転しそして第二ミキサー214を3146RPMで運転した。最 大剪断力は17.940/ sであった。
処理の間、混合物を122〜129°Fに留めた。このプロセスを追加の5当量 通過の間運転した(35分)。この時点(今や全部で253.890s/sの累 積剪断力履歴)で82.0%のコレステロールが卵黄から抽出された。
実施例 5 釜100の中で3:l:0.4の比の大豆油封塩を入れた卵黄対水の混合物を製 造した。13.61bの溶かした10%の塩を入れた卵黄を5.51bの水と混 合しそして次に40.9/bの120°Fの大豆油に添加した。次にこの混合物 を、図1中に示されたプロセスシステムによって粗い、中間のそして細かいロー ター/ステーターの組み合わせで形作られたミキサー104で1OA’b/分で 循環した。最大剪断力は約80、000/ sであった。混合物が120°Fに 加温された後でミキサー104装置を始動した(ミキサー104は循環量を約5 2A’b/分に増した)。処理の間、混合物を120〜129°Fに留めた。油 :卵黄:水の混合物のサンプルを、30.60及び90分後に取った。30分後 には、72.6%のコレステロールが卵黄から抽出された。60分後には80. 7%のコレステロールが卵黄から抽出された。90分後には84.6%のコレス テロールが卵黄から抽出された。
実施例 6 釜607の中で2.8:1:0.4の比の大豆油封塩を入れた卵黄対水の混合物 を製造した。13.61bの溶かした10%の塩を入れた卵黄を5.51bの水 と混合しそして次に40.91bの120°Fの大豆油に添加した。次にこの混 合物を、図4中に示されたプロセスシステムによって50/b/分で循環させた 。混合物が120°Fに加温された後でミキサー630装置を始動した。ミキサ ー630を3510RPIIで運転した。最大剪断力は29.900/sであっ た。処理の間、タンク中の混合物を90〜95°Fに、ミキサー630を出る混 合物を124〜128°Fに、そして熱交換器620を出る混合物を85〜88 °Fに留めた。油:卵黄:水の混合物のサンプルを、10及び20当量通過の後 で取った(それぞれ29.4及び58.8分)。lO当量通過(77、900s / sの累積剪断力履歴)の後では、73.3%のコレステロールが、卵黄から 抽出された。20当量通過(155,800s/ sの累積剪断力履歴)の後で は、80.6%のコレステロールが卵黄から抽出された。
実施例 7 釜10の中で2.8: 1 : 0.4の比の大豆油封塩を入れた卵黄対塩水を 製造した(水の中の追加の塩は卵黄/水相の塩素量を12%にしそして微生物成 長をもつと完全に制御するであろう)。30.01bの溶かした10%の塩を入 れた卵黄を10.01bの20%塩水と混合しそして次に84. OJbの13 00Fの大豆油に添加した。次にこの混合物を、図3中に示されたプロセスシス テムによって501b/分で循環した。混合物が110°Fに加温された後でミ キサー22装置を始動した。ミキサー22を351ORPMで運転した。最大剪 断力は29.900/ sであった。処理の間、タンク中の混合物を142〜1 44°Fに、熱交換器25を出る混合物を128〜1290Fに、そしてミキサ ー22を出る混合物を145〜148°Fに留めた。油:卵黄:水の混合物のサ ンプルを、6及び12当量通過の後で取った(それぞれ15.1及び30.2分 )。6当量通過(46,740s/ sの累積剪断力履歴)の後では、71.7 %のコレステロールが卵黄から抽出された。12当量通過(93,480s/s の累積剪断力履歴)の後では、80.7%のコレステロールが卵黄から抽出され た。
実施例 8 釜10の中で2.8: 1 : 0.4の比の大豆油封塩を入れない卵黄対水の 混合物を製造した。5. Olbの新鮮な塩を入れない卵黄を14.01bの水 と混合しそして次に98. Olbの1300Fの大豆油に添加した。次にこの 混合物を、図3中に示されたプロセスシステムによって5(11b/分で循環し た。
混合物が110°Fに加温された後でミキサー22装置を始動した。ミキサー2 2を3510RPIIで運転した。最大剪断力は29、900/ sであった。
処理の間、タンク中の混合物を136〜137°Fに、熱交換器25を出る混合 物を118〜119°Fに、そしてミキサー22を出る混合物を137〜138 °Fに留めた。
油:卵黄:水の混合物のサンプルを、6及び12当量通過の後で取った(それぞ れ17.6及び35.3分)。6当量通過(46,740s/ sの累積剪断力 履歴)の後では、71.3%のコレステロールが卵黄から抽出された。これは、 水希釈は無いが同じ条件下で処理された塩を入れない卵黄に関して得られた27 %の抽出レベルを凌ぐ164%の増加に相当する。12当量通過(93,480 s/ sの累積剪断力履歴)の後では、79.3%のコレステロールが卵黄から 抽出された。
これは、水希釈は無いが同じ条件下で処理された塩を入れない卵黄に関して得ら れた47%の抽出レベルを凌ぐ69%の増加に相当する。
図1 図2 図4 卵黄からのコレステロール抽出 累積剪断力履歴 図5 卵黄からのコレステロール抽出 累積剪断力履歴 国際調査報告 国際調査報告

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.約3:1:0.8〜約1.5:1:0.4の油対卵黄対水の比を有する混合 物を剪断することから成り、そして剪断の間の混合物の温度が混合物中で約12 4〜約148°Fである、卵黄からコレステロールを抽出する方法。
  2. 2.混合物が約2.8:1:0.4〜約3:1:0.6の比である、請求項1記 載の方法。
  3. 3.油がサフラワー油、トウモロコシ油、ひまわり油、大豆油、カノーラ油、オ リーブ油及びピーナツ油から成る群から選ばれる、請求項1記載の方法。
  4. 4.油が大豆油である、請求項2記載の方法。
  5. 5.剪断に先立って混合物を約110〜約125°Fの温度に加熱する、請求項 1記載の方法。
  6. 6.累積剪断力履歴が300,000s/s未満である、請求項1記載の方法。
  7. 7.最大剪断力が29,000/sであり、そして剪断力履歴が約78,000 s/sである、請求項6記載の方法。
  8. 8.最大剪断力が約17,915/sより大きい、請求項6記載の方法。
  9. 9.卵黄から除去されるコレステロールの量が75%より大きい、請求項6記載 の方法。
  10. 10.卵黄から除去されるコレステロールの量が80%より大きい、請求項9記 載の方法。
  11. 11.剪断する時の混合物の温度が約145〜約148°Fである、請求項1記 載の方法。
  12. 12.混合物が14%未満の塩を含む、請求項1記載の方法。
  13. 13.a)油を110〜約125°Fの温度に加熱しそして卵黄及び水を添加し て、約3:1:0.8〜1.5:1:0.4の油対卵黄対水の比を有する混合物 を生成させるステップ、 b)この混合物が300,000s/s未満の累積剪断力履歴を有しそして混合 物の温度が約124〜約148°Fであるように混合物を剪断するステップ、及 び c)コレステロールが油相中に含まれるようにこの混合物を遠心分離によって別 々の水及び油相に分離するステップ から成る、卵黄からコレステロールを抽出する方法。
  14. 14.剪断の間の混合物の温度が約136〜139°Fである、請求項13記載 の方法。
  15. 15.剪断の間の混合物の温度が約145〜148°Fである、請求項14記載 の方法。
JP3517911A 1990-09-28 1991-09-24 卵黄からの高められたコレステロール抽出 Pending JPH06504665A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US59110390A 1990-09-28 1990-09-28
US591,103 1990-09-28
PCT/US1991/006942 WO1992005710A1 (en) 1990-09-28 1991-09-24 Enhanced cholesterol extraction from egg yolk

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06504665A true JPH06504665A (ja) 1994-06-02

Family

ID=24365068

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3517911A Pending JPH06504665A (ja) 1990-09-28 1991-09-24 卵黄からの高められたコレステロール抽出

Country Status (17)

Country Link
US (1) US6093434A (ja)
EP (1) EP0550664B1 (ja)
JP (1) JPH06504665A (ja)
KR (1) KR0174519B1 (ja)
AT (1) ATE115366T1 (ja)
AU (1) AU650297B2 (ja)
CA (1) CA2089387C (ja)
DE (1) DE69105988T2 (ja)
DK (1) DK0550664T3 (ja)
ES (1) ES2066482T3 (ja)
HK (1) HK89795A (ja)
MX (1) MX9101288A (ja)
MY (1) MY107907A (ja)
NZ (1) NZ239970A (ja)
PH (1) PH30961A (ja)
SG (1) SG28404G (ja)
WO (1) WO1992005710A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5436018A (en) * 1986-10-21 1995-07-25 Source Food Technology, Inc. Preparation of low cholesterol oil
CA2087816A1 (en) * 1992-02-03 1993-08-04 Ronald L. Meibach Cholesterol-reduced whole egg product
CA2088541A1 (en) * 1992-02-21 1993-08-22 Stephen P. Lombardo Reduction of cholesterol in egg yolk by the addition of either salt or acid, or both
US5316780A (en) * 1992-10-14 1994-05-31 Kraft General Foods, Inc. Method for extracting cholesterol from egg yolk
US5378487A (en) * 1993-03-17 1995-01-03 Kraft General Foods, Inc. Oil extraction of cholesterol from milk products
CA2125464A1 (en) * 1993-07-07 1995-01-08 Pamela Schaffer Hockenberry Method for extracting cholesterol from egg yolk
US8110235B2 (en) 2008-05-06 2012-02-07 Alliance Enterprises Of S.E. Wisconsin, Llc Methods for reducing cholesterol in a milk product
CN104177466A (zh) * 2013-05-22 2014-12-03 广州白云山汉方现代药业有限公司 一种从蛋黄油中提取胆固醇的制备工艺

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3563765A (en) * 1967-08-31 1971-02-16 Cpc International Inc Low cholesterol dried egg yolk and process
US3594183A (en) * 1967-08-31 1971-07-20 Cpc International Inc Egg food product and process for the preparation thereof
US3881034A (en) * 1968-02-01 1975-04-29 Viobin Corp Reconstituted egg product and method of preparing
US3717474A (en) * 1969-12-29 1973-02-20 Gen Foods Corp Low cholesterol egg process
US4296134A (en) * 1974-05-13 1981-10-20 Boldt Wayne A Liquid egg blend
CA1064907A (en) * 1976-11-19 1979-10-23 Alexander G. Fallis Cholesterol separation process
JPS609770B2 (ja) * 1977-11-16 1985-03-13 旭化成株式会社 脱コレステロ−ル脱脂卵粉末の製造法
US4393044A (en) * 1980-05-29 1983-07-12 The Nisshin Oil Mills Limited Steroid ester, and cosmetics and ointments containing the same
US4333959A (en) * 1980-09-26 1982-06-08 Societe D'assistance Technique Pour Produits Nestle S.A. Decholesterization of egg-yolk
US4804555A (en) * 1986-10-21 1989-02-14 General Mills, Inc. Physical process for simultaneous deodorization and cholesterol reduction of fats and oils
JPS63109757A (ja) * 1986-10-25 1988-05-14 Nissin Food Prod Co Ltd 低コレステロ−ル卵黄の製造方法
US4971827A (en) * 1988-06-22 1990-11-20 Specialty Foods Investement Company Method of producing cholesterol-free egg products with an extended refrigerated shelf life and products produced thereby
US4882193A (en) * 1988-07-25 1989-11-21 The Careau Group Process for producing a low fat content egg product
DE3928258A1 (de) * 1989-08-26 1991-02-28 Sueddeutsche Kalkstickstoff Verfahren zur entfernung von cholesterin bzw. cholesterinestern aus eigelb
CS277464B6 (en) * 1989-09-26 1993-03-17 Ustav Makromolekularni Chemie Contact lens made of hydrophilic gels
US5091203A (en) * 1989-12-01 1992-02-25 Campbell Soup Company Method for removing cholesterol from eggs
US5037661A (en) * 1990-03-16 1991-08-06 Kraft General Foods, Inc. Functional decholesterolized egg yolks

Also Published As

Publication number Publication date
US6093434A (en) 2000-07-25
PH30961A (en) 1997-12-23
EP0550664A1 (en) 1993-07-14
ES2066482T3 (es) 1995-03-01
KR0174519B1 (ko) 1999-02-18
DK0550664T3 (da) 1995-05-15
MY107907A (en) 1996-06-29
DE69105988D1 (de) 1995-01-26
ATE115366T1 (de) 1994-12-15
CA2089387C (en) 1997-03-18
NZ239970A (en) 1993-11-25
AU650297B2 (en) 1994-06-16
AU8753591A (en) 1992-04-28
DE69105988T2 (de) 1995-05-18
CA2089387A1 (en) 1992-03-29
SG28404G (en) 1995-09-01
EP0550664B1 (en) 1994-12-14
MX9101288A (es) 1992-05-04
HK89795A (en) 1995-06-16
WO1992005710A1 (en) 1992-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2277789C2 (ru) Пищевая паста и способ ее приготовления
US4103040A (en) Low cholesterol egg product and process
JPH06504665A (ja) 卵黄からの高められたコレステロール抽出
CA2135785C (en) Preparation of low cholesterol oil
AU658041B2 (en) Cholesterol-reduced whole egg product
US5312640A (en) Reduction of cholesterol in egg yolk by the addition of either acid or both salt and acid
RU2006103282A (ru) Взбиваемые немолочные сливки с низким содержанием жира
US5487912A (en) Method of producing cholesterol-reduced whole egg products
JP5101754B2 (ja) パーム分別軟質油およびそれを使用した加工乳化食品
AU659962B2 (en) Method and apparatus for extracting cholesterol from egg yolk
JP2001029050A (ja) 含水固形ルー用油脂組成物
JPH0739303A (ja) 油中水型乳化油脂組成物の製造法
JPS63279750A (ja) 低脂肪スプレツドの製造方法
WO1991006220A1 (en) Edible-fat product with low fat content, and method for the production thereof
JP2007129925A (ja) 保水性及び耐熱性に優れた高油分マヨネーズの製造方法
HK1002694B (en) Edible-fat product with low fat content, and method for the production thereof
JPH0856571A (ja) 水中油型乳化物
Bennion et al. Baking fats
JP3879378B2 (ja) 卵黄含有液及び水中油型乳化物の製造法
WO1994012061A1 (en) Lower cholesterol egg yolk method
JPH0998743A (ja) 油焼けを起こしにくい煮干の製造法