JPH0650515B2 - 設計支援方法及びその設計支援装置 - Google Patents
設計支援方法及びその設計支援装置Info
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- JPH0650515B2 JPH0650515B2 JP62151164A JP15116487A JPH0650515B2 JP H0650515 B2 JPH0650515 B2 JP H0650515B2 JP 62151164 A JP62151164 A JP 62151164A JP 15116487 A JP15116487 A JP 15116487A JP H0650515 B2 JPH0650515 B2 JP H0650515B2
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F30/00—Computer-aided design [CAD]
- G06F30/10—Geometric CAD
- G06F30/18—Network design, e.g. design based on topological or interconnect aspects of utility systems, piping, heating ventilation air conditioning [HVAC] or cabling
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F30/00—Computer-aided design [CAD]
- G06F30/10—Geometric CAD
- G06F30/13—Architectural design, e.g. computer-aided architectural design [CAAD] related to design of buildings, bridges, landscapes, production plants or roads
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F2113/00—Details relating to the application field
- G06F2113/14—Pipes
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S706/00—Data processing: artificial intelligence
- Y10S706/902—Application using ai with detail of the ai system
- Y10S706/919—Designing, planning, programming, CAD, CASE
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、設計支援方法及びその設計支援装置に係り、
特にプラントにおけるドレン部及びベント部の配置に好
適な設計支援方法及びその設計支援装置に関するもので
ある。
特にプラントにおけるドレン部及びベント部の配置に好
適な設計支援方法及びその設計支援装置に関するもので
ある。
プラントにおけるレイアウト対象物(プラントを構成す
る各機器及び配管系)のレイアウト計画においては、レ
イアウト対象領域内の機器の配置データ及び設計基準デ
ータに基づいて配管系の最適な配管経路を自動的に決定
する空間レイアウト計画における接続経路の自動生成方
法が特開昭60-79470 号公報にて提案されている。
る各機器及び配管系)のレイアウト計画においては、レ
イアウト対象領域内の機器の配置データ及び設計基準デ
ータに基づいて配管系の最適な配管経路を自動的に決定
する空間レイアウト計画における接続経路の自動生成方
法が特開昭60-79470 号公報にて提案されている。
更に、特開昭61-213969号公報は、設計対象物に関する
制約領域(設計対象物を配置できない領域)を図形とし
てデイスプレイ装置の画面に表示しながら配管系等のレ
イアウトを行うことを示している。
制約領域(設計対象物を配置できない領域)を図形とし
てデイスプレイ装置の画面に表示しながら配管系等のレ
イアウトを行うことを示している。
プラントにおいては、プラント内の流体を系統外に排出
するためにベント配管及びドレン配管が設置されてい
る。一般に、ベント配管及びドレン配管は、プラント内
の流体を系統外に排出し易い(ベント及びドレンし易
い)部分に設置されている。例えば、ベント配管はプラ
ント系統内で局部的に高くなつている部分に、ドレン配
管はその系統内で局部的に低くなつている部分に接続さ
れる。しかしながら、複雑な系統構成を有するプラント
において、多数のベント配管及びドレン配管を設置する
ためにそれらの設置位置を決定することは、従来、設計
者が設計図面及びデータを見ながら行つていた。このた
め、上記の設置位置を決定のために、多大の時間を必要
とし、また設置が必要な場所に上記の各配管が設置され
ないというおそれも生じ易い。
するためにベント配管及びドレン配管が設置されてい
る。一般に、ベント配管及びドレン配管は、プラント内
の流体を系統外に排出し易い(ベント及びドレンし易
い)部分に設置されている。例えば、ベント配管はプラ
ント系統内で局部的に高くなつている部分に、ドレン配
管はその系統内で局部的に低くなつている部分に接続さ
れる。しかしながら、複雑な系統構成を有するプラント
において、多数のベント配管及びドレン配管を設置する
ためにそれらの設置位置を決定することは、従来、設計
者が設計図面及びデータを見ながら行つていた。このた
め、上記の設置位置を決定のために、多大の時間を必要
とし、また設置が必要な場所に上記の各配管が設置され
ないというおそれも生じ易い。
前述した各公報に示された設計支応装置においても、ド
レン配管及びベント配管等の流体排出配管の設置場所の
設定にあたつて有効な手立てを示していなく、前述と同
様に設計者が図面及びデータを見ながらドレン配管,ベ
ント配管等の設置場所の決定を行うことになる。すなわ
ち、従来例では、ドレン配管等を設置する必要のある排
出流体溜り領域がプラントのどの位置で形成されるかの
確認が適切に行えない。排出流体溜り領域としては、ベ
ント溜り領域及びドレン溜り領域がある。
レン配管及びベント配管等の流体排出配管の設置場所の
設定にあたつて有効な手立てを示していなく、前述と同
様に設計者が図面及びデータを見ながらドレン配管,ベ
ント配管等の設置場所の決定を行うことになる。すなわ
ち、従来例では、ドレン配管等を設置する必要のある排
出流体溜り領域がプラントのどの位置で形成されるかの
確認が適切に行えない。排出流体溜り領域としては、ベ
ント溜り領域及びドレン溜り領域がある。
本発明の第1の目的は、流体排出通路を接続する排出流
体溜り領域の場所を精度良く設定でき、流体排出通路を
接続する排出流体溜り領域の場所を容易に確認できる設
計支援方法及びその設計支援装置を提供することにあ
る。
体溜り領域の場所を精度良く設定でき、流体排出通路を
接続する排出流体溜り領域の場所を容易に確認できる設
計支援方法及びその設計支援装置を提供することにあ
る。
本発明の第2の目的は、上記第1の目的に加えて流体排
出通路が所定個所に接続されているか否かを容易にチェ
ックできる設計支援方法及びその設計支援装置を提供す
ることにある。
出通路が所定個所に接続されているか否かを容易にチェ
ックできる設計支援方法及びその設計支援装置を提供す
ることにある。
本発明の第3の目的は、上記第1の目的に加えて接続さ
れる流体排出通路の数を少なくできる設計支援方法及び
その設計支援装置を提供することにある。
れる流体排出通路の数を少なくできる設計支援方法及び
その設計支援装置を提供することにある。
上記の本発明の第1の目的は、指定されたレイアウト対
象物に関するレイアウト対象物データを記憶手段から選
択すること、前記選択されたレイアウト対象物データ、
及び前記記憶手段から選択され、このレイアウト対象物
データに関連する流体排出部設置基準データに基づい
て、前記指定レイアウト対象物に対する排出流体溜り領
域の、前記指定レイアウト対象物内における位置を求め
ること、前記排出流体溜り領域を図形に表示するための
第1情報を作成すること、前記第1情報、及び前記記憶
手段から選択された、前記指定レイアウト対象物を図形
に表示するための第2情報に基づいて、前記指定レイア
ウト対象物の図形と共に、前記排出流体溜り領域の図形
を前記位置で表示装置に表示することにより達成でき
る。
象物に関するレイアウト対象物データを記憶手段から選
択すること、前記選択されたレイアウト対象物データ、
及び前記記憶手段から選択され、このレイアウト対象物
データに関連する流体排出部設置基準データに基づい
て、前記指定レイアウト対象物に対する排出流体溜り領
域の、前記指定レイアウト対象物内における位置を求め
ること、前記排出流体溜り領域を図形に表示するための
第1情報を作成すること、前記第1情報、及び前記記憶
手段から選択された、前記指定レイアウト対象物を図形
に表示するための第2情報に基づいて、前記指定レイア
ウト対象物の図形と共に、前記排出流体溜り領域の図形
を前記位置で表示装置に表示することにより達成でき
る。
本発明の第2の目的は、指定されたレイアウト対象物に
関するレイアウト対象物データを記憶手段から選択する
こと、前記選択されたレイアウト対象物データ、及び前
記記憶手段から選択され、このレイアウト対象物データ
に関連する流体排出部設置基準データに基づいて、前記
指定レイアウト対象物に対する排出流体溜り領域の、前
記指定レイアウト対象物内における位置を求めること、
前記排出流体溜り領域を図形に表示するための第1情報
を作成すること、前記第1情報、及び前記記憶手段から
選択された、流体排出通路を含む前記指定レイアウト対
象物を図形に表示するための第2情報に基づいて、前記
指定レイアウト対象物の図形と共に、前記流体排出通路
が接続された前記排出流体溜り領域の第1情報を、その
流体排出通路と対をなして、更に前記流体排出通路が接
続されていない前記排出流体溜り領域の第1情報を単独
で、それぞれ該当する前記位置で、表示装置に表示する
ことによって達成される。
関するレイアウト対象物データを記憶手段から選択する
こと、前記選択されたレイアウト対象物データ、及び前
記記憶手段から選択され、このレイアウト対象物データ
に関連する流体排出部設置基準データに基づいて、前記
指定レイアウト対象物に対する排出流体溜り領域の、前
記指定レイアウト対象物内における位置を求めること、
前記排出流体溜り領域を図形に表示するための第1情報
を作成すること、前記第1情報、及び前記記憶手段から
選択された、流体排出通路を含む前記指定レイアウト対
象物を図形に表示するための第2情報に基づいて、前記
指定レイアウト対象物の図形と共に、前記流体排出通路
が接続された前記排出流体溜り領域の第1情報を、その
流体排出通路と対をなして、更に前記流体排出通路が接
続されていない前記排出流体溜り領域の第1情報を単独
で、それぞれ該当する前記位置で、表示装置に表示する
ことによって達成される。
上記の第3の目的は、複数の構成要素を含むレイアウト
対象物であって指定された前記レイアウト対象物に関す
るレイアウト対象物データを記憶手段から選択するこ
と、前記選択されたレイアウト対象物データ、及び前記
記憶手段から選択され、このレイアウト対象物データに
関連する流体排出部設置基準データに基づいて、前記指
定レイアウト対象物に対する複数の構成要素のうち排出
流体溜り領域が形成される複数の前記構成要素を選択す
ること、前記複数の選択構成要素のうち連続して同じ前
記流体排出部設置基準データによって選択された複数の
前記選択構成要素に対しては1つの前記排出流体溜り領
域を形成すること、前記選択構成要素に対する前記排出
流体溜り領域を図形に表示するための第1情報を作成す
ること、前記第1情報、及び前記記憶手段から選択され
た、前記指定レイアウト対象物を図形に表示するための
第2情報に基づいて、前記指定レイアウト対象物の図形
と共に、前記排出流体溜り領域の図形を前記位置で表示
装置に表示することによって達成される。
対象物であって指定された前記レイアウト対象物に関す
るレイアウト対象物データを記憶手段から選択するこ
と、前記選択されたレイアウト対象物データ、及び前記
記憶手段から選択され、このレイアウト対象物データに
関連する流体排出部設置基準データに基づいて、前記指
定レイアウト対象物に対する複数の構成要素のうち排出
流体溜り領域が形成される複数の前記構成要素を選択す
ること、前記複数の選択構成要素のうち連続して同じ前
記流体排出部設置基準データによって選択された複数の
前記選択構成要素に対しては1つの前記排出流体溜り領
域を形成すること、前記選択構成要素に対する前記排出
流体溜り領域を図形に表示するための第1情報を作成す
ること、前記第1情報、及び前記記憶手段から選択され
た、前記指定レイアウト対象物を図形に表示するための
第2情報に基づいて、前記指定レイアウト対象物の図形
と共に、前記排出流体溜り領域の図形を前記位置で表示
装置に表示することによって達成される。
流体排出部設置基準データをも考慮することによって、
レイアウト対象物データに基づいて求められない、流体
排出通路を接続すべき排出流体溜り領域の場所も設定で
きる。従って、流体排出通路を接続すべき排出流体溜り
領域の場所の設定精度が向上する。しかも、レイアウト
対象物の図形と共に、得られた、レイアウト対象物内に
おける排出流体溜り領域の位置に、排出流体溜り領域の
図形を表示するので、流体排出通路を接続すべき場所を
容易に確認できる。
レイアウト対象物データに基づいて求められない、流体
排出通路を接続すべき排出流体溜り領域の場所も設定で
きる。従って、流体排出通路を接続すべき排出流体溜り
領域の場所の設定精度が向上する。しかも、レイアウト
対象物の図形と共に、得られた、レイアウト対象物内に
おける排出流体溜り領域の位置に、排出流体溜り領域の
図形を表示するので、流体排出通路を接続すべき場所を
容易に確認できる。
指定レイアウト対象物の図形と共に、流体排出通路が接
続された排出流体溜り領域の第1情報を、その流体排出
通路と対をなして、更に流体排出通路が接続されていな
い排出流体溜り領域の第1情報を単独で、それぞれ該当
する前記位置で、表示装置に表示するので、第1情報が
表示された排出流体溜り領域に流体排出通路が接続され
ているかいないかを表示装置を見ることによって簡単に
チェックできる。
続された排出流体溜り領域の第1情報を、その流体排出
通路と対をなして、更に流体排出通路が接続されていな
い排出流体溜り領域の第1情報を単独で、それぞれ該当
する前記位置で、表示装置に表示するので、第1情報が
表示された排出流体溜り領域に流体排出通路が接続され
ているかいないかを表示装置を見ることによって簡単に
チェックできる。
複数の選択構成要素のうち連続して同じ前記流体排出部
設置基準データによって選択された複数の前記選択構成
要素に対しては1つの前記排出流体溜り領域を形成する
ので、接続される流体排出通路の数を少なくできる。
設置基準データによって選択された複数の前記選択構成
要素に対しては1つの前記排出流体溜り領域を形成する
ので、接続される流体排出通路の数を少なくできる。
本発明の好適な一実施例であるプラント設計支援装置
を、第1及び第2図に基づいて具体的に説明する。本実
施例のプラント設計支援装置は、会話型で表示装置の画
面上に画像を作成することができるものである。第2図
は、本実施例のプラント設計支援装置のハード構成を示
し、第1図はその支援装置にて実行されるプログラム、
すなわち処理手順を概要を示している。
を、第1及び第2図に基づいて具体的に説明する。本実
施例のプラント設計支援装置は、会話型で表示装置の画
面上に画像を作成することができるものである。第2図
は、本実施例のプラント設計支援装置のハード構成を示
し、第1図はその支援装置にて実行されるプログラム、
すなわち処理手順を概要を示している。
本実施例のプラント設計支援装置は、デイスプレイ装置
1,画像表示制御装置2,画像データ記憶装置3,入力
装置(例えばキーボード)4,演算処理装置5,レイア
ウト対象物データ記憶装置6,流体排出部設置基準デー
タ記憶装置7及びレイアウト対象物画像データ記憶装置
8を有している。このプラント設計支援装置は、図示さ
れていないが設計付属物データ記憶装置を有している。
1,画像表示制御装置2,画像データ記憶装置3,入力
装置(例えばキーボード)4,演算処理装置5,レイア
ウト対象物データ記憶装置6,流体排出部設置基準デー
タ記憶装置7及びレイアウト対象物画像データ記憶装置
8を有している。このプラント設計支援装置は、図示さ
れていないが設計付属物データ記憶装置を有している。
演算処理装置5は、演算部5a,処理手順記憶部5b,
中間データ記憶部5c,入力部5d,画像データ出力部
5e,レイアウト対象物データ検索信号出力部5f,レ
イアウト対象物データ入力部5g,流体排出部設置基準
データ入力部5h,流体排出部設置基準データ検索信号
出力部部5i,レイアウト対象物画像データ入力部5
j,レイアウト対象物画像データ検索信号出力部5kよ
り構成されている。演算処理装置5は、図示されていな
いが設計付属物データ入力部及び設計付属物データ検索
信号出力部をも有している。これらの設計付属物データ
に関する入力部及び出力部は、設計付属物データ記憶装
置に接続されている。設計付属物とは、レイアウト対象
物が配置されるレイアウト領域と関連のある躯体,機器
等を意味する。
中間データ記憶部5c,入力部5d,画像データ出力部
5e,レイアウト対象物データ検索信号出力部5f,レ
イアウト対象物データ入力部5g,流体排出部設置基準
データ入力部5h,流体排出部設置基準データ検索信号
出力部部5i,レイアウト対象物画像データ入力部5
j,レイアウト対象物画像データ検索信号出力部5kよ
り構成されている。演算処理装置5は、図示されていな
いが設計付属物データ入力部及び設計付属物データ検索
信号出力部をも有している。これらの設計付属物データ
に関する入力部及び出力部は、設計付属物データ記憶装
置に接続されている。設計付属物とは、レイアウト対象
物が配置されるレイアウト領域と関連のある躯体,機器
等を意味する。
画像データ記憶装置3に記憶されるデイスプレイ装置1
への表示のための画像データは、演算処理装置5から出
力される。画像表示制御装置2は、画像データ記憶装置
3に記憶されている画像データを読み出してデイスプレ
イ装置1に表示させる。
への表示のための画像データは、演算処理装置5から出
力される。画像表示制御装置2は、画像データ記憶装置
3に記憶されている画像データを読み出してデイスプレ
イ装置1に表示させる。
レイアウト対象物記データ憶装置6は、レイアウト対象
物(配管,機器)に関するデータ、特にレイアウト対象
物の各構成要素に関するデータを記憶している。このレ
イアウト対象物のデータは、配管系路の場合には配管の
口径,始点,終点及び曲り点のx,y,zの各座標値で
あり、機器の場合には中心位置の座標及び寸法である。
本実施例におけるレイアウト対象物データ記憶装置6
は、更に第3図〜第6図に示すレイアウト対象物データ
を記憶している。第3図はレイアウト対象物である機器
に関するデータ、第4図は第3図に示された機器のノズ
ルの接続関係を示すデータ、第5図はレイアウト対象物
である配管系統に関するデータ、及び第6図は第5図に
示された配管系統を構成する各構成要素に関するデータ
をそれぞれ示している。
物(配管,機器)に関するデータ、特にレイアウト対象
物の各構成要素に関するデータを記憶している。このレ
イアウト対象物のデータは、配管系路の場合には配管の
口径,始点,終点及び曲り点のx,y,zの各座標値で
あり、機器の場合には中心位置の座標及び寸法である。
本実施例におけるレイアウト対象物データ記憶装置6
は、更に第3図〜第6図に示すレイアウト対象物データ
を記憶している。第3図はレイアウト対象物である機器
に関するデータ、第4図は第3図に示された機器のノズ
ルの接続関係を示すデータ、第5図はレイアウト対象物
である配管系統に関するデータ、及び第6図は第5図に
示された配管系統を構成する各構成要素に関するデータ
をそれぞれ示している。
流体排出部設置基準データ記憶装置7は、流体排出部、
すなわちドレン部またはベント部に関する設置基準デー
タを記憶している。流体排出部設置基準データは、ドレ
ン部またはベント部を設置するにあたつて守る必要のあ
る基準を意味している。この設置基準データの例を第7
図に示す。
すなわちドレン部またはベント部に関する設置基準デー
タを記憶している。流体排出部設置基準データは、ドレ
ン部またはベント部を設置するにあたつて守る必要のあ
る基準を意味している。この設置基準データの例を第7
図に示す。
レイアウト対象物画像データ記憶装置5は、特開昭61-2
13969号公報の第20図及び特開昭62-114062号公報の第
33図等に示されたレイアウト後におけるレイアウト対
象物の画像データを記憶している。
13969号公報の第20図及び特開昭62-114062号公報の第
33図等に示されたレイアウト後におけるレイアウト対
象物の画像データを記憶している。
図示されていないが、設計付属物データ記憶装置は、特
開昭62-114062号公報の第5図に示すような設計付属物
に関するデータを記憶している。
開昭62-114062号公報の第5図に示すような設計付属物
に関するデータを記憶している。
レイアウト対象物データ記憶装置6,流体排出部設置基
準データ記憶装置7,レイアウト対象物画像データ記憶
装置8及び設計付属物データ記憶装置は、外部メモリで
ある。
準データ記憶装置7,レイアウト対象物画像データ記憶
装置8及び設計付属物データ記憶装置は、外部メモリで
ある。
第1図に示す処理手順を実施する前に以下に示す。前述
した特開昭62-114062号公報に示す実施例である設計支
援装置のステツプ9〜17(または特開昭61-213969号
公報に示す実施例である設計支援方法のステツプ11〜
24)によつてレイアウト対象物(前述の出願では、設
計対象物と称している)のレイアウトが行われ、このレ
イアウト終了後、得られたこのレイアウト対象物(例え
ば配管系)の画像データが、このレイアウト対象物が配
置された領域に配置されている他のレイアウト対象物で
ある機器、さらにはレイアウト領域の構造物(例えば建
屋の壁,柱等)の画像データとともにレイアウト対象物
画像データ記憶装置8に記憶される。例えば特開昭62-1
14062号公報の第33図に示す画像データが記憶され
る。前述の第33図に示される画像データは、原子炉建
屋のある1つのフロア全体のレイアウト状態を示すもの
であつて、1つのレイアウト領域が1つのフロアになつ
ている。広すぎる場合には、1つのフロアを、例えば部
屋毎のように複数のレイアウト領域に分割し、狭い各レ
イアウト領域毎の画像データを記憶してもよい。
した特開昭62-114062号公報に示す実施例である設計支
援装置のステツプ9〜17(または特開昭61-213969号
公報に示す実施例である設計支援方法のステツプ11〜
24)によつてレイアウト対象物(前述の出願では、設
計対象物と称している)のレイアウトが行われ、このレ
イアウト終了後、得られたこのレイアウト対象物(例え
ば配管系)の画像データが、このレイアウト対象物が配
置された領域に配置されている他のレイアウト対象物で
ある機器、さらにはレイアウト領域の構造物(例えば建
屋の壁,柱等)の画像データとともにレイアウト対象物
画像データ記憶装置8に記憶される。例えば特開昭62-1
14062号公報の第33図に示す画像データが記憶され
る。前述の第33図に示される画像データは、原子炉建
屋のある1つのフロア全体のレイアウト状態を示すもの
であつて、1つのレイアウト領域が1つのフロアになつ
ている。広すぎる場合には、1つのフロアを、例えば部
屋毎のように複数のレイアウト領域に分割し、狭い各レ
イアウト領域毎の画像データを記憶してもよい。
特開昭62-114062号公報の2頁上部右欄から9頁上部右
欄の説明によつて得られるレイアウト案は、流体通路内
の排出流体溜り領域(例えば、ドレン溜り領域及びベン
ト溜り領域)における流体排出部(ドレン部及びベント
部)の設置を考慮していない初期レイアウト案である。
欄の説明によつて得られるレイアウト案は、流体通路内
の排出流体溜り領域(例えば、ドレン溜り領域及びベン
ト溜り領域)における流体排出部(ドレン部及びベント
部)の設置を考慮していない初期レイアウト案である。
オペレータは、排出流体溜り領域への流体排出部の適切
なレイアウトを行うにあたつて入力装置4より該当する
レイアウト領域を指定する。この指定により、処理手順
記憶部5bに記憶されていた第1図に示すステツプ10
〜17からなる処理手順が演算部5aに入力され、この
処理手順に基づく処理が演算部5aにて行われる。
なレイアウトを行うにあたつて入力装置4より該当する
レイアウト領域を指定する。この指定により、処理手順
記憶部5bに記憶されていた第1図に示すステツプ10
〜17からなる処理手順が演算部5aに入力され、この
処理手順に基づく処理が演算部5aにて行われる。
まず、指定されたレイアウト領域に関する初期レイアウ
ト案の画像表示(ステツプ10)が実行される。第8図
はステツプ10の詳細な内容を示している。ステツプ1
0Aにおいて、指定されたレイアウト領域に関係する画
像データが、レイアウト領域画像データ記憶装置8より
検索された後、入力部5jを介して演算部5aに読み込
まれる。演算部5aは読み込まれた当該レイアウト領域
に関する画像データをオペレータ入力装置4にて指定し
た表示装置(第三角法,等角のいずれかの表示形態)の
画像データに変換し、画像データ出力部5dを介して画
像データ記憶装置3に出力する(ステツプ10B)。指
定した表示形態への画像データへの変換は、特開昭61-2
13969号公報の第11A図〜第11C図に示すステツプ
と同様に行われる。画像表示制御装置2は、画像データ
記憶部3に書き込まれたレイアウト領域の画像データを
読み出してデイスプレイ装置1に表示する。表示された
画像の例を第9図に示す。第9図は、特開昭62-114062
号公報に示されたステツプ9〜17の処理手順によつて
レイアウトされた初期レイアウト案である。
ト案の画像表示(ステツプ10)が実行される。第8図
はステツプ10の詳細な内容を示している。ステツプ1
0Aにおいて、指定されたレイアウト領域に関係する画
像データが、レイアウト領域画像データ記憶装置8より
検索された後、入力部5jを介して演算部5aに読み込
まれる。演算部5aは読み込まれた当該レイアウト領域
に関する画像データをオペレータ入力装置4にて指定し
た表示装置(第三角法,等角のいずれかの表示形態)の
画像データに変換し、画像データ出力部5dを介して画
像データ記憶装置3に出力する(ステツプ10B)。指
定した表示形態への画像データへの変換は、特開昭61-2
13969号公報の第11A図〜第11C図に示すステツプ
と同様に行われる。画像表示制御装置2は、画像データ
記憶部3に書き込まれたレイアウト領域の画像データを
読み出してデイスプレイ装置1に表示する。表示された
画像の例を第9図に示す。第9図は、特開昭62-114062
号公報に示されたステツプ9〜17の処理手順によつて
レイアウトされた初期レイアウト案である。
第10図も、ステツプ10の処理にてデイスプレイ装置
1に表示された画像であり、入力装置4にてオペレータ
が指定したプラントコード「M2」の建屋コード「HX
/B」(指定レイアウト領域)に対応するものである。
なお、第10図に示す画像には、建屋コード「HX/
B」に対応する画像と共にメニユー項目「ライン指
定」,「継続」及び「終了」の画像が含まれている。
1に表示された画像であり、入力装置4にてオペレータ
が指定したプラントコード「M2」の建屋コード「HX
/B」(指定レイアウト領域)に対応するものである。
なお、第10図に示す画像には、建屋コード「HX/
B」に対応する画像と共にメニユー項目「ライン指
定」,「継続」及び「終了」の画像が含まれている。
ステツプ11以降の処理手順の内容は、第10図に示す
「HX/B」の画像に基づいて説明する。
「HX/B」の画像に基づいて説明する。
次に、デイスプレイ装置1に表示されたレイアウト領域
(「HX/B」)内のレイアウト対象物であつて排出流
体溜り領域の範囲を探索すべきレイアウト対象物の表示
を行う(ステツプ11)。ステツプ11の処理手順の具
体的な内容を第11図に示す。ステツプ11は、ステツ
プ11A〜11Eを有する。まず、オペレータが入力装
置4にて指定したメニユー領域(デイスプレイ装置1に
表示されている画像(第10図)内)「ライン指定」の
信号が、入力部5dを介して演算部5a内に入力される
(ステツプ11A)。メニユー領域の指定は、入力装置
4には、キーボードと共に設けられた例えばジヨイステ
イツク・マウスと総称される2次元座標入力装置にて実
施する。これにより、流体排出部(ドレン部及びベント
部)の設置範囲探索すなわち排出流体溜り領域の探索の
実行モードに入る。次に、オペレータは、入力装置4を
用いて排出流体溜り領域の範囲を探索すべきレイアウト
対象物(例えば配管系統)の名称を指定する。指定され
たレイアウト対象物のコードが、入力部5dを介して演
算部5d内に入力される(ステツプ11B)。例えば、
ステツプ11Bにてレイアウト対象物のコード「TCW
−4」が入力されたとする。このレイアウト対象物のコ
ードは、中間データ記憶部5cに一時的に記憶される
(ステツプ11C)。そして排出流体溜り領域の範囲を
探索するレイアウト対象物に対応するレイアウト対象物
データが、レイアウト対象物データ記憶装置6より検索
される(ステツプ11D)。すなわち、指定されたレイ
アウト対象物のコードが出力部5fを介してレイアウト
対象物データ記憶装置6に送られ、当該レイアウト対象
物に対応するレイアウト対象物データが検索され、検索
されたレイアウト対象物データが入力部5gを介して演
算部5aに入力されて中間データ記憶部5cに記憶され
る。ステツプ11Dで中間データ記憶部5cに記憶され
るレイアウト対象物データは、第5図及び第6図に示す
データである。次に、ステツプ11Eの処理が実行され
る。このステツプ11Eでは、当該レイアウト対象物を
構成する各構成要素に対応する配置位置座標を、ステツ
プ11Dにて中間データ記憶部5cに記憶させたレイア
ウト対象物データから選択し、これらの座標データを画
像データ出力部5eを介して画像データ記憶装置3に出
力する処理が実行され、同時に選択された各構成要素の
配置位置座標が、各構成要素のレイアウト基準点として
中間データ記憶部5cに再登録される。レイアウト対象
物データ記憶装置6に記憶されているレイアウト対象物
データ(例えば、レイアウト対象物の構成要素の配置位
置座標のデータ)は、ステツプ10の処理を実行する以
前に行なわれた当該レイアウト対象物のレイアウト処理
時に得られたレイアウトの画像データに対応させてすで
に更新されている。従つて、レイアウト対象物のレイア
ウトが終了した時点では、レイアウト対象物データ記憶
装置6に記憶されているレイアウト対象物データは、レ
イアウト対象物画像データ記憶装置8に記憶されている
当該レイアウト対象物の画像データと対応している。な
お、本実施例では、第6図に示すNo.1〜19の各構成
要素の位置座標(X,Y,Z)が、各構成要素のレイア
ウト基準点として中間データ記憶部5cに記憶される。
(「HX/B」)内のレイアウト対象物であつて排出流
体溜り領域の範囲を探索すべきレイアウト対象物の表示
を行う(ステツプ11)。ステツプ11の処理手順の具
体的な内容を第11図に示す。ステツプ11は、ステツ
プ11A〜11Eを有する。まず、オペレータが入力装
置4にて指定したメニユー領域(デイスプレイ装置1に
表示されている画像(第10図)内)「ライン指定」の
信号が、入力部5dを介して演算部5a内に入力される
(ステツプ11A)。メニユー領域の指定は、入力装置
4には、キーボードと共に設けられた例えばジヨイステ
イツク・マウスと総称される2次元座標入力装置にて実
施する。これにより、流体排出部(ドレン部及びベント
部)の設置範囲探索すなわち排出流体溜り領域の探索の
実行モードに入る。次に、オペレータは、入力装置4を
用いて排出流体溜り領域の範囲を探索すべきレイアウト
対象物(例えば配管系統)の名称を指定する。指定され
たレイアウト対象物のコードが、入力部5dを介して演
算部5d内に入力される(ステツプ11B)。例えば、
ステツプ11Bにてレイアウト対象物のコード「TCW
−4」が入力されたとする。このレイアウト対象物のコ
ードは、中間データ記憶部5cに一時的に記憶される
(ステツプ11C)。そして排出流体溜り領域の範囲を
探索するレイアウト対象物に対応するレイアウト対象物
データが、レイアウト対象物データ記憶装置6より検索
される(ステツプ11D)。すなわち、指定されたレイ
アウト対象物のコードが出力部5fを介してレイアウト
対象物データ記憶装置6に送られ、当該レイアウト対象
物に対応するレイアウト対象物データが検索され、検索
されたレイアウト対象物データが入力部5gを介して演
算部5aに入力されて中間データ記憶部5cに記憶され
る。ステツプ11Dで中間データ記憶部5cに記憶され
るレイアウト対象物データは、第5図及び第6図に示す
データである。次に、ステツプ11Eの処理が実行され
る。このステツプ11Eでは、当該レイアウト対象物を
構成する各構成要素に対応する配置位置座標を、ステツ
プ11Dにて中間データ記憶部5cに記憶させたレイア
ウト対象物データから選択し、これらの座標データを画
像データ出力部5eを介して画像データ記憶装置3に出
力する処理が実行され、同時に選択された各構成要素の
配置位置座標が、各構成要素のレイアウト基準点として
中間データ記憶部5cに再登録される。レイアウト対象
物データ記憶装置6に記憶されているレイアウト対象物
データ(例えば、レイアウト対象物の構成要素の配置位
置座標のデータ)は、ステツプ10の処理を実行する以
前に行なわれた当該レイアウト対象物のレイアウト処理
時に得られたレイアウトの画像データに対応させてすで
に更新されている。従つて、レイアウト対象物のレイア
ウトが終了した時点では、レイアウト対象物データ記憶
装置6に記憶されているレイアウト対象物データは、レ
イアウト対象物画像データ記憶装置8に記憶されている
当該レイアウト対象物の画像データと対応している。な
お、本実施例では、第6図に示すNo.1〜19の各構成
要素の位置座標(X,Y,Z)が、各構成要素のレイア
ウト基準点として中間データ記憶部5cに記憶される。
ステツプ11Eの処理が終了すると、画像データ記憶装
置3に入力されたレイアウト対象物の各構成要素の配置
位置座標が、デイスプレイ装置1の画面に表示される。
この時、デイスプレイ装置1の画面に表示されている画
像を第12図に示す。第12図において、・印で示され
る位置が、各構成要素の配置位置座標を示している。本
実施例では、配管系統の曲り部にエルボ(曲管部品)が
設けられているが、曲管部品を設けないで配管を曲げて
曲り部を構成している場合には、この曲り部が上記構成
要素となる。
置3に入力されたレイアウト対象物の各構成要素の配置
位置座標が、デイスプレイ装置1の画面に表示される。
この時、デイスプレイ装置1の画面に表示されている画
像を第12図に示す。第12図において、・印で示され
る位置が、各構成要素の配置位置座標を示している。本
実施例では、配管系統の曲り部にエルボ(曲管部品)が
設けられているが、曲管部品を設けないで配管を曲げて
曲り部を構成している場合には、この曲り部が上記構成
要素となる。
以上でステツプ11の処理が終わりとなり、次にステツ
プ12の処理に移行する。オペレータは、指定されたレ
イアウト領域のレイアウト画像が新規に作成されたもの
であるか否かのレイアウト種別データを入力装置4によ
り入力する。このレイアウト種別データが中間データ記
憶部5cに記憶される。このステツプ12の処理は、ス
テツプ10とステツプ11との間にて実行してもよい。
本実施例では、第10図のレイアウトが修正後のもので
あるので、オペレータはレイアウト種別データとして
「修正レイアウト」を入力する。従つて、ステツプ12
の処理により中間データ記憶部5cのレイアウト種別デ
ータのアドレスに「修正レイアウト」が記憶される。
プ12の処理に移行する。オペレータは、指定されたレ
イアウト領域のレイアウト画像が新規に作成されたもの
であるか否かのレイアウト種別データを入力装置4によ
り入力する。このレイアウト種別データが中間データ記
憶部5cに記憶される。このステツプ12の処理は、ス
テツプ10とステツプ11との間にて実行してもよい。
本実施例では、第10図のレイアウトが修正後のもので
あるので、オペレータはレイアウト種別データとして
「修正レイアウト」を入力する。従つて、ステツプ12
の処理により中間データ記憶部5cのレイアウト種別デ
ータのアドレスに「修正レイアウト」が記憶される。
ステツプ12の後に、指定されたレイアウト対象物内に
おける排出流体溜り領域の位置を求める(ステツプ1
3)。レイアウト13は、第13図に示すように、ステ
ツプ13A(指定レイアウト対象物の各部の上面及び下
面レベルを求める)、ステツプ13B(得られた上面及
び下面レベルに基づいて指定レイアウト対象物内のロー
ポイント及びハイポイントを求める)、ステツプ13C
(流体流出部設置基準データの検索)、ステツプ13D
(排出流体溜り領域の範囲を求める)、及びステツプ1
3E(得られた排出流体溜り領域範囲のうち流体排出部
の設置が真に必要な部分を選択)にて構成されている。
おける排出流体溜り領域の位置を求める(ステツプ1
3)。レイアウト13は、第13図に示すように、ステ
ツプ13A(指定レイアウト対象物の各部の上面及び下
面レベルを求める)、ステツプ13B(得られた上面及
び下面レベルに基づいて指定レイアウト対象物内のロー
ポイント及びハイポイントを求める)、ステツプ13C
(流体流出部設置基準データの検索)、ステツプ13D
(排出流体溜り領域の範囲を求める)、及びステツプ1
3E(得られた排出流体溜り領域範囲のうち流体排出部
の設置が真に必要な部分を選択)にて構成されている。
最初に第14図に詳細に示すステツプ13Aの処理が順
次実行される。ステツプ13Aは、ステツプ13A1〜
13A8の各ステツプを有している。このようなステツ
プ13Aの処理内容を順を追つて説明する。
次実行される。ステツプ13Aは、ステツプ13A1〜
13A8の各ステツプを有している。このようなステツ
プ13Aの処理内容を順を追つて説明する。
まず、中間データ記憶部5cから、指定レイアウト対象
物に関るレイアウト対象物データを読み取る(ステツプ
13A1)。次に、指定レイアウト対象物の各構成要素
毎のレイアウト基準点が、指定レイアウト対象物の水平
部分及び垂直部分のいずれに位置しているのかをレイア
ウト対象物データに基づいて求める(ステツプ13
A2)。得られた結果は、中間データ記憶部5cに記憶
される。各レイアウト基準点が水平部分にあるのか垂直
部分にあるのかを判断する方法は、当該レイアウト基準
点のレベル座標値とこれと前後して配置されたレイアウ
ト基準点のレベル座標値と比較するものである。すなわ
ち、当該レイアウト基準点のレベル座標値が後者のレイ
アウト基準点のレベル座標値と等しい場合には当該レイ
アウト基準点が水平部分に位置し、それらのレベル座標
値が等しくない場合には当該レイアウト基準点が垂直部
分に位置しているのである。本実施例では、第6図のZ
座標をレベル座標値とすれば、レイアウト基準点No.7
のみが垂直部分にあり、他のレイアウト基準点は水平部
分にあることが容易に求められる。水平部分に位置する
レイアウト基準点には「SH」及び垂直部分に位置する
レイアウト基準点にはは「SC」のレベルルフラグを立
てる(第15図)。
物に関るレイアウト対象物データを読み取る(ステツプ
13A1)。次に、指定レイアウト対象物の各構成要素
毎のレイアウト基準点が、指定レイアウト対象物の水平
部分及び垂直部分のいずれに位置しているのかをレイア
ウト対象物データに基づいて求める(ステツプ13
A2)。得られた結果は、中間データ記憶部5cに記憶
される。各レイアウト基準点が水平部分にあるのか垂直
部分にあるのかを判断する方法は、当該レイアウト基準
点のレベル座標値とこれと前後して配置されたレイアウ
ト基準点のレベル座標値と比較するものである。すなわ
ち、当該レイアウト基準点のレベル座標値が後者のレイ
アウト基準点のレベル座標値と等しい場合には当該レイ
アウト基準点が水平部分に位置し、それらのレベル座標
値が等しくない場合には当該レイアウト基準点が垂直部
分に位置しているのである。本実施例では、第6図のZ
座標をレベル座標値とすれば、レイアウト基準点No.7
のみが垂直部分にあり、他のレイアウト基準点は水平部
分にあることが容易に求められる。水平部分に位置する
レイアウト基準点には「SH」及び垂直部分に位置する
レイアウト基準点にはは「SC」のレベルルフラグを立
てる(第15図)。
ステツプ13A3にて各レイアウト基準点が水平部分及
び垂直部分のどちらに位置しているのかが判定される。
水平部分に位置しているレイアウト基準点に対してはス
テツプ13A4及び13A5の各演算処理が行われ、垂
直部分に位置しているレイアウト基準点に対してはステ
ツプ13A6及び13A7の各演算処理が実行される。
すなわち、レイアウト基準点が水平部分に位置している
場合には、当該レイアウト基準点に位置する構成要素の
上面レベルを、 と定義し(ステツプ13A4)、その構成要素の下面レ
ベルを、 として定義する(ステツプ13A5)。レイアウト基準
点が垂直部分に位置しているならば当該レイアウト基準
点に位置する構成要素の上面レベルを、 (上面レベル)=(レベル座標値) と定義し(ステツプ13A6)、その構成要素の下面レ
ベルを、 (下面レベル)=(レベル座標値) として定義する(ステツプ13A7)。例えば、第6図
のNo.4のレイアウト基準点は、水平部分に位置してお
りレベル座標値が「−11000」でその基準点に位置
澄るストレーナS−1の口径が600であるので、構成
要素であるストレーナS−1の上面及び下面レベルは下
記のようになる。
び垂直部分のどちらに位置しているのかが判定される。
水平部分に位置しているレイアウト基準点に対してはス
テツプ13A4及び13A5の各演算処理が行われ、垂
直部分に位置しているレイアウト基準点に対してはステ
ツプ13A6及び13A7の各演算処理が実行される。
すなわち、レイアウト基準点が水平部分に位置している
場合には、当該レイアウト基準点に位置する構成要素の
上面レベルを、 と定義し(ステツプ13A4)、その構成要素の下面レ
ベルを、 として定義する(ステツプ13A5)。レイアウト基準
点が垂直部分に位置しているならば当該レイアウト基準
点に位置する構成要素の上面レベルを、 (上面レベル)=(レベル座標値) と定義し(ステツプ13A6)、その構成要素の下面レ
ベルを、 (下面レベル)=(レベル座標値) として定義する(ステツプ13A7)。例えば、第6図
のNo.4のレイアウト基準点は、水平部分に位置してお
りレベル座標値が「−11000」でその基準点に位置
澄るストレーナS−1の口径が600であるので、構成
要素であるストレーナS−1の上面及び下面レベルは下
記のようになる。
第6図のNo.7のレイアウト基準点は垂直部分に位置し
ておりレベル座標が「−7450」でその基準点に位置
するコントロール弁CV−1の口径が600であるの
で、構成要素であるコントロール弁CV−1の上面及び
下面レベルは下記のようになる。
ておりレベル座標が「−7450」でその基準点に位置
するコントロール弁CV−1の口径が600であるの
で、構成要素であるコントロール弁CV−1の上面及び
下面レベルは下記のようになる。
上面レベル(Z1)=−7450 下面レベル(Z2)=−7450 以上のように、ステツプ13A4〜13A7にて求めら
れた各構成要素の上面及び下面レベルの値及びステツプ
13A2にて得られた各レイアウト基準点のレベルフラ
グを、中間データ記憶部5cに記憶する(ステツプ13
A8)。ステツプ13A8にて中間データ記憶部5cに
記憶させた状態を第15図に示す。なお、前述した各口
径は、外径を意味している。口径として構成要素の内径
を用いた場合には、上面及び下面レベルをより正確に求
めることができる。ちなみに、内径から肉厚を引くこと
によつて求められる。
れた各構成要素の上面及び下面レベルの値及びステツプ
13A2にて得られた各レイアウト基準点のレベルフラ
グを、中間データ記憶部5cに記憶する(ステツプ13
A8)。ステツプ13A8にて中間データ記憶部5cに
記憶させた状態を第15図に示す。なお、前述した各口
径は、外径を意味している。口径として構成要素の内径
を用いた場合には、上面及び下面レベルをより正確に求
めることができる。ちなみに、内径から肉厚を引くこと
によつて求められる。
ステツプ13Bは、ステツプ13Aにて求めた上面及び
下面レベルの値に基づいて指定レイアウト対象物内のロ
ーポイント及びハイポイントを求めるものである。この
ステツプ13Bは、ステツプ13B1〜13B11の11
のステツプからなつている。
下面レベルの値に基づいて指定レイアウト対象物内のロ
ーポイント及びハイポイントを求めるものである。この
ステツプ13Bは、ステツプ13B1〜13B11の11
のステツプからなつている。
中間データ記憶部5Cから、ステツプ13A8にて記憶
した指定レイアウト対象物の各構成要素毎の上面及び下
面レベルのレベル座標値(Z1,Z2)読み取る。次
に、各構成要素のレイアウト基準点に対して、上面レベ
ルのレベル座標値(Z1)が変わる毎に新たに上面レベ
ル番号を付ける(ステツプ13B2)。例えば、No.1
からNo.6までのレイアウト基準点に対してはZ1=−
10700であるのでこれらのレイアウト基準点の上面
レベル番号が「1」、No.7のレイアウト基準点に対し
てはZ1=−7450であるのでこのレイアウト基準点
の上面レベル番号が「2」、No.8のレイアウト基準点
に対してはZ1=−5300であるのでこのレイアウト
基準点の上面レベル番号が「3」、及びNo.9からNo.1
0までのレイアウト基準点に対してはZ1=−5200
であるのでこれらのレイアウト基準点の上面レベル番号
が「4」……というように付される。その後、ステツプ
13B3にて、ステツプ13B2と同様な手法で各構成
要素のレイアウト基準点に対して、下面レベル座標値
(Z2)が変わる毎に新たに下面レベル番号を付ける。
なお、ステツプ13B2及び13B3においては、得ら
れた上面レベル番号及び下面レベル番号が中間データ記
憶部5cに記憶される。これの記憶された状態を第17
図に示す。
した指定レイアウト対象物の各構成要素毎の上面及び下
面レベルのレベル座標値(Z1,Z2)読み取る。次
に、各構成要素のレイアウト基準点に対して、上面レベ
ルのレベル座標値(Z1)が変わる毎に新たに上面レベ
ル番号を付ける(ステツプ13B2)。例えば、No.1
からNo.6までのレイアウト基準点に対してはZ1=−
10700であるのでこれらのレイアウト基準点の上面
レベル番号が「1」、No.7のレイアウト基準点に対し
てはZ1=−7450であるのでこのレイアウト基準点
の上面レベル番号が「2」、No.8のレイアウト基準点
に対してはZ1=−5300であるのでこのレイアウト
基準点の上面レベル番号が「3」、及びNo.9からNo.1
0までのレイアウト基準点に対してはZ1=−5200
であるのでこれらのレイアウト基準点の上面レベル番号
が「4」……というように付される。その後、ステツプ
13B3にて、ステツプ13B2と同様な手法で各構成
要素のレイアウト基準点に対して、下面レベル座標値
(Z2)が変わる毎に新たに下面レベル番号を付ける。
なお、ステツプ13B2及び13B3においては、得ら
れた上面レベル番号及び下面レベル番号が中間データ記
憶部5cに記憶される。これの記憶された状態を第17
図に示す。
ステツプ13B4は、各レイアウト基準点に対して、付
された上面レベルル番号が指定レイアウト対象物の中で
最初または最後の番号であるか否かを判定する。上面レ
ベル番号が上記の最初または最後の番号である場合に
は、ハイポイントのフラグHを立てずにステツプ13B
5及び13B6を飛ばしてステツプ13B7の処理に移
行する。例えば、レイアウト基準点No.2は上面レベル
番号が「1」で最初の上面レベル番号であり、レイアウ
ト基準点No.16は上面レベルル番号が「7」で最後の
レベル番号である。これらのレイアウト基準点に対して
は、ステツプ13B5及び13B6の処理が行われずに
ステツプ13B7の処理が実行される。上面レベル番号
が上記の最初または最後の番号でない場合には、ステツ
プ13B5〜13B7の各処理が順次実行される。
された上面レベルル番号が指定レイアウト対象物の中で
最初または最後の番号であるか否かを判定する。上面レ
ベル番号が上記の最初または最後の番号である場合に
は、ハイポイントのフラグHを立てずにステツプ13B
5及び13B6を飛ばしてステツプ13B7の処理に移
行する。例えば、レイアウト基準点No.2は上面レベル
番号が「1」で最初の上面レベル番号であり、レイアウ
ト基準点No.16は上面レベルル番号が「7」で最後の
レベル番号である。これらのレイアウト基準点に対して
は、ステツプ13B5及び13B6の処理が行われずに
ステツプ13B7の処理が実行される。上面レベル番号
が上記の最初または最後の番号でない場合には、ステツ
プ13B5〜13B7の各処理が順次実行される。
ステツプ13B5は、各レイアウト基準点に対して、下
記の(1)及び(2)式の2つの論理式を満足するか否かを判
定する。(1)及び(2)式を満足するレイアウト基準点の上
面レベルがハイポイトである。これらの論理式が満足さ
れないときには、ステツプ13B6の処理が実行され
る。
記の(1)及び(2)式の2つの論理式を満足するか否かを判
定する。(1)及び(2)式を満足するレイアウト基準点の上
面レベルがハイポイトである。これらの論理式が満足さ
れないときには、ステツプ13B6の処理が実行され
る。
(1つのレイアウト基準点の上面レベル番号に対応す るレベル座標値)>(その上面レベル番号よりも1つの 前の上面レベル番号に対応するレベル座標値) …(1) 1つのレイアウト基準点の上面レベル番号に対応する レベル座標値)>(その上面レベル番号よりも1つの 後の上面レベル番号に対応するレベル座標値) …(2) 例えば、レイアウト基準点No.9については、上面レベ
ル番号が「4」でそのレベル座標値が「−5200」 1つ前の上面レベル番号3におけるレベル座標値が「−
7450」 及び 1つ後の上面レベル番号5におけるレベル座標値が「−
5300」 である。従つて、−5200>−7450かつ−520
0>−5300であるから(1)及び(2)式の両者を満足
し、レイアウト基準点No.9の上面レベルはハイポイン
トである。レイアウト基準点No.11については、 上面レベル番号が「5」でそのレベル座標値が「−53
00」 1つ前の上面レベル番号4におけるレベル座標値が「−
5200」 1つ後の上面レベル番号6におけるレベル座標値が「−
6900」 である。従つ、−5300>−6900となるが、−5
300>−5200ではないため、レイアウト基準点N
o.11の上面レベルはハイポイントにならない。
ル番号が「4」でそのレベル座標値が「−5200」 1つ前の上面レベル番号3におけるレベル座標値が「−
7450」 及び 1つ後の上面レベル番号5におけるレベル座標値が「−
5300」 である。従つて、−5200>−7450かつ−520
0>−5300であるから(1)及び(2)式の両者を満足
し、レイアウト基準点No.9の上面レベルはハイポイン
トである。レイアウト基準点No.11については、 上面レベル番号が「5」でそのレベル座標値が「−53
00」 1つ前の上面レベル番号4におけるレベル座標値が「−
5200」 1つ後の上面レベル番号6におけるレベル座標値が「−
6900」 である。従つ、−5300>−6900となるが、−5
300>−5200ではないため、レイアウト基準点N
o.11の上面レベルはハイポイントにならない。
ステツプ13B5において(1)及び(2)式を満足する上面
レベルを有するレイアウト基準点に対してハイポイント
のフラグHが立てられ、これが中間データ記憶部5cに
記憶される(ステツプ13B6)。その後、ステツプ1
3B7にて、指定レイアウト対象物内の全レイアウト基
準点についてのチエツクが完了したか否かを判定する。
全レイアウト基準点についてのチエツクが完了していな
い場合には、残つているレイアウト基準点に対してステ
ツプ13B4の処理が実行される。全レイアウト基準点
についてのチエツクが完了した場合には、ステツプ13
B8の処理が行なわれる。
レベルを有するレイアウト基準点に対してハイポイント
のフラグHが立てられ、これが中間データ記憶部5cに
記憶される(ステツプ13B6)。その後、ステツプ1
3B7にて、指定レイアウト対象物内の全レイアウト基
準点についてのチエツクが完了したか否かを判定する。
全レイアウト基準点についてのチエツクが完了していな
い場合には、残つているレイアウト基準点に対してステ
ツプ13B4の処理が実行される。全レイアウト基準点
についてのチエツクが完了した場合には、ステツプ13
B8の処理が行なわれる。
ステツプ13bB8は、ステツプ13B4の上面レベル
を下面レベルに替えただけであり、処理の考え方はステ
ツプ13B4と同じである。すなわち、各レイアウト基
準点に対して、付された下面レベル番号が指定レイアウ
ト対象物の中で最初または最後の番号であるか否かを判
定する。下面レベル番号がこれらの番号に該当するレイ
アウト基準点に対しては、ステツプ13B11の処理を行
う。例えば、レイアウト基準点No.2及びNo.16に対し
ては、ステツプ13B9及び13B10の処理が行われず
ステツプ13B11の処理が実行される。
を下面レベルに替えただけであり、処理の考え方はステ
ツプ13B4と同じである。すなわち、各レイアウト基
準点に対して、付された下面レベル番号が指定レイアウ
ト対象物の中で最初または最後の番号であるか否かを判
定する。下面レベル番号がこれらの番号に該当するレイ
アウト基準点に対しては、ステツプ13B11の処理を行
う。例えば、レイアウト基準点No.2及びNo.16に対し
ては、ステツプ13B9及び13B10の処理が行われず
ステツプ13B11の処理が実行される。
下面レベル番号が最初または最後の下面レベル番号に該
当しないとステツプ13B8にて判定されたレイアウト
基準点に対しては、ステツプ13B9〜13B11の各処
理が行われる。ステツプ13B9では、各レイアウト基
準点に対して下記の(3)及び(4)式の2つの論理式を満足
するか否かが判定される。(3)及び(4)式を満足するレイ
アウト基準点の下面レベルがローポイントである。これ
らの論理式が満足されないときには、ステツプ13B11
の処理に移行する。
当しないとステツプ13B8にて判定されたレイアウト
基準点に対しては、ステツプ13B9〜13B11の各処
理が行われる。ステツプ13B9では、各レイアウト基
準点に対して下記の(3)及び(4)式の2つの論理式を満足
するか否かが判定される。(3)及び(4)式を満足するレイ
アウト基準点の下面レベルがローポイントである。これ
らの論理式が満足されないときには、ステツプ13B11
の処理に移行する。
(1つのレイアウト基準点の下面レベル番号に対応す るレベル座標値)>(その下面レベル番号よりも1つ 前の下面レベル番号に対応するレベル座標値) …(3) (1つのレイアウト基準点の下面レベル番号に対応 するレベル座標値)>(その下面レベル番号よりも1 つ後の下面レベル番号に対応するレベル座標値) …
(4) 例えば、レイアウト基準点No.8については、 下面レベル番号が「3」でそのレベル座標値が「−59
00」 1つ前の下面レベル番号2におけるレベル座標値が「−
7450」 及び 1つ後の下面レベル番号4におけるレベル座標値が「−
6000」 である。従つて、−5900<−7450でも−590
0<−6000でもないため、レイアウト基準点No.8
の下面レベルはローポイントではない。またレイアウト
基準点No.14については、 下面レベル番号が「6」でそのレベル座標値が「−75
00」 1つ前の下面レベル番号5におけるレベル座標値が「−
5900」 及び 1つ後の下面レベルル番号7におけるそのレベル座標値
が「−3500」 である。従つて、−7500<−5900かつ−750
0<−3500であるから、(3)及び(4)式の両方を満足
し、レイアウト基準点14の下面レベルはローポイント
になる。
(4) 例えば、レイアウト基準点No.8については、 下面レベル番号が「3」でそのレベル座標値が「−59
00」 1つ前の下面レベル番号2におけるレベル座標値が「−
7450」 及び 1つ後の下面レベル番号4におけるレベル座標値が「−
6000」 である。従つて、−5900<−7450でも−590
0<−6000でもないため、レイアウト基準点No.8
の下面レベルはローポイントではない。またレイアウト
基準点No.14については、 下面レベル番号が「6」でそのレベル座標値が「−75
00」 1つ前の下面レベル番号5におけるレベル座標値が「−
5900」 及び 1つ後の下面レベルル番号7におけるそのレベル座標値
が「−3500」 である。従つて、−7500<−5900かつ−750
0<−3500であるから、(3)及び(4)式の両方を満足
し、レイアウト基準点14の下面レベルはローポイント
になる。
ステツプ13B9において(3)及び(4)式を満足する下面
レベルを有するレイアウト基準点に対してローポイント
フラグLを立て、これが中間データ記憶部5cに記憶さ
れる(ステツプ13B10)。その後ステツプ13B11に
て、指定レイアウト対象物の全レイアウト基準点につい
てのチエツクが完了したか否かを判定する。このチエツ
クが完了していなない場合はステツプ13B8の処理
が、それが完了した場合には新たなステツプ13Cの処
理が実行される。第18図は、ステツプ13B10の処理
が終つた時点でのハイポイントH及びローポイントLに
関する中間データ記憶部5cの記憶状態を示している。
レベルを有するレイアウト基準点に対してローポイント
フラグLを立て、これが中間データ記憶部5cに記憶さ
れる(ステツプ13B10)。その後ステツプ13B11に
て、指定レイアウト対象物の全レイアウト基準点につい
てのチエツクが完了したか否かを判定する。このチエツ
クが完了していなない場合はステツプ13B8の処理
が、それが完了した場合には新たなステツプ13Cの処
理が実行される。第18図は、ステツプ13B10の処理
が終つた時点でのハイポイントH及びローポイントLに
関する中間データ記憶部5cの記憶状態を示している。
次に、ステツプ13Cの詳細な内容を第19図により説
明する。
明する。
まず、流体排出部設置基準データ記憶装置7に記憶した
全ての流体排出部設置基準データを検索し、流体排出部
設置基準データ入力部5hを介し読み込む(ステツプ1
3C1)次に、読み込んだ全流体排出部設置基準データ
を、番号付けして中間データ記憶部5cに書き込む(ス
テツプ13C2)。すなわち、第7図に示した流体排出
部設置基準データが中間データ記憶部5cに記憶され
る。これらの流体排出部設置基準データは、レイアウト
対象物の系統設計を行なう上でドレン溜り領域及びベン
ト溜り領域等の排出流体溜り領域が生じる箇所へのドレ
ン部及びベント部等の流体排出部の設置を促すものであ
る。本実施例においてベント溜り領域は、空気溜り領域
である。ドレン部にはドレン抜き配管及びベント部には
ベント抜き配管(空気抜き配管)が設置される。
全ての流体排出部設置基準データを検索し、流体排出部
設置基準データ入力部5hを介し読み込む(ステツプ1
3C1)次に、読み込んだ全流体排出部設置基準データ
を、番号付けして中間データ記憶部5cに書き込む(ス
テツプ13C2)。すなわち、第7図に示した流体排出
部設置基準データが中間データ記憶部5cに記憶され
る。これらの流体排出部設置基準データは、レイアウト
対象物の系統設計を行なう上でドレン溜り領域及びベン
ト溜り領域等の排出流体溜り領域が生じる箇所へのドレ
ン部及びベント部等の流体排出部の設置を促すものであ
る。本実施例においてベント溜り領域は、空気溜り領域
である。ドレン部にはドレン抜き配管及びベント部には
ベント抜き配管(空気抜き配管)が設置される。
以上のステツプ13Cが終了すると、引続いてステツプ
13Dの処理が行われる。ステツプ13Dは、ステツプ
13D1〜13D5のステツプを有している。
13Dの処理が行われる。ステツプ13Dは、ステツプ
13D1〜13D5のステツプを有している。
指定レイアウト対象物内の全レイアウト基準点の1つが
中間データ記憶部5cから選択される(ステツプ13D
1)。次に、選択したレイアウト基準点に対応する構成
要素に関するレイアウト対象物データ、及びハイポイン
ト及びローポイントデータが、同様に中間データ記憶部
5cから読み出される(ステツプ13D2)。選択した
レイアウト基準点に対応するレイアウト対象物データ、
ハイポイントデータ及びローポイントデータに基づいて
該当する流体排出部設置基準データを中間データ記憶部
5cより選択する(ステツプ13D3)。すなわち、中
間データ記憶部5cに記憶されている流体排出部設置基
準データの条件データ部の全データが当該レイアウト基
準点に対応する各データ内に存在するか否かをチエツク
する。条件データ部に示された全データに該当するもの
が当該レイアウト基準点に対応するデータ内にあれば、
その条件データ部を有する流体排出部設置基準データが
選択されて取出される。そしてステツプ13D4の処理
に移行する。ステツプ13D4では、選択された流体排
出部設置基準データの結論データ部に示された流体排出
部の設置位置に該当する部分のレイアウト基準点に排出
流体溜り領域のフラグを立てると共に流体排出部設置基
準データ番号を付し、その状態で中間データ記憶部5c
に記憶させる処理が行われる。すなわち、上記結論デー
タ部に示された流体排出部の設置位置がステツプ13D
1にて選択された当該レイアウト基準点であればその点
に、その基準点よりも上流側であれば上流側のレイアウ
ト基準点に、またその基準点よりも下流側であれば下流
側のレイアウト基準点にそれぞれ排出流体溜り領域のフ
ラグと該当する流体排出部設置基準データ番号を与え
る。その後、得られたデータがレイアウト基準点と共に
中間データ記憶部5cに記憶される。ステツプ13D5
は、以上述べた処理が指定レイアウト対象物の全レイア
ウト基準点に対して行われたかをチエツクする。処理が
実行されていないレイアウト基準点があれば、ステツプ
13D1〜13D5の処理が繰返えされる。全レイアウ
ト基準点に対するステツプ13D1〜13D4の処理が
終了した時点で、本実施例はステツプ13Eへと移つ
る。ステツプ13D4にて付与される排出流体溜り領域
のフラグは、具体的に言えないドレン部を設ける必要が
あるドレン溜り領域であればD、ベント部、すなわち空
気抜きを設ける必要であるベント溜り領域(空気溜り領
域)であればVである。
中間データ記憶部5cから選択される(ステツプ13D
1)。次に、選択したレイアウト基準点に対応する構成
要素に関するレイアウト対象物データ、及びハイポイン
ト及びローポイントデータが、同様に中間データ記憶部
5cから読み出される(ステツプ13D2)。選択した
レイアウト基準点に対応するレイアウト対象物データ、
ハイポイントデータ及びローポイントデータに基づいて
該当する流体排出部設置基準データを中間データ記憶部
5cより選択する(ステツプ13D3)。すなわち、中
間データ記憶部5cに記憶されている流体排出部設置基
準データの条件データ部の全データが当該レイアウト基
準点に対応する各データ内に存在するか否かをチエツク
する。条件データ部に示された全データに該当するもの
が当該レイアウト基準点に対応するデータ内にあれば、
その条件データ部を有する流体排出部設置基準データが
選択されて取出される。そしてステツプ13D4の処理
に移行する。ステツプ13D4では、選択された流体排
出部設置基準データの結論データ部に示された流体排出
部の設置位置に該当する部分のレイアウト基準点に排出
流体溜り領域のフラグを立てると共に流体排出部設置基
準データ番号を付し、その状態で中間データ記憶部5c
に記憶させる処理が行われる。すなわち、上記結論デー
タ部に示された流体排出部の設置位置がステツプ13D
1にて選択された当該レイアウト基準点であればその点
に、その基準点よりも上流側であれば上流側のレイアウ
ト基準点に、またその基準点よりも下流側であれば下流
側のレイアウト基準点にそれぞれ排出流体溜り領域のフ
ラグと該当する流体排出部設置基準データ番号を与え
る。その後、得られたデータがレイアウト基準点と共に
中間データ記憶部5cに記憶される。ステツプ13D5
は、以上述べた処理が指定レイアウト対象物の全レイア
ウト基準点に対して行われたかをチエツクする。処理が
実行されていないレイアウト基準点があれば、ステツプ
13D1〜13D5の処理が繰返えされる。全レイアウ
ト基準点に対するステツプ13D1〜13D4の処理が
終了した時点で、本実施例はステツプ13Eへと移つ
る。ステツプ13D4にて付与される排出流体溜り領域
のフラグは、具体的に言えないドレン部を設ける必要が
あるドレン溜り領域であればD、ベント部、すなわち空
気抜きを設ける必要であるベント溜り領域(空気溜り領
域)であればVである。
ステツプ13D3及び13D4の処理内容を配管系統
「TCW−4」を例に取つて説明する。
「TCW−4」を例に取つて説明する。
レイアウト基準点No.2では、第5図及び第6図より、
構成要素「CH−1」、及び種類が「逆止弁」であり、
その上流側がポンプであつて下流側が立上り配管となる
ため、その基準点のデータは、第7図で示す番号15の
流体排出部設置基準データ部の条件データ部と合致す
る。従つて、No.2のレイアウト基準点に対しては、番
号15の流体排出部設置基準データが選択される。その
設置基準データの結論データ部を参照すると、流体排出
部の設置が「下流側」で、対象が「ドレン」であるの
で、レイアウト基準点No.2以降の下流側のレイアウト
基準点(但し、次の立上り配管となる点、即ちレベルフ
ラグが「V」になる点まで)No.2からNo.6までに、
「ドレン溜り領域」のフラグD及び該当する流体排出部
設置基準データの番号15を与える。また、レイアウト
基準点No.9は、第5図に示すように、名称コード「T
CW−4」の流体名が「液体」で、口径が「600」で
あり、しかも、ローポイントでかつハイポイントである
(第18図))ため、第7図の番号1及び2の流体排出
部設置基準データの条件データ部と合致する。その基準
データの結論データ部を参照すると、番号1の設置基準
データでは設置が「当該点」で対象が「ベント」であ
り、番号2の設置基準データでは設置が「当該点」で対
象が「ドレン」であるので、No.9のレイアウト基準点
に対してのみ、「ドレン溜り領域」のフラグD、それに
該当する流体排出部設置基準データ番号2、「ベント溜
り領域」のフラグV、それに該当する流体排出部設置基
準データ番号1を与える。もし、各レイアウト基準点に
対して、適用する流体排出部設置基準データがいくつも
ある場合は、ドレン溜り領域及びベント溜り領域等の排
出流体溜り領域のフラグはそのままにして流体排出部設
置基準データ番号を順次、追加していく。第21図に、
ステツプ13D処理にて得られたデータの中間データ記
憶部5c内の記憶状態を示す。
構成要素「CH−1」、及び種類が「逆止弁」であり、
その上流側がポンプであつて下流側が立上り配管となる
ため、その基準点のデータは、第7図で示す番号15の
流体排出部設置基準データ部の条件データ部と合致す
る。従つて、No.2のレイアウト基準点に対しては、番
号15の流体排出部設置基準データが選択される。その
設置基準データの結論データ部を参照すると、流体排出
部の設置が「下流側」で、対象が「ドレン」であるの
で、レイアウト基準点No.2以降の下流側のレイアウト
基準点(但し、次の立上り配管となる点、即ちレベルフ
ラグが「V」になる点まで)No.2からNo.6までに、
「ドレン溜り領域」のフラグD及び該当する流体排出部
設置基準データの番号15を与える。また、レイアウト
基準点No.9は、第5図に示すように、名称コード「T
CW−4」の流体名が「液体」で、口径が「600」で
あり、しかも、ローポイントでかつハイポイントである
(第18図))ため、第7図の番号1及び2の流体排出
部設置基準データの条件データ部と合致する。その基準
データの結論データ部を参照すると、番号1の設置基準
データでは設置が「当該点」で対象が「ベント」であ
り、番号2の設置基準データでは設置が「当該点」で対
象が「ドレン」であるので、No.9のレイアウト基準点
に対してのみ、「ドレン溜り領域」のフラグD、それに
該当する流体排出部設置基準データ番号2、「ベント溜
り領域」のフラグV、それに該当する流体排出部設置基
準データ番号1を与える。もし、各レイアウト基準点に
対して、適用する流体排出部設置基準データがいくつも
ある場合は、ドレン溜り領域及びベント溜り領域等の排
出流体溜り領域のフラグはそのままにして流体排出部設
置基準データ番号を順次、追加していく。第21図に、
ステツプ13D処理にて得られたデータの中間データ記
憶部5c内の記憶状態を示す。
ステツプ13Dの実行後に行われるステツプ13Eの内
容について説明する。ステツプ13Eは、ステツプ13
Dにて求められた排出流体溜り領域のうちで指定レイア
ウト対象物において流体排出部を必らず設ける必要のあ
る排出流体溜り領域の部分を選択する処理を行う。ステ
ツプ13Eは、第22図に示すようにステツプ13E1
〜13E3を有している。
容について説明する。ステツプ13Eは、ステツプ13
Dにて求められた排出流体溜り領域のうちで指定レイア
ウト対象物において流体排出部を必らず設ける必要のあ
る排出流体溜り領域の部分を選択する処理を行う。ステ
ツプ13Eは、第22図に示すようにステツプ13E1
〜13E3を有している。
ステツプ13E1は、指定レイアウト対象物に対応する
排出流体溜り領域に関するデータを中間データ記憶部5
cから読取る。次に全レイアウト基準点を、同じ種類の
排出流体溜り領域(ドレン溜り領域またはは空気溜り領
域)に対して同一の流体排出部設置基準データ番号が連
続して付されているレイアウト基準点毎にグループ分け
してグループ毎に流体排出部1つの設置範囲とし、その
設置範囲に適用される流体排出部設置基準データを設定
する(ステツプ13E2)設置範囲は、具体的に1つの
グループ内でレイアウト基準点の番号を若い順に並べて
そのグループ内での最初と最後のレイアウト基準点の番
号でもつて表示する。例えば、第21図の例では、ドレ
ン溜り領域に対して、No.1〜No.4のレイアウト基準点
が1つのグループ(No.20の流体排出部設置基準デー
タが適用)を形成し、No.16〜17のレイアウト基準
点が他の1つのグループを形成し、No.15の設置基準
データに基づけばNo.2〜No.6のレイアウト基準点が他
の1つのグループを形成する。第23図は、ステツプ1
3E2の処理終了時でのレイアウト基準点のグループ分
けを示し、それらの各々のグループが対応する流体排出
部を設置する排出流体溜り領域の範囲を示している。第
23図で始点及び終点の欄に示される数字は、レイアウ
ト基準点の番号である。
排出流体溜り領域に関するデータを中間データ記憶部5
cから読取る。次に全レイアウト基準点を、同じ種類の
排出流体溜り領域(ドレン溜り領域またはは空気溜り領
域)に対して同一の流体排出部設置基準データ番号が連
続して付されているレイアウト基準点毎にグループ分け
してグループ毎に流体排出部1つの設置範囲とし、その
設置範囲に適用される流体排出部設置基準データを設定
する(ステツプ13E2)設置範囲は、具体的に1つの
グループ内でレイアウト基準点の番号を若い順に並べて
そのグループ内での最初と最後のレイアウト基準点の番
号でもつて表示する。例えば、第21図の例では、ドレ
ン溜り領域に対して、No.1〜No.4のレイアウト基準点
が1つのグループ(No.20の流体排出部設置基準デー
タが適用)を形成し、No.16〜17のレイアウト基準
点が他の1つのグループを形成し、No.15の設置基準
データに基づけばNo.2〜No.6のレイアウト基準点が他
の1つのグループを形成する。第23図は、ステツプ1
3E2の処理終了時でのレイアウト基準点のグループ分
けを示し、それらの各々のグループが対応する流体排出
部を設置する排出流体溜り領域の範囲を示している。第
23図で始点及び終点の欄に示される数字は、レイアウ
ト基準点の番号である。
ステツプ13E2の終了後、ステツプ13E3が実行さ
れる。すなわち、ステツプ13E2にて設定された指定
レイアウト対象物内の排出流体溜り領域範囲のうちで、
流体排出部を必らず設ける必要のある部分を選択し、そ
の部分を中間データ記憶部5cに記憶する。逆に言え
ば、排出流体溜り領域範囲内で流体排出部を設けなくて
もよい部分を選択することである。具体的には、複数の
流体排出部設置基準データに対応複数の排出流体溜り領
域範囲であつて一部で範囲が重複する複数の排出流体溜
り領域範囲に対しては、その重複する部分を取出して流
体排出部を設置する必要のある新たな排出流体溜り領域
範囲として設定する。重複の流体排出部設置基準データ
に対応した複数の排出流体溜り領域範囲のうち重複部分
を除いた部分は、流体排出部を設ける範囲から排除す
る。ステツプ13E3にて流体排出部を設けるために新
たに設定された排出流体溜り領域範囲は、中間データ記
憶部5cに記憶される。すなわち、第23図において流
体排出部設置基準データ番号20に対するレイアウト基
準点No.1〜No.4のグループと流体排出部設置基準デー
タ番号15に対するレイアウト基準点No.2〜No.6のグ
ループの一部が重複している。このためステツプ13E
2にてレイアウト基準点No.2〜No.4の重複範囲が選択
され、新たな排出流体溜り領域範囲として中間データ記
憶部5cに記憶される。その記憶状態を第24図(A)
及び(B)に示す。
れる。すなわち、ステツプ13E2にて設定された指定
レイアウト対象物内の排出流体溜り領域範囲のうちで、
流体排出部を必らず設ける必要のある部分を選択し、そ
の部分を中間データ記憶部5cに記憶する。逆に言え
ば、排出流体溜り領域範囲内で流体排出部を設けなくて
もよい部分を選択することである。具体的には、複数の
流体排出部設置基準データに対応複数の排出流体溜り領
域範囲であつて一部で範囲が重複する複数の排出流体溜
り領域範囲に対しては、その重複する部分を取出して流
体排出部を設置する必要のある新たな排出流体溜り領域
範囲として設定する。重複の流体排出部設置基準データ
に対応した複数の排出流体溜り領域範囲のうち重複部分
を除いた部分は、流体排出部を設ける範囲から排除す
る。ステツプ13E3にて流体排出部を設けるために新
たに設定された排出流体溜り領域範囲は、中間データ記
憶部5cに記憶される。すなわち、第23図において流
体排出部設置基準データ番号20に対するレイアウト基
準点No.1〜No.4のグループと流体排出部設置基準デー
タ番号15に対するレイアウト基準点No.2〜No.6のグ
ループの一部が重複している。このためステツプ13E
2にてレイアウト基準点No.2〜No.4の重複範囲が選択
され、新たな排出流体溜り領域範囲として中間データ記
憶部5cに記憶される。その記憶状態を第24図(A)
及び(B)に示す。
以上の処理にて、ステツプ13の全処理が終了する。ス
テツプ13は、レイアウト対象物データに基づいて各構
成要素間のレベル差を考慮して指定レイアウト対象物内
のローポイント及びハイポイントを求める第1の部分
(ステツプ13A,13B)、流体排出部設置基準に基
づいて指定レイアウト対象物内の排出流体領域範囲を漏
れなく求める第2の部分(ステツプ13C,13D)及
び指定レイアウト対象物内の排出流体領域範囲のうち真
に流体排出部を設ける必要のある部分を選定する第3の
部分(ステツプ13E)を有している。上記第1の部分
で得られた指定レイアウト対象物内のローポイントはド
レン溜り領域でありハイポイントはベント溜り領域であ
る。このように上流第1の部分の処理だけでも、指定レ
イアウト対象物内での排出流体溜り領域範囲を設定する
ことができる。しかし、上記第2の部分の処理を加味し
た場合に比べて排出流体溜り領域範囲に抜けがあり、上
記第1の部分の処理だけでは排出流体溜り領域範囲の設
定精度が悪いという問題がある。上記第2の部分の処理
は、流体排出部設置基準を考慮しているので上記第1の
部分だけでは求められない排出流体溜り領域範囲を設定
することができ、その設定精度が著しく向上する。上記
第3の部分の処理によれば、排出流体溜り領域範囲内で
流体排出部の設置が真に必要な部分の選択が可能とな
り、流体排出部すなわち流体排出流路の設置数が少なく
なるので、プラントを組立てた時にプラント構成を単純
化できる。
テツプ13は、レイアウト対象物データに基づいて各構
成要素間のレベル差を考慮して指定レイアウト対象物内
のローポイント及びハイポイントを求める第1の部分
(ステツプ13A,13B)、流体排出部設置基準に基
づいて指定レイアウト対象物内の排出流体領域範囲を漏
れなく求める第2の部分(ステツプ13C,13D)及
び指定レイアウト対象物内の排出流体領域範囲のうち真
に流体排出部を設ける必要のある部分を選定する第3の
部分(ステツプ13E)を有している。上記第1の部分
で得られた指定レイアウト対象物内のローポイントはド
レン溜り領域でありハイポイントはベント溜り領域であ
る。このように上流第1の部分の処理だけでも、指定レ
イアウト対象物内での排出流体溜り領域範囲を設定する
ことができる。しかし、上記第2の部分の処理を加味し
た場合に比べて排出流体溜り領域範囲に抜けがあり、上
記第1の部分の処理だけでは排出流体溜り領域範囲の設
定精度が悪いという問題がある。上記第2の部分の処理
は、流体排出部設置基準を考慮しているので上記第1の
部分だけでは求められない排出流体溜り領域範囲を設定
することができ、その設定精度が著しく向上する。上記
第3の部分の処理によれば、排出流体溜り領域範囲内で
流体排出部の設置が真に必要な部分の選択が可能とな
り、流体排出部すなわち流体排出流路の設置数が少なく
なるので、プラントを組立てた時にプラント構成を単純
化できる。
さて、ステツプ13に引続して実行されるステツプ14
について述べる。ステツプ14は、流体排出部を設置す
べきレイアウト構成、例えば指定されたレイアウト領域
のレイアウトが新規か否かを判定する。新規レイアウト
であればステツプ16、新規レイアウトでなければステ
ツプ15の各処理が実行される。本実施例では、ステツ
プ12にて「修正レイアウト」と入力されているので、
ステツプ14の後でステツプ15の処理に移る。
について述べる。ステツプ14は、流体排出部を設置す
べきレイアウト構成、例えば指定されたレイアウト領域
のレイアウトが新規か否かを判定する。新規レイアウト
であればステツプ16、新規レイアウトでなければステ
ツプ15の各処理が実行される。本実施例では、ステツ
プ12にて「修正レイアウト」と入力されているので、
ステツプ14の後でステツプ15の処理に移る。
ステツプ15では、指定レイアウト対象物に対して得ら
れた各排出流体溜り領域範囲のうちですでに流体排出部
が設置されていない部分が求められる。このステツプ1
5の詳細は、第25図に示す。ステツプ15Aは、ステ
ツプ13にて求められた指定レイアウト対象物の排出流
体溜り領域範囲を中間データ記憶部5cから読み出す処
理を行う。その後に実行されるステツプ15Bでは、当
該排出流体溜り領域範囲に流体排出部がすでに設置され
ているか否かが判定される。すなわち、指定レイアウト
対象物のレイアウト対象物データを中間データ記憶部5
cから取出し、そのデータ内に、当該排出流体溜り領域
範囲内における流体排出部の設置を示すデータがあるか
否かを判定する。ステツプ15Cにおいては、ステツプ
15Bで得られた判定結果のうち、流体排出部が設置さ
れていない排出流体溜り領域範囲が、中間データ記憶部
5cに記憶される。具体的に述べると、指定レイアウト
対象物「TCW−4」において、第6図のレイアウト対
象物データから明らかなように流体排出部の設置を示し
ているのは、レイアウト基準点No.13の「ドレン座」
だけである。従つて、第24図に示す範囲のうちで、こ
のレイアウト基準点No.13を含んでいるレイアウト基
準点No.12〜15の範囲の排出流体溜り領域範囲を除
いた他の排出流体溜り領域範囲が、再度、中間データ記
憶部5cに記憶される。この再度記憶された範囲が最終
的に設定された流体排出部を設置すべき排出流体溜り領
域範囲となる。なお、ステツプ12にて「新規レイアウ
ト」と入力された場合には、ステツプ13E3にて記憶
された排出流体溜り領域範囲が流体排出部を設置すべき
範囲である。
れた各排出流体溜り領域範囲のうちですでに流体排出部
が設置されていない部分が求められる。このステツプ1
5の詳細は、第25図に示す。ステツプ15Aは、ステ
ツプ13にて求められた指定レイアウト対象物の排出流
体溜り領域範囲を中間データ記憶部5cから読み出す処
理を行う。その後に実行されるステツプ15Bでは、当
該排出流体溜り領域範囲に流体排出部がすでに設置され
ているか否かが判定される。すなわち、指定レイアウト
対象物のレイアウト対象物データを中間データ記憶部5
cから取出し、そのデータ内に、当該排出流体溜り領域
範囲内における流体排出部の設置を示すデータがあるか
否かを判定する。ステツプ15Cにおいては、ステツプ
15Bで得られた判定結果のうち、流体排出部が設置さ
れていない排出流体溜り領域範囲が、中間データ記憶部
5cに記憶される。具体的に述べると、指定レイアウト
対象物「TCW−4」において、第6図のレイアウト対
象物データから明らかなように流体排出部の設置を示し
ているのは、レイアウト基準点No.13の「ドレン座」
だけである。従つて、第24図に示す範囲のうちで、こ
のレイアウト基準点No.13を含んでいるレイアウト基
準点No.12〜15の範囲の排出流体溜り領域範囲を除
いた他の排出流体溜り領域範囲が、再度、中間データ記
憶部5cに記憶される。この再度記憶された範囲が最終
的に設定された流体排出部を設置すべき排出流体溜り領
域範囲となる。なお、ステツプ12にて「新規レイアウ
ト」と入力された場合には、ステツプ13E3にて記憶
された排出流体溜り領域範囲が流体排出部を設置すべき
範囲である。
設定された流体排出部を設置すべき排出流体溜り領域範
囲は、デイスプレイ装置1に表示される。この処理を行
うのが、ステツプ16である。最初に、中間データ記憶
部5cから、流体排出部を設置すべき排出流体溜り領域
範囲のデータを取出す(ステツプ16A)。ステツプ1
6Aでは、併せて排出流体溜り領域範囲に対応する流体
排出部設置基準データも記憶部5cから取出される。本
実施例において、排出流体溜り領域範囲のデータは、ド
レン溜り領域範囲及び空気抜き領域範囲に関するデータ
であり、第24図のデータが取出される。次に、このデ
ータに基づいて対象とする排出流体溜り領域範囲に該当
する図形であつて指定レイアウト対象物の図形とは異な
る色の図形を求める(ステツプ16B)。この図形は、
面を有するものだけでなく、直線または曲線であつても
よい。本ステツプにおいては、第24図に示すデータに
基づいて各排出流体溜り領域範囲の図形の各座標値を求
める。得られた図形データは、デイスプレイ装置1に表
示するためにステツプ16Aにて取出された設置基準デ
ータと共に画像データ出力部5eを介して画像データ記
憶装置3に出力される(ステツプ16C)。画像表示制
御装置2は、画像データ記憶装置3に記憶された排出流
体溜り領域範囲の図形データを、デイスプレイ装置1に
送付し、すでに表示されている指定レイアウト対象物の
系統構成の図形(第10図)と共に排出流体溜り領域の
図形を表示する。これらの排出流体溜り領域に対応する
設置基準も表示される。この時、デイスプレイ装置1に
表示される画像を第27図に示す。第27図において
は、V1はベント溜り領域、D1はドレン溜り領域、及
び〇印を付した番号は対応する流体排出部設置基準を示
している。なお、ステツプ16Bにおいて、排出流体溜
り領域範囲の図形をデータを求める場合に、以下の処理
を行うことが望しい。すなわち、排出流体溜り領域範囲
を表示する図形の色がすでにレイアウトされている指定
レイアウト対象物の図形の色とは異なるようにして図形
データを作成すると共に、排出流体溜り領域の種別(例
えばベント溜り領域及びドレン溜り領域等の種別)毎に
にその図形の色が相異するように図形データを作成する
とよい。このような形データを作成することによつて、
オペレータは、デイスプレイ装置に表示された画像を見
ても排出流体溜り領域範囲及びその種別を容易に識別す
ることができる。排出流体溜り領域範囲の他の表示形態
として、その範囲の輝度(濃さ)または線の太さをすで
にレイアウトされているレイアウト対象物のそれと変え
ることも考えられる。
囲は、デイスプレイ装置1に表示される。この処理を行
うのが、ステツプ16である。最初に、中間データ記憶
部5cから、流体排出部を設置すべき排出流体溜り領域
範囲のデータを取出す(ステツプ16A)。ステツプ1
6Aでは、併せて排出流体溜り領域範囲に対応する流体
排出部設置基準データも記憶部5cから取出される。本
実施例において、排出流体溜り領域範囲のデータは、ド
レン溜り領域範囲及び空気抜き領域範囲に関するデータ
であり、第24図のデータが取出される。次に、このデ
ータに基づいて対象とする排出流体溜り領域範囲に該当
する図形であつて指定レイアウト対象物の図形とは異な
る色の図形を求める(ステツプ16B)。この図形は、
面を有するものだけでなく、直線または曲線であつても
よい。本ステツプにおいては、第24図に示すデータに
基づいて各排出流体溜り領域範囲の図形の各座標値を求
める。得られた図形データは、デイスプレイ装置1に表
示するためにステツプ16Aにて取出された設置基準デ
ータと共に画像データ出力部5eを介して画像データ記
憶装置3に出力される(ステツプ16C)。画像表示制
御装置2は、画像データ記憶装置3に記憶された排出流
体溜り領域範囲の図形データを、デイスプレイ装置1に
送付し、すでに表示されている指定レイアウト対象物の
系統構成の図形(第10図)と共に排出流体溜り領域の
図形を表示する。これらの排出流体溜り領域に対応する
設置基準も表示される。この時、デイスプレイ装置1に
表示される画像を第27図に示す。第27図において
は、V1はベント溜り領域、D1はドレン溜り領域、及
び〇印を付した番号は対応する流体排出部設置基準を示
している。なお、ステツプ16Bにおいて、排出流体溜
り領域範囲の図形をデータを求める場合に、以下の処理
を行うことが望しい。すなわち、排出流体溜り領域範囲
を表示する図形の色がすでにレイアウトされている指定
レイアウト対象物の図形の色とは異なるようにして図形
データを作成すると共に、排出流体溜り領域の種別(例
えばベント溜り領域及びドレン溜り領域等の種別)毎に
にその図形の色が相異するように図形データを作成する
とよい。このような形データを作成することによつて、
オペレータは、デイスプレイ装置に表示された画像を見
ても排出流体溜り領域範囲及びその種別を容易に識別す
ることができる。排出流体溜り領域範囲の他の表示形態
として、その範囲の輝度(濃さ)または線の太さをすで
にレイアウトされているレイアウト対象物のそれと変え
ることも考えられる。
最後に、本実施例のステツプ17では、レイアウト対象
物の流体排出部設置必要範囲のチエツクをさらに行なう
かどうかを入力し、行なう場合には、入力装置4を用い
てデイスプレイ装置1に表示された画像(第27図)内
のメニユー領域の「継続」の項目を指示する。これによ
つて、ステツプ11以降の処理が繰り返される。以後の
チエツクを行なわない場合には、入力装置4を用いて第
27図の画像中のメニユー領域の「終了」の項目を指示
する。これによつて、全ての処理が終了する。
物の流体排出部設置必要範囲のチエツクをさらに行なう
かどうかを入力し、行なう場合には、入力装置4を用い
てデイスプレイ装置1に表示された画像(第27図)内
のメニユー領域の「継続」の項目を指示する。これによ
つて、ステツプ11以降の処理が繰り返される。以後の
チエツクを行なわない場合には、入力装置4を用いて第
27図の画像中のメニユー領域の「終了」の項目を指示
する。これによつて、全ての処理が終了する。
ステツプ10〜17の処理が完了した後、オペレータ
は、第27図の画像を見ながら流体排出部を設置すべき
排出流体溜り領域範囲に流体排出部を設置し、更にその
流体排出部に接続されたる流体排出流路(ベント管また
はドレン管)のレイアウトを実行する。
は、第27図の画像を見ながら流体排出部を設置すべき
排出流体溜り領域範囲に流体排出部を設置し、更にその
流体排出部に接続されたる流体排出流路(ベント管また
はドレン管)のレイアウトを実行する。
本実施例によれば、オペレータは、複雑な三次元構成を
有するプラントの系統構成におけるドレン部及びベント
部の少なくとも一方を設置すべき位置、すなわち排出流
体溜り領域の範囲を容易に確認することができる。これ
によつてベント配管及びドレン配管等の流体排出通路を
レイアウト対象物に接続することが適切に行える。特
に、排出流体溜り領域の図形を前述したようにすでにレ
イアウトされているレイアウト対象物の図形とは異なる
色等で表示しているので、オペレータはレイアウト対象
物内の排出流体溜り領域の範囲を確実に識別でき、しか
も排出流体溜り領域の種別によつても図形の色を変えて
いるのでその種別も簡単に確認できる。また、ステツプ
13の説明にて述べたように流体排出部設置基準に基づ
いて排出流体溜り領域を求めているので、レイアウト対
象物内における排出流体溜り領域範囲の設定精度が著し
く向上する。ステツプ13Eに示すチエツクを行つてい
るの、真に流体排出部の設置が必要な排出流体溜り領域
範囲の設定が可能になり、無駄な流体排出部の設置を防
止でき、組立後のプラント構成を単純化できる。本実施
例は、単なるレイアウト対象物の中心線のみを考慮して
いるのではなく、三次元的構造による上面,下面のレベ
ルを考慮しているので、例えばレデユーサ等ど口径が変
化し、中心線のレベルは変わらないが、上面,下面のレ
ベルが変化するような場合におけるドレン溜り領域及び
空気溜り領域を確実に求めることができるという効果が
ある。
有するプラントの系統構成におけるドレン部及びベント
部の少なくとも一方を設置すべき位置、すなわち排出流
体溜り領域の範囲を容易に確認することができる。これ
によつてベント配管及びドレン配管等の流体排出通路を
レイアウト対象物に接続することが適切に行える。特
に、排出流体溜り領域の図形を前述したようにすでにレ
イアウトされているレイアウト対象物の図形とは異なる
色等で表示しているので、オペレータはレイアウト対象
物内の排出流体溜り領域の範囲を確実に識別でき、しか
も排出流体溜り領域の種別によつても図形の色を変えて
いるのでその種別も簡単に確認できる。また、ステツプ
13の説明にて述べたように流体排出部設置基準に基づ
いて排出流体溜り領域を求めているので、レイアウト対
象物内における排出流体溜り領域範囲の設定精度が著し
く向上する。ステツプ13Eに示すチエツクを行つてい
るの、真に流体排出部の設置が必要な排出流体溜り領域
範囲の設定が可能になり、無駄な流体排出部の設置を防
止でき、組立後のプラント構成を単純化できる。本実施
例は、単なるレイアウト対象物の中心線のみを考慮して
いるのではなく、三次元的構造による上面,下面のレベ
ルを考慮しているので、例えばレデユーサ等ど口径が変
化し、中心線のレベルは変わらないが、上面,下面のレ
ベルが変化するような場合におけるドレン溜り領域及び
空気溜り領域を確実に求めることができるという効果が
ある。
ステツプ14及び15の処理を行うことによつて、レイ
アウトの対象が新規レイアウトでない場合(例えば修正
レイアウトの場合)には、新たに流体排出部を設置する
必要のある排出流体溜り領域範囲のみを確認できる。
アウトの対象が新規レイアウトでない場合(例えば修正
レイアウトの場合)には、新たに流体排出部を設置する
必要のある排出流体溜り領域範囲のみを確認できる。
本発明の他の実施例であるプラント設計支援装置を以下
に説明する。本実施例のプラント設計支援装置は、第2
8図に示すように流体排出部設置基準データ記憶装置
7,流体排出部設置基準データ入力部5h及び出力部5
iを有していない点を除けば第2図に示す前述の実施例
と同じ構成である。更に詳細に言えば、処理手順記憶部
5bに記憶されている処理手順も、本実施例は前述の実
施例と若干異つている。第29図に本実施例にて実行さ
れる処理手順を示している。この処理手順は、第1図に
示す前述の実施例の処理手順のうちステツプ12,13
C〜13E,14及び15を除いてステツプ13Gを追
加したものである。前述の実施例と異つている部分のみ
詳細に説明する。
に説明する。本実施例のプラント設計支援装置は、第2
8図に示すように流体排出部設置基準データ記憶装置
7,流体排出部設置基準データ入力部5h及び出力部5
iを有していない点を除けば第2図に示す前述の実施例
と同じ構成である。更に詳細に言えば、処理手順記憶部
5bに記憶されている処理手順も、本実施例は前述の実
施例と若干異つている。第29図に本実施例にて実行さ
れる処理手順を示している。この処理手順は、第1図に
示す前述の実施例の処理手順のうちステツプ12,13
C〜13E,14及び15を除いてステツプ13Gを追
加したものである。前述の実施例と異つている部分のみ
詳細に説明する。
前述の実施例と同様にステツプ10及び11の処理が行
われる。ステツプ11の処理終了後にステツプ13Fの
処理が実行される。ステツプ13Fによつて求められる
ものは、前実施例のステツプ13と同じである。しか
し、具体的な手法が異つている。ステツプ13Fは、第
30図に示すようにステツプ13A,13B及び13G
からなつている。ステツプ13にて実行されるステツプ
13A及び13Bの詳細は前実施例にて述べた通りであ
る。ステツプ13Gにおいて、ステツプ13Bの処理に
よつて中間データ記憶部5cに記憶されたローポイント
及びハイポイントのデータ(第18図)が取出され、ロ
ーポイントであるレイアウト基準点No.9〜10及びNo.
12〜15の範囲がそれぞれドレン溜り領域範囲に設定
される。またハイポイントであるレイアウト基準点No.
9〜10の範囲がベント溜り領域範囲に設定される。こ
れらの排出流体溜り領域範囲が、中間データ記憶部5c
に記憶される。ステツプ13G実行後、前述の実施例と
同様にステツプ16及び17の処理が行われる。ステツ
プ16の処理によつて得られた本実施例の画像を第31
図に示す。V1がベント溜り領域範囲及びD1がドレン
溜り領域範囲である。
われる。ステツプ11の処理終了後にステツプ13Fの
処理が実行される。ステツプ13Fによつて求められる
ものは、前実施例のステツプ13と同じである。しか
し、具体的な手法が異つている。ステツプ13Fは、第
30図に示すようにステツプ13A,13B及び13G
からなつている。ステツプ13にて実行されるステツプ
13A及び13Bの詳細は前実施例にて述べた通りであ
る。ステツプ13Gにおいて、ステツプ13Bの処理に
よつて中間データ記憶部5cに記憶されたローポイント
及びハイポイントのデータ(第18図)が取出され、ロ
ーポイントであるレイアウト基準点No.9〜10及びNo.
12〜15の範囲がそれぞれドレン溜り領域範囲に設定
される。またハイポイントであるレイアウト基準点No.
9〜10の範囲がベント溜り領域範囲に設定される。こ
れらの排出流体溜り領域範囲が、中間データ記憶部5c
に記憶される。ステツプ13G実行後、前述の実施例と
同様にステツプ16及び17の処理が行われる。ステツ
プ16の処理によつて得られた本実施例の画像を第31
図に示す。V1がベント溜り領域範囲及びD1がドレン
溜り領域範囲である。
本実施例によれば、前述した実施例の効果のうちステツ
プ13〜15によつて得られる効果を除いた効果を得る
ことができる。本実施例はステツプ13Fに示すように
レイアウト対象物の構成要素のレベルに基づいて排出流
体溜り領域範囲を設定しているので、ステツプ13C〜
13Eを有する前述の実施例に比べて指定レイアウト対
象物における排出流体溜り領域の抽出に漏れが生じ、排
出流体溜り領域範囲の設定精度が低いのはいなめない。
しかしながら、本実施例では、ステツプ14及び15の
処理を行つていなく得られた全排出流体溜り領域範囲を
図形表示しているので、指定レイアウト対象物にすでに
流体排出部(例えばドレン座,ベント座)が設けられて
その流体排出部に流体排出通路(例えばドレン配管,ベ
ント配管)に接続されていればその流体排出通路の図形
も同時に表示され、流体排出通路を今後接続しなければ
ならない排出流体溜り領域とすでに流体排出通路が接続
されている排出流体溜り領域とがオペレータは一目して
わかる。本実施例は、ステツプ13Fにて得られた全排
出流体溜り領域のうち、指定レイアウト対象物内ですで
にレイアウトされた対応の流体排出通路がある排出流体
溜り領域はその流体排出通路と共に、対応する流体排出
通路がない排出流体溜り領域はそれ単独で図形表示する
ものである。
プ13〜15によつて得られる効果を除いた効果を得る
ことができる。本実施例はステツプ13Fに示すように
レイアウト対象物の構成要素のレベルに基づいて排出流
体溜り領域範囲を設定しているので、ステツプ13C〜
13Eを有する前述の実施例に比べて指定レイアウト対
象物における排出流体溜り領域の抽出に漏れが生じ、排
出流体溜り領域範囲の設定精度が低いのはいなめない。
しかしながら、本実施例では、ステツプ14及び15の
処理を行つていなく得られた全排出流体溜り領域範囲を
図形表示しているので、指定レイアウト対象物にすでに
流体排出部(例えばドレン座,ベント座)が設けられて
その流体排出部に流体排出通路(例えばドレン配管,ベ
ント配管)に接続されていればその流体排出通路の図形
も同時に表示され、流体排出通路を今後接続しなければ
ならない排出流体溜り領域とすでに流体排出通路が接続
されている排出流体溜り領域とがオペレータは一目して
わかる。本実施例は、ステツプ13Fにて得られた全排
出流体溜り領域のうち、指定レイアウト対象物内ですで
にレイアウトされた対応の流体排出通路がある排出流体
溜り領域はその流体排出通路と共に、対応する流体排出
通路がない排出流体溜り領域はそれ単独で図形表示する
ものである。
本発明の他の実施例であるプラント設計支援装置を、以
下に述べる。本実施例では、第2図の実施例の装置を用
い、第1図の処理手順の代りに第32図に示す処理手順
を処理手順記憶部5bに記憶したものである。本実施例
の処理手順は、ステツプ10,11,13,16,18
〜23を有しており、第29図の処理手順と同様に第1
図の処理手順のうちレイアウト12,14〜15を取除
いたものであつて第1図の処理手順にないステツプ18
〜23を新たに付加えたものである。本実施例では、ス
テツプ10,11,13及び16の順番で処理が行われ
る。本実施例におけるステツプ10,11,13及び1
6は、第1図の処理手順と同じである。ステツプ16の
終了時において、第31図に示す画像がデイスプレイ装
置1の画面に表示される。第31図に示す画像において
は、第24図(A)に示す5つのドレン溜り領域範囲及
び第24図(B)に示す1つの空気溜り領域範囲が表示
されている。
下に述べる。本実施例では、第2図の実施例の装置を用
い、第1図の処理手順の代りに第32図に示す処理手順
を処理手順記憶部5bに記憶したものである。本実施例
の処理手順は、ステツプ10,11,13,16,18
〜23を有しており、第29図の処理手順と同様に第1
図の処理手順のうちレイアウト12,14〜15を取除
いたものであつて第1図の処理手順にないステツプ18
〜23を新たに付加えたものである。本実施例では、ス
テツプ10,11,13及び16の順番で処理が行われ
る。本実施例におけるステツプ10,11,13及び1
6は、第1図の処理手順と同じである。ステツプ16の
終了時において、第31図に示す画像がデイスプレイ装
置1の画面に表示される。第31図に示す画像において
は、第24図(A)に示す5つのドレン溜り領域範囲及
び第24図(B)に示す1つの空気溜り領域範囲が表示
されている。
オペレータは、デイスプレイ装置1の画面に表示された
画像(第34図)を見ることによつて既に流体排出通路
が設置されている排出流体溜り領域範囲と流体排出通路
が設置されていない排出流体溜り領域範囲とを明確に区
別できる。オペレータは、流体排出通路が設置されてい
ない排出流体溜り領域範囲の1つを指定し、指定した排
出流体溜り領域範囲に設置される流体排出通路のレイア
ウトを行なう。このレイアウトに際して、オペレータ
は、画像を見ながら指定した排出流体溜り領域範囲に設
置される流体排出通路の口径,始点(排出流体溜り領域
範囲内の流体排出部),終点及び曲り点等のデータを入
力装置4より入力する。この入力されたデータに基づい
て指定された領域範囲に設置される流体排出通路に対え
る図形データが作成される(ステツプ18)。ステツプ
18は、第33図に詳細に示すようにステツプ18A及
び18Bを有している。ステツプ18Aは、入力装置4
から出力されたオペレータの指示した上記流体排出通路
に関するデータを入力部5dを介して入力し、中間デー
タ記憶部5cに記憶する。ステツプ18Bでは、これら
の入力データに基づいて指定した1つの排出流体溜り領
域範囲に設置する1つの流体排出通路のレイアウト後の
図形の各座標値が作成され、得られた図形の各座標値は
中間データ記憶部5cに記憶される。ステツプ18Bの
処理が終ると、ステツプ19の処理に移る。ステツプ1
9においては、中間データ記憶部5cに記憶した流体排
出通路の図形の各座標値を取出して出力部5eより画像
データ記憶装置3に出力される。画像データ記憶装置3
に入力された流体排出通路の図形の各座標値は、デイス
プレイ装置1に出力され、その画面に流体排出通路の図
形が表示される。例えばステツプ18Aにて第24図に
示すNo.1のデレン溜り領域範囲が指定され、そこに設
置される流体排出通路のデータが入力されたとすると、
その流体排出通路の図形が第35図のDP−1のように
デイスプレイ装置1の画面に表示される。PR−2は、
1つの排出流体溜り領域範囲内で指定した流体排出部、
すなわちドレン座である。なお、第35図中でDTにて
示す容器は、ドレンタンクである。ステツプ20は、レ
イアウトを行つた流体排出通路と既にレイアウトされて
いるレイアウト対象物等の他の配管,機器との干渉の有
無をチエツクし、その結果を画面に表示する。このチエ
ツクは、デイスプレイ装置1の画面にステツプ19にて
表示されてた流体排出通路の図形データと既に表示され
ている他の図形の図形データとを用い、それらが交差し
ているか否かをチエツクする(流体排出通路の始点と終
点を除く)。互いに交差している部分があれば、「干渉
あり」としてその交差部分を画面上でフリツカさせる。
デイスプレイ装置1の画面にフリツカが生じれば、オペ
レータは、レイアウトした流体排出通路と他の構造物と
が干渉していること及び干渉点を把握することができ
る。オペレータは、入力装置4を介して干渉が解消する
ようにその流体排出通路の修正データを入力する。本実
施例の装置は、干渉がある場合には、ステツプ20の処
理終流後のステツプ21の判定(「NO」)によりステ
ツプ18の処理が実行できる状態になつているので、上
記の修正データの入力が可能である。入力された修正デ
ータに基づいて、ステツプ18〜21の処理が再度実行
される。ステツプ20にてステツプ18にて作成された
図形データが他の図形の図形データと干渉していないと
判定された場合には、ステツプ21の処理によりステツ
プ21へと移行する。このステツプ22では、以下の処
理が行われる。ステツプ18にて得られた流体排出通路
の図形データ(例えばDP−1の図形データ)が、出力
部5jを介してレイアウト対象物画像データ記憶装置8
に出力されてその記憶装置8に記憶される。同時に、得
られた図形データに基づいて、レイアウト対象物データ
記憶装置6内の指定レイアウト対象物(例えばTCW−
4)のレイアウト対象物データが更新される。本実施例
では、TCW−4のデータとしてドレン座の座標値が新
たに記憶装置6に記憶される。流体排出通路の図形デー
タを記憶装置8に記憶させるにあたつては、排出流体溜
り領域範囲の図形データは、レイアウト対象物の画像デ
ータとは区別して別のエリアに記憶させる。これは、指
定レイアウト対象物に関するハーコピーへの排出流体溜
り領域範囲の図形の同時表示を避けるためである。この
ため、指定レイアウト対象物のレイアウト図形のハード
コピーが見易くなる。なお、排出流体溜り領域範囲の図
形データが必要な場合は、入力装置4を介して別途指定
する。ステツプ23ににて指定レイアウト対象物の全排
出流体溜り領域範囲への流体排出通路の設置が終了した
か否かを判定し、完了していない場合にはステツプ18
の処理に戻される。以下、全排出流体溜り領域範囲への
流体排出通路の設置が完了するまで、ステツプ18〜2
3の処理が繰返えされる。ステツプ23にて「終了」と
判定された時点では、指定レイアウト対象物の全排出流
体溜り領域範囲に設置された全流体排出通路の図形がデ
イスプレイ装置に表示され(第35図の状態)、それら
の図形データがレイアウト対象物画像データ記憶装置8
に記憶されると共に、レイアウト対象物データ記憶装置
6内の指定レイアウト対象物に関するレイアウト対象物
データの更新も終了している。この更新により、TCW
−4に対する新たなレイアウト対象物データとしてDR
−2以外に第35図のDR−3,DR−4及びDR−5
(いず胆もドレン座)及びVE−1(ベント座)の各座
標値がレイアウト対象物データ記憶装置6に記憶されて
いる。
画像(第34図)を見ることによつて既に流体排出通路
が設置されている排出流体溜り領域範囲と流体排出通路
が設置されていない排出流体溜り領域範囲とを明確に区
別できる。オペレータは、流体排出通路が設置されてい
ない排出流体溜り領域範囲の1つを指定し、指定した排
出流体溜り領域範囲に設置される流体排出通路のレイア
ウトを行なう。このレイアウトに際して、オペレータ
は、画像を見ながら指定した排出流体溜り領域範囲に設
置される流体排出通路の口径,始点(排出流体溜り領域
範囲内の流体排出部),終点及び曲り点等のデータを入
力装置4より入力する。この入力されたデータに基づい
て指定された領域範囲に設置される流体排出通路に対え
る図形データが作成される(ステツプ18)。ステツプ
18は、第33図に詳細に示すようにステツプ18A及
び18Bを有している。ステツプ18Aは、入力装置4
から出力されたオペレータの指示した上記流体排出通路
に関するデータを入力部5dを介して入力し、中間デー
タ記憶部5cに記憶する。ステツプ18Bでは、これら
の入力データに基づいて指定した1つの排出流体溜り領
域範囲に設置する1つの流体排出通路のレイアウト後の
図形の各座標値が作成され、得られた図形の各座標値は
中間データ記憶部5cに記憶される。ステツプ18Bの
処理が終ると、ステツプ19の処理に移る。ステツプ1
9においては、中間データ記憶部5cに記憶した流体排
出通路の図形の各座標値を取出して出力部5eより画像
データ記憶装置3に出力される。画像データ記憶装置3
に入力された流体排出通路の図形の各座標値は、デイス
プレイ装置1に出力され、その画面に流体排出通路の図
形が表示される。例えばステツプ18Aにて第24図に
示すNo.1のデレン溜り領域範囲が指定され、そこに設
置される流体排出通路のデータが入力されたとすると、
その流体排出通路の図形が第35図のDP−1のように
デイスプレイ装置1の画面に表示される。PR−2は、
1つの排出流体溜り領域範囲内で指定した流体排出部、
すなわちドレン座である。なお、第35図中でDTにて
示す容器は、ドレンタンクである。ステツプ20は、レ
イアウトを行つた流体排出通路と既にレイアウトされて
いるレイアウト対象物等の他の配管,機器との干渉の有
無をチエツクし、その結果を画面に表示する。このチエ
ツクは、デイスプレイ装置1の画面にステツプ19にて
表示されてた流体排出通路の図形データと既に表示され
ている他の図形の図形データとを用い、それらが交差し
ているか否かをチエツクする(流体排出通路の始点と終
点を除く)。互いに交差している部分があれば、「干渉
あり」としてその交差部分を画面上でフリツカさせる。
デイスプレイ装置1の画面にフリツカが生じれば、オペ
レータは、レイアウトした流体排出通路と他の構造物と
が干渉していること及び干渉点を把握することができ
る。オペレータは、入力装置4を介して干渉が解消する
ようにその流体排出通路の修正データを入力する。本実
施例の装置は、干渉がある場合には、ステツプ20の処
理終流後のステツプ21の判定(「NO」)によりステ
ツプ18の処理が実行できる状態になつているので、上
記の修正データの入力が可能である。入力された修正デ
ータに基づいて、ステツプ18〜21の処理が再度実行
される。ステツプ20にてステツプ18にて作成された
図形データが他の図形の図形データと干渉していないと
判定された場合には、ステツプ21の処理によりステツ
プ21へと移行する。このステツプ22では、以下の処
理が行われる。ステツプ18にて得られた流体排出通路
の図形データ(例えばDP−1の図形データ)が、出力
部5jを介してレイアウト対象物画像データ記憶装置8
に出力されてその記憶装置8に記憶される。同時に、得
られた図形データに基づいて、レイアウト対象物データ
記憶装置6内の指定レイアウト対象物(例えばTCW−
4)のレイアウト対象物データが更新される。本実施例
では、TCW−4のデータとしてドレン座の座標値が新
たに記憶装置6に記憶される。流体排出通路の図形デー
タを記憶装置8に記憶させるにあたつては、排出流体溜
り領域範囲の図形データは、レイアウト対象物の画像デ
ータとは区別して別のエリアに記憶させる。これは、指
定レイアウト対象物に関するハーコピーへの排出流体溜
り領域範囲の図形の同時表示を避けるためである。この
ため、指定レイアウト対象物のレイアウト図形のハード
コピーが見易くなる。なお、排出流体溜り領域範囲の図
形データが必要な場合は、入力装置4を介して別途指定
する。ステツプ23ににて指定レイアウト対象物の全排
出流体溜り領域範囲への流体排出通路の設置が終了した
か否かを判定し、完了していない場合にはステツプ18
の処理に戻される。以下、全排出流体溜り領域範囲への
流体排出通路の設置が完了するまで、ステツプ18〜2
3の処理が繰返えされる。ステツプ23にて「終了」と
判定された時点では、指定レイアウト対象物の全排出流
体溜り領域範囲に設置された全流体排出通路の図形がデ
イスプレイ装置に表示され(第35図の状態)、それら
の図形データがレイアウト対象物画像データ記憶装置8
に記憶されると共に、レイアウト対象物データ記憶装置
6内の指定レイアウト対象物に関するレイアウト対象物
データの更新も終了している。この更新により、TCW
−4に対する新たなレイアウト対象物データとしてDR
−2以外に第35図のDR−3,DR−4及びDR−5
(いず胆もドレン座)及びVE−1(ベント座)の各座
標値がレイアウト対象物データ記憶装置6に記憶されて
いる。
ステツプ23の判定が「終了」となつた場合には、第3
2図に図示されていないが第1図のステツプ17の処理
が実行される。
2図に図示されていないが第1図のステツプ17の処理
が実行される。
なお、ステツプ23の処理は、ステツプ21とステツプ
22との間で行つてもよい。この場合には、指定レイア
ウト対象物の全排出流体溜り領域範囲に設置される全流
体排出通路に対する全データをまとめてステツプ22に
て各記憶装置に記憶させることができる。
22との間で行つてもよい。この場合には、指定レイア
ウト対象物の全排出流体溜り領域範囲に設置される全流
体排出通路に対する全データをまとめてステツプ22に
て各記憶装置に記憶させることができる。
本実施例によれば、第1図の処理手順を有する前述の実
施例によつて得られる効果のうちステツプ14及び15
にて得られる効果を除いた効果を奏することができる。
更に、第29図の処理手順を有する第28図の実施例と
同じように、得られた全排出流体溜り領域範囲を図形表
示しているので、オペレータはデイスプレイ装置1の画
面を見ることによつてすでに流体排出通路が設置されて
いる排出流体溜り領域及び今後に流体排出通路を設置す
る必要のある排出流体溜り領域を一目で把握することが
できる。このため、前述のように流体排出通路のレイア
ウトが終つた後において、オペレータは、デイスプレイ
装置1の画面を見ながら各排出流体溜り領域に流体排出
通路が設置されているか否かを容易にチエツクできる。
更には、ステツプ18及び19の機能によりオペレータ
が入力装置4にて入力する流体排出通路のデータに基づ
いて、流体排出通路のレイアウトを容易に行うことがで
きる。
施例によつて得られる効果のうちステツプ14及び15
にて得られる効果を除いた効果を奏することができる。
更に、第29図の処理手順を有する第28図の実施例と
同じように、得られた全排出流体溜り領域範囲を図形表
示しているので、オペレータはデイスプレイ装置1の画
面を見ることによつてすでに流体排出通路が設置されて
いる排出流体溜り領域及び今後に流体排出通路を設置す
る必要のある排出流体溜り領域を一目で把握することが
できる。このため、前述のように流体排出通路のレイア
ウトが終つた後において、オペレータは、デイスプレイ
装置1の画面を見ながら各排出流体溜り領域に流体排出
通路が設置されているか否かを容易にチエツクできる。
更には、ステツプ18及び19の機能によりオペレータ
が入力装置4にて入力する流体排出通路のデータに基づ
いて、流体排出通路のレイアウトを容易に行うことがで
きる。
本発明の他の実施例を第36図に基づいて説明する。本
実施例のプラント設計支援装置は、デイスプレイ装置
1,入力装置4,レイアウト対象物データ記憶装置6,
流体排出部設置基準データ記憶装置7,レイアウト対象
物画像データ記憶装置8,排出流体溜り領域位置探索手
段26及び表示手段27を有している。排出流体溜り領
域位置探索手段26は、第32図の処理手順のうちステ
ツプ11及び13の処理を実行し、オペレータが入力装
置4にて指定したレイアウト対象物内に存在する全排出
流体溜り領域の位置を探索する。表示手段27は、第3
2図のステツプ10及び16の処理を実行する。すなわ
ち、表示手段27は、ステツプ10の処理により、入力
装置4にてて指定されたレイアウト領域の画像をレイア
ウト対象物画像データ記憶装置8から選択してデイスプ
レイ装置1の画面に表示させると共に、ステツプ16の
処理により、排出流体溜り領域位置探索手段26にて得
られた指定レイアウト対象物内の排出流体溜り領域の位
置を図形でデイスプレイ装置1の画面に表示させる。本
実施例では、表示手段27によるステツプ10の実行、
排出流体溜り領域位置探索手段26によるステツプ11
及び13の実行、及び表示手段27によるステツプ16
の実行の順に処理が行われる。
実施例のプラント設計支援装置は、デイスプレイ装置
1,入力装置4,レイアウト対象物データ記憶装置6,
流体排出部設置基準データ記憶装置7,レイアウト対象
物画像データ記憶装置8,排出流体溜り領域位置探索手
段26及び表示手段27を有している。排出流体溜り領
域位置探索手段26は、第32図の処理手順のうちステ
ツプ11及び13の処理を実行し、オペレータが入力装
置4にて指定したレイアウト対象物内に存在する全排出
流体溜り領域の位置を探索する。表示手段27は、第3
2図のステツプ10及び16の処理を実行する。すなわ
ち、表示手段27は、ステツプ10の処理により、入力
装置4にてて指定されたレイアウト領域の画像をレイア
ウト対象物画像データ記憶装置8から選択してデイスプ
レイ装置1の画面に表示させると共に、ステツプ16の
処理により、排出流体溜り領域位置探索手段26にて得
られた指定レイアウト対象物内の排出流体溜り領域の位
置を図形でデイスプレイ装置1の画面に表示させる。本
実施例では、表示手段27によるステツプ10の実行、
排出流体溜り領域位置探索手段26によるステツプ11
及び13の実行、及び表示手段27によるステツプ16
の実行の順に処理が行われる。
本実施例は、第32図の処理手順を実行する前述の実施
例の効果のうちでステツプ18及び19に基づく効果を
除いた効果を得ることができる。
例の効果のうちでステツプ18及び19に基づく効果を
除いた効果を得ることができる。
〔発明の効果〕 本発明の第1の特徴によれば、流体排出部設置基準デー
タをも考慮するので、流体排出通路を接続すべき排出流
体溜り領域の場所の設定精度が向上する。更に、レイア
ウト対象物の図形と、得られた、レイアウト対象物内に
おける排出流体溜り領域の位置に、排出流体溜り領域の
図形との表示により、流体排出通路を接続すべき場所を
容易に確認できる。
タをも考慮するので、流体排出通路を接続すべき排出流
体溜り領域の場所の設定精度が向上する。更に、レイア
ウト対象物の図形と、得られた、レイアウト対象物内に
おける排出流体溜り領域の位置に、排出流体溜り領域の
図形との表示により、流体排出通路を接続すべき場所を
容易に確認できる。
本発明の第2の特徴によれば、上記第1の特徴によつて
得られる効果に加えて、流体排出通路が接続された排出
流体溜り領域の第1情報を、その流体排出通路と対をな
して、更に流体排出通路が接続されていない排出流体溜
り領域の第1情報を単独で、それぞれ該当する位置で、
表示装置に表示することにより、第1情報が表示された
排出流体溜り領域に、流体排出通路が接続されているか
否かを表示装置を見ることによつて簡単にチエツクでき
る。
得られる効果に加えて、流体排出通路が接続された排出
流体溜り領域の第1情報を、その流体排出通路と対をな
して、更に流体排出通路が接続されていない排出流体溜
り領域の第1情報を単独で、それぞれ該当する位置で、
表示装置に表示することにより、第1情報が表示された
排出流体溜り領域に、流体排出通路が接続されているか
否かを表示装置を見ることによつて簡単にチエツクでき
る。
本発明の第3の特徴によれば、上記第1の特徴によって
得られる効果に加えて、複数の選択構成要素のうち連続
して同じ流体排出部設置基準データによって選択された
複数の前記選択構成要素に対しては、1つの前記排出流
体溜り領域を形成するので、接続される流体排出通路の
数を少なくできる。
得られる効果に加えて、複数の選択構成要素のうち連続
して同じ流体排出部設置基準データによって選択された
複数の前記選択構成要素に対しては、1つの前記排出流
体溜り領域を形成するので、接続される流体排出通路の
数を少なくできる。
第1図は本発明の好適な一実施例であるプラント設計支
援装置にて実行される処理手順の説明図、第2図は第1
図の処理手順を実行する本発明の好適な一実施例である
プラント設計支援装置の構成図、第3図,第4図,第5
図及び第6図は第2図のレイアウト対象物データ記憶装
置に記憶されているレイアウト対象物データの説明図、
第7図は第2図の流体排出部設置基準データ記憶装置に
記憶されている流体排出部設置基準データの説明図、第
8図は第1図のステツプ10の詳細手順の説明図、第9
図及び第10図は第8図の処理手順によりデイスプレイ
装置に表示されたレイアウト領域の画像を示す説明図、
第11図は第1図のステツプ11の詳細手順の説明図、
第12図はステツプ11にて得られた画像の説明図、第
13図は第1図のステツプ13の詳細手順の説明図、第
14図は第13図のステツプ13Aの詳細手順の説明
図、第15図はステツプ13Aの処理によつて中間デー
タ記憶部に記憶されたデータの説明図、第16図は第1
3図のステツプ13Bの詳細手順の説明図、第17図は
第16図のステツプ13B3終了時に中間データ記憶部
に記憶されているデータの説明図、第18図は第16図
のステツプ13B8終了時に中間データ記憶部に記憶さ
れるデータの説明図、第19図は第13図のレイアウト
13Cの詳細手順を示す説明図、第20図は第13図の
ステツプDの詳細手順を示す説明図、第21図はステツ
プD終了時における中間データ記憶部に記憶されている
データの説明図、第22図は第13図のステツプ13E
の詳細手順を示す説明図、第23図は第22図のステツ
プ13E2によつて得られるデータの説明図、第24図
は第22図のステツプ13E3によつて得られるデータ
の説明図、第25図は第1図のステツプ15の詳細手順
を示す説明図、第26図は第1図のステツプ16の詳細
手順を示す説明図、第27図は第1図のステツプ16の
処理が終了したときに得られる画像の説明図、第28図
は本発明の他の実施例であるプラント設計支援装置の構
成図、第29図は第28図の実施例にて実行される処理
手順の説明図、第30図は第29図のステツプ13Fの
詳細手順の説明図、第31図は第29図のステツプ16
にて得られる画像の説明図、第32図は第2図の装置に
て実施される他の処理手順の説明図、第33図は第32
図のステツプ18の詳細手順の説明図、第34図及び第
35図はステツプ19にて表示された画像の説明図、第
36図は本発明の他の実施例の構成図である。 1……デイスプレイ装置、3……画像データ記憶装置、
4……入力装置、5……演算処理装置、6……レイアウ
ト対象物データ記憶装置、7……流体排出部設置基準デ
ータ記憶装置、8……レイアウト対象物画像データ記憶
装置、26……排出流体溜り領域位置探索手段、27…
…表示手段。
援装置にて実行される処理手順の説明図、第2図は第1
図の処理手順を実行する本発明の好適な一実施例である
プラント設計支援装置の構成図、第3図,第4図,第5
図及び第6図は第2図のレイアウト対象物データ記憶装
置に記憶されているレイアウト対象物データの説明図、
第7図は第2図の流体排出部設置基準データ記憶装置に
記憶されている流体排出部設置基準データの説明図、第
8図は第1図のステツプ10の詳細手順の説明図、第9
図及び第10図は第8図の処理手順によりデイスプレイ
装置に表示されたレイアウト領域の画像を示す説明図、
第11図は第1図のステツプ11の詳細手順の説明図、
第12図はステツプ11にて得られた画像の説明図、第
13図は第1図のステツプ13の詳細手順の説明図、第
14図は第13図のステツプ13Aの詳細手順の説明
図、第15図はステツプ13Aの処理によつて中間デー
タ記憶部に記憶されたデータの説明図、第16図は第1
3図のステツプ13Bの詳細手順の説明図、第17図は
第16図のステツプ13B3終了時に中間データ記憶部
に記憶されているデータの説明図、第18図は第16図
のステツプ13B8終了時に中間データ記憶部に記憶さ
れるデータの説明図、第19図は第13図のレイアウト
13Cの詳細手順を示す説明図、第20図は第13図の
ステツプDの詳細手順を示す説明図、第21図はステツ
プD終了時における中間データ記憶部に記憶されている
データの説明図、第22図は第13図のステツプ13E
の詳細手順を示す説明図、第23図は第22図のステツ
プ13E2によつて得られるデータの説明図、第24図
は第22図のステツプ13E3によつて得られるデータ
の説明図、第25図は第1図のステツプ15の詳細手順
を示す説明図、第26図は第1図のステツプ16の詳細
手順を示す説明図、第27図は第1図のステツプ16の
処理が終了したときに得られる画像の説明図、第28図
は本発明の他の実施例であるプラント設計支援装置の構
成図、第29図は第28図の実施例にて実行される処理
手順の説明図、第30図は第29図のステツプ13Fの
詳細手順の説明図、第31図は第29図のステツプ16
にて得られる画像の説明図、第32図は第2図の装置に
て実施される他の処理手順の説明図、第33図は第32
図のステツプ18の詳細手順の説明図、第34図及び第
35図はステツプ19にて表示された画像の説明図、第
36図は本発明の他の実施例の構成図である。 1……デイスプレイ装置、3……画像データ記憶装置、
4……入力装置、5……演算処理装置、6……レイアウ
ト対象物データ記憶装置、7……流体排出部設置基準デ
ータ記憶装置、8……レイアウト対象物画像データ記憶
装置、26……排出流体溜り領域位置探索手段、27…
…表示手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 賢治 茨城県日立市幸町3丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (56)参考文献 特開 昭61−213969(JP,A)
Claims (11)
- 【請求項1】指定されたレイアウト対象物に関するレイ
アウト対象物データを記憶手段から選択すること、 前記選択されたレイアウト対象物データ、及び前記記憶
手段から選択され、このレイアウト対象物データに関連
する流体排出部設置基準データに基づいて、前記指定レ
イアウト対象物に対する排出流体溜り領域の、前記指定
レイアウト対象物内における位置を求めること、 前記排出流体溜り領域を図形に表示するための第1情報
を作成すること、 前記第1情報、及び前記記憶手段から選択された、前記
指定レイアウト対象物を図形に表示するための第2情報
に基づいて、前記指定レイアウト対象物の図形と共に、
前記排出流体溜り領域の図形を前記位置で表示装置に表
示することを含む設計支援方法。 - 【請求項2】前記排出流体溜り領域は、ベント溜り領域
またはドレン溜り領域である特許請求の範囲第1項記載
の設計支援方法。 - 【請求項3】前記第1情報は、前記第2情報とは識別可
能な情報を含んでいる特許請求の範囲第1項記載の設計
支援方法。 - 【請求項4】前記識別可能な情報は、前記指定レイアウ
ト対象物の図形の色とは異なる色情報である特許請求の
範囲第3項記載の設計支援方法。 - 【請求項5】前記第1情報は、前記選択されたレイアウ
ト対象物データに基づいて、作成される特許請求の範囲
第1項記載の設計支援方法。 - 【請求項6】前記第1情報の作成は、前記位置における
前記排出流体溜り領域のうち流体排出通路が接続されて
いない排出流体溜り領域に対して実行される特許請求の
範囲第1項記載の設計支援方法。 - 【請求項7】指定されたレイアウト対象物に関するレイ
アウト対象物データを記憶手段から選択すること、 前記選択されたレイアウト対象物データ、及び前記記憶
手段から選択され、このレイアウト対象物データに関連
する流体排出部設置基準データに基づいて、前記指定レ
イアウト対象物に対する排出流体溜り領域の、前記指定
レイアウト対象物内における位置を求めること、 前記排出流体溜り領域を図形に表示するための第1情報
を作成すること、 前記第1情報、及び前記記憶手段から選択された、流体
排出通路を含む前記指定レイアウト対象物を図形に表示
するための第2情報に基づいて、前記指定レイアウト対
象物の図形と共に、前記流体排出通路が接続された前記
排出流体溜り領域の第1情報を、その流体排出通路と対
をなして、更に前記流体排出通路が接続されていない前
記排出流体溜り領域の第1情報を単独で、それぞれ該当
する前記位置で、表示装置に表示することを含む設計支
援方法。 - 【請求項8】複数の構成要素を含むレイアウト対象物で
あって指定された前記レイアウト対象物に関するレイア
ウト対象物データを記憶手段から選択すること、 前記選択されたレイアウト対象物データ、及び前記記憶
手段から選択され、このレイアウト対象物データに関連
する流体排出部設置基準データに基づいて、前記指定レ
イアウト対象物に対する複数の構成要素のうち排出流体
溜り領域が形成される複数の前記構成要素を選択するこ
と、 前記複数の選択構成要素のうち連続して同じ前記流体排
出部設置基準データによって選択された複数の前記選択
構成要素に対しては1つの前記排出流体溜り領域を形成
すること、 前記選択構成要素に対する前記排出流体溜り領域を図形
に表示するための第1情報を作成すること、 前記第1情報、及び前記記憶手段から選択された、前記
指定レイアウト対象物を図形に表示するための第2情報
に基づいて、前記指定レイアウト対象物の図形と共に、
前記排出流体溜り領域の図形を前記位置で表示装置に表
示することを含む設計支援方法。 - 【請求項9】表示装置と、レイアウト対象物を図形に表
示するための第2情報、レイアウト対象物データ、及び
流体排出部設置基準データを記憶する記憶手段と、前記
記憶手段から選択された、指定されたレイアウト対象物
のレイアウト対象物データ、及びこのレイアウト対象物
データに関連する前記流体排出部設置基準データに基づ
いて、前記指定レイアウト対象物に対する排出流体溜り
領域の、前記指定レイアウト対象物内における位置を求
める手段と、前記排出流体溜り領域を図形に表示するた
めの第1情報を作成する手段と、前記第1情報、及び前
記記憶手段から選択された前記指定レイアウト対象物の
第2情報に基づいて、前記指定レイアウト対象物の図形
と共に、前記排出流体溜り領域の図形を前記位置で前記
表示装置に表示させる手段とを備えたことを特徴とする
設計支援装置。 - 【請求項10】表示装置と、レイアウト対象物を図形に
表示するための第2情報、レイアウト対象物データ、及
び流体排出部設置基準データを記憶する記憶手段と、前
記記憶手段から選択された、指定されたレイアウト対象
物のレイアウト対象物データ、及びこのレイアウト対象
物データに関連する前記流体排出部設置基準データに基
づいて、前記指定レイアウト対象物に対する排出流体溜
り領域の、前記指定レイアウト対象物内における位置を
求める手段と、前記排出流体溜り領域を図形に表示する
ための第1情報を作成する手段と、前記第1情報、及び
前記記憶手段から選択された、流体排出通路を含む前記
指定レイアウト対象物を図形に表示するための第2情報
に基づいて、前記指定レイアウト対象物の図形と共に、
前記流体排出通路が接続された前記排出流体溜り領域の
第1情報を、その流体排出通路と対をなして、更に前記
流体排出通路が接続されていない前記排出流体溜り領域
の第1情報を単独で、それぞれ該当する前記位置で、表
示装置に表示させる手段とを備えたことを特徴とする設
計支援装置。 - 【請求項11】表示装置と、複数の構成要素を含むレイ
アウト対象物を図形に表示するための第2情報、レイア
ウト対象物データ、及び流体排出部設置基準データを記
憶する記憶手段と、前記記憶手段から選択された、指定
されたレイアウト対象物のレイアウト対象物データ、及
びこのレイアウト対象物データに関連する前記流体排出
部設置基準データに基づいて、前記指定レイアウト対象
物に対する複数の構成要素のうち排出流体溜り領域が形
成される複数の前記構成要素を選択する手段と、前記複
数の選択構成要素のうち連続して同じ前記流体排出部設
置基準データによって選択された複数の前記選択構成要
素に対しては1つの前記排出流体溜り領域を形成する手
段と、前記選択構成要素に対する前記排出流体溜り領域
を図形に表示するための第1情報を作成する手段と、前
記第1情報、及び前記記憶手段から選択された、前記指
定レイアウト対象物を図形に表示するための第2情報に
基づいて、前記指定レイアウト対象物の図形と共に、前
記排出流体溜り領域の図形を前記位置で表示装置に表示
させる手段とを備えたことを特徴とする設計支援装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62151164A JPH0650515B2 (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | 設計支援方法及びその設計支援装置 |
| US07/207,943 US4992953A (en) | 1987-06-19 | 1988-06-17 | Computer assisted design method and apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62151164A JPH0650515B2 (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | 設計支援方法及びその設計支援装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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