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JPH06502618A - 新規な合成grf類似物 - Google Patents

新規な合成grf類似物

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Publication number
JPH06502618A
JPH06502618A JP3509839A JP50983991A JPH06502618A JP H06502618 A JPH06502618 A JP H06502618A JP 3509839 A JP3509839 A JP 3509839A JP 50983991 A JP50983991 A JP 50983991A JP H06502618 A JPH06502618 A JP H06502618A
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JP
Japan
Prior art keywords
ala
leu
peptide
grf
composition
Prior art date
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Pending
Application number
JP3509839A
Other languages
English (en)
Inventor
コイ、ディヴィッド・エイチ
マーフィー、ウィリアム
ホカート、サイモン・ジェイ
Original Assignee
ジ・アドミニストレイターズ・オブ・ザ・テュレイン・エデュケイショナル・ファンド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ジ・アドミニストレイターズ・オブ・ザ・テュレイン・エデュケイショナル・ファンド filed Critical ジ・アドミニストレイターズ・オブ・ザ・テュレイン・エデュケイショナル・ファンド
Publication of JPH06502618A publication Critical patent/JPH06502618A/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/575Hormones
    • C07K14/60Growth hormone-releasing factor [GH-RF], i.e. somatoliberin
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P5/00Drugs for disorders of the endocrine system
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 新規な合成GRF類似物 1 発明の分野 本発明は治療有用性を有する新規ペプチドに関する。より詳しくは、本発明は天 然産生ペプチドである成長ホルモン放出因子(growth hormon−r eleasingfactor : G RF )のペプチド類似物に関する。
また、本発明はこれらのペプチドためにこれらのペプチドを用いる治療方法にも 関する。
2 発明の背景 成長ホルモン(GHまたはソマトトロピン)は下垂体前葉により分泌される、1 91個のアミノ酸からなるペプチドである。成長ホルモンはそれ自身が直接的に 真に成長を促すわけではないが、肝臓により産生されるソマトメジン等の多くの 真の成長因子の一つの産生を刺激することで作用する。しかしながら成長ホルモ ンの最終効果は広い。全体的レベルにおいて、このホルモンは骨格、結合組織、 筋肉ならびに内臓に影響する。分子レベルにおいて、成長ホルモンおよびソマト メジンの代謝影響は核酸および蛋白質合成の刺激、能動窒素バランスの誘導、脂 肪分解の刺激および尿素排出の減少を包含する。
子供における成長ホルモンの不適当なレベルは成長、置端の発達および骨年齢の 遅滞を引き起こす。また、二次性徴の発達遅滞をも引き起こす。成長ホルモン欠 乏の付加的な影響は、喉頭の発達障害、生殖腺の成熟遅滞および低血糖を包含す る。これらの効果は、全て正常レベルの成長ホルモンにより打ち消すことができ る。
成長ホルモンの産生は、視床下部内に配置される、放出および阻害感化因子両方 のコントロール下にある。−次放出感化因子は視床下部の弓状核において最初に 産生される成長ホルモン放出因子(GRFまたはGHRH)であり、そして該因 子は門脈循環により下垂体に運ばれる。しかし、膵臓腫瘍細胞等、体の他の細胞 も、やはりこのホルモンを産生ずることができる。ヒトの成長ホルモン放出因子 は44個のアミノ酸からなるペプチドであり、その先頭の29個のアミノ酸が全 ての生物学的活性を有している。また、これに類似のペプチドが牛、ラット、羊 および豚からも単離され、その配列が同定されている(Esch et al、 、 BiochemBiophys、 Res、 Collmun、 117: 772.1983)。
GRF配列の知見は、成長ホルモン欠乏の個体を治療するための生理学的に自然 な手段を提供した。その後の努力は合成GRF類似物の開発に向けられてきたが 、これはそのような類似物が成長ホルモンの放出を引き起こすためにより効果的 であろうという希望があったからである。
新規置換を作り出すための努力は、生物学的活性を有する、分子のN末端を含む 部分、特に1位〜29位の残基に塩点が合わされている。一つまたはそれ以上の アミノ酸残基における種々の置換は、対応する本来のペプチドと比べて、合成ペ プチドの効力を増加させるのに効果的であることが示されている。ペプチドデザ インにおける近年のアプローチの一つは、通常、ペプチドの親水性二次構造を強 化する修飾の探査であった(De Grado et al、 、 J、^m、  Che+n、 Soc、 103:679〜686、1981 ; Mue  et al、、 J、^m、 Chew、 Soc、 105:4100〜41 02.1983)、ある種のペプチドホルモン、即ち分子の一面が疎水性残基を 選択的に有し、他の面が一次的に親水性ドメインを含有しているペプチドホルモ ンは、この親水特性の最適化によりその活性が強化され得る。GRFは、その− 重二分子膜リン脂質小胞との結合および空気−水境界面における単分子膜形成の 観察に基づき、実質的に親水性ポテンシャルを有するものと記されている(Ka iser et、 al、、 5cience 223.249〜255.19 84)。
GRFの二次構造を変えようとする試みの多(は文献に報告されている。例えば ランス(Lance)らは、1位〜3位のL−アミノ酸(Tyr’、Ala2、 Asp3)をそれぞれのD−異性体で置換して、GRF分子のN末端領域におけ る立体配座の制限を行おうと試みた(Biochem、 Biophys、 R es、 Coma+、 119:265.1984) o D−類似物は本来の ペプチドよりも活性が高いことが判明した。その後の研究では、このアプローチ は4位、5位、6位、7位および8位にまで拡張された。5位、6位および7位 の置換は活性を実質的に減少させたが、4位におけるD−fi換は本来のそれに 近い活性であり、また、8位のD−置換は活性を増加させた(Coy etal 、、 J、 Med、 Chen、 28:181〜185.1985)。
本来のGRF分子の二次構造を変えるためのさらなる試みは、分子上のある他の 点における計画された親水性を強化する試みに絞られた。例えばタウ(Tau) らは、(1〜29位の)GRF分子上のα−らせんの予想した位置に注目し、1 3〜29位領域内の特定のアミノ酸を、β−ターンが存在すると期待される6〜 10位のアミノ酸と同様に、置換することによりGRF分子の特定領域を修飾し た。9位のSerの(“良好なα−らせん形成素”である)Alaによる置き換 えは拡張されたらせん立体配座に好都合であると述べられた。このパターンで作 り出された全てのペプチドは、本来のGRFに比べて強化された活性を示した。
本来の分子の8位でのL−Alaもしくはその等価アミノ酸残基による置換は、 そのように修飾されたペプチドの成長ホルモン放出活性の非常な増加をもたらす という、驚くべき知見が得られた。第8位における他の置換がかねてから示唆さ れていた(例えば、D−ArgSSerおよびD−3erが置換されている米国 特許第4、518.586号明細書; Ser、^sn、 ThrまたはGln が置換されている米国特許第4、689.318号明細書; D−Argまたは D−Lysが置換されている米国特許第4、626.523号明細書参照)が、 この位置におけるし一^1aの使用は誰も意図しなかった。実際、サイトウ(S aito)らはこの位置でのD−Alaによる置換を行い、活性(7) 実N  的なM少を認メテイる(Biochem、 Biophys、 Res、 Co mm、 149:531〜537゜1987)。従って、本発明の特別な置換で 観察された強化は非常に驚(べきものである。
3、発明の概要 本発明は本来のホルモンGRFの類似物である新規ペプチドグループに関する。
新規ホルモンは、本来の分子では通常第8位に位置するAsnをα−らせん形成 誘導性アミノ酸で置換することにより特徴付けられる。特に、本発明は、以下の 式を含むペプチドに関する R1−R2−R3−Ala−11e−Phe−R7 −RH−Rg−R16−^rg−R12−R13−Rl4415−G1n417 418−^1a−Arg−R21−Leu−R23−Rz<−R2s−Rzs− t?+7−Rzs−Rz。
但し式中、R1はアミノ基欠損Tyr (des−amino−Tyr)または A−R,で表され、その際Aは低級アルキル、低級シクロアルキル、ベンジルま たは低級アシルであり、R1はC’MeもしくはN’Me置換基を有する/有さ ないTyr、 D−Tyr、 Met。
PheSD−Phe、 pcl−PheSLeu、 His、またはD−His であり;R2は^la、 D−AlalD−NM^またはD−Argであり;R 3はAspまたはD−Aspであり;R7はThr、^ib、 NO2、Leu 、 Trp、β−Nal、またはp−X−Pheで表され、その際XはH,FS Cl、Br1No2またはMeであり;R8は^la、^1bSLeu、 Tr p、β−Nalまたはp−X−Pheで表され、その際XはHlF、 C1、B r、 NO2またはMeであり;RoはSer、^la、^ib、 Leu、  Trp、β−Nalまたはp−X−Pheで表され、その際XはH,FlCl、 Br、 No2またはトであり;RIOはTyrまたはD−Tyrであり。
R12およびR21はLys、ArgまたはN’−B−Lysで表され、その際 Bは低級アルキルまたはシクロアルキルであり、R22とRHは同じであっても 、異なっていてもよく; R13はIleまたはVatであり: R14はLeuまたはD−Leuであり:R15はcxy、^la、 Leu、 ^sn、 GinまたはAibであり;R17はLeuまたはD−Leuであり :RI8はTyrまたはSerであり; R23はLeuまたはD−Leuであり;R24はHisまたはGinであり; R25はGlu、 AspXD−GluまたはD−Aspであり;R26はIl eまたはLeuであり: R27はMetSD−11etSAlaSNleSlie、 Leu、 Nva またはValであり;R211は^sn、 Serまたは欠損(desR2g) であり;R29は^rg、 D−Argまたは欠損(desRu)であり:また 、医薬学的に許容し得るその塩であってもよい。
好ましい実施態様ではR,がAlaであり、特に好ましい実施態様ではR8およ びR15がAlaであり、最も好ましくは、R8、R8およびRI 5がAla である。特に効果的なペプチドは、R8、R9およびR15がAlaで、且つR 2がD−Alaであるときに形成される。
上記式は29個のアミノ酸残基を含有しているが、当業者であれば、これが分子 の憇部位を表したものであり、配列のC末端までのさらなるアミノ酸残基の付加 はその効果に影響しないことを理解されよう。総数44個までの残基をもたらす 付加は、本来のGRF分子において表されるように、効果を挙げないであろう。
これらのアミノ酸は活性にとって本質的なものではないので、それらの同一性は 重要なものではなく:それらは本来のGRF配列におけると同じものでよく、ま たは手頃な等価物であってもよい。これらの代替置換は、例えば米国特許第4、 626.523号ならびに第4.728.726号の明細書に見られる。
また本発明は、医薬学的に許容し得る担体と組み合わせて、上記ペプチド/塩を 成長ホルモン放出に効果的な量含有する組成物も提供する。また、そのような治 療を必要とする個体に対する本発明組成物の投与により、成長ホルモンの放出を 刺激する方法も提供される。このような方法は、成長ホルモンの放出による利益 が期待される、生理学的な状態の治療に有益である。また、正常な動物において その成長を刺激する方法も提供され、そのような方法では、正常な動物に対する 本発明組成物の投与も含をされる。
一つの代替実施態様においては、8位、9位および15位における特定の置換と R2の位置におけるD−Argの置換とを組み合わせることで、特に効果的なG RF受容体拮抗的阻害体が生産される。このようなペプチドは生来のGRFの活 性を阻害し、そして引き続いて成長ホルモンの放出を防ぐ。か(して、また、こ のようなペプチドのGRFを拮抗的に阻害するに有効な量と医薬学的に許容し得 る担体との組み合わせを含む治療用組成物も提供され、同様に、これらの組成物 をこのような治療を必要とする個体に投与することにより成長ホルモンの放出を 阻害するための方法も提供される。
4 明 以下の略語が本明細書および請求の範囲を通して用いられる。
Ala アラニン Arg アルギニン ^sn アスパラギン Cys シスチン Gin グルタミン Phe フェニルアラニン ^ib α−アミノ酪酸 des−amino−Tyr [β−(p−ヒドロキシフェニル)プロピオニル コノルロイシンNle ノルロイシン Nva ノルバリン β−NMA α−アミノ基がメチルで置換されたD−アラニンBoc t−ブチ ルオキシカルボニル Bzl ベンジル TosP−hルエンサルホニル 2−CI−22−クロロベンジルオキシカルボニル2−Br−22−ブロモベン ジルオキシカルボニルchx シクロヘキシル いずれの場合にもアミノ酸の異性体型が存在するが、名前を記載した残基より重 要なものはなく、天然産生し一アミノ酸が意図されている。また、特定のC末端 代替物が注記されていなければ、−〇H(遊離酸)および−Nlh(アミド)の 形態のペプチドは両方共に意図されている。
同様に、本明細書中で”低級アルキル”低級アシル”および“低級シクロアルキ ル”として用いられている“低級”という術語は炭素数3〜4個のものをさして おり、“シクロアルキル”は炭素数3〜6個である。
5、本発明の詳細な説明 本発明のペプチドは本来のGRFの類似物であり、成長ホルモン放出においてt 来のホルモンよりも非常に優れた効力を示す。これらのペプチドの効力増強はG RF分子N末端部位のα−らせん特性の強化によるものであると信じられている 。C末端領域の親水性α−らせん特性の強化がペプチドの効力を増強することは 以前から示されていたが、N末端におけるそのような修飾が分子の活性にどのよ うに影響するのかは知られていなかった。本発明の結果は、[1〜29位の]G RFの8位において、α−らせんを形成する傾向特性を有するアミノ酸残基によ る置換により、効力の予想外の増強が得られることを示している。アミノ酸の中 でこの範喀にはいるものは、Ala、^1bSI−euSTrpsβ−Nal、 またはp−X−Pheであり、ここでXはH,F、 C1、Br、 NO2また はMeである。最も好ましいR8はAlaである。[1〜29位の]GRFの修 飾が^sn’のAla’による置換だけである類似物は、生体内において、本来 の分子の少なくとも4倍の効力を有する(表1)。15位における^la、 L eu、^5nSGlnまたはAib、好ましくはAlaによる置換は、生体内に おいて、本来のGRFの約5倍までの、大幅な効力の増強をもたらす。さらなる 好ましい修飾は、8位において用いられたと同じ好ましい残基の一つによる9位 の置換である。これら8.9および15位における置換の組み合わせは、特にそ れら全てがAlaによる置換であるときには、効力を強化する。また、さらにG lu”とLeu26.27が組み合わされたときには、活性は本来のGRF分子 の33倍にまで増強される。2位におけるD−Alaによる置換が[1〜29位 の] GRF活性の増加をもたらすことは従来から開示されている。本発明の特 に好ましい実施態様においては、この置換が8.9および15位の置換の一つま たはそれ以上と組み合わされて、生体内において、本来のGRFの49倍までの 活性を有する高動力GRF類似物を作り出す。
GRF拮抗的阻害体活性の強化のためには、2位にArgを有するペプチドを用 いた、8位および/または9位および/または15位における計画された置換が 特に好ましい。Arg2置換の使用はGRF拮抗的阻害体活性を生じることがす でに報告されているが、計画された組み合わせはより強力な、D−Arg 2置 換単独の活性の10倍までの拮抗的阻害体活性を生じる。
5.1.調製方法 本発明のペプチドの調製は、すべての公知のペプチド合成方法によりなされるこ とができる。好ましい方法は、マリフィールド(Merrifield)により 記載されたような固相合成である(J、 Am、 Chem、 Soc、 85 :2149.1963)、この方法では、ペプチドの構築はC末端から始められ ;アミノ基を保護されたアミノ酸が公知の方法により、クロロメチル化樹脂、α −アミノジフェニルメタン樹脂またはα−アミノ−(1,1−ジフェニル)エチ ルアルコール樹脂等の適切な樹脂にカンプリングされる。一度カツブリングがな された後で、末端アミノ酸の保護解除が当業者に公知の技術により行われる。典 型的な保護解除溶媒はトリクロロ酢酸を単独で、あるいは塩化メチレンと組み合 わせて含有している。所望の配列の残りの保護されたアミノ酸は適切な順序で連 続的に固相に添加され、先のアミノ酸とカップリングされる。通常のカップリン グ溶液は、ジシクロへキシルシアナミドおよびジイソプロピルシアナミド等のシ アナミド誘導体である。あるいは、固相合成機に添加される前に、幾つかのアミ ノ酸が互いにカップリングしていてもよい。
配列が完成したならば、全てのペプチドが樹脂から外され、HPLCもしくは他 のクロマトグラフ手法等の当該技術の決まり切った手順により純化することがで きる。
5.2.医薬学的組成物 合成ペプチドは、しばしば、酸付加塩および金属錯体等の医薬学的に許容し得る 塩の形態で医薬学的に用いられるが、その酸添加塩には、塩酸塩、臭化水素酸塩 、硫酸塩、酢酸塩、マレイン酸塩、安息香酸塩、くえん酸塩、酒石酸塩、アスコ ルビン酸塩またはリン酸塩が含まれ、金属複合体は鉄または亜鉛を含む。
ペプチドは好ましくは非経口的に、即ち皮下、静脈内、筋肉内、腹腔内または経 皮的に投与される。これらの投与形式のために、ペプチドは通常、水または等張 食塩水等の医薬学的に許容し得る担体と組み合わされる。あるいは、ペプチドは 、適切な結合剤、滑剤その他を含む錠剤もしくはカプセル剤の形態で経口的に投 与されてもよい。
組成物当たりに必要なペプチド量および/または単位投薬量は、現在GRFペプ チドに用いられている公知の組成物および投薬量の形態を参照および比較するこ とにより予め測定することができる。しかし、一般的には、投薬量の範囲は個体 の体重1kg当たり50ng〜5μgである。投薬量は投与形式および意図する 結果に依存する。しかし、このような手技は充分に当業者の能力の範囲内である 。
5.3.治療的使用 本発明の合成ペプチドは、成長ホルモンの直接投与が望ましいいずれの状況にお いても有用である。獣医学的な使用には、例えば牛、鶏、七面鳥、豚、山羊、魚 その他等の家畜へ投与して、成長を促したり、また、これらの動物の蛋白質(筋 肉)と脂質との割合を変化させるあるいは改善させることの両方が含まれる。
ペプチドはまた、下垂体小人症等の成長ホルモン欠乏関連障害の治療にも有用で ある。また、傷の治癒等、その地条(の代謝もしくは発達過程も成長ホルモンに 影響されており、従って、本発明のGRF類似物の投与により利益を受けること ができる。これらのペプチドのその他の用途は当業者によりすぐに認識されるだ ろう。
一つもしくはそれ以上の計画された^1alil換がArg 2と組み合わされ た本発明のそれらのペプチドはGRF拮抗的阻害体であり、且つそれゆえに成長 ホルモン過剰により引き起こされる状態の治療に用いられることができる。その ような状態の一例が先端巨大症であり、これは症状の一つとして、顔および四肢 の骨の異常な巨大化をもたらす。
塩化イオン形態のベンジルヒドロイルアミン−ポリスチレン樹脂(Advanc edChemTech社製)(1,25g、0.5mM)が、Advanced  ChemTechペプチド合成機の反応容器内に置かれるが、該合成機は以下 の反応サイクルを行うようプログラムされている: (a)塩化メチレン: ( b)塩化メチレン中の33%のトリフルオロ酢酸(1分および15分の2回);  (C)塩化メチレン: (d)エタノール: (e)塩化メチレン: け)塩 化メチレン中に10%ジイソプロピルエチルアミン。
中性にされた樹脂は、Boc−N’−tosyl−Argおよびジイソプロピル カルボジイミド(各々1.5mM)と共に塩化メチレン中で1時間撹拌され、得 られたアミノ酸は次に、上記(a)〜(f)の洗浄プログラムに沿って作業周期 の各工程へ回される。次に下記のアミノ酸(1,5mM)が、GinとAsnが 1.5mMの1−ハイドロオキシベンゾトリアゾールの存在下でカップリングさ れた以外は同様の手順で、連続的にカップリングされる: Boc−3et(Bzl)、Boc−Met、 Boa−Asp(chx)、B oc−GinSBoc−LeuSBoc−Lys(2−CI|z)、 Boc−Arg(Tos)、Boc−^1a、 Boc−3er(Bzl)、B oc−Leu、 Boc−Gin、 Boc−GlylBoメ|Leu。
Boc−ValSBoc−Lys(2−C1−z)、Boc−Arg(Tos) 、Boc−Tyr(2−Br−z)、Boc−3er(Bz戟j、 Boc−Ala、 Boc−Thr(Bzl)、Boa−Phe、 Boc−1 1eSBoc−^1a、 Boc−Asp、 Boc−^1=A Boc− Tyr(2−Br−z)。最後のt−ブトキシカルボニル基を除去し洗浄および 乾燥した後に完成した樹脂の重量は2.5gであった。
6、1.2. A1a’GRF(1〜29)NHz前節6.1.1.にて記述さ れた樹脂(2,5g、0.5mM)は、p−クレゾール(5ml)、ジチオトレ イトール(100mg)および無水弗化水素(35ml)と1℃で混合されて、 45分間撹拌される。過剰の弗化水素は乾燥窒素流のもとて速やかに蒸発させら れ、遊離ペプチドは沈殿させられてエーテルで洗浄される。
次に、粗ペプチドは最小容量の2M酢酸に溶解され、同一溶媒を用いたセファデ ックス(Sephadex) G −50のカラム(2,5X100cm)によ り容離される。
次に、紫外線吸収および薄層クロマトグラフィーによる主要成分を含有する画分 が収集されて小容量にまで蒸発させられ、そしてパイダックオクタデシルシラン シリカ(Vydac octadecylsilane 5ilica) (1 0〜15 μM)のカラム(2,5x5Qcm)に供される。
これは水中の0.1%トリフルオロ酢酸中の10〜45%アセトニトリルの線勾 配を用いて容離される。画分は薄層クロマトグラフィーおよび高性能分析液体ク ロマトグラフィーにより試験され、そして最大限に純化するために収集される。
溶液の水からの凍結乾燥を繰り返すことで、白色でふわふわした(fluffの 粉末状の生産物が得られる。
生産物はHP L CならびにTLCにより均質であることが認められる。酸氷 解物のアミノ酸分析によりオクタペプチドの組成が確認される。
6.1.3. [^1a’1”]−GRF(1−29)−メチルへyノルヒドロ イルアミン樹脂塩化イオン形態のベンノルヒドロイルアミン−ポリスチレン樹脂 (AdvancedChemTech社製)(1,25g、領5mM)が、^d vanced ChemTechペプチド合成機の反応容器内に置かれるが、該 合成機は以下の反応サイクルを行うようプログラムされている・ (a)塩化メ チレン: (b)塩化メチレン中の33%のトリフルオロ酢酸(1分および15 分の2回); (C)塩化メチレン: (d)エタノール: (e)塩化メチレ ン: (f)塩化メチレン中の10%ジイソプロピルエチルアミン。
中性にされた樹脂は、Boc−N’−tosyl−^rgおよびジイソプロピル カルボジイミド(各々1.5mM)と共に塩化メチレン中で1時間撹拌され、得 られたアミノ酸は次に、上記(a)〜(f)の洗浄プログラムに沿って作業周期 の各工程へ回される。次に下記のアミノ酸(1,5mM)が、Ginと^snが 1.5mMの1−ハイドロオキシベンゾトリアゾールの存在下でカップリングさ れた以外は同様の手順で、連続的にカップリングされる: Boc−3er(Bzl)、Boc−MetSBoc−^5p(chx)、Bo c−GinSBoc−Leu、 Boc−Lys(2−C1|z)、 Boc−^rg(Tos)、Boc−A1.a、 Boc−3er(Bzl)、 Boc−Leu、 Boc−Gln、 Boc−^1aSB盾メ|Leu。
Boc−Val、Boc−Lys(2−C1−z)、Boc−^rg(Tos) 、Boc−Tyr(2−Br−z)、Boa−3er(Bz戟j、 Boc−Ala、 Boc−Thr(Bzl)、Boc−Phe、 Boc−1 1e、 Boc−AlaSBoc−AspSBoc−AlaB Boc−Tyr(2−Br−z)。最後のt−ブトキンカルボニル基を除去し洗 浄および乾燥した後に完成した樹脂の重量は26gであった。
6、1.4.Ala”+5−GRF(1−29)NH2前節6.1.3.1:記 述された樹脂(2,6g、0.5mM)は、6.1.2.節にて既述したように 、弗化水素を用いた開裂ならびにカラム法による純化に付される。
溶液の水からの凍結乾燥を繰り返すことで、白色でふわふわした粉末状の生産物 が得られる。
生産物はHP L CならびにTLCにより均質であることが認められる。酸氷 解物のアミノ酸分析によりオクタペプチドの組成が確認される。
また、同様の手順にて、以下のペプチドも作成された:Aib”、Ala”−G RF(1〜29)NHz^1a8 IS、Glu25、Leu”t”−GRF( 1−29)NFlzD−Ala2、Leu’、Ala4 、 l 5、Glu2 5、Leu” + 27−GRF(1−29)NH2O−^1a21.^1a8 . + 5、Glu”、Leu” 27−GRF(1〜29)NH2AIB”+  9. + s、Glu”、Leu” 27−GRF(1−29)NH2O−A la”、Ala’9”−GRF(1〜29)NHzD−Ala21、Ala”t  ’ I”−GRF(1〜29)NH2^La” ” ’−GRF(1〜29) NH2Ala” + ” + ”−GRF(1−29)NH2O−^rg 2、 Ala”う’−GRF(1〜29)NH2ン放出を刺激するための有用性を試験 された。
6、2.1.下垂体細胞分散 体重200〜250gで調節条件下(05:QO〜19:00時の開光条件にお く)で飼育された雄成熟ラット由来下垂体前葉が他の手法(Ben−Jonat han、 Meth。
Enzymol、 103+249〜257.1983; Hoefer et  al、、 Mo1. Ce11. EndocrinolA 35:229 〜235.1984)から派生し、従来公知のトリプシン/デオキシリボヌクレ アーゼ法(Heiman et al、、 Endocrinology 11 6:410−415.1985)による無菌技術を用いて分散させられた。
6、2.2.細胞培養 分散細胞は、無菌濾過されたダルベツコ(Dulbecco)の改良イーグル培 地[MEM ; Gibco Labrotories (GIBCO)、 G rand l5land、 NY]に希釈されたが、該培地には2.5%の牛胎 児血清(GIBCO)、3%の馬血清(GIBCO)、(氷上で保存した採取後 1時間以内の)10%の新鮮な下垂体提供個体由来ラット血清、1%MEM可欠 アミノ酸(GIBCO)、ゲンタマイシン(gentamicin、10 ng /ml : Sigma)およびナイスクチン(Nystatin、 10.0 00 U/ml ; GIBCO)が付加されていた。細胞は血球計算器(he macytometer)により計測され(適切には下垂体当たり2.000.  oaa細胞)、そしてウェル(well、 Co5tar cluster  24;Rochester 5cientific。
Rochester、 NY)当たり200.000細胞の密度でランダムに配 置された。配置された細胞は、95%の空気および5%の二酸化炭素からなる加 湿された大気中の上記ホルモン抗原投与のための準備において、細胞は旧培地お よび浮遊細胞を除くために培地199 (mcdium 199、GIBCO) により3回洗浄された。(シリコンコーティングされた試験管内に希釈された) 分泌促進物質の施用量はそれぞれ、四層付きウェル内の、1%BSA(画分V;  Sigma Chemical、 St Louis、 MO)を含む総量1 mlの培地199中で試験された。調節レベルを狭い範囲に維持し、且つ付加的 な成長因子または糖質コルチコイドの添加無しに基底分泌レベルに対する最大限 に刺激されたレベルの比率を増加させるために、細胞は0.1 nMのソマトス タチンの存在下でパルスされた。空気/二酸化炭素(9515%)の大気中で3 7℃、3時装置いた後、培地は除去されて、ホルモン含量の検定を行うまで一2 0℃で保存された。
6、2.4.GHRI A 血漿もしくは中膜内のGHは、NIDDKならびにメリーランド大学医学部のホ ルモンおよび下垂体に関する国家プログラムにより広く一般に供給される成分を 用いた、標準二重抗体RIAにより測定された。
6、2.5.結果 効力はバグスレイ(Pugsl、ey)により記載された方法(Endocri nology 39:161−176.1946)に従い、4点検定により計算 された。これらの試験の結果は表1に示されている。これらのデータに見られる ように、8位のAlaと15位のAlaとの組み合わせは、Ala15だけの類 似物と比べて、ペプチドの効果を非常に大きく増加する。同様に、^la’およ び/またはD−Ala2の付加もまた、ペプチドGRF活性を強化する。一方、 N末端領域の他の位置におけるAlaによる置換、即ち7位及び10位のAla による置換は、Ala8・9・15の組合せと組み合わせたとき(ご、本質的に 障害効果を有する。
表1 生体内におけるGRF(1〜29)NH2類似物の効力^1 a + 町5±1 (4) ^1a’ 4±1(13) ^1a8,15 15±2(15) Aib’、^1a+5 2±1(3) Ala4.+ 5、 Glu25、 Leu26,27 7上2(5)D−Al a2、Leu’、Ala8. + 5、Glu”、Leu”+ 270.3±0 .2(5)D−Ala2、^1a8,15、Glu25、Lea”+ 27 7 ±1(4)A1a8+ e、 Is、Glu25、Leu”” 33±9(6) D−Ala2、Ala”+ ” 27±10(8)D−Ala2、D−^1a’ + 9+ + 5 4g±14(8)^1at、g、o、+s 2±1(2)^ 1a’+ 9.10.15 1±1(2)効力は4点検定により計算された。値 は、平均値上(sew、 )である。括弧内の値は、平均効力の計算に用いられ た類似物の多数回分の施用量を用いた関連実験の回数である。GRF (1〜2 9)NHz標準(効力=1)はそれぞれの検定中に含まれていた。さらなる詳細 に関しては、マーフィ(Murphy)およびカイ(Coy)のPeputid e Re5earch 1(1): 36〜41(1988)を参照して欲しい 。
補正書の翻訳文提出書(特許法第184条の8)平成 4年11月 4日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.下記配列を含有するペプチおよび医薬学的に許容し得るその塩:【配列があ ります】 [但し配列中、R1はアミノ基欠損TyrまたはA−R1で表され、その際Aは 低級アルキル、低級シクロアルキル、ベンジルまたは低級アシルであり、R1は C′′MeもしくはN′′Me置換基を有するまたは有しないTyr、D−Ty r、Met、Phe、D−Phe、pCl−Phe、Lcu、His、またはD −Hisであり;R2はAla、D−Ala、D−NMAまたはD−Argであ り;R3はAspまたはD−Aspであり;R7はThr、Aib、Leu、T rp、β−Nal、またはp−X−Pheで表され、その際XはH、F、Cl、 Br、NO2またはMeであり;R8はAla、Aib、Leu、Trp、β− Nalまたはp−X−Pheで表され、その際XはH、F、Cl、Br、NO2 またはMeであり;R9はSer、Ala、Aib、Leu、Trp、β−Na lまたはp−X−Pheで表され、その際XはH、F、Cl、Br、NO2また はMeであり;R10はTyrまたはD−Tyrであり;R12およびR21は Lys、ArgまたはN′−B−Lysで表され、その際Bは低級アルキルまた はシクロアルキルであり、R12とR21は同じであっても、異なっていてもよ く; R13はILeまたはValであり; R14はLeuまたはD−Leuであり;R15はGly、Ala、Leu、A sn、GlnまたはAibであり;R17はLeuまたはD−Leuであり;R 18はTyrまたはSerであり; R23はLeuまたはD−Leuであり;R24はHisまたはGlnであり; R25はGlu、Asp、D−GluまたはD−Aspであり;R26はILe またはLeuであり; R27はMet、D−Met、Ala、ILe、Leu、Nva、またはVal であり;R28はAsn、Serまたは欠損(desR28)であり;R29は Arg、D−Argまたは欠損(desR29)である]2.前記R8がAla である、請求項1に記載のペプチド。 3.前記R15がAlaである、請求項2に記載のペプチド。 4.前記R9がAlaである、請求項3に記載のペプチド。 5.前記R2がD−Alaである、請求項1〜4のいずれかに記載のペプチド。 6.前記R25がGluである、請求項4に記載のペプチド。 7.前記のR26およびR27がそれぞれLeuである、請求項6に記載のペプ チド。 8.前記R25がGluである、請求項5に記載のペプチド。 9.前記のR26およびR27がそれぞれLeuである、請求項5に記載のペプ チド。 10.Ala8−GRF(1〜29)を含有する、請求項1に記載のペプチド。 11.Ala8,15−GRF(1〜29)を含有する、請求項1に記載のペプ チド。 12.Ala8,9,15−GRF(1〜29)を含有する、請求項1に記載の ペプチド。 13.D−Ala2およびAla8,15−GRF(1〜29)を含有する、請 求項1に記載のペプチド。 14.D−Ala2およびAla8,9,15−GRF(1〜29)を含有する 、請求項1に記載のペプチド。 15.D−Ala2、Ala8,15、Glu25、Leu26,27−GRF (1〜29)を含有する、請求項1に記載のペプチド。 16.前記R2がD−Argである、請求項1に記載のペプチド。 17.前記R2がAlaである、請求項16に記載のペプチド。 18.前記R15がAlaである、請求項16に記載のペプチド。 19.前記R15がAlaである、請求項17に記載のペプチド。 20.前記R9がAlaである、請求項19に記載のペプチド。 21.前記R25がGluである、請求項20に記載のペプチド。 22.前記のR26およびR27がLeuである、請求項21に記載のペプチド 。 23.D−Arg2およびAla8−GRF(1〜29)を含む、請求項16に 記載のペプチド。 24.D−Arg2およびAla8,15−GRF(1〜29)を含む、請求項 16に記載のペプチド。 25.D−Arg2およびAla8,9,15−GRF(1〜29)を含む、請 求項16に記載のペプチド。 26.医薬学的に許容し得る担体と組み合わせて、下記配列を含有するペプチド および医薬学的に許容し得るその塩を有効量含有する医薬組成物:【配列があり ます】 [但し配列中、R1はアミノ基欠損TyrまたはA−R1で表され、その際Aは 低級アルキル、低級シクロアルキル、ベンジルまたは低級アシルであり、R1は C′′MeもしくはN′′Me置換基を有するまたは有しないTyr、D−Ty r、Met、Phe、D−Phe、pCl−Phe、Leu、His、またはD −Hisであり;R2はAla、D−Ala、D−NMAまたはD−Argであ り;R3はAspまたはD−Aspであり;R7はThr、Ala、Aib、L eu、Trp、β−Nal、またはp−X−Pheで表され、その際XはH、F 、Cl、Br、NO2またはMeであり;R8はAla、Aib、Leu、Tr p、β−Nalまたはp−X−Pheで表され、その際XはH、F、Cl、Br 、NO2またはMeであり;R9はSer、Ala、Aib、Leu、Trp、 β−Nalまたはp−X−Pheで表され、その際XはH、F、Cl、Br、N O2またはMeであり;R10はAla、TyrまたはD−Tyrであり;R1 2およびR21はLys、ArgまたはN′′−B−Lysで表され、その際B は低級アルキルまたはシクロアルキルであり、R12とR21は同じであっても 、異なっていてもよく; R13はIleまたはValであり; R14はLeuまたはD−Leuであり;R15はGly、Ala、Leu、A sn、GlnまたはAibであり;R17はLeuまたはD−Leuであり;R 18はTyrまたはSerであり; R23はLeuまたはD−Leuであり;R24はHisまたはClnであり; R25はGlu、Asp、D−GluまたはD−Aspであり;R26はIle またはLeuであり; R27はMet、D−Met、Ala、Nle、Ile、Leu、Nvaまたは Valであり;R28はAsn、Serまたは欠損(desR28)であり;R 29はArg、D−Argまたは欠損(desR29)である]27.前記R8 がAlaである、請求項26に記載の組成物。 28.前記R15がAlaである、請求項27に記載の組成物。 29.前記R9がAlaである、請求項29に記載の組成物。 30.前記R2がD−Alaである、請求項26〜29のいずれかに記載の組成 物。 31.前記R25がGluである、請求項29に記載の組成物。 32.前記のR26およびR27がそれぞれLeuである、請求項29に記載の 組成物。 33.前記R25がGluである、請求項30に記載の組成物。 34.前記のR26およびR27がそれぞれLeuである、請求項30に記載の 組成物。 35.Ala8−GRF(1〜29)を含有するペプチドを含む、請求項26に 記載の組成物。 36.Ala8,15−GRF(1〜29)を含有するペプチを含む、請求項2 6に記載の組成物。 37.Ala8,9,15−GRF(1〜29)を含有するペプチドを含む、請 求項26に記載の組成物。 38.D−Ala2およびAla8−GRF(1〜29)を含有するペプチドを 含む、請求項26に記載の組成物。 39.D−Ala2およびAla8,15−GRF(1〜29)を含有するペプ チドを含む、請求項26に記載の組成物。 40.D−Ala2、D−Ala2およびAla8,9,15−GRF(1〜2 9)を含有するペプチドを含む、請求項26に記載の組成物。 41.D−Ala2、Ala8,15、Glu25、Leu26,〜27−GR F(1〜29)を含有するペプチドを含む、請求項26に記載の組成物。 42.前記R2がD−Argである、請求項26に記載の組成物。 43.前記R8がAlaである、請求項42に記載の組成物。 44.前記R15がAlaである、請求項26に記載の組成物。 45.前記R15がAlaである、請求項42に記載の組成物。 46.前記R9がAlaである、請求項45に記載の組成物。 47.前記R25がGluである、請求項46に記載の組成物。 48.前記のR26よびR27がそれぞれLeuである、請求項47に記載の組 成物。 49.D−Arg2およびAla8−GRF(1〜29)を含有するペプチドを 含む、請求項42に記載の組成物。 50.D−Arg2およびAla8,15−GRF(1〜29)を含有するペプ チドを含む、請求項42に記載の組成物。 51.D−Arg2およびAla8,9,15−GRF(1〜29)を含有する ペプチドを含む、請求項42に記載の組成物。 52.請求項1に記載のペプチドの有効量を個体に投与することを含むような治 療法を必要とする個体において、成長ホルモンの生産を増加させる方法。 53.前記個体が哺乳類である、請求項52に記載の方法。 54.前記個体が人間である、請求項52に記載の方法。 55.単位投薬量が体重1kg当たり5μg〜5μgである、請求項52〜54 のいずれかに記載の方法。 56.前記ペプチドが下垂体性小人症の治療に用いられる、請求項52に記載の 方法。 57.前記ペプチドが家畜の乳生産を増強するために用いられる、請求項52に 記載の方法。 58.前記ペプチドが家畜の成長促進のために用いられる、請求項52に記載の 方法。 59.前記ペプチドが動物において、脂質に対する蛋白質の比率を上げるために 用いられる、請求項52に記載の方法。 60.前記家畜が牛または豚である、請求項58〜60のいずれかに記載の方法 。 61.請求項16に記載のペプチドの効果的な量を個体に投与することを含むよ うな治療法を必要とする個体において、成長ホルモンの生産を減少させる方法。 62.前記個体が人間である、請求項61に記載の方法。 63.単位投薬量が体重1kg当たり5μg〜5μgである、請求項61または 62に記載の方法。 64.前記ペプチドが先端巨大症の治療に用いられる、請求項62〜64のいず れかに記載の方法。
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