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JPH06510420A - 新規なタンパク質チロシンキナーゼ - Google Patents

新規なタンパク質チロシンキナーゼ

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JPH06510420A
JPH06510420A JP4502354A JP50235492A JPH06510420A JP H06510420 A JPH06510420 A JP H06510420A JP 4502354 A JP4502354 A JP 4502354A JP 50235492 A JP50235492 A JP 50235492A JP H06510420 A JPH06510420 A JP H06510420A
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ハーパー,アイルサ
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ルードヴィッヒ・インスティテュート・フォア・キャンサー・リサーチ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 新規なタンパク質チロシンキナーゼ 本発明は概して、新規なタンパク質チロシンキナーゼと、それをコード化する遺 伝子配列に関する。
タンパク質チロシンキナーゼ(PTK)は、細胞内の情報伝達に好適な構造を持 っている。例えば、多くの成長因子レセプターは、同族体リガンドとの相互作用 によって受ける細胞外の刺激を、細胞内のチロシンキナーゼドメインを介して伝 達する。非レセプターPTKの少なくとも一つ、つまりLCKは、細胞表面タン パク質(CD4)の架橋アンチCD4抗体との相互作用からの情報のT細胞にお ける伝達の仲介をすると考えられる。
PTKのより広い科は、個々の構成種の構造パラメータに基づいて再分できる。
例えば、PTKのsrc科には8種あり(マース他(Marth et al)  1985 ;ニシザワ他(Nishizawa et al) 1986 ; センバ他(Sembaetal) 1986 ;フルチネス他(Martine z et al)1987、スケガワ他(Sukegawa et al) 1 987 ;ヤマニシ他(Yamanishi et al) l 987 ;ホ ラマン他(Hotzman et al) 1987 ;ディメッキ他(Dym echkietal)1990)、夫々か、SH2、SH3ドメインおよび可変 リガンド結合ドメインを含む触媒外ドメインの特異的補体を持っている。この場 合遺伝子重複のプロセスか起こり、この科の進化的に成功した主題構造か種々の 細胞状況に使用できるようになったことは明かである。同様なPTKの構造的亜 科か、FGFレセプターおよびC3F−ルセプターの周囲に存在する(ウイルラ ス(Wilks) 1990で検討されている)。
しかし、上記PTKに共通の一つの特徴は、各キナーゼか単一の非常に関連した 「触媒性」 ドメインを持つことである。
本発明は、公知のものと異なるタンパク質チロシンキナーゼを提供する。特に、 本発明のタンパク質チロシンキナーゼは、複数のタンパク質キナーゼ触媒性ドメ インを有する点でユニークである。更に、そのキナーゼはSH2ドメインを持た ない。本発明の新規なタンパク質チロシンキナーゼは、タンパク質チロシンキナ ーゼの新しい亜科ないし種類を表す。
従って、本発明の一面は、多重タンパク質キナーゼ触媒性ドメインを持つが、S H2ドメインを持たないポリペプチドからなる動物のタンパク質チロシンキナー ゼ状の分子に関連する。
そのポリペプチドは、2個のタンパク質キナーゼ触媒性ドメインを持つことが望 ましい。
動物は、は乳類であることが望ましく、特にヒトまたはマウスであることが望ま しい。
以下、これらの特徴を持ったタンパク質をrJAKJと呼ぶ(JAnus Ki naseに由来; Janus、ブリタニカ百科辞典(Encyclopaed ia Br1tannica) (第11版) Vol XVpp 155−1 56)。本発明は、ヒトおよびマウス由来のJAK 1およびJAK2を使用し て具体的に例示する。しかし、本発明は、すべての動物に由来するJAK科全体 と、その突然変異体、誘導体、類似体および同族体に適用する。
[タンパク質チロシンキナーゼ状分子Jという語句(本書でrPTKPTK状分 子する)は、本発明がJAK科のすべての種と、その突然変異体、誘導体、類似 体および同族体を包含することを強調するために、明細書と請求項全体にわたっ て使用される。
本発明はPTK状分子を提供する。その分子は、生物学的に純粋または実質的に 純粋および/または合成の形であることか望ましい。その調製物の純度は、少な くとも70重量%、望ましくは80重量%、特に望ましくは少なくとも90重量 %のPTK状分子からなる試料によって特徴づけられる。代わりとして、酵素調 製物の純度か重要でない場合、本発明は、純粋でないが相当量のJAK活性を有 するPTK状分子調製物をも包含する。
本発明は、上記のように生物学的に純粋または実質的に純粋な、自然に存在する PTK状分子と、その誘導体、機能的類似体および同族体に関する。そのような 誘導体は、自然に存在する配列に対する単一または多重アミノ酸置換、欠失およ び/または付加を持つポリペプチドを含む。これらの誘導体、機能的類似体およ び同族体も、炭水化物、脂質および/またはタンパク質性部分等の関連分子に対 する単一または多重置換、欠失および/または付加を包含する。本書中で言うr PTKPTK状分子のような誘導体、機能的類似体および同族体をすへて含む。
本発明は、組換え分子と、アミノ酸基にアミノ酸を所定の順序で段階的に付加す ることによって調製した分子と、を含む合成のポリペプチドにも及ぶ。
本書でPTK状分子のある範囲の誘導体と類似体が考察され、細胞中または生体 外または合成後の修飾でのその発現時に、ヌクレオチド配列コード化レベルで変 更することを含む。そのような誘導体と類似体は、側鎖の修飾、ポリペプチド合 成時の非天然アミノ酸の組込み、ポリペプチドまたはその類似体に立体配座の抑 制を及ぼす架橋物質や他の方法の使用を非限定的に含む。
本発明か考察する側鎖の修飾の例は、アルデヒドとの反応による還元的アルキル 化の後N a B H4で還元すること、メチルアセトイミデートを使用したア ミジン化、無水酢酸を使用したアシル化、シアン酸塩を使用したアミノ基のカル バモイル化、2.4.6.)リニトロベンゼンスルホン酸(TNBS)を使用し たアミノ基のトリニトロベンジル化、無水コハク酸と無水テトラヒドロフタル酸 を使用したアミノ基のアシル化、そしてピリドキサルー5“ −リン酸塩を使用 したりシンのピリドキシル化の後N a B H4で還元、すること等にょるア ミノ基の修飾を含む。
アルギニン残基のグアニジノ基は、2,3−ブタンジオン、フェニルグリオキサ ル、およびグリオキサル等の試薬を使用した複素環の縮合物の形成によって修飾 できる。
カルボキシル基は、0−アシルイソユリアの形成後に、例えば対応するアミドに 誘導することを介したカルボジイミドの活性化によって修飾できる。
スルフヒドリル基は、ヨード酢酸またはヨードアセトアミドを使用したカルボキ シメチル化、過ギ酸のシスティン酸への酸化、他のチオル化合物との混合ジスル フィドの形成、マレイイミド、無水マレイン酸または他の置換マレイミドとの反 応、4−クロロスルキュリベンゾエート、4−クロロスルキュリフエニールスル ホン酸、塩化フェニル水銀、2−クロロヌルキュリニトロ二トロフェノール等の 水銀剤を使用した水銀誘導体の形成、アルカリpHでシアン酸塩を使用したカル バモイル化等の方法で修飾できる。
トリプトファン残基は、例えば、N−ブロモスクシンイミドを使用した酸化、あ るいは2−ヒドロキシ−5−ニトロベンジルブロマイドまたはスルフェニールハ ライドを使用したインドール環のアルキル化によって修飾できる。一方、チロシ ン残基は、テトラニトロメタンを使用したニトロ化で3−二トロチロジン誘導体 を形成することによって改変できる。
ヒスチジン残基のイミダゾール環の修飾は、ヨード酢酸誘導体を使用したアルキ ル化またはジエチルピロカーボネートを使用したN−カルボエトキシル化によっ て行える。
ポリペプチド合成時の非天然アミノ酸と誘導体の組込みの例は、ノルロイシン、 4−アミノ酪酸、4−アミノ−3−ヒドロキシ−5−フェニルペンタン酸、6− アミノヘキサン酸、t−ブチルグリシン、ノルバリン、フェニルグリシン、オル ニチン、サルコシン、4−アミノ−3−ヒドロキシ−6−メチルへブタン酸、2 〜チエニルアラニンおよび/またはアミノ酸のD−異性体の使用を非限定的に含 む。
立体配座を安定化させるために、例えは、n=1からn = 6 c7) (C H2)。スペーサー基を持った三官能イミドエステル、グルタルアルデヒド、N −ヒドロキシスクシンイミドエステル等のホモニ官能架橋物質や、N−ヒドロキ シスクシンイミド等のアミノ反応性部分およびマレイミドまたはジチオ部分(S H)またはカルボジイミド(COOH)等の他の群特異反応性部分を通常含むヘ テロ二官能試薬等の架橋物質を使用できる。更に、ポリペプチドは、例えば、C αおよびNα−メチルアミノ酸の組込み、アミノ酸のCαおよびCβ原子間の二 重結合の導入、NおよびC末端間、2個の側鎖間または側鎖とNまたはC末端間 にアミド結合を形成する等の共有結合を導入することによる、環状ポリペプチド または類似体の形成によって立体配座の抑制が行える。
従って、本発明は、PTK状分子の領域に対応するペプチドまたはポリペプチド およびアミノ酸および/またはその化学類似体に及ぶ。PTK状分子はJAK活 性を保持することが望ましい。しかし、触媒ドメインで突然変異体を持ってそれ らを不活性にする分子は、活性の滴本発明のP T K状分子の分子量は、10 0,000から200,000ダルトン、好ましくは120.000から150 .000ダルトンの範囲にある。
非常に好適な実施例では、本発明はJAKIとJAK2を提供する。JAK l は、分子量が約132.000ダルトンで、図2に示されたヌクレオチド配列を 持った約1142のアミノ酸分子である。JAK2は、分子量が約130,00 0ダルトンで、図8に示されたヌクレオチド配列を持った約1100のアミノ酸 分子である。
本発明は、本書記載したPTK状分子をコード化するDNA、cDNAおよびm RNAを含む遺伝子配列にも関連する。そのような遺伝子配列は、自然に存在す る配列に対する単一または多重ヌクレオチド置換、欠失および/または付加を持 つポリペプチドを含み、PTK状分子の誘導体、機能的類似体および同族体をコ ード化する配列に及ぶ。また、本発明は、これらの遺伝子配列を、ベクターおよ び発現ベクター系で、生体外で、あるいはそのようなベクターまたは遺伝子配列 で変換された生体系(つまり、真核または原核細胞)において提供する。
非常に好適な実施例で、本発明は、図2および8に夫々示されたJAKIおよび JAK2をコード化するcDNAを提供する。オリゴヌクレオチド突然変異誘発 および化学突然変異誘発等の標準技術を使用して得られるある範囲の突然変異体 、そのような突然変異体と誘導体はすべて本発明に包含される。
本発明はPTK状分子に対する抗体も提供する。そのような抗体は、モノクロー ナルでもポリクローナルでもよい。
本発明のPTK状分子は、タンパク質のリン酸化、標識の組込み、JAKの類似 体、拮抗体およびアゴニストの設計など種々の用途を持つ。
従って、本発明の別の側面では、タンパク質のリン酸化方法を意図し、それは、 前記タンパク質をリン酸化に必要な量のP T K状分子と接触させ、前記最初 のタンノくり質がリン酸化されるに十分な時間と条件下で、前記分子か、多重タ ンパク質キナーゼ触媒性ドメインを持つか、SH2ドメインを持たないポリペプ チドからなる。ポリペプチドが2個のタンパク質キナーゼ触媒性ドメインを持ち 、特にJAK 1および/またはJAK2および/またはその誘導体であること か望ましい。
以下の非限定的な図と例を参照して、本発明をさらに説明する。
図中、 図1は、マウスとヒトのJAKlのノーザン分析の写真である。
A、ポリ(A)+マウスの組織からのmRNAの2μgアリコート:レーン1、 肺;レーン2、肝臓;レーン3、腎臓、レーン4、腸:レーン5、脳;レーン6 、骨格筋;レーン7、牌臓;レーン8、唾液腺;レーン9、胎盤;レーンIO1 乳腺、が1.0%アガロース/ホルムアルデヒド(モーラン他(Moran e t al)、1988)ゲルで分画され、RNAがシーンスクリーン(Gene screen)プラス(デュポン(Dupont) )膜へ移された。移された RNAは1.8kbの32p標識のマウスJAK1プローブでハイブリッド形成 され、フィルタが2個の強調スクリーンを使用して一70°Cで16時間オート ラジオグラフされた。28SrRNA(上の矢印)と18SrRNA(下の矢印 )の相対移動性か示されている。
B、 ポリ(A)+ヒトの造血細胞系からのmRNAの2μgアリコート:レー ンl5HL60(骨髄単球);レーン2、U937(単球);レーン3、LK6 3(ブレB):レーン4、RAJI(B細胞);レーン5、CEM(T細胞); レーン6、K562(赤血球性白血病)、か1.0%アガロース/ホルムアルデ ヒド(モーラン他(Moran et al)、1988)ゲルで分画され、R NAがシーンスクリーン(Genescreen)プラス(デュポン(Dupo nt) )膜へ移された。移されたRNAは全長の22p標識のヒトJAKIプ ローブでハイブリッド形成され、フィルタが2個の強調スクリーンを使用して一 70°Cで16時間オートラジオグラフされた。28SrRNA(上の矢印)と 18SrRNA(下の矢印)の相対移動性が示されている。
図2は、ヒトJAKIのヌクレオチド配列と予測されるアミノ酸配列を示す表で ある。DNA配列は最大のクローン(pHJ7.3)の最初のヌクレオチドから 配列の各行の終わりに番号かつけてあり、アミノ酸配列(1文字コードで)は推 定AUGから番号かつけてあり、関連付の上に記されている。2個のキナーゼ触 媒ドメインが矢印のついた枠に囲まれ、キナーゼ共通モチーフかハンクス他(H anks et al) (1988)の命名法に従って列挙されている。接尾 語a(例えばIIa)は、同じ命名法に従って番号が付された最初のキナーゼ関 連ドメイン(図3aの指定ドメイン1)に存在するキナーゼ関連モチーフを示す 。いくつかの他のタンパク質チロシンキナーゼの自己リン酸化部位に類似の位置 におけるチロシン残基は、逆三角で示されている。(配列Id、l)図3は以下 を示す図である。
パネルA、JAKIの2つのキナーゼ関連ドメインのアミノ酸配列の比較。JA Klの2つのキナーゼ関連ドメイン(ドメインlアミノ酸576−825;ドメ イン2(PTKドメイン)アミノ酸868−1130)のアミノ酸配列(1文字 のアミノ酸コードで表現されている)と、ヒトのトレオニン/セリン特異性キナ ーゼCDC2(24)(アミノ酸9−272)とが、同定を最大にするため同列 に配されている。キナーゼ関連ドメインは3つのセグメントに分割され、各セグ メントを分離するアミノ酸残基の数が各行の終わりに示されている。これらのド メインの少なくとも2つに共通のモチーフは、太字かつ枠で示されている。整列 の上に記されたローマ数字は、ハンクス他0(anks et al) (19 88)によって考案された保存ドメイン命名法に対応する。
パネルB、ヒトJAK1タンパク質の水治療図。ヒトJAKIのタンパク質配列 (最も可能性のある開始コドンに先行する10個の余分のアミノ酸を含む)か、 25のアミノ酸の全長を使用したカイト・アンド・トウーリトル(にyte a nd Doolittle) (1982)の親水性アルゴリズムで分析された 。2つのキナーゼ関連ドメインの相対位置か、ドメイン−1およびPTKとして 記されている。アミノ酸323および350の間に非常に親水性の領域があり、 疎水性の質膜ドメインが無いことが明白である。
図4はJAK1タンパク質の分析を示す。
パネルA、 マウスの乳腺繊維芽細胞系の細胞タンパク質(I7)が353−メ チオニンで標識され(パネルA)、前免疫(P I)または免疫(I)アンチJ AKラビット抗血清(pGEX/JAK1/1融合タンパク質またはC末端ペプ チドに対してラビットM8で培養された[M3])で免疫沈降され、9.5%5 DS−PAGEゲル(ラエムリ(Laemmli)、1979)で分画された。
両方のラビット抗血清が、見かけ上の分子量139.0OODの、2SS標識の タンパク質を特異的に免疫沈降した。
パネルB、 JAKIバクテリア融合タ融合タンパクロンンキナーゼ活性の実証 。JAK1融合タンパク質は、pGEX2 (スミス・アンド・ジョンソン(S mith and、Johnson)、1988)を使用して生成した。ドメイ ン1の全域が構築pGEX/JAK1/1に含まれた。融合タンパク質のPTK ドメイン部分は、ATP結合部位のGXGXXGモチーフの最初のグリシンコド ンのBAmHI部位15ヌクレオチド5′ まで延びた。空ベクター制御も行わ れた。スミス・アンド・ジョンソン(Smith and Johnson)  (1988)に記載されたように、1mMのI PTGを加えることによってバ クテリアが誘発され、2つの1mlアリコートのバクテリアが誘発後60分と1 20分に取り出され、SDSサンプル緩衝液で溶解された。抗ホスホチロシンの 抗血清(PY−20[ICN])を使用して、サンプルのウェスタン分析が行わ れた。先頭は、各誘発でのGEX−JAK融合タンパク質の位置を示す。
パネルC,GEX−JAK融合タンパク質の構成。
JAKIの2つのキナーゼ関連ドメインの場所か示され、下にグルタチオンs− トランスフェラーゼ遺伝子を持つ融合タンパク質の構造が示されている。
図5は、JAKlおよびJAK2のキナーゼ関連ドメインの配列比較を示す。配 列分析プログラムのスターブ:/VAXをベースにした(Staden VAX −based)組の整列プログラムを適用して、マウスのJAK2の推論アミノ 酸配列かヒトのJAK1アミノ酸配列と比較された。星印(*)は同定を示し、 ドルマーク($)は同類置換を示す。配列は、JAKI配列に対して番号が付け である。
ドメイン1とPTK度メインの範囲は、アミノ酸配列の上の矢印で示しである。
図6は、JAKIの2つのキナーゼ状ドメインの系統発生分析のグラフである。
例1に記載された系統発生ツリーを生成するために、フェンダ・アンド・トリト ル(Feng and Doolittle) (1987)およびハンクス他 (Hanks et al) (1988)によって実施されたツイツチ・アン ド−v−ゴリアシ(Fitch and Margoliash)(1967) のツリー構築案を使用した。各ケースで、比較に触媒ドメインのみを使用した。
JAKIタンパク質の2つのキナーゼ関連ドメインを独立して比較した。
技の順序は構造的類似性の関数で、枝長さは配列同定の関数である。使用された 省略文字は、5RC=c−s r c ;YES=c−Yes ;FES=c− fes ;C3FI −R=コロニー刺激因子−ルセプター;KIT=c−ki t ;PDGF−R=血小板由来増殖因子レセプター−A;RET=c−RET ;ANP−A=心房性利尿ペプチドレセプター−A、ANP−B=心房性利尿ペ プチドルセプター−B :MO3=c−mos ; PBS2=ポリキシンB抗 生物質抵抗遺伝子生成物;5TE7=無菌突然変異体野生型対立遺伝子生成物、 JAK1/1=ヒトJAKlのドメイン1 ; JAK1/2=ヒトJAK 1 のPTKドメイン。
図7は、PTKのJAK科の構成種の情報伝達における役割の典型を示す略図で ある。情報伝達におけるPTKの役割の現在の概念の補性に基づいて、2つの考 え得る筋書きを考察する。パネルAで、JAKタンパク質のN末端ドメインが特 定の代謝合図を感知し、このインプットを2つの別個のアウトプットに変換する 作用を持つ。
多分、第2のPTK関連ドメインのアウトプットはチロシンキナーゼ活性で、ド メインlの活性は不明である。
パネルBでは、別の筋書きが考えられる。この場合、ドメインlの機能はPTK ドメインの調節である。この筋書きでJAKタンパク質の唯一のアウトプットは PTK活性である。
図8は、マウスのJAK2のヌクレオチド配列と予測されるアミノ酸配列を示す 表である。ヌクレオチド配列は、最大のクローン5°の最初のヌクレオチドから 配列の各行の終わりに番号がつけである。予測されるアミノ酸配列は、1文字コ ードで配列の各行の終わりに番号がつけである。2個の推定上のキナーゼドメイ ンか矢印のついた枠に囲まれ、キナーゼ共通モチーフかハンクス他(Hanks  et al) (1988)の命名法に従って列挙されている。添え字aは、 同じ命名法に従って番号か付された最初のキナーゼ関連ドメインに存在するキナ ーゼ関連モチーフを示す。(配列Id、2) 図9は、マウスの組織のJAK2の発現を示す写真である。図の上部に示された 各組織から、そして種々のマウス(30F:乳腺繊維芽細胞;31A:乳腺上皮 細胞;30 l:造血細胞系FDC,PIの因子独立下位系:NIH:繊維芽細 胞)とヒト(K562:慢性顆粒球性白血病細胞)の細胞系からの5μgのmR NAのノーザンプロット分析。プロットは32P標識の2.2kbのJAK2プ ローブでハイブリッド形成されていて、オートラジオグラフィは4日間であった 。28Sおよび18SrRNAの相対移動性が示されている。
図1Oは、JAKIとTYK2アミノ酸配列の比較を示すグラフである。プログ ラムSEQMATCHのHOMOLOGYオプションを使用し、21のアミノ酸 のウィンドウ長さを使用して、JAKI(ウィルラス他(Wilkset at )、1991)とTYK2(フィルムバッハ−クラフト他(Firmbach− Kraft et al)、1990)のアミノ酸配列が比較された。グラフの 縦軸は2つの配列間のパーセンテージ同一性を表し、横軸は特定レベルの同一性 が計算されたJAKlにおけるアミノ酸の位置を表す。
グラフの下の陰をつけた枠は、本文中で記載され、図11で更に示された、任意 に定めたJAK同族ドメインを表している。
図11は、PTKOJAK科の構成種のアミノ酸配列比較を示す。JAKI(ウ ィルラス他(Wilks et al)、1991)(この図ではJlと記され ている)、JAK2(この図ではJ2)およびTYK2 (フィルムバッハ−ク ラフト他(Firmbach−Kraft et al)、1990)(この図 ではT2)のアミノ酸配列がCLUSTALプログラム(ヒギンズ・アンド・シ ャープ(Higgins and 5harp)、1988)を使用して整列さ れた。番号付けはJAKIの最初のアミノ酸に対するだけで、この配列に挿入さ れるギャップを考慮してなく、従って、位置の相対的な単位としてのみ有用であ る。各JAK同族ドメインの範囲は、図1Oの同族プロットと関連させて定めた 。提示された3つの配列のうち少な(とも2つに保存されたアミノ酸位置は、太 字で、共通配列としてTYK2配列の下に示されている。
図12は、JH3/JH4ドメイン領域(7)SH2ドメインとの比較を示す。
GAPの2つのドメイン(GAP−Nと呼ばれる更なるN末端ドメイン(残基1 78−269)、更なるC末端GAP−CC残基348−438)(トラヘイ他 (Trahey et al)、1988)とv−crkのSH2ドメイン(残 基248−354)(メイヤ他(Mayer et al)、1988)が、J AKIのJH3/JH4(残基425−536)(ウィルラス他(Wilkse t al)、1991)、JAK2 (残基252−359)(この原稿)およ びTYK2(残基449−555)(フィルムバッハ−クラフト他(Firmb ach−Kraft et al)、1990)と比較された。2種の配列間で 共通のアミノ酸は、2セツトの配列間の縦の線で示されている。同種のドメイン の構成種に共通に保存された残基は、太字で記されている。
例1 材料と方法 (Maniatis et al)、(1982)に概説されたプロトコールに 従ってふるい分けられた。マウスNFS TPA活性牌臓(C1ontech  cat、#ML1018) 、マウススイス白子3T3繊維芽細胞(C1ont ech cat、#ML1023b) 、マウスbalb/c骨髄(C1ont ech cat、#ML100?) 、マウススイスウェブスター全脳(C1o ntech cat、#MLlo02) 、?ウスICRリノール酸活性肋膜マ クロファージ(C1ontechcat、#MLlo05b) 、そしてヒト第 1三ケ月胎肝(C1ontechcat、 #HL1005b)由来のcDNA ライブラリが、すべてλgtllで生成された。マウスBa1b/cこう丸(C 1ontech cat、#ML1020b) 、マウスのlO日目脂児神経上 皮(リード他(Reid et al) l 990 )およびヒト包皮繊維芽 細胞系AG1518(クリーソンーウエルシ他(C1aesson−Welsh  et at) 1989 )由来のc DNAライブラリが、λgtlOで生 成された。これらライブラリ夫々の約106の組換え体が、その都度ふるい分け られた。
ライブラリのスクリーニングは次のように行われた。
FD22 (JAKI)PCRクローンが、ニックトランスレーション(マニア ティス他(Maniatis et al) 1982)によって標識され、マ ウスのライブラリのふるい分けに使用された。他の3つのポジティブのうち、1 .8kbのマウスcDNAクローンが神経上皮および骨髄c DNAライブラリ から分離された。マウスcDNAをプローブとして使用して、2つの全長ヒトJ AKIcDNAクローンが非増幅ヒト包皮繊維芽細胞系A01518がら分離さ れた。ハイブリッド形成は、6xSSCで650C;I%SDS;0.5%Bl otto: 200 μg/m 1音波処理および変性されたニシン精子DNA で行われた。ハイブリッド形成後、最終洗浄の緊縮は650Cで0.2xSSC :0.1%であった。コダックXAR−5X線フィルムを使用して、フィルター を一部オートラジオグラフィで撮影した。
JAK2については、FD17 (JAK2)PCRクローンで先ずマウスマク ロファージをふるい分けし、5つのポジティブを得て、最長のcDNAクローン の一部を分離し、残りのcDNAライブラリのふるい分けに使用した。ハイブリ ッド形成条件は、上記のJAK lと同様にした。
DNA配列決定 JAKlおよびJAK2のcDNAクローンの配列決定に、2つの方策が採用さ れた。ヒトJAK1配列の場合、最大EcoRIフラグメントのネストされた欠 失の生成にイレースアベース(Erase−a−Base)キット(PROME GA)が採用された。すべてのマウスJAK2配列データと残りのヒトJAKl 配列は、前に決定されたDNA配列に基づいてオリゴヌクレオチドプライマーを 使用して決定した。夫々の場合、ジデオキシヌクレオチド鎖終結法(サンジャー 他(Sanger et al)1977)を使用して配列情報を生成した。す べての配列情報が両鏡で決定された。
ノーザン分析 ポリA+mRNAサンプルが、別のところ(ウィルラスーアンド・カーパン(W ilks and Kurban)、1988)て記載されたように調製された 。アリコート(1μg)が、2.2Mホルムアルデヒド;20mM MOPS、 pH6,8;1mM EDTA;5mM酢酸ナトリウムを含む1%アガロースゲ ルでの電気泳動で分析され、ハィポンド(Hybond) (アマ−ジャム(A mersham) 、cat#RPN303N)またはニトロセルロース(シュ ライヒヤー・アンド・シュエル(Schleicher & 5chuell)  、BA85. cat#401196)膜へ移された。フィルタは、3xSS C; 5xデンハード溶液;10mMのHEPES pH7,o;100μg、 ml 1 ;ポリC;100μg/mlの変性ニシン精子DNA;10pg/m lのE、coliDNA;0.1%SDSを含む50%ホルムアミドで4時間、 前ハイブリッド形成処理され、同じ溶液中で、ニックトランスレートされた32 P−標識のマウスまたはヒトJAKIまたはJAK2挿入断片で、42°Cで1 8時間ハイブリッド形成された。コダックXAR−5X線フィルムでの露光の前 に、フィルタは2つの強調スクリーンで、65°Cで0.2xSSC;0.5% SDSの最終緊縮で洗浄された。
抗体試薬とタンパク質分析 ポリクローナルラビット抗血清M7およびM8が、アフィニティ純化されたpG ex/JAKI/lバクテリア融合タンパク質(キナーゼ定量の項参照)に対し て培養された。JAKlのC末端ペプチド(−TSFQNLIECFEALLK C−)に対するポリクローナル抗体M3およびM4か、ラビットで培養された。
ペプチドが、0.05%グルタルアルデヒドを持ったキーホールリンペットヘア モジアニン(Keyholde Limpet Heamocyanin)に結 合され、フロイント完全アジュバントで乳化され、いくつかの部位に皮肉注射さ れた。動物は、4および7週間後にフロイント不完全アジュバントで乳化された 結合ペプチドでブーストされ、最後の注射後10日目に採血された。
細胞は、夫々100μC1/m1および1mci/mlの同位体を含む無メチオ ニンまたはリン酸塩媒体中の2j3−メチオニンまたは22p−正リン酸塩で代 謝標識された。
RIPA緩衝液(1%トリトンX100.1%Naデオキシコレート、0.1% SDS、1mMのEDTA。
1mMのPMSFを含む20mMのトリス、pH7,5)の抽出物が、黄色ブド ウ球菌を持つタンパク質Aを使用して、抗血清と免疫複合体を分離して、氷の上 で培養された。タンパク質は5DS−PAGE (ラエムリ(Laemmli) 、1970)で分解され、放射能標識されたバンドがX線フィルム(コダックX AR−5)の露光で検出された。
32P−標識された細胞のRIPA緩衝液は、更に、ホスファターゼ阻害剤とし て20mMのEDTA、10mMのNaF、100μMのオロソバナデートを含 んでいた。
切除された32P−標識バンドのホスホアミノ酸分析は、ハンター−アンド・セ フトン(Hunter and 5efton)(1980)に記載された通り に行われた。ウェスタンプロット分析は、検出系としてアルカリ性ホスファター ゼまたは125■標識タンパク質Aを使用して、トウピン他(Towbin e t at) (1979)に記載され、ツイーミーキ他(Ziemiecki  et al) (1990)で改変されたように行われた。
タンパク質キナーゼ定量 JAK1タンパク質のPTK活性を明らかにするために、種々のプロトコールが 試された。先ず、ライヒマン他(Reichmann et at) (198 9)のマウス乳腺繊維芽細胞の抽出が、トリトンX100またはノニデ・ノド( No旧det) P 40 (1,0%)のみ、またはそれに加えてデオキシコ レートナトリウム(0,5%または1.0%)を含むいくつかの緩衝液、または RIPA緩衝液(1,0%トリトンX100.1.0%デオキシコレートナトリ ウム、O,1%硫酸ドデシルナトリウムを含む)で行われた。20mMのEDT A、10mMのNaF、100.czMのNa 2VO4等のホスファターゼ阻 害剤の存在または不在のもとに細胞が抽出された。
免疫沈降後、ある範囲のATP濃度(lOOnM−10mM)または無担体7− 32−ATP(アマ−ジャム(Amersham) 、cat #10169) で、二価陽イオンとして10mMのM 1 ++、Mg十+またはZn+十を持 った20mMのトリス、pH7,4または50mMMのHEPES。
pH7,4でキナーゼ定量が行われた。培養が、氷の上(15分)、25°C( 15分)、30°C(15分)または37°C(2分)で、ホスファターゼ阻害 剤Na 2VO4の存在または不在のもとに行われた。
図4に示されたJAKI/グルタチオントランスフェラーゼ融合タンパク質を生 成するために、ドメインl(図2のヌクレオチド1770−2672由来)とP TKドメイン(図2のヌクレオチド2672端由来、従ってATP結合グリシン モチーフの外に5つの余分なアミノ酸を含む)を夫々pGEX2のBamH1部 位に融合させた。融合タンパク質は、他所(スミス・アンド・ジョンソン(Sm ith and 、Johnson)、1983)に記載されたように1mMの IPTGを添加によって誘導され、つニスタンプロット分析はM3抗JAK1血 清およびアンチホスホトリシン抗血清(カンブス・アンド・セフトン(にamp s and 5efton)、198 B)で誘導経過時に行われた。アンチホ スホトリシン抗血清のい(つかのソースが試された。図4bのデータは、市販の モノクローナル抗体調製品PY−20(ICN)を使用して得られた。
対照実験で、無挿入断片pGEXまたはpGEX/JAKI融合タンパク質の誘 導は、バクテリア基質の検出可能なチロシンのリン酸化を生じず、アンチホスホ トリシン抗血清の反応性はフェニルリン酸塩の添加で完全になくせた。
コンピュータ援用配列分析 VAX VMS5.2でスターデンをベースにした(Staden−based ) mから得た整列プログラムを使用して、アミノ酸配列比較が行われた。フェ ンダ・アンド・トリトル(Feng and Doolittle) (198 7)によって実施されたツイツチ・アンド・マーゴリアシ(Fitch and Margoliash) (1967)のツリー構築案を使用して、JAKIの 2つのキナーゼ状ドメインの系統発生分析が行われた。BORDおよびBLEN プログラムを使用してツリーが考案された差マトリックスをつくるために使用さ れた5COREプログラムは、サンディアゴのカリフォルニア大学(Unive rsity of Ca1ifornia −San Diego)のR・トリ トル博士(Dr RDoolittle)にすべて負うものである。
図11に示された配列整列は、VAX VMS5.2マイクロコンピユータでC LUSTRALプログラム(ヒギンズ・アンド・シャープ(Higgins a nd 5harp)、1988)を使用して集められた。図10に示された同族 プロットは、プログラムSEQMΔTCHのHOMOLOGYオプションを使用 して集められた。各JAK同族ドメインのデータベース検索は、FASTAプロ グラムを使用し、ピアソン/リップマン(Pearson/Lippman)ア ルゴリズム(ピアソン・アンド・リップマン(Pearsonand Lipp man)、I 988)に基づいて改良された。
RACE/アンカーPCR RACE/アンカーPCR(フローマン他(Frohmanetal)1990 :o−他(Loh et al) 1990)は、オリジナルのプロトコールを 改変して行われた。簡単に記すと、アマ−ジャム(Amersham) cDN A合成キット(cat No、 RPN1256)と40ngのJAK2特異性 オリゴヌクレオチドプライマー(5°−TACACCTTTAAATATTTT TGT−3’ )を使用して、2μgのポリ(A+)mRNAがcDNAに変換 される。逆転写酵素を加える前に、反応混合物は65°Cに加熱された。
20ユニツトの逆転写酵素を加えることによりcDNA合成か開始され、反応物 は55°Cて75分間培養された。
スパンセファデックスコラム(マニアティス他(Maniatiset al) 、1982)を通し、その後エタノール沈降を行うことによって、新たに合成さ れたcDNAか得られた。140mMのカコジレートカリウム、30mMのトリ ス(ph7.2)、1mMのCoCl2.0.1mMのDTT、6mMのdGT Pそして15LニツトのTdT(IBI)を含む30μm中で、37°Cで10 分間、mRNA/cDNAヘテロ二本鎖かGテールされた。
65°Cに15分間加熱して反応を終らせ、10mMのトリスHCI (pH7 ,5)で500μlに希釈した。
RACE/アンカーPCRについては、lOμlのテールされたcDNAか10 0.czlのPCR緩衝液(50mMのKCI、l0mMのトリスHCI [p H8,3]、1.5mMのMgCl2.0.01%セラチン、200μMの各d NTP)に再構成され、これに50ngの”ポリ−C“オリゴヌクレオチドプラ イマー(5’ −CTCGAGTCGACGAATTC14−3”)と2.5ユ ニツトのTAOポリメラーゼ(Cetus)が加えられた。c DNAの相補鎖 が95°C(5分間)、52°c(5分間)そして68°C(40分間)の1サ イクルで合成され、500ng(7)rRACE/7:/カー」プライ7− ( 5’ −CTCGAGTCGACGAATTC−3”)とネストされたJAK2 特異性プライマー (5’ −CTTGCTTAATACTGACATCA−3 ’ )が加えられ、反応物が95°C(1分間)、52℃(2分間)そして68 ℃(5分間)の30サイクルにかけられた。PCR生成物はフェノール/クロロ ホルム抽出され、沈降され、100μlの水中に再懸濁された。そして、増幅さ れた材料がキナーゼされ、低溶解温アガローゼゲル上でサイズ分画され、Sma l切断M13mp8にクローン化された。プラークがJAK2cDNAとハイブ リッド形成されることでふるい分けられ、ポジティブか配列された。
例2 JAKIをコード化するcDNAの分離とDNA配列決定 JAKIのcDNAは、PCRを使用してクローン化された。ノーザン分析(図 1aおよびb)は、マウスとヒトの組織と細胞系の両方で、FD22 (JAK I)が単一の広く発現した5、4kbのmRNAにコード化されることを示した 。FD22 (JAKI)のヒトcDNAクローンは、ヒト包皮繊維芽細胞系( AG1518)cDNAライブラリ(クリーソンーウエルシ他(C1aesso n−Welsh et al ) l 989)から分離された。クローン化さ れた8つの一次分離物のうち2つが、全長cDNA(−5,3kb)の候補であ る挿入断片を含んでいた。
ヒトJAKIのヌクレオチド配列が図2に示されている。クローンの5′端は、 推定上の開始ATGの前の3つのすへての読み枠に停止コドンを持っている。最 長のオープンリーディングフレームを持った枠内の2つのATG開始コドンか、 図2に示されたヌクレオチド配列の位置40および76にあった。これらの最初 のものは特に劣った「コサン」共通配列(コサン(Kozak)、1984)( −TAAATGCAG−)に埋もれているか、第2のものはコサン(Kozak )に定義された最適の共通配列、つまり−GCCATGGCT−1と強くマツチ する。第1のものは、開始コドンに先行する配列の最強の相互関係の一つから外 れる、つまりATG配列からヌクレオチド3つ前にT残基(A残基でなく)が存 在するので、第2のATGがこのタンパク質の開始コドンと考えられる。3′端 で、位置3502の枠内停止コドンタンパク質のC末端を形成する。ポリアデニ ル化情報を含む大きい(1,405kb)3’非翻訳領域がmRNA配列を完成 する。
3426bpのJAKIコード化領域は、計算上の分子質量132.000ダル トンを持つ1142アミノ酸のタンパク質をコード化する。PTK触媒ドメイン はJAKIタンパク質のC末端帯りに位置する(図2)。
このドメインの構造的特徴の記述にあたって、われわれはハンクス他(Hank s et al) (1988)の命名法を採用することにした。モチーフGL Y−X−GLY−X−X−GLY−(サブドメイン1)で構成され、その後に非 変異りシン残基(サブドメインII)が続く推定上のATP結合部位は、JAK Iタンパク質のアミノ酸残基871および896の間に位置する。PTK触媒ド メイン(サブドメインVIおよびIX)のコアモチーフも適切な位置にあり、そ の−次配列と相互の関係に関して十分に保持されている。JAKIタンパク質の 位置1022にチロシン残基が、サブドメインVllのC末端に11の残基が存 在することは(同様な位置にあるチロシンはv−fpsにおけるチロシンの自己 リン酸化部位である;バインマスター他(Weinmaster et al)  1984 )、PTK科の構成種の一貫した性質で、このクラスのキナーゼの 構成員の特徴と考えられる。位置1126(ドメインXI)のアルギニン残基は PTK触媒ドメインのよく保存された領域の終わりを示し、255のアミノ酸の 全触媒ドメインは、他の機能的に定義されたPTKと同一の約28%(c−fe sについて;ウィルラス・アンド・カーボン(Wilks and Kurbo n) 1988 ) 〜37%(TRKについて、コズマン他(Kozman  et al) 1988 )。
最後に、よく保存されたサブドメインVIIIのまれな変異型かあり(残基10 32−1039)、これは活性部位の近くに位置すると考えられる(ハンクス他 (Hanksetal)1988)。このモチーフに保存されたトリジ1〜フア ンの両側にあるフェニルアラニンとチロシンは、JAKIとJAK2にユニーク なものである。
第2のタンパク質キナーゼ関連ドメイン(ここではドメイン1と呼ぶ)はアミノ 酸578と824の間に位置し、47のアミノ酸が推定上のPTKドメインのN 末端にある。タンパク質キナーゼのすへての保存された要素は、このドメインに 広く保持されている。図2中、これらの要素は、ハンクス他(Hanks et  al) (1988)に記載されたタンパク質キナーゼのサブドメインとの類 似性に関連して番号がつけられ(接尾語aと共に、例I I 1.)、JAKI の2つのキナーゼ関連ドメインのアミノ酸配列は相互に、そして図3aのヒトC DC2(リー・アンド・ナース(Lee and Nurse) 1987 ) と比較される。PTKおよびトレオニン/セリンキナーゼ科の両者のキナーゼド メインに対するこのドメインの質キナーゼとして機能することを強く示唆する。
しかし、このドメイン内のキーモチーフの配列に重要な差異があり、このことは ドメイン1がセリン/トレオニンまたはチロシンリン酸化と異なる触媒活性を持 つ可能性を示唆する。例えば、サブドメインVIaは他のキナーゼ科の均等モチ ーフに対してよく保存されてなく、PTKおよびトレオニン/セリンキナーゼ科 の通常非変異である一ASP−PHE−GLY−配列(サブドメインVI1.) はJAKI(7)ドメイン1のモチー−7ASP−P−RO−GLY−に置き換 えられる。他所で記載されているように、PTKおよびトレオニン/セリンキナ ーゼ科のサブドメインVIの正確な配列の保存は、キナーゼの基質特異性と相関 するようである。従って、JAKIキナーゼのドメインlがPTKおよびトレオ ニン/セリンキナーゼ科が異なる基質特異性を持ち、PTKおよびトレオニン/ セリンキナーゼ科が異なる基質特異性を持つ可能性がある。この考えの裏付けと して、JAKIのドメインlにおけるある種のキーモチーフ間の通常一定した間 隔に微妙な差異がある。ATP結合の構成要素(サブドメイン■、およびIl、 )がこのドメイン内で更に離れた7つ程度のアミノ酸で、それらはPTK科とト レオニン/セリンキナーゼ科の両方である。更に、この領域のサブドメイン■、 およびIl、間の間隔も9つのアミノ酸分より長い。逆に、サブドメインVI1 .およびIX、間の距離はPTK触媒ドメインの対応領域より短い。このドメイ ンの全体構造は、PTKとトレオニン/セリンキナーゼ科の構成種の触媒ドメイ ンと幾分具なると考えられる。
ドメインIの配列N末端は、前に述べたタンパク質キナーゼの他のいかなる部分 に対しても同族性を持たない。
つまり、c−fes/fps(サトウスキ他(Sadowsk 1etal)1 986)、GAP (トレーヘイ他(Traheyetal)1988)および タンパク質のホスホリパーゼC科(スー他(Suh et al) l 988 )等の細胞質PTKについて記載されたSH2ドメインに対する同族性は、検出 されなかった。この特徴を持たない他の非レセプターPTKは記載されていない ことから、これは特に興味を引く事項である。PTKの増殖因子レセプター型に 特異な疎水ドメインの存在を親水性プロットは示さず、これはこのタンパク質か PTKの非レセプタークラスの他の構成種のようにまったく細胞内的であること を示唆している。JAKIの水治療プロットの唯一の特徴は、残基320−35 0間の非常に親水性の高い配列である。
この配列はマウスJAK2タンパク質では保存されないが、その顕著な性質はJ AK1タンパク質のなんらかの機能と関係する可能性を示唆している。
JAK 1タンパク質の発現 ヒトJAKIタンパク質に対して、いくつかの抗血清か生成された。ヘキサ十量 体−TSFQNL IECFEALLKC−(JAKIのC末端の15のアミノ 酸)に対するポリクローナル抗血清がラビットで培養され、JAKIタンパク質 の性質の検査に使用された。第2のラビット抗血清が、ヒトJAK1タンパク質 の全ドメインl領域を含むpGEXバクテリア融合タンパク質を使用して生成さ れた(例1参照)。マウスJAKIのcDNAクローンの予備配列分析は、この タンパク質のヒトおよびマウス版のC末端が同一で、マウスおよびヒトのドメイ ン1領域が非常に高い同一性を発揮することを示した。従って、JAK1タンパ ク質の性質の検査に両方の系が取換え可能に使用された。
ウェスタンプロット分析と免疫沈降研究に両方の抗血清が使用され、そのデータ は図1に示されたmRNA発現の研究を裏付けている。例えば、抗血清M3およ びM8は共に、26S−メチオニン標識されたマウス乳腺繊維芽細胞から同じ見 かけ上の分子量(130にダルトン)のタンパク質を免疫沈降させる。同じソー スか・ら、32P−正リン酸塩標識されたJAKIがホスホトレオニンおよびホ スホセリンを含むリンタンパク質として免疫沈降された。生体外で自己リン酸化 を行えることは、タンパク質チロシンキナーゼ科の構成種の特徴である。興味深 いことに、PTK科全般に対するJAKlのPTK関連配列の高度な配列類似性 にもか拘らず、テストされたいかなるマウスまたはヒトに由来するこのタンパク 質の免疫沈降物にチロシンキナーゼ触媒活性を証明することはできなかった。こ の活性の証明に適した条件をめて広い範囲の可能性かテストされた。これらは例 1に列記されている。活性の欠乏の理由は、酵素の活性部位における抗体の立体 効果にあるのかも知れない。
分離されたドメインlまたはPTKドメインが触媒活性を持つかどうかを判断す るために、夫々のバクテリア融合タンパク質か日本住血吸虫(スミス・アンド・ ジョンソン(Smith and Johnson) 1988 )のグルタチ オントランスフェラーゼタンパク質で生成され、アンチホスホチロシン抗体(カ ンブス・アンド・セフトン(Kampsand 5efton) 1988 ) を使用して、融合タンパク質とチロシンリン酸化タンパク質の協調誘導の証明が 試みられた。このシステムで、バクテリアにチロシンキナーゼ1かないので、ア ンチホスホチロシン抗血清の交差反応バックグラウンドはない(図4b)。従っ て、チロシンに基づくバクテリアタンパク質のリン酸化は、そのような血清で容 易に検出可能である。この一連の実験で、挿入断片を持たないpGEXもドメイ ンlを持つpGEX(pGEX/JAK/I/l)もチロシンキナーゼ活性を示 さなかった。pGEX/JAK/1を還元グルタチオンカラムを使用したアフィ ニティクロマ上グラフィで更に純化したが、外性基質としてヒストン、カゼイン またはエノラーゼを使用してもキナーゼ活性を検出できなかった。pGEX P TK融合タンパク質(pGEX/JAK/2)に示される誘導チロシンリン酸化 のパターン(図4b)は、異所発現PTK融合タンパク質として珍しく単純であ る。注目すべきことは、融合タンパク質の自己リン酸化自体は起こらないようで あり、このことは、元のままのタンパク質にPTK活性を見いだすことの困難さ に対するある程度の説明になろう。
PCRクローンFD17のコード領域(JAK2)を包含するcDNAクローン が、ある範囲のマウスc DNAライブラリから分離された。JAK2およびJ AKlの予測されたアミノ酸配列は、相互にかなり類似したいくつかの領域を示 す(図5、例3も参照)。
系統発生の分析 はとんどのタンパク質キナーゼの触媒ドメインの系統発生関係が、フェンダ・ア ンド・トリトル(Feng andDoolittle) (1987)のツリ ー構築プログラムを使用して判定された。図6は、JAKlの2つのキナーゼ関 連ドメインの、キナーゼ科の残り部分に対する系統発生関係を示す。このファミ リーツリーから、これら2つのドメインか、PTKサブファミリーの発達より古 い共通の祖先を持っていたと結論される。ANPレセプター/グアニル酸シクラ ーゼ科のキナーゼ関連ドメインが隣接点で分かれることは興味深い。
例3 J A K 2のクローン化と配列決定マウスJAK2の配列 マウスJAK2のより長いcDNAクローンのクローン化を開始するベースとし て、PCRクローンFD17か使用された。ある範囲のcDNAライブラリから 、そしてRACE (フローマン他(Frohman et al) 1990 、ロー他(Loh et al) l 990)によってcDNAが分る。予測 されたアミノ酸配列は、このタンパク質がJAK 1に深く関係することを示す 。C末端で、PTK触媒ドメインのすべての特徴を持つ配列が、N末端へ向かっ て約270のアミノ酸分延びている。図8で、これらはハンクス(Hanks) の命名法に従って標識されている。このすぐ(7)N末端(AA400−660 )ニ、コノクラスノPTKに特異的なキナーゼ関連ドメインがある(ウィルラス 他(Wilks et al) l 991) 、 JAK 1に関連して例2 に記載されたアプローチと同様、ハンクス(Hanks)の命名法に従って、そ の起源を示す接尾語Naをつけてキナーゼ関連ドメインを指定した。このドメイ ンの一つのまれな特徴は、この科の他の構成種に対して、要素VI IaとVI  I Iaの間に7つのアミノ酸の見かけ上の挿入があることである(ハンクス の命名法;ハンクス・アンド・フィン(Hanks and Quinn) 1 991 ) oこの特徴はこの領域を包含する4つの配列決定されたクローンの 一つだけに見られ、その存在は機能的重要性でなく、まれなスプライシング異常 による可能性か残っている。
J A K 2の分布 マウスにおけるJAK2発現のノーザン分析は、低いそして高い緊縮ハイブリッ ド形成条件の下にJAK2でハイブリッド形成する2つのmRNA転写物(4, 8および4.4kb)を示した。異なる組織中で、これら転写物のレベルか互い に対して変化することは興味深い。
例えは、腎臓、牌臓および肺は、主としてより大きい発現を示し、卵巣、胎盤、 骨格(sk)筋、そして分析されだすへてのマウス細胞系は両方を略同等のレベ ルで発現する。
低い緊縮ハイブリッド形成条件のもとで、マウスJAK2プローブはヒトJAK  2 RNA (K 562)を認識するが、4.4kbといった小さい転写物 だけが検出される。
この点て、2つの転写物のどちらかの起源が不明で、それらの相違を説明する微 分スプライシングは検出できなかった。しかし、これらのサイズの差異の主要な ソースが、異なるポリアデニル化情報の使用にあるかも知れない。レベルは異な るが、JAK2はマウスの器官に広く発現する。胸腺、骨格筋、卵巣および胎盤 に高い発現がみられたか、JAK2はこう丸や肝臓でほとんど検出できなかった 。更に、JAK2発現が繊維芽細胞(30F、NIH)、上皮(31D)および 造血(30,1)源のマウス細胞系に検出された。
JAK科同族ドメイン JAK 1およびJAK2のクローン化が、JAK科同族ドメインの特定を容易 にした。図10は、JAKlのアミノ酸配列の比較を示す。これら2つのタンパ ク質の配列同一性は、7つの明確な同族ドメインとして表れている。これら7つ のドメインは、図11の一次配列レベルで示されている。PTKドメインはJA K同族ドメイン1 (JHI)として、第2キナーゼ関連ドメインはJH2H2 ドメインて等、JH7まて分類されている。
JAK同族ドメインの境界は任意で、機能的ドメインを形成しても、しなくても よい。しかし、その記述は、このクラスのタンパク質の全体構造の類似性の考察 を助けるのに有用である。JHIおよびJH2H2ドメイン造は、例2に記載さ れている。JH3はJAK同類ドメインの最も少なく保存されるうちの一つで、 各科構成種が推論された共通配列の35%(JAK2)から50%(JAKI) を持つ。JH4ドメインはC末端境界付近に配列−GLYVLRWS−を持ち、 それはSH3H3ドメインア配列に対しである程度の同族性を持つ(下記を参照 )。更に、この領域の最もよく保存されるサブドメインは潜在的チロシンリン酸 化部位、つまり−VDGYFRI−を持つ。総じて、JH4ドメインは、このド メインの推論された共通配列の51%(JAK2)から64%(JAKI)を持 つ。残りの各JAK同族ドメインは、FASTAプログラムを使用して、NBR LおよびEMBLデータベースに対して別々にふるい分けられた。これらデータ ベースの中のどれにも、注目すべき同族性は見られなかった。これらのドメイン はPTKのJAK科の構成種に構造的かつ機能的に保存されるが、P T Kの src科のSH2およびSH3H3ドメインなり、他の情報伝達分子における役 割を持たない可能性があると結論される。
PTKのJAK科のいずれにも、SH2H2ドメインかけ上存在しないことは興 味深い。SH2共通配列とJH3およびJH4ドメインの一部の間に微妙な配列 類似性か検出された(H・ハナフサ・アンド・A・ベマーズ(H,Hanafu sa and A、 Bemards) 、個人通信)。図12は、これら2つ のドメインの整列を示す。SH2H2ドメインするJH3H3ドメイン似性はS H2コア配列を囲む領域(FLVRES)で非常に明白だが、同族性はこの領域 からいずれの方向へも遠く延びず、SH2H2ドメイン末端境界付近に再び現れ るだけである。SH2ドメイン間に最もよく保存されるこれらの要素の多くに特 に、広範な同族性かないこと(コツホ他(Koch et al)1991)( 恐らく、それら残基かこのドメインの保存機能に非常に深く関係することを示す )は、検出された同族性が偶然のことか、かなりの配列分岐の展開の産物である ことを示唆する。SH2H2ドメインPTKの基質上でリン酸化チロシン残基と 相互作用すると現在考えられている(ポーソン(Pawson) 1989 ;  D ッホ他(Koch et al) l 991に記載されている)、JH 3/JH4ドメインか、同様な機能的役割を果たすかどつがは判明していない。
例4 JAKがある範囲の動物に現れることを示すため、オリゴヌクレオチドプローブ を調製し、種々の動物に由来するスクリーンゲノムの増幅に使用した。JAKの DNAか、ショウジヨウバエ、ゼノプス、マウスおよびヒトゲノムに検出された 。主な保存配列は、テストされたすべての動物に共通なりPGであった。
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CTT TTG AAA GTCCTA GAT AAA GCA CAT A GA MCTAT TCA GAG TCT 1350III。
FIG、8D Va TTCGTT TTG MT TAT GGA GTA TGT GTCTGT  GGA GAG GAG MCATT 1440Leu Val Leu A sn Tyr Gly Val Cys Val Cys Gly Glu G lu Asn工1eτTG GTT CM GAG TTT GTA AAA  TTT GGA TCA CTG GAT ACA TACCTG 1485L eu Val Gin Glu Phe Val Lys Phi Gly S er Leu Asp Thr Tyr Lau人AG AAG AACAM  MT TCT ATA AAT ATA TTA TGG MA CTr GG A GTG 1530Lys Lys Asn Lys Asn Ser Il e Asn 工1e Leu Trp Lys Lau Gly Va1500  SO5510 GCG AAG CAG TTG GCA TGG GCCATG CACTT CCTCGAA GAA AAA TCC1575Ala Lys Gin L eu Ala Trp Ala Met )lis Phe Leu Glu  Glu Lys 5erV工。
CTT ATT CAT GGG MT GTG TGT GCT AAA A AT ATCCTG CTT ATCAGA 1620Leu 工1e Hls  Gly Asn Val Cys Ala Lys Asn工le Leu  Leu Ile ArgGM GM GACAGG AGA ACG GGG  AACCCA CCT TTCATCAAA CTT AGT 1665Glu  Glu Asp Arg Arg Thr Gly Asn Pro Pro  Phe 工1e Lys Leu 5arVXX。
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TGG AGCTTCGGG ACCACT CTG TGG GAG ATC TGCAGT GGA GGA GAT 1845Trp Ser Phe G ly Thr Thr Leu Trp Glu 工1e Cys Ser G ly Gly AspFIG、8E FIG、8F TGCTACAGT GCG GGT CGG CGCAACCTA AGA  TTA ATT ATG GAA TAT 2385TTA CCA TAT  GGA AGT TTA CGA GACTAT CTCCM AAA CAT  AAA GM 2430CGG ATA GAT CACAAA AM CT T CTT CM TACACA TCT CAG ATA TGC2475M G GGCATG GM TAT CTT GGT ACA AAA AGG  TAT ATCCACAGG GAC2520CTG GCA ACA AGG  AACATA TTG GTG GAA AAT GAG AACAGG G Tr AJμ 2565ATA GGA GACTTCGGA TTA ACC MA GTCTTG CCG CAG CACAAA GAA 2610TAC TACAM GTA MG GAG CCA GGG GM AGCCCCAT A TTCTGG TAC2655GCA CCT GAA TCCTTG A CG GAG AGCAAG TTT TCT GTG GCCTCA CAT  2700GTG TGG AGCTTT GGA GTG GTT CTA  TACGM CTT TTCACA TACATC2745GAG AAG A GT MA AGT CCA CCCGTG GM TTT ATG CGA  ATG ATT GGC2790AAT GAT AjtA CAA GGG  CAA ATG ATT GTG TTCCAT TTG ATA GAG C TA 283T FIG、8G GACTTCCAGA ACCAGAACAA AGCTCTGTAG CCT TGTGTCT ACACATCCTT 3069FIG、 9 =1゛“ °゛パフ腎臓 m−よ、−4+・ 胸腺 膵臓 1゛ ・号へこう丸 卵巣 胎盤 1.− 肝臓 一一署−wc、t i! 訳 フロントページの続き (51)Int、C1,” 識別記号 庁内整理番号Cl2N 15154 C12P 21108 8214−4B//CC12N 9/12 C12R1:91) (C12N 15154 C12R1:91) (72)発明者 ズイーミッキー、アンドリュースイス国 シーエイチー300 4 ベルシ ティーフェナウシュトラーセ 120 ユニヴアーシティ・オブ・ ベルン インスティテユート・フォア・クリニカル・アンド・エクスペリメンタ ル・キャンサー・リサーチI (72)発明者 ハーバ−、アイルサ オーストラリア国 ヴイクトリア 3138ムーアウールバーク ハル・ロード  393

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.多重タンパク質キナーゼ触媒性ドメインを持つが、SH2ドメインを持たな いポリペプチドからなる動物のタンパク質チロシンキナーゼ(PTK)状分子。 2. 子。 動物がほ乳類である請求項1に記載のPTK状分3.動物がヒトまたはマウスで ある請求項1に記載のPTK状分子。 4.ポリペプチドが2個のタンパク質キナーゼ触媒性ドメインを持つ請求項1ま たは2または3に記載のPTK状分子。 5.分子量が約100,000から約200,ダルトンである請求項4に記載の PTK状分子。 000 6.分子量が約120,000から約150,ダルトンである請求項5に記載の PTK状分子。 000 7.ポリペプチドが合成ポリペプチドである請求項1から6のいずれかに記載の PTK状分子。 8.合成ポリペプチドが組換えポリペプチドである請求項7に記載のPTK状分 子。 9.前記分子がJAK1である請求項1に記載のPTK状分子。 10.前記分子がJAK2である請求項1に記載のPTK状分子。 11.多重タンパク質キナーゼ触媒性ドメインを持つが、SH2ドメインを持た ないポリペプチドからなる動物のタンパク質チロシン状分子をコード化したヌク レオチド配列からなる核酸分子。 12.動物がほ乳類である請求項11に記載の核酸分子。 13.動物がヒトまたはマウスである請求項11に記載の核酸分子。 14.ポリペプチドが2個のタンパク質キナーゼ触媒性ドメインを持つ請求項1 1または12または14に記載の核酸分子。 15.分子量が約100,000から約200,000ダルトンである請求項1 4に記載の核酸分子。 16.分子量が約120,000から約150,000ダルトンである請求項1 5に記載の核酸分子。 17.PTK状分子がJAK1である請求項11に記載の核酸分子。 18.PTK状分子がJAK2である請求項11に記載の核酸分子。 19.請求項1から10のいずれかに記載のPTK状分子に対するアゴニスト。 20.請求項1から10のいずれかに記載のPTK状分子に対する拮抗体。 21.請求項1から10のいずれかに記載のPTK状分子に対する抗体。 22.抗体がモノクローナル抗体である請求項21に記載の抗体。 23.タンパク質のリン酸化方法であって、前記タンパク質をリン酸化に必要な 量の動物タンパク質チロシンキナーゼ状分子と接触させ、前記最初のタンパク質 がリン酸化されるに十分な時間と条件下で、前記分子が、多重タンパク質キナー ゼ触媒性ドメインを持つが、SH2ドメインを持たないポリペプチドからなる。 24.動物がほ乳類である請求項23に記載の方法。 25.動物がヒトまたはマウスである請求項23に記載の方法。 26.ポリペプチドが2個のタンパク質キナーゼ触媒性ドメインを持つ請求項2 3または24または25に記載の方法。 27.タンパク質チロシン状分子の分子量が約100,000から約200,0 00ダルトンである請求項26に記載の方法。 28.分子量が約120,000から約150,000ダルトンである請求項2 7に記載の方法。 29.ポリペプチドが合成ポリペプチドである請求項23から28のいずれかに 記載の方法。 30.合成ポリペプチドが組換えポリペプチドである請求項29に記載の方法。 31.PTK伏分子がJAK1である請求項23に記載の方法。 32.PTK状分子がJAK2である請求項23に記載の方法。
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