JPH0653101B2 - シートペーパー供給装置 - Google Patents
シートペーパー供給装置Info
- Publication number
- JPH0653101B2 JPH0653101B2 JP63332573A JP33257388A JPH0653101B2 JP H0653101 B2 JPH0653101 B2 JP H0653101B2 JP 63332573 A JP63332573 A JP 63332573A JP 33257388 A JP33257388 A JP 33257388A JP H0653101 B2 JPH0653101 B2 JP H0653101B2
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- sheet paper
- paper
- sheet
- toilet seat
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 11
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 3
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 11
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Toilet Supplies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、用便時等に便座の上面に敷設し得るシート
ペーパーを供給するためのシートペーパー供給装置に関
するものである。
ペーパーを供給するためのシートペーパー供給装置に関
するものである。
(従来技術及びその課題) 従来、不特定多数人の使用する公共的なトイレ内におい
て洋風便器を使用する際に、洋風便器の便座に直接腰掛
けると便座に直接膚が触れ不潔感を生じるため、用便時
等にこの便座の上面に敷設するシートペーパーがトイレ
内の棚部等に収納されていた。しかし、このシートペー
パーを使用するには逐一棚よりシートペーパーを1枚ず
つ取り出して便座に敷設する必要があり、取り扱いが不
便であるという問題点があった。
て洋風便器を使用する際に、洋風便器の便座に直接腰掛
けると便座に直接膚が触れ不潔感を生じるため、用便時
等にこの便座の上面に敷設するシートペーパーがトイレ
内の棚部等に収納されていた。しかし、このシートペー
パーを使用するには逐一棚よりシートペーパーを1枚ず
つ取り出して便座に敷設する必要があり、取り扱いが不
便であるという問題点があった。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記従来の問題点に鑑み案出したものであっ
て、適宜シートペーパーをワンタッチで取り出すことが
でき、しかもシートペーパーを収納するための棚等を必
要としないシートペーパー供給装置を提供せんことを目
的とし、その第1の要旨は、便座を開閉可能に支持し便
器本体上面に設置される便座ボックスは、便器本体に固
設される上方が開口したベースプレートと、該ベースプ
レートの上部に覆蓋される着脱可能なカバーとにより構
成され、前記ベースプレート内にはステーが固定されて
いるとともに、該ステーには上方へ開閉可能にサイドプ
レートが枢支連結され、該サイドプレートに、前記便座
上面に敷着するための多数枚のシートペーパーをロール
状としたシートペーパーロールが固定可能に軸支されて
いるとともに、該シートペーパーの先端部を挾持しガイ
ドするガイドローラー部と、ガイドローラー部を通過し
た前記シートペーパーを挾持しつつ送出し得る駆動手段
と連繋された駆動ローラー部と、該駆動ローラー部から
送出された前記シートペーパーを前記便座側へ排出する
ペーパーガイド部とが取り付けられていることである。
て、適宜シートペーパーをワンタッチで取り出すことが
でき、しかもシートペーパーを収納するための棚等を必
要としないシートペーパー供給装置を提供せんことを目
的とし、その第1の要旨は、便座を開閉可能に支持し便
器本体上面に設置される便座ボックスは、便器本体に固
設される上方が開口したベースプレートと、該ベースプ
レートの上部に覆蓋される着脱可能なカバーとにより構
成され、前記ベースプレート内にはステーが固定されて
いるとともに、該ステーには上方へ開閉可能にサイドプ
レートが枢支連結され、該サイドプレートに、前記便座
上面に敷着するための多数枚のシートペーパーをロール
状としたシートペーパーロールが固定可能に軸支されて
いるとともに、該シートペーパーの先端部を挾持しガイ
ドするガイドローラー部と、ガイドローラー部を通過し
た前記シートペーパーを挾持しつつ送出し得る駆動手段
と連繋された駆動ローラー部と、該駆動ローラー部から
送出された前記シートペーパーを前記便座側へ排出する
ペーパーガイド部とが取り付けられていることである。
又、第2の要旨は、前記駆動ローラー部と前記ペーパー
ガイド部間には、前記シートペーパーを切断するための
カッター部が配設されていることである。
ガイド部間には、前記シートペーパーを切断するための
カッター部が配設されていることである。
又、第3の要旨は、前記駆動手段を操作するためのスイ
ッチ部と、前記シートペーパーに形成されている検出穴
を検出するためのセンサ部と、前記スイッチ部がONさ
れた時に前記駆動手段に駆動電流を通電するとともに、
前記センサ部が1枚分のシートペーパーの通過を検知し
た時に駆動手段を停止させ、かつ前記カッター部の作動
を指令する制御部を備えたことである。
ッチ部と、前記シートペーパーに形成されている検出穴
を検出するためのセンサ部と、前記スイッチ部がONさ
れた時に前記駆動手段に駆動電流を通電するとともに、
前記センサ部が1枚分のシートペーパーの通過を検知し
た時に駆動手段を停止させ、かつ前記カッター部の作動
を指令する制御部を備えたことである。
(作用) 便座ボックスを構成するベースプレート内に固定された
ステーに開閉可能にサイドプレートが枢支連結され、か
つサイドプレートにはシートペーパー供給装置の機能部
が取り付けられているため、サイドプレートを上方に開
放させて良好にシートロールの交換等を行なうことがで
き、シートロール等の保守管理の容易化が実現される。
ステーに開閉可能にサイドプレートが枢支連結され、か
つサイドプレートにはシートペーパー供給装置の機能部
が取り付けられているため、サイドプレートを上方に開
放させて良好にシートロールの交換等を行なうことがで
き、シートロール等の保守管理の容易化が実現される。
又サイドプレートには、ガイドローラー部と駆動ローラ
ー部とペーパーガイド部とからなるシートペーパー供給
装置が備えられているため、シートペーパーの先端部を
ガイドローラー部に挾持させ、その状態でシートペーパ
ー先端部を駆動ローラー部を介し便座側へ送出させるこ
とができ、シートペーパーがペーパーガイド部を介し便
座側に供給されて、このシートペーパーを便座に敷設し
衛生的に用便等を行なうことができる。又、シートロー
ル及び供給装置は便座ボックス内にコンパクトに配置さ
れているため、従来のようにシートペーパーをトイレ内
の棚部等に収納させておく必要がなく、トイレ内をスッ
キリした外観形状とすることができるとともに、ワンタ
ッチでシートペーパーを取り出して使用することがで
き、使用が極めて容易化される。
ー部とペーパーガイド部とからなるシートペーパー供給
装置が備えられているため、シートペーパーの先端部を
ガイドローラー部に挾持させ、その状態でシートペーパ
ー先端部を駆動ローラー部を介し便座側へ送出させるこ
とができ、シートペーパーがペーパーガイド部を介し便
座側に供給されて、このシートペーパーを便座に敷設し
衛生的に用便等を行なうことができる。又、シートロー
ル及び供給装置は便座ボックス内にコンパクトに配置さ
れているため、従来のようにシートペーパーをトイレ内
の棚部等に収納させておく必要がなく、トイレ内をスッ
キリした外観形状とすることができるとともに、ワンタ
ッチでシートペーパーを取り出して使用することがで
き、使用が極めて容易化される。
又、前記第2の要旨においては、駆動ローラー部から送
出されたシートペーパーをカッター部を介し良好に切断
することができ、便座側へ1枚ずつシートペーパーを良
好に供給することができる。
出されたシートペーパーをカッター部を介し良好に切断
することができ、便座側へ1枚ずつシートペーパーを良
好に供給することができる。
又、前記第3の要旨においては、用便者が必要な時に適
宜スイッチ部をONすることにより、前記駆動手段が駆
動されてシートペーパーが送出されるとともに、センサ
部を介し1枚分のシートペーパーが通過した時に駆動手
段が停止され、制御部によりカッター部が作動されて、
用便者がスイッチを1回押すに良好に1枚ずつのシート
ペーパーを取り出すことができる。
宜スイッチ部をONすることにより、前記駆動手段が駆
動されてシートペーパーが送出されるとともに、センサ
部を介し1枚分のシートペーパーが通過した時に駆動手
段が停止され、制御部によりカッター部が作動されて、
用便者がスイッチを1回押すに良好に1枚ずつのシート
ペーパーを取り出すことができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は便座ボックス周辺の側部断面透視図であり、第
2図は便座ボックスの要部正面断面図、第3図は便座ボ
ックスの要部平面断面図を示す。又、第4図は駆動ロー
ラー部周辺の斜視構成図、第5図は便座の斜視構成図、
第6図はシートロールの要部展開平面図である。
2図は便座ボックスの要部正面断面図、第3図は便座ボ
ックスの要部平面断面図を示す。又、第4図は駆動ロー
ラー部周辺の斜視構成図、第5図は便座の斜視構成図、
第6図はシートロールの要部展開平面図である。
図において、トイレ内に設置される便器本体Aの上面後
部部位には取付ボルト1を介し便座ボックスBが設置さ
れており、この便座ボックスBは、その下部部位を形成
し前記便器本体Aに固定されるベースプレート2と、こ
のベースプレート2上に覆蓋状に取り付けられるカバー
9とにより構成されており、カバー9はベースプレート
2から着脱可能となっている。
部部位には取付ボルト1を介し便座ボックスBが設置さ
れており、この便座ボックスBは、その下部部位を形成
し前記便器本体Aに固定されるベースプレート2と、こ
のベースプレート2上に覆蓋状に取り付けられるカバー
9とにより構成されており、カバー9はベースプレート
2から着脱可能となっている。
ベースプレート2は上方側へ開口した箱状に形成された
ものであり、その前端部にはスツールビン3,3を介し
開閉可能に便座4が枢支連結されている。即ち、便座4
は第5図に示すような形状に形成されており、便座4の
後端部両側縁には上方に楔状に立ち上げて一対のリブ4
a,4aが形成されており、このリブ4a,4aの上面
側は後方側から前方側に向かい緩やかな不傾状の傾斜面
に形成されている。又、リブ4a,4aの後端部にピン
穴4b,4bが形成されており、このピン穴4b,4b
に前記スツールピン3,3が嵌入されている。
ものであり、その前端部にはスツールビン3,3を介し
開閉可能に便座4が枢支連結されている。即ち、便座4
は第5図に示すような形状に形成されており、便座4の
後端部両側縁には上方に楔状に立ち上げて一対のリブ4
a,4aが形成されており、このリブ4a,4aの上面
側は後方側から前方側に向かい緩やかな不傾状の傾斜面
に形成されている。又、リブ4a,4aの後端部にピン
穴4b,4bが形成されており、このピン穴4b,4b
に前記スツールピン3,3が嵌入されている。
前記便座ボックスBを構成するベースプレート2内の底
部にはビス5,5を介しステー6が固設されており、こ
のステー6はベースプレート2内部の長手方向両側部に
一対配設されたものであり、各ステー6,6間には3本
の通し軸7a,7b,7cが横設されており、この3本
の通し軸7a,7b,7cにて一対のステー6,6が枠
組され補強されている。
部にはビス5,5を介しステー6が固設されており、こ
のステー6はベースプレート2内部の長手方向両側部に
一対配設されたものであり、各ステー6,6間には3本
の通し軸7a,7b,7cが横設されており、この3本
の通し軸7a,7b,7cにて一対のステー6,6が枠
組され補強されている。
この各ステー6,6の上部にはそれぞれ上方側へ回動可
能にサイドプレート10,10が配設されており、この
各サイドプレート10,10の下部には回転ピン11を
介し回動可能に連結フランジ12が連結されており、予
めサイドプレート10にこの連結フランジ12を回動可
能に連結させた状態で、連結フランジ12をネジ13を
介し前記ステー6の上端部に取り付けることができるも
のとなっている。従って、ステー6,6にそれぞれサイ
ドプレート10,10が取り付けられた時には、ステー
6,6に対しサイドプレート10,10は回転ピン11
を介し上方側に回動可能である。又、前記ステー6,6
の上面側には緩衝ゴム14が突出されており、この緩衝
ゴム14に当接した状態で、前記各サイドプレート10
が各ステー6の上方側に配設される。
能にサイドプレート10,10が配設されており、この
各サイドプレート10,10の下部には回転ピン11を
介し回動可能に連結フランジ12が連結されており、予
めサイドプレート10にこの連結フランジ12を回動可
能に連結させた状態で、連結フランジ12をネジ13を
介し前記ステー6の上端部に取り付けることができるも
のとなっている。従って、ステー6,6にそれぞれサイ
ドプレート10,10が取り付けられた時には、ステー
6,6に対しサイドプレート10,10は回転ピン11
を介し上方側に回動可能である。又、前記ステー6,6
の上面側には緩衝ゴム14が突出されており、この緩衝
ゴム14に当接した状態で、前記各サイドプレート10
が各ステー6の上方側に配設される。
各サイドプレート10の下部部位には後方側に開口した
切欠状の装着溝16が形成されており、この装着溝16
内に後方側よりサイドシャフト15の側端部を装着する
ことができるものとなっている。サイドシャフト15の
他端側の内側には内ネジ15aが形成されており、この
内ネジ15aにはペーパーローラー17の先端ネジ部1
7aを螺合させることができるものとなっている。ペー
パーローラー17は筒状に形成されており、その外周に
シートペーパーロール18の芯部18aを外嵌させ、シ
ートペーパーロール18を装着することができるものと
なっており、ペーパーローラー17から前記サイドシャ
フト15を取り外すことにより、ペーパーローラー17
からシートペーパーロール18を取り外すことができる
ものとなっている。
切欠状の装着溝16が形成されており、この装着溝16
内に後方側よりサイドシャフト15の側端部を装着する
ことができるものとなっている。サイドシャフト15の
他端側の内側には内ネジ15aが形成されており、この
内ネジ15aにはペーパーローラー17の先端ネジ部1
7aを螺合させることができるものとなっている。ペー
パーローラー17は筒状に形成されており、その外周に
シートペーパーロール18の芯部18aを外嵌させ、シ
ートペーパーロール18を装着することができるものと
なっており、ペーパーローラー17から前記サイドシャ
フト15を取り外すことにより、ペーパーローラー17
からシートペーパーロール18を取り外すことができる
ものとなっている。
又、サイドプレート10の装着溝16の近傍にはスプリ
ング21を介し付勢された状態でピン20により回動可
能に抜止レバー19が配置されており、この抜止レバー
19の後端の爪部19aが前記装着溝16に臨ませてあ
り、爪部19aの内側と装着溝16の内縁部間に前記サ
イドシャフト15を配置可能となっている。又、爪部1
9aの外側は前方側へ下傾状に傾斜した傾斜面19bと
なっており、この傾斜面19bに後方側よりサイドシャ
フト15を当接させ押圧することにより、傾斜面19b
に沿って爪部19aが押し上げられ、ワンタッチでサイ
ドシャフト15を装着することができる。又、装着状態
においてサイドシャフト15を取り外すには、抜止レバ
ー19を指で押圧し爪部19aを上方に持ち上げれば良
い。尚、爪部19aの下部にはサイドプレート10より
突出状にストッパーピン22が配設されており、このス
トッパーピン22に爪部19aが当接して、爪部19a
の過度の下方側への回動が規制されている。
ング21を介し付勢された状態でピン20により回動可
能に抜止レバー19が配置されており、この抜止レバー
19の後端の爪部19aが前記装着溝16に臨ませてあ
り、爪部19aの内側と装着溝16の内縁部間に前記サ
イドシャフト15を配置可能となっている。又、爪部1
9aの外側は前方側へ下傾状に傾斜した傾斜面19bと
なっており、この傾斜面19bに後方側よりサイドシャ
フト15を当接させ押圧することにより、傾斜面19b
に沿って爪部19aが押し上げられ、ワンタッチでサイ
ドシャフト15を装着することができる。又、装着状態
においてサイドシャフト15を取り外すには、抜止レバ
ー19を指で押圧し爪部19aを上方に持ち上げれば良
い。尚、爪部19aの下部にはサイドプレート10より
突出状にストッパーピン22が配設されており、このス
トッパーピン22に爪部19aが当接して、爪部19a
の過度の下方側への回動が規制されている。
前記シートペーパーロール18を交換する際には、前述
した如く、抜止レバー19の爪部19aを上方に持ち上
げて、サイドシャフト15と一体でペーパーローラー1
7を外部に取り出すが、この時にはステー6に対し前記
サイドプレート10を上方側に回動させて良好に外部に
取り出すことができる。尚、この際には当然ベースプレ
ート2より前記カバー9は取り除かれた状態にある。ペ
ーパーローラー17をサイドシャフト15とともに外部
に取り出し、サイドシャフト15を取り外して新たなシ
ートペーパーロール18をペーパーローラー17に装着
し、再びサイドシャフト15をペーパーローラー17に
螺着し、後方側よりサイドシャフト15を前述した如
く、抜止レバー19の傾斜面19bに当接させ、押し込
んでワンタッチでサイドプレート10に回転可能に新た
なシートペーパーロール18を装着することができ、こ
の状態では爪部19aがスプリング21の付勢力により
装着溝16を閉じているため、シートペーパーロール1
8は良好に抜け止めされた状態となる。シートペーパー
ロール18を交換した後には再び回転ピン11を介しサ
イドプレート10を下方側に回動させて、ステー6の緩
衝ゴム14に当接させた状態とすることができ、その後
にカバー9を覆蓋してシートペーパーロール18の交換
を完了することができる。
した如く、抜止レバー19の爪部19aを上方に持ち上
げて、サイドシャフト15と一体でペーパーローラー1
7を外部に取り出すが、この時にはステー6に対し前記
サイドプレート10を上方側に回動させて良好に外部に
取り出すことができる。尚、この際には当然ベースプレ
ート2より前記カバー9は取り除かれた状態にある。ペ
ーパーローラー17をサイドシャフト15とともに外部
に取り出し、サイドシャフト15を取り外して新たなシ
ートペーパーロール18をペーパーローラー17に装着
し、再びサイドシャフト15をペーパーローラー17に
螺着し、後方側よりサイドシャフト15を前述した如
く、抜止レバー19の傾斜面19bに当接させ、押し込
んでワンタッチでサイドプレート10に回転可能に新た
なシートペーパーロール18を装着することができ、こ
の状態では爪部19aがスプリング21の付勢力により
装着溝16を閉じているため、シートペーパーロール1
8は良好に抜け止めされた状態となる。シートペーパー
ロール18を交換した後には再び回転ピン11を介しサ
イドプレート10を下方側に回動させて、ステー6の緩
衝ゴム14に当接させた状態とすることができ、その後
にカバー9を覆蓋してシートペーパーロール18の交換
を完了することができる。
尚、シートペーパーロール18は第6図に平面展開図で
示すように構成されており、シートペーパーロール18
は、多数のシートペーパーSをミシン目18bを介し連
結しロール状に巻回したものであり、各シートペーパー
Sの長さは長手方向に50cm程度となっており、シート
ペーパーロール18は例えば40枚分のシートペーパー
Sを連結し直径が100mm程度に形成されている。各シ
ートペーパーSの中央部には落とし穴部18cが形成さ
れており、この落とし穴部18cの周囲は4個所程度の
連結部を残し切り抜かれたものとなっており、各シート
ペーパーSの使用時には、この落とし穴部18cを指で
押圧して便器の便鉢内に落とし込み使用することができ
るものとなっている。又、各シートペーパーSの側縁部
側にはミシン目18bから約5cm程度内側に方形状の検
出穴18dが穿設されている。この検出穴18dは後述
する光センサ27がシートペーパーロール18の通過距
離を検出するためのものである。又、各ミシン目18b
は後述するカッター部40により切断され、1枚毎のシ
ートペーパーSが便座4側に供給されるように形成され
ている。
示すように構成されており、シートペーパーロール18
は、多数のシートペーパーSをミシン目18bを介し連
結しロール状に巻回したものであり、各シートペーパー
Sの長さは長手方向に50cm程度となっており、シート
ペーパーロール18は例えば40枚分のシートペーパー
Sを連結し直径が100mm程度に形成されている。各シ
ートペーパーSの中央部には落とし穴部18cが形成さ
れており、この落とし穴部18cの周囲は4個所程度の
連結部を残し切り抜かれたものとなっており、各シート
ペーパーSの使用時には、この落とし穴部18cを指で
押圧して便器の便鉢内に落とし込み使用することができ
るものとなっている。又、各シートペーパーSの側縁部
側にはミシン目18bから約5cm程度内側に方形状の検
出穴18dが穿設されている。この検出穴18dは後述
する光センサ27がシートペーパーロール18の通過距
離を検出するためのものである。又、各ミシン目18b
は後述するカッター部40により切断され、1枚毎のシ
ートペーパーSが便座4側に供給されるように形成され
ている。
次に、シートペーパーロール18の先端部を便座4側に
送出し、かつ適宜切断し得る機構部を説明すると、この
機構部は前記サイドプレート10,10間に配設され、
サイドプレート10,10に取り付けられたものとなっ
ており、サイドプレート10,10が上方側に回動され
る時には、機構部の全てがサイドプレート10,10と
ともに上方側に回動されるものである。
送出し、かつ適宜切断し得る機構部を説明すると、この
機構部は前記サイドプレート10,10間に配設され、
サイドプレート10,10に取り付けられたものとなっ
ており、サイドプレート10,10が上方側に回動され
る時には、機構部の全てがサイドプレート10,10と
ともに上方側に回動されるものである。
サイドプレート10,10の後部部位に配設されている
ガイドローラー部は、上下方向に配設されたフリーロー
ラー23とブラシローラー24により構成されており、
フリーローラー23は下方側に配設され、サイドプレー
ト10,10に両端部が固定された軸23a上に自由に
回動可能となっており、周面はゴム等により構成されて
いる。又、ブラシローラー24はフリーローラー23の
上方側に着脱可能に配設され、自重によりフリーローラ
ー23の周面に当接状となっている。このブラシローラ
ー24の後方側への抜脱を防止するために、サイドプレ
ート10の側面には回動可能に抜止レバー25が配設さ
れており、常にはスプリング26の付勢力により、この
抜止レバー25の爪部25aがブラシローラー24を係
止した状態となっている。抜止レバー25を回動させる
ことによりブラシローラー24は後方側に抜き取ること
ができる。このフリーローラー23とブラシローラー2
4間に前記シートペーパーロール18の先端部のシート
ペーパーSを挾み付けることができ、前方側の駆動ロー
ラー部へ良好にシートペーパーロール18の先端部のシ
ートペーパーSをガイドすることができる。
ガイドローラー部は、上下方向に配設されたフリーロー
ラー23とブラシローラー24により構成されており、
フリーローラー23は下方側に配設され、サイドプレー
ト10,10に両端部が固定された軸23a上に自由に
回動可能となっており、周面はゴム等により構成されて
いる。又、ブラシローラー24はフリーローラー23の
上方側に着脱可能に配設され、自重によりフリーローラ
ー23の周面に当接状となっている。このブラシローラ
ー24の後方側への抜脱を防止するために、サイドプレ
ート10の側面には回動可能に抜止レバー25が配設さ
れており、常にはスプリング26の付勢力により、この
抜止レバー25の爪部25aがブラシローラー24を係
止した状態となっている。抜止レバー25を回動させる
ことによりブラシローラー24は後方側に抜き取ること
ができる。このフリーローラー23とブラシローラー2
4間に前記シートペーパーロール18の先端部のシート
ペーパーSを挾み付けることができ、前方側の駆動ロー
ラー部へ良好にシートペーパーロール18の先端部のシ
ートペーパーSをガイドすることができる。
前記抜止レバー25の下部部位のシートペーパーSの通
過する上下部位には光センサ27の投光部と受光部が配
設されており、投光部から発せられた赤外線が前記シー
トペーパーSの検出穴18dを通過して受光部に受光さ
れることにより、シートペーパーSの通過距離を検出す
ることができるものとなっている。
過する上下部位には光センサ27の投光部と受光部が配
設されており、投光部から発せられた赤外線が前記シー
トペーパーSの検出穴18dを通過して受光部に受光さ
れることにより、シートペーパーSの通過距離を検出す
ることができるものとなっている。
この光センサ27の前方側には上ギア29と下ギア30
の噛合により駆動される駆動ローラー38が配設されて
いる。即ち、駆動ローラー38は前記上ギヤ29に側端
部を固設したローラー軸36の長手方向に沿って所定間
隔で配設されたものであり、ローラー軸36よりも外径
の大なる複数のゴム製のローラーから構成されている。
同様に、前記下ギア30にはローラー軸37の側端部が
固定されており、このローラー軸37にも同様に長手方
向に沿って所定間隔でゴム製の駆動ローラー38が配設
されている。従って、各ローラー軸36及び37に配設
されているゴム製の駆動ローラー38,38が当接状態
にあり、この駆動ローラー38,38間に前記シートペ
ーパーSの端部が挾持されて、上ギア29及び下ギア3
0が回転することにより、前方側へシートペーパーSを
送出することができるものとなっている。
の噛合により駆動される駆動ローラー38が配設されて
いる。即ち、駆動ローラー38は前記上ギヤ29に側端
部を固設したローラー軸36の長手方向に沿って所定間
隔で配設されたものであり、ローラー軸36よりも外径
の大なる複数のゴム製のローラーから構成されている。
同様に、前記下ギア30にはローラー軸37の側端部が
固定されており、このローラー軸37にも同様に長手方
向に沿って所定間隔でゴム製の駆動ローラー38が配設
されている。従って、各ローラー軸36及び37に配設
されているゴム製の駆動ローラー38,38が当接状態
にあり、この駆動ローラー38,38間に前記シートペ
ーパーSの端部が挾持されて、上ギア29及び下ギア3
0が回転することにより、前方側へシートペーパーSを
送出することができるものとなっている。
尚、第4図に斜視図で示すように、ローラー軸36と3
7間には、後方及び前方が開口された箱状のシートガイ
ド39が横設されており、シートガイド39には前記駆
動ローラー38,38が遊嵌し得るローラー穴39a,
39aが上面及び下面に形成されている。従って、駆動
ローラー38,38間に挾み付けられた状態でシートペ
ーパーSはこのシートガイド39にガイドされて前方側
に送出されるものである。
7間には、後方及び前方が開口された箱状のシートガイ
ド39が横設されており、シートガイド39には前記駆
動ローラー38,38が遊嵌し得るローラー穴39a,
39aが上面及び下面に形成されている。従って、駆動
ローラー38,38間に挾み付けられた状態でシートペ
ーパーSはこのシートガイド39にガイドされて前方側
に送出されるものである。
尚、前記下ギア30の下部には駆動ギア31が噛合され
ており、この駆動ギア31はギアードモータ33の出力
軸32に固設されたものである。ギアードモーター33
は一方側のサイドプレート10の側方にビス34を介し
固定されたものであり、後述するスイッチボタン62を
押圧することにより作動されるものである。又、このギ
アードモーター33の出力軸32と前記駆動ギア31と
はセットネジ35を介し固定されており、前記ローラー
軸36及び37はサイドプレート10の内側にビスを介
し固設されたメタル軸受を有する軸受板28に回動可能
に支持されている。さらに、この軸受板28には前述し
たシートガイド39の側端部が固定されている。
ており、この駆動ギア31はギアードモータ33の出力
軸32に固設されたものである。ギアードモーター33
は一方側のサイドプレート10の側方にビス34を介し
固定されたものであり、後述するスイッチボタン62を
押圧することにより作動されるものである。又、このギ
アードモーター33の出力軸32と前記駆動ギア31と
はセットネジ35を介し固定されており、前記ローラー
軸36及び37はサイドプレート10の内側にビスを介
し固設されたメタル軸受を有する軸受板28に回動可能
に支持されている。さらに、この軸受板28には前述し
たシートガイド39の側端部が固定されている。
シートガイド39の前端部より送出されたシートペーパ
ーSは、カッター部40により1枚ずつ切断されて、カ
ッター部40の前方側に配設されている湾曲状断面を有
するペーパーガイド63内を通り、前記カバー9の前部
壁下部に形成されている送出口9aを通り、前記便座4
のリブ4a上に導かれ、リブ4aに沿って便座4に送出
される。この湾曲状のペーパーガイド63も側縁部が前
記サイドプレート10の内側にステーを介し固定された
ものである。このペーパーガイド63の前端部に形成さ
れる前記送出口9aは前記スツールピン3よりも上方側
に形成されたもので、良好にリブ4a側にシートペーパ
ーSを排出することができ、排出されたシートペーパー
Sはリブ4aが上方に突出状となっているため、便座4
に密着することなく良好に前方側へ排出される。
ーSは、カッター部40により1枚ずつ切断されて、カ
ッター部40の前方側に配設されている湾曲状断面を有
するペーパーガイド63内を通り、前記カバー9の前部
壁下部に形成されている送出口9aを通り、前記便座4
のリブ4a上に導かれ、リブ4aに沿って便座4に送出
される。この湾曲状のペーパーガイド63も側縁部が前
記サイドプレート10の内側にステーを介し固定された
ものである。このペーパーガイド63の前端部に形成さ
れる前記送出口9aは前記スツールピン3よりも上方側
に形成されたもので、良好にリブ4a側にシートペーパ
ーSを排出することができ、排出されたシートペーパー
Sはリブ4aが上方に突出状となっているため、便座4
に密着することなく良好に前方側へ排出される。
前記カッター部40は第2図に示すように構成されてお
り、サイドプレート10,10の内側に枠組形成された
固定板42,43と、この固定板42及び43間に対向
状に配設された上可動板46及び下可動板47を有し、
上可動板46の下面側にはゴム板46aが貼着されてい
るとともに、下可動板47の上面側にも同様なゴム板4
7aが貼着され、このゴム板46aと47a間に前記シ
ートペーパーSを挾み付けることができるものとなって
いる。
り、サイドプレート10,10の内側に枠組形成された
固定板42,43と、この固定板42及び43間に対向
状に配設された上可動板46及び下可動板47を有し、
上可動板46の下面側にはゴム板46aが貼着されてい
るとともに、下可動板47の上面側にも同様なゴム板4
7aが貼着され、このゴム板46aと47a間に前記シ
ートペーパーSを挾み付けることができるものとなって
いる。
前記固定板42及び43間の両側縁部にはそれぞれ2本
の外ガイド軸44と内ガイド軸45が固定された状態で
縦設されており、外ガイド軸44には前記上可動板46
の側端部に固設された摺動管48が摺動可能に外嵌され
ている。この摺動管48の下部には固定板43との間に
バネ49が配設されており、常にはバネ49の付勢力に
より摺動管48は上方側へ付勢されている。一方、前記
内ガイド軸45には下可動板47の側端部が遊嵌されて
いる。従って、この外ガイド軸44及び内ガイド軸45
にガイドされて、前記上可動板46と下可動板47はそ
れぞれ上下方向に移動可能となっている。尚、下可動板
47もバネ50により常には上方側に付勢された状態を
保持している。
の外ガイド軸44と内ガイド軸45が固定された状態で
縦設されており、外ガイド軸44には前記上可動板46
の側端部に固設された摺動管48が摺動可能に外嵌され
ている。この摺動管48の下部には固定板43との間に
バネ49が配設されており、常にはバネ49の付勢力に
より摺動管48は上方側へ付勢されている。一方、前記
内ガイド軸45には下可動板47の側端部が遊嵌されて
いる。従って、この外ガイド軸44及び内ガイド軸45
にガイドされて、前記上可動板46と下可動板47はそ
れぞれ上下方向に移動可能となっている。尚、下可動板
47もバネ50により常には上方側に付勢された状態を
保持している。
このカッター部40の下部であって前記サイドプレート
10の外側にはロータリーソレノイド51が固設されて
おり、ロータリーソレノイド51のソレノイド軸がサイ
ドプレート10の内側に突出されているとともに、この
ソレノイド軸51aにはビス52を介し着脱可能にコマ
53が固設されている。このロータリーソレノイド51
は通電されることにより95゜の回転角度で回転される
ように設定されたものである。
10の外側にはロータリーソレノイド51が固設されて
おり、ロータリーソレノイド51のソレノイド軸がサイ
ドプレート10の内側に突出されているとともに、この
ソレノイド軸51aにはビス52を介し着脱可能にコマ
53が固設されている。このロータリーソレノイド51
は通電されることにより95゜の回転角度で回転される
ように設定されたものである。
コマ53にはワイヤー54の一端部が固設されており、
ワイヤー54の他端部は前記摺動管48に固定されてい
る。又、コマ53にはもう1本のワイヤー55の他端部
が固設されており、このワイヤー55はプーリー56を
介し前記固定板43に沿って図示右方向に配設され、そ
の右端部はプーリー57とプーリー58(第2図)を介
しテンションをかけられた状態で上可動板46の右端部
の摺動管48に固設されている。従って、前記ロータリ
ーソレノイド51が駆動されることによりコマ53が9
5゜回転し、前記ワイヤー54及び55を約10mm移動
させることとなり、ワイヤー54及び55の移動に伴っ
て両端側のそれぞれの摺動管48,48が平行状に同期
的に下方側に移動して、上可動板46を10mm下方へ下
動させる。
ワイヤー54の他端部は前記摺動管48に固定されてい
る。又、コマ53にはもう1本のワイヤー55の他端部
が固設されており、このワイヤー55はプーリー56を
介し前記固定板43に沿って図示右方向に配設され、そ
の右端部はプーリー57とプーリー58(第2図)を介
しテンションをかけられた状態で上可動板46の右端部
の摺動管48に固設されている。従って、前記ロータリ
ーソレノイド51が駆動されることによりコマ53が9
5゜回転し、前記ワイヤー54及び55を約10mm移動
させることとなり、ワイヤー54及び55の移動に伴っ
て両端側のそれぞれの摺動管48,48が平行状に同期
的に下方側に移動して、上可動板46を10mm下方へ下
動させる。
尚、前記プーリー57には調節板59が連結されてお
り、調節板59は固定板43に固設された支点軸60を
支点として回動可能であり、調節板59の他端部には回
動軌跡線上に長孔59aが形成されており、この長孔5
9aには蝶ネジ61が嵌入され、蝶ネジ61を締め付け
ることにより調節板59を適宜回動角度で固定し得るも
のとなっており、この調節板59を回動させて前記ブー
リー57の上下動を調節し、ワイヤー55の長さ調節を
行なうことができるものとなっている。従って、この調
節板59を適度に調節してワイヤー54とワイヤー55
の下方側への移動量を均等にさせることができ、上可動
板56を水平に下動させることができる構造となってい
る。
り、調節板59は固定板43に固設された支点軸60を
支点として回動可能であり、調節板59の他端部には回
動軌跡線上に長孔59aが形成されており、この長孔5
9aには蝶ネジ61が嵌入され、蝶ネジ61を締め付け
ることにより調節板59を適宜回動角度で固定し得るも
のとなっており、この調節板59を回動させて前記ブー
リー57の上下動を調節し、ワイヤー55の長さ調節を
行なうことができるものとなっている。従って、この調
節板59を適度に調節してワイヤー54とワイヤー55
の下方側への移動量を均等にさせることができ、上可動
板56を水平に下動させることができる構造となってい
る。
このように上可動板46が下方側に移動されると前記可
動板47に当接することとなり、さらにこの状態で上可
動板46が下方に移動されると、ゴム板46aとゴム板
47a間でシートペーパーSを挾み付けた状態で上可動
板46と下可動板47が更に下方に移動され、この移動
時にシートペーパーSをミシン目18bに沿って切断す
ることとなる。尚、前述した光センサ27は、シートペ
ーパーSに形成されている1つの検出穴18dが通過し
た後、次の検出穴18dの通過により前記ギアードモー
ター33を制御手段を介し停止させるものとなってお
り、カッター部40には1枚のシートペーパーS分だけ
移動されてくるため、カッター部40によりシートペー
パーSがミシン目18bに沿って切断された時には、1
枚分のシートペーパーSが前記ペーパーガイド63側に
送出されることとなる。尚、前記ロータリーソレノイド
51は1〜2秒間程度の速度で自動的にOFFされ元位
置に復帰される構造のものであり、瞬時に前記上可動板
46と下可動板47を下動させた後、元位置に復帰す
る。そのため、バネ49と50の付勢力により上可動板
46と下可動板47は元位置に復帰される。
動板47に当接することとなり、さらにこの状態で上可
動板46が下方に移動されると、ゴム板46aとゴム板
47a間でシートペーパーSを挾み付けた状態で上可動
板46と下可動板47が更に下方に移動され、この移動
時にシートペーパーSをミシン目18bに沿って切断す
ることとなる。尚、前述した光センサ27は、シートペ
ーパーSに形成されている1つの検出穴18dが通過し
た後、次の検出穴18dの通過により前記ギアードモー
ター33を制御手段を介し停止させるものとなってお
り、カッター部40には1枚のシートペーパーS分だけ
移動されてくるため、カッター部40によりシートペー
パーSがミシン目18bに沿って切断された時には、1
枚分のシートペーパーSが前記ペーパーガイド63側に
送出されることとなる。尚、前記ロータリーソレノイド
51は1〜2秒間程度の速度で自動的にOFFされ元位
置に復帰される構造のものであり、瞬時に前記上可動板
46と下可動板47を下動させた後、元位置に復帰す
る。そのため、バネ49と50の付勢力により上可動板
46と下可動板47は元位置に復帰される。
次に、前記カバー9の上面側には取付金具62aを介し
スイッチボタン62が配設されており、このスイッチボ
タン62の下部には前記サイドプレート10に固設され
た状態でマイクロスイッチMSが配設されているため、
スイッチボタン62を指で上方より押圧することにより
マイクロスイッチMSがONされ、このマイクロスイッ
チMSは図示しない制御装置を介し前記ギアードモータ
ー33に駆動電力を供給し、ギアードモーター33が駆
動されることとなる。ギアードモーター33の駆動によ
り前記上ギア29,下ギア30が回転されて駆動ローラ
ー38,38が回転され、前述した如くシートガイド3
9内をシートペーパーSが前方側に移動され、その移送
時に光センサ27が検出穴18dを検出して1枚分のシ
ートペーパーSの移動を検知し、制御手段に対し検知信
号を出力し、この検知信号を受けて制御手段が前記ギア
ードモーター33への通電を停止し、これと同時に前記
ロータリーソレノイド51に駆動電力を供給する。駆動
電力が供給されると前述した如くカッター部40が瞬時
にシートペーパーSを切断し、1枚分のシートペーパー
Sをペーパーガイド63に排出し、1工程が完了する。
スイッチボタン62が配設されており、このスイッチボ
タン62の下部には前記サイドプレート10に固設され
た状態でマイクロスイッチMSが配設されているため、
スイッチボタン62を指で上方より押圧することにより
マイクロスイッチMSがONされ、このマイクロスイッ
チMSは図示しない制御装置を介し前記ギアードモータ
ー33に駆動電力を供給し、ギアードモーター33が駆
動されることとなる。ギアードモーター33の駆動によ
り前記上ギア29,下ギア30が回転されて駆動ローラ
ー38,38が回転され、前述した如くシートガイド3
9内をシートペーパーSが前方側に移動され、その移送
時に光センサ27が検出穴18dを検出して1枚分のシ
ートペーパーSの移動を検知し、制御手段に対し検知信
号を出力し、この検知信号を受けて制御手段が前記ギア
ードモーター33への通電を停止し、これと同時に前記
ロータリーソレノイド51に駆動電力を供給する。駆動
電力が供給されると前述した如くカッター部40が瞬時
にシートペーパーSを切断し、1枚分のシートペーパー
Sをペーパーガイド63に排出し、1工程が完了する。
用便者は便座4上に送出された1枚のシートペーパーS
を便座4上に敷設し衛生的に用便を行なうことができ
る。
を便座4上に敷設し衛生的に用便を行なうことができ
る。
このように本例においては、用便者がスイッチボタン6
2を押圧操作することにより、1枚分のシートペーパー
Sを容易に取り出すことができ、従来のように逐一トイ
レ内の棚部からシートペーパーを取り出す必要がなく、
使用勝手が極めて良好なものとなる。又、前述した如く
シートペーパーロール18は容易に交換が可能であり、
シートペーパーロール18の補充作業も簡略化される。
尚、シートペーパーロール18を新しいものと交換した
後には、シートペーパーロール18の先端部を前記フリ
ーローラー23とブラシローラー24間に挾み付け、ス
イッチボタン62を数回押圧してインチング動作により
ギアードモーター33を断続的にON,OFFさせ、前
記駆動ローラー38,38間にシートペーパーSの先端
部を挾持させることができる。
2を押圧操作することにより、1枚分のシートペーパー
Sを容易に取り出すことができ、従来のように逐一トイ
レ内の棚部からシートペーパーを取り出す必要がなく、
使用勝手が極めて良好なものとなる。又、前述した如く
シートペーパーロール18は容易に交換が可能であり、
シートペーパーロール18の補充作業も簡略化される。
尚、シートペーパーロール18を新しいものと交換した
後には、シートペーパーロール18の先端部を前記フリ
ーローラー23とブラシローラー24間に挾み付け、ス
イッチボタン62を数回押圧してインチング動作により
ギアードモーター33を断続的にON,OFFさせ、前
記駆動ローラー38,38間にシートペーパーSの先端
部を挾持させることができる。
(発明の効果) 本発明のシートペーパー供給装置は、便座を開閉可能に
支持し便器本体上面に設置される便座ボックスは、便器
本体に固設される上方が開口したベースプレートと、該
ベースプレートの上部に覆蓋される着脱可能なカバーと
により構成され、前記ベースプレート内にはステーが固
定されているともに、該ステーには上方へ開閉可能にサ
イドプレートが枢支連結され、該サイドプレートに、前
記便座上面に敷着するための多数枚のシートペーパーを
ロール状としたシートペーパーロールが回転可能に軸支
されているとともに、該シートペーパーの先端部を挾持
しガイドするガイドローラー部と、該ガイドローラー部
を通過した前記シートペーパーを挾持しつつ送出し得る
駆動手段と連繋された駆動ローラー部と、該駆動ローラ
ー部から送出された前記シートペーパーを前記便座側へ
排出するペーパーガイド部とが取り付けられていること
により、カバーを取り外しサイドプレートを開閉させて
ワンタッチで簡易にシートロールの交換が可能となり、
又、機能部の保守管理をも容易化することができる。
又、シートペーパーをガイドローラー部と駆動ローラー
部とペーパーガイド部を介し良好に便座側に送出するこ
とができ、用便者は送出されたシートペーパーを便座上
面に敷設して衛生的な状態で用便を行なうことができ、
従来のように棚部等よりシートペーパーを逐一取り出す
必要がなく、使用状態が極めて良好化されるとともに、
シートペーパーは便座ボックス内にコンパクトに収納さ
れるため収納状態が良好なものとなり、便器の機能を極
めて向上させることができる効果を有する。
支持し便器本体上面に設置される便座ボックスは、便器
本体に固設される上方が開口したベースプレートと、該
ベースプレートの上部に覆蓋される着脱可能なカバーと
により構成され、前記ベースプレート内にはステーが固
定されているともに、該ステーには上方へ開閉可能にサ
イドプレートが枢支連結され、該サイドプレートに、前
記便座上面に敷着するための多数枚のシートペーパーを
ロール状としたシートペーパーロールが回転可能に軸支
されているとともに、該シートペーパーの先端部を挾持
しガイドするガイドローラー部と、該ガイドローラー部
を通過した前記シートペーパーを挾持しつつ送出し得る
駆動手段と連繋された駆動ローラー部と、該駆動ローラ
ー部から送出された前記シートペーパーを前記便座側へ
排出するペーパーガイド部とが取り付けられていること
により、カバーを取り外しサイドプレートを開閉させて
ワンタッチで簡易にシートロールの交換が可能となり、
又、機能部の保守管理をも容易化することができる。
又、シートペーパーをガイドローラー部と駆動ローラー
部とペーパーガイド部を介し良好に便座側に送出するこ
とができ、用便者は送出されたシートペーパーを便座上
面に敷設して衛生的な状態で用便を行なうことができ、
従来のように棚部等よりシートペーパーを逐一取り出す
必要がなく、使用状態が極めて良好化されるとともに、
シートペーパーは便座ボックス内にコンパクトに収納さ
れるため収納状態が良好なものとなり、便器の機能を極
めて向上させることができる効果を有する。
又、前記駆動ローラー部と前記ペーパーガイド部間に
は、前記シートペーパーを切断するためのカッター部が
配設されていることにより、カッター部を介し1枚ずつ
シートペーパーを簡易に取り出すことができる。
は、前記シートペーパーを切断するためのカッター部が
配設されていることにより、カッター部を介し1枚ずつ
シートペーパーを簡易に取り出すことができる。
又、前記駆動手段を操作するためのスイッチ部と、前記
シートペーパーに形成されている検出穴を検出するため
のセンサ部と、前記スイッチ部がONされた時に前記駆
動手段に駆動電流を通電するとともに、前記センサ部が
1枚分のシートペーパーの通過を検知した時に駆動手段
を停止させ、かつ前記カッター部の作動を指令する制御
部を備えたことにより、用便者はスイッチ部を操作する
だけで、確実に1枚ずつのシートペーパーが便座側に供
給されるため、操作が極めて容易となる効果を有する。
シートペーパーに形成されている検出穴を検出するため
のセンサ部と、前記スイッチ部がONされた時に前記駆
動手段に駆動電流を通電するとともに、前記センサ部が
1枚分のシートペーパーの通過を検知した時に駆動手段
を停止させ、かつ前記カッター部の作動を指令する制御
部を備えたことにより、用便者はスイッチ部を操作する
だけで、確実に1枚ずつのシートペーパーが便座側に供
給されるため、操作が極めて容易となる効果を有する。
図は本発明の一実施例を示し、第1図は便座ボックス周
辺の側面断面透視図、第2図は便座ボックスの要部正面
断面図であり、特にカッター部の構成を示す構成図、第
3図は便座ボックスの要部平面断面図、第4図は駆動ロ
ーラ部周辺の斜視構成図、第5図は便座の斜視構成図、
第6図はシートペーパーロールの要部展開平面図であ
る。 2……ベースプレート、3……スツールピン 4……便座、4a……リブ 6……ステー、7a,7b,7c……通し軸 9……カバー、10……サイドプレート 11……回転ピン、12……連結フランジ 15……サイドシャフト、16……装着溝 17……ペーパーローラー 18……シートペーパーロール、18a……芯部 18b……ミシン目、18c……落とし穴部 18d……検出穴、19……抜止レバー 19a……爪部、19b……傾斜面 23……フリーローラー 24……ブラシローラー、25……抜止レバー 27……光センサ、28……軸受板 29……上ギア、30……下ギア 31……駆動ギア、33……ギアードモーター 36,37……ローラー軸 38……駆動ローラー、39……シートガイド 40……カッター部、42,43……固定板 44……外ガイド軸、45……内ガイド軸 46……上可動板、47……下可動板 46a,47a……ゴム、49,50……バネ 51……ロータリーソレノイド、53……コマ 54,55……ワイヤー 56,57,58……プーリー、59……調節板 62……スイッチボタン 63……ペーパーガイド B……便座ボックス、S……シートペーパー MS……マイクロスイッチ
辺の側面断面透視図、第2図は便座ボックスの要部正面
断面図であり、特にカッター部の構成を示す構成図、第
3図は便座ボックスの要部平面断面図、第4図は駆動ロ
ーラ部周辺の斜視構成図、第5図は便座の斜視構成図、
第6図はシートペーパーロールの要部展開平面図であ
る。 2……ベースプレート、3……スツールピン 4……便座、4a……リブ 6……ステー、7a,7b,7c……通し軸 9……カバー、10……サイドプレート 11……回転ピン、12……連結フランジ 15……サイドシャフト、16……装着溝 17……ペーパーローラー 18……シートペーパーロール、18a……芯部 18b……ミシン目、18c……落とし穴部 18d……検出穴、19……抜止レバー 19a……爪部、19b……傾斜面 23……フリーローラー 24……ブラシローラー、25……抜止レバー 27……光センサ、28……軸受板 29……上ギア、30……下ギア 31……駆動ギア、33……ギアードモーター 36,37……ローラー軸 38……駆動ローラー、39……シートガイド 40……カッター部、42,43……固定板 44……外ガイド軸、45……内ガイド軸 46……上可動板、47……下可動板 46a,47a……ゴム、49,50……バネ 51……ロータリーソレノイド、53……コマ 54,55……ワイヤー 56,57,58……プーリー、59……調節板 62……スイッチボタン 63……ペーパーガイド B……便座ボックス、S……シートペーパー MS……マイクロスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田口 泰久 愛知県常滑市港町3丁目77番地 株式会社 イナックス榎戸工場内 (72)発明者 小林 光二 愛知県常滑市港町3丁目77番地 株式会社 イナックス榎戸工場内 (56)参考文献 特開 昭64−52421(JP,A)
Claims (3)
- 【請求項1】便座4を開閉可能に支持し便器本体上面に
設置される便座ボックスBは、便器本体に固設される上
方が開口したベースプレート2と、該ベースプレート2
の上部に覆蓋される着脱可能なカバー9とにより構成さ
れ、前記ベースプレート2内にはステー6が固定されて
いるとともに、該ステー6には上方へ開閉可能にサイド
プレート10が枢支連結され、該サイドプレート10
に、 前記便座4上面に敷着するための多数枚のシートペーパ
ーSをロール状としたシートペーパーロール18が回転
可能に軸支されているとともに、該シートペーパーSの
先端部を挾持しガイドするガイドローラー部23,24
と、該ガイドローラー部23,24を通過した前記シー
トペーパーSを挾持しつつ送出し得る駆動手段と連繋さ
れた駆動ローラー部38,38と、該駆動ローラー部3
8,38から送出された前記シートペーパーSを前記便
座4側へ排出するペーパーガイド部63とが取り付けら
れていることを特徴とするシートペーパー供給装置。 - 【請求項2】前記駆動ローラー部38,38と前記ペー
パーガイド部63間には、前記シートペーパーSを切断
するためのカッター部40が配設されている特許請求の
範囲第1項記載のシートペーパー供給装置。 - 【請求項3】前記駆動手段を操作するためのスイッチ部
62と、前記シートペーパーSに形成されている検出穴
18dを検出するためのセンサ部27と、前記スイッチ
部62がONされた時に前記駆動手段に駆動電流を通電
するとともに、前記センサ部27が1枚分のシートペー
パーSの通過を検知した時に駆動手段を停止させ、かつ
前記カッター部40の作動を指令する制御部を備えた特
許請求の範囲第2項記載のシートペーパー供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63332573A JPH0653101B2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | シートペーパー供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63332573A JPH0653101B2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | シートペーパー供給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02177920A JPH02177920A (ja) | 1990-07-11 |
| JPH0653101B2 true JPH0653101B2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=18256433
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63332573A Expired - Lifetime JPH0653101B2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | シートペーパー供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0653101B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101726248B1 (ko) * | 2015-03-25 | 2017-04-12 | 주식회사 중화정밀 | 폐생리대 수거함 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6452421A (en) * | 1987-08-22 | 1989-02-28 | Toto Ltd | Seat paper automatic feed toilet seat |
-
1988
- 1988-12-28 JP JP63332573A patent/JPH0653101B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02177920A (ja) | 1990-07-11 |
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