JPH0654454A - 誘導充電器 - Google Patents
誘導充電器Info
- Publication number
- JPH0654454A JPH0654454A JP4200920A JP20092092A JPH0654454A JP H0654454 A JPH0654454 A JP H0654454A JP 4200920 A JP4200920 A JP 4200920A JP 20092092 A JP20092092 A JP 20092092A JP H0654454 A JPH0654454 A JP H0654454A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- circuit
- voltage
- transistor
- constant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000006698 induction Effects 0.000 title claims description 10
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims description 19
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 abstract description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 5
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 241001600434 Plectroglyphidodon lacrymatus Species 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000006641 stabilisation Effects 0.000 description 1
- 238000011105 stabilization Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 充電電流を一定にしつつ、且つ発熱を抑え、
部品コストを低減すること。 【構成】 従来の安定化電源回路を用いず、コルピッツ
発振回路3のトランジスタQ2 のベース電流、エミッタ
電圧をツエナーダイオードZD2 にて直接制御する。こ
のツエナーダイオードZD2 をトランジスタQ2 のベー
スに接続することにより、トランジスタQ2 のベース電
位VB を一定にする。これによりトランジスタQ2 のベ
ース電流が制御されるため、コイルL1 に発生する電圧
E1 もピーク電圧が抑制されて一定になる。従って、コ
イルL2 に発生する電圧も一定になり、電池5の内部抵
抗が同じならば、充電電流も一定になる。
部品コストを低減すること。 【構成】 従来の安定化電源回路を用いず、コルピッツ
発振回路3のトランジスタQ2 のベース電流、エミッタ
電圧をツエナーダイオードZD2 にて直接制御する。こ
のツエナーダイオードZD2 をトランジスタQ2 のベー
スに接続することにより、トランジスタQ2 のベース電
位VB を一定にする。これによりトランジスタQ2 のベ
ース電流が制御されるため、コイルL1 に発生する電圧
E1 もピーク電圧が抑制されて一定になる。従って、コ
イルL2 に発生する電圧も一定になり、電池5の内部抵
抗が同じならば、充電電流も一定になる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、商用電源から整流した
電圧を電源として発振動作させて、発振回路のコイルか
ら非接触にて他のコイルを介して電池を充電する誘導充
電器に関するものである。
電圧を電源として発振動作させて、発振回路のコイルか
ら非接触にて他のコイルを介して電池を充電する誘導充
電器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7にこの種の誘導充電器の回路図を示
す。商用電源ACを整流する整流回路1と、この整流回
路1の出力電圧を安定化する安定化電源回路2と、この
安定化回路2の出力電圧を電源として発振動作するコル
ピッツ発振回路3と、このコルピッツ発振回路3の出力
により電池5を充電する二次側充電回路4とで構成され
ている。
す。商用電源ACを整流する整流回路1と、この整流回
路1の出力電圧を安定化する安定化電源回路2と、この
安定化回路2の出力電圧を電源として発振動作するコル
ピッツ発振回路3と、このコルピッツ発振回路3の出力
により電池5を充電する二次側充電回路4とで構成され
ている。
【0003】整流回路1は、抵抗R1 ,R2 、整流ブリ
ッジRefからなり、また、安定化電源回路2は、トラ
ンジスタQ1 、ツエナーダイオードZD1 、抵抗R3 ,
R4、ダイオードD1 ,D2 等で構成されている。コル
ピッツ発振回路3は、トランジスタQ2 、コンデンサC
1 ,C2 、抵抗R 5 〜R7 、ダイオードD3 、コイル状
でインダクタンスを形成するコイルL1 等で構成されて
いる。
ッジRefからなり、また、安定化電源回路2は、トラ
ンジスタQ1 、ツエナーダイオードZD1 、抵抗R3 ,
R4、ダイオードD1 ,D2 等で構成されている。コル
ピッツ発振回路3は、トランジスタQ2 、コンデンサC
1 ,C2 、抵抗R 5 〜R7 、ダイオードD3 、コイル状
でインダクタンスを形成するコイルL1 等で構成されて
いる。
【0004】更に、二次側充電回路4は、上記コイルL
1 と誘導結合されインダクタンスを形成するコイル
L2 、発光ダイオードLED、整流用のダイオード
D4 、被充電用の電池5等で構成されている。図7に示
す回路は以下のように動作する。すなわち、抵抗R1 ,
R2 により入力された商用電源は、整流ブリッジRef
によって全波整流され、安定化電源回路2により、設定
電圧以上の電圧をカットし、コルピッツ発振回路3に印
加する。
1 と誘導結合されインダクタンスを形成するコイル
L2 、発光ダイオードLED、整流用のダイオード
D4 、被充電用の電池5等で構成されている。図7に示
す回路は以下のように動作する。すなわち、抵抗R1 ,
R2 により入力された商用電源は、整流ブリッジRef
によって全波整流され、安定化電源回路2により、設定
電圧以上の電圧をカットし、コルピッツ発振回路3に印
加する。
【0005】このコルピッツ発振回路3により、周波数
を上げてコイルL1 の電圧を昇圧し、非接触によって二
次側充電回路4のコイルL2 を励磁し、ダイオードD4
より電池5を充電する。上記誘導充電器を用いた具体的
な実施例としては、例えば電動歯ブラシが挙げられる。
図8は電動歯ブラシAを充電器Bにセットして、電動歯
ブラシA内に設けてある電池を充電している状態を示す
ものである。
を上げてコイルL1 の電圧を昇圧し、非接触によって二
次側充電回路4のコイルL2 を励磁し、ダイオードD4
より電池5を充電する。上記誘導充電器を用いた具体的
な実施例としては、例えば電動歯ブラシが挙げられる。
図8は電動歯ブラシAを充電器Bにセットして、電動歯
ブラシA内に設けてある電池を充電している状態を示す
ものである。
【0006】図9は電動歯ブラシAの充電状態を示した
要部断面図を示し、電動歯ブラシAの円筒状の本体ハウ
ジング11の下部には被充電用の電池5が納装され、電
池5の下方には発光ダイオードLED、整流用ダイオー
ドD4 等を実装したプリント基板12が配設してある。
また、このプリント基板11の下方で、本体ハウジング
11の底部にはコイルL2 が配設されている。
要部断面図を示し、電動歯ブラシAの円筒状の本体ハウ
ジング11の下部には被充電用の電池5が納装され、電
池5の下方には発光ダイオードLED、整流用ダイオー
ドD4 等を実装したプリント基板12が配設してある。
また、このプリント基板11の下方で、本体ハウジング
11の底部にはコイルL2 が配設されている。
【0007】一方、充電器Bのハウジング13内には、
上記整流回路1、安定化電源回路2、コルピッツ発振回
路3等の充電回路を実装したプリント基板14が配設さ
れており、プリント基板14の上方には上記コイルL2
に近接する形で、コルピッツ発振回路3のコイルL1 が
配設してある。すなわち、コイルL1 とコイルL2 との
位置関係は、上下方向に近接させており、コイルL1 ,
L2 の間には鉄心等の特別な励磁装置は必要ないが、誘
導での効率を上げるために距離を極力縮めてある。
上記整流回路1、安定化電源回路2、コルピッツ発振回
路3等の充電回路を実装したプリント基板14が配設さ
れており、プリント基板14の上方には上記コイルL2
に近接する形で、コルピッツ発振回路3のコイルL1 が
配設してある。すなわち、コイルL1 とコイルL2 との
位置関係は、上下方向に近接させており、コイルL1 ,
L2 の間には鉄心等の特別な励磁装置は必要ないが、誘
導での効率を上げるために距離を極力縮めてある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来例においては、電圧変動に対して電池5への充電電
流は一定になるが、安定化電源回路2のトランジスタQ
1 の発熱が大きくなるばかりでなく、回路部品が増大
し、部品コストも高くなるという問題があった。本発明
は上述の点に鑑みて提供したものであって、充電電流を
一定にしつつ、且つ発熱を抑え、部品コストを低減する
ことを目的とした誘導充電器を提供するものである。
従来例においては、電圧変動に対して電池5への充電電
流は一定になるが、安定化電源回路2のトランジスタQ
1 の発熱が大きくなるばかりでなく、回路部品が増大
し、部品コストも高くなるという問題があった。本発明
は上述の点に鑑みて提供したものであって、充電電流を
一定にしつつ、且つ発熱を抑え、部品コストを低減する
ことを目的とした誘導充電器を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、商用電源を整
流し、この電圧をトランジスタのような能動素子の3端
子間に3個のインピーダンスを接続した発振回路を設
け、上記3個のインピーダンスのうち1個をコイル状の
インダクタンスにて構成し、このインダクタンスから他
のコイルに誘起した電圧にて充電される電池を設け、上
記発振回路の能動素子を制御してインダクタンスに発生
するピーク電圧を抑制する制御手段を設けたものであ
る。
流し、この電圧をトランジスタのような能動素子の3端
子間に3個のインピーダンスを接続した発振回路を設
け、上記3個のインピーダンスのうち1個をコイル状の
インダクタンスにて構成し、このインダクタンスから他
のコイルに誘起した電圧にて充電される電池を設け、上
記発振回路の能動素子を制御してインダクタンスに発生
するピーク電圧を抑制する制御手段を設けたものであ
る。
【0010】また、請求項2では、発振回路側のインダ
クタンスを複数設け、各インダクタンスに対応してコイ
ルをそれぞれ設けている。更に、請求項3においては、
発振回路側のインダクタンスを1つ設け、該インダクタ
ンスの二次側となるコイルを複数設けている。
クタンスを複数設け、各インダクタンスに対応してコイ
ルをそれぞれ設けている。更に、請求項3においては、
発振回路側のインダクタンスを1つ設け、該インダクタ
ンスの二次側となるコイルを複数設けている。
【0011】
【作用】而して、従来とは異なり安定化電源回路を無く
し、発振回路にてインダクタンスからコイルへ誘起した
電圧で電池を充電することで、安定化電源回路のトラン
ジスタによるロスを無くし、発熱を抑え、低消費電流化
することができ、しかも、部品点数を削減でき、コスト
低減化が可能となる。
し、発振回路にてインダクタンスからコイルへ誘起した
電圧で電池を充電することで、安定化電源回路のトラン
ジスタによるロスを無くし、発熱を抑え、低消費電流化
することができ、しかも、部品点数を削減でき、コスト
低減化が可能となる。
【0012】また、請求項2では、発振回路側のインダ
クタンスを複数設け、各インダクタンスに対応してコイ
ルをそれぞれ設けていることで、同一の発振回路にイン
ダクタンス、コイルを複数設けても、出力電圧は安定化
するため、充電電流も一定になり、且つ部品点数を削減
することができる。更に、請求項3においては、発振回
路側のインダクタンスを1つ設け、該インダクタンスの
二次側となるコイルを複数設けていることで、この場合
にも出力電圧は一定となり、充電電流も一定になり、回
路部品点数を削減でき、コストダウンを図ることができ
る。
クタンスを複数設け、各インダクタンスに対応してコイ
ルをそれぞれ設けていることで、同一の発振回路にイン
ダクタンス、コイルを複数設けても、出力電圧は安定化
するため、充電電流も一定になり、且つ部品点数を削減
することができる。更に、請求項3においては、発振回
路側のインダクタンスを1つ設け、該インダクタンスの
二次側となるコイルを複数設けていることで、この場合
にも出力電圧は一定となり、充電電流も一定になり、回
路部品点数を削減でき、コストダウンを図ることができ
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。本発明は、従来の安定化電源回路を用いず、コル
ピッツ発振回路3のトランジスタQ2 のベース電流、エ
ミッタ電圧を直接制御して、充電電流を一定にし、且つ
安定化電源回路のようなロスがなく、部品点数を削減で
き、コスト低減につながるようにしたものである。
する。本発明は、従来の安定化電源回路を用いず、コル
ピッツ発振回路3のトランジスタQ2 のベース電流、エ
ミッタ電圧を直接制御して、充電電流を一定にし、且つ
安定化電源回路のようなロスがなく、部品点数を削減で
き、コスト低減につながるようにしたものである。
【0014】図1に本発明の具体回路図を示す。従来と
異なることろは安定化電源回路を無くし、コルピッツ発
振回路3のトランジスタQ2 のベースにツエナーダイオ
ードZD2 を接続したものである。尚、このツエナーダ
イオードZD2 が制御手段を構成している。このツエナ
ーダイオードZD2 をトランジスタQ2 のベースに接続
することにより、トランジスタQ2 のベース電位VB を
一定にし(図2(a)参照)、これによりトランジスタ
Q2 のベース電流が制御されるため、コイルL1 に発生
する電圧E1 (図2(b)参照)もピーク電圧が抑制さ
れて一定になる。従って、コイルL2 に発生する電圧も
一定になり、電池5の内部抵抗が同じならば、充電電流
も一定になる。
異なることろは安定化電源回路を無くし、コルピッツ発
振回路3のトランジスタQ2 のベースにツエナーダイオ
ードZD2 を接続したものである。尚、このツエナーダ
イオードZD2 が制御手段を構成している。このツエナ
ーダイオードZD2 をトランジスタQ2 のベースに接続
することにより、トランジスタQ2 のベース電位VB を
一定にし(図2(a)参照)、これによりトランジスタ
Q2 のベース電流が制御されるため、コイルL1 に発生
する電圧E1 (図2(b)参照)もピーク電圧が抑制さ
れて一定になる。従って、コイルL2 に発生する電圧も
一定になり、電池5の内部抵抗が同じならば、充電電流
も一定になる。
【0015】尚、本実施例に用いたコルピッツ発振回路
3の発振周波数fは以下の式で示される。 f=(1/2π)〔(1/L1 ){(1/C1 )+(1/C2 )}〕-1/2 これらの効果は、上記ツエナーダイオードZD2 の挿入
位置を、コンデンサC 1 の両端や、抵抗R7 の両端に接
続しても同様である。
3の発振周波数fは以下の式で示される。 f=(1/2π)〔(1/L1 ){(1/C1 )+(1/C2 )}〕-1/2 これらの効果は、上記ツエナーダイオードZD2 の挿入
位置を、コンデンサC 1 の両端や、抵抗R7 の両端に接
続しても同様である。
【0016】(実施例2)図3は実施例2を示し、イン
ダクタンスを形成するコイルL1 ,L3 を直列に配線し
たものを同一のコルピッツ発振回路3によって動作させ
るようにしたものである。コイルL1 とL2 、コイルL
3 とL4 は図9と同様に機械的に近くなるように配置さ
れるので、鉄心などの励磁部品を必要とせず、そのた
め、誘導での結合係数は極めて低い。すなわち、負荷変
動によるコイルL1 ,L3 の発生電圧への影響は小さい
ため、直列接続してもほとんど電流は一定に保たれる。
従って、二次側のコイルL2 ,L4 への誘起電圧も一定
になる。
ダクタンスを形成するコイルL1 ,L3 を直列に配線し
たものを同一のコルピッツ発振回路3によって動作させ
るようにしたものである。コイルL1 とL2 、コイルL
3 とL4 は図9と同様に機械的に近くなるように配置さ
れるので、鉄心などの励磁部品を必要とせず、そのた
め、誘導での結合係数は極めて低い。すなわち、負荷変
動によるコイルL1 ,L3 の発生電圧への影響は小さい
ため、直列接続してもほとんど電流は一定に保たれる。
従って、二次側のコイルL2 ,L4 への誘起電圧も一定
になる。
【0017】尚、本実施例ではインダクタンスとして、
2つのコイルL1 ,L3 を設けて、直列接続したが、2
つ以上のコイルを直列接続、或いは並列接続、或いは直
並列接続しても良く、そして、各コイルに二次側のコイ
ルをそれぞれ設けるようにしても良い。図4は本実施例
の上記コイルL1 ,L3 の配置状態を示している。
(a)は充電器Bの正面図と、(b)は断面図を、
(c)は背面図を、(d)は破断平面図をそれぞれ示し
ている。
2つのコイルL1 ,L3 を設けて、直列接続したが、2
つ以上のコイルを直列接続、或いは並列接続、或いは直
並列接続しても良く、そして、各コイルに二次側のコイ
ルをそれぞれ設けるようにしても良い。図4は本実施例
の上記コイルL1 ,L3 の配置状態を示している。
(a)は充電器Bの正面図と、(b)は断面図を、
(c)は背面図を、(d)は破断平面図をそれぞれ示し
ている。
【0018】図4(b)(d)に示すように、充電器B
の電動歯ブラシAを載置する載置部15の下面側に2つ
のコイルL1 ,L3 を配設している。 (実施例3)実施例3を図5に示す。本実施例では、実
施例2の場合と同様に、コイルL1と、コイルL2 ,L
4 での結合係数が小さいため、コイルL1 に発生する電
圧は一定であり、従って、コイルL2 又はL4 がこのコ
イルL1 上に1つあっても、2つあっても、コイルL2
又はL4 に誘起する電圧は一定である。
の電動歯ブラシAを載置する載置部15の下面側に2つ
のコイルL1 ,L3 を配設している。 (実施例3)実施例3を図5に示す。本実施例では、実
施例2の場合と同様に、コイルL1と、コイルL2 ,L
4 での結合係数が小さいため、コイルL1 に発生する電
圧は一定であり、従って、コイルL2 又はL4 がこのコ
イルL1 上に1つあっても、2つあっても、コイルL2
又はL4 に誘起する電圧は一定である。
【0019】尚、本実施例では、二次側のコイルを2つ
設けた例を示したが、それ以上のコイルを設けるように
しても良い。図6は品実施例のコイルL1 の配置状態を
示し、図6(d)に示すように、コイルL1 は、コイル
L2 ,L4 に跨がる形でハウジング13の横方向全体に
わたるように形成配置してある。
設けた例を示したが、それ以上のコイルを設けるように
しても良い。図6は品実施例のコイルL1 の配置状態を
示し、図6(d)に示すように、コイルL1 は、コイル
L2 ,L4 に跨がる形でハウジング13の横方向全体に
わたるように形成配置してある。
【0020】
【発明の効果】本発明は上述のように、商用電源を整流
し、この電圧をトランジスタのような能動素子の3端子
間に3個のインピーダンスを接続した発振回路を設け、
上記3個のインピーダンスのうち1個をコイル状のイン
ダクタンスにて構成し、このインダクタンスから他のコ
イルに誘起した電圧にて充電される電池を設け、上記発
振回路の能動素子を制御してインダクタンスに発生する
ピーク電圧を抑制する制御手段を設けたものであるか
ら、従来とは異なり安定化電源回路を無くし、発振回路
にてインダクタンスからコイルへ誘起した電圧で電池を
充電することで、安定化電源回路のトランジスタによる
ロスを無くし、発熱を抑え、低消費電流化することがで
き、しかも、部品点数を削減でき、コスト低減化が可能
となる効果を奏するものである。
し、この電圧をトランジスタのような能動素子の3端子
間に3個のインピーダンスを接続した発振回路を設け、
上記3個のインピーダンスのうち1個をコイル状のイン
ダクタンスにて構成し、このインダクタンスから他のコ
イルに誘起した電圧にて充電される電池を設け、上記発
振回路の能動素子を制御してインダクタンスに発生する
ピーク電圧を抑制する制御手段を設けたものであるか
ら、従来とは異なり安定化電源回路を無くし、発振回路
にてインダクタンスからコイルへ誘起した電圧で電池を
充電することで、安定化電源回路のトランジスタによる
ロスを無くし、発熱を抑え、低消費電流化することがで
き、しかも、部品点数を削減でき、コスト低減化が可能
となる効果を奏するものである。
【0021】また、請求項2では、発振回路側のインダ
クタンスを複数設け、各インダクタンスに対応してコイ
ルをそれぞれ設けていることで、同一の発振回路にイン
ダクタンス、コイルを複数設けても、出力電圧は安定化
するため、充電電流も一定になり、且つ部品点数を削減
することができる。更に、請求項3においては、発振回
路側のインダクタンスを1つ設け、該インダクタンスの
二次側となるコイルを複数設けていることで、この場合
にも出力電圧は一定となり、充電電流も一定になり、回
路部品点数を削減でき、コストダウンを図ることができ
る。
クタンスを複数設け、各インダクタンスに対応してコイ
ルをそれぞれ設けていることで、同一の発振回路にイン
ダクタンス、コイルを複数設けても、出力電圧は安定化
するため、充電電流も一定になり、且つ部品点数を削減
することができる。更に、請求項3においては、発振回
路側のインダクタンスを1つ設け、該インダクタンスの
二次側となるコイルを複数設けていることで、この場合
にも出力電圧は一定となり、充電電流も一定になり、回
路部品点数を削減でき、コストダウンを図ることができ
る。
【図1】本発明の実施例の具体回路図である。
【図2】同上の動作波形図である。
【図3】同上の実施例2の具体回路図である。
【図4】(a)は同上の充電器の正面図、(b)は断面
図、(c)は背面図、(d)は破断平面図である。
図、(c)は背面図、(d)は破断平面図である。
【図5】同上の実施例3の具体回路図である。
【図6】(a)は同上の充電器の正面図、(b)は断面
図、(c)は背面図、(d)は破断平面図である。
図、(c)は背面図、(d)は破断平面図である。
【図7】従来例の具体回路図である。
【図8】同上の電動歯ブラシの充電状態を示す斜視図で
ある。
ある。
【図9】同上の電動歯ブラシの充電状態を示す断面図で
ある。
ある。
1 整流回路 3 コルピッツ発振回路 4 二次側充電回路 5 電池 L1 コイル L2 コイル
Claims (3)
- 【請求項1】 商用電源を整流し、この電圧をトランジ
スタのような能動素子の3端子間に3個のインピーダン
スを接続した発振回路を設け、上記3個のインピーダン
スのうち1個をコイル状のインダクタンスにて構成し、
このインダクタンスから他のコイルに誘起した電圧にて
充電される電池を設け、上記発振回路の能動素子を制御
してインダクタンスに発生するピーク電圧を抑制する制
御手段を設けたことを特徴とする誘導充電器。 - 【請求項2】 発振回路側のインダクタンスを複数設
け、各インダクタンスに対応してコイルをそれぞれ設け
たことを特徴とする請求項1記載の誘導充電器。 - 【請求項3】 発振回路側のインダクタンスを1つ設
け、該インダクタンスの二次側となるコイルを複数設け
たことを特徴とする請求項1記載の誘導充電器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4200920A JPH0654454A (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | 誘導充電器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4200920A JPH0654454A (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | 誘導充電器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0654454A true JPH0654454A (ja) | 1994-02-25 |
Family
ID=16432478
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4200920A Pending JPH0654454A (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | 誘導充電器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0654454A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0993823A (ja) * | 1995-09-27 | 1997-04-04 | Genko Boku | 充電装置 |
| EP2262078A1 (de) * | 2009-06-10 | 2010-12-15 | Braun GmbH | Anordnung und Verfahren zur induktiven Energieübertragung |
| WO2010142433A2 (de) | 2009-06-10 | 2010-12-16 | Braun Gmbh | Schaltungsanordnung zur induktiven energieübertragung |
| WO2014132480A1 (ja) * | 2013-02-28 | 2014-09-04 | 日東電工株式会社 | 無線電力伝送装置、無線電力伝送装置における入力インピーダンスの負荷変動応答性の調整方法、及び、無線電力伝送装置の製造方法 |
| US9614396B1 (en) | 2016-06-09 | 2017-04-04 | Sultan Qaboos University | Multi-element portable wireless charging device and method |
-
1992
- 1992-07-28 JP JP4200920A patent/JPH0654454A/ja active Pending
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0993823A (ja) * | 1995-09-27 | 1997-04-04 | Genko Boku | 充電装置 |
| EP2262078A1 (de) * | 2009-06-10 | 2010-12-15 | Braun GmbH | Anordnung und Verfahren zur induktiven Energieübertragung |
| WO2010143151A2 (en) | 2009-06-10 | 2010-12-16 | Braun Gmbh | Circuit arrangement and method for inductive energy transfer |
| WO2010142433A2 (de) | 2009-06-10 | 2010-12-16 | Braun Gmbh | Schaltungsanordnung zur induktiven energieübertragung |
| WO2010142433A3 (de) * | 2009-06-10 | 2011-04-21 | Braun Gmbh | Schaltungsanordnung zur induktiven energieübertragung |
| WO2010143151A3 (en) * | 2009-06-10 | 2011-04-28 | Braun Gmbh | Circuit arrangement and method for inductive energy transfer |
| CN102460901A (zh) * | 2009-06-10 | 2012-05-16 | 博朗有限公司 | 用于电感式能量传递的电路布置 |
| CN102460930A (zh) * | 2009-06-10 | 2012-05-16 | 博朗有限公司 | 用于电感式能量传递的电路布置和方法 |
| JP2012529263A (ja) * | 2009-06-10 | 2012-11-15 | ブラウン ゲーエムベーハー | 誘導エネルギー伝達のための回路装置及び方法 |
| US8581443B2 (en) | 2009-06-10 | 2013-11-12 | Braun Gmbh | Circuit arrangement and method for inductive energy transfer |
| US8810328B2 (en) | 2009-06-10 | 2014-08-19 | Braun Gmbh | Circuit arrangement for inductive energy transfer |
| WO2014132480A1 (ja) * | 2013-02-28 | 2014-09-04 | 日東電工株式会社 | 無線電力伝送装置、無線電力伝送装置における入力インピーダンスの負荷変動応答性の調整方法、及び、無線電力伝送装置の製造方法 |
| JP2014168358A (ja) * | 2013-02-28 | 2014-09-11 | Nitto Denko Corp | 無線電力伝送装置、無線電力伝送装置における入力インピーダンスの負荷変動応答性の調整方法、及び、無線電力伝送装置の製造方法 |
| US9614396B1 (en) | 2016-06-09 | 2017-04-04 | Sultan Qaboos University | Multi-element portable wireless charging device and method |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3247328B2 (ja) | 非接触電力伝達装置 | |
| US7602142B2 (en) | System for inductive power transfer | |
| US6317338B1 (en) | Power supply for an electroluminescent display | |
| TWI619327B (zh) | 使用於感應式電力轉移裝置之電路及其主要單元 | |
| EP0240312B1 (en) | Stabilized electric power apparatus for generating direct and alternating current simultaneously in one transformer | |
| JP6300515B2 (ja) | 電源装置及び画像形成装置 | |
| JP5899490B2 (ja) | 非接触給電システム | |
| TW507414B (en) | Switching power circuit with secondary side parallel and series resonance | |
| US20180205260A1 (en) | Wheel Coils and Center-Tapped Longitudinal Coils for Wireless Power Transfer | |
| TW472432B (en) | Non-contact electrical power transmission system | |
| JP2673876B2 (ja) | 電磁誘導コイルの駆動回路及び該駆動回路を用いた充電装置 | |
| JPH08506717A (ja) | 自己発振直列共鳴変換器を有する電源装置 | |
| JPH0919078A (ja) | 電磁誘導式充電装置、被充電電子機器及び電動歯ブラシ | |
| JPH0654454A (ja) | 誘導充電器 | |
| JPH09182304A (ja) | 非接触型充電器 | |
| JPH05300662A (ja) | 充電装置 | |
| JP4293854B2 (ja) | 非接触受電装置及び移動体 | |
| JP5389634B2 (ja) | コンデンサマイクロホン | |
| JP2003037949A (ja) | 非接触電力伝達装置 | |
| JPS6021659Y2 (ja) | 複数火花点火装置 | |
| JP3329918B2 (ja) | 電磁誘導充電装置 | |
| JP3610842B2 (ja) | 給電装置 | |
| JP4366713B2 (ja) | スイッチング電源装置 | |
| JPS61122067U (ja) | ||
| JPH0629916Y2 (ja) | 放電灯点灯装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020409 |