JPH07125547A - 車両用燃料タンクの過給油防止装置 - Google Patents
車両用燃料タンクの過給油防止装置Info
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- JPH07125547A JPH07125547A JP15167593A JP15167593A JPH07125547A JP H07125547 A JPH07125547 A JP H07125547A JP 15167593 A JP15167593 A JP 15167593A JP 15167593 A JP15167593 A JP 15167593A JP H07125547 A JPH07125547 A JP H07125547A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01M—LUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
- F01M11/00—Component parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart from, groups F01M1/00 - F01M9/00
- F01M11/04—Filling or draining lubricant of or from machines or engines
- F01M2011/0491—Filing cap with special features
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エンジン作動中における給油時での過給油を
防止する。又、車両走行中に燃料タンクの内圧を低圧に
保つ法規制をクリアする。 【構成】 給油時に給油キャップ11を外すと第2の連
通路24の端部24aが開口し、エンジン作動中であっ
てもダイアフラム室15が大気圧になる。従ってバルブ
18が両スプリング14,17で下方に強く付勢され、
燃料タンク内圧が高く維持され、過給油されないように
燃料油面を規制する。車両走行中は給油キャップ11が
端部24aを閉じ、ダイアフラム室15に吸気管負圧が
かかる。そのため、上部ダイアフラム13が上方に引き
上げられ、バルブ18が低いタンク内圧で押し上げられ
る。
防止する。又、車両走行中に燃料タンクの内圧を低圧に
保つ法規制をクリアする。 【構成】 給油時に給油キャップ11を外すと第2の連
通路24の端部24aが開口し、エンジン作動中であっ
てもダイアフラム室15が大気圧になる。従ってバルブ
18が両スプリング14,17で下方に強く付勢され、
燃料タンク内圧が高く維持され、過給油されないように
燃料油面を規制する。車両走行中は給油キャップ11が
端部24aを閉じ、ダイアフラム室15に吸気管負圧が
かかる。そのため、上部ダイアフラム13が上方に引き
上げられ、バルブ18が低いタンク内圧で押し上げられ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用燃料タンクにおけ
る燃料の過給油を防止する装置に関する。
る燃料の過給油を防止する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の燃料タンクにおいて発生する蒸発
燃料を大気中に放出することは大気汚染防止の見地から
望ましくないので、それを防止するために、燃料タンク
の上部気室を、吸着剤を内蔵したキャニスタに連通する
ことにより蒸発燃料を一旦キャニスタに貯留し、貯留し
た蒸発燃料をエンジン作動時に吸気通路に供給して燃焼
させるようにしたエンジンの蒸発燃料処理装置は知られ
ている。
燃料を大気中に放出することは大気汚染防止の見地から
望ましくないので、それを防止するために、燃料タンク
の上部気室を、吸着剤を内蔵したキャニスタに連通する
ことにより蒸発燃料を一旦キャニスタに貯留し、貯留し
た蒸発燃料をエンジン作動時に吸気通路に供給して燃焼
させるようにしたエンジンの蒸発燃料処理装置は知られ
ている。
【0003】この種の装置では、給油時の過給油を防止
するために燃料タンクの上部気室とキャニスタとを連通
する蒸発燃料通路に、一定以上のタンク内圧で開くチェ
ックバルブ(一方向弁)が設けてある。図2において、
1は燃料タンク、2はその上部気室、3は上部気室2と
図示されてないキャニスタとを連通する蒸発燃料通路、
4はこの蒸発燃料通路に設けた前記チェックバルブで、
一定以上の作動圧で開いて図示左方への蒸発燃料の通過
を許容する。5はカットオフバルブ、6は給油パイプ、
7はブリーザーパイプである。
するために燃料タンクの上部気室とキャニスタとを連通
する蒸発燃料通路に、一定以上のタンク内圧で開くチェ
ックバルブ(一方向弁)が設けてある。図2において、
1は燃料タンク、2はその上部気室、3は上部気室2と
図示されてないキャニスタとを連通する蒸発燃料通路、
4はこの蒸発燃料通路に設けた前記チェックバルブで、
一定以上の作動圧で開いて図示左方への蒸発燃料の通過
を許容する。5はカットオフバルブ、6は給油パイプ、
7はブリーザーパイプである。
【0004】給油時は、給油パイプ6に装着された給油
キャップを取外し、図2(a)に示すように給油口に給
油ガン8の先端を挿入して給油する。図2(a)に示す
ように、燃料タンク内の燃料油面Lが給油パイプ6とブ
リーザパイプ7の下端に達していない状態では、タンク
内が気密されず給油できる。燃料油面Lが図2(b)の
ように上昇して両パイプ6,7の下端が燃料で閉鎖され
てタンク内を気密すると、タンク内圧が上昇し、燃料が
ブリーザーパイプ7を介して給油ガン8へかかり給油を
停止させる。
キャップを取外し、図2(a)に示すように給油口に給
油ガン8の先端を挿入して給油する。図2(a)に示す
ように、燃料タンク内の燃料油面Lが給油パイプ6とブ
リーザパイプ7の下端に達していない状態では、タンク
内が気密されず給油できる。燃料油面Lが図2(b)の
ように上昇して両パイプ6,7の下端が燃料で閉鎖され
てタンク内を気密すると、タンク内圧が上昇し、燃料が
ブリーザーパイプ7を介して給油ガン8へかかり給油を
停止させる。
【0005】なお、日本国内では給油時はエンジンを停
止するのが普通で、図2(b)の燃料油面になると給油
が停止され、過給油されることはない。そして、図2
(b)に示す燃料油面Lから給油口までの燃料高さHに
よる圧力差は、チェックバルブ4の作動圧以下に維持さ
れる。
止するのが普通で、図2(b)の燃料油面になると給油
が停止され、過給油されることはない。そして、図2
(b)に示す燃料油面Lから給油口までの燃料高さHに
よる圧力差は、チェックバルブ4の作動圧以下に維持さ
れる。
【0006】ところが、米国ではエンジンを停止せずに
給油することが日常的に行なわれている。なおかつ、車
両走行時の燃料タンク内圧を10inAq以下の低圧に
する要求規制が出た。
給油することが日常的に行なわれている。なおかつ、車
両走行時の燃料タンク内圧を10inAq以下の低圧に
する要求規制が出た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記米国における給油
時の事情によると、エンジンが作動中であるため図2に
おいて、蒸発燃料通路3の図示左端に吸気管負圧に対応
する負圧がかかる。そのため給油停止時の燃料油面Lが
図2(b)の位置よりも上昇し、過給油となる虞れがあ
る。
時の事情によると、エンジンが作動中であるため図2に
おいて、蒸発燃料通路3の図示左端に吸気管負圧に対応
する負圧がかかる。そのため給油停止時の燃料油面Lが
図2(b)の位置よりも上昇し、過給油となる虞れがあ
る。
【0008】又、米国における車両走行時のタンク内圧
を低圧にする要求規制をクリアするために、チェックバ
ルブ4の作動圧を低くすると、従来の燃料油面ではタン
ク内の気密が保持できず、給油停止が遅れ、タンク内の
油面レベルが高くなり、いわゆる過給油を生ずる。
を低圧にする要求規制をクリアするために、チェックバ
ルブ4の作動圧を低くすると、従来の燃料油面ではタン
ク内の気密が保持できず、給油停止が遅れ、タンク内の
油面レベルが高くなり、いわゆる過給油を生ずる。
【0009】このように、米国における給油中でもエン
ジンを作動させるまゝであることと、走行時のタンク内
圧を低圧にする要求規制がある使用条件においても、燃
料の過給油を防止できる車両用燃料タンクの過給油防止
装置を提供することが本発明の目的である。
ジンを作動させるまゝであることと、走行時のタンク内
圧を低圧にする要求規制がある使用条件においても、燃
料の過給油を防止できる車両用燃料タンクの過給油防止
装置を提供することが本発明の目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の車両用燃料タンクの過給油防止装置は、タ
ンク内圧を上昇させて給油を停止させるものにおいて、
タンク内圧制御弁(12)と、該タンク内圧制御弁(1
2)のダイアフラム室(15)と吸気管(21)とを連
通する第1の通路(20)に設けた絞り(23)と、前
記ダイアフラム室(15)から燃料タンク(1)の給油
口(10)に延長され、給油口(10)に配設されたそ
の端部(24a)が給油口(10)の開閉に関連して開
閉される第2の通路(24)とを具備したことを特徴と
する。
に、本発明の車両用燃料タンクの過給油防止装置は、タ
ンク内圧を上昇させて給油を停止させるものにおいて、
タンク内圧制御弁(12)と、該タンク内圧制御弁(1
2)のダイアフラム室(15)と吸気管(21)とを連
通する第1の通路(20)に設けた絞り(23)と、前
記ダイアフラム室(15)から燃料タンク(1)の給油
口(10)に延長され、給油口(10)に配設されたそ
の端部(24a)が給油口(10)の開閉に関連して開
閉される第2の通路(24)とを具備したことを特徴と
する。
【0011】
【作用】給油口(10)が開いているときは、第2の通
路(24)の端部(24a)が開き、タンク内圧制御弁
(12)のダイアフラム室(15)は大気圧又は大気圧
に近い圧力になって、燃料タンク内圧は高い圧力に制御
される。
路(24)の端部(24a)が開き、タンク内圧制御弁
(12)のダイアフラム室(15)は大気圧又は大気圧
に近い圧力になって、燃料タンク内圧は高い圧力に制御
される。
【0012】給油口(10)を閉じると、第2の通路
(24)の端部(24a)が閉じられ、吸気管負圧がダ
イアフラム室(15)にかかる。従って車両走行中の燃
料タンク内圧が低圧に保たれる。
(24)の端部(24a)が閉じられ、吸気管負圧がダ
イアフラム室(15)にかかる。従って車両走行中の燃
料タンク内圧が低圧に保たれる。
【0013】
【実施例】図1(a)〜(d)の実施例において、1は
燃料タンク、2は燃料タンク1の上部気室、3は上部気
室2を吸着剤を内蔵したキャニスタ9に連通する蒸発燃
料通路、5は蒸発燃料通路3の上部気室2への開口端に
設けた周知のカットオフバルブ、6は給油パイプ、7は
ブリーザーパイプ、10は給油口、11は給油口10を
開閉する給油キャップである。
燃料タンク、2は燃料タンク1の上部気室、3は上部気
室2を吸着剤を内蔵したキャニスタ9に連通する蒸発燃
料通路、5は蒸発燃料通路3の上部気室2への開口端に
設けた周知のカットオフバルブ、6は給油パイプ、7は
ブリーザーパイプ、10は給油口、11は給油口10を
開閉する給油キャップである。
【0014】12はタンク内圧制御弁で、上部ダイアフ
ラム13と、この上部ダイアフラム13を下方に付勢す
る上部スプリング14と、ダイアフラム室15と、下部
ダイアフラム16と、両ダイアフラム13,16の間に
介装された圧縮ばねからなる中間スプリング17と、下
部ダイアフラムに取付けられたバルブ18と、両ダイア
フラム13,16の間で大気孔29を設けた大気室19
とダイアフラム13が一定以上下方へ行かないようにす
るストッパ30等で構成されている(図1(b))。尚
上部スプリング14の付勢力は中間スプリング17より
かなり大きく設定してある。
ラム13と、この上部ダイアフラム13を下方に付勢す
る上部スプリング14と、ダイアフラム室15と、下部
ダイアフラム16と、両ダイアフラム13,16の間に
介装された圧縮ばねからなる中間スプリング17と、下
部ダイアフラムに取付けられたバルブ18と、両ダイア
フラム13,16の間で大気孔29を設けた大気室19
とダイアフラム13が一定以上下方へ行かないようにす
るストッパ30等で構成されている(図1(b))。尚
上部スプリング14の付勢力は中間スプリング17より
かなり大きく設定してある。
【0015】そして、このタンク内圧制御弁12は、バ
ルブ18が前記蒸発燃料通路3に挿入されて燃料タンク
1のタンク内圧を制御するように装着されている。ダイ
アフラム室15は、第1の通路20により吸気管21の
絞り弁22下流に連通される。23は第1の通路20の
途中に設けた絞りである。24はダイアフラム室15か
ら延長して設けた第2の通路で、一端はダイアフラム室
15に開口し、他端は、特に図1(c)(d)に示すよ
うに給油パイプ6の給油口10に開口する端部24aを
形成している。そして、この端部24aは給油口10を
給油キャップ11で開閉することに連動して開閉され
る。
ルブ18が前記蒸発燃料通路3に挿入されて燃料タンク
1のタンク内圧を制御するように装着されている。ダイ
アフラム室15は、第1の通路20により吸気管21の
絞り弁22下流に連通される。23は第1の通路20の
途中に設けた絞りである。24はダイアフラム室15か
ら延長して設けた第2の通路で、一端はダイアフラム室
15に開口し、他端は、特に図1(c)(d)に示すよ
うに給油パイプ6の給油口10に開口する端部24aを
形成している。そして、この端部24aは給油口10を
給油キャップ11で開閉することに連動して開閉され
る。
【0016】図1(a)において、25はキャニスタ9
のパージポートと吸気管21とを連通するパージ通路、
26はパージ通路25に挿入したパージ制御用の電磁弁
で、エンジンの運転条件に応じてECU27によりデュ
ーティ制御されてパージ流量を制御する。28はタンク
内圧制御弁12のバルブ18をバイパスして設けたチェ
ックバルブで、図示右方に向って流れることができ、燃
料タンク1の温度が低下したときのタンクの変形を防止
する。
のパージポートと吸気管21とを連通するパージ通路、
26はパージ通路25に挿入したパージ制御用の電磁弁
で、エンジンの運転条件に応じてECU27によりデュ
ーティ制御されてパージ流量を制御する。28はタンク
内圧制御弁12のバルブ18をバイパスして設けたチェ
ックバルブで、図示右方に向って流れることができ、燃
料タンク1の温度が低下したときのタンクの変形を防止
する。
【0017】上記実施例で、車両走行中は給油口10が
給油キャップ11で閉じられ、第2の通路24の端部2
4aも閉じられているので、タンク内圧制御弁12のダ
イアフラム室15には第1の通路20を介して吸気管負
圧がかかり、上部ダイアフラム13が上部スプリング1
4に抗して上方に引上げられ、中間スプリング17への
付勢力が弱くなってその長さが長くなり、中間スプリン
グ17が下部ダイアフラム16を下方に付勢する力が弱
くなる。そのため、燃料タンク1内のタンク内圧が低い
圧力(100〜200mmAq)で下部ダイアフラム1
6を押し上げバルブ18を開くので、燃料タンク内の圧
力は低い圧力になる。
給油キャップ11で閉じられ、第2の通路24の端部2
4aも閉じられているので、タンク内圧制御弁12のダ
イアフラム室15には第1の通路20を介して吸気管負
圧がかかり、上部ダイアフラム13が上部スプリング1
4に抗して上方に引上げられ、中間スプリング17への
付勢力が弱くなってその長さが長くなり、中間スプリン
グ17が下部ダイアフラム16を下方に付勢する力が弱
くなる。そのため、燃料タンク1内のタンク内圧が低い
圧力(100〜200mmAq)で下部ダイアフラム1
6を押し上げバルブ18を開くので、燃料タンク内の圧
力は低い圧力になる。
【0018】給油するために給油キャップ11を外して
給油口10を開くと、第2の通路24の端部24aが開
く。従って、エンジンが作動していても、絞り23の流
路抵抗により、ダイアフラム室15にかかる吸気管負圧
が小さくなり、ダイアフラム室15の圧力は大気圧又は
ほぼ大気圧になる。そのため、上部スプリング14に付
勢されて上部ダイアフラム13が下方に下り、中間スプ
リング17が大きな力で下部ダイアフラム13を下方に
付勢するので、燃料タンク1のタンク内圧が高い値に維
持され、給油停止時の燃料油面を正規油面に保つ。こう
して、過給油を防止するので、給油時における生燃料の
キャニスタへの流出を防止して吸着剤の劣化を阻止する
とともに、大気汚染も防止する。
給油口10を開くと、第2の通路24の端部24aが開
く。従って、エンジンが作動していても、絞り23の流
路抵抗により、ダイアフラム室15にかかる吸気管負圧
が小さくなり、ダイアフラム室15の圧力は大気圧又は
ほぼ大気圧になる。そのため、上部スプリング14に付
勢されて上部ダイアフラム13が下方に下り、中間スプ
リング17が大きな力で下部ダイアフラム13を下方に
付勢するので、燃料タンク1のタンク内圧が高い値に維
持され、給油停止時の燃料油面を正規油面に保つ。こう
して、過給油を防止するので、給油時における生燃料の
キャニスタへの流出を防止して吸着剤の劣化を阻止する
とともに、大気汚染も防止する。
【0019】なお、実施例では、タンク内圧制御弁12
を2枚のダイアフラム13,16と、二つのスプリング
14,17を用いたいわゆる2段制御弁を用いている。
を2枚のダイアフラム13,16と、二つのスプリング
14,17を用いたいわゆる2段制御弁を用いている。
【0020】
【発明の効果】本発明の車両用燃料タンクの過給油防止
装置は上述のように構成されているので、エンジン作動
中に給油をし、かつ車両走行中のタンク内圧を低圧に保
つ法規制がある地域で用いて、給油完了時の燃料油面が
確保されるので、燃料タンクからの燃料流出が防止で
き、キャニスタの性能劣化が防止できる。又、大気汚染
の虞れがなくなる。
装置は上述のように構成されているので、エンジン作動
中に給油をし、かつ車両走行中のタンク内圧を低圧に保
つ法規制がある地域で用いて、給油完了時の燃料油面が
確保されるので、燃料タンクからの燃料流出が防止で
き、キャニスタの性能劣化が防止できる。又、大気汚染
の虞れがなくなる。
【0021】更に又、上記効果を達成すると共に、車両
走行中のタンク内圧を低圧に保つという法規制をクリア
ーできる。
走行中のタンク内圧を低圧に保つという法規制をクリア
ーできる。
【図1】 本発明の実施例で、(a)は全体構成図、
(b)はタンク内圧制御弁の詳細を示す縦断面拡大図、
(c)は給油口付近の拡大断面図、(d)は同図(c)
の状態から給油キャップを外した状態の図。
(b)はタンク内圧制御弁の詳細を示す縦断面拡大図、
(c)は給油口付近の拡大断面図、(d)は同図(c)
の状態から給油キャップを外した状態の図。
【図2】 従来技術の一部を示す図で、(a)は給油中
の、(b)は給油停止時の状態を示す。
の、(b)は給油停止時の状態を示す。
1…燃料タンク、10…給油口、12…タンク内圧制御
弁、15…ダイアフラム室、20…第1の通路、21…
吸気管、23…絞り、24…第2の通路、24a…端
部。
弁、15…ダイアフラム室、20…第1の通路、21…
吸気管、23…絞り、24…第2の通路、24a…端
部。
Claims (1)
- 【請求項1】 タンク内圧を上昇させて給油を停止させ
るものにおいて、タンク内圧制御弁と、該タンク内圧制
御弁のダイアフラム室と吸気管とを連通する第1の通路
に設けた絞りと、前記ダイアフラム室から燃料タンクの
給油口に延長され、給油口に配設されたその端部が給油
口の開閉に関連して開閉される第2の通路とを具備した
ことを特徴とする車両用燃料タンクの過給油防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15167593A JPH07125547A (ja) | 1993-06-23 | 1993-06-23 | 車両用燃料タンクの過給油防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15167593A JPH07125547A (ja) | 1993-06-23 | 1993-06-23 | 車両用燃料タンクの過給油防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07125547A true JPH07125547A (ja) | 1995-05-16 |
Family
ID=15523793
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15167593A Pending JPH07125547A (ja) | 1993-06-23 | 1993-06-23 | 車両用燃料タンクの過給油防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07125547A (ja) |
-
1993
- 1993-06-23 JP JP15167593A patent/JPH07125547A/ja active Pending
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