JPH07183857A - 伝送システム - Google Patents
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- JPH07183857A JPH07183857A JP6244405A JP24440594A JPH07183857A JP H07183857 A JPH07183857 A JP H07183857A JP 6244405 A JP6244405 A JP 6244405A JP 24440594 A JP24440594 A JP 24440594A JP H07183857 A JPH07183857 A JP H07183857A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B14/00—Transmission systems not characterised by the medium used for transmission
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/66—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission for reducing bandwidth of signals; for improving efficiency of transmission
- H04B1/667—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission for reducing bandwidth of signals; for improving efficiency of transmission using a division in frequency subbands
-
- G—PHYSICS
- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10L—SPEECH ANALYSIS TECHNIQUES OR SPEECH SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING TECHNIQUES; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
- G10L19/00—Speech or audio signals analysis-synthesis techniques for redundancy reduction, e.g. in vocoders; Coding or decoding of speech or audio signals, using source filter models or psychoacoustic analysis
- G10L19/02—Speech or audio signals analysis-synthesis techniques for redundancy reduction, e.g. in vocoders; Coding or decoding of speech or audio signals, using source filter models or psychoacoustic analysis using spectral analysis, e.g. transform vocoders or subband vocoders
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-
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- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 音声及び音楽信号を送信する伝送システムに
おいて、必要なメモリ容量及び必要な計算容量を大幅に
低減することを目的とする。 【構成】 音声及び音楽信号を送信する伝送システムに
おいて、符号器(4)にで入力信号が2つのスペクトル
部分に分けられる。これらのスペクトル部分は、各々独
自の準符号器によって符号化される。第1の準符号器
(64)では、送信信号の包絡線が決定され、またこの
包絡線が幾つかの基準包絡線と比較される。現在の包絡
線に最も対応する基準包絡線の識別符号が受信機(6)
へ送信される。識別符号に基づいて、再生信号が受信機
(6)に存在する復号器(72)において生成され、そ
の信号は基準包絡線に対応する包絡線を有する。
おいて、必要なメモリ容量及び必要な計算容量を大幅に
低減することを目的とする。 【構成】 音声及び音楽信号を送信する伝送システムに
おいて、符号器(4)にで入力信号が2つのスペクトル
部分に分けられる。これらのスペクトル部分は、各々独
自の準符号器によって符号化される。第1の準符号器
(64)では、送信信号の包絡線が決定され、またこの
包絡線が幾つかの基準包絡線と比較される。現在の包絡
線に最も対応する基準包絡線の識別符号が受信機(6)
へ送信される。識別符号に基づいて、再生信号が受信機
(6)に存在する復号器(72)において生成され、そ
の信号は基準包絡線に対応する包絡線を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送信信号からデジタル
符号化信号を抽出する符号器を有する送信機より成り、
該送信機は受信機へチャネルを介してその符号化信号を
送信する送信手段より成り、該受信機はその符号化信号
から再生信号を形成する復号器より成る伝送システムに
関する。
符号化信号を抽出する符号器を有する送信機より成り、
該送信機は受信機へチャネルを介してその符号化信号を
送信する送信手段より成り、該受信機はその符号化信号
から再生信号を形成する復号器より成る伝送システムに
関する。
【0002】本発明は、このようなシステムにおいて使
用される送信機、受信機、符号器、及び復号器に同様に
関する。
用される送信機、受信機、符号器、及び復号器に同様に
関する。
【0003】
【従来の技術】「産業上の利用分野」において定義した
伝送システムは、R. N.J. Veldhuis著の"Bit Rate in A
udio Source Coding", IEEE Journal on Selected Area
s in Communications, Vol.10, No.1, 1992 年1月,の
論文より知られる。
伝送システムは、R. N.J. Veldhuis著の"Bit Rate in A
udio Source Coding", IEEE Journal on Selected Area
s in Communications, Vol.10, No.1, 1992 年1月,の
論文より知られる。
【0004】この様式の伝送システムは、アナログ信号
をデジタル伝送チャネルでデジタル的に送信するため、
或いはそのような信号を磁気或いは光の格納媒体によっ
て録音及び再生するために使用される。伝送或いは録音
の目的のためには、アナログ信号はデジタル信号へ変換
されなければならない。アナログ信号からデジタイザに
よる十分な解像度を有するデジタル信号への変換によっ
て、更なる尺度が考慮されることなく、しばしば許容で
きない高い伝送レートを必要とするデジタル信号が生じ
る。幾つかの符号器はこの伝送レートを低減するために
知られている。
をデジタル伝送チャネルでデジタル的に送信するため、
或いはそのような信号を磁気或いは光の格納媒体によっ
て録音及び再生するために使用される。伝送或いは録音
の目的のためには、アナログ信号はデジタル信号へ変換
されなければならない。アナログ信号からデジタイザに
よる十分な解像度を有するデジタル信号への変換によっ
て、更なる尺度が考慮されることなく、しばしば許容で
きない高い伝送レートを必要とするデジタル信号が生じ
る。幾つかの符号器はこの伝送レートを低減するために
知られている。
【0005】伝送システムの第1の様式では、デジタル
化されたアナログ信号の連続した信号サンプルの関係
は、符号器において線形予測によって決定され、符号化
される信号は、デジタル化されたアナログ信号から分析
フィルタによって抽出される。残りの信号として参照さ
れるこの送信信号もまた、以前の信号サンプルを基礎と
して予測できない信号サンプルの構成要素に対する測定
値である。連続した信号サンプル間の関係は、所謂予測
パラメータによって特徴付けられる。送信信号は符号化
され、送信機はそれを予測パラメータと共にデジタル符
号化信号の形式で受信機へチャネルを介して送信する。
送信信号は、入力信号の予測できない構成要素のみによ
って形成されるので、送信信号は入力信号よりもより低
い振幅を有する。その結果、この信号は、より少ないデ
ジタルシンボルで符号化できる。
化されたアナログ信号の連続した信号サンプルの関係
は、符号器において線形予測によって決定され、符号化
される信号は、デジタル化されたアナログ信号から分析
フィルタによって抽出される。残りの信号として参照さ
れるこの送信信号もまた、以前の信号サンプルを基礎と
して予測できない信号サンプルの構成要素に対する測定
値である。連続した信号サンプル間の関係は、所謂予測
パラメータによって特徴付けられる。送信信号は符号化
され、送信機はそれを予測パラメータと共にデジタル符
号化信号の形式で受信機へチャネルを介して送信する。
送信信号は、入力信号の予測できない構成要素のみによ
って形成されるので、送信信号は入力信号よりもより低
い振幅を有する。その結果、この信号は、より少ないデ
ジタルシンボルで符号化できる。
【0006】復号器では、再生信号がデジタル符号化信
号から抽出される。分析フィルタの伝達関数の逆関数で
ある伝達関数を有する合成フィルタは、再生信号から入
力信号の複製である再生入力信号を抽出する。
号から抽出される。分析フィルタの伝達関数の逆関数で
ある伝達関数を有する合成フィルタは、再生信号から入
力信号の複製である再生入力信号を抽出する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の論文で知られて
いる伝送システムでは、符号器の入力信号は、出力信号
が送信信号であるサブバンドフィルタによって幾つかの
サブバンドに分けられる。人間の聴覚システムの心理学
的な特性を用いることによって、より強いサブバンド信
号に近接するサブバンド信号を、より強いサブバンド信
号よりもより少ないビットで符号化できる。送信機は、
符号器によって符号化信号に変換された送信信号を、チ
ャネルを介して受信機へ送信する。受信機では、再生信
号が、再生信号がアナログ信号の複製に合成されている
符号化信号から形成される。従来の伝送システムでは、
必要な伝送レートの最大の低減が望まれるならば、送信
信号はベクトル量子化によって符号化される。ベクトル
量子化では、送信信号のいくつかの連続したサンプルに
よって形成されるセグメントが、所謂コードブックから
の幾つかの(多くの)コードワードと比較される。これ
らのコードワードから、送信信号の連続した信号サンプ
ルのセグメントと関連したコードワードとの間の最小差
分に導かれるコードワードが選択される。そして関連し
たコードワードの指標が受信機へ送信され、そこでコー
ドワードが受信機における1つのコードブックと類似の
コードブックによって求められ、送信シンボルのセグメ
ントに対する近似値として使用される。ベクトル量子化
は、一般的に多くのコードワードのコードブックを必要
とし、それは大きなコードブックメモリを必要とする。
さらに、最適なコードワードのための探索プロセスは、
膨大な計算容量を必要とする。
いる伝送システムでは、符号器の入力信号は、出力信号
が送信信号であるサブバンドフィルタによって幾つかの
サブバンドに分けられる。人間の聴覚システムの心理学
的な特性を用いることによって、より強いサブバンド信
号に近接するサブバンド信号を、より強いサブバンド信
号よりもより少ないビットで符号化できる。送信機は、
符号器によって符号化信号に変換された送信信号を、チ
ャネルを介して受信機へ送信する。受信機では、再生信
号が、再生信号がアナログ信号の複製に合成されている
符号化信号から形成される。従来の伝送システムでは、
必要な伝送レートの最大の低減が望まれるならば、送信
信号はベクトル量子化によって符号化される。ベクトル
量子化では、送信信号のいくつかの連続したサンプルに
よって形成されるセグメントが、所謂コードブックから
の幾つかの(多くの)コードワードと比較される。これ
らのコードワードから、送信信号の連続した信号サンプ
ルのセグメントと関連したコードワードとの間の最小差
分に導かれるコードワードが選択される。そして関連し
たコードワードの指標が受信機へ送信され、そこでコー
ドワードが受信機における1つのコードブックと類似の
コードブックによって求められ、送信シンボルのセグメ
ントに対する近似値として使用される。ベクトル量子化
は、一般的に多くのコードワードのコードブックを必要
とし、それは大きなコードブックメモリを必要とする。
さらに、最適なコードワードのための探索プロセスは、
膨大な計算容量を必要とする。
【0008】本発明の目的は、「産業上の分野」におい
て定義した伝送システムを提供することにあり、そのシ
ステムでは、必要なメモリ容量及び必要な計算容量がか
なり低減される。
て定義した伝送システムを提供することにあり、そのシ
ステムでは、必要なメモリ容量及び必要な計算容量がか
なり低減される。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的のために、本発
明では、符号器は、送信信号の包絡線を決定する包絡線
決定手段と、幾つかの基準包絡線から基準包絡線を選択
する選択手段とよりなり、一方送信信号の包絡線と基準
包絡線とのセグメント間の差の値が最小化され、またデ
ジタル符号化信号は選択された基準包絡線の識別符号を
含み、復号器は、識別符号に属する基準包絡線に依存す
る包絡線を有する再生信号を抽出する再生手段よりなる
ことを特徴とする。
明では、符号器は、送信信号の包絡線を決定する包絡線
決定手段と、幾つかの基準包絡線から基準包絡線を選択
する選択手段とよりなり、一方送信信号の包絡線と基準
包絡線とのセグメント間の差の値が最小化され、またデ
ジタル符号化信号は選択された基準包絡線の識別符号を
含み、復号器は、識別符号に属する基準包絡線に依存す
る包絡線を有する再生信号を抽出する再生手段よりなる
ことを特徴とする。
【0010】本発明は、送信信号のサンプルのセグメン
トの包絡線が、送信信号自身のサンプルのセグメントよ
りもかなり少ない変化を提供するという認識に基づくも
のである。これは、基準包絡線の数が、ベクトル量子化
におけるコードワードの数よりもかなり少なくても十分
であることを示している。これによって、必要なメモリ
容量の低減が図れる。さらに、行われる比較の数も低減
されるため、必要な計算容量も低減される。
トの包絡線が、送信信号自身のサンプルのセグメントよ
りもかなり少ない変化を提供するという認識に基づくも
のである。これは、基準包絡線の数が、ベクトル量子化
におけるコードワードの数よりもかなり少なくても十分
であることを示している。これによって、必要なメモリ
容量の低減が図れる。さらに、行われる比較の数も低減
されるため、必要な計算容量も低減される。
【0011】本発明の実施は、線形予測、サブバンド符
号化、或いは変換符号化を用いた符号器に限定されない
ことに注目される。
号化、或いは変換符号化を用いた符号器に限定されない
ことに注目される。
【0012】本発明の実施例では、符号器は、送信信号
の符号を決定する符号決定手段と、送信信号の符号をチ
ャネルを介して受信機へ送信するために編成された送信
手段と、再生信号がデジタル符号化信号から再生された
とき送信信号の符号を使用するために編成された再生手
段とよりなることを特徴とする。
の符号を決定する符号決定手段と、送信信号の符号をチ
ャネルを介して受信機へ送信するために編成された送信
手段と、再生信号がデジタル符号化信号から再生された
とき送信信号の符号を使用するために編成された再生手
段とよりなることを特徴とする。
【0013】送信信号の正確な符号化は、受信機へ基準
包絡線の識別符号に加えて送信信号の符号を送信するこ
とによって可能である。再生手段は、基準包絡線と送信
信号のセグメントにおける連続したサンプルの受信符号
とから、再生信号を形成できる。これは、受信符号に応
答して、包絡線の値をそれぞれ+1或いは−1で乗算す
ることによって果たされる。本発明のその他の実施例で
は、復号器は、雑音信号を発生するための雑音源よりな
り、また再生手段は、再生信号がデジタル符号化された
信号から形成されるとき雑音源を使用するために同様に
編成されることを特徴とする。
包絡線の識別符号に加えて送信信号の符号を送信するこ
とによって可能である。再生手段は、基準包絡線と送信
信号のセグメントにおける連続したサンプルの受信符号
とから、再生信号を形成できる。これは、受信符号に応
答して、包絡線の値をそれぞれ+1或いは−1で乗算す
ることによって果たされる。本発明のその他の実施例で
は、復号器は、雑音信号を発生するための雑音源よりな
り、また再生手段は、再生信号がデジタル符号化された
信号から形成されるとき雑音源を使用するために同様に
編成されることを特徴とする。
【0014】復号器において提供され、受信した基準包
絡線から再生信号を抽出するために、雑音源を使用する
ことによって、基準包絡線の識別符号のみがチャネルを
介して送信される。実験によって、この態様において符
号化された高周波数の音響信号の知覚能力が受容できる
ことが示された。
絡線から再生信号を抽出するために、雑音源を使用する
ことによって、基準包絡線の識別符号のみがチャネルを
介して送信される。実験によって、この態様において符
号化された高周波数の音響信号の知覚能力が受容できる
ことが示された。
【0015】本発明の更なる実施例では、符号器は、入
力信号から送信信号を抽出する変換手段よりなり、また
復号器は、再生信号から再生入力信号を抽出する逆変換
手段よりなることを特徴とする。
力信号から送信信号を抽出する変換手段よりなり、また
復号器は、再生信号から再生入力信号を抽出する逆変換
手段よりなることを特徴とする。
【0016】基準包絡線の電力は、符号化される信号の
電力量が決定される一定値を有し、この電力量は受信機
へ送信され、また電力量に比例した電力を有する再生信
号が形成される。その結果、必要な基準包絡線の数は、
基準包絡線が異なる形式を有するだけでなく異なる電力
値も有する場合よりも少ない。
電力量が決定される一定値を有し、この電力量は受信機
へ送信され、また電力量に比例した電力を有する再生信
号が形成される。その結果、必要な基準包絡線の数は、
基準包絡線が異なる形式を有するだけでなく異なる電力
値も有する場合よりも少ない。
【0017】
【実施例】本発明を図面を参照してさらに説明する。
【0018】図1に示す伝送システムでは、入力信号が
送信機2に供給される。送信機2の内部では、入力信号
は符号器3の入力に供給される。符号器3の入力はデジ
タイザ8に接続される。デジタイザ8の出力は、セグメ
ント化手段10の入力に接続される。セグメント化手段
10の出力は、この場合分析フィルタ12とピッチ予測
手段14との直列の組み合わせによって形成された変換
手段13の入力に接続される。セグメント化手段10の
出力は、付加的に線形予測手段11の入力に接続され
る。線形予測手段11の出力は、その出力信号として予
測パラメータを運び、分析フィルタの制御入力及びこの
場合マルチプレクサ26によって形成される伝送手段の
第1の入力に接続される。ピッチ予測手段14の出力
は、その出力信号としてピッチ予測パラメータを運び、
マルチプレクサ26の第2の入力に接続される。
送信機2に供給される。送信機2の内部では、入力信号
は符号器3の入力に供給される。符号器3の入力はデジ
タイザ8に接続される。デジタイザ8の出力は、セグメ
ント化手段10の入力に接続される。セグメント化手段
10の出力は、この場合分析フィルタ12とピッチ予測
手段14との直列の組み合わせによって形成された変換
手段13の入力に接続される。セグメント化手段10の
出力は、付加的に線形予測手段11の入力に接続され
る。線形予測手段11の出力は、その出力信号として予
測パラメータを運び、分析フィルタの制御入力及びこの
場合マルチプレクサ26によって形成される伝送手段の
第1の入力に接続される。ピッチ予測手段14の出力
は、その出力信号としてピッチ予測パラメータを運び、
マルチプレクサ26の第2の入力に接続される。
【0019】変換手段13の出力は、その出力信号とし
て伝送信号を運び、測定手段18の入力及びスケーリン
グ手段16の入力に接続される。測定手段18の第1の
出力はスケーリング手段16の制御入力に接続される。
測定手段18の第2の出力は、その出力信号として電力
量を運び、マルチプレクサ26の第3の入力に接続され
る。スケーリング手段16の出力は、包絡線決定手段1
9の入力及び符号決定手段24の入力に接続される。包
絡線決定手段19の手段は、選択手段20の入力に接続
される。選択手段20の出力は、その出力信号として選
択された基準包絡線の識別符号を運び、マルチプレクサ
26の第4の入力に接続され、一方、符号決定手段24
の出力は、その出力として伝送信号の符号を運び、マル
チプレクサ26の第5の入力に接続される。
て伝送信号を運び、測定手段18の入力及びスケーリン
グ手段16の入力に接続される。測定手段18の第1の
出力はスケーリング手段16の制御入力に接続される。
測定手段18の第2の出力は、その出力信号として電力
量を運び、マルチプレクサ26の第3の入力に接続され
る。スケーリング手段16の出力は、包絡線決定手段1
9の入力及び符号決定手段24の入力に接続される。包
絡線決定手段19の手段は、選択手段20の入力に接続
される。選択手段20の出力は、その出力信号として選
択された基準包絡線の識別符号を運び、マルチプレクサ
26の第4の入力に接続され、一方、符号決定手段24
の出力は、その出力として伝送信号の符号を運び、マル
チプレクサ26の第5の入力に接続される。
【0020】マルチプレクサ26の出力もまた、送信機
2の出力を形成する。送信機2の出力は、チャネル4に
よって受信機6の入力に接続される。送信機6の入力
は、デマルチプレクサ28に接続される。デマルチプレ
クサ28の出力は、復号器29の入力に接続される。デ
マルチプレクサ28の第1の出力は、その出力信号とし
て線形予測パラメータを運び、逆変換手段37の第1の
制御入力に接続される。逆変換手段37では、この第1
の制御入力は合成フィルタ38の制御入力に接続され
る。デマルチプレクサ28の第2の出力は、逆変換手段
37の第2の制御入力に接続される。逆変換手段37で
は、この第2の制御入力はピッチ抽出フィルタ36へ接
続される。デマルチプレクサ28の第3の出力は、その
出力信号として電力量を運び、スケーリング手段32の
制御入力に接続される。デマルチプレクサ28の第4の
出力は、その出力信号として選択された基準包絡線の識
別符号を運び、包絡線発生器30の入力に接続される。
包絡線発生器30の出力は、スケーリング手段32の入
力に接続される。スケーリング手段32の出力は、乗算
回路34の入力に接続される。再生手段35は、包絡線
発生器30、スケーリング手段32、及び乗算回路34
の組み合わせによって形成される。
2の出力を形成する。送信機2の出力は、チャネル4に
よって受信機6の入力に接続される。送信機6の入力
は、デマルチプレクサ28に接続される。デマルチプレ
クサ28の出力は、復号器29の入力に接続される。デ
マルチプレクサ28の第1の出力は、その出力信号とし
て線形予測パラメータを運び、逆変換手段37の第1の
制御入力に接続される。逆変換手段37では、この第1
の制御入力は合成フィルタ38の制御入力に接続され
る。デマルチプレクサ28の第2の出力は、逆変換手段
37の第2の制御入力に接続される。逆変換手段37で
は、この第2の制御入力はピッチ抽出フィルタ36へ接
続される。デマルチプレクサ28の第3の出力は、その
出力信号として電力量を運び、スケーリング手段32の
制御入力に接続される。デマルチプレクサ28の第4の
出力は、その出力信号として選択された基準包絡線の識
別符号を運び、包絡線発生器30の入力に接続される。
包絡線発生器30の出力は、スケーリング手段32の入
力に接続される。スケーリング手段32の出力は、乗算
回路34の入力に接続される。再生手段35は、包絡線
発生器30、スケーリング手段32、及び乗算回路34
の組み合わせによって形成される。
【0021】乗算回路34の出力は、入力がピッチ抽出
フィルタ36の入力によって形成される逆変換手段37
の入力に接続される。ピッチ抽出フィルタ36の出力
は、合成フィルタ38の入力に接続される。合成フィル
タ38の出力は、逆変換手段37の出力の形成と同様
に、逆セグメント化手段40の入力に接続され、その出
力はデジタル/アナログ変換器42の入力に接続され
る。デジタル/アナログ変換器42の出力は、復号器2
9及び受信機6の出力を同様に形成する。
フィルタ36の入力によって形成される逆変換手段37
の入力に接続される。ピッチ抽出フィルタ36の出力
は、合成フィルタ38の入力に接続される。合成フィル
タ38の出力は、逆変換手段37の出力の形成と同様
に、逆セグメント化手段40の入力に接続され、その出
力はデジタル/アナログ変換器42の入力に接続され
る。デジタル/アナログ変換器42の出力は、復号器2
9及び受信機6の出力を同様に形成する。
【0022】図1で示される伝送システムの入力信号
は、デジタイザ8によってデジタル化される。デジタイ
ザ8の出力信号は、セグメント化手段10によって、セ
グメント化手段10の出力において並列に使用可能であ
るN個の信号サンプルの連続したセグメントに変換され
る。変換手段13は、セグメント化手段10の出力信号
を、N個の信号サンプルの連続したセグメントの形式で
使用可能な送信信号へ変換する。線形予測手段11で
は、入力信号の関連したセグメントの線形予測パラメー
タが決定される。分析フィルタ12は、予測手段11に
よって決定された予測パラメータに応答して、セグメン
ト化された形式で残りの信号を決定する。ピッチ予測手
段14は、予測の残りにおいて利用できる周期的な構成
要素のピッチ予測パラメータを決定する。これらのパラ
メータは、例えばピッチ周波数や振幅要素でありうる。
さらに、周期的な構成要素は、ピッチ予測手段14によ
って分析フィルタ12の出力信号から除去される。線形
予測手段12及びピッチ予測手段14によって形成され
る変換手段13の動作は、例えば、B. S. Atal著の"Pre
dictive Coding of Speech at Low Bit Rate" IEEE Tra
nsactions on Communications, Vol. COM-30, No.4, 19
84年4月, なる論文で説明されている。
は、デジタイザ8によってデジタル化される。デジタイ
ザ8の出力信号は、セグメント化手段10によって、セ
グメント化手段10の出力において並列に使用可能であ
るN個の信号サンプルの連続したセグメントに変換され
る。変換手段13は、セグメント化手段10の出力信号
を、N個の信号サンプルの連続したセグメントの形式で
使用可能な送信信号へ変換する。線形予測手段11で
は、入力信号の関連したセグメントの線形予測パラメー
タが決定される。分析フィルタ12は、予測手段11に
よって決定された予測パラメータに応答して、セグメン
ト化された形式で残りの信号を決定する。ピッチ予測手
段14は、予測の残りにおいて利用できる周期的な構成
要素のピッチ予測パラメータを決定する。これらのパラ
メータは、例えばピッチ周波数や振幅要素でありうる。
さらに、周期的な構成要素は、ピッチ予測手段14によ
って分析フィルタ12の出力信号から除去される。線形
予測手段12及びピッチ予測手段14によって形成され
る変換手段13の動作は、例えば、B. S. Atal著の"Pre
dictive Coding of Speech at Low Bit Rate" IEEE Tra
nsactions on Communications, Vol. COM-30, No.4, 19
84年4月, なる論文で説明されている。
【0023】送信信号の電力量は、測定手段18によっ
て決定される。適した電力量Pは、
て決定される。適した電力量Pは、
【0024】
【数1】
【0025】に等しく、ここで、iはランニング変数
で、またxi は、送信信号の特定的なセグメントのi番
目のサンプルである。電力量に反比例する制御信号は、
測定手段18によってスケーリング手段16に供給され
る。スケーリング手段16は、変換手段の出力信号を、
スケーリング手段の出力において信号サンプルの各セグ
メントの電力が等しく残るようにスケーリングする。包
絡線決定手段19は、スケーリング手段16の出力にお
いて、信号サンプルの各セグメントの包絡線を決定す
る。これは、関連するセグメントにおける全ての信号サ
ンプルの絶対値を決定することによって行うことができ
る。そして、この包絡線は、関連するセグメントにおけ
る信号サンプルの連続した絶対値によって与えられる。
選択手段20は、どちらの基準包絡線が、包絡線決定手
段19によって決定された関連するセグメントの包絡線
に最も近いかを決定する。選択手段20の出力信号は、
選択された基準包絡線の識別符号を含んでいる。符号決
定手段24は、セグメントにおける送信信号での全ての
サンプルの符号を決定する。符号決定手段24の出力信
号は、送信信号のサンプルの連続した符号によって形成
される。
で、またxi は、送信信号の特定的なセグメントのi番
目のサンプルである。電力量に反比例する制御信号は、
測定手段18によってスケーリング手段16に供給され
る。スケーリング手段16は、変換手段の出力信号を、
スケーリング手段の出力において信号サンプルの各セグ
メントの電力が等しく残るようにスケーリングする。包
絡線決定手段19は、スケーリング手段16の出力にお
いて、信号サンプルの各セグメントの包絡線を決定す
る。これは、関連するセグメントにおける全ての信号サ
ンプルの絶対値を決定することによって行うことができ
る。そして、この包絡線は、関連するセグメントにおけ
る信号サンプルの連続した絶対値によって与えられる。
選択手段20は、どちらの基準包絡線が、包絡線決定手
段19によって決定された関連するセグメントの包絡線
に最も近いかを決定する。選択手段20の出力信号は、
選択された基準包絡線の識別符号を含んでいる。符号決
定手段24は、セグメントにおける送信信号での全ての
サンプルの符号を決定する。符号決定手段24の出力信
号は、送信信号のサンプルの連続した符号によって形成
される。
【0026】線形予測手段11、ピッチ予測手段、符号
決定手段24、選択手段20及び測定手段18の出力信
号は、マルチプレクサ26によって、単一の信号へ合成
されチャネル4を介して受信機6へ送信される。受信機
6において、受信信号はデマルチプレクサ28によって
幾つかのサブ信号へ準分割される。選択された基準包絡
線の識別符号によって、包絡線発生器30は選択された
基準包絡線を、関連する基準包絡線のサンプルのセグメ
ントの形式で発生する。スケーリング手段32は、受信
電力量に応答して基準包絡線をスケーリングし、従って
この基準包絡線は電力量に比例した電力になる。乗算回
路34は、基準包絡線のサンプルの各値を、デマルチプ
レクサ28の出力において有効な連続した受信符号から
の適切な符号によって乗算する。乗算回路34の出力信
号は、再生信号であり、逆変換手段37によって再生入
力信号へ変換される。この目的のために、合成フィルタ
38及びピッチ抽出フィルタ36は、線形予測パラメー
タ及びピッチ予測パラメータを受信する。ピッチ抽出フ
ィルタ36及び合成フィルタ38の動作は、B. S.Atal
著の前記論文によって知られる。合成フィルタ38の伝
達関数は、分析フィルタ12の伝達関数に対して逆関数
である。セグメント化された形式で利用できる再生入力
信号は、逆セグメント化手段40によって一連の連続し
た信号サンプルに変換される。デジタル/アナログ変換
器42は、逆セグメント化手段40の出力信号をアナロ
グ信号へ変換する。
決定手段24、選択手段20及び測定手段18の出力信
号は、マルチプレクサ26によって、単一の信号へ合成
されチャネル4を介して受信機6へ送信される。受信機
6において、受信信号はデマルチプレクサ28によって
幾つかのサブ信号へ準分割される。選択された基準包絡
線の識別符号によって、包絡線発生器30は選択された
基準包絡線を、関連する基準包絡線のサンプルのセグメ
ントの形式で発生する。スケーリング手段32は、受信
電力量に応答して基準包絡線をスケーリングし、従って
この基準包絡線は電力量に比例した電力になる。乗算回
路34は、基準包絡線のサンプルの各値を、デマルチプ
レクサ28の出力において有効な連続した受信符号から
の適切な符号によって乗算する。乗算回路34の出力信
号は、再生信号であり、逆変換手段37によって再生入
力信号へ変換される。この目的のために、合成フィルタ
38及びピッチ抽出フィルタ36は、線形予測パラメー
タ及びピッチ予測パラメータを受信する。ピッチ抽出フ
ィルタ36及び合成フィルタ38の動作は、B. S.Atal
著の前記論文によって知られる。合成フィルタ38の伝
達関数は、分析フィルタ12の伝達関数に対して逆関数
である。セグメント化された形式で利用できる再生入力
信号は、逆セグメント化手段40によって一連の連続し
た信号サンプルに変換される。デジタル/アナログ変換
器42は、逆セグメント化手段40の出力信号をアナロ
グ信号へ変換する。
【0027】図2で示される伝送システムにおいて、入
力信号は送信機2に供給される。送信機2の入力は、符
号器51に存在する変換手段の入力に接続され、変換手
段はここではフィルタバンク50によって形成される。
フィルタバンク50の第1の出力は、遅延要素62の入
力に接続される。フィルタバンク50の第1の出力にお
ける出力信号は、入力信号の第1のスペクトル部分を表
す。遅延要素62の出力は、この場合は線形予測符号化
(LPC)を使用するベクトル量子化器66によって形
成される時間ドメイン符号器の入力に接続される。ベク
トル量子化器66の出力は、第1のデジタル出力信号を
運び、ここではマルチプレクサ68によって形成される
送信手段の第1の入力に接続される。
力信号は送信機2に供給される。送信機2の入力は、符
号器51に存在する変換手段の入力に接続され、変換手
段はここではフィルタバンク50によって形成される。
フィルタバンク50の第1の出力は、遅延要素62の入
力に接続される。フィルタバンク50の第1の出力にお
ける出力信号は、入力信号の第1のスペクトル部分を表
す。遅延要素62の出力は、この場合は線形予測符号化
(LPC)を使用するベクトル量子化器66によって形
成される時間ドメイン符号器の入力に接続される。ベク
トル量子化器66の出力は、第1のデジタル出力信号を
運び、ここではマルチプレクサ68によって形成される
送信手段の第1の入力に接続される。
【0028】フィルタバンク50の幾つかの出力は、そ
れらの出力信号として送信信号を運び、この場合サブバ
ンド符号器64によって形成される変換ドメイン符号器
の各々の入力へ接続される。サブバンド符号器64の入
力において送信信号は、総じて入力信号の第2のスペク
トル部分を表す。サブバンド符号器64の出力は、第2
のデジタル出力信号を運び、マルチプレクサ68の第2
の入力へ接続される。
れらの出力信号として送信信号を運び、この場合サブバ
ンド符号器64によって形成される変換ドメイン符号器
の各々の入力へ接続される。サブバンド符号器64の入
力において送信信号は、総じて入力信号の第2のスペク
トル部分を表す。サブバンド符号器64の出力は、第2
のデジタル出力信号を運び、マルチプレクサ68の第2
の入力へ接続される。
【0029】マルチプレクサ68の出力は、チャネル4
を介して受信機6の入力へ接続される。受信機では、信
号はデマルチプレクサ70の入力へ供給される。デマル
チプレクサ70の第1の出力は、その出力信号として第
1のデジタル符号化信号を運び、この場合線形予測符号
化を使用する逆ベクトル量子化器84によって形成され
る時間ドメイン復号器へ接続される。逆ベクトル量子化
器84の出力は、その出力信号として第1の再生信号を
運び、遅延要素86の入力へ接続される。遅延要素86
の出力は、合成手段88の第1の入力へ接続される。デ
マルチプレクサ70の第2の出力は、この場合サブバン
ド復号器72である変換ドメイン復号器の入力へ接続さ
れる。サブバンド復号器72の幾つかの出力は、それら
の出力信号として入力信号の第2のスペクトル部分を表
す再生信号を運び、合成手段88の各々の入力へ接続さ
れる。合成手段88の出力では、再生入力信号が有効で
ある。
を介して受信機6の入力へ接続される。受信機では、信
号はデマルチプレクサ70の入力へ供給される。デマル
チプレクサ70の第1の出力は、その出力信号として第
1のデジタル符号化信号を運び、この場合線形予測符号
化を使用する逆ベクトル量子化器84によって形成され
る時間ドメイン復号器へ接続される。逆ベクトル量子化
器84の出力は、その出力信号として第1の再生信号を
運び、遅延要素86の入力へ接続される。遅延要素86
の出力は、合成手段88の第1の入力へ接続される。デ
マルチプレクサ70の第2の出力は、この場合サブバン
ド復号器72である変換ドメイン復号器の入力へ接続さ
れる。サブバンド復号器72の幾つかの出力は、それら
の出力信号として入力信号の第2のスペクトル部分を表
す再生信号を運び、合成手段88の各々の入力へ接続さ
れる。合成手段88の出力では、再生入力信号が有効で
ある。
【0030】図2で示される伝送システムの入力信号
は、フィルタバンク50によって第1のスペクトル部分
と第2のスペクトル部分へ分けられる。第1のスペクト
ル部分はベクトル量子化器66によって第1のデジタル
符号化信号へ変換される。ベクトル量子化器66の適し
た実施は、例えばCCITT勧告G.728"Coding of
speech at 16 kbit/s using low delay code excited l
inear prediction"に説明されている。この符号器は、
「合成による分析」の原理に基づいている。
は、フィルタバンク50によって第1のスペクトル部分
と第2のスペクトル部分へ分けられる。第1のスペクト
ル部分はベクトル量子化器66によって第1のデジタル
符号化信号へ変換される。ベクトル量子化器66の適し
た実施は、例えばCCITT勧告G.728"Coding of
speech at 16 kbit/s using low delay code excited l
inear prediction"に説明されている。この符号器は、
「合成による分析」の原理に基づいている。
【0031】このベクトル量子化器では、符号化される
入力信号は、符号化される信号の幾つかの信号サンプル
の連続したセグメントへ変換される。コードブックに格
納されている多くのワードに対して、合成信号セグメン
トが合成フィルタによって生成される。入力信号の現在
のセグメントと合成信号セグメントとの差が、知覚力重
み付けフィルタによってろ波される。信号サンプルの自
乗和が、知覚力重み付けフィルタの出力信号サンプルの
セグメントから計算される。
入力信号は、符号化される信号の幾つかの信号サンプル
の連続したセグメントへ変換される。コードブックに格
納されている多くのワードに対して、合成信号セグメン
トが合成フィルタによって生成される。入力信号の現在
のセグメントと合成信号セグメントとの差が、知覚力重
み付けフィルタによってろ波される。信号サンプルの自
乗和が、知覚力重み付けフィルタの出力信号サンプルの
セグメントから計算される。
【0032】利用可能な1024のコードブックワード
の各々に対して、合成信号が生成され、入力信号と合成
信号との差が決定され、合成信号が知覚力重み付けフィ
ルタで重み付けされてその自乗和が計算される。コード
ブックワードから、最小の自乗和を生じるコードブック
ワードが選択される。
の各々に対して、合成信号が生成され、入力信号と合成
信号との差が決定され、合成信号が知覚力重み付けフィ
ルタで重み付けされてその自乗和が計算される。コード
ブックワードから、最小の自乗和を生じるコードブック
ワードが選択される。
【0033】分析フィルタの伝達関数は、現在のセグメ
ントの前の4つの合成信号セグメントにおける連続した
信号サンプルの間の関係の推測によって、線形予測によ
って決定される。符号化信号は、選択されたコードブッ
クワードのコードブック指標を現在含む。予測パラメー
タは送信する必要がないことに注目すべきである。
ントの前の4つの合成信号セグメントにおける連続した
信号サンプルの間の関係の推測によって、線形予測によ
って決定される。符号化信号は、選択されたコードブッ
クワードのコードブック指標を現在含む。予測パラメー
タは送信する必要がないことに注目すべきである。
【0034】入力信号の第2のスペクトル部分は、フィ
ルタバンク50の出力においてサブバンド信号の形の送
信信号で表される。これらのサブバンド信号の各々は、
サブバンド符号器64によって関連するデジタル符号化
信号へ変換される。第2のデジタル符号化信号は、デジ
タル符号化信号の組み合わせによって形成される。フィ
ルタバンク50の出力におけるサブバンド信号は、特定
のサブバンドにおける帯域通過フィルタを表すベースバ
ンド信号であることに注目すべきである。このベースバ
ンドの表現には、必要なサンプルの数はその特定のサブ
バンドの帯域幅によってサブバンド毎に決定され、その
特定のサブバンドの最大周波数によっては決定されない
という利点がある。48kHzのサンプルレートの信号
のためのサブバンド符号器64の適した実施は、ドラフ
ト国際標準ISO/IEC DIS 1172 "Infor
mation technology - Coding of moving pictures and
associated audio for digital storage media up to a
bout 1.5 Mbit/s", section 3, pp.174-337,で知られて
いる。入力におけるサブバンド信号は、量子化及び符号
化によってデジタル信号へ変換される。サブバンド信号
は、異なるサブバンドに対しては数が異なるレベルの数
で量子化される。各サブバンドに対して使用される量子
化レベルの現在の数は、特定のサブバンド信号の電力及
び隣接のサブバンドのサブバンド信号の電力に依存す
る。そこで、強い信号の付近の弱い信号は聞こえないと
いう人間の聴覚のシステムの特性が使用される。その結
果、このような弱い信号は、強い信号よりもかなり少な
い量子化レベルで量子化できる。種々のサブバンド信号
の電力に基づいて、可聴雑音レベルが各サブバンドに対
して計算される。この雑音レベルから必要な量子化レベ
ルの数が、各サブバンド信号に対して決定される。第2
のデジタル出力信号は、2つの異なる量子化サブバンド
信号と各サブバンドの量子化レベルの数についての情報
を現在含んでいる。上記の符号器は、0〜24kHzの
信号を符号化するために編成されていることが注記され
る。第1のスペクトル部分が時間ドメイン符号器で符号
化されることに注目すると、このスペクトル領域にある
サブバンドは符号化される必要がない。これによって、
これらのサブバンドにビットを割り当てないことによっ
て簡素化できる。
ルタバンク50の出力においてサブバンド信号の形の送
信信号で表される。これらのサブバンド信号の各々は、
サブバンド符号器64によって関連するデジタル符号化
信号へ変換される。第2のデジタル符号化信号は、デジ
タル符号化信号の組み合わせによって形成される。フィ
ルタバンク50の出力におけるサブバンド信号は、特定
のサブバンドにおける帯域通過フィルタを表すベースバ
ンド信号であることに注目すべきである。このベースバ
ンドの表現には、必要なサンプルの数はその特定のサブ
バンドの帯域幅によってサブバンド毎に決定され、その
特定のサブバンドの最大周波数によっては決定されない
という利点がある。48kHzのサンプルレートの信号
のためのサブバンド符号器64の適した実施は、ドラフ
ト国際標準ISO/IEC DIS 1172 "Infor
mation technology - Coding of moving pictures and
associated audio for digital storage media up to a
bout 1.5 Mbit/s", section 3, pp.174-337,で知られて
いる。入力におけるサブバンド信号は、量子化及び符号
化によってデジタル信号へ変換される。サブバンド信号
は、異なるサブバンドに対しては数が異なるレベルの数
で量子化される。各サブバンドに対して使用される量子
化レベルの現在の数は、特定のサブバンド信号の電力及
び隣接のサブバンドのサブバンド信号の電力に依存す
る。そこで、強い信号の付近の弱い信号は聞こえないと
いう人間の聴覚のシステムの特性が使用される。その結
果、このような弱い信号は、強い信号よりもかなり少な
い量子化レベルで量子化できる。種々のサブバンド信号
の電力に基づいて、可聴雑音レベルが各サブバンドに対
して計算される。この雑音レベルから必要な量子化レベ
ルの数が、各サブバンド信号に対して決定される。第2
のデジタル出力信号は、2つの異なる量子化サブバンド
信号と各サブバンドの量子化レベルの数についての情報
を現在含んでいる。上記の符号器は、0〜24kHzの
信号を符号化するために編成されていることが注記され
る。第1のスペクトル部分が時間ドメイン符号器で符号
化されることに注目すると、このスペクトル領域にある
サブバンドは符号化される必要がない。これによって、
これらのサブバンドにビットを割り当てないことによっ
て簡素化できる。
【0035】マルチプレクサ68は、第1及び第2のデ
ジタル符号化出力信号を単一の合成信号へ合成する。遅
延要素62は、マルチプレクサ68へ2つの経路に沿っ
て達する入力信号のスペクトル部分の遅延を等化するた
めに存在している。この合成信号は、受信機6へ送信機
2によってチャネル4を介して送信される。受信機6で
は、合成信号は、第1のデジタル符号化出力信号の複製
と第2のデジタル符号化出力信号の複製とへ分けられ
る。第1のデジタル符号化出力信号の複製は、逆ベクト
ル量子化器84によって第1の再生信号へ変換される。
準復号器の適切な実施は、前述したCCITT勧告G.
728に説明されている。この逆ベクトル量子化器84
においては、ベクトル量子化器66によって選択された
コードブックワードが、伝送されたコードブック指標に
応答して生成される。合成フィルタによって、コードブ
ックワードは復号化信号へ変換される。合成フィルタの
パラメータは、線形予測によって、復号化信号の現在の
セグメントより前の4つのセグメントから抽出される。
これは、符号器66と同様に態様によって行われる。
ジタル符号化出力信号を単一の合成信号へ合成する。遅
延要素62は、マルチプレクサ68へ2つの経路に沿っ
て達する入力信号のスペクトル部分の遅延を等化するた
めに存在している。この合成信号は、受信機6へ送信機
2によってチャネル4を介して送信される。受信機6で
は、合成信号は、第1のデジタル符号化出力信号の複製
と第2のデジタル符号化出力信号の複製とへ分けられ
る。第1のデジタル符号化出力信号の複製は、逆ベクト
ル量子化器84によって第1の再生信号へ変換される。
準復号器の適切な実施は、前述したCCITT勧告G.
728に説明されている。この逆ベクトル量子化器84
においては、ベクトル量子化器66によって選択された
コードブックワードが、伝送されたコードブック指標に
応答して生成される。合成フィルタによって、コードブ
ックワードは復号化信号へ変換される。合成フィルタの
パラメータは、線形予測によって、復号化信号の現在の
セグメントより前の4つのセグメントから抽出される。
これは、符号器66と同様に態様によって行われる。
【0036】第2のデジタル符号化出力信号の複製は、
サブバンド復号器72によって、幾つかの再生信号へサ
ブバンド復号器72の出力において有効なサブバンド信
号の形式で変換される。これらのサブバンド信号は、特
定のサブバンドにおける帯域通過信号を表すベースバン
ド信号である。このベースバンド表現には、各サブバン
ドに対する必要なサンプルの数が、特定のサブバンドの
帯域幅で決定され、特定のサブバンドにおける最大周波
数によっては決定されないという利点がある。合成手段
88は、サブバンド信号を所望のサブバンド周波数へ変
換し、続いて、サブバンド信号を第1の再生信号と共
に、再生入力信号へ合成する。
サブバンド復号器72によって、幾つかの再生信号へサ
ブバンド復号器72の出力において有効なサブバンド信
号の形式で変換される。これらのサブバンド信号は、特
定のサブバンドにおける帯域通過信号を表すベースバン
ド信号である。このベースバンド表現には、各サブバン
ドに対する必要なサンプルの数が、特定のサブバンドの
帯域幅で決定され、特定のサブバンドにおける最大周波
数によっては決定されないという利点がある。合成手段
88は、サブバンド信号を所望のサブバンド周波数へ変
換し、続いて、サブバンド信号を第1の再生信号と共
に、再生入力信号へ合成する。
【0037】図3で示されるサブバンド符号器64で
は、サブバンド信号の各々は、その独自の準符号器91
・・・100に供給される。準符号器91・・・100
は、同様の原理に従って編成されている。準符号器91
の入力は、セグメント化手段90へ接続される。セグメ
ント化手段90の出力は、測定手段92の入力及びスケ
ーリング手段94の入力へ接続される。測定手段92の
第1の出力は、スケーリング手段94の制御入力へ接続
される。測定手段92の第2の出力は、その出力信号と
して電力量を運び、マルチプレクサ102の第1の入力
へ接続される。スケーリング手段94の出力は、絶対値
発生器95の入力及び符号決定手段98の入力へ接続さ
れる。絶対値発生器の出力は、選択手段96の入力へ接
続される。選択手段96の出力は、その出力信号として
選択された基準包絡線の識別符号の形式で符号化信号を
運び、マルチプレクサ102の入力へ接続される。符号
決定手段の出力は、マルチプレクサ102の第3の入力
へ接続される。マルチプレクサ102の出力は、サブバ
ンド符号器64の出力を形成する。
は、サブバンド信号の各々は、その独自の準符号器91
・・・100に供給される。準符号器91・・・100
は、同様の原理に従って編成されている。準符号器91
の入力は、セグメント化手段90へ接続される。セグメ
ント化手段90の出力は、測定手段92の入力及びスケ
ーリング手段94の入力へ接続される。測定手段92の
第1の出力は、スケーリング手段94の制御入力へ接続
される。測定手段92の第2の出力は、その出力信号と
して電力量を運び、マルチプレクサ102の第1の入力
へ接続される。スケーリング手段94の出力は、絶対値
発生器95の入力及び符号決定手段98の入力へ接続さ
れる。絶対値発生器の出力は、選択手段96の入力へ接
続される。選択手段96の出力は、その出力信号として
選択された基準包絡線の識別符号の形式で符号化信号を
運び、マルチプレクサ102の入力へ接続される。符号
決定手段の出力は、マルチプレクサ102の第3の入力
へ接続される。マルチプレクサ102の出力は、サブバ
ンド符号器64の出力を形成する。
【0038】最大周波数8kHzの音響信号の伝送シス
テムで使用されようとしている符号器51の実施例で
は、第1のスペクトル部分は0から2kHzまでの周波
数領域よりなり、第2のスペクトル部分は2から8kH
zまでの周波数領域よりなる。第2のスペクトル領域
は、サブバンド符号器64の入力において8つのサブバ
ンド信号で表される。準符号器91・・・100では、
サブバンド信号は、等しい長さのセグメントへセグメン
ト化され、セグメントにおけるサブバンド信号のサブバ
ンドの数は、特定のサブバンド信号の帯域幅に比例して
いる。各サブバンドの周波数領域及びそれに関連したセ
グメント毎のサンプルの数が、表1に示されている。セ
グメントの時間幅は、4mSである。
テムで使用されようとしている符号器51の実施例で
は、第1のスペクトル部分は0から2kHzまでの周波
数領域よりなり、第2のスペクトル部分は2から8kH
zまでの周波数領域よりなる。第2のスペクトル領域
は、サブバンド符号器64の入力において8つのサブバ
ンド信号で表される。準符号器91・・・100では、
サブバンド信号は、等しい長さのセグメントへセグメン
ト化され、セグメントにおけるサブバンド信号のサブバ
ンドの数は、特定のサブバンド信号の帯域幅に比例して
いる。各サブバンドの周波数領域及びそれに関連したセ
グメント毎のサンプルの数が、表1に示されている。セ
グメントの時間幅は、4mSである。
【0039】
【表1】
【0040】最大周波数16kHzの音響信号の伝送シ
ステムで使用されようとしている符号器51の実施例で
は、第1のスペクトル部分は0から4kHzまでの周波
数領域よりなり、一方、第2のスペクトル部分は4から
16kHzまでの周波数領域よりなる。そこで第2のス
ペクトル部分は、サブバンド符号器64において8つの
サブバンド信号によって表される。準符号器91・・・
100では、サブバンド信号はまた、等しい長さのセグ
メントにセグメント化され、セグメントにおけるサブバ
ンド信号のサンプルの数は、特定のサブバンド信号の帯
域幅に比例している。各サブバンドの周波数領域及びそ
れに関連したセグメント毎のサンプルの数が表2に示さ
れている。セグメントの時間幅はこの場合2mSであ
る。
ステムで使用されようとしている符号器51の実施例で
は、第1のスペクトル部分は0から4kHzまでの周波
数領域よりなり、一方、第2のスペクトル部分は4から
16kHzまでの周波数領域よりなる。そこで第2のス
ペクトル部分は、サブバンド符号器64において8つの
サブバンド信号によって表される。準符号器91・・・
100では、サブバンド信号はまた、等しい長さのセグ
メントにセグメント化され、セグメントにおけるサブバ
ンド信号のサンプルの数は、特定のサブバンド信号の帯
域幅に比例している。各サブバンドの周波数領域及びそ
れに関連したセグメント毎のサンプルの数が表2に示さ
れている。セグメントの時間幅はこの場合2mSであ
る。
【0041】
【表2】
【0042】図3で示されるサブバンド符号器におい
て、測定手段92はサブバンド信号のサンプルの特定の
セグメントの電力量を決定する。この電力量は、対数電
力量に変換され、現在のセグメントとそれ以前のセグメ
ントとの対数電力量の差がホフマン符号化によって符号
化される。ホフマン符号化信号はマルチプレクサ68へ
供給され、従ってこの信号は受信機6へ送信される。異
なるサブバンドの電力量を符号化するその他の方法は、
特定のサブバンドの電力量を符号化したり、この特定の
サブバンドとその他のサブバンドとの電力の差を符号化
する。これによって、異なるサブバンドの電力量が相互
に関係している状態において、伝送容量をかなり節約で
きる。スケーリング手段94は、サブバンド信号のサン
プルを測定手段92からの制御信号に応答してスケーリ
ングし、従ってスケーリング手段94の出力においてセ
グメントの電力は一定値を有する。絶対値発生器95
は、スケーリング手段94の出力信号の包絡線を決定
し、この包絡線をセグメント化された形式で選択手段9
6へ供給する。選択手段96は、スケーリング手段94
の出力信号の包絡線を幾つかの基準包絡線と比較し、ス
ケーリング手段94の出力信号の包絡線に最も対応する
基準包絡線を選択する。選択手段96は、その出力にお
いて符号化信号を、選択された基準包絡線の識別符号の
形式で供給する。この識別符号は、マルチプレクサ10
2へ供給され受信機へ転送される。4つのサブバンド信
号のサンプルがセグメント毎に使用されるサブバンドに
おいては、5つの基準包絡線が使用され、一方8つのサ
ブバンド信号のサンプルがセグメント毎に使用されるサ
ブバンドにおいては、11個の基準包絡線が使用され
る。
て、測定手段92はサブバンド信号のサンプルの特定の
セグメントの電力量を決定する。この電力量は、対数電
力量に変換され、現在のセグメントとそれ以前のセグメ
ントとの対数電力量の差がホフマン符号化によって符号
化される。ホフマン符号化信号はマルチプレクサ68へ
供給され、従ってこの信号は受信機6へ送信される。異
なるサブバンドの電力量を符号化するその他の方法は、
特定のサブバンドの電力量を符号化したり、この特定の
サブバンドとその他のサブバンドとの電力の差を符号化
する。これによって、異なるサブバンドの電力量が相互
に関係している状態において、伝送容量をかなり節約で
きる。スケーリング手段94は、サブバンド信号のサン
プルを測定手段92からの制御信号に応答してスケーリ
ングし、従ってスケーリング手段94の出力においてセ
グメントの電力は一定値を有する。絶対値発生器95
は、スケーリング手段94の出力信号の包絡線を決定
し、この包絡線をセグメント化された形式で選択手段9
6へ供給する。選択手段96は、スケーリング手段94
の出力信号の包絡線を幾つかの基準包絡線と比較し、ス
ケーリング手段94の出力信号の包絡線に最も対応する
基準包絡線を選択する。選択手段96は、その出力にお
いて符号化信号を、選択された基準包絡線の識別符号の
形式で供給する。この識別符号は、マルチプレクサ10
2へ供給され受信機へ転送される。4つのサブバンド信
号のサンプルがセグメント毎に使用されるサブバンドに
おいては、5つの基準包絡線が使用され、一方8つのサ
ブバンド信号のサンプルがセグメント毎に使用されるサ
ブバンドにおいては、11個の基準包絡線が使用され
る。
【0043】8つのサブバンド信号のサンプルにおいて
使用される基準包絡線の数は、1から11まで変化す
る。電力量のホフマン符号化を実行することによって、
この電力量に必要なビットの数が1つのセグメントと次
のセグメントとで異なる。これによってもし伝送容量が
残るならば、この伝送容量は基準包絡線のより長い識別
符号を送信するために使用でき、従って多くの基準包絡
線がスケーリング手段94の出力信号の包絡線を符号化
するために使用できる。
使用される基準包絡線の数は、1から11まで変化す
る。電力量のホフマン符号化を実行することによって、
この電力量に必要なビットの数が1つのセグメントと次
のセグメントとで異なる。これによってもし伝送容量が
残るならば、この伝送容量は基準包絡線のより長い識別
符号を送信するために使用でき、従って多くの基準包絡
線がスケーリング手段94の出力信号の包絡線を符号化
するために使用できる。
【0044】符号決定手段98は、スケーリング手段9
4の出力信号の符号を決定する。この符号は、マルチプ
レクサ102の第3の入力へ供給され、受信機6へ送信
される。全てのサブバンドに対して、スケーリング手段
94の出力信号の符号が受信機へ送信されるのではな
く、受信機においてこの符号は雑音発生器によって局部
的に生成されることが可能である。この簡易化は、より
高いサブバンドにおいて特に可能となって現れる。
4の出力信号の符号を決定する。この符号は、マルチプ
レクサ102の第3の入力へ供給され、受信機6へ送信
される。全てのサブバンドに対して、スケーリング手段
94の出力信号の符号が受信機へ送信されるのではな
く、受信機においてこの符号は雑音発生器によって局部
的に生成されることが可能である。この簡易化は、より
高いサブバンドにおいて特に可能となって現れる。
【0045】図4で示されるサブバンド復号器72にお
いて、デマルチプレクサ70の出力信号はデマルチプレ
クサ104へ供給される。準復号器106・・・114
の各々には、デマルチプレクサ104の3つの出力が供
給される。これらの出力の第1のものは、包絡線発生器
108へ接続される。これらの出力の第2のものは、乗
算回路110の第1の入力へ接続され、これらの出力の
第3のものは乗算回路112の第1の入力へ接続され
る。しかし、代わりに、乗算回路104の第3の出力は
利用しないで、乗算回路112の第1の入力を雑音源1
09の出力へ接続することも考えられる。基準包絡線発
生器108の出力は、乗算回路110の第2の入力へ接
続される。乗算回路110の出力は、乗算回路112の
第2の入力へ接続される。乗算回路112の出力は、復
号化されたサブバンド信号のうちの1つを形成する。準
復号器106・・・114は、同様の態様にて構成され
ている。
いて、デマルチプレクサ70の出力信号はデマルチプレ
クサ104へ供給される。準復号器106・・・114
の各々には、デマルチプレクサ104の3つの出力が供
給される。これらの出力の第1のものは、包絡線発生器
108へ接続される。これらの出力の第2のものは、乗
算回路110の第1の入力へ接続され、これらの出力の
第3のものは乗算回路112の第1の入力へ接続され
る。しかし、代わりに、乗算回路104の第3の出力は
利用しないで、乗算回路112の第1の入力を雑音源1
09の出力へ接続することも考えられる。基準包絡線発
生器108の出力は、乗算回路110の第2の入力へ接
続される。乗算回路110の出力は、乗算回路112の
第2の入力へ接続される。乗算回路112の出力は、復
号化されたサブバンド信号のうちの1つを形成する。準
復号器106・・・114は、同様の態様にて構成され
ている。
【0046】包絡線発生器108は、選択された基準包
絡線を受信した識別符号に応答して発生する。乗算回路
110は、選択された基準包絡線を電力量で乗算し、従
って特定のサブバンド信号の包絡線の複製が得られる。
サブバンド信号の包絡線の複製は、乗算回路112にお
いてサブバンド信号のサンプルの受信した符号で乗算さ
れ、従って乗算回路112の出力において再生信号がサ
ブバンド信号の形式で有効となる。サブバンド信号のサ
ンプルの符号が送信されないサブバンドに対しては、乗
算回路110の出力信号は乗算回路112によって雑音
源109の出力信号によって乗算される。
絡線を受信した識別符号に応答して発生する。乗算回路
110は、選択された基準包絡線を電力量で乗算し、従
って特定のサブバンド信号の包絡線の複製が得られる。
サブバンド信号の包絡線の複製は、乗算回路112にお
いてサブバンド信号のサンプルの受信した符号で乗算さ
れ、従って乗算回路112の出力において再生信号がサ
ブバンド信号の形式で有効となる。サブバンド信号のサ
ンプルの符号が送信されないサブバンドに対しては、乗
算回路110の出力信号は乗算回路112によって雑音
源109の出力信号によって乗算される。
【0047】図5に示される選択手段96において、4
つの入力は、入力信号としてセグメントにおけるスケー
リングされたサブバンド信号の4つの絶対値を運び、プ
ロセッサ118の4つの入力へ接続される。図3におい
ては、選択手段20、96のこれら4つの入力は、記号
上単一入力で表されている。プロセッサ118の第1の
出力は、その出力信号としてアドレス信号を運び、RO
M116の入力へ接続される。ROM116の4つの出
力は、出力信号として基準包絡線を表す4つの値を運
び、プロセッサ118のさらなる4つの入力へ接続され
る。プロセッサ118の第2の出力は、その出力信号と
して基準包絡線の識別符号を運び、選択手段96の出力
を形成する。
つの入力は、入力信号としてセグメントにおけるスケー
リングされたサブバンド信号の4つの絶対値を運び、プ
ロセッサ118の4つの入力へ接続される。図3におい
ては、選択手段20、96のこれら4つの入力は、記号
上単一入力で表されている。プロセッサ118の第1の
出力は、その出力信号としてアドレス信号を運び、RO
M116の入力へ接続される。ROM116の4つの出
力は、出力信号として基準包絡線を表す4つの値を運
び、プロセッサ118のさらなる4つの入力へ接続され
る。プロセッサ118の第2の出力は、その出力信号と
して基準包絡線の識別符号を運び、選択手段96の出力
を形成する。
【0048】図5に示される選択手段20、96におい
て、スケーリング手段94の出力信号の包絡線は、連続
した時刻におけるこの包絡線の4つの値によって表され
ると推定される。基準包絡線はまた、この基準包絡線の
4つの値によって表されると推定される。選択手段2
0、96では、プロセッサは順次ROM116のアドレ
スを生成する。このROM116は、特定のアドレスに
格納された基準包絡線を、4つの値の形式で提供する。
プロセッサ118は、基準包絡線及びスケーリング手段
94の出力信号の包絡線を表す値を読む。プロセッサ1
18は、2つの包絡線の差を計算し、これは例えばそれ
らの包絡線を表す対応する値の間の差の自乗の和に等し
い。プロセッサは、比較に入れられる全ての基準包絡線
のアドレスを順次生成し、また特定の基準包絡線の識別
符号を最小差が存在する第2の出力に設定する。包絡線
が8つの信号サンプルで表されるサブバンドに対して
は、選択手段は8つの入力を有するべきであることが注
記される。従って、ROM116は8つの出力を有し、
一方、プロセッサ118の入力ポートもまた8つの入力
を持たなければならない。
て、スケーリング手段94の出力信号の包絡線は、連続
した時刻におけるこの包絡線の4つの値によって表され
ると推定される。基準包絡線はまた、この基準包絡線の
4つの値によって表されると推定される。選択手段2
0、96では、プロセッサは順次ROM116のアドレ
スを生成する。このROM116は、特定のアドレスに
格納された基準包絡線を、4つの値の形式で提供する。
プロセッサ118は、基準包絡線及びスケーリング手段
94の出力信号の包絡線を表す値を読む。プロセッサ1
18は、2つの包絡線の差を計算し、これは例えばそれ
らの包絡線を表す対応する値の間の差の自乗の和に等し
い。プロセッサは、比較に入れられる全ての基準包絡線
のアドレスを順次生成し、また特定の基準包絡線の識別
符号を最小差が存在する第2の出力に設定する。包絡線
が8つの信号サンプルで表されるサブバンドに対して
は、選択手段は8つの入力を有するべきであることが注
記される。従って、ROM116は8つの出力を有し、
一方、プロセッサ118の入力ポートもまた8つの入力
を持たなければならない。
【0049】上記の機能を実行するため、プロセッサ1
18は、フローチャートが図6に示される適したプログ
ラムで負荷を与えられる。番号が付された指示は、以下
の表に示された内容を有する。 No 名称 内容 120 START プログラムの開始 122 MIN:=Z 変数MINの値が定数Zに等しくされる。 124 READ SEGMENT セグメントの包絡線を表す値が読まれる。 126 SHAPENO:=1 第1の基準包絡線が選択される。 128 READ SHAPE 基準包絡線を表す値が読まれる。 130 CALCULATE 基準包絡線とセグメントの包絡線との差の自乗が計算さ SQDIFF れる。 132 SQDIFF<MIN ? SQDIFFがMINより小さいか否かが試験される。 134 MIN:=SQDIFF 変数MINの値が変数SQDIFFに等しくされる。 136 INDEX:=SHAPENO 最適な基準包絡線の指標がこれまでに格納される。 138 SHAPENO=N ? 全ての基準包絡線がセグメントの包絡線と比較されたか 否かが試験される。 140 SHAPENO:= 次の基準包絡線が選択される。
18は、フローチャートが図6に示される適したプログ
ラムで負荷を与えられる。番号が付された指示は、以下
の表に示された内容を有する。 No 名称 内容 120 START プログラムの開始 122 MIN:=Z 変数MINの値が定数Zに等しくされる。 124 READ SEGMENT セグメントの包絡線を表す値が読まれる。 126 SHAPENO:=1 第1の基準包絡線が選択される。 128 READ SHAPE 基準包絡線を表す値が読まれる。 130 CALCULATE 基準包絡線とセグメントの包絡線との差の自乗が計算さ SQDIFF れる。 132 SQDIFF<MIN ? SQDIFFがMINより小さいか否かが試験される。 134 MIN:=SQDIFF 変数MINの値が変数SQDIFFに等しくされる。 136 INDEX:=SHAPENO 最適な基準包絡線の指標がこれまでに格納される。 138 SHAPENO=N ? 全ての基準包絡線がセグメントの包絡線と比較されたか 否かが試験される。 140 SHAPENO:= 次の基準包絡線が選択される。
【0050】 SHAPENO+1 142 WRITE INDEX 選択された基準包絡線の識別符号がプロセッサの第2の 出力に設定される。
【0051】図6のフローチャートに示されるプログラ
ムは、サブバンド信号のサンプルの各セグメントに対し
て一度実行される。ブロック122では、最小誤差量を
表す変数MINが、最小差がこの数Zより確かに小さく
なるくらいに、大きい数Zに等しくされる。続いて、ブ
ロック124では、セグメントの包絡線を表す値がプロ
セッサ118によって読まれる。ブロック126では、
第1の基準包絡線に属するアドレスがプロセッサの第1
の出力に設定される。ブロック128では、基準包絡線
を表す値が、プロセッサに読まれる。ブロック130で
は、セグメントの包絡線と基準包絡線との差が計算され
る。この差SQDIFFは以下のように計算できる。
ムは、サブバンド信号のサンプルの各セグメントに対し
て一度実行される。ブロック122では、最小誤差量を
表す変数MINが、最小差がこの数Zより確かに小さく
なるくらいに、大きい数Zに等しくされる。続いて、ブ
ロック124では、セグメントの包絡線を表す値がプロ
セッサ118によって読まれる。ブロック126では、
第1の基準包絡線に属するアドレスがプロセッサの第1
の出力に設定される。ブロック128では、基準包絡線
を表す値が、プロセッサに読まれる。ブロック130で
は、セグメントの包絡線と基準包絡線との差が計算され
る。この差SQDIFFは以下のように計算できる。
【0052】
【数2】
【0053】(2)において、iはランニング変数、L
は包絡線を表す値の数、xi は、セグメントの包絡線を
表す値のうちのi番目の値であり、そしてyi は、基準
包絡線を表す値のうちのi番目の値である。
は包絡線を表す値の数、xi は、セグメントの包絡線を
表す値のうちのi番目の値であり、そしてyi は、基準
包絡線を表す値のうちのi番目の値である。
【0054】ブロック132では、値SQDIFFが値
MINと比較される。もし、値SQDIFFが値MIN
よりも小さければ、現在の基準包絡線は、以前にセグメ
ントの包絡線と比較された基準包絡線よりもセグメント
の包絡線により対応する。その場合、MINの値は、ブ
ロック134において値SQDIFFに等しくされる。
さらに、ブロック136では、それまでに最も対応する
基準包絡線の識別符号を表す値INDEXが、現在の基
準包絡線の識別符号に等しくされる。値SQDIFFが
値MINよりも小さくない場合は、ブロック134及び
136はスキップされる。
MINと比較される。もし、値SQDIFFが値MIN
よりも小さければ、現在の基準包絡線は、以前にセグメ
ントの包絡線と比較された基準包絡線よりもセグメント
の包絡線により対応する。その場合、MINの値は、ブ
ロック134において値SQDIFFに等しくされる。
さらに、ブロック136では、それまでに最も対応する
基準包絡線の識別符号を表す値INDEXが、現在の基
準包絡線の識別符号に等しくされる。値SQDIFFが
値MINよりも小さくない場合は、ブロック134及び
136はスキップされる。
【0055】ブロック138では、全ての基準包絡線が
すでにサブバンド信号のサンプルのセグメントの包絡線
と比較されたか否かが確認される。確認された場合は、
サブバンド信号のサンプルのセグメントの包絡線に最も
対応する基準包絡線の識別符号を表す変数INDEX
が、プロセッサの第2の出力に設定される。比較に含ま
れる全ての基準包絡線がサブバンド信号のサンプルのセ
グメントの包絡線とまだ比較されていないならば、ブロ
ック140において次の基準包絡線が選択されブロック
128へ戻される。
すでにサブバンド信号のサンプルのセグメントの包絡線
と比較されたか否かが確認される。確認された場合は、
サブバンド信号のサンプルのセグメントの包絡線に最も
対応する基準包絡線の識別符号を表す変数INDEX
が、プロセッサの第2の出力に設定される。比較に含ま
れる全ての基準包絡線がサブバンド信号のサンプルのセ
グメントの包絡線とまだ比較されていないならば、ブロ
ック140において次の基準包絡線が選択されブロック
128へ戻される。
【0056】符号器及び復号器をハードウェアで全て実
施できることは知られているが、代わりに符号器及び/
又は復号器を全て或いは部分的に信号プロセッサで実現
することも可能である。
施できることは知られているが、代わりに符号器及び/
又は復号器を全て或いは部分的に信号プロセッサで実現
することも可能である。
【0057】図7は、4つの値で表されるサブバンドに
使用する5つの基準包絡線を示す。その基準包絡線は、
yk,i で表され、kは基準包絡線の続き番号であり、i
は共に基準包絡線を規定する特定の値の続き番号であ
る。実験によって、全ての基準包絡線がしばしば等しく
発生するのではないことが示された。これは、例えばホ
フマン符号化によって、基準包絡線の識別符号を伝送す
るための必要な伝送容量を減ずるのに使用できる。
使用する5つの基準包絡線を示す。その基準包絡線は、
yk,i で表され、kは基準包絡線の続き番号であり、i
は共に基準包絡線を規定する特定の値の続き番号であ
る。実験によって、全ての基準包絡線がしばしば等しく
発生するのではないことが示された。これは、例えばホ
フマン符号化によって、基準包絡線の識別符号を伝送す
るための必要な伝送容量を減ずるのに使用できる。
【0058】図8は、8個の値で表されるサブバンドに
使用する11個の基準包絡線を示す。ここでもまた、実
験によって、全ての基準包絡線がしばしば等しく発生す
るのではないことが示された。
使用する11個の基準包絡線を示す。ここでもまた、実
験によって、全ての基準包絡線がしばしば等しく発生す
るのではないことが示された。
【0059】固定的な基準包絡線の代わりに適応的な基
準包絡線を使用することが可能であり、その適応的な基
準包絡線は符号化されるサブバンド信号から得られるこ
とが注記される。
準包絡線を使用することが可能であり、その適応的な基
準包絡線は符号化されるサブバンド信号から得られるこ
とが注記される。
【図1】本発明に係わる第1の伝送システムを示す。
【図2】本発明に係わる第2の伝送システムを示す。
【図3】図2に示す伝送システムで使用されるサブバン
ド符号器を示す。
ド符号器を示す。
【図4】図2に示す伝送システムで使用されるサブバン
ド復号器を示す。
ド復号器を示す。
【図5】図1に示す伝送システム及び図4に示すサブバ
ンド符号器で使用される選択手段を示す。
ンド符号器で使用される選択手段を示す。
【図6】図5に示すプロセッサ118用の最適な基準包
絡線を決定するためのプログラムのフローチャートを示
す。
絡線を決定するためのプログラムのフローチャートを示
す。
【図7】図2及び図4に示す符号器及び復号器で使用さ
れる基準包絡線のグラフ表示であり、包絡線は4つの値
で表される。
れる基準包絡線のグラフ表示であり、包絡線は4つの値
で表される。
【図8】図2及び図4に示す符号器及び復号器で使用さ
れる基準包絡線のグラフ表示であり、包絡線は8つの値
で表される。
れる基準包絡線のグラフ表示であり、包絡線は8つの値
で表される。
2 送信機 3 符号器 4 チャネル 6 受信機 8 デジタイザ 10 セグメント化手段 11 線形予測手段 12 分析フィルタ 13 変換手段 14 ピッチ予測手段 16 スケーリング手段 18 測定手段 19 包絡線決定手段 20 選択手段 24 符号決定手段 26 マルチプレクサ 28 デマルチプレクサ 29 復号器 30 包絡線発生器 32 スケーリング手段 34 乗算回路 35 再生手段 36 ピッチ抽出フィルタ 37 逆変換手段 38 合成フィルタ 40 逆セグメント化手段 42 デジタル/アナログ変換器 50 フィルタバンク 51 符号器 62 遅延要素 64 サブバンド符号器 66 ベクトル量子化器 68 マルチプレクサ 70 デマルチプレクサ 72 サブバンド復号器 84 逆ベクトル量子化器 86 遅延要素 88 合成手段 90 セグメント化手段 91 準符号器 92 測定手段 94 スケーリング手段 95 絶対値発生手段 96 選択手段 98 符号決定手段 100 準符号器 102 マルチプレクサ 104 デマルチプレクサ 106 準復号器 108 包絡線発生器 109 雑音源 110、112 乗算回路 114 準復号器 116 ROM 118 プロセッサ
フロントページの続き (72)発明者 フランシスクス マリヌス ヨゼフス デ ボント オランダ国 5621 ビーエー アインドー フェン フルーネヴァウツウェッハ 1番 地
Claims (10)
- 【請求項1】 送信信号からデジタル符号化信号を抽出
する符号器を有する送信機より成り、該送信機は受信機
へチャネルを介して前記符号化信号を送信する送信手段
より成り、該受信機は前記符号化信号から再生信号を形
成する復号器より成る伝送システムであって、 前記符号器は、送信信号の包絡線を決定する包絡線決定
手段と、幾つかの基準包絡線から基準包絡線を選択する
選択手段とよりなり、一方送信信号の包絡線と基準包絡
線とのセグメント間の差の値が最小化され、また前記デ
ジタル符号化信号は選択された基準包絡線の識別符号を
含み、 前記復号器は、前記識別符号に属する基準包絡線に依存
する包絡線を有する再生信号を抽出する再生手段よりな
ることを特徴とする伝送システム。 - 【請求項2】 前記符号器は、前記送信信号の符号を決
定する符号決定手段と、前記送信信号の符号を前記チャ
ネルを介して前記受信機へ送信するために編成された送
信手段と、前記再生信号が前記デジタル符号化信号から
再生されたとき前記送信信号の符号を使用するために編
成された再生手段とよりなることを特徴とする請求項1
記載の伝送システム。 - 【請求項3】 前記復号器は、雑音信号を発生するため
の雑音源よりなり、また前記再生手段は、前記再生信号
が前記デジタル符号化された信号から形成されるとき前
記雑音源を使用するために同様に編成されることを特徴
とする請求項1記載の伝送システム。 - 【請求項4】 前記符号器は、符号化される信号の電力
量を決定するための決定手段よりなり、前記送信手段も
また、該電力量を前記受信機へ送信するために編成さ
れ、一方前記再生手段は、前記電力量に依存する電力を
有する再生信号を決定するために編成されることを特徴
とする請求項1乃至3のうちいずれか1項記載の伝送シ
ステム。 - 【請求項5】 前記符号器は、入力信号から前記送信信
号を抽出する変換手段よりなり、また前記復号器は、前
記再生信号から再生入力信号を抽出する逆変換手段より
なることを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか1
項記載の伝送システム。 - 【請求項6】 前記変換手段は、送信信号の数を決定す
るサブバンドフィルタよりなり、また前記逆変換手段
は、再生信号を合成し再生入力信号とするために編成さ
れることを特徴とする請求項5記載の伝送システム。 - 【請求項7】 デジタル符号化信号を送信信号から抽出
する符号器よりなり、該符号化信号を送信するための送
信手段よりなる送信機であって、 前記符号器は、送信信号の包絡線を決定する包絡線決定
手段と、幾つかの基準包絡線から基準包絡線を選択する
選択手段とよりなり、一方送信信号の包絡線と基準包絡
線とのセグメント間の差の値が最小化され、また前記デ
ジタル符号化信号は選択された基準包絡線の識別符号を
含むことを特徴とする送信機。 - 【請求項8】 再生信号を符号化信号から決定する復号
器よりなる受信機であって、 前記復号器は、受信した識別符号で表される基準包絡線
に依存する包絡線を有する再生信号を抽出する再生手段
よりなることを特徴とする受信機。 - 【請求項9】 デジタル符号化信号を送信信号から抽出
する符号器であって、 前記符号器は、前記送信信号の包絡線を決定する包絡線
決定手段と、幾つかの基準包絡線から基準包絡線を選択
する選択手段とよりなり、一方送信信号の包絡線と基準
包絡線とのセグメント間の差の値が最小化され、また前
記デジタル符号化信号は選択された基準包絡線の識別符
号を含むことを特徴とする符号器。 - 【請求項10】 再生信号を符号化信号から決定する復
号器であって、 前記復号器は、受信した識別符号で表される基準包絡線
に依存する包絡線を有する再生信号を抽出する再生手段
よりなることを特徴とする復号器。
Applications Claiming Priority (2)
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|---|---|---|---|
| BE09301076 | 1993-10-11 | ||
| BE9301076A BE1007616A3 (nl) | 1993-10-11 | 1993-10-11 | Transmissiesysteem met vereenvoudigde broncodering. |
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|---|---|
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| BE (1) | BE1007616A3 (ja) |
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- 1994-10-07 US US08/319,900 patent/US5737367A/en not_active Expired - Fee Related
- 1994-10-11 KR KR1019940025946A patent/KR950013084A/ko not_active Ceased
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| BE1007616A3 (nl) | 1995-08-22 |
| US5737367A (en) | 1998-04-07 |
| KR950013084A (ko) | 1995-05-17 |
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