JPH07213650A - 三素材型の複合ブレード部を備えた水泳用フィン - Google Patents
三素材型の複合ブレード部を備えた水泳用フィンInfo
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- JPH07213650A JPH07213650A JP6110817A JP11081794A JPH07213650A JP H07213650 A JPH07213650 A JP H07213650A JP 6110817 A JP6110817 A JP 6110817A JP 11081794 A JP11081794 A JP 11081794A JP H07213650 A JPH07213650 A JP H07213650A
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- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B31/00—Swimming aids
- A63B31/08—Swim fins, flippers or other swimming aids held by, or attachable to, the hands, arms, feet or legs
- A63B31/10—Swim fins, flippers or other swimming aids held by, or attachable to, the hands, arms, feet or legs held by, or attachable to, the hands or feet
- A63B31/11—Swim fins, flippers or other swimming aids held by, or attachable to, the hands, arms, feet or legs held by, or attachable to, the hands or feet attachable only to the feet
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- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
- Toys (AREA)
- Thin Film Transistor (AREA)
- Scissors And Nippers (AREA)
- Prostheses (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 性能が良好で、快適かつ軽量であり、成形時
間も短く材料、デザイン、色の選択幅も大きい水泳用フ
ィン。 【構成】 靴部1から伸びたブレード部を有する水泳用
フィンで、ブレード部が、縁部相互を隣接させて配置し
た少なくとも1個の柔軟性ブレード要素2と少なくとも
1個の補剛性ブレード要素3とを組立てて構成する。こ
れらのブレード要素は、相互の隣接縁部の周囲を結合材
4でオーバーモールドすることにより一体化させる。フ
ィンは、柔軟性及び補剛性ブレード要素を横に並べて組
立てた後、その隣接縁部と靴部とを同時又は順次オーバ
ーモールドにより成形して製造する。
間も短く材料、デザイン、色の選択幅も大きい水泳用フ
ィン。 【構成】 靴部1から伸びたブレード部を有する水泳用
フィンで、ブレード部が、縁部相互を隣接させて配置し
た少なくとも1個の柔軟性ブレード要素2と少なくとも
1個の補剛性ブレード要素3とを組立てて構成する。こ
れらのブレード要素は、相互の隣接縁部の周囲を結合材
4でオーバーモールドすることにより一体化させる。フ
ィンは、柔軟性及び補剛性ブレード要素を横に並べて組
立てた後、その隣接縁部と靴部とを同時又は順次オーバ
ーモールドにより成形して製造する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水泳用フィン(足ひ
れ)とその製造方法に関する。
れ)とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】水泳用フィン(以下、単にフィンともい
う)は、性能、快適さ(着け心地)、軽量および意匠性
に関して規定されうるいくつかの製造上および商業上の
基準を満たさなければならない。従来の解決策は、主と
して性能と快適さの問題を考慮に入れてきた。
う)は、性能、快適さ(着け心地)、軽量および意匠性
に関して規定されうるいくつかの製造上および商業上の
基準を満たさなければならない。従来の解決策は、主と
して性能と快適さの問題を考慮に入れてきた。
【0003】フィンはブレード部 (翼部) と靴部とから
なるが、フィンの性能は、そのブレード部の表面積と強
靱さ(nerviness) とに関係する。強靱なブレード部を得
るには、ガラス繊維などで強化した複合材料のような剛
性材料を使用するか、或いは長手方向のリブ (ウネ状突
起) を何本か設けて剛性を高めた合成樹脂ポリマー系の
材料を使用するかのいずれかが必要である。
なるが、フィンの性能は、そのブレード部の表面積と強
靱さ(nerviness) とに関係する。強靱なブレード部を得
るには、ガラス繊維などで強化した複合材料のような剛
性材料を使用するか、或いは長手方向のリブ (ウネ状突
起) を何本か設けて剛性を高めた合成樹脂ポリマー系の
材料を使用するかのいずれかが必要である。
【0004】しかし、繊維強化型の剛性材料は、一般に
快適な (履き心地のよい) 靴部とは両立しにくい。この
ことは、着用者の足を靴穴に突っ込むためには靴部の変
形が必要な「履き込み式」(snug-fitting)と呼ばれるフ
ィン (図1参照) の場合に特にあてはまる。
快適な (履き心地のよい) 靴部とは両立しにくい。この
ことは、着用者の足を靴穴に突っ込むためには靴部の変
形が必要な「履き込み式」(snug-fitting)と呼ばれるフ
ィン (図1参照) の場合に特にあてはまる。
【0005】従って、一方はブレード部用の剛性の材
料、他方は靴部用の柔軟な材料という2種類の材料を使
用することが従来から提案されてきた。そして、柔軟な
靴部と剛性ブレード部との間の良好なエネルギー移動を
図るという問題を解決することができる各種の手段が従
来技術において提案されている。
料、他方は靴部用の柔軟な材料という2種類の材料を使
用することが従来から提案されてきた。そして、柔軟な
靴部と剛性ブレード部との間の良好なエネルギー移動を
図るという問題を解決することができる各種の手段が従
来技術において提案されている。
【0006】例えば、欧州特許出願公開公報 0,380,333
号には、靴部を着用者の足の回りで交差させたストラッ
プから構成するという最も単純化された形態に簡略化し
たフィンが提案されている。
号には、靴部を着用者の足の回りで交差させたストラッ
プから構成するという最も単純化された形態に簡略化し
たフィンが提案されている。
【0007】より一般的には、水泳用フィンは、ブレー
ド部の上に靴部を成形(オーバーモールド)することに
より製造される。しかし、靴部に使用する材料は、フィ
ン動作(ひれかき)中のブレード部の変形を機械的な破
断を起こさずに吸収するために十分な柔軟性を有してい
る必要がある。
ド部の上に靴部を成形(オーバーモールド)することに
より製造される。しかし、靴部に使用する材料は、フィ
ン動作(ひれかき)中のブレード部の変形を機械的な破
断を起こさずに吸収するために十分な柔軟性を有してい
る必要がある。
【0008】第一の解決策は、特に仏国特許出願公開公
報 2,173,504号および同 2,213,072号に記載されてお
り、これはブレード部の中に靴部を機械的に固定するこ
とからなる。
報 2,173,504号および同 2,213,072号に記載されてお
り、これはブレード部の中に靴部を機械的に固定するこ
とからなる。
【0009】第二の解決策は、ブレード部と靴部に、互
いに化学的に適合性のある2種類の材料を使用し、靴部
の成形により良好な結合力を確保するように図ることか
らなる。この場合、一般にブレード部にはエチレン/酢
酸ビニル (EVA) コポリマーを使用し、靴部には熱可
塑性ポリマー、主にプロピレン系「エラストマー」を使
用する。
いに化学的に適合性のある2種類の材料を使用し、靴部
の成形により良好な結合力を確保するように図ることか
らなる。この場合、一般にブレード部にはエチレン/酢
酸ビニル (EVA) コポリマーを使用し、靴部には熱可
塑性ポリマー、主にプロピレン系「エラストマー」を使
用する。
【0010】ブレード部と靴部にポリウレタン系ポリマ
ーを使用することもできるが、「履き込み式」フィンの
製造に対して十分に柔軟性を有するポリウレタンを得る
ことは困難である。
ーを使用することもできるが、「履き込み式」フィンの
製造に対して十分に柔軟性を有するポリウレタンを得る
ことは困難である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】EVA/「エラストマ
ー」型の2種類の素材からなるフィンは、性能と快適
さ、ならびに製造コスト (ポリウレタン製のフィンの約
1/4) に関しては満足できるが、軽量と意匠性の問題
は考慮外であり、この点の解決が必要である。
ー」型の2種類の素材からなるフィンは、性能と快適
さ、ならびに製造コスト (ポリウレタン製のフィンの約
1/4) に関しては満足できるが、軽量と意匠性の問題
は考慮外であり、この点の解決が必要である。
【0012】軽量の問題は、大型のブレード部を製造し
たい場合に考慮すべき問題となる。その場合、良好な性
能を保持するには、強靱さを確保するためにリブの厚み
と、恐らくはその本数を増大させる必要があり、重量の
増大につながるのみならず、ブレードの製造時間も長く
なる。
たい場合に考慮すべき問題となる。その場合、良好な性
能を保持するには、強靱さを確保するためにリブの厚み
と、恐らくはその本数を増大させる必要があり、重量の
増大につながるのみならず、ブレードの製造時間も長く
なる。
【0013】最後に、フィンの意匠性は、望ましい色ま
たは光沢の効果またはデザインが使用材料と関係する場
合に工業上の問題となる。これらの美的因子がフィンの
性能や軽量に不利となることもある。例えば、EVA製
の光沢あるブレード部は、これをビニル樹脂との混合物
として使用しなければ製造不可能であり、この混合物と
することにより、リブの厚みの著しい増大が必要となっ
て性能低下につながり、フィンの重量および製造時間も
増大する。
たは光沢の効果またはデザインが使用材料と関係する場
合に工業上の問題となる。これらの美的因子がフィンの
性能や軽量に不利となることもある。例えば、EVA製
の光沢あるブレード部は、これをビニル樹脂との混合物
として使用しなければ製造不可能であり、この混合物と
することにより、リブの厚みの著しい増大が必要となっ
て性能低下につながり、フィンの重量および製造時間も
増大する。
【0014】従って、本発明の目的は、性能が良好で、
快適 (着け心地良好) かつ軽量であり、しかも使用材料
の選択の自由が確保され、形状、リブまたは細いリブの
有無、ならびに色または光沢のいずれに関してもデザイ
ンの融通性の幅が大きい水泳用フィンを提供することで
ある。
快適 (着け心地良好) かつ軽量であり、しかも使用材料
の選択の自由が確保され、形状、リブまたは細いリブの
有無、ならびに色または光沢のいずれに関してもデザイ
ンの融通性の幅が大きい水泳用フィンを提供することで
ある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる水泳用フ
ィンは、靴部と、これから伸びたブレード部とを有する
水泳用フィンにおいて、前記ブレード部が、縁部(へ
り)同士を隣接させて配置された少なくとも1個の柔軟
性ブレード要素と少なくとも1個の補剛性ブレード要素
との組立てにより構成され、これらのブレード要素が互
いの隣接縁部の周囲を結合材でオーバーモールドするこ
とにより一体化されていることを特徴とする。
ィンは、靴部と、これから伸びたブレード部とを有する
水泳用フィンにおいて、前記ブレード部が、縁部(へ
り)同士を隣接させて配置された少なくとも1個の柔軟
性ブレード要素と少なくとも1個の補剛性ブレード要素
との組立てにより構成され、これらのブレード要素が互
いの隣接縁部の周囲を結合材でオーバーモールドするこ
とにより一体化されていることを特徴とする。
【0016】本発明において、上記「オーバーモール
ド」とは、ブレード部の形成のために一体化しなければ
ならない要素間の接合部(継ぎ目)に付着させて、これ
らの要素の結合を確保するための適当な結合材の供給を
意味する。
ド」とは、ブレード部の形成のために一体化しなければ
ならない要素間の接合部(継ぎ目)に付着させて、これ
らの要素の結合を確保するための適当な結合材の供給を
意味する。
【0017】従って、一般には、結合材は一体化しよう
とする要素間の互いに隣接する縁部付近で各ブレード要
素を部分的に覆うように、両要素間の接合部の周囲に付
着させることができる。
とする要素間の互いに隣接する縁部付近で各ブレード要
素を部分的に覆うように、両要素間の接合部の周囲に付
着させることができる。
【0018】しかし、要素の1つが、これと結合しよう
とする隣接する要素より厚みがあり、そのためにこれら
2個の要素間にレベル差がある場合には、2要素間の接
合部での結合材の付着は、薄い方の要素の隣接縁部(隣
接縁部とは、他方の要素<この場合は厚い方の要素>と
隣接する側の縁部である)の付近が2要素のレベル差に
実質的に等しい厚さで結合材により部分的に覆われるよ
うに行い、それにより結合材の表面が厚い方の要素の延
長上につながるようにすることができる。
とする隣接する要素より厚みがあり、そのためにこれら
2個の要素間にレベル差がある場合には、2要素間の接
合部での結合材の付着は、薄い方の要素の隣接縁部(隣
接縁部とは、他方の要素<この場合は厚い方の要素>と
隣接する側の縁部である)の付近が2要素のレベル差に
実質的に等しい厚さで結合材により部分的に覆われるよ
うに行い、それにより結合材の表面が厚い方の要素の延
長上につながるようにすることができる。
【0019】ブレード要素上に結合材を機械的に固定す
るための追加手段を講ずることも可能である。ただし、
柔軟性ブレード要素、補剛性ブレード要素および結合材
に対して、化学的に同種のポリマー材料を使用すること
ができる。もちろん、物理的性質(密度および弾性)は
各要素の固有の機能によって異なる。その場合、各要素
間の結合は結合材の良好な接着性によって確保されるの
で、上記のような機械的な固定手段の追加は絶対に必要
ではない。
るための追加手段を講ずることも可能である。ただし、
柔軟性ブレード要素、補剛性ブレード要素および結合材
に対して、化学的に同種のポリマー材料を使用すること
ができる。もちろん、物理的性質(密度および弾性)は
各要素の固有の機能によって異なる。その場合、各要素
間の結合は結合材の良好な接着性によって確保されるの
で、上記のような機械的な固定手段の追加は絶対に必要
ではない。
【0020】好ましくは、ブレード要素の長手方向の縁
部がフィンの長さ方向と実質的に同方向を向くようにブ
レード要素を組み立てる。各ブレード要素は、それらの
縁部同士の「ジグソーパズル」のような配置がフィンブ
レード部に適した形状および寸法となるように適宜形状
とする。
部がフィンの長さ方向と実質的に同方向を向くようにブ
レード要素を組み立てる。各ブレード要素は、それらの
縁部同士の「ジグソーパズル」のような配置がフィンブ
レード部に適した形状および寸法となるように適宜形状
とする。
【0021】ブレード要素は、平均厚みが 0.3〜1cmの
間で、靴部近くの方をブレード部の先端より厚くするこ
とができる平たい形状を有することが好ましい。また、
フィンの長さ方向に配置されたブレード要素は、末端の
厚みを変動させてもよい。但し、靴部に近い方の末端が
最も厚くなる。
間で、靴部近くの方をブレード部の先端より厚くするこ
とができる平たい形状を有することが好ましい。また、
フィンの長さ方向に配置されたブレード要素は、末端の
厚みを変動させてもよい。但し、靴部に近い方の末端が
最も厚くなる。
【0022】意匠性および水流の流れの制御の理由か
ら、ブレード要素には、必要により、フィンの長さ方向
に沿った何本かのリブを設けてもよい。本発明の好適態
様によると、ブレード要素同士を単に並列に配置する。
ら、ブレード要素には、必要により、フィンの長さ方向
に沿った何本かのリブを設けてもよい。本発明の好適態
様によると、ブレード要素同士を単に並列に配置する。
【0023】本発明の別の好適態様によれば、ブレード
要素同士をオーバーモールドにより一体化する前に、こ
れらを互いに嵌め込みにより組み合わせる。この場合、
ブレード要素どうしを互いに堅固に固定して連結するの
ではなく、ブレード要素間の結合は結合材のオーバーモ
ールドだけによって確保される。
要素同士をオーバーモールドにより一体化する前に、こ
れらを互いに嵌め込みにより組み合わせる。この場合、
ブレード要素どうしを互いに堅固に固定して連結するの
ではなく、ブレード要素間の結合は結合材のオーバーモ
ールドだけによって確保される。
【0024】有利には、柔軟性ブレード要素はEVAか
ら製作される。一方、補剛性ブレード要素の方は熱可塑
性の「エラストマー」材料からなるものが好ましい。最
後に、適当な結合材としては、熱可塑性ポリマー材料、
好ましくはポリプロピレン系ポリマー材料が有利であ
る。
ら製作される。一方、補剛性ブレード要素の方は熱可塑
性の「エラストマー」材料からなるものが好ましい。最
後に、適当な結合材としては、熱可塑性ポリマー材料、
好ましくはポリプロピレン系ポリマー材料が有利であ
る。
【0025】好ましくは、本発明にかかるフィンは、E
VA製の柔軟性ブレード要素(ビニル化合物が添加され
ていてもよい)、ポリプロピレン製の補剛性ブレード要
素、およびポリプロピレン系熱可塑性「エラストマー」
製の結合材からなるブレード部を備えている。
VA製の柔軟性ブレード要素(ビニル化合物が添加され
ていてもよい)、ポリプロピレン製の補剛性ブレード要
素、およびポリプロピレン系熱可塑性「エラストマー」
製の結合材からなるブレード部を備えている。
【0026】本発明の別の好適態様によれば、この3種
類のブレード要素はいずれもポリプロピレン系である。
最後に、結合材と靴部は同じ材料から構成することが有
利である。本発明にかかるフィンの他の特徴は、添付の
図1〜図7に示されている。
類のブレード要素はいずれもポリプロピレン系である。
最後に、結合材と靴部は同じ材料から構成することが有
利である。本発明にかかるフィンの他の特徴は、添付の
図1〜図7に示されている。
【0027】図1は、履き込み型のフィンを示し、この
フィンは靴部1、中央の柔軟性ブレード要素2、その両
わきに位置する2個の補剛性ブレード要素3から構成さ
れ、これらブレード要素が結合材4のオーバーモールド
により一体化されている。
フィンは靴部1、中央の柔軟性ブレード要素2、その両
わきに位置する2個の補剛性ブレード要素3から構成さ
れ、これらブレード要素が結合材4のオーバーモールド
により一体化されている。
【0028】ブレード要素を組み立てた後、柔軟性ブレ
ード要素2はブレード部の全表面積の60%以上を占め
る。好ましくは、柔軟性ブレード要素2はブレード部の
全表面積の80〜95%を占める。
ード要素2はブレード部の全表面積の60%以上を占め
る。好ましくは、柔軟性ブレード要素2はブレード部の
全表面積の80〜95%を占める。
【0029】図2はベルト式の調節型フィンを示す。こ
のフィンのブレード部は、中央部分が補剛性ブレード要
素3から構成され、その両わきに2個の柔軟性ブレード
要素2が配置され、これらが結合材4のオーバーモール
ドにより一体化される。
のフィンのブレード部は、中央部分が補剛性ブレード要
素3から構成され、その両わきに2個の柔軟性ブレード
要素2が配置され、これらが結合材4のオーバーモール
ドにより一体化される。
【0030】靴部が調節型のものであるか、または履き
込み型のものであるかは本発明のフィンの本質的特徴と
しては現れない。即ち、図1に示すブレード部を図2に
示す調節型の靴部に組合わせることもでき、逆に図2に
示すブレード部を図1に示す履き込み型の靴部に組合わ
せることもできる。
込み型のものであるかは本発明のフィンの本質的特徴と
しては現れない。即ち、図1に示すブレード部を図2に
示す調節型の靴部に組合わせることもでき、逆に図2に
示すブレード部を図1に示す履き込み型の靴部に組合わ
せることもできる。
【0031】図3は、厚みが実質的に等しい柔軟性ブレ
ード要素2と補剛性ブレード要素3との組立て (接合)
部の断面図であり、両者を並列させて配置し、結合材4
のオーバーモールドによって一体に結合される。
ード要素2と補剛性ブレード要素3との組立て (接合)
部の断面図であり、両者を並列させて配置し、結合材4
のオーバーモールドによって一体に結合される。
【0032】図4も厚みが実質的に等しい柔軟性ブレー
ド要素2と補剛性ブレード要素3との組立て部の断面図
であるが、この場合にはホゾ/ホゾ穴型の組立てにより
一方の要素を他方に嵌入させて、結合材4のオーバーモ
ールドにより一体化させる。即ち、二つのブレード要素
の一方の隣接縁部 (他方に隣接する側の縁部) がホゾ穴
21、31を形成しており、このホゾ穴の中に、ホゾ22、32
となる他方の要素の隣接縁部が嵌入する。ホゾ穴が形成
される方の隣接縁部は太くして、拡張部を構成する。
ド要素2と補剛性ブレード要素3との組立て部の断面図
であるが、この場合にはホゾ/ホゾ穴型の組立てにより
一方の要素を他方に嵌入させて、結合材4のオーバーモ
ールドにより一体化させる。即ち、二つのブレード要素
の一方の隣接縁部 (他方に隣接する側の縁部) がホゾ穴
21、31を形成しており、このホゾ穴の中に、ホゾ22、32
となる他方の要素の隣接縁部が嵌入する。ホゾ穴が形成
される方の隣接縁部は太くして、拡張部を構成する。
【0033】図5は、柔軟性ブレード要素2とそれより
厚みが大きい補剛性ブレード要素3との組立て部の断面
図であり、やはり一方の要素を他方に嵌入させ、結合材
4のオーバーモールドにより一体化させる。第一の場合
(上) では、より厚い方の要素の隣接縁部にホゾ穴31が
形成され、このホゾ穴の中に、ホゾ22となる他方の細い
方の要素の隣接縁部を嵌入させる。別の方策(下)で
は、より厚い方の要素の隣接縁部を延長して、より厚み
の小さい突出部 (これがホゾ32となる) を形成し、この
ホゾ32をより薄い方の要素の隣接縁部に形成したホゾ穴
21の中に嵌入させる。この場合も、図4に示した組立て
手段の場合と同様に、ホゾ穴を形成する隣接縁部に拡張
部を設けておき、この拡張部の中にみぞ (ホゾ穴) を作
る。
厚みが大きい補剛性ブレード要素3との組立て部の断面
図であり、やはり一方の要素を他方に嵌入させ、結合材
4のオーバーモールドにより一体化させる。第一の場合
(上) では、より厚い方の要素の隣接縁部にホゾ穴31が
形成され、このホゾ穴の中に、ホゾ22となる他方の細い
方の要素の隣接縁部を嵌入させる。別の方策(下)で
は、より厚い方の要素の隣接縁部を延長して、より厚み
の小さい突出部 (これがホゾ32となる) を形成し、この
ホゾ32をより薄い方の要素の隣接縁部に形成したホゾ穴
21の中に嵌入させる。この場合も、図4に示した組立て
手段の場合と同様に、ホゾ穴を形成する隣接縁部に拡張
部を設けておき、この拡張部の中にみぞ (ホゾ穴) を作
る。
【0034】図6は、図1に示したブレード部を構成す
るのに適した組立て手段を示す断面図である。この例で
は、その隣接縁部がホゾとなる柔軟性ブレード要素2
を、ホゾ穴を形成する厚みのより大きい補剛性ブレード
要素3と組立てる。補剛性ブレード要素3の厚みと柔軟
性ブレード要素2の厚みとの比率は、 1.5〜3.5 の範囲
内、好ましくは2〜2.5 の範囲内である。結合材4が柔
軟性ブレード要素2をその隣接縁部の付近で部分的に覆
い、この結合材の表面がより厚い補剛性ブレード要素3
の延長線上につながる。
るのに適した組立て手段を示す断面図である。この例で
は、その隣接縁部がホゾとなる柔軟性ブレード要素2
を、ホゾ穴を形成する厚みのより大きい補剛性ブレード
要素3と組立てる。補剛性ブレード要素3の厚みと柔軟
性ブレード要素2の厚みとの比率は、 1.5〜3.5 の範囲
内、好ましくは2〜2.5 の範囲内である。結合材4が柔
軟性ブレード要素2をその隣接縁部の付近で部分的に覆
い、この結合材の表面がより厚い補剛性ブレード要素3
の延長線上につながる。
【0035】一方、図7は本発明にかかる水泳用フィン
の各種パターンを図式的に示す。これらのパターンにお
いて、ハッチ部が補剛性ブレード要素である。これらの
パターンの配置例は、意匠性と性能の両方の基準を満た
すものである。意匠上の選択がフィンの機能特性を減ず
ることがあってはならない。
の各種パターンを図式的に示す。これらのパターンにお
いて、ハッチ部が補剛性ブレード要素である。これらの
パターンの配置例は、意匠性と性能の両方の基準を満た
すものである。意匠上の選択がフィンの機能特性を減ず
ることがあってはならない。
【0036】図1、2および7に示される本発明にかか
るフィンは、着用者の右足と同様に、左足にも等しく適
合するものである。従って、ブレード要素はすべて、ブ
レード部平面に垂直な長手方向中心面に関して対称的に
配置される。しかし、着用するスイマーの右足または左
足用に具体的に意図した非対称的なフィンを作製するこ
とも可能である。その場合には、ブレード要素と靴部
は、各フィン (左または右) が他方のフィンと鏡像の関
係になるように配置する。
るフィンは、着用者の右足と同様に、左足にも等しく適
合するものである。従って、ブレード要素はすべて、ブ
レード部平面に垂直な長手方向中心面に関して対称的に
配置される。しかし、着用するスイマーの右足または左
足用に具体的に意図した非対称的なフィンを作製するこ
とも可能である。その場合には、ブレード要素と靴部
は、各フィン (左または右) が他方のフィンと鏡像の関
係になるように配置する。
【0037】上で説明した各図はいずれも3素材型の水
泳用フィンを示すものであるが、例えば補強用ロッドな
どの第四の材料を付加することもできる。この補強用ロ
ッドは、例えば、柔軟性ブレード要素2と補剛性ブレー
ド要素3との間に配置されたガラス繊維または炭素繊維
からなるロッドでよい。この補強用ロッドの付加によ
り、本発明に係るフィンの性能を高めることができ、そ
れにより非常に効率の高い水泳用フィンを製造すること
が可能となる。
泳用フィンを示すものであるが、例えば補強用ロッドな
どの第四の材料を付加することもできる。この補強用ロ
ッドは、例えば、柔軟性ブレード要素2と補剛性ブレー
ド要素3との間に配置されたガラス繊維または炭素繊維
からなるロッドでよい。この補強用ロッドの付加によ
り、本発明に係るフィンの性能を高めることができ、そ
れにより非常に効率の高い水泳用フィンを製造すること
が可能となる。
【0038】最後に、本発明は上記の複合フィンの製造
方法にも関する。本発明の製造方法は、少なくとも1個
の柔軟性ブレード要素2と少なくとも1個の補剛性ブレ
ード要素3をフィンのブレード部を構成するように縁部
同士を隣接させて組立て、ブレード要素2、3の隣接縁
部の周囲での結合材4の成形と靴部1の成形を同時また
は順次にオーバーモールドにより行うことからなる。
方法にも関する。本発明の製造方法は、少なくとも1個
の柔軟性ブレード要素2と少なくとも1個の補剛性ブレ
ード要素3をフィンのブレード部を構成するように縁部
同士を隣接させて組立て、ブレード要素2、3の隣接縁
部の周囲での結合材4の成形と靴部1の成形を同時また
は順次にオーバーモールドにより行うことからなる。
【0039】好ましくは、結合材4と靴部1は同時に成
形される。本発明の方法およびフィンの他の特徴につい
ては、以下の実施例から明らかとなろう。
形される。本発明の方法およびフィンの他の特徴につい
ては、以下の実施例から明らかとなろう。
【0040】
【実施例】実施例1 :適合性EVA/ポリプロピレン/エラストマ
ー三素材型フィンの製造 EVAからなる柔軟性ブレード要素とポリプロピレンか
らなる補剛性ブレード要素とを別々に成形する。次い
で、予め作製したこれらのブレード要素を、図1に示す
ように、縁部同士を隣接させて所望パターンに組立てた
後、エラストマーからなる結合要素と靴部とを同じ工程
でオーバーモールドにより形成する。
ー三素材型フィンの製造 EVAからなる柔軟性ブレード要素とポリプロピレンか
らなる補剛性ブレード要素とを別々に成形する。次い
で、予め作製したこれらのブレード要素を、図1に示す
ように、縁部同士を隣接させて所望パターンに組立てた
後、エラストマーからなる結合要素と靴部とを同じ工程
でオーバーモールドにより形成する。
【0041】実施例2:適合性ポリプロピレン/ポリプ
ロピレン/エラストマー三素材型フィンの製造 実施例1に記載したのと同じ方法を採用する。ポリプロ
ピレン製の柔軟性ブレード要素のレジリエンスがより高
いため、得られたフィンはより薄くなる。しかし、この
ポリマー材料を採用すると、EVA系のフィンに比べ
て、色の組合わせが難しくなり、触感性の魅力が低下す
る。
ロピレン/エラストマー三素材型フィンの製造 実施例1に記載したのと同じ方法を採用する。ポリプロ
ピレン製の柔軟性ブレード要素のレジリエンスがより高
いため、得られたフィンはより薄くなる。しかし、この
ポリマー材料を採用すると、EVA系のフィンに比べ
て、色の組合わせが難しくなり、触感性の魅力が低下す
る。
【0042】実施例3:本発明のフィンの特性 本発明にかかる水泳用フィンの試作品を作製した。この
試作品は、実施例1に記載の方法で得られた、最もよく
売れる中心サイズであるMサイズの調節型のものであっ
た。
試作品は、実施例1に記載の方法で得られた、最もよく
売れる中心サイズであるMサイズの調節型のものであっ
た。
【0043】このフィンを現在市販されている調節型フ
ィンであるブシャ(Beuchat) 社製のMサイズのフィンと
比較する。この比較用のフィンは、重量/性能/長さの
点で市販の同等のフィンの平均的なものである。この比
較の結果を、片足のフィンについて次の表にまとめて示
す。
ィンであるブシャ(Beuchat) 社製のMサイズのフィンと
比較する。この比較用のフィンは、重量/性能/長さの
点で市販の同等のフィンの平均的なものである。この比
較の結果を、片足のフィンについて次の表にまとめて示
す。
【0044】
【表1】
【0045】上の表から、本発明のフィンでは、長さが
10% (6cm) 程度、従って表面積も同じように増大して
いるにもかかわらず、約6% (50g) の軽量化が可能と
なり、生産時間も35%以上 (1分間) 節約できることが
注目される。
10% (6cm) 程度、従って表面積も同じように増大して
いるにもかかわらず、約6% (50g) の軽量化が可能と
なり、生産時間も35%以上 (1分間) 節約できることが
注目される。
【0046】ASTM D 790規格 (測定温度23℃) に従っ
て、現在ブレードに使われている材料(EVA) の曲げ
弾性率 (約51) 、および光沢を増すためのビニル添加材
料の曲げ弾性率 (約45〜48に低下) と比較すると、本発
明にかかるフィンでは、市販のブシャ社製Mサイズのフ
ィンに比べて、リブ要素に必要な厚みは1/3に小さく
なる。
て、現在ブレードに使われている材料(EVA) の曲げ
弾性率 (約51) 、および光沢を増すためのビニル添加材
料の曲げ弾性率 (約45〜48に低下) と比較すると、本発
明にかかるフィンでは、市販のブシャ社製Mサイズのフ
ィンに比べて、リブ要素に必要な厚みは1/3に小さく
なる。
【0047】その上、本発明にかかるフィンは約7.5 cm
長い。これは、推進のための表面積がより大きいことを
意味する。また、補剛性ブレード要素となるポリプロピ
レンにより付与されるレジリエンスの増大は、従来のブ
レード部のEVAに比べて良好である。
長い。これは、推進のための表面積がより大きいことを
意味する。また、補剛性ブレード要素となるポリプロピ
レンにより付与されるレジリエンスの増大は、従来のブ
レード部のEVAに比べて良好である。
【図1】履き込み型の水泳用フィンの斜視図である。
【図2】ベルト調節型の水泳用フィンの斜視図である。
【図3】柔軟性ブレード要素と補剛性ブレード要素との
接合方法を示す略式断面図である。
接合方法を示す略式断面図である。
【図4】柔軟性ブレード要素と補剛性ブレード要素との
別の接合方法を示す略式断面図である。
別の接合方法を示す略式断面図である。
【図5】柔軟性ブレード要素と補剛性ブレード要素との
別の接合方法を示す略式断面図である。
別の接合方法を示す略式断面図である。
【図6】柔軟性ブレード要素と補剛性ブレード要素との
別の接合方法を示す略式断面図である。
別の接合方法を示す略式断面図である。
【図7】本発明にかかるフィンのブレード部の各種パタ
ーンを示す略式図である。
ーンを示す略式図である。
1:靴部、2:柔軟性ブレード要素、3:補剛性ブレー
ド要素、4:結合材、21, 31:ホゾ穴、22, 32:ホゾ
ド要素、4:結合材、21, 31:ホゾ穴、22, 32:ホゾ
Claims (21)
- 【請求項1】 靴部と、これから伸びたブレード部とを
有する水泳用フィンにおいて、前記ブレード部が、縁部
同士を隣接させて配置された少なくとも1個の柔軟性ブ
レード要素と少なくとも1個の補剛性ブレード要素との
組立てにより構成され、これらのブレード要素が相互の
隣接縁部の周囲を結合材でオーバーモールドすることに
より一体化されていることを特徴とする、水泳用フィ
ン。 - 【請求項2】 ブレード要素の長手方向の縁部がフィン
の長さ方向と実質的に同方向を向くようにブレード要素
が組立てられている、請求項1記載の水泳用フィン。 - 【請求項3】 ブレード要素が互いに並置されて組立て
られている、請求項1または2記載の水泳用フィン。 - 【請求項4】 ブレード要素が、一方を他方の中に嵌め
込むことにより組立てられている、請求項1または2に
記載の水泳用フィン。 - 【請求項5】 ブレード要素の嵌め込みがホゾ/ホゾ穴
型の組立てにより行われている、請求項4記載の水泳用
フィン。 - 【請求項6】 ホゾ穴を形成するブレード要素の隣接縁
部が拡張部になっていて、この拡張部の中にホゾ穴用の
ミゾが作られている、請求項5記載の水泳用フィン。 - 【請求項7】 柔軟性ブレード要素がEVA(エチレン
/酢酸ビニル)から構成される、請求項1〜6のいずれ
か1項に記載の水泳用フィン。 - 【請求項8】 補剛性ブレード要素が熱可塑性「エラス
トマー」材料から構成される、請求項1〜7のいずれか
1項に記載の水泳用フィン。 - 【請求項9】 結合材が熱可塑性ポリマー材料、好まし
くはポリプロピレン系材料から構成される、請求項1〜
8のいずれか1項に記載の水泳用フィン。 - 【請求項10】 柔軟性ブレード要素が、ビニルが添加
されていてもよいEVAから構成され、補剛性ブレード
要素がポリプロピレンから構成され、結合材がポリプロ
ピレン系熱可塑性材料から構成される、請求項1〜9の
いずれか1項に記載の水泳用フィン。 - 【請求項11】 3種類のブレード要素がいずれもポリ
プロピレン系である請求項1〜9のいずれか1項に記載
の水泳用フィン。 - 【請求項12】 結合材と靴部は同じ材料から構成され
る、請求項1〜11のいずれか1項に記載の水泳用フィ
ン。 - 【請求項13】 ブレード要素が、ブレード部平面に垂
直な長手方向中心面に関して対称的に配置されている、
請求項1〜12のいずれか1項に記載の水泳用フィン。 - 【請求項14】 ブレード部が1個の柔軟性ブレード要
素と、その両わきに配置された2個の補剛性ブレード要
素とから構成される、請求項13記載の水泳用フィン。 - 【請求項15】 柔軟性ブレード要素がブレード部の全
表面積の60%以上、好ましくはブレード部全表面積の80
〜95%を占める、請求項14記載の水泳用フィン。 - 【請求項16】 補剛性ブレード要素の厚みと柔軟性ブ
レード要素の厚みとの比率が 1.5〜3.5 の範囲内、好ま
しくは2〜2.5 の範囲内である、請求項14または15
記載の水泳用フィン。 - 【請求項17】 結合材が、柔軟性ブレード要素の隣接
縁部付近の部分を覆い、かつこの結合材が補剛性ブレー
ド要素の延長線上にくる、請求項16記載の水泳用フィ
ン。 - 【請求項18】 ブレード部が1個の補剛性ブレード要
素と、その両わきに配置された2個の柔軟性ブレード要
素とから構成される、請求項13記載の水泳用フィン。 - 【請求項19】 ブレード要素と靴部が、左足または右
足用の各フィンが他方のフィンと鏡像の関係になるよう
に配置されている、請求項1〜18のいずれか1項に記
載の水泳用フィン。 - 【請求項20】 少なくとも1個の柔軟性ブレード要素
と少なくとも1個の補剛性ブレード要素をフィンのブレ
ード部を構成するように縁部どうしを隣接させて組立
て、ブレード要素の隣接縁部上および靴部上でのオーバ
ーモールドを同時または順次に行うことからなる、請求
項1〜19のいずれか1項に記載の水泳用フィンの製造
方法。 - 【請求項21】 結合材と靴部を同時に成形する、請求
項20記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR9306211A FR2705578B1 (fr) | 1993-05-25 | 1993-05-25 | Palme tri-matière à voilure composite. |
| FR9306211 | 1993-05-25 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07213650A true JPH07213650A (ja) | 1995-08-15 |
Family
ID=9447411
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6110817A Withdrawn JPH07213650A (ja) | 1993-05-25 | 1994-05-25 | 三素材型の複合ブレード部を備えた水泳用フィン |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5542865A (ja) |
| EP (1) | EP0627245B1 (ja) |
| JP (1) | JPH07213650A (ja) |
| AT (1) | ATE146982T1 (ja) |
| DE (1) | DE69401304T2 (ja) |
| FR (1) | FR2705578B1 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9364717B2 (en) | 2014-01-16 | 2016-06-14 | Kathleen Davis | Swimming fin |
| JP2019516528A (ja) * | 2016-05-06 | 2019-06-20 | ディーエムシーインダストリーズピーティーワイリミテッド | 水泳用足ひれ |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| IT1294057B1 (it) * | 1997-06-13 | 1999-03-15 | Salvas Sub S P A | Pinna per nuoto. |
| IT238455Y1 (it) * | 1997-09-12 | 2000-11-13 | Htm Sport Spa | Pinna per nuoto. |
| US6283810B1 (en) * | 1998-11-18 | 2001-09-04 | Robert B. Evans | Non-mold method of forming objects and articles formed thereby |
| GB2361662B (en) * | 2000-04-26 | 2004-08-04 | Matthew James Lewis-Aburn | A method of manufacturing a moulded article and a product of the method |
| USD490136S1 (en) * | 2002-09-13 | 2004-05-18 | Cressi-Sub S.P.A. | Swimming fin |
| ITFI20020171A1 (it) * | 2002-09-13 | 2004-03-14 | Cressi Sub Spa | Pinna per nuoto a rigidita' differenziata, dotata di mezzi di connessione della cinghia posteriore ad elevate caratteristiche idrodinamiche. |
| ITGE20040107A1 (it) * | 2004-12-03 | 2005-03-03 | Durst Vanguard S U R L | Pinna per nuoto |
| ITFI20050205A1 (it) * | 2005-09-30 | 2007-04-01 | Cressi Sub Spa | Pinna per nuoto con fibbia di connessione del cinturino |
| ITGE20080005A1 (it) * | 2008-01-22 | 2009-07-23 | Salvas Sub Spa | Pinna per nuoto o per attivita subacquee |
| IT202100010511A1 (it) * | 2021-04-26 | 2022-10-26 | Cressi Sub Spa | Dispositivo di connessione di una scarpetta ad una pala intercambiabile di una pinna |
| WO2025000062A1 (en) * | 2023-06-29 | 2025-01-02 | Dms Composites Pty Ltd | A fin and blade for freediving with improved flex response |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2173504A5 (ja) * | 1972-02-25 | 1973-10-05 | Beuchat Paul | |
| IT976563B (it) * | 1973-01-09 | 1974-09-10 | Amf Mares Sub Spa | Pinna natatoria e relativo metodo di fabbricazione |
| DE3312231A1 (de) * | 1983-04-05 | 1984-10-11 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Hohlkoerper aus kunststoffen |
| IT8412507A0 (it) * | 1984-05-03 | 1984-05-03 | Amf Mares Spa | Pinna natatoria con canale autode formabile di convogliamento e contenimento del filetto fluido |
| US4954112A (en) * | 1989-03-30 | 1990-09-04 | Giovanni Negrini | Flipper for flipper swimming |
| JPH0736686Y2 (ja) * | 1992-02-14 | 1995-08-23 | 株式会社タバタ | 遊泳用足ひれ |
| IT1257385B (it) * | 1992-07-17 | 1996-01-15 | Technisub Spa | Pinna per il nuoto. |
-
1993
- 1993-05-25 FR FR9306211A patent/FR2705578B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-05-18 US US08/245,691 patent/US5542865A/en not_active Expired - Fee Related
- 1994-05-24 AT AT94401133T patent/ATE146982T1/de not_active IP Right Cessation
- 1994-05-24 EP EP94401133A patent/EP0627245B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1994-05-24 DE DE69401304T patent/DE69401304T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1994-05-25 JP JP6110817A patent/JPH07213650A/ja not_active Withdrawn
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US9364717B2 (en) | 2014-01-16 | 2016-06-14 | Kathleen Davis | Swimming fin |
| JP2019516528A (ja) * | 2016-05-06 | 2019-06-20 | ディーエムシーインダストリーズピーティーワイリミテッド | 水泳用足ひれ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0627245A1 (fr) | 1994-12-07 |
| FR2705578A1 (fr) | 1994-12-02 |
| DE69401304D1 (de) | 1997-02-13 |
| US5542865A (en) | 1996-08-06 |
| EP0627245B1 (fr) | 1997-01-02 |
| DE69401304T2 (de) | 1997-08-14 |
| ATE146982T1 (de) | 1997-01-15 |
| FR2705578B1 (fr) | 1995-08-18 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010731 |