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JPH07298332A - 移動通信セル判定方法及びその移動局装置 - Google Patents

移動通信セル判定方法及びその移動局装置

Info

Publication number
JPH07298332A
JPH07298332A JP6089531A JP8953194A JPH07298332A JP H07298332 A JPH07298332 A JP H07298332A JP 6089531 A JP6089531 A JP 6089531A JP 8953194 A JP8953194 A JP 8953194A JP H07298332 A JPH07298332 A JP H07298332A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cell
communication
code
base station
mobile station
Prior art date
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Granted
Application number
JP6089531A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3148506B2 (ja
Inventor
Shigemi Umeda
成視 梅田
Akira Hiroike
彰 広池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
NTT Mobile Communications Networks Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp, NTT Mobile Communications Networks Inc filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP08953194A priority Critical patent/JP3148506B2/ja
Publication of JPH07298332A publication Critical patent/JPH07298332A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3148506B2 publication Critical patent/JP3148506B2/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、より高い受信レベルの止まり木チ
ャネルを短時間で見つけ得る移動通信セル判定方法及び
その装置を提供することを目的とする。 【構成】 各セル毎に設けられる基地局と、複数のセル
で構成されるエリア内を移動する移動局との間で符号分
割多重通信を行う移動通信における移動通信セル判定方
法であって、前記移動局が複数の基地局と同時接続状態
にあるときに当該移動局が通信に最適な基地局を選択す
るためのセル判定を優先順序を設けたセルコードスキャ
ン順序で行うことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、符号分割多重アクセス
を採用するセルラ移動通信方式におけるスキャン順序の
決定を効率良く行うための移動通信セル判定方法及びそ
の装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、拡散符号により情報をスペクトラ
ム拡散して送信し、その拡散符号を異ならせることによ
り異なるチャネルを構成する符号分割多重通信方式(C
DMA;Code Division Multipl
e Access)を用いる移動通信方式が提案され、
その実用化に向けて開発が進められている。
【0003】また、この符号分割多重通信方式等の移動
通信方式においては、複数の比較的狭い範囲を受持つセ
ルで広範囲のサービスエリアを構成し、このサービスエ
リア内を移動する移動局と各セル毎に設けられる基地局
との間で通信を行うようにしている。従って、移動局の
移動に伴い、通信に最適なセル毎に設けられた基地局が
時々刻々変化する。そのため、移動通信システムにおい
ては、通信に最適な基地局を適宜選択する、いわゆるセ
ル判定(セル選択)を行う必要がある。
【0004】セル判定が正確に行われるかどうかは加入
者容量、通信品質等に大きく影響する。つまり、誤って
遠いセルを選択すると、移動局、基地局とも、正しい選
択を行ったときよりも大きな送信電力で送信することに
なる。それにより他局に及ぼす干渉が大きくなり、他局
での信号対干渉信号比が小さくなることから通信品質が
劣化する。また、干渉の増加により同時接続可能局数が
小さくなり、加入者容量が減少することになる。
【0005】このようなセル判定方式について従来の一
般的な移動通信方式を例に説明する。まず、基地局は移
動局に対して常に着信情報、制御チャネル構造、待ち受
けチャネル情報、セル判定のための隣接セルの止まり木
チャネル情報を止まり木チャネルで報知している。
【0006】一方、移動局は電源投入時に移動局内の記
憶装置に予め記憶された止まり木チャネルを順次サーチ
し、各止まり木チャネルの受信レベルを測定する。この
測定結果が予め設定したしきい値を越えた止まり木チャ
ネルの中から、最もレベルの高い止まり木チャネルを選
択して待ち受け基地局を決定し、その基地局の制御チャ
ネル受信を開始し、待ち受け状態に移行する。
【0007】この待ち受け状態では、移動局の各セル間
の移動に伴い、通信するのに最適な基地局も刻々変化す
ると考えられるので、止まり木チャネルで報知されてい
る隣接セルの止まり木チャネルを順次サーチし、受信レ
ベルを測定する必要が生じる。すなわち、隣接セルの止
まり木チャネルの受信レベルと、現在の止まり木チャネ
ルの受信レベルに予め定めたしきい値を加えた値とを比
較し、隣接セルの止まり木チャネルの受信レベルの方が
大きかった場合、セルを移行したと判定し、待ち受け制
御チャネルの変更を行なう。また移動局からの発呼の場
合は、そのセル選択された基地局に接続要求信号を送信
する。
【0008】また、通信中は、通信チャネル確立時に基
地局より通知された隣接セルの止まり木チャネルを順次
サーチし、受信レベルを測定する。この測定された隣接
セルの止まり木チャネルの受信レベルと現通信チャネル
の受信レベルに予め定めたしきい値を加えた値とを比較
し、隣接セルの止まり木チャネルの受信レベルが大きか
った場合、セルを移行したと判定し、チャネル切り替え
を行なう。
【0009】次に、符号分割多重通信方式の場合につい
て説明する。各セルには、セル固有の周波数または拡散
コードが割り当てられており、この各セルに割り当てら
れている拡散コードは、図7に示す場合には各セルE1
〜En 毎に設けられる基地局B1 〜Bn に対応してそれ
ぞれC1 〜Cn とする。
【0010】まず待ち受け中の移動局には、下り制御チ
ャネルを通じて報知情報の情報要素として、周辺セル監
視用コードが報知される。例えば、セルE1 内にいる移
動局にはセルE1 に設けられる基地局B1 から、セルE
1 の周囲のセルE2 〜E7 についての拡散コードC2
7 がそれぞれ報知される。
【0011】次に、移動局は、この報知された拡散コー
ドC2 〜C7 について順次、相関器のコードを切替えな
がら逆拡散を行い、ピーク受信レベルを比較することに
より、当該移動局の存在するセル(以下、単に自セルと
いう)以外のセルの基地局からの受信レベルを比較し、
それらと自セルの受信レベルを比較することによりセル
移行を検討する。
【0012】また、通信中の移動局には、通信チャネル
確立直後に通信中に制御チャネルを通じて自セルE1
周囲のセルE2 〜E7 についての拡散コードC2 〜C7
が報知される。続いて移動局は、セル判定用受信レベル
測定回路を用いてこの報知された拡散コードC2 〜C7
を順次スキャンして、それらを相互に比較してセル移行
を検討する。
【0013】このような、拡散コードを用いるCDMA
セルシステムにおいては、他の移動局からの干渉が、従
来の通信における雑音に相当し、容量を決める上で重要
であり、無駄に大きなパワーで送受を行っている移動局
及び基地局があれば、それだけ他の移動局の通信に与え
る干渉が大きくなり、通信品質の低下につながる。
【0014】すなわち、通信品質を規定まで向上させよ
うとすれば同時接続を行う移動局数を減少させる必要が
生じ、これは詰まるところ、加入者容量が減少するとい
う問題を生じることになる。
【0015】以下、図8を参照して具体的に説明する。
図8において、セルE1 内に存在する移動局ma1がセル
2 内に移動した状態を移動局ma2として示す。また、
セルE2 内には予め移動局mb が存在していて、セルE
2 の基地局B2 と通信を行うものとする。
【0016】まず、セルE1 内の移動局ma1が基地局B
1 と通信状態を保ちながら移動してセルE2 内に入る。
このとき、セルのスキャン頻度が抑えられスキャン間隔
が長く設定されている等の理由により、セルの正確な判
定が遅れ、移動局ma2の位置に至るまで、移動局ma と
基地局B1 との間の通信が継続されるとしてしまうもの
とする。このとき、移動局ma2は、基地局B1 との通信
に対し適切な受信電力レベルが得られるように、送信電
力の制御を行うため、基地局B2 では、これが大きな干
渉として作用することになり、移動局mb との通信に影
響を与え、実質的に加入者容量の減少を招来することに
なる。
【0017】また、従来のセル判定方法においては、セ
ル判定のために各セル毎に異なるコード(CDMAの場
合)が割り当てられたチャネル、すなわち止まり木チャ
ネルが設定されており、各移動局は各セルに属している
止まり木チャネル(報知チャネル)の全ての受信レベル
を測定し、この測定した全ての受信レベルを比較して自
局がどの基地局のセルに属しているか(在圏している
か)を判定するようにしていた。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スペク
トラム拡散によるCDMA方式においては、拡散符号に
より各チャネルが区別され、全ての通信が同じ周波数を
使用して行われるため、全ての通信波が相互に干渉波と
なり、希望の拡散符号の受信波と他の拡散符号の受信波
(すなわち干渉波)との相互相関の大小によって受信レ
ベルの測定値と実際の所望の拡散コードを用いたチャネ
ルだけの場合の受信レベルとの誤差が大きくなり、他の
セルからの受信波のレベルと比較した場合、受信波レベ
ルの大きさが逆転する可能性がある。このため基地局を
誤選択する頻度が高くなるという問題があった。また基
地局を誤選択したときには送信電力の制御による送信出
力が必要以上に大きくなるため、他の通信に対し強い干
渉源となる欠点があった。これにより、同時接続が可能
な局数が減少し、加入者容量が減少するという問題があ
った。
【0019】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、より高い受信レベルの止まり木チャネルを短時間で
見つけることのできる移動通信セル判定方法及びその装
置を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本願第1の発明は、各セル毎に設けられる基地局と、複
数のセルで構成されるエリア内を移動する移動局との間
で符号分割多重通信を行う移動通信における移動通信セ
ル判定方法であって、前記移動局が複数の基地局と同時
接続状態にあるときに当該移動局が通信に最適な基地局
を選択するためのセル判定を優先順序を設けたセルコー
ドスキャン順序で行うことを要旨とする。
【0021】また、本願第2の発明は、各セル毎に設け
られる基地局と、複数のセルで構成されるエリア内を移
動する移動局との間で符号分割多重通信を行う移動通信
における移動通信セル判定方法であって、前記移動局が
複数の基地局と同時接続状態にあるときに当該移動局が
通信に最適な基地局を選択するためのセル判定を優先さ
れるコードのスキャン頻度を高めたセルコードスキャン
順序で行うことを要旨とする。
【0022】また、本願第3の発明は、各セル毎に設け
られる基地局と、複数のセルで構成されるエリア内を移
動する移動局との間で符号分割多重通信を行う移動通信
における移動通信セル判定方法であって、前記移動局が
複数の基地局と同時接続状態にあるときに当該複数の基
地局から周辺セル監視コードが通知されたときには、当
該移動局が通信に最適な基地局を選択するためのセル判
定をこの通知された周辺セル監視コードに共通して含ま
れるコードのみスキャンすることにより行うことを要旨
とする。
【0023】また、本願第4の発明は、複数のセルの各
セル毎に設けられる基地局から通知されるセルコードに
従ってスキャンして通信に最適な基地局を選択し、当該
基地局との間で符号分割多重通信を行う移動局の移動局
装置であって、前記複数の基地局と同時接続が可能な状
態にあるときに当該複数の基地局と同時接続を行う通信
手段と、この通信手段を介して前記複数の基地局からそ
れぞれ得られたセルコードに共通するセルコードを優先
するセルコードスキャン順序を設定する優先順序設定手
段と、この優先順序設定手段で設定されたセルコードス
キャン順序でセルコードスキャンを行うスキャン手段と
を有することを要旨とする。
【0024】また、本願第5の発明は、複数のセルの各
セル毎に設けられる基地局から通知されるセルコードに
従ってスキャンして通信に最適な基地局を選択し、当該
基地局との間で符号分割多重通信を行う移動局の移動局
装置であって、前記複数の基地局と同時接続が可能な状
態にあるときに当該複数の基地局と同時接続を行う通信
手段と、この通信手段を介して前記複数の基地局からそ
れぞれ得られたセルコードに共通するセルコードのスキ
ャン頻度を高めたセルコードスキャン順序を設定する優
先順序設定手段と、この優先順序設定手段で設定された
セルコードスキャン順序でセルコードスキャンを行うス
キャン手段とを有することを要旨とする。
【0025】また、本願第6の発明は、複数のセルの各
セル毎に設けられる基地局から通知されるセルコードに
従ってスキャンして通信に最適な基地局を選択し、当該
基地局との間で符号分割多重通信を行う移動局の移動局
装置であって、前記複数の基地局と同時接続が可能な状
態にあるときに当該複数の基地局と同時接続を行う通信
手段と、この通信手段を介して前記複数の基地局からそ
れぞれ通知された周辺セル監視コードに共通するコード
を選択する選択手段と、この選択手段で選択されたコー
ドのみスキャンを行うスキャン手段とを有することを要
旨とする。
【0026】
【作用】本願第1の発明の移動通信セル判定方法は、優
先順序を設けたセルコードスキャン順序でセル判定を行
うことから効率良く、当該移動局が通信に最適な基地局
を選択することができる。
【0027】本願第2の発明の移動通信セル判定方法
は、優先されるコードのスキャン頻度を高めたセルコー
ドスキャン順序でセル判定を行うことから効率良く、当
該移動局が通信に最適な基地局を選択することができ
る。
【0028】本願第3の発明の移動通信セル判定方法
は、移動局が複数の基地局と同時接続状態にあるときに
当該複数の基地局から通知された周辺セル監視コードに
共通した周辺セル監視コードが含まれるときには、当該
共通コードのみスキャンすることにより、通信に最適な
基地局を選択するためのセル判定を極短時間で効率良く
行うことが可能となる。
【0029】本願第4の発明の移動局装置は、通信手段
を介して同時接続が可能な複数の基地局と同時接続を行
いそれぞれの基地局からセルコードを入手し、この複数
の基地局からのセルコードに共通するセルコードを優先
するセルコードスキャン順序に従ってセルコードスキャ
ンを行うことにより、通信に最適な基地局を選択するた
めのセル判定を短時間で効率良く行うことができる。
【0030】本願第5の発明の移動局装置は、通信手段
を介して同時接続が可能な複数の基地局と同時接続を行
いそれぞれの基地局からセルコードを入手し、この複数
の基地局からのセルコードに共通するセルコードのスキ
ャン頻度を高めたセルコードスキャン順序に従ってセル
コードスキャンを行うことにより、通信に最適な基地局
を選択するためのセル判定を短時間で効率良く行うこと
ができる。
【0031】本願第6の発明の移動局装置は、通信手段
を介して複数の基地局から通知された周辺セル監視コー
ドに共通した周辺セル監視コードが含まれるときこの共
通するコードを選択手段で選択し、この選択されたコー
ドのみスキャンすることにより、通信に最適な基地局を
選択するためのセル判定を極短時間で効率良く行うこと
が可能となる。
【0032】
【実施例】以下、本発明に係る一実施例を図面を参照し
て説明する。図1は本発明に係る移動通信セル判定方法
を適用した通信チャネルの要部の構成を示したブロック
図である。
【0033】図1に示すように、本実施例の移動局装置
は第1の通信チャネル1Aと第2の通信チャネル1B、
及び指定チャネル受信レベル検出部とを有し、これら各
通信チャネル1A,1Bの出力端は信号合成回路3にそ
れぞれ接続される。第1の通信チャネル1Aと第2の通
信チャネル1Bの構成は、同様なので、第1の通信チャ
ネル1Aを例にその構成を説明する。
【0034】この第1の通信チャネル1Aは、アンテナ
Ant.、第1の検波器11A、第1の相関器13A、第1
の拡散符号発生器15A、第1の復調器17A、第1の
復号器19A、第1のレベル検出器21A及び第1の制
御部23A及び信号分離回路24Aを備えて構成され
る。また、アンテナAnt.、第1の検波器11A、第1の
相関器13A、第1の復調器17A及び第1の復号器1
9Aは直列に接続され、さらにこの第1の復号器19A
は信号分離回路24Aに接続される。この信号分離回路
24Aの出力は、第1の制御部23A及び信号合成回路
3に接続される。また、第1の相関器13Aは第1のレ
ベル検出器21Aとも接続されており、この第1のレベ
ル検出器21A、第1の制御部23A及び第1の拡散符
号発生器15Aが直列に接続され、さらにこの第1の拡
散符号発生器15Aは第1の相関器13Aに接続され
る。
【0035】次に、この第1の通信チャネル1Aにおけ
る動作を説明する。まず、アンテナAnt.を介して受信さ
れた信号は、第1の検波器11Aで、例えばバンドパス
フィルタにより所定の帯域の信号が抽出され第1の相関
器13Aに出力される。第1の相関器13Aでは、第1
の検波器11Aから入力された信号と第1の拡散符号発
生器15Aで発生された拡散符号との相関をとり逆拡散
を行い、1次変調信号を出力する。
【0036】この第1の拡散符号発生器15Aで発生さ
れる拡散符号は、通常は基地局から移動局に対して制御
チャネルを介して指定される通信チャネル用の拡散符号
である。
【0037】第1の相関器13Aで逆拡散されて出力さ
れた変調信号は第1の復調器17Aで復調されて出力さ
れる。この第1の復調器17Aから出力された復調信号
は第1の復号器19Aで復号され誤り訂正されたあと、
信号分離回路24Aに入力される。この信号分離回路2
4Aでは、通信チャネルに多重されている制御チャネル
情報を分離して、第1の制御部23Aに入力すると共
に、通信チャネル情報を信号合成回路3に出力する。
【0038】次に、指定チャネル受信レベル検出部30
について説明する。この指定チャネル受信レベル検出部
30は、第3の相関器31、第3の拡散符号発生器3
3、第3の受信レベル検出器32、第3の制御部34で
構成される。
【0039】次に、この指定チャネル受信レベル検出部
30の基本的な受信レベル測定動作を説明する。アンテ
ナANT を介して受信された信号は、その検波出力が第3
の相関器31に入力される。第3の相関器31では、第
3の拡散符号発生器33で発生された拡散符号で相関が
とられ、その相関器出力は第3の受信レベル検出器32
に入力される。検出された受信レベルは、第3の制御部
34に送られる。第3の拡散符号発生器33で発生され
る拡散符号は、通常は、基地局から移動局に対して制御
チャネルを介して通知される周辺セル監視用拡散コード
に基づくものである。すなわち、該周辺セル監視用拡散
コードが周辺セルの止まり木チャネルの拡散コードであ
り、統括制御部から第3の制御部に該拡散コード情報が
通知される。
【0040】これらの拡散コードとの相関を第3の相関
器31で順次とり、第3の受信レベル検出器32で受信
レベルの検出を行う。検出された受信レベルは第3の制
御部で周辺セルの止まり木チャネルの拡散コードに対応
づけられ、比較されることにより受信レベル最大の止ま
り木チャネル,すなわち、通信に最適な基地局が選択さ
れる。
【0041】上記説明では、指定チャネル受信レベル検
出部30を用いて周辺セル受信レベル検出を行う場合を
示したが、第1または第2の通信チャネルが空いている
場合はそちらのチャネルを用いて受信レベル測定を行う
こともできる。すなわち、移動局が1基地局と第1の通
信チャネルを用いて通信を行っている場合は、第2の通
信チャネルを用いて周辺セル受信レベルを測定できる。
複数の基地局と同時接続を行っている場合は、第1、2
の双方の通信チャネルを使用していることになるので、
周辺セル受信レベルは指定チャネル受信レベル検出部3
0で測定することになる。
【0042】前述の制御チャネルを介して伝送される周
辺セル監視用拡散コードは、第1、第2の通信チャネル
の両方もしくは片方で受信、復号され、通信チャネル情
報から分離されて、それぞれの制御部23A,23Bか
ら統括制御部25に転送される。統括制御部25では、
後述するような受信レベル測定優先順位付けを行い、周
辺セル監視を行う第1又は第2の通信チャネル回路また
は指定チャネル受信レベル検出部30の制御に通知す
る。
【0043】次に、図2を参照して、本実施例のセルコ
ードスキャン装置全体の動作の概略を説明する。まず、
図2(a)に示す状態aでは、移動局mは通信に最適な
基地局αとの通信を第1の通信チャネル1Aを介して行
なう。移動局mが移動して、基地局αと基地局βとの境
界部分に到達すると(状態b)、基地局βとの通信が開
始され、セル移行の際に1つの移動局が2つ以上のセル
サイト(基地局)と同時接続を行う、いわゆるソフトハ
ンドオーバ状態となる。このソフトハンドオーバ状態で
は、第1の通信チャネル1Aを介して基地局αとの通信
を行い、第2の通信チャネル1Bを介して基地局βとの
通信を行う。このとき、第1の拡散符号発生器15Aで
基地局αに対応する拡散符号C1 が発生され、第2の拡
散符号発生器15Bで基地局βに対応する拡散符号C2
が発生され、同時受信が可能となる。この受信された信
号は信号合成回路3で信号合成され、良好な受信状態が
確保される。
【0044】さらに、移動局mが移動して状態bでは、
基地局βとの通信が第2の通信チャネル1Bを介して行
われる。このとき第1の通信チャネル1Aを介して行わ
れていた基地局αとの通信は打切られている。尚、この
基地局αとの通信を打切ることによって空いた第1の通
信チャネル1Aを用いて基地局βとの通信を、いわゆる
スペースダイバーシチで行うようにしても良い。
【0045】次に、図2乃至図5を参照してセルコード
スキャンの際に優先度を設けることにより、短時間でよ
り高い受信レベルの止まり木チャネルを見つけるときの
手順について説明する。
【0046】まず、共通制御チャネルを介して基地局α
と移動局mと間の制御信号の伝送、チャネル指定が行わ
れた後に、ステップS11で移動局mと基地局αとの通
信チャネルが確立され、ステップS13で基地局αから
移動局mに対して、周辺セル監視コード情報[C1 ,C
3 ,C10,C9 ,C8 ,C7 ]が通知される。この通知
されるセルコードは、図3に示されるように、基地局α
を有するセルの周囲に存在する各セルに予め設定されて
いるセルコードである。
【0047】ステップS15では、このコード情報に従
って、C1 →C3 →C10→C9 →C8 →C7 の順に、周
辺セルコードスキャンが繰返して行われる(ステップS
15〜S17)。このスキャンによってセル移行が検出
されたときには(ステップS17)、ステップS19に
進み、ソフトハンドオーバ処理、具体的には2つの通信
チャネルによる2つの基地局との同時受信を開始する。
【0048】ソフトハンドオーバ状態にあるときには
(ステップS19)、図3(若しくは図2(b)に示す
状態b)に示すように複数の基地局、例えば図3の場
合、基地局αと基地局βとから周辺セル監視コード情報
が通知される。例えば、基地局αと基地局βと同時接続
を行っている移動局mは、周辺セル監視コードとして、 基地局αから C1 ,C3 ,C10,C9 ,C8 ,C
7 基地局βから C2 ,C3 ,C4 ,C5 ,C6 ,C
7 がそれぞれ通知される(ステップS21)。
【0049】次に、この2組の周辺セル監視コードを参
照して、スキャンの優先度の設定が行われる。このスキ
ャンの優先度の設定方法としては、通知された周辺セル
監視コードに共通して現れているコードの個数を調べ、
この数の値が大であるコードの優先度を上げてスキャン
するように設定する。これは2つの基地局からそれぞれ
通知される周辺セル監視コードが、それぞれの基地局の
周辺セルのセルコードであることから、この2つの周辺
セル監視コードに共通して現れるコードは、当該2つの
基地局の間の領域に存在しているセルに対応するコード
であり、従って移動局がこの2つの基地局の間の領域を
移行する確率が大きいことによる。また、現れている個
数が同じであれば同じ優先度でスキャンするように設定
する。
【0050】よって、 コード C3 ,C7 ,C1 ,C2 ,C4 ,C5 ,C6 ,C8 ,C9 ,C10 個数 2 2 1 1 1 1 1 1 1 1 であるから、C3 ,C7 の優先度を高く、他は同じで低
く設定する(ステップS23)。この優先度を高める方
法としては、優先度の高いセルコードをスキャン順序の
最初に持ってきてスキャン順序を早くする方法(図4
(a)参照)と、スキャン順序の一周期中に複数回、配
置してスキャン頻度を高くする方法(図4(b)参照)
がある。尚、図4(b)は、スキャン順序を早くすると
共に、スキャン頻度を高くしたものとみることもでき
る。
【0051】次にステップS25で、優先度の高いセル
コードのスキャン順序を早めスキャン頻度を高めたスキ
ャン順序でセルコードスキャンが繰返して行われる。続
いて、ステップS27で。スキャンによってセル移行が
検出されたときには、ステップS29に進み、新たなソ
フトハンドオーバ処理を行う。
【0052】これにより、より移行確率の高いセルの監
視順が早くなり、かつ、また頻度が増加するので、セル
移行を素早く検出することができるようになる。
【0053】尚、セル移行に伴い古い基地局のソフトハ
ンドオーバが解除された場合には、優先度は当該基地局
に対応するセルコードは削除される。
【0054】例えば、上記の例では、図6に示すように
基地局αから基地局βへと移行し、ソフトハンドオーバ
状態になったあと、移動局mの移動に伴い基地局αの受
信レベルがしきい値を割りソフトハンドオーバ状態が終
了し、基地局βだけの通信となったときを示す。
【0055】次に、セル移行をさらに素早く検出する方
法について説明する。上述した実施例では通知された周
辺セル監視コードを全てスキャンするようにしていた
が、本実施例では複数の基地局から通知された周辺セル
監視コードに共通して含まれるセルコードを選択手段で
選択し、この選択手段で選択されたセルコードのみスキ
ャンするようにしたものである。これは前記実施例と同
様に、複数の基地局から共通して通知される周辺セル監
視コードに対応するセルが当該複数の基地局の間の領域
に存在しているセルであることから、移動局がこれらの
基地局の間の領域を移行する確率が非常に大きいことに
よるものである。このように、共通するセルコードのみ
スキャンする場合、前記実施例のでは10セルコードの
うち、2セルコードのみスキャンすることになり、単純
には1/5に探索時間が短縮されることになる。
【0056】尚、上記の実施例ではCDMAに適用した
場合を例にとって説明したが、本発明はこれに限定され
ること無く、2つ以上のセルと同時接続を行うことが可
能な任意の通信方式に適用することができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、セルコー
ドスキャンの際に優先度を設けるようにしたので、受信
レベルの高い止まり木チャネルを短時間で効率良く見つ
けることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る移動通信セル判定装置の一実施例
の概略の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した移動通信セル判定装置の動作を説
明するための図である。
【図3】図1に示した移動通信セル判定装置の動作を説
明するための図である。
【図4】図1に示した移動通信セル判定装置の動作を説
明するための図である。
【図5】図1に示した移動通信セル判定装置の動作を概
略的に示すフローチャートである。
【図6】優先度について説明するための図である。
【図7】セルコードを説明するための図である。
【図8】従来の課題を説明するための図である。
【符号の説明】
1 通信チャネル 3 信号合成回路 11 検波器 13 相関器 15 拡散符号発生器 17 復調器 19 復号器 21 レベル検出器 23 制御部 30 指定チャネル受信レベル検出部 31 第3の相関器 32 第3の受信レベル検出器 33 第3の拡散符号発生器 34 第3の制御部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各セル毎に設けられる基地局と、複数の
    セルで構成されるエリア内を移動する移動局との間で符
    号分割多重通信を行う移動通信における移動通信セル判
    定方法であって、 前記移動局が複数の基地局と同時接続状態にあるときに
    当該移動局が通信に最適な基地局を選択するためのセル
    判定を優先順序を設けたセルコードスキャン順序で行う
    ことを特徴とする移動通信セル判定方法。
  2. 【請求項2】 各セル毎に設けられる基地局と、複数の
    セルで構成されるエリア内を移動する移動局との間で符
    号分割多重通信を行う移動通信における移動通信セル判
    定方法であって、 前記移動局が複数の基地局と同時接続状態にあるときに
    当該移動局が通信に最適な基地局を選択するためのセル
    判定を優先されるコードのスキャン頻度を高めたセルコ
    ードスキャン順序で行うことを特徴とする移動通信セル
    判定方法。
  3. 【請求項3】 各セル毎に設けられる基地局と、複数の
    セルで構成されるエリア内を移動する移動局との間で符
    号分割多重通信を行う移動通信における移動通信セル判
    定方法であって、 前記移動局が複数の基地局と同時接続状態にあるときに
    当該複数の基地局から周辺セル監視コードが通知された
    ときには、当該移動局が通信に最適な基地局を選択する
    ためのセル判定をこの通知された周辺セル監視コードに
    共通して含まれるコードのみスキャンすることにより行
    うことを特徴とする移動通信セル判定方法。
  4. 【請求項4】 複数のセルの各セル毎に設けられる基地
    局から通知されるセルコードに従ってスキャンして通信
    に最適な基地局を選択し、当該基地局との間で符号分割
    多重通信を行う移動局の移動局装置であって、 前記複数の基地局と同時接続が可能な状態にあるときに
    当該複数の基地局と同時接続を行う通信手段と、 この通信手段を介して前記複数の基地局からそれぞれ得
    られたセルコードに共通するセルコードを優先するセル
    コードスキャン順序を設定する優先順序設定手段と、 この優先順序設定手段で設定されたセルコードスキャン
    順序でセルコードスキャンを行うスキャン手段とを有す
    ることを特徴とする移動局装置。
  5. 【請求項5】 複数のセルの各セル毎に設けられる基地
    局から通知されるセルコードに従ってスキャンして通信
    に最適な基地局を選択し、当該基地局との間で符号分割
    多重通信を行う移動局の移動局装置であって、 前記複数の基地局と同時接続が可能な状態にあるときに
    当該複数の基地局と同時接続を行う通信手段と、 この通信手段を介して前記複数の基地局からそれぞれ得
    られたセルコードに共通するセルコードのスキャン頻度
    を高めたセルコードスキャン順序を設定する優先順序設
    定手段と、 この優先順序設定手段で設定されたセルコードスキャン
    順序でセルコードスキャンを行うスキャン手段とを有す
    ることを特徴とする移動局装置。
  6. 【請求項6】 複数のセルの各セル毎に設けられる基地
    局から通知されるセルコードに従ってスキャンして通信
    に最適な基地局を選択し、当該基地局との間で符号分割
    多重通信を行う移動局の移動局装置であって、 前記複数の基地局と同時接続が可能な状態にあるときに
    当該複数の基地局と同時接続を行う通信手段と、 この通信手段を介して前記複数の基地局からそれぞれ通
    知された周辺セル監視コードに共通するコードを選択す
    る選択手段と、 この選択手段で選択されたコードのみスキャンを行うス
    キャン手段とを有することを特徴とする移動局装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100266911B1 (ko) * 1996-06-07 2000-09-15 다치카와 게이지 퍼치 채널 송신 감쇠량을 이용한 코드 분할 다중 접속 이동통신 시스템에 있어서의 셀 선택 방법
US6275711B1 (en) 1996-10-18 2001-08-14 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method and apparatus for selecting a base station in CDMA diversity handover
KR100464879B1 (ko) * 1996-10-23 2005-06-13 가부시키가이샤 엔.티.티.도코모 직접확산형부호분할다원접속기지국간비동기셀룰러방식에있어서의초기동기방법및수신기
US7139571B1 (en) 1999-07-14 2006-11-21 Ntt Docomo, Inc. Cell search control method, mobile station and mobile communications system
US7142526B1 (en) 1999-09-14 2006-11-28 Nec Corporation Mobile communication terminal equipment, control method therefor, and recording medium on which control program therefor is recorded

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