JPH0730540A - ネットワーク障害監視装置 - Google Patents
ネットワーク障害監視装置Info
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- JPH0730540A JPH0730540A JP5169299A JP16929993A JPH0730540A JP H0730540 A JPH0730540 A JP H0730540A JP 5169299 A JP5169299 A JP 5169299A JP 16929993 A JP16929993 A JP 16929993A JP H0730540 A JPH0730540 A JP H0730540A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- network
- fault
- failure
- rule
- monitoring device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Debugging And Monitoring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ネットワークに潜在する障害または障害の兆候
を、ネットワークから定期的に収集する計測値に基づい
て察知し表示する。 【構成】ネットワーク4からネットワーク4を監視する
ための計測値を定期的に収集する計測値収集手段3と、
計測値収集手段3により収集された計測値、および、予
め記憶されている障害認定ファジィルール1に基づい
て、障害発生の確信度(疑いの強さ)を数値で求める障
害ファジィ推論手段2と、障害ファジィ推論手段2によ
り求められた確信度が、予め決められている閾値αを超
える障害を、確信度と共に表示する推論結果表示手段5
とを設けている。 【効果】ファジィ推論により数値で求めた障害発生の確
信度が、閾値αを超えるものを障害と認定し表示するの
で、これをもって、ネットワーク管理者への障害対策の
着手指示とすることができ、ネットワークの停止等の重
大事故にいたる前に障害の原因除去が可能となる。
を、ネットワークから定期的に収集する計測値に基づい
て察知し表示する。 【構成】ネットワーク4からネットワーク4を監視する
ための計測値を定期的に収集する計測値収集手段3と、
計測値収集手段3により収集された計測値、および、予
め記憶されている障害認定ファジィルール1に基づい
て、障害発生の確信度(疑いの強さ)を数値で求める障
害ファジィ推論手段2と、障害ファジィ推論手段2によ
り求められた確信度が、予め決められている閾値αを超
える障害を、確信度と共に表示する推論結果表示手段5
とを設けている。 【効果】ファジィ推論により数値で求めた障害発生の確
信度が、閾値αを超えるものを障害と認定し表示するの
で、これをもって、ネットワーク管理者への障害対策の
着手指示とすることができ、ネットワークの停止等の重
大事故にいたる前に障害の原因除去が可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネットワーク監視装置
に係り、特に、ネットワークに潜在する各種障害の兆候
をいち早く察知し、重大事故に至る前に、適切なタイミ
ングで障害対策に着手できるようにしたネットワーク監
視装置に関する。
に係り、特に、ネットワークに潜在する各種障害の兆候
をいち早く察知し、重大事故に至る前に、適切なタイミ
ングで障害対策に着手できるようにしたネットワーク監
視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の技術としては、特開平4
−240938号公報や特開平4−334232号公報
に記載されているような技術が知られている。これは、
構内網(LAN:Local Area Network)において、
各種計測値に基づいてLANの状態を監視し、障害原因
となり得る特定の形式のパケットや、障害になり得る特
定の状態を発見すると、その旨を、ネットワーク管理者
に通知するものである。
−240938号公報や特開平4−334232号公報
に記載されているような技術が知られている。これは、
構内網(LAN:Local Area Network)において、
各種計測値に基づいてLANの状態を監視し、障害原因
となり得る特定の形式のパケットや、障害になり得る特
定の状態を発見すると、その旨を、ネットワーク管理者
に通知するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
には次のような課題があった。すなわち、ネットワーク
の特定パケットや特定状態の定義は、本来、あいまいさ
を含むものであるにもかかわらず、これを無理に排除し
た形で明確に定義し、定義された条件に合致するか否か
を判定する機能があるだけであり、これを障害認定のた
めの統一的なルールに基づくファジィ推論機構と連動さ
せて、障害発生の確信度(疑いの強さ)として数値で求
め、その確信度が閾値αを超えたものを障害と認定する
という機能がなかった。
には次のような課題があった。すなわち、ネットワーク
の特定パケットや特定状態の定義は、本来、あいまいさ
を含むものであるにもかかわらず、これを無理に排除し
た形で明確に定義し、定義された条件に合致するか否か
を判定する機能があるだけであり、これを障害認定のた
めの統一的なルールに基づくファジィ推論機構と連動さ
せて、障害発生の確信度(疑いの強さ)として数値で求
め、その確信度が閾値αを超えたものを障害と認定する
という機能がなかった。
【0004】例えば、従来技術においては、「計測値M
1がiを超え、かつ、計測値M2がjを超えた場合に、特
定状態である。」という定義の仕方であるので、たと
え、計測値M1=i−1であり、かつ、計測値M2=jで
あっても、特定状態とは判定されず、このまま対策を講
じないと障害になり得る可能性が高いにも関わらず、ネ
ットワーク管理者には何ら通知されない。
1がiを超え、かつ、計測値M2がjを超えた場合に、特
定状態である。」という定義の仕方であるので、たと
え、計測値M1=i−1であり、かつ、計測値M2=jで
あっても、特定状態とは判定されず、このまま対策を講
じないと障害になり得る可能性が高いにも関わらず、ネ
ットワーク管理者には何ら通知されない。
【0005】このように、ネットワーク管理者は、各種
障害対策(障害の原因究明,復旧)にいつ着手すべき
か、その適切なタイミングを見出せないまま、重大事故
に至り、専ら、その事後対策に終始していた。換言すれ
ば、重大事故に至る前に、適切なタイミングで各種障害
対策に着手することができないという課題があった。
障害対策(障害の原因究明,復旧)にいつ着手すべき
か、その適切なタイミングを見出せないまま、重大事故
に至り、専ら、その事後対策に終始していた。換言すれ
ば、重大事故に至る前に、適切なタイミングで各種障害
対策に着手することができないという課題があった。
【0006】本発明の目的は、ネットワーク管理者が、
重大事故に至る前に、適切なタイミングで各種障害対策
に着手することを可能とするために、ネットワークに潜
在する障害または障害の兆候を察知し表示することを可
能とするネットワーク障害監視装置を提供することにあ
る。
重大事故に至る前に、適切なタイミングで各種障害対策
に着手することを可能とするために、ネットワークに潜
在する障害または障害の兆候を察知し表示することを可
能とするネットワーク障害監視装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のネットワーク障害監視装置は、図1に示す
ように、ネットワーク4から該ネットワーク4を監視す
るための計測値を予め決められている時間間隔ごとに収
集する計測値収集手段3と、計測値収集手段3により収
集された計測値と、予め記憶されている障害発生を認定
するための障害認定ファジィルール1とを照合して、各
種障害発生の確信度をファジィ推論により数値Fi(0.
0≦Fi≦1.0;i=1,2,…,n;nは障害の種類
数)で求める障害ファジィ推論手段2と、障害ファジィ
推論手段2により求められた確信度が、予め決められて
いる閾値α(0.0≦α≦1.0)を超える全ての障害
を、上記確信度が大きい順に表示する推論結果表示手段
5とを備えるようにしている。
に、本発明のネットワーク障害監視装置は、図1に示す
ように、ネットワーク4から該ネットワーク4を監視す
るための計測値を予め決められている時間間隔ごとに収
集する計測値収集手段3と、計測値収集手段3により収
集された計測値と、予め記憶されている障害発生を認定
するための障害認定ファジィルール1とを照合して、各
種障害発生の確信度をファジィ推論により数値Fi(0.
0≦Fi≦1.0;i=1,2,…,n;nは障害の種類
数)で求める障害ファジィ推論手段2と、障害ファジィ
推論手段2により求められた確信度が、予め決められて
いる閾値α(0.0≦α≦1.0)を超える全ての障害
を、上記確信度が大きい順に表示する推論結果表示手段
5とを備えるようにしている。
【0008】なお、障害認定ファジィルール1を編集す
るためのルール編集手段と、計測値収集手段3が計測値
を収集するための時間間隔を変更するための時間間隔変
更手段と、上記閾値を変更するための閾値変更手段との
うち、少なくとも1つ以上を備えるようにしてもよい。
るためのルール編集手段と、計測値収集手段3が計測値
を収集するための時間間隔を変更するための時間間隔変
更手段と、上記閾値を変更するための閾値変更手段との
うち、少なくとも1つ以上を備えるようにしてもよい。
【0009】
【作用】計測値収集手段3は、予め決められている時間
間隔ごとに、ネットワーク4から該ネットワーク4を監
視するための計測値を収集する。障害ファジィ推論手段
2は、計測値収集手段3により収集された計測値と、予
め記憶されている障害発生を認定するための障害認定フ
ァジィルール1とを照合して、各種障害発生の確信度を
ファジィ推論により数値Fi(0.0≦Fi≦1.0;i=
1,2,…,n;nは障害の種類数)で求め、障害発生
の確信度を推論する。推論結果表示手段5は、障害ファ
ジィ推論手段2により求められた確信度が、予め決めら
れている閾値α(0.0≦α≦1.0)を超える全ての障
害を、上記確信度が大きい順に表示する。
間隔ごとに、ネットワーク4から該ネットワーク4を監
視するための計測値を収集する。障害ファジィ推論手段
2は、計測値収集手段3により収集された計測値と、予
め記憶されている障害発生を認定するための障害認定フ
ァジィルール1とを照合して、各種障害発生の確信度を
ファジィ推論により数値Fi(0.0≦Fi≦1.0;i=
1,2,…,n;nは障害の種類数)で求め、障害発生
の確信度を推論する。推論結果表示手段5は、障害ファ
ジィ推論手段2により求められた確信度が、予め決めら
れている閾値α(0.0≦α≦1.0)を超える全ての障
害を、上記確信度が大きい順に表示する。
【0010】推論結果表示手段5は、具体的には、表示
すべき障害ごとに、少なくとも、該障害の名称および該
障害発生の確信度の2項目を表示し、これに付随して、
推論結果としてのメンバシップ関数形状をグラフィック
形式で表示するようにする。
すべき障害ごとに、少なくとも、該障害の名称および該
障害発生の確信度の2項目を表示し、これに付随して、
推論結果としてのメンバシップ関数形状をグラフィック
形式で表示するようにする。
【0011】これにより、計測値に基づく定期的な障害
認定が可能となり、ネットワーク管理者は、タイムリー
に障害の原因究明や復旧作業に着手でき、障害対策が後
手に回るのを防止することができる。
認定が可能となり、ネットワーク管理者は、タイムリー
に障害の原因究明や復旧作業に着手でき、障害対策が後
手に回るのを防止することができる。
【0012】また、推論結果表示手段5は、表示されて
いる障害のうちの任意の障害が選択指示された場合に、
該障害の発生を認定するためのルールを全て表示し、上
記障害ファジィ推論手段によるファジィ推論の全経過を
グラフィック形式で表示するようにすることができる。
いる障害のうちの任意の障害が選択指示された場合に、
該障害の発生を認定するためのルールを全て表示し、上
記障害ファジィ推論手段によるファジィ推論の全経過を
グラフィック形式で表示するようにすることができる。
【0013】これにより、ネットワーク管理者は、障害
発生の確信度を高めたルール、および、障害発生の確信
度を得るに至った理由を知ることができる。
発生の確信度を高めたルール、および、障害発生の確信
度を得るに至った理由を知ることができる。
【0014】なお、閾値αは、例えば、デフォルトとし
ては0.5に設定されているようにし、閾値αの値は、
上記閾値変更手段により、任意に変更できるようにす
る。
ては0.5に設定されているようにし、閾値αの値は、
上記閾値変更手段により、任意に変更できるようにす
る。
【0015】また、計測値収集手段3が計測値を収集す
る時間間隔は、上記時間間隔変更手段により、監視対象
である情報ネットワークのトラフィック量に応じて、任
意に変更できるようにする。
る時間間隔は、上記時間間隔変更手段により、監視対象
である情報ネットワークのトラフィック量に応じて、任
意に変更できるようにする。
【0016】また、障害認定ファジィルール1は、上記
ルール編集手段により、ルール内容,言語ラベル,メン
バシップ関数の追加/更新/削除ができるようにする。
ルール編集手段により、ルール内容,言語ラベル,メン
バシップ関数の追加/更新/削除ができるようにする。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0018】図2は本実施例の障害監視装置を適用した
ネットワークの構成図である。
ネットワークの構成図である。
【0019】図中、10はセグメント(同軸ケーブル等
の1本の伝送媒体)、20はブリッジ/ルータ、30は
ハブ、40はサーバ、50はクライアント、60は障害
監視装置である。
の1本の伝送媒体)、20はブリッジ/ルータ、30は
ハブ、40はサーバ、50はクライアント、60は障害
監視装置である。
【0020】図2に示すように、本実施例のネットワー
クにおいては、セグメント10に、ブリッジ/ルータ2
0,ハブ30,サーバ40,クライアント50等が接続
されており、セグメント10をまたがって、クライアン
ト50間,サーバ40間,クライアント50・サーバ4
0間で、相互に通信できるように構成されている。
クにおいては、セグメント10に、ブリッジ/ルータ2
0,ハブ30,サーバ40,クライアント50等が接続
されており、セグメント10をまたがって、クライアン
ト50間,サーバ40間,クライアント50・サーバ4
0間で、相互に通信できるように構成されている。
【0021】例えば、クライアント50は、オフィス作
業者の机上に1人1台の割合で設置されているラップト
ップパソコンやノートブックパソコン等で実現される。
サーバ40は、クライアント50より高性能なワークス
テーションやパソコン等で実現される。ハブ30は、複
数のクライアント50を放射状に接続するために使用さ
れるものであり、ブリッジ/ルータ20は、セグメント
10間を接続するために使用されるものである。
業者の机上に1人1台の割合で設置されているラップト
ップパソコンやノートブックパソコン等で実現される。
サーバ40は、クライアント50より高性能なワークス
テーションやパソコン等で実現される。ハブ30は、複
数のクライアント50を放射状に接続するために使用さ
れるものであり、ブリッジ/ルータ20は、セグメント
10間を接続するために使用されるものである。
【0022】障害監視装置60は、このような構成のネ
ットワークに接続され、ネットワークから、パケット流
量やパケット長等のネットワークの監視に必要な種々の
計測値を収集し、それらに基づいて、各種障害の発生の
確信度(疑いの強さ)を推論し、結果を表示する働きを
する。障害監視装置60は、ワークステーションやパソ
コン等で実現することができる。
ットワークに接続され、ネットワークから、パケット流
量やパケット長等のネットワークの監視に必要な種々の
計測値を収集し、それらに基づいて、各種障害の発生の
確信度(疑いの強さ)を推論し、結果を表示する働きを
する。障害監視装置60は、ワークステーションやパソ
コン等で実現することができる。
【0023】図3は障害監視装置60のハードウェア構
成図である。
成図である。
【0024】図中、70はCPU、80はメモリ、90
はハードディスク、100はフレキシブルディスク、1
10はプリンタ、120はキーボード、130はマウ
ス、140はディスプレイ、150はLANコントロー
ラ、160はバスである。
はハードディスク、100はフレキシブルディスク、1
10はプリンタ、120はキーボード、130はマウ
ス、140はディスプレイ、150はLANコントロー
ラ、160はバスである。
【0025】図3において、CPU70は、例えば、1
6ビットまたは32ビットのマイクロプロセッサであ
る。メモリ80には、オペレーティングシステム(以
下、OSと称す。),各種アプリケーションプログラム
(以下、APと称す。),各種データがロードされる。
6ビットまたは32ビットのマイクロプロセッサであ
る。メモリ80には、オペレーティングシステム(以
下、OSと称す。),各種アプリケーションプログラム
(以下、APと称す。),各種データがロードされる。
【0026】ハードディスク90には、OS,APが記
憶されており、構成管理プログラム,性能管理プログラ
ム等の各種プログラム、および、後述する障害管理プロ
グラム,後述するルールエディタは、APとして記憶さ
れている。また、ハードディスク90には、各種データ
が記憶されており、後述するルールは、データとして記
憶されている。以降、データとして記憶されているルー
ルをルールベースと呼ぶ。
憶されており、構成管理プログラム,性能管理プログラ
ム等の各種プログラム、および、後述する障害管理プロ
グラム,後述するルールエディタは、APとして記憶さ
れている。また、ハードディスク90には、各種データ
が記憶されており、後述するルールは、データとして記
憶されている。以降、データとして記憶されているルー
ルをルールベースと呼ぶ。
【0027】フレキシブルディスク100は、プログラ
ムやデータの可搬形式の記憶媒体機能を提供するための
ものであり、外部から障害監視装置60にプログラムや
データを入力したり、逆に、障害監視装置60から、プ
ログラムやデータを外部へ出力したりするために使用さ
れる。
ムやデータの可搬形式の記憶媒体機能を提供するための
ものであり、外部から障害監視装置60にプログラムや
データを入力したり、逆に、障害監視装置60から、プ
ログラムやデータを外部へ出力したりするために使用さ
れる。
【0028】プリンタ110は、APでサポートする印
刷メニューを実行したり、画面のハードコピーをとった
りするために使用される。
刷メニューを実行したり、画面のハードコピーをとった
りするために使用される。
【0029】キーボード120,マウス130,ディス
プレイ140は、共に、対話性を与えるためのものであ
る。例えば、後述する障害管理プログラムは、後述する
障害推論結果を、ディスプレイ140にウィンドウ表示
する。ネットワークの運用・保守を担当するネットワー
ク管理者は、キーボード120またはマウス130から
の入力により、上記ウィンドウを操作して対話的に作業
を実行する。
プレイ140は、共に、対話性を与えるためのものであ
る。例えば、後述する障害管理プログラムは、後述する
障害推論結果を、ディスプレイ140にウィンドウ表示
する。ネットワークの運用・保守を担当するネットワー
ク管理者は、キーボード120またはマウス130から
の入力により、上記ウィンドウを操作して対話的に作業
を実行する。
【0030】LANコントローラ150は、障害監視装
置60と、監視対象であるネットワークとの間の通信機
能を提供するためのものである。
置60と、監視対象であるネットワークとの間の通信機
能を提供するためのものである。
【0031】図4および図5はディスプレイ140に表
示される画面の推移を示す図である。
示される画面の推移を示す図である。
【0032】図4(a)は障害監視装置60の電源を投
入した直後の画面を示している。
入した直後の画面を示している。
【0033】図4(a)に示すように、画面170に
は、プログラムマネージャウィンドウ180が表示され
ており、そのクライアントエリア190には、小画面2
00が表示されている。これらの小画面200は、障害
管理プログラム,性能管理プログラム,構成管理プログ
ラム,課金管理プログラム,機密管理プログラム,ルー
ルエディタ等の、ネットワーク管理者を支援するために
用意されたAPを起動するためのインタフェースであ
る。ネットワーク管理者は、作業に必要なAPを起動し
たい場合に、該APに対応する小画面200をクリック
する。
は、プログラムマネージャウィンドウ180が表示され
ており、そのクライアントエリア190には、小画面2
00が表示されている。これらの小画面200は、障害
管理プログラム,性能管理プログラム,構成管理プログ
ラム,課金管理プログラム,機密管理プログラム,ルー
ルエディタ等の、ネットワーク管理者を支援するために
用意されたAPを起動するためのインタフェースであ
る。ネットワーク管理者は、作業に必要なAPを起動し
たい場合に、該APに対応する小画面200をクリック
する。
【0034】図4(b)はネットワーク管理作業中のあ
る時点での画面の例を示している。
る時点での画面の例を示している。
【0035】図4(b)に示すように、画面170に
は、障害管理プログラム,性能管理プログラム,構成管
理プログラムのためのウィンドウ220がマルチウィン
ドウ形式で表示されており、機密管理プログラム,課金
管理プログラム,ルールエディタのためのウィンドウ2
90はアイコン化されている。
は、障害管理プログラム,性能管理プログラム,構成管
理プログラムのためのウィンドウ220がマルチウィン
ドウ形式で表示されており、機密管理プログラム,課金
管理プログラム,ルールエディタのためのウィンドウ2
90はアイコン化されている。
【0036】本実施例では、障害管理ウィンドウ220
は、図4(b)に示すように、2つのチャイルドウィン
ドウ(モニタリングチャイルドウィンドウ230,障害
解析チャイルドウィンドウ260)から構成されてい
る。モニタリングチャイルドウィンドウ230におい
て、240はクライアントエリア、250はメニューバ
ーである。また、障害解析チャイルドウィンドウ260
において、270はクライアントエリア、280はメニ
ューバーである。
は、図4(b)に示すように、2つのチャイルドウィン
ドウ(モニタリングチャイルドウィンドウ230,障害
解析チャイルドウィンドウ260)から構成されてい
る。モニタリングチャイルドウィンドウ230におい
て、240はクライアントエリア、250はメニューバ
ーである。また、障害解析チャイルドウィンドウ260
において、270はクライアントエリア、280はメニ
ューバーである。
【0037】障害管理プログラムは、モニタリングチャ
イルドウィンドウ230をオープンすると同時に、定期
的なモニタリングを実行し、クライアントエリア240
に、図5(a)に示すような障害認定画面を表示する。
イルドウィンドウ230をオープンすると同時に、定期
的なモニタリングを実行し、クライアントエリア240
に、図5(a)に示すような障害認定画面を表示する。
【0038】図5(a)に示すように、障害認定画面に
おいては、後述する障害推論処理により得られた障害の
確信度が、予め設定済みの閾値α(例えば、0.5)を
超える障害を、その確信度が大きい順に一覧表形式で表
示されている。表示項目としては、例えば、「障害の名
称」,「確信度」,「メンバシップ関数形状」がある。
おいては、後述する障害推論処理により得られた障害の
確信度が、予め設定済みの閾値α(例えば、0.5)を
超える障害を、その確信度が大きい順に一覧表形式で表
示されている。表示項目としては、例えば、「障害の名
称」,「確信度」,「メンバシップ関数形状」がある。
【0039】「障害の名称」とは、ネットワークに発生
し得る主要な障害の名称(例えば、ブロードキャストス
トーム,メルトダウン等)である。
し得る主要な障害の名称(例えば、ブロードキャストス
トーム,メルトダウン等)である。
【0040】また、「確信度」とは、障害推論処理によ
り求めた障害発生の疑いの強さ(0.0〜1.0までの数
値であり、値が大きい程、疑いが強い。)である。
り求めた障害発生の疑いの強さ(0.0〜1.0までの数
値であり、値が大きい程、疑いが強い。)である。
【0041】また、「メンバシップ関数形状」は、障害
発生の疑いの強さの全定義域にわたって、対応する帰属
値(0.0〜1.0までの数値であり、値が大きい程、帰
属の度合いが強い。)をプロットしたものである。な
お、「メンバシップ関数形状」においては、図5(a)
に示すように、付随して重心の位置を表示する。この重
心の位置が、「確信度」の項目欄に表示された数値に対
応している。
発生の疑いの強さの全定義域にわたって、対応する帰属
値(0.0〜1.0までの数値であり、値が大きい程、帰
属の度合いが強い。)をプロットしたものである。な
お、「メンバシップ関数形状」においては、図5(a)
に示すように、付随して重心の位置を表示する。この重
心の位置が、「確信度」の項目欄に表示された数値に対
応している。
【0042】通常は、「確信度」に閾値α(例えば、
0.5)を設け、このαを超えた障害を、確信度が大き
い順に表示する。従って、全ての障害が閾値α以下にな
る場合もあり、この場合には、「障害の疑いなし」とい
ったメッセージを画面に表示する。この閾値αは、メニ
ュー選択で任意の値に設定変更することができ、障害に
対する感度を上げたければ、閾値αを低めに設定し、逆
に、感度を下げたければ、閾値αを高めに設定すればよ
い。
0.5)を設け、このαを超えた障害を、確信度が大き
い順に表示する。従って、全ての障害が閾値α以下にな
る場合もあり、この場合には、「障害の疑いなし」とい
ったメッセージを画面に表示する。この閾値αは、メニ
ュー選択で任意の値に設定変更することができ、障害に
対する感度を上げたければ、閾値αを低めに設定し、逆
に、感度を下げたければ、閾値αを高めに設定すればよ
い。
【0043】ネットワーク管理者は、モニタリングチャ
イルドウィンドウ230のクライアントエリア240に
表示された障害認定画面を見て、障害と認定された理由
を知りたい場合には、マウスカーソルを、その障害を表
示している領域(「障害の名称」,「確信度」,「メン
バシップ関数形状」を表示している帯状の領域)へ位置
付け、メニューバー250の「説明」を指示すると、ク
ライアントエリア240の表示は、図5(b)に示すよ
うに切り替わる。
イルドウィンドウ230のクライアントエリア240に
表示された障害認定画面を見て、障害と認定された理由
を知りたい場合には、マウスカーソルを、その障害を表
示している領域(「障害の名称」,「確信度」,「メン
バシップ関数形状」を表示している帯状の領域)へ位置
付け、メニューバー250の「説明」を指示すると、ク
ライアントエリア240の表示は、図5(b)に示すよ
うに切り替わる。
【0044】図5(b)に示すように、クライアントエ
リア240には、指示された障害(「障害1」)の推論
に用いた全てのルール(「ルール1」,「ルール2」,
「ルール3」,…)と、各ルールの前件部に、ネットワ
ークから収集した計測値(M1,M2)を照合して求めた
一致度と、この一致度でトランケート(頭切り)した後
件部と、トランケートした個々のルールの後件部をOR
合成して求めた総合推論結果(画面右下の枠内の部分)
とが表示されている。障害認定画面における「メンバシ
ップ関数形状」は、この総合推論結果を表示したもので
ある。
リア240には、指示された障害(「障害1」)の推論
に用いた全てのルール(「ルール1」,「ルール2」,
「ルール3」,…)と、各ルールの前件部に、ネットワ
ークから収集した計測値(M1,M2)を照合して求めた
一致度と、この一致度でトランケート(頭切り)した後
件部と、トランケートした個々のルールの後件部をOR
合成して求めた総合推論結果(画面右下の枠内の部分)
とが表示されている。障害認定画面における「メンバシ
ップ関数形状」は、この総合推論結果を表示したもので
ある。
【0045】ネットワーク管理者は、図5(b)に示す
ような画面を見ることにより、例えば、障害発生の確信
度を高めた要因は、「ルール3」であるというように、
認定理由を知ることができる。
ような画面を見ることにより、例えば、障害発生の確信
度を高めた要因は、「ルール3」であるというように、
認定理由を知ることができる。
【0046】ネットワーク管理者は、このようにして、
タイムリーに障害を発見することができ、必要な障害解
析等の対策を直ちに行うことができる。
タイムリーに障害を発見することができ、必要な障害解
析等の対策を直ちに行うことができる。
【0047】図6は障害監視装置60のメモリ80にロ
ードされているソフトウェアの構成図である。
ードされているソフトウェアの構成図である。
【0048】図中、350はOS、360〜380はA
P1〜APnである。これらは、ハードディスク90に記
憶されており、ネットワーク管理者の指示(プログラム
マネージャウィンドウ180に表示された小画面200
をクリックすることである。)により、メモリ80にロ
ードされる。
P1〜APnである。これらは、ハードディスク90に記
憶されており、ネットワーク管理者の指示(プログラム
マネージャウィンドウ180に表示された小画面200
をクリックすることである。)により、メモリ80にロ
ードされる。
【0049】AP1〜APn360〜380は、OS35
0の一部であるウィンドウシステムに対応したメッセー
ジ駆動型のプログラミングスタイルで構成されている。
AP1360は、障害推論処理を行う障害管理プログラ
ムであり、メイン関数(Main),ウィンドウ関数
(Pwin),チャイルドウィンドウ関数(Cwin
1,Cwin2)からなる。AP2〜APnは、性能管理
プログラム,構成管理プログラム,ルールエディタ等の
APであり、一般的には、メイン関数とウィンドウ関数
とからなる。
0の一部であるウィンドウシステムに対応したメッセー
ジ駆動型のプログラミングスタイルで構成されている。
AP1360は、障害推論処理を行う障害管理プログラ
ムであり、メイン関数(Main),ウィンドウ関数
(Pwin),チャイルドウィンドウ関数(Cwin
1,Cwin2)からなる。AP2〜APnは、性能管理
プログラム,構成管理プログラム,ルールエディタ等の
APであり、一般的には、メイン関数とウィンドウ関数
とからなる。
【0050】図7はメイン関数,ウィンドウ関数,チャ
イルドウィンドウ関数の処理概要を示す図である。
イルドウィンドウ関数の処理概要を示す図である。
【0051】図7(a)はメイン関数の処理概要を示
し、図7(b)はウィンドウ関数,チャイルドウィンド
ウ関数の処理概要を示している。ウィンドウ関数および
チャイルドウィンドウ関数の構造は同一なので、重複を
避けるために、まとめて図7(b)に示した。
し、図7(b)はウィンドウ関数,チャイルドウィンド
ウ関数の処理概要を示している。ウィンドウ関数および
チャイルドウィンドウ関数の構造は同一なので、重複を
避けるために、まとめて図7(b)に示した。
【0052】メイン関数では、ウィンドウのクラス登録
・作成・表示等の初期設定を行った後(ステップ71
0)、ウィンドウシステムから送出されるメッセージを
取得し(ステップ730)、取得したメッセージをウィ
ンドウ関数へ配送する(ステップ740)処理を繰り返
す(ステップ720)。
・作成・表示等の初期設定を行った後(ステップ71
0)、ウィンドウシステムから送出されるメッセージを
取得し(ステップ730)、取得したメッセージをウィ
ンドウ関数へ配送する(ステップ740)処理を繰り返
す(ステップ720)。
【0053】ウィンドウ関数およびチャイルドウィンド
ウ関数では、メイン関数から配送されてくるメッセージ
の種別を判定し(ステップ750)、各々に対応するメ
ッセージ処理を行う(ステップ760〜ステップ78
0)。
ウ関数では、メイン関数から配送されてくるメッセージ
の種別を判定し(ステップ750)、各々に対応するメ
ッセージ処理を行う(ステップ760〜ステップ78
0)。
【0054】例えば、図4(b)に示すように、障害管
理プログラムにおいては、障害管理ウィンドウ220が
オープンされると、チャイルドウィンドウ関数は、メイ
ン関数からウィンドウオープンメッセージを受け取るの
で、対応する処理として、まず、障害管理ウィンドウ2
20のクライアントエリアに、2つのチャイルドウィン
ドウ(モニタリングチャイルドウィンドウ230,障害
解析チャイルドウィンドウ260)をオープンし、モニ
タリングチャイルドウィンドウ230で実行する障害推
論処理に必要なルールベースをメモリ80にロードし、
API(Application Programing Interface)関数
を発行して、タイマの起動処理を行う。このタイマ起動
処理によって、以降、モニタリングチャイルドウィンド
ウ230へタイマメッセージが定期的に配送されるよう
になる。
理プログラムにおいては、障害管理ウィンドウ220が
オープンされると、チャイルドウィンドウ関数は、メイ
ン関数からウィンドウオープンメッセージを受け取るの
で、対応する処理として、まず、障害管理ウィンドウ2
20のクライアントエリアに、2つのチャイルドウィン
ドウ(モニタリングチャイルドウィンドウ230,障害
解析チャイルドウィンドウ260)をオープンし、モニ
タリングチャイルドウィンドウ230で実行する障害推
論処理に必要なルールベースをメモリ80にロードし、
API(Application Programing Interface)関数
を発行して、タイマの起動処理を行う。このタイマ起動
処理によって、以降、モニタリングチャイルドウィンド
ウ230へタイマメッセージが定期的に配送されるよう
になる。
【0055】なお、ルールベースは、ハードディスク9
0に記憶されており、チャイルドウィンドウ関数は、ウ
ィンドウシステムにこのデータを読み込み依頼すること
により、メモリ80にロードされる。
0に記憶されており、チャイルドウィンドウ関数は、ウ
ィンドウシステムにこのデータを読み込み依頼すること
により、メモリ80にロードされる。
【0056】障害管理プログラムにおいて、障害推論処
理は、このタイマメッセージによって起動され、ネット
ワークから収集される計測値群に基づいて、ファジィル
ールを用いたファジィ推論を行う。用いるルールは、ル
ールベースとして予めハードディスク90に記憶されて
おり、障害管理ウィンドウ220のオープン時に、メモ
リ80にロードされている。このルールの形式は、図1
2に示す通りである。
理は、このタイマメッセージによって起動され、ネット
ワークから収集される計測値群に基づいて、ファジィル
ールを用いたファジィ推論を行う。用いるルールは、ル
ールベースとして予めハードディスク90に記憶されて
おり、障害管理ウィンドウ220のオープン時に、メモ
リ80にロードされている。このルールの形式は、図1
2に示す通りである。
【0057】図12において、「ルール1」の意味は、
「もし、計測値M1がA11で、かつ、計測値M2がA
12で、かつ、…ならば、「障害1」の疑いの強さF1は
B11で、かつ、「障害2」の疑いの強さF2はB12で、
かつ、…である。」ということである。「ルール2」〜
「ルールr」についても同様である。
「もし、計測値M1がA11で、かつ、計測値M2がA
12で、かつ、…ならば、「障害1」の疑いの強さF1は
B11で、かつ、「障害2」の疑いの強さF2はB12で、
かつ、…である。」ということである。「ルール2」〜
「ルールr」についても同様である。
【0058】図12に示したルール群から各種障害発生
の確信度をファジィ推論により求める障害推論処理につ
いて、図8を用いて説明する。
の確信度をファジィ推論により求める障害推論処理につ
いて、図8を用いて説明する。
【0059】図8においては、5つのルール「ルール
1」〜「ルール5」が例示されている。前件部は、2変
数(計測値2種)、後件部も2変数(障害2種)であ
る。これらのルールは、例えば、図9に示すようなテー
ブル形式で記憶されている。
1」〜「ルール5」が例示されている。前件部は、2変
数(計測値2種)、後件部も2変数(障害2種)であ
る。これらのルールは、例えば、図9に示すようなテー
ブル形式で記憶されている。
【0060】図9(a)は各ルールの前件部および後件
部の各変数に対応する言語ラベルを記憶するためのテー
ブルであり、また、図9(b)は各ルールの前件部およ
び後件部の各変数で使用する言語ラベルのメンバシップ
関数を記憶するためのテーブルである。
部の各変数に対応する言語ラベルを記憶するためのテー
ブルであり、また、図9(b)は各ルールの前件部およ
び後件部の各変数で使用する言語ラベルのメンバシップ
関数を記憶するためのテーブルである。
【0061】図9において、M1,M2,…は、ネットワ
ークからの計測値であり、PS(Positive Small:正で
小),PM(Positive Medium:正で中),PB(Positiv
e Big:正で大)は、計測値M1,M2,…に対応する言
語ラベルである。
ークからの計測値であり、PS(Positive Small:正で
小),PM(Positive Medium:正で中),PB(Positiv
e Big:正で大)は、計測値M1,M2,…に対応する言
語ラベルである。
【0062】また、F1,F2,…は、障害の疑いの強さ
であり、WH(White:ランク1),GR(Grey:ラン
ク2),BL(Black:ランク3)は、障害の疑いの強
さF1,F2,…に対応する言語ラベルである。
であり、WH(White:ランク1),GR(Grey:ラン
ク2),BL(Black:ランク3)は、障害の疑いの強
さF1,F2,…に対応する言語ラベルである。
【0063】さて、図8に戻って、障害推論処理の処理
概要について説明する。
概要について説明する。
【0064】まず、ネットワークからの計測値M1,M2
を、「ルール1」の前件部と照合し、各々の一致度
g1,g2を求める。図12に示すように、「ルール1」
の前件部は、andで結合されているので、それらの最
小値g1をとり、これを「ルール1」の前件部に対する
一致度とする。そして、この一致度g1で、後件部のト
ランケートを行う。図8において、黒く塗り潰した部分
は、トランケートした結果である。
を、「ルール1」の前件部と照合し、各々の一致度
g1,g2を求める。図12に示すように、「ルール1」
の前件部は、andで結合されているので、それらの最
小値g1をとり、これを「ルール1」の前件部に対する
一致度とする。そして、この一致度g1で、後件部のト
ランケートを行う。図8において、黒く塗り潰した部分
は、トランケートした結果である。
【0065】「ルール2」〜「ルール5」についても同
様に処理を行い、全てのルールについて処理を行った
ら、最後に、トランケートされた後件部メンバシップ関
数を、全てのルールにつきOR合成し、その重心を数値
で求めて、これを「障害1」および「障害2」の発生の
確信度とする。
様に処理を行い、全てのルールについて処理を行った
ら、最後に、トランケートされた後件部メンバシップ関
数を、全てのルールにつきOR合成し、その重心を数値
で求めて、これを「障害1」および「障害2」の発生の
確信度とする。
【0066】図10は障害推論処理の詳細な処理フロー
チャートである。
チャートである。
【0067】図10に示すように、障害推論処理におい
ては、まず、必要な計測値群(M1,M2,…)をネット
ワークから収集し(ステップ1010)、以下の処理
を、全てのルールについて繰り返す(ステップ102
0)。
ては、まず、必要な計測値群(M1,M2,…)をネット
ワークから収集し(ステップ1010)、以下の処理
を、全てのルールについて繰り返す(ステップ102
0)。
【0068】すなわち、処理対象ルールを取り込み(ス
テップ1030)、計測値群をルール前件部と照合し
て、その一致度を算出し(ステップ1040)、さら
に、一致度によるトランケートを(ステップ106
0)、ルール後件部の全ての障害について繰り返す(ス
テップ1050)。
テップ1030)、計測値群をルール前件部と照合し
て、その一致度を算出し(ステップ1040)、さら
に、一致度によるトランケートを(ステップ106
0)、ルール後件部の全ての障害について繰り返す(ス
テップ1050)。
【0069】次に、トランケートされた後件部メンバシ
ップ関数をOR合成し(ステップ1080)、デファジ
フィケーション(脱ファジィ化:重心計算)を(ステッ
プ1090)、ルール後件部の全ての障害について繰り
返す(ステップ1070)。
ップ関数をOR合成し(ステップ1080)、デファジ
フィケーション(脱ファジィ化:重心計算)を(ステッ
プ1090)、ルール後件部の全ての障害について繰り
返す(ステップ1070)。
【0070】最後に、ステップ1090のデファジフィ
ケーションで求めた確信度が、予め設定済みの閾値αを
超える障害を、確信度が大きい順に全て表示する(ステ
ップ1100)。結果として、図4(a)に示したよう
に表示される。
ケーションで求めた確信度が、予め設定済みの閾値αを
超える障害を、確信度が大きい順に全て表示する(ステ
ップ1100)。結果として、図4(a)に示したよう
に表示される。
【0071】図4(a)は、確信度が閾値αを超える障
害を全てリストアップしたものである。従って、全ての
障害の確信度が閾値α以下であれば、該当する障害はな
いので、画面には、「障害の疑いなし」といったメッセ
ージが表示される。
害を全てリストアップしたものである。従って、全ての
障害の確信度が閾値α以下であれば、該当する障害はな
いので、画面には、「障害の疑いなし」といったメッセ
ージが表示される。
【0072】なお、図10のステップ1040,ステッ
プ1060,ステップ1080,ステップ1090で多
大な処理時間を要し、満足な性能が得られないことが予
想される場合には、専用のファジィ推論エンジンを搭載
し、これらの部分の処理をそのエンジンで高速に実行す
るようにしてもよい。
プ1060,ステップ1080,ステップ1090で多
大な処理時間を要し、満足な性能が得られないことが予
想される場合には、専用のファジィ推論エンジンを搭載
し、これらの部分の処理をそのエンジンで高速に実行す
るようにしてもよい。
【0073】ところで、ネットワーク管理者によるメニ
ュー選択指示は、マウス操作やキーボード操作によって
行われる。そこで、これらの操作に対しても、各チャイ
ルドウィンドウ関数は、メッセージを受け取り、メッセ
ージに対応して必要な処理を行うこととなる。
ュー選択指示は、マウス操作やキーボード操作によって
行われる。そこで、これらの操作に対しても、各チャイ
ルドウィンドウ関数は、メッセージを受け取り、メッセ
ージに対応して必要な処理を行うこととなる。
【0074】例えば、ネットワーク管理者は、モニタリ
ングを停止/再開したい場合には、障害管理ウィンドウ
200のモニタリングチャイルドウィンドウ230にお
いて、メニューバー250の「制御」の下位メニューで
ある「モニタリング停止/再開」を選択指示すればよ
い。すると、障害管理プログラムのチャイルドウィンド
ウ関数は、メイン関数から「モニタリング停止/再開」
に対応するメッセージを受け取るので、対応する処理と
して、タイマの停止/再開を実行するAPI関数を発行
する。タイマが停止すると、タイマメッセージはチャイ
ルドウィンドウ関数に配送されなくなり、タイマメッセ
ージに駆動されて行われる障害推論処理は行われなくな
る。
ングを停止/再開したい場合には、障害管理ウィンドウ
200のモニタリングチャイルドウィンドウ230にお
いて、メニューバー250の「制御」の下位メニューで
ある「モニタリング停止/再開」を選択指示すればよ
い。すると、障害管理プログラムのチャイルドウィンド
ウ関数は、メイン関数から「モニタリング停止/再開」
に対応するメッセージを受け取るので、対応する処理と
して、タイマの停止/再開を実行するAPI関数を発行
する。タイマが停止すると、タイマメッセージはチャイ
ルドウィンドウ関数に配送されなくなり、タイマメッセ
ージに駆動されて行われる障害推論処理は行われなくな
る。
【0075】また、例えば、ネットワーク管理者は、障
害認定の理由を参照したい場合には、モニタリングチャ
イルドウィンドウ230の障害認定画面において、目的
の障害が表示されている帯状の領域をマウスでクリック
した後、メニューバー250の「説明」を選択指示すれ
ばよい。すると、障害管理プログラムのチャイルドウィ
ンドウ関数は、メイン関数から「説明」に対応するメッ
セージを受け取るので、対応する処理として、図4
(b)に示したような画面を表示する処理を行う。表示
に必要なデータは、推論時に全てストアされているので
これを使用する。
害認定の理由を参照したい場合には、モニタリングチャ
イルドウィンドウ230の障害認定画面において、目的
の障害が表示されている帯状の領域をマウスでクリック
した後、メニューバー250の「説明」を選択指示すれ
ばよい。すると、障害管理プログラムのチャイルドウィ
ンドウ関数は、メイン関数から「説明」に対応するメッ
セージを受け取るので、対応する処理として、図4
(b)に示したような画面を表示する処理を行う。表示
に必要なデータは、推論時に全てストアされているので
これを使用する。
【0076】また、例えば、ネットワーク管理者は、モ
ニタリング間隔や障害の確信度の閾値αを変更したい場
合には、障害管理ウィンドウ200のモニタリングチャ
イルドウィンドウ230において、メニューバー250
の「制御」の下位メニューである「モニタリング間隔設
定」や「確信度の閾値設定」を選択指示すればよい。す
ると、障害管理プログラムのチャイルドウィンドウ関数
は、メイン関数から「モニタリング間隔設定」や「確信
度の閾値設定」に対応するメッセージを受け取るので、
対応する処理として、タイマの時間間隔や閾値αをダイ
アログボックス等で問い合わせ、時間間隔変更のための
API関数の発行や、内部に保持している閾値αの変更
を行う。
ニタリング間隔や障害の確信度の閾値αを変更したい場
合には、障害管理ウィンドウ200のモニタリングチャ
イルドウィンドウ230において、メニューバー250
の「制御」の下位メニューである「モニタリング間隔設
定」や「確信度の閾値設定」を選択指示すればよい。す
ると、障害管理プログラムのチャイルドウィンドウ関数
は、メイン関数から「モニタリング間隔設定」や「確信
度の閾値設定」に対応するメッセージを受け取るので、
対応する処理として、タイマの時間間隔や閾値αをダイ
アログボックス等で問い合わせ、時間間隔変更のための
API関数の発行や、内部に保持している閾値αの変更
を行う。
【0077】一般に、監視対象であるネットワークに
は、組織や人員の異動等に伴って機器の増設・移設・滅
却等が発生する。これに伴って、ネットワークの諸特性
も変化する。また、より精度の良い障害認定が行えるよ
うにするには、ルールやメンバシップ関数の編集作業も
必要となってくる。そのために、本実施例では、ルール
エディタを提供している。
は、組織や人員の異動等に伴って機器の増設・移設・滅
却等が発生する。これに伴って、ネットワークの諸特性
も変化する。また、より精度の良い障害認定が行えるよ
うにするには、ルールやメンバシップ関数の編集作業も
必要となってくる。そのために、本実施例では、ルール
エディタを提供している。
【0078】図4(a)に示したプログラムマネージャ
ウィンドウ180において、ネットワーク管理者が、ル
ールエディタに対応する小画面200をクリックする
と、図11(a)に示すように、ルールエディタウィン
ドウ390がオープンされる。
ウィンドウ180において、ネットワーク管理者が、ル
ールエディタに対応する小画面200をクリックする
と、図11(a)に示すように、ルールエディタウィン
ドウ390がオープンされる。
【0079】本実施例では、ルールエディタウィンドウ
390は、2つのチャイルドウィンドウ(ラベルエディ
タチャイルドウィンドウ400,MF(Membership Fun
ction:メンバシップ関数)エディタチャイルドウィン
ドウ430)から構成されている。ラベルエディタチャ
イルドウィンドウ400において、410はクライアン
トエリア、420はメニューバーである。また、MFエ
ディタチャイルドウィンドウ430において、440は
クライアントエリア、450はメニューバーである。
390は、2つのチャイルドウィンドウ(ラベルエディ
タチャイルドウィンドウ400,MF(Membership Fun
ction:メンバシップ関数)エディタチャイルドウィン
ドウ430)から構成されている。ラベルエディタチャ
イルドウィンドウ400において、410はクライアン
トエリア、420はメニューバーである。また、MFエ
ディタチャイルドウィンドウ430において、440は
クライアントエリア、450はメニューバーである。
【0080】ラベルエディタチャイルドウィンドウ40
0は、ルールの言語ラベルの編集を行うためのチャイル
ドウィンドウである。
0は、ルールの言語ラベルの編集を行うためのチャイル
ドウィンドウである。
【0081】例えば、ネットワーク管理者は、ルールの
言語ラベルを編集したい場合に、ラベルエディタチャイ
ルドウィンドウ400において、メニューバー420の
「ファイル」の下位メニューである「ファイルオープ
ン」を選択指示すればよい。すると、現在記憶されてい
るルールベースが読み出され、図11(b)に示すよう
に、クライアントエリア410に一覧表形式で表示され
るので、ネットワーク管理者は、これを見ながら編集す
ることができる。編集方法は、市販の表計算ソフトと同
様であり説明は省略する。
言語ラベルを編集したい場合に、ラベルエディタチャイ
ルドウィンドウ400において、メニューバー420の
「ファイル」の下位メニューである「ファイルオープ
ン」を選択指示すればよい。すると、現在記憶されてい
るルールベースが読み出され、図11(b)に示すよう
に、クライアントエリア410に一覧表形式で表示され
るので、ネットワーク管理者は、これを見ながら編集す
ることができる。編集方法は、市販の表計算ソフトと同
様であり説明は省略する。
【0082】編集終了後は、ネットワーク管理者は、ラ
ベルエディタチャイルドウィンドウ400において、メ
ニューバー420の「ファイル」の下位メニューである
「ファイルセーブ」を選択指示すればよい。すると、編
集終了後のルールを新しいルールベースとして記憶す
る。
ベルエディタチャイルドウィンドウ400において、メ
ニューバー420の「ファイル」の下位メニューである
「ファイルセーブ」を選択指示すればよい。すると、編
集終了後のルールを新しいルールベースとして記憶す
る。
【0083】また、MFエディタチャイルドウィンドウ
430は、言語ラベルのメンバシップ関数の編集を行う
ためのチャイルドウィンドウである。
430は、言語ラベルのメンバシップ関数の編集を行う
ためのチャイルドウィンドウである。
【0084】例えば、ネットワーク管理者は、言語ラベ
ルのメンバシップ関数を編集したい場合に、MFエディ
タチャイルドウィンドウ430において、メニューバー
450の「ファイル」の下位メニューである「ファイル
オープン」を選択指示すると、ダイアログボックス等で
編集するファイル名を聞いてくるので、各変数(M1,
M2,…,Mp,F1,F2,…,Fq)に対応するファイ
ル名をキーボードから入力する。すると、現在その変数
用に記憶されている各言語ラベルのメンバシップ関数が
図11(c)に示すように、クライアントエリア440
にグラフィック形式で表示されるので、ネットワーク管
理者は、目的のメンバシップ関数の形状を編集すること
ができる。編集方法は、市販の描画(ドローイング)ソ
フトと同様であり説明は省略する。
ルのメンバシップ関数を編集したい場合に、MFエディ
タチャイルドウィンドウ430において、メニューバー
450の「ファイル」の下位メニューである「ファイル
オープン」を選択指示すると、ダイアログボックス等で
編集するファイル名を聞いてくるので、各変数(M1,
M2,…,Mp,F1,F2,…,Fq)に対応するファイ
ル名をキーボードから入力する。すると、現在その変数
用に記憶されている各言語ラベルのメンバシップ関数が
図11(c)に示すように、クライアントエリア440
にグラフィック形式で表示されるので、ネットワーク管
理者は、目的のメンバシップ関数の形状を編集すること
ができる。編集方法は、市販の描画(ドローイング)ソ
フトと同様であり説明は省略する。
【0085】編集終了後は、ネットワーク管理者は、M
Fエディタチャイルドウィンドウ430において、メニ
ューバー450の「ファイル」の下位メニューである
「ファイルセーブ」を選択指示すればよい。すると、編
集終了後のメンバシップ関数を新しいメンバシップ関数
として記憶する。
Fエディタチャイルドウィンドウ430において、メニ
ューバー450の「ファイル」の下位メニューである
「ファイルセーブ」を選択指示すればよい。すると、編
集終了後のメンバシップ関数を新しいメンバシップ関数
として記憶する。
【0086】以上説明したように、本実施例によれば、
ネットワークから定期的に収集する計測値を、予め記憶
している各種障害発生を認定するためのルールと照合し
て、障害発生の確信度をファジィ推論により数値で求
め、求めた確信度が閾値αを超えるものを障害と認定し
表示し、これをもって、ネットワーク管理者への障害対
策(原因究明,復旧等)の着手指示とするので、ネット
ワークの停止等の重大事故に至る前に、障害の原因除去
が可能となり、ネットワークの予防保全の観点から顕著
な効果がある。
ネットワークから定期的に収集する計測値を、予め記憶
している各種障害発生を認定するためのルールと照合し
て、障害発生の確信度をファジィ推論により数値で求
め、求めた確信度が閾値αを超えるものを障害と認定し
表示し、これをもって、ネットワーク管理者への障害対
策(原因究明,復旧等)の着手指示とするので、ネット
ワークの停止等の重大事故に至る前に、障害の原因除去
が可能となり、ネットワークの予防保全の観点から顕著
な効果がある。
【0087】また、従来、経験を積んだネットワーク管
理者が行っていた障害認定が自動化でき、省力化の観点
からも顕著な効果がある。
理者が行っていた障害認定が自動化でき、省力化の観点
からも顕著な効果がある。
【0088】また、表示の仕方としては、各障害ごと
に、「障害の名称」,「障害発生の確信度」の2項目を
少なくとも表示するようにし、これに付随して、推論結
果である「メンバシップ関数形状」をグラフィック形式
で表示するので、障害の有無といった2値論理だけから
では得られない、より多くの有益な詳細情報が得られ、
ネットワーク管理者支援の観点から顕著な効果がある。
に、「障害の名称」,「障害発生の確信度」の2項目を
少なくとも表示するようにし、これに付随して、推論結
果である「メンバシップ関数形状」をグラフィック形式
で表示するので、障害の有無といった2値論理だけから
では得られない、より多くの有益な詳細情報が得られ、
ネットワーク管理者支援の観点から顕著な効果がある。
【0089】また、表示された障害のうちの任意の障害
を選択指示すると、その障害発生を認定するためのルー
ルを全て表示し、収集した計測値との照合による障害推
論の全経過をグラフィック形式で表示しているので、ネ
ットワーク管理者は、障害発生の確信度を高めたルー
ル、および、障害発生の確信度を得るにいたった理由を
知ることができるという効果がある。
を選択指示すると、その障害発生を認定するためのルー
ルを全て表示し、収集した計測値との照合による障害推
論の全経過をグラフィック形式で表示しているので、ネ
ットワーク管理者は、障害発生の確信度を高めたルー
ル、および、障害発生の確信度を得るにいたった理由を
知ることができるという効果がある。
【0090】また、障害発生を認定するためのルールを
更新することが可能なように構成しているので、多発す
るネットワークの接続や構成の変化を反映した適切なル
ールを維持することができ、不適切なルールの使用によ
る精度の悪い障害推論を行うこともない。
更新することが可能なように構成しているので、多発す
るネットワークの接続や構成の変化を反映した適切なル
ールを維持することができ、不適切なルールの使用によ
る精度の悪い障害推論を行うこともない。
【0091】また、障害推論の結果、予め設定済みの閾
値α(0.0≦α≦1.0;例えば、0.5)を超える障
害がつ1以上あった場合、その旨を示すメッセージを、
モニタリングチャイルドウィンドウ230から、障害解
析を自動的に行うための障害解析チャイルドウィンドウ
260に送信し、障害解析チャイルドウィンドウ260
において、障害解析チャイルドウィンドウ関数を起動し
て、原因究明のための詳細な障害解析処理に自動的に移
行するようにしてもよい。このような構成によれば、ネ
ットワーク管理者がネットワーク障害監視装置を離れて
いるときでも、タイミングを逸することなく障害解析が
行え、ネットワーク管理者の負担が軽減できるという効
果がある。
値α(0.0≦α≦1.0;例えば、0.5)を超える障
害がつ1以上あった場合、その旨を示すメッセージを、
モニタリングチャイルドウィンドウ230から、障害解
析を自動的に行うための障害解析チャイルドウィンドウ
260に送信し、障害解析チャイルドウィンドウ260
において、障害解析チャイルドウィンドウ関数を起動し
て、原因究明のための詳細な障害解析処理に自動的に移
行するようにしてもよい。このような構成によれば、ネ
ットワーク管理者がネットワーク障害監視装置を離れて
いるときでも、タイミングを逸することなく障害解析が
行え、ネットワーク管理者の負担が軽減できるという効
果がある。
【0092】また、計測値は、ネットワークから定期的
に収集するようにしているが、これに限定されるもので
もなく、ネットワークからの計測値収集は、ネットワー
クのトラフィック量を増加させるので、全体として混雑
緩和が図られるように行うのが望ましい。そこで、トラ
フィック量を常時監視し、トラフィック量が少ないとき
には、計測値収集間隔を小さくし、逆に、トラフィック
量が多いときには、計測値収集間隔を大きくするように
構成してもよい。このような構成によれば、全体として
混雑緩和が図られるように、ネットワークから計測値を
収集するので、ネットワークのユーザに対して、一定の
サービス水準が確保できるという効果がある。
に収集するようにしているが、これに限定されるもので
もなく、ネットワークからの計測値収集は、ネットワー
クのトラフィック量を増加させるので、全体として混雑
緩和が図られるように行うのが望ましい。そこで、トラ
フィック量を常時監視し、トラフィック量が少ないとき
には、計測値収集間隔を小さくし、逆に、トラフィック
量が多いときには、計測値収集間隔を大きくするように
構成してもよい。このような構成によれば、全体として
混雑緩和が図られるように、ネットワークから計測値を
収集するので、ネットワークのユーザに対して、一定の
サービス水準が確保できるという効果がある。
【0093】また、本実施例の障害監視装置と、監視対
象であるネットワークとは、地理的に離れていないもの
としたが、これに限定されるものでもなく、両者を広域
ネットワークで接続する構成とし、遠隔地に離れていて
もリモート監視できる構成としてもよい。このような構
成によれば、遠隔地のネットワーク監視サービスセンタ
にサービスを依頼することができるようになり、熟練し
たネットワーク管理者が内部にいないというような、ネ
ットワーク構築のための阻害要因を解消できるという効
果がある。また、サービスマンの出張が不要となり、時
間・旅費が節約できるという効果もある。
象であるネットワークとは、地理的に離れていないもの
としたが、これに限定されるものでもなく、両者を広域
ネットワークで接続する構成とし、遠隔地に離れていて
もリモート監視できる構成としてもよい。このような構
成によれば、遠隔地のネットワーク監視サービスセンタ
にサービスを依頼することができるようになり、熟練し
たネットワーク管理者が内部にいないというような、ネ
ットワーク構築のための阻害要因を解消できるという効
果がある。また、サービスマンの出張が不要となり、時
間・旅費が節約できるという効果もある。
【0094】なお、本実施例では、ネットワークの障害
を監視するためにファジィ推論を用いる実施例について
説明したが、これに限定されるものではなく、対象を患
者に変えれば、患者の病名判定装置を実現することがで
きる。
を監視するためにファジィ推論を用いる実施例について
説明したが、これに限定されるものではなく、対象を患
者に変えれば、患者の病名判定装置を実現することがで
きる。
【0095】このとき、患者から採取する計測値は、体
温や血圧等の患者の症状であり、病名判定に用いるルー
ルは、例えば、「もし、体温が高く、かつ、血圧が低
く、かつ、…ならば、「病名1」の疑いが強く、かつ、
「病名2」の疑いが弱く、…である。」といったものと
なる。
温や血圧等の患者の症状であり、病名判定に用いるルー
ルは、例えば、「もし、体温が高く、かつ、血圧が低
く、かつ、…ならば、「病名1」の疑いが強く、かつ、
「病名2」の疑いが弱く、…である。」といったものと
なる。
【0096】ルールの構造は、ネットワークの障害を認
定するためのルールと同様であり、病名判定の実施例の
説明は省略する。
定するためのルールと同様であり、病名判定の実施例の
説明は省略する。
【0097】本実施例によれば、病名に見合った適切な
治療を患者に施すことができ、患者の早期回復の観点か
ら顕著な効果がある。また、従来、経験を積んだ医者が
行っていた病名判定が自動化でき、省力化の観点からも
顕著な効果がある。
治療を患者に施すことができ、患者の早期回復の観点か
ら顕著な効果がある。また、従来、経験を積んだ医者が
行っていた病名判定が自動化でき、省力化の観点からも
顕著な効果がある。
【0098】さらに、対象を患者でなく、物体に変えれ
ば、物体識別装置を実現することができる。
ば、物体識別装置を実現することができる。
【0099】このとき、物体から採取する計測値は、体
積や重量等の物体の属性値であり、物体の識別に用いる
ルールは、「もし体積が大きく、かつ、重量が小さく、
かつ、…ならば、識別対象物は、ほぼ「クラス1」に属
しているといえる。」といったものや、「もし体積が小
さく、かつ、重量が大きく、かつ、…ならば、識別対象
物は、ほぼ「クラス2」に属しているといえる。」とい
ったものとなる。
積や重量等の物体の属性値であり、物体の識別に用いる
ルールは、「もし体積が大きく、かつ、重量が小さく、
かつ、…ならば、識別対象物は、ほぼ「クラス1」に属
しているといえる。」といったものや、「もし体積が小
さく、かつ、重量が大きく、かつ、…ならば、識別対象
物は、ほぼ「クラス2」に属しているといえる。」とい
ったものとなる。
【0100】ルールの構造は、ネットワークの障害を認
定するためのルールにおける後件部を1変数とし、この
変数が、可能な全てのクラス(「クラス1」〜「クラス
n」)を取り得るようにしたものである。
定するためのルールにおける後件部を1変数とし、この
変数が、可能な全てのクラス(「クラス1」〜「クラス
n」)を取り得るようにしたものである。
【0101】推論方法は次のようになる。すなわち、物
体の属性値を、各ルールの前件部と照合して一致度を求
め、その後件部を一致度でトランケートし、全ての後件
部をOR合成する。結果は、クラスごとに異なるピーク
値を持つ多峰性のメンバシップ関数となるので、その最
大値を与えるクラスをもって識別対象のクラスとする。
体の属性値を、各ルールの前件部と照合して一致度を求
め、その後件部を一致度でトランケートし、全ての後件
部をOR合成する。結果は、クラスごとに異なるピーク
値を持つ多峰性のメンバシップ関数となるので、その最
大値を与えるクラスをもって識別対象のクラスとする。
【0102】本実施例によれば、計測値の多少の変動に
よらない頑健な対象識別が自動的にでき、信頼性向上、
省力化の観点から顕著な効果がある。
よらない頑健な対象識別が自動的にでき、信頼性向上、
省力化の観点から顕著な効果がある。
【0103】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ネットワークから定期的に収集した計測値と、予め記憶
している各種障害発生を認定するためのルールとを照合
して、障害発生の確信度をファジィ推論により数値で求
め、求めた確信度が閾値αを超えるものを障害と認定し
表示し、これをもって、ネットワーク管理者への障害対
策(原因究明・復旧等)の着手指示とするので、ネット
ワークの停止等の重大事故に至る前に、障害の原因除去
が可能となり、ネットワークの予防保全の観点から顕著
な効果がある。
ネットワークから定期的に収集した計測値と、予め記憶
している各種障害発生を認定するためのルールとを照合
して、障害発生の確信度をファジィ推論により数値で求
め、求めた確信度が閾値αを超えるものを障害と認定し
表示し、これをもって、ネットワーク管理者への障害対
策(原因究明・復旧等)の着手指示とするので、ネット
ワークの停止等の重大事故に至る前に、障害の原因除去
が可能となり、ネットワークの予防保全の観点から顕著
な効果がある。
【0104】また、従来、経験を積んだネットワーク管
理者が行っていた障害認定が自動化でき、省力化の観点
からも顕著な効果がある。
理者が行っていた障害認定が自動化でき、省力化の観点
からも顕著な効果がある。
【図1】本発明のネットワーク障害推論処理の原理図。
【図2】本実施例のネットワーク障害監視装置を適用す
るネットワークの構成図。
るネットワークの構成図。
【図3】本実施例のネットワーク障害監視装置のハード
ウェア構成図。
ウェア構成図。
【図4】ネットワーク監視作業を行う際の画面の推移を
示す説明図。
示す説明図。
【図5】ネットワーク監視作業を行う際の画面の推移を
示す説明図。
示す説明図。
【図6】本実施例におけるアプリケーションプログラム
の構成図。
の構成図。
【図7】障害管理プログラムの処理概要を示すフローチ
ャート。
ャート。
【図8】障害推論処理の内容を示す説明図。
【図9】障害推論に用いるルールベースを記憶するため
のテーブル構成例を示す説明図。
のテーブル構成例を示す説明図。
【図10】障害推論処理のフローチャート。
【図11】ルールベース編集用の画面を示す説明図。
【図12】ルールベースの例を示す説明図。
1…障害認定ファジィルール、2…障害ファジィ推論手
段、3…計測値収集手段、4…ネットワーク、5…推論
結果表示手段、10…セグメント、20…ブリッジ/ル
ータ、30…ハブ、40…サーバ、50…クライアン
ト、60…ネットワーク監視装置、70…CPU、80
…メモリ、90…ハードディスク、100…フレキシブ
ルディスク、110…プリンタ、120…キーボード、
130…マウス、140…ディスプレイ、150…LA
Nコントローラ、160…バス、170…ディスプレイ
のスクリーン、180…プログラムマネージャウィンド
ウ、190…クライアントエリア、200…小画面、2
10…スクロールバー、220…障害管理/性能管理/
構成管理ウィンドウ、230…モニタリングチャイルド
ウィンドウ、240…クライアントエリア、250…ス
クロールバー、260…障害解析チャイルドウィンド
ウ、270…クライアントエリア、280…スクロール
バー、290…機密管理/課金管理/ルールエディタウ
ィンドウのアイコン、350…オペレーティングシステ
ム、360…障害管理アプリケーションプログラム、3
70,380…各種ネットワーク管理アプリケーション
プログラム、390…ルールエディタウィンドウ、40
0…ラベルエディタチャイルドウィンドウ、410…ク
ライアントエリア、420…スクロールバー、430…
MFエディタチャイルドウィンドウ、440…クライア
ントエリア、450…スクロールバー、460…MF図
形編集用のハンドル、470…グリッド。
段、3…計測値収集手段、4…ネットワーク、5…推論
結果表示手段、10…セグメント、20…ブリッジ/ル
ータ、30…ハブ、40…サーバ、50…クライアン
ト、60…ネットワーク監視装置、70…CPU、80
…メモリ、90…ハードディスク、100…フレキシブ
ルディスク、110…プリンタ、120…キーボード、
130…マウス、140…ディスプレイ、150…LA
Nコントローラ、160…バス、170…ディスプレイ
のスクリーン、180…プログラムマネージャウィンド
ウ、190…クライアントエリア、200…小画面、2
10…スクロールバー、220…障害管理/性能管理/
構成管理ウィンドウ、230…モニタリングチャイルド
ウィンドウ、240…クライアントエリア、250…ス
クロールバー、260…障害解析チャイルドウィンド
ウ、270…クライアントエリア、280…スクロール
バー、290…機密管理/課金管理/ルールエディタウ
ィンドウのアイコン、350…オペレーティングシステ
ム、360…障害管理アプリケーションプログラム、3
70,380…各種ネットワーク管理アプリケーション
プログラム、390…ルールエディタウィンドウ、40
0…ラベルエディタチャイルドウィンドウ、410…ク
ライアントエリア、420…スクロールバー、430…
MFエディタチャイルドウィンドウ、440…クライア
ントエリア、450…スクロールバー、460…MF図
形編集用のハンドル、470…グリッド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04M 3/22 Z 8426−5K
Claims (5)
- 【請求項1】ネットワークから該ネットワークを監視す
るための計測値を予め決められている時間間隔ごとに収
集する計測値収集手段と、上記計測値収集手段により収
集された計測値と、予め記憶されている障害発生を認定
するための障害認定ファジィルールとを照合して、各種
障害発生の確信度をファジィ推論により数値Fi(0.0
≦Fi≦1.0;i=1,2,…,n;nは障害の種類
数)で求める障害ファジィ推論手段と、上記障害ファジ
ィ推論手段により求められた確信度が、予め決められて
いる閾値α(0.0≦α≦1.0)を超える全ての障害
を、上記確信度が大きい順に表示する推論結果表示手段
とを備えたことを特徴とするネットワーク障害監視装
置。 - 【請求項2】請求項1記載のネットワーク障害監視装置
において、 上記推論結果表示手段は、表示すべき障害ごとに、少な
くとも、該障害の名称および該障害発生の確信度の2項
目を表示し、これに付随して、推論結果をグラフィック
形式で表示することを特徴とするネットワーク障害監視
装置。 - 【請求項3】請求項2記載のネットワーク障害監視装置
において、 上記推論結果表示手段は、表示されている障害のうちの
任意の障害が選択指示された場合に、該障害の発生を認
定するためのルールを全て表示し、上記障害ファジィ推
論手段によるファジィ推論の全経過をグラフィック形式
で表示することを特徴とするネットワーク障害監視装
置。 - 【請求項4】請求項1,2または3記載のネットワーク
障害監視装置において、 上記障害認定ファジィルールを編集するためのルール編
集手段と、上記計測値収集手段が計測値を収集するため
の時間間隔を変更するための時間間隔変更手段と、上記
閾値を変更するための閾値変更手段とのうち、少なくと
も1つ以上を備えたことを特徴とするネットワーク障害
監視装置。 - 【請求項5】請求項1,2,3または4記載のネットワ
ーク障害監視装置において、 障害ごとに、該障害の原因を究明するための詳細な障害
解析を行う障害解析手段を有している場合に、上記障害
ファジィ推論手段は、求めた確信度が、予め記憶されて
いる閾値α(0.0≦α≦1.0)を超える障害が1つ以
上あった場合に、該障害に対応する障害解析手段を起動
することを特徴とするネットワーク障害監視装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5169299A JPH0730540A (ja) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | ネットワーク障害監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5169299A JPH0730540A (ja) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | ネットワーク障害監視装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0730540A true JPH0730540A (ja) | 1995-01-31 |
Family
ID=15883952
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5169299A Pending JPH0730540A (ja) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | ネットワーク障害監視装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0730540A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0918479A (ja) * | 1995-07-03 | 1997-01-17 | Fujitsu Ltd | 監視システムの監視状態表示装置 |
| WO2001008016A1 (fr) * | 1999-07-28 | 2001-02-01 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Systeme de gestion de reseau |
| JP2005215968A (ja) * | 2004-01-29 | 2005-08-11 | Fujitsu Ltd | 連携システム及び連携方法 |
| JP2010079811A (ja) * | 2008-09-29 | 2010-04-08 | Hitachi Ltd | 計算機システム、計算機システムの障害の予兆検知方法及びプログラム |
| WO2012008058A1 (ja) * | 2010-07-16 | 2012-01-19 | 株式会社日立製作所 | 計算機システムの管理方法、及び管理システム |
| JP4981974B2 (ja) * | 2009-03-24 | 2012-07-25 | 株式会社日立製作所 | 管理システム及び情報処理システム |
| WO2013042789A1 (ja) | 2011-09-19 | 2013-03-28 | 日本電気株式会社 | 運用管理装置、運用管理方法、及びプログラム |
| US8429455B2 (en) | 2010-07-16 | 2013-04-23 | Hitachi, Ltd. | Computer system management method and management system |
| RU2604335C2 (ru) * | 2015-04-20 | 2016-12-10 | Федеральное государственное казенное военное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Военный учебно-научный центр Военно-воздушных сил "Военно-воздушная академия имени профессора Н.Е. Жуковского и Ю.А. Гагарина" (г. Воронеж) Министерства обороны Российской Федерации | Способ резервирования систем и устройство его реализации |
| WO2018193590A1 (ja) * | 2017-04-20 | 2018-10-25 | ヤマハ株式会社 | 情報処理装置及び情報処理方法 |
| KR20240020668A (ko) | 2022-08-03 | 2024-02-15 | 얀마 홀딩스 주식회사 | 작업 차량 |
-
1993
- 1993-07-08 JP JP5169299A patent/JPH0730540A/ja active Pending
Cited By (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0918479A (ja) * | 1995-07-03 | 1997-01-17 | Fujitsu Ltd | 監視システムの監視状態表示装置 |
| WO2001008016A1 (fr) * | 1999-07-28 | 2001-02-01 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Systeme de gestion de reseau |
| GB2363286A (en) * | 1999-07-28 | 2001-12-12 | Sumitomo Electric Industries | Network managing system |
| GB2363286B (en) * | 1999-07-28 | 2003-08-27 | Sumitomo Electric Industries | Network managing system |
| JP2005215968A (ja) * | 2004-01-29 | 2005-08-11 | Fujitsu Ltd | 連携システム及び連携方法 |
| JP2010079811A (ja) * | 2008-09-29 | 2010-04-08 | Hitachi Ltd | 計算機システム、計算機システムの障害の予兆検知方法及びプログラム |
| JP4981974B2 (ja) * | 2009-03-24 | 2012-07-25 | 株式会社日立製作所 | 管理システム及び情報処理システム |
| US8369227B2 (en) | 2009-03-24 | 2013-02-05 | Hitachi, Ltd. | Management system and information processing system |
| JP2012022614A (ja) * | 2010-07-16 | 2012-02-02 | Hitachi Ltd | 計算機システムの管理方法、及び管理システム |
| WO2012008058A1 (ja) * | 2010-07-16 | 2012-01-19 | 株式会社日立製作所 | 計算機システムの管理方法、及び管理システム |
| US8429455B2 (en) | 2010-07-16 | 2013-04-23 | Hitachi, Ltd. | Computer system management method and management system |
| WO2013042789A1 (ja) | 2011-09-19 | 2013-03-28 | 日本電気株式会社 | 運用管理装置、運用管理方法、及びプログラム |
| US9389946B2 (en) | 2011-09-19 | 2016-07-12 | Nec Corporation | Operation management apparatus, operation management method, and program |
| RU2604335C2 (ru) * | 2015-04-20 | 2016-12-10 | Федеральное государственное казенное военное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Военный учебно-научный центр Военно-воздушных сил "Военно-воздушная академия имени профессора Н.Е. Жуковского и Ю.А. Гагарина" (г. Воронеж) Министерства обороны Российской Федерации | Способ резервирования систем и устройство его реализации |
| WO2018193590A1 (ja) * | 2017-04-20 | 2018-10-25 | ヤマハ株式会社 | 情報処理装置及び情報処理方法 |
| JPWO2018193590A1 (ja) * | 2017-04-20 | 2020-02-27 | ヤマハ株式会社 | 情報処理装置及び情報処理方法 |
| US11715013B2 (en) | 2017-04-20 | 2023-08-01 | Yamaha Corporation | Machine learning device, information processing device and output device |
| KR20240020668A (ko) | 2022-08-03 | 2024-02-15 | 얀마 홀딩스 주식회사 | 작업 차량 |
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